JP5893739B2 - ヘッダを圧縮するためのシステムおよび方法 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、その内容全体が参照により本明細書に組み込まれる、2011年8月23日に出願された米国仮出願第61/514,365号、2011年10月12日に出願された米国仮出願第61/546,537号、および2011年10月13日に出願された米国仮出願第61/546,859号の利益および優先権を主張する。
本出願は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、フローのパケットのヘッダ中で送られる情報を低減するためのシステム、方法、およびデバイスに関する。
多くの電気通信システムでは、通信ネットワークは、いくつかの対話している空間的に分離されたデバイスの間でメッセージを交換するために使用される。ネットワークは、たとえば、メトロポリタンエリア、ローカルエリア、またはパーソナルエリアであり得る地理的範囲に従って分類され得る。そのようなネットワークは、それぞれ、ワイドエリアネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、またはパーソナルエリアネットワーク(PAN)として指定されるであろう。ネットワークはまた、様々なネットワークノードとデバイスとを相互接続するために使用されるスイッチング/ルーティング技法(たとえば、回線交換対パケット交換)、送信のために採用される物理媒体のタイプ(たとえば、ワイヤード対ワイヤレス)、および使用される通信プロトコルのセット(たとえば、インターネットプロトコルスイート、SONET(同期光ネットワーキング:Synchronous Optical Networking)、イーサネット(登録商標)など)によって異なる。
ワイヤレスネットワークは、しばしば、ネットワーク要素がモバイルであり、そのため動的接続性の必要があるとき、またはネットワークアーキテクチャが、固定ではなくアドホックなトポロジーで形成される場合に好適である。ワイヤレスネットワークは、無線、赤外線、光などの周波数帯域中の電磁波を使用して、非誘導伝搬モードで無形物理媒体を採用する。ワイヤレスネットワークは、固定ワイヤードネットワークと比較して、ユーザモビリティと迅速なフィールド展開とを有利な形で可能にする。
ワイヤレスネットワーク中のデバイスは、互いの間で情報を送信/受信し得る。情報は、ソースデバイス(送信デバイス)から宛先デバイス(受信デバイス)に送信されるパケットの連続の形態をとり得る。パケットの連続は「フロー」として知られていることがある。フローを送信および受信するための改善されたシステム、方法、およびデバイスが望まれる。
本開示のシステム、方法、およびデバイスは、それぞれいくつかの態様を有し、それらのうちの単一の態様が単独で本開示の望ましい属性を担当するわけではない。次に、以下の特許請求の範囲によって表される本発明の範囲を限定することなしに、いくつかの特徴について手短に説明する。この説明を考察すれば、特に「発明を実施するための形態」と題するセクションを読めば、本発明の特徴が、ワイヤレスネットワークにおけるフローの改善された送信を含む利点をどのように提供するかが理解されよう。
特定の実施形態では、ワイヤレス通信デバイスは、複数のパケットを含むフローにフロー識別子を割り当てるように構成されたプロセッサを含む。プロセッサはまた、複数のパケットのヘッドパケットを生成するように構成される。ヘッドパケットは、フロー識別子に関連する1つまたは複数のヘッダ情報フィールドを含む。プロセッサは、複数のパケットの少なくとも1つのデータパケットを生成するようにさらに構成される。少なくとも1つのデータパケットは、1つまたは複数のヘッダ情報フィールドの代わりに、パケット固有情報とフロー識別子とを含む。ワイヤレス通信デバイスはまた、ヘッドパケットを送信することと、ヘッドパケットの正常な受信を検出したことに応答して、少なくとも1つのデータパケットを送信することとを行うように構成された送信機を含む。
別の特定の実施形態では、方法は、複数のパケットを含むフローにフロー識別子を割り当てることを含む。本方法はまた、複数のパケットのヘッドパケットを生成することを含む。ヘッドパケットは、フロー識別子に関連する1つまたは複数のヘッダ情報フィールドを含む。本方法は、複数のパケットの少なくとも1つのデータパケットを生成することをさらに含む。少なくとも1つのデータパケットは、1つまたは複数のヘッダ情報フィールドの代わりに、パケット固有情報とフロー識別子とを含む。本方法は、ヘッドパケットを送信することをさらに含む。本方法は、ヘッドパケットの正常な受信を検出したことに応答して、少なくとも1つのデータパケットを送信することをさらに含む。
別の特定の実施形態では、ワイヤレス通信デバイスは、ヘッドパケットと少なくとも1つのデータパケットとを有する複数のパケットを含むフローを受信するように構成された受信機を含む。ヘッドパケットは、フローのフロー識別子と、フロー識別子に関連する1つまたは複数のヘッダ情報フィールドとを含む。少なくとも1つのデータパケットは、1つまたは複数のヘッダ情報フィールドの代わりに、パケット固有情報とフロー識別子とを含む。ワイヤレス通信デバイスはまた、1つまたは複数のヘッダ情報フィールドに基づいて少なくとも1つのデータパケットを処理するように構成されたプロセッサを含む。
別の特定の実施形態では、方法は、ヘッドパケットと少なくとも1つのデータパケットとを有する複数のパケットを含むフローを受信することを含む。ヘッドパケットは、フローのフロー識別子と、フロー識別子に関連する1つまたは複数のヘッダ情報フィールドとを含む。少なくとも1つのデータパケットは、1つまたは複数のヘッダ情報フィールドの代わりに、パケット固有情報とフロー識別子とを含む。本方法はまた、1つまたは複数のヘッダ情報フィールドに基づいて少なくとも1つのデータパケットを処理することを含む。
別の特定の実施形態では、方法は、確認応答タイプインジケータを含むパケットを生成することであって、確認応答タイプインジケータが、パケットの物理レイヤプリアンブル中に、またはパケットのフレーム制御フィールド中に含まれ、確認応答タイプインジケータは、パケットがフレーム確認応答によって確認応答されるべきであるという指示、パケットがブロック確認応答によって確認応答されるべきであるという指示、またはパケットが確認応答されるべきでないという指示を含む、生成することを含む。本方法はまた、パケットを送信することを含む。
本開示の態様が採用され得る例示的なワイヤレス通信システムを示す図。 図1のワイヤレス通信システム内で採用され得る例示的なワイヤレスデバイスの機能ブロック図。 図1のワイヤレス通信システムのワイヤレスデバイス間でフローの一部として送信されるパケットの一例を示す図。 図1のワイヤレス通信システムのワイヤレスデバイス間でフローの一部として送信されるヘッドフレームの一例を示す図。 図1のワイヤレス通信システムのワイヤレスデバイス間でフローの一部として送信されるヘッドフレームの別の例を示す図。 図1のワイヤレス通信システムのワイヤレスデバイス間でフローの一部として送信されるデータフレームの一例を示す図。 図1のワイヤレス通信システムのワイヤレスデバイス間でフローの一部として送信されるテールフレームの一例を示す図。 図1のワイヤレス通信システムにおいてフローのパケットを送信するためのプロセスのフローチャート。 図1のワイヤレス通信システム内で採用され得る例示的なワイヤレスデバイスの別の機能ブロック図。 図1のワイヤレス通信システムのワイヤレスデバイス間でフローの一部として送信される管理アクションフレームの一例を示す図。 図10の管理アクションフレームのヘッド/テール情報フィールドの一例を示す図。 図10の管理アクションフレームのセキュリティ情報をもつヘッド/テール情報フィールドの別の例を示す図。 図1のワイヤレス通信システムのワイヤレスデバイス間でフローの一部として送信される、セキュリティ情報をもつデータフレームの別の例を示す図。
添付の図面を参照しながら新規のシステム、装置、および方法の様々な態様について以下でより十分に説明する。ただし、本開示は、多くの異なる形態で実施され得、本開示全体にわたって提示する任意の特定の構造または機能に限定されるものと解釈すべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が周到で完全になり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるように与えるものである。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲は、本開示の他の態様とは無関係に実装されるにせよ、本開示の他の態様と組み合わせて実装されるにせよ、本明細書で開示する新規のシステム、装置、および方法のいかなる態様をもカバーするものであることを、当業者なら諒解されたい。たとえば、本明細書に記載の態様をいくつ使用しても、装置は実装され得、または方法は実施され得る。さらに、本発明の範囲は、本明細書に記載の本開示の様々な態様に加えてまたはそれらの態様以外に、他の構造、機能、または構造および機能を使用して実施されるそのような装置または方法をカバーするものとする。本明細書で開示する任意の態様が請求項の1つまたは複数の要素によって識別され得ることを理解されたい。
本明細書では特定の態様について説明するが、これらの態様の多くの変形および置換は本開示の範囲内に入る。好適な態様のいくつかの利益および利点について説明するが、本開示の範囲は特定の利益、使用、または目的に限定されるものではない。むしろ、本開示の態様は、様々なワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および伝送プロトコルに広く適用可能であるものとし、それらのいくつかを例として、図および以下の説明において示す。発明を実施するための形態、および図面は、本開示を限定するものではなく説明するものにすぎない。
普及しているワイヤレスネットワーク技術は、様々なタイプのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を含み得る。WLANは、ネットワーキングプロトコルを採用して、近接デバイスを互いに相互接続するために使用され得る。本明細書で説明する様々な態様は、ワイヤレスプロトコルなど、任意の通信規格に適用され得る。
いくつかの態様では、サブギガヘルツ帯域中のワイヤレス信号は、直交周波数分割多重(OFDM)通信、直接シーケンススペクトラム拡散(DSSS)通信、OFDM通信とDSSS通信との組合せ、または他の方式を使用して、802.11ahプロトコルに従って送信され得る。802.11ahプロトコルの実装形態は、センサー、メータリング、およびスマートグリッドネットワークのために使用され得る。有利には、802.11ahプロトコルを実装するいくつかのデバイスの態様は、他のワイヤレスプロトコルを実装するデバイスよりも少ない電力を消費し得、および/または比較的長い距離、たとえば約1キロメートル以上にわたってワイヤレス信号を送信するために使用され得る。
いくつかの実装形態では、WLANは、ワイヤレスネットワークにアクセスする構成要素である様々なデバイスを含む。たとえば、2つのタイプのデバイス、すなわちアクセスポイント(「AP」)および(局または「STA」とも呼ばれる)クライアントが存在し得る。概して、APはWLANのためのハブまたは基地局として働き得、STAはWLANのユーザとして働く。たとえば、STAはラップトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、モバイル電話などであり得る。一例では、STAは、インターネットまたは他のワイドエリアネットワークへの一般的接続性を取得するためにWiFi(たとえば、802.11ahなどのIEEE802.11プロトコル)準拠ワイヤレスリンクを介してAPに接続する。いくつかの実装形態では、STAはAPとして使用されることもある。
普及しているワイヤレスネットワーク技術は、様々なタイプのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を含み得る。WLANは、ネットワーキングプロトコルを採用して、近接デバイスを互いに相互接続するために使用され得る。本明細書で説明する様々な態様は、WiFiなど、任意の通信規格、またはより一般的には、ワイヤレスプロトコルのIEEE802.11ファミリーの任意のメンバーに適用され得る。たとえば、本明細書で説明する様々な態様は、サブ1GHz帯域を使用するIEEE802.11ahプロトコルの一部として使用され得る。
いくつかの態様では、サブギガヘルツ帯域中のワイヤレス信号は、直交周波数分割多重(OFDM)を使用して、802.11ahプロトコルに従って送信され得る。802.11ahプロトコルの実装形態は、センサー、メータリング、およびスマートグリッドネットワークのために使用され得る。有利には、802.11ahプロトコルを実装するいくつかのデバイスの態様は、他のワイヤレスプロトコルに対してバッテリー寿命の増加を経験し得、比較的長い距離、たとえば約1キロメートル以上にわたってワイヤレス信号を送信するために使用され得る。
アクセスポイント(「AP」)はまた、ノードB、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、eノードB、基地局コントローラ(「BSC」)、送受信基地局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、または何らかの他の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られていることがある。
局「STA」はまた、アクセス端末(「AT」)、加入者局、加入者ユニット、移動局、リモート局、リモート端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器、または何らかの他の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られていることがある。いくつかの実装形態では、アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、ワイヤレスローカルループ(「WLL」)局、携帯情報端末(「PDA」)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の好適な処理デバイスを備え得る。
上記で説明したように、本明細書で説明するデバイスのいくつかは、たとえば、802.11ah規格を実装し得る。そのようなデバイスは、STAとして使用されるのか、APとして使用されるのか、他のデバイスとして使用されるのかにかかわらず、スマートメータリングのためにまたはスマートグリッドネットワークにおいて使用され得る。そのようなデバイスは、センサーアプリケーションを与えるか、またはホームオートメーションにおいて使用され得る。デバイスは、代わりにまたは追加として、たとえばパーソナルヘルスケアのためにヘルスケアコンテキストにおいて使用され得る。それらはまた、(たとえばホットスポットとともに使用する)拡張範囲インターネット接続性を可能にするため、またはマシンツーマシン通信を実装するために、監視のために使用され得る。
図1に、本開示の態様が採用され得る例示的なワイヤレス通信システム100を示す。ワイヤレス通信システム100は、ワイヤレス規格、たとえば802.11ah規格に従って動作し得る。ワイヤレス通信システム100は、STA106と通信するAP104を含み得る。
様々なプロセスおよび方法は、AP104とSTA106との間の、ワイヤレス通信システム100における送信のために使用され得る。たとえば、信号は、OFDM/OFDMA技法に従って、AP104とSTA106との間で送信および受信され得る。この場合、ワイヤレス通信システム100はOFDM/OFDMAシステムと呼ばれることがある。代替的に、信号は、CDMA技法に従って、AP104とSTA106との間で送信および受信され得る。この場合、ワイヤレス通信システム100はCDMAシステムと呼ばれることがある。
AP104からSTA106のうちの1つまたは複数への送信を可能にする通信リンクはダウンリンク(DL)108と呼ばれることがあり、STA106のうちの1つまたは複数からAP104への送信を可能にする通信リンクはアップリンク(UL)110と呼ばれることがある。代替的に、ダウンリンク108は順方向リンクまたは順方向チャネルと呼ばれることがあり、アップリンク110は逆方向リンクまたは逆方向チャネルと呼ばれることがある。
AP104は、基地局として働き、基本サービスエリア(BSA)102においてワイヤレス通信カバレージを与え得る。AP104は、AP104に関連し、また通信のためにAP104を使用するSTA106とともに、基本サービスセット(BSS)と呼ばれることがある。ワイヤレス通信システム100は、中央AP104を有しないことがあり、むしろ、STA106間のピアツーピアネットワークとして機能し得ることに留意されたい。したがって、本明細書で説明するAP104の機能は、STA106のうちの1つまたは複数によって代替的に実行され得る。
AP104は、ダウンリンク108などの通信リンクを介して、システム100の他のノードSTA106にビーコン信号(または単に「ビーコン」)を送信し得、ビーコン信号は、他のノードSTA106がそれらのタイミングをAP104と同期させるのを助け得るか、あるいは他の情報または機能を与え得る。そのようなビーコンは周期的に送信され得る。一態様では、連続送信間の期間はスーパーフレームと呼ばれることがある。ビーコンの送信は、いくつかのグループまたは間隔に分割され得る。一態様では、ビーコンは、限定はしないが、共通クロックを設定するためのタイムスタンプ情報、ピアツーピアネットワーク識別子、デバイス識別子、能力情報、スーパーフレーム持続時間、送信方向情報、受信方向情報、ネイバーリスト、および/または拡張ネイバーリストなどの情報を含み得、それらのうちのいくつかについて以下でさらに詳細に説明する。したがって、ビーコンは、いくつかのデバイスの間で共通の(たとえば共有される)情報と、所与のデバイスに固有の情報の両方を含み得る。
いくつかの態様では、STA106は、AP104に通信を送るために、および/またはAP104から通信を受信するために、AP104に関連することが必要であり得る。一態様では、関連するための情報が、AP104によってブロードキャストされるビーコン中に含まれる。そのようなビーコンを受信するために、STA106は、たとえば、カバレージ領域にわたって広カバレージ探索を実行し得る。また、探索は、STA106が、たとえば、灯台方式でカバレージ領域をスイープすることによって実行され得る。関連するための情報を受信した後に、STA106は、関連付けプローブまたは要求などの基準信号をAP104に送信し得る。いくつかの態様では、AP104は、たとえば、インターネットまたは公衆交換電話網(PSTN)などのより大きいネットワークと通信するために、バックホールサービスを使用し得る。
図2に、図1のワイヤレス通信システム100内で採用され得るワイヤレスデバイス202の例示的な機能ブロック図を示す。ワイヤレスデバイス202は、本明細書で説明する様々な方法を実装するように構成され得るデバイスの一例である。たとえば、ワイヤレスデバイス202は、AP104を備えるかまたはSTA106のうちの1つを備え得る。
ワイヤレスデバイス202は、ワイヤレスデバイス202の動作を制御するプロセッサ204を含み得る。プロセッサ204は中央処理ユニット(CPU)と呼ばれることもある。読取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含み得るメモリ206は、命令とデータとをプロセッサ204に与え得る。メモリ206の一部分は不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)をも含み得る。プロセッサ204は、一般に、メモリ206内に記憶されたプログラム命令に基づいて論理演算と算術演算とを実行する。メモリ206中の命令は、本明細書で説明する方法を実装するように実行可能であり得る。
プロセッサ204は、1つまたは複数のプロセッサとともに実装された処理システムを備えるか、またはそれの構成要素であり得る。1つまたは複数のプロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、コントローラ、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア構成要素、専用ハードウェア有限状態機械、あるいは情報の計算または他の操作を実行することができる任意の他の好適なエンティティの任意の組合せを用いて実装され得る。
処理システムは、ソフトウェアを記憶するための機械可読媒体をも含み得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、任意のタイプの命令を意味すると広く解釈されたい。命令は、(たとえば、ソースコード形式、バイナリコード形式、実行可能コード形式、または任意の他の好適なコード形式の)コードを含み得る。命令は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、本明細書で説明する様々な機能を処理システムに実行させる。
ワイヤレスデバイス202は、ワイヤレスデバイス202と遠隔ロケーションとの間のデータの送信および受信を可能にするために送信機210および/または受信機212を含み得るハウジング208をも含み得る。送信機210と受信機212とは組み合わされてトランシーバ214になり得る。アンテナ216は、ハウジング208に取り付けられ、トランシーバ214に電気的に結合され得る。ワイヤレスデバイス202は、複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバ、および/または複数のアンテナをも含み得る(図示せず)。
送信機210は、以下で説明するように、ヘッダ情報を含み得るパケットをワイヤレス送信するように構成され得る。たとえば、送信機210は、プロセッサ204によって生成されたパケットを送信するように構成され得る。
受信機212は、パケットをワイヤレス受信するように構成され得る。
ワイヤレスデバイス202はまた、トランシーバ214によって受信された信号のレベルを検出し、定量化するために使用され得る信号検出器218を含み得る。信号検出器218は、そのような信号を、総エネルギー、シンボルごとのサブキャリア当たりのエネルギー、電力スペクトル密度、および他の信号として検出し得る。ワイヤレスデバイス202は、信号を処理する際に使用するデジタル信号プロセッサ(DSP)220をも含み得る。DSP220は、送信のためにパケットを生成するように構成され得る。いくつかの態様では、パケットは物理レイヤデータユニット(PPDU)を備え得る。
ワイヤレスデバイス202は、いくつかの態様ではユーザインターフェース222をさらに備え得る。ユーザインターフェース222は、キーパッド、マイクロフォン、スピーカー、および/またはディスプレイを備え得る。ユーザインターフェース222は、ワイヤレスデバイス202のユーザに情報を伝達し、および/またはユーザからの入力を受信する、任意の要素または構成要素を含み得る。
ワイヤレスデバイス202の様々な構成要素は、バスシステム226によって互いに結合され得る。バスシステム226は、たとえば、データバスを含み得、ならびに、データバスに加えて、電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含み得る。ワイヤレスデバイス202の構成要素は、何らかの他の機構を使用して、互いに結合されるか、あるいは互いに入力を受け付けるかまたは与え得ることを当業者は諒解されよう。
図2には、いくつかの別個の構成要素が示されているが、構成要素のうちの1つまたは複数が組み合わせられ得るかまたは共通に実装され得ることを当業者は認識されよう。たとえば、プロセッサ204は、プロセッサ204に関して上記で説明した機能を実装するためだけでなく、信号検出器218および/またはDSP220に関して上記で説明した機能を実装するためにも使用され得る。さらに、図2に示す構成要素の各々は、複数の別個の要素を使用して実装され得る。
参照しやすいように、ワイヤレスデバイス202が送信ノードとして構成されるとき、それを以下ではワイヤレスデバイス202tと呼ぶ。同様に、ワイヤレスデバイス202が受信ノードとして構成されるとき、それを以下ではワイヤレスデバイス202rと呼ぶ。ワイヤレス通信システム100中のデバイスは、送信ノードの機能のみ、受信ノードの機能のみ、または送信ノードと受信ノードの両方の機能を実装し得る。
上記で説明したように、ワイヤレスデバイス202は、AP104またはSTA106を備え得、データを送信および/または受信するために使用され得る。
ワイヤレスデバイス202tなどのソースデバイスからワイヤレスデバイス202rなどの宛先デバイスに送信されるヘッダ情報の量を低減するためのシステム、方法、およびデバイスについて本明細書で説明する。いくつかの態様についてメディアクセス制御(MAC)ヘッダに関して本明細書で説明する。ただし、説明する態様は、MACヘッダに限定されず、他の適切なタイプのヘッダおよびパケットに等しく適用され得る。
本明細書で言及する「フロー」は、ソースデバイスがフローとしてラベリングする、ソースデバイスから宛先デバイスに送信されるパケットの連続またはシーケンスであり得る。フローは、ソースデバイスから宛先デバイスへの特定のデータ、たとえば、ビデオファイルなどの特定のファイルの送信に関連し得る。したがって、フローのパケットは、何らかの関係を共有し得る(最低でも、それらは、それぞれ同じデバイスから送信され、同じデバイスにおいて受信される)。一実施形態では、フローは、たとえば、ソースアドレス、宛先アドレス、基本サービスセット識別子(BSSID)、サービス品質(QoS)/HT制御など、共通のMACヘッダフィールドをもつ複数のMACプロトコルデータユニット(MPDU)のシーケンスを含むことができる。様々な実施形態では、宛先デバイスは、フローのパケットを適切に復号するために、パケットに関するある情報を使用する。いくつかの態様では、パケットを復号するために使用される情報は、パケットのヘッダ部分中で送られる。したがって、パケットは、ソースデバイスから宛先デバイスに送信されるべきヘッダ情報および/またはデータを含み得る。
図3に、ワイヤレスデバイス202tとワイヤレスデバイス202rとの間でフローの一部として送信されるパケット300の一例を示す。図示のように、パケット300は、MACフレームフォーマットを有するMACフレームを備える。パケット300は、長さが2オクテット(たとえば、バイト)であるフレーム制御(FC)フィールド302を含む。FCフィールド302は、パケット300のタイプ(この場合、MACフレーム)を示し得る。FCフィールド302の後には、長さが2オクテットである持続時間または識別子(ID)フィールド304が続く。持続時間/IDフィールド304は、パケット300の長さまたはパケット300の識別子を示し得る。持続時間/IDフィールド304の後には、長さが6オクテットであるアドレス1フィールド306が続く。
さらに図3を参照すると、アドレス1フィールド306は、パケット300の宛先デバイス(たとえば、ワイヤレスデバイス202r)のアドレスを示し得る。アドレス1フィールド306の後には、長さが6オクテットであるアドレス2フィールド308が続く。アドレス2フィールド308は、パケット300のソースデバイス(たとえば、ワイヤレスデバイス202t)のアドレスを示し得る。アドレス2フィールド308の後には、長さが6オクテットであるアドレス3フィールド310が続く。アドレス3フィールド310は、フィルタ処理のためにパケット300の宛先デバイス(たとえば、ワイヤレスデバイス202t)によって使用され得る。アドレス3フィールド310の後には、長さが2オクテットであるシーケンス制御フィールド312が続く。
シーケンス制御フィールド312は、フロー内のパケット300の順序またはシーケンス番号を示し得る。シーケンス制御フィールド312の後には、長さが6オクテットである随意のアドレス4フィールド314が続く。アドレス4フィールドは、フィルタ処理のためにパケット300の宛先デバイス(たとえば、ワイヤレスデバイス202t)によってさらに使用され得る。アドレス4フィールド314の後には、長さが2オクテットであるサービス品質(QoS)制御フィールド316が続く。QoS制御フィールド316は、パケット300のQoSレベルまたはパラメータを示すために使用され得る。QoS制御フィールド316の後には、長さが4オクテットである高スループット(HT)制御フィールド318が続く。HT制御フィールド318は、パケット300が送信されるモード(たとえば、通常のまたは高スループット)を示すために使用され得る。
HT制御フィールド318の後には、ワイヤレスデバイス202tからワイヤレスデバイス202rに送信されるべきデータを含むフレーム本体320が続く。送られるデータに応じて、フレーム本体320は0〜7955オクテットになる。フレーム本体322の後には、長さが4オクテットであるフレーム検査シーケンス(FCS)フィールド322が続く。フレーム検査シーケンスフィールド322は、パケット300の完全性を検査するために使用される巡回冗長検査(CRC)である。例示的なパケット300のフィールドが、一定の長さを有し、一定の順序で示されているが、様々なフィールドが異なる長さであり得、それらのフィールドが異なる順序であり得、追加のフィールドが含まれ得、フィールドの一部分(またはフィールド全体)が省略され得ることを当業者は諒解されよう。
一実施形態では、フィールド302〜318および322はパケット300のヘッダである。随意のアドレス4フィールド314がパケット300中に含まれない一実施形態では、ヘッダの長さは34オクテットである。いくつかの態様では、ワイヤレスデバイス202tからワイヤレスデバイス202rに送信されるフローの各パケット300は、パケット300のヘッダ情報のすべてを含む。したがって、フローの各パケット300は、パケット300に関係する情報の34オクテットを含み得る。ワイヤレスデバイス202rは、ヘッダの情報を利用してパケット300を処理し得る。
フローでは、フローのパケットを処理するために使用される、パケット300に関して説明したヘッダ情報の一部は、フローのすべてのパケットについて同じであり得る。たとえば、パケットの宛先デバイスのアドレスを示すアドレス1フィールド、パケットのソースデバイスのアドレスを示すアドレス2フィールド、QoS制御フィールド316、および/またはHTフィールド318中のデータは、フローのパケット間で変化し得ない。フローのパケット間で変化しないこのヘッダ情報は、たとえば、「固定ヘッダ情報」または「共通ヘッダ情報」と呼ばれることがある。
いくつかの態様では、フローの各パケット中で固定ヘッダ情報を送信する代わりに、固定ヘッダ情報は、フローのパケットのサブセット中でのみワイヤレスデバイス202tによって送信され得る。たとえば、固定ヘッダ情報は、フローの第1のパケット中でのみ送信され得る。固定ヘッダ情報をもつこの第1のパケットは、「ヘッド」フレームと呼ばれることがある。フローの後続のパケットは、固定ヘッダ情報なしに送られ得る。これらの後続のパケットは、送信されるべき(フローのパケットごとに変化する)ヘッダ情報とデータとを含み得る。ヘッダ情報およびデータをもつ後続のパケットは、ヘッドフレームの正常な受信(たとえば、確認応答メッセージ)を検出したことに応答して送信され得る。そのようなデータをもつ後続のパケットは、「データ」フレームと呼ばれることがある。フローの受信機であるワイヤレスデバイス202rは、ヘッドフレーム中で受信された固定ヘッダ情報を記憶し、その固定ヘッダ情報を使用して、データフレームを処理し得る。したがって、ワイヤレスデバイス202rは、フローのデータフレームをヘッドフレームに関連付ける方法を使用し得る。
いくつかの態様では、ワイヤレスデバイス202tは、それが別のデバイスに送信する各フローにフロー識別子を割り当てる。フロー識別子は、ワイヤレスデバイス202tとワイヤレスデバイス202rとの間のフローの一意の識別子であり得る。たとえば、ワイヤレスデバイス202tおよびワイヤレスデバイス202rが(いずれかの方向において)互いの間に複数のフローを有する場合、各フローは異なるフロー識別子(たとえば、1、2、3など)を割り当てられ得る。ワイヤレスデバイス202tおよびワイヤレスデバイス202rの各々は、複数のフローに同じフロー識別子を割り当てないように、デバイスと、関連するフロー識別子との間のフローを追跡し得る。さらに、いくつかの態様では、フローのすべてのデータがワイヤレスデバイス202tとワイヤレスデバイス202rとの間で送信され、フローが終了したときなど、フローが完了したとき、終了したフローの関連するフロー識別子は新しいフローのために使用され得る。
ワイヤレスデバイス202tとワイヤレスデバイス202rとの間のフローの終了は、ワイヤレスデバイス202tによってワイヤレスデバイス202rにシグナリングされ得る。たとえば、ワイヤレスデバイス202tは、ワイヤレスデバイス202rに送るべきデータを含むフローの最後のデータフレーム内で、それが最後のデータフレームであり、最後のデータフレームの受信の後にフローが終了したことを示し得る。たとえば、指示は、データフレームのフレーム制御フィールド中のビットの値であり得る。
別の態様では、ワイヤレスデバイス202tは、フローが終了すべきであることを示す終了フレームまたは「テール」フレームをワイヤレスデバイス202rに送信することによって、フローの終了を示し得る。したがって、ワイヤレスデバイス202tは、それが最後のデータフレームであるという、ワイヤレスデバイス202rへの指示なしに、最後のデータフレームを送信し得る。さらに、ワイヤレスデバイス202tは、フローが終了したことをワイヤレスデバイス202rに示すために、最後のデータフレームの後にテールフレームを送信し得る。
いくつかの態様では、ヘッドフレーム、データフレーム、およびテールフレームは、MACプロトコルデータユニット(MPDU)を備え得る。いくつかの態様では、複数のMPDUはアグリゲートMPDU(A−MPDU)にアグリゲートされ得る。いくつかの態様では、フローのデータフレームは同じA−MPDUの一部として送信され得る。さらに、いくつかの態様では、フローのヘッドフレーム、データフレーム、およびテールフレームは、同じA−MPDUの一部として送信され得る。
図4に、ワイヤレスデバイス202tとワイヤレスデバイス202rとの間でフローの一部として送信されるヘッドフレーム400の一例を示す。図示のように、ヘッドフレーム400は、パケット300に関して上記で説明したフィールドと同様であるいくつかのフィールドを含む。たとえば、ヘッドフレーム400は、(パケットが、ヘッドフレーム400について示されたようなタイプのものであることを示し得る)パケット300に関して上記で説明したFCフィールド302と同様のFCフィールド402を含み、その後には、長さが2オクテットであるフロー識別子(ID)フィールド404が続く。FCフィールド402の値に基づいて、ワイヤレスデバイス202rは、ヘッドフレーム400がヘッドフレームであると判断し得る。フローIDフィールドはフローのフロー識別子を含む。さらに、ヘッドフレーム400は、パケット300に関して上記で説明したアドレス1フィールド306と同様の宛先アドレスフィールド406と、パケット300に関して上記で説明したアドレス2フィールド308と同様のソースアドレスフィールド408と、長さが6オクテットであり、ワイヤレスデバイス202tおよび/または202rが属するBSSのIDを含むBSS識別子(BSSID)フィールド410とを含む。ヘッドフレーム400は、パケット300に関して上記で説明したQoS制御フィールド316と同様のQoS制御フィールド416と、パケット300に関して上記で説明したHT制御フィールド318と同様のHT制御フィールド418と、パケット300に関して上記で説明したFCSフィールド322と同様のFCSフィールド422とをさらに含む。したがって、ヘッドフレーム400は32オクテットのサイズを有する。図4に一例として示されているが、フィールドの順序は変更され得ることに留意されたい。さらに、固定ヘッダ情報がフローのパケットを処理するために必要とされないとき、その情報はヘッドフレームから除外される。さらに、追加の固定ヘッダ情報(たとえば、共通ヘッダ情報)がフローのパケットを処理するために必要とされるとき、その情報はヘッドフレーム中に含まれる。
図5に、ワイヤレスデバイス202tとワイヤレスデバイス202rとの間でフローの一部として送信されるヘッドフレーム500の別の例を示す。図示のように、ヘッドフレーム500は、ヘッドフレーム400と同じフィールドを含む。しかしながら、ヘッドフレーム500は、パケット300に関して上記で説明したフレーム本体320と同様のペイロードフィールド520をさらに含む。したがって、ヘッドフレーム500は、ヘッダ情報とともにワイヤレスデバイス202rに送るべきデータを含み得る。図5に一例として示されているが、フィールドの順序は変更され得ることに留意されたい。
図6に、ワイヤレスデバイス202tとワイヤレスデバイス202rとの間でフローの一部として送信されるデータフレーム600の一例を示す。図示のように、データフレーム600は、(パケットが、データフレーム600について示されたようなタイプのものであることを示し得る)パケット300に関して上記で説明したFCフィールド302と同様のFCフィールド602と、ヘッドフレーム400に関して上記で説明したフローIDフィールド404と同様のフロー識別子フィールド604と、パケット300に関して上記で説明したシーケンス制御フィールド312と同様のシーケンス制御フィールド612と、パケット300に関して上記で説明したフレーム本体320と同様のデータペイロードフィールド620と、パケット300に関して上記で説明したFCSフィールド322と同様のFCSフィールド622とを含む。一実施形態では、FCSフィールド622は、データフレーム600中のフィールドのうちの1つまたは複数に関して計算される巡回冗長検査(CRC)を含むことができる。一実施形態では、FCSフィールド622は、データフレーム600中に含まれない追加のフィールドに関して計算されるCRCを含むことができる。たとえば、FCSフィールド622の計算は、データフレーム600から省略された、ヘッドフレーム中の1つまたは複数のフィールドをさらに含むことができる。一実施形態では、FCSフィールド622は、BSSID(または、たとえば、ワイヤレスデバイス202tがアップリンク110上で送信するときの宛先アドレス)を組み込むことができる。別の実施形態では、フローIDフィールド404は、(たとえば、AP104が複数のBSSIDを含む場合など)FCSフィールド622の計算のためにどのBSSIDを使用すべきかを受信機202rに示すことができる。BSSIDをFCSフィールド622の計算に組み込むことにより、たとえば、複数のBSSIDネットワーク環境において、受信機が正しいBSSIDを判断することが可能になり得る。
FCフィールド602の値に基づいて、ワイヤレスデバイス202rは、データフレーム600がデータフレームであると判断し得る。図示のように、データペイロードフィールド620中でデータを送信するためのオーバーヘッドは、パケット300に必要な34オクテットとは対照的に10オクテットである。したがって、データは、パケット300中で送られる場合よりもはるかに少ないオーバーヘッドでデータフレーム600中で送られ得る。ワイヤレスデバイス202rは、フローIDフィールド604からのフローIDを利用して、データフレーム600を処理するために、ヘッダ情報を含むデータフレーム600に関連するヘッドフレームを見つけ得る。たとえば、ワイヤレスデバイス202rは、ヘッドフレームがデータフレーム600と同じデバイス(ワイヤレスデバイス202t)から受信され、データフレーム600と同じフローIDを含む場合、ヘッドフレームがデータフレーム600に関連すると判断する。フロー中のパケットは、パケットごとに異なるシーケンス制御フィールド612および/またはFCSフィールド622を有し得、したがって、そのような情報はデータフレーム600中に含まれ得る。さらに、FCフィールド602は、ワイヤレスデバイス202rがデータフレーム600中のデータをどのように解釈するかを知るように、パケットのタイプをワイヤレスデバイス202rに示すためにデータフレーム600中に含まれ得る。さらに、いくつかの態様では、データフレーム600がフローの最後のデータフレームであるかどうか、およびフローIDフィールド604中で識別されたフローが終了したかどうかを示すために、FCフィールド602中の1つまたは複数のビットが使用され得る。
一実施形態では、FCフィールド602は、確認応答(「ACK」)タイプインジケータを含むことができる。ACKタイプインジケータは、たとえば、データフレーム600がフレームACKまたはブロックACK(BLA)を介して確認応答されるべきであるかどうかを示すことができる。一実施形態では、ACKタイプインジケータは、データフレーム600が確認応答されるべきでないことを示すことができる。一実施形態では、ACKタイプインジケータは1つまたは複数のビットを含むことができる。一実施形態では、物理レイヤ(「PHY」)プリアンブルはACKタイプインジケータを含むことができる。別の実施形態では、MACヘッダ(たとえば、FCフィールド中の1ビット)はACKタイプインジケータをも含むことができる。
図6に一例として示されているが、フィールドの順序は変更され得ることに留意されたい。さらに、非固定ヘッダ情報がフローのパケットを処理するために必要とされないとき、その情報はデータフレームから除外される。さらに、追加の非固定ヘッダ情報がフローのパケットを処理するために必要とされるとき、その情報はデータフレーム中に含まれる。
図7に、ワイヤレスデバイス202tとワイヤレスデバイス202rとの間でフローの一部として送信されるテールフレーム700の一例を示す。図示のように、テールフレーム700は、(パケットが、テールフレーム700について示されたようなタイプのものであることを示し得る)パケット300に関して上記で説明したFCフィールド302と同様のFCフィールド702と、ヘッドフレーム400に関して上記で説明したフローIDフィールド404と同様のフロー識別子フィールド704と、パケット300に関して上記で説明したFCSフィールド322と同様のFCSフィールド722とを含む。FCフィールド702の値に基づいて、ワイヤレスデバイス202rは、テールフレーム700がテールフレームであると判断し得る。したがって、ワイヤレスデバイス202rは、フロー識別子フィールド704中に示されたフローIDに関連するフローが終了したと判断し得る。
フロー識別子を割り振り、利用すること
図8は、図1のワイヤレス通信システムにおいてフローのパケットを送信するためのプロセス800のフローチャートである。ブロック805において、ワイヤレスデバイス202tは、ワイヤレスデバイス202tがワイヤレスデバイス202rに送信するフローのためのフロー識別子を生成する。様々な実施形態では、生成されたフロー識別子は、フローID404、604、704、1106、1208、および/または1304(図4、図6、図7、図11、および図12)であり得る。一実施形態では、ワイヤレスデバイス202tは、グローバル一意(たとえば、任意のネットワーク内での一意)識別子またはローカル一意(たとえば、特定のローカルネットワーク内での一意)識別子としてフロー識別子を生成することができる。一実施形態では、ワイヤレスデバイス202tは、送信デバイス、受信デバイス、および/またはネットワークに関する情報の一部分に基づいてフロー識別子を生成することができる。
さらに図8のブロック805を参照すると、一実施形態では、ワイヤレスデバイス202tは、BSSIDに基づいてフロー識別子を生成することができる。一実施形態では、フロー識別子は、ローカルフローIDと組み合わされたBSSIDの一部分(「部分BSSID」)であり得る。一実施形態では、部分BSSIDはBSSIDの最下位バイトであり得る。別の実施形態では、部分BSSIDはBSSIDのハッシュであり得る。様々な実施形態では、ワイヤレスデバイス202tは、(たとえば、ワイヤレスデバイス202tがアップリンク110上で送信するとき)BSSIDの代わりに宛先アドレスを使用して、上記で説明したようにフロー識別子を生成することができる。一実施形態では、ローカルフローIDは乱数または擬似乱数であり得る。別の実施形態では、ローカルフローIDは受信機202rの関連付けID(AID:Association ID)であり得る。
受信機としてのワイヤレスデバイス202rが、たとえば、アップリンク110においてフローIDを割り当てる実施形態では、ワイヤレスデバイス202tは、割り当てられたまたはアクティブなフローIDのリストへのアクセスを有し得ない。したがって、ワイヤレスデバイス202tは、ワイヤレスデバイス202rに要求メッセージを送信することができる。一実施形態では、要求メッセージは、たとえば、0などの所定の値であり得る一時的フローIDを含むことができる。所定の値は、有効なフローIDを割り当てるために、ワイヤレスデバイス202rについての要求を示すことができる。別の実施形態では、一時的フローIDはランダム値または擬似ランダム値であり得る。別の実施形態では、一時的フローIDは、非一時的フローIDに関して上記で説明したのと同様の方法で生成され得る。
さらに、ブロック810において、ワイヤレスデバイス202tは、フローのパケットのための、フロー識別子および固定ヘッダ情報をもつヘッドフレームを生成する。様々な実施形態では、ヘッドフレームは、図4および図10に関して本明細書で説明するヘッドフレーム400および/または1000であり得る。続けて、ブロック815において、ワイヤレスデバイス202tはワイヤレスデバイス202rにヘッドフレームを送信する。ブロック817において、ワイヤレスデバイス202rは、ヘッドフレームを受信し、ヘッドフレーム中のヘッダ情報に基づいてヘッドフレームを処理する。ワイヤレスデバイス202rが(たとえば)アップリンク110を介してヘッドフレームを受信する実施形態など、ヘッドフレームが一時的フローIDを含んでいる実施形態では、ワイヤレスデバイス202rは、一時的フローIDが利用可能であるか、または場合によっては有効であるかを確認することができる。一時的フローIDが、ワイヤレスデバイス202tが(たとえば、0のフローIDなど)有効なフローIDを要求していることを示す予約済みIDである実施形態では、ワイヤレスデバイス202rは、上記で説明したように有効なフローIDを生成し得る。ワイヤレスデバイス202rは、確認応答/応答フレームまたは他の通信を介してワイヤレスデバイス202tに有効なフローIDを送り得る。
一時的フローIDが、割り当てられていないか、または場合によっては有効であるランダムあるいは擬似ランダムフローIDである実施形態では、ワイヤレスデバイス202rは、確認応答/応答または他の通信を介してワイヤレスデバイス202tに一時的フローIDの受付けを示し得る。一実施形態では、確認応答はPHYまたはFC中の1ビットを含むことができる。一時的フローIDが、割り当てられたか、または場合によっては有効でないランダムあるいは擬似ランダムフローIDである実施形態では、ワイヤレスデバイス202rは、否定応答または他の通信を介して一時的フローIDを拒否し得る。一実施形態では、ワイヤレスデバイス202rが無効な一時的フローIDを拒否するとき、ワイヤレスデバイス202rは、有効なフローID割当てを用いてワイヤレスデバイス202tに応答し得る。さらに、ブロック818において、ワイヤレスデバイス202rは、ヘッドフレーム中で受信された固定ヘッダ情報を記憶し、固定ヘッダ情報をヘッドフレーム中で受信されたフロー識別子または有効なフローID割当てに関連付ける。
ブロック820において、ワイヤレスデバイス202tは、ワイヤレスデバイス202rに送るべきデータ、非固定ヘッダ情報、およびフロー識別子をもつ、データフレームを生成する。ブロック825において、ワイヤレスデバイス202tはワイヤレスデバイス202rにデータフレームを送信する。続けて、ブロック830において、ワイヤレスデバイス202rはデータフレームを受信する。さらに、ブロック835において、ワイヤレスデバイス202rは、固定ヘッダ情報が受信されたヘッドフレームのフロー識別子に基づいて、固定ヘッダ情報をデータフレームに関連付けるか、または一致させる。ブロック840において、ワイヤレスデバイス202rは、一致させられた固定ヘッダ情報に基づいてデータフレームを処理する。たとえば、ワイヤレスデバイス202rは、データフレーム中のフロー識別子をヘッドフレーム中で受信された固定ヘッダ情報にマッピングする。さらに、ワイヤレスデバイス202rは、固定ヘッダ情報に基づいてデータフレームを復号する。
ブロック845において、ワイヤレスデバイス202tは、フローを終了するための指示をもつ最後のデータフレーム、またはテールフレームを生成し、最後のデータフレームをワイヤレスデバイス202rに送信する。さらに、ブロック850において、ワイヤレスデバイス202rは、最後のデータフレームまたはテールフレームを受信し、フレームのタイプに基づいてフレームを処理し、フローを終了する。
図9は、ワイヤレス通信システム100内で採用され得る例示的なワイヤレスデバイス900の別の機能ブロック図である。デバイス900は、フローのためのフロー識別子を生成するための生成モジュール901を含む。生成モジュール901は、図8に示したブロック805に関して上記で説明した機能のうちの1つまたは複数を実行するように構成され得る。生成モジュール901はプロセッサ204および/またはDSP220に対応し得る。
デバイス900は、パケットまたはフレームを生成するための生成モジュール902をさらに備える。生成モジュール902は、図8に示したブロック810、820、および/または845に関して上記で説明した機能のうちの1つまたは複数を実行するように構成され得る。生成モジュール902はプロセッサ204および/またはDSP220に対応し得る。
デバイス900は、パケットまたはフレームを別のワイヤレスデバイスに送信するための送信モジュール904をさらに備える。送信モジュール904は、図8に示したブロック815、825、および/または845に関して上記で説明した機能のうちの1つまたは複数を実行するように構成され得る。送信モジュール904は送信機210に対応し得る。
デバイス900は、別のワイヤレスデバイスからパケットまたはフレームを受信するための受信モジュール906をさらに備える。受信モジュール906は、図8に示したブロック817、830、および/または850に関して上記で説明した機能のうちの1つまたは複数を実行するように構成され得る。受信モジュール906は受信機212に対応し得る。
デバイス900は、パケットまたはフレームを処理するための処理モジュール908をさらに備える。処理モジュール908は、図8に示したブロック817、840、および/または850に関して上記で説明した機能のうちの1つまたは複数を実行するように構成され得る。処理モジュール908はプロセッサ204および/またはDSP220に対応し得る。
デバイス900は、固定ヘッダ情報を記憶するための記憶モジュール910をさらに備える。記憶モジュール910は、図8に示したブロック818に関して上記で説明した機能のうちの1つまたは複数を実行するように構成され得る。記憶モジュール910は、プロセッサ204、DSP220、および/またはメモリ206に対応し得る。
デバイス900は、フロー識別子に基づいてパケットまたはフレームを固定ヘッダ情報に関連付けるための関連付けモジュール912をさらに備える。関連付けモジュール912は、図8に示したブロック835および/または850に関して上記で説明した機能のうちの1つまたは複数を実行するように構成され得る。関連付けモジュール912はプロセッサ204および/またはDSP220に対応し得る。
管理アクションフレーム中のヘッド/テール
様々な実施形態では、これまで説明したヘッドフレームおよびテールフレームは、データフレームと同じ基本フレームタイプを使用して実装され得る。たとえば、ヘッドフレーム、テールフレーム、およびデータフレームの各々は、802.11データフレームを使用して実装され得る。別の実施形態では、ヘッドフレームおよびテールフレームは、たとえば、802.11管理アクションフレームなど、別個の基本フレームタイプを使用して実装され得る。ヘッドフレームおよびテールフレームが管理アクションフレームを使用して実装されるいくつかの実施形態では、ヘッドフレームおよびテールフレームは、実質的に同じフィールドを有するユニファイドフレームフォーマットを含み得る。いくつかの実装形態では、管理アクションフレームは、他のフレームタイプよりも高い優先順位を与えられ得る。したがって、管理アクションフレームを介して送信されるヘッドフレームは、他のフレームタイプを介して送信されるヘッドフレームよりも速くフローを確立することが可能になり得る。
図10に、図1のワイヤレス通信システムのワイヤレスデバイス間でフローの一部として送信される管理アクションフレーム1000の一例を示す。図示のように、管理アクションフレーム1000は、MACフレームフォーマットを有するMACフレームを含む。管理アクションフレーム1000は、長さが2オクテット(たとえば、バイト)であるフレーム制御(FC)フィールド1002を含む。FCフィールド1002は管理アクションフレーム1000のタイプを示し得る。たとえば、FCフィールド1002は、管理アクションフレーム1000が、アクションフレームサブタイプ(「1101」)を有する管理フレームタイプ(「00」)であることを示し得る。
FCフィールド1002の後には、長さが2オクテットである持続時間または識別子(ID)フィールド1004が続く。持続時間フィールド1004は管理アクションフレーム1000の長さを示し得る。持続時間フィールド1004の後には、長さが6オクテットである宛先アドレスフィールド1006が続く。宛先アドレスフィールド1006は、管理アクションフレーム1000の宛先デバイス(たとえば、ワイヤレスデバイス202r)のアドレスを示し得る。宛先アドレスフィールド1006の後には、長さが6オクテットであるソースアドレスフィールド1008が続く。ソースアドレスフィールド1008は、管理アクションフレーム1000のソースデバイス(たとえば、ワイヤレスデバイス202t)のアドレスを示し得る。
ソースアドレスフィールド1008の後には、長さが6オクテットであるBSSIDフィールド1010が続く。BSSIDフィールド1010は、ワイヤレスデバイス202が関連するBSSIDを示す。BSSIDフィールド1010の後には、長さが2オクテットであるシーケンス制御フィールド1012が続く。シーケンス制御フィールド1012は、フロー内の管理アクションフレーム1000の順序またはシーケンス番号を示し得る。
シーケンス制御フィールド1012の後には、ヘッド/テール情報フィールド1014が続く。一実施形態では、ヘッド/テール情報フィールド1014は、ヘッドフレーム400(図4)、ヘッドフレーム500(図5)、およびテールフレーム700(図7)の1つまたは複数のフィールドを含み得る。たとえば、ヘッド/テール情報フィールド1014は少なくともフローIDを含み得る。一実施形態では、ヘッド/テール情報フィールド1014は、フローID、カテゴリーフィールド、アクションフィールド、QoS制御フィールド、およびHT制御フィールドのうちの1つまたは複数を含み得る。
ヘッド/テール情報フィールド1014の後には、長さが4オクテットであるフレーム検査シーケンス(FCS)フィールド1016が続く。フレーム検査シーケンスフィールド1016は、管理アクションフレーム1000の完全性を検査するために使用される巡回冗長検査(CRC)である。一実施形態では、フレーム検査シーケンスフィールド1016は、管理アクションフレーム中のフィールドのうちの1つまたは複数にわたって計算されるCRCであり得る。例示的な管理アクションフレーム1000のフィールドが、一定の長さを有し、一定の順序で示されているが、様々なフィールドが異なる長さであり得、それらのフィールドが異なる順序であり得、追加のフィールドが含まれ得、フィールドの一部分、またはフィールド全体が省略され得ることを当業者は諒解されよう。
図11に、図10の管理アクションフレーム1000のヘッド/テール情報フィールド1100の一例を示す。図示のように、ヘッド/テール情報フィールド1100は、長さが1オクテットであるカテゴリーフィールド1102を含む。一実施形態では、カテゴリーフィールド1102は管理アクションフレーム1000のタイプを示すことができる。たとえば、カテゴリーフィールド1102は、管理アクションフレーム1000が、アクションフレームサブタイプ(「1101」)を有する管理フレームタイプ(「00」)であることを示し得る。様々な実施形態では、カテゴリーフィールド1102の予約された値9〜126が使用され得る。
カテゴリーフィールド1102の後には、アクションフィールド1104が続く。一実施形態では、アクションフィールド1104は、管理アクションフレーム1000がヘッドフレームであるのか、テールフレームであるのかを示すことができる。言い換えれば、アクションフィールド1104は、ワイヤレスデバイス202tがフローを開始しているのか、終了しているのかを示すために使用され得る。様々な実施形態では、アクションフィールド1104の予約された値4〜255が使用され得る。
アクションフィールド1104の後には、長さが2オクテットであるフローIDフィールド1106が続く。フローIDフィールドは、上記で説明したようにフロー識別子を含む。フローIDフィールド1106の後には、長さが2オクテットであるサービス品質(QoS)制御フィールド1108が続く。QoS制御フィールド1108は、パケット1000のQoSレベルまたはパラメータを示すために使用され得る。例示的なヘッド/テール情報フィールド1100のフィールドが、一定の長さを有し、一定の順序で示されているが、様々なフィールドが異なる長さであり得、それらのフィールドが異なる順序であり得、追加のフィールドが含まれ得、フィールドの一部分、またはフィールド全体が省略され得ることを当業者は諒解されよう。
暗号化されたフロー
様々な実施形態では、上記で説明したシステムおよび方法は、暗号化通信システムのコンテキストにおいて実装され得る。たとえば、フローは、カウンタモード/CBC−Macプロトコル(CCMP:Counter-Mode/CBC-Mac Protocol)を使用して暗号化され得る。一実施形態では、図10および図11に関して上記で説明したヘッドフレームおよびテールフレームは、CCMPヘッダ情報を伴って、暗号化されたフローを開始および終了するために使用され得る。
図12に、図10の管理アクションフレーム1000のヘッド/テール情報フィールド1200の別の例を示す。ヘッド/テール情報フィールド1200は、CCMPヘッダ情報を含み、CCMPを介して暗号化されたデータを含むフローと併せて使用され得る。図示のように、ヘッド/テール情報フィールド1200は、長さが1オクテットであるカテゴリーフィールド1202を含む。一実施形態では、カテゴリーフィールド1202は管理アクションフレーム1000のタイプを示すことができる。たとえば、カテゴリーフィールド1202は、管理アクションフレーム1000が、アクションフレームサブタイプ(「1101」)を有する管理フレームタイプ(「00」)であることを示し得る。様々な実施形態では、カテゴリーフィールド1202の予約された値9〜126が使用され得る。
カテゴリーフィールド1202の後には、アクションフィールド1204が続く。一実施形態では、アクションフィールド1204は、管理アクションフレーム1000がヘッドフレームであるのか、テールフレームであるのかを示すことができる。言い換えれば、アクションフィールド1204は、ワイヤレスデバイス202tがフローを開始しているのか、終了しているのかを示すために使用され得る。様々な実施形態では、アクションフィールド1204の予約された値4〜255が使用され得る。
アクションフィールド1204の後には、長さが8オクテットであるCCMPヘッダ情報フィールド1206が続く。CCMPヘッダ情報フィールド1206は、CCMPを介して暗号化されたフローを開始または維持するのに十分なCCMPヘッダ情報を含むことができる。CCMPヘッダ情報フィールド1206の後には、長さが2オクテットであるフローIDフィールド1208が続く。フローIDフィールドは、上記で説明したようにフロー識別子を含む。フローIDフィールド1208の後には、長さが2オクテットであるサービス品質(QoS)制御フィールド1210が続く。QoS制御フィールド1210は、管理アクションフレーム1000のQoSレベルまたはパラメータを示すために使用され得る。例示的なヘッド/テール情報フィールド1200のフィールドが、一定の長さを有し、一定の順序で示されているが、様々なフィールドが異なる長さであり得、それらのフィールドが異なる順序であり得、追加のフィールドが含まれ得、フィールド全体が省略され得ることを当業者は諒解されよう。
暗号化されたデータフローを実装する実施形態では、データフレームは、図6に関して上記で説明したデータフレーム600と同様に使用され得る。一実施形態では、データペイロード620およびFSC622は、暗号化されたデータペイロードおよびメッセージ完全性検査(MIC:Message Integrity Check)と置き換えられ得る。
図13に、図1のワイヤレス通信システムのワイヤレスデバイス間でフローの一部として送信されるデータフレーム1300の別の例を示す。図13は、ワイヤレスデバイス202tとワイヤレスデバイス202rとの間で、暗号化されたフローの一部として送信されるデータフレーム1300の一例を示している。図示のように、データフレーム1300は、(パケットが、データフレーム1300について示されたようなタイプのものであることを示し得る)パケット300に関して上記で説明したFCフィールド302と同様のFCフィールド1302と、ヘッドフレーム400に関して上記で説明したフローIDフィールド404と同様のフロー識別子フィールド1304と、パケット300に関して上記で説明したシーケンス制御フィールド312と同様のシーケンス制御フィールド1312と、パケット300に関して上記で説明したフレーム本体320と同様の暗号化されたデータペイロードフィールド1320と、MICフィールド1322とを含む。
図示のように、データペイロードフィールド1320およびMICフィールド1322は、データフレーム1300の暗号化された部分を構成する。一態様では、MIC1322は、共有秘密鍵を用いて1つまたは複数の識別情報を暗号化することによって生成され得る。識別情報は、シーケンスカウンタと方向インジケータとを含むことができ、所定の長さにパディングされ得る。MICフィールド1322は、機能が、パケット300に関して上記で説明したFCSフィールド322と同様であり得る。
FCフィールド1302の値に基づいて、ワイヤレスデバイス202rは、データフレーム1300がデータフレームであると判断し得る。図示のように、データペイロードフィールド1320中でデータを送信するためのオーバーヘッドは、パケット300に必要な34オクテットとは対照的に10オクテットである。したがって、データは、パケット300中で送られる場合よりもはるかに少ないオーバーヘッドでデータフレーム1300中で送られ得る。ワイヤレスデバイス202rは、フローIDフィールド1304からのフローIDを利用して、データフレーム1300を処理するために、ヘッダ情報を含むデータフレーム1300に関連するヘッドフレームを見つけ得る。たとえば、ワイヤレスデバイス202rは、ヘッドフレームがデータフレーム1300と同じデバイス(ワイヤレスデバイス202t)から受信され、データフレーム1300と同じフローIDを含む場合、ヘッドフレームが関連すると判断する。フロー中のパケットは、パケットごとに異なるシーケンス制御フィールド1312および/またはMICフィールド1322を有し得、したがって、そのような情報はデータフレーム1300中に含まれ得る。さらに、FCフィールド1302は、ワイヤレスデバイス202rがデータフレーム1300中のデータをどのように解釈するかを知るように、パケットのタイプをワイヤレスデバイス202rに示すためにデータフレーム1300中に含まれ得る。さらに、いくつかの態様では、データフレーム1300がフローの最後のデータフレームであるかどうか、およびフローIDフィールド1304中で識別されたフローが終了したかどうかを示すために、FCフィールド1302中の1つまたは複数のビットが使用され得る。
特定の実施形態では、ワイヤレス通信デバイスは、複数のパケットを含むフローにフロー識別子を割り当てるための手段を含む。たとえば、割り当てるための手段は、図1のAP104の1つまたは複数の構成要素(たとえば、プロセッサ)、図1のSTA106の1つまたは複数の構成要素(たとえば、プロセッサ)、図2のプロセッサ204またはDSP220、図9の生成モジュール901、フローIDを割り当てるように構成された1つまたは複数の他のデバイス、あるいはそれらの組合せを含み得る。ワイヤレス通信デバイスはまた、データパケットを生成するための手段を含む。生成するための手段は、複数のパケットのヘッドパケットを生成するように構成され、ヘッドパケットは1つまたは複数のヘッダ情報フィールドを含む。生成するための手段はまた、複数のパケットの少なくとも1つのデータパケットを生成するように構成され、少なくとも1つのデータパケットは、1つまたは複数のヘッダ情報フィールドの代わりに、パケット固有情報とフロー識別子とを含む。たとえば、生成するための手段は、図1のAP104の1つまたは複数の構成要素(たとえば、プロセッサ)、図1のSTA106の1つまたは複数の構成要素(たとえば、プロセッサ)、図2のプロセッサ204またはDSP220、図9の生成モジュール902、パケットを生成するように構成された1つまたは複数の他のデバイス、あるいはそれらの組合せを含み得る。
ワイヤレス通信デバイスは、送信するための手段をさらに含む。送信するための手段は、ヘッドパケットを送信するように構成される。送信するための手段はまた、ヘッドパケットの正常な受信を検出したことに応答して、少なくとも1つのデータパケットを送信するように構成される。送信するための手段は、図1のAP104の1つまたは複数の構成要素(たとえば、送信機)、図1のSTA106の1つまたは複数の構成要素(たとえば、送信機)、図2の送信機210、図9の送信モジュール904、データを送信するように構成された1つまたは複数の他のデバイス、あるいはそれらの組合せを含み得る。
別の特定の実施形態では、ワイヤレス通信デバイスは、ヘッドパケットと少なくとも1つのデータパケットとを有する複数のパケットを含むフローを受信するための手段を含み、ヘッドパケットは、フローのフロー識別子と、フロー識別子に関連する1つまたは複数ヘッダ情報フィールドとを含み、少なくとも1つのデータパケットは、1つまたは複数のヘッダ情報フィールドの代わりに、パケット固有情報とフロー識別子とを含む。たとえば、受信するための手段は、図1のAP104の1つまたは複数の構成要素(たとえば、受信機)、図1のSTA106の1つまたは複数の構成要素(たとえば、受信機)、図2の受信機212、図9の受信モジュール906、データを受信するように構成された1つまたは複数の他のデバイス、あるいはそれらの組合せを含み得る。ワイヤレス通信デバイスはまた、1つまたは複数のヘッダ情報フィールドに基づいて少なくとも1つのデータパケットを処理するための手段を含む。たとえば、処理するための手段は、図1のAP104の1つまたは複数の構成要素(たとえば、プロセッサ)、図1のSTA106の1つまたは複数の構成要素(たとえば、プロセッサ)、図2のプロセッサ204またはDSP220、図9の処理モジュール908、パケットを処理するように構成された1つまたは複数の他のデバイス、あるいはそれらの組合せを含み得る。
開示する実施形態のうちの1つまたは複数は、通信デバイス、固定ロケーションデータユニット、モバイルロケーションデータユニット、モバイル電話、セルラー電話、コンピュータ、タブレット、ポータブルコンピュータ、またはデスクトップコンピュータを含み得るシステムまたは装置において実装され得る。さらに、本システムまたは本装置は、セットトップボックス、エンターテインメントユニット、ナビゲーションデバイス、携帯情報端末(PDA)、モニタ、コンピュータモニタ、テレビジョン、チューナ、無線、衛星無線、音楽プレーヤ、デジタル音楽プレーヤ、ポータブル音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、デジタルビデオプレーヤ、デジタルビデオディスク(DVD)プレーヤ、ポータブルデジタルビデオプレーヤ、データまたはコンピュータ命令を記憶するか、または取り出す任意の他のデバイス、あるいはそれらの組合せを含み得る。別の例示的な、非限定的な例として、本システムまたは本装置は、モバイル電話、ハンドヘルドパーソナル通信システム(PCS)ユニット、個人情報端末などのポータブルデータユニット、全地球測位システム(GPS)対応デバイス、ナビゲーションデバイス、メーター読取り機器などの固定ロケーションデータユニット、あるいはデータまたはコンピュータ命令を記憶するかまたは取り出す任意の他のデバイスなど、リモートユニット、あるいはそれらの任意の組合せを含み得る。図1〜図13のうちの1つまたは複数は、本開示の教示によるシステム、装置、および/または方法を示し得るが、本開示は、これらの示されたシステム、装置、および/または方法に限定されない。本開示の実施形態は、メモリと、プロセッサと、オンチップ回路とを含む集積回路を含む任意のデバイスにおいて適切に採用され得る。
本明細書における「第1」、「第2」などの名称を使用した要素への言及は、それらの要素の数量または順序を概括的に限定するものでないことを理解されたい。むしろ、これらの名称は、本明細書において2つ以上の要素またはある要素の複数の例を区別する便利な方法として使用され得る。したがって、第1および第2の要素への言及は、2つの要素のみが採用され得ること、または第1の要素が何らかの方法で第2の要素に先行しなければならないことを意味するものではない。また、別段に記載されていない限り、要素のセットは1つまたは複数の要素を備え得る。さらに、明細書または特許請求の範囲において使用される「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」という形式の用語は、「AまたはBまたはC、あるいはこれらの要素の任意の組合せ」を意味する。
本明細書で使用する「判断」という用語は、多種多様なアクションを包含する。たとえば、「判断」は、計算、算出、処理、導出、調査、探索(たとえば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認などを含み得る。また、「判断」は、受信(たとえば、情報を受信すること)、アクセス(たとえば、メモリ中のデータにアクセスすること)などを含み得る。また、「判断」は、解決、選択、選定、確立などを含み得る。さらに、本明細書で使用する「チャネル幅」は、いくつかの態様では帯域幅を包含することがあるか、または帯域幅と呼ばれることもある。
様々な例示的な構成要素、ブロック、構成、モジュール、回路、およびステップを、上記では概して、それらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、プロセッサ実行可能命令として実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。さらに、上記で説明した方法の様々な動作は、(1つまたは複数の)様々なハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素、回路、および/または(1つまたは複数の)モジュールなど、それらの動作を実行することが可能な任意の好適な手段によって実行され得る。概して、図1〜図13に示すどの動作も、その動作を実行することが可能な対応する機能的手段によって実行され得る。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、構成、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素(たとえば、電子ハードウェア)、プロセッサによって実行されるコンピュータソフトウェア、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得ることを当業者は諒解されよう。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
1つまたは複数の態様では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装した場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体とを含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読記憶媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、(1つまたは複数の)レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、コンパクトディスク読取り専用メモリ(CD−ROM)、他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ、または他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を含むことができる。代替として、コンピュータ可読記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。プロセッサおよび記憶媒体は特定用途向け集積回路(ASIC)中に常駐し得る。ASICは、コンピューティングデバイスまたはユーザ端末中に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、コンピューティングデバイスまたはユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。
また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、ハードディスク(disk)およびハードディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体)を含み得る。さらに、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、信号)を含み得る。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
本明細書で開示する方法は、説明した方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを含む。本方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに交換され得る。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は特許請求の範囲から逸脱することなく変更され得る。
したがって、いくつかの態様は、本明細書で提示した動作を実行するためのコンピュータプログラム製品を備え得る。たとえば、そのようなコンピュータプログラム製品は、本明細書で説明した動作を実行するために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である命令をその上に記憶した(および/または符号化した)コンピュータ可読記憶媒体を含み得る。いくつかの態様では、コンピュータプログラム製品はパッケージング材料を含み得る。
ソフトウェアまたは命令はまた、伝送媒体を介して送信され得る。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、伝送媒体の定義に含まれる。
さらに、本明細書で説明した方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、適用可能な場合にユーザ端末および/または基地局によってダウンロードされ、および/または他の方法で取得され得ることを諒解されたい。代替的に、本明細書で説明した様々な方法は、記憶手段(たとえば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD:compact disc)またはフロッピー(登録商標)ディスク(floppy disk)などの物理記憶媒体など)を介して与えられ得る。さらに、本明細書で説明した方法および技法をデバイスに与えるための任意の他の好適な技法が利用され得る。
特許請求の範囲は、上記に示した厳密な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。開示した実施形態の上記の説明は、開示した実施形態を当業者が作成または使用することができるように行ったものである。上記は本開示の態様を対象とするが、本開示の他の態様およびさらなる態様は、それの基本的範囲から逸脱することなく考案され得、その範囲は以下の特許請求の範囲によって判断される。本開示または特許請求の範囲から逸脱することなく、本明細書で説明した実施形態の構成、動作および詳細において、様々な改変、変更および変形が行われ得る。したがって、本開示は、本明細書の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって定義される原理および新規の特徴と一致することが可能な最も広い範囲が与えられるべきものである。
以下に本願出願当初の特許請求の範囲を付記する。
[C1] 複数のパケットを含むフローにフロー識別子を割り当てることと、
前記複数のパケットのヘッドパケットを生成することであって、前記ヘッドパケットが、前記フロー識別子に関連する1つまたは複数のヘッダ情報フィールドを含む、ヘッドパケットを生成することと、
前記複数のパケットの少なくとも1つのデータパケットを生成することであって、前記少なくとも1つのデータパケットが、前記1つまたは複数のヘッダ情報フィールドの代わりに、パケット固有情報と前記フロー識別子とを含む、データパケットを生成することとを行うように構成されたプロセッサと、
前記ヘッドパケットを送信することと、前記ヘッドパケットの正常な受信を検出したことに応答して、前記少なくとも1つのデータパケットを送信することとを行うように構成された送信機とを備えるワイヤレス通信デバイス。
[C2] 前記1つまたは複数のヘッダ情報フィールドが、ソースアドレスに対応するフィールド、宛先アドレスに対応するフィールド、サービス品質(QoS)レベルに対応するフィールド、送信スループットモードに対応するフィールド、またはそれらの組合せを含む、共通ヘッダ情報フィールドである、C1に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C3] 前記フロー識別子が前記フローに固有である、C1に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C4] 前記フロー識別子が、巡回冗長検査(CRC)計算のために使用されるべき基本サービスセット識別子(BSSID)を示す、C1に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C5] 前記フロー識別子が部分BSSIDとローカルフロー識別子とを備える、C4に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C6] 前記部分BSSIDが前記BSSIDの最下位バイトを備える、C5に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C7] 前記部分BSSIDが前記BSSIDのハッシュを備える、C5に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C8] 前記部分BSSIDが部分宛先アドレスによって交換可能である、C4に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C9] 前記ローカルフロー識別子が、乱数、擬似乱数、または関連付け識別子を備える、C4に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C10] 前記少なくとも1つのデータパケットの最後のデータパケットが、前記フローの最後のデータパケットをさらに備える、C1に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C11] 前記プロセッサは、前記フローが終了したことを示すテールパケットを生成するようにさらに構成され、前記送信機が、前記テールパケットを送信するように構成された、C1に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C12] 前記ヘッドパケットがデータペイロードの少なくとも一部分をさらに備える、C1に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C13] 前記ヘッドパケットおよび前記少なくとも1つのデータパケットが単一のアグリゲートメディアアクセス制御プロトコルデータユニット中に含まれる、C1に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C14] 前記ヘッドパケットが管理アクションフレームを備え、前記少なくとも1つのデータパケットがデータフレームを備え、前記管理アクションフレームが、他のフレームタイプよりも高い優先順位を有する、C1に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C15] 前記少なくとも1つのデータパケットが確認応答タイプインジケータを備える、C1に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C16] 前記確認応答タイプインジケータは、前記少なくとも1つのデータパケットがフレーム確認応答によって確認応答されるべきであるという指示、前記少なくとも1つのデータパケットがブロック確認応答によって確認応答されるべきであるという指示、または前記少なくとも1つのデータパケットが確認応答されるべきでないという指示を備える、C15に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C17] 前記少なくとも1つのデータパケットが、前記確認応答タイプインジケータを含む物理レイヤ(PHY)プリアンブルを備える、C16に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C18] 前記少なくとも1つのデータパケットが、前記確認応答タイプインジケータを含むフレーム制御(FC)フィールドを備える、C16に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C19] 前記プロセッサが、前記少なくとも1つのデータパケットの少なくとも一部分を暗号化するようにさらに構成された、C1に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C20] 前記ヘッドパケットがセキュリティヘッダを備える、C19に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C21] 前記少なくとも1つのデータパケットがメッセージ完全性検査を備える、C20に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C22] 前記プロセッサが、前記フロー識別子の割当てを要求するように構成された、C1に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C23] 前記プロセッサが、フロー識別子割当て要求に応答して前記フロー識別子を割り当てるように構成された、C1に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C24] 前記送信機がフロー識別子割当て要求を送信したことに応答して、特定のフロー識別子を受信するように構成された受信機をさらに備え、前記プロセッサが、前記特定のフロー識別子に基づいて前記フロー識別子を割り当てるように構成された、C1に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C25] 前記ヘッドパケットが前記フロー識別子割当て要求を含む、C24に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C26] 前記フロー識別子割当て要求が、0の値を有する前記フロー識別子に対応する、C25に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C27] 前記プロセッサが、一時的フロー識別子を割り当てるように構成され、前記ヘッドパケットが前記一時的フロー識別子を含む、C1に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C28] 前記一時的フロー識別子が受け付けられるかどうかの指示を有するフロー識別子応答メッセージを受信するように構成された受信機をさらに備え、前記プロセッサは、
前記一時的フロー識別子が受け付けられたとき、前記一時的フロー識別子に基づいて前記フロー識別子を割り当てることと、
前記一時的フロー識別子が受け付けられないとき、前記フロー識別子応答メッセージ中に含まれる交換フロー識別子に基づいて前記フロー識別子を割り当てることとを行うようにさらに構成された、C27に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C29] 前記フロー識別子応答メッセージが、前記一時的フロー識別子の受付けを示すビットを含み、前記ビットが、前記フロー識別子応答メッセージのフレーム制御(FC)フィールドまたは物理レイヤ(PHY)プリアンブル中に含まれる、C28に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C30] 前記少なくとも1つのデータパケットが1つまたは複数のフィールドを含み、前記1つまたは複数のフィールドがフレーム検査シーケンスを含み、前記ヘッドパケットが、前記少なくとも1つのデータパケット中に含まれない1つまたは複数の追加のフィールドを含み、前記フレーム検査シーケンスが、前記少なくとも1つのデータパケット中の前記1つまたは複数のフィールドと、前記1つまたは複数の追加のフィールドとに基づいて計算される巡回冗長検査(CRC)を含む、C1に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C31] 前記ヘッドパケットの前記正常な受信が確認応答メッセージによって示される、C1に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C32] 複数のパケットを含むフローにフロー識別子を割り当てることと、
前記複数のパケットのヘッドパケットを生成することであって、前記ヘッドパケットが、前記フロー識別子に関連する1つまたは複数のヘッダ情報フィールドを含む、ヘッドパケットを生成することと、
前記複数のパケットの少なくとも1つのデータパケットを生成することであって、前記少なくとも1つのデータパケットが、前記1つまたは複数のヘッダ情報フィールドの代わりに、パケット固有情報と前記フロー識別子とを含む、データパケットを生成することと、
前記ヘッドパケットを送信することと、
前記ヘッドパケットの正常な受信を検出したことに応答して、前記少なくとも1つのデータパケットを送信することとを備える方法。
[C33] 複数のパケットを含むフローにフロー識別子を割り当てるための手段と、
データパケットを生成するための手段であって、
前記複数のパケットのヘッドパケットを生成することであって、前記ヘッドパケットが、前記フロー識別子に関連する1つまたは複数のヘッダ情報フィールドを含む、ヘッドパケットを生成することと、
前記複数のパケットの少なくとも1つのデータパケットを生成することであって、前記少なくとも1つのデータパケットが、前記1つまたは複数のヘッダ情報フィールドの代わりに、パケット固有情報と前記フロー識別子とを含む、データパケットを生成することとを行うように構成された、生成するための手段と、
送信するための手段であって、
前記ヘッドパケットを送信することと、
前記ヘッドパケットの正常な受信を検出したことに応答して、前記少なくとも1つのデータパケットを送信することとを行うように構成された、送信するための手段とを備える、ワイヤレス通信デバイス。
[C34] 実行されたとき、
複数のパケットを含むフローにフロー識別子を割り当てることと、
前記複数のパケットのヘッドパケットを生成することであって、前記ヘッドパケットが、前記フロー識別子に関連する1つまたは複数のヘッダ情報フィールドを含む、ヘッドパケットを生成することと、
前記複数のパケットの少なくとも1つのデータパケットを生成することであって、前記少なくとも1つのデータパケットが、前記1つまたは複数のヘッダ情報フィールドの代わりに、パケット固有情報と前記フロー識別子とを含む、データパケットを生成することと、
前記ヘッドパケットを送信することと、
前記ヘッドパケットの正常な受信を検出したことに応答して、前記少なくとも1つのデータパケットを送信することとを装置に行わせる命令を備える非一時的コンピュータ可読媒体。
[C35] ヘッドパケットと少なくとも1つのデータパケットとを有する複数のパケットを含むフローを受信するように構成された受信機であって、前記ヘッドパケットが、前記フローのフロー識別子と、前記フロー識別子に関連する1つまたは複数のヘッダ情報フィールドとを含み、前記少なくとも1つのデータパケットが、前記1つまたは複数のヘッダ情報フィールドの代わりに、パケット固有情報と前記フロー識別子とを含む、受信機と、
前記1つまたは複数のヘッダ情報フィールドに基づいて前記少なくとも1つのデータパケットを処理するように構成されたプロセッサとを備えるワイヤレス通信デバイス。
[C36] 前記フロー識別子が、巡回冗長検査(CRC)計算のために使用されるべき受信機メディアアクセス制御(MAC)アドレスを示す、C35に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C37] 前記フロー識別子が、部分受信機メディアアクセス制御(MAC)アドレスと、ローカルフロー識別子とを備える、C35に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C38] 前記受信機は、前記フローが終了したことを示すテールパケットを受信するようにさらに構成された、C35に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C39] 前記ヘッドパケットおよび前記テールパケットが管理アクションフレームを備え、前記少なくとも1つのデータパケットがデータフレームを備える、C38に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C40] 前記プロセッサが、前記少なくとも1つのデータパケットの少なくとも一部分を解読するようにさらに構成された、C35に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C41] 前記ヘッドパケットおよび前記少なくとも1つのデータパケットのうちの1つまたは複数が、プライバシービットを有するフレーム制御フィールドを含み、前記プライバシービットは、前記ヘッドパケットおよび前記少なくとも1つのデータパケットのうちの前記1つまたは複数のペイロードが暗号化されることを示す、C40に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C42] 前記ヘッドパケットが初期擬似乱数を含み、
前記ヘッドパケットおよび前記少なくとも1つのデータパケットのうちの1つまたは複数がシーケンス制御フィールドを含み、
前記初期擬似乱数および前記シーケンス制御フィールドが、前記少なくとも1つのデータパケットの暗号化されたペイロードを解読する際に擬似乱数として使用されるC40に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C43] 前記フロー識別子がフロー識別子割当て要求に対応し、前記プロセッサが、前記フロー識別子割当て要求に応答して特定のフロー識別子を生成するようにさらに構成された、C35に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C44] 前記受信機が、一時的フロー識別子を受信するようにさらに構成され、前記プロセッサは、前記一時的フロー識別子が有効であるかどうかを判断することと、前記一時的フロー識別子が有効であるとき、確認応答を生成することとを行うようにさらに構成された、C35に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C45] 前記ヘッドパケットがサービス品質制御フィールドを備える、C35に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C46] 前記受信機が、フロー識別子割当て要求を受信するようにさらに構成され、前記プロセッサが、特定のフロー識別子を含むフロー識別子応答メッセージを生成するようにさらに構成され、前記フロー識別子応答メッセージを送信するように構成された送信機をさらに備える、C35に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C47] 前記フロー識別子割当て要求が要求フレームを含み、前記フロー識別子応答メッセージが応答フレームを含み、前記要求フレームが、特定のフロー識別子を要求するように構成され、前記応答フレームが、前記特定のフロー識別子を供給するように構成された、C46に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C48] 送信機をさらに備え、前記受信機が、一時的フロー識別子を含むフロー識別子割当て要求を受信するようにさらに構成され、前記プロセッサは、
前記一時的フロー識別子が有効であるかどうかを判断することと、
前記一時的フロー識別子が有効であるとき、フロー識別子のリストに前記一時的フロー識別子を追加することと、
前記一時的フロー識別子が有効であるかどうかの指示を含むフロー識別子応答メッセージを生成することであって、前記送信機が、前記フロー識別子応答メッセージを送信するように構成された、生成することとを行うようにさらに構成された、C35に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C49] 前記フロー識別子応答メッセージが、1ビットをもつ確認応答(ACK)を含み、前記1ビットが、前記フロー識別子応答メッセージのフレーム制御(FC)フィールドまたは物理レイヤ(PHY)プリアンブル中に含まれる、C48に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C50] 前記プロセッサは、前記一時的フロー識別子が有効でないとき、交換フロー識別子を生成するようにさらに構成され、前記交換フロー識別子が前記フロー識別子応答メッセージ中に含まれる、C48に記載のワイヤレス通信デバイス。
[C51] ヘッドパケットと少なくとも1つのデータパケットとを有する複数のパケットを含むフローを受信することであって、前記ヘッドパケットが、前記フローのフロー識別子と、前記フロー識別子に関連する1つまたは複数ヘッダ情報フィールドとを含み、前記少なくとも1つのデータパケットが、前記1つまたは複数のヘッダ情報フィールドの代わりに、パケット固有情報と前記フロー識別子とを含む、受信することと、
前記1つまたは複数のヘッダ情報フィールドに基づいて前記少なくとも1つのデータパケットを処理することとを備える方法。
[C52] ヘッドパケットと少なくとも1つのデータパケットとを有する複数のパケットを含むフローを受信するための手段であって、前記ヘッドパケットが、前記フローのフロー識別子と、前記フロー識別子に関連する1つまたは複数のヘッダ情報フィールドとを含み、前記少なくとも1つのデータパケットが、前記1つまたは複数のヘッダ情報フィールドの代わりに、パケット固有情報と前記フロー識別子とを含む、受信するための手段と、
前記1つまたは複数のヘッダ情報フィールドに基づいて前記少なくとも1つのデータパケットを処理するための手段とを備えるワイヤレス通信デバイス。
[C53] 実行されたとき、
ヘッドパケットと少なくとも1つのデータパケットとを有する複数のパケットを含むフローを受信することであって、前記ヘッドパケットが、前記フローのフロー識別子と、前記フロー識別子に関連する1つまたは複数のヘッダ情報フィールドとを含み、前記少なくとも1つのデータパケットが、前記1つまたは複数のヘッダ情報フィールドの代わりに、パケット固有情報と前記フロー識別子とを含む、受信することと、
前記1つまたは複数のヘッダ情報フィールドに基づいて前記少なくとも1つのデータパケットを処理することとを装置に行わせる命令を備える非一時的コンピュータ可読媒体。
[C54] 確認応答タイプインジケータを含むパケットを生成することであって、
前記確認応答タイプインジケータが、前記パケットの物理レイヤプリアンブル中に、または前記パケットのフレーム制御フィールド中に含まれ、
前記確認応答タイプインジケータは、前記パケットがフレーム確認応答によって確認応答されるべきであるという指示、前記パケットがブロック確認応答によって確認応答されるべきであるという指示、または前記パケットが確認応答されるべきでないという指示を含む、生成することと、
前記パケットを送信することとを備える方法。
[C55] 前記確認応答タイプインジケータが1つまたは複数のビットを含む、C54に記載の方法。

Claims (55)

  1. ワイヤレス通信デバイスであって、
    複数のパケットを含むフローにフロー識別子を割り当てることであって、ここにおいて、前記フロー識別子は、基本サービスセット識別子(BSSID)の一部分と、ローカルフロー識別子を含み、前記BSSIDの一部分は、前記BSSIDの最下位バイトを含む、割り当てることと、
    前記複数のパケットのヘッドパケットを生成することであって、前記ヘッドパケットが、前記フロー識別子に関連する1つまたは複数のヘッダ情報フィールドを含む、ヘッドパケットを生成することと、
    デバイスへの前記ヘッドパケットの送信の後に、前記デバイスによる前記ヘッドパケットの受信の指示を検出することと、
    前記複数のパケットの少なくとも1つのデータパケットを生成することであって、前記少なくとも1つのデータパケットが、パケット固有情報と前記フロー識別子とを含み、前記1つまたは複数のヘッダ情報フィールドを除外する、データパケットを生成することと
    を含む動作を実行するプロセッサと、
    前記プロセッサに結合された送信機であって、前記送信機は、前記ヘッドパケットを前記デバイスへ送信することと、前記デバイスによる前記ヘッドパケットの受信の前記指示の前記プロセッサによる検出に応答して、前記少なくとも1つのデータパケットを前記デバイスへ送信することとを行うように構成された、送信機と
    を備える、ワイヤレス通信デバイス。
  2. 前記1つまたは複数のヘッダ情報フィールドが、ソースアドレスに対応するフィールド、宛先アドレスに対応するフィールド、サービス品質(QoS)レベルに対応するフィールド、送信スループットモードに対応するフィールド、またはそれらの組合せを含む、共通ヘッダ情報フィールドである、請求項1に記載のワイヤレス通信デバイス。
  3. 前記フロー識別子が前記フローに固有である、請求項1に記載のワイヤレス通信デバイス。
  4. 前記BSSIDの一部分が、前記BSSIDの全体である、請求項1に記載のワイヤレス通信デバイス。
  5. 前記BSSIDの一部分が、巡回冗長検査(CRC)計算のために使用される、請求項1に記載のワイヤレス通信デバイス。
  6. 前記ローカルフロー識別子が、乱数、擬似乱数を備える、請求項5に記載のワイヤレス通信デバイス。
  7. 前記ローカルフロー識別子が、関連付け識別子を備える、請求項1に記載のワイヤレス通信デバイス。
  8. 前記関連付け識別子が、受信機関連付け識別子を備える、請求項7に記載のワイヤレス通信デバイス。
  9. 前記フロー識別子が、前記BSSIDの一部分のハッシュを備える、請求項1に記載のワイヤレス通信デバイス。
  10. 前記1つまたは複数のヘッダ情報フィールドは、フレーム制御フィールドを含み、ここにおいて、前記フレーム制御フィールドの特定のビットの特定の値は、特定のデータパケットが最後のデータパケットであることの指示を与える、請求項1に記載のワイヤレス通信デバイス。
  11. 前記動作がさらに、前記フローが終了したことを示すテールパケットを生成することを含み、ここにおいて、前記送信機が、前記テールパケットを送信するように構成された、請求項1に記載のワイヤレス通信デバイス。
  12. 前記ヘッドパケットがデータペイロードの少なくとも一部分をさらに備える、請求項1に記載のワイヤレス通信デバイス。
  13. 前記ヘッドパケットおよび前記少なくとも1つのデータパケットが単一のアグリゲートメディアアクセス制御プロトコルデータユニット中に含まれる、請求項1に記載のワイヤレス通信デバイス。
  14. 前記ヘッドパケットが管理アクションフレームを備え、前記少なくとも1つのデータパケットがデータフレームを備え、前記管理アクションフレームが、他のフレームタイプよりも高い優先順位を有する、請求項1に記載のワイヤレス通信デバイス。
  15. 前記少なくとも1つのデータパケットが確認応答タイプインジケータを備える、請求項1に記載のワイヤレス通信デバイス。
  16. 前記確認応答タイプインジケータは、前記少なくとも1つのデータパケットがフレーム確認応答によって確認応答されるべきであるという指示、前記少なくとも1つのデータパケットがブロック確認応答によって確認応答されるべきであるという指示、または前記少なくとも1つのデータパケットが確認応答されるべきでないという指示を備える、請求項15に記載のワイヤレス通信デバイス。
  17. 前記少なくとも1つのデータパケットが、前記確認応答タイプインジケータを含む物理レイヤ(PHY)プリアンブルを備える、請求項16に記載のワイヤレス通信デバイス。
  18. 前記少なくとも1つのデータパケットが、前記確認応答タイプインジケータを含むフレーム制御(FC)フィールドを備える、請求項16に記載のワイヤレス通信デバイス。
  19. 前記動作がさらに、前記少なくとも1つのデータパケットの少なくとも一部分を暗号化することを含む、請求項1に記載のワイヤレス通信デバイス。
  20. 前記ヘッドパケットがセキュリティヘッダを備える、請求項19に記載のワイヤレス通信デバイス。
  21. 前記少なくとも1つのデータパケットがメッセージ完全性検査を備える、請求項20に記載のワイヤレス通信デバイス。
  22. 前記動作がさらに、前記フロー識別子の割当てを要求することを含む、請求項1に記載のワイヤレス通信デバイス。
  23. 前記動作がさらに、フロー識別子割当て要求に応答して前記フロー識別子を割り当てることを含む、請求項1に記載のワイヤレス通信デバイス。
  24. 前記送信機がフロー識別子割当て要求を送信したことに応答して、特定のフロー識別子を受信するように構成された受信機をさらに備え、前記動作がさらに、前記特定のフロー識別子に基づいて前記フロー識別子を割り当てることを含む、請求項1に記載のワイヤレス通信デバイス。
  25. 前記ヘッドパケットが前記フロー識別子割当て要求を含む、請求項24に記載のワイヤレス通信デバイス。
  26. 前記フロー識別子割当て要求が、0の値を有する前記フロー識別子に対応する、請求項25に記載のワイヤレス通信デバイス。
  27. 前記動作がさらに、一時的フロー識別子を割り当てることを含み、前記ヘッドパケットが前記一時的フロー識別子を含む、請求項1に記載のワイヤレス通信デバイス。
  28. 前記一時的フロー識別子が受け付けられるかどうかの指示を有するフロー識別子応答メッセージを受信するように構成された受信機をさらに備え、前記動作がさらに、
    前記一時的フロー識別子が受け付けられたとき、前記一時的フロー識別子に基づいて前記フロー識別子を割り当てることと、
    前記一時的フロー識別子が受け付けられないとき、前記フロー識別子応答メッセージ中に含まれる別のフロー識別子に基づいて前記フロー識別子を割り当てることと
    を含む、請求項27に記載のワイヤレス通信デバイス。
  29. 前記フロー識別子応答メッセージが、前記一時的フロー識別子の受付けを示すビットを含み、前記ビットが、前記フロー識別子応答メッセージのフレーム制御(FC)フィールドまたは物理レイヤ(PHY)プリアンブル中に含まれる、請求項28に記載のワイヤレス通信デバイス。
  30. 前記少なくとも1つのデータパケットが1つまたは複数のフィールドを含み、前記1つまたは複数のフィールドがフレーム検査シーケンスを含み、前記ヘッドパケットが、前記少なくとも1つのデータパケット中に含まれない1つまたは複数の追加のフィールドを含み、前記フレーム検査シーケンスが、前記少なくとも1つのデータパケット中の前記1つまたは複数のフィールドと、前記1つまたは複数の追加のフィールドとに基づいて計算される巡回冗長検査(CRC)を含む、請求項1に記載のワイヤレス通信デバイス。
  31. 受信機をさらに備え、前記プロセッサが前記受信機を介して前記デバイスからの前記ヘッドパケットに関する確認応答メッセージを受信することに基づいて、前記プロセッサが、前記デバイスによる前記ヘッドパケットの受信の前記指示を検出する、請求項1に記載のワイヤレス通信デバイス。
  32. ワイヤレス通信デバイスによって、複数のパケットを含むフローにフロー識別子を割り当てることであって、ここにおいて、前記フロー識別子は、基本サービスセット識別子(BSSID)の一部分と、ローカルフロー識別子を含み、前記一部分は、前記BSSIDの最下位バイトを含む、割り当てることと、
    前記複数のパケットのヘッドパケットを生成することであって、前記ヘッドパケットが、前記フロー識別子に関連する1つまたは複数のヘッダ情報フィールドを含む、ヘッドパケットを生成することと、
    前記複数のパケットの少なくとも1つのデータパケットを生成することであって、前記少なくとも1つのデータパケットが、パケット固有情報と前記フロー識別子とを含み、前記1つまたは複数のヘッダ情報フィールドを除外する、データパケットを生成することと、
    第2のワイヤレス通信デバイスへワイヤレスネットワークを介して前記ヘッドパケットを送信することと、
    前記第2のワイヤレス通信デバイスによる前記ヘッドパケットの受信の指示を検出することに応答して、前記第2のワイヤレス通信デバイスへ前記少なくとも1つのデータパケットを送信することと
    を備える方法。
  33. 複数のパケットを含むフローにフロー識別子を割り当てるための手段であって、ここにおいて、前記フロー識別子は、基本サービスセット識別子(BSSID)の一部分と、ローカルフロー識別子を含み、前記BSSIDの一部分は、前記BSSIDの最下位バイトを含む、割り当てるための手段と、
    データパケットを生成するための手段であって、
    前記複数のパケットのヘッドパケットを生成することであって、前記ヘッドパケットが、前記フロー識別子に関連する1つまたは複数のヘッダ情報フィールドを含む、ヘッドパケットを生成することと、
    前記複数のパケットの少なくとも1つのデータパケットを生成することであって、前記少なくとも1つのデータパケットが、パケット固有情報と前記フロー識別子とを含み、前記1つまたは複数のヘッダ情報フィールドを除外する、データパケットを生成することと
    を行うように構成された、生成するための手段と、
    送信するための手段であって、
    デバイスへ前記ヘッドパケットを送信することと、
    前記デバイスによる前記ヘッドパケットの受信の指示を検出することに応答して、前記少なくとも1つのデータパケットを前記デバイスへ送信することと
    を行うように構成された、送信するための手段と
    を備える、ワイヤレス通信デバイス。
  34. 実行されたとき、
    複数のパケットを含むフローにフロー識別子を割り当てることであって、ここにおいて、前記フロー識別子は、基本サービスセット識別子(BSSID)の一部分と、ローカルフロー識別子を含み、前記BSSIDの一部分は、前記BSSIDの最下位バイトを含む、割り当てることと、
    前記複数のパケットのヘッドパケットを生成することであって、前記ヘッドパケットが、前記フロー識別子に関連する1つまたは複数のヘッダ情報フィールドを含む、ヘッドパケットを生成することと、
    前記複数のパケットの少なくとも1つのデータパケットを生成することであって、前記少なくとも1つのデータパケットが、パケット固有情報と前記フロー識別子とを含み、前記1つまたは複数のヘッダ情報フィールドを除外する、データパケットを生成することと、
    デバイスへ前記ヘッドパケットを送信することと、
    前記デバイスによる前記ヘッドパケットの受信の指示を検出することに応答して、前記少なくとも1つのデータパケットを前記デバイスへ送信することと
    を装置に行わせる命令を備えるコンピュータ可読記憶媒体。
  35. フローを受信する受信機であって、ここにおいて、前記フローがヘッドパケットと少なくとも1つのデータパケットとを有する複数のパケットを含み、前記ヘッドパケットが、前記フローのフロー識別子と、前記フロー識別子に関連する1つまたは複数のヘッダ情報フィールドとを含み、前記フロー識別子は、基本サービスセット識別子(BSSID)の一部分と、ローカルフロー識別子を含み、前記BSSIDの一部分は、前記BSSIDの最下位バイトを含み、前記少なくとも1つのデータパケットが、パケット固有情報と前記フロー識別子とを含み、前記1つまたは複数のヘッダ情報フィールドを除外する、受信機と、
    前記ヘッドパケットを受信することと、
    前記ヘッドパケットの受信に応答して、確認応答メッセージを送ることと、
    前記確認応答メッセージを送ることに応答して、前記少なくとも1つのデータパケットを受信することと、
    前記1つまたは複数のヘッダ情報フィールドに基づいて、前記少なくとも1つのデータパケットを処理することと、
    を含む動作を実行するプロセッサと
    を備える、ワイヤレス通信デバイス。
  36. 前記BSSIDの一部分が、巡回冗長検査(CRC)計算のために使用される、請求項35に記載のワイヤレス通信デバイス。
  37. 前記BSSIDの一部分が、前記BSSIDの全体である、請求項35に記載のワイヤレス通信デバイス。
  38. 前記受信機は、前記フローが終了したことを示すテールパケットを受信するようにさらに構成された、請求項35に記載のワイヤレス通信デバイス。
  39. 前記ヘッドパケットおよび前記テールパケットが管理アクションフレームを備え、前記少なくとも1つのデータパケットがデータフレームを備える、請求項38に記載のワイヤレス通信デバイス。
  40. 前記プロセッサが、前記少なくとも1つのデータパケットの少なくとも一部分を解読するようにさらに構成された、請求項35に記載のワイヤレス通信デバイス。
  41. 前記ヘッドパケットが、プライバシービットを有するフレーム制御フィールドを含み、前記プライバシービットは、前記ヘッドパケットおよび前記少なくとも1つのデータパケットと関連するペイロードが暗号化されることを示す、請求項40に記載のワイヤレス通信デバイス。
  42. 前記ヘッドパケットが初期擬似乱数を含み、
    前記ヘッドパケットおよび前記少なくとも1つのデータパケットのうちの1つまたは複数がシーケンス制御フィールドを含み、
    前記初期擬似乱数および前記シーケンス制御フィールドが、前記少なくとも1つのデータパケットの暗号化されたペイロードを解読する際に擬似乱数として使用される、請求項40に記載のワイヤレス通信デバイス。
  43. 前記フロー識別子がフロー識別子割当て要求に対応し、前記プロセッサが、前記フロー識別子割当て要求に応答して特定のフロー識別子を生成するようにさらに構成された、請求項35に記載のワイヤレス通信デバイス。
  44. 前記受信機が、一時的フロー識別子を受信するようにさらに構成され、前記プロセッサは、前記一時的フロー識別子が有効であるかどうかを判断することと、前記一時的フロー識別子が有効であるとき、確認応答を生成することとを行うようにさらに構成された、請求項35に記載のワイヤレス通信デバイス。
  45. 前記ヘッドパケットがサービス品質制御フィールドを備える、請求項35に記載のワイヤレス通信デバイス。
  46. 前記受信機が、フロー識別子割当て要求を受信するようにさらに構成され、前記プロセッサが、特定のフロー識別子を含むフロー識別子応答メッセージを生成するように構成され、前記フロー識別子応答メッセージを送信するための送信機をさらに備える、請求項35に記載のワイヤレス通信デバイス。
  47. 前記フロー識別子割当て要求が要求フレームを含み、前記フロー識別子応答メッセージが応答フレームを含み、前記要求フレームが、前記特定のフロー識別子を要求するように構成され、前記応答フレームが、前記特定のフロー識別子を供給するように構成された、請求項46に記載のワイヤレス通信デバイス。
  48. 送信機をさらに備え、前記受信機が、一時的フロー識別子を含むフロー識別子割当て要求を受信するようにさらに構成され、前記プロセッサは、
    前記一時的フロー識別子が有効であるかどうかを判断することと、
    前記一時的フロー識別子が有効であるとき、フロー識別子のリストに前記一時的フロー識別子を追加することと、
    前記一時的フロー識別子が有効であるかどうかの指示を含むフロー識別子応答メッセージを生成することであって、前記送信機が、前記フロー識別子応答メッセージを送信するように構成された、生成することと
    を行うようにさらに構成された、請求項35に記載のワイヤレス通信デバイス。
  49. 前記フロー識別子応答メッセージが、前記一時的フロー識別子の受付けを示すビットを含み、前記1ビットが、前記フロー識別子応答メッセージのフレーム制御(FC)フィールドまたは物理レイヤ(PHY)プリアンブル中に含まれる、請求項48に記載のワイヤレス通信デバイス。
  50. 前記プロセッサは、前記一時的フロー識別子が有効でないとき、別のフロー識別子を生成するようにさらに構成され、前記別のフロー識別子が前記フロー識別子応答メッセージ中に含まれる、請求項48に記載のワイヤレス通信デバイス。
  51. 第2のワイヤレス通信デバイスから第1のワイヤレス通信デバイスにおいてフローのヘッドパケットを受信することであって、ここにおいて、前記ヘッドパケットが、前記フローのフロー識別子と、前記フロー識別子に関連する1つまたは複数のヘッダ情報フィールドとを含み、前記フロー識別子は、基本サービスセット識別子(BSSID)の一部分と、ローカルフロー識別子を含み、前記BSSIDの一部分は、前記BSSIDの最下位バイトを含む、受信することと、
    前記ヘッドパケットの受信に応答して、前記第2のワイヤレス通信デバイスへ確認応答メッセージを送ることと、
    前記確認応答メッセージを送ることに応答して、少なくとも1つのデータパケットを受信することであって、ここにおいて、前記少なくとも1つのデータパケットが、パケット固有情報と前記フロー識別子とを含み、前記1つまたは複数のヘッダ情報フィールドを除外する、受信することと、
    前記1つまたは複数のヘッダ情報フィールドに基づいて、前記少なくとも1つのデータパケットを処理することと、
    を備える、方法。
  52. フローを受信するための手段であって、ここにおいて、前記フローがヘッドパケットと少なくとも1つのデータパケットとを有する複数のパケットを含み、前記ヘッドパケットが、前記フローのフロー識別子と、前記フロー識別子に関連する1つまたは複数の共通ヘッダ情報フィールドとを含み、前記フロー識別子は、基本サービスセット識別子(BSSID)の一部分と、ローカルフロー識別子を含み、前記BSSIDの一部分は、前記BSSIDの最下位バイトを含み、前記少なくとも1つのデータパケットが、パケット固有情報と前記フロー識別子とを含み、前記1つまたは複数の共通ヘッダ情報フィールドを除外する、受信するための手段と、
    前記ヘッドパケットの受信の確認応答を送信するための手段と、ここにおいて、前記受信するための手段が、前記確認応答の送信の後に、前記少なくとも1つのデータパケットを受信する、送信するための手段と、
    前記1つまたは複数の共通ヘッダ情報フィールドに基づいて、前記少なくとも1つのデータパケットを処理するための手段と、
    を備える、ワイヤレス通信デバイス。
  53. プロセッサによって実行されたとき、
    フローのヘッドパケットを受信することであって、ここにおいて、前記ヘッドパケットが、前記フローのフロー識別子と、前記フロー識別子に関連する1つまたは複数のヘッダ情報フィールドとを含み、前記フロー識別子は、基本サービスセット識別子(BSSID)の一部分と、ローカルフロー識別子を含み、前記BSSIDの一部分は、前記BSSIDの最下位バイトを含む、受信することと、
    前記ヘッドパケットの受信に応答して、確認応答メッセージを送ることと、
    前記確認応答メッセージを送ることに応答して、少なくとも1つのデータパケットを受信することであって、ここにおいて、前記少なくとも1つのデータパケットが、パケット固有情報と前記フロー識別子とを含み、前記1つまたは複数のヘッダ情報フィールドを除外する、受信することと、
    前記1つまたは複数のヘッダ情報フィールドに基づいて、前記少なくとも1つのデータパケットを処理することと、
    を装置に行わせる命令を備えるコンピュータ可読記憶媒体。
  54. ヘッドパケットを生成することであって、前記ヘッドパケットが、1つまたは複数のヘッダ情報フィールドとフロー識別子とを含み、ここにおいて、前記フロー識別子は、基本サービスセット識別子(BSSID)の一部分と、ローカルフロー識別子を含み、前記BSSIDの一部分は、前記BSSIDの最下位バイトを含む、ヘッドパケットを生成することと、
    データパケットを生成することであって、前記データパケットが、前記フロー識別子と確認応答タイプインジケータとを含み、ここにおいて、前記確認応答タイプインジケータが、前記データパケットの物理レイヤプリアンブルに含まれるかまたは前記データパケットのフレーム制御フィールドに含まれ、前記確認応答タイプインジケータが、前記データパケットがフレーム確認応答によって確認応答されるべきであるという指示、前記データパケットがブロック確認応答によって確認応答されるべきであるという指示、または前記データパケットが確認応答されるべきでないという指示を含む、データパケットを生成することと、
    デバイスへ前記ヘッドパケットを送信することと、
    受信された確認応答に基づいて、前記デバイスによる前記ヘッドパケットの受信の指示を検出することに応答して、前記データパケットを前記デバイスへ送信することと
    を備える、方法。
  55. 前記確認応答タイプインジケータが1つまたは複数のビットを含む、請求項54に記載の方法。
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