JP5888327B2 - ネットワーク通信システム及び端末 - Google Patents

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Description

本発明は、SSID(Service Set Identifier)を用いた無線LAN(Local Area Network)通信に代表されるような、接続IDを用いたネットワーク通信の技術に関する。
現在、市街地には多数の無線LANのアクセスポイントが設置されており、様々な無線LAN通信サービスが提供されている。通常、アクセスポイントには、SSID(Service Set Identifier)と呼ばれる接続IDが設定されている。アクセスポイントへの接続には、当該アクセスポイントに設定されているSSIDが必要である。また、SSIDは、サービス毎に異なっていることが一般的である。モバイル端末は、SSIDを指定してアクセスポイントへの接続を行うことによって、所望の無線LAN通信サービスを利用することができる。ここで、モバイル端末へのSSIDの設定は、手作業で行われるか、設定サイトにおいて行われることが一般的である。
また、非特許文献1には、「オープンフロー(OpenFlow)」と呼ばれる技術が記載されている。オープンフローによれば、フロー単位で経路制御、障害回復、負荷分散、最適化が行われる。オープンフローにおいて用いられるコントローラ及びスイッチは、それぞれ、オープンフローコントローラ(OFC:OpenFlow Controller)及びオープンフロースイッチ(OFS:OpenFlow Switch)と呼ばれている。
オープンフロースイッチは、「マッチ条件」と「アクション」との対応関係を示すフローテーブルを備え、このフローテーブルに従って動作する。具体的には、オープンフロースイッチは、パケットを受け取ると、フローテーブルを参照し、受信パケットにマッチするフローエントリをフローテーブルから検索する。受信パケットにマッチするフローエントリ(マッチエントリ)がフローテーブルに登録されている場合、オープンフロースイッチは、当該マッチエントリのアクションで指定されている処理を、受信パケットに対して実行する。典型的には、オープンフロースイッチは、アクションで指定されている出力ポートに受信パケットを転送する。
オープンフロースイッチのフローテーブルを制御するのが、オープンフローコントローラである。すなわち、オープンフローコントローラは、新規エントリの追加、エントリ変更、エントリ削除などをオープンフロースイッチに指示し、それにより、オープンフロースイッチの動作を制御する。例えば、マッチエントリがフローテーブルに無い場合、オープンフロースイッチは、オープンフローコントローラにエントリ設定を要求する。そのエントリ設定要求に応答して、オープンフローコントローラは、適切な新規エントリを設計し、その新規エントリをフローテーブルに追加するようオープンフロースイッチに指示する。
Nick McKeown et al., "OpenFlow: Enabling Innovation in Campus Networks", ACM SIGCOMM Computer Communication Review, Vol. 38, No. 2, 2008. (http://www.openflowswitch.org//documents/openflow−wp−latest.pdf)
上述の通り、無線LAN通信を行う端末へのSSIDの設定は、手作業で行われるか、設定サイトにおいて行われることが一般的である。いずれの場合であっても、SSIDの設定作業は面倒であり、アクセスポイントへの接続作業は煩雑となる。
本発明の1つの目的は、無線LAN通信を行う端末にSSIDを設定するための新たな手法を提供することにある。
本発明の他の目的は、接続IDを用いて通信網にアクセスする通信機器に接続IDを設定するための新たな手法を提供することにある。
本発明の1つの観点において、ネットワーク通信システムが提供される。そのネットワーク通信システムは、無線LANを通じて通信を行う端末と、端末と通信可能に接続されたコントローラと、を備える。端末は、各フローとSSIDとの対応関係を示すフローSSID情報を保持する。新規フローの通信を開始する際、端末は、使用すべきSSIDの決定を要求する割り当て要求をコントローラに送信する。コントローラは、割り当て要求に応答して、新規フローに関して使用すべき割り当てSSIDを決定し、新規フローと割り当てSSIDとの対応関係を示す割り当て情報を端末に通知する。端末は、割り当て情報に従って、新規フローと割り当てSSIDとの対応関係をフローSSID情報に登録する。端末は、フローSSID情報を参照し、新規フローに対応付けられた割り当てSSIDを用いることによって、無線LANのアクセスポイントへの接続を行う。
本発明の他の観点において、無線LANを通じて通信を行う端末が提供される。その端末は、各フローとSSIDとの対応関係を示すフローSSID情報を保持するフロー制御部を備える。新規フローの通信を開始する際、フロー制御部は、使用すべきSSIDの決定を要求する割り当て要求をコントローラに送信する。新規フローに関して使用すべきSSIDである割り当てSSIDは、割り当て要求に応答して、コントローラによって決定される。フロー制御部は、新規フローと割り当てSSIDとの対応関係をフローSSID情報に登録する。フロー制御部は、フローSSID情報を参照し、新規フローに対応付けられた割り当てSSIDを用いることによって、無線LANのアクセスポイントへの接続を行う。
本発明の更に他の観点において、ネットワーク通信システムが提供される。そのネットワーク通信システムは、接続IDを用いて通信網にアクセスする通信機器と、通信機器と通信可能に接続されたコントローラと、を備える。通信機器は、各フローと接続IDとの対応関係を示すフロー接続ID情報を保持する。新規フローの通信を開始する際、通信機器は、使用すべき接続IDの決定を要求する割り当て要求をコントローラに送信する。コントローラは、割り当て要求に応答して、新規フローに関して使用すべき割り当て接続IDを決定し、新規フローと割り当て接続IDとの対応関係を示す割り当て情報を通信機器に通知する。通信機器は、割り当て情報に従って、新規フローと割り当て接続IDとの対応関係をフロー接続ID情報に登録する。通信機器は、フロー接続ID情報を参照し、新規フローに対応付けられた割り当て接続IDを用いることによって、通信網にアクセスする。
本発明によれば、無線LAN通信において端末が使用すべきSSIDは、フロー毎に、コントローラによって決定(指定)される。端末へのSSID設定処理は、コントローラと端末によって自動的に行われる。従って、SSIDの設定に関わる作業の煩雑さが解消される。更に、SSIDをフロー毎に動的切り替え可能である。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るネットワーク通信システムの構成を示す概略図である。 図2は、第1の実施の形態に係る端末の構成を概略的に示すブロック図である。 図3は、第1の実施の形態における通信処理を示すフローチャートである。 図4は、第1の実施の形態に係る端末の構成例を示すブロック図である。 図5は、第1の実施の形態におけるフロー処理部、管理部及び無線通信制御部の構成例を示すブロック図である。 図6は、第1の実施の形態における通信処理を示すフローチャートである。 図7は、第1の実施の形態における通信処理を示す概念図である。 図8は、第1の実施の形態の変形例を示すブロック図である。 図9は、本発明の第2の実施の形態に係るネットワーク通信システムの構成例を示す概略図である。 図10は、図9に示されたネットワーク通信システムにおける端末の構成を概略的に示すブロック図である。 図11は、第2の実施の形態の変形例を示すブロック図である。 図12は、図11に示されたネットワーク通信システムにおけるエッジスイッチの構成を概略的に示すブロック図である。 図13は、本発明の第3の実施の形態に係るネットワーク通信システムの構成を示す概略図である。
添付図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
1.第1の実施の形態
1−1.概要
図1は、第1の実施の形態に係るネットワーク通信システム1の構成を示す概略図である。第1の実施の形態において、ネットワーク通信システム1は、無線LAN通信システムである。具体的には、ネットワーク通信システム1は、無線LANのアクセスポイント20、及び無線LANを通じて通信を行う端末100(典型的には、モバイル端末)を備えている。
クライアントとしての端末100は、いずれかのアクセスポイント20に接続し、そのアクセスポイント20を介してネットワーク上のサーバ10と通信を行う。アクセスポイント20への接続にはSSIDが必要である。SSIDは、アクセスポイント20毎に個別に設定されている。図1の例では、アクセスポイント20−A、20−B、20−C、20−DのそれぞれのSSIDは、“SSID−A”、“SSID−B”、“SSID−C”、“SSID−D”である。
本実施の形態によれば、端末100が使用するSSIDは、端末100の外部のコントローラ30によって決定(指定)される。より詳細には、コントローラ30と端末100とは、通信ネットワーク40(例えば、3Gネットワーク)を介して通信可能に接続されている。端末100は、新規フローの通信を開始する際、使用すべきSSIDの決定を要求する「割り当て要求REQ」を、通信ネットワーク40を介してコントローラ30に送信する。コントローラ30は、その割り当て要求REQに応答して、新規フローに関して使用すべきSSID(以下、「割り当てSSID」と参照される)を決定する。そして、コントローラ30は、新規フローと割り当てSSIDとの対応関係を示す「割り当て情報ALC」を、端末100に通知する。尚、コントローラ30としては、例えば、オープンフローコントローラ(OFC)を利用することが考えられる。
図2は、本実施の形態に係る端末100の構成を概略的に示すブロック図である。端末100は、アプリケーション部110、プロトコルスタック部120、及びフロー制御部130を備えている。アプリケーション部110は、アプリケーションのデータ処理を行う。プロトコルスタック部120は、アプリケーション部110から出力されるデータに応じたパケットを生成し、そのパケットをフロー制御部130に出力する。また、プロトコルスタック部120は、フロー制御部130からパケットを受け取り、そのパケットに応じたデータをアプリケーション部110に出力する。
フロー制御部130は、フローとSSIDの管理を行う。より詳細には、フロー制御部130は、各フローと割り当てSSIDとの対応関係を示すフローSSID情報DFSを保持している。例えば、図2において、フロー(FL−A)とSSID(SSID−A)が関連付けられている。フロー制御部130は、このフローSSID情報DFSを参照することによって、対象フローに関して使用すべき割り当てSSIDを認識することができる。
図3は、本実施の形態における通信処理を示すフローチャートである。図2及び図3を参照して、本実施の形態における通信処理フローを説明する。
まず、端末100のアプリケーション部110は、対象フローの通信を開始する(ステップS10)。フロー制御部130は、フローSSID情報DFSを参照して、対象フローに関して使用すべき割り当てSSIDが既に指定されているか否か判定する(ステップS20)。
対象フローが新規フローの場合、割り当てSSIDはまだ指定されていない(ステップS20;No)。この場合、フロー制御部130は、割り当てSSIDの決定を要求する割り当て要求REQを、通信ネットワーク40を介してコントローラ30に送信する(ステップS30)。
コントローラ30は、端末100からの割り当て要求REQに応答して、新規フローに関する割り当てSSIDを決定する(ステップS40)。そして、コントローラ30は、新規フローと割り当てSSIDとの対応関係を示す割り当て情報ALCを、通信ネットワーク40を介して端末100に送信する(ステップS50)。
端末100のフロー制御部130は、コントローラ30から割り当て情報ALCを受け取る。そして、フロー制御部130は、その割り当て情報ALCに従って、新規フローと割り当てSSIDとの対応関係をフローSSID情報DFSに登録する。すなわち、フロー制御部130は、割り当て情報ALCが反映されるようにフローSSID情報DFSを更新する(ステップS60)。その後、処理はステップS20に戻る。
対象フローに関する割り当てSSIDが既に指定されている場合(ステップS20;Yes)、フロー制御部130は、フローSSID情報DFSからその割り当てSSIDを取得する(ステップS70)。そして、フロー制御部130は、その割り当てSSIDを用いて、無線LANのアクセスポイント20への接続を行う(ステップS80)。フロー制御部130は、そのアクセスポイント20を介して、対象フローの通信を行う(ステップS90)。
以上に説明されたように、本実施の形態によれば、無線LAN通信において端末100が使用すべきSSIDは、フロー毎に、コントローラ30によって決定(指定)される。そして、端末100へのSSID設定処理は、コントローラ30と端末100によって自動的に行われる。従って、SSIDの設定に関わる作業の煩雑さが解消される。
また、本実施の形態によれば、フロー(アプリケーション)毎にSSIDを指定することができる。従って、アプリケーション毎に異なるSSID(アクセスポイント20)を使用することも可能である。すなわち、端末100が使用するSSID(アクセスポイント20)は、静的に固定されず、動的に切り替え可能である。更に、複数のアプリケーションが同時に起動する場合には、端末100は、それらアプリケーション毎に異なるSSIDを用いて、それぞれ異なる複数のアクセスポイント20に同時に接続することも可能となる。
また、本実施の形態によれば、事業者は、コントローラ30を通じて、SSIDをフロー(アプリケーション)毎に管理したり、動的に制御したりすることが可能である。例えば、あるサービスを運営する事業者が、該当サービスに関してだけ、特定のSSIDで接続を許可するといった使い方も可能である。事業者は、コントローラ30を通じて、無線リソースの運用を最適制御することができる。
1−2.構成例
図4は、本実施の形態に係る端末100の構成例を示すブロック図である。図4に示されるように、上記のフロー制御部130は、フロー処理部140、管理部150、コントローラ通信部160、無線通信部170、及び無線通信制御部180を備えている。コントローラ通信部160は、通信ネットワーク40を介してコントローラ30との通信を行う。無線通信部170は、アクセスポイント20との通信を行う。各部は、ハードウェアとソフトウェアの協働により実現され得る。
図5は、フロー処理部140、管理部150及び無線通信制御部180の構成例を示すブロック図である。
フロー処理部140は、オープンフロースイッチ(OFS)と同様の機能を有する。詳細には、フロー処理部140は、複数のポート141、フロースイッチ142、及びフローテーブル管理部143を備えている。ポート141−0は、プロトコルスタック部120に接続されており、プロトコルスタック部120との間のパケット送受信に用いられる。フロースイッチ142は、いずれかのポートからパケットを受け取ると、その受信パケットに対して処理を行う。そのパケット処理の際に、フロースイッチ142は、フローテーブル管理部143によって管理されているフローテーブルFTBLを参照する。
フローテーブル管理部143は、フローテーブルFTBLを管理する。フローテーブルFTBLは、マッチ条件(key)とアクション(action)との対応関係を示している。マッチ条件(key)は、フローの識別情報であり、入力ポートやパケットヘッダに含まれる1以上のフィールドにより定義される。アクション(action)は、マッチ条件にマッチするフローに属するパケットに対して実施されるパケット処理を指定する。特に、本実施の形態では、アクションには、受信パケットの出力先である出力ポートが指定される。すなわち、フローテーブルFTBLは、各フローとポート(出力ポート)との対応関係を示していると言える。
フロースイッチ142は、パケットを受け取ると、フローテーブルFTBLを参照し、受信パケットにマッチするフローエントリをフローテーブルFTBLから検索する。受信パケットにマッチするフローエントリは、以下「マッチエントリ」と参照される。マッチエントリがフローテーブルFTBLに登録されている場合、当該マッチエントリのアクションで指定されている出力ポートは、指定ポートである。この場合、フロースイッチ142は、受信パケットを指定ポートに出力する。
尚、図5に示される例において、フロー処理部140は更に、SSID解決部144を備えている。このSSID解決部144は、フロースイッチ142から指定ポートに出力されたパケットを受け取る。そして、SSID解決部144は、管理部150によって管理されているポート管理テーブルPTBLを参照することによって、割り当てSSIDを取得する。詳細は後述される。
管理部150は、ポート141とSSIDの管理を行う。より詳細には、管理部150は、各ポート141とSSIDとの対応関係を示すポート管理テーブルPTBLを保持している。
無線通信制御部180は、無線通信部170による無線通信を制御する機能を有している。更に、無線通信制御部180は、無線通信部170を用いて、端末100の周囲のアクセスポイント20のSSIDをスキャンする機能を有している。無線通信制御部180は、新規SSID(例:hello)を発見すると、その新規SSIDをSSIDリストに追加すると共に、管理部150に通知する。
管理部150は、新規SSIDを通知されると、新規のポート141(例:141−N)をフロー処理部140に追加する。そして、管理部150は、その新規ポート141を新規SSIDに割り当て、新規ポート141と新規SSIDとの対応関係を示す新規エントリをポート管理テーブルPTBLに追加する。すなわち、管理部150は、SSIDをポート141と関連付けて管理する。
また、管理部150は、自身が管理(把握)しているSSIDを、所定のタイミングでコントローラ30に通知する。このとき、管理部150は、コントローラ通信部160を用いてコントローラ30と通信する。
尚、上述の通り、フローテーブルFTBLは、各フローとポート141との対応関係を示し、ポート管理テーブルPTBLは、各ポート141とSSIDとの対応関係を示している。従って、各フローとSSIDとの対応関係を示す上記のフローSSID情報DFS(図2参照)は、フローテーブルFTBLとポート管理テーブルPTBLの組み合わせであると言える。
図6は、本実施の形態における通信処理を示すフローチャートである。図7は、本実施の形態における通信処理を示す概念図である。図4〜図7を参照して、本実施の形態における通信処理フローを説明する。
まず、端末100のアプリケーション部110は、新規フローの通信を開始する。フロー処理部140は、プロトコルスタック部120から、新規フローの第1パケット(1st packet)を受け取る(ステップS100)。
フロー処理部140のフロースイッチ142は、第1パケットを受け取ると、フローテーブルFTBLにマッチエントリが登録されているか否かを判定する(ステップS110)。第1パケットの場合、マッチエントリはまだ存在しない(ステップS110;No)。この場合、フロー処理部140は、第1パケットを割り当て要求REQとして管理部150に出力する。管理部150は、コントローラ通信部160を通して、その割り当て要求REQをコントローラ30に送信する(ステップS120)。このとき、管理部150は、割り当て要求REQと一緒に、自身が管理(把握)しているSSIDをコントローラ30に通知してもよい。
端末100からの割り当て要求REQに応答して、コントローラ30は、管理部150から通知されているSSIDの中から、新規フローに関して使用すべき割り当てSSIDを決定する(ステップS40)。そして、コントローラ30は、新規フローと割り当てSSIDとの対応関係を示す割り当て情報ALCを、通信ネットワーク40を介して端末100に送信する(ステップS50)。このとき、コントローラ30は、必要であれば、割り当て情報ALCと一緒に認証情報(WEPキーなど)を端末100に送ってもよい。
端末100の管理部150は、コントローラ通信部160を通して、コントローラ30から割り当て情報ALCを受信する。その割り当て情報ALCで示されている割り当てSSIDに対応付けられているポート141は、以下「割り当てポート」と参照される。管理部150は、ポート管理テーブルPTBLを参照することによって、割り当てSSIDに関連付けられている割り当てポートを認識することができる(ステップS130)。
続いて、管理部150は、フロー処理部140に対して、新規フローと割り当てポートとの対応関係を示す新規フローエントリをフローテーブルFTBLに設定するよう指示する。フロー処理部140は、管理部150からの指示に従って、その新規フローエントリをフローテーブルFTBLに登録する(ステップS140)。
また、コントローラ30は、端末100から割り当て要求REQとして受け取った第1パケットを、端末100に返送する(ステップS150)。この第1パケットの返送タイミングは、割り当て情報ALCを端末100に送信した後であり、好適には、新規フローエントリがフローテーブルFTBLに設定された後である。端末100の管理部150は、コントローラ通信部160を通して、コントローラ30から第1パケットを受信する。管理部150は更に、その第1パケットをフロー処理部140に転送する。
フロー処理部140は、第1パケットを受信パケットとして再度受け取る(ステップS100)。フロースイッチ142は、受信パケットを受け取ると、フローテーブルFTBLにマッチエントリが登録されているか否かを判定する(ステップS110)。今回は、フローテーブルFTBLにマッチエントリ(上記の新規フローエントリ)が既に登録されている(ステップS110;Yes)。この場合、フロースイッチ142は、当該マッチエントリで指定されている指定ポートに、受信パケットを出力する(ステップS160)。
SSID解決部144は、フロースイッチ142から指定ポートに出力されたパケットを受け取る。そして、SSID解決部144は、管理部150のポート管理テーブルPTBLを参照することによって、その指定ポートに関連付けられているSSIDを取得する(ステップS170)。このSSIDが、対象フローに関する割り当てSSIDである。SSID解決部144は、パケットと割り当てSSIDを無線通信部170に送る。
無線通信部170は、割り当てSSIDを用いることによって、無線LANのアクセスポイント20にアクセスする(ステップS80)。そして、無線通信部170は、そのアクセスポイント20を介して、対象フローの通信を行う(ステップS90)。具体的には、無線通信部170は、指定ポートから出力されたパケットを送信する。第1パケットに続く後続パケットに関しては、管理部150やコントローラ30を介することなく、送信処理が実施されることに留意されたい。
図5で示された例の場合、フロー処理部140の構成は、SSID解決部144を除いて、一般的なオープンフロースイッチ(OFS)の構成と同じである。従って、既存のオープンフロースイッチを利用してフロー処理部140を構築することができ、好適である。
1−3.変形例
図8は、フロー処理部140の変形例を示している。本変形例では、フローテーブルFTBLのアクション(action)に、出力ポートだけでなく割り当てSSIDも設定される。この場合、フロースイッチ142は、マッチエントリから割り当てSSIDを読み出し、パケットと共に割り当てSSIDを指定ポートに出力する。それらパケット及び割り当てSSIDは、無線通信部170に入力される。本変形例によれば、SSID解決部144を省くことができる。
2.第2の実施の形態
本発明の応用先は、SSIDを用いた無線LAN通信に限られない。例えば、無線LANのアクセスポイントをインターネットサービスプロバイダ(ISP)に置き換えて考えてみる。この場合であっても、接続先のインターネットサービスプロバイダを、コントローラ30によって、フロー毎に指定することが可能となる。第2の実施の形態では、このような場合を考える。
図9は、第2の実施の形態に係るネットワーク通信システム1の構成例を示す概略図である。クライアントとしての端末200(典型的には、PC)は、いずれかのインターネットサービスプロバイダ50に接続し、そのインターネットサービスプロバイダ50を介してネットワーク上のサーバ10と通信を行う。
端末200が接続すべきインターネットサービスプロバイダ50は、コントローラ30によって決定(指定)される。より詳細には、コントローラ30と端末200とは、通信ネットワーク60を介して通信可能に接続されている。端末200は、新規フローの通信を開始する際、使用すべきインターネットサービスプロバイダ50の決定を要求する「割り当て要求REQ」を、通信ネットワーク60を介してコントローラ30に送信する。コントローラ30は、その割り当て要求REQに応答して、新規フローに関して使用すべきインターネットサービスプロバイダ50(以下、「割り当てISP」と参照される)を決定する。そして、コントローラ30は、新規フローと割り当てISPとの対応関係を示す「割り当て情報ALC」を、端末200に通知する。
図10は、本実施の形態に係る端末200の構成を概略的に示すブロック図である。端末200は、アプリケーション部210、プロトコルスタック部220、及びフロー制御部230を備えている。フロー制御部230は、フローと割り当てISPの管理を行う。より詳細には、フロー制御部230は、各フローと割り当てISP(のID情報)との対応関係を示すフローISP情報DFIを保持している。フロー制御部230は、このフローISP情報DFIを参照することによって、対象フローに関して使用すべき割り当てISP(のID情報)を認識することができる。
詳細な処理フローは、第1の実施の形態の場合と同様である。本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
図11及び図12は、第2の実施の形態の変形例を示している。クライアントとしての端末240は、エッジスイッチ(エッジルータ)250に接続されている。エッジスイッチ250とコントローラ30とは、通信ネットワーク60を介して通信可能に接続されている。この場合、図12に示されるように、エッジスイッチ250は、図10で示された端末200の構成からアプリケーション部210が省かれた構成を備える。アプリケーション部210は、端末240側に設けられる。エッジスイッチ250のフロー制御部230は、端末240とも通信を行う。このような構成であっても、処理フローは同様である。
3.第3の実施の形態
図13は、上述の第1の実施の形態や第2の実施の形態をより一般化した構成を示している。通信機器300は、接続IDを用いて通信網にアクセスする。通信機器300としては、モバイル端末やPC、エッジスイッチなどが挙げられる。接続IDとしては、無線LANのアクセスポイントへの接続に必要なSSIDや、インターネットサービスプロバイダのID情報などが挙げられる。
通信の際に通信機器300が使用する接続IDは、通信機器300の外部のコントローラ30によって決定(指定)される。より詳細には、コントローラ30と通信機器300とは、通信ネットワークを介して通信可能に接続されている。通信機器300は、新規フローの通信を開始する際、使用すべき接続IDの決定を要求する「割り当て要求REQ」を、コントローラ30に送信する。コントローラ30は、その割り当て要求REQに応答して、新規フローに関して使用すべき接続ID(以下、「割り当て接続ID」と参照される)を決定する。そして、コントローラ30は、新規フローと割り当て接続IDとの対応関係を示す「割り当て情報ALC」を、通信機器300に通知する。
通信機器300は、フローと割り当て接続IDの管理を行うフロー制御部330を備えている。より詳細には、フロー制御部330は、各フローと割り当て接続IDとの対応関係を示すフロー接続ID情報DFCを保持している。コントローラ30から割り当て情報ALCを受け取ると、フロー制御部330は、新規フローと割り当て接続IDとの対応関係をフロー接続ID情報DFCに登録し、フロー接続ID情報DFCを更新する。
フロー制御部330は、フロー接続ID情報DFCを参照することによって、対象フローに対応付けられた割り当て接続IDを認識することができる。フロー制御部330は、その割り当て接続IDを用いることによって、通信網にアクセスする。そして、フロー制御部330は、その通信網を介して、対象フローの通信を行う。
詳細な処理フローは、第1の実施の形態の場合と同様である。
以上に説明されたように、本実施の形態によれば、通信機器300が使用すべき接続IDは、フロー(アプリケーション)毎に、コントローラ30によって決定(指定)される。従って、アプリケーション毎に異なる接続ID(アクセスポイント20)を使用することも可能である。すなわち、通信機器300が使用する接続ID(通信網)は、静的に固定されず、動的に切り替え可能である。
以上、本発明の実施の形態が添付の図面を参照することにより説明された。但し、本発明は、上述の実施の形態に限定されず、要旨を逸脱しない範囲で当業者により適宜変更され得る。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
無線LANを通じて通信を行う端末と、
前記端末と通信可能に接続されたコントローラと
を備え、
前記端末は、各フローとSSIDとの対応関係を示すフローSSID情報を保持し、
新規フローの通信を開始する際、前記端末は、使用すべきSSIDの決定を要求する割り当て要求を前記コントローラに送信し、
前記コントローラは、前記割り当て要求に応答して、前記新規フローに関して使用すべき割り当てSSIDを決定し、前記新規フローと前記割り当てSSIDとの対応関係を示す割り当て情報を前記端末に通知し、
前記端末は、前記割り当て情報に従って、前記新規フローと前記割り当てSSIDとの対応関係を前記フローSSID情報に登録し、
前記端末は、前記フローSSID情報を参照し、前記新規フローに対応付けられた前記割り当てSSIDを用いることによって、前記無線LANのアクセスポイントへの接続を行う
ネットワーク通信システム。
(付記2)
付記1に記載のネットワーク通信システムであって、
前記端末は、
各フローとポートとの対応関係を示すフローテーブルを保持するフロー処理部と、
各ポートとSSIDとの対応関係を示すポート管理テーブルを保持する管理部と、
前記アクセスポイントとの通信を行う無線通信部と
を備え、
前記フローSSID情報は、前記フローテーブルと前記ポート管理テーブルの組み合わせであり、
前記フロー処理部は、前記新規フローのパケットを受け取ると、前記新規フローに関するフローエントリが前記フローテーブルに登録されているか否かを判定し、
前記新規フローに関するフローエントリが登録されている場合、前記フロー処理部は、当該フローエントリで指定されているポートである指定ポートに前記パケットを出力し、また、前記ポート管理テーブルを参照することによって、前記指定ポートに対応付けられたSSIDである前記割り当てSSIDを取得し、
前記無線通信部は、前記割り当てSSIDを用いることによって前記アクセスポイントにアクセスし、前記指定ポートから出力された前記パケットを送信する
ネットワーク通信システム。
(付記3)
付記2に記載のネットワーク通信システムであって、
前記端末は、更に、前記コントローラと通信を行うコントローラ通信部を備え、
前記新規フローに関するフローエントリが前記フローテーブルに登録されていない場合、前記フロー処理部は、前記パケットを前記割り当て要求として前記管理部に出力し、
前記管理部は、前記コントローラ通信部を介して、前記割り当て要求を前記コントローラに送信し、また、前記コントローラから前記割り当て情報を受信し、
前記管理部は、前記ポート管理テーブルを参照し、前記割り当て情報で示される前記割り当てSSIDに対応付けられているポートである割り当てポートを認識し、
前記管理部は、前記フロー処理部に対して、前記新規フローと前記割り当てポートとの対応関係を示す新規フローエントリを前記フローテーブルに設定するよう指示し、
前記フロー処理部は、前記管理部からの指示に従って、前記新規フローエントリを前記フローテーブルに登録する
ネットワーク通信システム。
(付記4)
付記3に記載のネットワーク通信システムであって、
前記コントローラは、前記割り当て情報を前記端末に送った後、前記割り当て要求として受け取った前記パケットを、前記端末に返送する
ネットワーク通信システム。
(付記5)
無線LANを通じて通信を行う端末であって、
各フローとSSIDとの対応関係を示すフローSSID情報を保持するフロー制御部を備え、
新規フローの通信を開始する際、前記フロー制御部は、使用すべきSSIDの決定を要求する割り当て要求をコントローラに送信し、
前記新規フローに関して使用すべきSSIDである割り当てSSIDは、前記割り当て要求に応答して、前記コントローラによって決定され、
前記フロー制御部は、前記新規フローと前記割り当てSSIDとの対応関係を前記フローSSID情報に登録し、
前記フロー制御部は、前記フローSSID情報を参照し、前記新規フローに対応付けられた前記割り当てSSIDを用いることによって、前記無線LANのアクセスポイントへの接続を行う
端末。
(付記6)
接続IDを用いて通信網にアクセスする通信機器と、
前記通信機器と通信可能に接続されたコントローラと
を備え、
前記通信機器は、各フローと接続IDとの対応関係を示すフロー接続ID情報を保持し、
新規フローの通信を開始する際、前記通信機器は、使用すべき接続IDの決定を要求する割り当て要求を前記コントローラに送信し、
前記コントローラは、前記割り当て要求に応答して、前記新規フローに関して使用すべき割り当て接続IDを決定し、前記新規フローと前記割り当て接続IDとの対応関係を示す割り当て情報を前記通信機器に通知し、
前記通信機器は、前記割り当て情報に従って、前記新規フローと前記割り当て接続IDとの対応関係を前記フロー接続ID情報に登録し、
前記通信機器は、前記フロー接続ID情報を参照し、前記新規フローに対応付けられた前記割り当て接続IDを用いることによって、通信網にアクセスする
ネットワーク通信システム。
(付記7)
付記6に記載のネットワーク通信システムであって、
前記接続IDは、無線LANのアクセスポイントへの接続に必要なSSIDである
ネットワーク通信システム。
(付記8)
付記6に記載のネットワーク通信システムであって、
前記接続IDは、インターネットサービスプロバイダのID情報である
ネットワーク通信システム。
本出願は、2011年5月17日に出願された日本国特許出願2011−210750を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 ネットワーク通信システム
10 サーバ
20 アクセスポイント
30 コントローラ
40 通信ネットワーク
50 インターネットサービスプロバイダ
60 通信ネットワーク
100 端末
110 アプリケーション部
120 プロトコルスタック部
130 フロー制御部
140 フロー処理部
141 ポート
142 フロースイッチ
143 フローテーブル管理部
144 SSID解決部
150 管理部
160 コントローラ通信部
170 無線通信部
180 無線通信制御部
200 端末
210 アプリケーション部
220 プロトコルスタック部
230 フロー制御部
240 端末
250 エッジスイッチ
300 通信機器
330 フロー制御部
DFS フローSSID情報
DFI フローISP情報
DFC フロー接続ID情報
REQ 割り当て要求
ALC 割り当て情報
FTBL フローテーブル
PTBL ポート管理テーブル

Claims (8)

  1. 無線LANを通じて通信を行う端末と、
    前記端末と通信可能に接続されたコントローラと
    を備え、
    前記端末は、各フローとSSIDとの対応関係を示すフローSSID情報を保持し、
    新規フローの通信を開始する際、前記端末は、使用すべきSSIDの決定を要求する割り当て要求を前記コントローラに送信し、
    前記コントローラは、前記割り当て要求に応答して、前記新規フローに関して使用すべき割り当てSSIDを決定し、前記新規フローと前記割り当てSSIDとの対応関係を示す割り当て情報を前記端末に通知し、
    前記端末は、前記割り当て情報に従って、前記新規フローと前記割り当てSSIDとの対応関係を前記フローSSID情報に登録し、
    前記端末は、前記フローSSID情報を参照し、前記新規フローに対応付けられた前記割り当てSSIDを用いることによって、前記無線LANのアクセスポイントへの接続を行う
    ネットワーク通信システム。
  2. 請求項1に記載のネットワーク通信システムであって、
    前記端末は、
    各フローとポートとの対応関係を示すフローテーブルを保持するフロー処理部と、
    各ポートとSSIDとの対応関係を示すポート管理テーブルを保持する管理部と、
    前記アクセスポイントとの通信を行う無線通信部と
    を備え、
    前記フローSSID情報は、前記フローテーブルと前記ポート管理テーブルの組み合わせであり、
    前記フロー処理部は、前記新規フローのパケットを受け取ると、前記新規フローに関するフローエントリが前記フローテーブルに登録されているか否かを判定し、
    前記新規フローに関するフローエントリが登録されている場合、前記フロー処理部は、当該フローエントリで指定されているポートである指定ポートに前記パケットを出力し、また、前記ポート管理テーブルを参照することによって、前記指定ポートに対応付けられたSSIDである前記割り当てSSIDを取得し、
    前記無線通信部は、前記割り当てSSIDを用いることによって前記アクセスポイントにアクセスし、前記指定ポートから出力された前記パケットを送信する
    ネットワーク通信システム。
  3. 請求項2に記載のネットワーク通信システムであって、
    前記端末は、更に、前記コントローラと通信を行うコントローラ通信部を備え、
    前記新規フローに関するフローエントリが前記フローテーブルに登録されていない場合、前記フロー処理部は、前記パケットを前記割り当て要求として前記管理部に出力し、
    前記管理部は、前記コントローラ通信部を介して、前記割り当て要求を前記コントローラに送信し、また、前記コントローラから前記割り当て情報を受信し、
    前記管理部は、前記ポート管理テーブルを参照し、前記割り当て情報で示される前記割り当てSSIDに対応付けられているポートである割り当てポートを認識し、
    前記管理部は、前記フロー処理部に対して、前記新規フローと前記割り当てポートとの対応関係を示す新規フローエントリを前記フローテーブルに設定するよう指示し、
    前記フロー処理部は、前記管理部からの指示に従って、前記新規フローエントリを前記フローテーブルに登録する
    ネットワーク通信システム。
  4. 請求項3に記載のネットワーク通信システムであって、
    前記コントローラは、前記割り当て情報を前記端末に送った後、前記割り当て要求として受け取った前記パケットを、前記端末に返送する
    ネットワーク通信システム。
  5. 無線LANを通じて通信を行う端末であって、
    各フローとSSIDとの対応関係を示すフローSSID情報を保持するフロー制御部を備え、
    新規フローの通信を開始する際、前記フロー制御部は、使用すべきSSIDの決定を要求する割り当て要求をコントローラに送信し、
    前記新規フローに関して使用すべきSSIDである割り当てSSIDは、前記割り当て要求に応答して、前記コントローラによって決定され、
    前記フロー制御部は、前記新規フローと前記割り当てSSIDとの対応関係を前記フローSSID情報に登録し、
    前記フロー制御部は、前記フローSSID情報を参照し、前記新規フローに対応付けられた前記割り当てSSIDを用いることによって、前記無線LANのアクセスポイントへの接続を行う
    端末。
  6. 接続IDを用いて通信網にアクセスする通信機器と、
    前記通信機器と通信可能に接続されたコントローラと
    を備え、
    前記通信機器は、各フローと接続IDとの対応関係を示すフロー接続ID情報を保持し、
    新規フローの通信を開始する際、前記通信機器は、使用すべき接続IDの決定を要求する割り当て要求を前記コントローラに送信し、
    前記コントローラは、前記割り当て要求に応答して、前記新規フローに関して使用すべき割り当て接続IDを決定し、前記新規フローと前記割り当て接続IDとの対応関係を示す割り当て情報を前記通信機器に通知し、
    前記通信機器は、前記割り当て情報に従って、前記新規フローと前記割り当て接続IDとの対応関係を前記フロー接続ID情報に登録し、
    前記通信機器は、前記フロー接続ID情報を参照し、前記新規フローに対応付けられた前記割り当て接続IDを用いることによって、通信網にアクセスする
    ネットワーク通信システム。
  7. 請求項6に記載のネットワーク通信システムであって、
    前記接続IDは、無線LANのアクセスポイントへの接続に必要なSSIDである
    ネットワーク通信システム。
  8. 請求項6に記載のネットワーク通信システムであって、
    前記接続IDは、インターネットサービスプロバイダのID情報である
    ネットワーク通信システム。
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