JP5911174B2 - Subframe for vehicle - Google Patents
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Description
本発明は、前輪用の懸架装置を支持し、車両前後方向に延びる左右のサイドフレーム側に取付けられる車両用サブフレームに関する。 The present invention relates to a vehicle subframe that supports a suspension device for front wheels and is attached to the left and right side frames extending in the vehicle front-rear direction.
車両用サブフレームには、車幅方向に間隔を置いて配置され車両前後方向に延在する一対のサイドメンバと、これらのサイドメンバの前端を連結する前クロスメンバと、サイドメンバの後端を連結する後クロスメンバとから構成され、前クロスメンバの前方に、下方又は斜め前方に向けて突出した突起部材が設けられたものがある。 The vehicle subframe includes a pair of side members that are arranged at intervals in the vehicle width direction and extend in the vehicle front-rear direction, a front cross member that connects the front ends of these side members, and a rear end of the side members. There is a rear cross member that is connected, and a protrusion member that protrudes downward or obliquely forward is provided in front of the front cross member.
この車両用サブフレームによれば、前クロスメンバに下方又は斜め前方に向けて突出した突起部材(乗り上げ構造)が設けられたので、後退しながら段差を下りる際に、例えば、前クロスメンバの前方にあるラジエータと路面との接触を防止することが可能である(例えば、特許文献1参照。)。 According to this vehicular subframe, since the front cross member is provided with the protruding member (riding structure) protruding downward or obliquely forward, when moving down the step while retreating, for example, the front of the front cross member It is possible to prevent contact between the radiator and the road surface (see, for example, Patent Document 1).
また、車両用サブフレームには、アルミニウム合金のダイカスト製品及び押出し材を組合わせて形成することで略井桁形状若しくは略矩形のフレームに構成され、略井桁形状若しくは略矩形のコーナに配置する左右の前継手部及び左右の後継手部と、これらの継手部で繋がれる左右の縦メンバ及び前後のクロスメンバとを備えたものがある。 In addition, the vehicle sub-frame is formed by combining aluminum alloy die-cast products and extruded materials to form a substantially cross-girder shape or a substantially rectangular frame, and the left and right sides arranged in a substantially cross-girder shape or a substantially rectangular corner. Some include a front joint part and left and right rear joint parts, and left and right vertical members and front and rear cross members connected by these joint parts.
この車両用サブフレームによれば、アルミニウム合金のダイカスト製品及び押出し材を組合わせて形成したので、実仕様にそくしたフレーム構成が可能であり、部分的にフレームの剛性を向上することが可能である(例えば、特許文献2参照。)。 According to this subframe for a vehicle, since it is formed by combining an aluminum alloy die-cast product and an extruded material, it is possible to construct a frame that conforms to actual specifications and to partially improve the rigidity of the frame. (For example, refer to Patent Document 2).
特許文献1の車両用サブフレームでは、前クロスメンバの前方に別体の突起部材(乗り上げ構造)が設けられている。このため、車両用サブフレームの構成が煩雑となる。
In the vehicle subframe of
特許文献2の車両用サブフレームでは、アルミニウム合金のダイカスト製品及び押出し材を組合わせて形成されている。すなわち、前のクロスメンバには、押出し材(アルミニウムの展伸材)が用いられている。
The vehicle sub-frame of
上記のように組合わせ構造にすると、ボルト締結や溶接で結合することが必要となる。ボルト結合の場合は部品点数が増加するとともに、車体重量が増加する。溶接で結合する場合には入熱による歪で精度を保つことが困難である。 When the combined structure is used as described above, it is necessary to couple by bolt fastening or welding. In the case of bolt connection, the number of parts increases and the vehicle weight increases. When joining by welding, it is difficult to maintain accuracy due to distortion caused by heat input.
本発明は、部品点数の削減を図ることができ、車体の軽量化を図ることができるとともに、部品精度の向上を図ることができる車両用サブフレームを提供することを課題とする。また、車両用サブフレームに突起部材のような乗り上げ構造を付設する場合に、乗り上げ構造を簡素に構成できる車両用サブフレームを提供することを課題とする。 It is an object of the present invention to provide a vehicle subframe that can reduce the number of parts, reduce the weight of the vehicle body, and improve the precision of the parts. It is another object of the present invention to provide a vehicle subframe that can be simply configured when a ride structure such as a protruding member is attached to the vehicle subframe.
請求項1に係る発明は、前輪用の懸架装置を支持し、車両前後方向に延びる左右のサイドフレームに取付けられる車両用サブフレームにおいて、車両用サブフレームのクロスメンバの前縁は、前縁の前端から後端に向けて下方に傾斜した傾斜部を有し、前縁は、車両前後方向に幅を有する部分であり、車幅方向に延び斜め前方に開口する空間部と、空間部を車幅方向に複数に区画する複数のリブとを有し、傾斜部は、複数のリブに形成されることを特徴とする。
The invention according to
本発明は以下の効果を奏する。
請求項1に係る発明では、車両用サブフレームは、前輪用の懸架装置を支持し、車両前後方向に延びる左右のサイドフレームに取付けられる。車両用サブフレームのクロスメンバの前縁は、前縁の前端から後端に向けて下方に傾斜した傾斜部を有するので、別部材を用いることなく、車両用サブフレームの前方下端に乗り上げ構造を構成できる。これにより、車両用サブフレームを、例えばアルミニウム合金のダイカスト製品及び押出し材等の展伸材を組合わせて形成することなく、車両走行中に縁石などに乗り上げたときに衝撃の少ない車両用サブフレームをアルミニウムの鋳造品で一体成形することができる。この結果、組合わせ構造で車両用サブフレームを形成する場合に比べ、部品点数の削減を図ることができるとともに、車体の軽量化を図ることができる。また、一体成形なので溶接で組合せる場合に比べ部品精度を向上することができる。
The present invention has the following effects.
In the invention according to
また、請求項1に係る発明では、前縁は、車両前後方向に幅を有する部分である。前縁に、車幅方向に延び斜め前方に開口する空間部と、空間部を車幅方向に複数に区画する複数のリブとを有し、傾斜部は、複数のリブに形成されるので、車両用サブフレームの乗り上げ構造である縁部を簡易に構成することができる。また、縁部に空間部を有し、空間部の中を複数のリブで区画する構造なので、車体の軽量化を図ることができる。
In the invention according to
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
図1〜図3に示されたように、車両10は、車体11に、車両前後方向に延びる左右のフロントサイドフレーム(左右のサイドフレーム)15と、左右のフロントサイドフレーム15の車幅内方から車両後方向に延びる左右のフロアフレーム17と、左右のフロントサイドフレーム15側に支持されるサブフレーム(車両用サブフレーム)20と、サブフレーム20の側部に支持される左右の懸架装置18(右の懸架装置は不図示)と、サブフレーム20に載置されるステアリング装置19と、図示しないパワーユニットを支持するトルクロッド22とを備える。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
なお、車両10は、左ハンドルの車両である。また、サブフレーム20は、車両10の前部に設けられ、懸架装置18、ステアリング装置19のギヤボックス47やパワーユニット(不図示)などを支持するフロントサブフレームである。
The
フロントサイドフレーム15は、車両前方に設けられ車両後方に直線的に延びる直線部26と、車両後方に設けられ車両後方に向けて下傾斜させたサイドフレーム傾斜部27と、直線部26の前部から車両前方且つ車幅外方に向けて斜めに延びる延出部28とからなる。
The
直線部26の後部は、サブフレーム20の前端を支持する前端支持部32が設けられる。サイドフレーム傾斜部27の後部は、車幅方向に連結部材16が設けられ、連結部材16にサブフレーム20の後端を支持する後端支持部33が設けられる。
The rear portion of the
後端支持部33は、サブフレーム20の後端は、連結部材16を介してフロントサイドフレーム15に取付けられたものということができる。なお、連結部材16の車幅方向内側から車両後方にフロアフレーム17が延ばされる。
It can be said that the rear
懸架装置18は、前輪24のナックル25の下部を揺動自在に支持するロアアーム35と、ナックル25の上部を支持するアッパアーム(不図示)と、アッパアーム(ナックル25の上部)と車体11との間に介在したダンパユニット36とからなる。ダンパユニット36は、前輪24からの衝撃を和らげるスプリング41と、このスプリング41の伸縮を収束させるダンパ本体42とからなる。さらに、左右の懸架装置18の間に、車体11のロールを抑えるスタビライザ37が設けられている。
The
ステアリング装置19は、乗員が握るステアリングホイール44と、このステアリングホイール44から延びるステアリングシャフト45と、このステアリングシャフト45を支持するステアリングコラム46と、ステアリングシャフト45にユニバーサルジョイント43を介して接続されるギヤボックス47と、ギヤボックス47から突出されるタイロッド48,48(一方不図示)と、タイロッド48,48の車幅外方に設けられるナックルアーム49,49とからなる。
The
ギヤボックス47は、サブフレーム20に取付ける第1〜第3ボックス取付部51〜53が形成される。ステアリングシャフト45は、ホイール側シャフト54と、このホイール側シャフト54にシャフトジョイント(ユニバーサルジョイント)55を介して接続されるギヤボックス側シャフト56とからなる。
The
トルクロッド22は、加速及び減速時に、パワーユニット(不図示)などに発生する振れを止めるためのロッドである。トルクロッド22は、パワーユニット(エンジン)を支持するエンジン側支持部38と、サブフレーム20に取付けられるロッド後端取付部39とが形成される。
The
図1〜図6に示されたように、サブフレーム20は、車幅方向に延びるクロスメンバ(前横メンバ部)61と、車幅方向に延びるクロスメンバ(後横メンバ部)62と、車両前後方向に延びる左右の縦メンバ(左右の縦メンバ部)63,64と、これらのクロスメンバ61,62及び左右の縦メンバ63,64で囲まれた中央面部65とから構成される。
As shown in FIGS. 1 to 6, the
サブフレーム20は、クロスメンバ61,62、左右の縦メンバ63,64及び中央面部65が一体的に形成されたアルミニウム鋳造製(ダイカスト製)の車両用サブフレームである。
The
ここで、車両前後方向に関して寸法L1、車幅方向に関して寸法D1で示される範囲をクロスメンバ61と定義し(図6参照)、車両前後方向に関して寸法L2、車幅方向に関して寸法D1で示される範囲をクロスメンバ62と定義し、車両前後方向に関して寸法L3、車幅方向に関して寸法D2で示される範囲を左の縦メンバ(左の縦メンバ部)63と定義し、車両前後方向に関して寸法L3、車幅方向に関して寸法D3で示される範囲を右の縦メンバ(右の縦メンバ部)64と定義し、車両前後方向に関して寸法L4、車幅方向に関して寸法D1で示される範囲を中央面部65と定義する。
Here, the range indicated by the dimension L1 in the vehicle longitudinal direction and the dimension D1 in the vehicle width direction is defined as the cross member 61 (see FIG. 6), and the range indicated by the dimension L2 in the vehicle longitudinal direction and the dimension D1 in the vehicle width direction. Is defined as a
クロスメンバ61は、トルクロッド22のロッド後端取付部39を支持するロッド支持部67が形成される。クロスメンバ61の前端には、車幅方向に延びる縁部(前縁)68が形成される。クロスメンバ62は、後端に平面視で円弧状の後縁69を有する。
The
左の縦メンバ63は、フロントサイドフレーム15の前端支持部32に取付けられる前取付部71と、連結部材16の後端支持部33に取付けられる後取付部72と、ロアアーム35が揺動自在に支持されるアーム支持部73と、ギヤボックス47の第1及び第2ボックス取付部51,52をそれぞれ支持する第1及び第2支持部74,75とが形成される。
The left
前取付部71は、左の縦メンバ63から一体的に上方に延びる腕部77と、別ピースで形成された取付ピース78とからなる。前取付部71は、フロントサイドフレーム15の前端支持部32にボルト91で支持される。後取付部72は、連結部材16の後端支持部33にボルト92で支持される。ギヤボックス47は、第1及び第2支持部74,75にそれぞれボルト94,95で締結される。
The front mounting
右の縦メンバ64は、フロントサイドフレーム15の前端支持部32に取付けられる前取付部81と、連結部材16の後端支持部33に取付けられる後取付部82と、ロアアーム35が揺動自在に支持されるアーム支持部83と、ギヤボックス47の第3ボックス取付部53を支持する第3支持部84とが形成される。
The right
前取付部81は、右の縦メンバ64から一体的に上方に延びる腕部87と、別ピースで形成された取付ピース88とからなる。前取付部81は、フロントサイドフレーム15の前端支持部32にボルト96で支持される。後取付部82は、連結部材16の後端支持部33にボルト97で支持される。ギヤボックス47は、第3支持部84にボルト99で締結される。
The front mounting
図6に関して、懸架装置(サスペンション装置、図3参照)18の入力部104,105とトルクロッド22のロッド支持部(締結部)67を強化するために車幅方向にリブ106が設けられており、車幅方向のリブ106の前方に延びるリブ107が形成されることで、車体前後方向が強化される。
また、滑走形状のリブ(後述する複数のリブ、図7参照)102の内の一つと前方に延びるリブ107が車両前後方向で一直線に形成することで、滑走形状のリブ102を強化することができる。
なお、サブフレーム20では、滑走形状のリブ102の内の一つと前方に延びるリブ107が車両前後方向で一直線に形成したが、これに限るものではなく、滑走形状のリブを複数個形成し、前方に延びるリブを複数個形成し、これらの滑走形状のリブと前方に延びるリブのそれぞれが一直線に形成するものであってもよい。
図7〜図10に示されたように、縁部68は、車両前後方向に幅を有する部分である。詳細には、車幅方向に延び斜め前方に開口する空間部101と、空間部101を車幅方向に沿って複数に区画する複数のリブ102とを有する。複数のリブ102は、縁部68の前端68aから後端68bに向けて下方に傾斜した傾斜部103を有する。
6,
Further, the sliding-shaped
In the
As shown in FIGS. 7 to 10, the
図11(a)に示されたように、サブフレーム20の縁部68は、縁部68の前端68aから後端68bに向けて下方に傾斜した傾斜部(リブの傾斜部)103を有する。傾斜部103は、車両10が矢印a1の如く進むと、縁石S1に接近する。
As shown in FIG. 11A, the
図11(b)に示されたように、車両10が、さらに矢印a2の如く進み、縁石S1に縁部68の傾斜部103が当接すると、サブフレーム20は、傾斜部103で矢印a3の如く上方に移動することができる。これにより、サブフレーム20は、縁石S1を乗り越えることができる。すなわち、複数のリブ102は、車両前方に進むに連れてサブフレーム20を浮き上がらせる機能を有するので、滑走形状のリブであるといえる。
As shown in FIG. 11B, when the
図2、図3、図7及び図9に示されたように、サブフレーム20は、前輪24用の懸架装置18を支持し、車両前後方向に延びる左右のフロントサイドフレーム15側に取付けられる。サブフレーム20のクロスメンバ61の縁部68は、縁部68の前端68aから後端68bに向けて下方に傾斜した傾斜部103を有するので、別部材を用いることなく、サブフレーム20の前方下端に乗り上げ構造を構成できる。
As shown in FIGS. 2, 3, 7, and 9, the
これにより、サブフレーム20を、例えばアルミニウム合金のダイカスト製品及び押出し材等の展伸材を組合わせて形成することなく、車両走行中に縁石などに乗り上げたときに衝撃の少ないサブフレーム20をアルミニウムの鋳造品で一体成形することができる。この結果、組合わせ構造で車両用サブフレームを形成する場合に比べ、部品点数の削減を図ることができるとともに、車体11の軽量化を図ることができる。また、一体成形なので溶接で組合わせる場合に比べ部品精度を向上することができる。
Accordingly, the
なお、展伸材(wrought products )とは、圧延、押出し、引抜き、鍛造などの熱間又は冷間の塑性加工によって造られた板、条、管、棒、線などの製品の総称である。 Note that wrought products are a general term for products such as plates, strips, pipes, bars, wires and the like made by hot or cold plastic working such as rolling, extruding, drawing, and forging.
縁部68は、車両前後方向に幅を有する部分である。縁部68に、車幅方向に延び斜め前方に開口する空間部101と、空間部101を車幅方向に複数に区画する複数のリブ102とを有し、傾斜部103は、複数のリブ102に形成されるので、サブフレーム20の乗り上げ構造である縁部68を簡易に構成することができる。また、縁部68に空間部101を有し、空間部101の中を複数のリブ102で区画する構造なので、車体11の軽量化を図ることができる。
The
図12〜図14に実施例2のサブフレーム(車両用サブフレーム)120が示される。サブフレーム120は、車幅方向に延びるクロスメンバ(前横メンバ部)121と、車幅方向に延びるクロスメンバ(後横メンバ部)122と、車両前後方向に延びる左右の縦メンバ(左右の縦メンバ部)123,124と、これらのクロスメンバ121、クロスメンバ122及び左右の縦メンバ123,124で囲まれた中央面部125とから構成される。
12 to 14 show a subframe (vehicle subframe) 120 according to the second embodiment. The
サブフレーム120は、クロスメンバ121,122、左右の縦メンバ123,124及び中央面部125が一体的に形成されたアルミニウム鋳造製の車両用サブフレームである。
The
クロスメンバ121の前端には、車幅方向に延びる縁部(前縁)128が形成される。縁部128は、中央が車両前方に向けて凸状に形成されている。クロスメンバ122は、後端に平面視で円弧状の後縁129を有する。サブフレーム120は、実施例1のサブフレーム(車両用サブフレーム)20(図6参照)に比べ、縁部(前縁)128の形状が異なる。他の部位は略同一構成の部材である。
An edge (front edge) 128 extending in the vehicle width direction is formed at the front end of the
縁部128は、車両前後方向に幅を有する部分である。詳細には、車幅方向に延び斜め前方に開口する空間部131と、空間部131を車幅方向に沿って複数に区画する複数のリブ132とを有する。複数のリブ132は、縁部128の前端128aから後端128bに向けて下方に傾斜した傾斜部133を有する。
The
また、サブフレーム120は、実施例1のサブフレーム(車両用サブフレーム)20(図6参照)に比べ、縁部(前縁)128の傾斜部133の形状も異なる。傾斜部133は、車両前方に向けて凸状に湾曲して形成される。すなわち、傾斜部133は、湾曲部とも呼べる。
Further, the
実施例2のサブフレーム120では、縁部128は中央が車両前方に向けて凸状に形成されているので、縁部128は、縁石S2にサブフレーム120の中央から乗り上げていく。これにより、サブフレーム120に加わる衝撃が少ないものと考えられ、サブフレーム120の耐久性の向上を図ることができる。
サブフレーム120では、縁部128の中央部分に車両後方向に延びるリブ137,138が形成されたので、サブフレーム120の中央部分の強度及び剛性の向上を図ることができる。
In the
In the
また、縁石S2に複数のリブ132が当接すると、リブ132は縁石S2で削られていく。そこで、実施例2のサブフレーム120では、傾斜部(湾曲部)133が、車両前方に向けて凸状に湾曲して形成されるので、車両前方に進むに連れてサブフレーム120を浮き上がらせる機能を有する滑走形状のリブ132を、長持ちさせることができる。
Further, when the plurality of
尚、本発明に係る車両用サブフレームは、図2に示すように、フロントサブフレームであったが、これに限るものではなく、リヤサブフレームであってもよい。
また、車両用サブフレームには、実施例1,2で示したリヤビーム式ものと、従来技術(特開2007−186120号公報若しくは特開2005−289126号公報参照)で示した井桁式のものがあり、本発明に係る車両用サブフレーム20,120では、クロスメンバ61,121の前縁68,128の滑走形状のリブ102,132が設けられたが、これに限るものではなく、従来技術で示した井桁式の車両用サブフレームにおいて、前のクロスメンバの前縁に滑走形状のリブを設けるものであってもよい。
さらに、車両用サブフレームは、実施例1,2で示したが、これらの実施例を適宜組み合わせることを妨げるものではない、
The vehicle subframe according to the present invention is a front subframe as shown in FIG. 2, but is not limited thereto, and may be a rear subframe.
Further, the vehicle sub-frame includes a rear beam type shown in the first and second embodiments and a cross beam type shown in the prior art (refer to Japanese Patent Laid-Open No. 2007-186120 or Japanese Patent Laid-Open No. 2005-289126). In addition, in the
Furthermore, although the sub-frame for vehicles was shown in Examples 1 and 2, it does not preclude combining these examples as appropriate.
本発明に係る車両用サブフレームは、図7及び図13に示すように、複数のリブ102,132が形成されたが、リブ102,132の数は任意である。
As shown in FIGS. 7 and 13, the vehicle subframe according to the present invention has a plurality of
本発明に係る車両用サブフレームは、図12〜図14に示すように、縁部128は中央が車両前方に向けて凸状に形成されたが、これに限るものではなく、縁部は中央が車両前方に向けて凹状に形成されるものであってもよい。
In the vehicle subframe according to the present invention, as shown in FIGS. 12 to 14, the
この場合にも、縁部128の中央が車両前方に向けて凸状に形成されたサブフレーム120と同様に、サブフレームが縁石等に当接するときのサブフレームに加わる衝撃が少ないものと考えられ、サブフレームの耐久性の向上を図ることができる。
Also in this case, it is considered that the impact applied to the subframe when the subframe abuts against the curbstone or the like is small, like the
本発明に係る車両用サブフレームは、図12〜図14に示すように、傾斜部(湾曲部)133が、車両前方に向けて凸状に湾曲して形成されることで、縁石等の障害物に対して確実に当てることができ、より障害物を乗り越えやすくすることができる。
また、本発明に係る車両用サブフレームでは、傾斜部(湾曲部)133が、車両前方に向けて凸状に湾曲して形成されたが、これに限るものではなく、傾斜部(湾曲部)は、車両前方に向けて凹状に湾曲して形成されるものであってもよい。
As shown in FIGS. 12 to 14, in the vehicle subframe according to the present invention, the inclined portion (curved portion) 133 is formed to be curved in a convex shape toward the front of the vehicle. It is possible to reliably hit against an object and to make it easier to get over an obstacle.
Further, in the vehicle subframe according to the present invention, the inclined portion (curved portion) 133 is formed to be convexly curved toward the front of the vehicle. However, the present invention is not limited to this, and the inclined portion (curved portion). May be formed to be concavely curved toward the front of the vehicle.
この場合には、一般的に、縁石の角部は曲線状を呈しているので、縁石の曲面に傾斜部(湾曲部)を沿わせることができ、サブフレームにかかる衝撃を低減することができる。 In this case, generally, since the corner portion of the curb has a curved shape, the inclined portion (curved portion) can be along the curved surface of the curb, and the impact on the subframe can be reduced. .
本発明に係る車両用サブフレームは、セダンやワゴンなどの乗用車に採用するのに好適である。 The vehicle subframe according to the present invention is suitable for use in passenger cars such as sedans and wagons.
10…車両、15…左右のフロントサイドフレーム(左右のサイドフレーム)、18…懸架装置、20…サブフレーム(車両用サブフレーム)、24…前輪、61…クロスメンバ、68…縁部(前縁)、101…空間部、102…複数のリブ(滑走形状のリブ)、103…傾斜部。
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記車両用サブフレームのクロスメンバの前縁は、該前縁の前端から後端に向けて下方に傾斜した傾斜部を有し、
前記前縁は、
車両前後方向に幅を有する部分であり、車幅方向に延び斜め前方に開口する空間部と、前記空間部を車幅方向に複数に区画する複数のリブとを有し、
前記傾斜部は、前記複数のリブに形成されることを特徴とする車両用サブフレーム。 In the vehicle sub-frame that supports the suspension device for the front wheels and is attached to the left and right side frames extending in the vehicle longitudinal direction,
The front edge of the cross member of the sub-frame for the vehicle, have a sloped portion inclined downwardly toward the rear from the front end of the front edge,
The leading edge is
A portion having a width in the vehicle front-rear direction, having a space portion extending in the vehicle width direction and opening obliquely forward, and a plurality of ribs dividing the space portion into a plurality in the vehicle width direction;
The inclined portion is formed in the plurality of ribs .
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