JP5914952B2 - 認識情報提供システム、認識情報提供端末装置、認識情報提供方法および認識情報提供プログラム - Google Patents

認識情報提供システム、認識情報提供端末装置、認識情報提供方法および認識情報提供プログラム Download PDF

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Description

本発明は認識情報提供システム、認識情報提供端末装置、認識情報提供方法および認識情報提供プログラムに関し、特に提供可能な情報の範囲を広げた認識情報提供システム等に関する。
デジタルカメラを内蔵した携帯端末が広く普及し、またデジタルカメラによって撮影された画像データから、その画像データとして撮影された物が何であるかを認識する画像認識技術が普及したことに伴って、このような携帯端末向けに画像認識技術を利用した情報サービスの提供が始まっている。
特許文献1には、そのようなサービスに使用される、画像認識によって認識された物に関連する情報を携帯端末に配信するという技術について記載されている。また特許文献2には、画像認識によって認識された物に関連してその物の担当者と電話などで容易にコンタクトすることを可能とする技術について記載されている。
さらに非特許文献1には、既に実用化されている上記の情報サービスについて記載されている。このサービスでは、(特許文献2にあったように)サーバに画像を転送しなくても、携帯端末単体でそのような画像認識と情報提供が可能なようになっている。
米国特許7016532号明細書 特許第4271722号公報
エブリクス・ジャパン(株)、「ShaLink公式サイト」、[平成24年2月3日検索]、インターネット<URL:http://www.evryx.co.jp/>
近年は特に、携帯端末の中でも特にスマートフォンと呼ばれる高機能な端末の普及が著しい。これとほぼ時期を同じくして、ツイッター(Twitter、登録商標)やフェイスブック(Facebook、登録商標)といったSNS(Social Network Service)の普及も著しい。
そして、普及が進むことが期待されているのが「インターネットTV」である。これは通常のテレビジョン端末と同等の画面サイズや解像度で、インターネットを経由して配信(ストリーミング)される動画を閲覧できるという装置あるいはサービスである。具体的には米国アップルコンピュータ社の「Apple TV(登録商標)」などの普及が期待されている。
このように、インターネットによって提供される情報の種類、およびインターネットによる情報提供を受けることのできる装置の種類は、近年ますます拡充されてきている。しかしながら、各々の装置は大きさ、操作性、通信速度、可搬性などがまちまちである。従って、全ての装置が一様に全く同じ情報提供を受けることに適するものではない。
たとえば、スマートフォン(およびその他の携帯端末)は画面が小さく、また特に屋外では十分な通信速度を得られない場合があるので、高画質の動画の再生に適しているとはいえないが、可搬性に優れているのでSNSの利用には適している。逆にインターネットTVは大画面を備えており、かつ安定した高速通信が可能であるので、高画質の動画の再生には適しているが、可搬式でないのでSNSの利用に適しているとはいえない。
本発明の目的は、認識情報提供サービスに「スマートフォン」「SNS」「インターネットTV」を組み合わせて、各装置の特性に応じてより利便性の高い情報をユーザに提供することを可能とする認識情報提供システム、認識情報提供端末装置、認識情報提供方法および認識情報提供プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る認識情報提供システムは、ユーザが操作する端末装置と、YouTube(登録商標)に代表される映像ストリーミングデータや様々なウェブページを表示することができるインターネットTV端末とが、相互に接続されて構成される認識情報提供システムであって、前記端末装置が、対象物のデジタル画像や動画を撮影する撮影部と、前記デジタル画像や動画に対して画像認識を行い、その結果を対象物が何であるかを示す認識データとして出力する画像認識部と、前記認識データに対応する第1のURLおよび第2のURLを前記端末装置外の情報提供サーバから得る関連情報提供部と、前記第1のURLに対応するウェブページを予め備えられた入出力手段に表示させるウェブブラウザ部と、ユーザからURL転送指令が入力された時に前記第2のURLを前記インターネットTV端末に送信してこの第2のURLに対応するウェブページを表示させるURL転送部とを有し、前記画像認識部は、前記インターネットTV端末から転送され、前記第2のURLに対応するウェブページに映し出されたデジタル画像を、前記画像認識の対象とする、ことを特徴とする(請求項1)。
端末装置が、第2のURLをインターネットTV端末に送信してこれに対応する画面を表示させるという構成を有することによって、ユーザは、同一もしくは連携したサービスを、端末装置とインターネットTV端末との間での装置特性の違いに応じて、適した方の装置を利用して受けることが可能となる。
またこのシステムで、端末装置のウェブブラウザ部が、URL転送部が第2のURLをインターネットTV端末に送信した後も、第1のURLに対応するウェブページの表示を継続するようにすれば(請求項2)、両方の装置を同時に利用してサービスを受けることが可能となる。
ここで、端末装置の関連情報提供部が、外部に接続された情報提供サーバに認識データを送信し、この認識データに対応する第1のURLおよび第2のURLを取得するようにしてもよい(請求項3)。このように構成すれば、端末装置の側に多量のデータの保持と重い処理を行う必要がなくなり、その負荷を軽減できる。
さらに、端末装置のURL転送部が、近距離無線通信によって第2のURLをインターネットTV端末に送信するようにしてもよい(請求項4)。
そして、端末装置のURL転送部が、第1のURLと第2のURLを同時にインターネットTV端末に送信して、インターネットTV端末から第1のURLが返送されてきた場合に、このURL転送部がウェブブラウザ部に第1のURLに対応するウェブページを再び表示させるようにしてもよい(請求項5)。このように構成すれば、端末装置とインターネットTV端末との間で相互に転送を行うことができるので、ユーザの受けられる利便性が更に向上する。
また、画像認識ではなく、音声認識に対してこの技術を適用することもできる。即ち、端末装置が、撮影部および画像認識部に替えて、ユーザからの音声入力を受け付ける音声入力部と、音声入力に対して音声認識を行い、その結果を認識データとして出力する音声認識部とを有するように構成すれば(請求項6)、音声認識の結果に対しても上記と同じ効果を得ることが可能となる。
本発明は上記の認識情報提供システム全体を提供するだけでなく、この認識情報提供システムを構成する認識情報提供端末装置、認識情報提供方法および認識情報提供プログラムを提供するものでもある。
本発明は、端末装置が、第2のURLをインターネットTV端末に送信してこれに対応する画面を表示させるように構成したので、ユーザは、同一もしくは連携したサービスを、適した方の装置を利用して受けることが可能となる。これによって、認識情報提供サービスに「スマートフォンおよびタブレット端末」「フェイスブックやツイッターに代表されるソーシャルネットワーキングサービス(SNS「YouTubeに代表される動画サイト」「ウェブサイト」「インターネットTV」を組み合わせて、各装置の特性に応じてより利便性の高い情報をユーザに提供することが可能であるという、優れた特徴を持つ認識情報提供システム、認識情報提供端末装置、認識情報提供方法および認識情報提供プログラムを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る認識情報提供システムの構成について示す説明図である。 図1で示した情報提供サーバのより詳しい構成について示す説明図である。 図2に示した関連情報データのデータ構成の一例について示す説明図である。 図1に示したインターネットTV端末のより詳しい構成について示す説明図である。 図1に示した端末装置の動作について示すフローチャートである。 図5のステップS304に示した処理で、ウェブブラウザ部によって入出力手段上に表示される表示画面の一例について示す説明図である。 図5のステップS308に示した処理で、インターネットTV端末の表示手段上に表示される表示画面の一例について示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る認識情報提供システムの構成について示す説明図である。 図8で示したインターネットTV端末のより詳しい構成について示す説明図である。 図9に示したインターネットTV端末のストリーミング表示部によって表示手段上に表示される表示画面の一例について示す説明図である。 図8に示した端末装置の動作について示すフローチャートである。 図8に示したインターネットTV端末の動作について示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る認識情報提供システムの構成について示す説明図である。 図13に示した端末装置の動作について示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施形態の構成について添付図1,2,4に基づいて説明する。
最初に、本実施形態の基本的な内容について説明し、その後でより具体的な内容について説明する。
本実施形態に係る認識情報提供システム1は、ユーザが操作する端末装置10(認識情報提供端末装置)と、映像ストリーミングデータを表示するインターネットTV端末30とが相互に接続されて構成される認識情報提供システムである。端末装置10が、対象物のデジタル画像を撮影する撮影部101と、デジタル画像に対して画像認識を行い、その結果を認識データとして出力する画像認識部102と、認識データに対応する第1のURL(通常端末用URL213c)および第2のURL(ネットTV用URL213d)を得る関連情報提供部103と、第1のURLに対応するウェブページを予め備えられた入出力手段に表示させるウェブブラウザ部104と、ユーザからURL転送指令が入力された時に第2のURLをインターネットTV端末30に送信してこの第2のURLに対応するウェブページを表示させるURL転送部105とを有する。
また、ウェブブラウザ部104は、URL転送部105が第2のURLをインターネットTV端末30に送信した後も、第1のURLに対応するウェブページの表示を継続する。ここで、関連情報提供部103は、外部に接続された情報提供サーバ20に認識データを送信し、この認識データに対応する第1のURLおよび第2のURLを取得する。また、URL転送部105は、近距離無線通信によって第2のURLをインターネットTV端末30に送信する。
以上の構成を備えることにより、認識情報提供システム1は、各装置の特性に応じてより利便性の高い情報をユーザに提供することが可能となる。
以下、これをより詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る認識情報提供システム1の構成について示す説明図である。認識情報提供システム1は、端末装置10と、情報提供サーバ20と、インターネットTV端末30とが相互に接続されて構成される。
端末装置10は、たとえばスマートフォン端末、iPad(登録商標)などのようなタブレット型端末、ノートブック型PC(パーソナルコンピュータ)、携帯電話(フィーチャーフォン)端末などのような、コンピュータ装置としての基本的な構成を備えた可搬型の端末装置である。以後の説明では、端末装置10がスマートフォン端末である例について示す。
即ち、端末装置10はコンピュータプログラムの動作主体であるプロセッサ11と、プログラムおよびデータを記憶する記憶手段12と、インターネット40を介して他装置との間の通信を行う第1の通信手段13と、ユーザからの動作指令入力を受け付け、また処理結果をユーザに提示する入出力手段14とを備える。入出力手段14は、具体的にはたとえばタッチスクリーン付き液晶ディスプレイなどによって実現される。
端末装置10はまた、BlueTooth(登録商標)や無線LAN(IEEE802.11シリーズ)などのような近距離通信のための規格によって、近接した位置にある他装置との間の近距離無線通信を行う第2の通信手段15と、デジタル画像を撮影する撮影手段16とをさらに備える。前述の第1の通信手段13は、インターネット40を介して情報提供サーバ20との間で通信を行うものであるのに対して、第2の通信手段15はインターネットTV端末30との間で近距離無線通信を行うものである。
端末装置10のプロセッサ11では、認識情報提供プログラムが動作することにより、撮影部101、画像認識部102、関連情報提供部103、ウェブブラウザ部104、およびURL転送部105の各々として動作する。また記憶手段12には、画像認識データベース111が予め記憶されている。
撮影部101は、撮影手段16を駆動して対象物のデジタル画像の撮影を行い、撮影された写真データを画像認識部102に渡す。画像認識部102は、その写真データを画像認識データベース111との間でデータを照合することによって、その写真データが何であるか画像認識を行って認識データを出力する。また、たとえばバーコードやQRコード(登録商標)などを画像認識の対象とすることもできる。
この画像認識に係る処理は、たとえば前述の特許文献1に記載の技術を利用して行うことができるし、これ以外の公知の画像認識技術を利用して行うこともできる。従って、画像認識処理についての詳細、および画像認識データベース111のデータ構成などについては詳しく説明しない。また、前述の特許文献2にあるように、この写真データを端末装置10以外のコンピュータ装置に送信して、そのコンピュータ装置に画像認識に係る処理を行わせるようにしてもよい。
関連情報提供部103は、画像認識部102が出力した認識データ、即ちその写真データとして撮影された対象物が何であるかを示す認識データ、より具体的にはその対象物のたとえばメーカー名、商品種別、商品名、品番…などを情報提供サーバ20に送信して、それに対して情報提供サーバ20から受信した関連情報を入出力手段14に提示する。
図2は、図1で示した情報提供サーバ20のより詳しい構成について示す説明図である。情報提供サーバ20もまた、コンピュータ装置としての基本的な構成を備えている。即ち、コンピュータプログラムの動作主体であるプロセッサ21と、プログラムおよびデータを記憶する記憶手段22と、インターネット40を介して他装置との間の通信を行う通信手段23とを備える。
情報提供サーバ20のプロセッサ21では、情報提供プログラムが動作することにより、ウェブサーバ部201、映像ストリーミングサーバ部202、および関連情報検索部203の各々として動作する。また、記憶手段22には、ウェブページ表示データ211、映像ストリーミングデータ212、および関連情報データ213が予め記憶されている。
ウェブサーバ部201は、Apacheなどのような通常のウェブサーバソフトウェアであり、クライアント(本実施形態では携帯端末10もしくはインターネットTV端末30)から依頼されたURLに対応するウェブページの表示データをウェブページ表示データ211から読み出し、当該クライアントに返送する。
映像ストリーミングサーバ部202は、ウェブサーバ部201と同様に、クライアントから依頼されたURLに対応する映像データを映像ストリーミングデータ212から読み出し、当該クライアントに返送する。この映像ストリーミングサーバ部202は、情報提供サーバ20とは別のサーバ、たとえばYouTube(登録商標)やGyao!(登録商標)などのような映像配信業者のサーバを利用してもよい。
関連情報検索部203は、端末装置10の関連情報提供部103から送信されてきた認識データを受信して、それに対応するURLを関連情報データ213から検索してこれを出力する。
図3は、図2に示した関連情報データ213のデータ構成の一例について示す説明図である。ここでは、認識データは「メーカー名」と「品番」とを含むものとして、以後の説明を進める。関連情報データ213は、メーカー名213aおよび品番213bと、これに対応する通常端末用URL213c、およびネットTV用URL213dとを対応づけて記憶するものである。
通常端末用URL213cは端末装置10で情報を表示するために必要なURL(Uniform Resource Locator)であり、ネットTV用URL213dはインターネットTV端末30で情報を表示するために必要なURLである。関連情報検索部203は、端末装置10から受信したメーカー名213aおよび品番213bに対応する通常端末用URL213cおよびネットTV用URL213dを検索して、これらを端末装置10に返す。
ここで、通常端末用URL213cおよびネットTV用URL213dは、同一のURLとすることもできる。その場合は、ウェブサーバ部201で端末装置10のOSおよびウェブブラウザの種類を取得して、これに応じたウェブページの表示データを送信するようにすればよい。より具体的には、たとえばPerlやPHPでは環境変数「HTTP_USER_AGENT」を取得する、JavaScript(登録商標)では「navigator」オブジェクトを取得するといった方法によって、そのような動作が可能である。
図1に戻って、端末装置10では、返信されてきた通常端末用URL213cおよびネットTV用URL213dを関連情報提供部103が受信して、まずウェブブラウザ部104に通常端末用URL213cのウェブページを表示させる。
そして、端末装置10のユーザが表示端末切り替えの操作をすると、URL転送部105が動作して、インターネットTV端末30にネットTV用URL213dを転送して、当該URLのページを表示させる。
図4は、図1に示したインターネットTV端末30のより詳しい構成について示す説明図である。インターネットTV端末30もまた、コンピュータ装置としての基本的な構成を備えている。即ち、コンピュータプログラムの動作主体であるプロセッサ31と、プログラムおよびデータを記憶する記憶手段32と、インターネット40を介して他装置との間の通信を行う第1の通信手段33と、端末装置10の第2の通信手段15との間で前述の近距離無線通信によって通信を行う第2の通信手段34と、第1の通信手段33を経由して受信した映像ストリーミングデータを表示する表示手段35とを備える。
インターネットTV端末30のプロセッサ31は、ストリーミング表示プログラムが動作することにより、ストリーミング表示部301およびURL転送受信部302として動作する。ストリーミング表示部301は、情報提供サーバ20の映像ストリーミングサーバ部202から受信した映像データを表示手段35に表示させる。URL転送受信部302は、近距離無線通信を介して端末装置10のURL転送部105からネットTV用URL213dを受信し、このURLの動画をストリーミング表示部301を介して表示手段35に表示させる。
図5は、図1に示した端末装置10の動作について示すフローチャートである。まず撮影部101が対象物のデジタル画像を撮影し(ステップS301)、撮影された写真データに対して画像認識部102が画像認識を行う(ステップS302)。
そして、画像認識で得られた認識データを、関連情報提供部103が情報提供サーバ20に向けて送信し(ステップS303)、関連情報提供部103がこれに応じて情報提供サーバ20から送信されてきた通常端末用URL213cおよびネットTV用URL213dを受信して、通常端末用URL213cのウェブページに対してウェブブラウザ部104にアクセスさせ、その内容を表示させる(ステップS304)。
ここでユーザから表示端末切り替えの操作入力があると(ステップS305)、URL転送部105はまず、端末装置10の周辺にURLの転送が可能なインターネットTV端末30があるか否かを検索する(ステップS306)。
ここで「URLの転送が可能」な状態とは、端末装置10の第2の通信手段15と、インターネットTV端末30の第2の通信手段34との間で前述の近距離通信が通じており、かつURL転送部105からの照会にURL転送受信部302が反応しているという状態をいう。そのようなインターネットTV端末30がなければ「転送可能なインターネットTVがありません」のメッセージを表示して(ステップS307)処理を終了する。
URLの転送が可能なインターネットTV端末30が周辺にあれば、URL転送部105はURL転送受信部302に対してネットTV用URL213dを送信して(ステップS308)処理を終了する。インターネットTV端末30ではURL転送受信部302がそのネットTV用URL213dを受信し、ストリーミング表示部301が当該URLの画面を表示手段34に表示する。
図6は、図5のステップS304に示した処理で、ウェブブラウザ部104によって入出力手段14上に表示される表示画面151の一例について示す説明図である。図7は、図5のステップS308に示した処理で、インターネットTV端末30の表示手段35上に表示される表示画面152の一例について示す説明図である。
図6の表示画面151は、スマートフォン端末である端末装置10の入出力手段14で表示するために最適化された画面サイズおよびメニュー構成となっている。即ち、端末装置10もある程度の画質の動画の表示は可能ではあるが、画面サイズの都合でそれほど解像度の大きい動画を表示することはできない。そのかわり、SNSや音声通話などへの接続には適している。
そこで表示画面151のメニュー表示は、URL転送部105を呼び出してステップS305で示した「表示端末切り替え」を行うための操作ボタンである表示端末切り替えボタン151aと、クチコミ情報などを参照するためのSNSへの接続ボタン151b、前述の特許文献2にあるようなコールセンターへの音声通話の接続ボタン151cなどを含む。表示端末切り替えボタン151aは、インターネットTV端末30が近くに無い場合には表示を省略する、または表示はするが操作を無効にするという構成にしてもよい。
これに対して図7の表示画面152は、インターネットTV端末30の表示手段34で表示するために最適化された画面サイズおよびメニュー構成となっている。インターネットTV端末30は、音声通話やSNSへの接続については操作性などの面で端末装置10に劣るが、解像度の大きい動画の表示には端末装置10よりも適している。
そこで表示画面152のメニュー表示は、主に動画の表示に関するものである。たとえば、図5のステップS301〜302の処理で認識された物についての、使用方法や不具合発生時の操作方法などについて説明する動画、あるいはテレビCMの動画などが主に考えられる。あるいは、前述の特許文献2の技術をここで適用して、その物の担当者からの電話を受けるというメニューを含めてもよい。その場合、その電話を受ける先は端末装置10(スマートフォン端末)でもよいし、他の携帯電話端末や固定電話でもよい。さらに、通常のウェブページの表示に関するメニュー、たとえば消耗部品の追加購入やクチコミ情報の表示などを含めることもできる。インターネットTV端末30の表示画面152は、端末装置10の表示画面151よりも大きいので、より多くの選択肢を一度に表示することができる。
この表示を受けてユーザがリモコンなどで動画の表示を選択した場合、その動画をストリーミング表示部301が情報提供サーバ20の映像ストリーミングサーバ部202に要求し、この要求に応じて送られてきた映像データを表示手段34に表示させる。
これらの表示画面151および152は、通常端末用URL213cおよびネットTV用URL213dを同一のURLとして、ウェブサーバ部201が端末装置10のOSおよびウェブブラウザの種類を取得して、それに応じて別々の表示内容を送信するようにしてもよい。あるいは、通常端末用URL213cおよびネットTV用URL213dを別々のウェブサイト/ウェブサーバのものとしてもよい。
ただし、端末装置10からインターネットTV端末30に「表示端末切り替え」を行っても、端末装置10の出力手段14上には表示画面151の表示が続いているので、ユーザはインターネットTV端末30で認識結果に対応する動画を見つつ、端末装置10側の表示画面151でSNSへの接続ボタン151bを押してその対象物についてのクチコミ情報などのコンテンツを読み書きすることもできるし、また音声通話の接続ボタン151cを押してコールセンターの担当者と音声で相談してもよい。
(第1の実施形態の全体的な動作)
次に、上記の実施形態の全体的な動作について説明する。
本実施形態に係る認識情報提供方法は、ユーザが操作する端末装置10と、映像ストリーミングデータを表示するインターネットTV端末30とが相互に接続されて構成される認識情報提供システムにあって、対象物のデジタル画像を端末装置の撮影部が撮影し(図5・ステップS301)、デジタル画像に対して端末装置の画像認識部が画像認識を行ってその結果を認識データとして出力し(図5・ステップS302)、認識データに対応する第1のURLおよび第2のURLを端末装置の関連情報提供部が取得し、
第1のURLに対応するウェブページを端末装置のウェブブラウザ部が予め備えられた入出力手段に表示させ(以上図5・ステップS303〜304)、ユーザからURL転送指令が入力された時に第2のURLを、端末装置のURL転送部がインターネットTV端末に送信してこの第2のURLに対応するウェブページを表示させる(以上図5・ステップS305〜308)。
また、図5のステップS308で示した第2のURLをインターネットTV端末に送信する処理の後も、端末装置のウェブブラウザ部が第1のURLに対応するウェブページの表示を継続する。
さらに、図5・ステップS303〜304で示した認識データに対応する第1のURLおよび第2のURLを取得する処理が、外部に接続された情報提供サーバに端末装置の関連情報提供部が認識データを送信し、この認識データに対応する第1のURLおよび第2のURLを取得する。そして、図5のステップS308で示した第2のURLをインターネットTV端末に送信する処理が、近距離無線通信によって第2のURLをインターネットTV端末に送信する。
ここで、上記各動作ステップについては、これをコンピュータで実行可能にプログラム化し、これらを前記各ステップを直接実行する端末装置10のプロセッサ11に実行させるようにしてもよい。本プログラムは、非一時的な記録媒体、例えば、DVD、CD、フラッシュメモリ等に記録されてもよい。その場合、本プログラムは、記録媒体からコンピュータによって読み出され、実行される。
この動作により、本実施形態は以下のような効果を奏する。
インターネットによって提供される情報の種類、およびインターネットによる情報提供サービスを受けることのできる装置の種類は、近年ますます拡充されてきている。しかしながら、前述のように各々の装置は大きさ、操作性、通信速度、可搬性などがまちまちである。従って、全ての装置が一様に全く同じ情報提供を受けることに適するわけではない。
本発明は、端末装置(スマートフォン)からインターネットTV端末にURLを送信してこれに対応する画面を表示させる構成を備えている。従って、そのような装置特性の違いに応じて、適した方の装置を利用して情報提供サービスを受けることが可能となる。その際、インターネットTV端末で動画を表示させつつ、端末装置でSNSを利用するなどのように、両装置を同時に使用して、複合的にサービスを受けることも可能となる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る認識情報提供システム401は、第1の実施形態の構成に加えて、端末装置410のURL転送部505が、第1のURLおよび第2のURLをインターネットTV端末430に送信すると共に、インターネットTV端末430から第1のURLが返送されてきた場合に、このURL転送部505がウェブブラウザ部104に第1のURLに対応するウェブページを再び表示させるものとした。
この構成によっても第1の実施形態と同一の効果が得られるのに加えて、さらに各端末の特性に応じて使用する端末を切り替えつつ、サービスの利用を継続することが可能となる。
以下、これをより詳細に説明する。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る認識情報提供システム401の構成について示す説明図である。認識情報提供システム401は、前述の第1の実施形態に係る認識情報提供システム1の端末装置10およびインターネットTV端末30が、各々別の端末装置410およびインターネットTV端末430に置換されている。情報提供サーバ20については、第1の実施形態と同一である。
端末装置410は、ハードウェア的には第1の実施形態に係る端末装置10と同一の構成を有し、ソフトウェア的にもプロセッサ11で動作するURL転送部105が別のURL転送部505に置換されているのみである。従って、ハードウェア/ソフトウェアにおける同一の要素については、同一の呼称および参照番号で呼び、説明を省略する。
図9は、図8で示したインターネットTV端末430のより詳しい構成について示す説明図である。インターネットTV端末430もまた、ハードウェア的には第1の実施形態に係るインターネットTV端末30と同一の構成を有し、ソフトウェア的にもプロセッサ31で動作するURL転送受信部302がURL転送送受信部602に置換されているのみである。これについても、ハードウェア/ソフトウェアにおける同一の要素については、同一の呼称および参照番号で呼び、説明を省略する。
図10は、図9に示したインターネットTV端末430のストリーミング表示部301によって表示手段35上に表示される表示画面452の一例について示す説明図である。第1の実施形態に係る表示画面152に、さらに表示端末切り替えボタン452aが付け加えられている。
ユーザがインターネットTV端末430に付属するリモコンなどを利用してこの表示端末切り替えボタン452aを押す操作をすると、URL転送送受信部602が動作して、端末装置410に通常端末用URL213cを送信する。即ち、第1の実施形態では端末装置10からインターネットTV端末30への1方向のURL転送のみが可能であったが、この第2の実施形態ではインターネットTV端末430から端末装置410へ再び転送することも可能である。
図11は、図8に示した端末装置410の動作について示すフローチャートである。この動作は、図5に示した第1の実施形態に係る端末装置10の動作とほぼ同一であるが、唯一の相違点は転送可能なインターネットTV端末430にURLを転送する際に、情報提供サーバ20から送信されてきた通常端末用URL213cおよびネットTV用URL213dの両方をインターネットTV端末430に送信する点である(ステップS608)。これ以外の動作は、図5に示した第1の実施形態に係る端末装置10の動作と同一であるので、同一の参照番号を付して説明を省略する。
図12は、図8に示したインターネットTV端末430の動作について示すフローチャートである。端末装置410から通常端末用URL213cおよびネットTV用URL213dの転送を受けた(ステップS651)URL転送送受信部602は、ネットTV用URL213dの画面をストリーミング表示部301に渡してこれを表示手段34に表示させる(ステップS652)。
ここでユーザから表示端末切り替えボタン452aの操作があると(ステップS653)、URL転送送受信部602はまず、インターネットTV端末430の周辺にURLの転送が可能な端末装置410があるか否かを検索し(ステップS654)、あればその端末装置410に通常端末用URL213cを送信して(ステップS655)処理を終了する。なければ「転送可能な端末装置がありません」のメッセージを表示して(ステップS656)処理を終了する。
端末装置410では、URL転送部505がこの通常端末用URL213cを受信して、通常端末用URL213cのウェブページに対してウェブブラウザ部104にアクセスさせ、その内容を表示させる。これによって、URL転送の動作を行った後で端末装置410の動作を停止させた後でも、再び図6に示した表示画面151に戻って、SNSへの接続ボタン151bや音声通話の接続ボタン151cを操作してこれらのサービスを利用することができる。
また、たとえばスマートフォンである端末装置410からインターネットTV端末430にURL転送の操作を行った後、タブレット型端末やノートブック型パーソナルコンピュータである別の端末装置410にURL転送を行うこともできる。これによって、(操作性や画面サイズなどのような)各端末の特性に応じて使用する端末を切り替えつつ、同一または関連するサービスの利用を継続することができる。その際、URLや検索ワードなどを「改めて入力する」必要は無い。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係る認識情報提供システム701は、第1の実施形態の構成において、端末装置710が、撮影部および画像認識部に替えて、ユーザからの音声入力を受け付ける音声入力部801と、音声入力に対して音声認識を行い、その結果を認識データとして出力する音声認識部802とを有するように構成した。
このように構成することにより、音声認識の結果に対しても、第1〜2の実施形態において画像認識の結果に対して得られるものと同じ効果を得ることが可能となる。
以下、これをより詳細に説明する。
図13は、本発明の第3の実施形態に係る認識情報提供システム701の構成について示す説明図である。認識情報提供システム701は、前述の第1の実施形態に係る認識情報提供システム1の端末装置10が、別の端末装置710に置換されている。情報提供サーバ20およびインターネットTV端末30については、第1の実施形態と同一である。
端末装置710は、第1の実施形態に係る端末装置10と大部分は同一の構成を有し、ハードウェア的な相違点は、撮影手段16がユーザが発する音声を入力する音声入力手段716に置き換えられている点、そしてソフトウェア的な相違点はプロセッサ11で動作する撮影部101および画像認識部102が、各々音声入力部801および音声認識部802に置換されている点と、記憶手段12に記憶された画像認識データベース111が音声認識データベース811に置換されている点とである。
端末装置710がスマートフォン端末や携帯電話(フィーチャーフォン)端末である場合、音声入力手段716としては、音声通話用に最初から備えられたハードウェアをそのまま利用することができる。これらの点以外は、端末装置710は第1の実施形態に係る端末装置10と同一の構成を有する。従って、ハードウェア/ソフトウェアにおける同一の要素については、同一の呼称および参照番号で呼び、説明を省略する。
図14は、図13に示した端末装置710の動作について示すフローチャートである。この動作は、図5に示した第1の実施形態に係る端末装置10の動作とほぼ同一であるが、図5のステップS301〜302の動作が、音声入力部801がユーザからの音声入力を取り込み(ステップS901)、取り込まれた音声入力に対して音声認識部802が音声認識データベース811とのデータ照合によって音声認識を行って認識データを出力する(ステップS902)という動作に置換されている点が相違点である。これ以外の動作は、図5に示した第1の実施形態に係る端末装置10の動作と同一であるので、同一の参照番号を付して説明を省略する。
この音声認識に係る技術も、画像認識と同様に、既に様々な技術が公知のものとなっているので、詳しく説明しない。また、音声認識部802が取り込んだ音声データを端末装置10以外のコンピュータ装置に送信して、そのコンピュータ装置に音声認識に係る処理を行わせるようにしてもよい。本発明は、画像認識や音声認識に係る技術そのものではなく、その認識結果を利用してより利便性の高い情報提供を行うことを目的としたものである。もちろん、第2の実施形態をこのように音声認識に置換して、端末装置とインターネットTV端末との間で相互にURLの転送を行うようにすることもできる。
(実施形態の拡張)
上述した第1〜第3の実施形態は、その趣旨を改変しない範囲で様々な拡張が可能である。
たとえば「URL転送」の処理は、米国アップルコンピュータ社の「AirPlay(登録商標)」などのような公知技術を利用してもよいし、近距離無線通信を利用せずにインターネット40を経由して転送を行ってもよい。ちなみにこの「AirPlay」は、表示画面の内容を端末装置からインターネットTV端末に転送するという点で本発明と類似しているものではあるが、本発明でいう転送した後に端末装置とインターネットTV端末とを同時に使用することや、インターネットTV端末から再び端末装置に転送することなどといった内容は特にない。
また、情報提供サーバ20の各機能、ウェブサーバ部201、映像ストリーミングサーバ部202、および関連情報検索部203を各々別々のURLを備えた別々の装置としてもよい。また、いわゆるクラウドコンピューティングを利用して、情報提供サーバ20の各機能を装置の物理的な区分とは関係なく「仮想的に、非常に大規模な拡張性を持つ巨大コンピュータ」として構成してもよい。さらに、端末装置10もしくは410もそのようなクラウドコンピューティングによって情報提供サーバ20の一部として動作し、認識データに対応するURLを得ることができるように構成してもよい。
また、インターネットTV端末に映し出された画像、映像、もしくは音声を端末装置に転送して、転送された画像などを画像認識や音声認識の対象とできるように構成してもよい。このように構成すれば、たとえばテレビCMに映し出された商品について「その商品の購入」や「(販売店やクチコミなどの)情報収集」、あるいは「番組に出演している人物が誰であるか」「(CMソングなどで)放送された音楽の曲目が何であるか」などについての情報収集やそれらに対応する商品・サービスの購入も可能となる。
もちろん、以上のような商品・サービスの購入や問い合わせなどの際にコールセンターや実店舗などの対応が必要とされる場合も、前述の特許文献2に記載の技術を併用すれば可能となる。また、その際に課金を伴うことが必要とされる場合も、既存の技術や手法を適宜組み合わせることによって対応可能となる。
本実施形態およびそれらの拡張形態を利用することによって、ユーザにとっては、端末装置およびインターネットTV端末を通じての画像認識や音声認識を入り口として、多くの種類のサービスを気軽に利用することが可能となる。また事業者にとっては、ユーザに多くの種類のサービスを提供して、商取引を行う多くの機会を与えられることとなる。提供可能なサービスの範囲は、事業者のアイデア次第で拡大できるものである。
これまで本発明について図面に示した特定の実施形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができる。
インターネットに接続可能な端末装置において幅広く利用可能であるが、特にスマートフォン端末とインターネットTV端末との間での利用に適している。
1、401、701 認識情報提供システム
10、410、710 端末装置
11、21、31 プロセッサ
12、22、32 記憶手段
13、33 第1の通信手段
14 入出力手段
15、34 第2の通信手段
16 撮影手段
20 情報提供サーバ
23 通信手段
30、430 インターネットTV端末
35 表示手段
101 撮影部
102 画像認識部
103 関連情報提供部
104 ウェブブラウザ部
105、505 URL転送部
111 画像認識データベース
151、152、452 表示画面
201 ウェブサーバ部
202 映像ストリーミングサーバ部
203 関連情報検索部
211 ウェブページ表示データ
212 映像ストリーミングデータ
213 関連情報データ
213c 通常端末用URL
213d ネットTV用URL
301 ストリーミング表示部
302 URL転送受信部
602 URL転送送受信部
716 音声入力手段
801 音声入力部
802 音声認識部

Claims (18)

  1. ユーザが操作する端末装置と、YouTube(登録商標)に代表される映像ストリーミングデータや様々なウェブページを表示することができるインターネットTV端末とが、相互に接続されて構成される認識情報提供システムであって、
    前記端末装置が、
    対象物のデジタル画像や動画を撮影する撮影部と、
    前記デジタル画像や動画に対して画像認識を行い、その結果を対象物が何であるかを示す認識データとして出力する画像認識部と、
    前記認識データに対応する第1のURLおよび第2のURLを前記端末装置外の情報提供サーバから得る関連情報提供部と、
    前記第1のURLに対応するウェブページを予め備えられた入出力手段に表示させるウェブブラウザ部と、
    ユーザからURL転送指令が入力された時に前記第2のURLを前記インターネットTV端末に送信してこの第2のURLに対応するウェブページを表示させるURL転送部とを有し、
    前記画像認識部は、前記インターネットTV端末から転送され、前記第2のURLに対応するウェブページに映し出されたデジタル画像を、前記画像認識の対象とする、
    ことを特徴とする認識情報提供システム。
  2. 前記端末装置の前記ウェブブラウザ部が、前記URL転送部が前記第2のURLを前記インターネットTV端末に送信した後も、前記第1のURLに対応するウェブページの表示を継続することを特徴とする、請求項1に記載の認識情報提供システム。
  3. 前記端末装置の前記関連情報提供部が、
    外部に接続された情報提供サーバに前記認識データを送信し、この認識データに対応する前記第1のURLおよび第2のURLを取得することを特徴とする、請求項1に記載の認識情報提供システム。
  4. 前記端末装置の前記URL転送部が、
    近距離無線通信によって前記第2のURLを前記インターネットTV端末に送信することを特徴とする、請求項1に記載の認識情報提供システム。
  5. 前記端末装置の前記URL転送部が、前記第1のURLおよび第2のURLを前記インターネットTV端末に送信すると共に、
    前記インターネットTV端末から前記第1のURLが返送されてきた場合に、このURL転送部が前記ウェブブラウザ部に前記第1のURLに対応するウェブページを再び表示させることを特徴とする、請求項1に記載の認識情報提供システム。
  6. 前記端末装置が、
    前記撮影部および前記画像認識部に替えて、
    ユーザからの音声入力を受け付ける音声入力部と、
    前記音声入力に対して音声認識を行い、その結果を認識データとして出力する音声認識部とを有し、
    この音声認識部は、前記インターネットTV端末から転送され、前記第2のURLに対応するウェブページから得られた音声入力を、前記音声認識の対象とする、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の認識情報提供システム。
  7. YouTube(登録商標)に代表される映像ストリーミングデータや様々なウェブページを表示することができるインターネットTV端末と相互に接続され、認識情報提供システムを構成する認識情報提供端末装置であって、
    対象物のデジタル画像や動画を撮影する撮影部と、
    前記デジタル画像や動画に対して画像認識を行い、その結果を対象物が何であるかを示す認識データとして出力する画像認識部と、
    前記認識データに対応する第1のURLおよび第2のURLを前記認識情報提供端末装置外の情報提供サーバから得る関連情報提供部と、
    前記第1のURLに対応するウェブページを予め備えられた入出力手段に表示させるウェブブラウザ部と、
    ユーザからURL転送指令が入力された時に前記第2のURLを前記インターネットTV端末に送信してこの第2のURLに対応するウェブページを表示させるURL転送部とを有し、
    前記画像認識部は、前記インターネットTV端末から転送され、前記第2のURLに対応するウェブページに映し出されたデジタル画像を、前記画像認識の対象とする、
    ことを特徴とする認識情報提供端末装置。
  8. 前記ウェブブラウザ部が、前記URL転送部が前記第2のURLを前記インターネットTV端末に送信した後も、前記第1のURLに対応するウェブページの表示を継続することを特徴とする、請求項7に記載の認識情報提供端末装置。
  9. 前記関連情報提供部が、
    外部に接続された情報提供サーバに前記認識データを送信し、この認識データに対応する前記第1のURLおよび第2のURLを取得することを特徴とする、請求項7に記載の認識情報提供端末装置。
  10. 前記撮影部および前記画像認識部に替えて、
    ユーザからの音声入力を受け付ける音声入力部と、
    前記音声入力に対して音声認識を行い、その結果を認識データとして出力する音声認識部とを有し、
    この音声認識部は、前記インターネットTV端末から転送され、前記第2のURLに対応するウェブページから得られた音声入力を、前記音声認識の対象とする、
    ことを特徴とする、請求項7に記載の認識情報提供端末装置。
  11. ユーザが操作する端末装置と、YouTube(登録商標)に代表される映像ストリーミングデータや様々なウェブページを表示することができるインターネットTV端末とが、相互に接続されて構成される認識情報提供システムにあって、
    対象物のデジタル画像や動画を前記端末装置の撮影部が撮影し、
    前記デジタル画像や動画に対して前記端末装置の画像認識部が画像認識を行ってその結果を対象物が何であるかを示す認識データとして出力し、
    前記認識データに対応する第1のURLおよび第2のURLを前記端末装置の関連情報提供部が前記端末装置外の情報提供サーバから取得し、
    前記第1のURLに対応するウェブページを前記端末装置のウェブブラウザ部が予め備えられた入出力手段に表示させ、
    ユーザからURL転送指令が入力された時に前記第2のURLを、前記端末装置のURL転送部が前記インターネットTV端末に送信してこの第2のURLに対応するウェブページを表示させ、
    前記インターネットTV端末から転送され、前記第2のURLに対応するウェブページに映し出されたデジタル画像を、前記画像認識部が前記画像認識の対象とする、
    ことを特徴とする認識情報提供方法。
  12. 前記第2のURLを前記インターネットTV端末に送信する処理の後も、前記端末装置の前記ウェブブラウザ部が前記第1のURLに対応するウェブページの表示を継続することを特徴とする、請求項11に記載の認識情報提供方法。
  13. 前記認識データに対応する第1のURLおよび第2のURLを取得する処理が、外部に接続された情報提供サーバに前記端末装置の前記関連情報提供部が前記認識データを送信し、この認識データに対応する前記第1のURLおよび第2のURLを取得することを特徴とする、請求項11に記載の認識情報提供方法。
  14. 前記対象物のデジタル画像を撮影する処理および前記デジタル画像に対して画像認識を行って認識データを出力する処理に替えて、
    ユーザからの音声入力を前記端末装置の音声入力部が受け付け、
    前記音声入力に対して前記端末装置の音声認識部が音声認識を行ってその結果を認識データとして出力し、
    前記インターネットTV端末から転送され、前記第2のURLに対応するウェブページから得られた音声入力を、前記音声認識部が前記音声認識の対象とする、
    ことを特徴とする、請求項11に記載の認識情報提供方法。
  15. ユーザが操作する端末装置と、YouTube(登録商標)に代表される映像ストリーミングデータや様々なウェブページを表示することができるインターネットTV端末とが、相互に接続されて構成される認識情報提供システムにあって、
    前記端末装置が備えるコンピュータに、
    対象物のデジタル画像や動画を撮影する手順、
    前記デジタル画像や動画に対して画像認識を行ってその結果を対象物が何であるかを示す認識データとして出力する手順、
    前記認識データに対応する第1のURLおよび第2のURLを前記端末装置外の情報提供サーバから取得する手順、
    前記第1のURLに対応するウェブページを予め備えられた入出力手段に表示させる手順、
    ユーザからURL転送指令が入力された時に前記第2のURLを前記インターネットTV端末に送信してこの第2のURLに対応するウェブページを表示させる手順、
    および前記インターネットTV端末から転送され、前記第2のURLに対応するウェブページに映し出されたデジタル画像を、前記画像認識の対象とする手順、
    を実行させることを特徴とする認識情報提供プログラム。
  16. 前記第2のURLを前記インターネットTV端末に送信する処理の後も、前記第1のURLに対応するウェブページを表示させる処理を継続することを特徴とする、請求項15に記載の認識情報提供プログラム。
  17. 前記認識データに対応する第1のURLおよび第2のURLを取得する手順が、外部に接続された情報提供サーバに前記認識データを送信し、この認識データに対応する前記第1のURLおよび第2のURLを取得することを特徴とする、請求項15に記載の認識情報提供プログラム。
  18. 前記対象物のデジタル画像を撮影する手順および前記デジタル画像に対して画像認識を行って認識データを出力する手順に替えて、
    ユーザからの音声入力を受け付ける手順、
    前記音声入力に対して音声認識を行ってその結果を認識データとして出力する手順、
    および前記インターネットTV端末から転送され、前記第2のURLに対応するウェブページから得られた音声入力を前記音声認識の対象とする手順、
    を前記端末装置が備えるコンピュータに実行させることを特徴とする、請求項15に記載の認識情報提供プログラム。
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