JP5937871B2 - 立体的画像表示装置、立体的画像表示方法及び立体的画像表示プログラム - Google Patents

立体的画像表示装置、立体的画像表示方法及び立体的画像表示プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5937871B2
JP5937871B2 JP2012083538A JP2012083538A JP5937871B2 JP 5937871 B2 JP5937871 B2 JP 5937871B2 JP 2012083538 A JP2012083538 A JP 2012083538A JP 2012083538 A JP2012083538 A JP 2012083538A JP 5937871 B2 JP5937871 B2 JP 5937871B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
pixel
distance
depth
image display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012083538A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013214854A (ja
Inventor
田中 清
清 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2012083538A priority Critical patent/JP5937871B2/ja
Publication of JP2013214854A publication Critical patent/JP2013214854A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5937871B2 publication Critical patent/JP5937871B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Description

本発明は、奥行き感のある立体的な画像を表示する技術に関する。
近年、3Dテレビが登場し、画像表示方法に奥行き感を求めるユーザが出現している。3Dテレビの場合、一般的に左右の視差を利用して画像の奥行き感を表現している。その他、特許文献1によれば、ステレオ画像のカメラパラメータを用いて焦点距離を変化させることにより、画像の奥行き感を表現する技術が開示されている。
特開平9−179998号公報
現在、PC,携帯電話,スマートフォン,タブレットPC,2D専用デジタルテレビといった、インタラクティブな操作を簡単に実現可能な端末が普及しているが、そのような普及端末で3D表示を実現するには3D専用ディスプレイを新たに搭載させ、若しくは別に用意する必要があるため、それら既存の普及端末のみを用いて画像に奥行き感を与えることは難しい。
特許文献1の技術を利用することによってその問題を解消できるが、入力画像としてステレオ画像を事前に準備しなければならず、また、正規化相互関数等の複雑な計算式に当てはめて演算処理を画素毎に実行するため、出力画像の生成に係る計算処理量が膨大になる。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、奥行き感のある画像表示を既存の普及端末で簡易に実現することにある。
請求項1記載の立体的画像表示装置は、被写体が撮影された撮影画像と、前記撮影画像における前記被写体の奥行距離が画素に設定された距離画像とを入力し、立体的な画像を表示する立体的画像表示装置において、前記撮影画像をぼかしてぼかし画像を生成する生成手段と、画像に対する奥行方向への移動命令の入力を受け付ける受付手段と、前記入力に対応した奥行位置の画素を前記距離画像から選択する選択手段と、前記選択手段で選択された画素である選択画素に対応した画像を前記撮影画像から抽出する抽出手段と、前記ぼかし画像に前記抽出手段で抽出された画像である抽出画像を合成して画像表示手段に出力する出力手段と、を備え、前記選択手段は、前記選択画素の奥行距離と当該選択画素に近傍する第1の近傍画素の奥行距離との差分が所定値よりも小さい場合に当該第1の近傍画素を選択画素に含め、更に、選択画像に含めた第1の近傍画素の奥行距離と当該第1の近傍画素に近傍する第2の近傍画素の奥行距離との差分が前記所定値よりも小さい場合に当該第2の近傍画素も選択画素に含める処理を繰り返すことにより、選択画素を選択することを特徴とする。
請求項2記載の立体的画像表示方法は、被写体が撮影された撮影画像と、前記撮影画像における前記被写体の奥行距離が画素に設定された距離画像とを入力し、立体的な画像を表示する立体的画像表示装置で行う立体的画像表示方法において、画像に対する奥行方向への移動命令の入力を受け付ける受付ステップと、前記入力に対応した奥行位置の画素を前記距離画像から選択する選択ステップと、前記選択ステップで選択された画素である選択画素に対応した画像を前記撮影画像から抽出する抽出ステップと、前記撮影画像をぼかして生成したぼかし画像に前記抽出ステップで抽出された画像である抽出画像を合成して画像表示手段に出力する出力ステップと、を備え、前記選択ステップでは、前記選択画素の奥行距離と当該選択画素に近傍する第1の近傍画素の奥行距離との差分が所定値よりも小さい場合に当該第1の近傍画素を選択画素に含め、更に、選択画像に含めた第1の近傍画素の奥行距離と当該第1の近傍画素に近傍する第2の近傍画素の奥行距離との差分が前記所定値よりも小さい場合に当該第2の近傍画素も選択画素に含める処理を繰り返すことにより、選択画素を選択することを特徴とする。
請求項3記載の立体的画像表示プログラムは、請求項2記載の立体的画像表示方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
以上より、本発明によれば、画像に対する奥行方向への移動命令の入力を受け付けて、その入力に対応した奥行位置の画素を距離画像から選択し、その選択画素に対応した画像を撮影画像から抽出して、撮影画像をぼかして生成したぼかし画像に抽出画像を合成して画像表示手段に出力するため、それら処理は少ない計算量で実行可能なことから、奥行き感のある画像表示を既存の普及端末で簡易に実現できる。
本発明によれば、奥行き感のある画像表示を既存の普及端末で簡易に実現できる。
第1の実施の形態に係る立体的画像表示装置の機能ブロック構成を示す図である。 入力画像および出力画像の例を示す図である。 奥行方向に対する各物体の位置関係を示す図である。 距離画像の例を示す図である。 立体的画像表示装置の処理フローの例を示す図である。 初期時の処理フローで特定される特定領域p1を示す図である。 ユーザ操作時の処理フローで特定される特定領域p2を示す図である。 第2の実施の形態に係る立体的画像表示システムの構成を示す図である。
従来、写真の撮影テクニックとして、被写界深度を調節して特定距離範囲内の対象をはっきりと撮影し、それ以外をぼかすことによって像の奥行き感を表現する方法が知られている(「被写界深度」、Wikipedia、[online]、[平成24年3月12日検索]、<URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/被写界深度>)。
本発明は、そのような表現方法に着目し、奥行き感のある画像表示を既存の普及端末で簡易に実現することにある。なお、既存の普及端末とは、PC,携帯電話,スマートフォン,タブレットPC等のモバイル端末や、2D専用デジタルテレビが例とされる。
以下、本発明を実施する一実施の形態について図面を用いて説明する。但し、本発明は多くの異なる様態で実施することが可能であり、本実施の形態の記載内容に限定して解釈すべきではない。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態に係る立体的画像表示装置の機能ブロック構成を示す図である。この立体的画像表示装置100は、被写体(後述する物体や背景)が撮影された入力画像Aと、その入力画像Aにおける被写体の奥行距離が画素に設定された距離画像Cとの組を入力し、奥行き感のある立体的な出力画像Bを画面に表示する装置である。
すなわち、画像に対する奥行方向への移動命令の入力を受け付ける表示指示部11と、その入力に対応した奥行位置の画素を距離画像Cから選択する距離解析部12と、その選択画素に対応した画像を鮮明画像B_1として入力画像Aから抽出する画像領域抽出部13と、入力画像Aをぼかしてぼかし画像B_2を生成するぼかし画像生成部14と、ぼかし画像B_2に鮮明画像B_1を合成した出力画像Bをモニタ出力部16に出力する画像合成部15と、その出力画像Bを画面に表示するモニタ出力部16とで主に構成される。
このような立体的画像表示装置100は、メモリ等の記憶手段,CPU等の計算手段,モニタ等の画像表示手段を備えるコンピュータによって実現可能である。また、上記各機能部はプログラムによって実行される。
また、入力される入力画像Aや距離画像Cは、立体的画像表示装置100内の記憶手段(図1において不図示)に一旦記憶され、その記憶手段から読み出されて適宜処理される。
図2に、立体的画像表示装置100に入力される入力画像Aと、その立体的画像表示装置100で画面に表示される出力画像Bの例を示す。
立体的画像表示装置100には、人物や風景等を撮影した被写界深度の深い入力画像Aが入力される。この入力画像Aには、撮影したカメラ側から見て奥行方向で異なる距離に位置する複数の物体Pが映し出されている。
本実施の形態では、図3の位置関係に示すように、奥行方向において基準位置から第1の奥行距離L1〜第3の奥行距離L3にそれぞれ位置する第1の物体P1〜第3の物体P3が入力画像Aに映し出されているとする。
そのような入力画像Aを入力した立体的画像表示装置100は、指定された奥行距離Lに位置する物体Pのみをはっきりと表示し、それ以外をぼかして表示した出力画像Bを画面に表示する。その出力画像Bには、ユーザによって指定された物体Pのみがはっきりと映し出されるので、表示された画像に奥行き感を与えることができる。
例えば、第2の奥行距離L2が指定されると、それに対応する第2の物体P2の輪郭のみがはっきりと撮影された出力画像B2が表示される。なお、図2の出力画像B1〜B3では、はっきりと表示された状態を実線とし、ぼかして表示された状態を破線で模式的に表現している。
図4に、入力画像Aと共に立体的画像表示装置100に入力される距離画像Cの例を示す。
距離画像Cは、入力画像Aに対応して予め生成される画像であり、入力画像Aに撮影されている物体P及びその背景の奥行距離Lが入力画像Aの各画素に対応付けて画素毎に設定されている。
例えば、入力画像Aに映し出されている第1の物体P1に対応する各画素には、第1の奥行距離L1やそれに近似する奥行距離Lとして50や52が設定されている。
次に、本実施の形態に係る立体的画像表示装置100の動作を説明する。最初に、図5を参照しながら、立体的初期画像として出力画像B1を表示する場合の初期処理フローについて説明する。
まず、表示指示部11は、保持手段に第1の奥行距離L1をデフォルト値として予め保持しており、その第1の奥行距離L1を当該保持手段から読み出して距離解析部12に送信する(ステップS101)。
次に、距離解析部12は、自機への入力対象である入力画像Aに対して事前生成された距離画像Cを入力し、その距離画像Cの各画素値v(x,y)を検索して、式(1)の関係が成立する画素(x,y)を選択する(ステップS102)。
L1≦v(x,y)≦L1+d ・・・式(1)
式(1)のdは、第1の奥行距離L1に対して任意に設定されたマージンの値である。例えば、L1=50,d=5の場合、50〜55に該当する奥行距離Lの画素(図4の斜線で示す画素群R)が選択される。この画素群Rは、図6で示す位置関係において斜線の特定領域p1に相当する。
次に、画像領域抽出部13は、上記入力対象の入力画像Aを入力し、距離解析部12によって選択された画素の位置に対応する画像B1_1を当該入力画像Aから抽出する(ステップS103)。以下、画像B1_1を鮮明画像B1_1という。
ステップS103と並行して、ぼかし画像生成部14は、同入力画像Aを入力し、その入力画像Aの全画素に対して所定のぼかし処理(例えば、ガウス性ノイズ処理等)を実行してぼかし画像B1_2を生成する(ステップS104)。
最後に、画像合成部15は、ぼかし画像B1_2に鮮明画像B1_1を重ね合わせて出力画像B1を生成し、モニタ出力部16に送信して画面に表示する(ステップS105)。
以上の動作より、第1の物体P1のみがはっきりと表示され、それ以外がぼかして表示された立体的な出力画像B1が立体的初期画像として表示される。
なお、ステップS102で用いたマージンの値dについては、上述のように固定値としてもよいが、第1の奥行距離L1及びその近傍に位置する第1の物体P1に合わせて可変値としてもよい。例えば、第1の奥行距離L1の近傍でなだらかに奥行距離Lが変化する画素を選択することにより、第1の物体P1を含む選択領域Rを特定領域p1とする。
具体的には、まず、第1の奥行距離L1の画素を選択した後、その選択画素と当該選択画素に近傍する近傍画素との差分が任意の差分値d’よりも小さいものについては特定領域p1に含まれるとし、更に、その特定領域p1に含まれる近傍画素と当該近傍画素に近傍する近傍画素との差分値が上記差分値d’よりも小さいものについては特定領域p1に含まれるとする処理を繰り返していくことにより、特定領域p1を求めてもよい。
また、ステップS104で行ったぼかし処理は、ステップS101〜S103の各処理とは無関係に実行可能であることから、ステップS103よりも前に行うことも可能である。例えば、一度生成されたぼかし画像をぼかし画像生成部14で保持しておくことにより、他の出力画像B2を表示する際に行われるであろうぼかし処理を省くことができるため、ぼかし処理に係る処理負荷を軽減できる。
続いて、現在表示されている立体的初期画像(出力画像B1)を参照したユーザによって表示指示部11が操作され、その操作に応じて出力画像B2を表示する場合のユーザ操作時処理フローについて説明する。なお、本処理フローは、図5に示した初期処理フローと同様であるため、図示は省略する。
ユーザは、画面に表示されている立体的初期画像に対して奥行方向での前後(手前側・奥側)移動を表示指示部11で操作する。このような表示指示部11としては、例えば、リモコンの上下ボタン、ジョイスティック、マウス、タッチパネル等、奥行方向での前後移動操作を命令可能なデバイスであればよい。
まず、表示指示部11は、ユーザ操作によって入力された立体的初期画像に対する前後情報(例えば、奥行位置指定命令や奥行移動距離命令)をデフォルト値(第1の奥行距離L1)との差分とし、その差分にデフォルト値を演算した奥行距離Lを距離解析部12に送信する(ステップS201)。
例えば、リモコンの上ボタンの押下継続時間を奥行距離Lに換算し、下ボタンではなく上ボタンの操作であることから当該奥行距離Lを「(第2の奥行距離L2−第1の奥行距離L1)だけ奥側方向への距離」と判定し、現時点の奥行距離L(第1の奥行距離L1)にその差分距離を加えた奥行距離L(=L1+(L2−L1)=L2)を送信する。
次に、距離解析部12は、ステップS102で用いた距離画像Cの各画素値v(x,y)を検索して、式(2)の関係が成立する画素(x,y)を選択する(ステップS202)。
L2≦v(x,y)≦L2+d ・・・式(2)
式(2)のdは、第2の奥行距離L2に対して任意に設定されたマージンの値である。ここで選択された画素群は、図7で示す位置関係において斜線の特定領域p2に相当する。
次に、画像領域抽出部13は、距離解析部12によって選択された画素の位置に対応する鮮明画像B2_1を入力画像Aから抽出する(ステップS203)。
ステップS203と並行して、ぼかし画像生成部14は、入力画像Aの全画素に対して所定のぼかし処理を実行してぼかし画像B2_2を生成する(ステップS204)。
最後に、画像合成部15は、ぼかし画像B2_2に鮮明画像B2_1を重ね合わせて出力画像B2を生成し、モニタ出力部16に送信して画面に表示する(ステップS205)。
以上の動作より、第2の物体P2のみがはっきりと表示され、それ以外がぼかして表示された立体的な出力画像B2がユーザ所期画像として表示される。表示指示部11でのユーザ操作によって、モニタ出力部16に表示されている画像を出力画像B1から出力画像B2に切り替えることができるので、ユーザに対して奥行き方向への画像の操作感を与え、結果としてユーザは画像の奥行きを感じることができる。
なお、出力画像B1から出力画像B2への一足飛びの出力変更として説明したが、ユーザによる表示指示部11の操作が連続的に行われるような場合、第1の奥行距離L1から第2の奥行距離L2の間に相当する値で出力画像Bを連続的に生成し、出力画像B1から出力画像B2へシームレスに切り替えることも実現可能である。この方法を採用することによって、奥行き感を更に感じることができるようになる。
なお、立体的画像表示装置100に入力される画像は、静止画像と動画像のどちらでもよい。動画像の場合、入力画像の各フレームに対して距離画像やぼかし画像がそれぞれ生成されることになる。
〔第2の実施の形態〕
図8は、第2の実施の形態に係る立体的画像表示システムの構成を示す図である。この立体的画像表示システムは、第1の実施の形態で説明した立体的画像表示装置100の機能部を、立体画像を生成する立体的画像生成装置100aと、生成された立体画像を表示する立体的画像表示装置100bとに分離している。
すなわち、距離解析部12と、画像領域抽出部13と、ぼかし画像生成部14と、画像合成部15とをサーバ側としての立体的画像生成装置100aに具備させると共に、表示指示部11と、モニタ出力部16とをクライアント側としての立体的画像表示装置100bに具備させている。
また、それら両装置100a,100bを所定の通信ネットワーク500を介して相互に通信可能にするため、通信ネットワーク接続部17,18を各装置100a,100bにそれぞれ具備させている。
なお、立体的画像表示装置100bとしては、例えば、PC,携帯電話,スマートフォン,タブレットPC等のモバイル端末が例とされる。また、通信ネットワーク500としては、例えば、インターネットや携帯電話網、IPTVのSTBやNGN網の組み合わせ等が例とされる。
本実施の形態での処理は、第1の実施の形態と同様であるが、ユーザが操作するのは立体的画像表示装置100bを実装しているクライアント端末である。表示指示部11で入力されたユーザ操作情報は、通信ネットワーク接続部18から通信ネットワーク500を経由して立体的画像生成装置100aに送信される。
立体的画像生成装置100aでは、通信ネットワーク接続部17がそのユーザ操作情報を受け取り、距離解析部12へ送信して第1の実施の形態と同様の処理を実行する。
そして、その処理結果は画像合成部15から出力され、通信ネットワーク接続部17から通信ネットワーク500を経由して立体的画像表示装置100bに返信される。
立体的画像表示装置100bでは、通信ネットワーク接続部18がその処理結果情報を受け取り、モニタ出力部16で画像を表示する。
以上の動作より、たとえ第1の実施の形態で説明した立体的画像表示装置100の機能部が複数の装置に分離された場合であっても、表示指示部11でのユーザ操作によって、モニタ出力部16に表示されている画像を切り替えて表示できるので、ユーザに対して奥行き方向への画像の操作感を与え、結果としてユーザは画像の奥行きを感じることができる。
以上より、各実施の形態によれば、表示指示部11が、画像に対する奥行方向への移動命令の入力を受け付けて、距離解析部12が、その入力に対応した奥行位置の画素を距離画像Cから選択し、画像領域抽出部13が、その選択画素に対応した鮮明画像B_1を入力画像Aから抽出し、ぼかし画像生成部14が、入力画像Aをぼかしてぼかし画像B_2を生成し、画像合成部15が、ぼかし画像B_2に鮮明画像B_1を合成してモニタ出力部16に出力するため、それら処理は少ない計算量で実行可能なことから、奥行き感のある画像表示を既存の普及端末で簡易に実現できる。
100…立体的画像表示装置
100a…立体的画像生成装置
100b…立体的画像表示装置
11…表示指示部
12…距離解析部
13…画像領域抽出部
14…画像合成部
15…ぼかし画像生成部
16…モニタ出力部
17,18…通信ネットワーク接続部
500…通信ネットワーク
S101〜S105,S201〜S205…ステップ

Claims (3)

  1. 被写体が撮影された撮影画像と、前記撮影画像における前記被写体の奥行距離が画素に設定された距離画像とを入力し、立体的な画像を表示する立体的画像表示装置において、
    前記撮影画像をぼかしてぼかし画像を生成する生成手段と、
    画像に対する奥行方向への移動命令の入力を受け付ける受付手段と、
    前記入力に対応した奥行位置の画素を前記距離画像から選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択された画素である選択画素に対応した画像を前記撮影画像から抽出する抽出手段と、
    前記ぼかし画像に前記抽出手段で抽出された画像である抽出画像を合成して画像表示手段に出力する出力手段と、を備え、
    前記選択手段は、
    前記選択画素の奥行距離と当該選択画素に近傍する第1の近傍画素の奥行距離との差分が所定値よりも小さい場合に当該第1の近傍画素を選択画素に含め、更に、選択画像に含めた第1の近傍画素の奥行距離と当該第1の近傍画素に近傍する第2の近傍画素の奥行距離との差分が前記所定値よりも小さい場合に当該第2の近傍画素も選択画素に含める処理を繰り返すことにより、選択画素を選択する
    ことを特徴とする立体的画像表示装置。
  2. 被写体が撮影された撮影画像と、前記撮影画像における前記被写体の奥行距離が画素に設定された距離画像とを入力し、立体的な画像を表示する立体的画像表示装置で行う立体的画像表示方法において、
    画像に対する奥行方向への移動命令の入力を受け付ける受付ステップと、
    前記入力に対応した奥行位置の画素を前記距離画像から選択する選択ステップと、
    前記選択ステップで選択された画素である選択画素に対応した画像を前記撮影画像から抽出する抽出ステップと、
    前記撮影画像をぼかして生成したぼかし画像に前記抽出ステップで抽出された画像である抽出画像を合成して画像表示手段に出力する出力ステップと、を備え、
    前記選択ステップでは、
    前記選択画素の奥行距離と当該選択画素に近傍する第1の近傍画素の奥行距離との差分が所定値よりも小さい場合に当該第1の近傍画素を選択画素に含め、更に、選択画像に含めた第1の近傍画素の奥行距離と当該第1の近傍画素に近傍する第2の近傍画素の奥行距離との差分が前記所定値よりも小さい場合に当該第2の近傍画素も選択画素に含める処理を繰り返すことにより、選択画素を選択する
    ことを特徴とする立体的画像表示方法。
  3. 請求項2記載の立体的画像表示方法をコンピュータに実行させることを特徴とする立体的画像表示プログラム。
JP2012083538A 2012-04-02 2012-04-02 立体的画像表示装置、立体的画像表示方法及び立体的画像表示プログラム Expired - Fee Related JP5937871B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012083538A JP5937871B2 (ja) 2012-04-02 2012-04-02 立体的画像表示装置、立体的画像表示方法及び立体的画像表示プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012083538A JP5937871B2 (ja) 2012-04-02 2012-04-02 立体的画像表示装置、立体的画像表示方法及び立体的画像表示プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013214854A JP2013214854A (ja) 2013-10-17
JP5937871B2 true JP5937871B2 (ja) 2016-06-22

Family

ID=49587898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012083538A Expired - Fee Related JP5937871B2 (ja) 2012-04-02 2012-04-02 立体的画像表示装置、立体的画像表示方法及び立体的画像表示プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5937871B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09181966A (ja) * 1995-12-22 1997-07-11 Olympus Optical Co Ltd 画像処理方法及び装置
JP2003016425A (ja) * 2001-06-28 2003-01-17 Victor Co Of Japan Ltd オブジェクト信号作成装置
JP5434361B2 (ja) * 2009-02-24 2014-03-05 株式会社リコー 画像処理装置及び画像処理方法
JP2011239195A (ja) * 2010-05-11 2011-11-24 Sanyo Electric Co Ltd 電子機器
JP5175910B2 (ja) * 2010-09-16 2013-04-03 株式会社東芝 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013214854A (ja) 2013-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101899877B1 (ko) 확대된 영상의 화질을 개선하기 위한 장치 및 방법
JP6918455B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
KR102187974B1 (ko) 가상 시점 화상의 생성에 관한 정보 처리 장치, 방법 및 프로그램
US9159169B2 (en) Image display apparatus, imaging apparatus, image display method, control method for imaging apparatus, and program
WO2015093315A1 (ja) 画像処理装置および方法、並びにプログラム
CN109218630B (zh) 一种多媒体信息处理方法及装置、终端、存储介质
US20200302664A1 (en) Creating and displaying multi-layered augemented reality
JP5886242B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP2013009274A (ja) 画像処理装置および画像処理方法、プログラム
JP5755571B2 (ja) 仮想視点画像生成装置、仮想視点画像生成方法、制御プログラム、記録媒体、および立体表示装置
CN108986117B (zh) 视频图像分割方法及装置
CN109788359B (zh) 一种视频数据处理方法和相关装置
JP6249752B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム。
JP2013093836A (ja) 撮像装置、画像処理装置およびその方法
JP2018055279A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラム
CN106445282B (zh) 一种基于增强现实技术的交互方法
KR101632514B1 (ko) 깊이 영상 업샘플링 방법 및 장치
KR102223339B1 (ko) 증강 현실 비디오 게임을 제공하는 방법, 디바이스 및 시스템
KR101451236B1 (ko) 3차원 영상 변환 방법 및 그 장치
JP5906165B2 (ja) 仮想視点画像合成装置、仮想視点画像合成方法及び仮想視点画像合成プログラム
JP5937871B2 (ja) 立体的画像表示装置、立体的画像表示方法及び立体的画像表示プログラム
CN112634339A (zh) 商品对象信息展示方法、装置及电子设备
KR20170002921A (ko) 디지털 조립 설명서를 생성하는 장치 및 방법
JP2005196304A (ja) 画像処理方法、及び、画像合成装置
JP6282103B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム。

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141017

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150604

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150616

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151020

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160513

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5937871

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees