JP5945030B1 - 安全監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】一人暮らしの高齢者等の安全監視システムを提供する。【解決手段】監視カメラCMRと、監視カメラに接続された異常監視演算装置Cと、異常情報表示装置Dとからなる安全監視システムにおいて、異常監視演算装置Cと異常情報表示装置Dが監視センターCnt内に設置されている。異常監視演算装置Cが、監視カメラにより観測地点に人がいない状況下で撮影された背景画像を記憶する背景画像記憶部m0と、当該監視カメラにより観測時点において撮影された観測画像と、背景画像との差分処理を行って差分画像を求めて、差分画像の輪郭線を抽出する。また、予め記憶する標本記憶部と、異常発生判断部C2と異常情報提供部C3とを備えると共に、異常発生判断部C2による異常判断、異常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置に表示させる。【選択図】図2

Description

本発明は、安全監視システムに関する。
独居者が増加している。特に、その中でも高齢者が風呂場、寝室、トイレなどで急変事態に陥ることが有り、外部に連絡出来れば助かる場合も多いと考えられる。
このよう独居老人等を、例えばカメラ等・レーザー等の監視カメラで安全監視するシステムを構築する場合、プライバシーに配慮し、男女さえ分からない映像処理したものを、所定の監視センター等に送るような配慮も必要と考えられる。
病院内のトイレは、緊急時にはベルを押すように書かれているが、緊急事態に陥った者がベルを押せない場合も考えられ、このような場合でも、外部から安全監視をするシステムの実現が期待されている。
室内のみならず、野外でも、旅館等の大浴場(独居老人等が独りで入浴する場合がある。)でも、幼稚園・保育園等のプール、プレイルームでも、独居老人等の安全監視を監視センターにおいて24時間対応で行い、異常事態の場合には、声掛けをするシステムの実現が待たれている。
本願発明者は、 上記のような背景技術に関して鋭意検討を重ねて本願発明を創案するに至った。
本願発明に係る安全監視システムについて、FI、キーワード検索を行ったところ、本件発明(請求項1、請求項3、請求項5に記載された発明)に近い発明等記載文献は、発見されませんでしたので、特許文献の記載は省略する。
○本発明が解決しようとする第1課題
本発明が解決しようとする第1課題は、一人暮らしの高齢者等が増えているが、特に高齢者等が風呂場、寝室、トイレ等で高齢者の急変事態(異常事態)を、自動的に確認・認識した場合に、安全監視センター等に通報することが可能な安全監視システムを提供することである。
○本発明が解決しようとする第2課題
本発明が解決しようとする第2課題は、さらに、上記高齢者等のプライバシーに配慮して映像処理をした画像を、安全監視センター等に送付することが可能な安全監視システムを提供することである。
○本発明が解決しようとする第3課題
本発明が解決しようとする第3課題は、高齢者等が風呂場、寝室、トイレ等で高齢者が急変事態(異常事態)に陥った場合において、ベルを押すことができない場合でも、安全監視センター等に通報することが可能な安全監視システムを提供することである。
○本発明が解決しようとする第4課題
本発明が解決しようとする第4課題は、さらに、建物の室内のみならず、屋外における(特に高齢者等が風呂場、寝室、トイレ等における)高齢者等の急変事態(異常事態)を、自動的に確認・認識した場合に、安全監視センター等に通報することが可能な安全監視システムを提供することである。
課題を解決するための手段は、本願の[特許請求の範囲]の各請求項に記載の発明である。
特許請求の範囲、明細書、図面等の用語の解釈上の疑義を解消すべく、以下用語の説明を行うこととする。
<用語の説明>
○監視カメラCRとは、異常発生の有無の監視を行うためのビデオカメラをいう。
○監視カメラに接続された異常監視演算装置Cとは、監視カメラCRと異常監視演算装置Cが、インターネット、公衆回線網、無線通信網などの既存の通信ネットワークNWにより互いに接続されることをいう。
○異常監視演算とは、監視カメラCRによって撮影された監視画像を受け取り、異常である旨又は通常である旨の異常情報(以下、単に異常情報ともいう。)を得るための演算方法をいう。
○異常監視演算装置Cとは、異常監視演算を行うための装置である。異常である旨又は通常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させる。
異常監視演算装置(C)は、背景画像Pb記憶部m0、観測画像Pt記憶部m1、差分処理部C1、異常発生判断部C2と異常情報提供部C3等とから構成される。
○異常情報表示装置Dとは、異常情報を表示するための装置である。
○監視センターCntとは、当該異常監視演算装置(C)と当該異常情報表示装置Dが設置されている施設である。
監視センターCntには、多数の監視カメラで撮影された観測情報が送られてきて、監視センターCnt内の異常監視演算装置Cによって、異常である旨又は通常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させる。同時に、異常が発生している観測情報を撮影した監視カメラも、観測情報と共に送られてきた監視カメラ識別情報によって、特定され表示される。
○背景画像Pbとは、当該監視カメラCRにより観測地点に全く人がいない状況下で撮影された画像である。
○観測時点tとは、監視カメラCRにより撮影された時刻をいう。
○基準時点t0とは、異常監視演算装置Cが、異常監視演算を行うために必要な基準となる時刻である。
時間dt毎に監視カメラCRにより撮影される場合は、時間t=t0+m×dtとなる。ここに、dtは監視カメラCRにより撮影する時間間隔で、t0は基準時刻で、mは自然数である。また、Δt=t−t0。
○観測画像Ptとは、当該監視カメラCRにより観測時点tにおいて撮影された観測画像Ptである。観測画像Ptは、背景画像Pbと差分画像PΔが重ね合わされた画像である。
○差分画像PΔとは、当該監視カメラCRにより観測時点において撮影された観測画像Ptから事前に取得しておいた背景画像Pbを差し引いた画像である。観測画像Ptは、背景画像Pbと差分画像PΔが重ね合わされた画像である。
○差分処理とは、観測画像Ptから事前に取得しておいた背景画像Pbを差し引くことで、事前に取得した背景画像Pbには存在しない差分画像PΔを抽出する処理を指す。
観測画像Ptと事前に取得しておいた画像を比較することで、事前に取得した画像には存在しない物体を抽出する処理を指す。このとき、事前に取得した画像が背景画像Pbである。
そして、背景画像Pbに存在しない物体が占める領域を前掲領域、それ以外を背景領域と呼ぶ。
○差分処理部C1とは、上記差分処理を行う構成部分である。
○異常情報とは、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が異常を表示する場合には、異常である旨、又は、通常である旨を内容とする情報である。
○異常発生判断部C2とは、異常判断情報abN(imin)を読み出し、
当該異常判断情報abN(imin)の内容が異常を表示する場合には、異常である旨の異常情報を、
当該異常判断情報abN(imin)の内容が通常を表示する場合には、通常である旨の異常情報を、異常情報表示装置Dに提供する装置である。
○自動的にとは、人の力を借りなくとも、安全監視システム100だけで、異常であるか、通常であるかの判断をすることをいう。
○安全監視システム100とは、ネットワークNWを介して、監視カメラCRと、監視カメラCRに接続された異常監視演算装置Cと、異常情報表示装置Dとから構成されている。
○24時間とは、「午前零時から午後12時までの間、常に」の意味である。
課題を解決するための手段は、本願の特許請求の範囲の各請求項に記載の発明であり、その具体的な解決手段は、以下の通りである。
○アフィン変換とは、元の画像(画像Pt)を平行移動、拡大・縮小、回転させて新しい画像を得ることをいう。
○重合画像とは、2つの画像を重ね合わせて得る画像をいう。重合画像PtP0とは、観測画像Ptをアフィン変換させて標本画像P0(imin)と重ね合わせて得る画像をいう。重合画像Pt0Ptとは、画像Pt0を平行移動させて観測画像Ptと重ね合わせて得る画像をいう(図11を参照)。
○(1)式を充足した上で、(1´)式を充足する場合とは、監視対象者の重心移動のような大きな移動はなく、かつ、監視対象者の体の一部の動きもないこといい、異常である可能性が高い状態をいう。
○(1)式を充足した上で、(1´)式を充足しない場合とは、監視対象者の重心移動のような大きな移動はないものの(例えば、就寝時)、監視対象者の体の一部の動きがあること(寝ていて、頭・手等を動かすこと)いい、通常である可能性が高い状態をいう。
<記号の説明>
●Pb…背景画像を表す。
●Pt…観測時点tにおける観測画像Ptをあらわす。
●Ltは、観測画像Ptと背景画像Pbの差分画像ΔPから抽出された輪郭線を表す。
輪郭線Ltは、両端が一致した閉曲線となっている。
●L(1)〜L(n)は、監視対象者の姿態を標本的として表示する輪郭線を表す。
輪郭線L(1)〜L(n)は、両端が一致した閉曲線となっている。
すなわち、監視対象者の異常である姿態(異常姿態)と通常である姿態(通常姿態)に分類して登録して、予め記憶部に記憶させておく(例えば、背景画像Pb記憶部m0に、景画像Pbと共に記憶させる。)。
異常姿態とは、異常である旨を示す監視対象者の姿態であって、例えば、床に頭を付けて横たわった姿態等が例示される。ただし、同じ異常姿態であっても見る角度が異なった場合異なる輪郭線となるのでそれぞれ登録して記憶部に記憶される。
通常姿態とは、通常である旨を示す監視対象者の姿態であって、例えば、床に対して垂直に真っ直ぐ起立した姿態等が例示される。ただし、同じ通常姿態であっても見る角度が異なった場合異なる輪郭線となるのでそれぞれ登録して記憶部に記憶される。
●異常判断情報abN(1)〜abN(n)とは、 輪郭線L(1)〜L(n)に対応した上記異常である旨(異常姿態)、又は、通常である旨(通常姿態)を表示する情報であって、異常発生判断部C2によって、標本記憶部mP0に予め記憶された当該異常判断情報abN(imin)は読み出され、
当該異常判断情報abN(imin)が異常を表示する場合には、異常である旨の異常情報が異常情報表示装置Dに提供され、
当該異常判断情報abN(imin)の内容が通常を表示する場合には、通常である旨の異常情報が異常情報表示装置Dに提供される。
●標本画像P0(1)〜P0(n)は、監視対象者の姿態を標本的として表示する輪郭線L(1)〜L(nを表した画像である。
●nは、標本画像P0(1)〜P0(n)の数(自然数)を表す。
●iは、n個の標本画像P0(1)〜P0(n)の中から選択された標本画像を特定するためのサフィックスを示す。
●S0(1)〜S0(n)は、各輪郭線L0(1)〜L0(n)に囲まれた各領域を表す。
●S0v(1)〜S0v(n)は、各領域S0(1)〜S0(n)の面積(面積値)を表す。
●CR1は、(1)式を充当しているか否かの判断をするための第1の閾値である。
(1)式の左辺は、観測時点t=t0の領域St0の重心Gt0と観測時点t=tの領域Stの重心Gtの距離を表すのであり、すなわち、対象者の時間Δt(=t−t0)における対象者の移動距離を表すので、CR1が小さい値に設定する場合は、対象者が少しでも動けば、通常であると判断される傾向にあるし、CR1が大きい値に設定する場合は、対象者が少々動いても、異常であると判断される傾向にある。
CR1は、記憶された監視画像Ptを参照して適宜決定する。VS0は、小さ過ぎても大き過ぎても好ましくない。
大き過ぎると通常であるのに異常であると判断される傾向にあるし、小さ過ぎると異常であるのに通常であると判断される傾向にあるからである。
●CR2は、(3)式を充当しているか否かの判断をするための第2の閾値である。
(3)式の左辺は、領域Stと領域S0(imin)のマッチング度合いを表す指標であるので、CR2が小さい値に設定する場合は、一般的にはマッチングしていると見られる場合でもマッチングしていないと判断される傾向にあるし、CR2が大きい値に設定する場合は、一般的にはマッチングしていないと考えられる場合でもマッチングしていると判断される傾向にある。
CR2は、記憶された監視画像Ptと標本画像P0(1)〜P0(n)を参照して適宜決定する。CR2は、小さ過ぎても大き過ぎても好ましくない。
小さ過ぎると大抵の人がマッチングしていると見るのにマッチングしていないと判断される傾向にあるし、大き過ぎると大抵の人がマッチングしていないと見るのにマッチングしていると判断される傾向にあるからである。
●CR1´とは、(1´)式を充当しているか否かの判断をするための第1´の閾値である。
(1´)式の左辺は、領域St0と領域Stのマッチング度合いを表す指標であるので、CR1´が小さい値に設定する場合は、一般的にはマッチングしていると見られる場合でもマッチングしていないと判断される傾向にあるし、CR2が大きい値に設定する場合は、一般的にはマッチングしていないと考えられる場合でもマッチングしていると判断される傾向にある。
CR1´は、領域St0と領域Stを参照して適宜決定する。CR1´は、小さ過ぎても大き過ぎても好ましくない。
小さ過ぎると大抵の人がマッチングしていると見るのにマッチングしていないと判断される傾向にあるし、大き過ぎると大抵の人がマッチングしていないと見るのにマッチングしていると判断される傾向にあるからである。
●輪郭線L、領域Sと面積Sv、高さHv、重心Gとの関係(図11を参照)
輪郭線は、本願発明では、閉曲線をなし、輪郭線に囲まれた領域を領域Sという。
領域Sの面積(面積値)を、面積Svといい、領域Sの垂直方向の高さを高さHvいい、領域Sの重心を重心Gという。重心Gは2次元ベクトルで表示される。
●サフィックスの説明
本願明細書において用いられるフィクスは、以下の通りである。
t:観測時点、時刻
t0:基準時点
0:標本
v:数値
■(1)式とは、下式で与えられる不等式である。
ΔGv<CR1……(1)式
ここに、ΔGv:基準時点t0における重心Gt0と観測時点tにおける重心Gtの距離(m)、CR1:第1の閾値(m)を表す。
(1)式の左辺は、基準時点t0における重心Gt0と観測時点tにおける重心Gtの距離(m)、すなわち、基準時点t0から観測時点tの間の監視対象者の重心Gの移動距離(m)とを表していると考えられる。
(1)式の左辺は、監視対象者の重心移動のような大きな動きを表している。
(1)式を充足するということは、監視対象者の大きな動きが少ないことを意味する。
すなわち、監視対象者が異常である可能性が高いことを意味している。
逆に、(1)式を充足しないということは、監視対象者の大きな動きが多いことを意味する。すなわち、監視対象者が通常である可能性が高いことを意味している。
■(2)式とは、下式で与えられる不等式である。
K(imin)=Min{K(1)、K(2)、…、K(n)}……(2)式
ここに、K(i)=|K0(i)−Kt|/Kt(i=1〜n)、i:標本画像の番号を表す、n:標本画像の総数を表す。
(2)式は、指標K(1}、指標K(2}、…、指標K(n}の中で最小値と最小にするi=iminを与える式である。すなわち、領域Stが最も近似するS0(imin)を求めようとする式である。
i=iminが算出できたことから、観測画像Ptは、標本画像P0(imin)に最も近似するということができ、標本画像P0(imin)の予め設定されている異常判断情報abN(imin)から、異常であるか通常であるかを判断する。
ここに、|K0(i)−Kt|は、(K0(i)−Kt)の絶対値を表す。
■(3)式とは、下式で与えられる不等式である。
共通領域SSの、面積SSv/面積Sv(imin)<CR2……(3)式
ここに、共通領域SSとは、輪郭線Ltをアフィン変換して標本画像P0(imin)に重ね合わせた重合画像PtP0において、輪郭線Ltによって囲まれる領域と輪郭線L0(imin)によって囲まれる領域の共通領域をいう。
(3)式の左辺は、観測画像Ptの領域Stと標本画像P0(imin)の領域S0(imin)のマッチングの度合いを表す。
(3)式を充足する場合とは、観測画像Ptの領域Stと標本画像P0(imin)の領域S0(imin)が良くマッチングしているということができ、観測画像Ptの領域Stが標本画像P0(imin)の領域S0(imin)によく似ていると判断できることを意味する。
逆に、(3)式を充足しない場合とは、観測画像Ptの領域Stと標本画像P0(imin)の領域S0(imin)がマッチングしていないということができ、観測画像Ptの領域Stが標本画像P0(imin)の領域S0(imin)に似ていないと判断できることを意味する。
■(1´)式とは、下式で与えられる不等式である。
領域St0∩領域Stの、面積/領域St0∪領域Stの、面積<CR1´……式(1´)
ここに、領域St0∩領域St、領域St0∪領域Stとは、観測画像Pt0を観測画像Pt0に重ね合わせた重合画像Pt0Ptにおいて、領域St0領域Stの積集合、領域St0と領域Stの和集合を表す。
(1´)式の左辺は、領域St0と領域Stのマッチングの度合いを表す。
式(1´)を充足する場合とは、領域St0と領域Stが良くマッチングしているということができ、監視対象者の体の一部(例えば、手、足、頭)が動いていないことを表し(大きな動きについては、(1´)式では判断しないが、(1)式で判断する。)、異常である状態にある傾向が高いことを示している。
逆に、式(1´)を充足しない場合とは、領域St0と領域Stがマッチングしていないということができ、監視対象者の体の一部(例えば、手、足、頭)が動いていることを表し、通常である状態にある傾向が高いことを示している。
*********************************************************************************************************
<異常監視演算の方法(請求項1、請求項2に記載された発明)>
●S0〜S8は、step0〜step8を表し、S15〜S17は、step15〜step17を表す。ここに、S9〜S14は欠番である。
●Step0(S0)
to、t を与える。
ここに、tは観測時点(現時点)をコンピューター内蔵のクロックより取得する。t0は、Δtを設定することにより、t0=t−Δtで与えられる。
●Step1(S1)
監視カメラCRによって撮影された観測画像Ptを受け取る。
●Step2(S2)
当該異常監視演算装置Cが、当該監視カメラCRにより観測地点に全く人がいない状況下で撮影された背景画像Pbを記憶する背景画像Pb記憶部m0と、当該監視カメラCRにより観測時点tにおいて撮影された観測画像Ptと、前記背景画像Pbとの差分処理を行う。差分処理は、差分処理部C1により行われる(図6〜図8)。
●Step3(S3)
輪郭線Ltを抽出すると共に、輪郭線Ltに囲まれた領域Stの面積Stv、高さHt、重心Gtを求める(図9)。同時に、指標Ktを求める。ここに、指標Kt=Stv/Htv**2、重心Gtは、座標(xt,yt)で与えられる。監視画像Pt、輪郭線Lt、領域St、面積Stv、高さHt、重心Gt等は、観測画像記憶部m1に記憶させる。
●Step4(S4)
輪郭線Lt0)に囲まれた領域St0の重心Gt0を観測画像記憶部m1から呼び出す。
(1)式を充足する場合、Step5(S5)に進み、(1)式を充足しない場合、Step5(S5)に進む。
●Step5(S5)
K0(1)〜K0(n)を呼び出す。
同時に、KK0(1)〜 KK0(n)を求める。
●Step6(S6)
(2)式の右辺を最小にするiminを算出する。異常判断情報abN(imin)が異常を表示する場合には、異常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dにする。
●Step7(S7)
異常である旨の異常情報を受け取った異常情報表示装置Dは、当該異常情報を表示する。
●Step8(S8)
時間dt経過したら、t0=t0+dt、t=t+dtとする。
以下、繰り返す。
●Step15(S15)
K0(1)〜K0(n)を呼び出す。
同時に、KK0(1)〜 KK0(n)を求める。
●Step16(S16)
(2)式の右辺を最小にするiminを算出する。異常判断情報abN(imin)が通常を表示する場合には、通常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dにする。
●Step17(S17)
通常である旨の異常情報を受け取った異常情報表示装置Dは、当該異常情報を表示する。
Step8(S8)へ進む。
***********************************
<異常監視演算の方法(請求項3、請求項4に記載された発明)>
●S0〜S8は、step0〜step8を表し、S15〜S17は、step15〜step17を表す。ここに、S9〜S14は欠番である。
●Step0(S0)〜Step4(S4)の記載内容は、 <異常監視演算の方法(請求項3、請求項4に記載された発明)>
の記載内容と同じである。
●Step5(S5)
K0(1)〜K0(n)を呼び出す。
同時に、KK0(1)〜 KK0(n)を求める。
●Step6(S6)
(2)式の右辺を最小にするiminを算出する。(3)式を充足する場合で、異常判断情報abN(imin)が異常を表示する場合には、異常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dにする。
●Step7(S7)
異常である旨の異常情報を受け取った異常情報表示装置Dは、当該異常情報を表示する。
●Step8(S8)
時間dt経過したら、t0=t0+dt、t=t+dtとする。
以下、繰り返す。
●Step15(S15)
K0(1)〜K0(n)を呼び出す。
同時に、KK0(1)〜 KK0(n)を求める。
●Step16(S16)
(2)式の右辺を最小にするiminを算出する。 (3)式を充足する場合で、異常判断情報abN(imin)が通常を表示する場合には、通常であるの異常情報を自動的に異常情報表示装置Dにする。
●Step17(S17)
通常である旨の異常情報を受け取った異常情報表示装置は、当該異常情報を表示する。
Step8(S8)へ進む。
***********************************
<異常監視演算の方法(請求項5、請求項6に記載された発明)>
●S0〜S8は、step0〜step8を表し、S15〜S17は、step15〜step17を表す。ここに、S9〜S14は欠番である。
●Step0(S0)〜Step3(S3の記載内容は、 <異常監視演算の方法(請求項1、請求項2に記載された発明)>の記載内容と同じである。
●Step4(S4)
輪郭線Lt0に囲まれた領域St0の重心Gt0を観測画像記憶部m1から呼び出す。
(1)式を充足した上で、(1´)式を充足する場合、Step5(S5)に進み、(1)式をした上で、(1´)式を充足しない場合、Step15(S15)に進む。
●Step5(S5)
K0(1)〜K0(n)を呼び出す。
同時に、KK0(1)〜 KK0(n)を求める。
●Step6(S6)
(2)式の右辺を最小にするiminを算出する。(3)式を充足する場合で、異常判断情報abN(imin)が異常を表示する場合には、異常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dにする。
●Step7(S7)
異常である旨の異常情報を受け取った異常情報表示装置Dは、当該異常情報を表示する。
●Step8(S8)
時間dt経過したら、t0=t0+dt、t=t+dtとする。
以下、繰り返す。
●Step15(S15)
K0(1)〜K0(n)を呼び出す。
同時に、KK0(1)〜 KK0(n)を求める。
●Step16(S16)
(2)式の右辺を最小にするiminを算出する。 (3)式を充足する場合で、異常判断情報abN(imin)が通常を表示する場合には、通常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dにする。
●Step17(S17)
通常である旨の異常情報を受け取った異常情報表示装置は、当該異常情報を表示する。
Step8(S8)へ進む。
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***********************************
課題を解決するための手段は、本願の特許請求の範囲の各請求項に記載の発明であり、その具体的な解決手段は、以下の通りである。

○第1の発明(請求項1に記載の発明)
上記の課題を解決するための第1の発明(請求項1に記載の発明)は、
監視カメラCRと、監視カメラCRに接続された異常監視演算装置Cと、異常情報表示装置Dとからなる安全監視システムにおいて、当該異常監視演算装置Cと当該異常情報表示装置Dが監視センターCnt内に設置されてなり、当該異常監視演算装置Cが、当該監視カメラCRにより観測地点に全く人がいない状況下で撮影された背景画像Pbを記憶する背景画像記憶部m0と、当該監視カメラCRにより観測時点tにおいて撮影された観測画像Ptと、前記背景画像Pbとの差分処理を行って差分画像PtΔを求めて、当該差分画像PtΔの輪郭線Ltを抽出すると共に、前記輪郭線Ltに対応する領域Stの面積Stv、高さHtv、指標Kt=Stv/Htv**2、重心Gtを求める画像処理部C1と、観測時点t、観測画像Pt、差分画像PtΔ、輪郭線Lt、前記輪郭線Ltに対応する領域St、領域Stの面積Stv、高さHtv、指標Kt=Stv/Htv**2、重心Gtを記憶する観測画像記憶部mPと、輪郭線L0(1)〜L0(n)からなる標本画像P0(1)〜P0(n)、輪郭線L0(1)〜L0(n)に対応する領域S0(1)〜S0(n)の面積S0v(1)〜S0v(n)、高さH0v(1)〜H0v(n)、指標K0(1)=S0v(1)/H0v(1)**2〜K0(n)=S0v(n)/H0v(n)**2、重心G0(1)〜G0(n)、及び、異常判断情報abN(1)〜abN(n)を予め記憶する標本記憶部mP0と、異常発生判断部C2と異常情報提供部C3とを備えると共に、異常発生判断部C2は、下記の(1)式を充足する場合にあっては、(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が異常を表示する場合には、異常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする安全監視システムである。
ΔGv<CR1……(1)式
ここに、ΔGv:観測基準時点t0における重心Gt0と観測時点tにおける重心Gtの距離(m)、CR1:第1の閾値(m)を表す。
K(imin)=Min{K(1)、K(2)、…、K(n)}……(2)式
ここに、K(i)=|K0(i)−Kt|/Kt(i=1〜n)、i:標本画像の番号を表す、n:標本画像の総数を表す。
○第2の発明(請求項2に記載の発明)
上記の課題を解決するための第2の発明(請求項2に記載の発明)は、
異常発生判断部C2は、上記の(1)式を充足しない場合にあっては、(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が通常を表示する場合には、通常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする安全監視システムである。
○第3の発明(請求項3に記載の発明)
上記の課題を解決するための第3の発明(請求項3に記載の発明)は、
監視カメラCRと、監視カメラCRに接続された異常監視演算装置Cと、異常情報表示装置Dとからなる安全監視システムにおいて、当該異常監視演算装置Cと当該異常情報表示装置Dが監視センターCnt内に設置されてなり、当該異常監視演算装置Cが、当該監視カメラCRにより観測地点に全く人がいない状況下で撮影された背景画像Pbを記憶する背景画像記憶部m0と、当該監視カメラCRにより観測時点tにおいて撮影された観測画像Ptと、前記背景画像Pbとの差分処理を行って差分画像PtΔを求めて、当該差分画像PΔの輪郭線Ltを抽出すると共に、前記輪郭線Ltに対応する領域Stの面積Stv、高さHtv、指標Kt=Stv/Htv**2、重心Gtを求める画像処理部C1と、観測時点t、観測画像Pt、差分画像PtΔ、輪郭線Lt、前記輪郭線Ltに対応する領域St、領域Stの面積Stv、高さHtv、指標Kt=Stv/Htv**2、重心Gtを記憶する観測画像記憶部mPと、輪郭線L0(1)〜L0(n)からなる標本画像P0(1)〜P0(n)、輪郭線L0(1)〜L0(n)に対応する領域S0(1)〜S0(n)の面積S0v(1)〜S0v(n)、高さH0v(1)〜H0v(n)、指標K0(1)=S0v(1)/H0v(1)**2〜K0(n)=S0v(n)/H0v(n)**2、重心G0(1)〜G0(n)、及び、異常判断情報abN(1)〜abN(n)を予め記憶する標本記憶部mP0と、異常発生判断部C2と異常情報提供部C3とを備えると共に、異常発生判断部C2は、下記の(1)式を充足する場合にあっては、(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、
標本画像P0(imin)を呼び出し、標本画像P0(imin)の領域S0(imin)の重心G0(imin)、H0v(imin)に領域Stの重心Gt、高さHtvを一致させるように輪郭線Ltをアフィン変換させて重ね合わせた重合画像PtP0において、(3)式を充足する場合には、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が異常を表示する場合には、異常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする安全監視システムである。
ΔGv<CR1……(1)式
ここに、ΔGv:観測基準時点t0における重心Gt0と観測時点tにおける重心Gtの距離(m)、CR1:第1の閾値(m)を表す。
K(imin)=Min{K(1)、K(2)、…、K(n)}……(2)式
ここに、K(i)=|K0(i)−Kt|/Kt(i=1〜n)、i:標本画像の番号を表す、n:標本画像の総数を表す。
共通領域SSの面積SSv/面積Sv(imin)<CR2……(3)式
ここに、共通領域SSとは、輪郭線Ltをアフィン変換して標本画像P0(imin)に重ね合わせた重合画像PtP0において、輪郭線Ltと輪郭線L0(imin)によって囲まれる領域の共通領域をいう。
○第4の発明(請求項4に記載の発明)
上記の課題を解決するための第4の発明(請求項4に記載の発明)は、
異常発生判断部C2は、上記の(1)式を充足しない場合にあっては、(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、標本画像P0(imin)を呼び出し、標本画像P0(imin)の領域S0(imin)の重心Gt(imin)、Hv(imin)に領域Stの重心Gt、高さHvを一致させるように輪郭線Ltをアフィン変換させて重ね合わせた重合画像PtP0において、(3)式を充足する場合には、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が通常を表示する場合には、通常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする安全監視システムである。
○第5の発明(請求項5に記載の発明)
上記の課題を解決するための第5の発明(請求項5に記載の発明)は、
監視カメラCRと、監視カメラCRに接続された異常監視演算装置Cと、異常情報表示装置Dとからなる安全監視システムにおいて、当該異常監視演算装置Cと当該異常情報表示装置Dが監視センターCnt内に設置されてなり、当該異常監視演算装置Cが、当該監視カメラCRにより観測地点に全く人がいない状況下で撮影された背景画像Pbを記憶する背景画像記憶部m0と、当該監視カメラCRにより観測時点t0で撮影された観測画像Pt0と前記背景画像Pbとの差分処理を行って差分画像Pt0Δを求めて、当該差分画像Pt0Δの輪郭線Lt0を抽出すると共に、前記輪郭線Lt0に対応する領域St0の面積St0v、当該監視カメラCRにより観測時点tにおいて撮影された観測画像Ptと、前記背景画像Pbとの差分処理を行って差分画像PtΔを求めて、当該差分画像PtΔの輪郭線Ltを抽出すると共に、前記輪郭線Ltに対応する領域Stの面積Stv、高さHtv、指標K=Stv/Htv**2、重心Gtを求める画像処理部C1と、観測時点t、観測画像Pt、差分画像PtΔ、輪郭線Lt、前記輪郭線Ltに対応する領域St、領域Stの面積Stv、高さHtv、指標Kt=Stv/Htv**2、重心Gtを記憶する観測画像記憶部mPと、輪郭線L0(1)〜L0(n)からなる標本画像P0(1)〜P0(n)、輪郭線L0(1)〜L0(n)に対応する領域S0(1)〜S0(n)の面積S0v(1)〜S0v(n)、高さH0v(1)〜H0v(n)、指標K(1)=S0v(1)/H0v(1)**2〜K(n)=S0v(n)/H0v(n)**2、重心G0(1)〜G0(n)、及び、異常判断情報abN(1)〜abN(n)を予め記憶する標本記憶部mP0と、異常発生判断部C2と異常情報提供部C3とを備えると共に、異常発生判断部C2は、下記の(1)式を充足する場合にあっては、
下記の(1´)式を充足する場合に、
(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、
標本画像P0(imin)を呼び出し、標本画像P0(imin)の領域S0(imin)の重心G0(imin)、H0v(imin)に領域Stの重心Gt、高さHtvを一致させるように輪郭線Ltをアフィン変換させて重ね合わせた重合画像PtP0において、(3)式を充足する場合には、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が異常を表示する場合には、異常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする安全監視システムである。
ΔGv<CR1……(1)式
ここに、ΔGv:観測基準時点t0における重心Gt0と観測時点tにおける重心Gtの距離(m)、CR1:第1の閾値(m)を表す。
領域St0∩領域Stの面積/領域St0∪領域Stの面積<CR1´……式(1´)
ここに、領域St0∩領域St、領域St0∪領域Stとは、観測画像Pt0を観測画像Pt0に重ね合わせた重合画像Pt0Ptにおいて、領域St0領域Stの積集合、領域St0と領域Stの和集合を表す。
K(imin)=Min{K(1、K(2、…、K(n}……(2)式
ここに、K(i)=|K0(i)−Kt|/Kt(i=1〜n)、i:標本画像の番号を表す、n:標本画像の総数を表す。
共通領域SSの面積SSv/面積Sv(imin)<CR2……(3)式
ここに、共通領域SSとは、輪郭線Ltをアフィン変換して標本画像P0(imin)に重ね合わせた重合画像PtP0において、輪郭線Ltによって囲まれる領域と輪郭線L0(imin)によって囲まれる領域の共通領域をいう。
○第6の発明(請求項6に記載の発明)
上記の課題を解決するための第6の発明(請求項6に記載の発明)は、
異常発生判断部C2は、上記の(1)式を充足する場合にあっては、
上記の(2)式を充足しない場合は、(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、標本画像P0(imin)を呼び出し、標本画像P0(imin)の領域S0(imin)の重心G0(imin)、H0v(imin)に領域Stの重心Gt、高さHtvを一致させるように輪郭線Ltをアフィン変換させて重ね合わせた重合画像PtP0において、(3)式を充足する場合には、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が通常を表示する場合には、通常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする請求項5に記載された安全監視システムである。
○第7の発明(請求項7に記載の発明)
上記の課題を解決するための第7の発明(請求項7に記載の発明)は、
24時間、異常が発生している旨を知らせる異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載された安全監視システムである。
○第8の発明(請求項8に記載の発明)
上記の課題を解決するための第8の発明(請求項8に記載の発明)は、
監視カメラCRが、浴室、居室、寝室、浴場、プールサイドに設置された、公道脇の電柱に設置された、あるいは、建物入口、エレベーター入口等に設置されたことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載された安全監視システムである。
○第9の発明(請求項9に記載の発明)
上記の課題を解決するための第9の発明(請求項9に記載の発明)は、
急変事態に陥った高齢者等に対して、テレビ画面において、電話回線等を利用して言葉かけ対応をすることができることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載された安全監視システムである。
本発明に係る、安全監視システムは、上記のような特徴的構成要件から構成され、特徴的構成要件に応じた、以下のような本願発明特有の効果を奏する。
また、上記の各発明に応じた、上記のような特徴的構成要件から構成された安全監視システムによれば、本願発明の課題を十分解消することができた。
○第1の発明の効果
第1の発明によれば、
監視カメラCRと、監視カメラCRに接続された異常監視演算装置Cと、異常情報表示装置Dとからなる安全監視システムにおいて、当該異常監視演算装置Cと当該異常情報表示装置Dが監視センターCnt内に設置されてなり、当該異常監視演算装置Cが、当該監視カメラCRにより観測地点に全く人がいない状況下で撮影された背景画像Pbを記憶する背景画像記憶部m0と、当該監視カメラCRにより観測時点tにおいて撮影された観測画像Ptと、前記背景画像Pbとの差分処理を行って差分画像PtΔを求めて、当該差分画像PtΔの輪郭線Ltを抽出すると共に、前記輪郭線Ltに対応する領域Stの面積Stv、高さHtv、指標Kt=Stv/Htv**2、重心Gtを求める画像処理部C1と、観測時点t、観測画像Pt、差分画像PtΔ、輪郭線Lt、前記輪郭線Ltに対応する領域St、領域Stの面積Stv、高さHtv、指標Kt=Stv/Htv**2、重心Gtを記憶する観測画像記憶部mPと、輪郭線L0(1)〜L0(n)からな標本画像P0(1)〜P0(n)、輪郭線L0(1)〜L0(n)に対応する領域S0(1)〜S0(n)の面積S0v(1)〜S0v(n)、高さH0v(1)〜H0v(n)、指標K0(1)=S0v(1)/H0v(1)**2〜K0(n)=S0v(n)/H0v(n)**2、重心G0(1)〜G0(n)、及び、異常判断情報abN(1)〜abN(n)を予め記憶する標本記憶部mP0と、異常発生判断部C2と異常情報提供部C3とを備えると共に、異常発生判断部C2は、下記の(1)式を充足する場合にあっては、(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が異常を表示する場合には、異常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする安全監視システム。
ΔGv<CR1……(1)式
ここに、ΔGv:観測基準時点t0における重心Gt0と観測時点tにおける重心Gtの距離(m)、CR1:第1の閾値(m)を表す。
K(imin)=Min{K(1、K(2、…、K(n}……(2)式
ここに、K(i)=|K0(i)−Kt|/Kt(i=1〜n)、i:標本画像の番号を表す、n:標本画像の総数を表す。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
異常発生判断部C2は、上記の(1)式を充足しない場合にあっては、(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が通常を表示する場合には、通常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする安全監視システという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第3の発明の効果
第3の発明によれば、
監視カメラCRと、監視カメラCRに接続された異常監視演算装置Cと、異常情報表示装置Dとからなる安全監視システムにおいて、当該異常監視演算装置Cと当該異常情報表示装置Dが監視センターCnt内に設置されてなり、当該異常監視演算装置Cが、当該監視カメラCRにより観測地点に全く人がいない状況下で撮影された背景画像Pbを記憶する背景画像記憶部m0と、当該監視カメラCRにより観測時点tにおいて撮影された観測画像Ptと、前記背景画像Pbとの差分処理を行って差分画像PtΔを求めて、当該差分画像PΔの輪郭線Ltを抽出すると共に、前記輪郭線Ltに対応する領域Stの面積Stv、高さHtv、指標Kt=Stv/Htv**2、重心Gtを求める画像処理部C1と、観測時点t、観測画像Pt、差分画像PtΔ、輪郭線Lt、前記輪郭線Ltに対応する領域St、領域Stの面積Stv、高さHtv、指標Kt=Stv/Htv**2、重心Gtを記憶する観測画像記憶部mPと、輪郭線L0(1)〜L0(n)からな標本画像P0(1)〜P0(n)、輪郭線L0(1)〜L0(n)に対応する領域S0(1)〜S0(n)の面積S0v(1)〜S0v(n)、高さH0v(1)〜H0v(n)、指標K0(1)=S0v(1)/H0v(1)**2〜K0(n)=S0v(n)/H0v(n)**2、重心G0(1)〜G0(n)、及び、異常判断情報abN(1)〜abN(n)を予め記憶する標本記憶部mP0と、異常発生判断部C2と異常情報提供部C3とを備えると共に、異常発生判断部C2は、下記の(1)式を充足する場合にあっては、(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、
標本画像P0(imin)を呼び出し、標本画像P0(imin)の領域S0(imin)の重心G0(imin)、H0v(imin)に領域Stの重心Gt、高さHtvを一致させるように輪郭線Ltをアフィン変換させて重ね合わせた重合画像PtP0において、(3)式を充足する場合には、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が異常を表示する場合には、異常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする安全監視システム。
ΔGv<CR1……(1)式
ここに、ΔGv:観測基準時点t0における重心Gt0と観測時点tにおける重心Gtの距離(m)、CR1:第1の閾値(m)を表す。
K(imin)=Min{K(1、K(2、…、K(n}……(2)式
ここに、K(i)=|K0(i)−Kt|/Kt(i=1〜n)、i:標本画像の番号を表す、n:標本画像の総数を表す。
共通領域SSの面積SSv/面積Sv(imin)<CR2……(3)式
ここに、共通領域SSとは、輪郭線Ltをアフィン変換して標本画像P0(imin)に重ね合わせた重合画像PtP0において、輪郭線Ltと輪郭線L0(imin)によって囲まれる領域の共通領域をいう。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第4の発明の効果
第4の発明によれば、
異常発生判断部C2は、上記の(1)式を充足しない場合にあっては、(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、標本画像P0(imin)を呼び出し、標本画像P0(imin)の領域S0(imin)の重心Gt(imin)、Hv(imin)に領域Stの重心Gt、高さHvを一致させるように輪郭線Ltをアフィン変換させて重ね合わせた重合画像PtP0において、(3)式を充足する場合には、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が通常を表示する場合には、通常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする安全監視システムという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第5の発明の効果
第5の発明によれば、
監視カメラCRと、監視カメラCRに接続された異常監視演算装置Cと、異常情報表示装置Dとからなる安全監視システムにおいて、当該異常監視演算装置Cと当該異常情報表示装置Dが監視センターCnt内に設置されてなり、当該異常監視演算装置Cが、当該監視カメラCRにより観測地点に全く人がいない状況下で撮影された背景画像Pbを記憶する背景画像記憶部m0と、当該監視カメラCRにより観測時点t0で撮影された観測画像Pt0と前記背景画像Pbとの差分処理を行って差分画像Pt0Δを求めて、当該差分画像Pt0Δの輪郭線Lt0を抽出すると共に、前記輪郭線Lt0に対応する領域St0の面積St0v、当該監視カメラCRにより観測時点tにおいて撮影された観測画像Ptと、前記背景画像Pbとの差分処理を行って差分画像PtΔを求めて、当該差分画像PtΔの輪郭線Ltを抽出すると共に、前記輪郭線Ltに対応する領域Stの面積Stv、高さHtv、指標K=Stv/Htv**2、重心Gtを求める画像処理部C1と、観測時点t、観測画像Pt、差分画像PtΔ、輪郭線Lt、前記輪郭線Ltに対応する領域St、領域Stの面積Stv、高さHtv、指標Kt=Stv/Htv**2、重心Gtを記憶する観測画像記憶部mPと、輪郭線L0(1)〜L0(n)からな標本画像P0(1)〜P0(n)、輪郭線L0(1)〜L0(n)に対応する領域S0(1)〜S0(n)の面積S0v(1)〜S0v(n)、高さH0v(1)〜H0v(n)、指標K(1)=S0v(1)/H0v(1)**2〜K(n)=S0v(n)/H0v(n)**2、重心G0(1)〜G0(n)、及び、異常判断情報abN(1)〜abN(n)を予め記憶する標本記憶部mP0と、異常発生判断部C2と異常情報提供部C3とを備えると共に、異常発生判断部C2は、下記の(1)式を充足する場合にあっては、
下記の(1´)式を充足する場合に、
(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、
標本画像P0(imin)を呼び出し、標本画像P0(imin)の領域S0(imin)の重心G0(imin)、H0v(imin)に領域Stの重心Gt、高さHtvを一致させるように輪郭線Ltをアフィン変換させて重ね合わせた重合画像PtP0において、(3)式を充足する場合には、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が異常を表示する場合には、異常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする安全監視システム。
ΔGv<CR1……(1)式
ここに、ΔGv:観測基準時点t0における重心Gt0と観測時点tにおける重心Gtの距離(m)、CR1:第1の閾値(m)を表す。
領域St0∩領域Stの面積/領域St0∪領域Stの面積<CR1´……式(1´)
ここに、領域St0∩領域St、領域St0∪領域Stとは、観測画像Pt0を観測画像Pt0に重ね合わせた重合画像Pt0Ptにおいて、領域St0領域Stの積集合、領域St0と領域Stの和集合を表す。
K(imin)=Min{K(1、K(2、…、K(n}……(2)式
ここに、K(i)=|K0(i)−Kt|/Kt(i=1〜n)、i:標本画像の番号を表す、n:標本画像の総数を表す。
共通領域SSの面積SSv/面積Sv(imin)<CR2……(3)式
ここに、共通領域SSとは、輪郭線Ltをアフィン変換して標本画像P0(imin)に重ね合わせた重合画像PtP0において、輪郭線Ltによって囲まれる領域と輪郭線L0(imin)によって囲まれる領域の共通領域をいう。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第6の発明の効果
第6の発明によれば、
異常発生判断部C2は、上記の(1)式を充足する場合にあっては、
上記の(2)式を充足しない場合は、(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、標本画像P0(imin)を呼び出し、標本画像P0(imin)の領域S0(imin)の重心G0(imin)、H0v(imin)に領域Stの重心Gt、高さHtvを一致させるように輪郭線Ltをアフィン変換させて重ね合わせた重合画像PtP0において、(3)式を充足する場合には、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が通常を表示する場合には、通常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする請求項5に記載された安全監視システムという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第7の発明の効果
第7の発明によれば、
24時間、異常が発生している旨を知らせる異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第8の発明の効果
第8の発明によれば、監視カメラCRが、浴室、居室、寝室、浴場、プールサイドに設置された、公道脇の電柱に設置された、あるいは、建物入口、エレベーター入口等に設置されたことという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第9の発明の効果
第9の発明によれば、 急変事態に陥った高齢者等に対して、テレビ画面において、電話回線等を利用して言葉かけ対応をすることができることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
以下、本発明に係る、安全監視システムに関する最良の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本願発明を構成する監視カメラ(CR)の撮影状況を示す図である。
図2(a)は、本願発明の安全監視システム100の概略構成を示すブロック図である。図2(b)は、本願発明の安全監視システム100の構成要素である異常監視演算装置の概略構成を示すブロック図である。
図3は、安全監視演算の方法の流れ(請求項1、請求項2に記載された発明)を示すフローチャートである。
図4は、安全監視演算の方法の流れ(請求項3、請求項4に記載された発明)を示すフローチャートである。
図5は、安全監視演算の方法の流れ(請求項5、請求項に記載された発明)を示すフローチャートである。
図6は、背景画像Pbを表す図である。
図7は、観測画像Ptを表す図である。
図8は、差分画像を表す図である。
図9は、差分画像から輪郭線を抽出する概念図である。
図10は、標本画像P0(1)〜P0(3)の例を示す図である。
図11は、重合画像PtP0、重合画像Pt0Ptを示す図である。

以下、本発明に係る、安全監視システムについて、図面を参照しながら説明する。
11111**************************************************
上記の安全監視システムにおいて、
監視カメラCRと、監視カメラCRに接続された異常監視演算装置Cと、異常情報表示装置Dとからなる安全監視システムにおいて、当該異常監視演算装置Cと当該異常情報表示装置Dが監視センターCnt内に設置されてなり、当該異常監視演算装置Cが、当該監視カメラCRにより観測地点に全く人がいない状況下で撮影された背景画像Pbを記憶する背景画像記憶部m0と、当該監視カメラCRにより観測時点tにおいて撮影された観測画像Ptと、前記背景画像Pbとの差分処理を行って差分画像PtΔを求めて、当該差分画像PtΔの輪郭線Ltを抽出すると共に、前記輪郭線Ltに対応する領域Stの面積Stv、高さHtv、指標Kt=Stv/Htv**2、重心Gtを求める画像処理部C1と、観測時点t、観測画像Pt、差分画像PtΔ、輪郭線Lt、前記輪郭線Ltに対応する領域St、領域Stの面積Stv、高さHtv、指標Kt=Stv/Htv**2、重心Gtを記憶する観測画像記憶部mPと、輪郭線L0(1)〜L0(n)からな標本画像P0(1)〜P0(n)、輪郭線L0(1)〜L0(n)に対応する領域S0(1)〜S0(n)の面積S0v(1)〜S0v(n)、高さH0v(1)〜H0v(n)、指標K0(1)=S0v(1)/H0v(1)**2〜K0(n)=S0v(n)/H0v(n)**2、重心G0(1)〜G0(n)、及び、異常判断情報abN(1)〜abN(n)を予め記憶する標本記憶部mP0と、異常発生判断部C2と異常情報提供部C3とを備えると共に、異常発生判断部C2は、下記の(1)式を充足する場合にあっては、(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が異常を表示する場合には、異常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする安全監視システムが開示されている。
ΔGv<CR1……(1)式
ここに、ΔGv:観測基準時点t0における重心Gt0と観測時点tにおける重心Gtの距離(m)、CR1:第1の閾値(m)を表す。
K(imin)=Min{K(1、K(2、…、K(n}……(2)式
ここに、K(i)=|K0(i)−Kt|/Kt(i=1〜n)、i:標本画像の番号を表す、n:標本画像の総数を表す。
○第1の発明の効果
第1の発明によれば、
監視カメラCRと、監視カメラCRに接続された異常監視演算装置Cと、異常情報表示装置Dとからなる安全監視システムにおいて、当該異常監視演算装置Cと当該異常情報表示装置Dが監視センターCnt内に設置されてなり、当該異常監視演算装置Cが、当該監視カメラCRにより観測地点に全く人がいない状況下で撮影された背景画像Pbを記憶する背景画像記憶部m0と、当該監視カメラCRにより観測時点tにおいて撮影された観測画像Ptと、前記背景画像Pbとの差分処理を行って差分画像PtΔを求めて、当該差分画像PtΔの輪郭線Ltを抽出すると共に、前記輪郭線Ltに対応する領域Stの面積Stv、高さHtv、指標Kt=Stv/Htv**2、重心Gtを求める画像処理部C1と、観測時点t、観測画像Pt、差分画像PtΔ、輪郭線Lt、前記輪郭線Ltに対応する領域St、領域Stの面積Stv、高さHtv、指標Kt=Stv/Htv**2、重心Gtを記憶する観測画像記憶部mPと、輪郭線L0(1)〜L0(n)からな標本画像P0(1)〜P0(n)、輪郭線L0(1)〜L0(n)に対応する領域S0(1)〜S0(n)の面積S0v(1)〜S0v(n)、高さH0v(1)〜H0v(n)、指標K0(1)=S0v(1)/H0v(1)**2〜K0(n)=S0v(n)/H0v(n)**2、重心G0(1)〜G0(n)、及び、異常判断情報abN(1)〜abN(n)を予め記憶する標本記憶部mP0と、異常発生判断部C2と異常情報提供部C3とを備えると共に、異常発生判断部C2は、下記の(1)式を充足する場合にあっては、(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が異常を表示する場合には、異常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする安全監視システム。
ΔGv<CR1……(1)式
ここに、ΔGv:観測基準時点t0における重心Gt0と観測時点tにおける重心Gtの距離(m)、CR1:第1の閾値(m)を表す。
K(imin)=Min{K(1、K(2、…、K(n}……(2)式
ここに、K(i)=|K0(i)−Kt|/Kt(i=1〜n)、i:標本画像の番号を表す、n:標本画像の総数を表す。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
22222**************************************************
上記の安全監視システムにおいて、
異常発生判断部C2は、上記の(1)式を充足しない場合にあっては、(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が通常を表示する場合には、通常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする安全監視システムが開示されている。
○第2の発明の効果
第2の発明によれば、
異常発生判断部C2は、上記の(1)式を充足しない場合にあっては、(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が通常を表示する場合には、通常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする安全監視システムという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
33333**************************************************
上記の安全監視システムにおいて、
監視カメラCRと、監視カメラCRに接続された異常監視演算装置Cと、異常情報表示装置Dとからなる安全監視システムにおいて、当該異常監視演算装置Cと当該異常情報表示装置Dが監視センターCnt内に設置されてなり、当該異常監視演算装置Cが、当該監視カメラCRにより観測地点に全く人がいない状況下で撮影された背景画像Pbを記憶する背景画像記憶部m0と、当該監視カメラCRにより観測時点tにおいて撮影された観測画像Ptと、前記背景画像Pbとの差分処理を行って差分画像PtΔを求めて、当該差分画像PΔの輪郭線Ltを抽出すると共に、前記輪郭線Ltに対応する領域Stの面積Stv、高さHtv、指標Kt=Stv/Htv**2、重心Gtを求める画像処理部C1と、観測時点t、観測画像Pt、差分画像PtΔ、輪郭線Lt、前記輪郭線Ltに対応する領域St、領域Stの面積Stv、高さHtv、指標Kt=Stv/Htv**2、重心Gtを記憶する観測画像記憶部mPと、輪郭線L0(1)〜L0(n)からな標本画像P0(1)〜P0(n)、輪郭線L0(1)〜L0(n)に対応する領域S0(1)〜S0(n)の面積S0v(1)〜S0v(n)、高さH0v(1)〜H0v(n)、指標K0(1)=S0v(1)/H0v(1)**2〜K0(n)=S0v(n)/H0v(n)**2、重心G0(1)〜G0(n)、及び、異常判断情報abN(1)〜abN(n)を予め記憶する標本記憶部mP0と、異常発生判断部C2と異常情報提供部C3とを備えると共に、異常発生判断部C2は、下記の(1)式を充足する場合にあっては、(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、
標本画像P0(imin)を呼び出し、標本画像P0(imin)の領域S0(imin)の重心G0(imin)、H0v(imin)に領域Stの重心Gt、高さHtvを一致させるように輪郭線Ltをアフィン変換させて重ね合わせた重合画像PtP0において、(3)式を充足する場合には、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が異常を表示する場合には、異常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする安全監視システムが開示されている。
ΔGv<CR1……(1)式
ここに、ΔGv:観測基準時点t0における重心Gt0と観測時点tにおける重心Gtの距離(m)、CR1:第1の閾値(m)を表す。
K(imin)=Min{K(1、K(2、…、K(n}……(2)式
ここに、K(i)=|K0(i)−Kt|/Kt(i=1〜n)、i:標本画像の番号を表す、n:標本画像の総数を表す。
共通領域SSの面積SSv/面積Sv(imin)<CR2……(3)式
ここに、共通領域SSとは、輪郭線Ltをアフィン変換して標本画像P0(imin)に重ね合わせた重合画像PtP0において、輪郭線Ltと輪郭線L0(imin)によって囲まれる領域の共通領域をいう。
○第3の発明の効果
第3の発明によれば、
監視カメラCRと、監視カメラCRに接続された異常監視演算装置Cと、異常情報表示装置Dとからなる安全監視システムにおいて、当該異常監視演算装置Cと当該異常情報表示装置Dが監視センターCnt内に設置されてなり、当該異常監視演算装置Cが、当該監視カメラCRにより観測地点に全く人がいない状況下で撮影された背景画像Pbを記憶する背景画像記憶部m0と、当該監視カメラCRにより観測時点tにおいて撮影された観測画像Ptと、前記背景画像Pbとの差分処理を行って差分画像PtΔを求めて、当該差分画像PΔの輪郭線Ltを抽出すると共に、前記輪郭線Ltに対応する領域Stの面積Stv、高さHtv、指標Kt=Stv/Htv**2、重心Gtを求める画像処理部C1と、観測時点t、観測画像Pt、差分画像PtΔ、輪郭線Lt、前記輪郭線Ltに対応する領域St、領域Stの面積Stv、高さHtv、指標Kt=Stv/Htv**2、重心Gtを記憶する観測画像記憶部mPと、輪郭線L0(1)〜L0(n)からな標本画像P0(1)〜P0(n)、輪郭線L0(1)〜L0(n)に対応する領域S0(1)〜S0(n)の面積S0v(1)〜S0v(n)、高さH0v(1)〜H0v(n)、指標K0(1)=S0v(1)/H0v(1)**2〜K0(n)=S0v(n)/H0v(n)**2、重心G0(1)〜G0(n)、及び、異常判断情報abN(1)〜abN(n)を予め記憶する標本記憶部mP0と、異常発生判断部C2と異常情報提供部C3とを備えると共に、異常発生判断部C2は、下記の(1)式を充足する場合にあっては、(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、
標本画像P0(imin)を呼び出し、標本画像P0(imin)の領域S0(imin)の重心G0(imin)、H0v(imin)に領域Stの重心Gt、高さHtvを一致させるように輪郭線Ltをアフィン変換させて重ね合わせた重合画像PtP0において、(3)式を充足する場合には、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が異常を表示する場合には、異常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする安全監視システム。
ΔGv<CR1……(1)式
ここに、ΔGv:観測基準時点t0における重心Gt0と観測時点tにおける重心Gtの距離(m)、CR1:第1の閾値(m)を表す。
K(imin)=Min{K(1、K(2、…、K(n}……(2)式
ここに、K(i)=|K0(i)−Kt|/Kt(i=1〜n)、i:標本画像の番号を表す、n:標本画像の総数を表す。
共通領域SSの面積SSv/面積Sv(imin)<CR2……(3)式
ここに、共通領域SSとは、輪郭線Ltをアフィン変換して標本画像P0(imin)に重ね合わせた重合画像PtP0において、輪郭線Ltと輪郭線L0(imin)によって囲まれる領域の共通領域をいう。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
44444**************************************************
上記の安全監視システムにおいて、
異常発生判断部C2は、上記の(1)式を充足しない場合にあっては、(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、標本画像P0(imin)を呼び出し、標本画像P0(imin)の領域S0(imin)の重心Gt(imin)、Hv(imin)に領域Stの重心Gt、高さHvを一致させるように輪郭線Ltをアフィン変換させて重ね合わせた重合画像PtP0において、(3)式を充足する場合には、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が通常を表示する場合には、通常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする請求項3に記載された安全監視システムが開示されている。
○第4の発明の効果
第4の発明によれば、
異常発生判断部C2は、上記の(1)式を充足しない場合にあっては、(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、標本画像P0(imin)を呼び出し、標本画像P0(imin)の領域S0(imin)の重心Gt(imin)、Htv(imin)に領域Stの重心Gt、高さHvを一致させるように輪郭線Ltをアフィン変換させて重ね合わせた重合画像PtP0において、(3)式を充足する場合には、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が通常を表示する場合には、通常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
55555安全監視システム**************************************************
上記の安全監視システムにおいて、
監視カメラCRと、監視カメラCRに接続された異常監視演算装置Cと、異常情報表示装置Dとからなる安全監視システムにおいて、当該異常監視演算装置Cと当該異常情報表示装置Dが監視センターCnt内に設置されてなり、当該異常監視演算装置Cが、当該監視カメラCRにより観測地点に全く人がいない状況下で撮影された背景画像Pbを記憶する背景画像記憶部m0と、当該監視カメラCRにより観測時点t0で撮影された観測画像Pt0と前記背景画像Pbとの差分処理を行って差分画像Pt0Δを求めて、当該差分画像Pt0Δの輪郭線Lt0を抽出すると共に、前記輪郭線Lt0に対応する領域St0の面積St0v、当該監視カメラCRにより観測時点tにおいて撮影された観測画像Ptと、前記背景画像Pbとの差分処理を行って差分画像PtΔを求めて、当該差分画像PtΔの輪郭線Ltを抽出すると共に、前記輪郭線Ltに対応する領域Stの面積Stv、高さHtv、指標K=Stv/Htv**2、重心Gtを求める画像処理部C1と、観測時点t、観測画像Pt、差分画像PtΔ、輪郭線Lt、前記輪郭線Ltに対応する領域St、領域Stの面積Stv、高さHtv、指標Kt=Stv/Htv**2、重心Gtを記憶する観測画像記憶部mPと、輪郭線L0(1)〜L0(n)からな標本画像P0(1)〜P0(n)、輪郭線L0(1)〜L0(n)に対応する領域S0(1)〜S0(n)の面積S0v(1)〜S0v(n)、高さH0v(1)〜H0v(n)、指標K(1)=S0v(1)/H0v(1)**2〜K(n)=S0v(n)/H0v(n)**2、重心G0(1)〜G0(n)、及び、異常判断情報abN(1)〜abN(n)を予め記憶する標本記憶部mP0と、異常発生判断部C2と異常情報提供部C3とを備えると共に、異常発生判断部C2は、下記の(1)式を充足する場合にあっては、
下記の(1´)式を充足する場合に、
(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、
標本画像P0(imin)を呼び出し、標本画像P0(imin)の領域S0(imin)の重心G0(imin)、H0v(imin)に領域Stの重心Gt、高さHtvを一致させるように輪郭線Ltをアフィン変換させて重ね合わせた重合画像PtP0において、(3)式を充足する場合には、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が異常を表示する場合には、異常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする安全監視システムである。
ΔGv<CR1……(1)式
ここに、ΔGv:観測基準時点t0における重心Gt0と観測時点tにおける重心Gtの距離(m)、CR1:第1の閾値(m)を表す。
領域St0∩領域Stの面積/領域St0∪領域Stの面積<CR1´……式(1´)
ここに、領域St0∩領域St、領域St0∪領域Stとは、観測画像Pt0を観測画像Pt0に重ね合わせた重合画像Pt0Ptにおいて、領域St0領域Stの積集合、領域St0と領域Stの和集合を表す。
K(imin)=Min{K(1)、K(2)、…、K(n)}……(2)式
ここに、K(i)=|K0(i)−Kt|/Kt(i=1〜n)、i:標本画像の番号を表す、n:標本画像の総数を表す。
共通領域SSの面積SSv/面積Sv(imin)<CR2……(3)式
ここに、共通領域SSとは、輪郭線Ltをアフィン変換して標本画像P0(imin)に重ね合わせた重合画像PtP0において、輪郭線Ltによって囲まれる領域と輪郭線L0(imin)によって囲まれる領域の共通領域をいう。
○第5の発明の効果
第5の発明によれば、
監視カメラCRと、監視カメラCRに接続された異常監視演算装置Cと、異常情報表示装置Dとからなる安全監視システムにおいて、当該異常監視演算装置Cと当該異常情報表示装置Dが監視センターCnt内に設置されてなり、当該異常監視演算装置Cが、当該監視カメラCRにより観測地点に全く人がいない状況下で撮影された背景画像Pbを記憶する背景画像記憶部m0と、当該監視カメラCRにより観測時点t0で撮影された観測画像Pt0と前記背景画像Pbとの差分処理を行って差分画像Pt0Δを求めて、当該差分画像Pt0Δの輪郭線Lt0を抽出すると共に、前記輪郭線Lt0に対応する領域St0の面積St0v、当該監視カメラCRにより観測時点tにおいて撮影された観測画像Ptと、前記背景画像Pbとの差分処理を行って差分画像PtΔを求めて、当該差分画像PtΔの輪郭線Ltを抽出すると共に、前記輪郭線Ltに対応する領域Stの面積Stv、高さHtv、指標K=Stv/Htv**2、重心Gtを求める画像処理部C1と、観測時点t、観測画像Pt、差分画像PtΔ、輪郭線Lt、前記輪郭線Ltに対応する領域St、領域Stの面積Stv、高さHtv、指標Kt=Stv/Htv**2、重心Gtを記憶する観測画像記憶部mPと、輪郭線L0(1)〜L0(n)からな標本画像P0(1)〜P0(n)、輪郭線L0(1)〜L0(n)に対応する領域S0(1)〜S0(n)の面積S0v(1)〜S0v(n)、高さH0v(1)〜H0v(n)、指標K(1)=S0v(1)/H0v(1)**2〜K(n)=S0v(n)/H0v(n)**2、重心G0(1)〜G0(n)、及び、異常判断情報abN(1)〜abN(n)を予め記憶する標本記憶部mP0と、異常発生判断部C2と異常情報提供部C3とを備えると共に、異常発生判断部C2は、下記の(1)式を充足する場合にあっては、
下記の(1´)式を充足する場合に、
(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、
標本画像P0(imin)を呼び出し、標本画像P0(imin)の領域S0(imin)の重心G0(imin)、H0v(imin)に領域Stの重心Gt、高さHtvを一致させるように輪郭線Ltをアフィン変換させて重ね合わせた重合画像PtP0において、(3)式を充足する場合には、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が異常を表示する場合には、異常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする安全監視システム。
ΔGv<CR1……(1)式
ここに、ΔGv:観測基準時点t0における重心Gt0と観測時点tにおける重心Gtの距離(m)、CR1:第1の閾値(m)を表す。
領域St0∩領域Stの面積/領域St0∪領域Stの面積<CR1´……式(1´)
ここに、領域St0∩領域St、領域St0∪領域Stとは、観測画像Pt0を観測画像Pt0に重ね合わせた重合画像Pt0Ptにおいて、領域St0領域Stの積集合、領域St0と領域Stの和集合を表す。
K(imin)=Min{K(1)、K(2)、…、K(n)}……(2)式
ここに、K(i)=|K0(i)−Kt|/Kt(i=1〜n)、i:標本画像の番号を表す、n:標本画像の総数を表す。
共通領域SSの面積SSv/面積Sv(imin)<CR2……(3)式
ここに、共通領域SSとは、輪郭線Ltをアフィン変換して標本画像P0(imin)に重ね合わせた重合画像PtP0において、輪郭線Ltによって囲まれる領域と輪郭線L0(imin)によって囲まれる領域の共通領域をいう。
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
66666**************************************************
上記の安全監視システムにおいて、
異常発生判断部C2は、上記の(1)式を充足する場合にあっては、
上記の(2)式を充足しない場合は、(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、標本画像P0(imin)を呼び出し、標本画像P0(imin)の領域S0(imin)の重心G0(imin)、H0v(imin)に領域Stの重心Gt、高さHtvを一致させるように輪郭線Ltをアフィン変換させて重ね合わせた重合画像PtP0において、(3)式を充足する場合には、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が通常を表示する場合には、通常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする請求項5に記載された安全監視システムが開示されている。
○第6の発明の効果
第6の発明によれば、
異常発生判断部C2は、上記の(1)式を充足する場合にあっては、
上記の(2)式を充足しない場合は、(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、標本画像P0(imin)を呼び出し、標本画像P0(imin)の領域S0(imin)の重心G0(imin)、H0v(imin)に領域Stの重心Gt、高さHtvを一致させるように輪郭線Ltをアフィン変換させて重ね合わせた重合画像PtP0において、(3)式を充足しない場合には、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が通常を表示する場合には、通常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする請求項5に記載された安全監視システム
という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
77777**************************************************
上記の安全監視システムにおいて、
24時間、異常が発生している旨を知らせる異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載された安全監視システムが開示されている。
○第7の発明の効果
第7の発明によれば、
24時間、異常が発生している旨を知らせる異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。という特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
88888**************************************************
上記の安全監視システムにおいて、
監視カメラCRが、浴室、居室、寝室、浴場、プールサイドに設置された、公道脇の電柱に設置された、あるいは、建物入口、エレベーター入口等に設置されたことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載された安全監視システム。
○第8の発明の効果
第8の発明によれば、
監視カメラCRが、浴室、居室、寝室、浴場、プールサイドに設置された、公道脇の電柱に設置された、あるいは、建物入口、エレベーター入口等に設置されたことという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
99999**************************************************
上記の安全監視システムにおいて、
急変事態に陥った高齢者等に対して、テレビ画面において、電話回線等を利用して言葉かけ対応をすることができることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載された安全監視システム。
○第9の発明の効果
第9の発明によれば、
急変事態に陥った高齢者等に対して、テレビ画面において、電話回線等を利用して言葉かけ対応をすることができることという特徴的な構成要件により、本発明が解決しようとする第1課題〜第4課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
図1は、本願発明を構成する監視カメラ(CR)の撮影状況を示す図である。 図2(a)は、本願発明の安全監視システム100の概略構成を示すブロック図である。図2(b)は、本願発明の安全監視システム100の構成要素である異常監視演算装置の概略構成を示すブロック図である。 図3は、安全監視演算の方法の流れ(請求項1、請求項2に記載された発明)を示すフローチャートである。 図4は、安全監視演算の方法の流れ(請求項3、請求項4に記載された発明)を示すフローチャートである。 図5は、安全監視演算の方法の流れ(請求項5、請求項に記載された発明)を示すフローチャートである。 図6は、背景画像Pbを表す図である。 図7は、観測画像Ptを表す図である。 図8は、差分画像を表す図である。 図9は、差分画像から輪郭線を抽出する概念図である。 図10は、標本画像P0(1)〜P0(3)の例を示す図である。 図11は、重合画像PtP0、重合画像Pt0Ptを示す図である。
CR……監視カメラ
C……異常監視演算装置
D……異常情報表示装置
100……安全監視システム
Cnt……監視センター
Pb……背景画像
m0……背景画像記憶部
m1……観測画像記憶部
PΔ……差分画像
C1……差分処理部
C2……異常発生判断部
C3……異常情報提供部
D……異常情報表示装置
FLR……床
MAN……監視対象者

Claims (9)

  1. 監視カメラCRと、監視カメラCRに接続された異常監視演算装置Cと、異常情報表示装置Dとからなる安全監視システムにおいて、当該異常監視演算装置Cと当該異常情報表示装置Dが監視センターCnt内に設置されてなり、当該異常監視演算装置Cが、当該監視カメラCRにより観測地点に全く人がいない状況下で撮影された背景画像Pbを記憶する背景画像記憶部m0と、当該監視カメラCRにより観測時点tにおいて撮影された観測画像Ptと、前記背景画像Pbとの差分処理を行って差分画像PtΔを求めて、当該差分画像PtΔの輪郭線Ltを抽出すると共に、前記輪郭線Ltに対応する領域Stの面積Stv、高さHtv、指標Kt=Stv/Htv**2、重心Gtを求める画像処理部C1と、観測時点t、観測画像Pt、差分画像PtΔ、輪郭線Lt、前記輪郭線Ltに対応する領域St、領域Stの面積Stv、高さHtv、指標Kt=Stv/Htv**2、重心Gtを記憶する観測画像記憶部mPと、輪郭線L0(1)〜L0(n)からな標本画像P0(1)〜P0(n)、輪郭線L0(1)〜L0(n)に対応する領域S0(1)〜S0(n)の面積S0v(1)〜S0v(n)、高さH0v(1)〜H0v(n)、指標K0(1)=S0v(1)/H0v(1)**2〜K0(n)=S0v(n)/H0v(n)**2、重心G0(1)〜G0(n)、及び、異常判断情報abN(1)〜abN(n)を予め記憶する標本記憶部mP0と、異常発生判断部C2と異常情報提供部C3とを備えると共に、異常発生判断部C2は、下記の(1)式を充足する場合にあっては、(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が異常を表示する場合には、異常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする安全監視システム。
    ΔGv<CR1……(1)式
    ここに、ΔGv:基準時点t0における重心Gt0と観測時点tにおける重心Gtの距離(m)、CR1:第1の閾値(m)を表す。
    K(imin)=Min{K(1、K(2、…、K(n}……(2)式
    ここに、K(i)=|K0(i)−Kt|/Kt(i=1〜n)、i:標本画像の番号を表す、n:標本画像の総数を表す。
  2. 異常発生判断部C2は、上記の(1)式を充足しない場合にあっては、(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が通常を表示する場合には、通常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする請求項1に記載された安全監視システム。
  3. 監視カメラCRと、監視カメラCRに接続された異常監視演算装置Cと、異常情報表示装置Dとからなる安全監視システムにおいて、当該異常監視演算装置Cと当該異常情報表示装置Dが監視センターCnt内に設置されてなり、当該異常監視演算装置Cが、当該監視カメラCRにより観測地点に全く人がいない状況下で撮影された背景画像Pbを記憶する背景画像記憶部m0と、当該監視カメラCRにより観測時点tにおいて撮影された観測画像Ptと、前記背景画像Pbとの差分処理を行って差分画像PtΔを求めて、当該差分画像PΔの輪郭線Ltを抽出すると共に、前記輪郭線Ltに対応する領域Stの面積Stv、高さHtv、指標Kt=Stv/Htv**2、重心Gtを求める画像処理部C1と、観測時点t、観測画像Pt、差分画像PtΔ、輪郭線Lt、前記輪郭線Ltに対応する領域St、領域Stの面積Stv、高さHtv、指標Kt=Stv/Htv**2、重心Gtを記憶する観測画像記憶部mPと、輪郭線L0(1)〜L0(n)からなる標本画像P0(1)〜P0(n)、輪郭線L0(1)〜L0(n)に対応する領域S0(1)〜S0(n)の面積S0v(1)〜S0v(n)、高さH0v(1)〜H0v(n)、指標K0(1)=S0v(1)/H0v(1)**2〜K0(n)=S0v(n)/H0v(n)**2、重心G0(1)〜G0(n)、及び、異常判断情報abN(1)〜abN(n)を予め記憶する標本記憶部mP0と、異常発生判断部C2と異常情報提供部C3とを備えると共に、異常発生判断部C2は、下記の(1)式を充足する場合にあっては、(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、
    標本画像P0(imin)を呼び出し、標本画像P0(imin)の領域S0(imin)の重心G0(imin)、H0v(imin)に輪郭線Ltの重心Gt、高さHtvを一致させるように輪郭線Ltをアフィン変換させて重ね合わせた重合画像PtP0において、(3)式を充足する場合には、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が異常を表示する場合には、異常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする安全監視システム。
    ΔGv<CR1……(1)式
    ここに、ΔGv:観測基準時点t0における重心Gt0と観測時点tにおける重心Gtの距離(m)、CR1:第1の閾値(m)を表す。
    K(imin)=Min{K(1)、K(2)、…、K(n)}……(2)式
    ここに、K(i)=|K0(i)−Kt|/Kt(i=1〜n)、i:標本画像の番号を表す、n:標本画像の総数を表す。
    共通領域SSの、面積SSv/面積Sv(imin)<CR2……(3)式
    ここに、共通領域SSとは、輪郭線Ltをアフィン変換して標本画像P0(imin)に重ね合わせた重合画像PtP0において、輪郭線Ltと輪郭線L0(imin)によって囲まれる領域の共通領域をいう。
  4. 異常発生判断部C2は、上記の(1)式を充足しない場合にあっては、(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、標本画像P0(imin)を呼び出し、標本画像P0(imin)の領域S0(imin)の重心Gt(imin)、Hv(imin)に輪郭線Ltの重心Gt、高さHvを一致させるように輪郭線Ltをアフィン変換させて重ね合わせた重合画像PtP0において、(3)式を充足する場合には、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が通常を表示する場合には、通常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする請求項3に記載された安全監視システム。
  5. 監視カメラCRと、監視カメラCRに接続された異常監視演算装置Cと、異常情報表示装置Dとからなる安全監視システムにおいて、当該異常監視演算装置Cと当該異常情報表示装置Dが監視センターCnt内に設置されてなり、当該異常監視演算装置Cが、当該監視カメラCRにより観測地点に全く人がいない状況下で撮影された背景画像Pbを記憶する背景画像記憶部m0と、当該監視カメラCRにより観測時点t0で撮影された観測画像Pt0と前記背景画像Pbとの差分処理を行って差分画像Pt0Δを求めて、当該差分画像Pt0Δの輪郭線Lt0を抽出すると共に、前記輪郭線Lt0に対応する領域St0の面積St0v、当該監視カメラCRにより観測時点tにおいて撮影された観測画像Ptと、前記背景画像Pbとの差分処理を行って差分画像PtΔを求めて、当該差分画像PtΔの輪郭線Ltを抽出すると共に、前記輪郭線Ltに対応する領域Stの面積Stv、高さHtv、指標K=Stv/Htv**2、重心Gtを求める画像処理部C1と、観測時点t、観測画像Pt、差分画像PtΔ、輪郭線Lt、前記輪郭線Ltに対応する領域St、領域Stの面積Stv、高さHtv、指標Kt=Stv/Htv**2、重心Gtを記憶する観測画像記憶部mPと、輪郭線L0(1)〜L0(n)からな標本画像P0(1)〜P0(n)、輪郭線L0(1)〜L0(n)に対応する領域S0(1)〜S0(n)の面積S0v(1)〜S0v(n)、高さH0v(1)〜H0v(n)、指標K(1)=S0v(1)/H0v(1)**2〜K(n)=S0v(n)/H0v(n)**2、重心G0(1)〜G0(n)、及び、異常判断情報abN(1)〜abN(n)を予め記憶する標本記憶部mP0と、異常発生判断部C2と異常情報提供部C3とを備えると共に、異常発生判断部C2は、下記の(1)式を充足する場合にあっては、
    下記の(1´)式を充足する場合に、
    (2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、
    標本画像P0(imin)を呼び出し、標本画像P0(imin)の領域S0(imin)の重心G0(imin)、H0v(imin)に領域Stの重心Gt、高さHtvを一致させるように輪郭線Ltをアフィン変換させて重ね合わせた重合画像PtP0において、(3)式を充足する場合には、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が異常を表示する場合には、異常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする安全監視システム。
    ΔGv<CR1……(1)式
    ここに、ΔGv:観測基準時点t0における重心Gt0と観測時点tにおける重心Gtの距離(m)、CR1:第1の閾値(m)を表す。
    領域St0∩領域Stの、面積/領域St0∪領域Stの、面積<CR1´……式(1´)
    ここに、領域St0∩領域St、領域St0∪領域Stとは、観測画像Pt0を観測画像Ptに重ね合わせた重合画像Pt0Ptにおいて、領域St0領域Stの積集合、領域St0と領域Stの和集合を表す。
    K(imin)=Min{K(1)、K(2)、…、K(n)}……(2)式
    ここに、K(i)=|K0(i)−Kt|/Kt(i=1〜n)、i:標本画像の番号を表す、n:標本画像の総数を表す。
    共通領域SSの、面積SSv/面積Sv(imin)<CR2……(3)式
    ここに、共通領域SSとは、輪郭線Ltをアフィン変換して標本画像P0(imin)に重ね合わせた重合画像PtP0において、輪郭線Ltによって囲まれる領域と輪郭線L0(imin)によって囲まれる領域の共通領域をいう。
  6. 異常発生判断部C2は、上記の(1)式を充足する場合にあっては、
    上記の(1´)式を充足しない場合は、(2)式の指標K(i)(i=1〜n)を最小にするi=iminを算出し、標本画像P0(imin)を呼び出し、標本画像P0(imin)の領域S0(imin)の重心G0(imin)、H0v(imin)に領域Stの重心Gt、高さHtvを一致させるように輪郭線Ltをアフィン変換させて重ね合わせた重合画像PtP0において、(3)式を充足する場合には、異常判断情報abN(imin)を呼び出し、異常判断情報abN(imin)が通常を表示する場合には、通常である旨の異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする請求項5に記載された安全監視システム。
  7. 24時間、異常である旨を知らせる異常情報を自動的に異常情報表示装置Dに提供し、異常情報表示装置Dに表示させることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載された安全監視システム。
  8. 監視カメラCRが、浴室、居室、寝室、浴場、プールサイドに設置された、公道脇の電柱に設置された、あるいは、建物入口、エレベーター入口等に設置されたことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載された安全監視システム。
  9. 急変事態に陥った高齢者等に対して、テレビ画面において、電話回線等を利用して言葉かけ対応をすることができることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載された安全監視システム。
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