JP5919978B2 - Steering device - Google Patents
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Description
本発明は、運転者の操舵操作に対する反力を発生させる反力アクチュエータを備えるステアリング装置に関する。 The present invention relates to a steering apparatus including a reaction force actuator that generates a reaction force against a driver's steering operation.
運転者が操作する操舵操作子(ステアリングホイール)と、転舵輪を転舵させる転舵機構とが機械的に非連結なステアバイワイヤ機構では、反力アクチュエータ(反力モータ)を用いて、運転者の操舵操作に対する反力を発生させる。
反力モータで発生させた反力を、減速機を介してステアリングホイールに伝達すると、減速機が有するギヤのバックラッシに起因して音が発生する可能性や、ギヤのガタに起因する性能の低下が発生する可能性がある。このため、例えば、特許文献1に記載されているように、反力アクチュエータの内部部品(ロータ等)を、樹脂性のセレーション部を一方の端部側に形成したステアリングシャフトに組み付けて、反力モータをステアリングコラムへ組み付ける場合がある。
In a steer-by-wire mechanism in which a steering operator (steering wheel) operated by a driver and a steering mechanism that steers steered wheels are mechanically disconnected, a reaction force actuator (reaction motor) is used to drive the driver. The reaction force against the steering operation is generated.
If the reaction force generated by the reaction force motor is transmitted to the steering wheel via the reduction gear, noise may be generated due to the gear backlash of the reduction gear, and performance will be reduced due to gear backlash. May occur. For this reason, for example, as described in Patent Document 1, an internal component (a rotor or the like) of a reaction force actuator is assembled to a steering shaft in which a resinous serration portion is formed on one end side. The motor may be assembled to the steering column.
しかしながら、特許文献1に記載されている技術では、反力アクチュエータの内部部品をステアリングコラムシャフトに組み付ける際に、内部部品と接触したセレーション部が損傷するという問題が発生するおそれがある。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたもので、組み立て時におけるセレーション部の損傷を防止することが可能な、ステアリング装置を提供することを目的とする。
However, in the technique described in Patent Document 1, there is a possibility that when the internal part of the reaction force actuator is assembled to the steering column shaft, the serration portion in contact with the internal part may be damaged.
The present invention has been made paying attention to the above problems, and an object of the present invention is to provide a steering device capable of preventing damage to a serration portion during assembly.
上記課題を解決するために、本発明は、一方の端部側に操舵操作子を取り付ける操舵操作子を取り付ける操舵操作子取付け部を有し、他方の端部側に開口部を有する円筒状のアウターシャフトの内径面に、アウター側セレーション部を形成する。これに加え、一方の端部側をアウターシャフトの開口部からアウターシャフトの内部に挿通したインナーシャフトの外径面に、アウター側セレーション部と噛合する操舵側セレーション部と、円環状の反力ロータの内径面を取り付ける反力ロータ取付け部を形成する。
さらに、反力ロータの内径と、インナーシャフトのうち反力ロータ取付け部が外径面に形成されている部分からインナーシャフトの他方の端部までの部分の外径とを、操舵側セレーション部の最大外径未満とする。これに加え、操舵側セレーション部を、インナーシャフトのうち反力ロータ取付け部よりも操舵操作子側に配置する。
In order to solve the above-described problems, the present invention has a cylindrical operation form having a steering operation element mounting portion for attaching a steering operation element for attaching a steering operation element to one end side, and having an opening on the other end side. An outer serration portion is formed on the inner diameter surface of the outer shaft. In addition to this, a steering serration portion meshing with the outer serration portion on the outer diameter surface of the inner shaft inserted through one end side into the outer shaft from the opening of the outer shaft, and an annular reaction force rotor The reaction force rotor attachment portion for attaching the inner diameter surface of the rotor is formed.
Further, the inner diameter of the reaction force the rotor, an outer diameter of the portion from the portion reactive force rotor attachment portion of the inner shaft is formed on the outer diameter surface to the other end of the inner shaft, the steering-side serrated portion Less than the maximum outer diameter. In addition to this, the steering side serration portion is disposed closer to the steering operator than the reaction force rotor mounting portion of the inner shaft.
本発明によれば、ステアリング装置の構成を、反力ロータ取付け部へ反力ロータの内径面を取り付ける際に、反力ロータを、操舵側セレーション部を形成していない方の端部側からのみ、インナーシャフトに挿通可能な構成とする。
このため、ステアリング装置の組み立て時における、反力ロータと操舵側セレーション部との接触を防止して、ステアリング装置の組み立て時におけるセレーション部の損傷を防止することが可能となる。
According to the present invention, when the inner diameter surface of the reaction force rotor is attached to the reaction force rotor mounting portion in the configuration of the steering device, the reaction force rotor is attached only from the end portion side on which the steering side serration portion is not formed. The inner shaft can be inserted.
For this reason, it is possible to prevent contact between the reaction force rotor and the steering-side serration portion during assembly of the steering device, and to prevent damage to the serration portion during assembly of the steering device.
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
(第一実施形態)
以下、本発明の第一実施形態(以下、本実施形態と記載する)について、図面を参照しつつ説明する。
(構成)
まず、本実施形態のステアリング装置を適用するステアバイワイヤ式のステアリング構造について、図1から図3を用いて説明する。
図1は、ステアバイワイヤ式のステアリング構造を示す図である。
操舵操作子(ステアリングホイール)1は、ステアリングシャフト3の一端に連結してある。
ステアリングシャフト3は、ステアリングコラム5によって回転自在に保持されている。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
(First embodiment)
Hereinafter, a first embodiment of the present invention (hereinafter referred to as the present embodiment) will be described with reference to the drawings.
(Constitution)
First, a steer-by-wire steering structure to which the steering device of this embodiment is applied will be described with reference to FIGS. 1 to 3.
FIG. 1 is a diagram showing a steer-by-wire steering structure.
A steering operator (steering wheel) 1 is connected to one end of a
The
また、ステアリングシャフト3の他端は、ユニバーサルジョイント7を介して中間シャフト9の一端に連結している。
ステアリングコラム5には、ステアリングシャフト3に連結した反力アクチュエータ(反力モータ)33を設けている。
反力アクチュエータ33は、転舵角に応じて転舵輪側からステアリングホイール方向へ伝達される路面反力に応じた反力トルクをステアリングシャフト3へ付与する。これにより、クラッチ15が解放されているときであっても、運転者は、転舵状態に応じた路面反力を把握できる。
The other end of the
The
The
中間シャフト9の他端は、ユニバーサルジョイント11を介してクラッチ入力軸13の一端に連結してある。
クラッチ入力軸13の他端は、クラッチ15を介してクラッチ出力軸17の一端に同軸で対向しており、クラッチ15は、クラッチ入力軸13とクラッチ出力軸17との断続(締結及び遮断)を行う。
クラッチ出力軸17の他端は、ユニバーサルジョイント19を介して中間シャフト21の一端に連結してある。
中間シャフト21の他端は、ユニバーサルジョイント23を介してピニオンシャフト25の一端に連結してあり、ピニオンシャフト25の他端は、ラック&ピニオン式のステアリングギヤ27に連結してある。なお、図示は省略するが、ステアリングギヤ27の出力側となるラックの両端は、夫々、左右のタイロッドの一端に連結してあり、タイロッドの他端は、車輪に連結してある。
The other end of the
The other end of the
The other end of the
The other end of the
したがって、クラッチ15を締結した状態では、操舵操作子1を回転させると、ステアリングシャフト3、中間シャフト9、クラッチ入力軸13、クラッチ出力軸17、及び中間シャフト21を介して、ピニオンシャフト25が回転する。ピニオンシャフト25の回転運動は、ステアリングギヤ27によってラックの進退運動となり、ラックの進退に応じてタイロッドを押したり引いたりすることで、車輪が転舵される。
Therefore, in a state where the
ピニオンシャフト25には、転舵モータ31(転舵機構)を連結してあり、クラッチ15を遮断した状態で、転舵モータ31を駆動すると、ピニオンシャフト25が回転することで、車輪が転舵される。したがって、操舵操作子1の操舵角を検出し、検出した操舵角に応じて転舵モータ31を駆動制御することで、車輪の転舵角が制御される。
ステアリングシャフト3には、反力アクチュエータ33を連結してあり、クラッチ15を遮断した状態で、反力アクチュエータ33を駆動すると、ステアリングシャフト3に反力トルクが付与される。したがって、車輪を転舵したときに路面から受ける反力を検出又は推定し、検出又は推定した反力に応じて反力アクチュエータ33を駆動制御することで、運転者のステアリング操作に対して操作反力が付与される。
A steered motor 31 (steering mechanism) is connected to the
A
通常は、クラッチ15を遮断した状態で、転舵モータ31を駆動制御すると共に、反力アクチュエータ33を駆動制御することで、ステアバイワイヤを実行し、所望のステアリング特性や旋回挙動特性を実現し、且つ良好な操作フィーリングを実現する。一方、システムに異常が生じた場合には、ステアバイワイヤを中止し、フェールセーフとしてクラッチ15を締結状態に戻すことで、機械的なバックアップを確保する。
Normally, the
ステアリングコラム5は、チルトピボット41を介して揺動可能な状態で車体に支持してある。車体横方向から見て、ステアリングシャフト3及び中間シャフト9間のユニバーサルジョイント7の中心位置と、チルトピボット41の中心位置とは相違させたレイアウトとしている。
中間シャフト9、及び中間シャフト21は、夫々、軸方向に伸縮可能に構成してある。
クラッチ15は、ブラケット43を介してダッシュパネル45に固定してある。
The
The
The
図2は、ステアリングコラムのチルト動作について説明した図である。
ステアリングコラム5は、その他端側を、チルトピボット41を介して車体に支持した腰振りタイプであり、このチルトピボット41を中心にステアリングコラム5の一端側が車体上下方向に揺動することで、チルト位置(揺動位置)を調整できる。
FIG. 2 is a diagram illustrating the tilting operation of the steering column.
The
したがって、ステアリングシャフト3と中間シャフト9とを連結するユニバーサルジョイント7は、チルト動作によってステアリングコラム5のチルト位置が変化する度に、チルトピボット41を中心とする周方向に変位する。すなわち、ユニバーサルジョイント7は、操舵操作子1を最上位置まで上昇させたときの点7aから操舵操作子1を最低位置まで下降させたときの点7bの範囲で変位する。
Therefore, the universal joint 7 that connects the
このとき、中間シャフト9の両端に位置するユニバーサルジョイント7とユニバーサルジョイント11との相対距離の変化は、中間シャフト9の伸縮によって許容する。すなわち、操舵操作子1を最高位置まで上昇させ、ユニバーサルジョイント7を点7aまで変位させると、ユニバーサルジョイント7及び11間の相対距離が離間方向に変化するが、その変化は、中間シャフト9の伸長によって許容する。また、操舵操作子1を最低位置まで下降させ、ユニバーサルジョイント7を点7bまで変位させると、ユニバーサルジョイント7及び11間の相対距離が接近方向に変化するが、その変化は、中間シャフト9の収縮によって許容する。
At this time, a change in the relative distance between the universal joint 7 and the universal joint 11 located at both ends of the
また、チルト動作によってステアリングコラム5のチルト位置が変化する度に、中間シャフト9の水平面に対する角度も変化する。すなわち、操舵操作子1を最高位置まで上昇させ、ユニバーサルジョイント7を点7aまで変位させると、中間シャフト9の水平面に対する角度は小さくなる。また、操舵操作子1を最低位置まで下降させ、ユニバーサルジョイント7を点7bまで変位させると、中間シャフト9の水平面に対する角度は大きくなる。
Further, every time the tilt position of the
図3は、中間シャフトの構成図である。
中間シャフト9は、入力シャフト51と、この入力シャフト51に内嵌された出力シャフト53とで構成してあり、これらをスプライン嵌合又はセレーション嵌合することによって、相対回転を阻止し、且つ軸方向の相対変位を許容している。
なお、中間シャフト21についても中間シャフト9と同様の構造である。
FIG. 3 is a configuration diagram of the intermediate shaft.
The
The
次に、図1から図3を参照しつつ、図4及び図5を用いて、本実施形態のステアリング装置2の構成を説明する。
図4は、本実施形態のステアリング装置2の概略構成を示す図であり、ステアリング装置2の断面図である。また、図5は、ステアリング装置2の一部の構成を示す断面図である。
図4及び図5中に示すように、ステアリング装置2は、ステアリングシャフト3と、反力アクチュエータ33と、操舵角検出部6と、シャフト支持部材8と、ステアリングコラム5と、チルト・テレスコユニット12を備える。
Next, the configuration of the
FIG. 4 is a diagram illustrating a schematic configuration of the
As shown in FIGS. 4 and 5, the
ステアリングシャフト3は、一方の端部側に、操舵操作子1を取り付ける。操舵操作子1は、ステアリング装置2を搭載する車両(図示せず)の旋回時等に、車両の運転者が操作する。これにより、ステアリングシャフト3は、運転者による操舵操作子1の操舵操作により回転する。
また、ステアリングシャフト3は、アウターシャフト14と、インナーシャフト16を備える。
アウターシャフト14は、一方の端部側に操舵操作子1を取り付ける操舵操作子取付け部14aを有し、他方の端部側に開口部14bを有する円筒状の部材である。
また、アウターシャフト14は、小径アウターシャフト部18と、大径アウターシャフト部20と、中間アウターシャフト部22を備える。
The steering
The steering
The
The
小径アウターシャフト部18は、内径及び外径を、それぞれ、大径アウターシャフト部20の内径及び外径よりも小径に形成する。また、小径アウターシャフト部18の一方の端部側には、操舵操作子1を取り付ける。
大径アウターシャフト部20は、中間アウターシャフト部22を介し、小径アウターシャフト部18の他方の端部側と連続させて形成する。
The small-diameter
The large-diameter
また、大径アウターシャフト部20の内径面には、後述する操舵側セレーション部32と噛合するアウター側セレーション部24を設ける。
アウター側セレーション部24は、ステアリングシャフト3の軸方向から見た断面が多角形状であり、大径アウターシャフト部20の周方向に沿って配列した複数の凹部及び凸部により形成する。また、アウター側セレーション部24を形成する複数の凹部及び凸部は、大径アウターシャフト部20の軸方向に沿って延在させる。
Further, an outer
The
中間アウターシャフト部22は、内径及び外径の最大値を、それぞれ、大径アウターシャフト部20の内径及び外径と同一とする。これに加え、中間アウターシャフト部22は、内径及び外径の最小値を、それぞれ、小径アウターシャフト部18の内径及び外径と同一とする。すなわち、中間アウターシャフト部22は、内径及び外径が、それぞれ、大径アウターシャフト部20側から小径アウターシャフト部18側へ向かうにつれて縮径する形状に形成する。
The intermediate
インナーシャフト16は、一方の端部側を、開口部14bからアウターシャフト14の内部に挿通した円柱状の部材である。
また、インナーシャフト16は、操舵側シャフト部26と、転舵側シャフト部28と、転舵側セレーション形成部30と、操舵側セレーション部32と、転舵側セレーション部34を備える。
操舵側シャフト部26は、外径を大径アウターシャフト部20の内径よりも小径に形成する。また、操舵側シャフト部26の一方の端部側は、大径アウターシャフト部20の内部へ挿入する。
The
The
The steering-
転舵側シャフト部28は、第一軸受取付け部36と、反力ロータ取付け部38と、第二軸受取付け部40を備える。
第一軸受取付け部36は、外径を操舵側シャフト部26の外径よりも大径に形成する。また、第一軸受取付け部36の一方の端部側は、操舵側シャフト部26の他方の端部と連続させる。
反力ロータ取付け部38は、外径を第一軸受取付け部36の外径よりも小径に形成する。また、反力ロータ取付け部38の一方の端部側は、第一軸受取付け部36の他方の端部と連続させる。
The steered
The first
The reaction force
第二軸受取付け部40は、外径を、反力ロータ取付け部38の外径よりも小径、且つ、操舵側シャフト部26の外径よりも大径に形成する。また、第二軸受取付け部40の一方の端部側は、反力ロータ取付け部38の他方の端部と連続させる。
転舵側セレーション形成部30は、外径を第二軸受取付け部40の外径よりも小径に形成する。また、転舵側セレーション形成部30の一方の端部側は、第二軸受取付け部40の他方の端部と連続させる。
The second
The steered side
操舵側セレーション部32は、例えば、樹脂材料を用い、操舵側シャフト部26の一方の端部側において、操舵側シャフト部26の外径面に設ける。すなわち、操舵側セレーション部32は、インナーシャフト16のうち、反力ロータ取付け部38よりも操舵操作子1側に配置する。
また、操舵側セレーション部32は、操舵側シャフト部26の周方向に沿って配列した複数の凹部及び凸部により形成する。また、操舵側セレーション部32を形成する複数の凹部及び凸部は、操舵側シャフト部26の軸方向に沿って延在させる。
The steering
The steering
また、操舵側セレーション部32は、大径アウターシャフト部20の内部において、アウター側セレーション部24と噛合させる。
また、操舵側セレーション部32は、最大外径を、第一軸受取付け部36の外径よりも小径とする。これに加え、操舵側セレーション部32は、最大外径を、反力ロータ取付け部38の外径よりも大径とする。
Further, the steering-
Further, the steering-
転舵側セレーション部34は、例えば、樹脂材料を用い、転舵側セレーション形成部30の外径面に設ける。また、転舵側セレーション部34は、転舵側セレーション形成部30の周方向に沿って配列した複数の凹部及び凸部により形成する。また、転舵側セレーション部34を形成する複数の凹部及び凸部は、転舵側セレーション形成部30の軸方向に沿って延在させる。
また、転舵側セレーション部34は、最大外径を、操舵側シャフト部26の外径と同一または略同一とする。これに加え、転舵側セレーション部34は、最大外径を、第二軸受取付け部40の外径よりも小径とする。
また、転舵側セレーション部34には、ユニバーサル側セレーション部(図示せず)を噛合させる。
The steered
Further, the steered
Further, a universal side serration portion (not shown) is engaged with the steered
ユニバーサル側セレーション部は、ステアバイワイヤ機構(図示せず)が備えるバックアップ機構(図示せず)とインナーシャフト16とを連結するための、ユニバーサルジョイント(図示せず)に設ける。なお、ユニバーサル側セレーション部の具体的な構成の説明は、省略する。
以上により、本実施形態のステアリング装置2が備えるインナーシャフト16は、外径の異なる複数の部分を有する一本の柱状部材を用いて形成する。すなわち、本実施形態では、反力ロータ取付け部38を、インナーシャフト16と一体に形成する。
The universal side serration portion is provided in a universal joint (not shown) for connecting a backup mechanism (not shown) provided in the steer-by-wire mechanism (not shown) and the
As described above, the
また、本実施形態のステアリング装置2が備えるインナーシャフト16では、以下の式(1)が成立する。
R1≦R6<R4<R3<R5<R2… (1)
なお、上記の式(1)において、「R1」は、操舵側シャフト部26の外径であり、「R2」は、第一軸受取付け部36の外径であり、「R3」は、反力ロータ取付け部38の外径である。また、「R4」は、第二軸受取付け部40の外径であり、「R5」は、操舵側セレーション部32の最大外径であり、「R6」は、転舵側セレーション部34の最大外径である。
Moreover, the following formula | equation (1) is materialized in the
R1 ≦ R6 <R4 <R3 <
In the above formula (1), “R1” is the outer diameter of the steering
したがって、上記の式(1)で示すように、インナーシャフト16のうち操舵側セレーション部32以外の部分の外径は、操舵側セレーション部32の最大外径未満である。
また、上記の式(1)で示すように、反力ロータ取付け部38の外径は、インナーシャフト16のうち操舵操作子1から遠い端部の外径よりも大径である。
反力アクチュエータ33は、反力ロータ42と反力ステータ44を備える反力モータを用いて形成する。なお、反力ロータ42及び反力ステータ44の具体的な説明は、後述する。なお、反力アクチュエータ33の構成は、反力モータを用いて形成する構成に限定するものではない。
Therefore, as shown by the above formula (1), the outer diameter of the
Further, as shown in the above formula (1), the outer diameter of the reaction force
The
操舵角検出部6は、レゾルバロータ46とレゾルバステータ48を備える操舵角センサを用いて形成する。なお、レゾルバロータ46及びレゾルバステータ48の具体的な説明は、後述する。
また、操舵角検出部6は、インナーシャフト16の回転角に検出して、運転者による操舵操作に応じたステアリングシャフト3の回転角を検出する。操舵角検出部6が検出した回転角は、例えば、車両が備える転舵輪(前輪)を転舵させる転舵アクチュエータ(転舵モータ)の駆動量を算出する際に用いる。なお、操舵角検出部6の構成は、操舵角センサを用いて形成する構成に限定するものではない。
The
The
シャフト支持部材8は、円筒状の部材であり、小径シャフト支持部50と、大径シャフト支持部52と、中間シャフト支持部54を備える。
また、シャフト支持部材8の内径面側の内部空間には、ステアリングシャフト3の一部を配置する。
小径シャフト支持部50は、内径及び外径を、それぞれ、大径シャフト支持部52の内径及び外径よりも小径に形成する。また、小径シャフト支持部50の内径は、大径アウターシャフト部20の外径よりも大径とする。
The shaft support member 8 is a cylindrical member, and includes a small diameter
A part of the
The small diameter
また、小径シャフト支持部50の内径面のうち、小径シャフト支持部50の一方の端部側には、シャフト支持軸受56を介して、小径アウターシャフト部18を回転可能に取り付ける。
具体的には、小径シャフト支持部50には、小径アウターシャフト部18の一方の端部側を、小径シャフト支持部50の一方の端部から突出させた状態で、シャフト支持軸受56を介し、小径アウターシャフト部18を回転可能に取り付ける。
The small-diameter
Specifically, the small-diameter
また、小径シャフト支持部50の長さ(シャフト支持部材8の軸方向に沿った長さ)は、小径アウターシャフト部18の長さ(アウターシャフト14の軸方向に沿った長さ)よりも短くする。
シャフト支持軸受56は、シャフト支持用外輪56aと、シャフト支持用内輪56bと、複数のシャフト支持用転動体56cを備える。
シャフト支持用外輪56aは、その外径面を、小径シャフト支持部50の内径面に取り付ける。
シャフト支持用内輪56bは、その内径面を、小径アウターシャフト部18の外径面に取り付ける。これにより、シャフト支持用内輪56bは、アウターシャフト14と共に回転する。
Further, the length of the small diameter shaft support portion 50 (the length along the axial direction of the shaft support member 8) is shorter than the length of the small diameter outer shaft portion 18 (the length along the axial direction of the outer shaft 14). To do.
The shaft support bearing 56 includes a shaft support
The outer diameter surface of the shaft support
The inner diameter surface of the shaft support
複数のシャフト支持用転動体56cは、シャフト支持用外輪56aとシャフト支持用内輪56bとの間に形成した転動体転道路へ転動自在に配置する。シャフト支持用転動体56cとしては、例えば、鋼球等のボールを用いる。なお、シャフト支持用転動体56cとしては、ボール以外に、円筒ころ等を用いてもよい。
大径シャフト支持部52は、中間シャフト支持部54を介し、小径シャフト支持部50の他方の端部と連続させて形成する。
The plurality of shaft-supporting
The large-
また、大径シャフト支持部52の長さ(シャフト支持部材8の軸方向に沿った長さ)は、大径アウターシャフト部20の長さ(アウターシャフト14の軸方向に沿った長さ)よりも長くする。
中間シャフト支持部54は、内径及び外径の最大値を、それぞれ、大径シャフト支持部52の内径及び外径と同一とする。これに加え、中間シャフト支持部54は、内径及び外径の最小値を、それぞれ、小径シャフト支持部50の内径及び外径と同一とする。すなわち、すなわち、中間シャフト支持部54は、内径及び外径が、大径シャフト支持部52側から小径シャフト支持部50側へ向かうにつれて縮径する形状に形成する。
Further, the length of the large-diameter shaft support portion 52 (the length along the axial direction of the shaft support member 8) is greater than the length of the large-diameter outer shaft portion 20 (the length along the axial direction of the outer shaft 14). Also make it longer.
The intermediate
ステアリングコラム5は、円筒状の中空部材であり、小径コラム部58と、大径コラム部60を備える。なお、ステアリングコラム5は、箱型の中空部材としてもよい。
小径コラム部58は、内径及び外径を、それぞれ、大径コラム部60の内径及び外径よりも小径に形成する。これにより、小径コラム部58の断面積を、大径コラム部60の断面積未満とする。
The
The small
また、小径コラム部58の内部空間には、シャフト支持部材8の一方の端部側を突出させた状態で、シャフト支持部材8、アウターシャフト14及びインナーシャフト16の一部を挿通する。
また、小径コラム部58の一方の端部側には、小径コラム部58の内径面と大径シャフト支持部52の外径面を摺動可能に接触させた状態で、シャフト支持部材8を取り付ける。
Further, a part of the shaft support member 8, the
Further, the shaft support member 8 is attached to one end portion side of the small
具体的には、小径コラム部58の内部空間には、小径シャフト支持部50の一方の端部側を、小径コラム部58の一方の端部から突出させた状態で、小径シャフト支持部50を配置する。
また、小径コラム部58の長さ(シャフト支持部材8の軸方向に沿った長さ)は、小径コラム部58に小径シャフト支持部50を取り付けた状態で、小径シャフト支持部50の他方の端部が、小径コラム部58の大径コラム部60側の端部に達しない長さとする。
Specifically, in the internal space of the small
Further, the length of the small diameter column portion 58 (the length along the axial direction of the shaft support member 8) is the other end of the small diameter
大径コラム部60は、小径コラム部58の他方の端部と連続させて形成する。
また、大径コラム部60の内部空間には、アクチュエータハウジング62と、第一軸受64と、反力ロータ42と、反力ステータ44と、第二軸受66と、レゾルバハウジング68と、レゾルバロータ46と、レゾルバステータ48を収容する。また、大径コラム部60の内部空間には、インナーシャフト16の一部を挿通させる。
The large
Further, in the internal space of the large-
アクチュエータハウジング62は、一方の端面の一部が開口し、他方の端面が全体的に開口する円筒状の部材であり、両端面をシャフト支持部材8の軸方向へ向けた状態で、大径コラム部60の内部空間に収容する。
具体的には、アクチュエータハウジング62は、一方の端面を小径コラム部58側へ向けるとともに、インナーシャフト16の径方向から見て、一方の端面を第一軸受取付け部36と重なる位置に配置した状態で、大径コラム部60の内部空間に収容する。
The
Specifically, the
第一軸受64は、第一軸受用外輪64aと、第一軸受用内輪64bと、複数の第一軸受用転動体64cを備える。なお、本実施形態では、第一軸受64の規格(形状・寸法)を、第一軸受64に要求する機能を満足する範囲で必要最小限の規格に設定する場合を説明する。
第一軸受用外輪64aは、その外径面を、アクチュエータハウジング62の第一軸受取付け部36と対抗する面に取り付ける。
The
The outer diameter surface of the first bearing
第一軸受用内輪64bは、その内径面を、第一軸受取付け部36の外径面に取り付ける。これにより、第一軸受用内輪64bは、インナーシャフト16と共に回転する。
複数の第一軸受用転動体64cは、第一軸受用外輪64aと第一軸受用内輪64bとの間に形成した転動体転道路へ転動自在に配置する。第一軸受用転動体64cとしては、シャフト支持用転動体56cと同様、例えば、鋼球等のボールを用いる。
The inner diameter surface of the first bearing
The plurality of first bearing rolling elements 64c are arranged so as to roll on a rolling element rolling road formed between the first bearing
反力ロータ42は、反力アクチュエータ33の内部部品であり、円環状に形成する。なお、本実施形態では、反力ロータ42の規格(形状・寸法)を、反力アクチュエータ33に要求する機能を満足する範囲で必要最小限の規格に設定する場合を説明する。
また、反力ロータ42は、内径を第一軸受取付け部36の外径未満に形成する。
したがって、反力ロータ42の内径は、操舵側セレーション部32の最大外径未満である。
The
Further, the
Therefore, the inner diameter of the
また、反力ロータ42の内径面は、反力ロータ取付け部38の外径面に取り付ける。これにより、反力ロータ42は、インナーシャフト16と共に回転する。
また、反力ロータ42の、第一軸受64側の端面は、第一軸受取付け部36と反力ロータ取付け部38との間に形成した段差と接触させる。
反力ステータ44は、反力アクチュエータ33の内部部品であり、アクチュエータハウジング62の内径面のうち、反力ロータ取付け部38と対抗する面に取り付ける。これにより、反力ステータ44は、インナーシャフト16の径方向から見て、反力ロータ42と対向する。また、反力ステータ44と反力ロータ42との間には、隙間を形成する。
The inner diameter surface of the
Further, the end face of the
The
レゾルバハウジング68は、ハウジング本体部68aと、第二軸受保持部68bを備える。
ハウジング本体部68aは、円環状に形成し、一方の端面をアクチュエータハウジング62の他方の端面と接触させた状態で、大径コラム部60の内部空間に収容する。また、ハウジング本体部68aの内径面は、インナーシャフト16の径方向から見て、第二軸受取付け部40の外径面と対向する。
The
The
第二軸受保持部68bは、円環状に形成し、ハウジング本体部68aの内径面のうち、アクチュエータハウジング62側の一部と、ハウジング本体部68aの周方向全体に亘り連続して形成する。
また、第二軸受保持部68bの一部は、インナーシャフト16の径方向から見て、ハウジング本体部68aの一方の端面から、アクチュエータハウジング62の一方の端面側へ突出する。
The second
Further, a part of the second
第二軸受66は、第二軸受用外輪66aと、第二軸受用内輪66bと、複数の第二軸受用転動体66cを備える。なお、本実施形態では、第二軸受66の規格(形状・寸法)を、第二軸受66に要求する機能を満足する範囲で必要最小限の規格に設定する場合を説明する。
第二軸受用外輪66aは、その外径面を、第二軸受保持部68bのうち、アクチュエータハウジング62の一方の端面側へ突出する部分の内径面に取り付ける。
The
The outer diameter surface of the second bearing
第二軸受用内輪66bは、その内径面を、第二軸受取付け部40の外径面に取り付ける。これにより、第二軸受用内輪66bは、インナーシャフト16と共に回転する。
また、第二軸受用内輪66bは、内径を反力ロータ取付け部38の外径未満に形成する。
また、第二軸受用内輪66bの、反力ロータ42側の端面は、反力ロータ取付け部38と第二軸受取付け部40との間に形成した段差と接触させる。
The inner diameter surface of the second bearing
Further, the second bearing
Further, the end surface on the
複数の第二軸受用転動体66cは、第二軸受用外輪66aと第二軸受用内輪66bとの間に形成した転動体転道路へ転動自在に配置する。第二軸受用転動体66cとしては、シャフト支持用転動体56cと同様、例えば、鋼球等のボールを用いる。
レゾルバロータ46は、操舵角検出部6の内部部品であり、円環状に形成する。
また、レゾルバロータ46は、内径を第二軸受用内輪66bの内径と同一または略同一に形成する。
The plurality of second
The
The
また、レゾルバロータ46の内径面は、その内径面を、第二軸受用内輪66bよりも転舵側セレーション部34側の位置で、第二軸受取付け部40の外径面に取り付ける。これにより、レゾルバロータ46は、インナーシャフト16と共に回転する。
レゾルバステータ48は、操舵角検出部6の内部部品であり、ハウジング本体部68aの内径面のうち、第二軸受保持部68bを形成していない位置に取り付ける。これにより、レゾルバステータ48は、インナーシャフト16の径方向から見て、レゾルバロータ46と対向する。また、レゾルバステータ48とレゾルバロータ46との間には、隙間を形成する。
Further, the inner diameter surface of the
The
チルト・テレスコユニット12は、例えば、モータや直動案内装置等を備えて形成する。
また、チルト・テレスコユニット12は、運転者等によるスイッチ操作によりモータを駆動させて、ステアリングコラム5の上下方向の角度や、ステアリングコラム5と操舵操作子1との距離を変化させる。なお、チルト・テレスコユニット12の構成は、モータや直動案内装置等を備えて用いて形成する構成に限定するものではない。すなわち、例えば、アクチュエータを備えず、手動操作により、ステアリングコラム5の上下方向の角度や、ステアリングコラム5と操舵操作子1との距離を変化させる構成としてもよい。
The tilt /
Further, the tilt /
(組み立て方法)
次に、図1から図5を参照して、本実施形態のステアリング装置2の組み立て方法を説明する。なお、以下の説明は、ステアリング装置2のうち、図5中に示した部分のみの組み立て方法について記載する。
ステアリング装置2を組み立てる際には、まず、アクチュエータハウジング62を、転舵側セレーション部34側からインナーシャフト16に挿通させる。そして、アクチュエータハウジング62の一方の端面を、インナーシャフト16の径方向から見て、一方の端面を第一軸受取付け部36と重なる位置に配置する。
(Assembly method)
Next, a method for assembling the
When the
次に、第一軸受64を、転舵側セレーション部34側からインナーシャフト16に挿通させる。そして、第一軸受用内輪64bの内径面を、第一軸受取付け部36の外径面に取り付ける。これにより、第一軸受64を、インナーシャフト16に取り付ける。これに加え、第一軸受用外輪64aの外径面を、アクチュエータハウジング62の第一軸受取付け部36と対抗する面に取り付ける。
Next, the
第一軸受64をインナーシャフト16に取り付けた後、反力ロータ42を、転舵側セレーション部34側からインナーシャフト16に挿通させて、反力ロータ42の内径面を、反力ロータ取付け部38の外径面に取り付ける。これに加え、反力ロータ42の第一軸受64側の端面を、第一軸受取付け部36と反力ロータ取付け部38との間に形成した段差と接触させる。これにより、反力ロータ42を、インナーシャフト16に取り付ける。
After attaching the
反力ロータ42をインナーシャフト16に取り付けた後、反力ステータ44を、転舵側セレーション部34側からインナーシャフト16に挿通させて、アクチュエータハウジング62の内径面のうち、反力ロータ取付け部38と対抗する面に取り付ける。
なお、反力ロータ42の組み付け順と反力ステータ44の組み付け順は、上記の順番と逆順としてもよい。
After the
It should be noted that the assembly order of the
次に、第二軸受66を、転舵側セレーション部34側からインナーシャフト16に挿通させて、第二軸受用内輪66bの内径面を、第二軸受取付け部40の外径面に取り付ける。これに加え、第二軸受用内輪66bの反力ロータ42側の端面を、反力ロータ取付け部38と第二軸受取付け部40との間に形成した段差と接触させる。これにより、第二軸受66を、インナーシャフト16に取り付ける。
Next, the
第二軸受66をインナーシャフト16に取り付けた後、レゾルバハウジング68を、転舵側セレーション部34側からインナーシャフト16に挿通させて、ハウジング本体部68aの一方の端面を、アクチュエータハウジング62の他方の端面と接触させる。さらに、第二軸受保持部68bのうち、インナーシャフト16の径方向から見て、ハウジング本体部68aの一方の端面から、アクチュエータハウジング62の一方の端面側へ突出する部分の内径面を、第二軸受用外輪66aの外径面に取り付ける。
After the
次に、レゾルバロータ46を、転舵側セレーション部34側からインナーシャフト16に挿通させて、レゾルバロータ46の内径面を、第二軸受用内輪66bよりも転舵側セレーション部34側の位置で、第二軸受取付け部40の外径面に取り付ける。これにより、レゾルバロータ46を、インナーシャフト16に取り付ける。
Next, the
レゾルバロータ46をインナーシャフト16に取り付けた後、レゾルバステータ48を、転舵側セレーション部34側からインナーシャフト16に挿通させる。そして、レゾルバステータ48の内径面を、ハウジング本体部68aの内径面のうち、第二軸受保持部68bを形成していない位置に取り付ける。
なお、レゾルバステータ48は、インナーシャフト16に挿通させる前に、予め、ハウジング本体部68aの内径面に取り付けておき、レゾルバハウジング68と共に、転舵側セレーション部34側からインナーシャフト16に挿通させてもよい。
After the
The
(動作)
次に、図1から図5を参照して、本実施形態のステアリング装置2を用いて行なう動作の一例を説明する。
上述したように、本実施形態では、ステアリング装置2の組み立て時に、第一軸受64、反力ロータ42、第二軸受66、レゾルバロータ46を、全て、転舵側セレーション部34側からインナーシャフト16に挿通させて、インナーシャフト16に取り付ける。
(Operation)
Next, an example of an operation performed using the
As described above, in the present embodiment, when the
したがって、本実施形態では、第一軸受64、反力ロータ42、第二軸受66、レゾルバロータ46を、操舵側セレーション部32と接触させずに、インナーシャフト16に取り付けることが可能となる。
このため、本実施形態では、ステアリング装置2の組み立て時における損傷を防止した操舵側セレーション部32と、アウター側セレーション部24を噛合させることが可能となる。これにより、運転者による操舵操作の転舵輪への伝達効率が低下することを、抑制可能となる。
Therefore, in the present embodiment, the
For this reason, in this embodiment, it becomes possible to mesh the steering
(第一実施形態の効果)
本実施形態のステアリング装置2であれば、以下に記載する効果を奏することが可能となる。
(1)操舵側セレーション部32を、インナーシャフト16のうち反力ロータ取付け部38よりも操舵操作子1側に配置する。これに加え、反力ロータ42の内径及びインナーシャフト16のうち操舵側セレーション部32以外の部分の外径を、操舵側セレーション部32の最大外径未満とする。
このため、反力ロータ取付け部38へ反力ロータ42の内径面を取り付ける際には、反力ロータ42を、操舵側セレーション部32を形成していない方の端部側からのみ、インナーシャフト16に挿通可能となる。
(Effects of the first embodiment)
The
(1) The steering
For this reason, when the inner surface of the
その結果、ステアリング装置2の組み立て時における、反力ロータ42と操舵側セレーション部32との接触を防止して、ステアリング装置2の組み立て時における操舵側セレーション部32の損傷を防止することが可能となる。
これにより、ステアリング装置2の組み立て作業をやり直す必要性を低下させることが可能となり、ステアリング装置2の組み立て効率低下を抑制することが可能となる。
As a result, it is possible to prevent contact between the
As a result, it is possible to reduce the necessity for re-assembling the
(2)ステアリング装置2の組み立て時において、反力ロータ42を、インナーシャフト16の両端部のうち、操舵側セレーション部32の最大外径未満の最大外径である転舵側セレーション部34側からのみ、インナーシャフト16に挿通する。
このため、第一軸受用内輪64b、反力ロータ42、第二軸受用内輪66b、レゾルバロータ46の内径を、小径化することが可能となる。
(2) At the time of assembling the
Therefore, the inner diameters of the first bearing
その結果、第一軸受用内輪64b、反力ロータ42、第二軸受用内輪66b、レゾルバロータ46に対し、部品コスト等を抑制することが可能となる。
また、反力ロータ42及びレゾルバロータ46の内径を小径化することが可能となるため、反力アクチュエータ33及び操舵角検出部6を小型化することが可能となり、周辺部品への空間的な影響を抑制することが可能となる。
As a result, it is possible to reduce component costs and the like for the first bearing
Further, since the inner diameters of the
(3)ステアリング装置2の組み立て時において、操舵側セレーション部32をカバーで覆うことにより、操舵側セレーション部32の損傷を抑制する場合と異なり、上述した軸受やロータの内径が増加することを防止可能である。
その結果、ステアリング装置2の組み立て時において、操舵側セレーション部32をカバーで覆うことにより、操舵側セレーション部32の損傷を抑制する場合と比較して、コストの増加や部材サイズの増大を抑制することが可能となる。
(3) When the
As a result, when the
(4)ステアリング装置2の組み立て時において、インナーシャフト16へ反力ロータ42を取り付けた後に、インナーシャフト16に操舵側セレーション部32を形成する加工を行なう場合と異なり、反力アクチュエータ33の耐熱性を向上させる必要がなくなる。これは、インナーシャフト16へ反力ロータ42を取り付けた後に操舵側セレーション部32を形成する場合、反力ロータ42に熱を加えることとなる。このため、反力アクチュエータ33の品質低下を抑制するためには、反力アクチュエータ33の耐熱性を向上させる必要があることに起因する。
その結果、インナーシャフト16へ反力ロータ42を取り付けた後に操舵側セレーション部32を形成する場合と比較して、コストの増加を抑制することが可能となる。
(5)反力ロータ取付け部38を、インナーシャフト16と一体に形成するため、反力ロータ取付け部38の剛性低下を抑制することが可能となる。
(4) The heat resistance of the
As a result, an increase in cost can be suppressed as compared with the case where the steering
(5) Since the reaction force
(変形例)
(1)本実施形態では、ステアリング装置2を組み立てる際に、アクチュエータハウジング62を、転舵側セレーション部34側からインナーシャフト16に挿通させたが、これに限定するものではない。すなわち、ステアリング装置2を組み立てる際に、アクチュエータハウジング62を、操舵側セレーション部32側からインナーシャフト16に挿通させてもよい。
(Modification)
(1) In this embodiment, when assembling the
(2)本実施形態では、大径コラム部60の内部空間に、上述したハウジング、軸受、ロータ、ステータを収容したが、これに限定するものではない。すなわち、大径コラム部60の内部空間に、上述したハウジング、軸受、ロータ、ステータに加え、例えば、Cリング等の部品を、転舵側セレーション部34側からインナーシャフト16に挿通させて収容してもよい。
(2) In this embodiment, the housing, the bearing, the rotor, and the stator described above are accommodated in the internal space of the large-
(3)本実施形態では、ステアリング装置2をステアバイワイヤ機構に適用したが、これに限定するものではなく、ステアリング装置2を、電動パワーステアリング機構等に適用してもよい。要は、本実施形態のステアリング装置2は、ステアリングシャフト3に回転トルクを付与するアクチュエータを、ステアリングシャフト3と同軸でステアリングコラム5に取り付ける機構に適用可能である。
(3) Although the
(第二実施形態)
以下、本発明の第二実施形態(以下、本実施形態と記載する)について、図面を参照しつつ説明する。
(構成)
図6は、本実施形態のステアリング装置2の一部の構成を示す断面図である。
なお、本実施形態は、インナーシャフト16の構成を除き、上述した第一実施形態と同様の構成であるため、インナーシャフト16以外の説明は省略する。また、上述した第一実施形態と同様の構成については、同一の符合を付して説明する。
(Second embodiment)
Hereinafter, a second embodiment of the present invention (hereinafter referred to as the present embodiment) will be described with reference to the drawings.
(Constitution)
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a partial configuration of the
In addition, since this embodiment is the structure similar to 1st embodiment mentioned above except the structure of the
図6中に示すように、インナーシャフト16は、操舵側シャフト部26と、転舵側シャフト部28と、転舵側セレーション形成部30と、操舵側セレーション部32と、転舵側セレーション部34を備える。なお、転舵側シャフト部28以外の構成は、上述した第一実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
転舵側シャフト部28は、転舵側シャフト本体部70と、第一軸受取付け部形成部材72と、反力ロータ取付け部形成部材74と、第二軸受取付け部形成部材76を備える。
As shown in FIG. 6, the
The steered
転舵側シャフト本体部70は、操舵側シャフト部26と一体で形成する。すなわち、転舵側シャフト本体部70の外径は、操舵側シャフト部26の外径と同一である。
第一軸受取付け部形成部材72は、円環状の部材であり、転舵側シャフト本体部70の外周側のうち、操舵側セレーション部32側に配置する。
また、第一軸受取付け部形成部材72は、外径を操舵側シャフト部26の外径よりも大径に形成する。
The steered side shaft
The first bearing attachment
Further, the first bearing mounting
また、第一軸受取付け部形成部材72は、その内径面を、転舵側シャフト本体部70の外径面に取り付ける。これにより、第一軸受取付け部形成部材72は、転舵側シャフト本体部70と共に回転する。
また、第一軸受取付け部形成部材72の外径面には、第一軸受用内輪64bの内径面を取り付ける。
反力ロータ取付け部形成部材74は、円環状の部材であり、転舵側シャフト本体部70の外周側のうち、第一軸受取付け部形成部材72よりも操舵側セレーション部32から離れた位置に配置する。
Further, the first bearing attachment
Further, the inner diameter surface of the first bearing
The reaction force rotor attachment
また、反力ロータ取付け部形成部材74は、外径を第一軸受取付け部形成部材72の外径よりも小径に形成する。
また、反力ロータ取付け部形成部材74の一方の端面は、第一軸受取付け部形成部材72と接触させる。
また、反力ロータ取付け部形成部材74は、その内径面を、転舵側シャフト本体部70の外径面に取り付ける。これにより、反力ロータ取付け部形成部材74は、転舵側シャフト本体部70と共に回転する。
The reaction force rotor attachment
One end surface of the reaction force rotor attachment
The reaction force rotor attachment
また、反力ロータ取付け部形成部材74の外径面には、反力ロータ42の内径面を取り付ける。
第二軸受取付け部形成部材76は、円環状の部材であり、転舵側シャフト本体部70の外周側のうち、反力ロータ取付け部形成部材74よりも操舵側セレーション部32から離れた位置に配置する。
また、第二軸受取付け部形成部材76は、外径を反力ロータ取付け部形成部材74の外径よりも小径に形成する。
また、第二軸受取付け部形成部材76の一方の端面は、反力ロータ取付け部形成部材74の他方の端面と接触させる。
Further, the inner diameter surface of the
The second bearing attachment
The second bearing attachment
One end surface of the second bearing attachment
また、第二軸受取付け部形成部材76は、その内径面を、転舵側シャフト本体部70の外径面に取り付ける。これにより、第二軸受取付け部形成部材76は、転舵側シャフト本体部70と共に回転する。
また、第二軸受取付け部形成部材76の外径面には、第二軸受用内輪66bの内径面と、レゾルバロータ46の内径面を取り付ける。
The second bearing attachment
Further, the inner diameter surface of the second bearing
以上により、本実施形態では、第一軸受取付け部36(図5参照)を、インナーシャフト16の外径面に取り付ける円環状の第一軸受取付け部形成部材72で形成する。また、反力ロータ取付け部38(図5参照)を、インナーシャフト16の外径面に取り付ける円環状の反力ロータ取付け部形成部材74で形成する。同様に、第二軸受取付け部40(図5参照)を、インナーシャフト16の外径面に取り付ける円環状の第二軸受取付け部形成部材76で形成する。
その他の構成は、上述した第一実施形態と同様である。
As described above, in the present embodiment, the first bearing attachment portion 36 (see FIG. 5) is formed by the annular first bearing attachment
Other configurations are the same as those of the first embodiment described above.
(組み立て方法)
次に、図1から図4と、図6を参照して、本実施形態のステアリング装置2の組み立て方法を説明する。なお、以下の説明は、ステアリング装置2のうち、図6中に示した部分のみの組み立て方法について記載する。なお、上述した第一実施形態と同様の手順については、記載を省略する場合がある。
ステアリング装置2を組み立てる際には、まず、アクチュエータハウジング62の一方の端面を、インナーシャフト16の径方向から見て、一方の端面を第一軸受取付け部形成部材72と重なる位置に配置する。
(Assembly method)
Next, an assembling method of the
When assembling the
次に、第一軸受用内輪64bの内径面を、第一軸受取付け部形成部材72の外径面に取り付ける。これに加え、第一軸受用外輪64aの外径面を、アクチュエータハウジング62の第一軸受取付け部形成部材72と対抗する面に取り付ける。
第一軸受64をインナーシャフト16に取り付けた後、反力ロータ42の内径面を、反力ロータ取付け部形成部材74の外径面に取り付ける。
Next, the inner diameter surface of the first bearing
After the
次に、第二軸受用内輪66bの内径面を、第二軸受取付け部形成部材76の外径面に取り付ける。
第二軸受66をインナーシャフト16に取り付けた後、レゾルバロータ46の内径面を、第二軸受用内輪66bよりも転舵側セレーション部34側の位置で、第二軸受取付け部形成部材76の外径面に取り付ける。
(動作)
本実施形態のステアリング装置2を用いて行なう動作は、上述した第一実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
Next, the inner diameter surface of the second bearing
After the
(Operation)
Since the operation | movement performed using the
(第二実施形態の効果)
本実施形態の車両制御装置1であれば、以下に記載する効果を奏することが可能となる。
(1)反力ロータ取付け部38を、インナーシャフト16の外径面に取り付ける円環状の反力ロータ取付け部形成部材74で形成する。
その結果、反力アクチュエータ33の構成に応じて、転舵側シャフト本体部70の構成を変更することなく、反力ロータ取付け部形成部材74の形状・寸法を変更することにより、反力アクチュエータ33の構成の変化に対応することが可能となる。
(Effect of the second embodiment)
If it is the vehicle control apparatus 1 of this embodiment, it will become possible to show the effect described below.
(1) The reaction force
As a result, the
(変形例)
(1)本実施形態では、第一軸受取付け部36を第一軸受取付け部形成部材72で形成し、反力ロータ取付け部38を反力ロータ取付け部形成部材74で形成し、第二軸受取付け部40を第二軸受取付け部形成部材76で形成したが、これに限定するものではない。すなわち、例えば、図7中に示すように、第一軸受取付け部36及び反力ロータ取付け部38を、インナーシャフト16と一体に形成し、第二軸受取付け部40を第二軸受取付け部形成部材76で形成してもよい。なお、図7は、本実施形態の変形例を示す図である。
(Modification)
(1) In the present embodiment, the first
1 操舵操作子
2 ステアリング装置
3 ステアリングシャフト
5 ステアリングコラム
6 操舵角検出部
7 ユニバーサルジョイント
8 シャフト支持部材
9 中間シャフト
11 ユニバーサルジョイント
12 チルト・テレスコユニット
13 クラッチ入力軸
14 アウターシャフト
15 クラッチ
16 インナーシャフト
17 クラッチ出力軸
18 小径アウターシャフト部
19 ユニバーサルジョイント
20 大径アウターシャフト部
21 中間シャフト
22 中間アウターシャフト部
23 ユニバーサルジョイント
24 アウター側セレーション部
25 ピニオンシャフト
26 操舵側シャフト部
27 ステアリングギヤ
28 転舵側シャフト部
30 転舵側セレーション形成部
31 転舵モータ
32 操舵側セレーション部
33 反力アクチュエータ
34 転舵側セレーション部
36 第一軸受取付け部
38 反力ロータ取付け部
40 第二軸受取付け部
41 チルトピボット
42 反力ロータ
43a 上部ブラケット
43b 下部ブラケット
44 反力ステータ
45 ダッシュパネル
46 レゾルバロータ
47 開口部
48 レゾルバステータ
49 クラッチ側連結端
50 小径シャフト支持部
51 ダッシュパネル側連結端
51a 貫通孔
52 大径シャフト支持部
53 嵌合孔
54 中間シャフト支持部
55 メタルブッシュ
55a 貫通孔
56 シャフト支持軸受
57 スタッドボルト
58 小径コラム部
59 ナット
60 大径コラム部
62 アクチュエータハウジング
64 第一軸受
66 第二軸受
68 レゾルバハウジング
70 転舵側シャフト本体部
72 第一軸受取付け部形成部材
74 反力ロータ取付け部形成部材
76 第二軸受取付け部形成部材
R1 操舵側シャフト部の外径
R2 第一軸受取付け部の外径
R3 反力ロータ取付け部の外径
R4 第二軸受取付け部の外径
R5 操舵側セレーション部の最大外径
R6 転舵側セレーション部の最大外径
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Steering operator 2 Steering device 3 Steering shaft 5 Steering column 6 Steering angle detection part 7 Universal joint 8 Shaft support member 9 Intermediate shaft 11 Universal joint 12 Tilt / telescopic unit 13 Clutch input shaft 14 Outer shaft 15 Clutch 16 Inner shaft 17 Clutch Output shaft 18 Small diameter outer shaft portion 19 Universal joint 20 Large diameter outer shaft portion 21 Intermediate shaft 22 Intermediate outer shaft portion 23 Universal joint 24 Outer side serration portion 25 Pinion shaft 26 Steering side shaft portion 27 Steering gear 28 Steering side shaft portion 30 Steering side serration forming part 31 Steering motor 32 Steering side serration part 33 Reaction force actuator 4 Steering side serration portion 36 First bearing attachment portion 38 Reaction force rotor attachment portion 40 Second bearing attachment portion 41 Tilt pivot 42 Reaction force rotor 43a Upper bracket 43b Lower bracket 44 Reaction force stator 45 Dash panel 46 Resolver rotor 47 Opening portion 48 Resolver Stator 49 Clutch Side Connection End 50 Small Diameter Shaft Support Portion 51 Dash Panel Side Connection End 51a Through Hole 52 Large Diameter Shaft Support Portion 53 Fitting Hole 54 Intermediate Shaft Support Portion 55 Metal Bushing 55a Through Hole 56 Shaft Support Bearing 57 Stud Bolt 58 Small-diameter column 59 Nut 60 Large-diameter column 62 Actuator housing 64 First bearing 66 Second bearing 68 Resolver housing 70 Steering-side shaft main body 72 First bearing mounting portion forming member 74 Reaction force low Mounting portion forming member 76 Second bearing mounting portion forming member R1 Steering side shaft portion outer diameter R2 First bearing mounting portion outer diameter R3 Reaction force rotor mounting portion outer diameter R4 Second bearing mounting portion outer diameter R5 Steering side Maximum outer diameter of serration R6 Maximum outer diameter of steered side serration
Claims (3)
前記ステアリングシャフトの外径面に取り付ける円環状の反力ロータを備え、前記操舵操作に対する反力を前記ステアリングシャフトへ付与する反力アクチュエータと、を備えるステアリング装置であって、
前記ステアリングシャフトは、一方の端部側に前記操舵操作子を取り付ける操舵操作子取付け部を有し、他方の端部側に開口部を有する円筒状のアウターシャフトと、一方の端部側が前記アウターシャフトの開口部からアウターシャフトの内部に挿通されているインナーシャフトと、を備え、
前記アウターシャフトの内径面にアウター側セレーション部が形成され、
前記インナーシャフトの外径面に、前記アウター側セレーション部と噛合する操舵側セレーション部と、前記反力ロータの内径面を取り付ける反力ロータ取付け部と、が形成され、
前記操舵側セレーション部は、前記インナーシャフトのうち前記反力ロータ取付け部よりも前記操舵操作子側に配置され、
前記反力ロータの内径と、前記インナーシャフトのうち前記反力ロータ取付け部が外径面に形成されている部分からインナーシャフトの他方の端部までの部分の外径とは、前記操舵側セレーション部の最大外径未満であることを特徴とするステアリング装置。 A steering shaft that is attached to one end by a driver for steering operation, and a steering shaft that is rotated by a steering operation of the steering operator by the driver;
A steering device comprising: an annular reaction force rotor attached to an outer diameter surface of the steering shaft; and a reaction force actuator that applies a reaction force to the steering operation to the steering shaft,
The steering shaft has a steering operating element mounting portion for mounting the steering operating element on one end portion side, a cylindrical outer shaft having an opening at the other end side, the one end portion side the An inner shaft inserted into the outer shaft from the opening of the outer shaft ,
An outer side serration portion is formed on the inner diameter surface of the outer shaft,
On the outer diameter surface of the inner shaft, a steering side serration portion meshing with the outer side serration portion, and a reaction force rotor attachment portion for attaching an inner diameter surface of the reaction force rotor are formed,
The steering side serration portion is disposed on the steering operator side of the reaction force rotor mounting portion of the inner shaft,
Wherein the inner diameter of the reaction forces the rotor, the outer diameter of the portion from the portion reactive force rotor attachment portion is formed on the outer diameter surface to the other end of the inner shaft of the inner shaft, the steering-side serrated A steering device characterized by being less than the maximum outer diameter of the part.
前記反力ロータ取付け部は、前記インナーシャフトと一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載したステアリング装置。 The outer diameter of the reaction force the rotor attachment portion is larger in diameter than the outer diameter of the end portion of the front SL other of said inner shaft,
The reaction force rotor attachment portion, a steering apparatus according to claim 1, characterized in that it is formed integrally with the inner shaft.
前記反力ロータ取付け部は、前記インナーシャフトの外径面に取り付ける円環状の反力ロータ取付け部形成部材で形成されていることを特徴とする請求項1に記載したステアリング装置。 The outer diameter of the reaction force the rotor attachment portion is larger in diameter than the outer diameter of the end portion of the front SL other of said inner shaft,
The reaction force rotor attachment portion, a steering apparatus according to claim 1, characterized in that it is formed by the reaction force rotor attachment portion formed annular member to be attached to an outer diameter surface of the inner shaft.
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