JP5936585B2 - 駆動装置の制御装置、風力発電装置、及び駆動装置の制御方法 - Google Patents

駆動装置の制御装置、風力発電装置、及び駆動装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、駆動装置の制御装置、風力発電装置、及び駆動装置の制御方法に関するものである。
複数のアクチュエータによって駆動する駆動装置として、例えば特許文献1には、可変容量型油圧ポンプの吐出油を複数のアクチュエータによって給排制御するように構成した油圧制御回路が開示されている。
このような複数のアクチュエータによって駆動する駆動装置は、最大出力で駆動する場合は、全てのアクチュエータを動作させる一方、部分出力で駆動する場合は、一部のアクチュエータのみを動作させる。
特開昭61−171901号公報
しかしながら、アクチュエータを動作させる順番が予め決められていると、一部のアクチュエータの使用頻度が多くなり、アクチュエータの機械疲労に偏りが生じる可能性がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、簡易な構成で、アクチュエータの使用頻度に偏りが生じることを抑制できる、駆動装置の制御装置、風力発電装置、及び駆動装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の駆動装置の制御装置、風力発電装置、及び駆動装置の制御方法は以下の手段を採用する。
本発明の第一態様に係る駆動装置の制御装置は、複数のアクチュエータが連動して動作することによって駆動する駆動装置の制御装置であって、動作させるために選択した回数を前記アクチュエータ毎に記憶する記憶手段と、前記回数が他の前記アクチュエータよりも相対的に少ない前記アクチュエータを優先的に動作させることで前記駆動装置を制御する制御手段と、を備える。
本構成によれば、制御装置は、複数のアクチュエータが連動して動作することによって駆動する駆動装置を制御する。
本構成は、動作させるために選択した回数がアクチュエータ毎に記憶手段に記憶される。
そして、制御手段によって、上記回数が他のアクチュエータよりも相対的に少ないアクチュエータを優先的に動作させることで駆動装置を制御する。
このように、制御手段は、動作させるアクチュエータの優先順位は予め決めていない。動作させる優先順位を決めた場合、駆動装置が多数(例えば100以上)のアクチュエータで駆動するものであると、アクチュエータの優先順位を決定する作業が複雑となる。
このように、本構成は、動作させないアクチュエータを決定するので、簡易な構成で、アクチュエータの使用頻度に偏りが生じることを抑制できる。
上記第一態様では、前記記憶手段が、前記回数が相対的に多い前記アクチュエータを非動作とするための閾値を前記アクチュエータ毎に記憶し、前記制御手段が、前記回数が所定の設定回数を超えた前記アクチュエータの前記閾値を増加させ、前記閾値が他の前記アクチュエータよりも大きい前記アクチュエータを動作させないことが好ましい。
本構成によれば、閾値を基準にアクチュエータの動作又は非動作を決定するので、より簡易な構成で、アクチュエータの使用頻度に偏りが生じることを抑制できる。
上記第一態様では、前記記憶手段が、前記回数を前記アクチュエータ毎に他の前記アクチュエータとの相対値として記憶することが好ましい。
本構成によれば、記憶手段に記憶される回数がオーバーフローすることを防止できる。
本発明の第二態様に係る風力発電装置は、上記記載の制御装置と、翼が設けられているロータのシャフトに接続され、周方向に複数の山部及び谷部が交互に設けられた円形のカムと、前記カムの周面に当接するように放射状に複数配置されると共にバルブの開閉によって作動油の流入出が制御されるピストンである前記アクチュエータが、前記ロータのシャフトの回転によって往復運動を行って作動油を圧送する油圧ポンプと、前記油圧ポンプから圧送されてきた作動油の流入出がバルブの開閉によって制御される複数のピストンが、該作動油によって往復運動を行って発電機のシャフトを回転させる油圧モータと、を備える。
上記第二態様では、動作させる前記ピストンの数が、前記発電機の出力指令値に応じて定められ、前記制御装置が、前記指令値が変化する毎に動作をさせる前記ピストン及び動作を制限する前記ピストンを決定することが好ましい。
本発明の第三態様に係る駆動装置の制御方法は、複数のアクチュエータが連動して動作することによって駆動する駆動装置の制御方法であって、動作させるために選択した回数を前記アクチュエータ毎に記憶する第1工程と、前記回数が他の前記アクチュエータよりも相対的に少ないアクチュエータを優先的に動作させることで前記駆動装置を制御する第2工程と、を含む。
本発明によれば、簡易な構成で、アクチュエータの使用頻度に偏りが生じることを抑制できる、という優れた効果を有する。
本発明の実施形態に係る風力発電装置の外観図である。 本発明の実施形態に係る風力発電装置の電気的構造、及び油圧を用いてロータの回転を増速させて発電機へ伝達する構造を示した模式図である。 本発明の実施形態に係る油圧ポンプの構成図である。 動作アクチュエータ決定処理の一例の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る油圧制御部の構成図である。 本発明の実施形態に係る動作アクチュエータ決定処理の流れを示すフローチャートである。
以下に、本発明に係る駆動装置の制御装置、風力発電装置、及び駆動装置の制御方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る風力発電装置10の外観図である。
本実施形態に係る風力発電装置10は、発生した電力を電力系統へ送電するために系統連系されており、一例として洋上に設置される。風力発電装置10は、基礎12上に立設されるタワー(支柱)14と、タワー14の上端に設置されるナセル16と、略水平な軸線周りに回転可能にしてナセル16に設けられるロータ18とを有している。
ロータ18には、その回転軸線周りに放射状にして複数(本実施形態では、一例として3つ)の翼20が取り付けられている。これにより、ロータ18の回転軸線方向から翼20に当たった風の力が、ロータ18を回転軸線周りに回転させる動力に変換され、該動力が発電機29によって電力に変換される。なお、翼20は、風向きに対して回動可能なようにロータ18に連結されており、翼20のピッチ角度が変化可能とされている。
図2は、本実施形態に係る風力発電装置10の電気的構造、及び油圧を用いてロータ18の回転を増速させて発電機29(例えば同期発電機)へ伝達する構造を示した模式図である。本実施形態に係る風力発電装置10は、ロータ18の回転を図3に示されるカム30及び油圧ポンプ32、並びに油圧モータ34で構成される油圧駆動装置によって増速させて発電機29へ伝達する。
ロータ18にはナセル16内側に向けてロータシャフト36が設けられ、ロータシャフト36の端部には、周方向に複数の山部及び谷部が交互に設けられた円形のカム30が接続されている。
カム30の周囲には、アクチュエータであるピストン38によって対応するシリンダ40内の作動油を圧送する油圧ポンプ32が設けられている。
油圧ポンプ32が有するピストン38は、カム30の周面に当接するように放射状に複数配置されると共にバルブ(不図示)の開閉によって作動油の流入出が制御される。そして、ロータ18の回転に伴ってカム30が回転することによって、ピストン38が、カム30の山部と谷部とに交互に当接することとなる。ピストン38がカム30の山部に当接すると、ピストン38は作動油をシリンダ40外へ送出し、ピストン38が谷部に当接すると、ピストン38は作動油をシリンダ40内へ吸引する。
なお、図3では、一部のシリンダ40の断面及びピストン38とカム30との当接状態を図示し、他のシリンダ40におけるピストン38とカム30との当接状態については省略している。
一方、発電機29のシャフト42の端部には、ロータ18の回転を増速させて発電機29へ伝達する油圧モータ34が設けられている。すなわち、油圧モータ34は、油圧ポンプ32から圧送されてきた作動油によって回転し、発電機29を回転駆動させる。
油圧モータ34は、シャフト42を中心として複数のシリンダ40が放射状に配置され、シャフト42にはシリンダ40に設けられたピストン38がロッドを介して接続されている。そして、油圧モータ34は、各シリンダ40へ油圧ポンプ32から高圧マニホールド44を介して作動油が送油されることによって、シリンダ40に設けられたピストン38が往復運動を行って、発電機29のシャフト42を回転させる。また、油圧モータ34のシリンダ40から押し出された作動油は、低圧マニホールド46を介して油圧ポンプ32へ戻される。なお、油圧モータ34を構成するシリンダ40も、油圧ポンプ32から圧送されてきた作動油の流入出がバルブ(不図示)の開閉によって制御される。
高圧マニホールド44には、油圧ポンプ32及び油圧モータ34へ流入出する作動油を蓄えるアキュムレータ48が設けられている。
発電機29は、回転駆動することにより発電し、他の風力発電装置10等が接続されている母線50に昇圧変圧器52を介して接続され、さらに連系変圧器54を介して電力系統56へ接続されている。これにより、風力発電装置10は、発電出力を電力系統56へ送電可能とされている。
また、風力発電装置10は、風力発電装置10の制御を司る風車制御装置60を備えている。風車制御装置60は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体等から構成されている。そして、後述するPI制御部62、出力指令値生成部64、及び油圧制御部66の各種機能を実現するための一連の処理は、一例として、プログラムの形式で記録媒体等に記録されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、各種機能が実現される。
風車制御装置60は、ロータ18の回転数の目標値を示した目標ロータ回転数と計測されたロータ18の回転数であるロータ回転数との差分をPI制御部62へ入力し、ロータ18の回転数が目標ロータ回転数となるように翼ピッチ角指令値を生成してピッチ角を変更するピッチアクチュエータ(不図示)へ出力する。
また、風車制御装置60は、出力指令値生成部64によってロータ回転数に応じた発電機29の出力指令値を生成し、油圧ポンプ32及び油圧モータ34を制御する油圧制御部66へ出力する。
油圧制御部66は、油圧ポンプ32及び油圧モータ34を駆動させるための制御指令値を油圧ポンプ32及び油圧モータ34へ出力する。
本実施形態に係る油圧制御部66は、発電機29の出力指令値に応じて動作させるピストン38を決定する動作アクチュエータ決定処理を行い、油圧ポンプ32及び油圧モータ34のピストン38を動作させる。
風力発電装置10を全負荷で運転する場合には、油圧ポンプ32が有するピストン38は全て動作する。なお、ここでいうピストン38の動作とは、シリンダ40内への作動油の流入出を制御するバルブ(不図示)が全て開状態とされている場合である。このバルブは、ピストン38(シリンダ40)毎に設けられており、油圧制御部66によって各々開閉が制御される。一方、ロータ18の回転力が弱く風力発電装置10が部分負荷で運転される場合には、部分負荷に応じた一部のピストン38のみが動作する。すなわち、動作しないピストン38に対応するバルブは閉状態とされ、シリンダ40内への作動油の流入出が行われない。
ここで、油圧ポンプ32を駆動させる場合に、動作させるピストン38を決定する動作アクチュエータ決定処理の流れの一例を図4に示す。アクチュエータ決定処理は、発電機29の出力指令値rが決定されると、油圧制御部66によって開始される。一例として、発電機29の出力指令値rは、発電機29を最大出力で駆動させる場合に“1”とされ、発電機29を駆動させない場合に“0”とされる。
すなわち、発電機29の出力指令値rは“0”から“1”の間で、“1”をアクチュエータ数で割った値刻みで変化する。例えば、アクチュエータ数が10個の場合、出力指令値rは“0.1”刻みで“0”から“1”の間を変化し、出力指令値r=1の場合、全てのアクチュエータは、動作する。
油圧制御部66は、油圧ポンプ32及び油圧モータ34に対して同様のアクチュエータ決定処理を行い、動作させるピストン38を決定する。
なお、以下に説明する動作アクチュエータ決定処理では、ピストン38をアクチュエータと称呼する。
まず、ステップ100では、アクチュエータの識別番号iを“0”とする。
識別番号iは、アクチュエータ毎に設けられており、“0”から“アクチュエータ数Anum−1”までの正の整数である。
次のステップ102では、出力指令値rの積算値である積算指令値raddを、radd=radd+rによって算出する。
次のステップ104では、積算指令値raddが予め定められた基準値S(本例では“1.0”)以下であるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ106へ移行し、否定判定の場合はステップ110へ移行する。
ステップ106では、ステップ100で設定した識別番号iのアクチュエータを、動作させるアクチュエータ(以下、「動作機」とい。)として選択する。これと共に、ステップ106では、積算指令値raddを基準値S=1で減算することで積算指令値radd=0とし、ステップ108へ移行する。
ステップ108では、アクチュエータの識別番号iをインクリメントする。
次のステップ110では、アクチュエータの識別番号iがアクチュエータ数Anum−1以下であるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ102へ戻り、否定判定の場合はステップ112へ移行する。
ステップ112では、次の計算周期(予め設定されたT秒後)に到達したか否か判定し、肯定判定の場合はステップ100へ戻り、否定判定の場合は待ち状態となる。
次に、具体例を示して図4に示される動作アクチュエータ決定処理を説明する。
一例として、油圧ポンプ32及び油圧モータ34のピストン38(アクチュエータ)を各々10個(i=0〜9)とし、出力指令値rを“0.1”とする。なお、アクチュエータの数は、説明の簡略化のために10個としているが、本実施形態に係る油圧ポンプ32及び油圧モータ34は、100個以上のアクチュエータで構成されている。
識別番号i=0の場合、ステップ102で算出される積分指令値raddは0.1となる。この場合、積分指令値raddは、基準値S=1.0よりも小さいので、識別番号i=0のアクチュエータは、動作機として選択されない。
識別番号i=1の場合、ステップ102で算出される積分指令値raddは0.2となる。この場合、積分指令値raddは、基準値S=1.0よりも小さいので、識別番号i=1のアクチュエータは、動作機として選択されない。
同様に、識別番号i=3〜8の場合も、ステップ102で算出される積分指令値raddは、基準値S=1.0よりも小さい。このため、識別番号i=3〜8のアクチュエータは、動作機として選択されない。
識別番号i=9の場合、ステップ102で算出される積分指令値raddは1.0となる。この場合、積分指令値raddは、基準値S=1.0と同じなので、識別番号i=9のアクチュエータが、動作機として選択される。そして、ステップ106で積算指令値raddを基準値S=1で減算することで積算指令値radd=0とする。
このように、図4に示される動作アクチュエータ決定処理では、発電機29の出力指令値r=0.1の場合、上述した識別番号i=0〜9に対する処理を繰り返すので、識別番号i=9のアクチュエータのみが常に動作することとなり、アクチュエータの動作頻度が偏ることとなる。
他の例として、出力指令値rを“0.2”とする。
識別番号i=0〜3の場合、積分指令値raddは、基準値S=1.0よりも小さいので、識別番号i=0〜3のアクチュエータは、動作機として選択されない。
識別番号i=4の場合、ステップ102で算出される積分指令値raddは1.0となる。この場合、積分指令値raddは、基準値S=1.0と同じなので、識別番号i=4のアクチュエータが、動作機として選択される。そして、ステップ106で積算指令値raddを基準値S=1で減算することで積算指令値radd=0とする。
積算指令値radd=0となったため、識別番号i=5〜8の場合も、ステップ102で算出される積分指令値raddは、基準値S=1.0よりも小さい。このため、識別番号i=5〜8のアクチュエータは、動作機として選択されない。
識別番号i=9の場合、ステップ102で算出される積分指令値raddは1.0となる。この場合、積分指令値raddは、基準値S=1.0と同じなので、識別番号i=9のアクチュエータが、動作機として選択される。そして、ステップ106で積算指令値raddを基準値S=1で減算することで積算指令値radd=0とする。
このように、図4に示される動作アクチュエータ決定処理では、発電機29の出力指令値r=0.2の場合、上述した識別番号i=0〜9に対する処理を繰り返すので、識別番号i=4,9のアクチュエータのみが常に動作することとなり、アクチュエータの動作頻度が偏ることとなる。
そこで、本実施形態に係る油圧制御部66は、図5に示されるように、動作させるために選択した回数(以下、「動作回数」という。)をアクチュエータであるピストン38毎に記憶する記憶部70と、動作回数が他のアクチュエータよりも相対的に少ないアクチュエータを優先的に動作させることで、油圧ポンプ32及び油圧モータ34を制御するアクチュエータ制御部72とを備える。
なお、記憶部70は、アクチュエータ毎の動作回数として、他のアクチュエータの動作回数との相対的な差である動作相対回数を記憶する。動作相対回数は、アクチュエータの動作回数が動作回数減算変数で減算されることにより算出され、記憶部70に記憶される。動作回数減算変数は、記憶部70に予め記憶されている。
アクチュエータ制御部72による、動作回数が相対的に少ないアクチュエータを優先的に動作させることは、換言すると、動作回数が他のアクチュエータよりも相対的に多いアクチュエータを動作させずに、他のアクチュエータを動作させることである。なお、出力指令値rが大きい場合等、出力指令値rによっては、動作回数に係わりなく全てのアクチュエータが動作される。
また、アクチュエータ制御部72は、動作させるアクチュエータの優先順位は予め決めていない。動作させる優先順位を決めた場合、駆動装置(本実施形態では油圧ポンプ32及び油圧モータ34)が多数(例えば100以上)のアクチュエータで駆動するものであると、アクチュエータの優先順位を決定する作業が複雑となる。そこで、アクチュエータ制御部72は、動作させないアクチュエータを決定するので、簡易な構成で、アクチュエータの使用頻度に偏りが生じることを抑制できる。
また、本実施形態に係る記憶部70は、回数が相対的に多いアクチュエータを非動作とするための閾値(以下、「動作閾値」という。)をアクチュエータ毎に記憶する。
そして、本実施形態に係るアクチュエータ制御部72は、動作回数が所定の設定回数を超えたアクチュエータの動作閾値を増加させ、動作閾値が他のアクチュエータよりも大きいアクチュエータを動作させない。
このように、本実施形態に係る風車制御装置60は、動作閾値を基準にアクチュエータの動作又は非動作を決定するので、より簡易な構成で、アクチュエータの使用頻度に偏りが生じることを抑制できる。
なお、アクチュエータの動作相対回数と動作閾値は、アクチュエータの識別番号と紐付けされて記憶部70に記憶されている。
図6は、本実施形態に係る動作アクチュエータ決定処理(動作アクチュエータ決定プログラム)の流れを示すフローチャートである。本実施形態に係るアクチュエータ決定処理は、発電機29の出力指令値rが決定されると、アクチュエータ制御部72によって開始される。
まず、ステップ200では、記憶部70からアクチュエータ毎の動作相対回数Num[i]、アクチュエータ毎の動作閾値R[i]を読み出す。変数iは“0”から“アクチュエータ数Anum−1”である。なお、アクチュエータ毎の動作相対回数Num[i]の初期値は“0”である。アクチュエータ毎の動作閾値R[i]の初期値は“1.0”である。
また、記憶部70からは、動作回数減算変数Rnum、動作回数最小値Nummin、及び停止相対回数Nummaxも読み出される。
動作回数が最も少ないアクチュエータの回数である動作回数最小値Numminは、例えば“0”又は“1”である。なお、Numminを“0”又は“1”としている理由は、記憶部70が、アクチュエータの動作回数を絶対値として記憶せずに、他のアクチュエータの動作回数との相対値として記憶するためである。アクチュエータの動作回数を絶対値としてカウントした場合、動作回数は増え続けてオーバーフローし、記憶部70で記憶できなくなる可能性がある。しかし、記憶部70が、動作回数をアクチュエータ毎に他のアクチュエータとの相対値として記憶することによって、オーバーフローすることが防止される。
停止相対回数Nummaxは、アクチュエータの動作閾値R[i]を増加させるための設定回数である。
次のステップ202では、アクチュエータの識別番号iを“0”とする。
次のステップ204では、出力指令値rの積算値である積算指令値raddを、radd=radd+rによって算出する。また、これと共にステップ204では、動作相対回数Num[i]から動作回数減算変数Rnumを減算する。これにより、動作相対回数Num[i]は、他のアクチュエータの動作回数との相対値となる。
次のステップ206では、積算指令値raddが動作閾値R[i]以上であるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ208へ移行し、否定判定の場合はステップ210へ移行する。
ステップ208では、ステップ202で設定した識別番号iのアクチュエータを動作機として選択する。これと共に、ステップ208では、積算指令値raddを基準値S=1で減算して積算指令値radd=0とし、かつ動作相対回数Num[i]をインクリメントし、ステプ210へ移行する。
ステップ210では、動作相対回数Num[i]が停止相対回数Nummaxを超えるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ212へ移行し、否定判定の場合はステップ214へ移行する。
ステップ212では、動作閾値R[i]を“2.0”とし、ステップ216へ移行する。すなわち、“1.0”の動作閾値R[i]は“2.0”とされ、“2.0”の動作閾値R[i]は変更されない。動作閾値R[i]が“2.0”とされたアクチュエータは、詳細を後述するように動作機として選択されない。
ステップ214では、動作閾値R[i]を“1.0”とし、ステップ216へ移行する。すなわち、“2.0”の動作閾値R[i]は“1.0”とされ、“1.0”の動作閾値R[i]は変更されない。動作閾値R[i]が“2.0”から“1.0”とされたアクチュエータは、再び動作機として選択可能となる。
ステップ216では、動作回数最小値Numminが動作相対回数Num[i]を超えるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ218へ移行し、否定判定の場合はステップ220へ移行する。
ステップ218では、動作回数最小値Numminを動作相対回数Num[i]とし、ステップ220へ移行する。
ステップ220では、アクチュエータの識別番号iをインクリメントする。
次のステップ222では、アクチュエータの識別番号iがアクチュエータ数Anum−1以下であるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ204へ戻り、否定判定の場合はステップ224へ移行する。
ステップ224では、動作回数最小値Numminが“0”であるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ226へ移行し、否定判定の場合はステップ228へ移行する。
ステップ226では、動作回数減算変数Rnumを“0”とし、ステップ230へ移行する。
ステップ228では、動作回数減算変数Rnumを“1”とし、ステップ230へ移行する。
ステップ224で動作回数最小値Numminが“0”でない場合、すなわち動作回数最小値Numminが“1”である場合、ステップ228で動作回数減算変数Rnumを“1”とすることによって、後述するステップ230を経てステップ204へ戻った場合に、全てのアクチュエータの動作回数から動作回数減算変数Rnumの値が減算される。
ステップ230では、次の計算周期(予め設定されたT秒後)に到達したか否か判定し、肯定判定の場合はステップ202へ戻り、否定判定の場合は待ち状態となる。
次に、具体例を示して図6に示される本実施形態に係る動作アクチュエータ決定処理を説明する。
一例として、油圧ポンプ32及び油圧モータ34が、各々10個(i=0〜9)のアクチュエータで構成され、出力指令値r=0.2とし、停止相対回数Nummaxを“10”とする。
識別番号i=0〜3の場合、ステップ204で算出される積分指令値raddは0.2となる。この場合、積分指令値raddは、動作閾値R[i]=1よりも小さいので、識別番号i=0〜3のアクチュエータは、動作機として選択されない。
識別番号i=4の場合、ステップ204で算出される積分指令値raddは1.0となる。この場合、積分指令値raddは、動作閾値R[4]=1と同じなので、識別番号i=4のアクチュエータが、動作機として選択される。そして、ステップ208で積算指令値raddを基準値S=1で減算することで積算指令値radd=0とし、動作相対回数Num[4]をインクリメントして“1”とする。
積算指令値radd=0となったため、識別番号i=5〜8の場合も、ステップ204で算出される積分指令値raddは、動作閾値R[i]=1よりも小さい。このため、識別番号i=5〜8のアクチュエータは、動作機として選択されない。
識別番号i=9の場合、ステップ204で算出される積分指令値raddは1.0となる。この場合、積分指令値raddは、動作閾値R[9]=1と同じなので、識別番号i=9のアクチュエータが、動作機として選択される。そして、ステップ208で積算指令値raddを基準値S=1で減算することで積算指令値radd=0とし、動作相対回数Num[9]をインクリメントして“1”とする。
このように、出力指令値r=0.2による発電機29の駆動が継続されると識別番号i=4,9のアクチュエータのみが動作し、動作相対回数Num[4]と動作相対回数Num[9]のみがインクリメントされて増加する。
そして、動作相対回数Num[4]と動作相対回数Num[9]が、停止相対回数Nummaxよりも一つ少ない“9”とすると、本実施形態に係る動作アクチュエータ決定処理は、以下の様な処理を行う。
識別番号i=0〜3の場合、ステップ204で算出される積分指令値raddは0.2となり、動作閾値R[i]=1よりも小さいので、識別番号i=0〜3のアクチュエータは動作機として選択されない。
識別番号i=4の場合、ステップ204で算出される積分指令値raddは1.0となり、動作閾値R[4]=1と同じなので、識別番号i=4のアクチュエータが動作機として選択される。そして、ステップ208で積算指令値raddを基準値S=1で減算することで積算指令値radd=0とし、動作相対回数Num[4]をインクリメントして“10”とする。
これにより、動作相対回数Num[4]が停止相対回数Nummaxと同じ値となるので、ステップ212において、動作閾値R[4]が“2”とされる。
積算指令値radd=0となったため、識別番号i=5〜8の場合も、ステップ204で算出される積分指令値raddは、動作閾値R[i]=1よりも小さい。このため、識別番号i=5〜8のアクチュエータは、動作機として選択されない。
識別番号i=9の場合、ステップ204で算出される積分指令値raddは1.0となり、動作閾値R[9]=1と同じなので、識別番号i=9のアクチュエータが動作機として選択される。そして、ステップ208で積算指令値raddを基準値S=1で減算することで積算指令値radd=0とし、動作相対回数Num[9]をインクリメントして“10”とする。
これにより、動作相対回数Num[9]が停止相対回数Nummaxと同じ値となるので、ステップ212において、動作閾値R[9]が“2”とされる。
このように、識別番号i=4,9のアクチュエータは、動作閾値R[4]及び動作閾値R[9]が“2”とされたので、次回から非動作のアクチュエータとされる。
そして、次の動作アクチュエータ決定処理は、以下の様な処理を行う。
識別番号i=0〜3の場合、ステップ204で算出される積分指令値raddは0.2となり、動作閾値R[i]=1よりも小さいので、識別番号i=0〜3のアクチュエータは動作機として選択されない。
識別番号i=4の場合、ステップ204で算出される積分指令値raddは1.0となるが、動作閾値R[4]=2であるため、動作機として選択されない。
識別番号i=5の場合、ステップ204で算出される積分指令値raddは1.2となり、動作閾値R[5]=1よりも大きいので、識別番号i=5のアクチュエータが動作機として選択される。そして、ステップ208で積算指令値raddを基準値S=1で減算することで積算指令値radd=0.2とし、動作相対回数Num[5]をインクリメントして“1”とする。
積算指令値radd=0.2となったため、識別番号i=5〜8の場合も、ステップ204で算出される積分指令値raddは、動作閾値R[i]=1よりも小さい。このため、識別番号i=5〜8のアクチュエータは、動作機として選択されない。
識別番号i=9の場合、ステップ204で算出される積分指令値raddは1.0となるが、動作閾値R[9]=2であるため、動作機として選択されない。
そして、ステップ230で肯定判定となり、識別番号i=0となると、ステップ204で算出される積分指令値raddは1.2となり、動作閾値R[0]=1よりも大きいので、識別番号i=0のアクチュエータが動作機として選択される。そして、ステップ208で積算指令値raddを基準値S=1で減算することで積算指令値radd=0.2とし、動作相対回数Num[0]をインクリメントして“1”とする。
このように、動作閾値R[4]及び動作閾値R[9]が“2”とされた識別番号i=4,9のアクチュエータは動作せずに、その代わりに識別番号i=5,0のアクチュエータが動作することとなる。
識別番号i=5,0のアクチュエータの動作が繰り返されると、動作閾値R[5]及び動作閾値R[0]が“2”とされ、識別番号i=5,0のアクチュエータは、次回から非動作のアクチュエータとされる。この場合、識別番号i=6,1のアクチュエータの動作がすることとなる。
さらに、識別番号i=6,1のアクチュエータも非動作となり、識別番号i=8,3のアクチュエータが動作すると、動作回数最小値Numminが減少し、アクチュエータの動作回数が平均化してくるので、再び識別番号i=4,9のアクチュエータが動作することとなる。
以上説明したように、本実施形態に係る風車制御装置60が備える油圧制御部66は、アクチュエータである複数のピストン38が連動して動作することによって駆動する油圧ポンプ32及び油圧モータ34の制御装置である。油圧制御部66は、動作させるために選択した選択回数をアクチュエータであるピストン38毎に記憶する記憶部70と、選択回数が他のアクチュエータよりも相対的に多いアクチュエータを動作させずに、他のアクチュエータを動作させることで油圧ポンプ32及び油圧モータ34を制御するアクチュエータ制御部72と、を備える。
従って、本実施形態に係る風車制御装置60は、簡易な構成で、アクチュエータの使用頻度に偏りが生じることを抑制できる。
以上、本発明を、上記実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、上記各実施形態では、本発明を風力発電装置10が備える油圧ポンプ32及び油圧モータ34に適用する形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、複数のアクチュエータが連動して動作することによって駆動する駆動装置であれば、他の駆動装置に本発明を適用する形態としてもよい。
また、上記実施形態で説明した図6に示される動作アクチュエータ決定プログラムの処理の流れも一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
10 風力発電装置
18 ロータ
20 翼
29 発電機
30 カム
32 油圧ポンプ
34 油圧モータ
36 ロータシャフト
38 ピストン
66 油圧制御部
70 記憶部
72 アクチュエータ制御部

Claims (5)

  1. 複数のアクチュエータが連動して動作することによって駆動する駆動装置の制御装置であって、
    動作させるために選択した回数を前記アクチュエータ毎に記憶する記憶手段と、
    前記回数が他の前記アクチュエータよりも相対的に少ない前記アクチュエータを優先的に動作させることで前記駆動装置を制御する制御手段と、
    を備え
    前記記憶手段は、前記回数が相対的に多い前記アクチュエータを非動作とするための閾値を前記アクチュエータ毎に記憶し、
    前記制御手段は、前記回数が所定の設定回数を超えた前記アクチュエータの前記閾値を増加させ、前記閾値が他の前記アクチュエータよりも大きい前記アクチュエータを動作させない駆動装置の制御装置。
  2. 前記記憶手段は、前記回数を前記アクチュエータ毎に他の前記アクチュエータとの相対値として記憶する請求項1記載の駆動装置の制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の制御装置と、
    翼が設けられているロータのシャフトに接続され、周方向に複数の山部及び谷部が交互に設けられた円形のカムと、
    前記カムの周面に当接するように放射状に複数配置されると共にバルブの開閉によって作動油の流入出が制御されるピストンである前記アクチュエータが、前記ロータのシャフトの回転によって往復運動を行って作動油を圧送する油圧ポンプと、
    前記油圧ポンプから圧送されてきた作動油の流入出がバルブの開閉によって制御される複数のピストンが、該作動油によって往復運動を行って発電機のシャフトを回転させる油圧モータと、
    を備える風力発電装置。
  4. 動作させる前記ピストンの数は、前記発電機の出力指令値に応じて定められ、
    前記制御装置は、前記指令値が変化する毎に動作をさせる前記ピストン及び動作を制限する前記ピストンを決定する請求項記載の風力発電装置。
  5. 複数のアクチュエータが連動して動作することによって駆動する駆動装置の制御方法であって、
    動作させるために選択した回数を前記アクチュエータ毎に記憶する第1工程と、
    前記回数が他の前記アクチュエータよりも相対的に少ないアクチュエータを優先的に動作させることで前記駆動装置を制御する第2工程と、
    を含み、
    前記回数が相対的に多い前記アクチュエータを非動作とするための閾値が前記アクチュエータ毎に記憶手段に記憶され、前記第2工程は、前記回数が所定の設定回数を超えた前記アクチュエータの前記閾値を増加させ、前記閾値が他の前記アクチュエータよりも大きい前記アクチュエータを動作させない駆動装置の制御方法。
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