JP5925167B2 - サーバシステム及びサーバ装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、サーバシステム及びサーバ装置に関する。
従来、各種店舗では、商品販売データの管理を行うために、POS端末等を備えて構成される商品販売システムが導入されている。係るシステムでは、各POS端末で生成された一取引の内容を示す商品販売データをトランザクションとして収集し、一元的に管理するためのサーバ装置(精査サーバ)が導入されている。
ところで、各店舗のPOS端末と精査サーバとは、インターネットや専用線等のネットワークに接続され、このネットワークを介してトランザクションの授受を行う。しかしながら、このネットワーク上やサーバ装置で障害等が発生すると、POS端末からのトランザクション送信ができなくなるため、処理の妨げとなる可能性がある。
そこで、従来、サーバ装置を二重化することで可用性の向上を図った技術が提案されている。しかしながら、従来技術では、稼動系及び待機系の両系にデータが分散して記憶管理される場合がある。そのため、この従来技術を商品販売システムに適用した場合には、トランザクションを一元的に管理することができず、データ管理の効率化を図る上で改善の余地がある。
本発明が解決しようとする課題は、トランザクションの管理を効率的に行うことが可能なサーバシステム及びサーバ装置を提供することである。
実施形態のサーバシステムは、複数台のサーバ装置を有し、端末装置から送信されたトランザクションを受信するサーバシステムであって、前記端末装置が通常運用で使用する通常運用時に使用する稼動系の第1サーバ装置と、前記端末装置において前記第1サーバ装置との間で通信障害が発生した場合に使用される待機系の第2サーバ装置とを有する。第1サーバ装置は、前記端末装置から第1ネットワークを介して送信された前記トランザクションを受信する第1受信手段と、前記第1受信手段が受信した前記トランザクションを記憶する第1記憶手段と、を備える。第2サーバ装置は、前記端末装置から前記第1ネットワークとは異なる第2ネットワークを介して送信された前記トランザクションを受信する第2受信手段と、前記第2受信手段が受信した前記トランザクションを記憶する第2記憶手段と、前記第2記憶手段に記憶された前記トランザクションを、所定時間毎に前記第1サーバ装置に転送する転送手段と、を備える。
図1は、実施形態に係る商品販売システムの構成を概略的に示す図である。 図2は、図1に示したPOS端末の構成例示す図である。 図3は、図2に示した送信先テーブルの一例を示す図である。 図4は、図1に示した精査サーバの構成例を示す図である。 図5は、図4に示した転送先テーブルの一例を示す図である。 図6は、図1に示したPOS端末の機能部の構成を模式的に示す図である。 図7は、図1に示した精査サーバの機能部の構成を模式的に示す図である。 図8は、POS端末及び精査サーバで実行されるトランザクション送受信処理の流れを示すフローチャートである。 図9は、精査サーバで実行されるトランザクション転送処理の流れを示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、実施形態に係るサーバシステム及びサーバ装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係る商品販売システムの構成を概略的に示す図である。図1に示すように、商品販売システム1は、店舗システム2と、サーバシステムであるデータ収集システム3(第1データ収集システム3a、第2データ収集システム3b)とを有する。
店舗システム2は、各店舗に導入されるシステムであって、商品販売データ処理装置であるPOS端末10と、第1ルータ21と、第2ルータ22とを有する。店舗システム2内の各装置は、LAN等のネットワークN1を介して通信可能に接続されている。
POS端末10は、店舗内の精算場所に配置されてオペレータの操作に基づいて売上登録処理等を行うものである。
図2は、POS端末10の構成例を示す図である。図2に示すように、POS端末10は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、通信制御部14と、記憶部15と、入力部16と、表示部17と、プリンタ18と、スキャナ19とを備え、これらがバス20によって接続されている。
CPU11は、ROM12や記憶部15に記憶された各種プログラムを実行することにより、POS端末10全体を制御する。このCPU11は、ROM12やRAM13等とともにコンピュータを構成している。
ROM12は、CPU11が実行する各種プログラムや各種データを記憶する。RAM13は、CPU11が各種プログラムを実行する際に一時的にデータやプログラムを記憶する。本実施形態においては、例えば、後述する商品販売データを記憶するための領域がRAM13に設けられる。通信制御部14は、ネットワークN1に接続するための通信インタフェースである。
記憶部15は、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置である。記憶部15は、CPU11が実行する各種プログラムや各種データを記憶する。また、記憶部15は、トランザクションの送信先となる、データ収集システム3の代表アドレスを記した送信先テーブル151を記憶する。
ここで、図3は、送信先テーブル151の一例を示す図である。同図に示すように、送信先テーブル151には、データ収集システム3の構成数に応じた個数の代表アドレスが、「設定1」及び「設定2」として登録されている。ここで、設定1には、通常運用で使用する稼動系のデータ収集システム3の代表アドレスが設定されている。また、設定2には、稼動系の障害時に使用する待機系のデータ収集システム3の代表アドレスが設定されている。
図2に戻り、入力部16には、キーボードや各種ボタン等、オペレータが操作入力を行うための各種の操作キー(図示せず)が配置されている。操作キーとしては、例えば、預かり金額などを置数するための置数キーや、取引における売上登録が行われた商品の合計出力を指示する小計キー、取引の締め(売上登録の終了)を宣言する締めキー等である。
表示部17は、売上登録された商品の品名、価格や、締めが宣言された取引の合計金額、釣銭額などを表示するものであり、例えば液晶表示器である。なお、表示部17は、オペレータ用と客用のそれぞれに設ける形態としてもよい。
プリンタ18は、売上登録処理に伴い、レシート用紙に取引内容を印字してレシートを発行するとともに、並行してジャーナル用紙への印字を行うものである。このプリンタ18は、例えばサーマルプリンタである。また、スキャナ19は、商品等に付与されたバーコードを光学的に読み取るものである。
上記の構成において、CPU11は、ROM12又は記憶部15に記憶されたプログラムと協働することで、売上登録処理等を実行する。係る売上登録処理において、CPU11は、一取引分の取引内容を示す商品販売データを生成し、トランザクションとしてデータ収集システム3に送信する。ここで、商品販売データには、取引が行われた日時、顧客が購入した商品の商品コードや価格、当該商品の合計金額、顧客が支払った支払金額等の情報が含まれる。
図1に戻り、第1ルータ21は、店舗内のネットワークN1と、第1データ収集システム3aが接続されたネットワークN2とを中継する通信装置である。また、第2ルータ22は、店舗内のネットワークN1と、第2データ収集システム3bが接続されたネットワークN3とを中継する通信装置である。
ここで、ネットワークN2とネットワークN3とは、互いに異なるネットワーク構成(例えば、通信回線や通信経路)を有する。より具体的には、一方のネットワークに障害が発生したとしても、当該障害が他方のネットワークに影響しない、独立したネットワーク構成を有する。また、ネットワークN2とネットワークN3とで利用されるネットワークセグメントは、互いに異なるものとする。
データ収集システム3は、データセンター等に設けられるシステムであって、第1データ収集システム3aと第2データ収集システム3bとを有する。
第1データ収集システム3aは、第3ルータ31と、ロードバランサ32と、第4ルータ33と、複数台の精査サーバ40とを有する。
ここで、第3ルータ31は、ネットワークN2とロードバランサ32が接続されたネットワークN4との間の通信を中継する通信装置である。
ロードバランサ32は、精査サーバ40の負荷を分散する負荷分散装置であって、第3ルータ31を介して受け付けたトランザクションを、精査サーバ40に振り分ける。より詳細には、ロードバランサ32は、第3ルータ31を介して、ネットワークN2上に第1データ収集システム3aへのアクセス先を示す代表アドレスを公開する。ここで、代表アドレスは、例えばIPアドレス等である。
また、ロードバランサ32は、各店舗システム2(POS端末10)から代表アドレス宛に送信されたトランザクションを受信する。そして、ロードバランサ32は、受信したトランザクションを、ネットワークN5に接続された精査サーバ40の何れか一つに振り分ける。ここで、精査サーバ40への振り分け方法は特に問わず、ラウンドロビン型で振り分けてもよいし、各精査サーバ40の処理状態に応じて振り分けてもよい。
第4ルータ33は、ネットワークN5と第2データ収集システム3bの第6ルータ36が接続されたネットワークN8との間の通信を中継する通信装置である。
精査サーバ40は、ロードバランサ32から振り分けられたトランザクションを、記憶管理するサーバ装置である。精査サーバ40の構成については後述する。
一方、第2データ収集システム3bは、第5ルータ34と、ロードバランサ35と、第6ルータ36と、複数台の精査サーバ40とを有する。第2データ収集システム3bの基本構成は、第1データ収集システム3aと同様であるが下記の点で相違を有する。
第5ルータ34は、ネットワークN3とロードバランサ35が接続されたネットワークN6とを中継する通信装置である。
ロードバランサ35は、精査サーバ40の負荷を分散する負荷分散装置であって、各店舗システム2(POS端末10)から受け付けたトランザクションを、精査サーバ40に振り分ける。なお、ロードバランサ35が、ネットワークN3上に公開する代表アドレスは、第1データ収集システム3aの代表アドレスとは異なるものとする。
第6ルータ36は、ネットワークN7と第1データ収集システム3aの第4ルータ33が接続されたネットワークN8との間の通信を中継する通信装置である。
精査サーバ40は、ロードバランサ35から振り分けられたトランザクションを、記憶管理するサーバ装置である。精査サーバ40の構成については後述する。
上記したように、データ収集システム3は、同様の構成の第1データ収集システム3aと第2データ収集システム3bとの二重化構成となっている。また、第1データ収集システム3a及び第2データ収集システム3bを構成する各装置は、起動した状態で保持されている。
ここで、第1データ収集システム3a及び第2データ収集システム3bのうち、何れか一方は通常運用で使用する稼動系として機能する。また、他方は稼動系に障害が発生した際にその処理を引き継ぐ待機系として機能する。本実施形態では、第1データ収集システム3aを稼動系、第2データ収集システム3bを待機系とするが、これに限らないものとする。以下、稼動系のデータ収集システム3(第1データ収集システム3a)が有する精査サーバ40を、稼動系の精査サーバ40と表記する。また、待機系のデータ収集システム3(第2データ収集システム3b)が有する精査サーバ40を、待機系の精査サーバ40と表記する。
また、本実施形態の精査サーバ40では、下記に説明する点において、稼動系と待機系とで構成が異なる。以下、両系に共通する構成を説明しつつ、各系に固有の構成について説明する。
図4は、精査サーバ40の構成例を示す図である。精査サーバ40は、図4に示すように、CPU41と、ROM42と、RAM43と、通信制御部44と、記憶部45と、入力部46と、表示部47とを備え、これらがバス48によって接続されている。
CPU41は、ROM42や記憶部45に記憶された各種プログラムを実行することにより、精査サーバ40全体を制御する。このCPU41は、ROM42やRAM43等とともにコンピュータを構成している。
ROM42は、CPU41が実行する各種プログラムや各種データを記憶する。RAM43は、CPU41が各種プログラムを実行する際に一時的にデータやプログラムを記憶する。通信制御部44は、自システムのネットワークN5(又はN7)に接続するための通信インタフェースである。
記憶部45は、HDD等の記憶装置である。記憶部45は、CPU41が実行する各種プログラムや各種データを記憶する。また、記憶部45は、各店舗システム2(POS端末10)から送信されたトランザクションを記憶管理するためのデータベース等のデータ記憶領域451を有する。
また、待機系の精査サーバ40の記憶部45は、データ記憶領域451に記憶されたトランザクションの転送先となる、稼動系の精査サーバ40のアドレスが設定された転送先テーブル452を記憶する。
ここで、図5は、転送先テーブル452の一例を示す図である。同図に示すように、転送先テーブル452には、複数台存在する稼動系の精査サーバ40のうち、何れか一の精査サーバ40のアドレス(転送先アドレス)が設定されている。なお、待機系の各精査サーバ40において、転送先テーブル452に設定する転送先アドレスは同一の精査サーバ40を指すものであってもよいし、互いに異なる精査サーバ40を指すものであってもよい。
図4に戻り、入力部46は、キーボードやマウス等の入力デバイスを有し、オペレータからの操作入力を受け付ける。表示部47は、各種情報を表示するものであり、例えば液晶表示器である。
次に、本実施形態に固有のPOS端末10及び精査サーバ40の機能構成について説明する。
各店舗システム2のPOS端末10では、CPU11がROM12又は記憶部15に記憶されたプログラムと協働することで、図6に示す機能部を実現する。
図6は、POS端末10が備える機能部の構成を模式的に示す図である。図6に示すように、POS端末10は、CPU11とプログラムとの協働により、トランザクション送信部111と、障害検知部112と、送信先切替部113とを機能部として備える。
トランザクション送信部111は、商品販売処理により生成された一取引分の商品販売データをトランザクションとして、データ収集システム3に送信する。より詳細には、トランザクション送信部111は、通常運用時において、二重化されたデータ収集システム3のうち、稼動系の第1データ収集システム3aにトランザクションを送信する。
ここで、送信先テーブル151に設定された「設定1」の代表アドレスが稼動系の第1データ収集システム3aを指すものであるとすると、トランザクション送信部111は、「設定1」の代表アドレス宛にトランザクションを送信する。トランザクション送信部111から送信されたトランザクションは、第1ルータ21を経由して、第1データ収集システム3aに到達する。
ところで、稼動系の第1データ収集システム3aにトランザクションを送信した際に、ネットワークN2上や第1データ収集システム3aで障害が発生していると、このトランザクションは不達となる。
そこで、障害検知部112は、トランザクションの送信状況に基づいて、稼動系の第1データ収集システム3aとの間で発生した通信障害を検知する。なお、通信障害の検知方法は特に問わないものとする。例えば、トランザクションを送信してから所定時間以内に応答がない場合に、通信障害が発生したと判定してもよい。また、第1ルータ21や他の装置からエラーが送信された場合に通信障害が発生したと判定してもよい。
送信先切替部113は、障害検知部112が通信障害を検知した場合に、トランザクションの送信先を、待機系の第2データ収集システム3bに切り替えてトランザクション送信部111に送信させる。
ここで、送信先テーブル151に設定された「設定2」の代表アドレスが、待機系の第2データ収集システム3bのものであるとすると、送信先切替部113は、「設定2」の代表アドレス宛にトランザクションを送信させる。これにより、トランザクション送信部111から送信されたトランザクションは、第2ルータ22を経由して第2データ収集システム3bに到達する。
このように、本実施形態のPOS端末10は、稼動系の第1データ収集システム3aとの間で通信障害が発生した場合に、待機系の第2データ収集システム3bに切り替えてトランザクションを送信する。これにより、稼動系の第1データ収集システム3aに障害が発生した場合であっても、待機系の第2データ収集システム3bでトランザクションを収集することができる。
一方、精査サーバ40では、CPU41がROM42又は記憶部45に記憶されたプログラムと協働することで、図7に示す機能部を実現する。
図7は、精査サーバ40が備える機能部の構成を模式的に示す図である。図7に示すように、精査サーバ40は、CPU41とプログラムとの協働により、トランザクション受信部411を備える。また、待機系の精査サーバ40は、CPU41とプログラムとの協働により、トランザクション転送部412を更に備える。
トランザクション受信部411は、ロードバランサ32(ロードバランサ35)により振り分けられたトランザクションを受信する。また、トランザクション受信部411は、受信したトランザクションを記憶部45のデータ記憶領域451に記憶する。
トランザクション転送部412は、データ記憶領域451に記憶されたトランザクションを、転送先テーブル452に設定された稼動系の精査サーバ40に転送する。ここで、転送を行うタイミングは特に問わず、例えば、一定の時刻(時間)毎に転送してもよい。また、トランザクションを転送した後は、当該トランザクションをデータ記憶領域451から消去する形態としてもよい。
このように、本実施形態のデータ収集システム3では、待機系の精査サーバ40で収集したトランザクションを、稼動系の精査サーバ40に転送する。これにより、稼動系と待機系とに分散して記憶されたトランザクションを、稼動系の精査サーバ40に集約することができるため、トランザクションの散逸を防ぐことができる。
以下、POS端末10及び精査サーバ40で実行される処理について説明する。まず、図8を参照して、POS端末10及び精査サーバ40で実行されるトランザクション送受信処理について説明する。ここで、図8は、POS端末10及び精査サーバ40で実行されるトランザクション送受信処理の流れを示すフローチャートである。
POS端末10では、売上登録処理に伴い一取引分の商品販売データが生成される(ステップS11)。トランザクション送信部111は、ステップS11で生成された商品販売データをトランザクションとして、稼動系のデータ収集システム3(第1データ収集システム3a)に送信する(ステップS12)。
障害検知部112は、ステップS12で送信されたトランザクションの送信状況に基づき、稼動系のデータ収集システム3(第1データ収集システム3a)との間で通信障害が発生したか否かを判定する(ステップS13)。ここで、通信障害が検知されない場合には(ステップS13;No)、POS端末10側の処理を終了する。
また、ステップS13において、通信障害の発生が検知された場合(ステップS13;Yes)、送信先切替部113は、トランザクションの送信先を、待機系のデータ収集システム3(第2データ収集システム3b)に切り替える(ステップS14)。そして、トランザクション送信部111は、送信先切替部113の制御に従い、待機系のデータ収集システム3(第2データ収集システム3b)にトランザクションを送信し(ステップS15)、POS端末10側の処理を終了する。
POS端末10から送信されたトランザクションは、ネットワークN2又はネットワークN3を介して、第1データ収集システム3a又は第2データ収集システム3bに到達する。そして、各データ収集システム3では、ロードバランサ32(ロードバランサ35)の制御により、何れか一の精査サーバ40にトランザクションが振り分けられる。
精査サーバ40では、トランザクション受信部411が、振り分けられたトランザクションを受信する(ステップS21)。そして、トランザクション受信部411は、ステップS21で受信したトランザクションを、記憶部45のデータ記憶領域451に記憶し(ステップS22)、精査サーバ40側の処理を終了する。
このように、POS端末10は、稼働系のデータ収集システム3(第1データ収集システム3a)との間で通信障害が発生した場合、待機系のデータ収集システム3(第2データ収集システム3b)に切り替えて、トランザクションを送信する。これにより、稼働系の精査サーバ40又は待機系の精査サーバ40にトランザクションを記憶させることができるため、精査サーバ40の高可用性を実現することができる。
次に、図9を参照して、精査サーバ40で実行されるトランザクション転送処理について説明する。ここで、図9は、精査サーバ40で実行されるトランザクション転送処理の流れを示すフローチャートである。
まず、精査サーバ40のトランザクション転送部412は、予め定められた時刻(転送開始時刻)に到達するまで待機する(ステップS31;No)。ここで、時刻の計時は、自装置に備えられたRTC(Real Time Clock)等の計時部を用いるものとする。
転送開始時刻に到達したと判定すると(ステップS31;Yes)、トランザクション転送部412は、データ記憶領域451に記憶されたトランザクションを読み出す(ステップS32)。続いて、トランザクション転送部412は、転送先テーブル452に設定された稼動系の精査サーバ40の転送先アドレス宛に、トランザクションを転送する(ステップS33)。
そして、転送が完了すると、トランザクション転送部412は、転送の対象となったトランザクションをデータ記憶領域451から消去し(ステップS34)、本処理を終了する。
このように、待機系の精査サーバ40は、自装置で記憶管理するトランザクションを、稼働系の精査サーバ40に転送する。これにより、稼働系の精査サーバ40で、トランザクションを一元的に管理することができるため、トランザクションの管理を効率化に行うことができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。本発明の実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、データ収集システム3を、第1データ収集システム3aと第2データ収集システム3bとの二重化構成としたが、これに限らず、三以上の多重化構成としてもよい。この場合、POS端末10の送信先テーブル151には、データ収集システム3の構成数に対応する個数の代表アドレスを設定する。また、POS端末10(送信先切替部113)は、稼働系の代表アドレスとの通信に障害が発生した場合に、当該代表アドレス以外の待機系の代表アドレスに送信先を順次切り替える。一方、多重化構成のデータ収集システム3では、何れか一つのデータ収集システム3を稼働系に設定し、他の
データ収集システム3を待機系に設定する。これにより、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態では、第1データ収集システム3a及び第2データ収集システム3bのそれぞれを、ロードバランサ32、35と複数の精査サーバ40とを有するシステム構成としたが、これに限らないものとする。例えば、第1データ収集システム3a及び第2データ収集システム3bの何れか一方又は両方を、一台の精査サーバ40で構成する形態としてもよい。
また、上記実施形態では、転送先テーブル452に基づいて、待機系の精査サーバ40がトランザクションの転送を行う形態としたが、稼動系の精査サーバ40においても同様の処理を行ってもよい。この場合、代表となる一の精査サーバ40のアドレスをデータ記憶領域451に設定し、代表以外の精査サーバ40の記憶部45に記憶する。そして、上述したトランザクション転送部412の機能により、代表の精査サーバ40のトランザクションを転送する。これにより、代表とした一の精査サーバ40にトランザクションを集約させることができるため、特定の精査サーバ40でトランザクションを一元的に管理することができる。
また、上記実施形態では、転送先テーブル452に一の転送先アドレスを設定したが、これに限らず、複数の転送先アドレスを設定してもよい。この場合、送信先テーブル151と同様、複数の転送先アドレスに稼動系と待機系とを設定することで、通常運用で使用する稼動系の精査サーバ40と、稼動系の障害時に使用する待機系の精査サーバ40とを切り替えてトランザクションを転送することができる。
また、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムは、ROMや記憶部等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。また、上記プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
また、上記プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上記プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
1 商品販売システム
2 店舗システム
3 データ収集システム
3a 第1データ収集システム
3b 第2データ収集システム
10 POS端末
21 第1ルータ
22 第2ルータ
31 第3ルータ
32 ロードバランサ
33 第4ルータ
34 第5ルータ
35 ロードバランサ
36 第6ルータ
40 精査サーバ
111 トランザクション送信部
112 障害検知部
113 送信先切替部
411 トランザクション受信部
412 トランザクション転送部
特開2003−84996号公報

Claims (6)

  1. 複数台のサーバ装置を有し、端末装置から送信されたトランザクションを受信するサーバシステムであって、
    前記サーバ装置のうち、前記端末装置が通常運用で使用する稼動系の第1サーバ装置は、
    前記端末装置から第1ネットワークを介して送信された前記トランザクションを受信する第1受信手段と、
    前記第1受信手段が受信した前記トランザクションを記憶する第1記憶手段と、
    を備え、
    前記サーバ装置のうち、前記端末装置において前記第1サーバ装置との間で通信障害が発生した場合に使用される待機系の第2サーバ装置は、
    前記端末装置から前記第1ネットワークとは異なる第2ネットワークを介して送信された前記トランザクションを受信する第2受信手段と、
    前記第2受信手段が受信した前記トランザクションを記憶する第2記憶手段と、
    前記第2記憶手段に記憶された前記トランザクションを、所定時間毎に前記第1サーバ装置に転送する転送手段と、
    を備えるサーバシステム。
  2. 前記第1サーバ装置及び前記第2サーバ装置の各々は、複数台のサーバ装置群で構成され、
    前記第2サーバ装置群の各々が備える前記転送手段は、前記第1サーバ装置群の中の一つに前記トランザクションを転送する請求項1に記載のサーバシステム。
  3. 前記第2サーバ装置群の各々が備える前記転送手段は、同一の前記第1サーバ装置又は互いに異なる前記第1サーバ装置に前記トランザクションを転送する請求項2に記載のサーバシステム。
  4. 前記第1サーバ装置群の負荷を分散する第1負荷分散装置と、
    前記第2サーバ装置群の負荷を分散する第2負荷分散装置と、
    を更に備え、
    前記第1サーバ装置群の各々が備える前記第1受信手段は、前記第1負荷分散装置で負荷分散された前記トランザクションを受信し、
    前記第2サーバ装置群の各々が備える前記第2受信手段は、前記第2負荷分散装置で負荷分散された前記トランザクションを受信する請求項2又は3に記載のサーバシステム。
  5. 前記端末装置は、前記第1負荷分散装置の第1代表アドレス宛に前記トランザクションを送信し、当該第1代表アドレス宛への通信に障害が発生した場合に、前記第2負荷分散装置の第2代表アドレス宛に前記トランザクションを送信する請求項4に記載のサーバシステム。
  6. 端末装置から送信されたトランザクションを受信する多重化構成のサーバ装置であって、
    前記サーバ装置のうち、前記端末装置が通常運用で使用する稼動系のサーバ装置は、
    前記端末装置から第1のネットワークを介して送信された前記トランザクションを受信する第1受信手段と、
    前記第1受信手段が受信した前記トランザクションを記憶する第1記憶手段と、
    を備え、
    前記サーバ装置のうち、前記端末装置において前記稼働系のサーバ装置との間で通信障害が発生した場合に使用される待機系のサーバ装置は、
    前記端末装置から前記第1ネットワークとは異なる第2ネットワークを介して送信された前記トランザクションを受信する第2受信手段と、
    前記第2受信手段が受信した前記トランザクションを記憶する第2記憶手段と、
    前記第2記憶手段に記憶された前記トランザクションを、所定時間毎に前記第1サーバ装置に転送する転送手段と、
    を備えるサーバ装置。
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