JP5932721B2 - 障害情報管理方法、障害情報管理装置及びプログラム - Google Patents

障害情報管理方法、障害情報管理装置及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、障害情報管理方法これを実施する障害情報管理装置、プログラムに関する。
システム運用の際に、多数の障害発生した場合、その障害が他の障害と同一の原因による可能性がある。しかし、各々の障害を調査しないと原因がわからないため、無駄な時間がかかってしまう。
障害の現象、原因、対処内容、ログ情報を障害票として記述し、記述上の類似性から、同じような原因の可能性がある障害をシステムが自動的に検出することで、類似障害の調査効率を上げる方法が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2002−251295号公報 特開2006−99249号公報
上記特許文献1に開示の技術では、現象、原因、対処内容を着目し、キーワードが似ている障害情報が提示できる。しかし、同じ現象でも人によって文章表現が異なる場合があり、キーワードの検索で似ている障害情報を検出できないことがある。また、これに対し、上記特許文献2に開示の技術では、ログ情報を着目し、ログ情報が似ている障害情報を提示し、検索精度が向上させた。しかし、原因箇所が同一の場合でも見かけの現象、ログ情報が違って見えることがあり、このような場合にはキーワードの検索やログ情報の類似判定では同一原因の障害情報の検出はできない。
本発明の目的は、キーワードによる検索やログ情報の類似判定以外の方法で、原因箇所が同一の障害の検出を可能にすることで、調査効率を向上させることである。
上記課題を解決するための代表的な一例は次の通りである。すなわち、本発明は、障害情報管理装置における障害情報管理方法である。
前記障害情報管理装置は、プログラム解析でモジュール関連情報を格納するモジュール呼び出し階層テーブルと、障害管理情報を格納する障害管理テーブルと、障害伝播ルートと発生回数を記録するモジュール間呼び出し回数テーブル、モジュール呼び出し回数テーブルを具備する。そして、障害情報管理装置により、入力部から取得した現象モジュールをキーとして前記モジュール呼び出し階層テーブルから関連モジュールを抽出し、現象モジュールから各モジュールまでの呼び出し関係を作成し、前記各モジュールにおいて、モジュールをキーとして前記モジュール呼び出し回数テーブルより呼び出し回数情報を取得し、
呼び出し関係において、呼び出し先と呼び出し元をキーとして前記モジュール間呼び出し回数テーブルより呼び出し回数情報を取得し、モジュールが障害になる確率かける現象モジュールからそのモジュールまで伝播する確率により原因推測値を算出することで、原因推測値から原因モジュールを特定し、原因箇所を特定する、ことを特徴とする。
本発明によれば、障害発生時、現象モジュールから原因モジュールを推測することで、原因箇所が同一の既知の障害を抽出することができ、障害調査の効率を向上させることができる。
障害情報管理装置1のハードウェア構成例を示す図である。 モジュール関連とモジュールの呼び出し回数の概念を示す図である。 障害情報管理装置1が具備する障害情報管理テーブル114のデータ構成例を示す図である。 障害情報管理装置1が具備するモジュール呼び出し階層テーブル115のデータ構成例を示す図である。 障害情報管理装置1が具備するモジュール間呼び出し回数テーブル116のデータ構成例を示す図である。 障害情報管理装置1が具備するモジュール呼び出し回数テーブル117のデータ構成例を示す図である。 障害情報管理装置1が具備するモジュール呼び出し階層解析機能111の処理を示すフローチャートである。 障害情報管理装置1が具備する原因モジュール推測機能112の処理を示すフローチャートである。 障害情報管理装置1が具備する原因モジュール推測の処理を示す図である。 障害情報管理装置1が具備する障害情報管理機能113の処理を示すフローチャートである。 障害情報管理装置1の表示部102に表示されるメニュー画面例を示す図である。 障害情報管理装置1の表示部102に表示されるモジュール呼び出し階層解析機能画面例を示す図である。 障害情報管理装置1の表示部102に表示される原因モジュール推測機能画面例を示す図である。 障害情報管理装置1の表示部102に表示される障害情報管理機能画面例を示す図である。
以下、本発明の一実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施例に係わる障害情報管理装置1のハードウェア構成例を示す図である。障害情報管理装置1は、記憶部101、表示部102と、入力部103と、制御部104とを具備する。各部は、バス(BUS)によって接続されている。記憶部101には、モジュール呼び出し階層解析機能111、原因モジュール推測機能112及び障害情報管理機能113からなるプログラム110と、モジュール呼び出し階層テーブル114、障害情報管理テーブル115、モジュール間呼び出し回数テーブル116及びモジュール呼び出し回数テーブル117が格納されている。プログラム110は、制御部104により記憶部101のプログラム格納領域118から図示していないメモリにロードされ実行される。
図2は、モジュール関連とモジュールの呼び出し回数の概念を示す図である。
モジュール201は、ある機能を実現するプログラム(今回の例ではP0001とする)であり、他のモジュール(今回の例ではF0001とする)を呼び出す機能を有する。この呼び出し関係は実線矢印203で表現する。この関連はソースの解析によって生成する。モジュール呼び出し回数202は、すべてのモジュールごとに設けたカウンタである。障害発生時は現象モジュールから原因モジュールまで確定したルート上にあるすべてのモジュールの呼び出し回数に1を加算する。またモジュール間呼び出し回数204は、呼び出し関係のある2モジュール間に設けたカウンタである。障害発生時は現象モジュールから原因モジュール間まで確定したルート上のすべての2モジュール間のモジュール間呼び出し回数に1を加算する。図の例で現象モジュールP0001で障害が発生し、原因モジュールはD0001の場合、ルート(P0001−F0001−D0001)に対して、モジュール(P0001、F0001、D0001)のモジュール呼び出し回数202に1を加算し、2モジュール間(P0001−F0001、F0001−D0001)のモジュール間呼び出し回数204に1を加算する。
図3は、障害情報管理装置1が具備するモジュール呼び出し階層テーブル114を示す図である。
モジュール呼び出し階層テーブル114は、ソース解析によってモジュール呼び出し関係を解析した結果を格納する。2モジュール間の呼び出し関係の呼び出し元を呼び出し元302に格納し、呼び出し先を呼び出し先303に格納する。通番301には、モジュール呼び出し階層テーブル114にレコードを追加する度に値を採番し、格納する。
図4は、障害情報管理装置1が具備する障害情報管理テーブルを示す示す図である。
障害情報管理テーブル115は、障害情報管理時に利用者により入力部103を用いて入力された現象モジュール、現象内容、原因内容および原因モジュールおよび対策内容を格納するテーブルであり、障害情報管理機能113が実行された際に更新される。図5に示すように、障害情報管理テーブル115は、通番401と、障害ID402と、現象モジュール403と、原因内容404と、原因モジュール405と、対策内容406とをそれぞれ対応付けて記憶する。ここで、通番401には、障害情報管理テーブル115にレコードが追加される度に採番された値が格納される。障害ID402には、障害情報管理テーブル115にレコードが追加される度に障害識別子と採番されたちから生成したIDが格納される。現象モジュール403には、障害情報管理機能113の実行時に利用者により入力部103を用いて入力された現象モジュールが格納される。原因内容404には、障害情報管理機能113の実行時に利用者により入力部103を用いて入力された原因が格納される。原因モジュール405には、障害情報管理機能112の実行時に利用者により入力部103を用いて入力された原因モジュールが格納される。対策内容406には、障害情報管理機能113の実行時に利用者により入力部103を用いて入力された対策情報が格納される。
図5は、障害情報管理装置1が具備するモジュール間呼び出し回数テーブル116のデータ構成例を示す図である。
モジュール間呼び出し回数テーブル116は、モジュール間呼び出し回数504を格納するテーブルである。モジュール間呼び出し回数504は呼び出し元と呼び出し先で一意に特定するため、呼び出し元を呼び出し元502、呼び出し先を呼び出し先503に格納する。呼び出し回数は呼び出し回数504に格納する。通番501には、モジュール間呼び出し回数テーブル116にレコードを追加する度に値を採番し、格納する。
図6は、障害情報管理装置1が具備するモジュール呼び出し回数テーブル117のデータ構成例を示す図である。
モジュール呼び出し回数テーブル117は、モジュール呼び出し回数603を格納するテーブルである。モジュール呼び出し回数603はモジュールごとに管理する回数のため、当該モジュールをモジュール602に格納する。呼び出し回数は呼び出し回数603に格納する。通番601には、モジュール呼び出し回数テーブル117にレコードを追加する度に値を採番し、格納する。
図7は、障害情報管理装置1が具備するモジュール呼び出し階層解析機能111の処理を示すフローチャートである。
モジュール呼び出し階層解析機能111は、利用者により入力部103を用いて図11に示すメニュー画面でモジュール呼び出し階層解析機能が選択されることで起動し(S701)、図12に示すモジュール呼び出し階層解析機能画面を表示する(S702)。利用者により入力部103を用いてソースのパス(今回の例ではC:\source\とする)を指定するか、利用者により入力部103を用いてモジュール解析機能画面の参照ボタンが押下されることで、ソースのパスを指定し、利用者により入力部103を用いてモジュール解析機能画面の実行ボタンが押下されることで、モジュール解析を実行する(S703)。すべてのモジュールを解析後、各モジュール間の呼び出し関係の呼び出し元と呼び出し先(たとえば図2を解析後、モジュールの呼び出し関係はP0001−F0001、F0001−D0001、P0002−F0001、P0003−F0002、F0002−D0001、F0002−D0002、F0002−D0003となる)をモジュール呼び出し階層テーブル114に格納する(S704)。
図8は障害情報管理装置1が具備する原因モジュール推測機能112の処理を示すフローチャートである。
原因モジュール推測機能112は、利用者により入力部103を用いて図11に示すメニュー画面で原因モジュール推測機能が選択されることで起動し(S801)、図13に示す原因モジュール推測機能画面を表示する(S802)。推測ボタン1302を押下することによって、原因モジュール推測機能を実行される。まず利用者により入力部103を用いて原因モジュール推測機能画面に入力された現象モジュール1301(今回の例ではP0001(901)とする)を取得する(S803)。前記の現象モジュールをキーにしてモジュール呼び出し階層テーブル114の呼び出し元302を検索し、該当レコードの呼び出し先303を抽出する。次に前記抽出したすべての呼び出し先303をキーとして、前記処理を繰り返すことで、次の呼び出し先を抽出する。前記処理により現象モジュールから到達できるすべてのモジュール(今回の例ではP0001(901)、F0001(903)、F0002(907)、D0001(905)となる)を取得し(S804)、メモリに格納する。次に、前記の各モジュールに対し、モジュール呼び出し回数テーブル117のモジュール602をキーに検索し、該当レコードの呼び出し回数603を呼び出し回数(今回の例ではP0001(901)の呼び出し回数を4、F0001(903)の呼び出し回数を3、F0002(907)の呼び出し回数を2、D0001(905)の呼び出し回数を2とする)として取得した数値をメモリに格納する。前記の各モジュールに対し、モジュール間呼び出し回数テーブル116の呼び出し元502をキーに検索し、該当レコードの呼び出し回数504を抽出し、モジュール間呼び出し回数(今回の例ではP0001−F0001(902)は2、F0001−D0001(904)は1、P0001−F0002(906)は1、F0002−D0001(908)は1とする)をメモリに格納する。次に、前記処理で抽出したすべてのモジュールに対して式906「(モジュール呼び出し回数−Σモジュールが呼び出し元となるモジュール間呼び出し回数)/(モジュール呼び出し回数)」を参照し、ルート停止確率を計算し(S805)、メモリに格納する(今回の例ではP0001(901)の障害確率を(4−2−1)/4=1/4、F0001(903)の障害確率を(3−1)/3=2/3、F0002(907)の障害確率を(2−1)/2=1/2、D0001(905)の障害確立を(2−0)/2=1となる)。同様に抽出したモジュールを呼び出し元とするすべてのモジュール間において、式907「モジュール間呼び出し回数/呼び出し元のモジュール呼び出し回数」を参照し、ルート伝播確率を計算し(S806)、メモリに格納する(今回の例ではP0001−F0001(902)のルート伝播確率を2/4=1/2、F0001−D0001(904)のルート伝播確率を1/3、P0001−F0002(906)のルート伝播確率を(2−1)/2=1/2、F0002−D0001(908)のルート伝播確率を1/2となる)。前記処理の抽出した各モジュールに対して以下の処理を実施する(S807〜S811)。抽出したモジュールより1つを取り出す(S807)(例えば、これをD0001(905)とする)。現象モジュールから到達できるすべてのルートを作成し(S808)、メモリに格納する(今回の現象モジュールP0001(901)に対してD0001に到達するすべてのルートを作成すると、P0001−F0001−D0001、P0001−F0002−D0001となる)。次に、前記処理で抽出した各ルートに対して以下の処理を実施する(S809〜S810)。抽出したルートより1つを取り出す(S809)(例えば、P0001−F0001−D0001とする)。式908「(現象モジュールから各モジュールまで経由したすべてのモジュールのルート伝播確率の積)×(モジュールのルート停止確率)」を参照し、ルートに沿ったモジュールの原因推測値を計算し(S810)、メモリに格納する(今回の例ではP0001−F0001−D0001の障害確率を(1/2)×(1/3)×(2−0)/2=1/6となる)。前記すべてのルートで計算したモジュールの原因推測値を加算し(S811)、メモリに格納する(たとえばD0001(905)に対して、ルートP0001 −F0001−D0001に沿った原因推測値は1/6、ルートP0001 −F0002−D0001に沿った原因推測値は1/8、最終にD0001 の原因推測値は1/6+1/8=7/24になる)。他のモジュールも同様に計算する(S807〜S811)(P0001は1/4、F0001は1/3、F0002は1/8となる)。前記すべてのモジュールに対し、0より大きいモジュールの原因推測値を降順からソートした結果(今回はF0001、D0001、P0001、F0002の順になる)をメモリに格納する。前記格納したすべてのモジュールに対して以下の処理を実施する。障害情報管理テーブル115に対して、前記格納した原因モジュールをキーとして検索し、該当レコード障害ID1304、現象モジュール1305、現象内容1306、原因内容1307、原因モジュール1308の情報を抽出し、メモリに格納する。前記実施した結果をメモリから取得し、原因モジュール推測結果一覧を図13に示すモジュール推測機能画面に表示する(S812)。
図10は障害情報管理装置1が具備する障害情報管理機能113の処理を示すフローチャートである。
障害情報管理機能112は、利用者により入力部103を用いて図11に示すメニュー画面で障害情報管理機能が選択されることで起動し(S1001)、図14に示す障害情報管理機能画面を表示する(S1002)。利用者により入力部103を用いて障害情報管理機能画面に入力された現象モジュール1402、現象内容1404、原因内容1404、原因モジュール1405及び対策内容1406を取得し(S1004)、登録ボタン1409を押下することによって、前記取得した現象モジュール1402、現象内容1403、原因内容1404、原因モジュール1405及び対策内容1406とを、それぞれ対応付けて、障害情報管理テーブル115に格納する(S1005)。
次に、前記の障害情報管理テーブル115に格納したレコードの現象モジュール403を呼び出し元302とし、原因モジュール406を呼び出し先303とし、モジュール呼び出し階層テーブル114を参照し、ルート情報を作成し、プルダウンに表示する。プルダウンから選択されたルートに対して、各モジュールのモジュール間呼び出し回数504及びモジュール呼び出し回数603に1をプラスし、カウントする(S1006)。前記のモジュール間呼び出し回数をモジュール間呼び出し回数テーブル116のモジュール間呼び出し回数504に格納する。前記のモジュール呼び出し回数をモジュール呼び出し回数テーブル117のモジュール呼び出し回数603に格納する(S1007)。
以上本発明の一実施例について説明した。上述のように、上記実施形態では、プログラムの構造に着目し、障害の原因箇所が同一の障害を同件として判断し、抽出する。上記実施形態によって障害管理を行う対象システムは、単一の機能を実現するモジュールを組み合わせて構成されるシステムである。実際のプログラムではモジュールはクラスあるいは関数という単位である。前記モジュールは当該システムの複雑な機能を実現するために、互いに呼び出し関係をもつ。このようなシステムで障害が発生した場合、その障害を引き起こす直接的な不具合を含むモジュール(原因モジュールと呼ぶ)と、その障害により不具合と認識される事象を示す画面など (現象モジュールと呼ぶ)が異なる場合がある。
本発明に係わる障害情報管理装置は、障害情報管理装置単体で構成される。
障害情報管理装置は、過去に発生した障害について、現象モジュールと原因モジュールの間の呼び出し関係に沿った不具合伝播の道筋(ルートと呼ぶ)と、ルートが各モジュールを通過した回数(「モジュール呼び出し回数」)、各呼び出し関係を通過した回数(「モジュール間呼び出し回数」)を管理し、この情報をもとに新たに発生した不具合現象の現象モジュールから原因モジュールを推測する装置である。
前記障害情報管理装置は、プログラムソースを解析したモジュール呼び出し階層情報を格納するモジュール呼び出し階層テーブルを持ち、障害情報管理装置の入力部から取得したプログラムソース情報を現象モジュールから解析し、モジュールの呼び出し関係を抽出し、前記モジュール呼び出し階層テーブルに格納することを特徴とする。
そして、前記障害情報管理装置は、障害発生した現象モジュール(画面など)、現象内容、原因内容、原因モジュール、対策内容を格納する障害情報管理テーブルと、障害発生した現象モジュールから障害の原因モジュールまで経由した各モジュールの「モジュール呼び出し回数」を格納するモジュール呼び出し回数テーブルと、2つのモジュールの間の「モジュール間呼び出し回数」を格納するモジュール間呼び出し回数テーブルを持つことを特徴とする。
そして、前記障害情報管理装置は新たに発生した障害の現象モジュールを入力部から取得し、障害現象モジュールをキーとして、前記モジュール呼び出し階層テーブルを検索し、障害現象モジュールからのすべて到達できるモジュールを取得し、前記の各モジュールに対し、現象モジュールからのすべてルートを作成する。作成した各ルートの各モジュールのモジュール呼び出し回数テーブルの呼び出し回数及びモジュール間呼び出し回数テーブルの呼び出し回数を取得し、これらの値を用いて各モジュールに対し、現象モジュールからそのモジュールまで伸びてきたルートが、そのモジュールで終わる確率、すなわち、そのルートがモジュールを通るという条件のもとで、そのモジュールが原因モジュールである条件付き確率(ルート停止確率)と、各モジュール呼び出し関係について現象モジュールからそのモジュールまで伸びてきたルートが、その呼び出し関係をたどってモジュールを通り抜ける確率、すなわち、そのルートがモジュールを通るという条件のもとで、ルートがその呼び出し関係をたどる条件付き確率(ルート伝播確率)を計算する。
任意のモジュールに対し、現象モジュールからそのモジュールに到達するすべてのルートを考え、各々のルートの各呼び出し関係に対しルート伝播確率と前記任意のモジュールのルート停止確率の積を計算し、これらの和を取ってモジュールが原因である確率(原因推測値)を算出し、原因モジュールを推測することを特徴とする。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
1・・・障害情報管理装置、101・・・記憶部、102・・・表示部、103・・・入力部、104・・・制御部。

Claims (3)

  1. 障害情報管理装置における障害情報管理方法において、
    前記障害情報管理装置は、
    プログラム解析でモジュール関連情報を格納するモジュール呼び出し階層テーブルと、障害管理情報を格納する障害管理テーブルと、障害伝播ルートと発生回数を記録するモジュール間呼び出し回数テーブル、モジュール呼び出し回数テーブルを具備し、
    入力部から取得した現象モジュールをキーとして前記モジュール呼び出し階層テーブルから関連モジュールを抽出し、
    現象モジュールから各モジュールまでの呼び出し関係を作成し、
    前記各モジュールにおいて、モジュールをキーとして前記モジュール呼び出し回数テーブルより呼び出し回数情報を取得し、
    呼び出し関係において、呼び出し先と呼び出し元をキーとして前記モジュール間呼び出し回数テーブルより呼び出し回数情報を取得し、
    モジュールが障害になる確率かける現象モジュールからそのモジュールまで伝播する確率により原因推測値を算出することで、原因推測値から原因モジュールを特定し、原因箇所を特定する、
    ことを特徴とする障害情報管理方法。
  2. 障害情報を管理する装置において、
    制御部と、入力部と、プログラム解析でモジュール関連情報を格納するモジュール呼び出し階層テーブルと、障害管理情報を格納する障害管理テーブルと、障害伝播ルートと発生回数を記録するモジュール間呼び出し回数テーブル、モジュール呼び出し回数テーブルを具備し、
    前記制御部は、
    前記入力部から取得した現象モジュールをキーとして前記モジュール呼び出し階層テーブルから関連モジュールを抽出し、
    現象モジュールから各モジュールまでの呼び出し関係を作成し、
    前記各モジュールにおいて、モジュールをキーとして前記モジュール呼び出し回数テーブルより呼び出し回数情報を取得し、
    呼び出し関係において、呼び出し先と呼び出し元をキーとして前記モジュール間呼び出し回数テーブルより呼び出し回数情報を取得し、
    モジュールが障害になる確率かける現象モジュールからそのモジュールまで伝播する確率により原因推測値を算出することで、原因推測値から原因モジュールを特定する、
    ことを特徴とする障害情報管理装置。
  3. コンピュータを制御して、請求項1に記載の障害情報管理方法を実行するプログラム。
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