JP5942465B2 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び情報処理システム Download PDF

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Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び情報処理システムに関する。
ウェブサイト上でユーザがユーザ自身の情報を登録して利用する会員制サービスが普及している。例えばソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下、SNSという。)は、コミュニティ型の会員制サービスであり、ユーザ間のコミュニケーションを促進する機能を有する。近年、ユーザが登録する個人情報の量も増大しており、サービスの信頼性の向上が望まれている。
例えば特許文献1には、ユーザ間のコミュニケーション活動履歴、及びユーザがどのエリアに同時に存在したかといった情報に基づいて、ユーザ間の人間関係を推定する方法が提案されている。かかる方法によれば、ユーザ同士が同じエリアに存在している場合には、そのユーザ同士の関係性を推定することができる。また特許文献2には、現実世界において既知のユーザ同士の関係性を、放送波を介して取得される認証情報、及び位置情報に基づいて認証する方法が提案されている。これらの方法によれば、ユーザ同士が家族であるか、同僚であるかといった関係性の確かさを評価することができる。
特開2010−165097号公報 特開2009−512816号公報
しかし、不特定多数のユーザが利用する会員制サービスにおいてよりサービスの安全性及び信頼性を確保するために、不正なユーザを検証する方法が求められていた。
本開示によれば、会員制サービスに登録されたアカウント情報を取得するアカウント情報取得部と、上記アカウント情報に対応づけられた移動履歴情報を取得する移動履歴情報取得部と、上記アカウント情報に対する信頼度を算出するための参照情報を取得する参照情報取得部と、上記移動履歴情報及び上記参照情報に基づいて、上記アカウント情報に対する上記信頼度を算出する信頼度算出部と、を有する情報処理装置が提供される。
かかる構成によれば、移動履歴情報と参照情報とに基づいて、アカウント情報の信頼性を評価する基準となる信頼度を算出することができる。
また本開示によれば、会員制サービスに登録されたアカウント情報を取得することと、上記アカウント情報に対応づけられた移動履歴情報を取得することと、上記アカウント情報に対する信頼度を算出するための参照情報を取得することと、上記移動履歴情報及び上記参照情報に基づいて、上記アカウント情報に対する上記信頼度を算出することと、を含む情報処理方法が提供される。
また本開示によれば、コンピュータを、会員制サービスに登録されたアカウント情報を取得するアカウント情報取得部と、上記アカウント情報に対応づけられた移動履歴情報を取得する移動履歴情報取得部と、上記アカウント情報に対する信頼度を算出するための参照情報を取得する参照情報取得部と、上記移動履歴情報及び上記参照情報に基づいて、上記アカウント情報に対する上記信頼度を算出する信頼度算出部と、を有する情報処理装置として機能させるためのプログラムが提供される。
また本開示によれば、移動履歴情報を収集してアップロードする端末装置と、サーバ装置とを含み、上記サーバ装置は、会員制サービスに登録されたアカウント情報を取得するアカウント情報取得部と、上記アカウント情報に対応づけられた移動履歴情報を取得する移動履歴情報取得部と、上記アカウント情報に対する信頼度を算出するための参照情報を取得する参照情報取得部と、上記移動履歴情報及び上記参照情報に基づいて、上記アカウント情報に対する上記信頼度を算出する信頼度算出部と、を有する情報処理システムが提供される。
以上説明したように本開示によれば、会員制サービスのアカウントを不正に利用するユーザを検証することができる。
本開示の一実施形態に係るSNSシステムの構成例を示すブロック図である。 同実施形態に係る端末装置の機能構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る端末装置の取得する移動履歴情報の一例を示す説明図である。 同実施形態に係るSNSサーバの機能構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る検証サーバの機能構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る検証サーバのアカウント情報の正確性の検証処理の概要について示す説明図である。 同実施形態に係る検証サーバのアカウント多重登録の検証処理の概要について示す説明図である。 同実施形態に係る検証サーバのアカウント不正利用の検証処理の概要について示す説明図である。 同実施形態に係る端末装置の位置情報取得処理の動作例を示すフローチャートである。 同実施形態に係る端末装置のログイン処理の動作例を示すフローチャートである。 同実施形態に係る検証サーバの勤務地判定処理の動作例を示すフローチャートである。 同実施形態に係る検証サーバの多重登録判定処理の動作例を示すフローチャートである。 同実施形態に係る端末装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 同実施形態に係るサーバ装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.システム構成
2.端末装置の機能構成
3.SNSサーバの機能構成
4.検証サーバの機能構成
4−1.アカウント情報の正確性の検証
4−2.アカウント多重登録の検証
4−3.アカウント不正利用の検証
5.動作例
5−1.位置情報取得処理
5−2.ログイン処理
5−3.勤務地判定処理
5−4.多重登録判定処理
6.ハードウェア構成例
6−1.端末装置
6−2.サーバ装置
7.まとめ
<1.システム構成>
まず図1を参照しながら、本開示の一実施形態に係るSNSシステムの構成を説明する。図1は、本開示の一実施形態に係るSNSシステムの構成例を示すブロック図である。
SNSシステムは、端末装置100と、SNSサーバ200と、アカウント情報データベース300と、移動履歴情報データベース400と、検証サーバ500とを主に有する。ここで提供されるSNSサービスは、会員制サービスの一例であり、インターネットなどのネットワーク上で人と人とのコミュニケーションを促進及びサポートする。
端末装置100は、インターネットなどのネットワークを介してSNSサービスにアクセスするユーザの有する情報処理装置である。例えば端末装置100は、携帯電話、携帯用音楽再生装置、携帯用映像処理装置、携帯用ゲーム機器、又はノートPCなどの携帯用情報処理装置であってよい。端末装置100は、ユーザの位置情報、日付情報、及び時刻情報を定期的に取得して移動履歴情報として記録することができる。また端末装置100は、記録した移動履歴情報をアップロードすることができる。ここで図1に示されるように、アップロード情報は、アカウントIDと、移動履歴情報とを含むことができる。端末装置100は、例えばSNSサービスへのログイン又はログアウト時の少なくともいずれかにおいてアップロード情報を送信してもよい。或いは端末装置100は、位置情報を取得するたびに、アップロード情報を送信してもよい。
SNSサーバ200は、SNSサービスへのアクセスを受付ける機能を有するサーバ装置である。SNSサーバ200は、端末装置100からのアクセスを受付けてログイン処理を行うことができる。このログイン処理には、例えばアカウント情報を用いた認証処理が含まれる。またログイン処理には、端末装置100から送信されたアップロード情報に含まれる移動履歴情報を移動履歴情報データベース400に登録する処理が含まれる。またSNSサーバ200は、未だ会員として登録されていないユーザからのアクセスに応じて、ユーザ登録処理を行うこともできる。
アカウント情報データベース300は、SNSサービスに登録したユーザのアカウント情報を格納するデータベースである。アカウント情報32は、例えばアカウントID、氏名、年齢、住所、勤務先などの情報を含むことができる。また図示していないが、アカウント情報データベース300は、さらにSNSサービスへのログインに用いられるパスワードを記憶することもできる。
移動履歴情報データベース400は、端末装置100がアップロードした移動履歴情報をユーザのアカウントIDに対応づけて格納するデータベースである。移動履歴情報は、アカウントID、日付情報、時刻情報、及び位置情報を含むことができる。
検証サーバ500は、SNSサービスに登録されたアカウント情報の信頼度を算出する信頼度算出装置の一例である。検証サーバ500は、SNSサービスにアクセスするユーザの移動履歴情報に基づいて、SNSサービスの不正利用を検証する機能を有する。ここで検証サーバ500が検証する不正利用としては、アカウント情報の虚偽登録、1人のユーザにより複数のアカウントを取得する多重登録、他の人のアカウントを不正に利用するなりすましなどが挙げられる。
<2.端末装置の機能構成>
次に図2及び図3を参照しながら、本開示の一実施形態に係る端末装置の機能構成について説明する。図2は、同実施形態に係る端末装置の機能構成を示すブロック図である。図3は、同実施形態に係る端末装置の取得する移動履歴情報の一例を示す説明図である。
図2を参照すると、端末装置100は、通信部105と、位置情報取得部110と、制御部115と、操作部120と、記憶部130とを主に有する。
通信部105は、通信網に接続するための通信デバイスを含む通信インタフェースである。通信装置は、例えば無線LAN(Local Area Network)対応通信装置であってよい。通信部105は、制御部115の制御に従って、例えばSNSサーバ200に接続し、移動履歴情報をアップロードする機能を有する。
位置情報取得部110は、端末装置100の現在の位置情報を取得する機能を有する。位置情報取得部110は、例えばGPS(Global Positioning System)アンテナとGPS受信信号から位置情報を算出するGPS処理部とにより実現されてもよい。或いは、位置情報取得部110は、各種のセンサによる相対位置測定機能を有していてもよい。また、位置情報取得部110は、複数の基地局から受信するWi−Fi電波の受信強度から各基地局と端末装置100との距離を推定し、推定した距離と各基地局の位置情報とを利用して、三角測量の原理に基づいて現在の位置情報を算出してもよい。また、位置情報取得部110は、各種の室内測位の技術により位置情報を取得してもよい。例えば、室内測位に用いられる技術の例としては、室内GPSとも呼ばれるIMES(Indoor MEssaging System)、可視光通信、赤外線通信、RFID(Radio Frequency IDentification)タグ、QR(Quick Responce)コードなどが挙げられる。また位置情報取得部110は、課金情報やチェックイン情報をユーザの位置情報とすることもできる。このとき課金情報に基づいて、課金が行われた実際の店舗の所在地が、課金が行われた時点におけるユーザの現在位置とされてよい。またチェックイン情報に基づいて、チェックイン対象の施設の所在地が、チェックインが行われた時点におけるユーザの現在位置とされてもよい。
制御部115は、端末装置100の全体の動作を制御する機能を有する。制御部115は、位置情報取得部110を制御して定期的に端末装置100の位置情報を取得させて、日付情報及び時刻情報と対応づけた移動履歴情報として記憶部130に記憶することができる。例えば図3に示されるように、制御部115は、位置情報取得部110を制御して所定の時間間隔で位置情報を取得させることができる。ここでは30分間隔で緯度経度で示される位置情報を取得する例について示される。ここでは端末装置100の午前8時半における現在位置は、緯度35.68、経度139.80の位置P1(東京都江東区白河付近)が検出され、端末装置100の午前9時における現在位置は、緯度35.65、経度139.75の位置P2(東京都港区浜松町付近)が検出され、端末装置100の午前9時半における現在位置は、緯度35.62、経度139.73の位置P3(東京都品川区大崎付近)が検出される。
また制御部115は、通信部105に、取得した移動履歴情報をアップロードさせることができる。また制御部115は、SNSサーバ200と接続させてSNSサービスに対するログイン処理を行い、SNSサービスの提供する表示画面を表示部120に表示させる表示制御部として機能することもできる。
表示部120は、出力装置の一例であり、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)装置、有機ELディスプレイ(OELD:Organic ElectroLuminescence Display)装置などの表示装置であってよい。
操作部125は、ユーザが所望の操作をするための入力信号を生成する機能を有する。操作部125は、例えばタッチパネル、マウス、キーボード、ボタン、マイク、スイッチ及びレバーなどユーザが情報を入力するための入力部と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPUに出力する入力制御回路を含んでよい。
記憶部130は、データ格納用の装置であり、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置、および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含むことができる。ここで記憶媒体としては、例えばフラッシュメモリ、MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)、PRAM(Phase change Random Access Memory)、及びEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)などの不揮発性メモリや、HDD(Hard Disk Drive)などの磁気記録媒体などが用いられてよい。
<3.SNSサーバの機能構成>
次に図4を参照しながら、本開示の一実施形態に係るSNSサーバの機能構成について説明する。図4は、同実施形態に係るSNSサーバの機能構成を示すブロック図である。
図4を参照すると、SNSサーバ200は、受付部205と、登録処理部210と、ログイン処理部215と、サービス提供部220とを主に有する。
受付部205は、ネットワークを介しSNSサーバ200に接続する端末装置100からのアクセスを受付けるインタフェースである。受付部205は、端末装置100からのアクセスを受付けると、端末装置100に表示画面を提供する。そして受付部205は、端末装置100の表示画面に対する操作に基づいて、登録処理部210又はログイン処理部に処理を受け渡す。
登録処理部210は、SNSサービスへの登録処理を実行する機能を有する。登録処理部210は、登録画面に対して入力されたユーザに関する情報をアカウント情報データベース300に記憶させることができる。例えばアカウント情報データベース300に記憶させる情報としては、アカウントID、パスワード、氏名、年齢、住所、勤務先、趣味、生年月日などが挙げられる。なお、ここでは認証に用いられるパスワードもアカウント情報データベース300に記憶されることとしたが、本技術はかかる例に限定されない。例えば認証用のデータベースがアカウント情報データベース300と別に設けられてもよい。
ログイン処理部215は、SNSサービスへのユーザのログイン処理を実行する機能を有する。ここでログイン処理は、アカウントに対する認証処理と、端末装置100から受信した移動履歴情報の、移動履歴情報データベース400への記憶処理とを含む。ログイン処理部は、受付部205が提供する表示画面に入力されたアカウントID及びパスワードを用いて認証処理を行うことができる。またログイン処理部215は、端末装置100から受信したアップロード情報に含まれるアカウントIDと移動履歴情報とを移動履歴情報データベース400に記憶させる。ログイン処理部215は、ユーザが認証に成功すると、その旨をサービス提供部220に伝える。
サービス提供部220は、ログインしたユーザに対するサービスを提供する機能を有する。例えばサービス提供部220は、ユーザのプロフィール画面作成機能、メッセージ送受信機能、投稿機能、ユーザ検索機能などをユーザに提供することができる。
<4.検証サーバの機能構成>
次に図5〜図8を参照しながら、本開示の一実施形態に係る検証サーバの機能構成について説明する。図5は、同実施形態に係る検証サーバの機能構成を示すブロック図である。図6は、同実施形態に係る検証サーバのアカウント情報の正確性の検証処理の概要について示す説明図である。図7は、同実施形態に係る検証サーバのアカウント多重登録の検証処理の概要について示す説明図である。図8は、同実施形態に係る検証サーバのアカウント不正利用の検証処理の概要について示す説明図である。
検証サーバ500は、SNSサービスに登録されたアカウントの正当性を検証する機能を有するサーバである。ここで検証サーバ500は、登録されたアカウント情報が正確な情報であるか否か、同じ人が複数のアカウントを持つ多重登録を行っていないか否か、又はアカウントが登録されたユーザ以外の人に不正に利用されていないか否かを検証する機能を主に有する。
ここで図5を参照すると、検証サーバ500は、アカウント情報取得部505と、移動履歴情報取得部510と、参照情報取得部515と、検証部520と、警告処理部525とを主に有する。
アカウント情報取得部505は、検証の対象となるユーザのアカウント情報をアカウント情報データベース300から取得する機能を有する。アカウント情報取得部505は、対象となるユーザのアカウント情報の全てを取得してもよいし、アカウント情報のうちの一部を取得してもよい。本実施形態において、アカウント情報に登録された位置に関する情報に基づいて検証処理が行われるときには、アカウント情報取得部505は、アカウント情報に含まれる位置に関する情報、例えば住所及び勤務地などを取得することができる。アカウント情報取得部505は、取得したアカウント情報を検証部520に供給することができる。
移動履歴情報取得部510は、検証の対象となるユーザの移動履歴情報を移動履歴情報データベース400から取得する機能を有する。移動履歴情報取得部510は、取得した移動履歴情報を検証部520に供給することができる。
参照情報取得部515は、アカウント情報に対する信頼度を算出するための参照情報を取得する機能を有する。ここで取得される参照情報は、検証サーバ500が検証する対象に応じて異なる。例えば検証サーバ500が、登録されたアカウント情報が正確な情報であるか否かを検証するとき、参照情報は、アカウント情報に含まれる位置に関する情報であってよい。例えば位置に関する情報としては、住所、及び勤務地などが挙げられる。また検証サーバ500が、同じ人が複数のアカウントを持つ多重登録を行っていないか否かを検証するとき、参照情報は、検証の対象となるユーザのアカウント情報と異なるアカウント情報に対応づけられた移動履歴情報であってよい。また検証サーバ500が、アカウントが登録されたユーザ以外の人に不正に利用されていないか否かを検証するとき、参照情報は、検証の対象となるユーザのアカウント情報に対応づけられた移動履歴情報であってよい。
検証部520は、検証の対象となるユーザのアカウント情報に対応づけられた移動履歴情報、及び参照情報に基づいて、アカウント情報に対する信頼度を算出することによって、アカウントの正当性を検証する機能を有する。なお、ここで用いられる移動履歴情報は、移動履歴そのものであってもよいし、移動履歴から生成された統計データであってよい。検証部520は、虚偽のアカウント情報が登録されていないか否かを検証する、アカウント情報の正確性の検証と、同じユーザが複数のアカウントを持つ多重登録をしていないか否かを検証する、アカウント多重登録の検証と、アカウントが登録されたユーザ以外の人に不正に利用されていないか否かを検証する、アカウント不正利用の検証と、の機能を主に有する。これらの検証の詳細については、後述される。
警告処理部525は、検証部520の検証の結果、必要に応じて警告処理を実行する機能を有する。警告処理の内容については様々考えられるが、例えば不正利用が発覚したユーザに対する警告画面の表示、警告メッセージを含むメールの送信などが考えられる。また、警告処理には、アカウントの停止処理が含まれてもよい。
以上、検証サーバ500の各機能部の概要について説明した。以下に、検証サーバ500が検証する対象毎に、検証処理の詳細について説明する。
〔4−1.アカウント情報の正確性の検証〕
ここで図6を参照しながら、検証サーバ500によるアカウント情報の正確性の検証について説明する。検証サーバ500は、登録されたアカウント情報に虚偽の情報が含まれている可能性に基づいて、アカウント情報の信頼度を算出することができる。このとき検証部520は、アカウント情報32と、ユーザの移動履歴情報から生成された統計データ44とを比較する。検証部520は、このアカウント情報32と、移動履歴の統計データ44との一致度合いに基づいて、登録されたアカウント情報32の信頼性を検証し、信頼度を算出することができる。検証部520は、アカウント情報32と移動履歴の統計データ44との一致度が低いほど信頼度を低下させることができる。
例えば勤務地について検証するとき、移動履歴の統計データ44が、ユーザが実際に勤務地周辺に存在することを示しているか否かに基づいて、登録された勤務地の情報に対する信頼度が算出される。ここで勤務地について検証するときには、検証部520は、平日の昼間の時間帯における移動履歴情報と登録された勤務地とを比較することによって信頼度を算出してよい。また例えば居住地について検証するとき、移動履歴の統計データ44が、ユーザが実際に居住地周辺に存在することを示しているか否かに基づいて、登録された居住地の情報に対する信頼度が算出される。ここで居住地について検証するときには、検証部520は、平日の夜間又は休日の移動履歴情報と登録された居住地とを主に比較することによって信頼度を算出してよい。
例えば警告処理部525は、登録された勤務地や居住地の情報に対する信頼度が所定の閾値以下となったとき、アカウントのユーザに対して、登録された情報が誤っている可能性を指摘する警告処理を行うことができる。警告処理部525は、登録されたアカウント情報を修正するアカウント情報更新画面へのリンクを含む警告画面を表示する、又は登録されたアカウント情報を修正するアカウント情報更新画面へのリンクを含む警告メールを送信してもよい。
〔4−2.アカウント多重登録の検証〕
例えば図7に示されるように、同じユーザが複数のアカウントを生成し、同じ端末装置100からそれぞれのアカウントにアクセスすると、端末装置100は、アクセスしたアカウントにそれぞれ対応づけて同じ移動履歴情報42をアップロードする。従ってこの場合、移動履歴情報データベース400に記憶される移動履歴情報から、多重登録された複数のアカウント情報それぞれに対して対応づけられた移動履歴情報を抽出すると、同じ移動履歴情報が抽出される。これを利用して、検証サーバ500は、互いに異なるアカウント情報に対応づけられた移動履歴情報の一致度に基づいて、アカウント多重登録の検証を行うことができる。このとき検証部520は、互いに異なるアカウント情報に対応づけられた移動履歴情報の一致度が高いほど、このアカウント情報の信頼度を低下させることができる。
このとき警告処理部525は、これらのアカウントのユーザに対して警告処理を行うことができる。例えば警告処理部525は、多重登録の可能性を指摘する警告処理を行うことができる。
〔4−3.アカウント不正利用の検証〕
また図8に示されるように、検証部520は、アカウント不正利用の検証を行うことができる。このとき検証部520は、検証の対象となるユーザAのアカウント情報32−Aと、このユーザAのアカウント情報32−Aに対応づけられた移動履歴情報42−Aに基づいて、アカウント情報32−Aの信頼度を算出することができる。例えば図8に示されるように、ユーザAの位置情報としてアップロードされた移動履歴情報に、「午前8時半に東京都江東区白河付近」に存在したことを示す位置情報と、「午前9時に沖縄県那覇市付近」に存在したことを示す位置情報と、「午前9時半に京都府京都市付近」に存在したことを示す位置情報とが含まれるとき、これらの位置情報を参照すると、午前8時半に東京都江東区白河付近を出発した人が、30分後に沖縄県那覇市付近に到着することはできない。また午前9時に沖縄県那覇市付近を出発した人が、30分後に京都府京都市付近に到着することもできない。従って、このアカウントは不正利用されている可能性が高い。
従ってこのように、アカウント情報32−Aに対応づけられた移動履歴情報42−Aに異常な位置情報が含まれる場合には、アカウントが不正利用されている可能性が高いとして、検証部520は、このアカウント情報32−Aに対する信頼度を低下させることができる。このとき、警告処理部525は、このアカウント情報32−Aのユーザに対して、アカウントが不正に利用されていることを通知する警告処理を行うことができる。例えば警告処理部525は、アカウントにログインするためのパスワードの変更を促す警告処理を行ってもよい。
<5.動作例>
次に図9〜図12を参照しながら、本開示の一実施形態に係るSNSシステムの動作例について説明する。図9は、同実施形態に係る端末装置の位置情報取得処理の動作例を示すフローチャートである。図10は、同実施形態に係る端末装置のログイン処理の動作例を示すフローチャートである。図11は、同実施形態に係る検証サーバの勤務地判定処理の動作例を示すフローチャートである。図12は、同実施形態に係る検証サーバの多重登録判定処理の動作例を示すフローチャートである。
〔5−1.位置情報取得処理〕
まず図9を参照しながら、端末装置100の位置情報取得処理について説明する。まず端末装置100の制御部115は、位置情報取得部110を用いて位置情報を取得し、このときの時刻情報を取得する(S100)。
次に制御部115は、取得したデータを記憶部130に保存する(S105)。そして予め設定された一定期間スリープ状態にする(S110)。一定期間が経過すると、制御部115は、再びステップS100から位置情報取得処理を繰り返す。
このように、端末装置100は、一定の間隔で位置情報を取得して記憶することによって、移動履歴情報を生成することができる。
〔5−2.ログイン処理〕
次に図10を参照しながら、端末装置100のSNSサービスへのログイン処理について説明する。まず端末装置100の制御部115は、SNSの認証処理を実行する(S200)。この認証処理は、SNSサーバ200に対して端末装置100がアカウントID及びパスワードを送信し、SNSサーバ200から認証結果を受信する処理である。そして制御部115は、受信した認証結果に基づいて、認証が成功したか否かを判断する(S205)。
次に制御部115は、記憶部130から位置情報を取得する(S210)。そして制御部110は、通信部105を制御して、SNSサーバ200に位置情報を送信させる(S215)。
〔5−3.勤務地判定処理〕
次に図11を参照しながら、検証サーバ500の検証処理の一例として、勤務地判定処理について説明する。まずアカウント情報取得部505は、アカウント情報データベース300からアカウント情報を取得する(S300)。また移動履歴情報取得部510は、移動履歴情報データベース400から、アカウント情報に対応づけられた位置情報の統計データを取得する(S305)。
そして検証部520は、位置情報に紐付く曜日を判定する(S310)。ここで位置情報に紐付く曜日が土、日、又は祝日である場合には、検証部520は、休日、勤務時間外用の判定処理を行う(S320)。一方、位置情報に紐付く曜日が平日である場合には、次に検証部520は、位置情報に紐付く時刻の判定を行う(S315)。ここで位置情報に紐付く時刻が勤務時間外である場合には、検証部520は、ステップS320の休日、勤務時間外用の判定処理を行う。なお、ここでは勤務時間を9時から19時とし、それ以外の時間帯(19時から翌9時まで)を勤務時間外とした。一方、位置情報に紐付く時刻の判定により勤務時間内であると判定された場合には、次に検証部520は、位置情報と登録された勤務地の情報を比較する(S325)。そして検証部520は、比較の結果、位置情報と登録された勤務地の情報との一致度合いが許容範囲内であるか否かを判断する。そして、許容範囲内であると判断された場合には、アカウント情報の信頼度を上げる処理を行う(S330)。一方、許容範囲外であると判断された場合には、アカウント情報の信頼度を下げる処理を行う(S335)。
〔5−4.多重登録判定処理〕
次に図12を参照しながら、検証サーバ500の検証処理の一例として、多重登録判定処理について説明する。まず移動履歴情報取得部510は、移動履歴情報データベース400から全データを取得する(S400)。
そして、検証部520は、取得したデータを位置情報をキーにしてソート処理を行う(S405)。そして検証部520は、位置情報が同一のデータがあるか否かを判断する(S410)。ここで位置情報が同一のデータがあった場合には、次に検証部520は、位置情報が同一と判断されたデータに対して、さらに時刻情報によるソート処理を実行する(S415)。
そして、検証部520は、さらに時刻情報が同一のデータがあるか否かを判断する(S420)。ここで時刻情報が同一であると判断されたデータは、位置情報及び時刻情報が一致するデータである。そこで、ステップS240の判断において時刻情報が同一のデータがあると判断された場合には、このユーザが多重登録していると判断する(S425)。一方、ステップS410の判断において、位置情報が同一のデータがないと判断されたとき、及びステップS420の判断において時刻情報が同一のデータがないと判断されたときには、検証部520は、多重登録されたデータがないと判断する(S430)。
<6.ハードウェア構成例>
次に図13及び図14を参照しながら、本開示の一実施形態に係る端末装置及びサーバ装置のハードウェア構成例について説明する。図13は、同実施形態に係る端末装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。図14は、同実施形態に係るサーバ装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
〔6−1.端末装置〕
まず図13を参照しながら端末装置100の構成の一例について説明する。図13を参照すると、端末装置100は、例えば、電話網アンテナ817と、電話処理部819と、GPSアンテナ821と、GPS処理部823と、Wifiアンテナ825と、Wifi処理部827と、地磁気センサ829と、加速度センサ831と、ジャイロセンサ833と、気圧センサ835と、撮像部837と、CPU(Central Processing Unit)839と、ROM(Read Only Memory)841と、RAM(Random Access Memory)843と、操作部847と、表示部849と、デコーダ851と、スピーカ853と、エンコーダ855と、マイク857と、記憶部859とを有する。なお、ここで示すハードウェア構成は一例であり、構成要素の一部が省略されてもよい。また、ここで示される構成要素以外の構成要素をさらに含んでもよいことは言うまでもない。
(電話網アンテナ817)
電話網アンテナ817は、通話及び通信用の携帯電話網と無線で接続する機能を有するアンテナの一例である。電話網アンテナ817は、携帯電話網を介して受信される通話信号を電話処理部819に供給することができる。
(電話処理部819)
電話処理部819は、電話網アンテナ817により送受信される信号に対する各種の信号処理を行う機能を有する。電話処理部819は、例えばマイク857を介して入力され、エンコーダ855によりエンコードされた音声信号に対して各種の信号処理を行い、電話網アンテナ817に供給することができる。また電話処理部819は、電話網アンテナ819から供給される音声信号に対して各種の信号処理を行い、デコーダ851に供給することができる。
(GPSアンテナ821)
GPSアンテナ821は、測位衛星からの信号を受信するアンテナの一例である。GPSアンテナ821は、複数のGPS衛星からのGPS信号を受信することができ、受信したGPS信号をGPS処理部823に入力する。
(GPS処理部823)
GPS処理部823は、測位衛星から受信された信号に基づいて位置情報を算出する算出部の一例である。GPS処理部823は、GPSアンテナ821から入力された複数のGPS信号に基づいて現在の位置情報を算出し、算出した位置情報を出力する。具体的には、GPS処理部823は、GPS衛星の軌道データからそれぞれのGPS衛星の位置を算出し、GPS信号の送信時刻と受信時刻との差分時間に基づいて、各GPS衛星から当該端末装置100までの距離をそれぞれ算出する。そして、算出された各GPS衛星の位置と、各GPS衛星から当該端末装置100までの距離とに基づいて、現在の3次元位置を算出することができる。なお、ここで用いられるGPS衛星の軌道データは、例えばGPS信号に含まれていてもよい。或いは、GPS衛星の軌道データは、通信アンテナ825を介して外部のサーバから取得されてもよい。
(Wifiアンテナ825)
Wifiアンテナ825は、例えば無線LAN(Local Area Network)通信網との通信信号をWifiの仕様に従って送受信する機能を有するアンテナである。Wifiアンテナ825は、受信した信号を通信処理部827に供給することができる。
(Wifi処理部827)
Wifi処理部827は、Wifiアンテナ825から供給された信号に各種の信号処理を行う機能を有する。Wifi処理部827は、供給されたアナログ信号から生成したデジタル信号をCPU839に供給することができる。
(地磁気センサ829)
地磁気センサ829は、地磁気を電圧値として検出するセンサである。地磁気センサ829は、X軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向の地磁気をそれぞれ検出する3軸地磁気センサであってよい。地磁気センサ829は、検出した地磁気データをCPU839に供給することができる。
(加速度センサ831)
加速度センサ831は、加速度を電圧値として検出するセンサである。加速度センサ831は、X軸方向に沿った加速度、Y軸方向に沿った加速度、及びZ軸方向に沿った加速度をそれぞれ検出する3軸加速度センサであってよい。加速度センサ831は、検出した加速度データをCPU839に供給することができる。
(ジャイロセンサ833)
ジャイロセンサ833は、物体の角度や角速度を検出する計測器の一種である。このジャイロセンサ833は、X軸、Y軸、及びZ軸周りの回転角の変化する速度(角速度)を電圧値として検出する3軸ジャイロセンサであってよい。ジャイロセンサ833は、検出した角速度データをCPU839に供給することができる。
(気圧センサ835)
気圧センサ835は、周囲の気圧を電圧値として検出するセンサである。気圧センサ835は、気圧を所定のサンプリング周波数で検出し、検出した気圧データをCPU839に供給することができる。
(撮像部837)
撮像部837は、CPU839の制御に従い、レンズを介して静止画像又は動画像を撮影する機能を有する。撮像部837は、撮影した画像を記憶部859に記憶させてもよい。
(CPU839)
CPU839は、演算処理装置及び制御装置として機能し、各種プログラムに従って端末装置100内の動作全般を制御する。またCPU839は、マイクロプロセッサであってもよい。このCPU839は、各種プログラムに従って様々な機能を実現することができる。
(ROM841,RAM843)
ROM841は、CPU839が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶することができる。RAM843は、CPU839の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶することができる。
(操作部847)
操作部847は、ユーザが所望の操作をするための入力信号を生成する機能を有する。操作部847は、例えばタッチセンサ、マウス、キーボード、ボタン、マイク、スイッチ及びレバーなどユーザが情報を入力するための入力部と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU839に出力する入力制御回路などから構成されてよい。
(表示部849)
表示部849は、出力装置の一例であり、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)装置、有機EL(OLED:Organic Light Emitting Diode)ディスプレイ装置などの表示装置であってよい。表示部849は、ユーザに対して画面を表示することにより情報を提供することができる。
(デコーダ851,スピーカ853)
デコーダ851は、CPU839の制御に従い、入力されたデータのデコード及びアナログ変換などを行う機能を有する。デコーダ851は、例えば電話網アンテナ817及び電話処理部819を介して入力された音声データのデコード及びアナログ変換などを行い、音声信号をスピーカ853に出力することができる。またデコーダ851は、例えばWifiアンテナ825及びWifi処理部827を介して入力された音声データのデコード及びアナログ変換などを行い、音声信号をスピーカ853に出力することができる。スピーカ853は、デコーダ851から供給される音声信号に基づいて音声を出力することができる。
(エンコーダ855,マイク857)
エンコーダ855は、CPU839の制御に従い、入力されたデータのデジタル変換及びエンコードなどを行う機能を有する。エンコーダ855は、マイク857から入力される音声信号のデジタル変換及びエンコードなどを行い、音声データを出力することができる。マイク857は、音声を集音し、音声信号として出力することができる。
(記憶部859)
記憶部859は、データ格納用の装置であり、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置、および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含むことができる。ここで記憶媒体としては、例えばフラッシュメモリ、MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)、PRAM(Phase change Random Access Memory)、及びEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)などの不揮発性メモリや、HDD(Hard Disk Drive)などの磁気記録媒体などが用いられてよい。
〔6−2.サーバ装置〕
次に図14を参照しながら、本開示の一実施形態に係るSNSサーバ200及び検証サーバ500のハードウェア構成の一例について説明する。上述のSNSサーバ200及び検証サーバ500の機能構成は、コンピュータプログラムを用いて図14に示すハードウェアを制御することにより実現されてよい。なお、このハードウェアの形態は任意であり、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話、PHS、PDA等の携帯情報端末、ゲーム機、ナビゲーション装置、又は種々の情報家電がこれに含まれる。但し、上記のPHSは、Personal Handy−phone Systemの略である。また、上記のPDAは、Personal Digital Assistantの略である。
図14に示すように、このハードウェアは、主に、CPU902と、ROM904と、RAM906と、ホストバス908と、ブリッジ910と、を有する。さらに、このハードウェアは、外部バス912と、インターフェース914と、入力部916と、出力部918と、記憶部920と、ドライブ922と、接続ポート924と、通信部926と、を有する。但し、上記のCPUは、Central Processing Unitの略である。また、上記のROMは、Read Only Memoryの略である。そして、上記のRAMは、Random Access Memoryの略である。
CPU902は、例えば、演算処理装置又は制御装置として機能し、ROM904、RAM906、記憶部920、又はリムーバブル記録媒体928に記録された各種プログラムに基づいて各構成要素の動作全般又はその一部を制御する。ROM904は、CPU902に読み込まれるプログラムや演算に用いるデータ等を格納する手段である。RAM906には、例えば、CPU902に読み込まれるプログラムや、そのプログラムを実行する際に適宜変化する各種パラメータ等が一時的又は永続的に格納される。
これらの構成要素は、例えば、高速なデータ伝送が可能なホストバス908を介して相互に接続される。一方、ホストバス908は、例えば、ブリッジ910を介して比較的データ伝送速度が低速な外部バス912に接続される。また、入力部916としては、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ、及びレバー等が用いられる。さらに、入力部916としては、赤外線やその他の電波を利用して制御信号を送信することが可能なリモートコントローラ(以下、リモコン)が用いられることもある。
出力部918としては、例えば、CRT、LCD、PDP、又はELD等のディスプレイ装置、スピーカ、ヘッドホン等のオーディオ出力装置、プリンタ、携帯電話、又はファクシミリ等、取得した情報を利用者に対して視覚的又は聴覚的に通知することが可能な装置である。但し、上記のCRTは、Cathode Ray Tubeの略である。また、上記のLCDは、Liquid Crystal Displayの略である。そして、上記のPDPは、Plasma DisplayPanelの略である。さらに、上記のELDは、Electro−Luminescence Displayの略である。
記憶部920は、各種のデータを格納するための装置である。記憶部920としては、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)等の磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、又は光磁気記憶デバイス等が用いられる。但し、上記のHDDは、Hard Disk Driveの略である。
ドライブ922は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体928に記録された情報を読み出し、又はリムーバブル記録媒体928に情報を書き込む装置である。リムーバブル記録媒体928は、例えば、DVDメディア、Blu−rayメディア、HD DVDメディア、各種の半導体記憶メディア等である。もちろん、リムーバブル記録媒体928は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード、又は電子機器等であってもよい。但し、上記のICは、Integrated Circuitの略である。
接続ポート924は、例えば、USBポート、IEEE1394ポート、SCSI、RS−232Cポート、又は光オーディオ端子等のような外部接続機器930を接続するためのポートである。外部接続機器930は、例えば、プリンタ、携帯音楽プレーヤ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、又はICレコーダ等である。但し、上記のUSBは、Universal Serial Busの略である。また、上記のSCSIは、Small Computer System Interfaceの略である。
通信部926は、ネットワーク932に接続するための通信デバイスであり、例えば、有線又は無線LAN、Bluetooth(登録商標)、又はWUSB用の通信カード、光通信用のルータ、ADSL用のルータ、又は各種通信用のモデム等である。また、通信部926に接続されるネットワーク932は、有線又は無線により接続されたネットワークにより構成され、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、可視光通信、放送、又は衛星通信等である。但し、上記のLANは、Local Area Networkの略である。また、上記のWUSBは、Wireless USBの略である。そして、上記のADSLは、Asymmetric Digital Subscriber Lineの略である。
<7.まとめ>
以上説明したように、本開示では、SNSを初めとする会員制サービスの安全性、及び信頼性を高めるために、登録されたアカウント情報の検証を行う検証サーバ500を提案する。
この検証サーバ500は、SNSサービスにアクセスするユーザの移動履歴情報を用いて、アカウント情報の検証を行うことができる。ここで、移動履歴情報をSNSサービスへのログイン時に取得することによって、アカウントにログインするユーザの移動履歴情報を確実にアカウント情報と対応づけて取得することができる。
検証サーバ500は、検証処理によって不正利用ユーザを抽出することができる。例えばここで抽出される不正ユーザの一例としては、虚偽の情報を用いて登録する虚偽登録ユーザや、複数のアカウントを取得する多重登録ユーザや、他人のアカウントにログインするなりすましユーザなどが挙げられる。
このような不正利用ユーザを抽出することによって、SNSサービスの安全性、信頼性を評価することができる。また抽出された不正利用ユーザに警告処理を行い、不正利用ユーザの数を低減させることによって、SNSサービスの安全性、信頼性を向上させることができる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、移動履歴情報は主にログイン時にアップロードされることとしたが、本技術はかかる例に限定されない。例えば、ログアウト時にアップロードされてもよい。また、移動履歴情報は、ログインの有無に関わらず定期的に行われてもよい。
尚、本明細書において、フローチャートに記述されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的に又は個別的に実行される処理をも含む。また時系列的に処理されるステップでも、場合によっては適宜順序を変更することが可能であることは言うまでもない。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
会員制サービスに登録されたアカウント情報を取得するアカウント情報取得部と、
前記アカウント情報に対応づけられた移動履歴情報を取得する移動履歴情報取得部と、
前記アカウント情報に対する信頼度を算出するための参照情報を取得する参照情報取得部と、
前記移動履歴情報及び前記参照情報に基づいて、前記アカウント情報に対する前記信頼度を算出する信頼度算出部と、
を備える、情報処理装置。
(2)
前記移動履歴情報は、前記会員制サービスへのログイン時又はログアウト時の少なくともいずれかに、前記会員制サービスにアクセスするユーザ端末から取得された情報である、
前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記移動履歴情報は、前記会員制サービスにアクセスするユーザ端末から定期的に取得される、
前記(1)に記載の情報処理装置。
(4)
前記参照情報は、前記アカウント情報に含まれる位置情報である、
前記(1)〜(3)のいずれかに記載の情報処理装置。
(5)
前記参照情報は、前記アカウント情報に含まれる居住地の情報である、
前記(1)〜(4)のいずれかに記載の情報処理装置。
(6)
前記参照情報は、前記アカウント情報に含まれる勤務地の情報である、
前記(1)〜(5)のいずれかに記載の情報処理装置。
(7)
前記信頼度算出部は、前記アカウント情報に含まれる位置情報と、前記移動履歴情報との間の一致度が低いほど前記信頼度を低下させる、
前記(4)〜(6)のいずれかに記載の情報処理装置。
(8)
前記参照情報は、異なるアカウント情報に対応づけられた移動履歴情報であり、
前記信頼度算出部は、互いに異なるアカウント情報に対応づけられた前記移動履歴情報間の一致度が高いほど前記信頼度を低下させる、
前記(1)〜(7)のいずれかに記載の情報処理装置。
(9)
前記参照情報は、前記アカウント情報に対応づけられた前記移動履歴情報であり、
前記信頼度算出部は、前記移動履歴情報の妥当性に基づいて前記信頼度を算出する、
前記(1)〜(8)のいずれかに記載の情報処理装置。
(10)
前記信頼度に基づいて、警告処理を行う警告処理部、
をさらに備える、前記(1)〜(9)のいずれかに記載の情報処理装置。
(11)
前記会員制サービスは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスである、
前記(1)〜(10)のいずれかに記載の情報処理装置。
(12)
会員制サービスに登録されたアカウント情報を取得することと、
前記アカウント情報に対応づけられた移動履歴情報を取得することと、
前記アカウント情報に対する信頼度を算出するための参照情報を取得することと、
前記移動履歴情報及び前記参照情報に基づいて、前記アカウント情報に対する前記信頼度を算出することと、
を含む、情報処理方法。
(13)
コンピュータを、
会員制サービスに登録されたアカウント情報を取得するアカウント情報取得部と、
前記アカウント情報に対応づけられた移動履歴情報を取得する移動履歴情報取得部と、
前記アカウント情報に対する信頼度を算出するための参照情報を取得する参照情報取得部と、
前記移動履歴情報及び前記参照情報に基づいて、前記アカウント情報に対する前記信頼度を算出する信頼度算出部と、
を備える、情報処理装置として機能させるためのプログラム。
(14)
移動履歴情報を収集してアップロードする端末装置と、サーバ装置とを含み、
前記サーバ装置は、
会員制サービスに登録されたアカウント情報を取得するアカウント情報取得部と、
前記アカウント情報に対応づけられた移動履歴情報を取得する移動履歴情報取得部と、
前記アカウント情報に対する信頼度を算出するための参照情報を取得する参照情報取得部と、
前記移動履歴情報及び前記参照情報に基づいて、前記アカウント情報に対する前記信頼度を算出する信頼度算出部と、
を有する、
情報処理システム。
12 アップロード情報
32 アカウント情報
42 移動履歴情報
44 統計データ
100 端末装置
105 通信部
110 位置情報取得部
115 制御部(信頼度算出部)
120 表示部
125 操作部
130 記憶部
200 SNSサーバ
205 受付部
210 登録処理部
215 ログイン処理部
220 サービス提供部
300 アカウント情報データベース
400 移動履歴情報データベース
500 検証サーバ
505 アカウント情報取得部
510 移動履歴情報取得部
515 参照情報取得部
520 検証部
525 警告処理部

Claims (13)

  1. 会員制サービスに登録されたアカウント情報と、前記アカウント情報に対応づけられた移動履歴情報と、前記アカウント情報に対する信頼度を算出するための参照情報を取得する情報取得部と、
    前記移動履歴情報及び前記参照情報に基づいて、前記アカウント情報に対する前記信頼度を算出する信頼度算出部と、
    を備え、
    前記移動履歴情報は、前記会員制サービスにアクセスするユーザ端末から定期的に取得される、
    情報処理装置。
  2. 前記移動履歴情報は、前記会員制サービスへのログイン時又はログアウト時の少なくともいずれかに、前記会員制サービスにアクセスするユーザ端末から取得された情報である、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記参照情報は、前記アカウント情報に含まれる位置情報である、
    請求項1又は2のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  4. 前記参照情報は、前記アカウント情報に含まれる居住地の情報である、
    請求項1〜のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記参照情報は、前記アカウント情報に含まれる勤務地の情報である、
    請求項1〜のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記信頼度算出部は、前記アカウント情報に含まれる位置情報と、前記移動履歴情報との間の一致度が低いほど前記信頼度を低下させる、
    請求項3〜5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記参照情報は、異なるアカウント情報に対応づけられた移動履歴情報であり、
    前記信頼度算出部は、互いに異なるアカウント情報に対応づけられた前記移動履歴情報間の一致度が高いほど前記信頼度を低下させる、
    請求項1〜のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記参照情報は、前記アカウント情報に対応づけられた前記移動履歴情報であり、
    前記信頼度算出部は、前記移動履歴情報の妥当性に基づいて前記信頼度を算出する、
    請求項1〜のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記信頼度に基づいて、警告処理を行う警告処理部、
    をさらに備える、請求項1〜のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記会員制サービスは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスである、
    請求項1〜のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 会員制サービスに登録されたアカウント情報を、情報処理装置によって、取得することと、
    前記アカウント情報に対応づけられた移動履歴情報を取得することと、
    前記アカウント情報に対する信頼度を算出するための参照情報を取得することと、
    前記移動履歴情報及び前記参照情報に基づいて、前記アカウント情報に対する前記信頼度を算出することと、
    を含
    前記移動履歴情報は、前記会員制サービスにアクセスするユーザ端末から定期的に取得される、
    情報処理方法。
  12. コンピュータを、
    会員制サービスに登録されたアカウント情報と、前記アカウント情報に対応づけられた移動履歴情報と、前記アカウント情報に対する信頼度を算出するための参照情報を取得する情報取得部と、
    前記移動履歴情報及び前記参照情報に基づいて、前記アカウント情報に対する前記信頼度を算出する信頼度算出部と、
    を備え、
    前記移動履歴情報は、前記会員制サービスにアクセスするユーザ端末から定期的に取得される、
    情報処理装置として機能させるためのプログラム。
  13. 移動履歴情報を収集してアップロードする端末装置と、サーバ装置とを含み、
    前記サーバ装置は、
    会員制サービスに登録されたアカウント情報と、前記アカウント情報に対応づけられた移動履歴情報と、前記アカウント情報に対する信頼度を算出するための参照情報を取得する情報取得部と、
    前記移動履歴情報及び前記参照情報に基づいて、前記アカウント情報に対する前記信頼度を算出する信頼度算出部と、
    を有
    前記移動履歴情報は、前記会員制サービスにアクセスする前記端末装置から定期的に取得される、
    情報処理システム。
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