JP5935182B2 - 係合構造 - Google Patents
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Description
なお、以下、電子制御ユニット30が電気接続箱70に取り付けされるために移動される方向、すなわち係合部50が係合のため移動される方向(以下、係合部移動方向という。)を、図中矢印Dで示す。
本発明の実施例に係る係合構造1は、電気接続ユニット100に組み込まれ、電子制御ユニット30と電気接続箱70とを固定するものである。
この係合構造1は、図4および図5に示すように、片持ち弾性片部51の一側部51aに係合突起部53が形成されてなる係合部50と、係合部50が係合のため移動される場合、係合突起部53に摺接されることによって片持ち弾性片部51を固定端51b中心に中立位置から回動させ、片持ち弾性片部51が中立位置に弾性復元された場合、係合突起部53との係合が完了される被係合部93を含む相手係合部90と、を有してなる。
電子制御ユニット30は、車載電子制御装置として機能され、車載電装品の電源等の制御を行うものである。この電子制御ユニット30は、電気接続箱70に電気的に接続される。すなわち、電子制御ユニット30は、図1−図3に示すように、係合部50が電気接続箱70の被係合部93に向けて移動されることによって、ユニット本体40内に設けられている電子制御ユニット側コネクタ31が電気接続箱70内に設けられている後述する電気接続箱側コネクタ81に接続される。
各係合部50は、片持ち弾性片部51と、係合突起部53とを有してなる。
より具体的には、片持ち弾性片部51は、折り返し突出片52が係合部移動方向Dの手前側に向けて折り返されてなる部分である。折り返し突出片52は、係合部移動方向Dの手前側から係合部移動方向Dの奥側に向けて周側壁42の外面42aに突出され、係合部移動方向Dの奥側部分にて係合部移動方向Dの手前側に向けて折り返されてなる。
このため、片持ち弾性片部51は、この中立位置から、周側壁42の外面42a側に回動された場合、弾性的に回動されることによって中立位置に復元されるようになっている。
なお、片持ち弾性片部51は、折り返し突出片52の一部となるものに限らず、その先端が周側壁42の外面42aから離れる方向に傾いた位置が弾性的に中立となる位置とされ、固定端51b中心に中立位置から回動させた場合、中立位置に弾性復元ようになっていればその他の形状であっても構わない。
電気接続箱70は、電子制御ユニット30のユニット本体40が取り付けられるユニット取付部80を有してなる。
なお、ユニット本体40は、ユニット取り付け部80に取り付けされる場合、一対の係合部50と一対の相手係合部90との位置決め機能、および係合部50を保護する機能をなす一対の係合部囲い壁部43が設けられている。
係合突起部53および被係合部93は、片持ち弾性片部51が中立位置に弾性復元される場合、互いに接触されないように形成されてなる。
より具体的には、係合突起部53および被係合部93は、係合部移動方向Dに直交し、かつ係合が完了された場合、互いに向かい合う対向面54,94が、係合部移動方向Dに直交する方向で、係合突起部53と被係合部93とが互いに近づく側から離れる側に向けて上り階段状に連続する二つの階段面54a,54b,94a,94bに分けて形成されてなる。
すなわち、片持ち弾性片部51が中立位置に弾性復元されるため回動された場合、係合突起部53の回動移動方向の先端部分となる回動先端部53b、および被係合部93の係合突起部53に対して相対的に移動される方向の先端部分となる相対移動先端部93bのそれぞれが、尖り形状となっている。
図5は、係合部50と相手係合部90とが係合される流れを説明するための図である。図6は、片持ち弾性片部51の固定端51bの位置ズレS1がある場合の係合構造1周辺の断面を図6(a)に示し、係合移動方向Dでの位置ズレS2がある場合の係合構造1周辺の断面を図6(b)に示した図である。なお、図6中、一点鎖線で示した曲線Aは位置ズレが無い正規の場合の係合突起部53の軌跡を示し、実線で示した曲線Bは位置ズレが発生した場合の係合突起部53の軌跡を示している。
このとき、係合移動方向Dでの、係合突起部53と被係合部93との相対位置の変化をみると、係合突起部53が被係合部93に近づいてから離れるように相対位置が変化される。ここで、片持ち弾性片部51が中立位置に向けて回動開始された際、係合突起部53の下段の階段面54aと、被係合部93の下段の階段面94aとが向かい合わされるので、係合突起部53と被係合部93とが互いに接触されない間隔を保持するようになっている。
また、図6(b)に示すように、製造誤差等によって係合移動方向Dでの位置ズレS2が発生した場合であっても、係合突起部53が被係合部93の傾斜された段差面95に当接されるため、接触による摩擦力を小さく抑えることができ、片持ち弾性片部51が係合完了位置まで弾性的に回動される。
しかも、回動先端部53bと、相対移動先端部93bとのそれぞれが、尖り形状となっているので、これらが、係合突起部53、あるいは被係合部93に接触された場合にはその接触面積を小さく抑えることができるようになっている。
次に、図7を用いて本発明の実施例の係合構造1の変形例1について説明する。図7は、本発明の実施例の変形例1の係合構造1周辺を拡大した断面図である。
この変形例1の係合構造2は、係合突起部53に代わって係合突起部200を有してなり、被係合部93に代わって被係合部300を有してなる点で実施例の係合構造1と異なる。
なお、その他の構成は実施例と同様であり、実施例と同一構成部分には同一符号を付している。
次に、図8を用いて本発明の実施例の係合構造1の変形例2について説明する。図8は、本発明の実施例の変形例2の係合構造3周辺を拡大した断面図である。
この変形例2の係合構造3は、係合突起部53に代わって係合突起部400を有してなり、被係合部93に代わって被係合部500を有してなる点で実施例の係合構造1と異なる。
なお、その他の構成は実施例と同様であり、実施例と同一構成部分には同一符号を付している。
次に、図9を用いて本発明の実施例の係合構造1の変形例3について説明する。図9は、本発明の実施例の変形例3の係合構造4周辺を拡大した断面図である。
この変形例3の係合構造4は、係合突起部53に代わって係合突起部600を有してなり、被係合部93に代わって被係合部700を有してなる点で実施例の係合構造1と異なる。
なお、その他の構成は実施例と同様であり、実施例と同一構成部分には同一符号を付している。
30 電子制御ユニット
31 電子制御ユニット側コネクタ
40 ユニット本体
41 天井壁
42 周側壁
42a 外面
43 係合部囲い壁部
50 係合部
51 片持ち弾性片部
51a 一側部
51b 固定端
52 折り返し突出片
53,200,400,600 係合突起部
53a 摺接面
53b,610 回動先端部
54,210 対向面
54a,54b 階段面
55,410 段差面
70 電気接続箱
80 ユニット取付部
81 電気接続箱側コネクタ
90 相手係合部
91 支持部
92 橋渡し部
93,300,500,700 被係合部
93a 摺接面
93b,710 相対移動先端部
94,310 対向面
94a,94b階段面
95,510 段差面
100 電気接続ユニット
Claims (2)
- 片持ち弾性片部の一側部に係合突起部が形成されてなる係合部と、前記係合部が係合のため移動される場合、前記係合突起部に摺接されることによって前記片持ち弾性片部を固定端中心に中立位置から回動させ、前記片持ち弾性片部が中立位置に弾性復元された場合、前記係合突起部と係合される被係合部を含む相手係合部と、を有してなる係合構造において、
前記係合突起部および前記被係合部は、
前記片持ち弾性片部が中立位置に弾性復元される場合、互いに接触されないように形成されるとともに、前記係合部の移動方向に直交し、かつ係合が完了された場合、互いに向かい合う対向面が、前記係合部の移動方向に直交する方向で、前記係合突起部と前記被係合部とが互いに近づく側から離れる側に向けて上り階段状に連続する複数の階段面に分けて形成され、
さらに、前記係合突起部および前記被係合部は、
前記複数の階段面の段差を形成する各段差面が、下段の階段面から上段の階段面に向けて前記係合部の移動方向に直交する方向で前記係合突起部と前記被係合部とが離れるように傾斜されていることを特徴とする係合構造。 - 前記係合突起部および前記被係合部は、
最下段の前記階段面が前記係合突起部と前記被係合部とが互いに摺接される面となる摺接面に対して鋭角を形成するようにも設けられてなることを特徴とする請求項1に記載の係合構造。
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