JP5931768B2 - 無線アクセス制御方法および無線通信装置 - Google Patents
無線アクセス制御方法および無線通信装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5931768B2 JP5931768B2 JP2013018290A JP2013018290A JP5931768B2 JP 5931768 B2 JP5931768 B2 JP 5931768B2 JP 2013018290 A JP2013018290 A JP 2013018290A JP 2013018290 A JP2013018290 A JP 2013018290A JP 5931768 B2 JP5931768 B2 JP 5931768B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- transmission data
- value
- simultaneous
- backoff
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims description 45
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 17
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 588
- 239000000872 buffer Substances 0.000 claims description 119
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 39
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 18
- 101100172132 Mus musculus Eif3a gene Proteins 0.000 description 6
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 5
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000005562 fading Methods 0.000 description 1
- 230000000977 initiatory effect Effects 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
Images
Description
図10において、送信局T1と送信局T2は互いのキャリアセンス範囲内に存在し、互いの送信信号を検知可能である。受信局R1は送信局T1に従属し、受信局R2および受信局R3は送信局T2に従属している。受信局R1および受信局R2は、それぞれ他方の送信局からの送信信号が干渉信号となるものの、それぞれ送信局T1および送信局T2の近くに存在するためキャプチャ効果を生じやすい環境にある。受信局R3は送信局T2から遠い位置に存在し、送信局T2と送信局T1からの送信信号が互いに干渉してキャプチャ効果は得られない。すなわち、送信局T1が受信局R1へ送信し、かつ送信局T2が受信局R2へ送信する場合はキャプチャ効果を期待しての同時送信が可能になる。一方、送信局T2が受信局R3へ送信する場合はキャプチャ効果を期待しての同時送信はできないので、単独送信となる。
図11において、送信データはバッファ(FIFO)51に蓄積され、蓄積された送信データは順番に送信待機に入る。同時送信判定部52では、送信データの宛先受信局に対して同時送信が可能か否かの判定を行い、送信データおよび判定結果をバックオフ制御部54に出力する。この判定は、同時送信管理部53に記録された情報を参照して行われる。
図1において、無線通信装置は、同時送信管理部11、判定部12、単独送信用バッファ13、同時送信用バッファ14、固定バックオフタイマ15、バックオフ値設定部16、スイッチ部17、送受信部18により構成される。
送信局情報管理テーブルには、他の送信局のMACアドレス、他の送信局から送信された制御信号のRSSI、その制御信号に含まれていた固定バックオフ値、制御信号受信時刻、制御信号送信間隔が記録される。同時送信管理部11は、それらの情報を送受信部18から受け取る度にテーブルを更新する。
受信局情報管理テーブルには、配下の受信局のMACアドレス、配下の受信局から送信された信号のRSSIが記録れる。RSSIに代えて、配下の受信局から送信されたSINR情報としてもよい。同時送信管理部11は、これらの情報を送受信部18から受け取る度にテーブルを更新する。
同時送信管理テーブルは、同時送信が可能な送信局と配下の受信局の組合せを示し、周囲の送信局のMACアドレス、配下の受信局のMACアドレス、ある1つの送信局と受信局との関係におけるSINR情報またはSIR情報、固定バックオフ値により構成される。これらの情報は、送信局情報管理テーブルと受信局情報管理テーブルを用いて得られ、周囲の全ての送信局と配下の全ての受信局との間でSINRまたはSIRから同時送信の可否を判定し、同時送信が可能な組合せをテーブルに記録する。送信局情報管理テーブルもしくは受信局情報管理テーブルが更新されたときに、同時送信管理テーブルも更新する。
ここでは、図10,図12と同様の送信局T1,T2、受信局R1,R2,R3の構成において、送信局T1の同時送信用バッファ14に配下の受信局R1宛の送信データA1,A2,A3が蓄積され、送信局T2の同時送信用バッファ14に配下の受信局R2宛の送信データB1,B2,B3が蓄積され、送信局T2の単独送信用バッファ13に配下の受信局R3宛の送信データC1が蓄積されているものとする。
図6において、実施例2の無線通信装置は、図1に示す実施例1の無線送信装置の構成において、複数の同時送信用バッファ14−1,14−2と、判定部12に接続されるバッファ管理部19を備える構成である。
ここでは、図10,図12と同様の送信局T1,T2、受信局R1,R2,R3の構成において、送信局T1の同時送信用バッファ14−1に配下の受信局R1宛の送信データA1,A3,A4が蓄積され、送信局T1の同時送信用バッファ14−2に配下の受信局R1宛の送信データA2が蓄積され、送信局T2の同時送信用バッファ14−1に配下の受信局R2宛の送信データB1,B3,B4が蓄積され、送信局T2の同時送信用バッファ14−2に配下の受信局R2宛の送信データB2が蓄積され、送信局T2の単独送信用バッファ13に配下の受信局R3宛の送信データC1が蓄積されているものとする。なお、同時送信用の2つのバッファに蓄積される送信データの違いは、上記のようにフレーム長の差でもよいし、優先度の差でもよい。ただし、それぞれの固定バックオフ値として前者は3、後者は5が設定されるものとする。
図8において、実施例3の無線通信装置は、図1に示す実施例1の無線送信装置の構成における判定部12、単独送信用バッファ13および同時送信用バッファ14に代えて、送信データがバッファに蓄積される前に同時送信か単独送信かを判定する前段判定部12Aと、送信データがバックオフ待機に入る前に同時送信か単独送信かを判定する後段判定部12Bと、送信データを蓄積する単独送信用バッファ21および同時送信用バッファ22と、1フレームずつバックオフ待機を行う単独送信用バックオフ待機部23および同時送信用バックオフ待機部24を備える。
図9において、実施例4の無線通信装置は、図6に示す実施例2の無線送信装置の構成における判定部12、単独送信用バッファ13および同時送信用バッファ14−1,14−2に代えて、送信データがバッファに蓄積される前に同時送信か単独送信かを判定する前段判定部12Aと、送信データがバックオフ待機に入る前に同時送信か単独送信かを判定する後段判定部12Bと、送信データを蓄積する単独送信用バッファ21および同時送信用バッファ22−1,22−2と、1フレームずつバックオフ待機を行う単独送信用バックオフ待機部23および同時送信用バックオフ待機部24−1,24−2を備える。
R1,R2,R3 受信局
11 同時送信管理部
12 判定部
13 単独送信用バッファ
14 同時送信用バッファ
15 固定バックオフタイマ
16 バックオフ値設定部
17 スイッチ部
18 送受信部
19 バッファ管理部
21 単独送信用バッファ
22 同時送信用バッファ
23 単独送信用バックオフ待機部
24 同時送信用バックオフ待機部
Claims (4)
- 送信局および受信局により構成される複数の通信セルが重複して配置された無線通信システムの送信局間で、バックオフ値を調整して同一のバックオフ値を設定することにより同時送信を実現する無線アクセス制御方法において、
前記受信局の各々が、当該受信局と通信を行う前記送信局からの希望信号電力と、当該送信局以外の前記送信局からの干渉信号電力をそれぞれ測定し、希望信号電力と干渉信号電力の比を前記送信局に通知する第1のステップと、
前記受信局から前記送信局に通知された前記希望信号電力と前記干渉信号電力の比が閾値を超えていた場合には当該受信局を前記同時送信の対象として設定し、そうでない場合には当該受信局を単独送信の対象として設定する第2のステップと、
送信データの宛先となる受信局から当該送信データが前記同時送信か前記単独送信かを判定し、それぞれ対応する同時送信用バッファまたは単独送信用バッファに蓄積する第3のステップと、
前記送信データのバッファ蓄積後バックオフ待機に入る前に、前記第1のステップおよび前記第2のステップにより前記送信データが前記同時送信か前記単独送信かを再度判定し、それぞれ対応する同時送信用バックオフ待機部または単独送信用バックオフ待機部で1フレームずつバックオフ待機する第4のステップと、
前記同時送信用バックオフ待機部で待機している送信データに対して前記送信局間で同一のバックオフ値を設定し、前記単独送信用バックオフ待機部で待機している送信データに対して該バックオフ値と異なるランダムなバックオフ値を設定し、それぞれ設定したバックオフ値が小さい送信データから送信を開始する第5のステップと
を有することを特徴とする無線アクセス制御方法。 - 請求項1に記載の無線アクセス制御方法において、
前記同時送信用バッファまたは前記単独送信用バッファの少なくとも一方を複数備え、さらに前記同時送信用バックオフ待機部または前記単独送信用バックオフ待機部の少なくとも一方を複数備え、
前記第3のステップで、前記送信データのフレーム長または優先度に応じて、あるいは前記送信データの蓄積状況に応じて、前記複数のバッファを使い分け、
前記第4のステップで、前記送信データのフレーム長または優先度に応じて、あるいは前記送信データの待機状況に応じて、前記複数のバックオフ待機部を使い分け、
前記第5のステップで、前記複数のバックオフ待機部の送信データに対して互いに異なるバックオフ値を設定する
ことを特徴とする無線アクセス制御方法。 - 送信局および受信局により構成される複数の通信セルが重複して配置された無線通信システムの送信局間で、バックオフ値を調整して同一のバックオフ値を設定することにより同時送信を実現する無線通信装置において、
前記受信局の各々が、当該受信局と通信を行う前記送信局からの希望信号電力と、当該送信局以外の前記送信局からの干渉信号電力をそれぞれ測定し、希望信号電力と干渉信号電力の比を前記送信局に通知する第1の手段と、
前記受信局から前記送信局に通知された前記希望信号電力と前記干渉信号電力の比が閾値を超えていた場合には当該受信局を前記同時送信の対象として設定し、そうでない場合には当該受信局を単独送信の対象として設定する第2の手段と、
送信データの宛先となる受信局から当該送信データが前記同時送信か前記単独送信かを判定し、それぞれ対応する同時送信用バッファまたは単独送信用バッファに蓄積する第3の手段と、
前記送信データのバッファ蓄積後バックオフ待機に入る前に、前記第1のステップおよび前記第2のステップにより前記送信データが前記同時送信か前記単独送信かを再度判定し、それぞれ対応する同時送信用バックオフ待機部または単独送信用バックオフ待機部で1フレームずつバックオフ待機する第4の手段と、
前記同時送信用バックオフ待機部で待機している送信データに対して前記送信局間で同一のバックオフ値を設定し、前記単独送信用バックオフ待機部で待機している送信データに対して該バックオフ値と異なるランダムなバックオフ値を設定し、それぞれ設定したバックオフ値が小さい送信データから送信を開始する第5の手段と
を備えたことを特徴とする無線通信装置。 - 請求項3に記載の無線通信装置において、
前記同時送信用バッファまたは前記単独送信用バッファの少なくとも一方を複数備え、さらに前記同時送信用バックオフ待機部または前記単独送信用バックオフ待機部の少なくとも一方を複数備え、
前記第3の手段は、前記送信データのフレーム長または優先度に応じて、あるいは前記送信データの蓄積状況に応じて、前記複数のバッファを使い分ける構成であり、
前記第4の手段は、前記送信データのフレーム長または優先度に応じて、あるいは前記送信データの待機状況に応じて、前記複数のバックオフ待機部を使い分ける構成であり、 前記第5の手段は、前記複数のバックオフ待機部の送信データに対して互いに異なるバックオフ値を設定する構成である
ことを特徴とする無線通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013018290A JP5931768B2 (ja) | 2013-02-01 | 2013-02-01 | 無線アクセス制御方法および無線通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013018290A JP5931768B2 (ja) | 2013-02-01 | 2013-02-01 | 無線アクセス制御方法および無線通信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014150419A JP2014150419A (ja) | 2014-08-21 |
JP5931768B2 true JP5931768B2 (ja) | 2016-06-08 |
Family
ID=51573071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013018290A Active JP5931768B2 (ja) | 2013-02-01 | 2013-02-01 | 無線アクセス制御方法および無線通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5931768B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111787637A (zh) * | 2020-06-24 | 2020-10-16 | 重庆邮电大学 | Lte-laa的一种共存性能评估方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20030086437A1 (en) * | 2001-11-07 | 2003-05-08 | Mathilde Benveniste | Overcoming neighborhood capture in wireless LANs |
JP4019976B2 (ja) * | 2003-02-27 | 2007-12-12 | 株式会社日立製作所 | 無線通信制御方式および無線装置 |
JP4391316B2 (ja) * | 2003-07-31 | 2009-12-24 | 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 | ワイヤレスlan用のメディア・アクセス・コントロール装置 |
DE102004057767B4 (de) * | 2004-11-30 | 2013-12-12 | Advanced Micro Devices Inc. | Gemeinsame Backoff-Erzeugung für 802.11E-kompatible WLAN-Kommunikationsgeräte |
CN101238744B (zh) * | 2005-06-10 | 2012-09-26 | 松下电器产业株式会社 | 无线通信装置及无线通信方法 |
JP2011217234A (ja) * | 2010-04-01 | 2011-10-27 | Advanced Telecommunication Research Institute International | 無線通信システム |
-
2013
- 2013-02-01 JP JP2013018290A patent/JP5931768B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014150419A (ja) | 2014-08-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11638252B2 (en) | Fast wireless local area network communication method and apparatus using multiple transfer rate partitioning and cooperative transmission | |
CN102292937B (zh) | 减少运作于相邻频带中的两个通信系统之间干扰的方法 | |
US9924547B2 (en) | Channel access method and access point | |
US8526887B2 (en) | Unscheduled protocols for switched antenna arrays | |
KR20160008601A (ko) | PS-Poll에 대한 액세스 포인트 응답 | |
JP2006013820A (ja) | 無線通信システム、無線通信方法、及び無線通信装置 | |
JP2005323373A (ja) | 無線ローカル・エリア・ネットワークにおける動的チャネル割り当て | |
US11445503B2 (en) | Data transmission method and device for multiple radio frequency systems, storage medium and terminal | |
CN105359614A (zh) | 争用控制机制 | |
KR20190077536A (ko) | 웨이크업 프레임 전송 방법, 및 노드 웨이크업 후에 제1 프레임을 전송하기 위한 방법, 디바이스 및 장비 | |
US10004035B2 (en) | Method of managing data transmission for wireless system | |
JP2002247042A (ja) | 無線パケット優先制御方法 | |
JP5931768B2 (ja) | 無線アクセス制御方法および無線通信装置 | |
JP5786379B2 (ja) | 無線オーディオ伝送方法 | |
US10212734B2 (en) | Data transmission method, sender device, and receiver device | |
CN107071925B (zh) | 一种csma/ca机制下的广播信道可靠传输方法 | |
JP5378269B2 (ja) | 無線通信方法、無線基地局、無線アクセスシステム | |
JP5266474B2 (ja) | 無線通信システム、中継局装置及び無線通信方法 | |
KR101040290B1 (ko) | 우선순위 기반의 매체접속방식의 무선 네트워크 시스템, 무선 네트워크 통신 방법 | |
JP2004180207A (ja) | 通信方法、基地局及び情報機器 | |
JP5900768B2 (ja) | 無線データ伝送方法 | |
Alonso-Zarate et al. | Performance enhancement of DQMAN-based wireless ad hoc networks in multi-hop scenarios | |
Shigeyasu et al. | CA-BMAC: A collision avoidance multi-channel broadcast MAC protocol with a mechanism for reducing transmission overhead | |
JP2014127956A (ja) | 無線通信装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150109 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151027 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151030 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151228 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160426 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160427 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5931768 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |