JP5941115B2 - 予測装置 - Google Patents
予測装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5941115B2 JP5941115B2 JP2014203077A JP2014203077A JP5941115B2 JP 5941115 B2 JP5941115 B2 JP 5941115B2 JP 2014203077 A JP2014203077 A JP 2014203077A JP 2014203077 A JP2014203077 A JP 2014203077A JP 5941115 B2 JP5941115 B2 JP 5941115B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power generation
- wind
- value
- predicted value
- wind speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Description
図1A〜図1Cを参照して、一般的な風力発電装置の発電時の動作について始めに説明する。図1Aに、風力発電装置100の構成の一例を示す。風力発電装置100は、プロペラ101、発電機102、電力ケーブル103、制御盤104、風速計105により構成される。プロペラ101は、風速を受けて回転して、ナセル内部の発電機102に伸びる軸受に回転力を伝達する。発電機102は、プロペラ101により回転させられる軸受を、永久磁石により発生する磁界内に設置することで、軸受に巻いた導線に起電力を発生させ、発電を行っている。そして、発電機102は、発電した電力を、電力ケーブル103を介して、パワーコンディショナーを含む制御盤104に送電し、制御盤104において所定の周波数の交流電力に変換して、電力系統に送電している。
以下、図2、図3、図4A、図4Bを参照して、本実施形態における予測装置の構成の一例について説明する。
ここで、記憶部220が有する基準発電特性データ221、発電実績データ222、気象予測データ223について説明する。
しかし、実際には、風力発電装置の発電量は、温度、湿度、気圧等に起因して、空気密度やプロペラの回転特性が影響を受け、当該基準発電特性からずれる場合がある。そのため、本実施形態に係る予測装置200は、発電量の予測精度を向上させるべく、後述する第2補正部214により、風速を含む温度、湿度、気圧等の気象情報と、風力発電装置の発電量の関係(第2補正発電特性)を算出し、これを用いて、風力発電装置の発電量の予測値を算出している。
次に、制御部210が有する取得部211、風速変換部212、第1補正部213、第2補正部214、発電量予測部215について説明する。
尚、式(2A)は、GPVデータの風速の予測値の東西方向の成分WXと南北方向の成分WYのベクトルから、スカラー値としての風速(W10)を算出する式である。又、式(2B)は、地上10m風速(W10)から、風力発電装置のナセルの高さZnにおける風速Wnに変換する式である。
ここで、式(3)は、風速の予測値がカットアウト風速のときにカットアウトの判断の齟齬が発生し得る確率を略50%とし、風速の予測値がカットアウト風速から下限値Vmin、上限値Vmaxに近づくに応じて均等に0%に近づくと推定(擬制)して、算出したものである。そして、発電量予測部215は、カットアウトの判断の齟齬が発生し得る風速の予測値の範囲について、第1関係式たる式(3)のV予測値に、未来の風速の予測値を代入することにより、風力発電装置100の発電量の予測値を期待値に関する値に変換して算出することができる。即ち、第1関係式(第1補正発電特性)により、風速の予測値がカットアウト風速付近の場合、どの程度予測誤差が生ずるか、及び風力発電装置100が、どの程度カットアウトの判断に誤差を生ずるか(測定誤差等)を反映させて、風速の予測値に応じた風力発電装置100の発電量の予測値を期待値に関する値に変換することができる。
この場合、第2補正部214は、日時情報の対応付けに基づいて、過去1年分の気象予測データ223の夫々の予測値(実際値に応じた値)をX2〜X6に入力し、気象予測データ223の風速の実際値に応じた値から基準発電特性により換算される発電量の見込み値をX1に入力し、発電実績データ221の発電実績をPに入力する。そして、第2補正部214は、回帰分析の手法として、例えば、最小二乗法を用いて、式(4)の係数a〜gを定めることにより、第2関係式(第2補正発電特性)を算出することができる。
以下、図6を参照して、予測装置200の動作フローの一例について説明する。
尚、上記実施形態では、第1補正部213は、風力発電装置100の発電量の実績値と、対応する日時における風速の予測値を基準発電特性に基づいて換算した、風力発電装置100の発電量の見込み値と、に基づいて、第1補正発電特性を算出した。しかし、発電量に代えて、過去の風速の予測値と、過去の風速の実測値に基づいて、第1補正発電特性を算出してもよい。この場合、過去の風速の実測値に関するデータ(例えば、アメダスのデータ)を記憶部220に記憶しておき、過去の風速の予測値が基準発電特性のカットアウト風速よりも大きく、過去の風速の実測値が基準発電特性のカットアウト風速よりも小さいとき、及び、過去の風速の予測値が基準発電特性のカットアウト風速よりも小さく、過去の風速の実測値が基準発電特性のカットアウト風速よりも大きいときのデータを抽出することで、上記実施形態と同様に、第1補正発電特性を算出することができる。尚、この場合の第1補正発電特性は、風力発電装置100のカットアウトの判断の誤差(測定誤差)を含まない関係式になるが、風速の予測誤差については正確に特定しうるため、上記実施形態と同様に、予測精度を向上させることができる。又、この場合であっても、カットアウト風速を基準値として、カットアウトの判断の齟齬のみを抽出するのは、カットアウト風速の基準値の前後のみを統計分析することにより、カットアウトの判断の齟齬についての予測精度を向上させる必要があるからである。
200 予測装置
300 気象情報提供装置
400 通信回線
Vmax カットアウトの判断の齟齬が発生し得る風速の予測値の範囲における上限値
Vmin カットアウトの判断の齟齬が発生し得る風速の予測値の範囲における下限値
Claims (9)
- 風力発電装置の発電量の予測値を算出する予測装置であって、
過去の複数の日時における風速の予測値を日時情報と対応付けて記憶する第1記憶部と、
過去の複数の日時における前記風力発電装置の発電量の実績値を日時情報と対応付けて記憶する第2記憶部と、
風速と前記風力発電装置の発電量の関係を示す基準発電特性を記憶する第3記憶部と、
未来における風速の予測値を日時情報と対応付けて記憶する第4記憶部と、
過去の複数の日時における、風速の予測値を前記基準発電特性により換算した前記風力発電装置の発電量の見込み値と、前記風力発電装置の発電量の実績値と、に基づいて、カットアウトの判断の齟齬が発生し得る風速の予測値の範囲における前記風力発電装置の発電量の予測値を期待値に関する値に変換する、風速の予測値と前記風力発電装置の発電量の予測値の関係を示す第1補正発電特性を算出する第1補正部と、
前記未来の風速の予測値が、カットアウトの判断の齟齬が発生し得る風速の予測値の範囲の場合、前記第1補正発電特性に基づいて、前記風力発電装置の発電量の予測値を算出する発電量予測部と、
を備え、
前記第1補正発電特性は、前記基準発電特性のうち、カットアウトの判断の齟齬が発生し得る風速の予測値の範囲において、前記風力発電装置の発電量の予測値を、風速の予測値が増加するに応じて定格出力から0に収束するように減少させることにより、前記風力発電装置の発電量の予測値を期待値に関する値に変換することを特徴とする予測装置。 - 過去の複数の日時における風速を含む複数種類の気象情報の実際値に応じた値を日時情報と対応付けて記憶する第5記憶部と、
未来における風速を含む複数種類の気象情報の予測値を記憶する第6記憶部と、
過去の複数の日時における風速の実際値に応じた値を前記基準発電特性により換算した前記風力発電装置の発電量の見込み値と、前記風力発電装置の発電量の実績値と、複数種類の気象情報の実際値に応じた値と、に基づいて、
風速の予測値に応じた値を前記基準発電特性により換算した前記風力発電装置の発電量の見込み値と、前記風力発電装置の発電量の予測値と、複数種類の気象情報の予測値との関係を示す第2補正発電特性を算出する第2補正部と、を更に備え、
前記発電量予測部は、前記未来の風速の予測値が、カットアウトの判断の齟齬が発生し得る風速の予測値の範囲外の場合、前記第2補正発電特性に基づいて、前記風力発電装置の発電量の予測値を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の予測装置。 - 前記第2補正部は、カットアウトの判断の齟齬が発生し得る風速の予測値の範囲外における、過去の複数の日時における風速の実際値に応じた値を前記基準発電特性により換算した前記風力発電装置の発電量の見込み値と、前記風力発電装置の発電量の実績値と、複数種類の気象情報の実際値に応じた値と、に基づいて、前記第2補正発電特性を算出する
ことを特徴とする請求項2に記載の予測装置。 - 前記風速を含む複数種類の気象情報は、少なくとも風速、風向、気圧、温度及び湿度が含まれる
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の予測装置。 - 前記第1補正部は、過去の複数の日時における、風速の予測値を前記基準発電特性により換算した前記風力発電装置の発電量の見込み値と、前記風力発電装置の発電量の実績値と、から算出されるカットアウトの判断の齟齬が発生した回数に基づいて、前記第1補正発電特性を算出する
ことを特徴とする請求項1乃至4いずれか一項に記載の予測装置。 - 前記第1補正部は、過去の複数の日時における、風速の予測値を前記基準発電特性により換算した前記風力発電装置の発電量の見込み値と、前記風力発電装置の発電量の実績値と、から算出される、カットアウトの判断の齟齬が発生した回数が1回でもある風速の予測値の最小の値を下限値(Vmin)とし、カットアウトの判断の齟齬が発生した回数が1回でもある風速の予測値の最大の値を上限値(Vmax)として、前記式(1)を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の予測装置。 - 前記第1補正発電特性及び前記第2補正発電特性は、風力発電装置ごと又は風力発電装置の種別ごとに算出される
ことを特徴とする請求項2乃至4いずれか一項に記載の予測装置。 - 風力発電装置の発電量の予測値を算出する予測装置であって、
過去の複数の日時における風速の予測値を日時と対応付けて記憶する第1記憶部と、
風速と前記風力発電装置の発電量の関係を示す基準発電特性を記憶する第2記憶部と、
未来における風速の予測値を日時と対応付けて記憶する第3記憶部と、
過去の複数の日時における風速の実測値を日時と対応付けて記憶する第4記憶部と、
過去の複数の日時における風速の予測値と、前記風速の実測値と、前記基準発電特性のカットアウト風速の値と、に基づいて、
カットアウトの判断の齟齬が発生し得る風速の予測値の範囲における前記風力発電装置の発電量の予測値を期待値に関する値に変換する、風速の予測値と前記風力発電装置の発電量の予測値の関係を示す第1補正発電特性を算出する第1補正部と、
前記未来の風速の予測値が、カットアウトの判断の齟齬が発生し得る風速の予測値の範囲の場合、前記第1補正発電特性に基づいて、前記風力発電装置の発電量の予測値を算出する発電量予測部と、
を備え、
前記第1補正発電特性は、前記基準発電特性のうち、カットアウトの判断の齟齬が発生し得る風速の予測値の範囲において、前記風力発電装置の発電量の予測値を、風速の予測値が増加するに応じて定格出力から0に収束するように減少させることにより、前記風力発電装置の発電量の予測値を期待値に関する値に変換することを特徴とする予測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014203077A JP5941115B2 (ja) | 2014-10-01 | 2014-10-01 | 予測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014203077A JP5941115B2 (ja) | 2014-10-01 | 2014-10-01 | 予測装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016073152A JP2016073152A (ja) | 2016-05-09 |
JP5941115B2 true JP5941115B2 (ja) | 2016-06-29 |
Family
ID=55865079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014203077A Active JP5941115B2 (ja) | 2014-10-01 | 2014-10-01 | 予測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5941115B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7075788B2 (ja) * | 2018-03-13 | 2022-05-26 | 株式会社日立製作所 | 再生可能エネルギ発電装置の急変動の予見検知方法、および、再生可能エネルギ発電システム |
CN108900068B (zh) * | 2018-08-30 | 2023-12-19 | 南京玛格耐特智能科技有限公司 | 一种永磁调速电机及其控制方法 |
JP7537089B2 (ja) | 2020-01-21 | 2024-08-21 | 富士電機株式会社 | 予測装置 |
CN112686557B (zh) * | 2021-01-04 | 2024-10-18 | 北京金风慧能技术有限公司 | 风力发电机组累积量确定方法、装置、设备、系统及介质 |
CN114924094A (zh) * | 2022-05-19 | 2022-08-19 | 上海中广核工程科技有限公司 | 一种风速状态判断方法、系统、设备及存储介质 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3950928B2 (ja) * | 2002-06-18 | 2007-08-01 | 東北電力株式会社 | 風力発電における発電出力予測方法、発電出力予測装置及び発電出力予測システム |
JP2010130762A (ja) * | 2008-11-26 | 2010-06-10 | Hitachi Ltd | 自然エネルギー発電装置を含む電力供給システムおよび需給調整方法 |
JP5571475B2 (ja) * | 2010-06-21 | 2014-08-13 | 株式会社日立製作所 | 新エネルギー発電所群の制御システム、およびその制御方法 |
-
2014
- 2014-10-01 JP JP2014203077A patent/JP5941115B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016073152A (ja) | 2016-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20220275788A1 (en) | Forecasting output power of wind turbine in wind farm | |
JP5941115B2 (ja) | 予測装置 | |
JP2016136001A (ja) | 予測装置 | |
US11644009B2 (en) | Method and apparatus for detecting yaw-to-wind abnormality, and device and storage medium thereof | |
EP2110551B1 (en) | Method and apparatus for prediction-based wind turbine control | |
JP5886407B1 (ja) | 予測装置 | |
JP2013164286A (ja) | 日射量予測方法、太陽光発電出力予測方法、及びシステム | |
US20120166085A1 (en) | Solar power monitoring and predicting of solar power output | |
JP6012868B2 (ja) | 熱負荷予測装置、配信システム、熱負荷予測方法及びプログラム | |
JP5989754B2 (ja) | 予測装置 | |
WO2014155482A1 (ja) | 発電量予測装置、発電量予測方法、及びプログラム | |
US9822764B2 (en) | System for automatic power estimation adjustment | |
JP2017187371A (ja) | 気象予測装置及び風力発電所 | |
JP7410897B2 (ja) | 発電量管理システム及び発電量管理方法 | |
JP2018148741A (ja) | 積雪を考慮した太陽光発電出力予測装置 | |
CN104217247B (zh) | 用于预测风场中的风机的输出功率的方法和装置 | |
CN116069095A (zh) | 一种机房环境调节方法、设备及介质 | |
TWI729349B (zh) | 風力發電裝置及風力發電系統 | |
JP2014169660A (ja) | 風力発電制御装置及び風力発電制御方法 | |
JP6435881B2 (ja) | 発電量予測装置、発電量予測方法、及びプログラム | |
JP2020123198A (ja) | 予測システム、予測方法 | |
JP7206963B2 (ja) | 予測システム、予測方法 | |
JP6452854B2 (ja) | 発電量算出装置、発電量算出システム、発電量算出方法及びプログラム | |
JP7224640B2 (ja) | 気象情報を用いない太陽光発電装置の異常判定方法及び装置 | |
JP2022023410A (ja) | 予測システム、及び予測値の算出方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160304 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160517 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160519 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5941115 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |