JP5919114B2 - 商品購入支援装置及び仮想試着装置並びに商品購入支援プログラム - Google Patents

商品購入支援装置及び仮想試着装置並びに商品購入支援プログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、衣料品,装飾品等の服飾品の購入を支援する商品購入支援装置及び服飾品の試着を仮想的に行う仮想試着装置並びにコンピュータを商品購入支援装置として機能させるための商品購入支援プログラムに関する。
近年、人物を撮影した画像データに、衣料品,装飾品等の服飾品を撮影した画像データを重ね合わせた合成画像を形成する技術が知られている。この技術を利用することで、服飾品の購入を検討している顧客が、その服飾品を実際に身に着けることなく着用したイメージを捉えることができる。
しかしながら、服飾品を着用したイメージが良かったので購入したが、過去に類似したものを購入していた場合、顧客は、同じような服飾品を2品以上所有することとなる。このため、服飾品を購入する際には、試着のイメージだけでなく、過去に類似したものを購入したことがあるかという情報も重要な判断基準となる。
特開2002−032640号公報
本発明が解決しようとする課題は、購入予定商品に類似したものを顧客が過去に購入したことがあるときに知らせることができ、顧客の商品購入を有効に支援できる商品購入支援装置及びこのような商品購入支援機能を備えた仮想試着装置を提供しようとするものである。
一実施形態において、商品購入支援装置は、顧客識別入力手段と、商品識別入力手段と、検出手段と、一致判定手段と、類似度判定手段と、出力手段とを備える。顧客識別入力手段は、顧客を識別可能な顧客識別情報の入力を受け付ける。商品識別入力手段は、顧客が購入を予定する商品を識別可能な商品識別情報の入力を受け付ける。検出手段は、各商品の前記商品識別情報に関連付けて、当該商品の種別情報、柄情報及び色情報を含む商品データレコードを、柄情報及び色情報については類似しているほど近似する値をとるように数値化して記憶する商品データベースから、商品識別入力手段を介して入力された商品識別情報で識別される購入予定商品の商品データレコードと、顧客識別入力手段を介して入力された顧客識別情報で識別される顧客が過去に購入した購入済商品の商品データレコードとを検出する。一致判定手段は、検出された購入済商品の商品データレコードのなかに購入予定商品の商品データレコードに含まれる種別情報と一致する種別情報を含む商品データレコードが存在するか判定する。類似度判定手段は、種別情報が一致する商品データレコードが存在すると判定された場合、その種別情報が一致する購入予定商品の商品データレコードと購入済商品の商品データレコードとについて、双方の柄情報を表す数値の差分と、双方の色情報を表す数値の差分とをそれぞれ求め、これらの差分の合計値により購入予定商品に対する購入済商品の類似度を判定する。出力手段は、類似度判定手段による判定結果を出力する。
また仮想試着装置は、顧客識別入力手段、商品識別入力手段、検出手段及び一致判定手段に加えて、撮影手段、類似度算出手段、出力手段及び購入予定商品試着手段を備える。撮影手段は、顧客を撮影する。類似度算出手段は、一致判定手段により種別情報が一致する商品データレコードが存在すると判定された場合、その種別情報が一致する購入予定商品の商品データレコードと購入済商品の商品データレコードとについて、双方の柄情報を表す数値の差分と、双方の色情報を表す数値の差分とをそれぞれ求め、これらの差分の合計値が小さいほど類似度が大きくなるように購入予定商品に対する購入済商品の類似度を算出する。出力手段は、類似度算出手段により算出された類似度が所定の第1のしきい値以上の購入済商品を出力する。購入予定商品試着手段は、類似度算出手段により算出された類似度が第1のしきい値以上の購入済商品が存在しないとき、撮影手段で撮影された顧客の画像データに購入予定商品の画像を重ね合わせて表示する。
本実施形態のシステム構成図。 商品データベースに保存される商品データレコードの構成図。 画像データベースに保存される画像データレコードの構成図。 推奨商品データベースに保存される推奨商品データレコードの構成図。 顧客データベースに保存される顧客データレコードの構成図。 試着室端末を備えた試着室を示す斜視図。 試着室端末の要部構成を示すブロック図。 試着室端末のCPUが商品購入支援プログラムに従って実行する情報処理の手順を示す流れ図。 図8におけるお進め商品連作処理の手順を具体的に示す流れ図。
以下、実施形態について、図面を用いて説明する。なお、この実施形態は、商品として衣料品を販売する店の試着室13に備えられる試着室端末12に、商品購入支援機能と仮想試着機能とを持たせた場合である。
図1は、試着室端末12を備えた店舗のシステム構成図である。本システムは、仮想試着システム10とPOSシステム20とを含む。
仮想試着システム10は、試着支援サーバ11と、試着室13毎に設置される複数の試着室端末12と、インターネット等のネットワーク14とを備える。試着支援サーバ11は、ネットワーク14を介して各試着室端末12と双方向通信自在に接続される。ネットワーク14には、POSシステム20のPOSサーバ21も接続される。POSシステム20は、POSサーバ21と、複数のPOS端末22と、LAN(Local Area Network)等のネットワーク23とを備える。POSサーバ21は、ネットワーク23を介して各POS端末22と双方向通信自在に接続される。POS端末22は、客が購入した商品の販売データを登録処理する。POSサーバ21は、各POS端末22で登録処理された各商品の販売データを、ネットワーク23を介して収集し集計して、店舗全体の売上、在庫等を管理する。
試着支援サーバ11は、商品データベース15、画像データベース16、推奨商品データベース17及び顧客データベース18を管理する。商品データベース15は、店で販売される商品(衣料品)に関するデータを保存する。画像データベース16は、各商品(衣料品)の画像データを保存する。推奨商品データベース17は、衣料品のカテゴリ別に推奨商品に関するデータを保存する。顧客データベース18は、会員となった顧客に関するデータを保存する。
図2は、商品データベース15に保存される商品データレコード15Rの構成図である。図2に示すように、商品データレコード15Rは、商品ID、分類種別、タイプ種別、商品名、価格、在庫数、柄情報、色情報等の項目を含む。商品IDは、商品を個々に識別するために割当てられる固有のコード(商品識別情報)である。分類種別は、対応する商品IDによって識別される商品の衣料品分類(スーツ、ワンピース、ジャケット、ワイシャツ、ネクタイ等)を特定するコードである。タイプ種別は、対応する商品IDによって識別される商品のタイプ(例えば衣料品分類が「スーツ」であれば、シングル2つボタン、シングル3つボタン、ダブル2つボタン、ダブル3つボタン等)を特定するコードである。
商品名、価格、在庫数、柄情報及び色情報は、対応する商品IDによって識別される商品のデータである。在庫数は、対応する商品IDによって識別される商品の入荷時に入荷数がセットされ、その後、POSシステム20にて当該商品が販売登録される毎に登録点数が減算される。柄情報及び色情報は、対応する商品IDによって識別される商品の柄と色をそれぞれ数値化したもので、類似しているほど近似した値を取る。
本実施形態では、柄情報及び色情報は、それぞれ“1”から“40”の範囲で数値化される。つまり、柄情報が“1”の商品の場合、柄情報が“2”の他の商品は最も柄情報が類似しており、柄情報が“40”の他の商品は最も柄情報が類似していないと言える。柄情報が“20”の商品の場合には、柄情報が“19”または“21”の他の商品は最も柄情報が類似しており、柄情報が“40”の他の商品は最も柄情報が類似していないと言える。この点は、色情報についても同様である。
図3は、画像データベース16に保存される画像データレコード16Rの構成図である。図3に示すように、画像データレコード16Rは、商品IDと商品画像データとを含む。商品画像データは、対応する商品IDによって識別される商品(衣料品)を撮影した二次元画像のデータである。
図4は、推奨商品データベース17に保存される推奨商品データレコード17Rの構成図である。図4に示すように、推奨商品データレコード17Rは、分類識別、タイプ識別、推奨商品数及びこの商品数分の商品IDを含む。分類識別及びタイプ識別は、前述したとおりである。推奨商品数は、対応する分類識別及びタイプ識別によって特定される商品(衣料品)のカテゴリと同一カテゴリの商品の中で推奨される品の数である。推奨商品データレコード17Rには、この推奨商品の商品IDが一括してセットされる。
図5は、顧客データベース18に保存される顧客データレコード18Rの構成図である。図5に示すように、顧客データレコード18Rは、顧客IDと、この顧客IDによって特定される顧客の性別、氏名及び購入済商品情報を含む。購入済商品情報は、対応する顧客が過去に購入した衣料品に関する情報であり、この情報には、分類識別、タイプ識別、商品名、柄情報、色情報、商品画像データ、購入日付等が含まれる。
購入済商品情報は、POSシステム20で登録処理される商品販売データに基づいて追加される。すなわちPOS端末22には、顧客IDを読取るためのリーダが設けられている。このリーダで顧客IDが読取られるとともに、客が購入する商品の販売データがPOS端末22に入力されると、POSサーバ21は、当該商品の商品IDと顧客IDとを関連付けて、ネットワーク14を通じて試着支援サーバ11に送信する。試着支援サーバ11は、商品データベース15及び画像データベース16を検索して、当該商品IDで特定される商品の分類識別、タイプ識別、商品名、柄情報、色情報、商品画像データ等を取得して購入済商品情報を作成する。そして試着支援サーバ11は、顧客データベース18を検索して、当該顧客IDを含む顧客データレコード18Rに、前記購入済商品情報を追加登録する。
なお、購入済商品情報は、当該仮想試着システム10が構築されている店舗のPOSシステム20から得られる情報に限定されるものではない。例えばネットワーク14に他の店舗のPOSシステムのPOSサーバも接続することによって、同一顧客が他の店舗で購入した衣料品の情報を顧客データベース18に追加登録することも可能である。
図6は、前記試着室端末12を備えた試着室13を示す斜視図である。試着室13は、図6に示すように、上面と正面の一部とが開口した直方体形状を有する。試着室13の正面の開口部分は、顧客が出入するための出入口31となる。出入口31には、布製のカーテン32が図示しないカーテンレールによって開閉自在に取り付けられる。なお、試着室3の出入口31は、カーテン32の代わりに、例えばスライド開閉自在な扉を設けてもよい。
図6では、カーテン32を開いた状態の試着室13を示しているため、試着室13の中を視認できる。図6に示すように、試着室13の中の背面側の壁には、商品である服飾品を試着する顧客の画像を表示する試着室端末12が取り付けられる。そして、この試着室端末12の上方位置に、蛍光灯である照明33が取り付けられる。
試着室端末12は、厚みのある平板状のハウジング34を備える。そしてこのハウジング34に対して、例えば液晶ディスプレイからなる表示部35と、試着室13に入って商品を試着する人物を撮影する撮影手段としてのカメラ36とが取り付けられる。表示部35の表示面には、操作手段であるタッチパネルセンサ37が重ねて配置される。また、バーコードを読み取るためのスキャナ38と、顧客カードを読取るためのカードリーダ39とが、ハウジング34の近傍に取り付けられる。
スキャナ38とカードリーダ39とは、試着室端末12との間でデータ通信可能に有線接続される。バーコードは、衣料品に付された商品タグに印刷されており、当該商品タグが付された衣料品の商品IDを表わす。顧客カードには、当該カードを所有する顧客の顧客IDが記録されている。ここに、スキャナ38は、顧客が購入を予定する商品を識別可能な商品識別情報(商品ID)の入力手段を構成する。カードリーダ39は、顧客を識別可能な顧客識別情報(顧客ID)の入力手段を構成する。
試着室13の上面には、細長い円柱状のポール41が立設される。ポール41の先端部には、例えば赤色を発光可能な発光部42が設けられる。発光部42は、ポール41を通る図示しない通信線によって試着室端末12と接続されており、試着室端末12のCPU(Central Processing Unit)51(図7参照)によって動作制御を受ける。なお、CPU51による動作制御を受けていない状態では、発光部42は発光動作をしていない。
図7は、試着室端末12の要部構成を示すブロック図である。試着室端末12は、制御部本体としてCPU51を備える。また、主記憶部であるROM(Read Only Memory)52及びRAM(Random Access Memory)53と、不揮発性メモリであるフラッシュメモリ54とを備える。ROM52,RAM53及びフラッシュメモリ54は、アドレスバス,データバス等のバスライン55を介してCPU51に接続される。
また試着室端末12は、CPU51に、バスライン55を介して、通信インターフェース56、スキャナインターフェース57、カメラコントローラ58、表示コントローラ59、タッチパネルコントローラ60、カードリーダコントローラ61及び出力ポート62を接続する。
通信インターフェース56は、前記ネットワーク14に接続され、このネットワーク14を介して前記試着支援サーバ11との間で行われるデータ通信を司る。スキャナインターフェース57は、前記スキャナ38で読み取られたバーコードデータを取り込む。カメラコントローラ58は、前記カメラ36の撮影動作を制御する。表示コントローラ59は、前記表示部35の画面表示を制御する。タッチパネルコントローラ60は、前記タッチパネルセンサ37からの出力信号によりタッチ位置の座標データを検出する。カードリーダコントローラ61は、前記カードリーダ39を制御して、顧客カードから読取ったデータ(顧客ID)を取り込む。出力ポート62は、前記発光部42に対して発光オン、オフの信号を出力する。
ROM52には、商品購入支援プログラムや試着支援プログラム等の固定的データが格納される。RAM53には、カメラ36で撮影された画像データや、スキャナ38によって読取られたバーコードで特定される商品のデータ等の可変的データが格納される。
かかる構成の試着室端末12のCPU51は、初期状態として、表示部35にスタートボタンを表示させる。そして、タッチパネルセンサ37からの信号によりスタートボタンがタッチされたことを検出すると、商品購入支援プログラムを起動する。このプログラムの起動により、CPU51は、図8の流れ図に示す手順の処理を開始する。
先ず、CPU51は、試着システムを利用する顧客の顧客IDの入力を受け付ける(ST1:顧客識別入力手段)。このときCPU51は、表示部35に、顧客カードのデータをカードリーダ39で読取らせる旨のメッセージを表示させて、顧客に顧客IDの入力を促す。カードリーダ39によって顧客カードに記録されている顧客IDが読み取られると(ST1にてYES)、CPU51は、その顧客IDを含む顧客データベース18の検索コマンドを試着支援サーバ11に送信する。
このコマンドを受信した試着支援サーバ11は、顧客データベース18を検索して、当該コマンド中の顧客IDを含む顧客データレコード18Rを読出し、コマンド送信元の試着室端末12に送信する。この顧客データレコード18Rを受信した試着室端末12のCPU51は、顧客データレコード18Rから購入済商品情報を全て取得し、RAM53の購入済商品情報エリアに格納する(ST2)。
次に、CPU51は、購入予定商品(衣料品)の商品IDの入力を受け付ける(ST3:商品識別入力手段)。このときCPU51は、表示部35に、購入予定商品の商品タグに印刷されているバーコードをスキャナ38で読取らせる旨のメッセージを表示させて、顧客に商品IDの入力を促す。スキャナ38によって購入予定商品に付されている商品タグのバーコードが読み取られると(ST3にてYES)、CPU51は、その商品IDを含む商品データベース15の検索コマンドを試着支援サーバ11に送信する。
このコマンドを受信した試着支援サーバ11は、商品データベース15を検索して、当該コマンド中の商品IDを含む商品データレコード15Rを読出し、コマンド送信元の試着室端末12に送信する。この商品データレコード15Rを受信した試着室端末12のCPU51は、商品データレコード15Rから分類識別、タイプ識別、商品名、価格、在庫数、柄情報、色情報等の商品情報を取得し、RAM53の購入予定商品エリアに格納する(ST4)。
次に、CPU51は、当該顧客が過去に購入した購入済商品毎に、購入予定商品との類似度Xを算出する(ST5)。具体的には、購入予定商品と各購入済商品とについて、分類種別、タイプ種別、柄情報及び色情報をそれぞれ比較して類似度を算出する。先ず、双方の分類種別を比較する。そして分類種別が異なる場合には、類似度Xを“0”とする。分類種別が一致する場合には、双方のタイプ種別を比較する。そしてタイプ種別が異なる場合には、類似度Xを“10”とする。タイプ種別も一致する場合には、双方の柄情報を示す数値の差分ΔAを取る。また、双方の色情報を示す数値の差分ΔBも取る。そして、下記(1)式により類似度Xを算出する。
X=100−(ΔA+ΔB) …(1)
前述したように、本実施形態では、柄情報及び色情報をそれぞれ“1”から“40”の範囲で数値化しているので、分類種別及びタイプ種別の両方が一致する場合の類似度Xは、“20”から“100”の範囲で変化する。そして、類似度Xが大きいほど、購入予定商品と購入済商品とは類似していると言える。
こうして、購入済商品毎に購入予定商品との類似度Xが算出されたならば、CPU51は、類似度Xが、“10”以上の任意の値である第1のしきい値S1以上の購入済商品が存在するか否かを判定する(ST6:類似度判定手段)。
第1のしきい値S1を、例えば“10”と設定した場合、購入予定商品と分類種別が同一の購入済商品が1品でも存在すると、ステップST6にて“YES”と判定される。また、第1のしきい値S2を、例えば“60”と設定した場合には、購入予定商品と分類種別及びタイプ種別が同一の購入済商品であって、柄情報の差分ΔAと色情報の差分ΔBとの合計が“40”以下の購入済商品が存在したならば、ステップST6にて“YES”と判定される。
類似度Xが第1のしきい値S1以上の購入済商品が存在しない場合(ST6にてNO)、CPU51は、ステップST9の処理に進む。これに対し、類似度Xが第1のしきい値S1以上の購入済商品が存在する場合には(ST6にてYES)、CPU51は、類似度Xが第1のしきい値S1以上の購入済商品の情報を購入済商品情報エリアから読出し、類似商品エリアに格納する。そしてCPU51は、この類似商品エリアに情報が格納された購入済商品のリストを作成し、表示部35に表示させる(ST7:出力手段)。
リストは、購入済商品の画像を類似度Xが高い順または低い順に並べたものとする。あるいは、購入済商品の画像を購入日付の古い順または新しい順に並べたものとする。リストには、「お勧め検索」をするか否かを宣言するためのボタン画像と、顧客に宣言を促すメッセージとが併せて表示される。
CPU51は、「お勧め検索」をするか否かの宣言入力を待機する(ST8)。タッチパネルセンサ37からの信号により、「お勧め検索」をしない旨が宣言された場合には(ST8にてNO)、CPU51は、ステップST9の処理に進む。これに対し、「お勧め検索」をする旨が宣言された場合には(ST8にてYES)、CPU51は、ステップST10の処理に進む。
ステップST9では、CPU51は、購入予定商品での試着処理を実行する(購入予定商品試着手段)。この処理は、試着支援プログラムに従う。すなわちCPU51は、表示部35に「撮影」ボタンを表示させ、タッチされるのを待機する。「撮影」ボタンがタッチされると、CPU51は、カメラ36を作動させる。これにより、試着室13内が撮影されるので、CPU51は、カメラ36によって撮影された画像から人物の画像データを切り出し、RAM53の客画像エリアに格納する。またCPU51は、客画像エリアに格納した画像データから、人物画像を表示部35に表示させる。さらにCPU51は、RAM53の購入予定商品エリアに格納されている商品情報の商品IDを含む画像データベース16の検索コマンドを試着支援サーバ11に送信する。
このコマンドを受信した試着支援サーバ11は、画像データベース16を検索して、当該コマンド中の商品IDを含む画像データレコード16Rを読出し、コマンド送信元の試着室端末12に送信する。この画像データレコード16Rを受信した試着室端末12のCPU51は、画像データレコード16Rから商品画像データを読出し、この商品画像データの画像を、表示部35の人物画像に重ね合わせて表示する。以上で、試着支援プログラム及び商品購入支援プログラムに従った処理が終了する。
ステップST10では、CPU51は、図9に具体的に示す手順のお勧め商品検索処理を実行する。先ず、CPU51は、購入予定商品エリアに格納されている購入予定商品の情報から分類種別とタイプ種別とを検出する。そしてCPU51は、この分類種別とタイプ種別とを含む推奨商品データベース17の検索コマンドを試着支援サーバ11に送信する(ST21)。
このコマンドを受信した試着支援サーバ11は、推奨商品データベース17を検索して、当該コマンド中の分類種別とタイプ種別とを含む推奨商品データレコード17Rを読出し、コマンド送信元の試着室端末12に送信する。なお、当該分類種別とタイプ種別とを含む推奨商品データレコード17Rが推奨商品データベース17に登録されていない場合には、試着支援サーバ11は、登録無しを示す回答データをコマンド送信元の試着室端末12に送信する。
推奨商品データベース17の検索コマンドを送信した試着室端末12のCPU51は、推奨商品データレコード17Rの受信を待機する(ST22)。ここで、登録無しを示す回答データを受信した場合には(ST22のNO)、CPU51は、ステップST37の処理に進む。ステップST37では、CPU51は、購入予定商品での試着処理を実行する。この試着処理の手順は、前記ステップST9の処理手順と同様なので、ここでの説明は省略する。
推奨商品データレコード17Rを受信すると(ST22のYES)、CPU51は、この推奨商品データレコード17Rから推奨商品数とこの推奨商品数分の商品IDとを取得し、RAM53の推奨商品エリアに格納する。そしてCPU51は、レジスタNに推奨商品数をセットする(ST23)。またCPU51は、第1カウンタmと第2カウンタnとをそれぞれ“0”にリセットする(ST24)。
次に、CPU51は、第2カウンタnを“1”だけカウントアップする(ST25)。そしてCPU51は、第2カウンタnのカウント値がレジスタNの値を超えたか否かを確認する(ST26)。第2カウンタnのカウント値がレジスタNの値を超えていない場合(ST26にてNO)、CPU51は、RAM53の推奨商品エリアからn番目(nは第2カウンタnのカウント値)の商品IDnを読出し、この商品IDnを含む商品データベース15の検索コマンドを試着支援サーバ11に送信する。
このコマンドを受信した試着支援サーバ11は、商品データベース15を検索して、当該コマンド中の商品IDnを含む商品データレコード15Rを読出し、コマンド送信元の試着室端末12に送信する。この商品データレコード15Rを受信した試着室端末12のCPU51は、商品データレコード15Rから分類識別、タイプ識別、柄情報、色情報等の商品情報を取得し、RAM53の類似度判定エリアに格納する(ST27)。
次に、CPU51は、当該顧客が過去に購入した購入済商品毎に、類似度判定エリアに格納された商品情報を有する推奨商品との類似度Xを算出する(ST28)。この類似度算出処理の手順は、前記ステップST5の処理手順と同様であるので、ここでの説明は省略する。
購入済商品毎に商品IDnの推奨商品との類似度Xが算出されると、CPU51は、類似度Xが、“20”より大きい任意の値である第2のしきい値S2以上の購入済商品が1品も存在しないか否かを判定する(ST29:推奨候補選出手段)。
第2のしきい値S2を、例えば“60”と設定した場合、商品IDnの推奨商品と分類種別及びタイプ種別が同一の購入済商品であって、柄情報の差分ΔAと色情報の差分ΔBとの合計が“40”以下の購入済商品が1品でも存在したならば、ステップST29にて“NO”と判定される。同様に、第2のしきい値S2を、例えば“80”と設定した場合、商品IDnの推奨商品と分類種別及びタイプ種別が同一の購入済商品であって、柄情報の差分ΔAと色情報の差分ΔBとの合計が“20”以下の購入済商品が1品でも存在したならば、ステップST29にて“NO”と判定される。
類似度Xが第2のしきい値S2以上の購入済商品が1品でも存在する場合(ST29にてNO)、CPU51は、ステップST25の処理に戻る。これに対し、類似度Xが第2のしきい値S2以上の購入済商品が1品も存在しない場合には(ST29にてYES)、CPU51は、ステップST30及びST31の処理を実行した後、ステップST25の処理に戻る。
ステップST30では、CPU51は、ステップST28の類似度算出処理で算出された類似度Xの中の最大値Xmaxを取得する。そしてCPU51は、商品IDnの推奨商品の商品情報と類似度最大値Xmaxとを対にして、RAM53の推奨商品バッファへ格納する。ステップST31では、CPU51は、第1カウンタmを“1”だけカウントアップする。
CPU51は、第2カウンタnを“1”ずつカウントアップする毎に、ステップST26〜ST31の処理を繰り返し実行する。そして、第2カウンタnのカウント値がレジスタNの値を超えたならば(ST26にてYES)、CPU51は、第1カウンタmが“0”より大きいか否かを確認する(ST32)。第1カウンタmが“0”の場合(ST32にてNO)、類似度Xが第2のしきい値S2以上の購入済商品が1品も存在しない推奨商品が推奨商品データベース17に設定されていない。この場合、CPU51は、前述したステップST37の処理に進む。
これに対し、第1カウンタmが“0”より大きい場合には(ST32にてYES)、CPU51は、推奨商品バッファに格納されている商品情報を基に推奨商品リストを作成して、表示部35に表示させる(ST33:推奨商品案内手段)。
リストは、推奨商品の画像を類似度最大値Xmaxが小さい順または大きい順に並べたものとする。推奨商品の画像データは、推奨商品バッファに格納されている商品情報の商品IDで試着支援サーバ11に問合せを行って取得する。リストの推奨商品は、画像をタッチすることによって選択可能である。また、リストには、推奨商品を選択するか否かを宣言するためのボタン画像と、顧客に宣言を促すメッセージとがあわせて表示される。
CPU51は、推奨商品を選択するか否かの宣言入力を待機する(ST34)。タッチパネルセンサ37からの信号により、推奨商品を選択しない旨が宣言された場合には(ST34にてNO)、CPU51は、前述したステップST37の処理に進む。
これに対し、リスト上のいずれかの推奨商品が選択された場合には(ST34にてYES)、CPU51は、この選択された推奨商品での試着処理を実行する(ST35:推奨商品試着手段)。この処理は、試着支援プログラムに従う。すなわちCPU51は、表示部35に「撮影」ボタンを表示させ、タッチされるのを待機する。「撮影」ボタンがタッチされると、CPU51は、カメラ36を作動させる。これにより、試着室13内が撮影されるので、CPU51は、カメラ36によって撮影された画像から人物の画像データを切り出し、RAM53の客画像エリアに格納する。またCPU51は、客画像エリアに格納した画像データから、人物画像を表示部35に表示させる。さらにCPU51は、選択された推奨商品の画像を、表示部35の人物画像に重ね合わせて表示する。
CPU51は、試着処理を終了する旨の宣言入力を待機する(ST36)。試着処理を終了する旨の宣言がなく(ST36にてNO)、推奨商品リストの中から別の1商品が選択されると(ST34にてYES)、CPU51は、この選択された推奨商品での試着処理を実行する(ST35)。また、試着処理を終了する旨の宣言がなく(ST36にてNO)、推奨商品を選択しない旨が宣言された場合には(ST34にてNO)、CPU51は、前述したステップST37の処理に進む。
タッチパネルセンサ37からの信号により、試着処理を終了する旨の宣言がなされた場合には(ST36にてYES)、試着支援プログラム及び商品購入支援プログラムに従った処理が終了する。
このような構成の試着室端末12を備えた試着室13を利用する顧客は、先ず、自身の顧客カードのデータをカードリーダ39に読み取らせる。次いで、購入を予定している衣料品のバーコードをスキャナ38で読み取らせる。そうすると、試着室端末12では、当該顧客が過去に購入した衣料品と今回購入を予定している衣料品との類似度Xが算出される。そして試着室端末12では、類似度Xが予め設定された第1のしきい値S1以上の購入済商品が存在するか否かが判定される。
ここで、類似度Xが第1のしきい値S1以上の購入済衣料品が存在しない場合、試着室端末12では、購入予定の衣料品での試着処理が実行される。すなわち、当該顧客の人物画像に購入予定の衣料品の画像が重ね合わされて、当該衣料品を試着したイメージが表示部35に表示される。
これに対し、類似度Xが第1のしきい値S1以上の購入済衣料品が1点でも存在する場合には、試着室端末12では、その類似度Xが第1のしきい値S1以上の購入済衣料品のリストが表示部35に表示される。
したがって顧客は、今回購入を予定している衣料品と比較的類似している衣料品を過去に購入したことがあることを知ることができる。また、その類似している衣料品の画像が表示されるので、顧客は、類似している衣料品の柄や色までも正確に確認することができる。
さて、購入済衣料品のリストを確認した顧客は、購入を予定している衣料品を購入するか、「お勧め検索」を利用するかを決める。そして、購入する場合には、表示部35にタッチして、「お勧め検索」を利用しない旨を宣言する。そうすると、試着室端末12では、購入予定の衣料品での試着処理が実行される。
これに対し、「お勧め検索」を利用する場合には、顧客は表示部35にタッチして、「お勧め検索」を利用する旨を宣言する。そうすると、推奨商品データベース17に登録されている推奨商品の中から、購入を予定していた衣料品と同一分類かつ同一タイプの衣料品で、当該顧客が過去に購入した衣料品との類似度Xが全て第2のしきい値S2未満の衣料品が選択される。つまり、購入を予定していた衣料品と同一分類及び同一タイプであるものの、これまで当該顧客が購入してきた衣料品とは類似していない推奨商品が選択される。そして、この推奨商品のリスト画像が表示部35に表示される。
そこで顧客は、リストの中から所望の衣料品画像にタッチして、試着する衣料品を選択する。そうすると、当該顧客の人物画像に購入予定の衣料品の画像が重ね合わされて、当該衣料品を試着したイメージが表示部35に表示される。リストの中の別の衣料品画像にタッチした場合も同様である。また、推奨商品を選択しない旨の宣言をした場合には、購入を予定していた当初の衣料品で試着処理が実行される。
このように本実施形態によれば、顧客が過去に購入したことのある衣料品と類似した衣料品を誤って購入してしまう不具合を未然に防ぐことができる。また、過去に購入したことのある衣料品とは類似していない同一タイプの衣料品を顧客に推奨できるので、販売の促進効果が期待できる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではない。
例えば、前記実施形態では、類似度判定手段による判定結果を出力する出力手段を、購入予定商品に対する類似度Xが所定の第1のしきい値S1以上の購入済商品の画像を表示出力する手段としたが、出力手段はこれに限定されるものではない。例えば、単に、過去に類似した商品を購入していることを表示または音声出力によって顧客に知らせるだけでもよい。また、推奨商品案内手段についても、推奨商品の画像を選択可能に表示するのでなく、推奨商品の商品名を選択可能に表示してもよい。
また、類似度Xの算出方法は、前記実施形態の方法に限定されるものではなく、種々変形実施可能であるのは言うまでもない。また、この類似度Xと比較される第1または第2のしきい値S1,S2も特に限定されるものではなく、ユーザが所望の値を設定できるようすればよい。
また、前記実施形態は、顧客識別情報である顧客IDをカードリーダ39によって入力したが、顧客IDの入力手段はカードリーダ39に限定されるものではない。同様に、商品識別情報である商品IDの入力手段もスキャナ38に限定されるものではよい。要は、顧客を識別可能な顧客識別情報及び商品を識別可能な商品識別情報をコンピュータに入力できればよい。
また、一実施形態は、仮想試着機能を持たない情報処理装置、いわゆる商品購入支援装置であってもよい。また、クラウドコンピューティングシステムを利用して、一実施形態を構築することも可能である。この場合、試着支援サーバ11をクラウド内に配置し、各試着室端末12がインターネットを介して試着支援サーバ11にアクセスできるようにすればよい。
また、前記実施形態は、装置内部のプログラム記憶部であるROMに発明の機能を実現させる商品購入支援プログラムが予め記録されているものとした。しかしこれに限らず、同様のプログラムがネットワークから装置にダウンロードされてもよい。あるいは、記録媒体に記録された同様のプログラムが、装置にインストールされてもよい。記録媒体は、CD−ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。また、プログラムのインストールやダウンロードにより得る機能は、装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]顧客を識別可能な顧客識別情報の入力を受け付ける顧客識別入力手段と、前記顧客が購入を予定する商品を識別可能な商品識別情報の入力を受け付ける商品識別入力手段と、前記商品識別入力手段を介して入力された商品識別情報で識別される購入予定商品の、前記顧客識別入力手段を介して入力された前記顧客識別情報で識別される顧客が過去に購入した購入済商品に対する類似度を前記購入済商品毎に判定する類似度判定手段と、この類似度判定手段による判定結果を出力する出力手段と、を具備したことを特徴とする商品購入支援装置。
[2]前記出力手段は、前記購入予定商品に対する類似度が所定の第1のしきい値以上の購入済商品を表示出力することを特徴とする付記[1]記載の商品購入支援装置。
[3]前記商品識別入力手段を介して入力された商品識別情報で識別される購入予定商品に対する複数の推奨商品のなかから、前記顧客識別入力手段を介して入力された前記顧客識別情報で識別される顧客が過去に購入した購入済商品との類似度が全て所定の第2のしきい値未満の推奨商品を選出する推奨候補選出手段と、この推奨候補選出手段により選出された推奨商品を選択可能に案内する推奨商品案内手段と、をさらに具備したことを特徴とする付記[1]または[2]記載の商品購入支援装置。
[4]顧客を撮影する撮影手段と、前記顧客を識別可能な顧客識別情報の入力を受け付ける顧客識別入力手段と、前記顧客が購入を予定する商品を識別可能な商品識別情報の入力を受け付ける商品識別入力手段と、前記商品識別入力手段を介して入力された商品識別情報で識別される購入予定商品の、前記顧客識別入力手段を介して入力された前記顧客識別情報で識別される顧客が過去に購入した購入済商品に対する類似度を前記購入済商品毎に判定する類似度判定手段と、この類似度判定手段により前記類似度が所定の第1のしきい値以上の購入済商品が存在すると判定されると、当該類似度が所定の第1のしきい値以上の購入済商品を出力する出力手段と、前記類似度判定手段により前記類似度が前記第1のしきい値以上の購入済商品が存在しないと判定されると、前記撮影手段で撮影された顧客の画像データに前記購入予定商品の画像を重ね合わせて表示する購入予定商品試着手段と、を具備したことを特徴とする仮想試着装置。
[5]前記商品識別入力手段を介して入力された商品識別情報で識別される購入予定商品に対する複数の推奨商品のなかから、前記顧客識別入力手段を介して入力された前記顧客識別情報で識別される顧客が過去に購入した購入済商品との類似度が全て所定の第2のしきい値未満の推奨商品を選出する推奨候補選出手段と、この推奨候補選出手段により選出された推奨商品を選択可能に案内する推奨商品案内手段と、この推奨商品案内手段により案内される推奨商品の中からいずれか1商品が選択されると、前記撮影手段で撮影された顧客の画像データに前記選択された推奨商品の画像を重ね合わせて表示する推奨商品試着手段と、をさらに具備したことを特徴とする付記[4]記載の仮想試着装置。
[6]コンピュータに、顧客を識別可能な顧客識別情報の入力を受け付けさせ顧客識別入力機能、前記顧客が購入を予定する商品を識別可能な商品識別情報の入力を受け付けさせる商品識別入力機能、前記商品識別入力機能を介して入力された商品識別情報で識別される購入予定商品の、前記顧客識別入力機能を介して入力された前記顧客識別情報で識別される顧客が過去に購入した購入済商品に対する類似度を前記購入済商品毎に判定させる類似度判定機能、及び、この類似度判定機能による判定結果を出力させる出力機能、を実現させるための商品購入支援プログラム。
10…仮想試着システム、11…試着支援サーバ、12…試着室端末、13…試着室、14…ネットワーク、15…商品データベース、16…画像データベース、17…推奨商品データベース、18…顧客データベース、20…POSシステム、35…表示部、36…カメラ、37…タッチパネルセンサ、38…スキャナ、39…カードリーダ、51…CPU。

Claims (6)

  1. 顧客を識別可能な顧客識別情報の入力を受け付ける顧客識別入力手段と、
    前記顧客が購入を予定する商品を識別可能な商品識別情報の入力を受け付ける商品識別入力手段と、
    各商品の前記商品識別情報に関連付けて、当該商品の種別情報、柄情報及び色情報を含む商品データレコードを、前記柄情報及び前記色情報については類似しているほど近似する値をとるように数値化して記憶する商品データベースから、前記商品識別入力手段を介して入力された商品識別情報で識別される購入予定商品の商品データレコードと、前記顧客識別入力手段を介して入力された前記顧客識別情報で識別される顧客が過去に購入した購入済商品の前記商品データレコードとを検出する検出手段と、
    この検出手段により検出された前記購入済商品の前記商品データレコードのなかに前記購入予定商品の前記商品データレコードに含まれる前記種別情報と一致する種別情報を含む商品データレコードが存在するか判定する一致判定手段と、
    この一致判定手段により前記種別情報が一致する商品データレコードが存在すると判定された場合、その種別情報が一致する前記購入予定商品の前記商品データレコードと前記購入済商品の前記商品データレコードとについて、双方の前記柄情報を表す数値の差分と、双方の前記色情報を表す数値の差分とをそれぞれ求め、これらの差分の合計値により前記購入予定商品に対する前記購入済商品の類似度を判定する類似度判定手段と、
    この類似度判定手段による判定結果を出力する出力手段と、
    を具備したことを特徴とする商品購入支援装置。
  2. 前記類似度判定手段は、前記差分の合計値が小さいほど前記類似度が大きくなるように前記購入予定商品に対する前記購入済商品の類似度を算出する手段を含み、
    前記出力手段は、前記類似度が所定の第1のしきい値以上の前記購入済商品を表示出力することを特徴とする請求項1記載の商品購入支援装置。
  3. 前記商品識別入力手段を介して入力された商品識別情報で識別される購入予定商品に対する複数の推奨商品のなかから、前記購入済商品との間で算出される前記類似度が所定の第2のしきい値未満の推奨商品を選出する推奨候補選出手段と、
    この推奨候補選出手段により選出された推奨商品を選択可能に案内する推奨商品案内手段と、
    をさらに具備したことを特徴とする請求項記載の商品購入支援装置。
  4. 顧客を撮影する撮影手段と、
    前記顧客を識別可能な顧客識別情報の入力を受け付ける顧客識別入力手段と、
    前記顧客が購入を予定する商品を識別可能な商品識別情報の入力を受け付ける商品識別入力手段と、
    各商品の前記商品識別情報に関連付けて、当該商品の種別情報、柄情報及び色情報を含む商品データレコードを、前記柄情報及び前記色情報については類似しているほど近似する値をとるように数値化して記憶する商品データベースから、前記商品識別入力手段を介して入力された商品識別情報で識別される購入予定商品の商品データレコードと、前記顧客識別入力手段を介して入力された前記顧客識別情報で識別される顧客が過去に購入した購入済商品の前記商品データレコードとを検出する検出手段と、
    この検出手段により検出された前記購入済商品の前記商品データレコードのなかに前記購入予定商品の前記商品データレコードに含まれる前記種別情報と一致する種別情報を含む商品データレコードが存在するか判定する一致判定手段と、
    この一致判定手段により前記種別情報が一致する商品データレコードが存在すると判定された場合、その種別情報が一致する前記購入予定商品の前記商品データレコードと前記購入済商品の前記商品データレコードとについて、双方の前記柄情報を表す数値の差分と、双方の前記色情報を表す数値の差分とをそれぞれ求め、これらの差分の合計値が小さいほど類似度が大きくなるように前記購入予定商品に対する前記購入済商品の類似度を算出する類似度算出手段と、
    この類似度算出手段により算出された前記類似度が所定の第1のしきい値以上の購入済商品を出力する出力手段と、
    前記類似度算出手段により算出された前記類似度が前記第1のしきい値以上の購入済商品が存在しないとき、前記撮影手段で撮影された顧客の画像データに前記購入予定商品の画像を重ね合わせて表示する購入予定商品試着手段と、
    を具備したことを特徴とする仮想試着装置。
  5. 前記商品識別入力手段を介して入力された商品識別情報で識別される購入予定商品に対する複数の推奨商品のなかから、前記購入済商品との間で算出される前記類似度が所定の第2のしきい値未満の推奨商品を選出する推奨候補選出手段と、
    この推奨候補選出手段により選出された推奨商品を選択可能に案内する推奨商品案内手段と、
    この推奨商品案内手段により案内される推奨商品の中からいずれか1商品が選択されると、前記撮影手段で撮影された顧客の画像データに前記選択された推奨商品の画像を重ね合わせて表示する推奨商品試着手段と、
    をさらに具備したことを特徴とする請求項4記載の仮想試着装置。
  6. コンピュータに、
    顧客を識別可能な顧客識別情報の入力を受け付けさせ顧客識別入力機能、
    前記顧客が購入を予定する商品を識別可能な商品識別情報の入力を受け付けさせる商品識別入力機能、
    各商品の前記商品識別情報に関連付けて、当該商品の種別情報、柄情報及び色情報を含む商品データレコードを、前記柄情報及び前記色情報については類似しているほど近似する値をとるように数値化して記憶する商品データベースから、前記商品識別入力機能により入力を受け付けた商品識別情報で識別される購入予定商品の商品データレコードと、前記顧客識別入力機能により入力を受け付けた前記顧客識別情報で識別される顧客が過去に購入した購入済商品の前記商品データレコードとを検出する検出機能、
    検出された前記購入済商品の前記商品データレコードのなかに前記購入予定商品の前記商品データレコードに含まれる前記種別情報と一致する種別情報を含む商品データレコードが存在するか判定する一致判定機能、
    前記種別情報が一致する商品データレコードが存在すると判定された場合、その種別情報が一致する前記購入予定商品の前記商品データレコードと前記購入済商品の前記商品データレコードとについて、双方の前記柄情報を表す数値の差分と、双方の前記色情報を表す数値の差分とをそれぞれ求め、これらの差分の合計値により前記購入予定商品に対する前記購入済商品の類似度を判定する類似度判定機能、及び、
    この類似度判定機能による判定結果を出力させる出力機能、
    を実現させるための商品購入支援プログラム。
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