JP2019045946A - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】パスワード入力時の入力ミスを防いだり盗み見を防止したり出来る情報処理装置および情報処理方法の提供。【解決手段】ユーザーによる入力を受け付ける操作入力部と、表示部と、前記ユーザーが認証のためパスワードとして入力した文字の種類ごとに置換するマークが置換ルールとして定義された置換マークテーブルが記憶されている記憶部と、前記ユーザーが入力したパスワードを前記操作入力部経由で受け付けるパスワード入力受付部と、前記置換ルールに従い、前記ユーザーがパスワードとして入力した文字を文字の種類ごとにマークに置換するマーク置換部と、置換されたマークを前記表示部に表示する置換文字列表示部とを備える。【選択図】図2
Description
本発明は、入力したパスワードの文字列を置換して表示する情報処理装置および情報処理方法に関する。
画像形成装置(MFP、Multifunction Peripheral)などの情報処理装置では、ログインする際や保護された機能を呼び出す際にパスワード入力により認証を行うことが多い。
そのため、パスワード入力時の入力ミス防止の観点そして入力されたパスワードが表示部に表示された場合の盗み見を防止する観点から、様々な工夫がなされてきた。
例えば、特許文献1において開示されている技術では、テンキーなど少ないキーでパスワードを入力する際に、同じキーを何度も押して候補となる文字を選択している。候補文字を選択する段階での入力ミスを防ぐために候補の段階では文字を表示し、確定した段階で「■」などの文字に置き換えて盗み見を防止している。
特許文献1のような工夫がなされてきたが、まだパスワード入力時の入力ミスを防いだり盗み見を防止したりする観点からは、改善の余地があった。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、パスワード入力時の入力ミスを防いだり盗み見を防止したり出来る情報処理装置および情報処理方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理装置は、ユーザーによる入力を受け付ける操作入力部と、表示部と、前記ユーザーが認証のためパスワードとして入力した文字の種類ごとに置換するマークが置換ルールとして定義された置換マークテーブルが記憶されている記憶部と、前記ユーザーが入力したパスワードを前記操作入力部経由で受け付けるパスワード入力受付部と、前記置換ルールに従い、前記ユーザーがパスワードとして入力した文字を文字の種類ごとにマークに置換するマーク置換部と、置換されたマークを前記表示部に表示する置換文字列表示部とを備える。
そのため、パスワード入力時の入力ミスを防いだり盗み見を防止したり出来る。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理装置は、前記ユーザーからの指示に基づき、前記置換マークテーブルの前記置換ルールを設定する置換マーク設定部をさらに備えてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理装置は、前記ユーザーがパスワード認証を行う度に、前記置換マークテーブルの前記置換ルールをランダムに設定する置換マークランダム設定部をさらに備えてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理装置では、前記文字の種類は、小文字、大文字、数字、および記号であってもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理方法では、ユーザーが認証のためパスワードとして入力した文字の種類ごとに置換するマークを置換ルールとして定義し、前記ユーザーが入力したパスワードを操作入力部経由で受け付け、前記置換ルールに従い、前記ユーザーがパスワードとして入力した文字を文字の種類ごとにマークに置換し、置換されたマークを表示部に表示する事を情報処理装置が実行する。
以上のように、本発明によれば、パスワード入力時の入力ミスを防いだり盗み見を防止したり出来る。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
[背景]
一般的に、画像形成装置やPC(Personal Computer)などの装置・システムでは、利用者がユーザーID(Identification)とパスワードを入力するパスワード認証により、適切な利用者であるかどうか認証している。
一般的に、画像形成装置やPC(Personal Computer)などの装置・システムでは、利用者がユーザーID(Identification)とパスワードを入力するパスワード認証により、適切な利用者であるかどうか認証している。
近年、これらの装置、システムに、より高い安全性(セキュリティ性)が求められるようになってきており、パスワード入力による認証についても同様の安全性が求められている。
パスワード入力による認証は、以下の条件(パラメータ)を変更することで、安全性をより高くすることができると考えられる。
(1)複雑さ
パスワードに、大文字、数字、記号を含めるかどうかなど
(2)長さ
パスワードの最小文字列長
(3)有効期限
パスワードを利用できる期間
(4)パスワード変更履歴
過去に利用したことのあるパスワードの使用を禁止するかなど
(5)ロック開始回数
パスワードの入力誤りを許可する回数
(6)ロック時間
入力誤りが規定回数発生したときに、パスワード入力をロックする時間
(1)複雑さ
パスワードに、大文字、数字、記号を含めるかどうかなど
(2)長さ
パスワードの最小文字列長
(3)有効期限
パスワードを利用できる期間
(4)パスワード変更履歴
過去に利用したことのあるパスワードの使用を禁止するかなど
(5)ロック開始回数
パスワードの入力誤りを許可する回数
(6)ロック時間
入力誤りが規定回数発生したときに、パスワード入力をロックする時間
中でも、最近は(1)の大文字、数字、記号を含む、より複雑なパスワード入力を求める装置・システムが増えてきている。
一方、パスワードを入力する装置(キーボード)は、ひとつのキーに小文字と大文字が割り当てられており、記号や数字も同じキーが割り当てられているものもある。大文字や記号を入力する場合は、Shiftキーと組み合わせて押す必要がある。
大文字、数字、記号を含む複雑なパスワードを入力する場合、全て小文字で構成されたパスワードの入力と比べて、利用者は複数のキーを同時に押すことがあるため、入力ミスが発生しやすくなると考えられる。(←課題1:キー入力が複雑になり間違えやすい。)
また、通常の認証装置、システムでは、利用者が入力したパスワードを、他者に見られないようにするために、●や×などのマークに置換(マスク)した上で、パスワード入力欄に表示している。そのため、利用者は何を入力したか通常確認できない。(←課題2:利用者は実際に入力した文字を確認できない。)
本発明では、課題2に着目し、安全性を低下させることなく(他者にスクリーンを覗き見されてもパスワードが漏洩することなく)、より確実にパスワードを入力できる方法について記述する。
なお、以下の説明では、パスワードとして受け付ける文字の種類は、アルファベットの小文字および大文字、数字、および記号を想定している。
<第1の実施形態>
最初に、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置について説明する。
最初に、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置について説明する。
[概要]
最初に、概要について説明する。
最初に、概要について説明する。
図1に示すように、従来は、認証装置にパスワードを入力すると、全て同じマーク(図では「●」)に置換されて表示されていた。このような置換文字列から分かる事は、入力された文字数が14文字である、という事だけである。
図2に示すように、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置では、例えば、入力した文字が大文字である場合、「■」に置換し、小文字である場合、「・」に置換し、数字である場合、「●」に置換し、記号である場合、「▲」に置換している。
この置換文字列から分かることは、1文字目が大文字、2文字目から7文字目までが小文字、8文字目が大文字、9、10文字目が小文字、11文字目から13文字目までが数字、14文字目が記号である、と言うことである。
例えば、図3に示すように、8文字目を「D」と大文字で入力すべきところ、Shiftキーを押し忘れ、小文字の「d」で入力してしまった場合、本来、大文字を示す「■」に置換されるべきところが小文字を示す「・」に置換されてしまうので、すぐに入力誤りに気づくことが出来る。
以上、概要について説明した。
[情報処理装置の構成]
次に、情報処理装置10の構成について説明する。情報処理装置10は、専用のハードウェアやソフトウェアにより構成されていてもよいし、一般的なコンピューターにより構成されてもよい。情報処理装置10が一般的なコンピューターにより構成される場合の構成図を図4に示す。
次に、情報処理装置10の構成について説明する。情報処理装置10は、専用のハードウェアやソフトウェアにより構成されていてもよいし、一般的なコンピューターにより構成されてもよい。情報処理装置10が一般的なコンピューターにより構成される場合の構成図を図4に示す。
同図に示すように、情報処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、操作入力部14、通信部15、表示部16、および記憶部17を有し、これら各ブロックがバス18を介して接続されている。
ROM12は、各種の処理を実行するためのファームウェア等の複数のプログラムやデータを記憶する。RAM13は、CPU11の作業用領域として用いられ、OS(Operating System)、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
記憶部17は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や、フラッシュメモリー、その他の不揮発性メモリーである。記憶部17には、OSや各種アプリケーション、各種データ、置換マークテーブル17aが記憶される。
置換マークテーブル17aには、パスワードとして入力された文字の種類ごとに、どのマークに置換するかが定義されている。詳細は後述する。
通信部15は、ネットワーク上の機器等と情報のやりとりを行う為のネットワークと結ばれている。
CPU11は、ROM12や記憶部17に格納された複数のプログラムのうち、操作入力部14から与えられる命令に対応するプログラムをRAM13に展開し、この展開されたプログラムにしたがって、表示部16及び記憶部17を適宜制御する。
操作入力部14は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル、その他の操作装置である。
表示部16は、例えば液晶ディスプレイ、EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイ等である。
次に、CPU11においてプログラムが実行されることにより実現される機能ブロックについて説明する。
情報処理装置10のCPU11において実現される機能ブロックは、パスワード入力受付部11b、マーク置換部11c、および置換文字列表示部11dである。
パスワード入力受付部11bは、ユーザーが認証のために入力したパスワードを受け付ける。
マーク置換部11cは、置換マークテーブル17aに定義された置換ルールに従い、ユーザーがパスワードとして入力した文字を文字の種類ごとにマークに置換する。
置換文字列表示部11dは、置換されたマークを表示部16に表示する。
以上、情報処理装置10の構成について説明した。
[置換マークテーブルについて]
次に、置換マークテーブル17aについて説明する。図5は、置換マークテーブル17aの例を示す図である。
次に、置換マークテーブル17aについて説明する。図5は、置換マークテーブル17aの例を示す図である。
この図に示す例は、図2に示すルール(入力した文字が大文字である場合、「■」に置換し、小文字である場合、「・」に置換し、数字である場合、「●」に置換し、記号である場合、「▲」に置換する)で、入力された文字列をマークに置換する例を示している。
以上、置換マークテーブル17aについて説明した。
[処理の流れ]
次に、情報処理装置10における処理の流れについて説明する。図6は、情報処理装置10における処理の流れについて説明するためのフローチャートである。
次に、情報処理装置10における処理の流れについて説明する。図6は、情報処理装置10における処理の流れについて説明するためのフローチャートである。
まず、パスワード入力受付部11bが、操作入力部14を介して、ユーザーから認証に用いるパスワードの入力を受け付ける(ステップS1)。
次に、マーク置換部11cが、置換マークテーブル17aにおいて定義された置換ルールに従って、パスワードとして入力された文字を、文字の種類ごとに予め定義されたマークに置換する(ステップS2)。
次に、置換文字列表示部11dが、置換されたマークを表示部16に表示する(ステップS3)。
以上、情報処理装置10における処理の流れについて説明した。
以上、第1の実施形態について説明した。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態に係る情報処理装置10Bについて説明する。
次に、第2の実施形態に係る情報処理装置10Bについて説明する。
[概要]
第1の実施形態では、置換マークテーブル17aに定義された文字の種類ごとに置換するマークはシステムで予め定められたものであった。これに対し、第2の実施形態では、置換マークテーブル17aにより定義する置換ルールを、ユーザーが自由に設定できる。
第1の実施形態では、置換マークテーブル17aに定義された文字の種類ごとに置換するマークはシステムで予め定められたものであった。これに対し、第2の実施形態では、置換マークテーブル17aにより定義する置換ルールを、ユーザーが自由に設定できる。
例えば、図7に示すように、ユーザーが最初に、入力した文字が小文字である場合、「・」に置換し、大文字である場合、「?」に置換し、数字である場合、「●」に置換し、記号である場合、「※」に置換するというルールに設定した場合、図の下側に示すような置換が行われる。
このように、ユーザーが置換ルールを自由に設定できるようにすることにより、他の利用者にのぞき見された場合でも、パスワードの推測をより困難にすることが出来る。
以上、概要について説明した。
[情報処理装置の構成]
次に、情報処理装置10Bの構成について説明する。情報処理装置10Bは、専用のハードウェアやソフトウェアにより構成されていてもよいし、一般的なコンピューターにより構成されてもよい。情報処理装置10Bが一般的なコンピューターにより構成される場合の構成図を図8に示す。
次に、情報処理装置10Bの構成について説明する。情報処理装置10Bは、専用のハードウェアやソフトウェアにより構成されていてもよいし、一般的なコンピューターにより構成されてもよい。情報処理装置10Bが一般的なコンピューターにより構成される場合の構成図を図8に示す。
同図に示すように、情報処理装置10Bは、CPU11、ROM12、RAM13、操作入力部14、通信部15、表示部16、および記憶部17を有し、これら各ブロックがバス18を介して接続されている。
ROM12は、各種の処理を実行するためのファームウェア等の複数のプログラムやデータを記憶する。RAM13は、CPU11の作業用領域として用いられ、OS、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
記憶部17は、例えばHDDや、フラッシュメモリー、その他の不揮発性メモリーである。記憶部17には、OSや各種アプリケーション、各種データ、置換マークテーブル17aが記憶される。
置換マークテーブル17aには、パスワードとして入力された文字の種類ごとに、どのマークに置換するかが定義されている。
通信部15は、ネットワーク上の機器等と情報のやりとりを行う為のネットワークと結ばれている。
CPU11は、ROM12や記憶部17に格納された複数のプログラムのうち、操作入力部14から与えられる命令に対応するプログラムをRAM13に展開し、この展開されたプログラムにしたがって、表示部16及び記憶部17を適宜制御する。
操作入力部14は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル、その他の操作装置である。
表示部16は、例えば液晶ディスプレイ、ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等である。
次に、CPU11においてプログラムが実行されることにより実現される機能ブロックについて説明する。
情報処理装置10BのCPU11において実現される機能ブロックは、置換マーク設定部11a、パスワード入力受付部11b、マーク置換部11c、および置換文字列表示部11dである。
置換マーク設定部11aは、ユーザーからの指示に基づき、置換マークテーブル17aの置換ルールを設定する。
パスワード入力受付部11bは、ユーザーが認証のために入力したパスワードを受け付ける。
マーク置換部11cは、置換マークテーブル17aに定義されたルールに従い、ユーザーがパスワードとして入力した文字を文字の種類ごとにマークに置換する。
置換文字列表示部11dは、置換されたマークを表示部16に表示する。
以上、情報処理装置10Bの構成について説明した。
[処理の流れ]
次に、情報処理装置10Bにおける処理の流れについて説明する。図9は、情報処理装置10Bにおける処理の流れについて説明するためのフローチャートである。
まず、置換マーク設定部11aが、ユーザーの指示に基づき、置換マークテーブル17a内に、置換ルールを設定する(ステップS10)。
次に、情報処理装置10Bにおける処理の流れについて説明する。図9は、情報処理装置10Bにおける処理の流れについて説明するためのフローチャートである。
まず、置換マーク設定部11aが、ユーザーの指示に基づき、置換マークテーブル17a内に、置換ルールを設定する(ステップS10)。
次に、パスワード入力受付部11bが、操作入力部14を介して、ユーザーから認証に用いるパスワードの入力を受け付ける(ステップS11)。
次に、マーク置換部11cが、置換マークテーブル17aにおいて定義された置換ルールに従って、パスワードとして入力された文字を、文字の種類ごとに設定されたマークに置換する(ステップS12)。
次に、置換文字列表示部11dが、置換されたマークを表示部16に表示する(ステップS13)。
以上、情報処理装置10Bにおける処理の流れについて説明した。
以上、第2の実施形態について説明した。
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態について説明する。
次に、第3の実施形態について説明する。
[概要]
第1の実施形態では、置換マークテーブル17aに定義された置換ルールは、予めシステムで定められたものであり固定であった。また、第2の実施形態では、置換マークテーブル17aに定義された置換ルールはユーザーが自由に設定可能なものであった。
第1の実施形態では、置換マークテーブル17aに定義された置換ルールは、予めシステムで定められたものであり固定であった。また、第2の実施形態では、置換マークテーブル17aに定義された置換ルールはユーザーが自由に設定可能なものであった。
これに対し、第3の実施形態で用いる置換マークテーブル17aで定義される置換ルールは、ユーザーが認証のためにパスワードを入力する度にランダムに変更される。そのため、パスワードを盗み見ても元のパスワードを推測し難いと共に、ユーザーが置換ルールを設定する手間を省くことが出来る。
例えば、図10に示す例では、毎回入力するパスワードは同じであるが、マークに置換された文字列は、1回目のパスワード入力時と、2回目のパスワード入力時とでは、異なっている。
以上、概要について説明した。
[情報処理装置の構成]
次に、情報処理装置10Cの構成について説明する。情報処理装置10Cは、専用のハードウェアやソフトウェアにより構成されていてもよいし、一般的なコンピューターにより構成されてもよい。情報処理装置10Cが一般的なコンピューターにより構成される場合の構成図を図11に示す。
次に、情報処理装置10Cの構成について説明する。情報処理装置10Cは、専用のハードウェアやソフトウェアにより構成されていてもよいし、一般的なコンピューターにより構成されてもよい。情報処理装置10Cが一般的なコンピューターにより構成される場合の構成図を図11に示す。
同図に示すように、情報処理装置10Cは、CPU11、ROM12、RAM13、操作入力部14、通信部15、表示部16、および記憶部17を有し、これら各ブロックがバス18を介して接続されている。
ROM12は、各種の処理を実行するためのファームウェア等の複数のプログラムやデータを記憶する。RAM13は、CPU11の作業用領域として用いられ、OS、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
記憶部17は、例えばHDDや、フラッシュメモリー、その他の不揮発性メモリーである。記憶部17には、OSや各種アプリケーション、各種データ、置換マークテーブル17aが記憶される。
置換マークテーブル17aには、パスワードとして入力された文字の種類ごとに、どのマークに置換するかが定義されている。
通信部15は、ネットワーク上の機器等と情報のやりとりを行う為のネットワークと結ばれている。
CPU11は、ROM12や記憶部17に格納された複数のプログラムのうち、操作入力部14から与えられる命令に対応するプログラムをRAM13に展開し、この展開されたプログラムにしたがって、表示部16及び記憶部17を適宜制御する。
操作入力部14は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル、その他の操作装置である。
表示部16は、例えば液晶ディスプレイ、ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等である。
次に、CPU11においてプログラムが実行されることにより実現される機能ブロックについて説明する。
情報処理装置10CのCPU11において実現される機能ブロックは、置換マークランダム設定部11a'、パスワード入力受付部11b、マーク置換部11c、および置換文字列表示部11dである。
置換マークランダム設定部11a'は、ユーザーがパスワード認証を行う度に、置換マークテーブル17aの置換ルールをランダムに設定する。但し、4種類の文字種を置換するマークは重ならないようにする。
パスワード入力受付部11bは、ユーザーが認証のために入力したパスワードを受け付ける。
マーク置換部11cは、置換マークテーブル17aに定義されたルールに従い、ユーザーがパスワードとして入力した文字を文字の種類ごとにマークに置換する。
置換文字列表示部11dは、置換されたマークを表示部16に表示する。
以上、情報処理装置10Cの構成について説明した。
[処理の流れ]
次に、情報処理装置10Cにおける処理の流れについて説明する。図12は、情報処理装置10Cにおける処理の流れについて説明するためのフローチャートである。
次に、情報処理装置10Cにおける処理の流れについて説明する。図12は、情報処理装置10Cにおける処理の流れについて説明するためのフローチャートである。
まず、置換マークランダム設定部11a'が、パスワード認証の度に、文字を置換するマークをランダムに設定して置換ルールを定義する(ステップS20)。但し、ランダムに設定する場合でも、異なる文字種を置換するマークは互いに異なるものに設定される。
次に、パスワード入力受付部11bが、操作入力部14を介して、ユーザーから認証に用いるパスワードの入力を受け付ける(ステップS21)。
次に、マーク置換部11cが、置換マークテーブル17aにおいて定義された置換ルールに従って、パスワードとして入力された文字を、文字の種類ごとに設定されたマークに置換する(ステップS22)。
次に、置換文字列表示部11dが、置換されたマークを表示部16に表示する(ステップS23)。
以上、情報処理装置10Cにおける処理の流れについて説明した。
以上、第3の実施形態について説明した。
[補足事項]
以上のように、本発明に係る情報処理装置10は、ユーザーによる入力を受け付ける操作入力部14と、表示部16と、前記ユーザーが認証のためパスワードとして入力した文字の種類ごとに置換するマークが置換ルールとして定義された置換マークテーブル17aが記憶されている記憶部17と、前記ユーザーが入力したパスワードを前記操作入力部14経由で受け付けるパスワード入力受付部11bと、前記置換ルールに従い、前記ユーザーがパスワードとして入力した文字を文字の種類ごとにマークに置換するマーク置換部11cと、置換されたマークを前記表示部16に表示する置換文字列表示部11dとを備える。
以上のように、本発明に係る情報処理装置10は、ユーザーによる入力を受け付ける操作入力部14と、表示部16と、前記ユーザーが認証のためパスワードとして入力した文字の種類ごとに置換するマークが置換ルールとして定義された置換マークテーブル17aが記憶されている記憶部17と、前記ユーザーが入力したパスワードを前記操作入力部14経由で受け付けるパスワード入力受付部11bと、前記置換ルールに従い、前記ユーザーがパスワードとして入力した文字を文字の種類ごとにマークに置換するマーク置換部11cと、置換されたマークを前記表示部16に表示する置換文字列表示部11dとを備える。
そのため、パスワード入力時の入力ミスを防いだり盗み見を防止したり出来る。
その他、本発明は、上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
10、10B、10C… 情報処理装置
11 … CPU
11a… 置換マーク設定部
11a'…置換マークランダム設定部
11b… パスワード入力受付部
11c… マーク置換部
11d… 置換文字列表示部
12 … ROM
13 … RAM
14 … 操作入力部
15 … 通信部
16 … 表示部
17 … 記憶部
17a… 置換マークテーブル
18 … バス
11 … CPU
11a… 置換マーク設定部
11a'…置換マークランダム設定部
11b… パスワード入力受付部
11c… マーク置換部
11d… 置換文字列表示部
12 … ROM
13 … RAM
14 … 操作入力部
15 … 通信部
16 … 表示部
17 … 記憶部
17a… 置換マークテーブル
18 … バス
Claims (5)
- ユーザーによる入力を受け付ける操作入力部と、
表示部と、
前記ユーザーが認証のためパスワードとして入力した文字の種類ごとに置換するマークが置換ルールとして定義された置換マークテーブルが記憶されている記憶部と、
前記ユーザーが入力したパスワードを前記操作入力部経由で受け付けるパスワード入力受付部と、
前記置換ルールに従い、前記ユーザーがパスワードとして入力した文字を文字の種類ごとにマークに置換するマーク置換部と、
置換されたマークを前記表示部に表示する置換文字列表示部と
を備えた情報処理装置。 - 請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記ユーザーからの指示に基づき、前記置換マークテーブルの前記置換ルールを設定する置換マーク設定部をさらに備えた
情報処理装置。 - 請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記ユーザーがパスワード認証を行う度に、前記置換マークテーブルの前記置換ルールをランダムに設定する置換マークランダム設定部をさらに備えた
情報処理装置。 - 請求項1から3のいずれか1つに記載の情報処理装置であって、
前記文字の種類は、小文字、大文字、数字、および記号である
情報処理装置。 - ユーザーが認証のためパスワードとして入力した文字の種類ごとに置換するマークを置換ルールとして定義し、
前記ユーザーが入力したパスワードを操作入力部経由で受け付け、
前記置換ルールに従い、前記ユーザーがパスワードとして入力した文字を文字の種類ごとにマークに置換し、
置換されたマークを表示部に表示する
事を情報処理装置が実行する
情報処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017165352A JP2019045946A (ja) | 2017-08-30 | 2017-08-30 | 情報処理装置および情報処理方法 |
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JP2017165352A JP2019045946A (ja) | 2017-08-30 | 2017-08-30 | 情報処理装置および情報処理方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210020464A (ko) * | 2019-08-14 | 2021-02-24 | 동의대학교 산학협력단 | 숨김기호 표시 패턴의 변화를 이용한 패스워드 인지도 향상 방법 및 장치 |
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2017
- 2017-08-30 JP JP2017165352A patent/JP2019045946A/ja active Pending
Cited By (2)
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KR20210020464A (ko) * | 2019-08-14 | 2021-02-24 | 동의대학교 산학협력단 | 숨김기호 표시 패턴의 변화를 이용한 패스워드 인지도 향상 방법 및 장치 |
KR102223288B1 (ko) * | 2019-08-14 | 2021-03-04 | 동의대학교 산학협력단 | 숨김기호 표시 패턴의 변화를 이용한 패스워드 인지도 향상 방법 및 장치 |
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