JP2013168001A - 入力装置、入力装置の制御方法、情報処理装置、および、プログラム - Google Patents
入力装置、入力装置の制御方法、情報処理装置、および、プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013168001A JP2013168001A JP2012030487A JP2012030487A JP2013168001A JP 2013168001 A JP2013168001 A JP 2013168001A JP 2012030487 A JP2012030487 A JP 2012030487A JP 2012030487 A JP2012030487 A JP 2012030487A JP 2013168001 A JP2013168001 A JP 2013168001A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input
- unit
- input device
- key buttons
- password
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
Abstract
【課題】パスワードなどの入力された内容を推測されにくくする。
【解決手段】本発明の入力装置は、表示部と、前記表示部に重ね合わせて配置されたタッチ面への入力手段の接触または近接を検出し、前記入力手段の接触または近接を検出した前記タッチ面上の位置を示す位置信号を出力する入力検出部と、文字入力を行う旨が入力されると、文字入力に用いられる複数のキーボタンを前記表示部に表示させる制御部と、を有し、前記制御部は、所定のイベントを契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の入力装置は、表示部と、前記表示部に重ね合わせて配置されたタッチ面への入力手段の接触または近接を検出し、前記入力手段の接触または近接を検出した前記タッチ面上の位置を示す位置信号を出力する入力検出部と、文字入力を行う旨が入力されると、文字入力に用いられる複数のキーボタンを前記表示部に表示させる制御部と、を有し、前記制御部は、所定のイベントを契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更する。
【選択図】図1
Description
本発明は、操作入力を受け付ける入力装置、入力装置の制御方法、情報処理装置、および、プログラムに関する。
近年、携帯電話、スマートフォンなどの情報処理装置においては、操作入力を受け付ける入力装置として、タッチパネルを備えるものがある。タッチパネルは、表示部と、表示部に重ね合わせて配置されたタッチ面への指などの入力手段の接触または近接を検出し、入力手段の接触または近接を検出したタッチ面上の位置を示す位置信号を出力する入力検出部とを有する。タッチパネルを介して操作入力が行われる情報処理装置によれば、操作内容を示す操作ボタンなどが表示部に表示され、ユーザが操作ボタンの表示位置に対応するタッチ面上の位置に入力手段を接触または近接させるタッチ入力を行うことで、その操作ボタンに示される操作内容の入力が受け付けられるため、直感的な操作入力が可能となり、使い勝手の向上を図ることができる。
情報処理装置は、多様な機能を有しており、また、個人情報を含む多様なデータが保存されている。そのため、情報処理装置を紛失した場合などに、拾得者に悪用されたり、個人情報などが漏洩したりするおそれがある。そこで、情報処理装置の中には、所定の操作などが行われることで以後の操作入力を無効とするロック状態に移行し、予め定められたパスワードが入力されると、ロック状態を解除して操作入力を有効とするものがある。
タッチパネルを介して操作入力が行われる情報処理装置においては、ロック状態でパスワード入力を行う旨が入力されると、それぞれに平仮名、英文字、数字などが割り当てられた複数のキーボタンが表示部に表示され、キーボタンに対するタッチ入力が行われることで入力された入力パスワードが予め設定された認証用パスワードと一致していれば、ロック状態が解除される。パスワード入力は、人の指やタッチペンなどを用いて行われるが、指を用いてパスワード入力が行われる場合には、タッチ面に指を接触させた際に付着する油脂の跡が残るため、その痕跡から第三者にパスワードを推測されるおそれがある。また、人の指、タッチペンのいずれを用いた場合にも、パスワード入力を行う際の手の動きから、第三者にパスワードが推測されるおそれがある。
そこで、特許文献1(特開2000−20468号公報)には、テンキー状に配置された複数のキーボタンからなる入力用画像を表示部に表示する入力装置において、所定の操作入力を契機として、複数のキーボタンへの数字の割り当てのパターンを変更したり、入力用画像の表示位置を変更したりする技術が開示されている。この技術によれば、キーボタンへの数字の割り当てのパターンを変更したり、入力用画像の表示位置を変更したりすることで、同じパスワードを入力する場合にも、特定のキーボタンの表示位置だけに油脂が付着することがなくなり、また、手の動きが異なるものとなるため、第三者にパスワードを推測されにくくなる。
特許文献1に開示の技術においては、複数のキーボタンへの数字の割り当てのパターンや操作入力画面の表示位置は変更されるが、複数のキーボタンの位置関係は固定とされている。そのため、パスワード入力を行う際の手の動きから入力用画像におけるどの位置のキーボタンへのタッチ入力が行われたかが予測可能となり、パスワードが推測されるおそれがある。
本発明の目的は、パスワードを推測されにくくし、セキュリティの向上を図ることができる入力装置、入力装置の制御方法、情報処理装置、および、プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の入力装置は、
表示部と、
前記表示部に重ね合わせて配置されたタッチ面への入力手段の接触または近接を検出し、前記入力手段の接触または近接を検出した前記タッチ面上の位置を示す位置信号を出力する入力検出部と、
文字入力を行う旨が入力されると、文字入力に用いられる複数のキーボタンを前記表示部に表示させる制御部と、を有し、
前記制御部は、所定のイベントを契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更する。
表示部と、
前記表示部に重ね合わせて配置されたタッチ面への入力手段の接触または近接を検出し、前記入力手段の接触または近接を検出した前記タッチ面上の位置を示す位置信号を出力する入力検出部と、
文字入力を行う旨が入力されると、文字入力に用いられる複数のキーボタンを前記表示部に表示させる制御部と、を有し、
前記制御部は、所定のイベントを契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更する。
上記目的を達成するために本発明の入力装置の制御方法は、
表示部と、前記表示部に重ね合わせて配置されたタッチ面への入力手段の接触または近接を検出し、前記入力手段の接触または近接を検出した前記タッチ面上の位置に応じた位置信号を出力する入力検出部と、を有し、文字入力を受け付ける入力装置の制御方法であって、
文字入力を行う旨が入力されると、文字入力に用いられる複数のキーボタンを前記表示部に表示させ、
所定のイベントを契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更する。
表示部と、前記表示部に重ね合わせて配置されたタッチ面への入力手段の接触または近接を検出し、前記入力手段の接触または近接を検出した前記タッチ面上の位置に応じた位置信号を出力する入力検出部と、を有し、文字入力を受け付ける入力装置の制御方法であって、
文字入力を行う旨が入力されると、文字入力に用いられる複数のキーボタンを前記表示部に表示させ、
所定のイベントを契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更する。
上記目的を達成するために本発明のプログラムは、
表示部と、前記表示部に重ね合わせて配置されたタッチ面への入力手段の接触または近接を検出し、前記入力手段の接触または近接を検出した前記タッチ面上の位置に応じた位置信号を出力する入力検出部と、を有し、文字入力を受け付ける入力装置に、
文字入力を行う旨が入力されると、文字入力に用いられる複数のキーボタンを前記表示部に表示させる処理と、
所定のイベントを契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更する処理と、を実行させる。
表示部と、前記表示部に重ね合わせて配置されたタッチ面への入力手段の接触または近接を検出し、前記入力手段の接触または近接を検出した前記タッチ面上の位置に応じた位置信号を出力する入力検出部と、を有し、文字入力を受け付ける入力装置に、
文字入力を行う旨が入力されると、文字入力に用いられる複数のキーボタンを前記表示部に表示させる処理と、
所定のイベントを契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更する処理と、を実行させる。
上記目的を達成するために本発明の情報処理装置は、
上述した入力装置を備える。
上述した入力装置を備える。
本発明によれば、パスワードを推測されにくくし、セキュリティの向上を図ることができる。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
本実施形態の入力装置は、携帯電話、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータ、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯型ゲーム機、PDA(Personal Data Assistance)などの種々の情報処理装置に搭載され、情報処理装置への操作入力を受け付けるものである。
図1は、本発明の一実施形態の入力装置10の構成を示すブロック図である。
図1に示す入力装置10は、表示部11と、入力検出部12と、制御部13と、を有する。
表示部11は、制御部13の制御に従い、操作内容を示す操作ボタンを含む操作画面などの種々の画面を表示する。
入力検出部12は、表示部11に重ね合わせて配置されたタッチ面への指、スタイラスペンなどの入力手段の接触または近接を検出し、入力手段の接触または近接を検出したタッチ面上の位置を示す位置信号を制御部13に出力する。
制御部13は、入力検出部12から位置信号が出力されると、その位置信号に示されるタッチ面上の位置に対応する表示部11上の位置に表示されている操作ボタンに示される操作入力を受け付け、入力された操作内容に応じた信号を、図1においては不図示の情報処理装置内の各部に出力する。
また、制御部13は、所定の操作入力が行われることで以後の操作入力を無効とするロック状態に移行可能であり、ロック状態においてパスワード入力を行う旨が入力されると、複数のキーボタンを含む入力画面を表示部11に表示させる。各キーボタンには平仮名、英文字、数字、記号などが割り当てられている。なお、以下では、平仮名、英文字、数字、記号などを総称して文字と称する。制御部13は、あるキーボタンに対するタッチ入力が行われると、そのキーボタンに割り当てられた文字が入力されたものとして、入力パスワードを特定する。また、制御部13は、入力パスワードと予め記憶している認証用パスワードとが一致するか否かを判定し、入力パスワードと認証用パスワードとが一致する場合には、ロック状態を解除する。
次に、本実施形態の入力装置10の動作について説明する。
図2は、ロック状態の解除時の入力装置10の動作を示すフローチャートである。
所定の操作入力が行われ、ロック状態に移行すると、制御部13は、例えば、所定の時間間隔でパスワード入力を行う旨が入力されたか否かを判定する(ステップS201)。
パスワード入力を行う旨が入力されていない場合には(ステップS201:No)、制御部13は、ロック状態を維持する(ステップS202)。
パスワード入力を行う旨が入力された場合には(ステップS201:Yes)、制御部13は、入力画面を表示部11に表示させ(ステップS203)、パスワード入力を要求する(ステップS204)。
ここで、本実施形態の入力装置10との比較のための、一般的な入力装置において表示される入力画面について説明する。
まず、携帯電話などにおける一般的なキー配置を図3に示す。
図3に示すように、携帯電話などにおける一般的なキー配置は、数字の「0」から「9」にそれぞれ対応する数字ボタン31と、「#」ボタン32と、「*」ボタン33とが、3行×4列のレイアウトで配置されている。
図4は、一般的な入力装置において表示される入力画面40の一例を示す図である。
図4に示すように、入力画面40においては、数字の「0」から「9」がそれぞれ割り当てられたキーボタン41が、図3に示す一般的なキー配置における数字の「0」から「9」に対応する各数字ボタン31と同様の配置で表示される。また、一般的なキー配置における「#」ボタン32に対応する位置に、パスワード入力が完了した旨を示すOKボタン42が表示され、「*」ボタン33に対応する位置に、パスワード入力をキャンセルする旨を示すキャンセルボタン43が表示される。
また、入力画面40においては、入力されたパスワードが表示される入力表示領域44が表示される。なお、通常、第三者による盗み見などを防ぐために、入力表示領域44には、入力されたパスワード(図4の例においては、0から9の数字)自体が表示されるのではなく、パスワードの入力文字数に応じて「*」などの記号が表示される。
図5は、本実施形態の入力装置10において表示される入力画面50の一例を示す図である。図5において、図4と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
制御部13は、数字の「0」から「9」がそれぞれ割り当てられたキーボタンの表示位置を各キーボタンが重複しないようにして、ランダムに決定する。そのため、図5に示すように、入力画面50においては、数字の「0」から「9」がそれぞれ割り当てられたキーボタン51が、図3に示す一般的なキー配置とは異なり、表示可能な範囲内において分散して表示される。また、入力画面50においては、OKボタン42、キャンセルボタン43、および、入力表示領域44が表示される。
再び、図2を参照すると、制御部13は、キーボタンに対するタッチ入力が行われると、そのキーボタンに割り当てられた数字が入力されたものとして、入力パスワードを特定する。さらに、制御部13は、OKボタン42に対するタッチ入力が行われたか否かに応じて、パスワード入力が完了したか否かを判定する(ステップS205)。
パスワード入力が完了していない場合には(ステップS205:No)、制御部13は、ステップS205の処理を繰り返す。
パスワード入力が完了した場合には(ステップS205:Yes)、制御部13は、入力パスワードと認証用パスワードとが一致するか否かを判定する(ステップS206)。
入力パスワードと認証用パスワードとが一致しない場合には(ステップS206:No)、制御部13は、入力表示領域44の表示をクリアし、ステップS204の処理に戻る。
入力パスワードと認証用パスワードとが一致する場合には(ステップS206:Yes)、制御部13は、ロック状態を解除する(ステップS207)。
上述した一連の処理を経てロック状態が解除された後、再び、所定の操作が行われ、ロック状態に移行したとする。
パスワード入力を行う旨が入力されると、制御部13は、再び、入力画面を表示部11に表示させる。なお、以下では、制御部13は、パスワード入力を行う旨の入力を契機として、入力画面における複数のキーボタンの位置関係を変更するものとする。
ここで、比較のために、特許文献1に開示の技術を図4に示す入力画面40を表示する入力装置に適用した場合に表示される入力画面60の一例を図6に示す。なお、図6において、図4と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
上述したように、特許文献1に開示の技術においては、複数のキーボタン41の位置関係は同じままで、各キーボタン41への数字の割り当てのパターンが変更される。そのため、入力画面40において数字の「0」から「9」が割り当てられたキーボタンにそれぞれ、入力画面60においては数字の「8」、「7」、「1」、「5」、「0」、「3」、「4」、「9」、「2」、「6」が割り当てられている。
このように、各キーボタン41への数字の割り当てのパターンを変更することで、同じパスワードを入力する場合にも、パスワード入力を行う際の手の動きなどからパスワードを第三者に推測されにくくすることができる。しかし、入力画面60と入力画面40とで複数のキーボタン41の位置関係は同じであるため、パスワード入力を行う際の手の動きからどの位置のキーボタンへのタッチ入力が行われたかが予測可能となり、パスワードが推測されるおそれがある。
図7は、本実施形態の入力装置10において、表示部11に表示される入力画面70の一例を示す図である。図7において、図5と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
図7に示すように、入力画面70においては、数字の「0」から「9」がそれぞれ割り当てられたキーボタン51が、表示可能な範囲内において分散して表示される。ここで、入力画面70と図5に示す入力画面50とを比較すると、複数のキーボタン51の位置関係が異なっている。そのため、キーボタンの位置を予測することが困難となり、ユーザがパスワード入力を行う際の手の動きを解析してパスワードを推測することが困難となる。
このように本実施形態によれば、入力装置10は、所定のイベントを契機として、パスワード入力に用いられる複数のキーボタンの位置関係を変更して表示する。
そのため、第三者がキーボタンの位置を予測することが困難となり、パスワード入力を行う際の手の動きからパスワードを推測することが困難となる。
なお、本実施形態においては、パスワードの入力状態において、キーボタン51の表示位置は固定である例を用いて説明したが、これに限られるものではない。例えば、パスワードの入力状態において、図8に示すように、入力画面80内で各キーボタン51が、矢印で示す方向に移動してもよい。キーボタン51が移動することで、第三者が入力画面を盗み見た場合にも、パスワードを推測することがより困難となる。
また、本実施形態においては、パスワードの入力状態において、キーボタン51は表示されたままである例を用いて説明したが、これに限られるものではない。例えば、各キーボタンを所定の時間間隔で点滅表示するようにしてもよい。各キーボタンを点滅表示することで、第三者が入力画面を盗み見た場合にも、パスワードを推測することがより困難となる。
また、本実施形態においては、各キーボタン51が互いに重複しないように表示される例を用いて説明したが、これに限られるものではない。例えば、図9に示すように、入力画面90内において、複数のキーボタン51が重複して表示されてもよい。図9においては、数字の「6」が割り当てられたキーボタン51−6が、数字の「3」が割り当てられたキーボタン51−3と重複している。このように、キーボタンを重複して表示することで、第三者が入力画面を盗み見た場合にも、パスワードを推測することがより困難となる。なお、キーボタン51−6とキーボタン51−3とが重複している領域に入力手段の接触または近接が行われる場合がある。この場合、例えば、上側のキーボタン、図9の例では、キーボタン51−6に対するタッチ入力が行われたものとして処理すればよい。
また、本実施形態においては、入力パスワードと認証用パスワードとが一致するか否かの判定を1回行う例を用いて説明したが、これに限られるものではない。例えば、異なる認証用パスワードを2以上用意し、入力パスワードと認証用パスワードとが一致するか否かの判定を2回以上行うこととしてもよい。
また、本実施形態においては、入力画面に含まれるキーボタンに数字が割り当てられる例を用いて説明したが、これに限られるものではない。例えば、アルファベットなどの英文字や記号などが含まれる認証用パスワードが設定可能である場合には、アルファベットなどの英文字や記号などをキーボタンに割り当ててもよい。
また、本実施形態においては、入力パスワードと認証用パスワードとが一致しない場合に、再度、パスワード入力を求める例を用いて説明したが、これに限られるものではない。例えば、入力パスワードと認証用パスワードとが一致しない場合に、所定時間はパスワード入力を行うことができないようにしてもよい。入力パスワードと認証用パスワードとが一致しない場合に、所定時間はパスワード入力を行うことができないようにすることで、第三者が連続的にパスワード入力を行い、ロック状態を解除することができなくなるので、よりセキュリティの向上を図ることができる。
また、本実施形態においては、数字の「0」から「9」がそれぞれ割り当てられたキーボタンを1つずつ表示部11に表示する例を用いて説明したが、これに限られるものではない。例えば、同じ文字が割り当てられた複数のキーボタンを表示部11に表示するようにしてもよい。
また、本実施形態においては、パスワード入力を行う旨の入力を契機として、入力画面における複数のキーボタンの位置関係を変更する例を用いて説明したが、これに限られるものではない。例えば、パスワードの入力状態において所定時間が経過するたびに、複数のキーボタンの位置関係を変更するようにしてもよい。また、キーボタンに対するタッチ入力が、1回あるいは複数回行われたことを契機として、複数のキーボタンの位置関係を変更するようにしてもよい。
また、本実施形態においては、パスワード入力が行われる場合に、入力画面における複数のキーボタンの位置関係を変更する例を用いて説明したが、これに限られるものではない。例えば、電話番号を入力するような場合にも、第三者にその電話番号が推測されないように、複数のキーボタンの位置関係を変更するようにしてもよい。
なお、本発明の入力装置10にて行われる方法は、コンピュータに実行させるためのプログラムに適用してもよい。また、そのプログラムを記憶媒体に格納することも可能であり、ネットワークを介して外部に提供することも可能である。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
表示部と、
前記表示部に重ね合わせて配置されたタッチ面への入力手段の接触または近接を検出し、前記入力手段の接触または近接を検出した前記タッチ面上の位置を示す位置信号を出力する入力検出部と、
文字入力を行う旨が入力されると、文字入力に用いられる複数のキーボタンを前記表示部に表示させる制御部と、を有し、
前記制御部は、所定のイベントを契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更することを特徴とする入力装置。
表示部と、
前記表示部に重ね合わせて配置されたタッチ面への入力手段の接触または近接を検出し、前記入力手段の接触または近接を検出した前記タッチ面上の位置を示す位置信号を出力する入力検出部と、
文字入力を行う旨が入力されると、文字入力に用いられる複数のキーボタンを前記表示部に表示させる制御部と、を有し、
前記制御部は、所定のイベントを契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更することを特徴とする入力装置。
(付記2)
付記1記載の入力装置において、
前記制御部は、前記複数のキーボタンの位置関係をランダムに変更することを特徴とする入力装置。
(付記3)
付記1または2記載の入力装置において、
前記制御部は、前記複数のキーボタンを表示可能な範囲内において分散して表示させることを特徴とする入力装置。
付記1記載の入力装置において、
前記制御部は、前記複数のキーボタンの位置関係をランダムに変更することを特徴とする入力装置。
(付記3)
付記1または2記載の入力装置において、
前記制御部は、前記複数のキーボタンを表示可能な範囲内において分散して表示させることを特徴とする入力装置。
(付記4)
付記1から3のいずれか1項に記載の入力装置において、
前記制御部は、前記文字入力状態において、前記キーボタンの位置を移動させながら表示させることを特徴とする入力装置。
付記1から3のいずれか1項に記載の入力装置において、
前記制御部は、前記文字入力状態において、前記キーボタンの位置を移動させながら表示させることを特徴とする入力装置。
(付記5)
付記1から4のいずれか1項に記載の入力装置において、
前記制御部は、前記文字入力状態において、前記キーボタンを点滅表示させることを特徴とする入力装置。
付記1から4のいずれか1項に記載の入力装置において、
前記制御部は、前記文字入力状態において、前記キーボタンを点滅表示させることを特徴とする入力装置。
(付記6)
付記1から5のいずれか1項に記載の入力装置において、
前記制御部は、前記文字入力を行う旨の入力を契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更することを特徴とする入力装置。
付記1から5のいずれか1項に記載の入力装置において、
前記制御部は、前記文字入力を行う旨の入力を契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更することを特徴とする入力装置。
(付記7)
付記1から5のいずれか1項に記載の入力装置において、
前記制御部は、前記文字入力状態において所定時間の経過を契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更することを特徴とする入力装置。
付記1から5のいずれか1項に記載の入力装置において、
前記制御部は、前記文字入力状態において所定時間の経過を契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更することを特徴とする入力装置。
(付記8)
付記1から5のいずれか1項に記載の入力装置において、
前記制御部は、前記キーボタンの表示位置に対応するタッチ面上の位置に前記入力手段の接触または近接させるタッチ入力が行われることを契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更することを特徴とする入力装置。
付記1から5のいずれか1項に記載の入力装置において、
前記制御部は、前記キーボタンの表示位置に対応するタッチ面上の位置に前記入力手段の接触または近接させるタッチ入力が行われることを契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更することを特徴とする入力装置。
(付記9)
付記8記載の入力装置において、
前記制御部は、前記タッチ入力が複数回行われることを契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更することを特徴とする入力装置。
付記8記載の入力装置において、
前記制御部は、前記タッチ入力が複数回行われることを契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更することを特徴とする入力装置。
(付記10)
付記1から9のいずれか1項に記載の入力装置において、
前記制御部は、前記入力検出部から出力された前記位置信号に示される前記タッチ面上の位置に対応する前記表示部上の位置に表示されているキーボタンに基づき入力パスワードを特定し、該特定した入力パスワードと予め設定された認証用パスワードとが一致する場合にユーザ認証が完了したものとすることを特徴とする入力装置。
付記1から9のいずれか1項に記載の入力装置において、
前記制御部は、前記入力検出部から出力された前記位置信号に示される前記タッチ面上の位置に対応する前記表示部上の位置に表示されているキーボタンに基づき入力パスワードを特定し、該特定した入力パスワードと予め設定された認証用パスワードとが一致する場合にユーザ認証が完了したものとすることを特徴とする入力装置。
(付記11)
付記10記載の入力装置において、
前記制御部は、前記特定した入力パスワードと前記認証用パスワードとが一致しない場合、前記パスワードの入力を所定時間不可とすることを特徴とする入力装置。
付記10記載の入力装置において、
前記制御部は、前記特定した入力パスワードと前記認証用パスワードとが一致しない場合、前記パスワードの入力を所定時間不可とすることを特徴とする入力装置。
(付記12)
表示部と、前記表示部に重ね合わせて配置されたタッチ面への入力手段の接触または近接を検出し、前記入力手段の接触または近接を検出した前記タッチ面上の位置を示す位置信号を出力する入力検出部と、を有し、文字入力を受け付ける入力装置の制御方法であって、
文字入力を行う旨が入力されると、文字入力に用いられる複数のキーボタンを前記表示部に表示させ、
所定のイベントを契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更することを特徴とする入力装置の制御方法。
表示部と、前記表示部に重ね合わせて配置されたタッチ面への入力手段の接触または近接を検出し、前記入力手段の接触または近接を検出した前記タッチ面上の位置を示す位置信号を出力する入力検出部と、を有し、文字入力を受け付ける入力装置の制御方法であって、
文字入力を行う旨が入力されると、文字入力に用いられる複数のキーボタンを前記表示部に表示させ、
所定のイベントを契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更することを特徴とする入力装置の制御方法。
(付記13)
表示部と、前記表示部に重ね合わせて配置されたタッチ面への入力手段の接触または近接を検出し、前記入力手段の接触または近接を検出した前記タッチ面上の位置を示す位置信号を出力する入力検出部と、を有し、文字入力を受け付ける入力装置に、
文字入力を行う旨が入力されると、文字入力に用いられる複数のキーボタンを前記表示部に表示させる処理と、
所定のイベントを契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更する処理と、を実行させるプログラム。
表示部と、前記表示部に重ね合わせて配置されたタッチ面への入力手段の接触または近接を検出し、前記入力手段の接触または近接を検出した前記タッチ面上の位置を示す位置信号を出力する入力検出部と、を有し、文字入力を受け付ける入力装置に、
文字入力を行う旨が入力されると、文字入力に用いられる複数のキーボタンを前記表示部に表示させる処理と、
所定のイベントを契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更する処理と、を実行させるプログラム。
(付記14)
付記1から付記11のいずれか1項に記載の入力装置を備える情報処理装置。
付記1から付記11のいずれか1項に記載の入力装置を備える情報処理装置。
10 入力装置
11 表示部
12 入力検出部
13 制御部
31 数字ボタン
32 「#」ボタン
33 「*」ボタン
40,50,60,70,80、90 入力画面
41,51,51−3,51−6 キーボタン
42 OKボタン
43 キャンセルボタン
44 入力表示領域
11 表示部
12 入力検出部
13 制御部
31 数字ボタン
32 「#」ボタン
33 「*」ボタン
40,50,60,70,80、90 入力画面
41,51,51−3,51−6 キーボタン
42 OKボタン
43 キャンセルボタン
44 入力表示領域
Claims (10)
- 表示部と、
前記表示部に重ね合わせて配置されたタッチ面への入力手段の接触または近接を検出し、前記入力手段の接触または近接を検出した前記タッチ面上の位置を示す位置信号を出力する入力検出部と、
文字入力を行う旨が入力されると、文字入力に用いられる複数のキーボタンを前記表示部に表示させる制御部と、を有し、
前記制御部は、所定のイベントを契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更することを特徴とする入力装置。 - 請求項1記載の入力装置において、
前記制御部は、前記複数のキーボタンの位置関係をランダムに変更することを特徴とする入力装置。 - 請求項1または2記載の入力装置において、
前記制御部は、前記複数のキーボタンを表示可能な範囲内において分散して表示させることを特徴とする入力装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の入力装置において、
前記制御部は、前記文字入力状態において、前記キーボタンの位置を移動させながら表示させることを特徴とする入力装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の入力装置において、
前記制御部は、前記文字入力を行う旨の入力を契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更することを特徴とする入力装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の入力装置において、
前記制御部は、前記文字入力状態において所定時間の経過を契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更することを特徴とする入力装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の入力装置において、
前記制御部は、前記キーボタンの表示位置に対応するタッチ面上の位置に前記入力手段の接触または近接させるタッチ入力が行われることを契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更することを特徴とする入力装置。 - 表示部と、前記表示部に重ね合わせて配置されたタッチ面への入力手段の接触または近接を検出し、前記入力手段の接触または近接を検出した前記タッチ面上の位置に応じた位置信号を出力する入力検出部と、を有し、文字入力を受け付ける入力装置の制御方法であって、
文字入力を行う旨が入力されると、文字入力に用いられる複数のキーボタンを前記表示部に表示させ、
所定のイベントを契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更することを特徴とする入力装置の制御方法。 - 表示部と、前記表示部に重ね合わせて配置されたタッチ面への入力手段の接触または近接を検出し、前記入力手段の接触または近接を検出した前記タッチ面上の位置に応じた位置信号を出力する入力検出部と、を有し、文字入力を受け付ける入力装置に、
文字入力を行う旨が入力されると、文字入力に用いられる複数のキーボタンを前記表示部に表示させる処理と、
所定のイベントを契機として前記複数のキーボタンの位置関係を変更する処理と、を実行させるプログラム。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載の入力装置を備える情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012030487A JP2013168001A (ja) | 2012-02-15 | 2012-02-15 | 入力装置、入力装置の制御方法、情報処理装置、および、プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012030487A JP2013168001A (ja) | 2012-02-15 | 2012-02-15 | 入力装置、入力装置の制御方法、情報処理装置、および、プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013168001A true JP2013168001A (ja) | 2013-08-29 |
Family
ID=49178361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012030487A Pending JP2013168001A (ja) | 2012-02-15 | 2012-02-15 | 入力装置、入力装置の制御方法、情報処理装置、および、プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013168001A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013196628A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Ntt Docomo Inc | 端末及び制御方法 |
JP2016001426A (ja) * | 2014-06-12 | 2016-01-07 | 日本電気通信システム株式会社 | タッチパネルを用いた情報入力装置および入力情報判定方法 |
JP2016137001A (ja) * | 2015-01-26 | 2016-08-04 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2016137004A (ja) * | 2015-01-26 | 2016-08-04 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2019008446A (ja) * | 2017-06-22 | 2019-01-17 | 国立大学法人東京農工大学 | 入力装置、プログラム、情報記憶媒体及び入力方法 |
JP2019154567A (ja) * | 2018-03-08 | 2019-09-19 | 任天堂株式会社 | 情報処理装置、情報処理システム、情報処理プログラムおよび情報処理方法 |
-
2012
- 2012-02-15 JP JP2012030487A patent/JP2013168001A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013196628A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Ntt Docomo Inc | 端末及び制御方法 |
JP2016001426A (ja) * | 2014-06-12 | 2016-01-07 | 日本電気通信システム株式会社 | タッチパネルを用いた情報入力装置および入力情報判定方法 |
JP2016137001A (ja) * | 2015-01-26 | 2016-08-04 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2016137004A (ja) * | 2015-01-26 | 2016-08-04 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2019008446A (ja) * | 2017-06-22 | 2019-01-17 | 国立大学法人東京農工大学 | 入力装置、プログラム、情報記憶媒体及び入力方法 |
JP2019154567A (ja) * | 2018-03-08 | 2019-09-19 | 任天堂株式会社 | 情報処理装置、情報処理システム、情報処理プログラムおよび情報処理方法 |
US11395964B2 (en) | 2018-03-08 | 2022-07-26 | Nintendo Co., Ltd. | Information processing apparatus, information processing system, storage medium and information processing method |
JP7140515B2 (ja) | 2018-03-08 | 2022-09-21 | 任天堂株式会社 | 情報処理装置、情報処理システム、情報処理プログラムおよび情報処理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2506183B1 (en) | Systems and methods for gesture lock obfuscation | |
US9430144B1 (en) | Unlocking electronic devices with touchscreen input gestures | |
JP2013168001A (ja) | 入力装置、入力装置の制御方法、情報処理装置、および、プログラム | |
CN104598786B (zh) | 一种密码输入方法及装置 | |
JP2015007941A (ja) | パスワードの入力方法、入力端末、及び入力システム | |
KR101122197B1 (ko) | 터치 위치 해킹에 의한 정보 유출을 방지하는 가상키패드 표시 방법 | |
WO2012144616A1 (ja) | 電子機器、電子機器の制御方法、および、プログラム | |
EP3189642A1 (en) | Device and method for authenticating a user | |
CN101685361A (zh) | 手绘图形密码输入方法 | |
JP2016001426A (ja) | タッチパネルを用いた情報入力装置および入力情報判定方法 | |
US11630575B2 (en) | System and method for a keypad on a touch screen device | |
JP2014109848A (ja) | 情報処理装置、情報処理装置の認証方法及び情報処理装置の認証プログラム | |
JP2016164726A (ja) | 電子機器 | |
KR101100324B1 (ko) | 훔쳐보기에 의한 정보 유출을 방지하는 가상키패드 표시 방법 | |
KR101362839B1 (ko) | 마우스커서 표시 방법 | |
JP2010055267A (ja) | 入力装置、携帯端末装置、及び入力装置の入力方法 | |
JP2013016066A (ja) | 判定装置、判定方法およびプログラム | |
CN107423644B (zh) | 一种防偷窥触觉反馈密码输入系统和方法 | |
US20120146910A1 (en) | Portable electronic device including touch-sensitive display | |
KR20140114145A (ko) | 터치패널을 갖는 개인휴대단말기의 작동방법 | |
US20220129146A1 (en) | Method for controlling a computer device for entering a personal code | |
JP2016224516A (ja) | 文字列入力方法及びプログラム | |
JP2015153338A (ja) | 電子機器、認証方法、及び認証プログラム | |
KR101659691B1 (ko) | 2단 또는 3단의 소프트웨어 키패드를 이용한 영어/숫자/기호 문자 입력 방법 | |
KR20160035760A (ko) | 소프트웨어 키패드를 이용한 한글/영어/숫자 입력 방법 |