JP2008181325A - タッチパネル入力装置 - Google Patents

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Masashi Kadokura
正史 門倉
Toshiki Matsui
利樹 松井
Keiji Yamanaga
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Abstract

【課題】専用の補正モードを持たず、かつ通常の使用状態下で、正確かつ確実にタッチ操作される位置の補正ができるタッチパネル入力装置を提供する。
【解決手段】外部入力情報(ログインID情報)は、ログインID使用可否判定処理部306へ送られ、使用可否が判定される。使用可能ならば、テンキー形状記憶部320からテンキー形状を取得し、表示処理部312はタッチパネル110にテンキーを表示する。テンキーに暗証番号をタッチ操作で入力させ、その暗証番号及び入力位置情報を記憶させる。入力暗証番号記憶処理部316に記憶された暗証番号及び入力位置情報は正しい暗証番号と比較判定をされ、暗証番号入力位置情報を補正処理部334へ送り、入力位置ずれ量比較判定処理部324へ入力し、入力位置のずれ量を出力する。その入力位置のずれ量情報を基に、入力位置補正処理部328はタッチパネル110の入力位置の補正を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、タッチパネル入力装置に関する。
従来、タッチパネルのタッチ操作したときの位置ずれを補正するためには補正専用モード(以下、「原点補正専用モードと」と言う)に入る必要がある。
従来の制御では、一般のユーザーに原点補正専用モードを公開すると、誤った作業で位置ずれを起こしてしまう可能性があるため、タッチ操作したときの位置ずれの補正はサービスマンが現場へ出向き、作業を行っている。
ところが、このようなサービスマンに委ねる手法では、サービスマンの到着までの時間に費やし、迅速な対応がとれないという欠点がある。
そこで、タッチパネルの入力位置ずれが発生した場合、特別に追加するハードウェアなしで、自動的にキャリブレーションを行う安価な方法が提案されている(特許文献1参照)。
この特許文献1では、タッチパネルにタッチ操作している際、意図されない入力位置をアナログ−デジタル変換回路(A/Dコンバータと呼ぶ)により座標データに変換する。そして、座標データがコントローラに入力されると入力が想定されている一番近い座標が入力されたものとしてキャリブレーションを行う。そのため、キャリブレーションを行うための画面を表示することなく自動的にタッチパネルの入力位置を補正するためのキャリブレーションを行うことができる。
また、一般のユーザーが通常使用中に自動的にタッチパネルの押圧検出座標の校正を行うことが提案されている(特許文献2参照)。
この特許文献2では、画面に表示する複数の操作ボタンの中で、画面の対角に位置する操作ボタンを校正用観測ボタンとする。校正用押圧検出座標とボタン表示の中心座標に基づいてタッチパネル全体の押圧検出座標の校正係数を算出し、押圧検出座標を補正する。従って、ユーザーが意識することなく通常使用中に自動的にタッチパネルの押圧検出座標の校正を行うことができる。
特開2001−67186号公報 特開2002−149384号公報
しかしながら、特許文献1では、位置ずれのためにキャリブレーションが行われたのか、間違って押されたためにキャリブレーションが行われたのか分からない。そのため、通常の使用状態の下で、正確かつ確実にタッチ操作される位置の補正をすることができないという問題がある。さらに、特許文献2では、一般のユーザーが校正用観測ボタンを押す意思があって押したのか、位置ずれのために押されたのか分からない。そのため、通常の使用状態の下で、正確かつ確実にタッチ操作される位置の補正をすることができないという問題がある。
本発明は、専用の補正モードを持たず、かつ通常の使用状態の下で、正確かつ確実にタッチ操作される位置の補正をすることができるタッチパネル入力装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、表示された入力項目を指標として、タッチ操作することによって前記入力項目を選択指示することが可能なタッチパネルと、所定の条件が成立したときに、予め定められた前記タッチパネル上の所定の範囲で仕切られる複数の操作予測領域にタッチ操作されることを予測する操作予測手段と、前記所定条件が成立したときに前記操作予測領域をタッチ操作させるように指示する操作指示手段と、前記操作予測手段で予測した操作予測領域内の各位置と、前記操作指示手段による指示に応じてタッチ操作された位置とのそれぞれの前記タッチパネル上の位置データを比較する比較手段と、前記比較手段により比較した結果に基づいて、前記タッチ操作の際の位置ずれ量を演算する位置ずれ量演算手段と、前記位置ずれ量に基づいてタッチ操作される位置を補正する補正手段と、を備えている。
請求項1に記載の発明によれば、本発明のタッチパネル入力装置は、表示された入力項目を指標として、タッチ操作することによって前記入力項目を選択指示することが可能なタッチパネルを有している。所定の条件が成立したとき(例えば、ユーザーがIDの認証等を行ったとき)に、操作予測手段によって、予め定められた前記タッチパネル上の所定の範囲で仕切られる複数の操作予測領域にタッチ操作されることを予測する。前記所定条件が成立したときに、操作指示手段が前記操作予測領域をタッチ操作させるように指示する。前記操作予測手段で予測した操作予測領域内の各位置と、前記操作指示手段による指示に応じてタッチ操作された位置とを比較手段によってそれぞれの前記タッチパネル上の位置データを比較する。前記比較手段により比較した結果に基づいて、位置ずれ量演算手段によって前記タッチ操作の際の位置ずれ量を演算し、前記位置ずれ量に基づいて補正手段によってタッチ操作される位置を補正する。
従って、専用の補正モードを持たず、かつ通常の使用状態の下で、正確かつ確実にタッチ操作される位置の補正をすることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1の発明において、前記位置ずれ量を記憶する記憶手段をさらに有し、前記補正手段が前記位置ずれ量の統計的データに基づいて補正することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記位置ずれ量を統計的データとして多数の位置ずれ量のデータを基に扱うことができるので前記補正手段の補正する精度が高くなる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記所定条件の成立が、暗証符号を入力する要求が発生したときであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、前記所定条件の成立が、暗証符号を入力する要求が発生したときであるのは、他の機能ボタンだと、操作するたびに表示場所が動いてしまっては使いにくいのに対し、暗証符号であれば、入力用(例えばテンキー等)の表示位置を色々な位置に変更しても問題なく入力することができるためである。なお、暗証符号は、符号、記号、番号等を全て含んで構成される。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか1項の発明において前記操作予測領域は、暗証符号に用いられる各符号の境界が予め定められ、所定の形状に組み合わされた画像であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、暗証符号に用いられる各符号の境界が予め定められ、前記タッチパネルの枠内に表示できる所定の形状に組み合わされた画像であるならば、前記操作予測領域は、様々な形状に組み合わされた画像をタッチ操作するのでセキュリティーが向上する。
請求項5に記載の発明は、請求項3の発明において、前記暗証符号が、予め登録された暗証符号と一致しなかった場合は、前記タッチパネル上の位置データは、前記位置ずれ量演算の対象外とすることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、入力された前記暗証符号が、予め登録された暗証符号と一致しなかった場合は、前記タッチパネル上の位置データは、前記位置ずれ量演算の対象外となり削除され、使われない。従って、誤った補正を行わず、正確な補正を確実に行うことができる。
以上説明したように本発明によれば、専用の補正モードを持たず、かつ通常の使用状態の下で、正確かつ確実にタッチ操作される位置の補正をすることができるという効果が得られる。
本実施の形態を図1を参照して説明する。図1(a)及び図1(b)は、本実施の形態に係るタッチパネル入力装置100上でテンキーを用いた暗証番号入力画面の概略図である。
タッチパネル入力装置100は、専用ペンや指でタッチパネル110に触れると、上部がたわむことにより、タッチパネル110を構成する上下の一定の電気抵抗を有する導電性の導電膜(抵抗膜)が接触し、導通することにより入力を検知する。詳細に説明すると、タッチパネル110を構成する上下の電極の抵抗膜が接触した際、入力したポイントにおいて縦横方向で電圧値を読み取り、コントローラによって変換した座標値として出力される。なお、本実施の形態の図1のタッチパネル入力装置100は、タッチパネル110及び表示デバイス(LCD:Liquid Crystal Displayと呼ぶ)336で構成されている。
図1(a)は、補正に必要な座標データを9箇所とした場合の例で、当該操作の基準となる9個のポイントを丸付き数字1〜9で示している。なお、この図1(a)等で示す丸付き数字1〜9並びに一点鎖線は実際に表示されるものではない。タッチパネル入力装置100は図1(a−1)を基本とし、例えば、暗証番号等の数字列を入力する時期になると、所謂テンキー画像112を表示するようになっている。このとき、図1(a−2)、図1(a−3)、図1(a−4)、図1(a−5)に示される如く、テンキー画像112の位置を異ならせて表示するようになっている。このテンキーの表示位置の変更は、所定条件の成立時に入力を要求する暗証番号の数字列と、前記タッチパネル入力装置100上の9個のポイント位置とに基づいて設定されるようになっている。
図1(a)の場合は、暗証番号が「1234」のそれぞれの数字「1」、「2」、「3」、「4」、をタッチパネル110上のタッチポイントの丸付き数字1〜4に合わせて表示し、この表示状態で暗証番号の各数字を入力させる。このため、操作者が、まず図1(a−2)に示すような状態で、テンキー112に示された数字の「1」の所定の範囲で仕切られる複数の操作予測領域にタッチ操作すると予測する。同様に、図1(a−3)に示すような状態でテンキー112に示された数字の「2」の所定の範囲で仕切られる複数の操作予測領域にタッチ操作すると予測する。また、図1(a−4)に示すような状態でテンキー112に示された数字の「3」の所定の範囲で仕切られる複数の操作予測領域にタッチ操作すると予測する。さらに、図1(a−5)に示すような状態でテンキー112に示された数字の「4」の所定の範囲で仕切られる複数の操作予測領域にタッチ操作すると予測する。
すなわち、数字の「1」は丸付き数字のポイント”1”の位置、数字の「2」は丸付き数字のポイント”2”の位置、数字の「3」は丸付き数字のポイント”3”の位置、数字の「4」は丸付き数字のポイント”4”の位置に対応することになる。このとき、暗証番号は常に一定であるため、暗証番号の各数字に対応するポイント位置を変更して、何度も繰り返すことで補正精度を経時的に上げることが可能である。
上述によって、暗証番号「1234」が入力されたことが認識され、押圧されたポイント部分を電圧値でタッチパネル110上の座標を計測する。そして、目標の座標値と押圧された座標との縦横方向への位置ずれ量から補正データを求め、その補正データを基にそのタッチ操作したずれを補正する。なお、暗証番号「1234」を1つでも間違えて「1235」等と入力した場合はその補正データはそれぞれ4つとも破棄する。なお、「1235」のように「5」の1つ分だけ間違えている場合は、間違えた分である1つ分だけを破棄することも可能である。また、多くの補正データを蓄積し、多くの補正データを統計データとして取得し、タッチ操作のばらつきを統計的に判断し、タッチパネル110の補正をより精密に行うことが好ましい。この場合、蓄積データを蓄積する毎に補正を実行すればよい。
図1(b)は、テンキー112の形状を操作指示する暗証番号の数字毎に変更していくパターンを記載している。さらに、図1(a)との違いは、暗証番号の各数字とタッチパネル110上のタッチポイント(丸付数字)との対応関係が異なる点にある。これは各ポイント(丸付数字)のデータを均等に得るためと、併せてセキュリティーのためであり、無作為にそれぞれの場所の位置のポイントを変えることにより見られても暗証番号が発覚する可能性は低い。なお、図2のように、本実施の形態に係るテンキー112は様々な形状でよい。また、この図2で示した以外の形状でもよいし、テンキーのように数字だけでなく符号、記号またはアルファベット等の文字列を使用してもよい。
図3は、本実施の形態に係るタッチパネル入力装置における機能ブロック図であり、各部間の信号(データ)の流れを示す。
ログインID入力用リーダー300、タッチパネル入力装置100を構成しているLCD336及びタッチパネル110は、タッチパネル入力位置補正処理装置332に接続されている。タッチパネル入力位置補正処理装置332には補正処理部334が含まれており、タッチパネル入力位置補正処理装置332の入力位置記憶部322、暗証番号照合処理部318、及び表示処理部312が接続されている。なお、本実施の形態に係るタッチパネル入力装置100では、ログインID入力用リーダー300は、別にログインID入力専用のリーダーを設けているが、タッチパネル入力装置100でログインID入力を兼ねてもよい。
ログインID入力用リーダー300は、外部からの入力情報を読み取る。読み取られた情報は、ログインID入力用リーダー300からの外部入力情報としてタッチパネル入力位置補正処理部332に入力される。タッチパネル入力位置補正処理部332に入力された外部入力情報はログインID認識処理部302へ入力される。ログインID認識処理部302へ入力された外部入力情報は、ログインID情報としてログインID使用可否判定処理部306へ送られる。ログインID使用可否判定処理部306では、ログインID記憶部304からログインID情報を取得し、ログインID認識処理部302から送られてきたログインID情報と比較して使用が可能か否かを判定する。
ログインIDが使用不可であるならば、ログイン使用不可情報を表示処理部312へ送り、表示処理部312がメッセージ等を表示することができるLCD336に各種表示情報として使用不可のメッセージを表示させる。
ログインIDが使用可能であるならば、ログイン使用可能情報をテンキー形状設定処理部314へ送る。テンキー形状設定処理部314では、テンキー形状記憶部320からテンキー形状を取得し、テンキー形状情報を表示処理部312へ送る。テンキー形状情報を受け取った表示処理部312はLCD336に各種表示情報として暗証番号を入力できるように色々な形状をしたテンキーの1つを表示する。例えば、図2(a)〜(e)に示すようなテンキー112のような形状を表示する。なお、本実施の形態に係るタッチパネル入力装置100では、テンキー形状設定処理部314は、基本的には数字を使用するが、数字だけでなく符号、記号またはアルファベット等の文字列を使用してもよい。
この状態で、操作者におけるタッチパネル110上での暗証番号のタッチ操作で、所定の範囲で仕切られる複数の操作予測領域にタッチ操作される位置を予測すると共に、入力されたその暗証番号及びタッチ操作された入力位置情報を入力暗証番号記憶処理部316に記憶させる。入力暗証番号記憶処理部316に記憶された暗証番号及び入力位置情報は暗証番号照合処理部318へ送られ暗証番号が合っているか間違っているかの判定を行う。その際、暗証番号照合処理部318では、暗証番号記憶部310に記憶された暗証番号情報が暗証番号読み出し処理部308によって読み出され、入力暗証番号記憶処理部316に記憶された暗証番号と照合し比較される。
暗証番号が合っていなければ、暗証番号使用不可情報を暗証番号照合処理部318が表示処理部312へ送り、表示処理部312が、各種表示情報としてLCD336へ暗証番号が違う旨をメッセージ等で表示させる。そして、再びタッチパネル110に暗証番号を入力させるようにする。
一方、暗証番号が合っていたならば、暗証番号照合処理部318が暗証番号入力位置情報を補正処理部334へ送る。送られた暗証番号入力位置情報は、入力位置ずれ量比較判定処理部324へ入力される。入力位置ずれ量比較判定処理部324は、正しく入力される位置(タッチ操作される位置の中心)を記憶している入力位置記憶部322から入力位置情報を取得し、入力された暗証番号入力位置情報とどれだけ位置に差があるかを判定する。判定の際、タッチ操作によって入力したポイントにおいて表示画面の縦横方向で電圧値を読み取り、コントローラによって変換した座標値として出力される。そこで、正しく入力される位置(タッチ操作される位置の中心)の座標との差を入力位置のずれ量(補正データ)として扱う。入力位置ずれ量比較判定処理部324は、入力位置のずれ量情報を入力位置ずれ量蓄積処理部326へ送る。入力位置のずれ量情報を受け取った入力位置ずれ量蓄積処理部326は、その情報を蓄積し、入力位置の補正データ情報を入力位置補正処理部328へ送る。入力位置の補正データ情報を受け取った入力位置補正処理部328は、入力位置補正情報を入力位置記憶部322へ送る。さらに、入力位置補正処理部328によって送られた入力位置補正情報を基にして、入力位置記憶部322において入力位置の中心座標情報の補正を行う。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
図4及び図5に従って、本実施の形態に係るタッチパネル入力装置100の入力位置補正制御ルーチンを説明する。
ステップ400では、ログインIDの入力指示を表示する。詳細には、ログインID入力用リーダー300(図3参照)等に外部からの入力情報を読み取る認証システムが、タッチパネル入力装置100等の表示装置(LCD336)にログインIDの入力を指示するメッセージ等を表示する。なお、外部からの入力情報にはICカード、IDカード、指紋、網膜、音声等のクライアントが特定可能な情報が用いられる。
ステップ402では、ログインIDが入力される。詳細には、ステップ400にあるログインID入力用リーダー300(図3参照)等に、クライアントによって外部からの入力情報(例えば、ICカード、IDカード、指紋、網膜、音声等)が入力される。
ステップ404では、暗証番号が読み出される。詳細には、ステップ402で入力されたログインIDが正しければ、暗証番号記憶部310(図3参照)に記憶された暗証番号が暗証番号読み出し処理部308(図3参照)によって読み出される。なお、基本的に暗証番号は、それぞれのログインIDに対応するそれぞれ違った暗証番号を使用するが、すべてのログインIDに対し同じ暗証番号を使用してもよい。なお、その場合は、暗証番号記憶部310(図3参照)には、ログインID毎に対応する違った暗証番号をそれぞれ記憶しておく必要があり、暗証番号読み出し処理部308(図3参照)は、ログインID毎に対応する違った暗証番号を暗証番号記憶部310(図3参照)から読み出す。
ステップ406では、タッチパネルのタッチポイントを無作為(ランダムとも呼ぶ)に設定される。詳細には、図1(a)の図1(a−1)、図1(b)の図1(b−1)に示すように、9ポイントのタッチパネル110上のタッチポイントの中で、4ポイントが無作為に設定される(暗証番号は4桁の場合)。
ステップ408では、テンキーの形状を無作為に設定する。詳細には、図2であるようなテンキー112であるようにテンキーの形状には定まった形はない。但し、タッチパネル110(図1参照)の範囲からはみ出ないようにテンキーの形状は定めなければならない。例えば、図1(a)、(b)のテンキー112にあるようにタッチパネル110からはみ出ないようにすれば、どのような形状のテンキーでも構わない。
ステップ410では、暗証番号の入力指示を表示する。詳細には、タッチパネル入力装置100(図1参照)上に表示されるテンキーに暗証番号をペンや指で押圧して入力するように指示するメッセージ等をタッチパネル入力装置100の表示装置(LCD336)に表示する。
ステップ412では、暗証番号を入力する処理を行う。詳細には、図5のように、タッチパネル110(図1参照)上に表示されたテンキー上の所定の範囲で仕切られる複数の操作予測領域にタッチ操作される位置を予測し、暗証番号をペンや指で押圧して4桁分を入力する。
図5では、本実施の形態に係るタッチパネル入力装置100の暗証番号入力処理を説明する。
ステップ500では、暗証番号の1桁目の数字を入力する。詳細には、図1のように暗証番号が「1234」であるならば、まず、数字の「1」を入力する。図1(a−2)または図1(b−2)のタッチパネル110上の数字の「1」を押圧して選択する。
ステップ502では、暗証番号の1桁目の数字を入力したときのポイントの位置ずれ量を一時記憶する。詳細には、図1のように暗証番号が「1234」であるならば、まず、数字の「1」が入力されたので、その数字の「1」をタッチ操作したときの中心からのずれ量を計測する。計測の際、タッチ操作によって入力したポイントにおいて表示画面の縦横方向で電圧値を読み取り、コントローラによって変換した座標値として出力される。そこで、その座標と数字の「1」の中心座標との差を位置ずれ量(補正データ)として入力暗証番号記憶処理部316(図3参照)へ記憶させる。
ステップ504では、暗証番号の2桁目の数字を入力する。詳細には、図1のように暗証番号が「1234」であるならば、数字の「2」を入力する。図1(a−3)または図1(b−3)のタッチパネル110上の数字の「2」を押圧して選択する。
ステップ506では、暗証番号の2桁目の数字を入力したときのポイントの位置ずれ量を一時記憶する。詳細には、図1のように暗証番号が「1234」であるならば、数字の「2」が入力されたので、その数字の「2」をタッチ操作したときの中心からのずれ量を計測する。計測の際、タッチ操作によって入力したポイントにおいて表示画面の縦横方向で電圧値を読み取り、コントローラによって変換した座標値として出力される。そこで、その座標と数字の「2」の中心座標との差を位置ずれ量(補正データ)として入力暗証番号記憶処理部316(図3参照)へ記憶させる。
ステップ508では、暗証番号の3桁目の数字を入力する。詳細には、図1のように暗証番号が「1234」であるならば、数字の「3」を入力する。図1(a−4)または図1(b−4)のタッチパネル110上の数字の「3」を押圧して選択する。
ステップ510では、暗証番号の3桁目の数字を入力したときのポイントの位置ずれ量を一時記憶する。詳細には、図1のように暗証番号が「1234」であるならば、数字の「3」が入力されたので、その数字の「3」をタッチ操作したときの中心からのずれ量を計測する。計測の際、タッチ操作によって入力したポイントにおいて表示画面の縦横方向で電圧値を読み取り、コントローラによって変換した座標値として出力される。そこで、その座標と数字の「3」の中心座標との差を位置ずれ量(補正データ)として入力暗証番号記憶処理部316(図3参照)へ記憶させる。
ステップ512では、暗証番号の4桁目の数字を入力する。詳細には、図1のように暗証番号が「1234」であるならば、数字の「4」を入力する。図1(a−5)または図1(b−5)のタッチパネル110上の数字の「4」を押圧して選択する。
ステップ514では、暗証番号の4桁目の数字を入力したときのポイントの位置ずれ量を一時記憶する。詳細には、図1のように暗証番号が「1234」であるならば、数字の「4」が入力されたので、その数字の「4」をタッチ操作したときの中心からのずれ量を計測する。計測の際、タッチ操作によって入力したポイントにおいて表示画面の縦横方向で電圧値を読み取り、コントローラによって変換した座標値として出力される。そこで、その座標と数字の「4」の中心座標との差を位置ずれ量(補正データ)として入力暗証番号記憶処理部316(図3参照)へ記憶させる。
ステップ414では、暗証番号が正しいか否かを判断する。詳細には、タッチパネル入力装置100(図1参照)上に表示されたテンキー上に暗証番号をペンや指で押圧して4桁分を入力された暗証番号が4桁分正しいか否かを判断する。入力された暗証番号が間違っていれば、図5のタッチパネル入力装置100の暗証番号入力処理で入力暗証番号記憶処理部316(図3参照)に記憶させた位置ずれ量の4ポイント分を位置ずれ量演算の対象外とし、削除し、ステップ410に戻る。または、入力された暗証番号が間違っていれば、図5のタッチパネル入力装置100の暗証番号入力処理で入力暗証番号記憶処理部316(図3参照)に記憶させた位置ずれ量で、間違って入力された入力ポイント分の位置ずれ量だけを演算の対象外とし、削除し、ステップ410に戻ることもできる。入力された暗証番号が正しければステップ416へ進む。
ステップ416では、入力位置ずれ量を保存する。詳細には、暗証番号入力で入力暗証番号記憶処理部316(図3参照)に記憶させた位置ずれ量の4ポイント分を入力位置ずれ量蓄積処理部326(図3参照)へ蓄積保存させる。
ステップ418では、タッチパネル110のタッチポイントそれぞれにおいて所定数分収集できたか否かを判断する。詳細には、タッチパネル110のタッチポイントの9ポイントそれぞれにおいて入力位置のずれを補正するために必要な補正データを所定数分収集できたか否かを判断する。所定数分収集していなければ、所定数分の補正データを収集するまで処理を繰り返す。所定数分収集していれば、ステップ420へ進む。
ステップ420では、入力ずれ量をタッチポイントそれぞれにおいて補正処理を行う。詳細には、所定数分の補正データを基に入力ずれ量をタッチパネル110のタッチポイントの9ポイント分の補正をそれぞれ行う。
なお、図3の機能ブロック図、図4及び図5の補正のための制御フローにおいてのタッチ操作の位置の補正処理に関しては、所定のデータを集めた後に補正しているが、正しい暗証番号4ポイント分を入力する毎に補正処理をしても構わない。
図6は、タッチポイントの9ポイント分の所定数分のタッチ操作した位置の例を示した詳細図である。
本実施の形態に係るタッチパネル入力装置100のタッチパネル110は、9個のタッチポイント601、602、603、604、605、606、607、608、609におけるタッチ操作のばらつきを示している。
タッチポイント601は、図に向かって右下方向へばらついている。また、タッチポイント602は、図に向かって左方向へばらついている。また、タッチポイント603は、図に向かって右上方向へばらついている。また、タッチポイント604は、図に向かって下方向へばらついている。また、タッチポイント605は、図に向かって上方向へばらついている。また、タッチポイント606は、図に向かって左下方向へばらついている。また、タッチポイント607は、図に向かって平均的に円を描くようにばらついており、特に方向的にはどの方面にもはらついてはいない。また、タッチポイント608は、図に向かって右方向へばらついている。さらに、タッチポイント609は、図に向かって左上方向へばらついている。
従って、そのばらつき方向に対して、それぞれのタッチポイントの矢印方向に向け、中心に集まるようにタッチポイントを補正してやれば位置ずれが補正できる。
図7は、図6のタッチポイントの9ポイント分の所定数分のタッチ操作した位置の例を補正した後を示した詳細図である。
本実施の形態に係るタッチパネル入力装置100のタッチパネル110は、9個のタッチポイント701、702、703、704、705、706、707、708、709におけるタッチ操作のばらつきは、図6であったタッチ操作でのばらつきをタッチポイントの矢印方向に向け、中心に集まるようにタッチポイントを修正したものである。
従って、専用の補正モードを持たず、かつ通常の使用状態の下で、正確かつ確実にタッチ操作される位置の補正をすることができる。
図8には、本実施の形態に係るタッチパネル入力装置100が画像形成装置10に適用された実施例が示されている。
このタッチパネル入力装置100は、画像形成装置10のユーザーインターフェースパネル12に取り付けられている。ユーザーは、このユーザーインターフェースパネル12と対峙し、前記タッチパネル入力装置100を用いて所定の入力操作を行うことで、画像形成装置10の様々な動作を指示することができる。
また、タッチパネル入力装置100では、前記入力操作の情報や、画像形成装置10の様々な動作状態の情報が表示される。
画像形成装置10は、筐体14の上面にフラットベット上の原稿装填台であるガラス板16を備えたスキャナ部18が設けられている。ガラス板16は、フィーダを兼ねた蓋体20に覆われている。
また、筐体14の内部には、前記スキャナ部18で読み取られた画像データや、LAN等のネットワークを介して受信した画像データに基づいて画像を形成する、所謂電子写真方式の画像形成部22が収容されている。
前記ユーザーインターフェースパネル12には、カードスロット24が設けられている。このカードスロット24は、図3に示す、ログインID入力用リーダー300として適用される。
例えば、画像形成装置10が、企業内の複数の部署で利用される場合、各部署での利用状況等の統計をとる必要がある場合、各部署にログインカードを配布し、必要に応じてこのログインカードを挿入させ、かつタッチパネル入力装置100から暗証番号を入力することで、画像形成装置10の使用を許可するようになっている。
なお、図8は、タッチパネル入力装置100が適用された一例を示すものであり、上記画像形成装置10のユーザーインターフェースパネル12用に限らず、携帯電話、携帯端末機器、POSシステム等の入力・表示装置等、その用途は様々である。
本実施の形態に係るタッチパネル入力装置上でテンキーを用いた暗証番号入力画面の概略図である。 本実施の形態に係るテンキーの様々な形状の種類の詳細を示した図である。 本実施の形態に係るタッチパネル入力装置における機能ブロック図である。 本実施の形態に係るタッチパネル入力装置における入力位置補正制御ルーチンを示すフローチャートである。 本実施の形態に係るタッチパネル入力装置における暗証番号入力処理を示すフローチャートである。 本実施の形態に係るタッチパネル入力装置におけるタッチポイントの9ポイント分の所定数分のタッチ操作した位置の例を示した詳細図である。 本実施の形態に係るタッチパネル入力装置における図6のタッチポイントの9ポイント分の所定数分のタッチ操作した位置の例を補正した後を示した詳細図である。 本実施の形態に係るタッチパネル入力装置が画像形成装置に適用された実施例の概略図である。
符号の説明
100 タッチパネル入力装置
110 タッチパネル
112 テンキー
332 タッチパネル入力位置補正処理部
334 補正処理部

Claims (5)

  1. 表示された入力項目を指標として、タッチ操作することによって前記入力項目を選択指示することが可能なタッチパネルと、
    所定の条件が成立したときに、予め定められた前記タッチパネル上の所定の範囲で仕切られる複数の操作予測領域にタッチ操作されることを予測する操作予測手段と、
    前記所定条件が成立したときに前記操作予測領域をタッチ操作させるように指示する操作指示手段と、
    前記操作予測手段で予測した操作予測領域内の各位置と、前記操作指示手段による指示に応じてタッチ操作された位置とのそれぞれの前記タッチパネル上の位置データを比較する比較手段と、
    前記比較手段により比較した結果に基づいて、前記タッチ操作の際の位置ずれ量を演算する位置ずれ量演算手段と、
    前記位置ずれ量に基づいてタッチ操作される位置を補正する補正手段と、
    を備えたタッチパネル入力装置。
  2. 前記位置ずれ量を記憶する記憶手段をさらに有し、前記補正手段が前記位置ずれ量の統計的データに基づいて補正することを特徴とする請求項1記載のタッチパネル入力装置。
  3. 前記所定条件の成立が、暗証符号を入力する要求が発生したときであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のタッチパネル入力装置。
  4. 前記操作予測領域は、暗証符号に用いられる各符号の境界が予め定められ、所定の形状に組み合わされた画像であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載のタッチパネル入力装置。
  5. 前記暗証符号が、予め登録された暗証符号と一致しなかった場合は、前記タッチパネル上の位置データは、前記位置ずれ量演算の対象外とすることを特徴とする請求項3記載のタッチパネル入力装置。
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