JP5900267B2 - 位置計測システム及びそれを備えた物品保管設備 - Google Patents

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Description

本発明は、移動対象空間を移動自在な移動体に設けられかつ当該移動体の位置を検出するための位置計測用信号を送信自在な送信部と、前記送信部から送信された位置計測用信号を受信自在な受信部と、前記送信部から送信された位置検出用の信号に基づいて、前記受信部に対する前記送信部の相対位置を計測する相対位置計測装置と、前記相対位置計測装置が計測した前記送信部と前記受信部との相対位置情報に基づいて、前記移動対象空間において鉛直方向に一軸が沿う状態で設定された三次元直交座標系における前記送信部の位置座標を算出する位置算出部と、を備えた位置計測システム、及び、それを備えた物品保管設備に関する。
かかる位置計測システムは、例えば、移動対象空間としての物品保管設備の保管用空間に設定された移動用空間内を移動自在な移動体としてのフォークリフトの位置座標を算出するために用いられる。算出したフォークリフトの位置座標は、上位の管理装置によって、当該フォークリフトが搬送する物品の位置管理等を行う為に用いられる。
フォークリフトの位置座標を算出する方法として、例えば、送信部としての無線式の位置検出用タグをフォークリフトに取り付け、かつ、受信部としての無線式の測位基地局を保管用空間における所定の位置に固定して取り付けて、位置検出用タグが送信する位置検出用の信号としての電波を測位基地局にて受信し、その電波に基づいて測位基地局に対する位置検出用タグの相対位置を計測し、その相対位置情報に基づいて、保管用空間における位置検出用タグの平面視での位置座標を算出するものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1における位置計測システムが設けられた物品保管設備は、搬送対象の物品を床面に直接載置して収納する、いわゆる平置き式の物品保管設備であるため、フォークリフトにて物品を搬送する場合において、当該フォークリフトが搬送する物品の鉛直方向に沿う方向(高さ方向)の位置を把握する必要はない。しかしながら、高さ方向に収納部を複数並べて設けた物品収納棚に搬送対象の物品を収納する形態の物品保管設備においては、物品を異なる高さに位置する収納部に収納する場合があるため、高さ方向でいずれの収納部に収納したかを知得するために高さ方向の位置座標を算出する必要がある。
特開2010−18408号公報
位置計測用信号は、例えば上記特許文献1に記載されるような電波のほかに超音波等も考えられるが、電波や超音波等の位置計測用信号の伝播速度であると、移動体が移動する移動用空間の大きさによっては、位置計測用信号の伝播時間が十分確保できず、送信部の位置座標を精度よく算出できない虞がある。そして、移動用空間は、移動体が移動する平面的な広がりを有することから、高さ方向の寸法が水平面に沿う方向の寸法よりも小さい(高さ方向に薄い)扁平形状であることが多いため、送信部と受信部との距離が水平面に沿う方向よりも短くなり易い高さ方向については、送信部の位置座標を精度よく算出できない虞がある。
このため、高さ方向に沿う方向での位置座標を精度よく算出する方法として、例えば、フォークリフトの荷役の変位距離をロータリーエンコーダやレーザー式測距計等の計測装置を用いて計測し、その計測値に基づいて高さ方向の位置座標を算出することが考えられる。しかしながら、そのような構成では、平面視での位置を計測するための装置の他に高さ方向の位置の計測のためだけに別途機器を備える必要があり、コスト面で不利であるという問題があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、送信部の平面視での位置座標に加えて送信部の高さ方向での位置座標をも精度よく算出でき、しかもコスト面で有利な位置計測システム、及び、それを備えた物品保管設備を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明にかかる位置計測システムの特徴構成は、移動対象空間を移動自在な移動体に設けられかつ当該移動体の位置を検出するための位置計測用信号を送信自在な送信部と、前記送信部から送信された位置計測用信号を受信自在な受信部と、前記送信部から送信された位置計測用信号に基づいて、前記受信部に対する前記送信部の相対位置を計測する相対位置計測装置と、前記相対位置計測装置が計測した前記送信部と前記受信部との相対位置情報に基づいて、前記移動対象空間において鉛直方向に一軸が沿う状態で設定された三次元直交座標系における位置座標を算出する位置算出部と、を備えた位置計測システムであって、
前記相対位置計測装置は、前記送信部と前記受信部との相対位置として、前記受信部と前記送信部との相対距離を計測可能に構成され、
前記受信部は、前記移動対象空間において位置を固定して設けられ、前記送信部として、前記移動体における設定高さの固定部に取り付けられた固定送信部と、前記移動体における高さが変動する可動部に取付けられかつ前記移動体における前記固定送信部との平面視での相対位置が設定位置関係である変動送信部とが設けられ、
前記位置算出部が、
前記相対位置計測装置にて計測した前記受信部と前記固定送信部との相対位置情報と前記固定送信部の前記設定高さの情報とに基づいて、前記固定送信部の前記移動対象空間における前記三次元直交座標系についての平面視での位置座標を算出し、
前記固定送信部の前記移動対象空間における前記三次元直交座標系についての平面視での位置座標と前記固定送信部と前記変動送信部との前記設定位置関係の情報とに基づいて、前記変動送信部の前記移動対象空間における前記三次元直交座標系についての平面視での位置座標を算出し、かつ、
当該変動送信部の前記移動対象空間における前記三次元直交座標系についての平面視での位置座標と前記相対位置計測装置にて計測した前記受信部と前記変動送信部との相対距離情報とに基づいて、前記変動送信部の前記移動対象空間における前記三次元直交座標系についての高さ方向の位置座標を算出する可動部高さ算出処理を実行するように構成されている点にある。
すなわち、固定送信部は移動体における設定高さの固定部に取り付けられているから、固定送信部の移動対象空間における三次元直交座標系についての高さ方向の位置座標は一定である。また、受信部は移動対象空間において位置を固定して設けられているから、受信部の移動対象空間における三次元直交座標系についての位置座標は、平面視での位置座標及び高さ方向の位置座標ともに判明している。
このため、位置算出部が固定送信部の移動対象空間における三次元直交座標系についての平面視での位置座標を算出する場合には、変数として現れるのは固定送信部の移動対象空間における三次元直交座標系についての平面視での位置座標のみとなり、固定送信部の移動対象空間における三次元直交座標系についての平面視での位置座標を精度よく算出することができる。
また、固定送信部と変動送信部との平面視での相対位置は設定位置関係として予め決まっているから、位置算出部は、固定送信部の移動対象空間における三次元直交座標系についての平面視での位置座標に基づいて、設定位置関係として予め決まった位置関係を有する変動送信部の移動対象空間における三次元直交座標系についての平面視での位置座標を、上記固定送信部の平面視での位置座標と同じ精度で精度よく算出することができる。
このように、位置算出部が変動送信部の移動対象空間における三次元直交座標系についての位置座標を算出する場合に、精度よく求めることができる平面視での位置座標を利用しているため、受信部と変動送信部との相対位置情報に基づいて変動送信部の移動対象空間における三次元直交座標系についての平面視方向及び高さ方向の位置座標の全てを算出する場合に較べて、高さ方向の位置座標を精度よく算出することができる。
また、上述のように、従来平面視での位置座標を算出するために使用していた構成を用いて、別途高さ方向の位置座標を計測するための計測装置を設置することなく、高さ方向の位置座標を精度よく算出することができるものとなる。
すなわち、本発明にかかる位置計測システムの特徴構成によれば、送信部の平面視での位置座標に加えて送信部の高さ方向での位置座標をも精度よく算出でき、しかもコスト面で有利な位置計測システムを提供できる。
本発明にかかる位置計測システムを備えた物品保管設備の特徴構成は、前記移動対象空間が、物品を保管する保管用空間内に設定され、前記移動体が、前記保管用空間に設定された移動空間を移動自在で、かつ、物品を昇降搬送自在な荷役部を備えたフォークリフトであり、前記変動送信部が、前記荷役部と一体に昇降移動するように構成されている点にある。
すなわち、物品を保管する保管用空間内に設定された移動対象空間を移動して物品を搬送するフォークリフトを備える物品保管設備において、上記位置計測システムは、変動送信部の移動対象空間における三次元直交座標系についての高さ方向の位置座標を精度よく算出することができるものであるから、変動送信部をフォークリフトにおける物品を昇降搬送自在な荷役部と一体に昇降移動するように取り付けておけば、フォークリフトの荷役部や当該荷役部に支持されている物品の昇降高さに係る情報を精度よく算出することができる。
なお、例えば在庫管理システム等で物品の収納位置を管理するに当たって、上記のように算出したフォークリフトの荷役部や当該荷役部に支持されている物品の昇降高さに係る情報を用いれば、収納部を上下方向に複数並べて備える物品収納棚に物品を収納する場合に、当該物品を上下方向に並ぶ収納部のいずれの段に収納したかを適切に管理することができるものとなる。
実施形態の位置計測システムを備えた物品保管設備の平面図 物品保管設備の一部斜視図 移動体の一例としてのフォークリフトの全体斜視図 移動体の一例としてのフォークリフトの平面図 位置計測システムの構成を示すブロック図 可動部高さ算出処理を示すフローチャート 受信部に対する固定送信部の相対位置の検出方法を示す図 固定送信部と可動送信部との相対位置関係を示す図 可動送信部の高さ方向の位置座標の算出方法を示す図
以下、本発明の位置計測システムを備えた物品保管設備の実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態の物品保管設備としての倉庫Aの平面図であり、図2は、倉庫Aの一部を示す斜視図である。
本実施形態の倉庫Aは壁体Awで包囲されて構成されており、その内部空間2に、物品を収納する収納部5Sを棚横幅方向及び棚上下方向に並べて備える複数の物品収納棚5と、物品の受け渡しのための荷受台6が設置されている。また、倉庫Aの内部空間2における物品収納棚5又は荷受台6の設けられていない空間は、物品Bを搬送する移動体としてのフォークリフト1が走行する移動対象空間となる。
図1〜図4に示すように、フォークリフト1は、車体本体1hの前方に備えられたマスト1mに案内されて昇降移動自在な荷役部としてのフォーク1nを備えて構成されている。そして、作業者が車体本体1hに備えられる運転操作部に乗って、車体本体1hの走行操作を行うとともにフォーク1nの昇降を操作することによって、フォーク爪1nfをパレットBpの孔部に挿通して物品Bを載置支持する形態で物品Bを搬送する。本実施形態では、物品Bを収納部5Sに入庫するに際しては、物品BがパレットBp上に載置された状態で搬送元から搬送され、フォークリフト1が収納対象の収納部5Sに対応して設定された所定位置に到着すると、物品BはパレットBpごと荷降ろしされて、入庫される。一方、物品Bを収納部5Sから出庫するに際しては、物品BがパレットBpごと荷揚げされ、搬送先に搬送される。
フォークリフト1には、当該フォークリフト1の位置を検出するための位置計測用信号としての電波を送信自在な送信部としてのタグSが設けられている。タグSは、固定送信部としての第1固定タグS1a及び第2固定タグS1bの2つの固定タグS1と、変動送信部としての1つの変動タグS2とから構成されている。なお、本実施形態では、応答性を良くするためにタグSをアクティブタグとすることが望ましい。
第1固定タグS1a及び第2固定タグS1bはフォークリフト1の運転操作部の屋根部1rに、フォークリフト1の横幅方向に離間して取り付けられている。また、変動タグS2は、フォークリフト1前方のフォーク1nに取り付けられた支柱1pの上端に取り付けられている。支柱は、フォーク1nが昇降下限位置に位置する場合において屋根部1rに近接する位置となるように構成されている。
本実施形態において、屋根部1rが、フォークリフト1における設定高さの固定部に相当し、支柱1pの上端が、フォークリフト1における高さが変動する可動部に相当する。
図4に示すように、変動タグS2は、第1固定タグS1a及び第2固定タグS1bとの平面視での相対位置が不変の設定位置関係となっている。
なお、本実施形態において、変動タグS2を支柱1pの上端に取り付けるのは、フォーク1nに物品Bを載置支持した場合において、変動タグS2が当該フォーク1nに載置支持した物品Bの陰になって後述するアクセスポイントJとの通信を阻害されないようにするためである。
図1及び図2に示すように、倉庫Aの内部空間2には、タグSから送信された位置計測用信号を受信自在な複数のアクセスポイントJが、内部空間2の内部空間に分散する形態で設けられている。複数のアクセスポイントJの夫々は、当該内部空間2の鉛直方向に沿う方向(高さ方向。図2にてZ軸で示す)において内部空間2の天井部に近接した箇所に、位置を固定して設けられている。
本実施形態では、位置計測用信号として超広帯域無線(UWB)方式の7.25GHz〜10.25GHzの無線信号を用いており、タグSが、数ナノ秒という短いパルス信号を出力したときの複数のアクセスポイントJに到達する時間のずれを後述する相対位置計測装置が計測することで、平均誤差30cm程度の高い精度でタグSの3次元での位置計測ができるようになっている。
倉庫Aの内部空間2とは異なる箇所に、測位用コンピュータHが設置されている。
測位用コンピュータHは、演算部と記憶部とを備え、さらに、入出力装置として表示部、キーボード及びマウス等を備えている。
図5に示すように、測位用コンピュータHは倉庫Aに保管される物品Bの在庫を管理する上位管理装置としての管理コンピュータHUとの間で相互に通信可能に構成されている。また、測位用コンピュータHは、ハブ等のネットワーク機器を介して上記複数のアクセスポイントJと通信自在に構成されている。
図示はしないが、物品Bには物品識別情報が記録されたRFIDやバーコードが取り付けられ、各別に識別自在となっている。そして、管理コンピュータHUは、物品Bの識別情報と上記収納部5Sに対して各別に付与された収納部識別情報とを対応付けて管理することで、在庫管理を行うようになっている。
測位用コンピュータHは、記憶部に記憶されているプログラムモジュールを演算部にロードして実行可能に構成されており、複数のプログラムモジュールを実行可能に構成されている。
プログラムモジュールとして、少なくとも、アクセスポイントJから取得した情報に基づいて、アクセスポイントJとタグSとの相対距離及びアクセスポイントJから見たタグSの角度を算出する相対位置算出プログラムと、上記相対位置算出プログラムでの算出結果に基づいて、内部空間2において鉛直方向にZ軸が沿う状態で設定された三次元直交座標系(図2のX−Y−Zの3軸で示す座標系)におけるタグSの位置座標を算出する位置座標算出プログラムとが実装されている(位置座標の算出方法については後述する)。
図5において、測位用コンピュータHは、上記相対位置算出プログラムを実装することで相対位置算出部H1を備えており、上記位置算出プログラムを実装することで位置算出部H2を備えている。
管理コンピュータHUは、物品収納棚5から物品Bを搬出する場合、又は、物品収納棚5に物品Bを収納する場合に、測位用コンピュータHから送信されたタグSの位置座標(平面視位置及び高さ方向の位置)に基づいて、物品Bが収納または搬出される収納部5Sを識別する。
測位用コンピュータHで実行される可動部高さ算出処理を、図6のフローチャートに基づいて説明する。
測位用コンピュータHは、タグS(固定タグS1a、S1b,及び、変動タグS2)の位置座標を取得すべく、複数のアクセスポイントJの夫々に問合せ要求を指令する(ステップ#1)。
アクセスポイントJは、上記問合せ要求が指令されると、問合信号電波を倉庫Aの内部空間2に向けて同時に放射する。固定タグS1a、S1b,及び、変動タグS2は、問合信号電波を受信すると、自己の識別番号を含んだ返信信号電波を送信する。
アクセスポイントJは、固定タグS1a、S1b,及び、変動タグS2から送信された電波を受信する。
図7に示すように、測位用コンピュータHは上記のようにアクセスポイントJが受信した固定タグS1a、S1b,及び、変動タグS2夫々からの電波の到達時間に基づいて、アクセスポイントJと固定タグS1aとの間の相対距離D1、アクセスポイントJと固定タグS1bとの間の相対距離D2、及びアクセスポイントJと変動タグS2との間の相対距離D3を算出する。
また、アクセスポイントJには、当該アクセスポイントJに対するタグSの存在方向の角度を検出する機能が備えられている。
測位用コンピュータHは、図7に示すように、アクセスポイントJから固定タグS1aの平面視での存在方向の角度θ1と、固定タグS1bの平面視での存在方向の角度θ2とを取得するように構成されている。
測位用コンピュータHは、上記アクセスポイントJと固定タグS1a、S1b,及び、変動タグS2夫々との間の相対距離、及び、アクセスポイントJからみた固定タグS1a及びS1b夫々の存在方向の角度に係る情報(すなわち、アクセスポイントJに対する固定タグS1a、S1b、変動タグS2の相対位置)を算出する(ステップ#2)。
つまり、測位用コンピュータHがプログラム形式で備える相対位置算出部H1が本願発明における相対位置計測装置に相当する。
なお、本実施形態では、タグからの電波の受信強度が強い複数(例えば4つ)のアクセスポイントJを選択して、複数のアクセスポイントJの夫々とそのアクセスポイントJに対するタグSとの相対位置を算出するように構成されている。
さらに、測位用コンピュータHは、上記アクセスポイントJに対する固定タグS1a、S1bの夫々の相対位置情報と、固定タグS1a、S1bの取付け高さの情報とに基づいて、固定タグS1a、S1b夫々の移動対象空間における三次元直交座標系についての平面視での位置座標を算出する(ステップ#3)。
固定タグS1a、S1bは、上述のように設定高さに位置する屋根部1rに取り付けられており、その取付け高さが変動しないため、固定タグS1a、S1b夫々のZ軸方向の位置座標z1及びz2は既知である。このため、固定タグS1aの三次元直交座標系についての位置座標(x1,y1,z1)及び固定タグS1bの三次元直交座標系についての位置座標(x2,y2,z2)のうち、Z軸方向の位置座標z1及びz2を固定して、固定タグS1aの三次元直交座標系についての平面視での位置座標(x1,y1)、及び、固定タグS1bの三次元直交座標系についての平面視での位置座標(x2、y2)を、複数のアクセスポイントJと当該固定タグS1a、S1bとの相対位置情報に基づいて求めることができる。
このとき、倉庫Aの内部空間2は、平面視(X−Y)方向の長さよりも高さ(Z)方向の長さのほうが薄い扁平状に構成されているため、アクセスポイントJと固定タグS1との距離は高さ(Z)方向よりも平面視(X−Y)方向の方が大きい可能性が高い。
一般に、アクセスポイントJとタグSとの距離が離れているほど位置座標の算出精度が向上するから、固定タグS1の三次元直交座標系についての位置座標のうち、平面視での位置座標の方が高さ方向の位置座標よりも精度よく求められる。
このため、固定タグS1の三次元直交座標系についての平面視での位置座標(x2、y2)は、精度よく求められることになる。
上述したように、アクセスポイントJとタグSとの相対位置を、複数のアクセスポイントJ夫々について導出しているため、固定タグS1(固定タグS1a、S1b)の移動対象空間における三次元直交座標系についての平面視での位置座標を複数のアクセスポイントJ夫々について導出する。上記複数のアクセスポイントJ夫々について導出した複数の位置座標は、夫々のアクセスポイントJが有する検出誤差(検出タイミング誤差や検出角度誤差等)を含んでいるが、複数の位置座標の平均値を固定タグS1の位置座標として用いることによって、上記検出誤差の影響を低減させることができる。
次に、測位用コンピュータHは、固定タグS1aの三次元直交座標系についての平面視での位置座標(x1,y1)及び固定タグS1bの三次元直交座標系についての平面視での位置座標(x2,y2)に基づいて、変動タグS2の三次元直交座標系についての平面視での位置座標(x3,y3)を算出する(ステップ#4)。
このとき、図8に示すように、変動タグS2が高さ方向に変位しても、固定タグS1a、S1bと変動タグS2との平面視での相対位置関係は不変である(設定位置関係を維持している)ため、当該設定位置関係の情報に基づいて、変動タグS2の移動対象空間における三次元直交座標系についての平面視での位置座標(x3,y3)は、単純な幾何学的計算によって上記固定タグS1a、S1bと同オーダーの高い精度で算出することができる。
続いて、測位用コンピュータHは、図9に示すように、変動タグS2の移動対象空間における三次元直交座標系についての平面視での位置座標(x3,y3)と、上記アクセスポイントJと変動タグS2との相対位置情報としての相対距離D3とに基づいて、変動タグS2のZ軸方向の位置座標(z3)を算出する(ステップ#5)。
すなわち、変動タグS2の移動対象空間における三次元直交座標系についての平面視での位置座標(x3,y3)は上記ステップ#4にて精度よく算出されているため、アクセスポイントJの平面視での位置座標(x0,y0)と上記変動タグS2の平面視での位置座標(x3,y3)との間の距離とアクセスポイントJと変動タグS2との相対位置情報としての相対距離D3とが分かれば、変動タグS2のZ軸方向の位置座標(z3)を計算により求めることができる。
このようにして、変動タグS2の内部空間2における三次元直交座標系についての高さ方向の位置座標を、精度よく算出することができる。
具体的には、アクセスポイントJが地上から高さh(すなわちz0の座標値)の位置に備えられている場合、アクセスポイントJの平面視での位置座標(x0,y0)と上記変動タグS2の平面視での位置座標(x3,y3)との間の距離とアクセスポイントJと変動タグS2との相対位置情報としての相対距離D3とから、Z軸方向に見て変動タグS2の位置がアクセスポイントJの設置高さz0から下方にどれだけ離れているか(図9のZ’に相当)が算出できる。このZ’は、Z’=h−z3の関係を有するので、z3=h−Z’となる。これより、z3を算出することができる。
なお、この場合においても、複数(例えば4つ)のアクセスポイントJと変動タグS2との相対位置情報としての複数の相対距離D3に基づいて複数の変動タグS2のZ軸方向の位置座標(z3)を算出し、それらの平均値を変動タグS2のZ軸方向の位置座標(z3)とするように算出することで、より精度よく変動タグS2のZ軸方向の位置座標(z3)を算出することができる。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、位置計測用信号として、UWB方式の無線信号を用いる形態を説明したが、このような構成に限定されるものではなく、例えば、無線LAN(IEEE802.11にて規定された無線通信方式)の無線信号や超音波等を用いる構成としてもよい。
(2)上記実施形態では、2つ以上のアクセスポイントJとタグSとの相対位置を計測し、その計測結果に基づいて、固定タグS1の位置座標、または変動タグS2の位置座標を算出する構成を説明したが、このような構成に限定されるものではなく、単一のアクセスポイントJとタグSとの相対位置を計測し、その計測結果に基づいて、固定タグS1の位置座標、または変動タグS2の位置座標を算出するものであってもよい。
(3)上記実施形態では、位置計測システムを壁体に包囲された室内空間としての物品保管設備に備える構成を説明したが、このような構成に限定されるものではなく、屋外の保管設備に本発明の位置計測システムを適用しても良い。
また、適用可能なアプリケーションは、物品保管設備に限定されるものではなく、移動体の高さ方向の位置座標を算出する必要がある設備であれば各種の設備に適用可能である。
(4)上記実施形態では、固定タグS1を、第1固定タグS1a及び第2固定タグS1bの2つで構成する例を説明したが、移動体が直線経路を走行するたとえばスタッカークレーンであるような場合には、固定タグS1を1つだけ設ける構成としてもよい。すなわち、上記スタッカークレーンにおいては、平面視における移動体の向きが不変であるため、固定タグS1を1個だけ設ける構成としても変動タグS2との位置関係を一定の設定位置関係に維持することができる。
(5)上記実施形態では、変動タグS2を1つだけ備える構成を説明したが、変動タグS2を2つ或いはそれ以上設ける構成としてもよい。
(6)上記実施形態では、測位用コンピュータHに相対位置計測装置の機能を実装する例を説明したが、アクセスポイントJに相対位置計測装置の機能を実装するようにしてもよい。この場合、検出したアクセスポイントJに対するUWBタグの相対位置の情報を、LAN等のネットワークを介して測位用コンピュータHに送信するように構成すればよい。
(7)上記実施形態では、固定タグS1と変動タグS2との設定位置関係が、平面視での相対位置が不変であるように構成したが、例えば、マスト1mが車体本体1hに対して前後方向に出退移動するように構成されたフォークリフトである場合、マスト1mの出退移動距離を検出可能な検出部を設け、マスト1mの出退基準位置からの出退移動距離を補正して固定タグS1と変動タグS2との位置関係を算出する構成としても良い。
(8)上記実施形態では、タグSをアクティブタグとする構成を例示したが、タグSをパッシブタグとしてもよい。
(9)上記実施形態では、変動タグS2をフォークリフト1前方のフォーク1nに取り付けられた支柱1pの上端に取り付ける構成を例示したが、変動タグS2の取付け位置は、フォーク1nによる物品Bの昇降移動に伴ってその高さが変化する位置であれば任意に変更することができる。なお、この場合においても、変動タグS2がフォーク1nに載置支持した物品BによってアクセスポイントJとの通信を阻害されない位置とすることが望ましい。
(10)上記実施形態において、アクセスポイントJがタグSの存在方向の角度を検出する機能とタグSとの間の距離を計測する機能との双方を備えている場合について例示したが、これに代えて、アクセスポイントJを、固定タグS1に関してはその存在方向の角度(すなわち、平面視での角度θ及び側面視での角度φ)を検出する機能のみを備えるものとしてもよく、又は、固定タグSとの間の距離D(D1、D2)を計測する機能のみを備えるものとしてもよい。
アクセスポイントJが固定タグSの存在方向の角度を検出する機能のみを備えるものである場合、固定タグSの位置を計測する方法として、アクセスポイントJに4対する固定タグSからの位置計測用信号の到達角度に基づいて固定タグSの位置を計測する方式であるAOA(Angle Of Arrival)方式を用いる。また、アクセスポイントJが固定タグSとの間の距離を計測する機能のみを備えるものである場合、固定タグSの位置を計測する方法として、固定タグSから発信された位置計測用信号が複数のアクセスポイントJに到達するまでの時間差に基づいてタグSの位置を計測する方式であるTDOA(Time Difference Of Arrival)方式を用いる。
すなわち、アクセスポイントJが、固定タグS1についてその存在方向の角度を検出する機能のみを備えるものである場合には、アクセスポイントJに対する固定タグS1の存在方向の角度(図7に示す平面視での角度θ(θ1、θ2)、及び、図9に示す側面視での角度φ(φ1))を計測し、アクセスポイントJから角度θ及び角度φで示される向きに向くベクトルを求める存在方向ベクトル演算処理を行う。この存在方向ベクトル演算処理を複数のアクセスポイントJの夫々について行うことによって、固定タグS1に対して複数のベクトルが求められる。このベクトルが相互に最も近接する点の中点の座標を固定タグS1の位置座標とすることで、移動対象空間における三次元直交座標系についての固定タグS1の位置座標が求められる(複数のベクトルが交わる場合は、その交点の座標を固定タグS1の位置座標とする)。なお、測位用コンピュータHは、上記固定タグS1の平面視での位置座標を固定タグS1a、S1bの夫々について算出する。固定タグS1a、S1b夫々のZ軸方向の位置座標z1及びz2は既知であるから、固定タグS1aの平面視での位置座標(x1,y1)及び固定タグS1bの平面視での位置座標(x2,y2)を精度よく求めることができる。
また、アクセスポイントJが、固定タグS1については当該固定タグS1との間の距離を計測する機能のみを備えるものである場合には、移動対象空間における三次元直交座標系についての平面視での固定タグS1の位置座標を、固定タグS1から発信された位置計測用信号が複数のアクセスポイントJ夫々に到達する時間の差に基づいて導出した複数のアクセスポイントJと固定タグS1との間の距離に基づいて算出する。つまり、複数のアクセスポイントJを中心とし、計測した固定タグS1との間の距離を半径とする複数の球殻の交線の中点(複数の球殻の全てが交わる場合は、その交点)の座標を算出する。この中点又は交点の座標を移動対象空間における三次元直交座標系についての平面視での固定タグS1の位置座標とする。なお、測位用コンピュータHは、上記固定タグS1の位置座標を固定タグS1a、S1bの夫々について算出する。
続いて、固定タグS1a、S1b夫々の平面視での位置座標に基づいて、変動タグS2の平面視での位置座標(x3、y3)を算出する。そして、変動タグS2の平面視での位置座標(x3、y3)を表す直線(X−Y平面と直交する鉛直線)と、アクセスポイントJと変動タグS2との間の相対距離D3を半径とする球殻との交点の座標を算出する。アクセスポイントJと変動タグS2との間の相対距離D3を半径とする球殻との交点の座標が、変動タグS2の移動対象空間における三次元直交座標系についての高さ方向を含む位置座標となる。このようにして、変動タグS2の高さ方向の位置座標z3が算出できる。
なお、上記の場合、アクセスポイントJと変動タグS2との間の相対距離D3を半径とする球殻との交点は2つ存在するため、移動対象空間内に存在する座標を選択する。
なお、固定タグSの位置を計測する方法としては、上述のAOA方式又はTDOA方式以外の方式を用いてもよい。また、上述の説明では、アクセスポイントJが固定タグSの存在方向の角度を検出する機能のみを備える場合にAOA方式を適用し、アクセスポイントJが固定タグSとの間の距離を計測する機能のみを備えるものである場合にTDOA方式を適用する例を説明したが、アクセスポイントJが固定タグSの存在方向の角度を検出する機能と固定タグSとの間の距離を計測する機能との双方を備える場合であっても、AOA方式又はTDOA方式のいずれか一方を用いる構成としてもよい。また、アクセスポイントJが固定タグSの存在方向の角度を検出する機能と固定タグSとの間の距離を計測する機能との双方を備える場合に、同一のアクセスポイントJを用いてAOA方式とTDOA方式との双方を用いて固定タグSの位置を計測し、夫々の方式で求めた固定タグSの位置座標の中間点を固定タグSの位置座標とすることによって、計測精度の向上を図るようにしてもよい。
1 移動体
1n 荷役部
1p 可動部
1r 固定部
A 物品保管設備
B 物品
D1、D2、D3 相対位置情報
H1 相対位置計測装置
H2 位置算出部
J 受信部
S 送信部
S1 固定送信部
S2 変動送信部

Claims (2)

  1. 移動対象空間を移動自在な移動体に設けられかつ当該移動体の位置を検出するための位置計測用信号を送信自在な送信部と、
    前記送信部から送信された位置計測用信号を受信自在な受信部と、
    前記送信部から送信された位置計測用信号に基づいて、前記受信部に対する前記送信部の相対位置を計測する相対位置計測装置と、
    前記相対位置計測装置が計測した前記送信部と前記受信部との相対位置情報に基づいて、前記移動対象空間において鉛直方向に一軸が沿う状態で設定された三次元直交座標系における前記送信部の位置座標を算出する位置算出部と、を備えた位置計測システムであって、
    前記相対位置計測装置は、前記送信部と前記受信部との相対位置として、前記受信部と前記送信部との相対距離を計測可能に構成され、
    前記受信部は、前記移動対象空間において位置を固定して設けられ、
    前記送信部として、前記移動体における設定高さの固定部に取り付けられた固定送信部と、前記移動体における高さが変動する可動部に取付けられかつ前記移動体における前記固定送信部との平面視での相対位置が設定位置関係である変動送信部とが設けられ、
    前記位置算出部が、
    前記相対位置計測装置にて計測した前記受信部と前記固定送信部との相対位置情報と前記固定送信部の前記設定高さの情報とに基づいて、前記固定送信部の前記移動対象空間における前記三次元直交座標系についての平面視での位置座標を算出し、
    前記固定送信部の前記移動対象空間における前記三次元直交座標系についての平面視での位置座標と前記固定送信部と前記変動送信部との前記設定位置関係の情報とに基づいて、前記変動送信部の前記移動対象空間における前記三次元直交座標系についての平面視での位置座標を算出し、かつ、
    当該変動送信部の前記移動対象空間における前記三次元直交座標系についての平面視での位置座標と前記相対位置計測装置にて計測した前記受信部と前記変動送信部との相対距離情報とに基づいて、前記変動送信部の前記移動対象空間における前記三次元直交座標系についての高さ方向の位置座標を算出する可動部高さ算出処理を実行するように構成された位置計測システム。
  2. 請求項1の位置計測システムを備えた物品保管設備であって、
    前記移動対象空間が、物品を保管する保管用空間内に設定され、
    前記移動体が、前記保管用空間に設定された移動空間を移動自在で、かつ、物品を昇降搬送自在な荷役部を備えたフォークリフトであり、
    前記変動送信部が、前記荷役部と一体に昇降移動するように構成された物品保管設備。
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