JP5942039B2 - 運用コンテンツ評価システム及び記憶媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、計算機システムの運用や保守を自動化する技術に関する。
データセンタでは仮想計算機やネットワーク及びストレージ装置を含む計算機システムの運用業務または保守業務を効率よく実施するため、業務を自動化することが望まれている。業務を自動化するために、運用または保守の内容を記述した運用コンテンツ(または運用プロセスやワークフロー)を用いる技術が提案されている。
運用コンテンツを選択する方法として、プロファイルのようなユーザ情報や、対象物の情報や、対象物の使用情報から情報を分類し、ユーザーの好みと対象物をマッチングする技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2010−272121号公報
しかしながら、他のデータセンタなどで作成された運用コンテンツを利用する場合、運用コンテンツはユーザーが利用する計算機システムの環境によって適用の可否が異なり、ユーザーの環境で運用コンテンツを実際に動かしてみるまでは適用の可否が分からない、という問題があった。
本発明は、計算機リソースを制御するための運用コンテンツを評価する運用コンテンツ評価システムであって、計算機リソースを制御するための運用コンテンツを配信するコンテンツ管理サーバを含むコンテンツサイトと、プロセッサとメモリとインターフェースを含み、前記インターフェースを介して前記コンテンツ管理サーバに接続されて、前記運用コンテンツを評価するコンテンツ評価サーバと、当該コンテンツ評価サーバが管理する計算機リソースと、を含むユーザサイトと、を有し、前記コンテンツ管理サーバは、前記運用コンテンツ毎に当該運用コンテンツを実行するための前提条件と、当該運用コンテンツの評価要素とを含むカタログを保持し、前記コンテンツ評価サーバは、管理対象の前記計算機リソースから収集した構成情報をリソース管理情報に保持し、前記コンテンツ管理サーバから前記カタログを取得して、前記カタログのうち評価対象の運用コンテンツに対応するカタログを選択し、前記選択したカタログと前記リソース管理情報とを比較して前記運用コンテンツを評価する。
本発明によれば、ユーザの計算機リソースにおいて、運用コンテンツを実際に動かす前に、カタログを評価することで運用コンテンツの適用の可否が判定できる。
本発明の実施例を示し、計算機システムの一例を示すブロック図である。 本発明の実施例を示し、コンテンツ管理サーバの一例を示すブロック図である。 本発明の実施例を示し、コンテンツ作成サーバの一例を示すブロック図である。 本発明の実施例を示し、コンテンツ評価サーバの一例を示すブロック図である。 本発明の実施例を示し、Webクライアント計算機の一例を示すブロック図である。 本発明の実施例を示し、計算機リソースの一例を示すブロック図である。 本発明の実施例を示し、コンテンツの一例を示す図である。 本発明の実施例を示し、コンテンツの一例を示す図である。 本発明の実施例を示し、コンテンツの一例を示す図である。 本発明の実施例を示し、コンテンツ管理テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施例を示し、カタログの一例を示す図である。 本発明の実施例を示し、評価要素の一例を示す図である。 本発明の実施例を示し、評価要素の一例を示す図である。 本発明の実施例を示し、評価要素の一例を示す図である。 本発明の実施例を示し、リソース管理テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施例を示し、リソース管理テーブルの一例を示す図の前半部である。 本発明の実施例を示し、リソース管理テーブルの一例を示す図の後半部である。 本発明の実施例を示し、計算機システムで行われるコンテンツ作成とカタログ作成及び登録の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例を示し、計算機システムで行われるカタログの取得処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例を示し、ユーザサイトで行われるコンテンツの評価処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例を示し、コンテンツ評価サーバで行われるカタログの評価処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例を示し、コンテンツ評価サーバで行われる評価点を考慮したカタログの評価処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例を示し、コンテンツ評価サーバで行われる操作に関するカタログの評価処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例を示し、コンテンツ評価サーバで行われる時間に関するカタログの評価処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例を示し、Webクライアント計算機でコンテンツをダウンロードする処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例を示し、Webクライアント計算機が計算機リソースに対してコンテンツを実行する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例を示し、ユーザサイトAに関するカタログの評価結果の一例を示す画面イメージである。 本発明の実施例を示し、ユーザサイトBに関するカタログの評価結果の一例を示す画面イメージである。 本発明の実施例を示し、コンテンツとカタログの一覧を示す画面イメージである。
以下、本発明の一実施形態について添付図面を用いて説明する。
図1は、本発明の計算機システムの一例を示すブロック図である。
ユーザ毎に計算機システムの運用及び管理を行うユーザーサイト6−A、6−Bは、ネットワーク5を介してコンテンツプロバイダサイト1とコンテンツサイト3に接続される。
ユーザサイト6−A、6−Bでは、Webクライアント計算機8が、コンテンツサイト3からそれぞれ運用コンテンツとカタログとをダウンロードしてコンテンツ評価サーバ7で利用する。コンテンツ評価サーバ7は、自身のユーザサイト6−Aまたは6−bの計算機リソース10に運用コンテンツを適用可能か否かを、ダウンロードしたカタログを用いて判定する。また、コンテンツ評価サーバ7は、カタログを評価することで、自身のユーザサイト6−Aまたは6−bの計算機リソース10で利用可能な運用コンテンツについては、運用コンテンツを適用したときの効果についても評価することができる。
ここで、本実施例の運用コンテンツは、後述するように、データセンタなどの計算機リソース10の運用または管理において、ユーザ(または管理者)が手作業または手作業を含む業務を自動化するためのソフトウェアである。また、本実施例のカタログは、後述するように、運用コンテンツを実行するための前提条件や、運用コンテンツを評価するための評価要素を含む情報の集合である。運用コンテンツとカタログの対応関係はコンテンツ管理サーバ4で管理される。
コンテンツプロバイダサイト1は、運用コンテンツ及びカタログを作成するコンテンツ作成サーバ2を含む。コンテンツ作成サーバ2では、管理者やオペレータなどによって運用コンテンツ及びカタログが作成される。コンテンツ作成サーバ2で作成された運用コンテンツ及びカタログは、コンテンツサイト3へ送られる。
コンテンツサイト3は、コンテンツ管理サーバ4を含んで、コンテンツプロバイダサイト1で作成された運用コンテンツとカタログを蓄積し、運用コンテンツとカタログの対応関係を管理する。
ユーザサイト6−A、6−Bは、Webクライアント計算機8と、コンテンツ管理サーバ7と、計算機リソース10を含む。なお、ユーザサイト6−A、6−Bは同様の構成であり、ユーザサイトの総称を符号6で示す。コンテンツ評価サーバ7とWebクライアント計算機8はネットワーク5を介してコンテンツサイト3に接続される。また、Webクライアント計算機8と、コンテンツ管理サーバ7は、ネットワーク11を介して計算機リソース10に接続される。計算機リソース10は、ネットワーク11と、計算機20及びストレージ装置30を含む。
ユーザサイト6では、Webクライアント計算機8がカタログや運用コンテンツの取得や、カタログの評価及び運用コンテンツの実行をコンテンツ評価サーバ7に指令する。コンテンツ評価サーバ7は、計算機リソース10を管理する機能も有する。
図2は、コンテンツ作成サーバ2の構成の一例を示すブロック図である。
コンテンツプロバイダサイト1のコンテンツ作成サーバ2は、プロセッサ21と、メモリデバイス22と、NIC(Network Interface Card)23と、入出力デバイス24と、ストレージデバイス25と、を含む計算機である。
メモリデバイス22には、コンテンツ400を作成するコンテンツ作成プログラム26と、カタログ420を作成してコンテンツ管理サーバ4へ登録するカタログ作成プログラム27が格納され、プロセッサ21によって実行される。コンテンツ作成プログラム26で作成されたコンテンツ400は、一旦、メモリデバイス22に格納された後、コンテンツ管理サーバ4に登録される。
ストレージデバイス25には、カタログ作成プログラム27がカタログ420を作成する際に参照するマニュアル460が格納される。マニュアル460は、運用コンテンツ400を実行する計算機リソース10の構成を定義した情報であり、予め作成された情報である。
以後の説明では「プログラム」を主語として説明を行う場合があるが、各プログラムはプロセッサ21によって実行されることで定められた処理をメモリデバイス22及び通信ポート(NIC23)を用いながら行うため、プロセッサ21を主語とした説明としてもよい。また、プログラムを主語として開示された処理は管理サーバ等の計算機、情報処理装置が行う処理としてもよい。また、プログラムの一部または全ては専用ハードウェアによって実現されてもよい。
また、各種プログラムはプログラム配布サーバや、計算機が読み取り可能な記憶メディアによって各計算機にインストールされてもよい。この場合、プログラム配布サーバはプロセッサと記憶資源を含み、記憶資源はさらに配布プログラムと配布対象であるプログラムを記憶している。そして、配布プログラムをCPUが実行することで、プログラム配布サーバのCPUは配布対象のプログラムを他の計算機に配布する。
なお、コンテンツ作成サーバ2の各機能を実現するプログラムの情報は、ストレージデバイス25や不揮発性半導体メモリ、ハードディスクドライブ、SSD(Solid State Drive)等の記憶デバイス、または、ICカード、SDカード、DVD等の計算機読み取り可能な非一時的データ記憶媒体に格納することができる。
NIC23は、ネットワーク5に接続されて送受信を行う。入出力デバイス24は、例えば、キーボードやマウスなどの入力デバイスと、ディスプレイなどの出力デバイスを含む。なお、入出力デバイス24は、上記以外の構成であっても良い。
また、上記のメモリデバイス22とストレージデバイス25を含めた概念として記憶資源として扱うようにしても良い。
図3は、コンテンツ管理サーバ4の構成の一例を示すブロック図である。
コンテンツサイト3のコンテンツ管理サーバ4は、コンテンツプロバイダサイト1で作成された運用コンテンツ400とカタログ420とを対応付けて管理する。そして、コンテンツ管理サーバ4は、ユーザサイト6からの要求に応じて、運用コンテンツ400とカタログ420を配信する。
コンテンツ管理サーバ4は、プロセッサ41と、メモリデバイス42と、NIC43と、入出力デバイス44と、ストレージデバイス45と、を含む計算機である。
メモリデバイス42には、運用コンテンツ400とカタログ420を登録する登録プログラム440と、コンテンツ400とカタログ420をユーザサイト6へ提供する配信プログラム430と、運用コンテンツ400とカタログ420の対応関係を管理するコンテンツ管理テーブル410と、登録された運用コンテンツ400及びカタログ420とが格納される。
なお、運用コンテンツ400と、カタログ420と、コンテンツ管理テーブル410とは、ストレージデバイス45に格納され、必要に応じてメモリデバイス42へロードされてもよい。
なお、コンテンツ管理サーバ4の各機能を実現するプログラムの情報は、ストレージデバイス45や不揮発性半導体メモリ、ハードディスクドライブ、SSD(Solid State Drive)等の記憶デバイス、または、ICカード、SDカード、DVD等の計算機読み取り可能な非一時的データ記憶媒体に格納することができる。
また、以後の説明では「テーブル」、「リスト」、「DB」、「キュー」等の表現にて本発明の情報を説明するが、これらの情報はテーブル、リスト、DB、キュー、等のデータ構造以外で表現されていてもよい。そのため、データ構造に依存しないことを示すために「テーブル」、「リスト」、「DB」、「キュー」等について「情報」と呼ぶことがある。
さらに、各情報の内容を説明する際に、「識別情報」、「識別子」、「名」、「名前」、「ID」という表現を用いるが、これらについてはお互いに置換が可能である。
NIC43は、ネットワーク5に接続されて送受信を行う。入出力デバイス44は、例えば、キーボードやマウスなどの入力デバイスと、ディスプレイなどの出力デバイスを含む。なお、入出力デバイス44は、上記以外の構成であっても良い。
また、上記のメモリデバイス42とストレージデバイス45を含めた概念として記憶資源として扱うようにしても良い。
図4は、コンテンツ評価サーバ7の構成の一例を示すブロック図である。コンテンツ評価サーバ7は、ユーザサイト6−A、6−Bで同様の構成である。コンテンツ評価サーバ7は、Webクライアント計算機8の指令に応じて、コンテンツ管理サーバ4からの運用コンテンツ400とカタログ420の取得や、カタログ420の評価や、運用コンテンツ400の実行や、計算機リソース10の制御や、計算機リソース10に対する操作を行う。
コンテンツ評価サーバ7は、プロセッサ71と、メモリデバイス72と、NIC73と、入出力デバイス74と、ストレージデバイス75とを含む計算機である。
メモリデバイス72には、運用コンテンツ400とカタログ420を取得する取得プログラム76と、運用コンテンツ400とカタログ420を評価するコンテンツ評価プログラム77と、運用コンテンツ400を実行するコンテンツ実行プログラム78と、運用コンテンツ400とカタログ420の対応関係を管理するコンテンツ管理テーブル410Aと、取得した運用コンテンツ400及びカタログ420と、カタログ420の評価結果であるカタログ評価結果710と、計算機リソース10の構成を管理するリソース管理テーブル700と、が格納される。
なお、運用コンテンツ400と、カタログ420と、コンテンツ管理テーブル410Aとリソース管理テーブル700と、カタログ評価結果710は、ストレージデバイス75に格納され、必要に応じてメモリデバイス72へロードされてもよい。
また、コンテンツ評価サーバ7の運用コンテンツ400と、カタログ420は、コンテンツ管理サーバ4から取得したものである。コンテンツ評価サーバ7のコンテンツ管理テーブル410Aは、コンテンツ管理サーバ4から取得した、運用コンテンツ400と、カタログ420との対応関係を保持するためにコンテンツ評価サーバ7が生成したものである。コンテンツ管理テーブル410Aはコンテンツ管理サーバ4のコンテンツ管理テーブル410Aと同様の構造である。
また、コンテンツ評価サーバ7の各機能を実現するプログラムの情報は、ストレージデバイス75や不揮発性半導体メモリ、ハードディスクドライブ、SSD(Solid State Drive)等の記憶デバイス、または、ICカード、SDカード、DVD等の計算機読み取り可能な非一時的データ記憶媒体に格納することができる。
また、入出力デバイス74の代替としてシリアルインターフェースやイーサーネットインターフェースを入出力デバイスとし、当該インターフェースにディスプレイ又はキーボード又はポインタデバイスを有する表示用計算機を接続し、表示用情報を表示用計算機に送信したり、入力用情報を表示用計算機から受信することで、表示用計算機で表示を行ったり、入力を受け付けることで入出力デバイスでの入力及び表示を代替してもよい。
以後、計算機リソース10(情報処理システム)を管理し、本発明の表示用情報を表示する一つ以上の計算機の集合を管理システムと呼ぶことがある。管理計算機として機能するコンテンツ評価サーバ7が表示用情報を表示する場合は、当該コンテンツ評価サーバ7が管理システムである、また、管理計算機と表示用計算機の組み合わせも管理システムである。また、管理処理の高速化や高信頼化のために複数の計算機で管理計算機と同等の処理を実現してもよく、この場合は当該複数の計算機(表示を表示用計算機が行う場合は表示用計算機も含め)が管理システムである。
なお、ストレージデバイス75には、Webクライアント計算機8からの指令によって、計算機リソース10に対する保守や運用などの操作を行ったときのログ79が格納される。このログ79は、ユーザサイト6において管理者などが手動で行った作業の時間を推定するために用いることができる。
NIC73は、ネットワーク5に接続されて送受信を行う。入出力デバイス74は、例えば、キーボードやマウスなどの入力デバイスと、ディスプレイなどの出力デバイスを含む。なお、入出力デバイス74は、上記以外の構成であっても良い。
また、コンテンツの一例の各機能を実現するプログラムの情報は、ストレージデバイス75や不揮発性半導体メモリ、ハードディスクドライブ、SSD(Solid State Drive)等の記憶デバイス、または、ICカード、SDカード、DVD等の計算機読み取り可能な非一時的データ記憶媒体に格納することができる。
また、上記のメモリデバイス72とストレージデバイス75を含めた概念として記憶資源として扱うようにしても良い。
図5Aは、Webクライアント計算機8の構成の一例を示すブロック図である。Webクライアント計算機8は、コンテンツ評価サーバ7に対して、コンテンツ管理サーバ4からの運用コンテンツ400及びカタログ420の取得や、運用コンテンツ400とカタログ420の評価や、運用コンテンツ400の実行や計算機リソース10の制御や操作に関する指令を行う。
Webクライアント計算機8は、プロセッサ81と、メモリデバイス82と、NIC83と、入出力デバイス84と、ストレージデバイス85とを含む計算機である。メモリデバイス82には、Webブラウザプログラム86が格納されてプロセッサ81によって実行される。なお、ストレージデバイス85は、Webブラウザプログラム86を保持する記憶媒体として機能する。
NIC83は、ネットワーク5、11に接続されて送受信を行う。入出力デバイス84は、例えば、キーボードやマウスなどの入力デバイスと、ディスプレイなどの出力デバイスを含む。なお、入出力デバイス84は、上記以外の構成であっても良い。
図5Bは、計算機リソース10の一例を示すブロック図である。
計算機リソース10は、1以上の計算機20と、1以上のストレージ装置30と、計算機20で実行される仮想サーバ220−1〜220−n及びVMM(Virtual Machine Monitor)210を管理する仮想化管理サーバ110と、ストレージ装置30を管理するストレージ管理サーバ120と、各サーバおよび装置を接続するネットワーク11と、計算機20とストレージ装置30を接続するSAN(Storage Area Network)310とを含む。
ストレージ装置30は、1以上のLU(Logical Unit)−1〜LU−nを含む。ストレージ管理サーバ120は、ストレージ装置30内のLU(または記憶領域)を管理し、計算機20に割り当てるLU(または記憶領域)を管理する。また、ストレージ管理サーバ120は、ストレージ装置30のLUを管理する。
計算機20は、プロセッサ201と、メモリデバイス202と、NIC203と、HBA(Host Bus Adapter)204とを含む。メモリデバイス202には、VMM210と仮想サーバ220−1〜220−nが格納されてプロセッサ21によって実行される。なお、VMM210は、ハイパーバイザで構成することができる。また、仮想サーバの総称を符号220で示す。
なお、計算機20のHBA204は、SANを介してストレージ装置30に接続される。また、NIC203はネットワーク11に接続される。
仮想化管理サーバ110は、計算機20で稼働する仮想サーバ220の生成、移動、削除などを管理する。仮想化管理サーバ110と、ストレージ管理サーバ120は、図2で示したコンテンツ作成サーバ2等と同様に、プロセッサ、メモリデバイス、NICを含む計算機であり、詳細の図示は省略する。
図6〜図8は、運用コンテンツ400の一例を示す図である。図6は運用コンテンツAの一例を示し、図7は運用コンテンツBの一例を示し、図8は運用コンテンツCの一例を示す。
図6〜図8に示す運用コンテンツ400は、パールで記述した運用コンテンツと、制御対象(または捜査対象)の計算機リソース10の種類毎のコマンドリストを含む。
図6の運用コンテンツA(400)は、所望のサイズのLUを割り当てた仮想サーバ220を提供する運用コンテンツ400で、スクリプト400−aとコマンドリスト400−a1、400−a2を含む。
スクリプト400−aは、計算機リソース10に対する制御や操作の手順を記述した情報である。コマンドリスト400−a1は、ストレージ管理サーバ120に指令するコマンドを、実行させる順序で記述した情報である。コマンドリスト400−a2は、仮想化管理サーバ110に指令するコマンドを、実行させる順序で記述した情報である。
スクリプト400−aは、5行目の"# $ARGV[0] targetLUSize"でLUに必要な容量(例えば、40GB)を受け付け、6行目の"# $ARGV[1] targetVM"でLUを割り当てる仮想サーバ220の名称(または識別子)を受け付ける。
スクリプト400−aの11行目の"output_CreateLUAndDataStore"は、コマンドリスト400−a1、400−a2の実行結果の格納先(中間ファイル)を示す。
スクリプト400−aの13行目及び14行目は、"$cmdlineSM"が、コマンドリスト400−a1であることを設定する。また、スクリプト400−aの14行目は、"$cmdlineVMM"が、コマンドリスト400−a2であることを設定する。
スクリプト400−aの16行目で中間ファイル($output)を開き、18行目では、コマンドリスト400−a1($cmdlineSM)を実行し、19行目では中間ファイルを開き、20行目〜30行目で、必要な容量(例えば、40GB)のLUを検索し、LUの名前または識別子を変数$targetLUへ代入する。
次に、スクリプト400−aの32行目以降では、検索したLUを、上記6行目で受け付けた仮想サーバ220に割り当てて稼働させるため、35行目で、コマンドリスト400−a2を実行し、VMM210の制御を行う。
以上のように、図6の運用コンテンツAでは、LUの容量と仮想サーバ220の名称を受け付けてから、受け付けた容量のLUを仮想サーバ220に割り当てて、この仮想サーバ220を提供するまでの操作を自動化することができる。
なお、本実施例では、パールスクリプトで計算機リソース10を制御(または操作)する例を示したが、これに限定されるものではなく、制御や操作の手順と制御対象(または操作対象)への指令を含む情報を運用コンテンツ400とすればよい。
図7は、コンテンツの一例を示す図である。図7の運用コンテンツB(400)は、仮想サーバ220の名称(targetVMName)を入力し、仮想サーバ220の一覧を取得して、入出力デバイスに出力する。出力された仮想サーバの一覧の中から所望の仮想サーバを選択し、この仮想サーバにLUを割り当ててからユーザに提供する操作を自動化したものである。図7に示した運用コンテンツBでは、2つのVMM(VMM1、VMM2)に問合せを行うことが記述されている。その他については、図6と同様である。なお、上記の入力及び出力を実現する入出力デバイスは、当該運用コンテンツBを実行するコンテンツ評価サーバ7またはコンテンツ評価サーバ7に接続されたWebクライアント計算機8の入出力デバイスとなる。
図8は、コンテンツの一例を示す図である。図8の運用コンテンツC(400)は、仮想サーバ220とLUの名称を受け付けて、受け付けた名称の仮想サーバ220に、受け付けた名称のLUを割り当て、この仮想サーバ220をユーザに提供する操作を自動化したものである。その他については、図6と同様である。
図9は、コンテンツ管理テーブル410(410A)の一例を示す図である。コンテンツ管理サーバ4のコンテンツ管理テーブル410またはコンテンツ評価サーバ7のコンテンツ管理テーブル410Aは、運用コンテンツ400とカタログ420の対応関係を管理する。なお、コンテンツ評価サーバ7が保持するコンテンツ管理テーブル410Aは、コンテンツ管理サーバ4と同一の構造であるので、以下ではコンテンツ管理サーバ4のコンテンツ管理テーブル410について説明する。
コンテンツ管理テーブル410は、運用コンテンツ400の識別子を格納するコンテンツID4101と、カタログ420の識別子を格納するカタログID4102と、運用コンテンツ400の概要を格納するコンテンツ説明4103と、をひとつのレコード(またはエントリ)に含む。コンテンツID4101とカタログID4102は、それぞれコンテンツプロバイダサイト1内でユニークな値であれば良く、コンテンツ作成サーバ2が付与することができる。コンテンツID4101とカタログID4102により、運用コンテンツ400とカタログ420の対応関係が保持される。
コンテンツ説明4103には、運用コンテンツ400で行われる制御または操作が記載される。
図10は、カタログ420の一例を示す図である。コンテンツ作成サーバ2で作成されてコンテンツ管理サーバ4に格納されるカタログ420は、運用コンテンツ400を実行するための前提条件や、運用コンテンツ400を評価するための評価要素(図11〜図13)を含む。
カタログ420は、カタログの識別子を格納するカタログID4201と、運用コンテンツ400の識別子を格納するコンテンツID4202と、運用コンテンツ400の概要を格納するコンテンツ説明4203と、運用コンテンツ400の評価要素の識別子(または名称)を格納する評価要素4204と、をひとつのレコード(またはエントリ)に含む。なお、評価要素4204は、コンテンツID4202に対応する評価要素の格納場所を指し示すポインタであってもよい。
図11は、評価要素(Table A)の一例を示す図である。評価要素4204Aは、の図10の評価要素(Table A)の内容を示す。すなわち、評価要素4204Aは、コンテンツID4202に対応する運用コンテンツ400ごとに評価する条件や項目を予め設定した情報である。
評価要素4204Aは、カタログ420の評価要素4204が指し示す識別子42010と、計算機リソース10の種類を示すリソース情報42011と、評価要素4204Aの運用コンテンツ400を実行する際に必要な計算機リソース10の前提条件の評価式42012と、詳細な条件を格納する前提条件1〜3(42013〜42015)と、運用コンテンツ400の効果を判定するための評価点42016と、当該リソース情報で使用可能なコマンドを格納するコマンドリスト42017と、運用コンテンツ400の実行予定時間を格納する時間情報42018と、をひとつのレコード(またはエントリ)に含む。
リソース情報42011には、図10のコンテンツID4202に対応する運用コンテンツ400(Contents_ProviderA_CreateLUAndDataStore_0100)を実行する際に必要な計算機リソース10の種類についてレコードが設定される。図11の例では、仮想化管理サーバ110、仮想サーバ220、ストレージ管理サーバ120及びストレージ装置30の4レコードが、運用コンテンツ400を実行するのに必須の構成となる。
前提条件評価式42012は、前提条件1(42013)〜前提条件3(42015)の関係を定義する式である。図中"*"はAND条件を示し、図中"+"はOR条件を示す。例えば、前提条件評価式42012が"1*2"であれば、前提条件1(42013)と前提条件2(42014)の双方を満たす必要があることを示す。前提条件評価式42012が"1+2"であれば、前提条件1(42013)または前提条件2(42014)の何れか一方を満たせばよいことを示す。
前提条件1(42013)〜前提条件3(42015)には、必要となる計算機リソース10のモデル名やソフトウェア名、あるいはバージョン、リビジョンなど計算機リソース10を具体的に特定するための情報が格納される。
評価点42016は、評価要素4204Aに対応する運用コンテンツ400を実行した場合に効果のあるリソース情報42011に"1"が設定される。図11の例では、当該運用コンテンツ400を実行した場合、ストレージ装置について効果があることを示す。ここで、運用コンテンツ400を実行した場合の効果とは、運用や保守の作業(または操作)に要するコストまたは労力を低減できることを指す。
コマンドリスト42017は、運用コンテンツ400のコマンドリストで使用可能なコマンドが、リソース情報42011毎に設定される。
時間情報42018は、運用コンテンツ400のコマンドリスト42017を実行する際の時間を示し、手動による運用や保守の所要時間に対する効果を推定する際に利用する。図示の仮想化管理サーバのコマンドリスト42017では、"Connect-VirtualMashineManager"から"Set-ScsiLunPath"までのコマンドを順次実行したときに、実行開始から完了までの時間が時間情報42018として設定される。なお、計算機リソース10の構成や負荷状態などによってコマンドリスト42017の実行時間は変動するので、時間情報42018は、コンテンツの作成者などが指標となる実行時間を設定することができる。
図12は、評価要素(Table B)の一例を示す図である。評価要素の構成は図11と同様である。評価要素4204Bは、図10の評価要素(Table B)の詳細な内容を示す。図12の評価要素(Table B)は、評価点42016から、仮想サーバについて運用や保守に関する効果がある運用コンテンツ400であることを示している。
図13は、評価要素(Table C)の一例を示す図である。評価要素の構成は図11と同様である。評価要素4204Cは、図10の評価要素(Table C)の詳細な内容を示す。図12の評価要素(Table C)は、評価点42016から、ストレージ装置について運用や保守に関する効果がある運用コンテンツ400であることを示している。
図14は、リソース管理テーブル(ユーザサイトA)700の一例を示す図である。ユーザサイト6のコンテンツ評価サーバ7は、計算機リソース10の管理サーバとしても機能する。リソース管理テーブル700は、コンテンツ評価サーバ7が管理する計算機リソース10の構成情報である。コンテンツ評価サーバ7は、ユーザサイト6の計算機リソース10の構成情報を所定の周期で収集し、リソース管理テーブル700を更新する。
リソース管理テーブル700は、リソースの識別子を格納するリソースID701と、リソースの種別を格納するリソース種別702と、リソースのモデル名やバージョン情報等を格納するリソース情報703と、当該リソース情報に対して使用したコマンドの履歴を格納するコマンド履歴704と、当該リソースに対する操作の履歴を格納するログ情報705と、更新日時を格納する更新日時706と、がひとつのレコード(またはエントリ)に含まれる。
リソースID701には、ユーザサイト6内でユニークなリソースの識別子が格納される。リソース情報702には、カタログ420にリンクした評価要素4204A〜4204Cのリソース情報42011と同様に、リソースの種類が格納される。
リソース情報703には、カタログ420にリンクした評価要素4204A〜4204Cの前提条件1〜3と同様に、リソースのモデル名、ソフトウェア名、バージョンまたはリビジョンなどの情報が格納される。
コマンド履歴704には、各リソースに対して使用したコマンドが格納される。このコマンドは、コンテンツ評価サーバ7のストレージデバイス75に格納されたログ79から取得することができる。あるいは、Webクライアント計算機8から計算機リソース10に対するコマンドを受信したときにコマンド履歴704へコマンドを蓄積しても良い。
ログ情報705には、各リソースについて、コンテンツ評価サーバ7のストレージデバイス75に格納されたログ79またはログの格納先が格納される。
以上より、コンテンツ評価サーバ7は、リソース管理テーブル700によって、計算機リソース10の構成や利用に関する履歴を管理する。
図15Aは、リソース管理テーブル(ユーザサイトB)700の一例を示す図の前半部である。図15Bは、リソース管理テーブル(ユーザサイトB)700の一例を示す図の後半部である。これらのリソース管理テーブル700の構成も、図14と同様である。
図15A、図15Bに示すユーザサイトBのリソース管理テーブル700は、図14のユーザサイトAのリソース管理テーブル700に対して、リソース情報703で仮想サーバ220のバージョンが複数存在する点と、ストレージ装置30の種類が複数存在する点で、計算機リソース10の構成が異なる。
なお、コマンド履歴704は、ユーザサイト6で行われた操作の履歴であり、コンテンツの作成者など参照することにより、新たな運用コンテンツ400を作成する示唆をえることができる。このため、コンテンツ評価サーバ7は、コンテンツ作成サーバ2からの閲覧要求に応じて、リソース管理テーブル700を閲覧させるようにしても良い。
図16は、計算機システムで行われるコンテンツ作成とカタログ作成及び登録の処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、コンテンツ作成サーバ2を利用するコンテンツの作成者によって開始される。
コンテンツプロバイダサイト1では、コンテンツの作成者がコンテンツ作成サーバ2の入出力デバイス24でコンテンツ作成プログラム26を実行して、図6〜図8で示したようなスクリプト400−aとコマンドリスト400−a1を組み合わせた運用コンテンツ400を作成する(S1)。コンテンツ作成プログラム26は、作成した運用コンテンツ400を、コンテンツ作成サーバ2のメモリデバイス22に保持する。
次に、コンテンツ作成者は、予め作成したマニュアル460を指定して、運用コンテンツ400に関連付けるカタログ420の生成をカタログ作成サーバ2へ要求する(S2)。コンテンツ作成サーバ2のストレージデバイス25には、運用コンテンツ400ごとに前提条件が記述されたマニュアル460が予め格納されている。
マニュアル460は、運用コンテンツ400を実行するソフトウェアの環境や、ハードウェアの環境等の前提条件を記述したものであり、運用コンテンツ400毎に生成しておく。マニュアル460の内容としては、リソースの種別(リソース情報)や、OSのバージョンとVMMのバージョン、ストレージ装置30のモデル名等の前提条件が含まれる。
コンテンツ作成サーバ2は、カタログ420の自動生成要求を受け付けると、カタログ作成プログラム27を起動して、指定されたマニュアル460を読み込む(S3)。
カタログ作成プログラム27は、読み込んだマニュアル460から全ての前提条件を取得する(S4)。
カタログ作成プログラム27は、コンテンツ管理サーバ4からカタログ420を読み込んで、カタログID4201とコンテンツID4202を決定して新たなレコードをカタログ420に追加する。そして、カタログ作成プログラム27は、カタログ420に関連付けた新たな評価要素4204Aを生成して、マニュアル460から取得したリソースの種別(リソース情報42011)に対応するレコードを評価要素4204Aに加える。そして、カタログ作成プログラム27は、リソース情報42011ごとに、前提条件を評価要素4204Aの前提条件1〜3に加える(S5)。なお、以下では、評価要素4204の一例として図11に示す、評価要素4204Aに対する処理を示すが、他の評価要素4204B、4204Cに着いても同様である。
カタログ作成プログラム27は、生成された運用コンテンツ400を読み込んで、コマンドリストを取得する(S6)。カタログ作成プログラム27は、運用コンテンツ400から取得したコマンドリストを評価要素4204Aのコマンドリスト42017に加える(S7)。
カタログ作成プログラム27は、入出力デバイス24で、新たに加えたカタログ420の評価点を受け付ける。カタログ作成プログラム27は、受け付けた評価点42016を評価要素4204Aに加える(S8)。
次に、カタログ作成プログラム27は、入出力デバイス24で、新たに加えたカタログ420の時間情報を受け付ける。カタログ作成プログラム27は、受け付けた時間情報42018を評価要素4204Aに加える(S9)。コンテンツ作成者は、入出力デバイス24を操作して、コンテンツ管理サーバ4に登録を要求して、作成した運用コンテンツ400とカタログ420をコンテンツ管理サーバ4へ送信する(S10)。
コンテンツ管理サーバ4は、登録の要求を受信すると、登録プログラム440を起動して、受信した新たな運用コンテンツ400とカタログ420を登録する(S11)。
以上の処理により、コンテンツ管理サーバ4には、コンテンツプロバイダサイト1で新たに作製された運用コンテンツ400と、新たなレコードを含むカタログ420が登録される。
図17は、計算機システムで行われるカタログの取得処理の一例を示すフローチャートである。
ユーザサイト6では、Webクライアント計算機8の利用者が、コンテンツサイト3のコンテンツ管理サーバ4からカタログ420を取得する例を示す。
Webクライアント計算機8の利用者は、Webブラウザプログラム86を起動して、コンテンツ管理サーバ4にアクセスする。Webブラウザプログラム86は利用者の指令に基づいて、コンテンツ400とカタログ420の一覧を閲覧するため、コンテンツ管理サーバ4に対してコンテンツ・カタログ一覧画面表示要求を送信する(S21)。
コンテンツ管理サーバ4は、コンテンツ・カタログ一覧画面表示要求を受信すると、コンテンツ管理テーブル410から所定数のレコード(例えば、10レコード)とダウンロード数などの情報を取得してWebクライアント計算機8に送信する(S22)。
Webクライアント計算機8は、受信したコンテンツ管理テーブル410のレコード及びダウンロード数を含むコンテンツ・カタログ一覧画面を入出力デバイス84に表示する(S23)。
図27は、コンテンツ・カタログ一覧画面4500の一例を示す画面イメージである。コンテンツ・カタログ一覧画面4500は、Webクライアント計算機8のWebブラウザプログラム86が入出力デバイス84に描画するイメージである。
コンテンツ・カタログ一覧画面4500は、選択用のチェックボックス4801と、カタログID4502と、カタログダウンロード数4503と、コンテンツID4504と、コンテンツダウンロード数4505と、コンテンツ説明4506がひとつのエントリに含まれる。そして、コンテンツ・カタログ一覧画面4500の下方には、カタログダウンロードボタン4507と、コンテンツダウンロードボタン4508が配置される。
カタログID4502は、コンテンツ管理テーブル410のカタログID4102に対応し、コンテンツID4504は、コンテンツ管理テーブル410のコンテンツID4101に対応し、コンテンツ説明4506は、コンテンツ管理テーブル410のコンテンツ説明4103に対応する。ダウンロード数4503と、4505はそれぞれコンテンツ管理サーバ4が計数した値である。
次に、図17のステップS24では、利用者が、Webクライアント計算機8の入出力デバイス84で、コンテンツ・カタログ一覧画面4500の選択用チェックボックス4501をクリックして、カタログ420を選択する。そして、利用者が、Webクライアント計算機8の入出力デバイス84で、カタログダウンロードボタン4507をクリックすると、Webクライアント計算機8はコンテンツ管理サーバ4にカタログID4502を含むカタログ取得要求を送信する(S25)。
カタログ取得要求を受信したコンテンツ管理サーバ4は、受信したカタログIDに対応するカタログ420をWebクライアント計算機8へ送信する(S26)。Webクライアント計算機8は、コンテンツ管理サーバ4から受信したカタログ420を取得する(S27)。Webクライアント計算機8は、ダウンロードしたカタログ420を、コンテンツ評価サーバ7に転送して格納する。
以上の処理により、Webクライアント計算機8は、コンテンツ管理サーバ4からカタログ420を取得して、コンテンツ評価サーバ7に格納することができる。
図18は、ユーザサイトで行われる運用コンテンツ400の評価処理の一例を示すフローチャートである。図17でダウンロードしたカタログ420内の運用コンテンツ400を、コンテンツ評価サーバ7で評価する処理を以下に説明する。この処理は、Webクライアント計算機8の利用者によって開始される。
Webクライアント計算機8は、利用者の指令に基づいて、コンテンツ評価サーバ7に対してカタログ評価結果画面の表示要求を送信する(S31)。コンテンツ評価サーバ7は、メモリデバイス72またはストレージデバイス75で保持しているカタログ420からカタログIDとコンテンツの説明等の情報を送信する(S32)。
Webクライアント計算機8は、コンテンツ評価サーバ7から受信したカタログ420の情報より、図25に示すカタログ評価結果画面7100を入出力デバイス84に表示する(S33)。この時点では、評価結果は生成されておらず、カタログIDを選択するためにカタログ評価結果画面7100を流用する。
図25は、ユーザサイトAに関するカタログの評価結果画面の一例を示す画面イメージである。カタログ評価結果画面7100は、後述するカタログ評価結果710をWebクライアント計算機8の入出力デバイス84で表示したイメージを示す。
カタログ評価結果710は、選択用のチェックボックス7101と、カタログID7102と、評価結果である適用可否7103と、評価結果である評価点7104と、評価結果である未適用操作7105と、評価結果である削減時間7106と、カタログ420のコンテンツの概要を示すコンテンツ説明7107と、コンテンツをダウンロードするためのダウンロードボタン7108をひとつのエントリに含む。そして、カタログ評価結果画面7100の下方には、評価ボタン7109が配置される。
評価の実行前では、図25のカタログID7102は、図10に示したカタログ420のカタログID4201に対応し、コンテンツ説明7107は、カタログ420のコンテンツ説明4203に対応する。
カタログ評価結果710の適用可否7103は、コンテンツ評価サーバ7での評価の結果、当該ユーザサイト6の計算機リソース10に当該コンテンツを適用可能か否かを示す。"YES"は適用可能を示し、"No"は適用できないことを示す。評価点7104は、コンテンツ評価サーバ7での評価の結果、当該コンテンツを実行したときの評価点の値を示す。未適用操作7105は、コンテンツ評価サーバ7での評価の結果、コンテンツを実行したときに自動化される手作業の数または工数を示す。削減時間7106は、コンテンツ評価サーバ7での評価の結果、当該カタログ420に対応するコンテンツ400を実行した場合、手作業に対して削減可能な時間を表示する。コンテンツダウンロード7108は、当該カタログID7102に対応するコンテンツ管理テーブル410のコンテンツID4101が対応付けられており、コンテンツID4101の運用コンテンツ400をコンテンツ管理サーバ4からダウンロードするためのボタンである。なお、コンテンツ評価サーバ7による評価の実行前では、適用可否7103、評価点7104、未適用操作7105、削減時間7106、コンテンツダウンロード7108はそれぞれ空欄となる。
図18のステップS34では、Webクライアント計算機8の利用者が、入出力デバイス84に表示されたカタログID7102のうち、評価したいカタログIDについてチェックボックス7101をクリックする。図示の例では黒のチェックボックスの3つのカタログID7102について選択した例を示す。そして、Webクライアント計算機8の利用者が評価ボタン7109をクリックすると、コンテンツ評価サーバ7で評価が開始される(S34)。
Webクライアント計算機8は、チェックボックス7101で選択された1以上のカタログID7102と、評価の実行指令をコンテンツ評価サーバ7へ送信する(S35)。コンテンツ評価サーバ7は、Webクライアント計算機8からカタログIDと評価の実行指令を受け付けて、評価対象のカタログIDを特定する(S36)。
コンテンツ評価サーバ7は、特定したカタログIDについて、ステップS37〜S39のループ処理で順次評価を実施する。カタログ420の評価を行うステップS38については、後述する。
評価対象の全てのカタログ420について評価が完了すると、コンテンツ評価サーバ7は評価の結果を集計したカタログ評価結果710をWebクライアント計算機8へ送信する(S40)。
Webクライアント計算機8は、受信したカタログ評価結果710を図25、図26で示すように入出力デバイス84へ出力する。
上記の処理により、Webクライアント計算機8の利用者が選択した1以上のカタログID7102について、コンテンツ評価サーバ7が当該計算機リソース10での適用の可否や効果について評価を実行して、Webクライアント計算機8へ評価結果を表示することができる。これにより、運転コンテンツ400を計算機リソース10で実際に実行することなく、適用可能であるか否かを判定することができるのである。
図19は、コンテンツ評価サーバ7で行われるカタログ420の評価処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは、図18のステップS38でコンテンツ評価プログラム77が行うカタログ420の評価処理の詳細を示す。
コンテンツ評価プログラム77は、図18で選択された1以上のカタログID4201を取得し(S51)、各カタログ420に関連づけられた評価要素4204を取得する。以下、ステップS52〜S59のループ処理は、選択した評価要素毎に実行される。
ステップS53では、コンテンツ評価プログラム77が、評価要素4204のリソース情報42011(図11参照)の各エントリに含まれるリソースを、図14に示したリソース管理テーブル700のリソース種別702から特定する。すなわち、カタログ420の評価要素4204で必要とリソースが、当該ユーザサイト6の計算機リソース10のリソースと一致するか否かを比較する。
ステップS54において、コンテンツ評価プログラム77は、評価要素4204のリソース情報の全てが、リソース管理テーブル700のリソース種別702と一致していれば、リソースが特定できたと判定してステップS55へ進む。一方、評価要素4204のリソース情報の全てが、リソース管理テーブル700のリソース種別702と一致しなかれば、コンテンツ評価プログラム77は、リソースが一致しないと判定してステップS58へ進む。
ステップS55では、コンテンツ評価プログラム77が、リソース管理テーブル700のリソース種別702とリソース情報703と、評価要素4204に設定された前提条件1〜3(42013〜42015)の前提条件評価式42012とを比較する。
ステップS55において、コンテンツ評価プログラム77は、リソース管理テーブル700のリソースが前提条件評価式42012を満たすか否かを判定し、満たしていればステップS57へ進み、満たしいない場合には、ステップS57へ進む。
ステップS57では、コンテンツ評価プログラム77が、現在のカタログ420の評価要素4204は、ユーザサイト6の計算機リソース10に適用可能であると評価する。
一方、ステップS58では、コンテンツ評価プログラム77が、現在のカタログ420の評価要素4204に対応する運用コンテンツ400は、ユーザサイト6の計算機リソース10に適用可能であると評価する。
ステップS59では、上記ステップS52〜S58の処理を全ての評価要素4204について実行した後、ステップS60で、各評価要素4204に対する評価を集計する。この集計は、コンテンツ評価プログラム77が、図25、図26に示したカタログ評価結果710の適否可否7102に、上記評価結果をカタログID4201毎に設定する。
上記処理により、1以上のカタログID4201の評価要素4204とリソース管理テーブル700とを比較することで、カタログID4102に対応する運用コンテンツ400が、当該ユーザサイト6の計算機リソース10に適用可能であるか否かを判定することができる。
図20は、コンテンツ評価サーバ7で行われる評価点を考慮したカタログの評価処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは、図18のステップS38でコンテンツ評価プログラム77が行うカタログ420の評価処理の詳細を示す。あるいは、上記図19の評価処理の後にこのフローチャートを実行しても良い。
コンテンツ評価プログラム77は、図18で選択された1以上のカタログ420を取得し(S61)、各カタログ420に関連づけられた評価要素4204を取得する。以下、ステップS62〜S69のループ処理は、選択した評価要素毎に実行される。
ステップS63では、コンテンツ評価プログラム77が、評価要素4204のリソース情報42011(図11参照)の各エントリに含まれるリソースを、図14に示したリソース管理テーブル700のリソース種別702から特定する。すなわち、カタログ420の評価要素4204で必要とリソースが、当該ユーザサイト6の計算機リソース10のリソースと一致するか否かを比較する。
ステップS64において、コンテンツ評価プログラム77は、評価要素4204のリソース情報の全てが、リソース管理テーブル700のリソース種別702と一致していれば、リソースが特定できたと判定してステップS65へ進む。一方、評価要素4204のリソース情報の全てが、リソース管理テーブル700のリソース種別702と一致しなかれば、コンテンツ評価プログラム77は、リソースが一致しないと判定してステップS68へ進む。
ステップS65では、コンテンツ評価プログラム77が、評価要素4204には評価点42016が存在(>0)するリソースがあるか否かを判定し、評価点42016が存在する場合にはステップS66へ進み、評価点42016が無ければステップS67へ進む。
ステップS66では、コンテンツ評価プログラム77が、評価要素4204の評価点42016の合計を算出する。
ステップS67では、評価点42016の合計は0とする。ステップS68では、ユーザサイト6の計算機リソース10が、評価要素4204を満足しないので、コンテンツ評価プログラム77が、評価要素4204は計算機リソース10に適用不能であると評価する。
ステップS69では、上記ステップS62〜S68の処理を全ての評価要素4204について実行した後、ステップS70で、各評価要素4204の評価点を集計する。この集計は、コンテンツ評価プログラム77が、図25、図26に示したカタログ評価結果710の評価点7104に、上記評価結果をカタログID7102毎に設定する。
上記処理により、1以上のカタログID4201の評価要素4204に対応する運用コンテンツ400が、当該ユーザサイト6の計算機リソース10に適用可能な場合、評価点42016の合計から、操作の自動化による効果があるカタログID4201及び運用コンテンツ400を判定することが可能となる。
例えば、図6〜図8の運用コンテンツA〜Cを比較した結果、図26のような評価結果になった場合について説明する。なお、図26において、カタログID7102="Catalog_ProviderA_CreateLUAndDataStore_0100"が図6のコンテンツAとし、カタログID7102="Catalog_ProviderB_CreateLUAndDataStore_0100"が図7のコンテンツBとし、カタログID7102="Catalog_ProviderC_CreateLUAndDataStore_0100"が図8のコンテンツCとする。
図26の評価結果では、まず、適用可否7103が"YES"であるコンテンツAとコンテンツBが、当該ユーザサイト6の計算機リソース10に適用可能である。次に、評価点7104は、運用コンテンツA=0点、運用コンテンツB=4点である。これにより、Webクライアント計算機8の利用者は、評価点7104が高い運用コンテンツBを選択した方が、ユーザサイト6の計算機リソース10では効果があると容易に判定することができる。
図21は、コンテンツ評価サーバ7で行われる時間に関するカタログの評価処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは、図18のステップS38でコンテンツ評価プログラム77が行うカタログの評価処理の詳細を示す。あるいは、上記図19の評価処理の後にこのフローチャートを実行しても良い。
コンテンツ評価プログラム77は、図18で選択された1以上のカタログ420を取得し(S71)、各カタログ420に関連づけられた評価要素4204を取得する。以下、ステップS72〜S77のループ処理は、選択した評価要素毎に実行される。
ステップS73では、コンテンツ評価プログラム77が、評価要素4204のリソース情報42011(図11参照)の各エントリに含まれるリソースを、図14に示したリソース管理テーブル700のリソース種別702から特定する。すなわち、カタログ420の評価要素4204で必要とリソースが、当該ユーザサイト6の計算機リソース10のリソースと一致するか否かを比較する。
ステップS74において、コンテンツ評価プログラム77は、評価要素4204のリソース情報の全てが、リソース管理テーブル700のリソース種別702と一致していれば、リソースが特定できたと判定してステップS75へ進む。一方、評価要素4204のリソース情報の全てが、リソース管理テーブル700のリソース種別702と一致しなかれば、コンテンツ評価プログラム77は、リソースが一致しないと判定してステップS76へ進む。
ステップS75では、コンテンツ評価プログラム77が、評価要素4204のコマンドリスト42017と、リソース管理テーブル700のコマンド履歴704とを比較して、コマンド履歴704に評価要素4204のコマンドリスト42017が含まれる回数を算出する。
一方、ステップS76では、ユーザサイト6の計算機リソース10が、評価要素4204を満足しないので、コンテンツ評価プログラム77が、評価要素4204は計算機リソース10に適用不能であると評価する。
ステップS78では、上記ステップS72〜S77の処理を全ての評価要素4204について実行した後、各評価要素4204のコマンドリストの出現回数を集計する。この集計は、コンテンツ評価プログラム77が、図25、図26に示したカタログ評価結果710の未適用回数7105に、上記評価結果(出現回数)をカタログ7102ID毎に設定する。
上記処理により、1以上のカタログ420の評価要素4204が、当該ユーザサイト6の計算機リソース10に適用可能であるか否かを判定するのに加え、コマンドリストの出現回数によって効果があるカタログ420及び運用コンテンツ400を判定できる。
コマンド履歴704に評価要素4204のコマンドリスト42017が含まれるということは、カタログ420の運用コンテンツ400を実行することで、操作の自動化を実現できることを示し、上記出現回数は自動化により管理や保守に要するコストを削減する指標となる。
例えば、図6〜図8の運用コンテンツA〜Cを比較した結果、図25のような評価結果になった場合について説明する。なお、図25において、カタログID7102="Catalog_ProviderA_CreateLUAndDataStore_0100"が図6のコンテンツAとし、カタログID7102="Catalog_ProviderB_CreateLUAndDataStore_0100"が図7のコンテンツBとし、カタログID7102="Catalog_ProviderC_CreateLUAndDataStore_0100"が図8のコンテンツCとする。
図25の評価結果では、まず、適用可否7103が"YES"であるコンテンツAとコンテンツBが、当該ユーザサイト6の計算機リソース10に適用可能である。次に、評価点7104は、運用コンテンツA=1点、運用コンテンツB=1点であるので差はない。
次に、未適用操作7105は、運用コンテンツA=10、運用コンテンツB=0で、運用コンテンツAを用いれば、従来手作業で行っていた10のコマンドを自動化できることになる。これにより、Webクライアント計算機8の利用者は、未適用操作7105が高い運用コンテンツAを選択した方が、ユーザサイト6の計算機リソース10では効果があると容易に判定することができる。
図22は、コンテンツ評価サーバ7で行われる時間に関するカタログの評価処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは、図18のステップS38でコンテンツ評価プログラム77が行うカタログの評価処理の詳細を示す。あるいは、上記図19の評価処理の後にこのフローチャートを実行しても良い。
コンテンツ評価プログラム77は、図18で選択された1以上のカタログ420を取得し(S81)、各カタログ420に関連づけられた評価要素4204を取得する。以下、ステップS82〜S88のループ処理は、選択した評価要素毎に実行される。
ステップS83では、コンテンツ評価プログラム77が、評価要素4204のリソース情報42011(図11参照)の各エントリに含まれるリソースを、図14に示したリソース管理テーブル700のリソース種別702から特定する。すなわち、カタログ420の評価要素4204で必要とリソースが、当該ユーザサイト6の計算機リソース10のリソースと一致するか否かを比較する。
ステップS84において、コンテンツ評価プログラム77は、評価要素4204のリソース情報の全てが、リソース管理テーブル700のリソース種別702と一致していれば、リソースが特定できたと判定してステップS85へ進む。一方、評価要素4204のリソース情報の全てが、リソース管理テーブル700のリソース種別702と一致しなかれば、コンテンツ評価プログラム77は、リソースが一致しないと判定してステップS86へ進む。
ステップS85では、コンテンツ評価プログラム77が、評価要素4204のコマンドリスト42017と、リソース管理テーブル700のコマンド履歴704とを比較して、コマンド履歴704に評価要素4204のコマンドリスト42017が含まれる場合、リソース管理テーブル700のログ情報705から、コマンドリスト42017を手作業で実行した場合の時間を算出する。すなわち、ログ情報705のうち、コマンドリスト42017の開始から終了までのコマンドの開始時刻と終了時刻からコマンドリスト42017を手作業で行った場合の時間を算出する。
一方、ステップS86では、ユーザサイト6の計算機リソース10が、評価要素4204を満足しないので、コンテンツ評価プログラム77が、評価要素4204は計算機リソース10に適用不能であると評価する。
ステップS88では、上記ステップS82〜S87の処理を全ての評価要素4204について実行した後、各評価要素4204のコマンドリストを手作業で行った時間の合計と、評価要素4204の時間情報42018の合計の差分を、削減可能な時間として評価要素4204毎に算出し、削減時間として集計する。
この集計は、コンテンツ評価プログラム77が、図25、図26に示したカタログ評価結果710の削減時間7106に、上記評価結果である短縮可能な時間をカタログID7102毎に設定する。
つまり、手作業でコマンドリストの作業を実行した時間から、カタログID4201の運用コンテンツ400で自動化した場合の実行時間を差し引くことで、運用、保守に要するコスト(時間)の低減効果を時間で把握することが可能となる。
なお、上記図20では、評価要素4204には評価点42016でカタログ420に対応する運用コンテンツ400の効果を算出し、図21では、評価要素4204のコマンドリスト42017がログ情報705に出現した回数で運用コンテンツ400の効果を算出し、図22では、評価要素4204のコマンドリスト42017を手作業で行った時間と、運用コンテンツで自動化した時間の差分で運用コンテンツ400の効果を算出する例を示した。図19の処理の後に、図20〜図22の処理を行うことで、評価点42016、コマンドリスト42017の出現回数、実行時間の全てについて評価することができる。
例えば、図6〜図8の運用コンテンツA〜Cを比較した結果、図25のような評価結果になった場合について説明する。なお、図25において、カタログID7102="Catalog_ProviderA_CreateLUAndDataStore_0100"が図6のコンテンツAとし、カタログID7102="Catalog_ProviderB_CreateLUAndDataStore_0100"が図7のコンテンツBとし、カタログID7102="Catalog_ProviderC_CreateLUAndDataStore_0100"が図8のコンテンツCとする。
図25の評価結果では、まず、適用可否7103が"YES"であるコンテンツAとコンテンツBが、当該ユーザサイト6の計算機リソース10に適用可能である。次に、評価点7104は、運用コンテンツA=1点、運用コンテンツB=1点であるので差はない。
一方、削減時間705では、コンテンツAが200分となり、その他のカタログID7102では削減時間7106と=0となるため、Webクライアント計算機8の利用者は、コンテンツAを実行した方が効果が大きいことを容易に把握することができる。
未適用操作7105は、運用コンテンツA=10、運用コンテンツB=0で、運用コンテンツAを用いれば、従来手作業で行っていた10のコマンドを自動化できることになる。これにより、Webクライアント計算機8の利用者は、未適用操作7105が高い運用コンテンツAを選択した方が、ユーザサイト6の計算機リソース10では効果があると容易に判定することができる。
図23は、Webクライアント計算機8で運用コンテンツをダウンロードする処理の一例を示すフローチャートである。上記図19〜図22の評価処理を実行した後、図18のステップS41で図25、図26に示したカタログ評価結果画面7100から、運用コンテンツ400のダウンロードを行う処理である。
まず、Webクライアント計算機8の利用者は、カタログ評価結果画面7100を参照し(S91)、入出力デバイス84を操作して、コンテンツダウンロードのボタン7108を選択する(S92)。Webブラウザプログラム86は、入出力デバイス84の操作からコンテンツダウンロードのボタン7108に対応付けられたコンテンツIDを受け付ける。Webブラウザプログラム86は、コンテンツIDとダウンロード要求をコンテンツ評価サーバ7へ送信する(S93)。なお、図25、図26に示したカタログ評価結果画面7100では、コンテンツダウンロードのボタン7108に、コンテンツID4202またはリンクが予め設定されている。
コンテンツ評価サーバ7の取得プログラム76は、Webクライアント計算機8からコンテンツID7102とダウンロード要求を受け付けると、コンテンツ評価サーバ7にコンテンツIDとダウンロード要求を転送する(S94)。
コンテンツ管理サーバ4の配信プログラム430は、コンテンツ評価サーバ7からコンテンツIDとダウンロード要求を受け付けると、コンテンツIDに対応する運用コンテンツ400をコンテンツ評価サーバ7へ送信する(S95)。
コンテンツ評価サーバ7は、コンテンツ管理サーバ4から受信した運用コンテンツ400を格納し、Webクライアント計算機8に運用コンテンツ400のダウンロード結果を送信する(S96)。Webクライアント計算機8は受信した運用コンテンツ400のダウンロード結果を入出力デバイス84に送信して処理を終了する。
上記処理により、Webクライアント計算機8の入出力デバイス84に表示されたカタログ評価結果画面7100を参照した利用者は、ユーザサイト6の計算機リソース10に適した運用コンテンツ400を取得することができる。なお、コンテンツ評価サーバ7は、ダウンロードした運用コンテンツ400の内容を、コンテンツ管理テーブル410Aに登録する。
図24は、Webクライアント計算機8が計算機リソース10に対してコンテンツを実行させる処理の一例を示すフローチャートである。
上記図23の処理によって、コンテンツ評価サーバ7には、Webクライアント計算機8の利用者が選択した運用コンテンツ400が格納されている。そして、Webクライアント計算機8の利用者が、コンテンツ・カタログ一覧画面4500を入出力デバイス84から要求する。Webクライアント計算機8のWebブラウザプログラム86は、コンテンツ評価サーバ7へコンテンツ・カタログ一覧画面4500の表示要求を送信する(S101)。
コンテンツ評価サーバ7のコンテンツ実行プログラム78は、コンテンツ・カタログ一覧画面4500の表示要求を受信すると、コンテンツ管理テーブル410Aから所定数のレコードを選択し、Webクライアント計算機8へ送信する(S102)。
Webクライアント計算機8のWebブラウザプログラム86は、コンテンツ評価サーバ7から受信したコンテンツ管理テーブル410Aから受信したレコードを、図27に示したコンテンツ・カタログ一覧画面4500として入出力デバイス84に表示する(S103)。
利用者は、入出力デバイス84を操作して、コンテンツID4504から実行する運用コンテンツを選択する(S104)。Webブラウザプログラム86は、選択されたコンテンツID4504をコンテンツ評価サーバ7へ送信し、コンテンツの実行を指令する(S105)。
コンテンツ評価サーバ7は、受信したコンテンツIDからコンテンツ管理テーブル410Aで運用コンテンツ400を特定する(S106)。コンテンツ評価サーバ7は特定した運用コンテンツ400を実行する(S107)。コンテンツ評価サーバ7は、運用コンテンツ400を計算機リソース10に適用する(S108)。すなわち、図6〜図8で示したように、コンテンツ評価サーバ7がスクリプトとコマンドリストに基づいて計算機リソース10を制御する。そして、運用コンテンツ400の実行が完了すると、計算機リソース10から運用コンテンツ400の適用結果がコンテンツ評価サーバ7に送信される(S109)。
コンテンツ評価サーバ7は、受信した運用コンテンツ400の実行結果をWebクライアント計算機8へ送信する(S110)。Webクライアント計算機8のWebブラウザプログラム86は、受信した運用コンテンツ400の実行結果を入出力デバイス84に表示して処理を終了する。
以上の処理によって、カタログ420で事前に評価した運用コンテンツ400を実行することができる。本発明では、ユーザサイト6の計算機リソース10に適合する運用コンテンツ400を、実際に実行することなく、運用コンテンツ400に対応するカタログ420を評価することで、運用コンテンツ400がユーザサイト6の計算機リソース10にい適用できるか否かを判定することができる。これにより、多数の運用コンテンツ400の中から、ユーザサイト6の計算機リソース10に適合する運用コンテンツ400を迅速かつ容易に選択することが可能となって、ユーザサイト6の運用、管理に係るコストを低減できる。
なお、上記実施例では、各ユーザサイト6のコンテンツ評価サーバ7が計算機リソース10の管理計算機となる例を示したが、計算機リソース10の管理計算機を有するユーザサイト6に、コンテンツ評価サーバ7を新たに加えるようにしても良い。
また、上記実施例では、各ユーザサイト6のWebクライアント計算機8でコンテンツ評価サーバ7やコンテンツ管理サーバ4に対する要求や指令を送信する例を示したが、コンテンツ評価サーバ7の入出力デバイス74から要求や指令を入力するようにしてもよい。
また、本発明において説明した計算機等の構成、処理部及び処理手段等は、それらの一部又は全部を、専用のハードウェアによって実現してもよい。
また、本実施例で例示した種々のソフトウェアは、電磁的、電子的及び光学式等の種々の記録媒体(例えば、非一時的な記憶媒体)に格納可能であり、インターネット等の通信網を通じて、コンピュータにダウンロード可能である。
また、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明をわかりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
<捕捉>
16.プロセッサと記憶資源とを備えたコンテンツ評価サーバであって、
前記記憶資源は、
管理対象の計算機リソースから収集した構成情報をリソース管理情報と、運用コンテンツに対応するカタログを評価するコンテンツ評価プログラムを保持し、
前記コンテンツ評価プログラムは、
前記運用コンテンツ毎に当該運用コンテンツを実行するための前提条件と、当該運用コンテンツの評価要素とを含むカタログを取得し、
前記カタログのうち評価対象の運用コンテンツに対応するカタログを選択し、
前記選択したカタログと前記リソース管理情報とを比較して前記運用コンテンツを評価することを特徴とするコンテンツ評価サーバ。
17.プロセッサと記憶資源とを備えたコンテンツ管理サーバであって、
前記記憶資源は、
運用コンテンツと、前記運用コンテンツに対応するカタログと、前記運用コンテンツと前記カタログを管理するコンテンツ管理情報と、前記運用コンテンツと前記カタログを配信する配信プログラムとを保持することを特徴とするコンテンツ評価サーバ。
18.プロセッサと記憶資源を備えたコンテンツ管理サーバで、計算機リソースを制御するための運用コンテンツを配布するプログラムを格納した記憶媒体であって、
前記運用コンテンツと、当該運用コンテンツを評価するカタログとを対応付けて登録する第1のステップと、
前記登録した運用コンテンツとカタログとを対応付けてコンテンツ管理情報に登録する第2のステップと、
前記カタログの送信要求を受けて付けて前記カタログを配信する第3のステップと、
前記運用コンテンツの送信要求と運用コンテンツの識別子を受けて付けて前記運用コンテンツを配信する第3のステップと、
を前記コンテンツ管理サーバに実行させるプログラムを格納した非一時的な計算機読み取り可能な記憶媒体。
19.計算機リソースを制御するための運用コンテンツを評価するユーザサイトであって、
プロセッサと記憶資源とインターフェースを含み、前記インターフェースを介して前記コンテンツ管理サーバに接続されて、前記運用コンテンツを評価するコンテンツ評価サーバと、当該コンテンツ評価サーバが管理する計算機リソースと、を含み、
前記コンテンツ管理サーバは、
前記運用コンテンツ毎に当該運用コンテンツを実行するための前提条件と、当該運用コンテンツの評価要素とを含むカタログを保持し、
前記コンテンツ評価サーバは、
管理対象の前記計算機リソースから収集した構成情報をリソース管理情報に保持し、
前記コンテンツ管理サーバから前記カタログを取得して、前記カタログのうち評価対象の運用コンテンツに対応するカタログを選択し、前記選択したカタログと前記リソース管理情報とを比較して前記運用コンテンツを評価することを特徴とするユーザサイト。

Claims (15)

  1. 計算機リソースを制御するための運用コンテンツを評価する運用コンテンツ評価システムであって、
    計算機リソースを制御するための運用コンテンツを配信するコンテンツ管理サーバを含むコンテンツサイトと、
    プロセッサと記憶資源とインターフェースを含み、前記インターフェースを介して前記コンテンツ管理サーバに接続されて、前記運用コンテンツを評価するコンテンツ評価サーバと、当該コンテンツ評価サーバが管理する計算機リソースと、を含むユーザサイトと、を有し、
    前記コンテンツ管理サーバは、
    前記運用コンテンツ毎に当該運用コンテンツを実行するための前提条件と、当該運用コンテンツの評価要素とを含むカタログを保持し、
    前記コンテンツ評価サーバは、
    管理対象の前記計算機リソースから収集した構成情報をリソース管理情報に保持し、
    前記コンテンツ管理サーバから前記カタログを取得して、前記カタログのうち評価対象の運用コンテンツに対応するカタログを選択し、前記選択したカタログと前記リソース管理情報とを比較して前記運用コンテンツを評価することを特徴とする運用コンテンツ評価システム。
  2. 請求項1に記載の運用コンテンツ評価システムであって、
    前記コンテンツ評価サーバは、
    前記選択したカタログの前記前提条件と、前記リソース管理情報とを比較して、当該カタログに対応する前記運用コンテンツを前記管理対象の計算機リソースに適用可能か否かを判定することを特徴とする運用コンテンツ評価システム。
  3. 請求項2に記載の運用コンテンツ評価システムであって、
    前記カタログの評価要素は、前記前提条件毎に前記運用コンテンツを評価する数値を含み、
    前記コンテンツ評価サーバは、
    前記選択したカタログの前記前提条件と、前記リソース管理情報とを比較して、当該カタログに対応する前記運用コンテンツを前記管理対象の計算機リソースに適用可能か否かを判定し、前記評価要素を集計して前記運用コンテンツを評価する数値を算出することを特徴とする運用コンテンツ評価システム。
  4. 請求項3に記載の運用コンテンツ評価システムであって、
    前記カタログの評価要素は、前記運用コンテンツに含まれるリソースに対するコマンドリストを含み、
    前記コンテンツ評価サーバは、
    前記リソース管理情報の前記構成情報毎に、使用したコマンドの履歴をコマンド履歴として収集し、前記コマンド履歴と前記カタログの評価要素のコマンドリストとを比較して、前記コマンド履歴中に前記コマンドリストが出現する回数を前記運用コンテンツを評価する値として算出することを特徴とする運用コンテンツ評価システム。
  5. 請求項4に記載の運用コンテンツ評価システムであって、
    前記カタログの評価要素は、前記運用コンテンツに含まれるリソースに対するコマンドリストを実行する実行時間を含み、
    前記コンテンツ評価サーバは、
    前記リソース管理情報の前記構成情報毎に、使用したコマンドの履歴をコマンド履歴として収集し、前記コマンド履歴と前記カタログの評価要素のコマンドリストとを比較して、前記コマンド履歴中に前記コマンドリストが出現する場合、前記コマンド履歴の実行に要する時間を予め取得したログ情報から手作業による実行時間として算出し、前記手作業による実行時間から前記コマンドリストを実行する実行時間を差し引いた値を削減時間として算出することを特徴とする運用コンテンツ評価システム。
  6. 計算機リソースを制御するための運用コンテンツを評価する運用コンテンツ評価システムであって、
    計算機リソースを制御するための運用コンテンツを配信するコンテンツ管理サーバと、
    プロセッサと記憶資源とインターフェースを含み、前記インターフェースを介して前記コンテンツ管理サーバに接続されて、前記運用コンテンツを評価するコンテンツ評価サーバと、
    当該コンテンツ評価サーバが管理する計算機リソースと、
    前記コンテンツ評価サーバに接続されて、当該コンテンツ評価サーバに対する指令を送信し、指令に対する結果を受信して入出力デバイスに出力するWebクライアント計算機と、を含み、
    前記コンテンツ管理サーバは、
    前記運用コンテンツ毎に当該運用コンテンツを実行するための前提条件と、当該運用コンテンツの評価要素とを含むカタログを保持し、
    前記コンテンツ評価サーバは、
    管理対象の前記計算機リソースから収集した構成情報をリソース管理情報に保持し、
    前記Webクライアント計算機からの指令に基づいて、前記コンテンツ管理サーバから前記カタログを取得して、前記カタログのうち評価対象の運用コンテンツに対応するカタログを選択し、前記選択したカタログと前記リソース管理情報とを比較して前記運用コンテンツを評価し、当該評価の結果を前記Webクライアント計算機へ送信することを特徴とする運用コンテンツ評価システム。
  7. 請求項6に記載の運用コンテンツ評価システムであって、
    前記コンテンツ評価サーバは、
    前記選択したカタログの前記前提条件と、前記リソース管理情報とを比較して、当該カタログに対応する前記運用コンテンツを前記管理対象の計算機リソースに適用可能か否かを判定し、当該判定の結果を前記Webクライアント計算機へ送信することを特徴とする運用コンテンツ評価システム。
  8. 請求項6に記載の運用コンテンツ評価システムであって、
    前記カタログの評価要素は、前記前提条件毎に前記運用コンテンツを評価する数値を含み、
    前記コンテンツ評価サーバは、
    前記選択したカタログの前記前提条件と、前記リソース管理情報とを比較して、当該カタログに対応する前記運用コンテンツを前記管理対象の計算機リソースに適用可能か否かを判定し、前記評価要素を集計して前記運用コンテンツを評価する数値を算出し、前記数値を前記Webクライアント計算機へ送信することを特徴とする運用コンテンツ評価システム。
  9. 請求項6に記載の運用コンテンツ評価システムであって、
    前記カタログの評価要素は、前記運用コンテンツに含まれるリソースに対するコマンドリストを含み、
    前記コンテンツ評価サーバは、
    前記リソース管理情報の前記構成情報毎に、使用したコマンドの履歴をコマンド履歴として収集し、前記コマンド履歴と前記カタログの評価要素のコマンドリストとを比較して、前記コマンド履歴中に前記コマンドリストが出現する回数を前記運用コンテンツを評価する値として算出し、前記値を前記Webクライアント計算機へ送信することを特徴とする運用コンテンツ評価システム。
  10. 請求項9に記載の運用コンテンツ評価システムであって、
    前記カタログの評価要素は、前記運用コンテンツに含まれるリソースに対するコマンドリストを実行する実行時間を含み、
    前記コンテンツ評価サーバは、
    前記リソース管理情報の前記構成情報毎に、使用したコマンドの履歴をコマンド履歴として収集し、前記コマンド履歴と前記カタログの評価要素のコマンドリストとを比較して、前記コマンド履歴中に前記コマンドリストが出現する場合、前記コマンド履歴の実行に要する時間を予め取得したログ情報から手作業による実行時間として算出し、前記手作業による実行時間から前記コマンドリストを実行する実行時間を差し引いた値を削減時間として算出し、前記削減時間を前記Webクライアント計算機へ送信することを特徴とする運用コンテンツ評価システム。
  11. プロセッサと記憶資源を備えた管理計算機で、計算機リソースを制御するための運用コンテンツを評価するプログラムを格納した記憶媒体であって、
    管理対象の計算機リソースから収集した構成情報をリソース管理情報に保持する第1のステップと、
    前記運用コンテンツ毎に当該運用コンテンツを実行するための前提条件と、当該運用コンテンツの評価要素とを含むカタログを取得する第2のステップと、
    前記カタログのうち評価対象の運用コンテンツに対応するカタログを選択する第3のステップと、
    前記選択したカタログと前記リソース管理情報とを比較して前記運用コンテンツを評価する第4のステップと、
    を前記管理計算機に実行させるプログラムを格納した非一時的な計算機読み取り可能な記憶媒体。
  12. 請求項11に記載の記憶媒体であって、
    前記選択したカタログの前記前提条件と、前記リソース管理情報とを比較して、当該カタログに対応する前記運用コンテンツを前記管理対象の計算機リソースに適用可能か否かを判定する第5のステップをさらに含むことを特徴とする記憶媒体。
  13. 請求項11に記載の記憶媒体であって、
    前記カタログの評価要素は、前記前提条件毎に前記運用コンテンツを評価する数値を含み、
    前記選択したカタログの前記前提条件と、前記リソース管理情報とを比較して、当該カタログに対応する前記運用コンテンツを前記管理対象の計算機リソースに適用可能か否かを判定し、前記評価要素を集計して前記運用コンテンツを評価する数値を算出する第6のステップをさらに含むことを特徴とする記憶媒体。
  14. 請求項11に記載の記憶媒体であって、
    前記カタログの評価要素は、前記運用コンテンツに含まれるリソースに対するコマンドリストを含み、
    前記リソース管理情報の前記構成情報毎に、使用したコマンドの履歴をコマンド履歴として収集し、前記コマンド履歴と前記カタログの評価要素のコマンドリストとを比較して、前記コマンド履歴中に前記コマンドリストが出現する回数を前記運用コンテンツを評価する値として算出する第7のステップをさらに含むことを特徴とする記憶媒体。
  15. 請求項14に記載の記憶媒体であって、
    前記カタログの評価要素は、前記運用コンテンツに含まれるリソースに対するコマンドリストを実行する実行時間を含み、
    前記リソース管理情報の前記構成情報毎に、使用したコマンドの履歴をコマンド履歴として収集し、前記コマンド履歴と前記カタログの評価要素のコマンドリストとを比較して、前記コマンド履歴中に前記コマンドリストが出現する場合、前記コマンド履歴の実行に要する時間を予め取得したログ情報から手作業による実行時間として算出し、前記手作業による実行時間から前記コマンドリストを実行する実行時間を差し引いた値を削減時間として算出する第8のステップをさらに含むことを特徴とする記憶媒体。
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