JP5926364B2 - 単一収束側壁プレートを有する反応槽 - Google Patents

単一収束側壁プレートを有する反応槽 Download PDF

Info

Publication number
JP5926364B2
JP5926364B2 JP2014501135A JP2014501135A JP5926364B2 JP 5926364 B2 JP5926364 B2 JP 5926364B2 JP 2014501135 A JP2014501135 A JP 2014501135A JP 2014501135 A JP2014501135 A JP 2014501135A JP 5926364 B2 JP5926364 B2 JP 5926364B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction vessel
biomass
support plate
pair
reactor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014501135A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014508867A (ja
Inventor
アール ジョハンソン ジェリー
アール ジョハンソン ジェリー
Original Assignee
アンドリッツ インコーポレーテッド
アンドリッツ インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アンドリッツ インコーポレーテッド, アンドリッツ インコーポレーテッド filed Critical アンドリッツ インコーポレーテッド
Publication of JP2014508867A publication Critical patent/JP2014508867A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5926364B2 publication Critical patent/JP5926364B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G1/00Production of liquid hydrocarbon mixtures from oil-shale, oil-sand, or non-melting solid carbonaceous or similar materials, e.g. wood, coal
    • C10G1/04Production of liquid hydrocarbon mixtures from oil-shale, oil-sand, or non-melting solid carbonaceous or similar materials, e.g. wood, coal by extraction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/18Stationary reactors having moving elements inside
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C7/00Digesters
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C7/00Digesters
    • D21C7/08Discharge devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2219/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J2219/00049Controlling or regulating processes
    • B01J2219/00051Controlling the temperature
    • B01J2219/00121Controlling the temperature by direct heating or cooling
    • B01J2219/00123Controlling the temperature by direct heating or cooling adding a temperature modifying medium to the reactants
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2219/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J2219/00761Details of the reactor
    • B01J2219/00763Baffles
    • B01J2219/00765Baffles attached to the reactor wall
    • B01J2219/0077Baffles attached to the reactor wall inclined
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2219/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J2219/00761Details of the reactor
    • B01J2219/00763Baffles
    • B01J2219/00765Baffles attached to the reactor wall
    • B01J2219/0077Baffles attached to the reactor wall inclined
    • B01J2219/00774Baffles attached to the reactor wall inclined in the form of cones
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2219/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J2219/00761Details of the reactor
    • B01J2219/00763Baffles
    • B01J2219/00779Baffles attached to the stirring means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2219/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J2219/18Details relating to the spatial orientation of the reactor
    • B01J2219/185Details relating to the spatial orientation of the reactor vertical

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Description

関連出願
本出願は、2011年3月25日に出願された米国仮出願第61/467,419号の利益を主張するものであり、この出願の全部が参照として本出願に包含されている。
背景
本発明は、バイオマスのための槽、特に槽内でバイオマスの過度の圧縮を防ぐための内部構造を有する槽に関する。
反応槽は、バイオマスを処理するために使用され、バイオマス中の炭化水素もしくはリグニンもしくは他の構成成分を溶解し、パルプ、燃料又は化学物質を生産する。反応槽は大規模で、垂直に配置され、加圧される。典型的な反応槽は100フィート(33メートル)より高い高さと、少なくとも30フィート(10メートル)の直径とを有する。反応槽は閉鎖した頂部部分及び閉鎖した底部部分を有する円筒状である。反応槽への入口は、頂部部分にあり、バイオマスが反応槽に入るときにバイオマスから化学溶液(liquor)の一部を除去するための頂部分離装置を含むことがある。反応槽からの出口は底部部分にある。バイオマスは反応槽を入口から出口まで垂直下方に移動する。反応槽内のバイオマスの保持時間は、反応槽内で行われる処理に依存し、数時間、例えば2〜6時間である。反応槽内の圧力は、例えば反応槽の頂部部分で、反応槽に蒸気を加えることなどによって、実質的に大気圧を超える圧力に増大される。熱水又は水蒸気が反応槽内に注入され、反応槽内のバイオマスに熱エネルギーを加え、反応槽内でバイオマスの所望の温度を達成する。
1年生植物からのバイオマスは、木材チップと比較して、低いかさ密度と大きい比表面積を有する傾向にある。低い初期かさ体積と大きい比表面によって、1年生植物バイオマスは木材チップよりも圧縮されやすい傾向にある。反応槽の底部において、バイオマスは、特に液体で飽和したとき、パルプ化のための反応槽での木材チップの圧縮と比較して高度に圧縮した状態になる。バイオマスの高レベルの圧縮は、バイオマス領域が反応槽内で停滞するようになり、他の領域が反応槽内で迅速に移動するバイオマスのカラムを形成するというリスクを増大させる傾向がある。
1年生植物バイオマスの高圧縮は、反応槽の下部部分において、特に反応槽の底部の排出装置に実質的な機械的負荷を与えることがある。これらの高い機械的負荷は、例えば反応槽の底部でスクレーパーを回転させるために必要とされるパワーを増大させることによって、排出装置を作動させるために必要とされるエネルギーを増大させる。高圧縮は、過度であれば、排出装置の作動を妨げることもある。さらに高圧縮は、例えばスクレーパーのアームを曲げることによって、排出装置を損傷させることもある。
高圧縮は、反応槽を通るバイオマスの流れを阻害することもある。高圧縮はバイオマスを圧縮して、固体塊(solid mass)にするので、バイオマスが反応槽を流れなくなる。さらに、高圧縮は、反応槽を下方に流れないバイオマスの圧縮領域を反応槽内につくりだす。
木材チップを処理する大規模な反応槽は、製紙用パルプ及び他の木材ベースの製品を生産するために一般的であり、よく知られている。木材チップを処理する反応槽内の化学溶液の含量は比較的大きい。大きい化学溶液含量は、木材チップが均一な速度で反応槽を下に移動するのを助け、チップの流れの停滞した領域及びチップが迅速に移動するカラムの形成を避けるのに役立つ。しかしながら、大きい化学溶液含量は、例えば反応槽を移動するチップの量を減少させ、加圧、加熱されるべき化学溶液及びチップの体積を増大させるという欠点を有する。
バイオマスは、実質的により少ない液体/化学溶液(liquid/liquor)で反応槽を流れるが、この液体/化学溶液はパルプ化において木材チップを処理するために従来から使用されている。反応槽内の低い水含量を維持することは、バイオマス、特に1年生植物バイオマスからの遊離糖類及び他の望まれる構成要素の濃度を最大化するために一般的に望まれる。低い液体含量、例えば水含量を維持することも反応槽内の温度を上昇させるために必要とされるエネルギー量を減少させ、反応槽内の水蒸気の発生を抑制する。
1年生植物からのバイオマスは、木材チップが吸収するよりも、乾燥重量単位あたり実質的により多くの液体を吸収する。バイオマスへの液体の高い吸収は、反応槽を通るバイオマスの流れを滑らかにするために利用できる自由液体の量を減少させる。1年生植物バイオマスは、反応槽に加えられた水又は他の液体を吸収すると飽和状態になる。液体で飽和されると、1年生植物バイオマスは、液体で飽和した木材とほぼ同じ湿潤密度(wet density)を有する。飽和したバイオマスの重量は、反応槽内の重力によって大きな下方への力をつくりだす。
バイオマスで満たされた反応槽内の自由液体の量は少なくなる傾向にあるが、これは、バイオマスに対する水の比率が低いことと1年生バイオマスによる液体の吸収が大きいことによる。自由液体の量が少ない結果として、バイオマスで満たされた反応槽における液体のレベルは、それが存在する範囲で、反応槽内で比較的低い高さであり、バイオマスのレベルのかなり下である。バイオマスのレベルと液体のレベルとの間の大きな高さの違いにより、反応槽内のより低い高さにおけるバイオマスの圧縮量は高い傾向にある。低い液体レベルによって、バイオマスは反応槽内で浮揚せず、浮揚しないことが、反応槽の底部でバイオマスをさらに圧縮する。
反応槽はそれらの底部に排出口を一般に有する。排出装置は、反応槽からのバイオマスの連続除去を促進するスクレーパー、スクリューコンベヤー又は他の装置でよい。反応槽の底部におけるバイオマスは、反応槽内に自由液体があれば液相にある。反応槽内に自由液体が実質的になければ、バイオマスは反応槽の底部で固相にある。反応槽内の排出装置は、液相又は固相のどちらかにあるバイオマスを排出するために適している必要がある。排出装置は、反応槽の底部で圧縮されたバイオマスを操作し得るものである必要もある。
大規模な加圧反応槽における過度の圧縮力を開放する従来の試みは、例えば米国公開特許出願20030201080に開示されるように、木材チップ垂直反応槽でフローリング(flow rings)を加えることを含むものである。1年生植物バイオマスを処理する反応槽において、圧縮は、材料が槽の周囲に広がる円錐状のフローリング上に引っ掛かるほど過度になることがある。バイオマスが、高い制限されない降伏力及びアーチ状の様相(arching dimensions)を示すとき、バイオマスは、反応槽内の円錐状のフローリングインサートに引っ掛かり、その結果、反応槽内のバイオマスの流れのチャンネル、停滞ポケット、反応槽内のバイオマスのアーチ、及び反応槽を通るバイオマスの流れの一時的又は永続的な停止となることになる。
一次元に収束する側壁を有する反応槽は、反応槽を通る木材チップの下方への流れを促進するために使用されてきた。米国特許出願公開2003/0089470、同2001/0047854及び米国特許6,199,299、同5,700355は、一次元に収束する側壁を有する槽の例を開示する。収束している側壁は、槽の横断面積を減少させ、槽の底部排出口の近くで典型的に使用される。横断面積の減少は、一般的に連続的な横断面積が、槽を下に移動するバイオマスの均一な流れの状態を促進するために望まれる槽の上部の高さに対しては適していない。
例えば1年生植物バイオマスなどのバイオマスを処理するために、反応槽を通るバイオマスの下方への移動を促進する反応槽に対するニーズがある。特に、圧縮されたバイオマスがチャンネル、停滞アーチ及び停滞ポケットを形成する傾向や、一時的又は永続的な流れの停止を起こす傾向を減少させる反応槽に対するニーズがある。
簡単な説明
反応槽内において、少なくとも反応槽の与えられた高さにおいて、バイオマスの均一な状態を維持することは一般的に望ましい。例えば、反応槽内のバイオマスの全てに対して均一な下方への流速を達成することが望ましい。反応槽においてバイオマスの流れが停滞する領域や反応槽においてバイオマスが迅速移動するカラムを有することは典型的に望ましくない。同様に、反応槽内の温度は、反応槽のそれぞれの高さにおいて均一であることが望ましい。バイオマスの温度は異なる高さの間で変化してもよく、例えば反応槽を下方に移動するにつれて上昇する。反応槽全体にわたる均一な流れ及び反応槽内のそれぞれの高さにおける均一な温度は、バイオマスの均一な処理及びバイオマスの流れを促進するが、この均一な特徴は、この反応槽から得られるものである。
反応槽の側壁上に単一収束プレートを有する反応槽が発明された。単一収束プレートは対となっており、側壁の反対側に対称に配置される。プレートの複数の対が反応槽内の異なる高さに配置される。プレートのそれぞれの対は、プレート対の上又は下から、水平面において90度の回転で配置されている。垂直に隣接するサポートプレート対の間の角度オフセット(angular offset)は、90度以外となるように選択されてもよく、例えば25〜90度の範囲である。反応槽内の異なる高さにおける収束プレート対及び角度によって、反応槽を下降するバイオマス流路の投影図(projection)は、結果的に、中心が正方形、実質的に中心が正方形、又は実質的に長方形の開口となる。収束プレート自体による一時的な反応槽の内部直径の減少を除いて、収束プレートが、反応槽の全体的な内部直径を減少又は増大させる必要はない。
バイオマスが反応槽を下に移動するとき、プレートは圧縮量を少し増大させ、次に圧縮量を迅速に開放する。プレートの傾斜は、プレートによって、プレートを通過して移動するバイオマスに与えられる圧縮力をもたらす。この圧縮力は、プレートの傾斜によって、水平成分を有する。圧縮力の水平成分の方向は、それぞれのプレートの外表面に平行な水平線に垂直である。
バイオマスがプレートを通過して移動するとき、圧縮の急激な開放が、反応槽内でバイオマスがアーチ状になったり、引っ掛かったりする傾向を減少させる。プレートによって形成される単一収束は、多次元収束の装置であるフローリング又は他の設備を用いれば起こり得る引っ掛かりを最小限にする。
反応槽の種々の高さでプレート対は、特に反応槽の底部でバイオマスの圧縮を減少させる。圧縮の減少は、自由液体がほとんどないか全くない反応槽で最も顕著である。圧縮の減少は、反応槽内の下部の高さでチャネリング又は流れの停止のリスクを減少させる。圧縮の減少は、反応槽の底部にあるスクレーパー、スクリューコンベヤー、又は他の出口装置を駆動するために必要とされるねじれ力も減少させる。減少したねじれ力は、出口装置を駆動するために必要とされるモーター及びギアボックスをより小さくすることを可能にするので、モーター及びギアボックスは、液体充填槽を有する反応槽のために必要とされるものより大きくならない。
反応槽が発明され、該反応槽は、
上部入口及び底部排出口;
上部入口及び底部排出口の間の一般に垂直に配置された側壁;
側壁によって規定される内部バイオマス流路;
側壁の反対側に配置された第一サポートプレート対;
及び側壁の反対側に配置された第二サポートプレート対;
を含み、
バイオマスが上部入口を通って反応槽に入り、流路を流れ、底部排出口を通って排出され、
第一サポートプレート対は、第一の単一収束方向において流路の流れの横断面積を減少させ、
第二サポートプレート対は、第二の単一収束方向において流路の流れの横断面積を減少させ、
第二の単一収束方向は第一の単一収束方向に直角であり、
第二のサポートプレート対は第一のサポートプレート対に対して反応槽の異なる高さにあるものである。
サポートプレートは反応槽の直径の0.75倍から1.5倍の間の高さで隔てられ、例えば、直径の1倍〜1.25倍であり、直径の1倍を含む。サポートプレートのそれぞれは平面であり、直線の裾端を有し、一般に双曲線の上部端を有する。それぞれのサポートプレートの上部端が側壁に隣接する。サポートプレートの外表面は、側壁に対して10〜45度、20〜40度の間の角度を形成し、例えば30度である。
別の反応槽が発明され、該反応槽は、
上部入口及び底部排出口;
上部入口及び底部排出口の間の一般に垂直に配置された側壁;
側壁の反対側に配置された第一サポートプレート対;
及び側壁の反対側に配置された第二サポートプレート対;
を含み、
側壁は、反応槽内の内部流路の周囲を規定し、
第一のサポートプレート対は、第一の単一収束方向において流路の流れの横断面積を減少させ、
第二のサポートプレート対は、第二の単一収束方向において流路の流れの横断面積を減少させ、
第二の単一収束方向は、第一の単一収束方向に対して角度的にオフセットされており、
第二のサポートプレート対は、第一のサポートプレート対に対して反応槽の異なる高さにあるものである。
反応槽内でバイオマスを処理するための方法が発明され、該方法は、
反応槽の上部入口に細砕バイオマスを連続的に供給する工程;
反応槽内の液体のレベルが反応槽内のバイオマスの上部レベルの実質的に下であるようにバイオマスに水又は他の化学溶液を連続的に添加する工程;
反応槽内でバイオマスを処理する工程;
処理されたバイオマスを反応槽の底部出口から連続的に排出する工程;
バイオマスがバイオマスの上部レベルから底部出口まで、反応槽内を下方に徐々に、連続的に流れるとき、バイオマスを複数のプレート対の間を移動させる工程((i)サポートプレート対が反応槽内の異なる高さに配置され、(ii)それぞれの対のプレートは、プレートを下方向に沿って反対側のプレートの方向に内向きに収束させるように側壁に対して傾斜して反応槽の側壁に取り付けられ、(iii)それぞれのプレート対の収束が単一の収束方向に沿うものである。);
バイオマスがそれぞれのサポートプレート対の間を下に流れるとき、徐々にバイオマスの圧縮を増大させる工程;
バイオマスがそれぞれのサポートプレート対の下部端を通過して流れるとき、バイオマス上の圧縮力の一部を急激に開放する工程;
を含むものである。
図1は、反応槽内の内部に取り付けられた単一収束プレート対を有する反応槽の垂直軸に沿った横断面図である。
図2は、線2−2に沿って切り取られた、反応槽の垂直軸をつらぬく横断面図である。
図3は、単一収束プレートの平面図である。
図4は、反応槽の側壁に取り付けられた単一収束プレートの横断面図である。
詳細な説明
図1は、バイオマス、例えば1年生植物バイオマスのための上部入口12を有する反応槽10の垂直面に沿って切り取られた横断面図である。図2は、頂部から下部への視座からの反応槽10の水平面に沿った横断面図である。
反応槽10は1年生植物バイオマス、例えばワラを処理するために適合されている。上部入口12は頂部分離装置、スクリューコンベヤー、又はバイオマスを反応槽の中へ移動するための輸送機械を含む。液体、例えば水又は透明な化学溶液(clear liquor)が、バイオマスの流入と共に、又は液体入口14を通して反応槽の頂部に添加される。水蒸気又は他の加熱気体が反応槽に、例えば熱入口16を通して添加される。水蒸気又は他の気体が、反応槽内の圧力を大気圧を超える内部圧力、例えば10〜20psig以上に上昇させるために添加される。
反応槽10は、一定の直径(D)を有し、垂直軸13に沿って垂直に配置されるように図1に示されている。反応槽は、槽の全体の長さに渡って円形の横断面を有するように図2に示されている。あるいは、反応槽は全体的又は部分的に、楕円形、方形、又は他の横断面形状である横断面を有する。反応槽は、反応槽への稼働要求に基づいて、所定の高さ及び直径(D)を有する。典型的な反応槽は、100フィート(33メートル)を超える高さ及び少なくとも30フィート(10メートル)の直径を有する。
反応槽は、図1に示され、側方が直線であり円筒状の側壁18を有する。あるいは、反応槽は一つ以上の異なる高さにおいて反応槽の直径が頂部から底部へと徐々に増加する拡張部を含む。図1には示されていないが、反応槽は、反応槽内のバイオマスから化学溶液を抽出するために側壁にスクリーンを含み、反応槽の種々の高さで水又は化学溶液を添加するためにパイプ及びノズルを含んでもよい。
反応槽の底部部分31は、撹拌又は混合装置32及び出口ポート34を含む排出部を含んでいる。モーター及びギアアセンブリ33は、撹拌装置の回転アームを駆動する。例えば水などのための液体の注入ノズル36は、撹拌装置の回転アームへ向けて水を指向させるために配置される。
反応槽の底部部分31を除いて、反応槽の全体に渡って、バイオマス中には自由液体がほとんど存在しないか全く存在しない。液体レベル35は、撹拌装置32及び出口ポート34の少し上である。
バイオマスが反応槽を下に流れるにつれ、バイオマスは実質的に飽和される。飽和されたバイオマスは、バイオマスが反応槽の上部部分におけるバイオマスの圧力によって反応槽を下に移動するときに、高度に圧縮される。
圧縮及び高い圧力は、反応槽においてバイオマスがアーチ(ブリッジ)及び他の影響のある固体の領域(effectively solids regions)を形成することを引き起こす。これらのアーチは、バイオマスの流れの全て又は一部を遮断することがある。アーチは、バイオマスが反応槽を下に流れるときに反応槽内のサイドプレート20によって防止され、破壊される。
単一収束サイドプレート20は、反応槽の側壁18の内部表面に、例えば溶接又はボルトで取り付けられる。プレート20、例えばプレートの外表面は、反応槽の側壁18と、実質的に30度の角度、例えば30度の5度以内の角度を形成する。プレートと側壁との間の角度は、10〜45度及び20〜40度の範囲である。側壁に取り付けられたとき、プレートの裾端22とプレートの先端24との間の垂直距離は、例えば反応槽の直径の4分の1である。それぞれのプレートの裾端と先端との間の垂直距離は、反応槽の直径の0.10〜0.50の範囲でよい。
サイドプレートは、反応槽内の種々の高さで、複数の対で取り付けられてもよい。サイドプレート対は、プレートの裾端22が反対側のプレートの裾端と平行になるように槽の反対側に配置される。
一つのプレート対の裾端22は、直径(D)の一つ分の垂直距離によって、次の下部プレート対の先端24から隔てられている。他の垂直距離が、個々の反応槽の稼働条件及び他の状況に依存して、それぞれのプレート対を隔てることがある。例えば、プレートの間の垂直距離は、反応槽の直径(D)の0.75倍〜1.5倍の範囲又は1.00倍〜1.25倍の範囲である。
木材チップの上部レベルを超えて又は上部レベルの近傍に液体レベルを有する液体溶液に完全に浸漬された木材チップで反応槽が満たされている場合に反応槽の底部でバイオマスの圧縮が起こり得るが、サイドプレート対の間の垂直空間のための規準(criteria)は、このバイオマスの圧縮により、ほぼ同一の垂直圧力を達成することにある。反応槽は、浸漬された木材チップによる垂直圧力に耐えられるように従来から設計されている。1年生植物バイオマスを処理する槽に対して同様な垂直圧力を達成するためにサポートプレートを配置することによって、木材チップ槽で使用される同じ撹拌及び混合装置32がバイオマス槽のために使用され得る。
それぞれのプレート対20は、次の上又は下のプレート対に対して、90度の回転で、反応槽10内に配置される。回転の角度は、あるいは45度でもよい。図2に示されるように、正方形の横断面を有する自由流の面積26は、槽を通って垂直に延び、プレート20の裾端22のそれぞれの水平投影図によって規定される。
図3は例示的なプレート20の平面図を示す。プレートは、反応槽内のバイオマスの流れの圧縮力に耐えるために十分な構造強度を有するスチール又は他の材料で形成される。プレートは平面で、例えば、平坦であるが、少し凸状又は凹状の湾曲を有してもよい。同様に、裾端22は直線であり、又は凸状もしくは凹状の湾曲を有してもよい。プレートは裾端の両方の角から先端24まで延びる上部端28も有する。上部端28は一般に双曲線を形成し、反応槽の側壁に適合する。上部端28は、反応槽の側壁に溶接又はボルト付けされる。
ブラケット30は、反応槽内でプレートを支持するために、側壁とプレートの内側との間に延びている。ブラケットは、図4に示されるように水平に配置されるか、又は一般に三角形状を有する一つもしくはそれ以上の垂直サポートプレートのアセンブリを含むものである。三角形サポートプレートの基部は反応槽の側壁18に隣接し、先端はサイドプレート20の裏側に隣接する。
対向するサイドプレート対によって形成される反応槽内の収束は一次元収束である。プレート20の対は、バイオマスの流れの横断面積が、プレートに垂直な方向に収束することを引き起こす。収束は、プレート対に隣接する領域に限定される。流れ面積は、プレートに平行な方向に収束しない。従って、収束は一次元収束である。一次元収束を使用することで、バイオマスがプレートの間にアーチを形成するリスクを減少させる。
サイドプレート対の間の流路の収束は、反応槽の垂直軸13上で中心となっている。中心となっているとは、プレート20の対及び反応槽の側壁によって規定される横断面の流れ面積の中心が垂直軸と同軸であることを意味する。収束は、例えば反応槽の直径の0.05〜0.25倍だけ、中心からずれてもよい。収束は、それぞれのサイドプレート対(各対において一方のサイドプレートが他のサイドプレートよりも短い)においてサイドプレート間で異なる角度を有することにより、及びサイドプレート対においてサイドプレートの一つを除去することにより、中心からずれる。
それぞれのプレート対を通過して流れるバイオマスの収束は、バイオマスにおける固体圧力(solids pressure)を変化させる。バイオマスが収束しているプレート対のそれぞれを通過して流れるとき、バイオマス上の垂直圧力は収束しているプレートの方向に再指向され、部分的に収束しているプレート対の下のバイオマスから逸れて再指向される。収束しているプレートはバイオマスの局所化されたサポートを提供する。局所化されたサポートは、収束しているプレートの下のバイオマス上の垂直圧力を減少させ、それゆえ、それぞれのプレート対の下の高さでバイオマス上の垂直圧力を減少させる。
プレート対の局所化された収束は、下方向に作用する垂直固体圧力において、変動する水平成分を有する大きな圧力勾配を引き起こし、バイオマスがブリッジとなる傾向を減少させ又は除去する。これらのブリッジとなる傾向は、槽の全ての側面に対称に収束している壁を有する従来の槽において存在している。
それぞれのプレート対による圧力勾配は、プレート対の一次元収束によって影響される。収束の水平方向は、例えば90度の回転によって、それぞれのプレート対と共に変化するので、固体圧力勾配の方向はバイオマスがそれぞれのプレート対を通過して流れるときに変化する。バイオマスにおける固体圧力勾配の方向が変化することで、プレートがバイオマス中のブリッジ(アーチ)及び他の固体の領域を破壊する能力を高める。
それぞれの収束しているプレート対の下で、バイオマスはプレートによってつくりだされた空隙の中へ水平に膨張する。この膨張は、収束しているプレートによって引き起こされる圧縮を開放する。膨張は、バイオマス中のブリッジ及び他の過度に圧縮された固体の領域を破壊する。
プレート対の間の一次元収束の方向の変化は、同じ領域での繰り返しての蓄積を防ぐことの助けとなる。収束の水平方向は、例えば90度の回転で、それぞれのプレート対と共に変化するので、膨張の方向はそれぞれのプレート対と共に変化する。膨張の方向の変化によって、一つのプレート対に持続する局所化された圧縮は、バイオマスが次のプレート対を通過して流れるときに解除される。
収束しているプレート対は、反応槽の底部で垂直圧縮を減少させる。垂直圧縮圧力の減少がなければ、バイオマスによって及ぼされる圧力は、反応槽の底部の撹拌装置32のスィープアームのトルクを超えるだろう。プレート対によって達成される反応槽の底部における垂直圧縮の減少は、撹拌装置32のスィープアームを動かすために必要とされるトルクを減少させる。トルクの減少は、撹拌装置を駆動するためのギア及びモーターをより小さく、より低廉にすることを可能にし、撹拌装置を駆動するために必要とされるエネルギーを減少させる。
本発明は現在最も実用的で好ましい実施形態であると考えられているものとの関係で記述されたが、本発明は開示された実施形態に限定されず、逆に添付の特許請求の範囲の要旨及び範囲内に含まれる種々の改良物や等価物も網羅するものと理解されたい。

Claims (15)

  1. 反応槽であって、
    上部入口及び底部排出口;
    上部入口及び底部排出口の間の一般に垂直に配置された側壁;及び
    少なくとも二つのサポートプレート対
    を含み、
    前記側壁は、反応槽内の内部流路の周囲を規定し、スクリーンアセンブリを有さず、
    前記少なくとも二つのサポートプレート対は、
    側壁の内部表面に取り付けられた第一サポートプレート対;
    側壁の内部表面に取り付けられた第二サポートプレート対
    を含み、
    第二のサポートプレート対は、反応槽の長手方向において、第一のサポートプレート対に対して反応槽の異なる高さにあり、
    第一サポートプレート対は、互いに対向に配置されるように側壁の内部表面に取り付けられ、第一の単一収束方向において流路の流れの横断面積を減少させ、
    第二サポートプレート対は、互いに対向に配置されるように側壁の内部表面に取り付けられ、第一の単一収束方向に対して角度的にオフセットされている第二の単一収束方向において流路の流れの横断面積を減少させることを特徴とする反応槽。
  2. 垂直に隣接する二つのサポートプレートが、反応槽の直径の4分の3と1.5倍との間の高さによって隔てられている請求項1の反応槽。
  3. 垂直に隣接する二つのサポートプレートが、一対のサポートプレートの先端と、垂直に隣接する対のサポートプレートの裾端との間において一つ分の槽の直径の垂直距離によって隔てられている請求項1または2の反応槽。
  4. サポートプレートのそれぞれが平面であり、直線の裾端及び一般に双曲線の上部端を有し、上部端は側壁に隣接する請求項1〜のいずれかの反応槽。
  5. サポートプレートのそれぞれが、サポートプレートの外表面と側壁の内部表面との間で10〜45度の範囲の角度を形成する請求項の反応槽。
  6. 角度オフセットが、実質的に90度のオフセットである請求項1〜のいずれかの反応槽。
  7. サポートプレート対のそれぞれの裾端によって規定されるフローカラムが、反応槽の垂直軸と同軸である幾何学中心を有する請求項1〜のいずれかの反応槽。
  8. 垂直方向に沿って連続する少なくとも2つのサポートプレート対の裾端によって規定されるフローカラムが、反応槽の垂直軸からオフセットされている幾何学中心を有する請求項1〜のいずれかの反応槽。
  9. 反応槽内でバイオマスを処理するための方法であって、
    反応槽の上部入口に細砕バイオマスを連続的に供給する工程;
    反応槽内の液体のレベルが反応槽内のバイオマスの上部レベルの実質的に下であるようにバイオマスに水又は他の化学溶液を連続的に添加する工程;
    反応槽内でバイオマスを処理する工程;
    処理されたバイオマスを反応槽の底部出口から連続的に排出する工程;
    バイオマスがバイオマスの上部レベルから底部出口まで、反応槽内を下方に徐々に、連続的に流れるとき、バイオマスを複数のプレート対の間を移動させる工程;
    バイオマスがそれぞれのサポートプレート対の間を下に流れるとき、徐々にバイオマスの圧縮を増大させる工程;
    バイオマスがそれぞれのサポートプレート対の下部端を通過して流れるとき、バイオマス上の圧縮力の一部を急激に開放する工程;
    を含み、
    (i)前記サポートプレート対が反応槽内の異なる高さに配置され、(ii)それぞれの対のプレートは、プレートを下方向に沿って反対側のプレートの方向に内向きに収束させるように側壁に対して傾斜して反応槽の側壁に取り付けられ、(iii)それぞれのプレート対の収束が単一の収束方向に沿い、
    第一サポートプレート対の収束は、第一の単一収束方向に沿い、一方、第二サポートプレート対の収束は、第一の単一収束方向に対して角度的にオフセットされている第二の単一の収束方向に沿い、
    前記側壁は、スクリーンアセンブリを有さない
    ことを特徴とする方法。
  10. 垂直に隣接するサポートプレート対が実質的に90度でオフセットされており、サポートプレート対のそれぞれによるバイオマスの圧縮の水平成分が、バイオマスが一つのサポートプレート対の間を移動し、次のサポートプレート対の間に移動するとき、実質的に90度だけシフトする請求項の方法。
  11. サポートプレート対のそれぞれによる漸次の圧縮及び急激な解放がバイオマス内のアーチの形成を抑制する請求項9または10の方法。
  12. 液体レベルが、最下部のサポートプレート対の裾端及び底部出口に又はそれ以下に維持されること、および/または、バイオマスの上部レベルが、反応槽内の最上部の高さのサポートプレート対の先端より高いことを特徴とする請求項11のいずれかの方法。
  13. 反応槽に添加される液体の速度が、バイオマスを飽和するのに十分である請求項12のいずれかの方法。
  14. 反応槽の上部領域に水蒸気を添加することをさらに含む請求項13のいずれかの方法。
  15. 反応槽の底部でバイオマスを撹拌又は混合することをさらに含む請求項14のいずれかの方法。
JP2014501135A 2011-03-25 2012-03-12 単一収束側壁プレートを有する反応槽 Expired - Fee Related JP5926364B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201161467419P 2011-03-25 2011-03-25
US61/467,419 2011-03-25
PCT/US2012/028707 WO2012134791A1 (en) 2011-03-25 2012-03-12 Reactor vessel having single convergence sidewall plates

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014508867A JP2014508867A (ja) 2014-04-10
JP5926364B2 true JP5926364B2 (ja) 2016-05-25

Family

ID=46046293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014501135A Expired - Fee Related JP5926364B2 (ja) 2011-03-25 2012-03-12 単一収束側壁プレートを有する反応槽

Country Status (16)

Country Link
US (2) US8821691B2 (ja)
EP (1) EP2689062B1 (ja)
JP (1) JP5926364B2 (ja)
KR (1) KR101504448B1 (ja)
CN (1) CN103443354B (ja)
AR (1) AR085552A1 (ja)
AU (1) AU2012238035B2 (ja)
BR (1) BR112013024661A2 (ja)
CA (1) CA2827665A1 (ja)
CL (1) CL2013002685A1 (ja)
DK (1) DK2689062T3 (ja)
ES (1) ES2585557T3 (ja)
MX (1) MX2013010773A (ja)
RU (1) RU2013147643A (ja)
WO (1) WO2012134791A1 (ja)
ZA (1) ZA201306295B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI126802B (en) * 2014-09-12 2017-05-31 Andritz Oy Method and hydraulic spout system for producing chemical pulp
CN106390879A (zh) * 2016-07-13 2017-02-15 北京华福工程有限公司 一至二段变换炉

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE431662B (sv) 1974-07-05 1984-02-20 Kamyr Ab Sett vid kontinuerlig kokning av fibermaterial
US5454490A (en) * 1993-10-01 1995-10-03 Kamyr, Inc. Conical insets for chip bin
SE502163C2 (sv) * 1993-12-21 1995-09-04 Sunds Defibrator Ind Ab Anordning för inblandning av behandlingsmedium i en massasuspension
US5476572A (en) 1994-06-16 1995-12-19 Kamyr, Inc. Chip feeding for a continuous digester
US5985096A (en) * 1997-09-23 1999-11-16 Ahlstrom Machinery Inc. Vertical pulping digester having substantially constant diameter
US6199299B1 (en) 1998-04-06 2001-03-13 Andritz-Ahlstrom Inc. Feeding of comminuted fibrous material to a pulping process
US6280575B1 (en) 1998-05-29 2001-08-28 Andritz-Ahlstrom Inc. Frusto-conical outlet for a cellulose material treatment vessel
US6280569B1 (en) * 1998-10-15 2001-08-28 Andritz-Ahlstrom Inc. Compression rings for column relief in continuous cooking vessels
US6368453B1 (en) 1999-03-18 2002-04-09 Andritz Inc. Chip feeding to a comminuted cellulosic fibrous material treatment vessel
US7060162B2 (en) * 2003-08-29 2006-06-13 Jack T. Baker Chip bin
US20090020244A1 (en) * 2007-07-16 2009-01-22 Andritz Inc. Impregnation vessel with convergence side relief and method for heat injection at convergence
ZA200805458B (en) * 2007-07-16 2009-03-25 Andritz Inc Impregnation vessel with convergence side relief and method for heat injection at convergence
US7988822B2 (en) * 2007-10-10 2011-08-02 Andritz Inc. Treatment vessel for straw or other light bulky material
US20100326610A1 (en) * 2009-06-29 2010-12-30 Harvey J Todd System and method for continuously treating biomass
US8518336B2 (en) * 2010-01-25 2013-08-27 Mid-Atlantic Technology, Research & Innovation Center, Inc. Cascading planar baffle reactor

Also Published As

Publication number Publication date
KR101504448B1 (ko) 2015-03-19
CN103443354B (zh) 2016-03-02
EP2689062A1 (en) 2014-01-29
CN103443354A (zh) 2013-12-11
CL2013002685A1 (es) 2014-04-11
MX2013010773A (es) 2013-10-17
DK2689062T3 (en) 2016-07-04
ES2585557T3 (es) 2016-10-06
BR112013024661A2 (pt) 2016-12-20
EP2689062B1 (en) 2016-05-18
JP2014508867A (ja) 2014-04-10
RU2013147643A (ru) 2015-04-27
CA2827665A1 (en) 2012-04-10
ZA201306295B (en) 2014-04-30
US8821691B2 (en) 2014-09-02
WO2012134791A1 (en) 2012-10-04
AU2012238035B2 (en) 2016-05-12
KR20130132987A (ko) 2013-12-05
US20120241668A1 (en) 2012-09-27
AR085552A1 (es) 2013-10-09
AU2012238035A1 (en) 2013-09-05
US20140338252A1 (en) 2014-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015535729A (ja) 水蒸気爆発前処理プロセスのために水蒸気を加えるための方法及び装置
JP5926364B2 (ja) 単一収束側壁プレートを有する反応槽
WO2015090476A1 (en) System for fluid redistribution
AU2008216977B2 (en) Treatment Vessel for Straw or other Light Weight Bulky Material
US10006098B2 (en) Method for the hydrolysis of pelletizable biomasses using hydrohalic acids
KR20140108688A (ko) 접촉 및 분리 칼럼과 트레이
RU2524003C2 (ru) Компактная система и способ подачи измельченного целлюлозного материала
US20070056707A1 (en) Continuous digester with fluid circulation
BR102012031258A2 (pt) Cesta de tela tendo fendas diagonais para separador de topo de um digestor
US20100152471A1 (en) Method and device for dissolving solids in liquids
ZA200807859B (en) Treatment vessel for straw or other light bulky material
EP1789624A1 (en) Method and arrangement for impregnation of chips

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151117

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160421

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5926364

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees