JP5915445B2 - 蓄電装置及び蓄電装置の製造方法 - Google Patents
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Description
これによれば、テーパ部によって間隙を確実に形成し、間隙を介して溶接位置からの気体を滞りなく収容空間に逃がすことができる。
これによれば、プレスによって挿入部及び天板部を形成する場合、天板部のプレス形成と同時に、天板部にテーパ部を形成することができる。
請求項6に記載の発明は、開口部を有するケース本体と、前記開口部を閉塞する蓋とを備え、前記開口部を囲んだ前記ケース本体の周壁の開口端面に、前記蓋の内面が溶接され、前記ケース本体の収容空間に電極組立体が収容されている蓄電装置の製造方法であって、前記ケース本体の前記開口端面に前記蓋の前記内面を前記ケース本体の軸線方向における断面において点接触状態にて支持させた状態で、前記開口端面を含む前記周壁の蓋側の面及び前記蓋の前記内面の少なくとも一方が、前記ケース本体の内側ほど他方から離れる形状を有する前記ケース本体及び前記蓋を用意し、前記ケース本体内に前記電極組立体を収容するとともに、前記ケース本体の前記開口端面に前記蓋の前記内面を前記ケース本体の軸線方向における断面において点接触状態にて支持させた状態で、前記ケース本体の外周側から前記ケース本体と前記蓋を溶接することを要旨とする。
これによれば、テーパ部によって間隙を確実に形成し、間隙を介して溶接位置からの気体を滞りなく収容空間に逃がすことができる。
これによれば、ケース本体にテーパ部を形成するため、溶接位置から間隙を通って逃げてきた気体を、隙間を介して収容空間に逃がすことができる。
図1及び図2に示すように、蓄電装置としての二次電池10は、その外郭を構成する金属製のケース11を備えている。ケース11は、一面に開口部11aを有する四角箱状のケース本体12と、開口部11aを閉塞しケース本体12に溶接される蓋13とを有している。また、ケース本体12の収容空間Sには電極組立体14が収容されている。電極組立体14とケース11(ケース本体12及び蓋13)との短絡を抑制するために、ケース11の内面と電極組立体14との間には絶縁シート27が設けられている。
図1及び図3に示すように、ケース本体12は、矩形板状の底板15と、この底板15の側縁から立設された四角筒状の周壁16を備えている。なお、ケース11において、底板15に直交し、かつ底板15からの周壁16の立設方向をケース11の軸方向とする。
まず、ケース本体12を製造する。
図4(a)に示すように、ケース本体12は、軸方向への長さがケース本体12より長いケース材料50を、ケース本体12の軸方向長さと同じになるように第1切断工具53及び第2切断工具54で切断して形成される。なお、ケース材料50は、ケース本体12の底板15を形成する底板形成部51と、ケース本体12の周壁16を形成する周壁形成部52とから四角箱状に形成され、周壁形成部52は対向する一対の長側壁である第1壁部52aと、対向する一対の短側壁である第2壁部52bとから形成されている。
(1)ケース本体12における周壁16の開口端面12aと、天板部17の内面19を溶接して溶接部20が形成されたケース11において、溶接部20よりもケース本体12の内側寄りに、ケース本体12の内側ほど広がる間隙Kが形成されている。このため、ケース本体12の開口端面12aと天板部17の内面19を溶接する際、その溶接位置に気体が取り込まれても、その気体を間隙Kを通して収容空間Sに逃がすことができる。よって、溶接位置に気体が取り込まれたまま溶融金属が凝固することが防止され、溶接部20にブローホールが形成されることを抑制できる。その結果、ケース11においては、溶接部20の気密性の低下や強度低下が防止できる。
(3)開口端面12aは、ケース本体12の内面から外面に至るまで厚み方向全体に亘ってテーパ状に形成されている。このため、開口端面12aと天板部17の内面19を溶接すると、ケース本体12の内側ほど、開口端面12aが天板部17の内面19から離れ、溶接が不可能になる。よって、溶接部20はケース11の外面側だけに形成され、溶接部20がケース11内の電極組立体14に近付きすぎて電極組立体14が熱の影響を受けてしまうことを防止できる。
○ 実施形態では、開口端面12aをケース本体12の内面から外面に至るまで厚み全体に亘ってテーパ状に形成し、溶接部20よりもケース本体12の内側寄りにテーパ部Tを形成したが、これに限らない。
図6(b)に示すように、天板部17の内面19をテーパ状に形成してもよい。この場合、天板部17は、ケース11の軸方向に直交する方向に沿ってケース11の外面から内面に向かうに従い、周壁16の蓋13側の面から離れるようにテーパ状に形成する。このように構成した場合、天板部17の内面19は蓋13を形成する材料をプレスして形成されるが、天板部17のプレス形成と同時にテーパを形成することができる。
○ 本発明は、蓄電装置としてのニッケル水素二次電池や、電気二重層キャパシタとして具体化してもよい。
Claims (9)
- 開口部を有するケース本体と、前記開口部を閉塞する蓋とを備え、前記開口部を囲んだ前記ケース本体の周壁の開口端面に、前記蓋の内面が溶接され、前記ケース本体の収容空間に電極組立体が収容されている蓄電装置であって、
前記ケース本体の前記開口端面と前記蓋の前記内面とが溶接されて溶接部が形成され、
前記溶接部よりも前記ケース本体の内側寄りには、前記周壁の前記蓋側の面と、前記蓋の前記内面との間に間隙が形成されるとともに、
該間隙は前記溶接部に隣接し、かつ前記溶接部よりも前記ケース本体の収容空間側ほど広がっていることを特徴とする蓄電装置。 - 前記周壁の前記蓋側の面には、前記溶接部から前記ケースの内側に向かうに従い前記蓋の前記内面から離れるテーパ部が形成されている請求項1に記載の蓄電装置。
- 前記蓋は、該蓋の外周部に沿って形成され、かつ前記開口端面に支持される天板部と、該天板部に囲まれた内側に位置し、前記ケース本体の前記開口部から前記収容空間に挿入される挿入部とを有し、前記挿入部の外周面と前記ケース本体の前記周壁の内側面との間には隙間が形成されている請求項1又は請求項2に記載の蓄電装置。
- 前記天板部の内面には、前記溶接部から前記ケース本体の内側に向かうに従い前記開口端面を含む前記周壁の前記蓋側の面から離れるテーパ部が形成されている請求項3に記載の蓄電装置。
- 前記蓄電装置は二次電池である請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の蓄電装置。
- 開口部を有するケース本体と、前記開口部を閉塞する蓋とを備え、前記開口部を囲んだ前記ケース本体の周壁の開口端面に、前記蓋の内面が溶接され、前記ケース本体の収容空間に電極組立体が収容されている蓄電装置の製造方法であって、
前記ケース本体の前記開口端面に前記蓋の前記内面を前記ケース本体の軸線方向における断面において点接触状態にて支持させた状態で、前記開口端面を含む前記周壁の蓋側の面及び前記蓋の前記内面の少なくとも一方が、前記ケース本体の内側ほど他方から離れる形状を有する前記ケース本体及び前記蓋を用意し、
前記ケース本体内に前記電極組立体を収容するとともに、前記ケース本体の前記開口端面に前記蓋の前記内面を前記ケース本体の軸線方向における断面において点接触状態にて支持させた状態で、前記ケース本体の外周側から前記ケース本体と前記蓋を溶接することを特徴とする蓄電装置の製造方法。 - 前記ケース本体の前記周壁の前記蓋側の面及び前記蓋の前記内面のいずれか一方には、前記ケース本体の内面から外面に至るテーパ部が形成されている請求項6に記載の蓄電装置の製造方法。
- 前記ケース本体の前記周壁の前記蓋側の面には、一部にテーパ部が形成されている請求項6に記載の蓄電装置の製造方法。
- 前記蓋の前記内面は、該内面と反対側の前記蓋の外面と平行な平坦面状に形成され、前記ケース本体の前記周壁の前記蓋側の面には、前記ケース本体の内側に向かうに従い前記蓋の前記内面から離れるテーパ部が形成されている請求項6〜請求項8のうちいずれか一項に記載の蓄電装置の製造方法。
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