JP5940833B2 - 遊技機用施錠装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機などの遊技機の表枠及びガラス枠を施錠する施錠装置に関し、特に、遊技機の表枠及びガラス枠の不正解錠を効果的に防止し得る遊技機用施錠装置に関する。
例えば、パチンコ機の前面枠(表枠)を本体枠に対し施錠する施錠装置として、下記特許文献1に記載されるように、断面L字状の取付板と支持板からなる基枠の上部と下部に鉤部材が傾動可能に枢支され、基枠内の支持板に沿って連結杆が上部と下部の鉤部材を連結して摺動可能に配設され、取付板の中間部にシリンダ錠がその錠軸を取付板に設けた孔から内側に差込むように固定され、錠軸の先端に連結杆と係合するカム部材が固定された構造の施錠装置が知られている。
特開2003−260244号公報
この種の施錠装置は、施錠状態において、連結杆に針金などの不正器具を引っ掛けて解錠方向に引いた場合、連結杆の移動とともに上下の鉤部材が傾動し、本体枠側に固定した受け金具との係止を外して、不正解錠が行われる可能性があった。
そこで、上記施錠装置では、基枠内に連結杆の一部にロック部材を揺動可能に軸支し、施錠状態で、解錠側に連結杆が引かれた場合、このロック部材をカム部材に係合させ、これにより、連結杆の解錠側への移動を阻止する構造としている。
しかし、このロック部材には、遊技機の前面枠を閉じたとき、ロック部材をロック位置に回動させ、前面枠を開放したとき、ロック部材による連結杆のロックを解除する必要があるため、ロック作動部材がロック部材と同じ枢軸により軸支される構成となっている。
このため、ロック作動部材の先端が大きく施錠装置の反シリンダ錠側に突き出す形態となり、前面枠を開放したとき、そのロック作動杆が作業の邪魔となる不具合があった。さらに、前面枠を閉じて施錠する際、ロック作動部材の先端が当接してロック作動部材とロック部材を回動させるための当て板を、遊技機の本体枠側に、別に取り付ける必要があり、部品点数の増大とともに、そのための取付作業の工数が増大する問題があった。
また、上記施錠装置は、前面枠施錠用の鉤部材に連結された連結杆をロックするのみであるため、同じ施錠装置内にガラス枠用の施錠杆が設けられる場合、ガラス枠用施錠杆をロックすることができないという課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、簡易な構造で、表枠施錠杆及びガラス枠施錠杆を不正に移動させる不正解錠を防止することができる遊技機用施錠装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の施錠装置は、
表枠用鉤部を一体的に設けた表枠施錠杆が、本体ケース内に、該表枠用鉤部を背面側に突き出し且つ摺動可能に配設され、ガラス枠用鉤部を一体的に設けたガラス枠施錠杆が、該本体ケース内に、該ガラス枠用鉤部を正面側に突き出し且つ摺動可能に配設され、該本体ケースに設けた錠取付部にシリンダ錠が取り付けられ、該シリンダ錠の錠軸の先端に前記表枠施錠杆及びガラス枠施錠杆と係合可能なカム部材が固定され、該本体ケースが遊技機の表枠に縦に取付けられ、遊技機の本体枠に取付けられた受け金具に該表枠用鉤部を係止させて該表枠を施錠し、遊技機のガラス枠に取付けられた受け金具に該ガラス枠用鉤部を係止させて該ガラス枠を施錠する遊技機用施錠装置において、
該本体ケースは、縦長で正面幅が前後幅より短い薄型の方形箱状に形成され、略帯板状に形成された該表枠施錠杆及び該ガラス枠施錠杆が重ね合わせた状態で該本体ケース内に収納され、
該本体ケースの正面壁の一部を該本体ケースの側部開放側に延設して該シリンダ錠用の錠取付部が形成され、該シリンダ錠は錠軸に固定した該カム部材を該錠取付部の内側に位置させて取り付けられ、
該表枠施錠杆には表枠ロック機構が該カム部材の近傍位置に揺動可能に枢支され、
該表枠ロック機構は枢軸を介して該表枠施錠杆に枢支された略L字型の第1ロック部材と該第1ロック部材に連結軸を介して連結され該カム部材に当接して該表枠施錠杆の移動を阻止する第2ロック部材とを有し、
該第1ロック部材の先端には、該本体ケースから突出して該表枠の施錠時、該受け金具に当接して該第1ロック部材をロック位置とする当接部が設けられ、該第1ロック部材と該第2ロック部材間にコイルばねが掛けられるとともに、該第1ロック部材と該表枠施錠杆との間にコイルばねが掛けられ、
該ガラス枠施錠杆にはガラス枠ロック機構が該カム部材の近傍位置に揺動可能に枢支され、
該ガラス枠ロック機構は枢軸を介して該ガラス枠施錠杆に枢支された略L字型の第1ロック部材と該第1ロック部材に連結軸を介して連結され該カム部材に当接して該ガラス枠施錠杆の移動を阻止する第2ロック部材とを有し、
該第1ロック部材の先端には、該本体ケースから突出して該ガラス枠の施錠時、該受け金具またはガラス枠に当接して該第1ロック部材をロック位置とする当接部が設けられ、該第1ロック部材と該第2ロック部材間にコイルばねが掛けられるとともに、該第1ロック部材と該ガラス枠施錠杆との間にコイルばねが掛けられ、
該表枠を閉じて施錠するとき、該表枠施錠杆が移動、該表枠ロック機構の該第1ロック部材の該当接部が受け金具に当接して、該表枠ロック機構の該第1ロック部材と該第2ロック部材が揺動し、該第2ロック部材の先端が該カム部材との対向位置に進入して、施錠状態での該表枠施錠杆の不正移動を阻止し、
該ガラス枠を閉じて施錠するとき、該ガラス枠施錠杆が移動し、該ガラス枠ロック機構の該第1ロック部材の該当接部が受け金具またはガラス枠に当接して、該ガラス枠ロック機構の該第1ロック部材と該第2ロック部材が揺動し、該第2ロック部材の先端が該カム部材との対向位置に進入して、施錠状態での該ガラス枠施錠杆の不正移動を阻止することを特徴とする。
この発明によれば、遊技機の表枠を施錠する表枠施錠杆とともにガラス枠を施錠するガラス枠施錠杆の両方を、施錠時にロックして、不正器具による不正解錠を防止することができる。さらに、表枠ロック機構の第1ロック部材の当接部とガラス枠ロック機構の第1ロック部材の当接部が本体ケースの背面側または正面側に突き出す際の突出長は僅かとなるため、当接部の突出が組み付け作業などの邪魔になることはない。また、表枠ロック機構、ガラス枠ロック機構ともに、受け金具またはガラス枠に当接部が当接するため、別に当て板を本体枠などに取り付ける必要がなく、部品点数や組付工数を削減することができる。さらに、本体ケースが前後幅より正面幅の短い薄型の方形箱状に形成されるため、本体ケースが十分な強度を保持しつつ薄型化され、遊技機の表枠の狭小な部分にも装着することができる。
ここで、上記表枠ロック機構の第1ロック部材と第2ロック部材は、上記表枠施錠杆の長手方向に沿って連結配置され、上記ガラス枠ロック機構の第1ロック部材と第2ロック部材は前記ガラス枠施錠杆の長手方向に沿って連結配置され、該表枠ロック機構及び該ガラス枠ロック機構の該第1ロック部材に設けられて前記受け金具に当接する当接部は、正面側または背面側に向けて略L字状に形成することができる。これによれば、第1ロック部材の当接部が本体ケースの背面側または正面側に突き出す際の突出長は更に少なくすることができる。
さらに、上記本体ケース内に重ね合わせて配設された上記表枠施錠杆及びガラス枠施錠杆の間に、上記表枠ロック機構及びガラス枠ロック機構の第1ロック部材及び第2ロック部材が揺動可能に枢支され、上記カム部材が施錠状態にあるとき、カム部材の係合凸部は表枠施錠杆またはガラス枠施錠杆に設けた開口部から表枠施錠杆とガラス枠施錠杆の間に進入し該第2ロック部材の先端に当接可能とすることができる。これによれば、表枠ロック機構及びガラス枠ロック機構の第1ロック部材及び第2ロック部材が本体ケース内に収納された表枠施錠杆またはガラス枠施錠杆によって完全に覆われるため、一層効果的に不正解錠を防止することができる。
本発明の遊技機用施錠装置によれば、簡易な構造で、表枠施錠杆及びガラス枠施錠杆をロックし、当該施錠杆を不正に移動させて行う不正解錠を防止することができる。
本発明の一実施例を示す施錠装置の正面図である。 その左側面図である。 その右側面図である。 同施錠装置の背面図である。 同施錠装置の底面図である。 同施錠装置の平面図である。 同施錠装置の正面側から見た斜視図である。 同施錠装置の背面側から見た斜視図である。 同施錠装置の正面側から見た分解斜視図である。 同施錠装置の背面側から見た分解斜視図である。 表枠施錠杆を切り欠いて、内部のロック機構を現した状態の部分拡大左側面図である。 本体ケースを仮想線として、内部のロック機構を現した状態の部分拡大左側面図である。 表枠を施錠する際の表枠ロック機構の動作を示す部分拡大説明図である。 表枠を施錠する際の表枠ロック機構の動作を示す部分拡大説明図である。 表枠を施錠する際の表枠ロック機構の動作を示す部分拡大説明図である。 ガラス枠を施錠する際のガラス枠ロック機構の動作を示す部分拡大説明図である。 ガラス枠を施錠する際のガラス枠ロック機構の動作を示す部分拡大説明図である。 ガラス枠を施錠する際のガラス枠ロック機構の動作を示す部分拡大説明図である。 表枠を解錠する際のカム部材近傍を示す部分拡大説明図である。 ガラス枠を解錠する際のカム部材近傍を示す部分拡大説明図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。この遊技機用施錠装置は、概略的には、図1〜図4に示すように、上部、中間部及び下部に表枠用鉤部21,22,23を一体的に設けた表枠施錠杆2が、本体ケース1内に、表枠用鉤部21,22,23を背面側に突き出し且つ摺動可能に配設され、さらに、上部、中間部及び下部にガラス枠用鉤部31,32,33を一体的に設けたガラス枠施錠杆3が、本体ケース1内に、ガラス枠用鉤部31,32,33を正面側に突き出し且つ摺動可能に配設される。
本体ケース1に設けた錠取付部11にはシリンダ錠4が取り付けられ、シリンダ錠4の錠軸41の先端に表枠施錠杆2及びガラス枠施錠杆3と係合可能なカム部材7が固定される。本体ケース1は遊技機の表枠46に縦に取付けられ、遊技機の本体枠45に取付けられた受け金具18に表枠用鉤部21,22,23を係止させて表枠46を施錠し、遊技機のガラス枠47に取付けられた受け金具19にガラス枠用鉤部31,32,33を係止させてガラス枠47を施錠するように、遊技機用施錠装置は構成される。
本体ケース1は、図9,10に示すように、縦長の薄い方形箱状に形成され、前後幅より正面幅が短く形成される。また、略帯板状に形成された表枠施錠杆2及びガラス枠施錠杆3が重ね合わせた状態で本体ケース1内に収納可能な形状に形成されている。本体ケース1には、その正面壁の下部寄りの一部を本体ケース1の側部開放側に延設して、シリンダ錠用の錠取付部11が形成されている。錠取付部11にはシリンダ錠4を挿入するための略円形の開口部が設けられ、シリンダ錠4は内側からその円筒部を外側に挿入し、そのフランジ部42を錠取付部11の内側に当接して固定ねじ等で締付固定される。内側に突き出したシリンダ錠4の錠軸41には、1対の係合凸部71,72を有したカム部材7が固定される。
カム部材7は解錠操作時に回動して、表枠施錠杆2及びガラス枠施錠杆3を解錠側に移動させるように動作するとともに、施錠状態において、表枠ロック機構5及びガラス枠ロック機構6の端部が当接可能とされ、表枠施錠杆2及びガラス枠施錠杆3の不正な解錠側への移動を阻止して、不正解錠を防止する。
解錠時、シリンダ錠4は、差し込んだ鍵を右に回したとき、カム部材7の上側に位置する係合凸部71が下に回動し、表枠施錠杆2を下方に摺動させて表枠46を解錠動作する。また、シリンダ錠4に差し込んだ鍵を左に回したとき、カム部材7の下側に位置する係合凸部72が上に回動し、ガラス枠施錠杆3が上方に摺動されてガラス枠47を解錠動作するようになっている。
図9,10に示すように、本体ケース1の正面側(錠取付部11の側)には、上部、中間部、及び下部の3箇所に、スリット13が形成され、ガラス枠施錠杆3の上部、中間部、及び下部から前方に突設されたガラス枠用鉤部31,32,33が各スリット13から前方に突出する。同様に、本体ケース1の背面側(錠取付部11と反対側)には、上部、中間部、及び下部の3箇所に、スリット状開口部12が形成され、表枠施錠杆2の上部、中間部、及び下部から前方に突設された表枠用鉤部21,22,23が各スリット状開口部12から後方に突出するようになっている。
なお、本体ケース1の開口した左側面には、表枠施錠杆2、ガラス枠施錠杆3などの必要部品を収納した状態で、図示しないカバーが開口部を閉鎖するように取り付けられるが、その際、カバーを取り付けるための取付縁部14が本体ケース1の背面側に直角に曲折して設けられている。
図9,10に示すように、表枠施錠杆2は縦長の略帯板状に形成され、その上部、下部、及び中間部下寄りに、表枠用鉤部21,22,23が背面側に突き出すように突設される。表枠用鉤部21,22,23の係止部は上向きに形成され、表枠の閉鎖時、表枠施錠杆2がばね力で上昇し、本体枠側の受け金具18に各表枠用鉤部21,22,23が係止される構造である。表枠施錠杆2の中間部下寄りには、カム部材7の係合凸部71と係合可能なカム係合部24が形成される。図9、10に示すように、表枠施錠杆2の上部、中間部及び下部には、長孔状のガイド孔27が形成され、それらのガイド孔27にガイドピン28を挿入し、ガイドピン28の先端を本体ケース1の内側に固定することにより、表枠施錠杆2は本体ケース1内でガイド孔27とガイドピン28にガイドされ、所定の上下幅で摺動可能に支持される。
なお、表枠施錠杆2は本体ケース1内における最も外側(カム部材7に近い側)に位置し、その内側に表枠ロック機構5、ガラス枠ロック機構6及びガラス枠施錠杆3が配設される。カム部材7の係合凸部71,72がそれらに係合する必要があるため、表枠施錠杆2のカム係合部24の上下には長方形の開口部が形成され、カム部材7の係合凸部71,72がその開口部から内側に進入することができるようなっている。図例の実施形態では、表枠施錠杆2が本体ケース1内における最も外側に位置し、その内側に表枠ロック機構5、ガラス枠ロック機構6及びガラス枠施錠杆3が配設されるが、表枠施錠杆2とガラス枠施錠杆3の位置を逆にして、ガラス枠施錠杆3が本体ケース1内における最も外側に位置するように配設することもできる。
一方、ガラス枠施錠杆3は表枠施錠杆2と同様に縦長の略帯板状に形成され、その上部、下部、及び中間部下寄りに、ガラス枠用鉤部31,32,33が正面側に突き出すように突設される。ガラス枠用鉤部31,32,33の係止部は下向きに形成され、ガラス枠の閉鎖時、ガラス枠施錠杆3がばね力で下降し、表枠側の受け金具19に各ガラス枠用鉤部31,32,33が係止される構造となっている。ガラス枠施錠杆3の中間部下寄りには、カム部材7の係合凸部72と係合可能なカム係合部34が形成される。カム係合部34の上下部分は、カム部材7の回動時、カム部材7の係合凸部71,72が進入できるように開口している。
図9,10に示すように、ガラス枠施錠杆3の上部、中間部及び下部には、長孔状のガイド孔37が形成され、それらのガイド孔37に上記ガイドピン28を挿入しその先端を本体ケース1の内側に固定することにより、ガラス枠施錠杆3は本体ケース1内で所定の上下幅で摺動可能に支持されることとなる。
図9,10に示すように、上記表枠施錠杆2とガラス枠施錠杆3間には、コイルばね25が掛け渡され、コイルばね25は、表枠46を閉じたとき、一旦下降した表枠施錠杆2を施錠位置まで上昇させ、或いはガラス枠47を閉じたとき、一旦上昇したガラス枠施錠杆3を施錠位置まで下降させるように、表枠施錠杆2及びガラス枠施錠杆3を付勢する。
上述の如く表枠施錠杆2及びガラス枠施錠杆3は、上下に摺動可能であり、コイルばね25が掛けられた状態であるため、施錠状態であっても、針金などの不正器具により解錠方向に引っ張られた場合、解錠方向に移動する可能性がある。このため、図11,12に示すように、表枠施錠杆2には表枠ロック機構5がカム部材7の近傍位置に揺動可能に枢支され、ガラス枠施錠杆3にはガラス枠ロック機構6がカム部材7の近傍位置に揺動可能に枢支される。
表枠ロック機構5とガラス枠ロック機構6は、本体ケース1内の表枠施錠杆2とガラス枠施錠杆3との間に配設される。つまり、表枠施錠杆2の内側に表枠ロック機構5が配設され、ガラス枠施錠杆3と表枠施錠杆2間にガラス枠ロック機構6が配設され、これにより、表枠ロック機構5とガラス枠ロック機構6は、外部に対し覆われて(隠されて)配設され、針金などの不正器具が届きにくくしている。
表枠ロック機構5は、枢軸54を介して表枠施錠杆2に枢支された略L字型の第1ロック部材51と、第1ロック部材51に連結軸55を介して連結され、カム部材7に当接して表枠施錠杆2の移動を阻止する第2ロック部材52と、を有して構成される。第1ロック部材51の先端(下端)には、本体ケース1から突出し、表枠46の施錠時、本体枠45側の受け金具18に当接して第1ロック部材51をロック位置とする当接部50が設けられ、第1ロック部材51と第2ロック部材52間にコイルばね53が掛けられるとともに、第1ロック部材51と表枠施錠杆2との間にコイルばね56(図11)が掛けられている。
一方、ガラス枠ロック機構6は、枢軸64を介してガラス枠施錠杆3に枢支された略L字型の第1ロック部材61と、第1ロック部材61に連結軸65を介して連結されカム部材7に当接してガラス枠施錠杆3の移動を阻止する第2ロック部材62と、を有して構成される。第1ロック部材61の先端には、本体ケース1から突出し、ガラス枠の施錠時、受け金具またはガラス枠に当接して第1ロック部材61をロック位置とする当接部60が設けられている。また、第1ロック部材61と第2ロック部材62間には、コイルばね63が掛けられるとともに、第1ロック部材61とガラス枠施錠杆3との間にコイルばね66(図11)が掛けられている。
図11に示す如く、表枠ロック機構5の第1ロック部材51と第2ロック部材52は、表枠施錠杆2の長手方向に沿って連結配置され、ガラス枠ロック機構6の第1ロック部材61と第2ロック部材62はガラス枠施錠杆3の長手方向に沿って連結配置される。表枠ロック機構5及びガラス枠ロック機構6の第1ロック部材51,61に設けられ、受け金具18,19に当接する当接部50,60は、各々、略L字形に形成された部分が、背面側または正面側の突出するように構成され、さらに、表枠ロック機構5及びガラス枠ロック機構6の第2ロック部材52,62の先端は、カム部材7の係合凸部71,72に対向し、当接可能として、施錠状態で、表枠施錠杆2及びガラス枠施錠杆3の解錠側への移動を阻止するようになっている。
つまり、表枠ロック機構5は、図11に示すように、枢軸54を介して表枠施錠杆2に枢支された略L字型の第1ロック部材51を有し、第1ロック部材51には連結軸55を介して第2ロック部材52が長手方向に沿って連結される。ガラス枠ロック機構6は、枢軸64を介してガラス枠施錠杆3に枢支された略L字型の第1ロック部材61を有し、第1ロック部材61には連結軸65を介して第2ロック部材62が長手方向に沿って連結される。
これらの表枠ロック機構5の第1ロック部材51と第2ロック部材52は長手方向に連結されるため縦長の本体ケース1内に収納される形態となり、ガラス枠ロック機構6の第1ロック部材61と第2ロック部材62も、長手方向に連結されるため、縦長の本体ケース1内に収納される形態となる。このため、本体枠45側またはガラス枠47側の受け金具18,19に当接可能の突出する表枠ロック機構5の第1ロック部材51の当接部50の突出長、及びガラス枠ロック機構6の第1ロック部材61の当接部60の突出長は、本体ケース1の背面側または正面側に突き出す際、極短く最小となっている。
上記構成の表枠ロック機構5は、表枠46を閉じて施錠するとき、表枠施錠杆2が移動する際、表枠ロック機構5の第1ロック部材51の当接部50が受け金具18に当接して、表枠ロック機構5の第1ロック部材51と第2ロック部材52が揺動してカム部材7との係合を逃げながら、第2ロック部材52の先端がカム部材7との対向位置に進入して、表枠施錠杆の不正移動を阻止する状態となるように構成される。また、ガラス枠ロック機構6は、ガラス枠47を閉じて施錠するとき、ガラス枠施錠杆3が移動する際、ガラス枠ロック機構6の第1ロック部材61の当接部60が受け金具19またはガラス枠47に当接して、ガラス枠ロック機構6の第1ロック部材61と第2ロック部材62が揺動してカム部材7との係合を逃げながら、第2ロック部材62の先端がカム部材7との対向位置に進入して、ガラス枠施錠杆3の不正移動を阻止する構造となっている。
ところで、シリンダ錠4は、その構造上、鍵を鍵穴から引き抜いた状態で、内部のタンブラーピンがシリンダ内の係合孔に係合し、シリンダ錠の錠軸はロックされた状態となる。このため、シリンダ錠4は、鍵を鍵穴から引き抜いた状態で、その錠軸41がロックされ、カム部材7は回動できない。このため、施錠状態で表枠施錠杆2の解錠側への移動を阻止し、ガラス枠施錠杆3の解錠側への移動を阻止するために、表枠ロック機構5の第2ロック部材52をカム部材7に当接可能に対向させ、ガラス枠ロック機構6の第2ロック部材62をカム部材7に当接可能に対向させている。つまり、鍵を鍵穴から抜いた施錠時には、表枠施錠杆2が表枠ロック機構5によってロックされ、ガラス枠施錠杆3がガラス枠ロック機構6によってロックされることになる。
このように構成された施錠装置は、図2、3に示すように、パチンコ機の表枠46の内側に、シリンダ錠4の先端を前面に露出させ、表枠用鉤部21,22,23をパチンコ機の本体枠45側に突出した状態で、本体ケース1が縦に固定される。
一方、本体枠45の内側の表枠用鉤部21,22,23に対応した各位置には、図2、3のように、受け金具18が各々固定される。また、表枠46の前面に開閉可能に装着されたガラス枠47には、ガラス枠施錠杆3のガラス枠用鉤部31,32,33に対応した3箇所に、ガラス枠用の受け金具19が各々設けられる。なお、ガラス枠用の受け金具19はガラス枠の一部として形成することもできる。
次に、上記構成の遊技機用施錠装置の動作を、図13〜図20を参照して説明する。なお、図では、ケース内の最も外側に位置する表枠施錠杆2を透明表示し、表枠ロック機構5及びガラス枠ロック機構6の動作を見やすく図示している。
パチンコ機の表枠46を本体枠45に対し閉じると、図13,14のように、先ず、施錠装置の表枠用鉤部21,22,23の各先端傾斜部が本体枠45側の各受け金具18に当るとともに表枠ロック機構5の当接部50が受け金具18に当接し、第1ロック部材51が図13の反時計方向に僅かに回動し、第2ロック部材52が第1ロック部材51に対し連結軸55を介して逆に時計方向に僅かに回動する。
このため、図13から図14に示すように、表枠ロック機構5の第2ロック部材52の先端がカム部材7から逃げるように回動し、その状態で、表枠ロック機構5を含む表枠施錠杆2が下方に移動する。そして、受け金具18が表枠用鉤部21,22,23の係止凹部に達したとき、図15に示すように、表枠用鉤部21,22,23つまり表枠施錠杆2がコイルばね25の付勢力により元に位置に戻り、表枠用鉤部21,22,23が各々受け金具18に係止され、施錠状態となる。この状態で、図15に示すように、表枠ロック機構5の第2ロック部材52の先端がカム部材7の係合凸部71と対向する位置に入る。
この後、シリンダ錠4からキーを引き抜くと、錠軸41、カム部材7がロックされ、図15のように、カム部材7の係合凸部71が第2ロック部材52の先端に当接する位置になるため、表枠施錠杆2はロックされる。よって、このような施錠状態で、表枠46と本体枠45の隙間等から針金等を差し込み、表枠施錠杆2や表枠用鉤部21,22,23を解錠方向(下方)に摺動させようとしても、摺動は不可能となり、不正解錠を防止することができる。
また、本施錠装置は、遊技機に使用される通常のシリンダ錠4が、鍵穴にキーを差し込むと、錠軸41の回転が可能となり、キーを引き抜いた場合、錠軸41がロックされることを利用したものであり、簡単な構成の表枠ロック機構5によって、施錠時における表枠施錠杆2のロックを行い、極めて低コストで不正解錠を防止することができる。
一方、パチンコ機のガラス枠47を表枠46に対し閉じると、図16に示すように、先ず、施錠装置のガラス枠用鉤部31,32,33の各先端傾斜部が表枠46側の各受け金具19に当るとともにガラス枠ロック機構6の当接部60に受け金具19が当接し、第1ロック部材61が図17の反時計方向に僅かに回動し、第2ロック部材62が第1ロック部材61に対し連結軸65を介して逆に時計方向に僅かに回動する。このため、図16から図17に示すように、ガラス枠ロック機構6の第2ロック部材62の先端がカム部材7から逃げるように回動し、その状態で、ガラス枠ロック機構6を含むガラス枠施錠杆3が上方に移動する。
そして、受け金具19がガラス枠用鉤部31,32,33の係止凹部に達したとき、図18に示すように、ガラス枠用鉤部31,32,33つまりガラス枠施錠杆3がコイルばね25の付勢力により元に位置に戻り、ガラス枠用鉤部31,32,33が各々受け金具19に係止され、施錠状態となる。この状態で、図18に示すように、ガラス枠ロック機構6の第2ロック部材62の先端がカム部材7の係合凸部72と対向する位置に入る。
この後、シリンダ錠4からキーを引き抜くと、錠軸41、カム部材7がロックされ、図18のように、カム部材7の係合凸部72が第2ロック部材62の先端に当接する位置になるため、ガラス枠施錠杆3はロックされる。よって、このような施錠状態で、ガラス枠47と表枠46等の隙間から針金等を差し込み、ガラス枠施錠杆3やガラス枠用鉤部31,32,33を解錠方向(上方)に摺動させようとしても、摺動は不可能となり、不正解錠を防止することができる。
一方、表枠46を解錠する場合は、キーによってシリンダ錠4の錠軸41を右に回し、カム部材7を右に回転させる。このとき、カム部材7の係合凸部71が図19に示すように、表枠施錠杆2のカム係合部24に係合してこれを下方へ摺動させ、表枠用鉤部21,22,23を下に移動させる。この表枠用鉤部21,22,23の下移動によって、本体枠45の受け金具18との係合が外れ、表枠46は開放可能な状態となる。このような表枠施錠杆2の下降摺動時、表枠施錠杆2の内側に軸支される表枠ロック機構5も下降するが、仮に第2ロック部材52の下端がカム部材7の係合凸部71に接触した場合でも、第2ロック部材52はその接触を回避する側に回動して逃げるため、表枠施錠杆2の下降が妨げられることはなく、図19のように表枠施錠杆2が適正に下降して解錠動作が行なわれる。
他方、ガラス枠47を解錠する場合は、シリンダ錠4に差し込んだキーを左に回し、錠軸41及びカム部材7を左に回転させる。このとき、カム部材7の係合凸部72が図20に示すように、ガラス枠施錠杆3のカム係合部34に係合してこれを上方へ摺動させ、ガラス枠用鉤部31,32,33を上に移動させる。このガラス枠用鉤部31,32,33の上移動によって、ガラス枠47の受け金具19との係合が外れ、ガラス枠47は開放可能な状態となる。このようなガラス枠施錠杆3の上昇時、ガラス枠施錠杆3の内側に軸支されるガラス枠ロック機構6も上昇するが、仮に第2ロック部材62の上端がカム部材7の係合凸部72に接触した場合でも、第2ロック部材62はその接触を回避する側に回動して逃げるため、ガラス枠施錠杆3の上昇が妨げられることはなく、図20のようにガラス枠施錠杆3が適正に上昇して解錠動作が行なわれる。
このように、パチンコ遊技機の表枠46を施錠する表枠施錠杆2とともにガラス枠47を施錠するガラス枠施錠杆3の両方を、施錠時にロックして、不正器具による不正解錠を防止することができる。さらに、表枠ロック機構5の第1ロック部材51の当接部50とガラス枠ロック機構6の第1ロック部材61の当接部60が本体ケース1の背面側または正面側に突き出す際の突出長は僅かとなるため、当接部50,60の突出が組み付け作業などの邪魔になることはない。また、表枠ロック機構5、ガラス枠ロック機構6ともに、受け金具18,19またはガラス枠に当接部50,60が当接するため、別に当て板を本体枠などに取り付ける必要がなく、部品点数や組付工数を削減することができる。
また、表枠ロック機構5の第1ロック部材51と第2ロック部材52は、表枠施錠杆2の長手方向に沿って連結配置され、ガラス枠ロック機構6の第1ロック部材61と第2ロック部材62はガラス枠施錠杆3の長手方向に沿って連結配置され、表枠ロック機構5の第1ロック部材51及びガラス枠ロック機構6の第1ロック部材61に設けられて受け金具18,19に当接する当接部50、60は、正面側または背面側に向けて略L字状に形成されるから、第1ロック部材51,61の当接部50,60が本体ケース1の背面側または正面側に突き出す際の突出長を少なくすることができる。
また、本体ケース1は、前後幅より正面幅が短い縦長の薄い方形箱状に形成され、略帯板状に形成された表枠施錠杆2及びガラス枠施錠杆3が重ね合わせた状態で本体ケース1内に収納され、本体ケース1の正面壁の一部を本体ケース1の側部開放側に延設してシリンダ錠用の錠取付部11が形成され、シリンダ錠4は錠軸41に固定したカム部材7を錠取付部11の内側に位置させて取り付けられるから、シリンダ錠4の錠取付部11を除いた本体ケース1を非常に薄型に形成することができ、パチンコ遊技機の表枠の狭小な部分にも装着することができる。
さらに、本体ケース1内に重ね合わせて配設された表枠施錠杆2及びガラス枠施錠杆3の間に、表枠ロック機構5の第1ロック部材51及び第2ロック部材52及びガラス枠ロック機構6の第1ロック部材61及び第2ロック部材62が揺動可能に枢支され、カム部材7の係合凸部71,72は表枠施錠杆2またはガラス枠施錠杆3に設けた開口部から表枠施錠杆2とガラス枠施錠杆3の間に進入し第2ロック部材52,62の先端に当接可能とすることができる。これによれば、表枠ロック機構5の第1ロック部材51及び第2ロック部材52及びガラス枠ロック機構6の第1ロック部材61及び第2ロック部材62が本体ケース1内に収納された表枠施錠杆2またはガラス枠施錠杆3によって完全に覆われるため、効果的に不正解錠を防止することができる。
なお、上記実施形態では、第1ロック部材61の当接部60をガラス枠47の受け金具19に当接させたが、ガラス枠47の一部に第1ロック部材61の当接部60を当接させるようにすることもできる。
1 本体ケース
2 表枠施錠杆
3 ガラス枠施錠杆
4 シリンダ錠
5 表枠ロック機構
6 ガラス枠ロック機構
7 カム部材
11 錠取付部
12 スリット状開口部
13 スリット
14 取付縁部
18 受け金具
19 受け金具
21 表枠用鉤部
24 カム係合部
27 ガイド孔
28 ガイドピン
31 ガラス枠用鉤部
34 カム係合部
37 ガイド孔
41 錠軸
42 フランジ部
45 本体枠
46 表枠
47 ガラス枠
50 当接部
51 第1ロック部材
52 第2ロック部材
54 枢軸
55 連結軸
60 当接部
61 第1ロック部材
62 第2ロック部材
64 枢軸
65 連結軸
71 係合凸部
72 係合凸部

Claims (3)

  1. 表枠用鉤部を一体的に設けた表枠施錠杆が、本体ケース内に、該表枠用鉤部を背面側に突き出し且つ摺動可能に配設され、ガラス枠用鉤部を一体的に設けたガラス枠施錠杆が、該本体ケース内に、該ガラス枠用鉤部を正面側に突き出し且つ摺動可能に配設され、該本体ケースに設けた錠取付部にシリンダ錠が取り付けられ、該シリンダ錠の錠軸の先端に前記表枠施錠杆及びガラス枠施錠杆と係合可能なカム部材が固定され、該本体ケースが遊技機の表枠に縦に取付けられ、遊技機の本体枠に取付けられた受け金具に該表枠用鉤部を係止させて該表枠を施錠し、遊技機のガラス枠に取付けられた受け金具に該ガラス枠用鉤部を係止させて該ガラス枠を施錠する遊技機用施錠装置において、
    該本体ケースは、縦長で正面幅が前後幅より短い薄型の方形箱状に形成され、略帯板状に形成された該表枠施錠杆及び該ガラス枠施錠杆が重ね合わせた状態で該本体ケース内に収納され、
    該本体ケースの正面壁の一部を該本体ケースの側部開放側に延設して該シリンダ錠用の錠取付部が形成され、該シリンダ錠は錠軸に固定した該カム部材を該錠取付部の内側に位置させて取り付けられ、
    該表枠施錠杆には表枠ロック機構が該カム部材の近傍位置に揺動可能に枢支され、
    該表枠ロック機構は枢軸を介して該表枠施錠杆に枢支された略L字型の第1ロック部材と該第1ロック部材に連結軸を介して連結され該カム部材に当接して該表枠施錠杆の移動を阻止する第2ロック部材とを有し、
    該第1ロック部材の先端には、該本体ケースから突出して該表枠の施錠時、該受け金具に当接して該第1ロック部材をロック位置とする当接部が設けられ、該第1ロック部材と該第2ロック部材間にコイルばねが掛けられるとともに、該第1ロック部材と該表枠施錠杆との間にコイルばねが掛けられ、
    該ガラス枠施錠杆にはガラス枠ロック機構が該カム部材の近傍位置に揺動可能に枢支され、
    該ガラス枠ロック機構は枢軸を介して該ガラス枠施錠杆に枢支された略L字型の第1ロック部材と該第1ロック部材に連結軸を介して連結され該カム部材に当接して該ガラス枠施錠杆の移動を阻止する第2ロック部材とを有し、
    該第1ロック部材の先端には、該本体ケースから突出して該ガラス枠の施錠時、該受け金具またはガラス枠に当接して該第1ロック部材をロック位置とする当接部が設けられ、該第1ロック部材と該第2ロック部材間にコイルばねが掛けられるとともに、該第1ロック部材と該ガラス枠施錠杆との間にコイルばねが掛けられ、
    該表枠を閉じて施錠するとき、該表枠施錠杆が移動、該表枠ロック機構の該第1ロック部材の該当接部が受け金具に当接して、該表枠ロック機構の該第1ロック部材と該第2ロック部材が揺動し、該第2ロック部材の先端が該カム部材との対向位置に進入して、施錠状態での該表枠施錠杆の不正移動を阻止し、
    該ガラス枠を閉じて施錠するとき、該ガラス枠施錠杆が移動、該ガラス枠ロック機構の該第1ロック部材の該当接部が受け金具またはガラス枠に当接して、該ガラス枠ロック機構の該第1ロック部材と該第2ロック部材が揺動し、該第2ロック部材の先端が該カム部材との対向位置に進入して、施錠状態での該ガラス枠施錠杆の不正移動を阻止することを特徴とする遊技機用施錠装置。
  2. 前記表枠ロック機構の第1ロック部材と第2ロック部材は前記表枠施錠杆の長手方向に沿って連結配置され、前記ガラス枠ロック機構の第1ロック部材と第2ロック部材は前記ガラス枠施錠杆の長手方向に沿って連結配置され、該表枠ロック機構及び該ガラス枠ロック機構の該第1ロック部材に設けられて前記受け金具に当接する当接部は、正面側または背面側に向けて略L字状に形成されたことを特徴とする請求項1記載の遊技機用施錠装置。
  3. 前記本体ケース内に重ね合わせて配設された前記表枠施錠杆及びガラス枠施錠杆の間に、前記表枠ロック機構及びガラス枠ロック機構の第1ロック部材及び第2ロック部材が揺動可能に枢支され、前記カム部材が施錠状態にあるとき、該カム部材の係合凸部が該表枠施錠杆または該ガラス枠施錠杆に設けた開口部から該表枠施錠杆と該ガラス枠施錠杆の間に進入し該第2ロック部材の先端に当接可能とされたことを特徴とする請求項記載の遊技機用施錠装置。
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