JP5940048B2 - 情報処理システム、及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、及び情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5940048B2
JP5940048B2 JP2013267817A JP2013267817A JP5940048B2 JP 5940048 B2 JP5940048 B2 JP 5940048B2 JP 2013267817 A JP2013267817 A JP 2013267817A JP 2013267817 A JP2013267817 A JP 2013267817A JP 5940048 B2 JP5940048 B2 JP 5940048B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information processing
portfolio
processing system
return
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013267817A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015125497A (ja
Inventor
山田 徹
徹 山田
秀明 工藤
秀明 工藤
ミアッツィ アルベルト
ミアッツィ アルベルト
Original Assignee
野村アセットマネジメント株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 野村アセットマネジメント株式会社 filed Critical 野村アセットマネジメント株式会社
Priority to JP2013267817A priority Critical patent/JP5940048B2/ja
Publication of JP2015125497A publication Critical patent/JP2015125497A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5940048B2 publication Critical patent/JP5940048B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

本発明に係るいくつかの態様は、情報処理システム、及び情報処理方法に関する。
現在、市場には様々な金融商品が存在していることから、投資の際には、それらの金融商品を種々の重みをもって組み合わせたポートフォリオを構成することが一般的である。たとえば特許文献1には、産業ウェイトや国内ウェイト等を決定することにより金融投資の組合せを決定する方法が開示されている。
特表2005−525614号公報
ここで、金融商品のポートフォリオを構成する際には、予想されるリスクと期待されるリターンとを考慮した上で、好適なポートフォリオを構成することが望ましい。
本発明のいくつかの態様は前述の課題に鑑みてなされたものであり、好適なポートフォリオを生成することのできる情報処理システム、及び情報処理方法を提供することを目的の1つとする。
本発明に係る1の情報処理システムは、複数の商品に係るリターンに関する情報を入力する入力手段と、各商品の時価評価額に比例したポートフォリオからの距離の増加に応じて値が増加すると共にリスクの増加に応じて値が減少する目的関数に対して、前記リターンに関する情報を適用することにより、各商品の構成比率を算出する手段とを備える。
本発明に係る1の情報処理方法は、複数の商品に係るリターンに関する情報を入力するステップと、各商品の時価評価額に比例したポートフォリオからの距離の増加に応じて値が増加すると共にリスクの増加に応じて値が減少する目的関数に対して、前記リターンに関する情報を適用することにより、各商品の構成比率を算出するステップと、を備える。
なお、本発明において、「部」や「手段」、「装置」、「システム」とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その「部」や「手段」、「装置」、「システム」が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの「部」や「手段」、「装置」、「システム」が有する機能が2つ以上の物理的手段や装置により実現されても、2つ以上の「部」や「手段」、「装置」、「システム」の機能が1つの物理的手段や装置により実現されても良い。
本発明によれば、好適なポートフォリオを生成することのできる情報処理システム、及び情報処理方法を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る情報処理システムの機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 図1に示した情報処理システムの処理の流れの一例をフローチャートである。 図1に示した情報処理システムを実装可能なハードウェアの構成を示すブロック図である。
以下に本発明の実施形態を説明する。以下の説明及び参照する図面の記載において、同一又は類似の構成には、それぞれ同一又は類似の符号が付されている。
(実施形態)
図1乃至図3は、実施形態を説明するための図である。以下、これらの図を参照しながら、以下の流れに沿って実施形態を説明する。まず、「1」で、本実施形態の概要を説明する。次に「2」で、本実施形態に係るシステムの機能構成を説明する。「3」では、処理の流れを説明する。「4」では、本実施形態に係るシステムを実現可能なハードウェア構成の具体例を説明する。最後に、「5」で本実施形態に係る効果などを説明する。
(1 概要)
(1.1 全体像)
現在、金融市場では様々な金融商品が普及しているため資産保有に際しては、それらの金融商品をそれぞれ組合せたポートフォリオを構成することが多い。ここで、例えばCAPM(Capital Asset Pricing Model。資本資産価格モデルともいう。)理論では、それぞれの金融商品を、それらの時価評価額に比例して保有するポートフォリオCW(Capitalization Weighted)が、最大の期待リスク調整後リターンを持つものと考えられている。そこで、CWになるべくポートフォリオを近づけることで高いリターンを得ようとする考え方がある。CWに対するポートフォリオの距離は、一般的にトラッキング・エラー(以下、TEとも呼ぶ。)で計測することが多いが、機関投資家のアクティブ運用のポートフォリオでは、例えばTEが5%以内に収まるように構成することが多い。
しかしながら、CAPM理論はあくまで理論に過ぎないため、実際の市場では、CWが必ずしも効率的とは限らない。そこで、例えば最小分散ポートフォリオ(Minimum Variance Porfolio:MVP)と呼ばれる手法も考えられている。MVPは、ポートフォリオのリスク(例えば、収益率のばらつきに関する指標として表現される。)ができる限り小さくなるように構成されるものである
本実施形態に係る情報処理システムは、CWとの距離、及びリスクの両方を考慮した上でポートフォリオを構成する。ここで、リスクに関しては維持若しくは低下させるように構成するが、CWとの距離に関しては、近づけるのではなく、遠ざけるように構成する。CWとの距離を遠ざける理由は、CWに近づけるほど、リターンの効率性が低下すると考えられるためである。
以下、この点につき、具体的に説明する。一般的に、金融商品の市場価格の変動は行き過ぎる傾向にある。多数の投資家が将来を楽観する場合には、市場価格は真の価値よりも過大評価されることが多く、また逆に、多数の投資家が将来を悲観する場合には、市場価格が過小評価されることが多いからである。
ここで、CWに一致させる若しくは近づけるポートフォリオでは、過大評価された金融商品に関しては、価格が高いという理由で多く保有する一方、過小評価された金融商品に関しては、価格が低いという理由で少ししか保有しないことになる。しかしながら、行き過ぎた価格も将来的には正しい価格(真の価値)へ収斂していくことを考えると、CWに近いポートフォリオを用いると、低いパフォーマンスに留まる可能性が高い。特に近年、CAPM理論が広く普及しているため、多くの投資家がCWに近いポートフォリオを志向する傾向にある。これにより、金融商品の過大評価/過小評価がより進む傾向にあり、結果としてこのようなCWの非効率性は、近年高まる傾向にあると考えられる。
そこで本実施形態に係る情報処理システムは、CWに対する距離を大きくするようにポートフォリオを構築する。単にCWに対する距離を大きくすると、ポートフォリオ・リスクも同時に上昇して、リスク調整後リターンが下がる可能性もある。そこで本実施形態に係る情報処理システムは、ポートフォリオ・リスクを維持若しくは低下させつつCWに対する距離を大きくすることで、長期的に高いリスク調整後リターンの実現を目指す。
本実施形態に係る情報処理システムでは、以下の目的関数Uの値を最大化するように、ポートフォリオを構成する各金融商品の重みを決定する。
Figure 0005940048
ここで、Risk及びDistanceの各項は、それぞれ、ポートフォリオのリスクと、CWからの距離(Distance)とを示すものであり、それぞれ、ポートフォリオを構成する金融商品ごとの重み(比率)の関数となる。また、λ、λは、それぞれ正の定数である。RiskやDistanceは、其々種々の関数を生成して当該目的関数に当てはめることができる。
(1.2 Risk項の具体例)
前述のとおり、Risk項は、ポートフォリオの収益率(リターン)の値動きのばらつきを考慮するためのものである。Risk項で考慮することのできる値の具体例としては、リターンの標準偏差、分散、絶対偏差、下半分散、下半標準偏差、下半絶対偏差、バリュー・アット・リスク(VaR)、条件付きバリュー・アット・リスク(CVaR)、下方リスク等を考えることができる。例えば、Risk項は以下のいずれかにより定めることができる。
Figure 0005940048
Figure 0005940048
Figure 0005940048
(1.3 Distance項の具体例)
Distance項は先述の通り、CWからの距離を考慮した項である。前述のとおり、CWからの距離はTEで測ることができるが、この他、TEを副次的に組み合わせることも可能である。Distance項は、例えば以下のいずれかにより定めることができる。
Figure 0005940048
Figure 0005940048
(1.4 目的関数の具体例)
例えば、Risk項をポートフォリオの標準偏差の二乗(分散)、Distance項をCWに対するTEの二乗として定義し、求めるべき金融商品毎の重み(ポートフォリオ)をPとして表すと、以下のように目的関数Uは以下のように表現することができる。
Figure 0005940048
係数λ、λは、前述のとおりそれぞれ正の定数である。それぞれ、例えば1、0.75として設定することが可能である。また、Pを構成するn個の金融商品の重み(w,・・・,w)の合計は1(100%)となる。
実際に目的関数を解く場合には、入力値として、制約条件が与えられることが多い。制約条件には、ベンチマークとなる指標からの最大乖離度を指定したり、個別の最大値を指定したりすることができる。例えば、ベンチマーク・ポートフォリオにおける各構成比率(ウェイト)からの最大乖離度を±10%としたり、個別の各商品の構成比率(ウェイト)の最大値を5%としたりできる。
リスク項であるσは、各金融商品に関するリターンの標準偏差により測定できる。ここでリターンとは、例えば、予め定められた一定期間における収益(価格変動)の割合をいい、標準偏差は、各リターンとリターンの期待値との差分と、当該リターン(割合)とから算出することができる。
標準偏差に基づいて生成されるリターンの共分散行列Vを用いると、リスク項であるσは以下のように表現することができる。
Figure 0005940048
また、トラッキング・エラーTEは、ベンチマークとなる指標からの乖離度合いを測るためのリスク指標である。通常は、算出対象のポートフォリオにおけるリターンと、ベンチマークにおけるリターンの差異の標準偏差により測定する。算出対象のポートフォリオP=(w,・・・,w)、ベンチマークとなるポートフォリオCW=(wCW1,・・・,wCWn)、標準偏差により生成されるリターンの共分散行列Vとすると、TE(P,CW)は以下のように表現できる。
Figure 0005940048
V及びCW=(wCW1,・・・,wCWn)はそれぞれ定数であるので、上記σ、TEを目的関数Uに当てはめると、目的関数Uは算出対象のポートフォリオP(P=(w,・・・,w))の関数となる。本実施形態に係る情報処理システムは、当該目的関数Uが最大値となるポートフォリオPを求める。
なお、上述の通り、Risk項及びDistance項は任意に変えることができる。例えば、Risk項を任意の参照ポートフォリオBに対するトラッキング・エラーTEの二乗とした場合には、目的関数Uは以下のように表現できる。
Figure 0005940048
(2 システムの機能構成)
以下、図1を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム1の機能構成を説明する。図1に示すように、本実施形態に係る情報処理システム1は、入力部11、データベース(DB)13、分析部17及び出力部19を含む。
入力部11は、データベースDB13から商品価格情報14及びCW情報15を含む各種情報を読み込む。入力部11の具体例としては、記憶媒体等から各種データを読み込むソフトウェア若しくはハードウェアの読込モジュールや、キーボード等の入力インタフェースであることが考えられる。この他、目的関数Uを解く際に使用する制約条件を与える場合には、当該制約条件の情報を入力部11は読みこむようにしても良い。
データベース13は、商品価格情報14及びCW情報15を含む各種情報を、図示しない記憶媒体上で入力部11から参照可能に管理する。
商品価格情報14は、各金融商品のリターンに関する情報を含むことができる。上記リターンの標準偏差や、標準偏差に基づいて生成されるリターンの共分散行列Vは、商品価格情報14のリターンに関する情報から生成可能である。なお、当該標準偏差は、予め商品価格情報14の一部として用意しておくことも可能である。
なお、金融商品は国内の金融商品であっても良いし、外国の金融商品であっても良い。また、金融商品には為替、金等の各種貴金属、各種農産物、原油等を含む先物商品、債権、株式等の種々の商品を含むことができる。
CW情報15は、前述のとおり、目的関数UのDistance項生成の際に基準となるポートフォリオであるCWに関する情報であり、各金融商品の重みに関する情報を含む。目的関数UのDistance項にあっては、当該CWからの距離を、例えばトラッキング・エラーTEにより算出する。
分析部17は、目的関数Uに商品価格情報14及びCW情報15を反映させた上で、目的関数Uが最大値を取る、各金融商品の重みの組合せ(ポートフォリオP)を求める。目的関数Uにおける重みの組み合わせを求める手法には、種々の従来手法を適用することができる。
出力部19は、分析部17による分析の結果求められたポートフォリオPの情報を出力する。出力部19による出力先は種々考えられるが、例えば図示しない記憶媒体への出力や、通信媒体を介した他の情報処理装置への出力、表示装置への表示等が考えられる。
(3 処理の流れ)
以下、図2を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム1の処理の流れを説明する。なお、後述の各処理ステップは、処理内容に矛盾が生じない範囲で、任意に順番を変更して若しくは並列に実行することができる。また、各処理ステップ間に他のステップを追加しても良い。更に、便宜上1つのステップとして記載されているステップは複数のステップに分けて実行することもできるし、また、便宜上複数に分けて記載されているステップを1つのステップとして実行することもできる。
まず、入力部11は、各金融商品ごとの商品価格情報14及びCW情報15をDB13から読み込む(S21)。分析部17は、入力部11が読み込んだ商品価格情報14及びCW情報15を、予め用意した目的関数Uに対して適用する(S23)。その上で分析部17は、当該目的関数Uが最大値を取るような各金融商品の重み(構成比率)の組み合わせ(ポートフォリオ)を決定する(S25)。出力部19は、当該決定された金融商品の構成比率の組み合わせを出力する(S27)。
(4 ハードウェア構成)
以下、図3を参照しながら、上述してきた情報処理システム1をコンピュータにより実現する場合のハードウェア構成の一例を説明する。なお、情報処理システム1は、1台のコンピュータで実現する必要はなく、複数台のコンピュータにより実現することも考えられる。
図3に示すように、情報処理システム1は、プロセッサ301、メモリ303、記憶装置305、入力インタフェース(I/F)部307、データI/F部309、通信I/F部311及び表示装置313を含む。
プロセッサ301は、メモリ303に記憶されているプログラムを実行することにより情報処理システム1における様々な処理を制御する。例えば、入力部11、分析部17、及び出力部19は、それぞれメモリ303に一時記憶された上で、主にプロセッサ301上で動作するプログラムとして実現可能である。
メモリ303は、例えばRAM(Random Access Memory)等の記憶媒体である。メモリ303は、プロセッサ301によって実行されるプログラムのプログラムコードや、プログラムの実行時に必要となるデータを一時的に記憶する。例えば、DB13は、メモリ303上に一時記憶されることが可能である。
記憶装置305は、例えばハードディスクドライブ(HDD)やフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体である。記憶装置305は、オペレーションシステムや、上記各項性を実現するための各種プログラムを記憶する。この他、記憶装置305は、DB13を記憶することも可能である。これらのプログラムやデータは、必要に応じてメモリ303にロードされることにより、プロセッサ301から参照される。
入力I/F部307は、ユーザからの入力を受け付けるためのデバイスである。入力I/F部307の具体例としては、キーボードやマウス、タッチパネル、各種センサ等が挙げられる。入力I/F部307は、例えばUSB(Universal Serial Bus)等のインタフェースを介して情報処理システム1に接続されても良い。
データI/F部309は、情報処理システム1の外部からデータを入力するためのデバイスである。データI/F部309の具体例としては、各種記憶媒体に記憶されているデータを読み取るためのドライブ装置等がある。データI/F部309は、情報処理システム1の外部に設けられることも考えられる。その場合、データI/F部309は、例えばUSB等のインタフェースを介して情報処理システム1へと接続される。
通信I/F部311は、情報処理システム1の外部の装置と有線又は無線によりデータ通信するためのデバイスである。通信I/F部311は、情報処理システム1の外部に設けられることも考えられる。その場合、通信I/F部311は、例えばUSB等のインタフェースを介して情報処理システム1に接続される。
表示装置313は、各種情報を表示するためのデバイスである。表示装置313の具体例としては、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等が挙げられる。表示装置313は、情報処理システム1の外部に設けられても良い。その場合、表示装置313は、例えばディスプレイケーブル等を介して情報処理システム1に接続される。
(5 本実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態の情報処理システム1では、各商品の時価総額に応じて決定されるCWに対する距離を意図的に引き上げるようにポートフォリオを構成することができる。また、単に距離を大きくした場合にはポートフォリオ・リスクも併せて上昇する可能性があるが、ポートフォリオ・リスクに関しては、維持及び低下されるようにポートフォリオ・リスクを構成することができる。これにより、長期的に高いリスク調整ごリターンの実現を期待することのできるポートフォリオを構築することが可能となる。すなわち、本実施形態の情報処理システム1は、好適なポートフォリオを生成することができる。
(6 付記事項)
なお、前述の実施形態の構成は、組み合わせたり或いは一部の構成部分を入れ替えたりしてもよい。また、本発明の構成は前述の実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えてもよい。
1 :情報処理システム
11 :入力部
13 :データベース
14 :商品価格情報
15 :CW情報
17 :分析部
19 :出力部
301 :プロセッサ
303 :メモリ
305 :記憶装置
307 :入力インタフェース部
309 :データインタフェース部
311 :通信インタフェース部
313 :表示装置

Claims (7)

  1. 複数の商品の収益率に関する情報を入力する入力手段と、
    各商品の時価評価額に比例したポートフォリオからの乖離度に応じて定められる距離の増加に応じて値が増加すると共に、収益率のばらつきを示すリスクの増加に応じて値が減少する目的関数に対して、前記収益率に関する情報を適用することにより、前記目的関数の値を最大化する各商品の構成比率を算出する手段と
    を備える情報処理システム。
  2. 前記時価評価額に比例したポートフォリオからの距離は、各商品の前記構成比率における収益率と前記時価評価額に比例したポートフォリオにおける収益率との差異の標準偏差であるトラッキング・エラーに基づいて算出される、
    請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記リスクは、収益率の標準偏差に基づき算出される、
    請求項1又は請求項2記載の情報処理システム。
  4. 前記入力手段は、前記目的関数から前記構成比率を算出するための制約条件の入力を受ける、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の情報処理システム。
  5. 前記制約条件は、各商品の前記構成比率の、ベンチマークとなるポートフォリオにおける各商品の各々の比率からの最大乖離度である、
    請求項4記載の情報処理システム。
  6. 前記制約条件は、各商品の前記構成比率が取りうる最大値である、
    請求項4記載の情報処理システム。
  7. 複数の商品の収益率に関する情報を入力するステップと、
    各商品の時価評価額に比例したポートフォリオからの乖離度に応じて定められる距離の増加に応じて値が増加すると共に、収益率のばらつきを示すリスクの増加に応じて値が減少する目的関数に対して、前記収益率に関する情報を適用することにより、前記目的関数の値を最大化する各商品の構成比率を算出するステップと、
    を情報処理システムが行う情報処理方法
JP2013267817A 2013-12-25 2013-12-25 情報処理システム、及び情報処理方法 Active JP5940048B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013267817A JP5940048B2 (ja) 2013-12-25 2013-12-25 情報処理システム、及び情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013267817A JP5940048B2 (ja) 2013-12-25 2013-12-25 情報処理システム、及び情報処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015125497A JP2015125497A (ja) 2015-07-06
JP5940048B2 true JP5940048B2 (ja) 2016-06-29

Family

ID=53536184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013267817A Active JP5940048B2 (ja) 2013-12-25 2013-12-25 情報処理システム、及び情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5940048B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004005116A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Hitachi Ltd 最適ポートフォリオ決定方法および装置
JP2007018272A (ja) * 2005-07-07 2007-01-25 Hitachi Ltd 資産運用管理支援方法及び装置
JP5026296B2 (ja) * 2008-02-01 2012-09-12 株式会社Quick 信用評価処理システム、信用評価処理方法及び信用評価処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015125497A (ja) 2015-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Giri et al. Supply chain model with price-and trade credit-sensitive demand under two-level permissible delay in payments
US20150039531A1 (en) Computer-based investment and fund analyzer
JP6288662B1 (ja) 業績予測管理システム及び方法
JP2017120583A (ja) 自動与信システム
Aiube et al. On the comparison of Schwartz and Smith’s two-and three-factor models on commodity prices
US20180060959A1 (en) Option pricing
US20180060957A1 (en) Option pricing systems and methods
Wen et al. Speculative market efficiency and hedging effectiveness of emerging Chinese index futures market
Balder et al. Primal–dual linear Monte Carlo algorithm for multiple stopping—an application to flexible caps
JP5940048B2 (ja) 情報処理システム、及び情報処理方法
Shen et al. On the surprising explanatory power of higher realized moments in practice
Marsili Complexity and financial stability in a large random economy
JP2012168599A (ja) 金融ポートフォリオ分析システム
Chang et al. A market-based martingale valuation approach to optimum inventory control in a doubly stochastic jump-diffusion economy
Kim et al. Forecast of realized covariance matrix based on asymptotic distribution of the LU decomposition with an application for balancing minimum variance portfolio
Fries et al. A hybrid Markov-functional model with simultaneous calibration to the interest rate and FX smile
US20220044325A1 (en) Option pricing
Meissner et al. The impact of different correlation approaches on valuing credit default swaps with counterparty risk
KR102447258B1 (ko) 투자 가이드 모델을 지원하는 거래소 운영 방법 및 시스템
TWI364721B (ja)
TWI502534B (zh) 美式下限失效障礙型買權的靜態避險方法、使用該方法之電子設備及電腦可讀取的紀錄媒體
Tourinho Revisiting the Tourinho real options model: outstanding issues 30 years later
KR102004602B1 (ko) 보험 상품 특성 분포 평면상에 가상의 상품 비교 분석을 통한 보험 상품 정보 제공 방법
US20180260899A1 (en) Option pricing
Dong et al. A multivariate regime-switching mean reverting process and its application to the valuation of credit risk

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160502

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160517

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5940048

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250