JP5929612B2 - 半導体装置の測定方法、測定器 - Google Patents

半導体装置の測定方法、測定器 Download PDF

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Description

本発明は、例えばパワー半導体素子が形成された半導体装置の電気的特性の測定方法、及びそれに用いる測定器に関する。
特許文献1は、半導体装置と接するステージ表面の経時劣化により半導体装置とステージの接触抵抗が変動することを開示する。特許文献1に開示の技術は、半導体装置を設置するステージを領域分割して4探針法を用いることで、接触抵抗の測定結果への影響を排除するものである。
特公平6−103708号公報
半導体装置と接するステージに電流を流して半導体装置の電気的特性を測定する場合、ステージの抵抗値(ステージ抵抗値)が測定結果に寄与する。このステージ抵抗値は、時間的、場所的に一定ではなくステージ表面の経時劣化、全体的部分的な汚れ、又は表面酸化物の増減等に起因して変動する。ステージ抵抗値の変動により、半導体装置の測定の精度にバラツキが生じることがあった。
特許文献1に開示の技術は4探針法を用いるので、測定器の構造や評価工程が複雑になる問題があった。また、特許文献1に開示の技術では、微小なパワー半導体素子が多数形成された半導体装置を測定する場合に、ステージを細かく分割する必要があるので測定器の構造が複雑化する問題もあった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、簡易な方法で、ステージ抵抗値の影響を排除した測定結果を得ることができる半導体装置の測定方法と測定器を提供することを目的とする。
本願の発明に係る半導体装置の測定方法は、ステージの上面の所定位置から該ステージ
に取り付けられた接続部までの抵抗値であるステージ抵抗値を取得し、該ステージ抵抗値
を評価部へ伝送する工程と、該ステージの上面に半導体装置の裏面を接触させ、該半導体
装置の上面にプローブをあてる工程と、該評価部が、該プローブから該半導体装置、該ス
テージ、及び該接続部を経由して該評価部に至る経路に電流を流して該半導体装置の測定
結果を取得する工程と、該評価部が、該ステージ抵抗値の該測定結果への影響を排除する
ように該測定結果を修正した修正測定結果を演算する工程と、を備え、該ステージ抵抗値は、該ステージの上面上の異なる位置で複数取得し、該測定結果は、該ステージの上面上の異なる位置で複数取得し、該修正測定結果の演算は、該測定結果の得られた該ステージ上の位置における該ステージ抵抗値を用いて行うことを特徴とする。
本願の発明に係る測定器は、プローブカードに固定されたプローブと、導電材で形成されたステージと、該ステージに取り付けされた接続部と、該プローブ及び該接続部と接続され、該ステージの上面の所定位置から該接続部までの抵抗値であるステージ抵抗値を取得する評価部と、を備える。そして、該評価部は、該プローブから、該ステージの上面にのせられた半導体装置、該ステージ、及び該接続部を経由する経路に電流を流して得られた測定結果を、該ステージ抵抗値の影響を排除するように修正し、該ステージに取り付けられた端子と、該端子と該評価部を接続する信号線と、を備え、該評価部は、該端子と該接続部の間に電流を流して該ステージ抵抗値を取得することを特徴とする。
本発明によれば、簡易な方法で、ステージ抵抗値の影響を排除した測定結果を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る測定器を示す図である。 図1に示すステージの平面図である。 ステージ抵抗値を測定することを示す図である。 図3の場合とは別の位置でステージ抵抗値を測定することを示す図である。 半導体装置の電気的特性を測定することを示す図である。 図5の場合とは別の位置で半導体装置の電気的特性を測定することを示す図である。 本発明の実施の形態2に係る測定器を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る測定器を示す図である。 図8の平面図である。 本発明の実施の形態4に係る測定器を示す図である。 図10のステージとその周辺の平面図である。 本発明の実施の形態4に係る半導体装置の測定方法を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る測定器を示す図である。測定器10は、プローブカード12を備えている。プローブカード12の下面にはプローブ14が固定されている。プローブ14は、大電流に対応できるようにプローブカード12に複数固定されている。複数のプローブ14のそれぞれに流れる電流が略一致するようにしておくことが好ましい。プローブカード12の上面にはプローブカード接続部16が取り付けられている。プローブカード接続部16はプローブ14と電気的に接続されている。
プローブカード12の下方には導電材で形成されたステージ18がある。ステージ18は平坦な上面18aを有している。上面18aは半導体装置20を搭載する部分である。半導体装置20は、上面と下面の間で電流を流す縦型構造を有する限り特に限定されないが、例えば複数のIGBTが形成された半導体ウエハである。
ステージ18の側面には接続部22が取り付けられている。ステージ18の上面18aと接続部22の間には不可避的に一定のステージ抵抗値を有するステージ抵抗24が生じる。このステージ抵抗24は、例えばステージ18の上面18aの経時劣化、汚れ、又は表面酸化物などで生じるものである。図2は、図1に示すステージの平面図である。ステージ18の上面18aには溝18bが形成されている。溝18bの内壁には半導体装置を真空吸着するための穴である吸着口18cが形成されている。
図1の説明に戻る。接続部22には信号線26を介して評価部28が接続されている。評価部28は半導体装置の測定や測定結果の修正などを行う。評価部28は、信号線30、プローブカード接続部16、及びプローブカード12を介してプローブ14と接続されている。
評価部28は、保存部28a、測定部28b、演算部28c、及び出力部28dを備えている。保存部28aは、ステージ18の抵抗値に関する情報を保存する部分である。測定部28bは半導体装置の電気的特性を測定する部分である。演算部28cは測定結果を修正する部分である。出力部28dは、修正した測定結果を出力する部分である。
測定器10を用いた半導体装置の測定方法について説明する。まず、ステージ18の上面18aの所定位置から接続部22までの抵抗値であるステージ抵抗値を取得する。図3は、ステージ抵抗値を測定することを示す図である。まずアーム50でプローブカード12を保持しつつ移動させてプローブ14をステージ18の上面18aにあてる。そして、プローブ14と接続部22の間で電流を流してステージ抵抗値を取得する。
図4は、図3の場合とは別の位置でステージ抵抗値を測定することを示す図である。このように、ステージ抵抗値はステージ18の上面18aの異なる位置で複数取得する。取得したステージ抵抗値と、そのステージ抵抗値を取得した座標の情報を保存部28aに保存する。
次いで、半導体装置の電気的特性を測定する。図5は、半導体装置の電気的特性を測定することを示す図である。ステージ18の上面18aに半導体装置20の裏面を接触させ、半導体装置20の上面にプローブ14をあてる。プローブ14は、上述したステージ抵抗値を測定した「所定位置」の直上の半導体装置20の上面にあてる。この状態で評価部28がプローブ14から半導体装置20、ステージ18、及び接続部22を経由して評価部28に至る経路に電流を流して半導体装置20の電気的特性の測定結果を取得する。この測定は測定部28bにより実施する。測定結果は、例えば比較的大きな電流を印加する測定項目であるVF(順電圧)やVCEsat(飽和電圧)などに関するものである。
図6は、図5の場合とは別の位置で半導体装置の電気的特性を測定することを示す図である。ここでは、図4においてステージ抵抗を測定した場所の直上における半導体装置にプローブ14をあてる。このように測定結果は、ステージ18の上面18a上の異なる位置で複数取得する。すべての測定結果は測定結果が取得された座標の情報と関連付けられている。そして、その座標は前述のステージ抵抗値を測定した場所を示す座標と対応している。
次いで、評価部28で測定結果を修正する。具体的には、評価部28の中の演算部28cが、ステージ抵抗値の測定結果への影響を排除するように測定結果を修正した修正測定結果を演算(算出)する。修正測定結果の演算は、測定結果の得られたステージ18上の位置におけるステージ抵抗値を用いて行う。修正測定結果は以下の数式1により算出する。
修正測定結果=測定結果−(ステージ抵抗値×バイアス電流)・・・数式1
数式1に基づく修正測定結果の演算では、「ステージ抵抗値」を取得した場所の座標と「測定結果」を取得した場所の座標が一致する。このような修正測定結果の算出は、ステージ抵抗値を測定した場所ごとに実施する。最後に、評価部28の出力部28dが、修正測定結果を外部に出力する。
本発明の実施の形態1に係る測定器10を用いた半導体装置の測定方法によれば、ステージ抵抗値の影響を排除した測定結果である修正測定結果を得ることができる。従って、半導体装置の測定結果は実際の半導体装置の電気的特性を反映したものとなる。また、ステージ抵抗値をステージ18上の異なる場所で複数取得し、測定結果を得たステージ上の場所におけるステージ抵抗値を用いて測定結果を修正する。よって、ステージ18内におけるステージ抵抗値のばらつきによる修正測定結果への影響を排除できる。
本発明の実施の形態1ではステージ抵抗値を複数取得したが本発明はこれに限定されない。ステージ抵抗値がステージ18の上面18aの位置に依存しないときは、1つのステージ抵抗値をすべての測定結果に対して用いたり、少数の測定点で得られたステージ抵抗値を用いたり、複数のステージ抵抗値の平均値を用いたりしてもよい。
その他、様々な変形が可能である。例えば、測定結果の取得の後にステージ抵抗値を測定してもよい。接続部22はステージ18の側面以外に取り付けてもよい。ステージ18は真空吸着に限らず、静電吸着で半導体装置を保持してもよい。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る半導体装置の測定方法、及び測定器は、実施の形態1との共通点が多いので実施の形態1との相違点を中心に説明する。図7は、本発明の実施の形態2に係る測定器を示す図である。プローブカード12には抵抗測定用プローブ60が取り付けられている。本発明の実施の形態2に係る測定器は、抵抗測定用プローブ60を用いてステージ抵抗値を測定することを特徴とする。
抵抗測定用プローブ60はプローブ14と比較してステージ18方向に長く伸びるように形成されている。また、抵抗測定用プローブ60はプローブカード12から取り外し可能となっている。ステージ抵抗値は、抵抗測定用プローブ60をステージ18の上面18aにあてて、抵抗測定用プローブ60と接続部22の間に電流を流して取得する。そして、半導体装置の電気的特性を取得するときは、抵抗測定用プローブ60をプローブカード12から外し、プローブ14を半導体装置の上面にあてる。
ステージ抵抗値を測定する際には抵抗測定用プローブ60を用い、半導体装置を測定する際にはプローブ14を用いることで、抵抗測定用プローブ60はステージ抵抗値を測定するために最適化でき、プローブ14は半導体装置を測定するために最適化できる。例えば、抵抗測定用プローブ60の先端をステージ18と面接触可能な形状としつつ、プローブ14は先端が尖った形状とすることができる。また、抵抗測定用プローブ60を硬い材料で形成してステージ18との接触で変形しないようにしつつ、プローブ14を比較的やわらかい材料で形成して半導体装置へのダメージを防止することができる。また、プローブ14をステージ18にあてる必要がなくなるので、プローブ14の寿命をのばすことができる。
本発明の実施の形態2では、抵抗測定用プローブ60はプローブカード12から取り外し可能としたが、例えば抵抗測定用プローブ60を折りたたみ可能としてもよい。この場合、半導体装置の電気的特性を取得するときは、抵抗測定用プローブ60を折りたたみ、プローブ14を半導体装置の上面にあてる。その他、少なくとも実施の形態1に係る半導体装置の測定方法、及び測定器と同程度の変形が可能である。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係る半導体装置の測定方法、及び測定器は、実施の形態1との共通点が多いので実施の形態1との相違点を中心に説明する。図8は、本発明の実施の形態3に係る測定器を示す図である。ステージ18の側面には端子70aが取り付けられている。本発明の実施の形態3に係る測定器は、ステージ18に取り付けられた端子を用いてステージ抵抗値を測定することを特徴とする。
図9は、図8の平面図である。ステージ18の側面には端子70a、70b、70cが取り付けられている。端子70a、70b、70cは信号線により評価部28と電気的に接続されている。図9に破線で示すように半導体装置20を第1領域20a、第2領域20b、及び第3領域20cに分割した場合、端子70aは第1領域20a近傍に位置し、端子70bは第2領域20b近傍に位置し、端子70cは第3領域20c近傍に位置する。
ステージ抵抗値の決定方法について説明する。まず、端子70aと接続部22の間の抵抗値(第1抵抗値という)、端子70bと接続部22の間の抵抗値(第2抵抗値という)、及び端子70cと接続部22の間の抵抗値(第3抵抗値という)を測定する。
そして、第1抵抗値は、半導体装置20の第1領域20aにプローブをあてて得られた測定結果に対するステージ抵抗値として利用する。第2抵抗値は、半導体装置20の第2領域20bにプローブをあてて得られた測定結果に対するステージ抵抗値として利用する。第3抵抗値は、半導体装置20の第3領域20cにプローブをあてて得られた測定結果に対するステージ抵抗値として利用する。このように、ステージ18に取り付けられた端子70a、70b、70cと接続部22の間に電流を流して取得する抵抗値をステージ抵抗値として用いる。なお、このようにして修正測定結果を演算することを「分割演算」という。
本発明の実施の形態3に係る測定器と半導体装置の測定方法によれば、ステージ18の側面に取り付けられた端子70a、70b、70cを用いることで半導体装置の電気的特性の測定時に半導体装置をステージに設置した状態でステージ抵抗値を測定できる。よって、実施の形態1の半導体装置の測定方法と比較して工程を簡略化しつつ測定を短時間で行うことができる。
ステージ抵抗値の決定方法は上述の方法に限定されない。前述の分割演算は第1−第3抵抗値がばらついている場合(例えば最大値が最小値の2倍以上となる場合)に用いることが好ましい。ステージ抵抗値がステージ位置によってばらついているときには、端子の数を増やして半導体装置の領域を細分化することで、精度の高い修正測定結果を得ることができる。
他方で、第1−第3抵抗値のばらつきが小さい場合は、処理を簡素化するために例えば3つの測定された抵抗値を平均した値をステージ抵抗値としてもよい。
端子70a、70b、70cの取り付け位置はステージ18の側面に限定されない。例えば、半導体装置と接触しないようにステージ18の上面18aに取り付けてもよい。その他、少なくとも実施の形態1に係る半導体装置の測定方法、及び測定器と同程度の変形が可能である。
実施の形態4.
本発明の実施の形態4に係る半導体装置の測定方法、及び測定器は、実施の形態1との共通点が多いので実施の形態1との相違点を中心に説明する。図10は、本発明の実施の形態4に係る測定器を示す図である。ステージ18の側面には温度センサー80が取り付けられている。本発明の実施の形態4に係る測定器は、温度センサー80で得たステージ18の温度を利用してステージ抵抗値を修正することを特徴とする。
図11は、図10のステージとその周辺の平面図である。温度センサー80は、ステージ18の側面の温度を測定できる位置に取り付けられている。以後、本発明の実施の形態4に係る半導体装置の測定方法について説明する。図12は、本発明の実施の形態4に係る半導体装置の測定方法を示すフローチャートである。まず、ステージ18が第1温度のときにステージ抵抗値を測定する。また、温度センサー80で第1温度のステージの温度を測定する(ステップ90)。そしてステージ抵抗値と、そのステージ抵抗値を取得した座標情報と、温度センサー80で測定した第1温度の情報を保存部28aに保存する。なお、第1温度は例えば室温である。
次いで、ステージ18を加熱又は冷却してステージ18を第1温度と異なる第2温度とした状態で測定結果(半導体装置の電気的特性の測定結果)を取得する。また、温度センサー80で第2温度のステージの温度を測定する(ステップ92)。測定結果は、測定結果を取得した場所の座標の情報、及び温度センサー80で測定した第2温度の情報とともに評価部28へ伝送する。
次いで、評価部28は、ステージ18の温度を第1温度から第2温度へ変化させたときのステージ抵抗値の変化分を算出する。この変化分は演算によって求めてもよいし、あらかじめ評価部28の保存部28aに保存したテーブルを参照して求めてもよい。テーブルは、例えばステージ18の経時劣化前における「温度に対する抵抗値の変化分」を示すものである。
次いで、評価部28はこの変化分をステップ90で取得したステージ抵抗値に付加したステージ抵抗値を生成する(ステップ94)。具体的には、以下の数式2により算出する。
ステージ抵抗値=第1温度におけるステージ抵抗値+変化分・・・数式2
このステージ抵抗値は、測定結果が得られた場所ごとに生成する。次いで、ステップ94で生成したステージ抵抗値を利用して修正測定結果を算出する(ステップ96)。
本発明の実施の形態4に係る半導体装置の測定方法と測定器によれば、高温又は低温で半導体装置を測定した場合において、当該測定時の温度を反映したステージ抵抗値により測定結果を修正できる。よって、高温又は低温で得られた測定結果に対してステージ抵抗値の影響を排除した修正測定結果を得ることができる。なお、本発明の実施の形態4に係る半導体装置の測定方法、及び測定器は、少なくとも実施の形態1に係る半導体装置の測定方法、及び測定器と同程度の変形が可能である。
10 測定器、 12 プローブカード、 14 プローブ、 16 プローブカード接続部、 18 ステージ、 18a 上面、 18b 溝、 18c 吸着口、 20 半導体装置、 20a 第1領域、 20b 第2領域、 20c 第3領域、 22 接続部、 24 ステージ抵抗、 26 信号線、 28 評価部、 28a 保存部、 28b 測定部、 28c 演算部、 28d 出力部、 30 信号線、 50 アーム、 60 抵抗測定用プローブ、 70a,70b,70c 端子、 80 温度センサー

Claims (9)

  1. ステージの上面の所定位置から前記ステージに取り付けられた接続部までの抵抗値であるステージ抵抗値を取得し、前記ステージ抵抗値を評価部へ伝送する工程と、
    前記ステージの上面に半導体装置の裏面を接触させ、前記半導体装置の上面にプローブをあてる工程と、
    前記評価部が、前記プローブから前記半導体装置、前記ステージ、及び前記接続部を経由して前記評価部に至る経路に電流を流して前記半導体装置の測定結果を取得する工程と、
    前記評価部が、前記ステージ抵抗値の前記測定結果への影響を排除するように前記測定結果を修正した修正測定結果を演算する工程と、を備え
    前記ステージ抵抗値は、前記ステージの上面上の異なる位置で複数取得し、
    前記測定結果は、前記ステージの上面上の異なる位置で複数取得し、
    前記修正測定結果の演算は、前記測定結果の得られた前記ステージ上の位置における前記ステージ抵抗値を用いて行うことを特徴とする半導体装置の測定方法。
  2. 前記プローブを前記半導体装置の上面にあてる位置は、前記所定位置の直上であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の測定方法。
  3. 前記ステージ抵抗値は、前記プローブを前記ステージにあてて、前記プローブと前記接続部の間に電流を流して取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の測定方法。
  4. 前記ステージ抵抗値は、抵抗測定用プローブを前記ステージにあてて、前記抵抗測定用プローブと前記接続部の間に電流を流して取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の測定方法。
  5. 前記ステージ抵抗値は、前記ステージに取り付けられた端子と前記接続部の間に電流を流して取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の測定方法。
  6. 前記ステージ抵抗値は前記ステージが第1温度のときに測定し、
    前記測定結果は、前記ステージを前記第1温度と異なる第2温度とした状態で取得し、
    前記評価部は、前記ステージの温度を前記第1温度から前記第2温度へ変化させたときの前記ステージ抵抗値の変化分を、前記ステージ抵抗値に付加したステージ抵抗値を生成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の半導体装置の測定方法。
  7. ステージの上面の所定位置から前記ステージに取り付けられた接続部までの抵抗値であるステージ抵抗値を取得し、前記ステージ抵抗値を評価部へ伝送する工程と、
    前記ステージの上面に半導体装置の裏面を接触させ、前記半導体装置の上面にプローブをあてる工程と、
    前記評価部が、前記プローブから前記半導体装置、前記ステージ、及び前記接続部を経由して前記評価部に至る経路に電流を流して前記半導体装置の測定結果を取得する工程と、
    前記評価部が、前記ステージ抵抗値の前記測定結果への影響を排除するように前記測定結果を修正した修正測定結果を演算する工程と、を備え、
    前記ステージ抵抗値は、前記プローブを前記ステージにあてて、前記プローブと前記接続部の間に電流を流して取得することを特徴とする半導体装置の測定方法。
  8. プローブカードに固定されたプローブと、
    導電材で形成されたステージと、
    前記ステージに取り付けされた接続部と、
    前記プローブ及び前記接続部と接続され、前記ステージの上面の所定位置から前記接続部までの抵抗値であるステージ抵抗値を取得する評価部と、を備え、
    前記評価部は、前記プローブから、前記ステージの上面にのせられた半導体装置、前記ステージ、及び前記接続部を経由する経路に電流を流して得られた測定結果を、前記ステージ抵抗値の影響を排除するように修正し、
    前記プローブカードに取り付けられた抵抗測定用プローブを備え、
    前記抵抗測定用プローブの先端は前記ステージと面接触可能な形状であり、
    前記抵抗測定用プローブは、前記プローブカードから取り外し可能又は折りたたみ可能となっていることを特徴とする測定器。
  9. プローブカードに固定されたプローブと、
    導電材で形成されたステージと、
    前記ステージに取り付けされた接続部と、
    前記プローブ及び前記接続部と接続され、前記ステージの上面の所定位置から前記接続部までの抵抗値であるステージ抵抗値を取得する評価部と、を備え、
    前記評価部は、前記プローブから、前記ステージの上面にのせられた半導体装置、前記ステージ、及び前記接続部を経由する経路に電流を流して得られた測定結果を、前記ステージ抵抗値の影響を排除するように修正し、
    前記ステージに取り付けられた端子と、
    前記端子と前記評価部を接続する信号線と、を備え、
    前記評価部は、前記端子と前記接続部の間に電流を流して前記ステージ抵抗値を取得することを特徴とする測定器。
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