JP5898688B2 - 量子演算の忠実度を向上させる方法 - Google Patents

量子演算の忠実度を向上させる方法 Download PDF

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Description

本発明は、一般に、量子コンピュータに関する。より詳細には、本発明は、量子コンピュータにおける基本的な論理演算の生成に関する。
古典的コンピュータは、古典的物理学の法則に従って状態が変化する情報のバイナリビットを処理することによって動作する。これらの情報ビットは、ANDおよびORゲートなどの単純な論理ゲートを使用して変更できる。バイナリビットは、論理ゲートの出力において生じる高エネルギーレベルまたは低エネルギーレベルによって物理的に作成され、論理1(例えば、高電圧)または論理ゼロ(例えば、低電圧)のいずれかを表す。2つの整数を乗じるものなどの、古典的なアルゴリズムが、長々と続くこれらの単純な論理ゲートに分解できる。古典的コンピュータのように、量子コンピュータもビットおよびゲートを有する。論理1および論理ゼロを使用する代わりに、量子ビット(「キュビット」)は、両方の可能性を同時に占めるために量子力学を使用する。この能力は、量子コンピュータは、古典的コンピュータよりも飛躍的に優れた効率で、大きなクラスの問題を解決できることを意味する。
本発明の一態様によれば、対象の量子ビットについての量子演算の忠実度を向上させるための方法が提供される。対象の量子ビットによって制御される、制御量子ゲート演算が、補助量子ビットについて実行される。補助量子ビットのエネルギー状態が、量子演算の忠実度の改善を容易にするために測定される。
本発明の別の態様によれば、量子ゲート演算の忠実度を向上させるための方法が提供される。第1の量子ゲート演算が、第1の補助量子ビットについて実行される。第2の量子ゲート演算が、第1の補助量子ビットおよび第2の補助量子ビットについて実行される。第2の補助量子ビットのエネルギー状態が、第1の補助量子ビットのエネルギー状態を判断するために測定される。
本発明のさらに別の態様によれば、量子測定演算の忠実度を向上させるための方法が提供される。対象の量子ビットによって制御される、制御NOT(CNOT)ゲート演算が、補助量子ビットについて実行される。補助量子ビットのエネルギー状態が、対象の量子ビットのエネルギー状態を判断するために測定される。
本発明のまた別の態様によれば、対象の量子ビットについての量子演算の忠実度を向上させるための方法が提供される。対象の量子ビットによって制御される、制御量子ゲート演算が、補助量子ビットについて実行されて、対象の量子ビットおよび補助量子ビットによって形成されるシステムのエンタングル状態(entangled state)を生成する。エンタングル状態は、複数の基礎状態の重ね合わせを含んでいた。補助量子ビットのエネルギー状態が、少なくとも1つの基礎状態をエンタングル状態から取り除くために測定される。
本発明の特徴、目的、および利点が、図と併用されると、以下の詳細な説明からさらに明らかになるであろう。
本発明の一態様に従って、量子ゲートを実行するように構成された量子回路の基本ブロック図を示す。 量子ビットと共振器との間にある程度の結合を有する量子ビット−共振器システムにおけるエネルギー状態を示すエネルギー線図である。 本発明の一態様に従って、手法を実行するために使用され得る例示的なシステムを示す。 本発明の一態様に従って、低忠実度測定を向上させるために、高忠実度ゲート演算を採用する概略量子ゲート図の一実施態様を示す。 本発明の一態様に従って、Xゲートの忠実度を向上させるために使用できる第1の量子回路を示す。 本発明の一態様に従って、Xゲートの忠実度を向上させるために使用できる第2の量子回路を示す。 本発明の一態様に従って、Xゲートの忠実度を向上させるために使用できる第3の量子回路を示す。 本発明の一態様に従って、Xゲートの忠実度を向上させるために使用できる第4の量子回路を示す。 本発明の一態様に従って、低忠実度測定を向上させるために、高忠実度ゲート演算を採用する概略量子ゲート図の別の実施態様を示す。 本発明の一態様に従って、量子演算の忠実度を向上させるための方法を示す。
デジタル量子ゲートは、任意に高忠実度で量子ビットゲート演算を実行するための技術である。図1〜図3は、図4〜図10の様々なゲート演算を実行するための例示的なアーキテクチャを提供するが、読出し測定およびXゲートにおいて忠実度を向上させる方法が、様々な異なる量子ゲート技術およびアーキテクチャに対して採用できることが理解されるであろう。
いくつかの用語を定めるため、「掃引(sweep)」という用語は、量子ビット制御パラメータの断熱掃引(adiabatic sweep)を指すことを意図し、そこでは、制御パラメータが、システムのエネルギー状態間を分割するエネルギーに関連してゆっくり調整される。掃引では、制御パラメータが調整されるとき、量子ビット状態はシステムのエネルギー輪郭を辿る。掃引の忠実度は、掃引速度を低下させることにより、任意に高くできる。「ジャンプ」は、量子ビットハミルトニアンの対称性を利用して、状態を変更することなく、システムのエネルギーを即座に変更する。ジャンプでは、制御パラメータが、あるポイントから、量子ビットが同じエネルギー固有状態を有するが、同じ固有値を持つことも持たないこともあり得る別のポイントに迅速に掃引される。ジャンプの忠実度は、掃引速度を向上させることにより、任意に高くできる。
図1は、本発明の一態様に従って量子ゲート10を実行するように構成された量子回路10の基本ブロック図を示す。量子回路10は、各々が固定共振器20に結合された、複数の量子ビット12および14を含む。例示した実施態様では、2つの量子ビット12および14が使用されているが、量子論理ゲートは、所与の共振器に結合された、1つ、2つ、または3つ以上の量子ビットで実施され得ることが明らかであろう。複数の古典的デジタル制御32および34のうちの1つが、複数の量子ビット12および14の各々に結合される。各量子ビット(例えば、12)とその対応する古典的制御(例えば、32)との間の結合が、量子ビット12の量子状態が、デジタル制御に関連した古典的制御パラメータの調整に応答して変更され得るように、配置される。「古典的」という用語は、制御の方法が、一般に、古典的物理学の法則に従って動作することを意味する。図1の量子回路は、量子コンピューティングにおける一般的適用を有し、エネルギー分裂が調節可能な任意の量子回路技術を使用して実装され得る。
例えば、複数の量子ビット12および14のうちのいずれかの物理的実装は、ジョセフソン接合、量子ドット、SQUID(超電導量子干渉素子)、クーパー対ボックス、またはイオントラップであり得る。共振器20の実装は、同様に特定の技術に制限されない。本発明の基本原理に従って採用され得る共振器20は、少なくとも2つの量子状態を有する任意のシステムであり得る。この要件を満足する共振器の例には、伝送線、共振空洞、および別の量子ビットを含むが、それらに限定されない。さらに、量子ビットの共振器への結合は、物理結合の様々な手段のいずれかを使用して本発明に従って達成され得る。例えば、量子ビット−共振器結合は、電気伝導体を用いた機械的結合であり得る。代替として、量子ビット−共振器結合は、制限なく、容量性結合、誘導結合、電磁結合、核結合、および光結合、または前述の任意の組合せを含み得る。
図2は、量子ビットと共振器との間にある程度の結合を有する量子ビット−共振器システムにおけるエネルギー状態を示すエネルギー線図30を示す。特に重要なのは、量子ビットが、図でAとラベル付けされている、交差ポイントに対応し得るレベルに合わせられるときの、量子ビットの挙動および共振器エネルギー状態である。例えば、|1,0>と示される、励起状態の量子ビットおよび基底状態の共振器を有する初期状態に対して、古典的な制御パラメータがポイント1から交差Aに対応するポイントにゆっくりと掃引されるにつれて、結合の効果が卓越し、ポイントAでの交差が回避される。これは、共に結合され、また、同じエネルギーを有する2つのシステムが、それによってエネルギー線を交差させない、量子力学的効果に起因する。それ故、古典的制御パラメータがポイント2に掃引するとき、システムの状態は|0,1>−|1,0>とラベル付けされているエネルギー線を辿る。このエネルギー線は、図2において点線で示されている、結合されていない場合のエネルギー線|0,1>に漸近的に近づく。ポイント2において、システムは、量子ビットが基底状態にあり、かつ共振器が励起状態にある、状態|0,1>を想定する。古典的制御パラメータの掃引が断熱ならば、最終結果は、|1,0>から|0,1>への状態の変化であり、それによって光子が量子ビットから取り出されて、共振器に移されている。本質的には、情報が交換されている。
同様に、図2に示すように、ポイント1において初期状態が|0,1>のシステムでは、ポイント2に向かう古典的な制御パラメータの断熱掃引は、|0,1>+|1,0>とラベル付けされているエネルギー線を辿る。この場合も同様に、Aでの交差が回避され、エネルギー線は、図2において点線で示されている、結合されていない場合のエネルギー線|1,0>に漸近的に近づく。ポイント2で、システムは、状態|1,0>を獲得し、量子ビットと共振器との間で有効に情報を交換する。
例示した略図では、量子ビットと共振器との間での情報の交換は、古典的制御パラメータの断熱掃引がある場合に生じる。これは、パラメータが、全ての他の関連した時間スケールに関して非常にゆっくり調整されることを意味する。例えば、関連した時間スケールは、結合強度に従って、またはエネルギー分裂のサイズに従って決定され得る。言い換えれば、断熱掃引は、十分にゆっくりと、システムの状態が、別のエネルギー線と交差するのを許可することなく、それが始まったエネルギー線に従うことができるようにするものである。
図3は、本発明の一態様に従って、手法を実行するために使用され得る例示的なシステムを示す。システム100は、複数の共振器B1〜B5、C1〜C5、およびD1〜D5を含み、各々が、量子ビットを含む量子情報の全部または一部を格納するように構成されている、量子プロセッサ110を含む。複数の共振器の各々は、伝送線共振器、集中素子共振器、分散共振器、またはそれらの組合せとして構成され得る。複数の共振器の各々は、関連する特性周波数を有することができ、複数の共振器の第1のセットB1、B3、B5,C2、C4、D1、D3、およびD5が第1の関連する周波数(例えば、10GHz)を有し、また、複数の共振器の第2のセットB2、B4、C1、C3、C5、D2、およびD4が第2の関連する周波数(例えば、15GHz)を有することができる。
量子プロセッサ110は、格納された量子情報について論理演算を実行するように構成された複数の量子ビットセルAB1〜AB5、BC1〜BC5、CD1〜CD5、DE1〜DE5、B12〜D12、B23〜D23、B34〜D34、B45〜D45、X1〜X3、およびR1〜R3をさらに含む。例示した実施態様では、量子ビットセルの各々は、ジョセフソン接合、量子ドット、SQUID(超電導量子干渉素子)、クーパー対ボックス、またはイオントラップの1つまたは複数として実装され得る。共振器および量子ビットセルが、全体として、量子ビットについて論理演算を実行するために使用できるように、各量子ビットセルは、1つまたは複数の共振器に結合できる。
通常動作では、量子ビットの全てがそれらの基底状態に維持され、また量子情報が共振器の一部内に格納されている。量子情報は、デジタル量子ゲート演算を実行するために、空の共振器を通じた任意の経路を選ぶことにより、1つの共振器から別の共振器にルーティングされ得る。例えば、量子情報が、第2および第4の列の共振器のみに格納された場合、量子ビットB23を掃引して、状態をB2からB3に伝達することにより、量子情報が、B2からD4にルーティングされ得る。次に、BC3を掃引してC3に伝達し、CD3を掃引してD3に伝達し、そして最後に、D34を掃引してD4に伝達する。共振器が既に別の量子情報を含む場合でさえ、量子情報を、共振器を通じて伝達することが可能である。米国特許第7,498,832号および事件整理番号NG(ES)019643号の「Quantum Processor Assembly」という名称の出願に記載されているように、複数の量子ビットデジタル量子ゲートは、量子情報を、同じ共振器に結合された2つの量子ビットに伝達し、かつ一連の掃引およびジャンプを使用することにより実行できる。
複数の量子ビットセルは、各々が異なる構造を有し、異なる機能に対して最適化されている、複数のタイプの量子ビットセルを含むことができる。例えば、量子ビットセルX1〜X3の第1のセットは、結合された共振器(例えば、B1〜D1)上で、アダマールゲートまたはXゲート演算などの、量子回転を実行するために最適化され得る。この目的のため、量子ビットセルの第1のセットの各々は、スピン1/2粒子の状態としてモデル化され得るエネルギー状態のセットを有するように構成され、関連した古典的制御パラメータと異なるようにやりとりする、関連した「スピンアップ」および「スピンダウン」状態を有する。一実施態様では、量子ビットセルの第1のセットは、超伝導磁束量子ビットとして構築され得る。
量子ビットセルの第2のセットR1〜R3は、量子プロセッサ110に格納されている1つまたは複数の量子ビットの状態を判断するために読み取るように構成され得る。例えば、量子ビットセルの第2のセットは、量子ビットセルからの高忠実度読取り操作を可能にするための適切な支援装置を含み得る。しかし、本発明の一態様に従った様々なシステムおよび方法は、低忠実度読取り操作を補うために使用でき、従って、量子ビットの第2のセットの代替実施態様が可能であることが理解されるであろう。量子ビットセルの第3のセットAB1〜AB5、BC1〜BC5、CD1〜CD5、DE1〜DE5、B12〜D12、B23〜D23、B34〜D34、B45〜D45が、複数の量子ビット論理ゲート演算での使用のために最適化され得る。この目的のため、量子ビットセルの第3のセットの各々は、例えば、単一のジョセフソン接合として実装され得る。一実施態様では、第3のセットは各々、超伝導相量子ビットとして実装され得る。
本発明の一態様によれば、プロセッサは、複数の量子ビットセルの各々をそれらそれぞれの周波数範囲に従って調整し、プロセッサ内の量子情報の位置を監視するように構成されている従来型のコンピュータシステム120をさらに含むことができる。従来型のコンピュータシステム120は、それらの関連する周波数および対応するエネルギー状態を調整するために、それぞれの制御信号を、複数の量子ビットセルに関連した複数の古典的制御機構(図示せず)に提供するように構成されている。さらに、システム制御120は、プロセッサ110内の量子情報の格納された位置を追跡し、論理ゲートで必要な場合に、情報が迅速に取得できるようにする。例えば、共振器の1つのセット内に格納された情報は、特定の論理演算が実行できるように、1つまたは複数の専用量子ビットセルの近くの共振器に移動できる。一実施態様では、共振器は、一般に、量子ビットセルよりも優れたコヒーレンス時間を有するので、プロセッサ110内の任意の情報は、1つまたは複数の共振器に格納され、また残りの量子ビットセルおよび共振器は、格納されているデータの伝達に対するいかなる干渉も回避するために、それらの基底状態のままにされる。
図4は、本発明の一態様に従って、低忠実度測定を向上させるために、高忠実度ゲート演算を採用する概略量子ゲート図200の一実施態様を示す。概略量子ゲート図では、測定する量子ビットである、対象の量子ビットQが、少なくとも1つの補助量子ビットの対応するセット上での複数の高忠誠度ゲート演算204〜208において、制御量子ビットとして使用される。例示した実施態様では、高忠実度ゲート演算は、制御NOT(CNOT)演算である。しかし、フレドキンゲートまたはトフォリゲートなどの、別の適切な制御ゲート演算が使用され得ることが理解されるであろう。これらのゲートに対して、制御ゲート演算ビットは、第2の補助量子ビットについても実行されることが理解されるであろう。これらの演算の結果は、対象の量子ビットと少なくとも1つの補助量子ビットA...Aとのエンタングルメント(entanglement)である。例示した実施態様では、5つの補助量子ビットが、各量子ビットを基底状態に初期化して使用され、補助量子ビットについての量子ゲート演算204〜208が、量子ビットの元の任意状態α|0>+β|1>から、次のようにエンタングル状態を作成できるようにする:
α|0>+β|1 → α|000000>+β|111111> 方程式1
エンタングル状態が作成されると、5つの補助量子ビットの各々が、対応する低忠実度測定214〜218を使用して測定される。第1の低忠実度測定214が第1の補助量子ビットについて実行される場合、それは、残りの量子ビットを|00000>状態(確率|α|で)または|11111>状態(確率|β|で)のいずれかに投影するであろう。全ての後続の測定は、従って、同じ結果を生じるはずである。しかし、測定は低忠実度であるので、様々な誤差により、いくつかの測定が誤った結果を報告し得ることが理解されるであろう。
本発明の一態様によれば、測定214〜218は、補助量子ビットの各々について実行され得、また、正しい結果を判断するために多数決が実行され得る。その結果、各測定が忠実度mを有する場合、誤り率は(1−m)であり、多数決の誤り率Rは次のように表現できる:
Figure 0005898688
複数の測定214〜218から多数結果を受け取ることにより、次第に小さい誤り率を提供することが可能になり、補助量子ビットの数を増加させることにより、高忠実度ゲート演算の誤り率まで下げることが可能になる。例えば、各測定が96%のみの忠実度を有する場合、任意の所与の測定が間違った答えを出す確率は4%である。5つの補助量子ビットで多数決方式を使用することにより、量子ビットQの間違った測定の確率は0.1%未満である。
図4に示す実施態様では、補助量子ビットの全てが初期化され、次いで、高忠実度ゲート演算の全てが実行され、最後に、補助量子ビットの全てが測定される。これは、補助量子ビットの全てが前もって準備され、また、全ての測定が同時に実行されるのを可能にして、測定に必要な総時間を削減する。代替として、手法は、補助量子ビットを初期化し、高忠実度ゲート演算を実行し、そして、補助量子ビットを測定することによって実施され得る。この連続は、その後、4回繰り返される。この実施態様は、繰り返して使用される1つの補助量子ビットのみを必要とするという利点を有する。結果として、時間と必要な量子ビット数との間にトレードオフが存在するということになる。
前述の説明は、高忠実度CNOTゲートのみでなく高忠実度状態初期化も想定した。しかし、図4の手法は、高忠実度測定が可能な場合には、貧弱な状態初期化を改善するためにも使用され得る。例えば、状態を|0>に設定すると考えられている状態初期化プロセスがいくらかの小さな誤差を含むとすると、状態は|0>+ε|1>に設定され、単純にするために状態の正常化を無視する。図4における高忠実度ゲートが実行されると、量子ビットと補助量子ビットがエンタングルになる。結果として生じる状態は、形式ε|qa..a>(式中、n=a+a+...+a)の2項を含む。初期化技術は全ての5つの量子ビットに対して同一の状態を生成する必要がないことが理解されるであろう。誤りの値は、式εが、各々がεの位数である、n個の複素数の積として解釈され得るように、量子ビットによって変化し得る。5つ全ての補助量子ビットに対して量子数ゼロを有する2つ項は、|000000>およびε|100000>であり、従って、測定が実行される場合、量子ビット状態は、約1−6|ε|の確率で|0>+ε|1>に投影されるであろう。従って、5つ全ての測定の結果がゼロであれば、初期化における誤りがεだけ削減される。しかし、いずれかの測定の結果が非ゼロの場合、プロセスを繰り返す必要がある。
図5は、本発明の一態様に従って、Xゲートの忠実度を向上させるために使用できる第1の量子回路250を示す。例示した回路では、対象の量子ビットQは、任意状態α|0>+β|1>にあり、他方、補助量子ビットAは基底状態にある。第1のCNOTゲート演算252が次いで、対象の量子ビットを制御として使用して、補助量子ビットについて実行され、2つの量子ビットの状態をエンタングルさせ、システムを状態α|00>+β|11>に変換する。前述は、CNOTゲート演算が、誤りの可能性が無視できるほど十分に高い忠実度であると仮定することが理解されるであろう。
エンタングル状態が作成された後、Xゲート演算254が対象の量子ビットQについて実行される。Xゲート演算254がいくらかの小さい失敗の確率|ε|を有する場合、Xゲートの後、システムは状態α|10>+β|01>+αε|00>+βε|11>になるであろう。第2のCNOTゲート演算256が、対象の量子ビットを制御として使用して、補助量子ビットについて実行される。第2のCNOTゲート演算256は、システムの状態をα|11>+β|01>+αε|00>+βε|10>に変換する。第2のCNOTゲート演算256の後、補助量子ビットが、成功したXゲート演算を表す2つの状態において励起状態であり、また、補助量子ビットが、失敗したXゲート演算を表す2つの状態において基底状態であることが理解されるであろう。その結果、補助量子ビットの測定258が実行できる。補助量子ビットの測定は、確率|ε|で基底状態を生じ、また、確率1−|ε|で励起状態を生じるであろう。補助量子ビットが励起状態の場合、Xゲートが、CNOTゲート252および256ならびに測定258の忠実度まで、完全に実行されるであろうと判断される。補助量子ビットが基底状態で測定される場合、対象の量子ビットはその元の状態に戻され、プロセスが繰り返される。
図6は、本発明の一態様に従って、Xゲートの忠実度を向上させるために使用できる第2の量子回路300を示す。例示した回路では、対象の量子ビットQは、任意状態α|0>+β|1>にあり、他方、2つの補助量子ビットAおよびAは基底状態で準備されている。回路は、ステップ1とラベル付けされた第1のステージ310、およびステップ2とラベル付けされた第2のステージ320の、2つのステージに分けられる。第1のステージ310では、低忠実度Xゲート演算312が第1の補助量子ビットAについて実行され、それを状態ε|0>+|1>に変換するが、ここで|ε|は、低忠実度ゲート演算312の失敗の確率である。CNOTゲート演算314が次いで、第1の補助量子ビットを制御として使用して、第2の補助量子ビットAについて実行される。CNOTゲート演算は、2つの補助量子ビットを含むシステムの状態を(ε|0>+|1>)|0>からε|00>+|11>に変換する。最後に、第2の補助量子ビットの測定316が実行され、確率|ε|で基底状態、また、確率1−|ε|で励起状態という結果となる。
第2の補助量子ビットが基底状態にあることが分かると、Xゲートは不成功であると判断され、第1のステージが繰り返される。第2の補助量子ビットが励起状態にある場合、第1の補助量子ビットが励起状態でうまく準備されていると判断される。第2のステージ320では、CNOTゲート演算322が、第1の補助量子ビットを制御として使用して、対象の量子ビットQについて実行される。CNOTゲート演算322が高忠実度であり、また、第1の補助量子ビットが、励起状態にあることが分かっているので、CNOTゲート演算は、対象の量子ビットの状態を新しい状態β|0>+α|1>に反転させるはずである。Xゲートが成功であったことを確実にするため、第1の補助量子ビットも同様に測定され得、測定された励起状態は成功した演算を示し、測定された基底状態は、量子ビットQがその元の状態から変わっていないことを示す。
図5および図6に示す量子回路は確率的であり、これにより、所望の結果を生じるために回路の一部を複数回繰り返す必要があろう。回路を繰り返す必要のある平均回数は、(1−|ε|−1として判断され得、それは、通常、1に近いであろう。例えば、Xゲートが50%だけの正しく動作する可能性を有していた場合、繰返しの平均回数はほんの2である。図5および図6の各々は、第1の回路がより少ない量子ビットを使用し、また、第2の回路が、第1のステージ310が前もって実行され、かつ、第1の補助量子ビットが必要になるまで励起状態で維持されることを可能にするという、利点をもたらす。
図7は、本発明の一態様に従って、Xゲートの忠実度を向上させるために使用できる第3の量子回路350を示す。図7では、高忠実度制御ゲートおよび低忠実度Xゲートおよび測定を前提として、高忠実度Xゲートを実行可能な回路を生成するために、図4および図5の回路が結合されている。例示した実施態様では、制御ゲートはCNOTゲートであるが、トフォリゲートまたはフレドキンゲートなどの、別の制御ゲートが使用できることが理解されるであろう。この回路では、対象の量子ビットQは、反転される量子ビットであり、複数の補助量子ビットA...Aが、最初は基底状態で準備される。システムの初期状態は、従って、(α|0>+β|1>)|000>である。
第1の複数のCNOTゲート演算352〜354が、対象の量子ビットを制御として、また、補助量子ビットをターゲットとして使用して、実行される。これは、システムの状態をα|0000>+β|111>に移行する。低忠実度Xゲート356が、対象の量子ビットについて実行され、システムを状態α|1000>+β|0111>+αε|0000>+βε|1111>に変換するが、ここで|ε|は、Xゲートの誤り率である。第2の複数のCNOTゲート演算362〜364が次いで、対象の量子ビットを制御として、また、補助量子ビットをターゲットとして使用して実行され、結果として、状態α|1111>+β|0111>+αε|0000>+βε|1000>になる。測定366〜368が次いで、補助量子ビットについて実行される。第1の測定が実行されるとき、システムは、確率1−|ε|で状態(α|1>+β|0>)|111>に、また、確率|ε|で状態(α|0>+β|1>)|000>に投影されるであろう。
各測定が誤り率δを有する場合、全ての3つの測定366〜368が正しく報告する確率は、(1−δ)である。2つ以上の測定が誤って報告する確率は、約δである。結果として、補助量子ビットのどの値が測定の大多数において取得されるかが判断され、また、Xゲート演算の有効性がその大多数の値から判断される。補助量子ビットの大多数が励起状態であると判断されると、Xゲートは成功であると判断される。補助量子ビットの大多数が基底状態であると判断されると、回路を繰り返す必要がある。回路が、複数回繰り返される必要があり得るという事実が、成功/失敗の確率の計算を複雑にするが、回路が失敗する確率は約
Figure 0005898688
であり、ここで、nは、使用される補助量子ビットの数である。平均して、回路は(1−|ε|−1回、繰り返されるであろう。
図8は、本発明の一態様に従って、Xゲートの忠実度を向上させるために使用できる第4の量子回路400を示す。図8では、高忠実度制御ゲートおよび低忠実度Xゲートおよび測定を前提として、高忠実度Xゲートを実行可能な回路を生成するために、図4および図6の回路が結合されている。例示した実施態様では、制御ゲートはCNOTゲートであるが、トフォリゲートまたはフレドキンゲートなどの、別の制御ゲートが使用できることが理解されるであろう。この回路では、対象の量子ビットQは、反転される量子ビットであり、複数の補助量子ビットA...Aは、最初は基底状態で準備される。システムの初期状態は、従って、(α|0>+β|1>)|0000>である。
回路は、ステップ1とラベル付けされた第1のステージ410、およびステップ2とラベル付けされた第2のステージ420の、2つのステージに分けられる。第1のステージ410では、低忠実度Xゲート演算412が第1の補助量子ビットAについて実行され、それを状態ε|0>+|1>に変換するが、ここで|ε|は、低忠実度ゲート演算412の失敗の確率である。複数のCNOTゲート演算414〜416が次いで、第1の補助量子ビットAを制御として、また第2、第3、および第4の補助量子ビットをターゲットとして使用して、実行される。これは、補助量子ビットを含むシステムの状態をε|0000>+|1111>へ移行する。測定412〜419が次いで、第2、第3、および第4の補助量子ビットについて実行される。第2の補助量子ビットについての測定417が実行される場合、補助量子ビットを含むシステムが、確率1−|ε|で状態|1111>、また、確率|ε|で状態|0000>に投影されるであろう。
各測定が誤り率δを有する場合、全ての3つの測定417〜419が正しく報告する確率は、(1−δ)である。2つ以上の測定が誤って報告する確率は、約δである。結果として、補助量子ビットのどの値が測定の大多数において取得されるかが判断され、また、Xゲート演算の有効性がその大多数の値から判断される。補助量子ビットの大多数が基底状態であると判断されると、第1のステージ410を繰り返す必要がある。補助量子ビットの大多数が励起状態であると判断されると、Xゲートは成功であると判断され、また、第1の補助量子ビットが励起状態であると判断されて、量子回路の第2のステージ420が開始される。第2のステージ420では、CNOTゲート演算422が、第1の補助量子ビットを制御として使用して、対象の量子ビットQについて実行される。CNOTゲート演算422が高忠実度であり、また、第1の補助量子ビットが励起状態にある場合、CNOTゲート演算は、対象の量子ビットの状態を、新しい状態β|0>+α|1>に反転させるはずである。Xゲートが成功であったことを確実にするため、第1の補助量子ビットも同様に測定され得、測定された励起状態は成功した演算を示し、測定された基底状態は、量子ビットQがその元の状態から変わっていないことを示す。
図9は、本発明の一態様に従って、低忠実度測定を向上させるために、高忠実度ゲート演算を採用する概略量子ゲート図の別の実施態様を示す。概略量子ゲート図では、少なくとも1つの補助量子ビットの対応するセット上での複数の高忠実度ゲート演算452、454、455、457、458、460において、対象の量子ビットQが、制御量子ビットとして使用される。例示した実施態様では、高忠実度ゲート演算はフレドキンゲート演算である。さらに、複数のXゲート453、456、459が、フレドキン演算の各々のターゲットである、第1の補助量子ビットAについて実行される。第1の補助量子ビットAが|0>+|1>状態で準備されるときに、第1の補助量子ビットAと測定される補助量子ビットのうちの1つとの間の2つのフレドキンゲート(例えば、452および454)と、第1の補助量子ビットA上のXゲート(例えば、453)との組合せが、対象の量子ビットと測定される量子ビットとの間のCNOTゲートをシミュレートするように、ゲート演算452〜460が順序付けられる。
ゲート演算のセットの結果は、対象の量子ビットQと、補助量子ビットA...Aのうちの少なくとも1つとのエンタングルメントである。例示した実施態様では、対象の量子ビットが、第1の補助量子ビット以外の各補助量子ビットとエンタングルされる。エンタングル状態が作成されると、エンタングルされた補助量子ビットの各々が、対応する低忠実度測定464〜466を使用して測定され、正しい結果を判断するために多数決が実行され得る。複数の測定464〜466から多数結果を受け取ることにより、次第に小さい誤り率を提供することが可能になり、補助量子ビットの数を増加させることにより、高忠実度ゲート演算の誤り率まで下げることが可能になる。
図10は、本発明の一態様に従って、量子演算の忠実度を向上させるための方法500を示す。502で、対象の量子ビットによって制御される、制御量子ゲート演算が、少なくとも1つの補助量子ビットについて実行される。制御ゲート演算の後、補助量子ビットのそれぞれの状態が、対象のビットの状態に直接依存し、制御量子ゲート演算が、対象の量子ビットおよび少なくとも1つの補助量子ビットによって形成されるシステムのエンタングル状態を生成するようになることが理解されるであろう。エンタングル状態は、複数の基礎状態の重ね合わせを含む。
504で、少なくとも1つの基礎状態をエンタングル状態から取り除くために、少なくとも1つの補助量子ビットのうちの1つまたは複数のエネルギー状態が測定される。本質的に、システムの波動関数が、その波動関数の少なくとも1つの基礎状態の振幅がゼロまで減らされるように、対象の量子ビットおよび少なくとも1つの補助量子ビットによって形成された。量子演算、502の制御量子ゲート演算、および504の測定を選択的に順序付けることにより、Xゲート、測定、または他の論理演算のための量子ビットの励起状態への初期化など、別のゲート演算の忠実度を向上させることが可能である。
本発明は例示的に開示されている。その結果、本開示を通して採用されている用語は、制限的よりむしろ例示的な方法で読まれるべきである。本発明の小規模な修正を当業者は思い付くであろうが、本明細書に関して保証される本特許の範囲内に制限されると意図されるものは、それにより寄与される当技術分野に対する進歩の範囲に合理的に含まれる全てのかかる実施形態であること、ならびに添付の特許請求項およびそれらの等価物を考慮することを除いて、その範囲が制限されないことが理解されるべきである。

Claims (15)

  1. 対象の量子ビットについての量子演算の忠実度を向上させるための方法であって、前記方法は、
    前記対象の量子ビットによって制御される、制御量子ゲート演算を補助量子ビットについて実行することと、
    前記量子演算の忠実度の向上を容易にするため、前記補助量子ビットの各々のエネルギー状態を測定することと、
    前記補助量子ビットの大多数および複数の追加の補助量子ビットのエネルギー状態に基づき、前記対象の量子ビットのエネルギー状態および前記量子演算の有効性のうちの1つを判断することと、を含み、
    前記制御量子ゲート演算の各々が制御NOT(CNOT)ゲート演算であり、
    前記量子演算がXゲート演算であり、かつ、前記方法は、
    前記補助量子ビットについてのCNOTゲート演算の後にXゲート演算を前記対象の量子ビットについて、ならびに前記CNOTゲート演算を複数の追加の補助量子ビットの各々および前記対象の量子ビットについて実行することと、
    前記補助量子ビットおよび前記複数の追加の補助量子ビットの各々のエネルギー状態の測定の前に、前記対象の量子ビットによって制御される、それぞれ第2のCNOTゲート演算を前記補助量子ビットおよび前記複数の追加の補助量子ビットの各々について実行することと、
    をさらに含む、方法。
  2. 前記量子ゲート演算が制御NOT(CNOT)ゲート演算である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記CNOTゲート演算の後に、Xゲート演算を前記対象の量子ビットについて実行することと、
    前記補助量子ビットのエネルギー状態の測定の前に、前記対象の量子ビットによって制御される、第2のCNOTゲート演算を前記補助量子ビットについて実行することと、
    をさらに含む、請求項に記載の方法。
  4. 前記制御量子ゲート演算が追加の量子ビットによっても制御され、前記制御量子ゲート演算がトフォリゲート演算である、請求項1に記載の方法。
  5. 前記補助量子ビットについての制御量子ゲート演算が、第2の補助量子ビットについても実行され、前記制御量子ゲート演算がフレドキンゲート演算である、請求項1に記載の方法。
  6. 第2の補助量子ビットについてのXゲート演算に続いて、前記対象の量子ビット、前記第2の補助量子ビット、および前記1つまたは複数の追加の補助量子ビットについての1つまたは複数のフレドキンゲート演算を連続して実行し、それにより、前記連続して実行されるXゲート演算および1つまたは複数のフレドキン演算が同等の演算を複数のCNOT演算に提供して、前記補助量子ビットの各々のエネルギー状態を測定し、前記補助量子ビットの大多数および複数の追加の補助量子ビットのエネルギー状態に基づき、前記対象の量子ビットのエネルギー状態を判断することをさらに含む、請求項に記載の方法。
  7. 量子測定演算の忠実度の向上させるための方法であって、
    第1の量子ゲート演算を第1の補助量子ビットについて実行することと、
    第2の量子ゲート演算を前記第1の補助量子ビットおよび第2の補助量子ビットについて実行することと、
    前記第1の補助量子ビットのエネルギー状態を判断するために、前記第2の補助量子ビットのエネルギー状態を測定することと、
    前記第2の補助量子ビットの測定されたエネルギー状態が所望のエネルギー状態にあると判断される場合に、第3の量子ゲート演算を前記第1の補助量子ビットおよび対象の量子ビットについて実行することと、
    前記第2の補助量子ビットが所望のエネルギー状態にないと判断される場合に、第1の量子ゲート演算を第1の補助量子ビットについて実行することと、第2の量子ゲート演算を前記第1の補助量子ビットおよび第2の補助量子ビットについて実行することと、前記第1の補助量子ビットのエネルギー状態を判断するために、前記第2の補助量子ビットのエネルギー状態を測定することと、を繰り返すことであって、前記第1の量子ゲート演算がXゲート演算であり、前記第2の量子ゲート演算および前記第3の量子ゲート演算がCNOTゲート演算であることと、
    を含む、方法。
  8. 前記第2の量子ゲート演算を前記第1の補助量子ビットおよび複数の追加の補助量子ビットの各々について実行することであって、前記第2の補助量子ビットのエネルギー状態の測定が、前記複数の追加の補助量子ビットのエネルギー状態を測定することをさらに含み、かつ、前記第2の補助量子ビットの大多数および前記複数の追加の補助量子ビットのエネルギー状態に基づき、前記第1の補助量子ビットのエネルギー状態を判断することをさらに含むこと、をさらに含む、請求項に記載の方法。
  9. 判断されたエネルギー状態が所望のエネルギー状態にある場合に、第3の量子ゲート演算を前記第1の補助量子ビットおよび対象の量子ビットについて実行することと、
    判断されたエネルギー状態が所望のエネルギー状態にない場合に、前記第2の量子ゲート演算を前記第1の補助量子ビットおよび複数の追加の補助量子ビットの各々について実行することであって、前記第2の補助量子ビットのエネルギー状態の測定が、前記複数の追加の補助量子ビットのエネルギー状態を測定することをさらに含み、かつ、前記第2の補助量子ビットの大多数および前記複数の追加の補助量子ビットのエネルギー状態に基づき、前記第1の補助量子ビットのエネルギー状態を判断することをさらに含むこと、を繰り返すことと、
    をさらに含む、請求項に記載の方法。
  10. 前記第1の量子ゲート演算がXゲート演算であり、前記第2の量子ゲート演算および前記第3の量子ゲート演算がCNOTゲート演算である、請求項に記載の方法。
  11. 量子ゲート演算の忠実度を向上させるための方法であって、
    対象の量子ビットによって制御される、制御NOT(CNOT)ゲート演算を補助量子ビットについて実行することと、
    前記CNOTゲート演算の後に、Xゲート演算を前記対象の量子ビットについて実行することと、
    第2のCNOTゲート演算を前記対象の量子ビットおよび前記補助量子ビットについて実行することと、
    前記対象の量子ビットのエネルギー状態を判断するために、前記補助量子ビットのエネルギー状態を測定することと、
    を含む、方法。
  12. CNOTゲート演算を複数の追加の補助量子ビットの各々および前記対象の量子ビットについて実行することと、
    前記複数の追加の補助量子ビットの各々のエネルギー状態を測定することと、
    前記補助量子ビットの大多数および複数の追加の補助物理的量子ビットのエネルギー状態に基づいて、前記対象の量子ビットのエネルギー状態を判断することと、
    をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記対象の量子ビットおよび前記補助量子ビットについてのCNOTゲート演算ならびに複数の追加の補助量子ビットの各々および前記対象の量子ビットについてのCNOTゲート演算の後に、Xゲート演算を前記対象の量子ビットについて実行することと、
    前記補助量子ビットおよび前記複数の追加の補助量子ビットの各々のエネルギー状態の測定の前に、第2のCNOTゲート演算を、前記対象の量子ビットおよび前記補助量子ビットおよび前記対象の量子ビットおよび前記複数の追加の補助量子ビットの各々について実行することと、
    をさらに含む、請求項12に記載の方法。
  14. 対象の量子ビットについての量子演算の忠実度を向上させるための方法であって、
    第1の対象の量子ビットおよび補助量子ビットによって形成されるシステムのエンタングル状態を生成するために、前記第1の対象の量子ビットによって制御される、第1の制御量子ゲート演算を、前記補助量子ビットについて実行することであって、前記エンタングル状態が、複数の基礎状態の重ね合わせを含むことと、
    第2の対象の量子ビットについてXゲートを提供するために、前記第1の対象の量子ビットによって制御される、第2の制御量子ゲート演算を、前記第2の対象の量子ビットについて実行することと、
    少なくとも1つの基礎状態を前記エンタングル状態から取り除くために、前記補助量子ビットのエネルギー状態を測定することと、を含み、
    前記量子演算がXゲート演算を含み、前記制御量子ゲート演算が、第1の制御NOT(CNOT)ゲート演算を含み、かつ、前記方法は、
    前記Xゲート演算を前記第1の対象の量子ビットについて実行することと、
    前記Xゲート演算の後、前記補助量子ビットのエネルギー状態の測定の前に、前記第1の対象の量子ビットによって制御される、第2のCNOTゲートを、前記補助量子ビットについて実行することと、
    をさらに含む、方法。
  15. 前記量子演算が、前記第1の対象の量子ビットの測定を含む、請求項14に記載の方法。
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