JP5906525B2 - レンズ駆動装置及びカメラ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズを保持したレンズ支持体を駆動するレンズ駆動装置及びレンズ駆動装置を有するカメラ装置に関する。
特許文献1及び2には、筐体に対してレンズ支持体をスプリングで支持し、レンズ支持体に設けたコイル体に給電することにより、筐体に固定したマグネット及びヨークに対して生じる電磁力でレンズ支持体を駆動し、電磁力とスプリングの付勢力との釣り合いにより所定位置にレンズ支持体を保持することが開示されている。
特開2005−128405号公報 特開2006−58662号公報
しかし、特許文献1及び2に開示のレンズ駆動装置では、スプリングの付勢力と電磁力との釣り合いによりレンズ支持体を所定位置に保持する構成である為、レンズ支持体が駆動した時の慣性力をスプリングが受けると、スプリングが大きく変形し、スプリングの弾性による反力により反対方向に変形することを繰り返して振動し、このようなレンズ支持体の振動が収束するまでに所定時間を要するという問題がある(図11(b)参照)。
また、筐体に対してレンズ支持体はスプリングで支持しているだけであるから、落下等により外部から衝撃が加わったときにレンズ支持体が急激に移動することにより、スプリングが必要以上に変形してしまい、スプリングが損傷するという不都合がある。
そこで、本発明は、レンズ支持体が移動を停止したときにおけるレンズ支持体の振動の収束時間を短くでき、且つ外部からの衝撃に対するスプリングの損傷を防止できるカメラ装置の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、ベースと、ベースに取り付けられた環状のヨークと、ヨークの内周側に設けてレンズを保持するレンズ支持体と、レンズ支持体の外周部に固定されたコイル体と、ヨークに取り付けられてコイル体に対面するマグネットと、レンズ支持体の受光側に取り付けられてレンズ支持体を光軸方向に移動自在に支持する受光側スプリングと、外周側端がベースに取り付けられ、内周側端がレンズ支持体に取り付けられ弾性変形可能な環状気密材とを備え、環状気密材がベースとレンズ支持体との間を気密に保持することを特徴とするレンズ駆動装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、環状気密材には空気圧調整孔が形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のレンズ駆動装置を備えたことを特徴とするカメラ装置である。
本発明によれば、ベースとレンズ支持体との間を気密に保持することができる。レンズ支持体の結像側にダンパ空間がある場合にはその結像側ダンパ空間の気密を高め、高いダンパ効果を得ることができる。
また、弾性気密材は弾性変形可能であるから、外周側端と内周側端との間でスプリングと同様な弾性変形をすることができる。
さらに、環状気密材に空気調整孔を形成することで、レンズ支持体の結像側にダンパ空間がある場合には、空気調整孔から結像側ダンパ空間の空気圧を逃して、レンズ支持体の移動が抑制されるのを防止できる。
本発明に含まれない第1実施の形態にかかるレンズ駆動装置の縦断面図である。 本発明に含まれない第1実施の形態にかかるレンズ駆動装置の分解斜視図である。 本発明に含まれない第1実施の形態にかかるレンズ駆動装置の一部を切断して示す斜視図である。 本発明に含まれない第2実施の形態にかかるレンズ駆動装置の縦断面図である。 本発明に含まれない第3実施の形態にかかるレンズ駆動装置の縦断面図である。 本発明に含まれる第4実施の形態にかかるレンズ駆動装置の縦断面図である。 本発明に含まれる第4実施の形態にかかるレンズ駆動装置の分解斜視図である。 (a)は本発明に含まれる第5実施の形態にかかるレンズ駆動装置の縦断面図であり、(b)は環状気密材を抜き出して示す斜視図である。 本発明に含まれない第6実施の形態にかかるカメラ装置の縦断面図である。 本発明に含まれない第7実施の形態にかかるカメラ装置の縦断面図である。 第1実施の形態にかかるレンズ駆動装置について、レンズ支持体が移動したときにおけるレンズ支持体の振動を経過時間毎に測定したグラフである。 本発明に含まれない他のレンズ駆動装置の縦断面図である。
以下に、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明するが、まず、図1〜図3及び図11を参照して本発明に含まれない参考となる第1実施の形態を説明する。図1は第1実施の形態にかかるレンズ駆動装置の縦断面図であり、図2は第1実施の形態にかかるレンズ駆動装置の分解斜視図であり、図3は第1実施の形態にかかるレンズ駆動装置の一部を切断して示す斜視図であり、図11は本実施の形態にかかるレンズ駆動装置について、レンズ支持体が移動したときにおけるレンズ支持体の振動を経過時間毎に測定したグラフである。尚、図2及び図3においてはレンズ及びホルダを除いて示しており、図3には更に受光側閉鎖部材を除いて示している。
第1本実施の形態にかかるレンズ駆動装置1は、携帯電話(カメラ装置)に組み込まれるオートフォーカス小型カメラのレンズ駆動装置である。
このレンズ駆動装置1は、筐体2を備え、筐体2内にはレンズ3を保持するレンズ支持体5と、コイル体7と、マグネット9と、ヨーク11と、受光側スプリング13a、結像側スプリング13bとが設けられている。
筐体2は、受光側に設けたフレーム15と、結像側に設けたホルダ17と、フレーム15とホルダ17との間に設けたベース19とから構成されている。
ベース19には、その内周側に環状を成したヨーク11が密着固定してある。ヨーク11は断面コ字状であり、ヨーク11のコ字内には周方向にマグネット9が配置されており、ヨークのコ字内でマグネット9に対面して配置された環状のコイル体7がレンズ3の光軸方向に移動自在に設けられている。
コイル体7はレンズ支持体5の外周部に固定されており、レンズ支持体5と共に移動するようになっている。
レンズ支持体7は略円筒形状であり、ヨーク3の内周側に配置されている。レンズ支持体7には内周側にレンズ3が保持されている。
レンズ支持体7の受光側端には受光側スプリング13aが取付けられており、結像側端には、結像側スプリング13bが取付けられており、レンズ支持体7が移動したときにスプリング13a、13bが弾性変形するようになっている。
受光側スプリング13a及び結像側スプリング13bは環状の板ばねであり(図2参照)、受光側スプリング13aの内周側端部はレンズ支持体7に固定されており、外周側端部はヨーク11とフレーム15との間に挟持されて固定してある。結像側スプリング13bの内周側端部はレンズ支持体7に固定されており、外周側端部はフレーム15側からスペーサ21で押えてベース19に固定されている。尚、スペーサ21は結像側スプリング13bとヨーク11との絶縁を図っている。
フレーム15は平面視四角形状を成し(図2及び図3参照)、中央に受光孔23が形成されている。本実施の形態では、受光孔23には受光側閉鎖部材25を嵌め込んで受光孔23を閉じている。フレーム15はベース19に嵌合固定されていると共にヨーク11の受光側角部11aを周方向に亘って密着している。受光側閉鎖部材25は透明材でできており、レンズ3の受光面3aに対面して設けてある。
そして、図1に示すように、レンズ3、ヨーク11、フレーム15及び受光側閉鎖部材25とで密閉した受光側ダンパ空間39を形成している。
ホルダ17は、ベース19に密着固定されている。このホルダ17は基板29に取付けるものであり、基板29には受光素子31として撮像素子(CCD)が設けられており、ホルダ17が受光素子31を覆っている。ホルダ17の中央部には開口33が形成されており、このホルダの開口33は透明な結象側閉鎖部材35で塞いでいる。結象側閉鎖部材35はレンズ3の結像側面に対面して設けてある。
そして、図1に示すように、ホルダ17、結像側閉鎖部材35、ベース19、ヨーク11、レンズ支持体5及びレンズ3とで密閉した結像側ダンパ空間43を形成している。
尚、レンズ支持体5の外周面とヨーク内周側面との間の隙間S(図1参照)は、極めて小さく設定されており(例えば、従来の約70%以下)、受光側ダンパ空間39又は結像側ダンパ空間43のダンパ作用に影響を与えることがないようにしている。
次に、第1実施の形態にかかるレンズ駆動装置1の作用及び効果について説明する。駆動時にコイル体7に給電すると、マグネット9の磁界内にあるコイル体7に電磁力が生じてレンズ支持体5が光軸方向に移動する。そして、レンズ支持体5の駆動力と受光側スプリング13a及び結像側スプリング13bとの付勢力とが釣り合ったところでレンズ支持体5が停止する。
レンズ支持体5が移動してから停止するまでにおいて、レンズ支持体5が瞬時に受光側に移動すると受光側ダンパ空間39の空気圧が高まると共に結像側ダンパ空間43の空気圧が減圧となって、レンズ支持体5の停止位置における振動を抑制しようとする。これにより、レンズ支持体5が移動を停止したときに慣性力による更なる移動を抑え、慣性力により移動した後、スプリング13a、13bの反力によりレンズ支持体5が結像側に移動すると受光側ダンパ空間39の空気圧が減圧になると共に結像側ダンパ空間43の空気圧が高まって、レンズ支持体5の移動を抑制する。
このようにして、本実施の形態では、受光側ダンパ空間39と結像側ダンパ空間43との両方で、レンズ支持体5に作用する慣性力による移動を抑え 、レンズ支持体5が停止したときに生じるスプリング13a、13bの振動を短時間で収束することができる。
一方、落下等によるレンズ支持体5に衝撃力が加わった場合において、レンズ支持体5が急激に移動しようとした場合には、受光側ダンパ空間39及び結像側ダンパ空間43がその空気圧によりレンズ支持体5の過剰な移動を抑制するので、スプリング13a、13bの過剰な変形を防止し、スプリング13a、13bの損傷が防止される。
しかも、フレーム15の開口23に閉鎖部材25を設け、ホルダ17の開口33に透明な閉鎖部材35を設けるだけであるから、構成が簡易である。
フレーム15の開口23に受光側閉鎖部材25を設けることにより、閉鎖部材25がレンズ3の保護フィルタを兼ね、レンズ3に埃等が付着するのを防止できる。
ホルダ17の開口33に結像側閉鎖部材35を設けることにより、閉鎖部材35が受光素子31を埃から保護する保護フィルタを兼ねることができる。
ここで、第1実施の形態にかかるレンズ駆動装置1におけるレンズ支持体5の移動後停止した時における振動収束時間を測定する実験を行ったので、従来例と比較して説明する。
実験では実施例品と比較品との各々のコイルに同じ電圧と電流を印加し、レンズ支持体5が静止するまでの時間を測定したものである。測定はレーザ測長器を用い、レンズの重量は0.2gとした。その結果を図11に示す。図11の(a)が実施例品であり、(b)が比較例品である。
この図11に示す結果から明らかなように、いずれの場合もレンズ支持体5は停止位置で振動するが、実施例品(a)では振動が収束するまでの時間tが0.07秒であったのに対して、従来品は0.8秒であった。即ち、本実験では、レンズ支持体を移動した後停止した時における振動の収束時間を従来よりも約10倍早めることができた。
以下に、図4〜図10を参照して他の実施の形態を説明するが、以下に説明する実施の形態において、上述した第1実施の形態と同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付することによりその部分の説明を省略し、以下の説明では第1実施の形態と主に異なる点について説明する。
図4に本発明に含まれない参考となる第2実施の形態にかかるレンズ駆動装置1の縦断面図を示す。第2実施の形態は、第1実施の形態において、ヨーク11の受光側角部11aとフレーム15との間にはその全周に亘ってシール材(接着材)37で気密にし、ヨーク11の外周面とベース19との間にはその全周に亘ってシール材(接着材)38で気密し、ベース19とホルダ17との間もその全周に亘ってシール材(接着材)41で気密にした。この第2実施の形態では受光側ダンパ空間39と結像側ダンパ空間43との各々の気密性を高めたので、第1実施の形態よりも更に優れた効果を奏することができる。即ち、第1実施の形態よりもレンズ支持体の振動の収縮時間を短縮でき、落下等によるレンズ支持体5に外力が加わった場合におけるスプリング13a、13bの損傷を更に低減できる。
図5に本発明に含まれない参考となる第3実施の形態にかかるレンズ駆動装置1の縦断面図を示す。この第3実施の形態では、上述した第1実施の形態において、ホルダ17の開口33のみに閉鎖部材を設け、フレームの開口23には閉鎖部材を設けないで、結像側ダンパ空間43のみを形成したものである。また、ヨーク11の外周面とベース19との間にはその全周に亘ってシール材(接着材)38で気密し、ベース19とホルダ17との間をその全周に亘ってシール材(接着材)41で気密にしている。
この第3実施の形態では、受光側ダンパ空間39がないから、受光側ダンパ空間39との相乗効果を得ることはできないが、結像側ダンパ空間43のみによっても従来よりも、レンズ支持体5の移動時における振動の収束時間を早めることができ、且つ落下等の衝撃が加わった場合にもスプリング13a、13bの過剰な変形による損傷を防止できる。
図6及び図7に本発明に含まれる第4実施の形態にかかるレンズ駆動装置1を示す。図6は第4実施の形態にかかるレンズ駆動装置の縦断面図であり、図7は分解斜視図である。この第4実施の形態では、上述した第3実施の形態において、結像側スプリング13bに換えて、弾性変形可能な環状気密材(コーン部材)47を設けたものであり、外周側端をベース19に載置してあり、スペーサ21を介してヨーク11で押えてあり、環状気密材47は実質的にベース19とホルダ17との間に挟持されている。
環状気密材47は、樹脂製又は紙製の面体であり、樹脂製の場合にはポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート、ポリエーテルニトリル、ポリエーテルイミド等を用いることができる。この環状気密材47は外周側端と内周側端との間でスプリングと同様な弾性変形をすることができると共にレンズ支持体5とベース19との間を気密に保持するものである。
この第4実施の形態によれば、環状気密材47によりレンズ支持体5とベース19との間を気密に保持するので、結像側ダンパ空間43の気密性が高めることができ、第3実施の形態よりも結像側ダンパ空間43による高いダンパ効果を得ることができる。
図8に本発明に含まれる第5実施の形態にかかるレンズ駆動装置1を示す。図8(a)は第5実施の形態にかかるレンズ駆動装置の縦断面図であり、(b)は環状気密材を抜き出して示す斜視図である。この第5実施の形態では、上述した第4実施の形態において、ベース19とホルダ17との間をシール材41でシールして、結像側ダンパ空間43の気密性を高めていると共に、環状気密材47に空気圧調整孔49を形成して、結像側ダンパ空間43内の空気圧を調整したものである。
この第5実施の形態によれば、レンズ支持体5の移動の場合には、結像側ダンパ空間の空気圧を空気圧調整孔49から逃すので、レンズ支持体5の移動が抑制されるのを防止でき、レンズ支持体5がスムーズに移動できると共に、レンズ支持体5停止するときの振動や落下等の衝撃による急激な移動の場合には、結像側ダンパ空間43が有効に作用することができる。
尚、空気圧調整孔49の数や大きさは適宜必要に応じて設定する。
図9に本発明に含まれない第6実施の形態にかかるレンズ駆動装置1を示す。図9は第6実施の形態にかかるカメラ装置の縦断面図である。この第6実施の形態では、上述した第1実施の形態にかかるレンズ駆動装置1において、フレーム15の開口に閉鎖部材25を設けないで、カメラの組付け部材51に組付けたものであり、組付け部材51はフレーム15の受光側面15aに密着して設けている。組付け部材51にはレンズ3の対向面に開口53が設けてあり、この開口53を透明な受光側閉鎖部材25で塞いで、受光側閉鎖部材25、組付け部材51、フレーム15、ヨーク11、レンズ支持体5及びレンズ3とで囲まれる空間に密閉した受光側ダンパ空間39を形成したものである。
この第6実施の形態によれば、第1実施の形態と同様に受光側ダンパ空間39と結像側ダンパ空間43との2つのダンパ空間39、43がレンズ支持体5に両側から作用するので、第1実施の形態と同様な作用効果を奏することができる。
図10に本発明に含まれない第7実施の形態にかかるレンズ駆動装置1を示す。図10は第7実施の形態にかかるカメラ装置の縦断面図である。この第7実施の形態では、上述した第6実施の形態にかかるレンズ駆動装置1において、フレーム15と組付け部材51との間に弾性部材(ゴム材)を設けてフレーム15と組付け部材51との間の気密を図ったものである。
この第7実施の形態によれば、第6実施の形態における受光側ダンパ空間39の気密性を高めることができるから、更に受光側ダンパ空間39のダンパ作用を高めることができる。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、第4及び第5実施の形態において、スペーサ21はなくても良い。また、第4及び第5実施の形態において、更に結像側スプリング13bを設けるものであっても良い。
第2実施の形態において、図12に示すように、フレーム15及びベース19に空気圧調整孔61を設けて、受光側ダンパ空間39及び結像側ダンパ空間43の空気圧を調整するものであってもよい。この空気圧調整孔61はフレーム15又はベース19のいずれかに設けるものであっても良いし、第2実施の形態に限らず、第1、第3、第4実施の形態や、第6及び第7実施の形態においても同様に空気調整孔61を設けてもよい。更に、第第5実施の形態において、環状気密材47に設けた空気圧調整孔49に換えて、或いは空気圧調整孔49と共にベース19に空気調整孔61を設けるものであってもよい。
1 レンズ駆動装置
3 レンズ
5 レンズ支持体
7 コイル体
9 マグネット
11 ヨーク
13a 受光側スプリング
15 フレーム
17 ホルダ
19 ベース
47 環状気密材

Claims (3)

  1. ベースと、
    前記ベースに取り付けられた環状のヨークと、
    前記ヨークの内周側に設けてレンズを保持するレンズ支持体と、
    前記レンズ支持体の外周部に固定されたコイル体と、
    前記ヨークに取り付けられて前記コイル体に対面するマグネットと、
    前記レンズ支持体の受光側に取り付けられて前記レンズ支持体を光軸方向に移動自在に支持する受光側スプリングと、
    前記レンズ支持体を光軸方向に移動自在に支持するように、外周側端が前記ベースに取り付けられ、内周側端が前記レンズ支持体の他方側に取り付けられ、前記レンズ支持体の移動に伴い弾性変形される環状気密材と、を備え、
    前記環状気密材が前記ベースと前記レンズ支持体との間を気密に保持することを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記環状気密材には、空気圧調整孔が形成されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。
  3. 請求項1又は2に記載のレンズ駆動装置を備えたことを特徴とするカメラ装置。
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