JP5932539B2 - 蒸気タービンシステム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、蒸気タービンシステムに関する。
原子力発電所のタービン駆動原子炉給水ポンプや高圧ドレンポンプ等は、プラント起動過程においてプラント中間負荷帯で系統にインサービス、すなわちこれらのポンプの通常の送水状態に入る。このため、これらのポンプの出口止め弁は、運転状態に入るまでは全閉された状態である。
一方、これらのポンプがインサービスされるまでの所定の期間は、それぞれのミニマムフローラインを使用した循環運転、すなわちミニマムフロー運転が行われている。このミニマムフロー運転によって循環ラインの流体の温度は徐々に上昇する。
ポンプ出口逆止弁からポンプ出口止め弁までの空間は、ポンプ出口止め弁が全閉状態にあるため密閉空間となっている。循環ラインはポンプ出口逆止弁の上流側で分岐しているが、循環ラインの流体温度が上昇するにつれて熱伝導によってこの密閉空間内の流体温度も上昇する。このため異常昇圧が発生することが知られている。
異常昇圧の防止対策としては、ポンプ出口逆止弁からポンプ出口止め弁までの密閉空間に安全弁を設置したり、あるいは、ポンプ出口逆止弁の弁体にバランスホールを設けたりする方法が知られている。
特開2010−249292号公報
異常昇圧の防止対策として安全弁を取り付ける方法の場合、安全弁は定期的にメンテナンスや吹出圧の確認を行う必要がある。また、弁単体の故障の場合には異常昇圧時に安全弁が正常に作動しない可能性もあり得る。
ポンプ出口止め弁の弁体にバランスホールを設ける方法は、具体的には、弁体の下流側にバランスホールを有する構造により圧力を逃すものであるが、弁体のリミット調整不足により弁体が弁座に入り込み、バランスホールが機能しない可能性が考えられる。
以上のような背景から、確実に異常昇圧を防止する方法が望まれている。
そこで、本発明による実施形態は、蒸気タービンシステムの弁間における異常昇圧の発生を確実に防止することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の実施形態は、高圧蒸気を受け入れて熱エネルギーを機械的エネルギーに変換する高圧タービンと、前記高圧タービンの排気蒸気を受け入れて熱エネルギーを機械的エネルギーに変換する低圧タービンと、前記低圧タービンの排気蒸気を冷却して凝縮させる主復水器と、前記主復水器により凝縮した復水を移送する復水ポンプと、前記復水ポンプの出口側に設けられて前記復水を加熱する低圧給水加熱器と、前記低圧給水加熱器で加熱された復水を昇圧して給水を送水するタービン駆動給水ポンプと、前記タービン駆動給水ポンプに並列に設けられて前記低圧給水加熱器で加熱された復水を昇圧して給水を送水する電動駆動給水ポンプと、前記タービン駆動給水ポンプおよび前記電動駆動給水ポンプの出口側に設けられて前記高圧タービンからの抽気蒸気または前記高圧タービンの排気蒸気を給水加熱用蒸気として前記給水を加熱する高圧給水加熱器と、を備える蒸気タービンシステムであって、2つの端弁と、これらの端弁に挟まれて密閉空間が形成される中間配管とを有し、出力上昇過程において前記2つの端弁が閉じた状態から当該2つの端弁の少なくとも一方が開いた状態に移行して連通状態となり、前記開いた状態への移行までは周囲の系統の温度上昇により前記中間配管内の水の温度が上昇する低出力時閉止ラインと、前記低出力時閉止ラインの前記2つの端弁の両外側で接続され前記低出力時閉止ラインと並行する並行ラインと、前記中間配管と前記並行ラインとを接続する圧力開放管と、を備えることを特徴とする。
本発明の実施形態によれば、蒸気タービンシステムの弁間における異常昇圧の発生を確実に防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係る蒸気タービンシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態による蒸気タービンシステムの高圧給水加熱器まわりの詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態による蒸気タービンシステムのタービン駆動給水ポンプまわりの詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る蒸気タービンシステムの構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係る蒸気タービンシステムについて説明する。ここで、互いに同一または類似の部分には、共通の符号を付して、重複説明は省略する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る蒸気タービンシステムの構成を示すブロック図である。
蒸気タービンシステムは、流体の流れの方向に沿って、高圧タービン2、低圧タービン3、主復水器4、復水ポンプ5、低圧給水加熱器6、高圧給水加熱器10を有する。原子炉容器1と高圧タービン2とを主蒸気管1aが接続している。高圧タービン2と低圧タービン3とを高圧タービン排気管2aが接続している。高圧給水加熱器10には、高圧タービン2の抽気を導く高圧給水加熱器加熱蒸気管10aが接続されている。
低圧給水加熱器6の下流であって高圧給水加熱器10の上流には、タービン駆動給水ポンプ7、第1の電動駆動給水ポンプ8および第2の電動駆動給水ポンプ9が並列に設けられている。すなわち、これらの3台のポンプが給水ポンプ入口ヘッダ6aおよびその下流の給水ポンプ出口ヘッダ6b間に並列に設けられている。
タービン駆動給水ポンプ7は、給水ポンプ駆動用タービン7aにより駆動される。給水ポンプ駆動用タービン7aには、高圧タービン2の排気蒸気を導く給水ポンプ駆動用タービン蒸気管7bが接続されている。
タービン駆動給水ポンプ7の出口には、タービン駆動給水ポンプ出口逆止弁22およびタービン駆動給水ポンプ出口止め弁23が設けられている。同様に、第1の電動駆動給水ポンプ8の出口には、第1の電動駆動給水ポンプ出口逆止弁8aおよび第1の電動駆動給水ポンプ出口止め弁8bが、第2の電動駆動給水ポンプ9の出口には、第2の電動駆動給水ポンプ出口逆止弁9aおよび第2の電動駆動給水ポンプ出口止め弁9bが設けられている。
高圧給水加熱器10で熱交換した加熱用蒸気は凝縮して凝縮水となる。この凝縮水を一時的に貯留する高圧ヒータドレンタンク18が設けられている。また、高圧ヒータドレンタンク18に貯留されている凝縮水を給水ポンプ入口ヘッダ6aの上流側の合流点15bに戻すために高圧ヒータドレンポンプ11が設けられている。
この合流点15bの上流であって高圧ヒータドレンポンプ11の出口側には、高圧ヒータドレンポンプ出口逆止弁12、高圧ヒータドレンポンプ出口調節弁13および高圧ヒータドレンポンプ出口止め弁14が設けられている。
図2は、本発明の第1の実施形態による蒸気タービンシステムの高圧給水加熱器まわりの詳細な構成を示すブロック図である。なお、図2に示すラインのうち細線で示すラインは図1では図示を省略している。
高圧ヒータドレンポンプ11およびその周りの配管のウォーミングのために、高圧ヒータドレンポンプウォーミングライン16が設けられている。
高圧ヒータドレンポンプウォーミングライン16は、分岐点16fで高圧ヒータドレンポンプ出口配管15と分岐し、合流点16gで、高圧ヒータドレンポンプ出口配管15と合流する高圧ヒータドレンポンプウォーミング配管16eとその上に設けられた弁等を有する。また、多段オリフィス16cと並列に高圧ヒータドレンポンプ11に至る配管上に多段オリフィス16dが設けられている。
高圧ヒータドレンポンプウォーミング配管16e上には、戻り弁16a、戻り逆止弁16bおよび多段オリフィス16c、16dが設けられている。
高圧ヒータドレンポンプウォーミングライン16は、高圧ヒータドレンポンプ出口配管15とは近接して設けられており、この高圧ヒータドレンポンプウォーミングライン16における流れの向きは高圧ヒータドレンポンプ出口配管15における流れの向きとは逆向きである。
すなわち、戻り逆止弁16bは、高圧ヒータドレンポンプ出口配管15における流れの向きと同じ向きの流れに対しては、流れを阻止し、高圧ヒータドレンポンプ出口配管15における流れとは逆の向きの流れに対しては、流れを許容する。
また、高圧ヒータドレンポンプ11のミニマムフロー運転のために高圧ヒータドレンポンプミニマムフローライン17が設けられている。高圧ヒータドレンポンプミニマムフローライン17は、高圧ヒータドレンポンプミニマムフロー配管17e、および高圧ヒータドレンポンプミニマムフロー配管17e上に設けられた高圧ヒータドレンポンプミニマムフローライン止め弁17a、高圧ヒータドレンポンプミニマムフローライン閉止弁17b、高圧ヒータドレンポンプミニマムフローライン多段オリフィス17cおよび高圧ヒータドレンポンプミニマムフローラインオリフィス17dを有する。
なお、たとえば、高圧ヒータドレンポンプミニマムフローライン止め弁17aは空気作動弁であり、高圧ヒータドレンポンプミニマムフローライン閉止弁17bは手動弁である。
高圧ヒータドレンポンプ出口配管15の高圧ヒータドレンポンプ出口逆止弁12と高圧ヒータドレンポンプ出口止め弁14の間と、高圧ヒータドレンポンプウォーミングライン16の戻り逆止弁16bと多段オリフィス16cとの間を接続するように圧力開放管19が設けられている。なお、図2では、圧力開放管19の一方は、高圧ヒータドレンポンプ出口逆止弁12と高圧ヒータドレンポンプ出口調節弁13との間に接続されているが、高圧ヒータドレンポンプ出口調節弁13と高圧ヒータドレンポンプ出口止め弁14との間に接続されていてもよい。
ここで、以上のように構成された蒸気タービンシステムの定格出力時における流れを以下に説明する。
高圧タービン2は、原子炉容器1内で発生した高圧蒸気を主蒸気管1aを経由して受け入れて、熱エネルギーを機械的エネルギーに変換する。
高圧タービン2で仕事をした蒸気は、高圧タービン2を出て、低圧タービン3に入る。低圧タービン3は、この高圧タービン2の排気蒸気を受け入れて、熱エネルギーを機械的エネルギーに変換する。低圧タービン3で仕事をして排気された蒸気は、主復水器4で冷却されて凝縮し復水となる。
復水は、主復水器4から復水ポンプ5によって低圧給水加熱器6に移送され、低圧給水加熱器6において図示しない加熱用蒸気管により供給された加熱用蒸気により加熱される。
低圧給水加熱器6で加熱された復水は、第1の電動駆動給水ポンプ8、第2の電動駆動給水ポンプ9あるいはタービン駆動給水ポンプ7によって加圧され圧送される。復水が加圧された後は、これを給水と称する。給水は、高圧給水加熱器10に移送される。
給水は、高圧給水加熱器10において、高圧給水加熱器加熱蒸気管10aを経由して供給された加熱用蒸気により加熱される。給水は、高圧給水加熱器10において加熱された後に、原子炉容器1に送られる。
高圧給水加熱器10で給水は加熱されて温度上昇する一方、高圧給水加熱器加熱蒸気管10a経由で供給される加熱用の蒸気は熱交換により高圧給水加熱器10内で凝縮する。
凝縮した凝縮水は高圧給水加熱器10から排出された後に高圧ヒータドレンタンク18に貯留され、さらに高圧ヒータドレンポンプ11により圧送されて、高圧ヒータドレンポンプ出口逆止弁12および高圧ヒータドレンポンプ出口止め弁14を経由して給水ポンプ入口ヘッダ6aの上流側の合流点15bに戻される。
以上が定格出力時における流れであるが、一方、たとえば、50%電気出力以下の低出力時においては、凝縮水は給水ポンプ入口ヘッダ6aの上流側の合流点15bには戻されない。この間、凝縮水は、高圧ヒータドレンタンク18に貯留される。50%電気出力に到達した時点で高圧ヒータドレンポンプ11による圧送が行われる。高圧ヒータドレンポンプ11による圧送の前には、高圧ヒータドレンポンプ11は高圧ヒータドレンポンプミニマムフローライン17を用いて、高圧ヒータドレンタンク18との間で循環運転が行われる。
プラントの出力上昇に伴い、系統の温度は上昇する。高圧ヒータドレンポンプ出口配管15の接続先である給水ポンプ入口ヘッダ6aの上流側の合流点15bの温度も上昇していくため、高圧ヒータドレンポンプ出口配管15も主にその下流側からの熱伝導によって温度が上昇していく。
また、高圧ヒータドレンポンプ11の高圧ヒータドレンポンプミニマムフローライン17を用いてのミニマムフロー運転によって循環ラインの温度が上昇するため、これによっても、高圧ヒータドレンポンプ出口配管15の温度が上昇する。
この間、高圧ヒータドレンポンプ出口止め弁14は閉止状態であるので、このラインでの流れはないが、高圧ヒータドレンポンプ出口逆止弁12の上流側と、高圧ヒータドレンポンプ出口止め弁14の下流側からの熱伝導で、高圧ヒータドレンポンプ出口逆止弁12と高圧ヒータドレンポンプ出口止め弁14との間の高圧ヒータドレンポンプ出口配管15(以下、中間配管15a)内の水の温度は上昇し体積膨張する。
いま、圧力開放管19がない場合は、中間配管15a内は、入口側の高圧ヒータドレンポンプ出口逆止弁12には中間配管15a内の圧力がかかり、この方向は高圧ヒータドレンポンプ出口逆止弁12の流れの方向と逆方向であるため高圧ヒータドレンポンプ出口逆止弁12を完全に閉鎖させる方向に水圧がかかる。したがって、高圧ヒータドレンポンプ出口逆止弁12と閉止状態にある高圧ヒータドレンポンプ出口止め弁14間の中間配管15a内は完全密閉状態となり、過大な内圧が発生する。
一方、本実施形態による構成では、体積膨張した結果、中間配管15a内の体積を超えた分の水は、圧力開放管19を経由して隣接する高圧ヒータドレンポンプウォーミングライン16に逃げるため、中間配管15a内の圧力が異常に上昇することは確実に回避される。
なお、電気出力50%以上における、高圧ヒータドレンタンク18に貯留された凝縮水が高圧ヒータドレンポンプ11により圧送されて給水ポンプ入口ヘッダ6aの上流側の合流点に戻される状態の流れの向きからみると、中間配管15aと高圧ヒータドレンポンプウォーミングライン16とは並列ではあるが、戻り逆止弁16bがこの方向の流れを阻止することになる。
したがって、高圧ヒータドレンポンプ11からの流れは、高圧ヒータドレンポンプ出口逆止弁12側と多段オリフィス16c側に分流した後、多段オリフィス16c側に分流した流れは圧力開放管19を経由して、高圧ヒータドレンポンプ出口逆止弁12の下流の中間配管15aに流入するため、高圧ヒータドレンポンプ11による凝縮水の移送には支障とならない。
また、高圧ヒータドレンポンプ11による凝縮水の移送を行わない低出力時においては、給水ポンプ入口ヘッダ6aの上流側の合流点から高圧ヒータドレンポンプウォーミングライン16を通して復水が供給されるが、この場合は、高圧ヒータドレンポンプ出口逆止弁12により中間配管側の逆流が阻止されるため、圧力開放管19の存在は、高圧ヒータドレンポンプウォーミングライン16の機能に影響を与えない。
以上のように、本実施形態によれば、高圧ヒータドレンポンプ11からの凝縮水の移送ライン上の弁間における異常昇圧の発生を確実に防止することができる。
[第2の実施形態]
図3は、本発明の第2の実施形態による蒸気タービンシステムのタービン駆動給水ポンプまわりの詳細な構成を示すブロック図である。図1で示した蒸気タービンシステムのうちの、タービン駆動給水ポンプまわりの構成を示している。なお、図3に示すラインのうち細線で示すラインは図1では図示を省略している。
前述のように、タービン駆動給水ポンプ7の出口のタービン駆動給水ポンプ出口配管24上に、タービン駆動給水ポンプ出口逆止弁22およびタービン駆動給水ポンプ出口止め弁23が設けられている。
タービン駆動給水ポンプ7およびその周りの配管のウォーミングのために、タービン駆動給水ポンプウォーミングライン25が設けられている。
タービン駆動給水ポンプウォーミングライン25は、分岐点25eでタービン駆動給水ポンプ出口配管24と分岐し、合流点25fでタービン駆動給水ポンプ出口配管24と合流するタービン駆動給水ポンプウォーミング配管25dと、タービン駆動給水ポンプウォーミング配管25d上に設けられた弁等を有する。
タービン駆動給水ポンプウォーミング配管25d上には、戻り弁25a、戻り逆止弁25bおよび多段オリフィス25cが設けられている。
タービン駆動給水ポンプウォーミングライン25は、タービン駆動給水ポンプ出口配管24とは、近接して設けられており、このタービン駆動給水ポンプウォーミングライン25における流れの向きはタービン駆動給水ポンプ出口配管24における流れの向きとは逆向きである。
すなわち、戻り逆止弁25bは、タービン駆動給水ポンプ出口配管24における流れの向きと同じ向きの流れに対しては、流れを阻止し、タービン駆動給水ポンプ出口配管24における流れとは逆の向きの流れに対しては、流れを許容する。
また、タービン駆動給水ポンプ7のミニマムフロー運転のためにタービン駆動給水ポンプミニマムフローライン26が設けられている。タービン駆動給水ポンプミニマムフローライン26は、タービン駆動給水ポンプミニマムフロー配管26e、およびタービン駆動給水ポンプミニマムフロー配管26e上に設けられたタービン駆動給水ポンプミニマムフローライン止め弁26a、タービン駆動給水ポンプミニマムフローライン閉止弁26b、タービン駆動給水ポンプミニマムフローライン多段オリフィス26cおよびタービン駆動給水ポンプミニマムフローラインオリフィス26dを有する。
タービン駆動給水ポンプ出口配管24のタービン駆動給水ポンプ出口逆止弁22とタービン駆動給水ポンプ出口止め弁23間と、タービン駆動給水ポンプウォーミング配管25dの戻り逆止弁25bと多段オリフィス25cとの間を接続するように圧力開放管29が設けられている。
タービン駆動給水ポンプ7は、高出力において起動するため、低出力においては、タービン駆動給水ポンプ出口止め弁23は閉止状態である。低出力においては、第1の電動駆動給水ポンプ8の単独運転、あるいは、第1の電動駆動給水ポンプ8および第2の電動駆動給水ポンプ9の2台並列運転が行われる。
この間、給水ポンプ出口ヘッダ6bの圧力が高いため、タービン駆動給水ポンプウォーミングライン25を高温の給水が微小流量、給水ポンプまわりの配管に流れてくる。
プラントの出力上昇に伴い、系統の温度は上昇する。タービン駆動給水ポンプ出口配管24の接続先である給水ポンプ出口ヘッダ6bの温度も上昇していくため、タービン駆動給水ポンプ出口配管24も主にその下流の給水ポンプ出口ヘッダ6b側からの熱伝導によって温度が上昇していく。
タービン駆動給水ポンプ出口配管24のタービン駆動給水ポンプ7に近い範囲についても、また、タービン駆動給水ポンプミニマムフローライン26を用いてのミニマムフロー運転によって循環ラインの温度が上昇するため、これによっても、タービン駆動給水ポンプ出口配管24の温度が上昇する。
この間、タービン駆動給水ポンプ出口配管24のミニマムフロー運転による循環ラインを形成する部分と、下流の給水ポンプ出口ヘッダ6b側に近い部分との間に挟まれているタービン駆動給水ポンプ出口逆止弁22とタービン駆動給水ポンプ出口止め弁23との間のタービン駆動給水ポンプ出口配管24(以下、中間配管24a)については、タービン駆動給水ポンプ出口止め弁23は閉止状態であるので、このラインでの流れはない。
しかしながら、前記のように、中間配管24aの上流側からの熱伝導と、下流側からの熱伝導によって、タービン駆動給水ポンプ出口逆止弁22とタービン駆動給水ポンプ出口止め弁23との間の中間配管24a内の水の温度は上昇し体積膨張する。
いま、圧力開放管29がない場合は、中間配管24a内は、入口側のタービン駆動給水ポンプ出口逆止弁22には中間配管24a内の圧力がかかり、この方向はタービン駆動給水ポンプ出口逆止弁22の流れの方向と逆方向であるためタービン駆動給水ポンプ出口逆止弁22を完全に閉鎖させる方向に水圧がかかる。したがって、タービン駆動給水ポンプ出口逆止弁22と閉止状態にあるタービン駆動給水ポンプ出口止め弁23間の中間配管24a内は完全密閉状態となり、過大な内圧が発生する。
一方、本実施形態による構成では、体積膨張した結果、中間配管24a内の体積を超えた分の水は、圧力開放管29を経由して隣接するタービン駆動給水ポンプウォーミングライン25に逃げるため、中間配管24a内の圧力が異常に上昇することは確実に回避される。
なお、高出力におけるタービン駆動給水ポンプ7の運転状態におけるタービン駆動給水ポンプ出口配管24内の流れの向きからみると、中間配管24aとタービン駆動給水ポンプウォーミングライン25とは並列ではあるが、戻り逆止弁25bがこの方向の流れを阻止することになる。
したがって、タービン駆動給水ポンプ7からの流れは、タービン駆動給水ポンプ出口逆止弁22側と多段オリフィス25c側に分流した後、多段オリフィス25c側に分流した流れは圧力開放管29を経由して、タービン駆動給水ポンプ出口逆止弁22の下流の中間配管24aに流入するため、タービン駆動給水ポンプ7による給水の移送には支障とならない。
以上のように、本実施形態によれば、タービン駆動給水ポンプ7からの給水ライン上の弁間における異常昇圧の発生を確実に防止することができる。
[第3の実施形態]
図4は、本発明の第3の実施形態に係る蒸気タービンシステムの構成を示すブロック図である。本実施形態は、脱気器31を有する蒸気タービンシステムである。
低圧給水加熱器6の下流側で給水ポンプ34の上流側に、復水の加熱および脱気を目的として脱気器31が設けられている。脱気器31に高圧タービン2の排気蒸気を導入するために、脱気器加熱用蒸気管31aが高圧タービン2と脱気器31間に設けられている。
脱気器31内の水位を調節するために、低圧給水加熱器6と脱気器31との間の復水系の配管の一部である脱気器水位調節大弁側配管32c上に、脱気器水位調節大弁32の上流側に脱気器水位調節大弁入口止め弁32aが、脱気器水位調節大弁32の下流側に脱気器水位調節大弁出口止め弁32bが設けられている。
また、脱気器水位調節大弁側配管32cと分岐点33dで分岐し、合流点33eで合流する脱気器水位調節小弁側配管33c上には、脱気器水位調節小弁33の上流側には脱気器水位調節小弁入口止め弁33aが、下流側には脱気器水位調節小弁出口止め弁33bが設けられている。
また、脱気器水位調節大弁32と脱気器水位調節大弁出口止め弁32bとの間と、脱気器水位調節小弁33と脱気器水位調節小弁出口止め弁33bとの間とを結合するように圧力開放管39が設けられている。
脱気器水位調節小弁33は相対的に小容量であり、高圧タービン2および低圧タービン3の出力が所定のしきい値、たとえば電気出力50%相当の出力を越えていない低出力時に使用される。また、脱気器水位調節大弁32は相対的に大容量であり、高圧タービン2および低圧タービン3の出力が所定のしきい値、たとえば電気出力50%相当の出力を越えている高出力時に使用される。
したがって、低出力時には、脱気器水位調節大弁入口止め弁32aおよび脱気器水位調節大弁出口止め弁32bは閉止状態である。
低出力における出力上昇にしたがって、脱気器水位調節小弁33側の配管と、これに接続する分岐点33dの上流側と合流点33eの下流側の復水の温度が上昇していく。このため、熱伝導によって、脱気器水位調節大弁側配管32cのうち、脱気器水位調節大弁入口止め弁32aおよび脱気器水位調節大弁出口止め弁32bに挟まれた配管内の温度も上昇し、この配管内の水は温度上昇により体積膨張する。
ここで、脱気器水位調節大弁32と脱気器水位調節大弁入口止め弁32aとの間から圧力開放管39を経由して、脱気器水位調節小弁33と脱気器水位調節小弁入口止め弁33aとの間に開放されていることから、この部分の配管に過大な圧力が発生することはない。
以上のように、本実施形態によれば、脱気器水位調節大弁32の前後の弁間における異常昇圧の発生を確実に防止することができる。
[その他の実施形態]
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。たとえば、蒸気タービンシステムの電動駆動給水ポンプあるいはタービン駆動給水ポンプの台数が異なってもよい。また、高圧タービンから高圧給水加熱器への加熱ラインが高圧排気であっても高圧タービンの抽気であってもよい。
また、各実施形態の特徴を組み合わせてもよい。
さらに、これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1・・・原子炉容器
1a・・・主蒸気管
2・・・高圧タービン
2a・・・高圧タービン排気管
3・・・低圧タービン
4・・・主復水器
5・・・復水ポンプ
6・・・低圧給水加熱器
6a・・・給水ポンプ入口ヘッダ
6b・・・給水ポンプ出口ヘッダ
7・・・タービン駆動給水ポンプ
7a・・・給水ポンプ駆動用タービン
7b・・・給水ポンプ駆動用タービン蒸気管
8・・・第1の電動駆動給水ポンプ
8a・・・第1の電動駆動給水ポンプ出口逆止弁
8b・・・第1の電動駆動給水ポンプ出口止め弁
9・・・第2の電動駆動給水ポンプ
9a・・・第2の電動駆動給水ポンプ出口逆止弁
9b・・・第2の電動駆動給水ポンプ出口止め弁
10・・・高圧給水加熱器
10a・・・高圧給水加熱器加熱蒸気管
11・・・高圧ヒータドレンポンプ
12・・・高圧ヒータドレンポンプ出口逆止弁(端弁)
13・・・高圧ヒータドレンポンプ出口調節弁
14・・・高圧ヒータドレンポンプ出口止め弁(端弁)
15・・・高圧ヒータドレンポンプ出口配管
15a・・・中間配管
15b・・・合流点
16・・・高圧ヒータドレンポンプウォーミングライン(並行ライン)
16a・・・戻り弁
16b・・・戻り逆止弁
16c・・・多段オリフィス
16d・・・多段オリフィス
16e・・・高圧ヒータドレンポンプウォーミング配管
16f・・・分岐点
16g・・・合流点
17・・・高圧ヒータドレンポンプミニマムフローライン
17a・・・高圧ヒータドレンポンプミニマムフローライン止め弁
17b・・・高圧ヒータドレンポンプミニマムフローライン閉止弁
17c・・・高圧ヒータドレンポンプミニマムフローライン多段オリフィス
17d・・・高圧ヒータドレンポンプミニマムフローラインオリフィス
17e・・・高圧ヒータドレンポンプミニマムフロー配管
18・・・高圧ヒータドレンタンク
19・・・圧力開放管
22・・・タービン駆動給水ポンプ出口逆止弁(端弁)
23・・・タービン駆動給水ポンプ出口止め弁(端弁)
24・・・タービン駆動給水ポンプ出口配管
24a・・・中間配管
25・・・タービン駆動給水ポンプウォーミングライン(並行ライン)
25a・・・戻り弁
25b・・・戻り逆止弁
25c・・・多段オリフィス
25d・・・タービン駆動給水ポンプウォーミング配管
25e・・・分岐点
25f・・・合流点
26・・・タービン駆動給水ポンプミニマムフローライン
26a・・・タービン駆動給水ポンプミニマムフローライン止め弁
26b・・・タービン駆動給水ポンプミニマムフローライン閉止弁
26c・・・タービン駆動給水ポンプミニマムフローライン多段オリフィス
26d・・・タービン駆動給水ポンプミニマムフローラインオリフィス
26e・・・タービン駆動給水ポンプミニマムフロー配管
29・・・圧力開放管
31・・・脱気器
31a・・・脱気器加熱用蒸気管
32・・・脱気器水位調節大弁
32a・・・脱気器水位調節大弁入口止め弁(端弁)
32b・・・脱気器水位調節大弁出口止め弁(端弁)
32c・・・脱気器水位調節大弁側配管
33・・・脱気器水位調節小弁
33a・・・脱気器水位調節小弁入口止め弁
33b・・・脱気器水位調節小弁出口止め弁
33c・・・脱気器水位調節小弁側配管(並行ライン)
33d・・・分岐点
33e・・・合流点
34・・・給水ポンプ
39・・・圧力開放管

Claims (6)

  1. 高圧蒸気を受け入れて熱エネルギーを機械的エネルギーに変換する高圧タービンと、
    前記高圧タービンの排気蒸気を受け入れて熱エネルギーを機械的エネルギーに変換する低圧タービンと、
    前記低圧タービンの排気蒸気を冷却して凝縮させる主復水器と、
    前記主復水器により凝縮した復水を移送する復水ポンプと、
    前記復水ポンプの出口側に設けられて前記復水を加熱する低圧給水加熱器と、
    前記低圧給水加熱器で加熱された復水を昇圧して給水を送水するタービン駆動給水ポンプと、
    前記タービン駆動給水ポンプに並列に設けられて前記低圧給水加熱器で加熱された復水を昇圧して給水を送水する電動駆動給水ポンプと、
    前記タービン駆動給水ポンプおよび前記電動駆動給水ポンプの出口側に設けられて前記高圧タービンからの抽気蒸気または前記高圧タービンの排気蒸気を給水加熱用蒸気として前記給水を加熱する高圧給水加熱器と、
    を備える蒸気タービンシステムであって、
    2つの端弁と、これらの端弁に挟まれて密閉空間が形成される中間配管とを有し、出力上昇過程において前記2つの端弁が閉じた状態から当該2つの端弁の少なくとも一方が開いた状態に移行して連通状態となり、前記開いた状態への移行までは周囲の系統の温度上昇により前記中間配管内の水の温度が上昇する低出力時閉止ラインと、
    前記低出力時閉止ラインの前記2つの端弁の両外側で接続され前記低出力時閉止ラインと並行する並行ラインと、
    前記中間配管と前記並行ラインとを接続する圧力開放管と、
    を備える蒸気タービンシステム。
  2. 前記並行ラインは、流動抵抗素子および前記低出力時閉止ラインの連通状態における流れ方向にみて前記流動抵抗素子の下流側に前記低出力時閉止ラインの連通状態における流れ方向にみて逆方向に設けられた並列ライン逆止弁を有し、
    前記2つの端弁のうち一方は低出力時閉止ラインが連通状態における上流側に前記低出力時閉止ラインの連通状態における流れ方向にみて順方向に設けられた連通ライン逆止弁であり、他方は前記連通ライン逆止弁の下流側に設けられた仕切弁であり、
    前記圧力開放管の前記並行ラインとの接続箇所は、前記流動抵抗素子と前記並列ライン逆止弁との間である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の蒸気タービンシステム。
  3. 前記給水加熱用蒸気が前記高圧給水加熱器で凝縮した凝縮水を一時的に貯留する高圧ヒータドレンタンクと、
    前記高圧ヒータドレンタンク内の凝縮水を前記タービン駆動給水ポンプおよび前記電動駆動給水ポンプの吸込み側の上流に移送する高圧ヒータドレンポンプと、
    をさらに備え、
    前記低出力時閉止ラインは、前記高圧ヒータドレンポンプの下流側で前記タービン駆動給水ポンプおよび前記電動駆動給水ポンプの吸込み側の上流側に設けられ、
    前記並行ラインは、前記高圧ヒータドレンポンプのウォーミング用ラインである、
    ことを特徴とする請求項2に記載の蒸気タービンシステム。
  4. 前記低出力時閉止ラインは、前記タービン駆動給水ポンプの下流側で前記タービン駆動給水ポンプと前記電動駆動給水ポンプとの合流点の上流側に設けられ、
    前記並行ラインは、前記タービン駆動給水ポンプのウォーミング用ラインである、
    ことを特徴とする請求項2に記載の蒸気タービンシステム。
  5. 前記低出力時閉止ラインは、第1の調節弁を有し、
    前記低出力時閉止ラインの前記2つの端弁は前記第1の調節弁を挟む2つの仕切弁であり、
    前記並行ラインは、第2の調節弁および前記第2の調節弁を挟む2つの仕切弁を有し、
    前記圧力開放管の前記並行ラインとの接続箇所は、前記第2の調節弁を挟む前記2つの仕切弁の間である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の蒸気タービンシステム。
  6. 前記高圧タービンの排気蒸気と前記低圧給水加熱器からの前記復水との直接接触熱交換により前記復水を加熱し脱気する脱気器をさらに備え、
    前記第1の調節弁は、前記高圧タービンおよび前記低圧タービンの出力が所定のしきい値を越えている高出力時に前記脱気器の水位を制御する脱気器水位調節大弁であり、前記第2の調節弁は、前記高圧タービンおよび前記低圧タービンの出力が所定のしきい値を越えていない低出力時に前記脱気器の水位を制御する脱気器水位調節小弁であることを特徴とする請求項5に記載の蒸気タービンシステム。
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