JP5913298B2 - ロータリエンジンのシュラウド - Google Patents

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Description

本開示は、ロータリエンジンデバイスのシュラウド(shrouds)であって、エンジンの少なくとも1の回転要素とともに回転して、当該シュラウドと、関連するエンジンの回転要素との間の相対的な回転運動を低減するとともに、容積型デバイスを通る潤滑剤の正味漏出量を大幅に低減するように構成されたシュラウドに関するものである。
[関連出願]
本願は、2010年6月17日に出願された米国出願第61/355,880号の優先権の利益を主張する。この出願の開示内容は、引用により本明細書に援用されるものである。
本明細書には、シャフトを備えるロータアセンブリであって、第1ロータの後部分からスラスト負荷が、第1スラストベアリングを介してシャフトに伝達され、第1ロータの回転軸が、シャフトの回転軸と平行ではなく、第1スラストベアリングの回転軸が、第1ロータの回転軸と同軸上にあり、第1スラストベアリングが、くさび形プレートに作用し、くさび形プレートが、第1ロータの回転軸とシャフトの回転軸との間の角度と同じくさび角度を有するロータアセンブリが開示されている。そして、くさび形プレートが、第2スラストベアリングに作用し、第2スラストベアリングが、シャフトの回転軸と同軸の回転軸を有し、スラストベアリングが、シャフトに固定的に取り付けられた第2スラストプレートに対して作用する。
上記ロータアセンブリは、シャフトに引張荷重をかけるように構成された荷重ベアリング要素によって、第1ロータに作用するスラスト荷重がシャフトに伝達されるように構成することができる。
また、本明細書には、少なくとも第1ロータおよび第2ロータを含む複数のロータを備えるロータアセンブリも開示される。各ロータは、共直線からオフセットしたそれぞれの中心軸を持つ。各ロータは、ローブ(lobes)および谷間(valleys)を有する。第1ロータおよび第2ロータの各々が、球面の一部を構成する外面を有し、それら外側球面が共通の中心を共有するように配置されている。ロータの外側球面を取り囲むように動作可能に構成された内側球面を有するシュラウド本体が開示され、シュラウド本体が、ロータと同じ方向に所定の角速度で回転する。
上述したロータアセンブリは、第1ロータおよび/または第2ロータの外側球面上での組立を容易にするために、シュラウド本体が軸方向に分割された複数の内側シュラウド要素を含むように、構成することができる。
代替的には、ロータアセンブリは、シュラウド本体が周縁スリーブ(circumferential sleeve)により支持されて、シュラウド本体からの半径方向力がスリーブにフープ応力として吸収されるように、構成することができる。そのような周縁スリーブは、ロータの外側球面上での組立を容易にするために、周方向に分割された複数の内側シュラウド要素を含むように、構成することができる。このシュラウド装置は、シュラウド本体がスリーブにより取り囲まれて、シュラウド本体からの半径方向力がスリーブにフープ応力として吸収される構成とすることができる。一態様では、スリーブがシュラウド本体に締まり嵌めによって連結され、それが内側シュラウド要素に半径方向内向きの予荷重(inward radial preload)をかける。ロータアセンブリは、シュラウド本体と第2ロータとの間のみに相対運動が生じるように、シュラウド本体が第1ロータに対して固定される構成とすることができる。そのようなロータアセンブリは、第1ロータの本体と一体化されてモノリシックであるシュラウド本体を使用することができる。あるいは、シュラウド本体は、第1および第2ロータの軸とは異なる軸を中心に回転するものであってもよい。
ロータアセンブリは、シュラウド本体がラジアルポート(radial ports)を規定する1またはそれ以上の面を備え、ラジアルポートが、回転の一部分の間に第1ロータまたは第2ロータのローブによって閉塞されるが、回転の残りの部分の間はローブによって閉塞されないように形作られる構成とすることができる。一態様では、ポートが、第2ロータのローブによって閉塞される。
一実施形態では、ポートが流体入口として機能するように、関連するローブ間のボリューム(associated inter-lobe volume)が次第に増加する構成とすることができる。他の形態では、ポートが流体出口として機能するように、関連するローブ間のボリュームが次第に減少する構成とすることができる。
一実施形態では、ロータが、周方向を向く複数のシールを含み、それらがシュラウドの内側球面と係合する。シール部材は、メカニカルシールおよびポリマリップシール(polymer lip seals)からなるリストから選択されるポジティブ接触シール(positive contact seals)を含むことができる。代替的には、シール部材は、ラビリンスシールおよびガス潤滑メカニカルシールからなるリストから選択される非接触シールを含むことができる。シール部材が、単一のモノリシックシール部材からなり、第1ロータおよび/または第2ロータと一体化されてモノリシックなものであってもよい。一態様では、シール部材が、複数のS字状シールを含む。
一実施形態では、シール部材が、複数の平面状シールを含み、シールの本体自体が、一方向に湾曲して、シュラウドの内側切頭球面(inner frusto-spherical surface)と接触する。
シーリングを容易にするために、1またはそれ以上のロータは、各ロータローブの先端に放射状の溝(radial grooves)を備えることができ、その中に、他方のロータのローブと係合し、かつ内側ボール面および内側シュラウド本体面と係合するように動作可能に構成された複数のシール本体が取り付けられる。このため、アペックスシールが、連続シール体として機能するように、周方向を向くシールに接触することができる。
一構成例では、ローブ間の高圧流体による荷重が、関連するロータの後部からスラストベアリングを介して、ハウジングにキーで固定されるくさび形プレートへと伝達され、その後、別のスラストベアリングを介して、シャフトに引張荷重がかかるようにシャフトに固定的に取り付けられてシャフトとともに回転するプレートへと伝達される。
別の態様では、ロータ割り出しデバイス(rotor indexing device)が、シュラウドと一体化されて、第1ロータおよび/または第2ロータの少なくとも一方とシュラウド本体との間でトルクを伝達する。このため、シュラウドの内側切頭球面とロータ外径部(rotor outer diameter)の双方に切り込まれたほぼ楕円形のトラックに転がり込むように構成された球状ボールによって、ロータ割り出しデバイスを構成することができる。代替的には、割り出しデバイスが、シュラウド本体の内側球面と少なくとも1のロータの外面の双方に切り込まれたほぼ正弦波形のトラックに転がり込むように構成された球状ボールにより構成される。
図1は、コンプレッサアセンブリにおける開示の一実施形態の組立分解等角図である。 図2は、図1に示す開示の一実施形態の組み立てられた状態の断面図である。 図3は、図1に示す領域3から取り出した開示の一実施形態の詳細図である。 図4は、図1に示す領域4から取り出した開示の一実施形態の詳細図である。 図5は、図1に示す領域5から取り出した開示の一実施形態の詳細図である。 図6は、図1に示す開示の一実施形態の組み立てられた状態の端面図である。 図7は、ポンプアセンブリにおける開示の一実施形態の組立分解等角図である。 図8は、図7に示す開示の一実施形態の組み立てられた状態の断面図である。 図9は、エキスパンダアセンブリにおける開示の一実施形態の組立分解等角図である。 図10は、図9に示す開示の一実施形態の組み立てられた状態の断面図である。 図11は、開示の別の実施形態の正面図である。 図12は、図11に示す実施形態の線分12−12に沿った側断面図である。 図13は、図11に示す実施形態の分解図である。 図14は、別のシュラウドの実施形態の分解図である。 図15は、図14の実施形態の組立図である。 図16は、図14の実施形態の正面図である。 図17は、図14の実施形態の側断面図である。 図18は、図14の実施形態の隠線図である。 図19は、別の実施形態の等角図である。 図20は、図14の実施形態の側面図である。 図21は、図14の実施形態の正面図である。 図22は、周方向シールの一実施形態の平面図である。 図23は、図17のシールの端面図である。 図24は、図18の一実施形態の詳細図である。図24は、円筒状のアペックスシールを利用するロータ・ハウジングアセンブリの一実施形態の正面図である。 図25は、図24の線分25−25に沿った断面図である。 図26は、円筒状のアペックスシールの一実施形態の詳細図である。 図27は、図26の線分27−27に沿った断面図である。
本明細書において、用語CvRは、‘674出願およびその前の出願に記載されているロータリエンジンのようなロータリエンジン(ポンプ、コンプレッサ、外燃機関など)を示すものとして使用される。本明細書に記載のシュラウドアセンブリ20は、2009年9月16日に出願されて引用により本明細書に援用される米国出願第12/560,674号(‘674)に記載のCvRデバイスを含むCvRデバイスについての多くの使用法を有する。
図1−5に示されるコンプレッサの実施形態に示されるシュラウドアセンブリ20を十分に見ると、シャフト22がキー溝24を有し、それによりシャフト22が外部エンジンにより駆動されることが可能であり、あるいは幾つかの実施形態では、デバイスを外燃機関として作動させることができ、その場合、シャフト22およびキー溝24がその他の機構を駆動することが示されている。球面26およびインデクサ面(割出面:indexer surface)28を有するベアリング23がシャフト22に取り付けられるか、あるいはシャフト22の一部として形成され、インデクサ面は、インデクサリング(割出リング)30と同時に使用されるように構成され、インデクサリングは、一態様としては、‘674出願に記載されているように、スレーブロータ32を回転させるために、リング状要素によって保持される複数の球状のボールである。ある実施形態では、複数の潤滑剤注入口34が設けられ、これにより、例えば、図2に示すように、シャフト22と、当該シャフト22に対して回転または往復運動する要素との間に潤滑剤(例えば、オイル)が分配されることが可能となり、中央オイル通路36によって、スレーブロータ32またはバックプレート38とシャフト22との間に潤滑剤が分配されることが可能となる。また、パワーロータ(power rotor)40も設けられているが、ある実施形態では、パワーロータ40が、シャフト22とともに回転するが、このシャフトに対して往復運動しないように構成され、このため、それらの間にオイル注入口を設ける必要はない。パワーロータ40は、図1に示すように、隣接するマウンド48間の係合面46の谷間44において、ポート42を介してリアポートされている。ポート42は、バックプレート38に設けられた低圧入口50および高圧入口52と半径方向に整列されて、それらを介して流体(気体)が放出され得るものとなっている。パワーロータ40は、図1では、ウェーブロータとして示されているが、その他の種類のCvRロータを使用することもできる。
シュラウド54は、パワーロータ40およびスレーブロータ32を取り囲み、通常は、内側切頭球面56を含む。シュラウド54は、様々な用途の回転速度、ポジティブシール性能および圧力に応じて、図1に一例として示すように、軸方向に分割されるか、あるいは図7に示すように、周方向に分割されるように構成することができる。図1に示す実施形態では、シュラウド54は、第1半部54aと、第2半部54bとを有し、それらは、様々な方法で連結することができ、そのような方法の中には、内側シュラウド54のそれぞれの半部の複数のボイド58内に配置されるピンが含まれる。当業者であれは、これが如何にして達成されるかを容易に理解することができるであろう。シャフト22およびロータの回転に伴う外側を向く遠心力と、コンプレッサアセンブリ20内のガスの膨張力とに主に対抗するために、適切な位置にあるとき、保持リング60は、環状凹部62の周囲に配置され、外側スリーブ64は、内側シュラウド54の2つの半部54aおよび54bの周囲に配置される。第2環状リング66は、内側シュラウド54の2つの半部をさらに固定して、外側スリーブ64の保持を補助するために、第2環状凹部68内に配置される。一態様において、リング60および66は、バネ鋼からなり、リング66について示すように、分割されている。
一態様において、パワーロータ40は、シャフト22および内側シュラウド54とともに回転するように構成されているため、それらの回転および往復運動の連結を維持するために、複数のボイド70が内側シュラウド54内に提供されて、ピンが内側シュラウド54を介してパワーロータ内、例えばボイド72内に配置されることが可能となっている。
図4は、図1の一部分の詳細図である。この図4を参照すると、周方向に向けられた複数のシールまたはリップ74がパワーロータ40の環状凹部76内に配置されている。それらの周方向に向けられたシールまたはリップ74は、パワーロータ40と内側シュラウド54との間にシールを提供するように構成されている。パワーロータ40上の周方向に向けられたシールまたはリップ74は、シュラウド54とパワーロータ40の間に実質的な運動が存在しないため、固定シールとしてシュラウドに堅固に取り付けることができる。好ましい態様では、内側シュラウド54の内面56と、パワーロータ40の外面78との間の公差(間隔)は、シール74を通る漏れを最小限とするために、ピッタリ閉じた状態とすべきである。一態様では、シール74は単一構造であるが、図1に示す実施形態では、シール74は、単一シールよりも製造および取付が容易な複数の左右対称のS字状シールを含む。
図3は、図1の詳細図であるが、この図3には、複数のアペックスシール(図示省略)が嵌入される複数の放射溝77と、複数のサイドシールを配置させることができるスレーブロータ32内の実質的に環状の外側溝78とが示されている。図5に示す実施形態では、放射溝77が環状外側溝78よりも深くなっている。この実施形態では、ラジアルシールが外側に向けて延在して、シュラウドの内面で終端となり、外側環状シールがラジアルシールの両側で終端となるが、その他の構成も可能である。一態様において、スレーブロータ32は、内側シュラウド54とともに実質的に回転するが、図2に見られるように、シャフト22に対してオフセット角80の軸の周囲で回転するため、スレーブロータ32は、内側シュラウド54に対する幾らかの回転および往復運動に遭遇することとなる。幾つかの実施形態では、パワーロータ40上に、スレーブロータ32上とは異なる数のマウンド48および谷間44が存在する。図5も図1の詳細図であるが、この図5を参照すると、放射溝77がスレーブロータ32の中心部に向かってベアリング23へと延在している。また、スレーブロータ32は、内側ベアリング23への相対的な往復運動に出会うため、それには、別の実質的に環状の内側溝82が、内側環状シール(図示省略)を受け入れるために設けられている。一態様では、スレーブロータ32、環状凹部68およびベアリング23間のアペックスおよびサイドシールは、当業者に良く知られているようなワンケルエンジンで使用されるものと同様のものにすることができる。一態様では、図2および図3を比較すると、環状溝78は、その中の環状シール96とともに見られる。また、図2および図5を比較すると、ベアリング23に隣接する環状溝82は、環状シール98を収容しているように見られる。一態様では、環状シールは、それらの間にアペックスシールを有する分割された予荷重シールである。追加のシールは、シュラウドからの漏出を防止する。それらのシールは、主に、スレーブロータ32と内側シュラウド54の内面56との間の往復運動に出会い、よって摩擦損失は極めて少ない。
図2は、図6の線分2−2に沿った断面図であるが、この図2に示すように、一態様では、コンプレッサアセンブリ20の独立構成要素が組み立てられているものとして容易に理解することができる。また、オフセット角80は、その他の図面よりも、図2において容易に見ることができる。一態様では、図1および図6に示すように、ボルトプレート84は、スレーブロータ32のボイド88と一致する複数のボイド86を備え、それに当該ボルトプレート84を取り付けることができる。また、ボルトプレート84は、一態様では、複数のインデクサ31を有するインデクサリング30と相互作用する面90を備え、それらインデクサが、前述したように、ベアリング23のインデクサ面28と相互作用する。
また、図2に示すように、保持リング60および66は、外側スリーブ66に対する定位置に内側シュラウド54を保持する機能を有するものとして見ることができる。外側スリーブ64は、内側シュラウド54の外面に、圧入され、締まり嵌めされ、またはピッタリと嵌められている。図1に示すように、外側スリーブ64は、保持リング60および66間の幅94とほぼ同じ幅92を有する。
これまでのデザインと比較した、このデザインの大きな利点の一つは、シールに生じる相対速度が以前のデザインと比べてある実施形態では1/10に低減されるという利点と相俟って、図示のように回転シュラウドデザインを利用したことにより、ワンケルエンジンで先に見受けられたものと同様のポジティブシールを利用できることである。この相対速度の低減は、装置を、従来可能とされていたものよりも遥かに高い毎分回転数(RPM)にてポジティブシーリングで動作させることを可能にする。ある実施形態におけるこのデザインの別の利点は、これまでの実施形態の約1/2に漏れ経路の数を低減できることである。ここで、ロータの一つがシュラウドに対して実質的に固定(および完全にシール)されるため、このロータとシュラウドとシャフトの間にポジティブシールを利用することができる。ある従来の実施形態は、非回転ハウジングに対して間隔を有する2つのロータを利用しており、これは、それらの間の相対的な回転および振動を増加させる。
前述したように、シュラウドは、図1に示すように、軸方向に分割されるか、あるいは図7に示すように、周方向に分割される。図7は、シーリングランド102を有する外側シュラウド100を示し、この外側シュラウド100は、前部104および後部106を有する。この実施形態では、シャフト110は、前述したものと機能的に同じであり、前述したものと同様のキー溝112およびオイルポート114を含むことができる。
図7に示す実施形態は、ポンプとして機能するように構成され、このため、第1ポート116および第2ポート118を含む複数のポートを備え、それらが、バックプレート124に設けられた第1ベント120および第2ベント122に流体的にそれぞれ連結されている。図1に示す実施形態の入口50および出口52は、異なるサイズであったが、図7に示すポンプ構成では、ポンプを通過する流体(液体)の実質的な圧縮は存在せず、よってポート116および118は、実質的に同じサイズとして示されている。
また、図7に示す実施形態は、内側シュラウド126を有し、この内側シュラウドは、ボイド128を備え、これらボイドを通って、ボルトまたはその他の留め具が貫通して外側シュラウド100のボイド130と係合し、それにより外側シュラウドに内側シュラウド126が固定されている。一態様では、図8に記載の実施形態に示すように、留め具を通して連結するボイド108が設けられている。また、ベアリング134のインデクサ面からインデックスする第1ロータ132が設けられ、例えば、シャフト110のキー溝140内に配置されたキーと係合するキー溝138によって、シャフト110とともに回転するように連結される第2ロータ136が設けられている。もちろん、その他の機構を用いることも可能である。一態様では、第2ロータ136は、ポート142を有し、それらが、ポート116および118と半径方向に一致して、それらを介して流体が移動することが可能となっている。
一態様では、内側シュラウド126は、外側シュラウド100の前部104内の肩部164の内側部分の内径162とほぼ同じ内径160を有する周縁エッジ158を備える。図8と比較すると、第1ロータ132および第2ロータ136の最大の直径が、通常は外側シュラウド100または内側シュラウド126の最小の直径166または168よりもそれぞれ大きくなるため、それら構成要素によって装置の組立が如何にして可能になるのかが分かる。第2ロータ136と、任意には第1ロータ132は、一態様において、図7に示すように、各々が単一構造を有する。このため、シュラウドアセンブリ170(外側シュラウド100と内側シュラウド126の組合せ)を分解する機能無しには、必要な間隔で図示のように装置(ポンプ)を組み立てるのは、不可能ではないが非常に難しいであろう。
図7に示す実施形態と図1に示す実施形態との間のさらにもう一つの違いは、固定されたアングルプレート144が加わることであり、この固定されたアングルプレート144は、その回転を防止するピンを保持するボイド146を有する。この実施形態において、固定されたアングルプレート144は、シャフト110とともに回転しないが、図8に示すように、オフセット角148と、前述した実施形態でも使用され得るスラストローラベアリング208を提供する。構成210は、大量の角度接触ベアリングであり、それらは、シャフト上のスラスト荷重およびラジアル荷重を支持するように構成されている。
シュラウドの別の構成が図9に示されており、この図では、内側シュラウド156が、図1に関連して前述したように、軸方向に分割されている。しかしながら、この実施形態では、第1ロータ150は、複数のピン受け152を有し、それらは、内側シュラウド156のピン受け154と位置合わせされ、その結果、装置が組み立てられて、ピン、ボルトまたはその他の留め具がそれらを通過するときに、ピンが、第1ロータ150に対する内側シュラウド156の相対位置を維持する。この実施形態では、内側シュラウド156が、肩部または切欠部174を有し、それが、外側スリーブ178の内面180から延びる肩部または突出部176と相互作用するように構成されている。一態様において、外側スリーブ178の内面180は、内側シュラウド156の外面182と半径が実質的に同一である。このため、外側スリーブ178は、圧力および遠心力によるスリーブの拡張に対抗するために、締まり嵌め、圧入、干渉嵌り、接着、留め具またはその他の同等の連結によって、内側シュラウド156に連結させることができる。
シールリング184および186は、第2ロータ192の外径部188および内径部190にそれぞれ示されている。一態様において、従来の接触シールを使用する代わりに、最小限の制御された漏れ経路を与えるために、隙間は他の部分で最小化されている。入口および出口ポートは、その他の実施形態に示すポートよりも非常に大きい第1ロータ貫通ポート194の後部を介して存在する。
一態様では、図9に示すように、割出し(indexing)が、第2ロータ192の楕円溝196および球面ベアリング198によって達成され、球面ベアリングが、ベアリング202の楕円溝200と楕円溝196の間に取り付けられる。図示のように、楕円溝200は、ベアリング202に形成されている。一態様では、ベアリング202がボイド204を有し、それらボイドが、第1ロータ150のボイド206と位置合わせされ、それにより、第1ロータが、一態様では、ベアリング202にピンまたはボルトで留められるか、若しくは取り付けられる。また、ボイドは、潤滑剤の移動のために設けることもできる。
図1に示す実施形態は、内燃機関として利用されるように当業者が容易に変更を加えることができる。シーリングは、ワンケル型のエンジンによって見られるのと同様の高い温度および圧力に合わせて設計されている。そのような内燃機関は、入口/出口の外部バルブを利用するものでも、利用しないものであってもよく、また一般的な点火プラグのようなイグナイタも利用することができ、代替的には、ディーゼルエンジンで使用される原理で動作させることができる。
図11乃至図13は、可能性があるコンプレッサ設計についての(またはその他の流体操作デバイスとすることもできる)別の実施形態を開示している。ここで、相違点は、ボールベアリングインデクサ212が、内側シュラウド214の内面232に与えられた凹部230と係合することである。これは、高いボールベアリングの転がり速度をもたらすが、デバイスにおいて半径方向外向きに配置されるインデクサボールによりモーメントアームが非常に大きくなるため、より少ないまたは小さいボールで遥かに高いトルク性能が存在する。潤滑は、ロータ216および218を通じてオイルを与えて、インデクサ212が転がり込むインサート222のオイルポート220を介して上に伝えることによって達成される。インサートは、より硬い材料から形成することができる。インデクサは、第2ロータ218に設けられるボイド224に受け入れられる。この実施形態では、インデクサ212は、シャフトに直接的に取り付けられる必要はなく、その代わりに、シュラウドアセンブリを介してシャフトに間接的に取り付けられるものであってもよい。前述したように、外側シュラウド228を設けることもできる。
シュラウド234の別の実施形態が図14乃至図18に示されており、ここでは、ポートを規定する面236が、シュラウド本体238自体を通り抜けて、流体が通過することが可能となっている。ポートは、その正確なプロファイルに応じて、入口ポートまたは出口ポートの何れかとすることができる。図14乃至図18に示すように、動作の流体注入フェーズ中に対向するロータ240および242の間でキャビティ244に対して開放されて、流体圧縮または排出フェーズ中に閉鎖されるように、あるいはその反対となるように、ポートを形作ることができる。この構成は、上述したロータの背面のポート条件を単純化する。
本実施形態においてシュラウドに形成されるポートは、ロータ間の速度の違いによって、開かれている状態と、閉じられた状態とを交互に切り換える。一態様では、シュラウドが第1ロータに固定されて、この第1ロータは、この実施形態では、2つのローブを有し、他方のロータは3つのローブを有し、よって第1ロータの回転毎に1回転の2/3、回転する。第2ロータはシュラウドに対して動いているため、第2ロータは間欠的にポートを閉鎖することができる。
一態様では、ロータアセンブリ246は、第1ロータ240および第2ロータ242を含み、それらは、同一直線からオフセットしたそれぞれの中心軸を有するとともに、ローブ248および谷間250を有する。一態様では、ロータアセンブリは、第1および第2ロータの各々が外面252/254を有し、その外面が球面の一部を含み、各球面が共通の中心を共有するように配置される構成とされる。この実施形態では、シュラウド本体238は、ロータ240/242の外側球面252/254をそれぞれ取り囲むように動作可能に構成された内側球面256を当該シュラウド本体238が有するように構成されている。一態様では、シュラウド本体238が、ロータ240/242と同じ方向に所定の角速度で回転する。
図14乃至図18に示す実施形態は、上述した構成要素と組み合わせることができる。例えば、ロータアセンブリは、ロータの外側球面上での組立を容易にするために、シュラウド本体を、図1に示すように、軸方向に分割するように、あるいは図7に示すように、半径方向に分割するように、構成することができる。
シュラウド本体が分割される場合、シュラウド本体は、当該シュラウド本体からの半径方向の力がスリーブ64にフープ応力として吸収されるように、図1のスリーブ64のようなスリーブによって取り囲まれる。スリーブ64は、締まり嵌めによりシュラウド本体に連結することができ、それは、内側シュラウド要素に半径方向内向きの予荷重をかける。図1は、外側スリーブ64とともに、内側シュラウド要素54aおよび54bの一例を示している。
上述したロータアセンブリは、シュラウド本体238と第2ロータとの間にのみ相対的な運動が生じるように、シュラウド本体238が第1ロータに対して固定される構成とすることができる。この実施形態の一態様では、シュラウド本体238は、第1ロータ240の本体と一体およびモノリシックである。
ロータアセンブリは、第1および第2ロータの軸とは異なる軸を中心にシュラウド本体が回転するように、構成することができる。
一実施形態では、シュラウド本体が、ラジアルポートを規定する1またはそれ以上の面236を備え、ラジアルポートは、回転の一部分の間にロータローブ240によって塞がれ、ポートがロータ240/242の谷間250と一直線となる回転の残りの部分で開放されるように、形成されている。ロータアセンブリは、回転のフェーズの一部またはすべての期間、所与のポートが開放されるように、ポートが配置される構成とすることができ、ポートが流体入口または流体出口として機能するように、関連するローブ間のボリュームが徐々に増加する構成とすることができる。
ロータアセンブリは、ロータの外側球面が、シュラウドの内側球面と係合する、図3乃至図5に示すような複数の周方向を向くシールを備えるように構成することができる。シール部材は、メカニカルシールまたはポリマリップシールのようなポジティブ接触シールを含むことができる。代替的には、シール部材は、ラビリンスシールまたはガス潤滑メカニカルシールのような非接触シールを含むことができ、あるいは1のロータまたは各ロータ上で単一の一体型および/またはモノリシックシール部材とすることもできる。別の態様では、シールには、図1に示すように、複数のS字状のシール257が含まれ、それらは、図4のシール74として一態様では示される。それらシール部材は、複数の“S”字状のシールを含み、シール本体自体が一方向に湾曲して、シュラウドの内側切頭球面と接触する。この実施形態では、ロータアセンブリは、1またはそれ以上のロータが、各ロータローブのアペックスに放射溝を含むように構成することができ、放射溝内には、シュラウド本体238の内側ボール面および内面256に係合するとともに、他方のロータのローブに係合するように動作可能に構成された複数のシール本体が取り付けられる。一態様では、このシールが他方のロータにその長いエッジで接触するが、一端でシュラウドの内部に、他端で中心ボール面にも接触することができる。この構成は、請求項22に記載のロータアセンブリを利用することができ、この場合には、連続シール体として機能するように、アペックスシールが周方向を向くシールと接触する。ローブの先端で溝内に位置するシール(アペックスシール)は、結合部を流体が通過することがないように、周方向シールと接触する必要がある。一態様では、アペックスシールおよび周方向シールは、ローブの所与のセット間のボリュームの変化を禁止する連続的なシーリングラインを含むように、相互作用する。
一態様では、図19乃至図24に示すように、シール部材が、複数の平面シール258を含み、そこでは、シール本体自体が、湾曲したラジアル外面260を有して、シュラウドの内側切頭球面と接触する。そのような平面的な周方向シール258は、ロータ264に形成されたシール溝262内に嵌入する。一態様では、表面が窪みまたは穴266を規定し、そこで各シール部分が出会う。それら穴266は、ワンケルエンジンのコーナーシールと機能が類似している。
一態様では、図24および図25に示すような円筒状アペックスシール270が使用され、これらは、球面276/278を二等分する平面内に横たわる中心線を有し、ロータ274の後面272と平行である。このような円筒状のアペックスシール270を使用すると、2、3の利点が得られる。先ず、そうでなければ中心ボール276上でのロータローブの組み立てを困難にするであろうロータローブ先端の突出部分が、ロータローブ先端のアペックスシールスロットによって切り取られるように、円筒状のアペックスシールの直径を十分に大きく形成することができる。ローブ先端の突出部分は、ボール276の中心線280よりも遠くにローブが突出する場合に、問題となる。漏れ経路を形成することなくボール276をソケット282内に入れるのが困難になるため、組立は問題を伴う。
第2の利点は、円筒状のアペックスシール270が、上述したように、球面276/278を二等分する面上にあるため、円筒状のアペックスシール270のリム284が外側および内側球面の両方にしっかりと嵌って回転対称を維持するように、円筒状のアペックスシール270の端部を、容易に中空にすることができる。この構成は、円筒状のアペックスシールの機械加工を従来の構成よりも遥かに容易なものとする。
円筒状のアペックスシールの第3の利点は、円筒状のアペックスシール270が上述したように球面を二等分する平面280上にあるため、シール間隔を変えることなく、円筒がそれらの軸を中心に回転できることである。回転シールは、摩耗が少なくなる傾向があり、また摩耗面286が線ではなく凹みであるため、より均等に摩耗することとなる。一態様では、シールは、回転中の適切なシーリングに必要とされる回転対称を有することを可能にするために、球面を二等分する平面上にある。
図25および図27は、凹凸のある端部286/288を有する円筒状シールを示している。これら端部の窪み286/288は、係合する球面(ボール276)と同じ半径を有するか、あるいはリム284のみが係合面276に接触するように、円錐のようなより簡素な形状に切り取ることができる。
一実施形態において、図8に示す構成要素と組み合わせた場合にロータアセンブリは非常に有用であり、その場合には、第1ロータ240および第2ロータ242のローブ間の高圧流体による負荷が、関連するロータの後部からスラストベアリングを介して、ハウジングにキーで固定される図7のくさび形プレート144へと伝達され、その後、別のスラストベアリングを介して、シャフトに引張荷重が作用するようにシャフトに固定的に取り付けられてシャフトとともに回転するプレートへと伝達される。くさび形プレートは、一態様では、デバイスのハウジングに対して回転固定される。くさびの角度は、ハウジングに対して固定された角度で、傾いたロータを維持する。くさび形プレートは、一態様では、軸方向に浮くように構成することができるが、シャフトとともに回転するのを防止するために、ハウジングにピンで留めるか、キーで固定すべきである。
また、ロータアセンブリは、上述した割り出しシステム(インデクシングシステム)の一つのようなロータ割り出しデバイスを含むことができる。割り出しデバイスは、図12に示すように、第1および/または第2ロータ240/242の少なくとも一方とシュラウド本体238との間でトルクを伝達するために、シュラウドと一体化させることができる。楕円スロット230は、シュラウドがインデクサとして機能することができるように、シュラウドの球面に切り込まれるものであってもよい。これは、図10に示す実施形態とは異なるものであり、この場合、中心のボールにスロット200が切り込まれる。割り出しデバイスは、図13に示す割り出しシステムと同様のものにすることができ、その場合、ロータ割り出しデバイスが、ロータ240/242の外面252およびシュラウド内側球面256の両方に設けられるほぼ楕円のトラック220/230に転がり込むように構成された球状のボール212からなる。代替的には、割り出しデバイスが、シュラウド本体内側球面および外面の両方または少なくとも1のロータに形成された図1のほぼ正弦波状のトラック28に転がり込むように構成された球状のボールからなるものであってもよい。その他の実施形態では、トロコイド歯車、インボリュート歯車およびくぎスライダ/ローラインデクサを使用することもできる。決定的な特徴は、各種類の割り出しシステムの一方の半部がシュラウドに組み込まれるものとすることであり、歯車インデクサ、くぎ型のシステムあるいはボールベアリングシステムの半部とすることも可能である。ボールベアリングインデクサのみが図面に示されているが、2009年9月16日に出願された米国特許出願第12/560,674号に見られるような、その他の種類のインデクサも従来より良く知られている。この米国特許出願の内容は、引用により本明細書に援用されるものである。
本発明を幾つかの実施形態の記載により説明するとともに、例示的な実施形態を詳細に説明してきたが、添付の請求項の範囲をそのような細部構成に制限または多少なりとも限定することを出願人は意図するものではない。上記実施形態の具体的な構成要素は、様々な組合せ方法で組み合わせることができ、例えば、図9のロータを図1のシュラウドと組み合わせることも可能である。添付の請求項の範囲内の追加的な利点および変更は、当業者に容易に明らかなものとなるであろう。したがって、本発明はそのより広い側面において、具体的な細部構成、代表的な装置および方法、および開示および記載した例示的な実施例に限定されるものではない。すなわち、出願人の一般概念の範囲または趣旨から逸脱することなく、そのような細部構造に変更を加えることができる。

Claims (28)

  1. ロータアセンブリにおいて、
    a.第1ロータの後部分からスラスト荷重が第1スラストベアリングを介して伝達されるシャフトであって、その回転軸が前記第1ロータの回転軸と平行ではないシャフトと、
    b.第1スラストベアリングであって、その回転軸が前記第1ロータの回転軸と同軸上にあり、くさび形プレートに作用する第1スラストベアリングと、
    c.前記第1ロータの回転軸と前記シャフトの回転軸との間の角度に等しいくさび角度を有するくさび形プレートであって、第2スラストベアリングに対して作用するくさび形プレートと、
    d.前記シャフトの回転軸と同軸の回転軸を有する第2スラストベアリングとを備え、
    e.前記第2スラストベアリングが、前記シャフトに固定的に取り付けられた第2スラストプレートに対して作用することを特徴とするロータアセンブリ。
  2. 請求項1に記載のロータアセンブリにおいて、
    前記シャフトに引張荷重をかけるように構成された荷重ベアリング要素によって、前記第1ロータに作用するスラスト荷重が、前記シャフトに伝達されることを特徴とするロータアセンブリ。
  3. ロータアセンブリにおいて、
    a.少なくとも第1ロータおよび第2ロータを含む複数のロータを備え、前記第1ロータおよび前記第2ロータが、それぞれ共直線からオフセットした中心軸を持つとともに、ローブおよび谷間を有し、
    b.前記第1ロータおよび前記第2ロータの各々が、球面の一部を構成する外面を有し、それら外側球面が共通の中心を共有するように配置され、
    c.前記ロータの外側球面を取り囲むように動作可能に構成された内側球面を有するシュラウド本体を備え、前記シュラウド本体が、前記ロータと同じ方向に所定の角速度で回転し、
    d.前記ローブ間の高圧流体による荷重が、関連するロータの後部からスラストベアリングを介して、ハウジングにキーで固定されるくさび形プレートへと伝達され、その後、別のスラストベアリングを介して、シャフトに引張荷重がかかるように固定的に取り付けられて当該シャフトとともに回転するプレートへと伝達されることを特徴とするロータアセンブリ。
  4. 請求項3に記載のロータアセンブリにおいて、
    前記シュラウド本体が、前記第1ロータおよび/または第2ロータの外側球面上での組立を容易にするために、軸方向に分割された複数の内側シュラウド要素を含むことを特徴とするロータアセンブリ。
  5. 請求項4に記載のロータアセンブリにおいて、
    前記シュラウド本体が、周縁スリーブにより支持されて、前記シュラウド本体からの半径方向力が前記スリーブにフープ応力として取り込まれることを特徴とするロータアセンブリ。
  6. 請求項3に記載のロータアセンブリにおいて、
    前記シュラウド本体が、前記ロータの外側球面上での組立を容易にするために、周方向に分割された複数の内側シュラウド要素を含むことを特徴とするロータアセンブリ。
  7. 請求項6に記載のロータアセンブリにおいて、
    前記シュラウド本体が、当該シュラウド本体とともに回転するスリーブにより取り囲まれて、前記シュラウド本体からの半径方向力が前記スリーブにフープ応力として取り込まれることを特徴とするロータアセンブリ。
  8. 請求項7に記載のロータアセンブリにおいて、
    前記スリーブが前記シュラウド本体に締まり嵌めによって連結され、それが内側シュラウド要素に半径方向内向きの予荷重をかけることを特徴とするロータアセンブリ。
  9. 請求項3に記載のロータアセンブリにおいて、
    前記シュラウド本体が、当該シュラウド本体と前記第2ロータとの間のみに相対運動が生じるように、前記第1ロータに対して固定されていることを特徴とするロータアセンブリ。
  10. 請求項6に記載のロータアセンブリにおいて、
    前記シュラウド本体が、前記第1ロータの本体と一体化されてモノリシックであることを特徴とするロータアセンブリ。
  11. 請求項3に記載のロータアセンブリにおいて、
    前記シュラウド本体が、前記第1および第2ロータの軸とは異なる軸を中心に回転することを特徴とするロータアセンブリ。
  12. 請求項3に記載のロータアセンブリにおいて、
    前記シュラウド本体が、ラジアルポートを規定する1またはそれ以上の面を備え、前記ラジアルポートが、回転の一部分の間に前記第1ロータまたは前記第2ロータのローブによって閉塞されるが、回転の残りの部分の間はローブによって閉塞されないように形作られていることを特徴とするロータアセンブリ。
  13. 請求項12に記載のロータアセンブリにおいて、
    前記ポートが、前記第2ロータのローブによって閉塞されることを特徴とするロータアセンブリ。
  14. 請求項12に記載のロータアセンブリにおいて、
    前記ポートが流体入口として機能するように、関連するローブ間のボリュームが次第に増加していることを特徴とするロータアセンブリ。
  15. 請求項12に記載のロータアセンブリにおいて、
    前記ポートが流体出口として機能するように、関連するローブ間のボリュームが次第に減少していることを特徴とするロータアセンブリ。
  16. 請求項3に記載のロータアセンブリにおいて、
    前記ロータの外側球面が、周方向を向く複数のシールを含み、それらが前記シュラウドの内側球面と係合することを特徴とするロータアセンブリ。
  17. 請求項16に記載のロータアセンブリにおいて、
    前記シール部材が、メカニカルシールおよびポリマリップシールからなる群から選択されるポジティブ接触シールを含むことを特徴とするロータアセンブリ。
  18. 請求項16に記載のロータアセンブリにおいて、
    前記シール部材が、ラビリンスシールおよびガス潤滑メカニカルシールからなる群から選択される非接触シールを含むことを特徴とするロータアセンブリ。
  19. 請求項16に記載のロータアセンブリにおいて、
    前記シール部材が、単一のモノリシックシール部材からなることを特徴とするロータアセンブリ。
  20. 請求項16に記載のロータアセンブリにおいて、
    前記シール部材が、前記第1ロータおよび/または前記第2ロータと一体化されてモノリシックであることを特徴とするロータアセンブリ。
  21. 請求項16に記載のロータアセンブリにおいて、
    前記シール部材が、複数のS字状シールを含むことを特徴とするロータアセンブリ。
  22. 請求項3に記載のロータアセンブリにおいて、
    円筒状のアペックスシールを備え、このアペックスシールが、前記ロータの後面に平行な中心線を有し、前記ロータ上に取り付けられていることを特徴とするロータアセンブリ。
  23. 請求項16に記載のロータアセンブリにおいて、
    前記シール部材が、複数の平面状シールを含み、シールの本体自体が、一方向に湾曲して、前記シュラウドの内側切頭球面と接触することを特徴とするロータアセンブリ。
  24. 請求項3に記載のロータアセンブリにおいて、
    1またはそれ以上のロータが、各ロータローブの先端に放射溝を備え、その中に、対向するロータのローブと係合し、かつ内側球面および内側シュラウド本体面と係合するように動作可能に構成された複数のシール本体が取り付けられることを特徴とするロータアセンブリ。
  25. 請求項24に記載のロータアセンブリにおいて、
    前記アペックスシールが、連続シール体として機能するように、周方向を向くシールに接触することを特徴とするロータアセンブリ。
  26. 請求項3に記載のロータアセンブリにおいて、
    ロータ割り出しデバイスを備え、このロータ割り出しデバイスが、前記シュラウドと一体化されて、前記第1ロータおよび/または前記第2ロータの少なくとも一方と前記シュラウド本体との間でトルクを伝達することを特徴とするロータアセンブリ。
  27. 請求項26に記載のロータアセンブリにおいて、
    前記ロータ割り出しデバイスが、前記シュラウドの内側切頭球面と前記ロータ外径部の双方に切り込まれたほぼ楕円形のトラックに転がり込むように構成された球状ボールにより構成されることを特徴とするロータアセンブリ。
  28. 請求項26に記載のロータアセンブリにおいて、
    前記割り出しデバイスが、前記シュラウド本体の内側球面および外面または少なくとも1のロータの双方に切り込まれたほぼ正弦波形のトラックに転がり込むように構成された球状ボールにより構成されることを特徴とするロータアセンブリ。
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