JP5910551B2 - フレーム伝送装置 - Google Patents

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本発明は、データ通信技術に関し、特にフレーム伝送装置に関する。
複数の伝送装置が接続された通信システムにおける保守作業では、これらの装置間に設けられた回線の一部を使用してローカル装置とリモート装置を接続し、ローカル装置からリモート装置へのログインを実行することがある。その際に、主信号を伝送するための運用回線を使用すると通信システムの回線容量に影響するため、フレーム間ギャップ等の空き回線を使用して接続することがあった。このような主信号の伝送では未使用の論理的な回線を、以下「インバンド回線」と呼ぶ。
特開2007−189476号公報
図1はインバンド回線の帯域を示す。例えば、項番1に示すように10ギガビット・イーサネット(登録商標)であっても、インバンド回線の帯域は2720Kbps程度である。このようにインバンド回線は回線容量が比較的小さく、リモート装置で構成された画像等を含む画面データの転送に時間を要し、リモート装置の画面を表示するレスポンスが悪くなることがあった。また、ローカル装置から複数台のリモート装置に接続する場合は、インバンド回線での転送データ量が一層増加し、画面表示のレスポンスが一層悪化することがあった。その結果、リモート装置の画面の操作性が低下し、操作ミスを誘発することもあった。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、その主な目的は、インバンド回線を介してリモート装置の画面を表示する際のレスポンスを向上するための技術を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のフレーム伝送装置は、外部装置が提供する画面に配置され、情報を表示する複数のアイテムとして、表示内容が予め固定された固定アイテムと、表示内容が変動する変動アイテムを保持するアイテム保持部と、変動アイテムで表示すべき情報の提供を要求するコマンドを保持するコマンド保持部と、ユーザ端末から外部装置の画面の提供要求を受け付ける要求受付部と、要求された画面に変動アイテムが含まれる場合に、インバンド回線を介して外部装置へコマンドを送信し、インバンド回線を介して外部装置から変動アイテムで表示すべき情報を取得する情報取得部と、アイテム保持部に予め保持された情報を設定した固定アイテムと、情報取得部により取得された情報を設定した変動アイテムを配置した外部装置の画面を生成する画面生成部と、アウトバンド回線を介してユーザ端末へ画面生成部が生成した画面を送信する画面提供部と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、システム、プログラム、プログラムを格納した記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、インバンド回線を介してリモート装置の画面を表示する際のレスポンスを向上することができる。
インバンド回線の帯域を示す図である。 実施の形態のフレーム伝送システムの構成を示す図である。 図2のローカル装置の機能構成を示すブロック図である。 リモート画面の例を示す図である。 コマンド保持部が保持するコマンド情報を示す図である。 ローカル装置の動作を示すフローチャートである。
図2は、実施の形態のフレーム伝送システムの構成を示す。フレーム伝送システム100では、複数台のフレームの伝送装置が伝送路を介して接続される。フレーム伝送システム100は例えばイーサネット網であってもよく、伝送装置は例えばレイヤ2スイッチであってもよい。複数の伝送装置のそれぞれは、自装置の動作状態や設定状態に関する情報を表示する画面であり、また保守者がそれらの情報を適宜変更するためのGUI画面を提供する。
図2の複数の伝送装置は互いに主信号を送受する。主信号は、例えばエンドユーザの拠点間で送受されるユーザフレームである。主信号を伝送するための回線を「主信号回線」とも呼ぶ。図1で示したインバンド回線の帯域は、伝送路の総帯域から、主信号の速度で示される最大伝送容量を差し引いたものと言える。
なお、インバンドは、主信号として使用しないギャップ(フレーム間ギャップ)等の帯域、または、主信号の一部を使用して、装置間で装置の監視・制御用の信号を伝送する網の名称である。インバンドを構成する回線、言い換えれば、インバンドで使用する回線を「インバンド回線」と呼ぶこととする。インバンド回線は、主信号伝送のための物理的な伝送路上に、論理的な回線として設けられてもよい。また、アウトバンドは、制御端末と装置を接続して、装置の監視・制御用の信号を伝送する網(典型的にはLAN)の名称である。アウトバンドを構成する回線、言い換えれば、アウトバンドで使用する回線を「アウトバンド回線」と呼ぶこととする。
制御端末14は、フレーム伝送システム100の管理者や保守者により操作される情報処理端末である。制御端末14は、複数の伝送装置それぞれの画面を表示し、言い換えれば、管理者や保守者がそれぞれのフレーム伝送装置を操作するための画面を表示するコンソール端末と言える。
以下、制御端末14と直接接続される伝送装置を「ローカル装置」と呼び、ローカル装置を介して間接的に制御端末14と接続される伝送装置を「リモート装置」と呼ぶ。また図2のリモート装置12a、リモート装置12b、リモート装置12c、リモート装置12dを総称してリモート装置12と呼ぶ。各伝送装置の画面に表示される情報である画面データは、制御端末14〜ローカル装置10間ではアウトバンド回線で転送される。その一方、ローカル装置10〜リモート装置12間およびリモート装置12同士では、主信号の伝送に影響を与えないようにインバンド回線で転送される。
実施の形態のローカル装置10は、リモート装置12の画面(以下、「リモート画面」と呼ぶ。)を制御端末14へ提供すべき際、表示内容が固定のアイテムには自装置内で予め保持する情報を設定する。その一方、表示内容が変動するアイテムにはインバンド回線を介してリモート装置12から動的に取得した情報を設定する。表示内容が変動するとは、リモート装置12が画面表示用に保持する情報が変化することや、アイテムで表示すべきリモート装置12の処理結果が変化することを含む。実施の形態の構成によると、インバンド回線の負荷を低減し、リモート画面表示のレスポンスを向上させる。
図3は、図2のローカル装置10の機能構成を示すブロック図である。本明細書のブロック図において示される各ブロックは、ハードウェア的には、コンピュータのCPUやメモリをはじめとする素子や機械装置、電子回路で実現でき、ソフトウェア的にはコンピュータプログラム等によって実現されるが、ここでは、それらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組合せによっていろいろなかたちで実現できることは、当業者には理解されるところである。
図3に示す構成は、リモート装置12の構成にも当てはまる。すなわち、図2のローカル装置10とリモート装置12は、制御端末14がどの伝送装置と直接接続されるか、言い換えれば、どの伝送装置とアウトバンド回線で接続されるかにより定まり、いずれの装置も同じ機能を備える。
また図3には不図示だが、ローカル装置10およびリモート装置12はコマンド実行部も備える。コマンド実行部は、インバンド回線またはアウトバンド回線を介して外部装置から送信された制御フレームを受信して、制御フレームが示すコマンドに応じた処理を実行し、その実行結果を送信元へ返信する。コマンドは例えば、CLI(CommandLine Interface)、SNMP(Simple Network Management Protocol)等のコマンドであってよい。典型的には、コマンド実行部は、受信したコマンドの実行結果として、テキストベースの情報を応答する。
ローカル装置10は、各種データ処理を実行する制御部30と、制御部によるデータ処理のための設定情報を記憶する領域であるデータ保持部20を備える。データ保持部20は、アイテム保持部22と、コマンド保持部24と、対応関係保持部26を有する。
アイテム保持部22は、リモート画面で表示される複数のアイテムのデータを保持する。複数のアイテムは、複数の情報項目を示す複数のGUIオブジェクトである。実施の形態のアイテムには、内容が変化しない情報を表示するための固定アイテム、内容が変化する情報を表示するための変動アイテム、保守者が情報を入力するための入力アイテムが含まれる。アイテム保持部22は、リモート画面のIDと対応づけて、その画面に配置すべき固定アイテム、変動アイテム、入力アイテムのデータを保持し、その画面での各アイテムの配置態様(位置や順序等)を示すレイアウト情報をさらに保持する。
ここで固定アイテムについては、アイテムそのものの画像データ(例えばアイテムの枠を示す画像)と、そのアイテムで表示すべきコンテンツ(例えば文字や画像データ)の両方を保持する。その一方、変動アイテムおよび入力アイテムについては、アイテムそのものの画像データのみを保持する。後述するように変動アイテムで表示すべきコンテンツは画面生成時に動的にリモート装置12から取得される。
図4はリモート画面の例を示す。具体的には、あるリモート装置12における最新の設定情報を示すシステム情報画面を示している。図4のリモート画面50は、アイテム51からアイテム80で示す16個のアイテムを含む。このうちアイテム51〜アイテム58は固定のテキスト(情報項目のタイトル等)を表示するものであり、内容が変化しない固定アイテムである。またアイテム60、アイテム68、アイテム74、アイテム80はボタンオブジェクトであり、これらも内容が変化しない固定アイテムである。
またアイテム62、アイテム64、アイテム70、アイテム76は、リモート装置12における最新の設定情報を表示するテキストフィールドであり、内容が変動する変動アイテムである。またアイテム66、アイテム72、アイテム78は、リモート装置12に設定すべき情報を保守者が入力するテキストフィールドであり、入力アイテムである。なおリモート画面50に、内容が変化しない静止画や動画が表示される場合、その画像データもアイテム保持部22に予め格納される。
後述の図5に関連し、アイテム60の名称は「ReadInfoButton001」、アイテム62の名称は「DevClassDispBox001」とする。また、アイテム64の名称は「SysNameDispBox001」、アイテム66の名称は「SysNameInputBox001」、アイテム68の名称は「SysNameSetButton001」とする。また、アイテム70の名称は「SysLocationDispBox001」、アイテム72の名称は「SysLocationInputBox001」、アイテム74の名称は「SysLocationSetButton001」とする。また、アイテム76の名称は「SysContactDispBox001」、アイテム78の名称は「SysContactInputBox001」、アイテム80の名称は「SysContactSetButton001」とする。
図3に戻り、コマンド保持部24は、複数のリモート装置12に対応する複数のリモート画面50について、各画面に配置される変動アイテム、入力アイテムに関するコマンド情報を保持する。具体的には、コマンド保持部24は、装置毎、画面毎、保守者の操作毎に特定のコマンドを対応づけて保持し、言い換えれば、装置・画面・操作の組み合わせごとに対応するコマンドを保持する。
実施の形態のコマンド情報には、リモート装置12において予め定められたCLIコマンドが設定される。変形例として、SNMPで規定されたコマンド(Get、GetNext、GetBulk、Set等)を設定してもよい。ローカル装置10からリモート装置12へ送信するコマンドについても同様であり、リモート装置12に対して情報提供および情報登録を指示するための各種の制御命令であってよい。
図5は、コマンド保持部24が保持するコマンド情報を示す。画面IDは、複数のリモート装置12が提供する複数の画面の中から、1つの画面を特定する識別情報である。例えば、複数のリモート装置12の中から1つのリモート装置12を特定可能で、かつ、その1つのリモート装置12が提供する複数の画面の中から1つの画面(例えば図4のシステム情報画面)を特定可能なIDである。コマンド情報では、画面に配置される変動アイテムおよび入力アイテム毎に、操作とCLIコマンドを対応づける。図5ではCLIコマンドとして、「show・・・」で示す参照系のコマンドと、「set・・・」で示す更新系・登録系のコマンドを示している。
なお実施の形態のコマンド情報では、各CLIコマンドに対して、パラメータおよび方向を規定している。パラメータは、参照系のコマンドの場合には取得された情報から必要な情報を抽出するために使用される。また更新系のコマンドの場合にはコマンドとともにリモート装置12へ送信する情報を規定するものである。変形例として参照系のコマンドであっても、コマンドとともにリモート装置12へ送信する情報を規定してもよい。方向は、主にコマンド送信後の処理を規定するものであり、例えば送信のみ実行することを規定し、また、取得した情報をアイテムに設定することを規定している。
図3に戻り、対応関係保持部26は、リモート画面のIDと、リモート装置12のアドレスとの対応づけて保持する。例えば対応関係保持部26は、リモート装置12aが提供するシステム情報画面のIDと対応づけて、リモート装置12aのIPアドレスを保持し、リモート装置12bが提供するシステム情報画面のIDと対応づけてリモート装置12bのIPアドレスを保持する。なお、IPアドレスに代えて他の種類のアドレス、例えばMACアドレス等を保持してもよいことはもちろんである。
制御部30は、主信号中継部32と、要求受付部34と、画面生成部36と、画面提供部40と、リモートアクセス部42を有する。画面生成部36は、コマンド特定部38を含む。リモートアクセス部42は、リモート情報取得部44とリモート情報登録部46を含む。
主信号中継部32は、主信号回線を介してあるリモート装置12(例えば図2のリモート装置12d)から送出された主信号フレームを受信する。主信号中継部32は、受信した主信号フレームを、主信号回線を介して別のリモート装置12(例えば図2のリモート装置12a)へ転送する。
要求受付部34は、保守者が所望するリモート画面の識別情報(例えばリモート装置12の名称と画面名称の組み合わせ)が指定された、リモート画面の提供要求を制御端末14から受信する。この提供要求では、画面オープンや、ボタン押下等の操作内容も指定される。
画面生成部36は、制御端末14から要求されたリモート画面を生成する。具体的には、アイテム保持部22を参照して、要求電文で指定された画面IDに対応づけられた固定アイテム、変動アイテム、入力アイテムを特定する。そして、それらのアイテムをレイアウト情報にしたがって配置したリモート画面データを設定する。その際、固定アイテムに対しては、アイテム保持部22に予め保持されたコンテンツデータを設定する。例えば、図4のリモート画面50では、固定アイテムであるアイテム52に対して、アイテム保持部22に保持されたラベルオブジェクトの画像とテキスト「装置種別」を設定している。
要求されたリモート画面に変動アイテムが含まれる場合、コマンド特定部38は、コマンド保持部24のコマンド情報を参照して、変動アイテムおよび操作に対応づけられたコマンド、パラメータ、方向を特定する。また、入力アイテムに対する情報入力操作が検出された場合も同様に、コマンド特定部38は、入力アイテムおよび操作に対応づけられたコマンド、パラメータ、方向を特定する。画面生成部36は、画面ID、コマンドを含むリモートアクセス指示をリモートアクセス部42に渡す。リモートアクセス指示にはコマンドの種類に応じて適宜パラメータも追加する。
画面生成部36は、リモート装置12へのアクセス結果を示す情報(後述の「リモートアクセス結果」)をリモートアクセス部42から取得し、その情報を変動アイテムのコンテンツとして設定することでリモート画面を完成させる。画面提供部40は、画面生成部36により生成されたリモート画面のデータを、アウトバンド回線を介して制御端末14へ送信することにより、保守者が所望するリモート画面を制御端末14で表示させる。
リモートアクセス部42は、画面生成部36のリモートアクセス指示に応じてリモート装置12にアクセスする。リモート情報取得部44は、リモートアクセス指示において参照系のコマンド、言い換えれば、リモート装置12からの情報取得に関するコマンドが指定された場合に、そのコマンドを含む制御フレームを、インバンド回線を介してリモート装置12へ送信して実行させる。図5では参照系のコマンドを「show・・・」で示している。
リモート情報取得部44は、対応関係保持部26を参照して、リモートアクセス指示において指定された画面IDと対応づけられたリモート装置12(ここでは「特定リモート装置」と呼ぶ。)のIPアドレスを特定する。そして、そのIPアドレスを宛先アドレスとして指定したTelnetプロトコルのIPパケット(そのIPパケットを含むレイヤ2フレームでもよい)を、インバンド回線へ出力する。このIPパケットには、リモートアクセス指示において指定されたコマンドを設定し、コマンドの種類に応じて適宜パラメータも設定する。
リモート情報取得部44は、特定リモート装置におけるコマンド実行結果を含むIPパケット(そのIPアドレスを含むイーサネットフレームでもよい)を、インバンド回線を介して特定リモート装置から受信する。リモート情報取得部44は、対応関係保持部26を参照して、IPパケットで送信元アドレスとして設定されたIPアドレスに対応づけられた画面IDを特定する。そして、リモート装置12へ送信したコマンドと、応答を示すフラグと、リモート装置12から取得したコマンド実行結果を含むリモートアクセス結果を画面生成部36に渡す。
画面生成部36は、コマンド情報を参照して、リモートアクセス結果が示すコマンドに対応づけられた変動アイテムを特定し、その変動アイテムで表示するコンテンツとして、リモートアクセス結果が示すコマンド実行結果を設定する。
なお、リモート情報取得部44が取得するコマンド実行結果は、リモート装置12が提供するCUIにおいて表示されるコマンド実行結果であってもよい。例えば、CUIの端末エミュレータを使用し、リモート装置12へTelnetでリモートログインしてコマンドを実行させた場合に、端末エミュレータ画面に表示される文字情報であってもよい。すなわち、リモート情報取得部44が取得するコマンド実行結果は、好適には変動アイテムに設定すべきテキストデータである。インバンド回線による転送データ量を低減するために、画像データ等の比較的サイズが大きいデータは除外されることが好ましい。
リモート情報登録部46は、リモートアクセス指示において更新系のコマンド、言い換えれば、リモート装置12への情報登録に関するコマンドが指定された場合に、そのコマンドを、インバンド回線を介して特定リモート装置へ送信する。これにより、特定リモート装置において情報登録処理、例えば設定変更処理を実行させる。図5では更新系のコマンドを「set・・・」で示している。リモート情報登録部46の処理はリモート情報取得部44と同様である。なお、更新系のコマンドを実行させる場合も、その実行に成功もしくは失敗した旨のコマンド実行結果を特定リモート装置から取得する。
以上の構成によるフレーム伝送システム100の動作を、ローカル装置10の動作を示す図6のフローチャートを参照しつつ説明する。なお図6のフローチャートには不図示だが、ローカル装置10は、リモート装置12との間で主信号回線を介して主信号を送受する処理を常時実行している。
まず情報取得時の動作として、リモート画面オープン(初期表示)の動作を説明する。
フレーム伝送システム100の保守者は、制御端末14で表示させたいリモート画面の識別情報、言い換えれば、リモートログインしたいリモート装置12の識別情報(装置名称等)を制御端末14へ入力する。制御端末14は、リモート画面の識別情報を指定した、リモート画面の提供要求をローカル装置10へ送信する。
ローカル装置10の要求受付部34がリモート画面の提供要求を受信すると(S10のY)、画面生成部36は、要求されたリモート画面に対応づけられた固定アイテム、変動アイテム、入力アイテムをレイアウト情報にしたがって配置することにより、リモート画面のデータを設定する(S12)。要求されたリモート画面に変動アイテムが含まれる場合(S14のY)、コマンド特定部38は、変動アイテムに対応づけられたコマンドを特定する(S16)。ここでは画面オープン操作であるため、図4で示すように、アイテム62、アイテム64、アイテム70、アイテム76に対応づけられた「show system」コマンドを特定する。
リモート情報取得部44は、インバンド回線を介して、変動アイテムで表示すべき情報をリモート装置12から取得する。具体的には、リモート画面のIDにもとづいてリモート装置12のIPアドレスを特定し、そのIPアドレスを使用してリモート装置12とのTelnetセッションを生成する(S18)。そして、そのTelnetセッションを介して、各変動アイテムに対応するコマンド(ここでは「show system」)をリモート装置12へ送信し、各変動アイテムで表示すべき情報(以下、「変動アイテム情報」と呼ぶ。)を取得する(S20)。リモート情報取得部44は、変動アイテム情報を、提供元のリモート装置12のIPアドレスにより特定される画面IDと対応づけて画面生成部36に渡す。
画面生成部36は、リモート情報取得部44から取得した画面IDにより特定されるリモート画面の変動アイテムに変動アイテム情報を設定する(S22)。具体的には、変動アイテム情報の中から、コマンド情報において各変動アイテムの適用パラメータとして規定されたパラメータ文字列に対応づけられた情報を抽出する。そして、各変動アイテムに対応する方向にしたがって、抽出した情報を各変動アイテムの表示データとして設定する。例えば、図4のアイテム62(DevClassDispBox001)については、リモート情報取得部44により取得された変動アイテム情報における「sysDescr」パラメータの情報を設定する。
画面提供部40は、画面生成部36により生成されたリモート画面のデータを、アウトバンド回線を介して制御端末14へ提供する(S24)。制御端末14は、ローカル装置10から提供されたリモート画面をディスプレイに表示させる。リモート画面に変動アイテムが含まれなければ(S14のN)、S16からS22をスキップし、画面生成部36は、アイテム保持部22が予め保持するコンテンツを用いてリモート画面を生成する。また、リモート画面の提供要求を受け付けなければ(S10のN)、S12以降をスキップして本図のフローを終了する。
次に情報更新時(情報登録時)の動作を説明する。
保守者は、制御端末14で表示されたリモート画面を確認し、所望の入力アイテムに対してデータを入力し、設定ボタンに対する選択操作を入力する。以下の例では、制御端末14のキーボードを使用してアイテム66(SysNameInputBox001)に装置名称を入力した上で、制御端末14のマウスでアイテム68(SysNameSetButton001)をクリックした場合の動作を説明する。制御端末14は、リモート画面の識別情報と、入力対象アイテム、入力文字列を指定したリモート画面の更新要求をローカル装置10へ送信する。
ローカル装置10の要求受付部34がリモート画面の更新要求を受信すると、コマンド特定部38は、指定されたリモート画面の入力対象アイテムに対応づけられたコマンド(ここでは「登録コマンド」と呼ぶ。)を特定する。ここでは登録コマンドとして「set sysname」、パラメータとして入力文字列を特定する。リモート情報登録部46は、リモート画面のIDにもとづいてリモート装置12のIPアドレスを特定し、そのIPアドレスを使用してリモート装置12とのTelnetセッションを生成する。そして、そのTelnetセッションを使用し、インバンド回線を介して、コマンド特定部38により特定された登録コマンドとパラメータをリモート装置12へ送信する。
リモート装置12は、登録コマンドを実行し、その実行結果を、インバンド回線を介してローカル装置10へ返信する。ローカル装置10のリモート情報登録部46は、登録コマンドの実行結果を画面生成部36に渡す。画面生成部36は、実行結果が成功を示す場合、コマンド情報におけるアイテム64の更新表示条件(図5、項番2、操作欄の3番目)が充足されたと判定する。以降、リモート画面のオープン時と同様の動作を実行し、すなわち「show system」コマンドをリモート装置12へ発行する。そしてアイテム64の最新情報を取得・抽出して、リモート画面におけるアイテム64の表示内容を更新する。
本実施の形態のフレーム伝送システム100によると、ローカル装置10とリモート装置12の間の制御フレームをインバンド回線を用いて送受する状況下で、リモート画面の構成要素のうち固定アイテムについてはローカル装置10が静的に保持する情報を設定し、変動アイテムのコンテンツのみ動的に取得する。これにより、インバンド回線による転送データ量を低減し、画面表示におけるレスポンスを向上させて、画面操作の円滑化、操作ミスの低減を支援する。
また、リモート装置12に対する情報登録操作およびその操作後の画面更新も、少ない転送データ量で実現できる。また、リモート画面とリモート装置12のアドレスとの対応関係を保持することで、複数台のリモート装置12の画面表示にも対応し、複数台のリモート装置12と同時に接続する場合でも、インバンド回線の負荷の増大を抑制できる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せによりいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
上述した実施の形態および変形例の任意の組み合わせもまた本発明の実施の形態として有用である。組み合わせによって生じる新たな実施の形態は、組み合わされる実施の形態および変形例それぞれの効果をあわせもつ。また、請求項に記載の各構成要件が果たすべき機能は、実施の形態および変形例において示された各構成要素の単体もしくはそれらの連携によって実現されることも当業者には理解されるところである。
10 ローカル装置、 12 リモート装置、 22 アイテム保持部、 24 コマンド保持部、 26 対応関係保持部、 34 要求受付部、 36 画面生成部、 38 コマンド特定部、 40 画面提供部、 44 リモート情報取得部、 46 リモート情報登録部、 100 フレーム伝送システム。

Claims (3)

  1. 外部装置が提供する画面に配置され、情報を表示する複数のアイテムとして、表示内容が予め固定された固定アイテムと、表示内容が変動する変動アイテムを保持するアイテム保持部と、
    前記変動アイテムで表示すべき情報の提供を要求するコマンドを保持するコマンド保持部と、
    ユーザ端末から前記外部装置の画面の提供要求を受け付ける要求受付部と、
    要求された画面に前記変動アイテムが含まれる場合に、インバンド回線を介して前記外部装置へ前記コマンドを送信し、前記インバンド回線を介して前記外部装置から前記変動アイテムで表示すべき情報を取得する情報取得部と、
    前記アイテム保持部に予め保持された情報を設定した固定アイテムと、前記情報取得部により取得された情報を設定した変動アイテムを配置した前記外部装置の画面を生成する画面生成部と、
    アウトバンド回線を介して前記ユーザ端末へ前記画面生成部が生成した画面を送信する画面提供部と、
    を備えることを特徴とするフレーム伝送装置。
  2. 情報登録部をさらに備え、
    前記アイテム保持部は、前記外部装置に登録するべき情報をユーザに入力させるための入力アイテムをさらに保持し、
    前記コマンド保持部は、前記入力アイテムに入力された情報の登録を要求する登録コマンドをさらに保持し、
    前記情報登録部は、前記インバンド回線を介して前記外部装置へ前記登録コマンドと前記入力アイテムへの入力情報を送信することにより、前記入力情報を前記外部装置に登録することを特徴とする請求項1に記載のフレーム伝送装置。
  3. 複数の外部装置のそれぞれが提供する画面と、各装置のアドレスとの対応関係を保持する対応関係保持部をさらに備え、
    前記画面生成部は、前記複数の外部装置に対応する複数の画面を生成し、前記情報取得部が、前記変動アイテムで表示すべきアイテム情報を含むフレームを受け付けた場合に、前記複数の画面のうち前記フレームの送信元アドレスに対応づけられた画面の変動アイテムに対して、前記フレームに含まれるアイテム情報を設定することを特徴とする請求項1または2に記載のフレーム伝送装置。
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