JP5903026B2 - 多重ストレージ・サブシステムの仮想化のための管理インターフェース - Google Patents

多重ストレージ・サブシステムの仮想化のための管理インターフェース Download PDF

Info

Publication number
JP5903026B2
JP5903026B2 JP2012236183A JP2012236183A JP5903026B2 JP 5903026 B2 JP5903026 B2 JP 5903026B2 JP 2012236183 A JP2012236183 A JP 2012236183A JP 2012236183 A JP2012236183 A JP 2012236183A JP 5903026 B2 JP5903026 B2 JP 5903026B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage
volume
virtual
command
logical volume
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012236183A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013186883A (ja
Inventor
智大 川口
智大 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Publication of JP2013186883A publication Critical patent/JP2013186883A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5903026B2 publication Critical patent/JP5903026B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0602Interfaces specially adapted for storage systems specifically adapted to achieve a particular effect
    • G06F3/0604Improving or facilitating administration, e.g. storage management
    • G06F3/0605Improving or facilitating administration, e.g. storage management by facilitating the interaction with a user or administrator
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0628Interfaces specially adapted for storage systems making use of a particular technique
    • G06F3/0662Virtualisation aspects
    • G06F3/0665Virtualisation aspects at area level, e.g. provisioning of virtual or logical volumes
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/06Digital input from, or digital output to, record carriers, e.g. RAID, emulated record carriers or networked record carriers
    • G06F3/0601Interfaces specially adapted for storage systems
    • G06F3/0668Interfaces specially adapted for storage systems adopting a particular infrastructure
    • G06F3/067Distributed or networked storage systems, e.g. storage area networks [SAN], network attached storage [NAS]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/10Protocols in which an application is distributed across nodes in the network
    • H04L67/1097Protocols in which an application is distributed across nodes in the network for distributed storage of data in networks, e.g. transport arrangements for network file system [NFS], storage area networks [SAN] or network attached storage [NAS]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

0001 本発明は、一般的にはストレージ・システムに関し、特に多重ストレージ・サブシステムの仮想化のための管理インターフェースに関する。
0002 “仮想ストレージ・サブシステム”は、ストレージ仮想化技術の1つである。ストレージ仮想化は、多重ストレージ・サブシステム環境においてアロケーションに注意を払わなくともよいストレージ管理方法を提供する。仮想化は、サーバまたはサーバのユーザが各ストレージ・サブシステムの境界に注意払わなくともよいようにする。該ストレージ管理方法は、各ボリュームを同じ単一の仮想ストレージ・サブシステムに属するものとして扱う。
米国特許第7,991,860号
0003 1つのストレージ仮想化技術が米国特許第7,991,860号(特許文献1)において開示されている。従来、ユーザが多重ストレージ・サブシステムを有する場合、各ストレージ・サブシステムあるいはボリュームはストレージ・サブシステム間で継承されることのできない独立のIDを有する。各ストレージ・サブシステムは、それを管理し制御するための独立のユーザ・インターフェースを提供する。ストレージ機能の設定は、仮想ストレージ・サブシステム環境において同様の問題を引き起こす。ユーザが仮想ボリュームにストレージ機能を設定するときには、要求を送るためにオーナーのストレージ・サブシステムと仮想ボリュームの関連論理ボリュームとを特定する必要があるが、これは困難である。仮想化は、ユーザが各ストレージ・サブシステムの境界に注意を払わなくともよい単一ストレージ・サブシステムのようなインターフェースを提供する。そのような環境では、ユーザが或るボリュームに対してストレージ機能を設定するときにユーザが境界に注意を払うことを実際にはするべきではない。あるボリュームに対するストレージ機能を該ボリュームが作成されるときに設定することは容易である。なぜならば、ストレージ・システムはその時に該ボリュームを記憶するべきストレージ・サブシステムを選択する権利を有するからである。しかし、ボリュームが既に作成されていて、ストレージ機能の設定がボリューム作成の完了後に行われる場合には、それは困難である。なぜならば、ストレージ・システムは、ボリュームが属する物理的ストレージ・サブシステムを特定してストレージ機能を設定する要求を送る必要があるからである。
0004 本発明の代表的な実施形態は、多重ストレージ・サブシステム仮想化のための管理インターフェースを提供する。従来、ユーザが多重ストレージ・サブシステムを有する場合には、ユーザは、仮想ボリュームに対してストレージ機能を設定するために、論理ボリュームと、そのオーナー・ストレージ・サブシステムとを特定するプロセスが必要であった。本発明は、ユーザをこの特定プロセスから解放し、これによりストレージ・システムが仮想ボリュームに対して直接機能を設定するユーザ・インターフェースを有することを可能にする。
0005 本発明は、多重ストレージ仮想化環境において既に作成されているボリュームに対して機能を設定することを可能にする。ストレージ・システムは仮想構成と論理/物理的構成との間の(例えば、仮想ボリュームと物理的ストレージ・サブシステムと物理的ストレージ・サブシステム内の論理ボリュームとの間の)関係を管理する。ストレージ機能を設定する要求を受け取ると、ストレージ・システムは、指定された仮想ボリュームの論理/物理的IDを特定する。ストレージ・システムは、ストレージ機能を設定する要求を物理的デバイスに送る。ストレージ・サブシステムが、別のストレージ・サブシステム内の或るボリュームに対する機能設定要求を受け取ったならば、該ストレージ・サブシステムはその要求を該別のストレージ・サブシステムに転送する。
0006 本発明の1つの特徴では、ストレージ・システムは、複数の仮想ボリュームを管理する複数のストレージ・コントローラを有する複数のストレージ・サブシステムであって、複数のストレージ・コントローラの各々は、複数の論理ボリュームを管理し、複数の仮想ボリュームのうちの或る仮想ボリュームのデータを複数の論理ボリュームのうちの或る論理ボリュームに記憶することを制御する、該複数のストレージ・サブシステムと、複数の仮想ボリュームのうちの或る仮想ボリュームに対するストレージ機能の登録を命令するコマンドを受け取ったことに応答して、その受け取ったコマンドを、複数の仮想ボリューム、複数の論理ボリューム、および複数のストレージ・コントローラの間のマッピングに基づいて、複数の論理ボリュームのうちの或るターゲット論理ボリュームに対するストレージ機能の登録を命令する変換済みコマンドに変換するように動作する制御モジュールとを含む。ターゲット論理ボリュームを管理するストレージ・コントローラは、ターゲット論理ボリュームに対するストレージ機能の登録を命令する変換済みコマンドを処理する。制御モジュールは、複数のストレージ・コントローラの少なくとも1つまたはストレージ・システム内の他の1つのコンピュータに設けられる。
0007 ある実施形態では、制御モジュールは、ターゲット論理ボリュームを管理するストレージ・コントローラに変換済みコマンドを転送するように構成される。制御モジュールは、ストレージ・サブシステムの各々の中のストレージ・コントローラに設けられる。ストレージ・サブシステムの各々は、複数の仮想ボリューム、複数の論理ボリューム、および複数のストレージ・コントローラの間のマッピングを記憶する。制御モジュールは、ストレージ機能が実行されるターゲット論理ボリュームの状態を更新するように構成される。ストレージ・システムは、制御モジュールを含むホスト・コンピュータをさらに含み、ホスト・コンピュータは、該受け取られたコマンドに応答して複数のストレージ・サブシステムから情報を集めることによって、複数の仮想ボリューム、複数の論理ボリューム、および複数のストレージ・コントローラの間のマッピングを更新する。あるいは、ストレージ・システムは制御モジュールを含む管理端末をさらに含み、管理端末は、複数の仮想ボリューム、複数の論理ボリューム、および複数のストレージ・コントローラの間のマッピングを記憶する。あるいは、制御モジュールはストレージ・サブシステムの各々に設けられ、該コマンドはストレージ・コントローラの各々に送信され、ストレージ・サブシステムの各々は複数の仮想ボリューム、複数の論理ボリューム、および複数のストレージ・コントローラの間のマッピングを記憶し、ターゲット論理ボリュームを管理するストレージ・コントローラは、該変換済みコマンドに基づいて、ターゲット論理ボリューム上で実行されるべきストレージ機能を登録する。
0008 本発明の他の形態では、ストレージ・システムにおいてストレージ機能を管理する方法を考慮しており、ストレージ・システムは、複数の仮想ボリュームを管理する複数のストレージ・コントローラを有する複数のストレージ・サブシステムを含み、複数のストレージ・コントローラの各々は、複数の論理ボリュームを管理し、複数の仮想ボリュームのうちの或る仮想ボリュームのデータを複数の論理ボリュームのうちの或る論理ボリュームに記憶することを制御する。この方法では、複数の仮想ボリュームのうちの或る仮想ボリュームに対するストレージ機能の登録を命令するコマンドをストレージ・システム内の制御モジュールにより受け取ったことに応答して、その受け取られたコマンドを、複数の仮想ボリューム、複数の論理ボリューム、および複数のストレージ・コントローラの間のマッピングに基づいて、複数の論理ボリュームのうちの或るターゲット論理ボリュームに対するストレージ機能の登録を、命令する変換済みコマンドに変換することを含み、変換済みコマンドは、ターゲット論理ボリュームに対するストレージ機能の登録が、ターゲット論理ボリュームを管理するストレージ・コントローラにより処理されることを命令する。制御モジュールは、複数のストレージ・コントローラの少なくとも1つまたはストレージ・システム内の別のコンピュータに設けられる。
0009 本発明の他の様態では、複数の仮想ボリュームを管理する複数のストレージ・コントローラを有する複数のストレージ・サブシステムを含むストレージ・システムにおいてストレージ機能を管理するようにデータ・プロセッサを制御するための複数の命令を記憶するコンピュータ可読ストレージ媒体に向けられており、複数のストレージ・コントローラの各々は、複数の論理ボリュームを管理し、複数の仮想ボリュームのうちの或る仮想ボリュームのデータを複数の論理ボリュームのうちの或る論理ボリュームに記憶することを制御する。複数の命令は、:データ・プロセッサに、複数の仮想ボリュームのうちの或る仮想ボリュームに対するストレージ機能の登録を命令するコマンドを受け取ったことに応答して、その受け取られたコマンドを、複数の仮想ボリューム、複数の論理ボリューム、および複数のストレージ・コントローラの間のマッピングに基づいて、複数の論理ボリュームのうちの或るターゲット論理ボリュームに対するストレージ機能の登録を命令する変換済みコマンドに変換させる命令を含み、変換済みコマンドは、ターゲット論理ボリュームに対するストレージ機能の登録が、ターゲット論理ボリュームを管理するストレージ・コントローラにより処理されることを命令する。
0004 このようにして、ユーザは各ストレージ・サブシステムの境界に注意を払わなくてもよくなる。その結果として、ストレージ・サブシステムは、他のストレージ・サブシステムに属するボリュームを管理し制御しなくてもよい。
0010 本発明のこれらのおよび他の特徴および利点は、具体的な実施形態についての以下の詳細な説明から当業者に明らかとなろう。
0011 本発明の第1実施形態による方法および装置が適用されるシステムの物理的および論理的ハードウェアの構成例を示す。 0012 図1のシステムの仮想的ならびに物理的および論理的ハードウェアの構成例を示す。 0013 第1実施形態によるストレージ・コマンド制御のプロセス・フローの例を示す。 0014 論理ボリューム制御の構成例を示す。 0015 多重ストレージ仮想化制御の構成例を示す。 0016 論理ボリューム管理テーブルの構成例を示す。 0017 仮想ボリューム管理テーブルの構成例を示す。 0018 I/O制御のプロセス・フローの例を示す。 0019 第2実施形態によるシステムの物理的および論理的ハードウェアの構成例を示す。 0020 図9のシステムの仮想的ならびに物理的および論理的ハードウェアの構成例を示す。 0021 第2実施形態によるストレージ・コマンド制御のプロセス・フローの例を示す。 0022 第3実施形態によるシステムの物理的および論理的ハードウェアの構成例を示す。 0023 図12のシステムの仮想的ならびに物理的および論理的ハードウェアの構成例を示す。 0024 仮想ボリューム参照テーブルの構成例を示す。 0025 操作ユーザ・インターフェースのプロセス・フローの例を示す。
0026 以下の本発明についての詳細な説明では、開示の一部を成すとともに本発明を実施する例示的な実施形態の実例として示される添付図面を参照するが、本発明は図面の内容に限定されるものではない。図面において、類似する数字は複数の図面においてほぼ同様の構成要素を示すものである。また、留意すべき点として、詳細な説明では、以下の説明および図面に示されるとおり様々な実施の形態を示すが、本発明は本明細書において説明されかつ示される実施形態に限定されず、当業者が知っているであろう、又は知り得るようになるその他の実施形態をも含む。本明細書における「一実施形態」、「本実施形態」、又は「上述の実施形態」の文言は、ある実施形態に関連して説明される特定の特性、構造又は特徴が、本発明の少なくとも一実施形態に含まれることを意味し、本明細書の様々な箇所において上記文言が使用されていても、必ずしもすべてが同一の実施形態を言及するものではない。さらに、以下の詳細な説明において、本発明の理解を深めるために、多くの具体的かつ詳細な記載がなされている。ただし、本発明を実施するためにこれらの具体的かつ詳細な内容すべてが必要ではないことは、当業者にとって明らかであろう。状況によっては、曖昧な記載を避けるために、周知の構造、材料、回路、プロセス及びインターフェースの詳細については説明がなく、かつ/又はブロック図において図示のない場合もある。
0027 さらに、以下の詳細な説明の一部は、コンピュータ内のオペレーションのアルゴリズムおよび記号表現で示されている。これらのアルゴリズム記述及び記号表現は、データ処理分野の当業者がその新しいアイディアの本質を最も効果的に他の当業者に伝えるために使用する手段である。アルゴリズムとは、望ましい最終状態又は結果へと導く一連の定義されたステップである。本発明において、実施されるステップは、具体的な結果を達成するための相応量の物理的操作を必要とする。必ずしもそうとは限らないが、通常はかかる数量は、格納、転送、組み合わせ、比較その他の操作が可能な電気もしくは磁気信号又は命令の形態を取る。主に一般的な使用のために、上記の信号をビット、値、記号、文字、用語、数字、命令等として言及することが時として便利である。但し、上記の及び類似の用語すべてが、適切な物理数量に関連付けられるものであり、かつ当該数量に適用される単に便利なラベルであることに留意すべきである。別段の記載がない限り、以下の解説から明らかなように、当然のことながら説明全体を通して、「処理」、「演算」、「計算」、「判断」、「表示」等の用語を用いた説明は、コンピュータ・システムのレジスタ及びメモリもしくはレジスタ又はその他の情報記憶、送信もしくは表示装置の中の物理的数量として同等に表されるその他のデータに操作しかつ変換する、コンピュータ・システム又はその他の情報処理装置の動作またはプロセスを含み得る。
0028 本発明は、本明細書における操作を実施する装置にも関する。この装置は、必要とされる目的のために特別に構築してもよく、又は一つ以上のコンピュータ・プログラムによって選択的に起動又は再構築された一つ以上の汎用コンピュータを含み得る。当該コンピュータ・プログラムは、光ディスク、磁気ディスク、読取専用記憶措置(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ソリッドステート装置及びドライブ、又は電子情報の格納に適したその他の種類の媒体等(但し、これらに限定されない)のコンピュータ読取可能記憶媒体に格納され得る。本明細書において提示するアルゴリズム及び態様は、特定のコンピュータ又はその他の装置とは本質的に関係していない。様々な汎用システムを、本明細書の教示に従ってプログラム及びモジュールと共に使用してもよく、又は望ましい方法を実施するためにより特化した装置を構築した方がよい場合も有り得る。さらに本発明は、特定のプログラミング言語を参照して説明されてはいない。当然のことながら、本明細書に記載されているとおりに本発明の教示内容を実施するために、様々なプログラミング言語を使用してもよい。プログラミング言語の命令は、一つ以上の処理装置、例えば中央処理装置(CPU)、プロセッサ、又はコントローラによって実行され得る。
0029 本発明の代表的な実施形態では、以下でより詳しく記載されるように、多重ストレージ・サブシステム仮想化のための管理インターフェースの装置、方法およびコンピュータ・プログラムを提供する。
0030 第1実施形態
0031 この実施形態では、唯一のストレージ・サブシステムがストレージ機能を設定/登録するためのインターフェースを提供する。サーバは、仮想ボリュームIDを伴うストレージ機能要求をストレージ・サブシステムに送る。その要求を受け取ると、ストレージ・サブシステムは、仮想ボリュームに関連するターゲット物理的ストレージ・サブシステムと論理ボリュームIDとを特定し、その要求上の仮想ボリュームIDを論理ボリュームIDに変更し、その要求をターゲット・ストレージ・サブシステムに転送する。
0032 図1は、本発明の第1実施形態に従って、本発明の方法および装置が応用され得るシステムの物理的および論理的ハードウェアの構成例を示す。各ストレージ・サブシステム100aおよび100bは、プロセッサ(1つまたは複数)、メモリ101およびディスクを有する一種のコンピュータ・システムである。プロセッサは、メモリ101に記憶されているプログラムを動作させる。メモリは、データ・ボリューム111、コマンド・ボリューム112、および、S−コマンド・ボリューム113を提供する。メモリは、データ・ボリューム111のデータをディスクに記憶する。データ・ボリューム111は、ホスト・コンピュータの論理イメージである。コマンド・ボリューム112は、ホスト・コンピュータまたは他の何らかのストレージ・サブシステムからのストレージ機能設定コマンドを受け取るためのインターフェースである。このインターフェースは、論理ボリュームにストレージ機能を設定するために論理ボリュームIDを必要とする。S−コマンド・ボリューム113は、ホスト・コンピュータからストレージ機能設定コマンドを受け取るためのインターフェースである。このインターフェースは、ストレージ機能をその関連する論理ボリュームに設定するために仮想ボリュームIDを必要とする。メモリ101は、例えばローカル・コピー制御101−1、リモート・コピー制御101−2、論理ボリューム制御101−3、および多重ストレージ仮想化制御101−4を含むプログラムおよびテーブルを記憶する。論理ボリューム制御101−3は、論理ボリュームを管理し制御する。多重ストレージ仮想化制御101−4は、仮想ボリュームと物理的ストレージ・サブシステムと論理ボリュームとの間のマッピングを管理する。ローカル・コピー制御101−1およびリモート・コピー制御101−2は、異なる種類のストレージ機能を提供する。ホスト・コンピュータ300はプロセッサ(1つまたは複数)およびメモリを有する。プロセッサは、メモリに記憶されているプログラムを動作させる。メモリに、ストレージ制御コマンド300−1が記憶されている。ホスト・コンピュータ300は、ネットワーク400を介してストレージ・サブシステム100aおよび100bに接続する。ストレージ制御コマンド300−1は、仮想ボリュームIDを伴うストレージ機能要求をS−コマンド・ボリューム113に送る。ネットワーク400は、ホスト・コンピュータ300とストレージ・サブシステム100aおよび100bとの間の結線である。ネットワーク401は、ストレージ・サブシステム100aおよび100bの間の結線である。これらネットワークは、データおよび要求を転送する。この実施形態において、ストレージ・サブシステム100aだけがS−コマンド・ボリューム113をホスト・コンピュータ300に提供する。ホスト・コンピュータ300は、ストレージ・サブシステム100bのデータ・ボリューム111を配置する。
0033 図2は、図1のシステムの仮想的ならびに物理的および論理的ハードウェアの構成例を示す。仮想ストレージ・サブシステム200は、現実のデバイスではなくて、管理のための構成であるに過ぎない。各ストレージ・サブシステムの多重ストレージ仮想化制御101−4は、仮想ストレージ・サブシステム200内の仮想ボリュームを管理する。仮想ストレージ・サブシステムは、仮想データ・ボリューム211および仮想コマンド・ボリューム213を伴う仮想ボリュームを提供する。仮想データ・ボリューム211は、データ・ボリューム111と関連し、データ・ボリューム111から独立したIDを有する。仮想コマンド・ボリューム213は、S−コマンド・ボリューム113と関連し、S−コマンド・ボリューム113から独立したIDを有する。ストレージ・サブシステム100aは、ストレージ・サブシステム100bのコマンド・ボリューム112を外部コマンド・ボリューム114として配置する。これにより、ストレージ・サブシステム100aは、コマンド・ボリューム112を介して要求をストレージ・サブシステム100bに転送することができる。仮想ボリュームは、実際には、関連する論理ボリュームまたはコマンド・ボリュームが属するストレージ・サブシステムにより制御され管理される。
0034 図3は、第1実施形態によるストレージ・コマンド制御300−1のプロセス・フローの例を示す。このプログラムは、ユーザまたはユーザのスクリプトが或る仮想データ・ボリュームに対してストレージ機能を使用することを要求すると動作する。プログラムはステップ300−1−1から開始する。ステップ300−1−2で、プログラムは、仮想ボリュームIDを伴う要求をS−コマンド・ボリューム113に送る。ステップ300−1−3で、ステップ300−2の要求が完了した後にプログラムは終了する。
0035 図4は、論理ボリューム制御101−3の構成例を示す。論理ボリューム制御101−3は、I/O制御101−3−1、コマンド・ボリューム制御101−3−2、データ・ボリューム制御101−3−3、および論理ボリューム管理テーブル101−3−4を含む。I/O制御101−3−1は、データ・ボリューム111、コマンド・ボリューム112、および/またはS−コマンド・ボリューム113で発生するI/Oを制御する。このプログラムは、ストレージ・サブシステムがI/Oコマンドを受け取るときに動作する。コマンド・ボリューム制御101−3−2は、指定されたボリュームにストレージ機能を設定する。このプログラムは、I/O制御101−3−1により、I/O制御がコマンド・ボリューム112上で動作するときに呼び出される。データ・ボリューム制御101−3−3は、ホスト・コンピュータとデータ・ボリューム111との間での読み出し/書き込みI/Oコマンドを伴うデータ転送を制御する。このプログラムは、I/O制御101−3−1により、I/O制御がデータ・ボリューム111上で動作するときに呼び出される。論理ボリューム管理テーブル101−3−4は、論理ボリュームのタイプ(データ、コマンド、またはS−コマンド・ボリューム)および構成内容(内部/外部および容量)を管理する。
0036 図5は、多重ストレージ仮想化制御101−4の構成例を示す。多重ストレージ仮想化制御101−4は、ボリュームおよびパス・マイグレーション・プログラム101−4−1および仮想ボリューム管理テーブル101−4−2を含む。ボリュームおよびパス・マイグレーション・プログラム101−4−1は、ストレージ・サブシステム間で無停止ボリューム・マイグレーションを制御する。仮想ボリューム管理テーブル101−4−2は、仮想ボリュームと物理的ストレージ・サブシステムと論理ボリュームとの間のマッピングを管理する。
0037 図6は、論理ボリューム管理テーブル101−3−4の構成例を示す。テーブルは、データ・ボリューム、コマンド・ボリューム、およびS−コマンド・ボリュームを管理する。テーブルは、論理ボリューム番号101−3−4−1、ボリューム・タイプ101−3−4−2、位置情報101−3−4−3、および物理的情報101−3−4−4の列を有する。論理ボリューム番号101−3−4−1は、論理ボリュームのIDを記憶する。本IDは、ストレージ・サブシステムにおいて一意である。ボリューム・タイプ101−3−4−2は、ボリュームのタイプを記憶する。ボリューム・タイプが“データ・ボリューム”であれは、ボリューム・タイプ101−3−4−2は“データ”を記憶する。ボリューム・タイプが“コマンド・ボリューム”であれば、ボリューム・タイプ101−3−4−2は“コマンド”を記憶する。ボリューム・タイプが“S−コマンド・ボリューム”であれば、ボリューム・タイプ101−3−4−2は“S−コマンド”を記憶する。位置情報101−3−4−3は位置情報を記憶する。ボリュームがデータ・ボリュームであってキャパシティ・エリアが内部ディスクから割り当てられているならば、位置情報101−3−4−3は“内部”を記憶する。ボリュームがデータ・ボリュームであってキャパシティ・エリアが外部ストレージ・サブシステム・ボリュームから割り当てられているならば、位置情報101−3−4−3は“外部”を記憶する。ボリュームがコマンド・ボリュームであって他のストレージ・サブシステムのコマンド・ボリュームを配置しなければ、位置情報101−3−4−3は“内部”を記憶する。ボリュームがコマンド・ボリュームであって他のストレージ・サブシステムのコマンド・ボリュームを配置するならば、位置情報101−3−4−3は“外部”を記憶する。ボリュームがS−コマンドであれば、位置情報101−3−4−3は“内部”を記憶する。物理的情報101−3−4−4は、ボリュームの物理的情報を記憶する。位置情報101−3−4−3が“外部”であれば、物理的情報101−3−4−4は、配置されたボリュームのWWPNおよびLUNを記憶する。位置情報101−3−4−3が“内部”でボリュームがデータ・ボリュームであれば、物理的情報101−3−4−4は本ボリューム・データを記憶するRAIDグループのIDを記憶する。
0038 図7は、仮想ボリューム管理テーブル101−4−2の構成の例を示す。このテーブルは、仮想ボリュームと物理的ストレージ・サブシステムと論理ボリュームとの間のマッピングを管理する。このテーブルは、仮想ボリューム番号101−4−2−1、ストレージ・サブシステム番号101−4−2−2、論理ボリューム番号101−4−2−3、およびマイグレーション・ステータス101−4−2−4の列を有する。仮想ボリューム番号101−4−2−1は、仮想ボリュームのIDを記憶する。本IDは、ストレージ・システムの中で一意である。ストレージ・サブシステム番号101−4−2−2は、仮想ボリュームが属するストレージ・サブシステムのIDを記憶する。仮想ボリュームが属するストレージ・サブシステムが、このテーブルが記憶されているストレージ・サブシステムと同じであれば、ストレージ・サブシステム番号101−4−2−2は“自分自身”を記憶する。論理ボリューム番号101−4−2−3は、仮想ボリュームが関連する論理ボリュームのIDを記憶する。マイグレーション・ステータス101−4−2−4は、ストレージ・サブシステム間でのボリューム・マイグレーションの状態を記憶する。
0039 図8は、I/O制御101−3−1のプロセス・フローの例を示す。このプログラムは、論理ボリューム(データ、コマンド、またはS−コマンド・ボリューム)に対してストレージ機能要求を受け取ると動作する。プログラムはステップ101−3−1−1から開始する。ステップ101−3−1−2で、プログラムは、ボリューム・タイプ101−3−4−2を用いてボリューム・タイプをチェックする。そのタイプが“データ”であれば、プログラムはステップ101−3−1−11に進み、そうでなければ、ステップ101−3−1−3に進む。ステップ101−3−1−3で、プログラムは、ボリューム・タイプ101−3−4−2を用いてボリューム・タイプをチェックする。このタイプが“S−コマンド”でなければ、プログラムはステップ101−3−1−10に進み、そうであれば、ステップ101−3−1−4に進む。ステップ101−3−1−4で、プログラムは、ストレージ・サブシステム番号101−4−2−2および論理ボリューム番号101−4−2−3から、仮想ボリュームの物理的ストレージ・サブシステムおよび論理ボリュームIDを見つける。プログラムは、ストレージ機能要求に記載されている操作ターゲット論理ボリュームを特定する。ステップ101−3−1−5で、プログラムは転送ターゲット・ストレージ・サブシステムをチェックし、プログラムが動作するストレージ・サブシステムに論理ボリュームが属するかどうか判定する。ストレージ・サブシステム番号101−4−2−2が“自己”であれば、プログラムはステップ101−3−1−10に進んで仮想ボリュームIDをストレージ機能要求の論理ボリュームIDに変更し、そうでなければステップ101−3−1−6に進む。ステップ101−3−1−6で、プログラムは、その要求を転送する外部コマンド・ボリュームを特定し、外部ストレージ用のアドレスと操作コードとを整列させる。プログラムは、仮想ボリュームIDをストレージ機能要求の論理ボリュームIDに変更する。ステップ101−3−1−7で、プログラムは、その変更された要求を、仮想ボリュームが属するストレージ・サブシステムに、配置されたコマンド・ボリュームを介して転送し、外部コマンド・ボリュームからの要求に対する応答を待つ。ステップ101−3−1−8で、プログラムは、応答を、オリジナルのストレージ機能要求を送ったホスト・コンピュータに送る。プログラムはステップ101−3−1−9で終了する。ステップ101−3−1−10で、プログラムは、データ・ボリュームへの読み出し/書き込みI/Oを行うためにデータ・ボリューム制御101−3−3を呼び出す。ステップ101−3−1−11で、プログラムは、指定された論理データ・ボリュームにストレージ機能を設定/登録するためにコマンド・ボリューム制御101−3−2を呼び出す。
0040 第2実施形態
0041 第2実施形態では、各ストレージ・サブシステムは、ストレージ機能を設定するためのインターフェースを提供する。サーバは、論理ボリュームIDを伴う要求を、仮想ボリュームが属するストレージ・サブシステムに送り、その後、仮想ボリュームIDを物理的ストレージ・サブシステムおよび論理ボリュームに移す。
0042 図9は、第2実施形態によるシステムの物理的および論理的ハードウェアの構成例を示す。図1との差異のみ記載する。ストレージ・サブシステム100aは、S−コマンド・ボリューム113を提供しないが、コマンド・ボリューム112をホスト・コンピュータ300に提供する。ホスト・コンピュータ300は、ストレージ制御コマンド300−1の代わりにストレージ制御コマンド300−1’を記憶する。
0043 図10は、図9のシステムの仮想的ならびに物理的および論理的ハードウェアの構成例を示す。図2との差異のみ記載する。仮想ストレージ・サブシステム200は複数の仮想コマンド・ボリューム212を提供する。仮想ストレージ・サブシステム200は、仮想コマンド・ボリューム213を提供しない。仮想コマンド・ボリューム212はコマンド・ボリューム112に関連する。
0044 図11は、第2実施形態によるストレージ・コマンド制御300−1’のプロセス・フローの例を示す。このプログラムは、ユーザまたはユーザのスクリプトが或る仮想データ・ボリュームに対してストレージ機能を使用することを要求すると動作する。プログラムはステップ300−1’−1から開始する。ステップ300−1’−2で、プログラムは、各ストレージ・サブシステムの仮想ボリューム管理テーブル101−4−2を入手する。ステップ300−1’−3で、プログラムは、仮想ボリュームの物理的ストレージ・サブシステムおよび論理ボリュームIDを特定する。仮想ボリュームのオーナー・ストレージ・サブシステムは、ストレージ・サブシステム番号101−4−2−2に“自己”を記憶する。ステップ300−1’−4で、プログラムは、仮想ボリュームIDをストレージ機能要求の論理ボリュームIDに変更する。プログラムは、その変更された要求を、仮想ボリュームが属するストレージ・サブシステムのコマンド・ボリュームに転送する。プログラムは、ステップ300−1’−4での要求が完了した後にステップ300−1’−5で終了する。
0045 第3実施形態
0046 第3の実施形態では、ストレージ管理端末が、ストレージ機能を設定するためのインターフェースを提供する。ストレージ管理端末は、仮想ボリュームを呈示し管理する。仮想ボリュームを求める要求をユーザがストレージ管理端末で入力すると、その端末は、仮想ボリュームのオーナー・ストレージ・サブシステムと論理ボリュームIDとを特定して、要求を論理ボリュームIDと共にオーナー・ストレージ・サブシステムに送る。
0047 図12は、第3実施形態によるシステムの物理的および論理的ハードウェアの構成例を示す。図1との差異のみ記載する。ストレージ・サブシステム100aはS−コマンド・ボリューム113を提供せず、ストレージ・サブシステム100bはコマンド・ボリューム112を提供しない。ホスト・コンピュータ300はストレージ制御コマンド300−1を有しない。ストレージ端末コンソール500がストレージ・サブシステム100aおよび100bに接続されている。ストレージ端末コンソール500は、操作ユーザ・インターフェース(UI)501および仮想ボリューム参照テーブル502を含む。操作ユーザ・インターフェース501は、ユーザがストレージ機能設定を入力すると動作するプログラムである。入力情報は仮想ボリュームIDを含む。このプログラムは、要求をストレージ・サブシステムに送る。仮想ボリューム参照テーブル502は、仮想ボリュームと物理的ストレージ・サブシステムと論理ボリュームとの間の関係を管理する。
0048 図13は、図12のシステムの仮想的ならびに物理的および論理的ハードウェアの構成例を示す。図2との差異のみ記載する。仮想ストレージ・サブシステム200は、仮想コマンド・ボリューム213を提供しない。
0049 図14は、仮想ボリューム参照テーブル502の構成例を示す。このテーブルは、仮想ボリュームと物理的ストレージ・サブシステムと論理ボリュームとの間のマッピングを管理する。テーブルは、仮想ボリューム番号502−1、ストレージ・サブシステム番号502−2、論理ボリューム番号502−3、およびマイグレーション・ステータス502−4の列を含む。仮想ボリューム番号502−1は、仮想ボリュームのIDを記憶する。IDはストレージ・システムにおいて一意である。ストレージ・サブシステム番号502−2は、仮想ボリュームが属するストレージ・サブシステムのIDを記憶する。論理ボリューム番号502−3は、仮想ボリュームが関連する論理ボリュームのIDを記憶する。マイグレーション・ステータス502−4は、ストレージ・サブシステム間でのボリューム・マイグレーションの状態を記憶する。
0050 図15は、操作ユーザ・インターフェース501のプロセス・フローの例を示す。プログラムはステップ501−1から開始する。ステップ501−2で、プログラムは、各ストレージ・サブシステムの仮想ボリューム管理テーブル101−4−2を入手し、仮想ボリュームの物理的ストレージ・サブシステムおよび論理ボリュームIDを特定する。オーナー・ストレージ・サブシステムIDはストレージ・サブシステム番号502−2に記憶される。ステップ501−3で、プログラムは、仮想ボリュームIDをストレージ機能要求の論理ボリュームIDに変更する。ステップ501−4で、プログラムは、その変更された要求を、仮想ボリュームが属するストレージ・サブシステムのコマンド・ボリュームに転送する。プログラムは、ステップ501−4での要求が完了した後にステップ501−5で終了する。
0051 他の1つの実施形態によれば、アドミニストレータ(例えば、管理端末を介して)またはホスト・コンピュータが、第1実施形態の場合のように仮想ボリューム管理テーブル101−4−2を各々含む全てのストレージ・コントローラに対して仮想ボリュームIDを伴うストレージ機能要求を送信する。仮想ボリュームIDに対応するターゲット論理ボリュームを管理するストレージ・コントローラは、ストレージ機能要求に応答して、ターゲット論理ボリュームで実行されるストレージ機能を登録するように動作する。
0052 もちろん、図1、9、および12に示すシステム構成は、本発明が実施され得る情報システムの単なる例示であり、本発明は特定のハードウェア構成に限定されない。本発明を実施するコンピュータ及びストレージ・システムは、上述の発明を実施するために用いられるモジュール、プログラム及びデータ構造を格納しかつ読み出すことができる公知のI/O装置(例えば、CD及びDVDドライブ、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、ハードドライブ等)も有し得る。これらのモジュール、プログラム及びデータ構造は、当該コンピュータ読取可能媒体上で符号化することができる。例えば、本発明の前記データ構造は、本発明で使用されるプログラムが存在する一つ以上のコンピュータ読取可能媒体から独立したコンピュータ読取可能媒体に格納することができる。システムの構成要素は、あらゆる形態又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)によって相互接続することができる。通信ネットワークの例としては、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク(例えば、インターネット)、無線ネットワーク、ストレージエリアネットワーク等を含む。
0053 説明では、本発明の理解を深めるために、多くの具体的かつ詳細な記載がなされている。しかし当業者にとっては、本発明を実施するためにこれら具体的な詳細のすべてが必要なわけではないことは明らかであるだろう。また、留意すべき点として、本発明は、通常はフローチャート、フロー図又はブロック図として記載されるプロセスとして説明されてもよい。フローチャートでは動作を逐次プロセスとして説明し得るが、動作の多くは並行して又は同時に実行することができる。さらに、動作の順番は並び替えてもよい。
0054 当技術分野では周知であるように、上述の動作は、ハードウェア、ソフトウェア、又はソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実行することができる。本発明の実施形態の様々な態様は、回路や論理装置(ハードウェア)を用いて実施してよく、その一方で、その他の態様は、機械読取可能媒体上に記憶された命令を用いて実施してもよく、当該発明は、プロセッサによって実行された場合には、プロセッサに本発明の実施形態を実行される方法を実施させるものである。さらに、本発明のいくつかの実施形態は、ハードウェアのみにおいて実施されてもよく、その他の実施形態は、ソフトウェアのみで実施されてもよい。さらに、説明された様々な機能は一つのユニットで実施することができ、又はあらゆる方法によって多くの構成要素に広めることができる。ソフトウェアによって実施された場合、方法は、コンピュータ読取可能媒体に記憶された命令に基づいて、汎用コンピュータなどのプロセッサによって実行され得る。望ましい場合には、圧縮およびまたは暗号化形式で命令を媒体に記憶することができる。
0055 以上述べたように、本発明が多重ストレージ・サブシステム仮想化のための管理インターフェースのための方法、装置およびコンピュータで読み出し可能な媒体に記憶されたプログラムを提供することは明らかであろう。さらに、本明細書において特定の実施形態が示され説明されているが、当業者にとって明白なように、開示された特定の実施形態の代わりに、同じ目的を達成するために創出された構成を用いてもよい。本開示は、本発明のあらゆる適応例や変形例を対象とすることを意図したものであり、また以下の請求項で用いられる用語は、本発明を本明細書で開示した特定の実施形態に限定するよう解釈されるべきではない。むしろ本発明の範囲は、以下の請求項によって判断されるべきものであり、以下の請求項は、当該請求項が権利を有する同等物の範囲全体と共に、請求項の解釈について確立された原則に従って解釈されるものである。
100a、100b ストレージ・サブシステム
111 データ・ボリューム
112 コマンド・ボリューム
113 S−コマンド・ボリューム
114 外部コマンド・ボリューム
200 仮想ストレージ・サブシステム
211 仮想データ・ボリューム
213 仮想コマンド・ボリューム
300 ホスト・コンピュータ

Claims (4)

  1. 複数のストレージ・サブシステムを備え、
    前記ストレージ・サブシステムが有する論理ボリュームは、一つの仮想ストレージ・サブシステム内の仮想ボリュームとして外部の計算機に提供され、
    前記ストレージ・サブシステムが有するストレージ・コントローラは、自身のストレージ・サブシステム内で一意に識別される論理ボリュームを管理すると共に、前記仮想ストレージ・サブシステム内で一意に識別される仮想ボリュームを管理し、前記論理ボリュームと前記仮想ボリュームのマッピング情報を記憶し、前記外部の計算機に該マッピング情報を提供し、
    前記外部の計算機は、前記ストレージ・コントローラより前記マッピング情報を取得するコマンド処理プログラムを実行し、
    前記コマンド処理プログラムは、前記仮想ボリュームのうちの或る仮想ボリュームに対するストレージ機能の登録を命令するコマンドの発行に際し、前記外部の計算機が入手した前記マッピング情報に基づき、対象となる前記仮想ボリュームに対応するターゲット論理ボリュームおよび該ターゲット論理ボリュームを有するストレージ・サブシステムを特定し、前記コマンドを、前記ターゲット論理ボリュームに対する前記ストレージ機能の登録を命令する変換済みコマンドに変換し、前記ターゲット論理ボリュームを管理するストレージ・コントローラに転送することを特徴とするストレージ・システム。
  2. 請求項1に記載のストレージ・システムであって、
    前記外部の計算機は、ストレージ管理端末である
    ことを特徴とするストレージ・システム。
  3. ストレージ・システムにおいてストレージ機能を管理する方法であって、
    前記ストレージ・システムは、複数のストレージ・サブシステムを備え、前記ストレージ・サブシステムが有する論理ボリュームは、一つの仮想ストレージ・サブシステム内の仮想ボリュームとして外部の計算機に提供され、前記ストレージ・サブシステムが有するストレージ・コントローラは、自身のストレージ・サブシステム内で一意に識別される論理ボリュームを管理すると共に、前記仮想ストレージ・サブシステム内で一意に識別される仮想ボリュームを管理し、前記論理ボリュームと前記仮想ボリュームのマッピング情報を記憶し、前記外部の計算機に該マッピング情報を提供し、
    前記方法は、前記仮想ボリュームのうちの或る仮想ボリュームに対するストレージ機能の登録を命令するコマンドを発行するに際し、対象となる前記仮想ボリュームに対応するターゲット論理ボリュームおよび該ターゲット論理ボリュームを有するストレージ・サブシステムを前記マッピング情報に基づいて特定し、前記コマンドを、前記ターゲット論理ボリュームに対する前記ストレージ機能の登録を命令する変換済みコマンドに変換し、前記ターゲット論理ボリュームを管理するストレージ・コントローラに転送する処理であり、前記外部の計算機によって実行される
    ことを特徴とする方法。
  4. 複数のストレージ・サブシステムを備えるストレージ・システムのストレージ機能を管理するために、外部の計算機が実行する命令を記憶するコンピュータで読み出し可能な記憶媒体であって、
    前記ストレージ・サブシステムが有する論理ボリュームは、一つの仮想ストレージ・サブシステム内の仮想ボリュームとして外部の計算機に提供され、
    前記ストレージ・サブシステムが有するストレージ・コントローラは、自身のストレージ・サブシステム内で一意に識別される論理ボリュームを管理すると共に、前記仮想ストレージ・サブシステム内で一意に識別される仮想ボリュームを管理し、前記論理ボリュームと前記仮想ボリュームのマッピング情報を記憶し、前記外部の計算機に該マッピング情報を提供し、
    前記命令は、前記仮想ボリュームのうちの或る仮想ボリュームに対するストレージ機能の登録を命令するコマンドを発行するに際し、対象となる前記仮想ボリュームに対応するターゲット論理ボリュームおよび該ターゲット論理ボリュームを有するストレージ・サブシステムを前記マッピング情報に基づいて特定し、前記コマンドを、前記ターゲット論理ボリュームに対する前記ストレージ機能の登録を命令する変換済みコマンドに変換し、前記ターゲット論理ボリュームを管理するストレージ・コントローラに転送する処理を実行させるものである
    ことを特徴とするコンピュータで読み出し可能な記憶媒体。
JP2012236183A 2012-03-07 2012-10-26 多重ストレージ・サブシステムの仮想化のための管理インターフェース Active JP5903026B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/413,731 US20130238852A1 (en) 2012-03-07 2012-03-07 Management interface for multiple storage subsystems virtualization
US13/413,731 2012-03-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013186883A JP2013186883A (ja) 2013-09-19
JP5903026B2 true JP5903026B2 (ja) 2016-04-13

Family

ID=47191634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012236183A Active JP5903026B2 (ja) 2012-03-07 2012-10-26 多重ストレージ・サブシステムの仮想化のための管理インターフェース

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20130238852A1 (ja)
EP (1) EP2637091A1 (ja)
JP (1) JP5903026B2 (ja)
CN (1) CN103309620B (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6216866B2 (ja) * 2014-03-13 2017-10-18 株式会社日立製作所 ストレージシステムおよびストレージ制御方法
WO2015198412A1 (ja) 2014-06-25 2015-12-30 株式会社日立製作所 ストレージシステム
US10031685B2 (en) * 2015-05-14 2018-07-24 Quanta Computer Inc. Power management of storage subsystem
US20170123657A1 (en) * 2015-11-02 2017-05-04 Dell Products L.P. Systems and methods for back up in scale-out storage area network
CN107122122A (zh) * 2016-02-24 2017-09-01 湖南百里目科技有限责任公司 一种新型存储虚拟化网关虚拟池模式方法
CN105786590B (zh) * 2016-02-26 2019-03-26 北京鲸鲨软件科技有限公司 虚拟环境中逻辑卷的管理方法及系统
JP6835949B2 (ja) * 2017-02-28 2021-02-24 株式会社日立製作所 情報システム、管理プログラム及び情報システムのプログラム交換方法
US11055249B2 (en) * 2019-06-25 2021-07-06 Micron Technology, Inc. Access optimization in aggregated and virtualized solid state drives
US11768613B2 (en) * 2019-06-25 2023-09-26 Micron Technology, Inc. Aggregation and virtualization of solid state drives
US11061588B2 (en) 2019-10-29 2021-07-13 International Business Machines Corporation Using generic volume entries to add specific volumes managed by a storage management subsystem (SMS) to a volume list definition

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6842784B1 (en) * 2000-06-27 2005-01-11 Emc Corporation Use of global logical volume identifiers to access logical volumes stored among a plurality of storage elements in a computer storage system
JP4053842B2 (ja) * 2002-03-13 2008-02-27 株式会社日立製作所 計算機システム
JP4704659B2 (ja) * 2002-04-26 2011-06-15 株式会社日立製作所 記憶装置システムの制御方法および記憶制御装置
US7131027B2 (en) * 2004-07-09 2006-10-31 Hitachi, Ltd. Method and apparatus for disk array based I/O routing and multi-layered external storage linkage
US7171532B2 (en) * 2004-08-30 2007-01-30 Hitachi, Ltd. Method and system for data lifecycle management in an external storage linkage environment
EP1705575B1 (en) * 2005-03-25 2013-12-25 Hitachi, Ltd. Storage system with dynamic mounting of storage devices.
JP5057366B2 (ja) * 2006-10-30 2012-10-24 株式会社日立製作所 情報システム及び情報システムのデータ転送方法
JP5069011B2 (ja) * 2007-01-29 2012-11-07 株式会社日立製作所 ストレージモジュール及び容量プール空き容量調整方法
JP4958739B2 (ja) * 2007-11-09 2012-06-20 株式会社日立製作所 障害の発生した記憶装置に記憶されているデータを修復するストレージシステム
JP5052376B2 (ja) * 2008-03-21 2012-10-17 株式会社日立製作所 ストレージシステム及びストレージシステムにおける論理ユニットの引継方法
US7991860B2 (en) 2008-04-07 2011-08-02 Hitachi, Ltd. Method and apparatus for HBA migration
JP5159421B2 (ja) * 2008-05-14 2013-03-06 株式会社日立製作所 ストレージシステム及び管理装置を用いたストレージシステムの管理方法
JP2010128630A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Hitachi Ltd ストレージシステム、負荷分散管理方法、および記憶媒体
US20110320754A1 (en) * 2010-02-23 2011-12-29 Hitachi, Ltd Management system for storage system and method for managing storage system
US8677093B2 (en) * 2010-04-19 2014-03-18 Hitachi, Ltd. Method and apparatus to manage tier information
WO2011135636A1 (ja) * 2010-04-30 2011-11-03 株式会社日立製作所 計算機システム及びその制御方法
US9645943B2 (en) * 2011-02-22 2017-05-09 Infinidat Ltd. Storage arrangement and method using a plurality of storage spaces which have separate control layers and separate mapping structures
US8806160B2 (en) * 2011-08-16 2014-08-12 Pure Storage, Inc. Mapping in a storage system

Also Published As

Publication number Publication date
US20130238852A1 (en) 2013-09-12
EP2637091A1 (en) 2013-09-11
CN103309620B (zh) 2016-09-07
CN103309620A (zh) 2013-09-18
JP2013186883A (ja) 2013-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5903026B2 (ja) 多重ストレージ・サブシステムの仮想化のための管理インターフェース
US8621603B2 (en) Methods and structure for managing visibility of devices in a clustered storage system
US8307186B2 (en) Computer system performing capacity virtualization based on thin provisioning technology in both storage system and server computer
JP5159421B2 (ja) ストレージシステム及び管理装置を用いたストレージシステムの管理方法
JP5608016B2 (ja) オブジェクト単位階層の管理方法及び装置
JP6005835B2 (ja) マルチキャストdmaおよび統合されたアドレス空間を有するストレージシステム
US7945748B2 (en) Data migration and copying in a storage system with dynamically expansible volumes
KR20200017363A (ko) 호스트 스토리지 서비스들을 제공하기 위한 NVMe 프로토콜에 근거하는 하나 이상의 호스트들과 솔리드 스테이트 드라이브(SSD)들 간의 관리되는 스위칭
US8972615B2 (en) Communication with input/output system devices
US8069217B2 (en) System and method for providing access to a shared system image
US20120191929A1 (en) Method and apparatus of rapidly deploying virtual machine pooling volume
JP4464378B2 (ja) 同一データを纏める事で格納領域を節約する計算機システム、ストレージシステム及びそれらの制御方法
US9009404B2 (en) Viewing compression and migration status
US20120054396A1 (en) Method for selective replication of physical devices on a virtual self-configuring zoning expander
JP2010097596A (ja) リソースプロビジョニングのための方法および装置
US20130283264A1 (en) Method for selective replication of physical devices on a virtual self-configuring zoning expander
US20170199694A1 (en) Systems and methods for dynamic storage allocation among storage servers
US9875059B2 (en) Storage system
JP2012181819A (ja) 連続的なリモートコピーのためのネットワーク効率の改良
US9348513B2 (en) SAS virtual tape drive
US20110060883A1 (en) Method and apparatus for external logical storage volume management
US10140022B2 (en) Method and apparatus of subsidiary volume management
JP2008059089A (ja) 記憶システム及びデータ管理移行方法
JP6398417B2 (ja) ストレージ装置、ストレージシステム及びストレージ制御プログラム
US9098422B2 (en) System and method for management of cache configuration

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160311

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5903026

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150