JP5891917B2 - 通信復旧支援装置、および通信復旧支援用インターフェース - Google Patents

通信復旧支援装置、および通信復旧支援用インターフェース Download PDF

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Description

本発明は、車両の外部との電力の授受を行なう車載電力授受システムと外部電源装置との間に通信不良が生じる場合に通信の復旧を支援する通信復旧支援装置、および通信復旧支援用インターフェースに関する。
たとえば下記特許文献1には、監視対象となる機器に記憶されたソフトウェアのバージョン情報を管理データベースに記憶しておき、新規プログラムが作成される都度、管理データベースを参照して、プログラムの更新が必要な機器を特定する遠隔保守システムも提案されている。
特開2002−189599号公報
ところで、充電スタンドにおいて車載バッテリの充電がなされる際には、充電スタンドと車両側との間で通信がなされる。この通信は、車両、充電スタンドの双方に搭載されたハードウェアによって、通信用のソフトウェアが実行されることで実現される。このシステムにおいて、上記遠隔保守システムを用いて、たとえば充電スタンド側のソフトウェアを都度更新したとしても、車両との通信が成立するとは限らないことが発明者らによって見出されている。
本発明は、上記課題を解決する過程でなされたものであり、その目的は、車両の外部との電力の授受を行なう車載電力授受システムと外部電源装置との間に通信不良が生じる場合に通信の復旧を支援する新たな通信復旧支援装置、および通信復旧支援用インターフェースを提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、およびその作用効果について記載する。
第1の発明は、車両の外部との電力の授受を行なう車載電力授受システム(10,12,14,16)と外部電源装置(20,22,24,26)との間に通信不良が生じる場合、前記通信不良が生じている車載電力授受システムおよび該システムが搭載される車両の少なくとも一方を特定する情報である車両側情報、および前記通信不良が生じている外部電源装置を特定する情報である電源側情報の少なくとも一方と、前記車載電力授受システムと前記外部電源装置との間に生じた通信の不具合を特定するための情報とを入力とし、データベースに基づき、前記通信不良の対処手段を選択する選択手段(S38,S52)を備え、前記データベースは、前記通信不良への対処手段を、該通信不良が生じた前記車両側情報に関する1または複数の項目と、該通信不良が生じた前記電源側情報に関する1または複数の項目との少なくとも一方と、前記不具合を特定するための情報との双方に関連付けるものであり、前記選択手段は、前記入力された情報と、前記データベース内の前記対処手段に関連付けられた前記情報とを照合する照合手段(S3,S84)を備え、該照合の結果に基づき、前記選択を行なうことを特徴とする。
上記発明では、照合の結果に基づき対処手段を選択するため、通信不良が生じた状況に応じた各別の対処が可能となる。このため、バージョンアップ等の一律の対処と比較して、不具合を解消できる可能性を向上させることができる。
なお、本発明にかかる以下の代表的な実施形態に関する概念の拡張については、代表的な実施形態の後の「その他の実施形態」の欄に記載してある。
第1の実施形態にかかるシステム構成図。 同実施形態にかかる充電スタンドによる不具合の通知処理の手順を示す流れ図。 同実施形態にかかるサーバによる復旧処理の手順を示す流れ図。 同実施形態にかかる充電スタンドによる復旧処理の手順を示す流れ図。 同実施形態にかかるサーバによる対処可能パッチの推定処理の手順を示す流れ図。 第2の実施形態にかかるサーバによる不具合の対処処理の手順を示す流れ図。 同実施形態にかかるサーバによる対処可能パッチの推定処理の手順を示す流れ図。 第3の実施形態にかかる充電スタンドによるパッチの試行処理の手順を示す流れ図。 同実施形態にかかるサーバによるパッチの試行処理の手順を示す流れ図。 第4の実施形態にかかるサーバによる情報公開処理の手順を示す流れ図。 第5の実施形態にかかる充電スタンドによる復旧処理の手順を示す流れ図。 第6の実施形態にかかるシステム構成図。 同実施形態にかかる充電スタンドによる復旧処理の手順を示す流れ図。 同実施形態にかかる充電スタンドによる復旧処理の手順を示す流れ図。
<第1の実施形態>
以下、本発明にかかる通信復旧支援装置および通信復旧支援用インタ−フェースを車載充電システムと充電スタンドとの間の通信に適用した第1の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に示される充電スタンドCSは、車両に電力を供給するものである。図では、充電スタンドCSに、車両EVが電気的に接続された状態を示している。車両EVは、車載バッテリ10と、外部の電源に接続可能とされて且つ外部の電源の電力を車載バッテリ10に充電する電力変換回路12と、電力変換回路12を操作することで車載バッテリ10の充電電力を制御する車両側制御装置14と、外部の電源側との通信を行なう車両側トランシーバ16とを備える。ここで、車両側制御装置14や車両側トランシーバ16は、中央処理装置(CPU)等を備えるソフトウェア処理手段である。なお、車載バッテリ10、電力変換回路12、車両側制御装置14、および車両側トランシーバ16は、本実施形態において、車載電力授受システムを構成する。
上記充電スタンドCSは、商用電源30の電力を車両に供給するためのインターフェースである。すなわち、充電スタンドCSは、商用電源30から電力変換回路12に供給される電力を制御するための出力部20と、出力部20を操作するためのスタンド側制御装置22と、外部との通信をするスタンド側トランシーバ24と、スタンド側メモリ26とを備えている。ここで、スタンド側制御装置22やスタンド側トランシーバ24は、中央処理装置(CPU)等を備えるソフトウェア処理手段である。また、スタンド側メモリ26には、CPUによって実行されて且つ、車両側トランシーバ16との通信を行なうためのプログラム等が記憶されている。なお、出力部20、スタンド側制御装置22、スタンド側トランシーバ24、およびスタンド側メモリ26は、本実施形態において、外部電源装置を構成する。
ちなみに、本実施形態では、スタンド側トランシーバ24と車両側トランシーバ16との通信として、電力線通信(PLC通信)を想定している。
上記スタンド側トランシーバ24は、ネットワーク32を介して外部のサーバ40と通信可能となっている。サーバ40は、スタンド側トランシーバ24と通信するためのサーバ側トランシーバ42と、サーバ側制御装置44と、サーバ側メモリ46とを備えている。これらサーバ側トランシーバ42、サーバ側制御装置44、およびサーバ側メモリ46は、本実施形態において、通信復旧支援装置を構成する。
サーバ側メモリ46には、図中上方に示すデータベースDBが記憶されている。データベースDBは、車載電力授受システムと外部電源装置との通信不良が生じた場合について、その状況を特定するための情報を記憶したファイルである。ここで、状況を特定するための情報としては、車両EVや搭載される車載電力授受システムを特定するための情報である車両側情報と、充電スタンドCSを特定するための情報であるスタンド側情報と、通信の不具合がいかなるものかを特定する不具合情報とが含まれている。
車両側情報は、車両EVや搭載される車載電力授受システムを特定するための複数の項目a1,a2,…のそれぞれに関するものとされる。図では、特に、項目a1として、車両を特定する情報としての車種が、また、項目a2として、車載電力授受システムを特定するための車載器がそれぞれ設けられていることを例示してある。
一方、スタンド側情報は、充電スタンドを特定するための複数の項目b1,b2,…のそれぞれに関するものとされている。図では、特に、項目b1として、充電スタンドCS自体を特定するためのIDが、また、項目b2として、充電スタンドCSの製造メーカが、項目b3として、充電スタンドCSのモデルイヤーが、項目b4として、過去に通信不良を起こしたことがあるか否か(過去実績)が、項目b5として、充電スタンドCSの設置場所が、例示されている。
なお、不具合情報については、単一の項目c1が割り当てられている。
これら各項目a1,a2,…,b1,b2,…,c1によって特定される状況は、この状況において通信不良を解消した実績のあるソフトウェア(パッチ)に関連付けられている。パッチは、スタンド側メモリ26に記憶されている通信のための正規のプログラム(通常時に使用されるプログラム)に対する拡張プログラムである。詳しくは、パッチは、上記項目a1,a2,…,b1,b2,…,c1によって特定される状況毎に、関連付けられている。このため、項目a1,a2,…,b1,b2,…,c1の少なくとも一部が相違する状況に対して、同じパッチが関連付けられていることもある。
上記データベースDBには、さらに、項目a1,a2,…,b1,b2,…,c1のそれぞれについて、通信不良が生じた状況同士の類似度合いに寄与する度合いを定量化する寄与度定量値α1,α2,…β1,β2,…,γが含まれている。
以下、車両EVと充電スタンドCSとの間に通信不良が生じる場合について、復旧支援装置による復旧支援態様を、図2〜図5に基づき説明する。以下では、「1.通信不良が生じた際の状況が、データベースDBに登録されている場合」、「2.通信不良が生じた際の状況が、データベースDBに登録されていない場合」、「3.その他」の順に説明する。
「1.通信不良が生じた際の状況が、データベースDBに登録されている場合」
図2は、充電スタンドCSによって実行される処理である。詳しくは、スタンド側制御装置22とスタンド側トランシーバ24との協働で、たとえば所定周期で行われるものである。
この一連の処理では、まずステップS10において、車両EVと充電スタンドCSとの接続に伴って通信(ケーブルコネクト通信)が成立するか否かを判断する。ここで、否定判断される場合、ステップS12において、自動チューニングを行なう。これは、たとえば、通信に用いる信号の周波数の微調整等の処理となる。そして、ステップS14においては、通信が成立したか否かを判断する。
ステップS14において肯定判断される場合や、ステップS10において肯定判断される場合には、ステップS16において、充電スタンドCSの電力を車両EVに充電する際に取り交わされる通信(充電通信)が成立するか否かを判断する。ここで、取り交わされる情報としては、たとえば、充電方式に関する情報や、料金に関する情報、充電に際しての許容電力や許容充電電流に関する情報等である。
ステップS16において否定判断される場合や、ステップS14において否定判断される場合には、ステップS22に移行する。ステップS22においては、通信不良が生じている状況を特定する情報をサーバ40に出力する。ここで、スタンド側情報については、スタンド側メモリ26に記憶保持されている。また、車両側情報については、ステップS14において否定判断される場合には困難と考えられるものの、ステップS16において否定判断される場合には、車両側情報についてもいくつかを取得できる可能性がある。すなわち、ステップS10において肯定判断されたり、ステップS14において肯定判断されたりする時点で、ある程度の通信が可能であるため、通信した内容によっては、車両側情報を取得可能となる。さらに、不具合情報として、車載電力授受システムとの通信記録(ログ)を送信する。
なお、ステップS22の処理が完了する場合や、ステップS16において肯定判断される場合には、この一連の処理を一旦終了する。
図3は、サーバ40によって実行される処理である。詳しくは、サーバ側制御装置44とサーバ側トランシーバ42との協働で、先の図2のステップS22の処理に伴って実行される。
この一連の処理では、まずステップS30において、充電スタンドCSから、通信不良が生じている状況を特定する情報(状況特定情報)を受信する。ちなみに、図では、状況特定情報として、各項目a1,a2,…,b1,b2,…c1に関する情報を、特定情報a10,a20,…,b10,b20,…c10として記載している。ただし、これは、項目a1,a2,…,b1,b2,…c1の全てについて、情報が取得されることを必ずしも意味していない。すなわち、たとえば特定情報a20に内容がないこともある。
ステップS30において状況特定情報を受信したと判断される場合、ステップS32において、不具合原因を推定する。これは、ステップS30において受信された不具合情報に基づき行なうことができる。すなわちたとえば、ログを解析することで、通信のタイミングをチェックすることができる。そして、予め定められていたタイミング内に応答がないことが判明する場合、タイミング違反が生じていると判断することができる。またたとえば、ログに基づき、プロトコルチェックを行なうこともできる。これにより、充電スタンドCSおよび車両EV間の通信のためのプログラムのうち、充電スタンドCSにおいて使用されているものと、車両EVにおいて使用されているものとのバージョンの相違がある場合には、その旨判断することができる。また、プログラムの誤記等が生じているか否かについても検討することができる。
続くステップS34においては、上記不具合原因の推定結果に基づき、ソフトウェア処理が可能であるか否かを判断する。すなわち、先の図1に示したデータベースDBにおいて関連付けられているパッチを当てることで対処可能か否かを判断する。ここでは、たとえば不具合原因の推定ができない場合等において、否定判断されることとなる。
上記ステップS34において肯定判断されると、ステップS36において、先の図1に示したデータベースDBを検索する。ここでは、データベースDBにおいてパッチと関連付けられた特定情報のうち、項目a1,a2,…,b1,b2,…c1の全てが受信された特定情報a10,a20,…,b10,b20,…c10と一致するものがあるか否かを、各項目毎に、その内容を照合することで行なうことができる。この処理は、本実施形態において、照合手段を構成する。
続くステップS38においては、ステップS36の処理における照合結果に基づき、上記完全に一致するものがあるか否かを判断する。そして、ステップS38において肯定判断される場合、ステップS40において、項目が完全一致する状況に関連付けられたパッチを充電スタンドCSに送信する。ここで、パッチを選択して送信する処理は、本実施形態において、選択手段を構成する。
続くステップS42においては、充電スタンドCS側で、パッチを当てることによって通信が成立したか否かについての結果を受信する。そして、通信が成立した場合(ステップS46:YES)、ステップS48に移行する。ステップS48においては、ステップS40において送信したパッチに関連付けられた項目a1,a2,…,b1,b2,…c1のうち、特定情報a10,a20,…,b10,b20,…c10に対応するものについて、その項目に関する上記寄与度定量値(α1,α2,…,β1,β2,…γ)を増加補正する。これに対し、ステップS46において否定判断される場合、ステップS50に移行する。ステップS50においては、ステップS40において送信したパッチに関連付けられた項目a1,a2,…,b1,b2,…c1のうち、特定情報a10,a20,…,b10,b20,…c10に対応するものについて、その項目に関する上記寄与度定量値(α1,α2,…,β1,β2,…γ)を減少補正する。この処理は、本実施形態において、寄与度学習手段を構成する。
図4は、充電スタンドCSによって実行される処理である。詳しくは、スタンド側制御装置22とスタンド側トランシーバ24との協働で、先の図3のステップS40,S54の処理に伴って実行される。
この一連の処理では、ステップS60において、サーバ40側から送信されるパッチを受信する。この処理は、実際には先の図2のステップS22の処理の後、サーバ40側でソフトウェア処理で解消可能と判断され、パッチが送信される旨の通知を受けることでなされる。なお、この処理は、本実施形態において、対処用受信手段を構成する。
続くステップS62においては、受信したパッチを当てる。すなわち、スタンド側メモリ26に記憶されている通信用の正規のプログラムをパッチによって拡張する。この処理は、本実施形態において、試行手段を構成する。
そして、ステップS64では、通信が成立したか否かを判断する。そして、通信が成立しない場合には、ステップS66に移行し、使用したパッチが後述する処理によって推定されたものであるか否かを判断する。この処理は、ステップS60の処理がなされるに際し、サーバ40側から、パッチがいかなるものかについての情報データを受信することで実現することができる。そして、ステップS64において肯定判断される場合や、ステップS66において否定判断される場合には、ステップS70において、パッチを当てた後の通信の成立の有無についての結果を、サーバ40側に報告する。なお、ステップ70の処理は、本実施形態において、結果出力手段を構成する。
これにより、サーバ40側では、先の図3に示したステップS42の処理がなされることとなる。
「2.通信不良が生じた際の状況が、データベースDBに登録されていない場合」
この場合、先の図3のステップ38において否定判断され、ステップS52に移行する。図5に、ステップS52の処理の詳細を示す。なお、図5に示す処理は、本実施形態において、推定手段を構成する。
この一連の処理では、まずステップS80において、先の図3のステップS30において受信した状況特定情報を読み出す。続くステップS82においては、先の図1に示したデータベースDBにおいて特定された状況を指定する変数jを「1」とする。ここで状況を指定する変数は、先の図1に示したデータベースにおける左端の番号である。
続くステップS84においては、変数jによって指定された状況について、今回の状況(特定情報a10,a20,…,b10,b20,…c10によって特定される状況)との類似度合いを定量化したトータルポイントTP(j)を算出する。ここでは、まず、項目a1,a2,…,b1,b2,…c1のそれぞれについて、変数jによって指定される状況と、特定情報a10,a20,…,b10,b20,…c10のそれぞれとを照合し、一致、不一致を判断する。この処理は、本実施形態において、照合手段を構成する。次に、照合結果に基づき、寄与度定量値α1,α2,…,β1,β2,…γのうち、一致する項目に対応するものを、トータルポイントTP(j)に加算する。なお、ステップS84の処理は、本実施形態において、寄与度バイアス手段を構成する。
トータルポイントTP(j)を算出する処理は、データベースDBに記憶されている全ての状況について行われる(ステップS86,S88)。図では、データベースDBに記憶された状況を指定する変数jの最大値を最大値jmaxとして表記している。
そして、データベースDBに記憶されている全ての状況についてトータルポイントTP(j)が算出される場合(ステップS86;YES)、ステップS90に移行する。ステップS90では、今回の通信不良に対処可能と推定されるパッチ(m)を選択する。ここでは、トータルポイントTP(j)が最大となる状況に関連付けられたパッチを選択する。
こうしてステップS70の処理が完了すると、先の図3に示すステップS54において、推定されたパッチを充電スタンドCSに送信し、ステップS42に移行する。
これに対し、充電スタンドCS側では、先の図4に示した処理を行なう。特に、この場合、ステップS64において否定判断される場合、ステップS66において肯定判断されることから、ステップS68に移行する。ステップS68においては、車両EVと充電スタンドCSとの通信が成立しない状況下、車両EVに最低限の電力を供給する救済充電を行なう。なお、この処理を行なう場合であっても、ステップS70の処理、すなわち、通信成立の有無の結果をサーバ40に報告する処理を行なう。
ちなみに、ステップS66において否定判断される場合にステップS68に移行しないのは、本実施形態では、この場合、推定されるパッチを充電スタンドCSに送信することを想定したためである。すなわち、先の図3において、破線にて示すように、サーバ40では、ステップS40において送信したパッチによって通信が成立しない旨の報告を受ける場合、ステップS52の処理を行なう。
一方、上記ステップS70の処理に応じて、サーバ40側では、先の図3のステップS42〜S53の処理がなされる。ここで、寄与度定量値α1,α2,…,β1,β2,…γのうち更新対象となるものは、ステップS54において送信されたパッチに関連付けられた状況を特定する項目a1,a2,…,b1,b2,…c1のうち、特定情報a10,a20,…,b10,b20,…c10と内容が一致する項目に対応するものに限定される。
「3.その他」
先の図3に示したステップS34においてソフトウェア処理が可能でないと判断される場合や、ステップS50の処理が完了して且つステップS52の処理によって推定されたパッチである場合(ステップS51:YES)、ステップS53に移行し、通信不良が生じた旨を修理店(管理者)に連絡する。具体的には、管理者のアクセス可能なトランシーバにその旨を示すデータを送信する。これにより、管理者が不具合情報を分析し、対処方法を決定する。ただし、調査の結果、不具合原因を特定することができない場合には、充電スタンドCSにサービスマンが派遣され、不具合原因の調査がなされ、対処方法を決定することとなる。そして、対処方法の決定に伴い、拡張ファイル(パッチ)で対処可能と決定される場合には、不具合を解消するためのパッチが新たに作成される。そしてそのパッチによって通信不良が解消する場合には、上記データベースDBに、新たにパッチを作成することとなった状況がパッチに関連付けて書き込まれる。
このように新たにパッチが作成されるため、たとえば先の図3のステップS32においてタイミング違反と判断されたり、プログラムのビットやバイト単位のずれであると判断されたり、プロトコルの誤記と判断されたりする場合、これに対処するパッチをデータベースDBから検索可能となる。したがって、次回以降、同一の状況が生じる場合には、サービスマンを派遣することなく、サーバ40側からパッチを送信することで不具合を解消することができる。
しかも、本実施形態では、通信不良が生じる場合、その状況を特定する情報と完全一致するものがない場合であっても、状況の類似度合いが大きいものに関連付けられたパッチを当ててみることができるため、通信不良を迅速に解決できる可能性を高めることができる。
以下、本実施形態によって得られる効果のいくつかをさらに記載する。
(1)データベースDBに基づき、通信不良に対処するためのパッチを選択することで(選択手段)、サービスマンを派遣することなく、通信不良に迅速に対処することができる。
(2)充電スタンドCSから状況特定情報をサーバ40に送信することで、サーバ40においてパッチを選択し、充電スタンドCSに供給するようにした。これにより、遠隔保守システムを実現でき、充電スタンドCSの構成を簡素化することができる。また、他の充電スタンドCSによって生じた通信不良の結果をも活用しつつ、対処可能パッチを推定することもできる。
(3)通信不良が生じた状況の類似度に対する各項目の寄与度を、寄与度定量値α1,α2,…,β1,β2,…γとして定量化した(寄与度学習手段)。そして、寄与度定量値に基づき対処可能パッチを推定する(寄与度バイアス手段)ことで、状況特定情報の類似度合いに基づく対処可能パッチの推定精度を向上させることができる。
<第2の実施形態>
以下、第2の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
上記第1の実施形態では、通信不良が生じた状況の類似度に対する各項目の寄与度を、寄与度定量値α1,α2,…,β1,β2,…γとして定量化した。本実施形態では、これに加えて、各パッチの実績に基づき、その有効性を学習し、有効性定量値p(m)として定量化する。
図6に、本実施形態においてサーバ40によってなされる処理の手順を示す。なお、図6において、先の図3に示した処理に対応するものについては、便宜上、同一のステップ番号を付している。
図示されるように、本実施形態では、ステップS46において通信不良が解消したと判断される場合、ステップS48aにおいて、用いられたパッチ(m)の有効性が高いとして、対応する有効性定量値p(m)を増加補正する。これに対し、ステップS46において通信不良が解消しないと判断される場合、用いられたパッチ(m)の有効性が低いとして、ステップS50aにおいて、対応する有効性定量値p(m)を減少補正する。なお、この処理は、本実施形態において、有効性学習手段を構成する。
図7に、本実施形態にかかる対処可能パッチの推定処理の手順を示す。なお、図7において、先の図3に示した処理に対応するものについては、便宜上、同一のステップ番号を付している。
図示されるように、この一連の処理では、ステップS86において肯定判断される場合、ステップS90aに移行する。ステップS90aにおいては、トータルポイントTP(j)の最大値TP(M)に対応する状況と、最大値TP(M)との差が規定値Δ以下であるトータルポイントTP(k)を有する状況とのそれぞれに対応付けられたパッチの寄与度定量値の集合pxの中から、最大となるものp(m)に対応するパッチ(図中、Patch(m))を選択する。この処理は、本実施形態において、優先手段を構成する。
<第3の実施形態>
以下、第3の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
上記第1の実施形態では、推定されるパッチによって通信が解消しない場合、救済充電を行うこととした。救済充電がなされている期間は、電力線通信が可能であることから、データベースDBに蓄積されたパッチの中に車両EVと充電スタンドCSとの通信にとって適切なソフトウェアがあるかどうかを試すことが可能である。このため、本実施形態では、救済充電がなされている間に、データベースDBに記憶されている様々なパッチを当てて通信不良が解消するか否かを試す。
図8に、充電スタンドCS側の処理を示す。この処理は、スタンド側制御装置22おおよびスタンド側トランシーバ24の協働で、たとえば所定周期で繰り返し実行される。
この一連の処理では、まずステップS100において、救済充電中であるか否かを判断する。そして、救済充電中であると判断される場合、ステップS102において、先の図3のステップS40、S54の処理によって送信されたパッチとは相違する試行用のパッチの送信をサーバ40に依頼する。そして、サーバ40側から試行用パッチが送信されると、これを受信して試行用パッチを当てる(ステップS103)。そして、通信が成立したか否かに応じた通信結果をサーバ40に報告する(ステップS106,S108)。なお、通信が不成立の場合(ステップS104)、さらに別の試行用パッチを試すべく、ステップS108の処理の後、ステップS100に戻る。
図9に、サーバ40側の処理の手順を示す。この処理は、サーバ側制御装置44によって、たとえば所定周期で繰り返し実行される。この処理は、本実施形態において、試行用送信手段を構成する。
この一連の処理では、まずステップS110において、充電スタンドCS側から試行用パッチの送信依頼があるか否かを判断する。そして、ステップS110において肯定判断される場合、ステップS112において、試行用パッチとして、未だ採用されていないパッチ(Patch(j))を選択する。なお、図では、先の図3に示した処理によって送信されたパッチを「patch(m)」と表記している。そして、ステップS112において試行用パッチが選択されると、ステップS114に移行し、選択されたパッチを充電スタンドCSに送信し、ステップS110に戻る。
なお、ステップS110において否定判断される場合、ステップS116において、パッチを指定する変数jをゼロとする。
このように、本実施形態では、車両EVと充電スタンドCSとの通信にとって適切なパッチがあるか否かを試すことができる機会を利用して、データベースDBに蓄積されたパッチを試すことで、通信不良が解消するパッチを見出すことが可能となる。そして、通信不良を解消するパッチが見出された場合、データベースDBの情報を増加させることが可能となる。すなわち、この場合、パッチに関連付けられる状況特定情報が追加されることとなる。
<第4の実施形態>
以下、第4の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、先の図3のステップS54の処理によって送信したパッチによって通信が成立しない場合、その情報をインターネット上で公開する。
図10に、サーバ40側の処理の手順を示す。この処理は、サーバ側制御装置44とサーバ側トランシーバ42との協働で、先の図3のステップS54の処理によってパッチが送信された後に実行される。この処理は、本実施形態において、提供手段を構成する。
この一連の処理では、まずステップS120において、充電スタンドCS側でパッチを当てることによって通信が成立したか否かについての結果報告を受信する。続くステップS122では、結果報告が通信成立を意味するものであるか否かを判断する。そして否定判断される場合、ステップS124において、充電スタンドCSと車種とを特定する。これは、先の図3のステップS30の処理によって受信された状況特定情報の中から、充電スタンドCSの設置箇所と車種との情報を抽出する処理となる。続くステップS126においては、ステップS124において特定された充電スタンドCSと車種とをインターネットで公開する。
これにより、車両EVのユーザは、インターネットにアクセスすることで、自分の車両がどこの充電スタンドCSで充電できないかを知ることができる。
<第5の実施形態>
以下、第5の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、充電スタンドCSに備えられる通信のための正規のプログラムによって通信を行なうことができない場合、サーバ40から提供されるパッチを当てるに先立ち、車両EVのユーザに通信の復旧処理を希望するか否かを問い合わせる。これは、ユーザがその場で待つことなく別の充電スタンドCSに向かう等、ユーザの選択の自由度を向上させるための設定である。
図11に、充電スタンドCS側の処理の手順を示す。この処理は、先の図2のステップS10に示したケーブルコネクト通信の成立後に実行されるものである。
この一連の処理では、まずステップS130において、先の図2のステップS16の処理を行なう。そして、ステップS130において否定判断される場合、ステップS132において、パッチによる通信復旧を試みることを希望するか否かに関し、ユーザに問い合わせる。これは、先の図1に示す充電スタンドCSのディスプレイDPに、正規のプログラムによって通信が成立しない旨、およびパッチによる通信復旧にかかると想定される所要時間等を表示することで実現すればよい。もっとも、問い合わせ自体は、充電スタンドCSと車両EVとの有線または無線通信が可能な状況なら、有線通信、または無線通信によって行ってもよい。
そしてステップS134では、問い合わせによるユーザの回答が、復旧を要求するものであるか否かを判断する。ここで、上記ディスプレイDPをタッチパネルとするなら、これをユーザの回答の入力手段とすることができる。そして、ステップS134において肯定判断される場合、ステップS136において、サーバ40側に通信復旧のためのパッチを要求する。なお、先の図3に示した処理では、まずサーバ40側でパッチによる対処が可能か否かを判断している。このため、ステップS136の処理は、実際には、サーバ40に状況特定情報を送信する処理となる。
<第6の実施形態>
以下、第6の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、充電スタンドCSにおいて一度使用されたパッチであって且つ、それによって通信が成立したものについては、そのときの車両側情報や不具合情報とともにスタンド側メモリ26に記憶する。ただし、これら車両側情報や不具合情報およびパッチと、通信用の正規のプログラムとは記憶領域を分離する。すなわち、スタンド側メモリ26は、車両側情報や不具合情報およびパッチを記憶する暫定領域26b(不具合用記憶領域)と、正規のプログラムが記憶される正規領域26aとを備える。ここで、正規領域26は、原則、書き込みが禁止される領域である一方、暫定領域26bは、書き込みが許可される領域である。これは、正規のプログラムが消去される事態を回避するための設定である。
ちなみに、これら暫定領域26bと正規領域26aとは同一メモリの別のアドレスに対応する領域に限らない。たとえば、スタンド側メモリ26を、読み出し専用メモリ(ROM)と、電気的書き換え可能な読み出し専用メモリ(登録商標:EEPROM)とを備えて構成し、正規領域26aを、読み出し専用メモリの記憶領域とし、暫定領域26bを、電気的書き換え可能な読み出し専用メモリによって構成してもよい。
図13に、充電スタンドCS側の処理の手順を示す。この処理は、スタンド側制御装置22によって、たとえば所定周期で繰り返し実行される。なお、図13において、先の図4に示した処理に対応するものについては、便宜上、同一のステップ番号を付している。
この一連の処理では、ステップS64において肯定判断される場合、ステップS140において、パッチによって通信が成立することとなった車両EVに関する車両側情報と、通信不成立となったときの不具合情報と、適用されたパッチとを暫定領域26bに記憶する。
図14に、充電スタンドCS側の処理の手順を示す。この処理は、スタンド側制御装置22によって、たとえば所定周期で繰り返し実行される。なお、図14において、先の図2に示した処理に対応するものについては、便宜上、同一のステップ番号を付している。
この一連の処理では、ステップS16において否定判断される場合、ステップS18において、それまでの通信に関するログを解析することで、タイミングチェックを行なう。続くステップS20においては、同じくログを解析することで、プロトコルチェックを行なう。そして、ステップS142においては、暫定領域26bに記憶された車両側情報と不具合情報の中に、ステップS18、S20によって生成された不具合情報と、ステップS18の処理以前に車両EVと初歩的な通信をすることで取得された車両側情報との組み合わせに一致するものがあるか否かを判断する。
そして一致するものがある場合、ステップS144において、暫定領域26bに記憶されたパッチのうち、車両側情報および不具合情報に関連付けられたパッチを適用する。
<その他の実施形態>
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
「寄与度学習手段(図3:ステップS48,S50)について」
パッチによって通信不良が解消する場合、そのパッチに関連付けられた事象の全項目の寄与度定量値αk,βk,γを増大させるものに限らない。たとえば、今回利用されたパッチに関してのみ、これに関連付けられた項目に関する寄与度定量値αk,βk,γを増大させるものであってもよい。
「寄与度バイアス手段(図5:ステップS84)について」
上記第1の実施形態に例示したように、寄与度定量値αk,βk,γのうち、一致する項についての総和をトータルポイントTPとして類似度合いの大きさを定量化するものに限らない。たとえば、寄与度定量値αk,βk,γのうち、その大きさが規定値以上のものや、大きいものから規定数個に限って、それらの総和を類似度合い大きさを定量化するものであってもよい。
「優先手段(図7:ステップS90a)について」
パッチの有効性の学習結果に基づき、有効性が高いとされるパッチを、対処可能パッチの推定において優先させる手段としては、上記第2の実施形態に例示したものに限らない。たとえば、先の図6のステップS38において否定判断される場合、対処可能パッチを2つ推定するものとして且つ、第1番目のパッチとして、有効性が最も高いパッチを常時推定するものとしてもよい。この場合、第2番目のパッチとしてトータルポイントTPが最高となるものに関連付けられたパッチを推定すればよい。
「推定手段について」
状況特定情報のうち、車両側情報、スタンド側情報等に関する項目が一致する数が最も多い事象に関連付けられたパッチを、通信不良を解消できるパッチであると推定する手段であってもよい。これは、上記第1の実施形態(図5)におけるトータルポイントTP(j)の算出に際し、寄与度定量値αk(j),βk(j),γ(j)を、信頼度を定量化したものとすることなく、「1」とすることで実現できる。
さらに、状況特定情報の類似度合いを定量化する手法としては、項目数や寄与度定量値の加算値等に基づくものにも限らず、たとえば、各項目を成分とするベクトル同士のなす角度を用いるものであってもよい。すなわちこの場合、なす角度が小さいほど類似度合いが大きいことを表現する。
「試行用送信手段(図9)について」
上記第3の実施形態では、番号付けられたパッチを順次送信する手段として構成したが、これに限らない。たとえば、有効性学習手段を備える場合には、有効性学習手段の学習結果に基づき、有効性の高い順にパッチを送信する手段としてもよい。また、1度に1つずつパッチを送信する手段にも限らない。
なお、試行用送信手段による送信処理がなされるのは、救済充電期間に限らない。たとえば充電処理を行わないものの車両EVのユーザが希望する場合に送信処理を行なってもよい。これは、充電スタンドCS側で、その旨を問い合わせることで実現することができる。
「提供手段(図10)について」
上記第4の実施形態では、パッチによっても通信が成立しない場合に、そのスタンドと、対応する車種との情報をネット上で公開する手段を例示したが、これに限らない。たとえば、対応する車種にその旨を通知する手段であってもよい。
「問い合わせ手段(図11)について」
上記第5の実施形態では、充電通信が不成立であると判断された直後に、パッチを試すか否かをユーザに問い合わせたがこれに限らない。たとえば、先の図3のステップS38において否定判断される場合に、ユーザに問い合わせる手段であってもよい。すなわち、パッチによって確実に対処可能と判断される場合については、ユーザによる問い合わせを行わない手段であってもよい。
「不具合解消用ソフトウェアについて」
正規のプログラムと相違する部分(差分データ:パッチ)に限らない。たとえば、正規のプログラムとの共通部分をも含んだプログラムであってもよい。
「対処手段について」
不具合解消用ソフトウェアに限らない。たとえば、ソフトウェア処理による対処が不可能である場合について、サービスマンがいかなる対処をすべきかを記載した文書データであってもよい。
「通信復旧支援用インターフェースについて」
充電スタンドCSに備えられるものに限らない。たとえば、車両EV側に備えられるものであってもよい。この場合、パッチは、車載電力授受システムに記憶されて且つ充電スタンドCSと通信する際に用いる通信用プログラムを拡張するソフトウェアとなる。
また、車両側情報やスタンド側情報、不具合情報を、データベースDBを備えたサーバ40に出力するものに限らない。たとえば、通信の不具合を解消することを試みる管理者がアクセスすることが可能なトランシーバに送信するものであってもよい(この処理は、先の図3に示したステップS53の処理の要領で行なうことができる)。この場合であっても、管理者が送信されたデータを解析し、その結果に応じて対処法を決定するなら、通信不良が生じる都度、その場にサービスマンが派遣される場合と比較して、通信不良の迅速な解消が可能となる。このため、この場合であっても、通信復旧を好適に支援することができる。
「通信復旧支援装置」
データベースの記憶された記憶手段を備えるものに限らない。たとえば、先の図3に示した処理を行なう主体を、サーバ側制御装置44に代えて、スタンド側制御装置22とすることで、選択手段を充電スタンドCSに備えてもよい。この場合、充電スタンドは、都度、サーバ40のメモリ46に記憶されたデータベースにアクセスすることとなる。
「データベースについて」
車両側情報とスタンド側情報との双方を記憶するものに限らない。たとえば車載電力授受システムのサプライヤが通信復旧支援サービスを行なう場合、スタンド側情報と不具合情報とを不具合解消用ソフトウェアに関連付けるデータベースを備え、このデータベースには、車両側情報が含まれないという構成も有効である。もっとも、この場合であっても、車両側情報を記憶するなら、状況特定情報の蓄積が豊富になるため、推定手段によって推定される不具合解消用ソフトウェアによって不具合が解消される可能性を高めることができるというメリットがあると考えられる。
「そのほか」
PLC通信に限らない。
通信復旧支援装置と、通信復旧支援用インターフェースとの通信が、有線である必要もなく、無線であってもよい。
充電スタンドCSと車両EVとの通信に限らない。たとえばスマートグリッド等において、車両EVが電力を外部に供給する場合、その供給先と車両との間の通信であってもよい。
10…車載バッテリ、12…電力変換回路、14…車両側制御装置、16…車両側トランシーバ、20…出力部、22…スタンド側制御装置、24…スタンド側トランシーバ、26…スタンド側メモリ、40…サーバ、42…サーバ側トランシーバ、44…サーバ側制御装置、46…サーバ側メモリ。

Claims (16)

  1. 車両の外部との電力の授受を行なう車載電力授受システム(10,12,14,16)と外部電源装置(20,22,24,26)との間に通信不良が生じる場合、前記通信不良が生じている車載電力授受システムおよび該システムが搭載される車両の少なくとも一方を特定する情報である車両側情報、および前記通信不良が生じている外部電源装置を特定する情報である電源側情報の少なくとも一方と、前記車載電力授受システムと前記外部電源装置との間に生じた通信の不具合を特定するための情報とを入力とし、データベースに基づき、前記通信不良の対処手段を選択する選択手段(S38,S52)を備え、
    前記データベースは、前記通信不良への対処手段を、該通信不良が生じた前記車両側情報に関する1または複数の項目と、該通信不良が生じた前記電源側情報に関する1または複数の項目との少なくとも一方と、前記不具合を特定するための情報との双方に関連付けるものであり、
    前記選択手段は、前記入力された情報と、前記データベース内の前記対処手段に関連付けられた前記情報とを照合する照合手段(S3,S84)を備え、該照合の結果に基づき、前記選択を行ない、
    前記データベースによって関連付けられた対処手段には、前記通信不良を解消するためのソフトウェアである不具合解消用ソフトウェアが含まれることを特徴とする通信復旧支援装置。
  2. 車両の外部との電力の授受を行なう車載電力授受システム(10,12,14,16)と外部電源装置(20,22,24,26)との間に通信不良が生じる場合、前記通信不良が生じている車載電力授受システムおよび該システムが搭載される車両の少なくとも一方を特定する情報である車両側情報、および前記通信不良が生じている外部電源装置を特定する情報である電源側情報の少なくとも一方と、前記車載電力授受システムと前記外部電源装置との間に生じた通信の不具合を特定するための情報とを入力とし、データベースに基づき、前記通信不良の対処手段を選択する選択手段(S38,S52)を備え、
    前記データベースは、前記通信不良への対処手段を、該通信不良が生じた前記車両側情報に関する1または複数の項目と、該通信不良が生じた前記電源側情報に関する1または複数の項目との少なくとも一方と、前記不具合を特定するための情報との双方に関連付けるものであり、
    前記選択手段は、前記入力された情報と、前記データベース内の前記対処手段に関連付けられた前記情報とを照合する照合手段(S36,S84)を備え、該照合の結果に基づき、前記選択を行ない、
    前記選択手段は、前記データベース内において前記対処手段に関連付けられた情報である前記車両側情報および前記電源側情報の少なくとも一方および前記不具合を特定するための情報の中に、前記入力される情報と前記項目の完全一致するものがない場合、前記対処手段に関連付けられた前記項目の部分一致に基づき、前記通信不良を解消できる前記対処手段を推定する推定手段(S52)を備えることを特徴とする通信復旧支援装置。
  3. 前記対処手段を用いた通信の結果を受信する結果受信手段(S42)を備え、
    前記推定手段は、前記対処手段のうち、該対処手段に関連付けられた項目によって特定される状況と前記入力される情報によって特定される状況との類似度が大きいものを前記通信不良を解消できる前記対処手段と推定するものであり、
    前記推定された対処手段に関する前記結果受信手段によって受信された通信結果に基づき、前記類似度に対する前記項目の寄与度の大小を学習する寄与度学習手段(S48,S50)と、
    前記寄与度学習手段の学習結果に基づき、寄与度の大きい項目が一致する状況の類似度を、寄与度の小さい項目が一致する状況の類似度よりも大きいとする寄与度バイアス手段(S84)と、
    を備えることを特徴とする請求項記載の通信復旧支援装置。
  4. 前記対処手段を用いた通信の結果を受信する結果受信手段を備え、
    前記推定手段は、
    前記推定された対処手段に関する前記結果受信手段によって受信された通信結果に基づき、前記対処手段の有効性を学習する有効性学習手段(S48a,S50a)と、
    前記通信不良を解消できる対処手段の推定に際し、前記有効性学習手段の学習結果に基づき、有効性が高いとされる対処手段を優先する優先手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2または3記載の通信復旧支援装置。
  5. 前記データベースを記憶する記憶手段(46)を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の通信復旧支援装置。
  6. 前記選択手段によって選択された対処手段が機能しない場合であって且つ、前記車載電力授受システムと前記外部電源装置とが通信を許容する状況下、前記選択手段によって選択されなかった対処手段を試みるべく送信する試行用送信手段(S114)を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の通信復旧支援装置。
  7. 車両の外部との電力の授受を行なう車載電力授受システム(10,12,14,16)と外部電源装置(20,22,24,26)との間に通信不良が生じる場合、前記通信不良が生じている車載電力授受システムおよび該システムが搭載される車両の少なくとも一方を特定する情報である車両側情報、および前記通信不良が生じている外部電源装置を特定する情報である電源側情報の少なくとも一方と、前記車載電力授受システムと前記外部電源装置との間に生じた通信の不具合を特定するための情報とを入力とし、データベースに基づき、前記通信不良の対処手段を選択する選択手段(S38,S52)を備え、
    前記データベースは、前記通信不良への対処手段を、該通信不良が生じた前記車両側情報に関する1または複数の項目と、該通信不良が生じた前記電源側情報に関する1または複数の項目との少なくとも一方と、前記不具合を特定するための情報との双方に関連付けるものであり、
    前記選択手段は、前記入力された情報と、前記データベース内の前記対処手段に関連付けられた前記情報とを照合する照合手段(S36,S84)を備え、該照合の結果に基づき、前記選択を行ない、
    前記選択手段によって選択された対処手段が機能しない場合であって且つ、前記車載電力授受システムと前記外部電源装置とが通信を許容する状況下、前記選択手段によって選択されなかった対処手段を試みるべく送信する試行用送信手段(S114)を備えることを特徴とする通信復旧支援装置
  8. 前記外部電源装置は、充電スタンド(CS)に備えられるものであり、
    前記対処手段を用いた通信の結果を受信する結果受信手段と、
    前記結果受信手段によって受信された通信結果に基づき、車両に、前記通信不良が生じる外部電源装置を備える充電スタンドに関する情報を提供する提供手段(S126)と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の通信復旧支援装置。
  9. 車両の外部との電力の授受を行なう車載電力授受システム(10,12,14,16)と外部電源装置(20,22,24,26)との間に通信不良が生じる場合、前記通信不良が生じている車載電力授受システムおよび該システムが搭載される車両の少なくとも一方を特定する情報である車両側情報、および前記通信不良が生じている外部電源装置を特定する情報である電源側情報の少なくとも一方と、前記車載電力授受システムと前記外部電源装置との間に生じた通信の不具合を特定するための情報とを入力とし、データベースに基づき、前記通信不良の対処手段を選択する選択手段(S38,S52)を備え、
    前記データベースは、前記通信不良への対処手段を、該通信不良が生じた前記車両側情報に関する1または複数の項目と、該通信不良が生じた前記電源側情報に関する1または複数の項目との少なくとも一方と、前記不具合を特定するための情報との双方に関連付けるものであり、
    前記選択手段は、前記入力された情報と、前記データベース内の前記対処手段に関連付けられた前記情報とを照合する照合手段(S36,S84)を備え、該照合の結果に基づき、前記選択を行ない、
    前記外部電源装置は、充電スタンド(CS)に備えられるものであり、
    前記対処手段を用いた通信の結果を受信する結果受信手段と、
    前記結果受信手段によって受信された通信結果に基づき、車両に、前記通信不良が生じる外部電源装置を備える充電スタンドに関する情報を提供する提供手段(S126)と、
    を備えることを特徴とする通信復旧支援装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の通信復旧支援装置に、前記車両側情報および前記電源側情報の少なくとも一方と前記不具合を特定するための情報とを送信する送信手段(S22)と、
    前記通信復旧支援装置から出力された前記対処手段を受信する対処用受信手段(S60)と、
    前記対処用受信手段が受信した対処手段に基づき、前記車載電力授受システムと前記電源装置との通信を試みる試行手段(S62)と、
    前記データベースによって関連付けられた対処手段には、前記通信不良を解消するためのソフトウェアである不具合解消用ソフトウェアが含まれ、
    前記対処用受信手段は、前記不具合解消用ソフトウェアを受信する機能を備えることを特徴とする通信復旧支援用インターフェース。
  11. 前記試行手段による試行結果を前記通信復旧支援装置に出力する結果出力手段(S70)を備えることを特徴とする請求項10記載の通信復旧支援用インターフェース。
  12. 前記データベースによって関連付けられた対処手段には、前記通信不良を解消するためのソフトウェアである不具合解消用ソフトウェアが含まれ、
    前記対処用受信手段は、前記不具合解消用ソフトウェアを受信する機能を備えることを特徴とする請求項10または11記載の通信復旧支援用インターフェース。
  13. 車両の外部との電力の授受を行なう車載電力授受システム(10,12,14,16)と外部電源装置(20,22,24,26)との間に通信不良が生じる場合、前記通信不良が生じている車載電力授受システムおよび該システムが搭載される車両の少なくとも一方を特定する情報である車両側情報、および前記通信不良が生じている外部電源装置を特定する情報である電源側情報の少なくとも一方と、前記車載電力授受システムと前記外部電源装置との間に生じた通信の不具合を特定するための情報とを入力とし、データベースに基づき、前記通信不良の対処手段を選択する選択手段(S38,S52)を備え、
    前記データベースは、前記通信不良への対処手段を、該通信不良が生じた前記車両側情報に関する1または複数の項目と、該通信不良が生じた前記電源側情報に関する1または複数の項目との少なくとも一方と、前記不具合を特定するための情報との双方に関連付けるものであり、
    前記選択手段は、前記入力された情報と、前記データベース内の前記対処手段に関連付けられた前記情報とを照合する照合手段(S38,S84)を備え、該照合の結果に基づき、前記選択を行なう通信復旧支援装置に適用され、
    前記車両側情報および前記電源側情報の少なくとも一方と前記不具合を特定するための情報とを送信する送信手段(S22)と、
    前記通信復旧支援装置から出力された前記対処手段を受信する対処用受信手段(S60)と、
    前記対処用受信手段が受信した対処手段に基づき、前記車載電力授受システムと前記電源装置との通信を試みる試行手段(S62)と、
    を備え、
    前記データベースによって関連付けられた対処手段には、前記通信不良を解消するためのソフトウェアである不具合解消用ソフトウェアが含まれ、
    前記対処用受信手段は、前記不具合解消用ソフトウェアを受信する機能を備えることを特徴とする通信復旧支援用インターフェース。
  14. 前記不具合解消用ソフトウェアを記憶する不具合用記憶領域(26b)を備え、
    該不具合用記憶領域は、前記車載電力授受システムと前記外部電源装置との間の通信に用いる通常時のプログラムを記憶する領域(26a)とは相違することを特徴とする請求項12または13に記載の通信復旧支援用インターフェース。
  15. 前記不具合用記憶領域に記憶された前記不具合解消用ソフトウェアと、該ソフトウェアが有効に機能したときにおいて前記選択手段に入力された情報とを関連付けて記憶する関連記憶手段(26)と、
    前記関連記憶手段に記憶されたデータに基づき、前記不具合解消用ソフトウェアを起動する起動手段(S142,S144)と、
    を備えることを特徴とする請求項14記載の通信復旧支援用インターフェース。
  16. 当該通信復旧支援用インターフェースは、車両に搭載されるものであり、
    前記車載電力授受システムと前記外部電源装置との間に通信不良が生じる場合、前記対処用受信手段によって前記不具合解消用ソフトウェアを受信するに先立ち、不具合解消用ソフトウェアを試すか否かをユーザに問い合わせる問い合わせ手段(S132)を備えることを特徴とする請求項12〜15のいずれか1項に記載の通信復旧支援用インターフェース。
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