JP5924378B2 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、タッチパネルにおける座標を調整する際の技術に関する。
タブレット端末やスマートフォン、業務用ハンディターミナルなどは、タッチパネルが搭載され、タッチパネルに対して指やスタイラスペンなどにより一定の圧力が加えられることで、操作を受け付けている。
このようなタッチパネルには、静電容量方式のタッチパネルや感圧式タッチパネル(抵抗膜方式パネル)などの種類がある。
特に感圧式タッチパネルにおいては、操作中に座標のずれ(ユーザが操作した画面(タッチパネル)上の位置と、端末が操作を受け付けたと検知した位置とのずれ)が発生することがある。このようなずれを解消するためには、ハードウエアに搭載された調整機能にて補正を行う必要がある。
調整機能を起動するためには、ハードウエアに調整機能を呼び出すためのボタンが付いている端末もあるが、タッチパネルを操作することで調整機能を呼び出す必要がある端末もある。
特許文献1には、所定の間隔で所定回数タッチ操作を受け付けることで調整モードを起動するといったように、簡単な操作で確実に調整モードを起動するための仕組みが開示されている。
特開2002−366305号公報
上述のようなタッチパネル操作により調整機能を呼び出す端末の場合、座標が大幅にずれている場合には、調整機能を呼び出すことすら困難な場合もある。さらに場合によっては、座標が一画面分以上ずれてしまい、全く操作ができなくなってしまうこともある。
このような場合、ハードウエアの初期化や、修理が必要になり、一時的にその端末を利用することができなくなるため、ユーザにとっては業務が停止してしまうなどの問題が生じる。
そこで、本発明は、日常的な操作に基づき座標のずれを検知することで、情報処理装置の操作性低下を低減させることを目的とする。
本発明は、タッチパネルを搭載し、タッチパネルに対する操作により指示を受け付ける情報処理装置であって、前記情報処理装置の使用を許可するためのパスワードを記憶する記憶手段と、ユーザによるパスワードの入力を、前記タッチパネルに対する操作により受け付ける受付手段と、前記受付手段により操作を受け付けたと検知した位置と、前記記憶手段に記憶されたパスワードが入力された場合に操作を受け付ける位置とを比較することで、座標のずれが生じているか否かを判定する判定手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、タッチパネルを搭載し、タッチパネルに対する操作により指示を受け付け、情報処理装置の使用を許可するためのパスワードを記憶する情報処理装置における情報処理方法であって、前記情報処理装置の受付手段が、ユーザによるパスワードの入力を、前記タッチパネルに対する操作により受け付ける受付工程と、前記情報処理装置の判定手段が、前記受付工程により操作を受け付けたと検知した位置と、前記記憶されたパスワードが入力された場合に操作を受け付ける位置とを比較することで、座標のずれが生じているか否かを判定する判定工程と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、タッチパネルを搭載し、タッチパネルに対する操作により指示を受け付け、情報処理装置の使用を許可するためのパスワードを記憶する情報処理装置において実行可能なプログラムであって、前記情報処理装置を、ユーザによるパスワードの入力を、前記タッチパネルに対する操作により受け付ける受付手段と、前記受付手段により操作を受け付けたと検知した位置と、前記記憶手段に記憶されたパスワードが入力された場合に操作を受け付ける位置とを比較することで、座標のずれが生じているか否かを判定する判定手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、日常的な操作に基づき座標のずれを検知することで、情報処理装置の操作性低下を低減させることが可能となる。
情報処理装置101の機能を示す機能ブロック図 情報処理装置101のハードウエア構成を示す図 情報処理装置101が実行するタッチスパネルの補正処理を示すフローチャートである 情報処理装置101が実行するタッチパネルの補正後のパスワード受付処理を示すフローチャート 図3のステップS302の詳細処理を示すフローチャート 図3のステップS303の詳細処理を示すフローチャート 図3のステップS307の詳細処理を示すフローチャート 図3のステップS308の詳細処理を示すフローチャート パスワード入力画面の一例を示す図 パスワード入力画面の一例を示す図 パスワード入力画面の座標を示す図 タッチパネルの座標のずれを補正するための画面の一例を示す図 パスワード座標テーブルの一例を示す図 パスワードの各桁の相対的位置関係を示す値が登録されたテーブルの一例を示す図 パスワード座標テーブルの一例を示す図 パスワードの各桁の相対的位置関係を示す値が登録されたテーブルの一例を示す図 画面サイズテーブルの一例を示す図 座標がずれた状態を説明するための図である ユーザによりパスワード入力の際に操作された位置が登録されたテーブルの一例を示す図 ユーザによりパスワード入力の際に操作された位置の相対的関係を示す値が登録されたテーブルの一例を示す図 ログインエラー画面の一例を示す図 ユーザによりパスワード入力の際に操作された位置が登録されたテーブルの一例を示す図 ユーザによりパスワード入力の際に操作された位置の相対的関係を示す値が登録されたテーブルの一例を示す図 パスワードが登録されたテーブルの一例を示す図 第2の実施形態における情報処理装置101が実行するタッチスパネルの補正処理を示すフローチャートである
図1を用いて、本実施形態における情報処理装置の機能を説明する。
図1は本発明の実施形態における情報処理装置101が備える機能を示した図である。本実施形態における情報処理装置101は、タッチパネルを搭載し、タッチパネルに対するユーザの操作により、指示を受け付ける。
記憶部151は、ユーザにより予め設定されたパスワードを記憶する。記憶部151に記憶されたパスワードが、ユーザによりパスワード入力画面で入力されることで、ユーザによる情報処理装置101の使用が許可される。
受付部152は、情報処理装置101のタッチパネルに対するユーザの操作により、パスワードの入力や、その他の情報処理装置に対する操作を受け付ける機能を備える。
判定部153は、前記受付部152により操作を受け付け、操作を受け付けたと検知した位置と、前記記憶部151に記憶されたパスワードが入力された場合に操作を受け付ける位置とを比較することで、座標のずれが生じているか否かを判定する機能を備える。座標のずれが生じていると判定された場合、座標のずれを調整する画面が表示される。
以下、図2を用いて、図1に示した情報処理装置101のハードウエア構成の一例について説明する。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM203あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な各種プログラム等が記憶されている。
202はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM203あるいは外部メモリ211からRAM202にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、入力装置209等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、液晶ディスプレイ等のディスプレイ装置210への表示を制御する。なお、ディスプレイ装置は、液晶ディスプレイに限られず、CRTディスプレイなどであっても良い。これらは必要に応じてクライアントが使用するものである。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したLAN400)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ装置210上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ装置210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
ハードウエア上で動作する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM202にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。
プリンタコントローラ212は、サーマルドットライン方式プリンタ213等の印刷機を制御する。
スキャナコントローラ214は、スキャナ215等の識別器を制御する。
なお、全ての装置がこれらの構成を備えているわけではなく、必要なものを夫々備えていればよい。
次に、図18を用いて座標がずれた場合について説明する。
図18における薄墨色で示した領域は、ハードウエア(情報処理装置)の表示部に表示される画面を表している。これに対して、一点鎖線で示した領域は、座標がずれている場合の例であり、情報処理装置101がユーザによる操作を受け付ける範囲を示している。
例えば、星印1801で示す場所をユーザが押下したとする。すなわち、ユーザは、情報処理装置における画面上の中央右寄りの位置を押下したとする。この場合、座標がずれているため、情報処理装置101のCPU201は、画面上の上部中央部分が押下されたものとしてユーザ操作を検出する。すなわち、座標がずれていない場合における、星印1802の位置をユーザが押下した場合と同じ操作であると検出することになる。
このように、ユーザが操作した位置と情報処理装置側が検出した位置とがずれてしまうと、誤操作を発生させることとなる。
次に、図3を用いて、本実施形態における表示座標の調整処理(タッチパネルの補正処理)について説明する。
なお、図3のフローチャートに示す処理は、情報処理装置101のCPU201が所定の制御プログラムを読み出して実行する処理である。
ステップS301では、情報処理装置101のCPU201は、パスワード入力画面を表示部に表示する。パスワード入力画面の一例を図9、図10に示す。
図9は、情報処理装置101の表示部に表示されるパスワード入力画面の一例であり、パスワード入力欄901と、テンキー902から構成される。
ユーザにより、テンキー902の各キーが押下(タッチ)されることで、入力を受け付ける。なお本実施形態においては、テンキーとしたが、数字だけでなくアルファベットも含めたパスワードの場合には、キーボード(QWERTY配列のキーボード等)が表示される画面であってもよい。
図10は、図9と同様にパスワード入力画面の一例を示す図であるが、テンキーの配列が表示される都度変化する(ランダムに配列される)画面の一例である。パスワード入力の動作をのぞき見される等によりパスワードが漏洩することがあるため、そのような事態を防止するために、このようなランダムに配列されたテンキーが用いられることがある。
ステップS302では、情報処理装置101のCPU201は、パスワード座標を取得する。パスワード座標を取得する処理の詳細は、図5のフローチャートを用いて説明する。
図5は、パスワード座標を取得する処理(S302)の詳細を示すフローチャートである。
なお、図5のフローチャートに示す処理は、情報処理装置101のCPU201が所定の制御プログラムを読み出して実行する処理である。
ステップS501では、情報処理装置101のCPU201は、パスワードの各桁のボタンの中心座標を取得する。
パスワードについては、予めユーザにより設定され、登録されているものとし、本実施例においては「1234」とする。図24に予め設定されたパスワードが登録されたテーブルの一例を示す。
各桁のボタンの中心座標の取得については、図11を用いて説明する。
図11は、図9の画面におけるテンキー部分の座標を示した図である。
図11に示すように、情報処理装置101の表示部に表示される画面の左上の座標を(0,0)とし、右下の座標を(100,120)とする。
当該画面のうち、テンキーの「1」については、(0,80)、(0,100)、(20,100)、(20,80)の4点で囲まれた領域である。
同様にテンキーの「2」については、(20,80)、(20,100)、(40,100)、(40,80)の4点で囲まれた領域である。
このように、各キーの領域が座標により特定可能となっている。
そして、上述の「1」については(10,90)が中心座標として取得される。また、「2」については、(30,90)が中心座標として取得される。
また、図10に示すように、都度各キーが表示される領域が変化するテンキーの場合にも、「1」が表示される領域に基づき、中心座標が取得される。
ステップS502では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS501で取得した中心座標をパスワード座標テーブルに格納する。そして、本フローチャートの処理を終了し、処理をステップS303に移行する。
パスワード座標テーブルの一例を図13、図15に示す。
図13は、図9の画面におけるパスワード座標テーブルの一例であり、パスワード桁、X軸座標、Y軸座標の項目から構成される。図15は、図10の画面におけるパスワード座標テーブルの一例であり、構成は図13のテーブルと同様である。
例えば、図13では、パスワードの1桁目は、X軸座標が10、Y軸座標が90であることを意味する。
同様に、パスワードの2桁目は、X軸座標が30、Y軸座標が90であることを意味する。パスワードの3桁目、4桁目についても同様である。
ステップS303では、情報処理装置101のCPU201は、パスワード座標図形(パスワードの各桁の相対的な位置関係)を取得する。ステップS303の詳細については、図6に示すフローチャートを用いて説明する。
図6は、ステップS303の詳細処理を説明するフローチャートである。なお、図3のフローチャートに示す処理は、情報処理装置101のCPU201が所定の制御プログラムを読み出して実行する処理である。
ステップS601では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS501で取得した座標(ステップS502で図13のテーブルに格納された値)に基づき、各桁の差分を算出する。
例えば、図13のテーブルにおける1桁目と2桁目の差分は、(10,90)と(30,90)の差分であるため、(20,0)となる。
同様に、2桁目と3桁目の差分は(20,0)、3桁目と4桁目の差分は(−40,−20)である。
ステップS602では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS601の処理で得られた値を、パスワード座標図形テーブル(図14)に登録する。
なお、図15のテーブルにおいては、1桁目と2桁目の差分は(0,20)であり、2桁目と3桁目の差分は(−20,20)である。同様に3桁目と4桁目の差分は(40,0)となる。
そして本フローチャートの処理を終了し、ステップS304の処理へ移行する。
ステップS304では、情報処理装置101のCPU201は、ユーザからパスワードの入力を受け付ける。具体的には、図9や図10に示す画面において、テンキーが押下されることで入力を受け付ける。この際、ユーザにより押下された座標を記録する。
ステップS305では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS304でユーザにより押下された位置が、画面の範囲外であるかを判断する。
画面の範囲については、図17に一例を示す画面サイズテーブルに基づき判断する。図17の例では、画面幅(X軸)が100であり、画面高さ(Y軸)が120の画面であることを意味している。
座標のずれが生じている場合、ユーザが押下した位置が画面の範囲外であると検知されることが生じうる。例えば、図18のように座標がずれている例において、ユーザがハードウエア画面(薄墨色部分)における星印1802を押下したとする。この場合、情報処理装置101は、一点鎖線で囲まれた領域が画面の範囲であると判断するため、ユーザが押下した場所は、画面の範囲外であると検知される。すなわち、情報処理装置101は、(20,40)(20,160)(120,160)(120,40)で囲まれた領域が画面の範囲であると判断するのに対して、ユーザが押下したのは、この範囲外((40,30)付近)であるため、画面の範囲外であると検知する。
このように、座標のずれが生じている場合には、画面の範囲外が押下されたと検知されるケースが生じ得る。
ユーザにより押下された位置が、この範囲を超えている(画面の範囲外である)と判断された場合(ステップS305:YES)は、処理をステップS311に移行する。
すなわち、本来押下できない位置が押下されていることから、タッチパネルの座標にずれが生じているといえるため、タッチパネルの補正処理(ステップS311)に移行する。
ユーザにより押下された位置が画面の範囲内である場合(ステップS305:NO)は、処理をステップS306に移行する。
ステップS311では、情報処理装置101のCPU201は、タッチパネルの補正を行う画面を表示する。タッチパネルの補正を行う画面の一例を、図12に示す。
図12に示すように、ユーザに対して所定の位置に表示したターゲット(図12における1201〜1205)を順次タッチさせることで、調整を行う。
そして、図4に示すフローチャートで示す処理に移行する。図4のフローチャートの説明は後述する。
ステップS306では、情報処理装置101のCPU201は、ユーザにより入力されたパスワードが正しいパスワードであるか(予め登録されたパスワードと一致するか)否かを判断する。
入力されたパスワードが正しい場合(ステップS306:YES)は、処理をステップS312に移行する。
ステップS312では、情報処理装置101のCPU201は、ログイン処理を行う。すなわち、ユーザによる情報処理装置101の利用を許可する。
入力されたパスワードが正しいパスワードではない場合(ステップS306:NO)は、処理をステップS307に移行する。
ステップS307では、情報処理装置101のCPU201は、ユーザにより入力されたパスワードの座標を取得する。ステップS307の処理の詳細については、図7に示すフローチャートを用いて説明する。
図7は、入力されたパスワード座標を取得する処理(S307)の詳細を示すフローチャートである。
なお、図7のフローチャートに示す処理は、情報処理装置101のCPU201が所定の制御プログラムを読み出して実行する処理である。
ステップS701では、情報処理装置101のCPU201は、入力されたパスワードの各桁のボタンの中心座標を取得する。
例えば、図11に示す例において、ユーザにより「6」が押下された(入力された)と検知した場合は、(50,70)という座標を取得する。「6」が押下されたか否かは、「6」が表示された領域をユーザが押下したと検知した場合に、「6」が押下されたと判断する。
ステップS702では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS701で取得した座標を入力パスワード座標テーブル(図19)に格納する。そして本フローチャートに示す処理を終了し、処理をステップS308に移行する。
ここでステップS701において、押下されたキーの中心座標を取得したが、他の実施形態として、押下された場所の座標を取得する方法も考えられる。
例えば、ユーザが(55,72)という座標を押下したと検知した場合は、(55,72)を入力パスワード座標テーブルに格納する。この実施形態により格納されたテーブルの例を図22に示す。
このように、押下されたキーの中心座標を取得するのではなく、実際に押下されたと検知した座標を取得することで、キーが表示されていない領域が押下されたと検知した場合にも、座標を取得することが可能となる。
ステップS308では、情報処理装置101のCPU201は、ユーザにより入力されたパスワードの座標図形を取得する。ステップS308の処理の詳細については、図8に示すフローチャートを用いて説明する。
図8は、入力されたパスワードの座標図形を取得する処理(S308)の詳細を示すフローチャートである。
なお、図8のフローチャートに示す処理は、情報処理装置101のCPU201が所定の制御プログラムを読み出して実行する処理である。
ステップS801では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS701で取得した座標に基づき、各桁の差分を算出する。
具体的な処理については、ステップS601と同様である。
ステップS802では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS801の処理で得られた値を、入力パスワード座標図形テーブル(図20)に登録する。
そして、本フローチャートの処理を終了し、ステップS309の処理へ移行する。
図22に示す実際に押下されたと検知した座標を格納する方法における入力パスワード座標図形テーブルの一例を図23に示す。
ステップS309では、情報処理装置101のCPU201は、正しいパスワードが入力された場合に形成される図形と、実際にユーザにより入力されたパスワードにより形成される図形とが同じ図形になるかを判断する。すなわち、正しいパスワードにおける各桁の相対的な位置関係と、実際にユーザにより入力されたパスワードにおける各桁の相対的な位置関係とを比較し、両者が等しい(同一である)と評価されるかを判断する。
具体的には、ステップS601で取得した差分(ステップS602で図14に示すテーブルに格納された値)と、ステップS801で取得した差分(ステップS802で図20に示すテーブルに格納された値)とが一致するか否かにより判断する。
例えば、図9のテンキー配列において、正しいパスワード「1234」であり、ユーザにより入力されたパスワードが「4567」の場合には、ステップS309でYESと判断される。
すなわち、入力されたパスワードは正しいパスワードとは異なるものの、ユーザが押下した各桁の位置の相対的な関係は、正しいパスワードと同じになる。そのため、ユーザは正しいパスワード(1234)を押下したつもりなのに、タッチパネルの座標にずれが生じていたため、入力された値が「4567」となってしまったと考えられる。
そこで、このような場合にはタッチパネルの補正を行う処理に移行する(ステップS313)。ステップS313の処理は、上述のステップS311の処理と同様である。そして、処理を図4に示すフローチャートに移行する。
他方、正しいパスワードが「1234」であり、ユーザにより入力されたパスワードが「1345」のような場合には、ステップS309ではNOと判断される。この場合には、ユーザは正しいパスワードを知らないと考えられるので、ログインエラー画面を表示する処理に移行する(ステップS310)。
ステップS310でパスワードが異なるため情報処理装置の利用を許可できない旨のログインエラー画面(図21)を表示すると、本フローチャートに示す処理を終了する。
なお、ステップS601で取得した差分と、ステップS801で取得した差分とが一致するか否かにより判断するとしたが、上述の中心座標ではなく実際に押下されたと検知した座標を格納した場合には、ある程度の誤差があっても一致すると判定する。
許容される誤差の範囲については予め定められているものとし、±20%としたり、X軸・Y軸それぞれ5までとしたり、いずれの定め方でも良い。
次に、図4に示すフローチャートを用いて、タッチパネルの補正処理を行ったあとのログイン処理について説明する。なお、図4のフローチャートに示す処理は、情報処理装置101のCPU201が所定の制御プログラムを読み出して実行する処理である。
ステップS401では、情報処理装置101のCPU201は、パスワード入力画面(図9、図10)を表示部に表示する。
ステップS402では、情報処理装置101のCPU201は、ユーザからパスワードの入力を受け付ける。
ステップS403では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS402においてユーザにより入力されたパスワードが正しいパスワードであるかを判断する。
正しいパスワードが入力されたと判断された場合(ステップS403:YES)は、処理をステップS404に移行する。
正しいパスワードではないと判断された場合(ステップS403:NO)は、処理をステップS405に移行する。
ステップS404では、情報処理装置101のCPU201は、ユーザによる情報処理装置101の利用を許可し(ログイン処理を実行し)、本フローチャートに示す処理を終了する。
ステップS405では、情報処理装置101のCPU201は、ログインに失敗した旨を示す画面を表示し、本フローチャートの処理を終了する。
ここで、入力されたパスワードが正しくない場合、図3に示すフローチャートでは、入力されたパスワードと正しいパスワードの座標により形成される図形が同じであるかを判断したが、本フローチャートではそのような処理を行わずにログインエラーとした。これは、本フローチャートの処理は、タッチパネルの補正処理を行った直後に実行される処理であることから、タッチパネルの座標のずれが生じているケースについては考慮する必要がないためである。
すなわち、ステップS403で入力されたパスワードが正しくないと判断された場合とは、「ユーザがそもそも正しいパスワードを知らない」という場合であり、「座標がずれているため正しいパスワードを入力できなかった」という場合を考える必要がないためである。
図21は、パスワードが間違っていた場合に表示されるログインエラー画面の一例を示す図である。具体的には、ステップS310、ステップS405において情報処理装置101の表示部に表示される。
ログインエラー画面には、パスワードを間違えているためログインできない(情報処理装置101を利用できない)旨の表示と、パスワード入力を再試行する指示を受け付けるボタン2101等が表示される。
<第2の実施形態>
次に、図25を用いて、本発明の第2の実施形態におけるタッチパネルの補正処理について説明する。
なお、図25のフローチャートに示す処理は、情報処理装置101のCPU201が所定の制御プログラムを読み出して実行する処理である。
また、図25におけるステップS301からS305、S311の処理は、第1の実施形態における図3のステップS301からS305、S311の処理と同一であるため、ここでの説明は省略する。
ステップS2501では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS304で入力を受付けたパスワードの各桁の相対的な位置関係および入力されたパスワードが正しいか否かを判定する(第1の実施形態のステップS306〜S309の処理に相当する)。
位置関係およびパスワードのいずれも正しい場合は、処理をステップS2502に移行する。
位置関係は正しく、パスワードは正しくない場合は、処理をステップS2503に移行する。
位置関係およびパスワードのいずれも正しくない場合は、処理をステップS2508に移行する。
ステップS2502では、情報処理装置101のCPU201は、ログイン処理(ユーザによる情報処理装置の利用を許可する処理)を行う。そして、本フローチャートの処理を終了する。
ステップS2503では、情報処理装置101のCPU201は、パスワード入力画面を再度表示し、パスワードの再入力を受け付ける。この際、ステップS301で表示したパスワード入力画面とは異なる配列のテンキーやキーボードを表示し、再入力を受付けることが望ましい。
ステップS2504では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS2503で受付けたパスワードについて、ステップS2501と同様に各桁の相対的な位置関係および入力されたパスワードが正しいか否かを判定する。
位置関係およびパスワードのいずれも正しい場合は、処理をステップS2505に移行する。
位置関係は正しく、パスワードは正しくない場合は、処理をステップS2507に移行する。
位置関係およびパスワードのいずれも正しくない場合は、処理をステップS2508に移行する。
ステップS2505では、情報処理装置101のCPU201は、タッチパネルの補正を行う画面を表示し、補正を行う。
ステップS2506では、情報処理装置101のCPU201は、ログイン処理(ユーザによる情報処理装置の利用を許可する処理)を行う。そして本フローチャートの処理を終了する。
ステップS2507では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS2505と同様にタッチパネルの補正を行う画面を表示し、補正を行う。
そして、処理を図4のフローチャートに示す処理に移行する。
ステップS2508では、情報処理装置101のCPU201は、入力されたパスワードの桁数が正しいパスワードの桁数と一致しているか否かを判断する。
パスワードの入力が完了したか否かは、数字や文字が入力されたあとに、エンターキー等の入力完了を指示するキーが押下されたか否かにより判断する。
ここで、タッチパネルの座標がずれているために、パスワード入力途中でエンターキー押下を検知してしまった場合は、正しいパスワードの桁数に満たないうちにエンターキー押下を検知してしまう。逆に、タッチパネルの座標がずれているために、エンターキーを押下できない場合には、正しいパスワードよりも多い桁数を入力してしまうこともある。
そのため、桁数が正しいパスワードと異なる場合には、座標がずれている可能性があることから、ステップS2508の判断処理を行う。
ステップS2508で、入力されたパスワードの桁数と正しいパスワードの桁数が異なると判定された場合(ステップS2508:NO)は、処理をステップS2509に移行する。ステップS2509では、補正画面を表示し、補正処理を行う。そして、処理を図4のフローチャートに示す処理に移行する。
なお、ステップS2508、S2509の処理は、パスワードの入力完了をエンターキー押下等により判断する場合に適用可能な処理であり、所定の桁数の入力がなされたことに応答して入力完了と判断する構成の場合には、実行されない処理である。
ステップS2508で入力されたパスワードの桁数と正しいパスワードの桁数が一致すると判定された場合(ステップS2508:YES)は、処理をステップS2510に移行する。
ステップS2510では、情報処理装置101のCPU201は、パスワードが異なるため、情報処理装置の利用を許可できない旨のログインエラー画面(図21)を表示し、本フローチャートの処理を終了する。
以上の通り、第2の実施形態においては、入力されたパスワードの各桁の相対的な位置関係は正しく、パスワードは正しくないという場合に、再度パスワードの入力を受付けるよう構成した(ステップS2503)。(第1の実施形態においては、入力されたパスワードの各桁の相対的な位置関係は正しく、パスワードは正しくないという場合には、すぐに補正画面に遷移していた(ステップS313)。)
このように再度パスワードの入力を受付ける処理を入れることで、正しいパスワードを知っているにもかかわらず、少しずれたところを押下してしまったために、位置関係は正しいが入力されたパスワードは間違ってしまったという場合に、補正画面に遷移せずに済むことになるため、操作性が向上する。
また、正しいパスワードを知らずに適当に押下した結果、偶然位置関係だけ正しく押下できてしまったという場合に、補正画面に遷移させずに済むこととなる。
特に、再入力の際に異なる配列のテンキーやキーボードにより再入力を受付けることで、正しいパスワードを知らない者が1回目に偶然に正しい位置関係のパスワードを入力できた場合にも2回目でエラーとすることができる。そのため、不正な者による操作をさせないためにも、1回目と2回目とはテンキーやキーボードを異なる配列にすることが望ましい。
また、2回目のパスワード入力で位置関係もパスワードも正しいと判定された場合には、補正画面に遷移し補正をするものの、その後再度のパスワード入力はせずに(図4のフローチャートの処理に移行せずに)、ログイン処理を行う(ステップS2504〜S2506)。
このように再度のパスワード入力を要求しないのは、2回目に正しいパスワードの入力がなされたていることから、再度の入力まで求める必要もないためである。
ただし、1回目で正しいパスワードを入力できなかったことから、若干のずれが生じている考えられるため、補正画面に遷移する処理は実行する。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
また、本発明におけるプログラムは、図3の処理をコンピュータに実行させるプログラムである。なお、本発明におけるプログラムは、図3の各処理ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読み出し、実行することによっても本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク等を用いることが出来る。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、ひとつの機器から成る装置に適用しても良い。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
101 情報処理装置

Claims (10)

  1. タッチパネルを搭載する情報処理装置であって、
    前記情報処理装置の使用を許可するための複数文字から構成されるパスワードを記憶する記憶手段と、
    ユーザによる前記タッチパネルに対する複数回の操作を受け付けることで、複数文字から構成されるパスワードの入力を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により、前記タッチパネルに対する複数回の操作により複数文字から構成されるパスワードの入力を受け付けた際の、ユーザによるタッチパネルに対する操作がなされた複数の位置を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知した複数の位置と、前記記憶手段により記憶されたパスワードがユーザにより入力される場合に操作される複数の位置とを用いて、座標のずれが生じているかを判定する判定手段と、
    を備え、
    前記判定手段は、前記受付手段により入力を受け付けた複数文字から構成されるパスワードが、前記記憶手段に記憶された複数文字から構成されるパスワードと異なる場合であって、前記検知手段により検知した操作を受け付けた複数の位置の相対的な位置関係と、前記記憶手段により記憶された複数文字から構成されるパスワードがユーザにより入力される場合に操作される複数の位置の相対的な位置関係とが同一と評価される場合に、座標のずれが生じていると判定することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置に表示されるパスワードの入力を受け付ける画面の構成に基づき、前記記憶手段により記憶された複数文字から構成されるパスワードがユーザにより入力される場合に操作される複数の位置を算出する算出手段を備え、
    前記判定手段は、前記検知手段により検知した複数の位置と、前記算出手段により算出された複数の位置とに基づき、座標のずれが生じているかを判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記受付手段により入力を受け付けた複数文字から構成されるパスワードが、前記記憶手段に記憶された複数文字から構成されるパスワードと異なる場合であって、前記検知手段により操作を受け付けたと検知した複数の位置の相対的な位置関係と、前記記憶手段に記憶された複数文字から構成されるパスワードがユーザにより入力される場合に操作される複数の位置の相対的な位置関係とが異なる場合に、エラーを通知する通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記判定手段により座標のずれが生じていると判定された場合、座標のずれを補正するための画面を表示する座標補正画面表示手段と、
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記座標補正画面表示手段は、さらに、前記検知手段により画面の範囲外への操作を検知した場合、座標のずれを補正するための画面を表示することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記座標補正画面表示手段により表示された座標のずれを補正するための画面において、座標のずれを補正する補正手段をさらに備え、
    前記受付手段は、前記補正手段により補正がなされた場合に、さらに複数文字から構成されるパスワードの入力を受け付けることを特徴とし、
    前記通知手段は、前記受付手段により前記補正手段による補正がなされた場合に入力を受け付けた複数文字から構成されるパスワードが、前記記憶手段に記憶された複数文字から構成されるパスワードと異なる場合には、前記検知手段により操作を受け付けたと検知した複数の位置の相対的な位置関係と、前記記憶手段に記憶された複数文字から構成されるパスワードがユーザにより入力される場合に操作される複数の位置の相対的な位置関係とが異なるか否かにかかわらず、エラーを通知することを特徴とする請求項4または5に記載の情報処理装置。
  7. 前記受付手段により入力を受け付けた複数文字から構成されるパスワードが、前記記憶手段に記憶された複数文字から構成されるパスワードと異なる場合であって、前記検知手段により操作を受け付けたと検知した複数の位置の相対的な位置関係と、前記記憶手段に記憶された複数文字から構成されるパスワードが入力される場合にユーザにより入力される場合に操作される複数の位置の相対的な位置関係とが異なる場合に、前記受付手段により入力を受け付けた複数文字から構成されるパスワードの桁数が前記記憶手段に記憶された複数文字から構成されるパスワードの桁数と一致するかを判定する桁数判定手段を更に備え、
    前記通知手段は、前記桁数判定手段により一致すると判定された場合にエラーを通知することを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記記憶手段に記憶された複数文字から構成されるパスワードの入力を前記受付手段により受け付けた場合、ユーザによる前記情報処理装置の使用を許可する使用制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. タッチパネルを搭載し情報処理装置の使用を許可するための複数文字から構成されるパスワードを記憶する情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記情報処理装置の受付手段が、ユーザによる前記タッチパネルに対する複数回の操作を受け付けることで、複数文字から構成されるパスワードの入力を受け付ける受付工程と、
    前記情報処理装置の検知手段が、前記受付工程により、前記タッチパネルに対する複数回の操作により複数文字から構成されるパスワードの入力を受け付けた際の、ユーザによるタッチパネルに対する操作がなされた複数の位置を検知する検知工程と、
    前記情報処理装置の判定手段が、前記検知工程により検知した複数の位置と、前記記憶されたパスワードがユーザにより入力される場合に操作される複数の位置とを用いて、座標のずれが生じているかを判定する判定工程と、
    を備え、
    前記判定工程は、前記受付工程により入力を受け付けた複数文字から構成されるパスワードが、前記記憶された複数文字から構成されるパスワードと異なる場合であって、前記検知工程により検知した操作を受け付けた複数の位置の相対的な位置関係と、前記記憶された複数文字から構成されるパスワードがユーザにより入力される場合に操作される複数の位置の相対的な位置関係とが同一と評価される場合に、座標のずれが生じていると判定することを特徴とする情報処理方法。
  10. タッチパネルを搭載し情報処理装置の使用を許可するための複数文字から構成されるパスワードを記憶する情報処理装置において実行可能なプログラムであって、
    前記情報処理装置を、
    ユーザによる前記タッチパネルに対する複数回の操作を受け付けることで、複数文字から構成されるパスワードの入力を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により、前記タッチパネルに対する複数回の操作により複数文字から構成されるパスワードの入力を受け付けた際の、ユーザによるタッチパネルに対する操作がなされた複数の位置を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知した複数の位置と、前記記憶されたパスワードがユーザにより入力される場合に操作される複数の位置とを用いて、座標のずれが生じているかを判定する判定手段として機能させ、
    前記判定手段を、前記受付手段により入力を受け付けた複数文字から構成されるパスワードが、前記記憶された複数文字から構成されるパスワードと異なる場合であって、前記検知手段により検知した操作を受け付けた複数の位置の相対的な位置関係と、前記記憶された複数文字から構成されるパスワードがユーザにより入力される場合に操作される複数の位置の相対的な位置関係とが同一と評価される場合に、座標のずれが生じていると判定する手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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