JP5888372B2 - 情報処理システムとその処理方法及びプログラム - Google Patents
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Description
一方で現実物体が見えるようにCGを非表示にしたり半透明にしたりすると没入感が損なわれるという問題がある。
また、撮像装置で撮像された現実空間の実写画像と仮想物体の仮想画像を合成した合成画像を生成する情報処理システムであって、撮像装置による加速度を取得する加速度取得手段と、前記加速度取得手段で取得された加速度が所定値を超えた体験者の急な動きによる危険な動作である場合に、前記撮像装置の位置と姿勢に従って前記実写画像と合成して表示される仮想物体であって、非表示制御する仮想物体を特定する特定手段と、前記現実空間の画像を前記撮像装置の体験者に視認させるように、前記特定手段により特定された仮想物体を非表示制御し、前記撮像装置の位置と姿勢に応じた仮想物体と前記現実空間の実写画像とを用いて合成した合成画像の描画を制御し、前記加速度取得手段で取得した加速度が所定値を超えない安全な動作である場合には、前記撮像装置の位置と姿勢に応じた仮想物体と前記現実空間の実写画像とを用いて合成した合成画像の描画を制御する描画制御手段とを備えることを特徴とする。
また、撮像装置で撮像された現実空間の実写画像と仮想物体の仮想画像を合成した合成画像を生成する情報処理システムであって、クリッピング平面の値を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されているクリッピング平面の値に基づき、前記撮像装置の位置と姿勢に応じた仮想物体と前記現実空間の実写画像とを用いて合成した合成画像の描画を制御する描画制御手段と、撮像装置による加速度を取得する加速度取得手段と、前記加速度取得手段で取得した加速度が所定値を超えた体験者の急な動きによる危険な動作である場合に、前記現実空間の画像を前記撮像装置の体験者に視認させるように、前記記憶手段に記憶されているクリッピング平面の値を所定の範囲後退させたクリッピング平面の値に変更する変更手段とを備え、前記描画制御手段は、前記変更手段により体験者の急な動きによる危険な動作である場合に変更されたクリッピング平面の値に基づき、前記撮像装置の位置と姿勢に応じた仮想物体と前記現実空間の実写画像とを用いて合成した合成画像の描画を制御し、前記加速度取得手段で取得した加速度が所定値を超えない安全な動作である場合には、前記記憶手段に記憶されているクリッピング平面の値に基づき、前記撮像装置の位置と姿勢に応じた仮想物体と前記現実空間の実写画像とを用いて合成した合成画像の描画を制御することを特徴とする。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
ディスプレイ121は体験者が使用するものであり、ディスプレイ121は主にオペレータが使用する液晶ディスプレイである。
なお、本実施形態では。HMD120とPC100を有線で接続する構成としているが、無線通信によって画像の送受信を行ってもよい。
画面表示制御部203は、ディスプレイ121に表示する映像(合成画像)を生成、制御する役割を持つ。
オペレーティングシステム301は、HMD120の入出力を制御し
ステップS401では、HMD120のカメラ122で、実写画像(映像)を撮像する。
ステップS402では、HMD120のカメラ122で撮像した画像をPC100に送信する。
ステップS404では、オペレーティングシステム301を介して複合現実感プラットフォーム303が画像を受信する。
ステップS406では、複合現実感プラットフォーム303の位置姿勢計測部201によりHMD120の位置・姿勢を計測する。
図8の計算式を用いた場合の透過率を表すグラフ(透過率の推移を示すグラフ)が図7となる。
なお、「d」の間に再度、HMD120の加速度が閾値を超えた場合には、加速度が閾値を超えた時間から再度「d」の時間分、「pMax」の最大透過率で透過制御するようにしてもよい。また、「a」の立ち下り時に、HMD120の加速度が閾値を超えた場合には、現在の透過率を基準に、「pMax」まで透過率が立ち上がるように制御してもよい。
なお、図9のデータは、複合現実感アプリケーション304が参照するデータとしたが、複合現実感プラットフォーム303が参照するようにし、複合現実感プラットフォーム303で描画するモデルを判定するようにすることも可能である。複合現実感プラットフォーム303で実現するか、複合現実感アプリケーション304で実現するかは適宜設計によって変更できてもよい。
透過フラグが「ON」のモデルは、人が転倒し、手をつく場合に影響するモデルであり、透過フラグが「OFF」のモデルは、人が転倒した場合に、影響しないモデルである。この透過するモデルと透過させないモデルを設定しておくことで、より没入感を損ねることなく、複合現実感システム上での転倒を回避させることが可能となる。なお、すべてのモデルに対して透過制御させる構成をとることも可能であることは言うまでもない。
透過フラグが「ON」のモデルの場合には、ステップS418へ処理を移し、透過フラグが「OFF」のモデルの場合には、ステップS419へ処理を移す。
すなわち、ステップS417は、透過させる仮想画像か否かを判定する透過判定処理の一例を示すステップである。
なお、合成するモデルそれぞれに対してフラグを判定し、それぞれのモデルに対して、ステップS419又はステップS420の処理を実行するものとする。
すなわち、ステップS419は、透過判定で透過させない仮想画像である場合には、仮想画像を透過させることなく、ステップS418は、透過判定で透過させる仮想画像と判定された場合に、決定された透過率に従って仮想画像を透過制御する処理の一例を示すステップである。
ステップS418とステップS419で生成された仮想画像と実写画像を重畳し、ディスプレイ121で表示された例が図6である。図56説明は後述する。
ステップS425では、HMD120は、合成画像をPC100から受信する。
ステップS426では、HMD120のディスプレイ121により、受信した合成画像を表示する。
図5の501のモデルAは、透過率「0」として実写画像に仮想画像を合成して表示しており、502のモデルBは、透過率「0」として実写画像に仮想画像を合成して表示している。
図6の601のモデルAが、透過させるモデル(透過フラグON)であり、ステップS413で計算された透過率に従って生成された仮想画像と実写画像を合成して表示しており、602のモデルBが、透過させないモデル(透過フラグOFF)であり、透過率「0」ディスプレイ121で表示された例が図5である。図5の説明は後述する。
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、加速度に応じて、近いモデルを非表示にさせる仕組みである。
複合現実感アプリケーション304において、第1の実施形態のようにCGを透過させることで現実物体を可視化させる手法を用いると、CGの透過処理が視界全体に影響を及ぼしてしまう場合がある。これは、複合現実感において、現実画像と多くの仮想画像を重畳させて表示していることから、体験者から遠いさまざまな仮想物体の画像まで透過表示され、体験している画像が大きく変化することで逆に体験者を混乱させることにつながるためである。
このように、第1の実施形態の透過処理に加え、より危険回避をするためには、視界への影響を最小限にすることが望まれる。
具体的には、体験者の周囲数メートルの現実空間が視認できれば十分であり、その範囲内に存在するCGモデルを非表示にすることが考えられる。
以下、第2の実施形態の詳細について説明する。なお、第1の実施形態と同様の箇所については説明を省略する。
モデルC1006は、所定距離外のため透過制御されずに表示され、モデルAは所定距離内のため透過制御されて表示されている。モデルB1005は、透過フラグ1200がOFFであるため、透過制御されないで表示される。
なお、上述した所定距離内は、距離以内/未満は何れであってもよいことは言うまでもない。
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、加速度に応じて、近いモデルをクリッピングによって非表示にさせる仕組みである。
第3の実施形態は、第2の実施形態のような仮想物体が小さい場合に加え、仮想物体が大きい場合により効果を奏する仕組みである。
また、例えば、建物のようなモデルの場合、オリジナルのCADデータから複合現実感アプリケーションで表示できるモデル形式に変換する過程で部材の情報が失われ、単一の巨大なオブジェクトとして取り扱われるケースが多い。そのため、体験者の近くの部材だけ非表示にするという制御が困難であるという場合もある。
図13は、クリッピング平面の概念を示した図である。具体的には、カメラ122の視線方向と垂直になる2つの平面を定義し、カメラ122から近い方(near)に位置する平面を前方クリッピング平面、遠い方(far)に位置する平面を後方クリッピング平面と呼ぶ。この2つの平面と、画面の四辺(top,bottom,left,right)によって切り取られる平面に囲まれた空間内に位置する物体のみ描画し、その外側に位置する物体は切り取って描画対象から除外して表示する。なお、前述の6つの平面に囲まれた空間を視錐台と呼ぶ。
なお、描画において、OpenGLやDirectXなどのグラフィックエンジンを用いる際には、計算アルゴリズム上の制約から、描画する対象の仮想空間を有限な空間に限定されるものとする。
OpenGLにおいては、視錐体の形状はnear,far,top,bottom,left,rightの6つのパラメータによって決定される。
本実施形態では、このクリッピング平面の技術を用い、よろめいた体験者が危険回避行動をとる間、カメラから前方クリッピング平面の距離を遠ざけることによって、体験者の近くのCGを非表示にする。
なお、「p」「a」「t0」「d」などの変数は、透過するCGモデルが透過されるタイミングでクリッピングによる非表示制御をするため、同様の値を用いるものとするが、「a」「d」などの変数の値は、任意の値を用いることも可能である。
また、「dMax」は、ニアクリッピング平面を移動させる最大距離を表すための変数であり、体験者から見て最大「near+dMax」の距離の範囲を非表示にすることが可能となる。ニアクリッピング平面はファークリッピング平面より後ろに設定することはできないため、dMaxはdMax<far−nearを満たす正の数が任意に設定される。
なお、本実施形態では、nearは通常10cmに設定されており、CGモデルの描画がストップされる位置である。
また、算出されたnear’によりnearが決定されると、それまで表示していたものが非表示(near’の範囲が非表示)になり、現実画像が見えることになる。
図14の計算式は、画角を維持したまま、クリッピング平面を後ろずらすための式である。
ステップS1602では、オペレーティングシステム301を介して複合現実感プラットフォーム303が画像を受信する。図4のステップS404に相当する処理である。
ステップS1615では、複合現実感プラットフォーム303における、図13に示した視錐体の情報(near,far,top,bottom,left,right)を一時領域(例えば、RAM)に退避する。これはクリッピング平面変更の影響を現在処理中のモデルに限定するためのものである。
ステップS1617では、複合現実感プラットフォーム303が、図14の計算方法における「p」が「0」か否かを判断する。pが「0」の場合、ステップS1618へ処理を移す。すなわち、pが「0」になった場合とは、クリッピングによる非表示制御が終わった場合である。またpが「0」でない場合には、ステップS1614へ処理を移す。すなわち、pが「0」でない場合とは、クリッピングによる非表示制御中の場合である。
また、描画制御部1903は、速度取得部1901で取得した速度に応じて決定された透過値に従って仮想画像を透過させる機能部である。
また、描画制御部1903は、判定部1904で透過させない仮想物体である場合には、仮想物体に対応する仮想画像を透過させることなく、判定部1904で透過させる仮想物体と判定された場合に、透過値に従って仮想物体に対応する仮想画像を透過制御する機能部である。
前回の透過値より高い透過値を用いて、仮想画像を透過制御する機能部である。
また、描画制御部1903は、透過された仮想画像と、透過されていない仮想画像と、実写画像を合成する機能部である。
また、描画制御部1903は、クリッピング平面決定部1906により決定されたクリッピング平面にしたがって、非表示とする仮想物体を描画制御する機能部である。
また、描画制御部1903は、判定部1904により、クリッピングにより非表示する仮想物体と判定された場合に、所定の範囲後退させたクリッピング平面を用いて、仮想画像を描画制御する機能部である。
また、判定部1904は、クリッピングにより非表示する仮想物体か否かを判定する機能部である。
出力部1907は、描画制御部1903で合成された画像を撮像装置で表示すべく出力する機能部である。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
120 HMD
121 ディスプレイ
122 カメラ
201 位置姿勢計測部
202 加速度計測部
203 画面表示制御部
204 実写画像描画部
205 CG画像描画部
206 キャリブレーション部
Claims (16)
- 撮像装置で撮像された現実空間の実写画像と仮想物体の仮想画像を合成した合成画像を生成する情報処理システムであって、
撮像装置による加速度を取得する加速度取得手段と、
前記加速度取得手段で取得した加速度が所定値を超えた体験者の急な動きによる危険な動作である場合に、前記撮像装置の位置と姿勢に従って前記実写画像と合成して表示される仮想物体であって、透過制御する仮想物体を特定する特定手段と、
前記現実空間の画像を前記撮像装置の体験者に視認させるように、前記特定手段により特定された仮想物体を透過制御し、前記撮像装置の位置と姿勢に応じた仮想物体と前記現実空間の実写画像とを用いて合成した合成画像の描画を制御し、前記加速度取得手段で取得した加速度が所定値を超えない安全な動作である場合には、前記撮像装置の位置と姿勢に応じた仮想物体と前記現実空間の実写画像とを用いて合成した合成画像の描画を制御する描画制御手段と
を備えることを特徴とする情報処理システム。 - 前記描画制御は、前記加速度取得手段で取得した加速度に応じて決定された透過値に従って前記仮想物体に対応する仮想画像を透過させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
- 前記描画制御手段で透過させる仮想物体か否かを判定する判定手段を更に備え、
前記描画制御手段は、前記判定手段で透過させない仮想物体である場合には、仮想物体に対応する仮想画像を透過させることなく、前記判定手段で透過させる仮想物体と判定された場合に、仮想物体に対応する仮想画像を透過制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。 - 前記加速度取得手段で取得された加速度が所定値を超えた場合に、透過設定する透過設定手段を更に備え、
前記透過設定手段で透過設定されている場合、前記描画制御手段は、前回の透過値より高い透過値を用いて、前記仮想画像を透過制御することを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理システム。 - 前記透過設定手段は、前記透過設定がされ、且つ、前記透過値が基準値に戻った場合に、前記仮想画像を透過させないよう透過設定を解除することを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。
- 前記描画制御手段は、透過された仮想画像と、透過されていない仮想画像と、実写画像を合成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 撮像装置で撮像された現実空間の実写画像と仮想物体の仮想画像を合成した合成画像を生成する情報処理システムであって、
撮像装置による加速度を取得する加速度取得手段と、
前記加速度取得手段で取得された加速度が所定値を超えた体験者の急な動きによる危険な動作である場合に、前記撮像装置の位置と姿勢に従って前記実写画像と合成して表示される仮想物体であって、非表示制御する仮想物体を特定する特定手段と、
前記現実空間の画像を前記撮像装置の体験者に視認させるように、前記特定手段により特定された仮想物体を非表示制御し、前記撮像装置の位置と姿勢に応じた仮想物体と前記現実空間の実写画像とを用いて合成した合成画像の描画を制御し、前記加速度取得手段で取得した加速度が所定値を超えない安全な動作である場合には、前記撮像装置の位置と姿勢に応じた仮想物体と前記現実空間の実写画像とを用いて合成した合成画像の描画を制御する描画制御手段と
を備えることを特徴とする情報処理システム。 - 前記描画制御手段で非表示または非表示させる仮想物体か否かを判定する判定手段を更に備え、
前記描画制御手段は、前記判定手段で非表示させない仮想物体である場合には、仮想物体に対応する仮想画像を非表示させることなく、前記判定手段で非表示させる仮想物体と判定された場合に、仮想物体に対応する仮想画像を非表示制御することを特徴とする請求項7に記載の情報処理システム。 - 撮像装置で撮像された現実空間の実写画像と仮想物体の仮想画像を合成した合成画像を生成する情報処理システムであって、
クリッピング平面の値を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されているクリッピング平面の値に基づき、前記撮像装置の位置と姿勢に応じた仮想物体と前記現実空間の実写画像とを用いて合成した合成画像の描画を制御する描画制御手段と、
撮像装置による加速度を取得する加速度取得手段と、
前記加速度取得手段で取得した加速度が所定値を超えた体験者の急な動きによる危険な動作である場合に、前記現実空間の画像を前記撮像装置の体験者に視認させるように、前記記憶手段に記憶されているクリッピング平面の値を所定の範囲後退させたクリッピング平面の値に変更する変更手段と
を備え、
前記描画制御手段は、前記変更手段により体験者の急な動きによる危険な動作である場合に変更されたクリッピング平面の値に基づき、前記撮像装置の位置と姿勢に応じた仮想物体と前記現実空間の実写画像とを用いて合成した合成画像の描画を制御し、前記加速度取得手段で取得した加速度が所定値を超えない安全な動作である場合には、前記記憶手段に記憶されているクリッピング平面の値に基づき、前記撮像装置の位置と姿勢に応じた仮想物体と前記現実空間の実写画像とを用いて合成した合成画像の描画を制御することを特徴とする情報処理システム。 - 前記描画制御手段で合成された画像を前記撮像装置で表示すべく出力する出力手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 撮像装置で撮像された現実空間の実写画像と仮想物体の仮想画像を合成した合成画像を生成する情報処理システムの処理方法であって、
撮像装置による加速度を取得する加速度取得ステップと、
前記加速度取得ステップで取得した加速度が所定値を超えた体験者の急な動きによる危険な動作である場合に、前記撮像装置の位置と姿勢に従って前記実写画像と合成して表示される仮想物体であって、透過制御する仮想物体を特定する特定ステップと、
前記現実空間の画像を前記撮像装置の体験者に視認させるように、前記特定ステップにより特定された仮想物体を透過制御し、前記撮像装置の位置と姿勢に応じた仮想物体と前記現実空間の実写画像とを用いて合成した合成画像の描画を制御し、前記加速度取得手段で取得した加速度が所定値を超えない安全な動作である場合には、前記撮像装置の位置と姿勢に応じた仮想物体と前記現実空間の実写画像とを用いて合成した合成画像の描画を制御する描画制御ステップとを含むことを特徴とする処理方法。 - 撮像装置で撮像された現実空間の実写画像と仮想物体の仮想画像を合成した合成画像を生成する情報処理システムの処理方法であって、
撮像装置による加速度を取得する加速度取得ステップと、
前記加速度取得ステップで取得された加速度が所定値を超えた体験者の急な動きによる危険な動作である場合に、前記撮像装置の位置と姿勢に従って前記実写画像と合成して表示される仮想物体であって、非表示制御する仮想物体を特定する特定ステップと、
前記現実空間の画像を前記撮像装置の体験者に視認させるように、前記特定ステップにより特定された仮想物体を非表示制御し、前記撮像装置の位置と姿勢に応じた仮想物体と前記現実空間の実写画像とを用いて合成した合成画像の描画を制御し、前記加速度取得ステップで取得した加速度が所定値を超えない安全な動作である場合には、前記撮像装置の位置と姿勢に応じた仮想物体と前記現実空間の実写画像とを用いて合成した合成画像の描画を制御する描画制御ステップと
を含むことを特徴とする処理方法。 - 撮像装置で撮像された現実空間の実写画像と仮想物体の仮想画像を合成した合成画像を生成するクリッピング平面の値を記憶する記憶手段を備える情報処理システムの処理方法であって、
前記記憶手段に記憶されているクリッピング平面の値に基づき、前記撮像装置の位置と姿勢に応じた仮想物体と前記現実空間の実写画像とを用いて合成した合成画像の描画を制御する描画制御ステップと、
撮像装置による加速度を取得する加速度取得ステップと、
前記加速度取得ステップで取得した加速度が所定値を超えた体験者の急な動きによる危険な動作である場合に、前記現実空間の画像を前記撮像装置の体験者に視認させるように、前記記憶手段に記憶されているクリッピング平面の値を所定の範囲後退させたクリッピング平面の値に変更する変更ステップと
を含み、
前記描画制御ステップは、前記変更ステップにより体験者の急な動きによる危険な動作である場合に変更されたクリッピング平面の値に基づき、前記撮像装置の位置と姿勢に応じた仮想物体と前記現実空間の実写画像とを用いて合成した合成画像の描画を制御し、前記加速度取得ステップで取得した加速度が所定値を超えない安全な動作である場合には、前記記憶手段に記憶されているクリッピング平面の値に基づき、前記撮像装置の位置と姿勢に応じた仮想物体と前記現実空間の実写画像とを用いて合成した合成画像の描画を制御することを特徴とする処理方法。 - 撮像装置で撮像された現実空間の実写画像と仮想物体の仮想画像を合成した合成画像を生成する情報処理システムのプログラムであって、
前記情報処理システムを、
撮像装置による加速度を取得する加速度取得手段と、
前記加速度取得手段で取得した加速度が所定値を超えた体験者の急な動きによる危険な動作である場合に、前記撮像装置の位置と姿勢に従って前記実写画像と合成して表示される仮想物体であって、透過制御する仮想物体を特定する特定手段と、
前記現実空間の画像を前記撮像装置の体験者に視認させるように、前記特定手段により特定された仮想物体を透過制御し、前記撮像装置の位置と姿勢に応じた仮想物体と前記現実空間の実写画像とを用いて合成した合成画像の描画を制御し、前記加速度取得手段で取得した加速度が所定値を超えない安全な動作である場合には、前記撮像装置の位置と姿勢に応じた仮想物体と前記現実空間の実写画像とを用いて合成した合成画像の描画を制御する描画制御手段
として機能させることを特徴とするプログラム。 - 撮像装置で撮像された現実空間の実写画像と仮想物体の仮想画像を合成した合成画像を生成する情報処理システムのプログラムであって、
前記情報処理システムを、
撮像装置による加速度を取得する加速度取得手段と、
前記加速度取得手段で取得された加速度が所定値を超えた体験者の急な動きによる危険な動作である場合に、前記撮像装置の位置と姿勢に従って前記実写画像と合成して表示される仮想物体であって、非表示制御する仮想物体を特定する特定手段と、
前記現実空間の画像を前記撮像装置の体験者に視認させるように、前記特定手段により特定された仮想物体を非表示制御し、前記撮像装置の位置と姿勢に応じた仮想物体と前記現実空間の実写画像とを用いて合成した合成画像の描画を制御し、前記加速度取得手段で取得した加速度が所定値を超えない安全な動作である場合には、前記撮像装置の位置と姿勢に応じた仮想物体と前記現実空間の実写画像とを用いて合成した合成画像の描画を制御する描画制御手段
として機能させることを特徴とするプログラム。 - 撮像装置で撮像された現実空間の実写画像と仮想物体の仮想画像を合成した合成画像を生成する情報処理システムのプログラムであって、
前記情報処理システムを、
クリッピング平面の値を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されているクリッピング平面の値に基づき、前記撮像装置の位置と姿勢に応じた仮想物体と前記現実空間の実写画像とを用いて合成した合成画像の描画を制御する描画制御手段と、
撮像装置による加速度を取得する加速度取得手段と、
前記加速度取得手段で取得した加速度が所定値を超えた体験者の急な動きによる危険な動作である場合に、前記現実空間の画像を前記撮像装置の体験者に視認させるように、前記記憶手段に記憶されているクリッピング平面の値を所定の範囲後退させたクリッピング平面の値に変更する変更手段
として機能させ、
前記描画制御手段は、前記変更手段により体験者の急な動きによる危険な動作である場合に変更されたクリッピング平面の値に基づき、前記撮像装置の位置と姿勢に応じた仮想物体と前記現実空間の実写画像とを用いて合成した合成画像の描画を制御し、前記加速度取得手段で取得した加速度が所定値を超えない安全な動作である場合には、前記記憶手段に記憶されているクリッピング平面の値に基づき、前記撮像装置の位置と姿勢に応じた仮想物体と前記現実空間の実写画像とを用いて合成した合成画像の描画を制御することを特徴とするプログラム。
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