JP5908816B2 - 骨塩量計測装置および方法 - Google Patents

骨塩量計測装置および方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5908816B2
JP5908816B2 JP2012202355A JP2012202355A JP5908816B2 JP 5908816 B2 JP5908816 B2 JP 5908816B2 JP 2012202355 A JP2012202355 A JP 2012202355A JP 2012202355 A JP2012202355 A JP 2012202355A JP 5908816 B2 JP5908816 B2 JP 5908816B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bone
image
radiographic image
measurement
measured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012202355A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014054476A (ja
Inventor
隆浩 川村
隆浩 川村
佳児 中村
佳児 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2012202355A priority Critical patent/JP5908816B2/ja
Publication of JP2014054476A publication Critical patent/JP2014054476A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5908816B2 publication Critical patent/JP5908816B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

本発明は骨塩量計測装置および方法に関し、とくに骨部を撮影した放射線画像を利用して骨塩量の計測を行う装置および方法に関するものである。
従来、骨粗鬆症の診断等のために、骨部を撮影した放射線画像を利用して、骨塩量を計測する方法が知られている。このような骨塩量を計測する方法の中で、比較的簡便に実施可能な方法の1つとして、MD(Microdensitometry)法が知られている。MD法は基本的に、放射線管球から発生させた放射線を、計測対象の骨部と、放射線透過特性が互いに異なる複数の部分を有する標準物質とに同時に照射し、骨部および標準物質を透過した放射線をX線フィルム等の放射線検出体で検出して骨部および標準物質を示す放射線画像を得、この放射線画像において、計測対象の骨部と同じ濃度を示す標準物質の部分の放射線透過特性に基づいて骨部の骨塩量を求めるものである。
ここで、標準物質としては一般に、厚さが連続的に変化するアルミスケールが用いられる。このようなアルミスケールを用いる場合、放射線透過特性に対応するアルミスケールの厚さを、骨塩量を示す指標として定義することが多い。
また、MD法の中でも、放射線検出体として、とくに放射線画像を表すデジタル画像信号を得ることができるものを使用し、そのデジタル画像信号を処理して骨塩量を求めるようにしたDIP(Digital Image Processing)法が広く知られている(例えば特許文献1、2および3参照)。DIP法による骨塩量の計測は、操作が簡単で短時間に実行できることから広く普及しつつある。
DIP法のように放射線画像を用いる骨塩量の計測においては、計測結果に一般性を持たせて、他の計測結果と比較したり、骨粗鬆症等の診断のために蓄積されている、過去の計測結果と比較することが行われている(特許文献4,5参照)。このように過去の計測結果と比較するために、骨塩量の計測は、一定の骨の一定の部位が計測対象として定められる。一般にこの部位は、左手の第2中手骨、すなわち人差し指の中手骨の所定範囲(例えば第2中手骨の長さ方向中央位置にある、骨全長の1/10の長さに亘る範囲)とされる場合が多い。また、左手に限らず、右手の第2中手骨の所定範囲とすることも考えられている。
このように、左手あるいは右手の第2中手骨の所定範囲を計測領域として骨塩量の計測を行うには、まず、放射線画像においてその計測領域を特定する必要がある。このために従来は、計測装置の使用者が例えばモニタに表示されている放射線画像上で計測対象部位の端部等をマウスの操作等によって指定し、その指定入力に基づいて計測領域を特定することが多く行われている。
特開2006−334046号公報 再表2008−044439号 特開2010−200824号公報 特開2011−167388号公報 特開2008−200114号公報
しかしながら、このように装置使用者のマニュアル操作によって計測領域を特定する場合は、特定の操作が使用者が気付かないまま多少不正確になされたり、ばらつきを持って行われることがある。このため、本来計測対象とすべき部位とは多少異なる部位について骨塩量の計測がなされてしまうことがあり、このようにして取得された計測結果を、過去の計測結果と比較して診断するような場合は、誤った診断が下される可能性がある。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、とくに過去の骨塩量の計測結果との比較を行うに際し、骨塩量の計測に用いられる放射線画像から、計測対象となる骨の中の計測領域を、安定して再現性良く特定できるようにすることを目的とする。
本発明による骨塩量計測装置は、骨部を撮影した放射線画像に基づいて、骨部の骨塩量を計測する骨塩量計測装置において、
放射線画像において計測対象の骨を特定する骨特定手段と、
骨における特徴点を検出する特徴点検出手段と、
特徴点に基づいて骨における計測領域を特定する計測領域特定手段と、
計測対象となる放射線画像に関して、複数の被写体についての放射線画像および特徴点の位置を対応づけて保存する保存手段から、計測対象となる放射線画像に含まれる被写体と同一の被写体についての、過去の放射線画像および特徴点の位置の組をモデルとして選択する選択手段とを備え、
特徴点検出手段は、計測対象の放射線画像とモデルとの対応関係を求め、対応関係およびモデルに含まれる特徴点の位置に基づいて、計測対象の放射線画像における特徴点を検出する手段であることを特徴とするものである。
なお、本発明による骨塩量計測装置においては、選択手段を、計測対象の放射線画像に含まれる被写体と同一被写体の過去の放射線画像および特徴点の位置の組のうち、最新の放射線画像および特徴点の位置の組をモデルとして選択する手段としてもよい。
また、本発明による骨塩量計測装置においては、選択手段を、計測対象の放射線画像に含まれる被写体と同一被写体の過去の放射線画像および特徴点の位置の組のうち、計測対象の放射線画像と最も類似する放射線画像および特徴点の位置の組をモデルとして選択する手段としてもよい。
また、本発明による骨塩量計測装置においては、選択手段を、計測対象の放射線画像に含まれる被写体と同一被写体の過去の放射線画像および特徴点の組が保存手段に保存されていない場合、計測対象の放射線画像に含まれる被写体と異なる被写体の過去の放射線画像のうち、計測対象の放射線画像と最も類似する放射線画像および特徴点の位置の組をモデルとして選択する手段としてもよい。
また、本発明による骨塩量計測装置においては、選択手段を、計測対象の放射線画像に含まれる被写体と同一被写体の過去の放射線画像および特徴点の組が保存手段に保存されていない場合、あらかじめ定められた標準的なモデルを選択する手段としてもよい。
また、本発明による骨塩量計測装置においては、手が撮影された放射線画像において、骨特定手段を、左手の第2中手骨を計測対象の骨として特定する手段とし、
特徴点検出手段を、第2中手骨の両端の点を特徴点として検出する手段とし、
計測領域特定手段を、特徴点に基づいて、第2中手骨の長さ方向の中央部分にある、第2中手骨の長さの1/10に相当する領域を計測領域として特定する手段としてもよい。
また、本発明による骨塩量計測装置においては、特徴点を、計測対象となる骨の放射線画像とともに表示する表示手段をさらに備えるものとしてもよい。
本発明による骨塩量計測方法は、骨部を撮影した放射線画像に基づいて、骨部の骨塩量を計測する骨塩量計測方法において、
放射線画像において計測対象の骨を特定し、骨における特徴点を検出し、特徴点に基づいて骨における計測領域を特定するに際し、
計測対象となる放射線画像に関して、複数の被写体についての放射線画像および特徴点の位置を対応づけて保存する保存手段から、計測対象となる放射線画像に含まれる被写体と同一の被写体についての、過去の放射線画像および特徴点の位置の組をモデルとして選択し、
計測対象の放射線画像とモデルとの対応関係を求め、対応関係およびモデルに含まれる特徴点の位置に基づいて、計測対象の放射線画像における特徴点を検出することを特徴とするものである。
本発明によれば、計測対象放射線画像に含まれる被写体と同一の被写体についての過去の放射線画像および特徴点の位置の組がモデルとして選択され、計測対象放射線画像とモデルとの対応関係が求められ、この対応関係およびモデルに含まれる特徴点の位置に基づいて、計測対象放射線画像における特徴点が検出される。このように、本発明によれば、計測対象の放射線画像に含まれる被写体と同一被写体のモデルを用いて特徴点を検出するようにしたため、過去の計測時と略同一の特徴点を検出でき、その結果、略同一の計測領域を再現性よく安定して特定できることとなる。したがって、同一被写体についての骨塩量の経時変化を診断するに際し、診断の精度を向上させることができる。
本発明の実施形態による骨塩量計測装置を備えた骨塩量計測システムの概略構成を示す図 骨塩量計測用に撮影された放射線画像の例を示す概略図 骨塩量計測のために放射線画像が抽出される計測領域を説明する図 計測領域における放射線画像の濃度プロファイルの例を示す図 部位抽出部の構成を示す概略ブロック図 部位抽出部において行われる計測領域を特定する処理のフローチャート 第1の計測領域特定処理のフローチャート 第2の計測領域特定処理のフローチャート 計測済み画像からのモデルとなる領域の切り出しを説明するための図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態による骨塩量計測装置を備えた骨塩量計測システムの概略構成を示す図である。本実施形態による骨塩量計測システムは、上述したDIP法により骨塩量の計測を行うものであり、図1に示すように、骨塩量計測対象の骨部を含む被写体を撮影することにより、被写体の放射線画像G0を取得する撮影装置10と、放射線画像G0に基づいて骨塩量を求める、本実施形態の骨塩量計測装置を備えた信号処理部20と、信号処理部20に各種指示を与えるための入力部30と、骨塩量計測結果等を表示する表示部40とから構成されている。
撮影装置10は、被写体Hに放射線Rを照射する放射線管球12、放射線管球12の駆動を制御する撮影制御部13および被写体Hが載置される撮影台14を備える。撮影台14には、被写体Hの放射線検出信号を出力する放射線検出器11が設けられている。放射線検出器11は、マトリクス状に配置された画素毎に照射放射線のエネルギーレベルに対応した放射線検出信号を出力するものであり、この検出信号はA/D変換処理され、被写体Hの放射線画像G0を表すデジタル画像信号として出力される。
なお、放射線検出器11としては、例えば特開平7−72253号公報に記載されているように、放射線の照射を受けて可視光を発するシンチレータと、その可視光を検出する固体光検出素子とが積層されてなるもの、あるいは例えば特開2010−206067号公報に記載されているように、放射線の照射を受けてそのエネルギーに対応した電気信号を出力する放射線光導電層を有してなるものを適用することができる。
信号処理部20は、放射線画像G0を表すデジタル画像信号が入力される前処理部21、その後段に順次接続された部位抽出部22、濃度分析部23、骨塩量計測部24および表示制御部25を備える。さらに信号処理部20は、各種情報を保存する記憶部26を備える。
入力部30は、例えばキーボード31およびマウス32等からなるものであり、使用者による各種指示を信号処理部20に入力する。
表示部40は、例えば液晶ディスプレイやCRTディスプレイ等からなるものであり、骨塩量計測の結果や、撮影された被写体の放射線画像を必要に応じて表示する。
以上述べた信号処理部20、入力部30および表示部40は、例えば一般的なパーソナルコンピュータ等のコンピュータシステムから構成することができる。
次いで、図2を参照して、骨塩量計測のための放射線画像の撮影について説明する。放射線画像の撮影に際しては、放射線検出器11が撮影装置10の撮影台14の上に載置され、その上に被写体である被検者の左手および右手が置かれ、またそれら両手の間に標準物質としてのアルミスケールが置かれる。このアルミスケールは厚さが連続的に変化するアルミニウム製の板状部材である。なお、この種のアルミスケールに代えて、厚さが段階的に変化するアルミニウム製の板状部材を用いてもよい。
この状態で撮影制御部13が操作されることにより放射線管球12が駆動されて、放射線Rが左手および右手、並びにアルミスケールを透過して放射線検出器11に照射される。なお、DIP法においては通常、放射線管球12は管電圧を50kVとして撮影を行うようにしており、本実施形態においても撮影制御部13により、管電圧は50kVに設定される。ただし、実効管電圧は経時により低下する傾向があるため、上述のように設定しても実効管電圧が50kVにならないこともある。このため本実施形態では、後述するように計測誤差が生じることを防止するようにしている。
撮影が終了すると、放射線検出器11から放射線画像G0を表すデジタル画像信号が取得される。この放射線画像G0は表示部40において再生表示可能であり、表示した場合の放射線画像は、図2に示すようなものとなる。図2に示すように、表示された放射線画像G0には、被写体である被検者の左手LH、右手RHおよびアルミスケールASが記録されている。なお、アルミスケールASは、放射線検出器11上において、左手LHおよび右手RHの指先方向(図2中で上方)に行くに従って次第に薄くなる状態にしてセットされる。
放射線画像G0は、信号処理部20の前処理部21に入力される。また撮影装置10において撮影がなされたとき、撮影制御部13からは撮影装置10を示す識別情報、管電圧の情報、放射線検出器11を示す識別情報、撮影順番を示す情報、および被写体ID等を含む撮影情報Scが、信号処理部20の前処理部21、部位抽出部22および骨塩量計測部24に入力される。
次いで、信号処理部20が行う処理について説明する。信号処理部20に入力された放射線画像G0は、まず前処理部21において、放射線の照射ムラおよび放射線検出器11の検出ムラ等に起因する信号値の変動を補正する処理、並びに必要に応じて適宜なされるその他の処理を受け、部位抽出部22に入力される。なお、放射線検出器11の特定は、撮影情報Scに含まれる放射線検出器11を示す識別情報に基づいて行われる。
部位抽出部22は、放射線画像G0の中から、画像処理により自動的に、あるいは入力部30による指示に基づいて、骨塩量計測を行う部位を特定する。DIP法においては通常、図2に示す左手第2中手骨B2Lについて骨塩量計測を行うようにしているため、本実施形態においても左手の第2中手骨B2Lが特定される。より詳細には、この左手第2中手骨B2Lの全長の中央部分にあるh/10の計測領域(図3にハッチングを付して示す領域)が特定される。なお、本実施形態においては自動で計測領域を特定するものとするが、この計測領域の特定の処理については後述する。
次に濃度分析部23は、計測領域の平均的な濃度を求める。より具体的には、濃度分析部23は、計測領域において左手第2中手骨B2Lを横切る方向の濃度プロファイルを求める。この濃度プロファイルは、濃度に代えて輝度を用いて示すと、図4に曲線Qで示すようなものとなる。なお、図4に示すDが骨幅になる。このような濃度プロファイルは、まず計測領域において骨の長さ方向に亘って分布する例えば10数箇所程度について求められ、次にそれらの平均的なプロファイルを演算することによって求められる。
平均的な濃度プロファイルにおける濃度は、そのままアルミスケールの厚さ(アルミ厚)に換算される。すなわち、放射線画像G0においてプロファイルの各点濃度と同じ濃度となるアルミスケール部分の厚さが求められ、そのアルミ厚換算値の積分値(図4における斜線部)ΣGSを骨幅Dで除した値ΣGS/D[単位:mmAL(アルミニウム)]が、骨塩量を示すDIP値として算出される。DIP値については、例えば日本骨代謝学会から性別および年齢層毎の基準値が公表されており、その基準値の100〜80%の範囲にあれば骨塩量は正常範囲にある、といった診断が下されるようになっている。
但し、上記のDIP値=ΣGS/Dは、撮影時の実効管電圧が50kV以外になっていた場合は、同じ骨部を撮影しても、以上述べたようにして求められた場合とは異なる値を示すことがある。上述した基準値は、放射線検出器11を使用し、管電圧を50kVに設定して放射線画像を撮影したときのDIP値に対して定められたものであるため、この基準値を適用して骨塩量に関する診断を下すのであれば、上述のように異なる値を示すDIP値を、管電圧を50kVに設定したときのDIP値に相当するように補正する必要がある。
骨塩量計測部24は入力された放射線画像G0のデジタル画像信号からDIP値=ΣGS/Dを算出する。すなわち骨塩量計測部24は、放射線画像G0が示す平均的な濃度プロファイル(図4のQ)における濃度を、アルミスケールの厚さ(アルミ厚)に換算し、そのアルミ厚換算値の積分値ΣGSを骨幅Dで除した値ΣGS/DをDIP値として算出する。また、必要であれば、撮影情報Scに含まれる管電圧に応じてDIP値を補正し、さらに撮影装置10の識別情報に基づいて撮影装置10の特性を求め、この特性に応じてDIP値を補正する。骨塩量計測部24は、このように計測したDIP値=ΣGS/Dを示す情報を表示制御部25に入力する。表示制御部25はこのDIP値を表示部40において表示させる。
以上のようにして表示部40に表示されるDIP値に合わせて、基準値との比較に基づく診断結果の表示、例えば基準値に対する比率の表示や、「骨粗鬆症の心配はありません」等の表示を併せて行うようにしてもよい。
次いで、図3にハッチングを付して示した計測領域を特定する方法について説明する。図5は部位抽出部22の構成を示す概略ブロック図である。
図5に示すように、部位抽出部22は、計測対象となる骨の一例である第2中手骨を特定する骨特定部50と、特定された第2中手骨における特徴点を検出する特徴点検出部51と、特徴点に基づいて計測領域を特定する計測領域特定部52とを備える。また、本実施形態においては、記憶部26に現在までの計測結果が保存されている。計測結果は、計測した骨塩量の他、骨塩量を計測した計測済みの放射線画像(以下計測済み画像Gfとする)および計測済み画像Gfから検出した特徴点の位置の組を含む。また、記憶部26には、後述するように特徴点を検出するための標準的なモデルが保存されている。計測済み画像Gfおよび特徴点の組は、撮影情報Scに含まれる被写体IDと対応づけられて記憶部26に保存される。なお、記憶部26に代えて、外部のデータベース等に計測結果を保存しておくようにしてもよい。この場合、信号処理部20がデータベースにアクセスして計測結果を取得する。
さらに、本実施形態においては、計測対象の放射線画像(以下、放射線画像と同様の参照符号G0を用いて計測対象画像G0と称する)に関して、計測対象画像G0に含まれる被写体と同一被写体についての過去の放射線画像である計測済み画像Gfおよび特徴点の組を、モデルとして記憶部26から選択する選択部53を備える。なお、選択部53は、計測対象画像G0に含まれる被写体と同一の被写体の計測済み画像Gfが記憶部26に保存されているか否かを判定し、保存されていない場合は、後述する第1の計測領域特定処理を行うべく、標準的なモデルを選択する。一方、保存されている場合は、後述する第2の計測領域特定処理を行うべく、計測済み画像Gfおよび特徴点の位置のモデルを選択する。
図6は部位抽出部22において行われる計測領域を特定する処理のフローチャートである。部位抽出部22に、前処理部21において前処理が施された計測対象画像G0が入力されると、選択部53が、撮影情報Scに含まれる被写体IDに基づいて、計測対象画像G0に含まれる被写体と同一被写体の過去の放射線画像(すなわち計測済み画像Gf)が記憶部26に保存されているか否かを判定する(ステップST1)。ステップST1が否定されると、部位抽出部22は第1の計測領域特定処理を行う(ステップST2)。以下、第1の計測領域特定処理について説明する。
図7は第1の計測領域特定処理のフローチャートである。第1の計測領域特定処理においては、まず骨特定部50が計測対象画像G0から左手を特定する(ステップST11)。左手の特定は、図2の放射線画像G0に示されているようにアルミスケールASはその切欠部CCが左手LHの方を向くように配置するという撮影時のルールにしたがって、画像処理により、アルミスケールASの切欠部CCに対向している方の手を左手として認識することによって行われる。
ここで、アルミスケールASの存在位置および向きを認識する方法について、一例を挙げて説明する。例えば、アルミスケールASの形状パターンを記憶部26に記憶しておき、公知のパターン認識処理を適用すれば、アルミスケールASの存在の有無、および存在が確認されたときの位置を認識することができる。また、アルミスケールASの向き、すなわち切欠部CCがどの方向を向いているかということは、切欠部CCのパターンを含めた位置合わせの手法を適用するか、あるいは、アルミスケールASの2つの長辺を探索して、その辺縁の合計長さがより長い方を切欠部CCがある方の長辺とする、という手法を適用して特定することができる。
次いで、骨特定部50は、特定された左手に含まれる複数の骨の中から、第2中手骨B2L(図2参照)を特定する(ステップST12)。この特定は、アフィン変換等の線形的な位置合わせでテンプレート探索する手法、あるいはモーフィング等の非線形的な位置合わせ、とくに特開2011−255060号公報に記載されているような多重解像度位置合わせによるモデルフィッティングでテンプレート探索する手法等を適用して行うことができる。
上記の多重解像度位置合わせは従来公知の手法であるが、概要を説明すると下に述べる(1)〜(5)の手順によって行われる。
(1)まず、テンプレート画像(本実施形態での第1および第2中手骨が含まれる画像)と参照画像(本実施形態での計測対象画像G0における左手の画像)をそれぞれ複数の解像度に分解(ラプラシアンピラミッドやウェーブレット変換等)する。
(2)それぞれの解像度の画像に対して、画素探索しながら最大となる相互相関係数となる場所を選択することでシフトベクトルを求める。
(3)シフトベクトルを求めるときに、最も低解像度の(粗い)画像で相互相関等を用いてシフトベクトルを算出し、次に低い解像度画像は、最も低解像度の画像で用いたシフトベクトルの位置を初期値にして、同様に相互相関等により、次に低い解像度の画像に対するシフトベクトルを算出する。
(4)上記(1)〜(3)の処理を所定の解像度まで繰り返すことで、対象画像の全ての画素に対するシフトベクトルを算出する。
(5)さらに、各解像度で算出したシフトベクトルに基づき、変形対象となる各解像度画像(テンプレート画像か参照画像のどちらか一方)を変形して、再構成することで変形画像を得る。本実施形態においては、テンプレート画像を変形した方が、骨塩量計測の精度を確保する上でより都合がよい。なお別の方法として、(4)で最終的に求めたシフトベクトルで画像を変形させる方法もある。そのような方法としては、例えば下記参考文献に示されるように、最終的なシフトベクトルをまとめて変形するもの等が挙げられる。
《参考文献》
G. J. Gang, C. A. Varon, H. Kashani, S. Richard, N. S. Paul, R. Van Metter, J. Yorkston, J. H. Siewerdsen, "Multiscale deformable registration for dual-energy x-ray imaging," Medical Physics 36:351-363 (2009).
以上のように、第1および第2中手骨画像が含まれたテンプレート画像を、計測対象画像G0から抽出した左手の画像に対して探索し、テンプレートを変形して位置合わせすることにより、左手の画像における第1および第2中手骨の部分を特定できる。
次いで、特徴点検出部51が、この第2中手骨B2Lにおける特徴点を検出する(ステップST13)。本実施形態においてこの特徴点は、例えば図3に示す第2中手骨B2Lの中心点、両端点あるいは重心点等である。このような特徴点の特定は、例えば左手の第2中手骨と第1中手骨が含まれる領域をテンプレートとし、そのテンプレートにランドマークを付与し、変形により所定の特徴点となるランドマークを特定する手法や、テンプレートにモデル(骨の輪郭)を付与し、輪郭を変形して特徴点を特定する手法等を適用して行うことができる。
ここで、上記ランドマークを用いる手法について概略を説明する。例えば特徴点を中心点とする場合は、第2中手骨のテンプレートにランドマークとして中心点を定義し、テンプレートと計測対象画像G0との間で求められたシフトベクトルに基づいて中心点(1つの特定画素位置)を移動させることで特定できる。同様に、ランドマークとして両端点(別の特定画素位置)を定義すると、算出されたシフトベクトルに基づいて2つの画素位置が移動し、参照画像での第2中手骨の両端点となる。またランドマークとして、テンプレートの第2中手骨の輪郭線を定義すると、シフトベクトルにより輪郭線が移動変形し、参照画像の第2中手骨の輪郭線になる。ここから特徴点として重心点を求める場合は、この輪郭線(閉曲線)の重心を求める。
なお、上述のように左手の第2中手骨と第1中手骨が含まれる領域をテンプレートとするに当たっては、2つの中手骨どうしが所定角度(例えば20°)以上の角度をなしていることに基づいて、第1中手骨および第2中手骨を認識するのが好ましい。これにより、この認識が極めて高い確率で正しく行われるようになる。
本実施形態においては、上述のようにして検出した特徴点に基づいて、計測領域(図3にハッチングを付して示す領域)を特定してもよいが、本実施形態では計測領域をより高精度で特定するために、第2中手骨B2Lの両端点を2つの特徴点として検出し、2つの特徴点に基づいて計測領域を特定するものとする。以下、この処理について説明する。
特徴点検出部51は、ステップST12で特定された第2中手骨B2Lにおいて、その両端を特徴点として検出する。この特徴点の検出は、例えば関節面の最も離れた点を検出することによって行われる。より具体的には、第2中手骨B2Lの形状を考慮して、指先側を凸形状とし手首側を凹形状とした関節面の標準的なモデルを適用し、その標準的なモデル形状を拘束(維持)しながら計測対象画像G0の関節に合うように変形させて、そのモデルと画像との対応関係を求めるモデルフィッティングの手法により、関節面の最も離れた2点、すなわち第2中手骨B2Lの両端を特徴点として検出する。ここで、検出した特徴点のうち、指先側の特徴点が遠位点Pd、手首側の特徴点が近位点Ppとなる。なお、このモデルフィッティングの手法として具体的には、先に述べた多重解像度位置合わせによるモデルフィッティング等を適用することができる。
そして部位抽出部22は、2つの特徴点Pd,Ppの中間点である第2中手骨B2Lの中点を決定する(ステップST14)。この中点は、図3に示す骨の長さ方向の中央線CLを求めるためのものである。
計測領域特定部52は、中点に基づいて、図3にハッチングを付して示す領域を計測領域として特定する(ステップST15)。この特定は、例えば中点から骨の長さ方向の中央線CLを求め、この中央線CLから骨の両端側にそれぞれh/20の領域を設定する等の手法により行われる。
図6に戻り、ステップST1が肯定されると、部位抽出部22は第2の計測領域特定処理を行う(ステップST3)。以下、第2の計測領域特定処理について説明する。図8は第2の計測領域特定処理のフローチャートである。第2の計測領域特定処理においては、まず選択部53が、記憶部26に保存されている、撮影情報Scに含まれる被写体IDと同一の被写体IDと対応づけられた計測済み画像Gfのうち、撮影日時が最新の計測済み画像Gfおよび特徴点の位置の組をモデルとして選択する(ステップST21)。
特徴点検出部51は、選択したモデルを用いて、計測対象画像G0から上述したモデルフィッティングの手法を用いて、モデルと計測対象画像G0との対応関係を求めることにより、2つの特徴点を検出する(ステップST22)。この際、計測済み画像Gfの全体を用いたのでは、演算に時間を要することから、図9に示すように、計測済み画像Gfにおける2つの特徴点Pd,Ppを含む所定範囲の領域A1を計測済み画像Gfから切り出し、これをモデルとして用いるようにしてもよい。
次いで、部位抽出部22は、第1の計測領域特定処理と同様に、2つの特徴点の中間点である第2中手骨B2Lの中点を決定する(ステップST23)。計測領域特定部52は、中点に基づいて、図3にハッチングを付して示す領域を計測領域として特定する(ステップST24)。
なお、第2の計測領域特定処理において、演算時間を短縮するために、第1の計測領域特定処理と同様に、計測対象画像G0から左手を抽出し、さらに第2中手骨B2Lを特定した後に、モデルフィッティングの手法を用いて2つの特徴点を特定するようにしてもよい。
図6に戻り、部位抽出部22は、検出した特徴点を計測対象画像G0についての計測後は計測済み画像Gfおよび撮影情報Scに含まれる被写体IDと対応づけて記憶部26に保存し(ステップST4)、処理を終了する。
なお、検出した特徴点は、第2中手骨B2Lを含む左手の放射線画像とともに、さらには四角形等で規定したROI(関心領域)とともに、表示部40に表示するようにしてもよい。これにより、特徴点の検出が正しくなされているかどうかを確認することが可能になる。また、表示された特徴点を、図1の入力部30からの指示に基づいて移動させたり、骨部の輪郭やROIを変形させたりするようにしてもよい。
このように、本実施形態においては、計測対象画像G0に含まれる被写体と同一の被写体についての計測済み画像Gfおよび特徴点の位置の組をモデルとして選択し、計測対象画像G0とモデルとの対応関係をモデルフィッティングの手法により求め、この対応関係およびモデルに含まれる特徴点の位置に基づいて、計測対象画像G0における特徴点を検出するようにしたものである。このように、本実施形態によれば、計測対象画像G0に含まれる被写体と同一被写体のモデルを用いて特徴点を検出するようにしたため、過去の計測時と略同一の特徴点を検出でき、その結果、略同一の計測領域を再現性よく安定して特定できることとなる。したがって、同一被写体についての骨塩量の経時変化を診断するに際し、診断の精度を向上させることができる。
なお、上記実施形態においては、記憶部26に保存された、同一被写体についての計測済み画像Gfおよび特徴点の組のうち、撮影日時が最も新しい計測済み画像Gfおよび特徴点の組を選択しているが、計測対象画像G0と最も類似する計測済み画像Gfおよび特徴点の組をモデルとして選択してもよい。具体的には、計測対象画像G0と計測済み画像Gfとの相関を類似度として算出し、類似度が最も大きい計測済み画像Gfを、計測対象画像G0と最も類似する計測済み画像Gfとして選択すればよい。
また、上記実施形態においては、計測対象画像G0に含まれる被写体についての過去の放射線画像(すなわち計測済み画像Gf)が記憶部26に保存されていない場合には、標準的なモデルを用いて特徴点を検出しているが、記憶部26に保存された、計測対象画像G0に含まれる被写体とは異なる被写体についての計測済み画像Gfおよび特徴点の組のうち、計測対象画像G0と最も類似する計測済み画像Gfおよび特徴点の組をモデルとして選択してもよい。
また、上記実施形態においては、第2中手骨B2Lの両端の点を特徴点として検出しているが、第2中手骨の中心点あるいは重心点を特徴点として検出し、これを計測済み画像Gfと対応づけて保存しておくようにしてもよい。この場合、同一被写体についての計測済み画像Gfおよび特徴点の組のモデルを用いることにより、計測対象画像G0から第2中手骨B2Lの中心点あるいは重心点が特徴点として検出されることとなる。
また、上記実施形態においては、左手の第2中手骨B2Lの中の計測領域を特定するようにしているが、右手の第2中手骨の中の計測領域を特定することも可能である。
さらに、本実施形態を、計測対象となる骨が第2中手骨以外の骨である場合にも適用可能である。すなわち、例えばテンプレート上の計測対象となる骨の部分に、中心点や両端点等のランドマークを定義しておけば、前述したような第1中手骨と第2中手骨との位置関係から、それらおよび他の指を正確に認識してランドマークを変形移動する等により、第2中手骨以外の計測対象となる骨を正しく特定可能となる。
また、上記実施形態においては、放射線検出器11を用いて被写体の放射線画像を撮影する撮影装置10において取得した放射線画像を用いて骨塩量を計測しているが、特開平8−266529号公報、特開平9−24039号公報等に示される放射線検出体としての蓄積性蛍光体シートに被写体の放射線画像情報を蓄積記録し、蓄積性蛍光体シートから光電的に読み取ることにより取得した放射線画像を用いて骨塩量を計測するに際しても、本発明を適用できることはもちろんである。
また、以上説明したようにして、第1および第2の計測領域特定処理における第2中手骨を特定する手順と、第2中手骨における特徴点を検出する手順と、特徴点に基づいて計測領域を特定する手順とを有するプログラムをコンピュータ読取り可能な記録媒体に記録しておき、その記録媒体を用いて各手順をコンピュータに実行させることも可能である。
10 撮影装置
11 放射線検出器
12 放射線管球
13 撮影制御部
14 撮影台
20 信号処理部
21 前処理部
22 部位抽出部
23 濃度分析部
24 骨塩量計測部
25 表示制御部
26 記憶部
30 入力部
40 表示部
50 骨特定部
51 特徴点検出部
52 計測領域特定部
53 選択部

Claims (6)

  1. 骨部を撮影した放射線画像に基づいて、該骨部の骨塩量を計測する骨塩量計測装置において、
    前記放射線画像において計測対象の骨を特定する骨特定手段と、
    該骨における特徴点を検出する特徴点検出手段と、
    該特徴点に基づいて前記骨における計測領域を特定する計測領域特定手段と、
    計測対象となる前記放射線画像に関して、複数の被写体についての前記放射線画像および前記特徴点の位置を対応づけて保存する保存手段から、前記計測対象となる放射線画像に含まれる被写体と同一の被写体についての、過去の放射線画像および特徴点の位置の組のうち、前記計測対象の放射線画像と最も類似する放射線画像および特徴点の位置の組をモデルとして選択する選択手段とを備え、
    前記特徴点検出手段は、前記計測対象の放射線画像と前記モデルとの対応関係を求め、該対応関係および前記モデルに含まれる前記特徴点の位置に基づいて、前記計測対象の放射線画像における前記特徴点を検出する手段であることを特徴とする骨塩量計測装置。
  2. 前記選択手段は、前記計測対象の放射線画像に含まれる被写体と同一被写体の過去の放射線画像および特徴点の組が前記保存手段に保存されていない場合、前記計測対象の放射線画像に含まれる被写体と異なる被写体の過去の放射線画像のうち、前記計測対象の放射線画像と最も類似する放射線画像および特徴点の位置の組をモデルとして選択する手段であることを特徴とする請求項1載の骨塩量計測装置。
  3. 前記選択手段は、前記計測対象の放射線画像に含まれる被写体と同一被写体の過去の放射線画像および特徴点の組が前記保存手段に保存されていない場合、あらかじめ定められた標準的なモデルを選択する手段であることを特徴とする請求項1載の骨塩量計測装置。
  4. 手が撮影された放射線画像において、前記骨特定手段は、左手の第2中手骨を前記計測対象の骨として特定する手段であり、
    前記特徴点検出手段は、前記第2中手骨の両端の点を特徴点として検出する手段であり、
    前記計測領域特定手段は、前記特徴点に基づいて、前記第2中手骨の長さ方向の中央部分にある、該第2中手骨の長さの1/10に相当する領域を前記計測領域として特定する手段であることを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の骨塩量計測装置。
  5. 前記特徴点を、前記計測対象となる骨の放射線画像とともに表示する表示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の骨塩量計測装置。
  6. 骨部を撮影した放射線画像に基づいて、該骨部の骨塩量を計測する骨塩量計測方法において、
    前記放射線画像において計測対象の骨を特定し、該骨における特徴点を検出し、該特徴点に基づいて前記骨における計測領域を特定するに際し、
    計測対象となる前記放射線画像に関して、複数の被写体についての前記放射線画像および前記特徴点の位置を対応づけて保存する保存手段から、前記計測対象となる放射線画像に含まれる被写体と同一の被写体についての、過去の放射線画像および特徴点の位置の組のうち、前記計測対象の放射線画像と最も類似する放射線画像および特徴点の位置の組をモデルとして選択し、
    前記計測対象の放射線画像と前記モデルとの対応関係を求め、該対応関係および前記モデルに含まれる前記特徴点の位置に基づいて、前記計測対象の放射線画像における前記特徴点を検出することを特徴とする骨塩量計測方法。
JP2012202355A 2012-09-14 2012-09-14 骨塩量計測装置および方法 Active JP5908816B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012202355A JP5908816B2 (ja) 2012-09-14 2012-09-14 骨塩量計測装置および方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012202355A JP5908816B2 (ja) 2012-09-14 2012-09-14 骨塩量計測装置および方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014054476A JP2014054476A (ja) 2014-03-27
JP5908816B2 true JP5908816B2 (ja) 2016-04-26

Family

ID=50612335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012202355A Active JP5908816B2 (ja) 2012-09-14 2012-09-14 骨塩量計測装置および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5908816B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6128691B2 (ja) 2014-07-10 2017-05-17 富士フイルム株式会社 医用画像計測装置および方法並びにプログラム
JP7277131B2 (ja) * 2018-12-26 2023-05-18 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2793502B2 (ja) * 1994-04-20 1998-09-03 浜松ホトニクス株式会社 骨塩量測定方法および装置
JP4265876B2 (ja) * 2000-11-06 2009-05-20 富士フイルム株式会社 画像を幾何学的に計測するための計測処理装置
JP2007151609A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Canon Inc 骨計測装置及びその方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014054476A (ja) 2014-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230263463A1 (en) Osteoporosis diagnostic support apparatus
US8724865B2 (en) Method, computer software, and system for tracking, stabilizing, and reporting motion between vertebrae
US9875544B2 (en) Registration of fluoroscopic images of the chest and corresponding 3D image data based on the ribs and spine
US9953423B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium for image processing based on priority
US10603016B2 (en) Image processing apparatus, method of controlling the same, and non-transitory computer-readable storage medium
US20080226145A1 (en) Image processing apparatus and computer readable media containing image processing program
KR102338018B1 (ko) 초음파 이미지상의 특징점들을 이용한 초음파 지방간 자동 진단 장치 및 이를 이용한 원격 의료 진단 방법
US10856850B2 (en) Information processing apparatus, method, and program for matching target object position between the prone and supine positions obtained by MRI and ultrasound
US8577101B2 (en) Change assessment method
Shrestha et al. Early stage detection of scoliosis using machine learning algorithms
JP2002044413A (ja) 放射線画像処理方法および放射線画像処理装置
JP5908816B2 (ja) 骨塩量計測装置および方法
WO2019130836A1 (ja) 放射線撮影装置、画像処理装置及び画像判定方法
JP2002094772A (ja) 放射線画像処理方法および放射線画像処理装置
JP5599831B2 (ja) 骨塩定量分析における分析対象部位の特定方法および、この方法を実施するための画像処理装置並びに記録媒体
JP5908817B2 (ja) 骨塩量計測装置および方法
JP2019212138A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
US20230032941A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and non-transitory storage medium
CN114093462A (zh) 医学影像处理方法、图像处理方法、计算机设备、存储介质
Smith et al. Detection of fracture and quantitative assessment of displacement measures in pelvic X-RAY images
JP6501569B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP5839709B2 (ja) 骨塩量計測装置および方法
KR102258070B1 (ko) 발의 유형 평가 방법 및 이를 이용한 발의 유형 평가용 디바이스
US10810737B2 (en) Automated nipple detection in mammography
EP4383210A1 (en) Determining a target view

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141024

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150721

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150820

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160324

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5908816

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250