JP5928152B2 - 自動車のバッテリの温調装置 - Google Patents

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Description

この発明は、バッテリと外部接続コネクタとを備える自動車のバッテリの温調装置に関する。
従来、電気自動車(EV)や、レンジエクステンダ(補助発電エンジン付きEV)、プラグインハイブリッド車、電動ゴミ圧縮機を搭載したゴミ収集車等には、大容量のバッテリが搭載されているが、このような車両においては、以下に述べるような問題があった。
具体的には、急速充電を行うと、バッテリの温度上昇が著しくなり、結果として、バッテリの性能を低下させるという問題があった。特に、バッテリは、充電末期において著しく温度上昇する傾向があることから、急速充電時には、充電率を増加させることが難しかった。
また、近年では、大容量のバッテリを搭載した車両と家庭等との間で電力融通を行う利用形態(いわゆるスマートグリッド)が提案されているが、バッテリは、過冷却時に電圧が低下する等して出力が低下するという問題がある。特に、車両走行中では、バッテリが頻繁に充放電されるため、過冷却になりにくいが、スマートグリッドの用途でバッテリを使用する際には、必然的に停車時となるため、厳冬時等には過冷却になり易い。従って、上述したスマートグリッドを実現するには、過冷却時における対策が必要とされている。
ところで、下記特許文献1には、充電末期にニッケル系電池が温度上昇するという特性を利用して、温度上昇の検知により満充電を判定するものが開示されている。そして、同文献では、ニッケル系電池の充電前、前記電池の温度と外気温度との温度差が所定値を超えている時に、前記電池へ外気を導風するものが開示されている。
しかしながら、下記特許文献1は、あくまでも、外気温度の影響を受けずに、正確にニッケル系電池の満充電判定を行えるようにすべく、前記電池の温度と外気温度とを平衡化するものであり、前記電池の過冷却を防止することはできない。また、猛暑の時や、熱せられたガレージ内等、車両周辺の外気温度が高い場合は、効果的に電池を冷却できないという問題がある。
また、下記特許文献2には、車載パワートレインの暖気を促進するために、家庭熱源を利用した住宅温水回路を設け、エンジンを始動する前に、エンジン冷却水循環回路と住宅温水回路とを接続してエンジン冷却水循環回路に熱を取り込むようにしたものが開示されている。
しかしながら、下記特許文献2の場合、家庭側の熱源の熱エネルギを消費してしまうという問題があった。また、一般家庭や小規模店舗等では、冷却設備がないため、冷却を行うことができないという問題もある。さらに、水(温水)を扱うホースに電気接続用コネクタを併設するため、高度な漏電対策が必要になる。
また、下記特許文献3には、車載空調装置をバッテリの充電時に外部交流電源(外部動力)で駆動させるようにしたものが開示されている。
しかしながら、下記特許文献3では、夏の猛暑の時や、熱せられたガレージ内等、車両周辺の外気温度が高い場合の冷却時、およ厳冬期の加熱時には非効率になるという問題があった。特に、外気温度が高い場合の冷却時には、余分な電力が消費されることから、極めて非効率となる。また、この場合、空調装置用とバッテリ充電用の配線が必要となるため、ハーネスが太くなり、高コスト化するという問題もあり、このような点からも、余分な電力を消費したくないというニーズが高まっている。
特開2000−228226号公報 特開2009−68475号公報 特開2001−219733号公報
この発明は、バッテリの温調のためだけに空調エネルギを消費することなく、送風エネルギのみで効率的に温調することができる自動車のバッテリの温調装置を提供することを目的とする。
この発明による自動車のバッテリの温調装置は、バッテリと外部接続コネクタとを備える自動車において、外部動力により前記バッテリの周囲に外部空気を導風する導風路が前記外部接続コネクタと一体または隣接して設けられ、車室内または空調装置から導風して前記バッテリを調温する車両側送風路が設けられ、該車両側送風路に前記導風路が接続され、前記車両側送風路の前記導風路との接続部位よりも下流に、ファンが設けられると共に、該ファンの上流にて前記車両側送風路から分岐する分岐送風路が設けられたものである(図8参照)。
この構成によれば、温度上昇が著しい急速充電時であっても、外部空気を利用してバッテリを温調することができる。このため、バッテリの温調のためだけに空調エネルギを消費することなく、送風エネルギのみで効率的にバッテリを温調することができる。
また、車室内または空調装置から導風して前記バッテリを調温する車両側送風路が設けられ、該車両側送風路に前記導風路が接続されたものであって、バッテリを温調するために元々設けられた既存の車両側送風路と導風路とを共用することができる。このため、部品点数の削減を図れると共に、送風路、導風路の配設スペースの大型化を抑制することができる。
しかも、前記車両側送風路の前記導風路との接続部位よりも下流に、ファンが設けられると共に、該ファンの上流にて前記車両側送風路から分岐する分岐送風路が設けられたものである。これにより、導風路との接続部位よりも下流にファンが設けられた場合であっても、分岐送風路を設けることで、外部空気をファンを通ることなく導風する導風経路を設定することが可能になる。これにより、外部空気をバッテリに導風する際、ファンによる空気抵抗を低減することができ、送風効率の向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、前記車両側送風路に、導風対象を車室側と前記導風路側とに選択可能な弁が設けられたものである。
この構成によれば、例えば、外部空気が導風路から車両側送風路を介して車室内に漏れたり、逆に、車室または空調装置から導風される空気が、車両側送風路から導風路を介して車外に漏れたりする不都合を防止できる。つまり、この場合、車両側送風路と導風路との間の空気漏れを防止することでき、その結果、バッテリの温調効率向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、前記外部空気を車室内に放出した後、前記バッテリに導風する導風経路が設定されたものである。
この構成によれば、導風経路の一部が車室によって形成されるため、導風経路のレイアウトの自由度を向上させることができると共に、屋内空気を利用して車室の空調を行うこともできる。
この発明の一実施態様においては、前記バッテリに送風する車載ファンと、該車載ファンを前記コネクタ接続時に前記外部動力により駆動する駆動手段が設けられたものである。
この構成によれば、バッテリの電力消費を伴うことなく、バッテリに空気を導風することができる。
この発明の一実施態様においては、前記外部空気は、屋内空気であるものである。
この構成によれば、別途空調装置を設けなくても、特に、夏冬において外気よりも適切にバッテリを温調することができる。
この発明の一実施態様においては、前記外部空気は、屋内排気であるものである。
この構成によれば、家屋等の施設側の既存の排気エネルギを利用することができるため、送風手段や温調エネルギの低減を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、前記外部空気は、床下または地下を通る空気であるものである。
この構成によれば、地下を通る際の熱交換によって適温にされた空気を利用するため、温調エネルギの低減を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、所定場所での前記外部空気の温度を検知する温度検知手段と、該温度検知手段の検知結果に基づいて、前記外部空気が適温で無いと判定した場合、導風を禁止する導風禁止手段とが、車両側、前記外部動力側の少なくとも一方に設けられたものである。
この構成によれば、車室内の空気が適温であるにも関わらず、外部空気を導風した結果、バッテリの温調にとって逆効果になるといった不都合を回避することができる。
この発明によれば、温度上昇が著しい急速充電時であっても、外部空気を利用してバッテリを温調することができる。このため、バッテリの温調のためだけに空調エネルギを消費することなく、送風エネルギのみで効率的にバッテリを温調することができる。
本発明の第1実施形態に係る自動車のバッテリの温調装置を示す概念図。 車両側のシステムブロック図。 車両側と家屋側との接続を説明するための概念斜視図。 コネクタ内部の構造を示す側面図。 図4の正面図。 バッテリの充放電制御および温調制御を示すフローチャート。 本発明の第2実施形態に係る自動車のバッテリの温調装置を示す概念図。 本発明の第3実施形態に係る自動車のバッテリの温調装置を示す概念図。 本発明の第4実施形態に係る自動車のバッテリの温調装置を示す概念図。 本発明の第5実施形態に係るバッテリの充放電制御および温調制御を示すフローチャート。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。
(第1実施形態)
まず、図1〜図6に示す第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る自動車のバッテリの温調装置を示す概念図であり、図2は、車両側のシステムブロック図である。また、図3は、車両側と家屋側との接続を説明するための概念斜視図であり、図4は、コネクタ内部の構造を示す側面図、図5は、同車両側コネクタを示す要部拡大側面図である。
本実施形態に係る車両Vには、図1に示すように、車体のフロア2の下方にバッテリ3が配設されている。そして、このバッテリ3は、図1〜図3に示すように、車両V内に配索されたハーネス4を介して後述する外部接続コネクタ5に接続されている。
また、車両Vは、車室6を空調するための空調風を生成する車載空調装置7と、該車載空調装置7で生成した空調風を車室6に導風するための空調風ダクト8とを備えている。
また、車両Vは、車室6に向かって開口する吸気口9aを有することにより、車室6または車載空調装置7から導風してバッテリ3を温調することが可能な車室空気吸入ダクト9と、外部接続コネクタ5と一体または隣接して設けられ、後述する送風コネクタ10から取り込んだ外部空気をバッテリ3の収容空間に導風することが可能な外気吸入ダクト11と、バッテリ3の収容空間に導風された空気を排気する排気口12とを備えている。本実施形態では、車室6または車載空調装置7から導風してバッテリ3を温調する車両側送風路が、車室6と、空調風ダクト8と、車室空気吸入ダクト9とにより形成されている。
そして、車室空気吸入ダクト9には、車室6内の空気をバッテリ3に送風する送風ファン13が配設されると共に、導風対象を車室空気吸入ダクト9と、外気吸入ダクト11とに選択可能な流路切り替えバルブ14が配設されている。本実施形態では、送風ファン13が、車両側送風路において、外気吸入ダクト11との接続部位よりも上流に配設されている。
また、車両Vは、図2に示すように、車室6内に、車室内温度を検知する車室内温度検知装置15を備えると共に、外気吸入ダクト11には、外部空気の温度を検知する吸気温度検知装置16を備えている。
また、バッテリ3には、バッテリ3の充放電を制御するバッテリ制御装置17と、バッテリ3の温度検知するバッテリ温度検知装置18と、バッテリ3の電圧を検知するバッテリ電圧検知装置19とを備えている。
また、上述した外部接続コネクタ5および送風コネクタ10には、後述する家屋側装置通信用I/O20と、電源接続検知装置21と、ダクト接続検知装置22とを備えている。
そして、車両Vは、これに搭載された各種機器を制御するECU23を備えている。このECU23は、上述した車室内温度検知装置15、吸気温度検知装置16バッテリ温度検知装置17、バッテリ電圧検知装置18、家屋側装置通信用I/O20、電源接続検知装置21、ダクト接続検知装置22から出力される各種信号が入力可能であると共に、送風ファン13、流路切り替えバルブ14、およびバッテリ制御装置17に適宜作動信号を出力して、送風ファン13、流路切り替えバルブ14の駆動、およバッテリ3の充放電を制御可能にしている。
ところで、本実施形態に係る家屋Hは、その室内が図示しない空調装置によって24時間常時空調されているものであり、室内の人間にとって常時適温となっている。そして、家屋Hは、外部動力としての外部電源30と、この外部電源30により駆動し、空調された室内空気を屋外に排出する換気扇31と、屋内温度を検知する屋内温度検知装置32とを備えている。
また、本実施形態では、家屋Hが車両Vとの間で電力融通を行うことが可能となっており、外部接続コネクタ5と外部電源30とを、図1、図3〜図5に示す充放電用ハーネス40を介して接続することにより、バッテリ3の充放電を行ったり、送風ファン13を駆動させたりすることが可能であると共に、バッテリ3から放電される電力を家屋H側に供給することも可能になっている。
充放電用ハーネス40は、図3に示すように、外部電源30と接続するためのプラグ40aを家屋H側端部に有する一方、図5に示すように、外部接続コネクタ5と接続するためのプラグ40bを車両V側に有している。これにより、充放電用ハーネス40は、車両Vと家屋Hとの間で動力(電力)を入出力するための動力線として機能する。
さらに、充放電用ハーネス40は、図示を省略するが、車両Vと家屋Hとの接続時に、屋内温度検知装置32の温度検知信号を家屋側装置通信用I/O20に出力する信号線を内蔵している。これにより、充放電用ハーネス40は、信号線としても機能し、この充放電用ハーネス40によって前記温度検知信号が家屋側装置通信用I/O20を介してECU23に入力可能になっている。
また、充放電用ハーネス40の車両V側端部には、プラグ40bと共に、外部接続コネクタ5との接続時に、該外部接続コネクタ5側に形成された凹部(図示せず)と嵌合して接続状態をロックするロック爪40c(図4参照)が配設されている。
ところで、バッテリ3にとっての適温は、一般的に、人間にとっての適温と略同じであることが知られている。そこで、本実施形態では、送風コネクタ10と換気扇31とを、図1、図3〜図5に示す送風ホース41を介して接続することにより、人間のために空調された家屋H内の屋内空気を車両Vの外気吸入ダクト11を介してバッテリ3の収容空間に導風することが可能になっている。
送風ホース41は、図4、図5に示すように、その車両V側端部の開口周縁部に環状のシール部材41aが取付けられており、このシール部材41aによって、送風コネクタ10と送風ホース41との間から屋内空気が漏れることを防止している。
また、充放電用ハーネス40と送風ホース41とは、その車両V側がコネクタ42により一体化されており、このコネクタ42には、充放電用ハーネス40の端部に配設されたロック爪40cを操作するための操作レバー43が配設されている。
このような構成により、バッテリ3の充放電を行う際には、充放電用ハーネス40のプラグ40a、送風ホース41の家屋H側端部をそれぞれ外部電源30、換気扇31に接続すると共に、車両V側端部のコネクタ42を、車両Vの外壁に配設した外部接続コネクタ5、送風コネクタ10に接続する。この時、外部接続コネクタ5、送風コネクタ10にコネクタ42を押し込むことで、外部接続コネクタ5とプラグ40bとが接続されると同時に、送風コネクタ10と送風ホース41の車両V側端部とが接続されるようになっている。この時、それぞれの接続状態は、上述したロック爪40cと前記凹部との嵌合によりロックされることになる。
ここで、上述した電源接続検知装置21は、外部接続コネクタ5と充放電用ハーネス40(外部電源30)との接続を検知するものであり、ダクト接続検知装置22は、送風コネクタ10と送風ホース41の車両V側端部との接続を検知するものである。
次に、図6に示すフローチャートとに、バッテリ3の充放電制御および温調制御について説明する。
先ず、ステップS1において、ECU23は、電源接続検知装置21からの検知信号に基づいて、外部接続コネクタ5と充放電用ハーネス40(外部電源30)とが接続されたか否かを判定する。ここで、両者が接続されたと判定すれば(ステップS1:YES)、ステップS2に移行し、両者が接続されていないと判定すれば(ステップS1:NO)、両者が接続されたと判定するまでステップS1の処理を繰り返す。
次に、ステップS2では、ECU23が、バッテリ制御装置17に所定の作動信号を出力してバッテリ3の充放電を開始させる。そして、ステップS3では、バッテリ温度検知装置18からの検知信号に基づいて、バッテリ3の収容空間の温度がバッテリ3の充放電にとって適温であるか否かを判定する。ここで、前記温度が適温であれば(ステップS3:YES)、ステップS4に移行し、バッテリ制御装置17による充放電制御を実行する。一方、前記温度が適温でなければ(ステップS3:NO)、ステップS5に移行する。
ステップS5では、ECU23が、ダクト接続検知装置22からの検知信号に基づいて、送風コネクタ10と送風ホース41とが接続されたか否かを判定する。ここで、両者が接続されたと判定すれば(ステップS5:YES)、ステップS6に移行し、吸気温度検知装置16からの検知信号に基づいて、送風ホース41を介して送風される屋内空気がバッテリ3の充放電にとって適温であるか否かを判定する。そして、前記温度が適温であれば(ステップS6:YES)、ステップS7に移行する。
ステップS7では、ECU23が、流路切り替えバルブ14を図1中実線で示す位置に切り替えて、外気吸入ダクト11側に開き、ステップS4に移行する。ここでは、送風ホース41を介して送風される屋内空気がバッテリ3の収容空間に導風される。
一方、ステップS5において、両者が接続されていないと判定するか(ステップS5:NO)、または、ステップS6において、屋内空気が適温でないと判定した場合(ステップS6:NO)には、ステップS8に移行し、ECU23は、車室6内の温度が、バッテリ3の充放電にとって適温であるか否かを判定する。ここで、前記温度が適温であれば(ステップS8:YES)、ステップS9に移行する。
ステップS9では、ECU23が、送風ファン13を外部電源30で駆動させると共に、流路切り替えバルブ14を図1中二点鎖線で示す位置に切り替えて、車室空気吸入ダクト9側に開き、ステップS4に移行する。ここでは、流路切り替えバルブ14を車室空気吸入ダクト9側に開くことにより、屋内空気の導風が禁止され、車室6内の空気が、車室空気吸入ダクト9を介してバッテリ3の収容空間に導風される。
また、ステップS8において、車室6内の温度が適温でないと判定した場合(ステップS8:NO)には、ステップS10に移行する。ステップS10では、ECU23が、車載空調装置7を駆動させ、車室内温度を制御する。そして、車室内温度が適温になるまでステップS8、S10の処理を繰り返す。この場合、ステップS9では、車載空調装置7の空気が、車室空気吸入ダクト9を介してバッテリ3の収容空間に導風される。
このように、本実施形態では、外部電源30(換気扇31)によりバッテリ3の収容空間に外部空気(屋内空気)を導風する外気吸入ダクト11を外部接続コネクタ5と一体または隣接して設けたことにより、温度上昇が著しい急速充電時であっても、外部空気を利用してバッテリ3を温調することができる。このため、バッテリ3の温調のためだけに空調エネルギを消費することなく、送風エネルギのみで効率的にバッテリ3を温調することができる。
また、車室6内または車載空調装置7から導風してバッテリ3を温調する車両側送風路に外気吸入ダクト11を接続したことにより、バッテリ3を温調するために元々設けられた既存の車両側送風路と外気吸入ダクト11とを共用することができる。このため、部品点数の削減を図れると共に、ダクトの配設スペースの大型化を抑制することができる。
また、導風対象を車室6側と外気吸入ダクト11側とに選択可能な流路切り替えバルブ14を設けたことにより、例えば、屋内空気が外気吸入ダクト11から車室空気吸入ダクト9を介して車室6内に漏れたり、逆に、車載空調装置7または車室6から導風される空気が、車室空気吸入ダクト9から外気吸入ダクト11を介して車外に漏れたりする不都合を防止できる。つまり、この場合、車室空気吸入ダクト9と外気吸入ダクト11との間の空気漏れを防止することでき、その結果、バッテリ3の温調効率向上を図ることができる。
また、車両側送風路において、外気吸入ダクト11との接続部位よりも上流側に送風ファン13を設けたことにより、屋内空気をバッテリ3に導風する際、送風ファン13による空気抵抗を低減することができる。このため、送風効率の向上を図ることができる。
また、バッテリ3を温調する外部空気を屋内空気としたことにより、別途空調装置を設けなくても、特に、夏冬において外気よりも適切にバッテリ3を温調することができる。
また、屋内空気として屋内排気を利用することにより、家屋H側の既存の排気エネルギを利用することができる。このため、送風手段や温調エネルギの低減を図ることができる。
また、所定場所での外部空気(ここでは家屋Hの屋内空気)の温度を検知する屋内温度検知装置32と、屋内空気が適温でない場合に導風を禁止する導風禁止手段(ECU23)とを車両V側に設けたことにより、車室6内の空気が適温であるにも関わらず、屋内空気を導風した結果、バッテリ3の温調にとって逆効果になるといった不都合を回避することができる。
(第2実施形態)
次に、図7に示す第2実施形態について説明する。図7は、本実施形態に係る自動車のバッテリの温調装置を示す概念図である。なお、図7において、上述した先の実施形態と同様の構成要素については、同一の号を付して説明を省略する。
本実施形態では、図7に示すように、先の実施形態の車室空気吸入ダクト9に対応する車室空気吸入ダクト59が直接バッテリ3の収容空間に接続されると共に、車室6内への導風対象を車載空調装置7と、外気吸入ダクト11とに選択可能な流路切り替えバルブ64とが配設され、該流路切り替えバルブ64には、車載空調装置7または外気吸入ダクト11からの空気を車室6内に放出する放出口58が接続されている。
このような構成により、本実施形態では、車両側送風路が、車室6と、車室空気吸入ダクト59とにより形成されており、送風ファン13が、車両側送風路において、外気吸入ダクト11との接続部位よりも下流に配設されている。
そして、流路切り替えバルブ64を図7中実線で示す位置に切り替えて、外気吸入ダクト11側を開くことにより、外気吸入ダクト11により導風された屋内空気を車室6内に放出した後、車室空気吸入ダクト59を介して屋内空気をバッテリ3に導風する導風経路を設定することが可能になっている。この場合、導風経路の一部が車室6によって形成されるため、導風経路のレイアウトの自由度を向上させることができると共に、屋内空気を利用して車室6の空調を行うこともできる。
また、外部接続コネクタ5の接続時には、ECU23が、バッテリ3に送風する送風ファン13を外部電源30で駆動させるようになっている。このように、バッテリ3に送風する送風ファン13を外部接続コネクタ5の接続時に外部電源30により駆動させる駆動手段(ECU23)を設けたことにより、バッテリ3の電力消費を伴うことなく、バッテリ3に空気を導風することができる。
(第3実施形態)
次に、図8に示す第3実施形態について説明する。図8は、本実施形態に係る自動車のバッテリの温調装置を示す概念図である。なお、図8において、上述した先の実施形態と同様の構成要素については、同一の号を付して説明を省略する。
本実施形態では、図7に示す第2実施形態と同様、外気吸入ダクト11からの空気を車室6内に放出する車室導風口58と、車室空気吸入ダクト59と、流路切り替えバルブ64とを備えている。そして、バッテリ3の収容空間と排気口12とを接続する排気ダクト70には、排気ファン71が配設されている。
また、排気ファン71の上流には、車両側送風路(排気ダクト70)から分岐するバイパス送風路72が配設されている。そして、排気ファン71の下流には、導風対象を排気ダクト70と、バイパス送風路72とに選択可能な第2流路切り替えバルブ73が配設されている。
本実施形態では、第2流路切り替えバルブ73を図8中実線で示す位置に切り替えて、バイパス送風路72側を開くことにより、バッテリ3の収容空間から排出される空気(外部空気)を、排気ファン71を通ることなく排気口12に導風する導風経路を設定することが可能になっている。これにより、外部空気をバッテリに導風する際、排気ファン71による空気抵抗を低減することができ、送風効率の向上を図ることができる。
(第4実施形態)
次に、図9に示す第4実施形態について説明する。図9は、本実施形態に係る自動車のバッテリの温調装置を示す概念図である。なお、図9において、上述した先の実施形態と同様の構成要素については、同一の号を付して説明を省略する。
本実施形態では、図9に示すように、地下を通る空気を利用して家屋Hの屋内を空調するシステムを採用しており、この地下を通る空気を利用して空調された屋内空気を外部空気としてバッテリ3の温調を行う。
家屋H側には、地上の空気を吸入してこれを地下で熱交換する地下熱交換ユニット90が配設されている。この地下熱交換ユニット90は、地上の空気を吸入する吸入口91と、吸入した空気を地下で熱交換する熱交換部92と、熱交換された空気を家屋H内に放出する放出口93とを備えている。
一般的に、地下の温度は、地上に比べて温度変化が小さく、しかも、所定の深さ位置では、土中温度が人間にとって適温とされる温度に保たれていることが知られている。本実施形態では、吸入した地上の空気を地下の熱交換部92で熱交換させ、その空気を家屋Hに取り込むことにより、温調エネルギを消費する空調装置を用いなくても、人間にとって適温とされる温度で家屋H内を常時空調することが可能になっている。
一方、車両V側では、先の実施形態の外気吸入ダクト11に対応する外気吸入ダクト111が直接車室6に接続されており、外部空気(屋内空気)を放出口111aから車室6内に放出することができるようになっている。このため、地下を通る空気を利用して空調された屋内空気でバッテリ3を温調すると共に、車室6の空調を行うこともできる。
本実施形態では、上述のように、地下を通る際の熱交換によって適温にされた空気を利用するため、温調エネルギの低減を図ることができる。
なお、上述した地下熱交換ユニット90は、送風以外に温調用のエネルギをほとんど必要としないので、地下熱交換ユニット90から家屋H内を介さずに直接バッテリ3に空気を送風するように導風経路を設定してもよい。
また、ヒートポンプやボイラ等の送風以外にエネルギを使用する空調装置を利用しない空調システムとしては、地下に限らず、例えば、施設(家屋H)の床下を利用したものであってもよい。
(第5実施形態)
次に、図10に示す第5実施形態について説明する。なお、図10に示すフローチャートにおいて、図6に示すフローチャートと同様の処理については、同一の号を付している。
本実施形態では、車両V側のECU23から家屋H側の換気扇31に対し、家屋側装置通信用I/O20および充放電用ハーネス40を介して所定の作動信号を出力することが可能になっており、これによって、換気扇31をECU23により制御可能にしている。
そして、ECU23は、通常時、換気扇31を駆動停止の状態に制御する一方、ステップS6において、前記温度が適温であると判定した場合には(ステップS6:YES)、ステップS17に移行し、換気扇31を前記作動信号の出力によって駆動させるようになっている。
この場合、必要な時にだけ換気扇31を駆動させることができるため、家屋H側の送風エネルギの低減を図ることができる。
(その他の実施形態)
なお、上述した各実施形態では、車両V側のECU23による流路切り替えバルブ14、64の制御により屋内空気の導風を禁止することとしたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、家屋H(外部電源30)側に屋内空気の導風を禁止する手段を配設してもよい。
また、屋内または導風経路に湿度センサを設け、屋内や床下等の外気を導入しようとする場所の湿度が適正範囲であるか否かも検出し、適正範囲に無ければ、その場所からの導風を禁止する手段(例えば、弁の閉止や別の場所への切り替え、ファンを停止する等の手段)を配設してもよい。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の、導風路は、外気吸入ダクト11、111に対応し、
以下同様に、
車両側送風路は、車室6、空調風ダクト8、車室空気吸入ダクト9、59、排気ダクト70に対応し、
弁は、流路切り替えバルブ14、64に対応し、
ファンは、送風ファン13、排気ファン71に対応し、
分岐送風路は、バイパス送風路72に対応し、
導風経路は、外気吸入ダクト11、111、車室6、車室空気吸入ダクト9、59に対応し、
駆動手段は、ステップS9を実行するECU23に対応し、
温度検出手段は、屋内温度検知装置32に対応し、
導風禁止手段は、流路切り替えバルブ14、64、及びステップS9を実行するECU23に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
3…バッテリ
5…外部接続コネクタ
6…車室
9、59…車室空気吸入ダクト
11、111…外気吸入ダクト(導風路)
13…送風ファン(ファン)
14、64…流路切り替えバルブ(弁)
23…ECU(駆動手段)
32…屋内温度検知装置(温度検出手段)
70…排気ダクト
71…排気ファン(ファン)
72…バイパス送風路(分岐送風路)

Claims (8)

  1. バッテリと外部接続コネクタとを備える自動車において、
    外部動力により前記バッテリの周囲に外部空気を導風する導風路が前記外部接続コネクタと一体または隣接して設けられ
    車室内または空調装置から導風して前記バッテリを調温する車両側送風路が設けられ、
    該車両側送風路に前記導風路が接続され、
    前記車両側送風路の前記導風路との接続部位よりも下流に、ファンが設けられると共に、
    該ファンの上流にて前記車両側送風路から分岐する分岐送風路が設けられた
    自動車のバッテリの温調装置。
  2. 前記車両側送風路に、導風対象を車室側と前記導風路側とに選択可能な弁が設けられた
    請求項1記載の自動車のバッテリの温調装置。
  3. 前記外部空気を車室内に放出した後、前記バッテリに導風する導風経路が設定された
    請求項1または2に記載の自動車のバッテリの温調装置。
  4. 前記バッテリに送風する車載ファンと、
    該車載ファンを前記コネクタ接続時に前記外部動力により駆動する駆動手段が設けられた
    請求項1〜3の何れか一項に記載の自動車のバッテリの温調装置。
  5. 前記外部空気は、屋内空気である
    請求項1〜4の何れか一項に記載の自動車のバッテリの温調装置。
  6. 前記外部空気は、屋内排気である
    請求項5に記載の自動車のバッテリの温調装置。
  7. 前記外部空気は、床下または地下を通る空気である
    請求項1〜4の何れか一項に記載の自動車のバッテリの温調装置。
  8. 所定場所での前記外部空気の温度を検知する温度検知手段と、
    該温度検知手段の検知結果に基づいて、前記外部空気が適温で無いと判定した場合、導風を禁止する導風禁止手段とが、車両側、前記外部動力側の少なくとも一方に設けられた
    請求項1〜7のれか一項に記載の自動車のバッテリの温調装置。
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