JP5888162B2 - 口座申込システム、制御プログラム及び携帯情報端末 - Google Patents

口座申込システム、制御プログラム及び携帯情報端末 Download PDF

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Description

本発明は、口座申込システム、制御プログラム及び携帯情報端末に関する。
従来、銀行に代表される金融機関では、インターネット等の通信ネットワークを介して顧客に対して、いわゆるインターネットバンキングのサービスを提供することが行われている。銀行を利用したい者は、その前提として銀行に口座を開設する必要がある。口座を開設する方法として、例えば、携帯電話端末を用いて行う方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2008−186073号公報
特許文献1に記載のものは、1つの申込方法を実現するものであり、データ通信機能、カメラ機能、テレビ電話機能を具備した携帯電話端末を有していない場合には利用できない。また、申込の途中で操作に不具合があった場合(例えば、カメラ機能が使用できなかった場合)にも申込ができない。申込者は、申込の途中であきらめて断念してしまいかねない。また、金融機関にとって、せっかくの顧客獲得のチャンスを失してしまう可能性がある。
そこで、本発明は、申込者に申込を断念させずに、金融機関の顧客獲得に結びつけるための口座申込システム、制御プログラム及び携帯情報端末を提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
第1の発明は、携帯情報端末(1,201)を使用した金融機関の口座開設のための口座申込システム(100,200)であって、前記携帯情報端末は、口座申込のための複数の案内を制御部(10,210)に実行させる制御プログラム(21,221)を記憶した記憶部(20,220)と、前記制御プログラムにしたがって、前記複数の案内から選択した一の案内を実行する案内実行部(13)と、口座開設の申込者から前記一の案内に対応する操作を受け付ける受付部(11)と、前記申込者から受け付けた前記操作が、前記一の案内に対応したものであるか否かを判断する操作判断部(14)と、を備え、前記携帯情報端末の前記案内実行部は、前記操作判断部が、前記操作が前記一の案内に対応したものではないと判断した場合に、前記複数の案内のうち前記一の案内とは異なる他の案内を選択して実行すること、を特徴とする口座申込システムである。
第2の発明は、第1の発明の口座申込システム(100,200)において、前記制御プログラム(21,221)は、優先順位が予め設定された前記複数の案内を実行可能なものであり、前記携帯情報端末(1,201)は、前記受付部(11)からの操作に応じて前記制御プログラムを起動するプログラム起動部(12)を備え、前記携帯情報端末の前記案内実行部(13)は、前記プログラム起動部による起動に応じて、前記複数の案内のうち優先順位の高い前記一の案内を実行し、前記操作判断部(14)が前記操作が前記一の案内に対応したものではないと判断した場合に、次に優先順位の高い前記他の案内を実行すること、を特徴とする口座申込システムである。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明の口座申込システム(100,200)において、前記携帯情報端末(1,201)に対して通信ネットワーク(N)を介して接続され、金融機関の口座開設のための口座申込用のWebページを記憶したWebサーバ(8)を備え、前記携帯情報端末の前記案内実行部(13)は、前記操作判断部(14)が前記操作が前記一の案内に対応したものではないと判断した場合に、前記Webサーバに対して通信し、前記口座申込のための前記他の案内である前記口座申込用のWebページを出力させること、を特徴とする口座申込システムである。
第4の発明は、第1の発明から第3の発明までのいずれかの口座申込システム(200)において、前記制御プログラム(221)は、前記携帯情報端末(201)が有する種々の装置に対応付けた前記複数の案内を前記制御部(210)に実行させるものであり、前記携帯情報端末は、その携帯情報端末が前記装置を有するか否かを判断する装置判断部(219)を備え、前記携帯情報端末の前記案内実行部(13)は、前記装置判断部の判断に応じて、前記制御プログラムにしたがって、前記複数の案内から前記携帯情報端末で実行可能な前記一の案内を選択して実行すること、を特徴とする口座申込システムである。
第5の発明は、第1の発明から第4の発明までのいずれかの口座申込システム(100,200)において、前記携帯情報端末(1,201)に対して通信ネットワーク(N)を介して接続された本人確認サーバ(4)と、前記申込者が所持し、前記申込者を証明する証明情報と、前記申込者の属性情報とが記憶された情報記憶媒体(3)と、を備え、前記携帯情報端末は、前記情報記憶媒体に記憶された前記証明情報を、非接触通信を用いて読み出す読出部(1a)と、前記読出部が読み出した前記証明情報を、前記本人確認サーバに対して送信する送信部(28)と、を備え、前記本人確認サーバは、鍵情報を記憶する鍵情報記憶部(4a)と、前記鍵情報記憶部に記憶された前記鍵情報を用いて、前記携帯情報端末から受信した前記証明情報が正当であるか否かを判定する判定部(41)と、前記判定部による判定の結果を、判定結果情報として前記携帯情報端末に送信する送信部(42)と、を備え、前記携帯情報端末は、前記判定結果情報を受信する受信部(28)を備え、前記携帯情報端末の前記操作判断部(14)は、受信した前記判定結果情報が正当ではない場合に、前記操作が前記一の案内に対応したものではないと判断すること、を特徴とする口座申込システムである。
第6の発明は、第5の発明の口座申込システム(100,200)において、前記携帯情報端末(1,201)の前記受付部(11)は、前記申込者による暗証情報の入力を受け付け、前記携帯情報端末の前記読出部(1a)は、前記受付部が受け付けた前記暗証情報と前記情報記憶媒体に記憶された暗証情報とが一致している場合に、前記証明情報と前記属性情報とを読み出すこと、を特徴とする口座申込システムである。
第7の発明は、金融機関の口座開設のための口座申込処理を実行するための制御プログラム(21,221)であって、コンピュータ(1,201)に、優先順位が予め設定された複数の案内のうち優先順位の高い一の案内を実行するステップと、口座開設の申込者から前記一の案内に対応する操作を受け付けるステップと、前記申込者から受け付けた前記操作が、前記一の案内に対応したものであるか否かを判断するステップと、前記判断するステップにより前記操作が前記一の案内に対応したものではないと判断した場合に、前記複数の案内のうち前記一の案内の次に優先順位の高い他の案内を実行するステップと、を実行させるための制御プログラムである。
第8の発明は、第7の発明の制御プログラム(21,221)を記憶する記憶部(20,220)と、前記記憶部に記憶された前記制御プログラムを実行する制御部(10,210)と、を備える携帯情報端末(1,201)である。
本発明によれば、申込者に申込を断念させずに、金融機関の顧客獲得に結びつけるための口座申込システム、制御プログラム及び携帯情報端末を提供することができる。
第1実施形態に係る口座開設システムの全体構成を示す図である。 第1実施形態に係る携帯情報端末、本人確認サーバ及び発行サーバの機能構成を示す図である。 第1実施形態に係る口座開設システムでの一連の処理を説明するための図である。 第1実施形態に係る制御プログラムに設定された複数の案内方法の例を示す図である。 第1実施形態に係る携帯情報端末の口座申込の案内に関するフローチャートである。 第1実施形態に係る携帯情報端末1のタッチパネルでの表示例を示す図である。 第1実施形態に係る携帯情報端末1のタッチパネルでの表示例を示す図である。 第1実施形態に係る口座開設システムでのキャッシュカード機能の発行処理のフローチャートである。 第2実施形態に係る携帯情報端末の機能構成を示す図である。 第2実施形態に係る制御プログラムに設定された複数の案内方法の例を示す図である。 第2実施形態に係る携帯情報端末の口座申込の案内に関するフローチャートである。 第3実施形態に係る携帯情報端末の機能構成を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る口座開設システム100の全体構成を示す図である。
口座開設システム100は、銀行の口座開設の申込と、携帯情報端末1を用いたキャッシュカード機能の使用とを、携帯情報端末1の操作で行えるシステムである。ここで、キャッシュカード機能とは、口座開設済の預金口座への入金や預金口座からの払出、振込等の取引を、キャッシュカードと同様に携帯情報端末1を用いてATM(Automatic Teller Machine:現金自動預け払い機)で行えるものをいう。
口座開設システム100は、携帯情報端末1と、IC(Integrated Circuit)免許証3(情報記憶媒体)と、本人確認サーバ4と、発行サーバ5と、口座開設サーバ7(取引サーバ)と、Webサーバ8と、アプリ配信サーバ9−1と、アプリ管理サーバ9−2とを備えている。携帯情報端末1と、本人確認サーバ4と、発行サーバ5と、口座開設サーバ7と、Webサーバ8と、アプリ配信サーバ9−1と、アプリ管理サーバ9−2とは、通信ネットワークNを介して通信可能に接続されている。
携帯情報端末1は、口座開設をしたい申込者が所有する端末である。携帯情報端末1は、例えば、スマートフォンに代表される個人用の携帯コンピュータの機能を併せ持った携帯電話機である。
携帯情報端末1は、非接触で通信を行うICチップ1aと、セキュアな記憶媒体であるUIM(User Identity Module)1bとを有する。
ICチップ1aは、NFC(Near Field Communication)の仕様により作成された集積回路を備える。NFC規格では、十数cmの至近距離でデータ通信を行う近距離無線通信が可能である。ICチップ1aは、NFC通信を利用して後述するIC免許証3のICチップ3aに記憶されたデータを読み出す読出部としての機能を行う。
UIM1bは、携帯情報端末1を所有する個人を識別する情報が記録され、情報をセキュアに記憶する記憶媒体である。UIM1bは、発行用アプリ22(後述する)を記憶する。
IC免許証3は、ICチップ3aを有するカード型の運転免許証である。ICチップ3aは、属性情報として免許証に記載の申込者の住所と、氏名と、生年月日とを記憶している。また、ICチップ3aは、IC免許証3を所有する申込者本人が定めた2種類のPIN(Personal Identification Number)(暗証情報)を記憶している。さらに、ICチップ3aは、証明情報として証明書と、発行者番号とを記憶している。
本人確認サーバ4は、鍵情報を記憶する鍵情報記憶部4aを有する。本人確認サーバ4は、鍵情報記憶部4aを参照して、携帯情報端末1から受信した証明書が正当なものであるか否かを判定し、判定結果を携帯情報端末1に送信する。
発行サーバ5は、キャッシュカード機能を、携帯情報端末1に設定するための発行処理を行う。
口座開設サーバ7は、口座開設の処理を行う。口座開設サーバ7は、取引データとして、口座開設をした口座番号を有する。
Webサーバ8は、口座申込用のWebページを記憶する。
口座開設サーバ7と、Webサーバ8とは、銀行ごとに用意され、銀行システム内に設けられている。
アプリ配信サーバ9−1は、銀行等のサービス提供者が管理するサーバである。アプリ配信サーバ9−1は、口座申込及びキャッシュカード機能の発行を行うためのアプリケーションプログラム(以下、アプリ、ソフトウェアともいう。)を含む、携帯情報端末1にダウンロードして使用するアプリを複数記憶する。アプリ配信サーバ9−1は、携帯情報端末1に対して口座申込及びキャッシュカード機能の発行用のアプリである制御プログラム21(後述する)を配信する。
アプリ管理サーバ9−2は、通信事業者が管理するサーバである。アプリ管理サーバ9−2は、主に携帯情報端末1のユーザが所持するUIM1bのソフトウェアの管理を行う。アプリ管理サーバ9−2は、携帯情報端末1に対してUIM1bのソフトウェアの1つである発行用アプリ22を配信する。
通信ネットワークNは、例えば、インターネット回線であってよい。ただし、口座開設サーバ7と発行サーバ5との間の通信は、口座開設サーバ7に記憶された情報のセキュリティを考慮して専用回線によって行うものとしてもよい。
次に、口座開設システム100の主な装置の機能構成について説明する。図2は、第1実施形態に係る携帯情報端末1、本人確認サーバ4及び発行サーバ5の機能構成を示す図である。
携帯情報端末1は、上述したICチップ1aと、UIM1bとの他に、制御部10と、記憶部20と、タッチパネル26と、通信I/F(インタフェース)部28とを備える。
UIM1bが記憶する発行用アプリ22は、制御プログラム21の実行によってアプリ管理サーバ9−2からダウンロードされるキャッシュカード機能の発行に必要なソフトウェアである。発行用アプリ22は、発行処理部17の機能を実現する。
制御部10は、携帯情報端末1の全体を制御するCPU(中央処理装置)である。制御部10は、記憶部20に記憶されているオペレーティングシステム(OS)や各種アプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
制御部10は、受付部11と、プログラム起動部12と、案内実行部13と、操作判断部14と、発行要求送信部15aと、アプリ起動部16と、発行処理部17と、完了報告送信部18とを備える。
受付部11は、申込者によるタッチパネル26への操作を受け付ける。
プログラム起動部12は、受付部11が受け付けた操作に応じて、制御プログラム21を起動する。
案内実行部13は、口座申込のための案内を実行する。
操作判断部14は、受付部11が受け付けた操作が、案内実行部13により実行された案内に対応したものであるか否かを判断する。
発行要求送信部15aは、キャッシュカード機能の発行要求を、発行サーバ5に対して送信する。
アプリ起動部16は、アプリ管理サーバ9−2からダウンロードした発行用アプリ22を起動して実行する。
発行処理部17は、発行サーバ5との間で発行処理を行う。そして、発行処理部17は、キャッシュカード機能を携帯情報端末1で使用させるためのデータである取引用発行データを受信して、UIM1bに記憶する。発行処理部17の処理によって、携帯情報端末1には、キャッシュカード機能が備わる。
完了報告送信部18は、UIM1bに記憶されたことに応じて、完了報告として発行完了通知を発行サーバ5に対して送信する。
記憶部20は、制御部10が各種の処理を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するための半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部20は、制御プログラム21を記憶する。
制御プログラム21は、予め携帯情報端末1にインストールされ、又はアプリ配信サーバ9−1に対して通信をすることで、携帯情報端末1にダウンロードされるソフトウェアである。制御プログラム21は、携帯情報端末1の制御部10が実行する口座申込からキャッシュカード機能発行までの各処理であって、案内実行部13等の機能を実現するためのプログラムである。
タッチパネル26は、液晶パネル等で構成される表示部としての機能と、各種操作入力を行う入力部としての機能とを有する。通信I/F部28は、通信ネットワークNを介して各種のサーバとの通信を行うためのインタフェース部であり、送信部及び受信部の役割を行う。
本人確認サーバ4は、携帯情報端末1から受信した証明情報に基づき本人確認を行い、その結果を携帯情報端末1に送信するサーバである。
本人確認サーバ4は、制御部40と、記憶部45とを備える。
制御部40は、本人確認サーバ4の全体を制御するCPUである。制御部40は、記憶部45に記憶されているOSやアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
制御部40は、判定部41と、送信部42とを有する。
判定部41は、携帯情報端末1から受信した証明情報が正当であるか否か(証明情報の真贋)を、鍵情報記憶部4aに記憶された鍵情報を用いて判定する。ここで、携帯情報端末1は、証明情報として、証明書と発行者番号とをIC免許証3から取得して記憶している。そして、鍵情報は、IC免許証3に記憶された証明書の復号鍵であり、各都道府県の公安委員会が発行したものである。また、発行者番号は、都道府県ごとに有する鍵情報から該当する鍵情報を特定するのに用いられる。判定部41は、発行者番号をもとに鍵情報を特定し、特定した鍵情報により証明書を復号する。そして、証明書が復号できれば、証明書は、正当であると判断できる。
送信部42は、判定部41による判定結果を携帯情報端末1に対して送信する。
記憶部45は、制御部40が各種の処理を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部45は、鍵情報記憶部4aを有する。鍵情報記憶部4aは、発行者番号に対応する各都道府県の復号鍵を記憶する。
発行サーバ5は、携帯情報端末1がキャッシュカード機能を有するための取引用発行データを、携帯情報端末1に対して送信するサーバである。
発行サーバ5は、制御部50と、記憶部60とを備える。
制御部50は、発行サーバ5の全体を制御するCPUである。制御部50は、記憶部60に記憶されているOSやアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
制御部50は、識別データ生成部51と、認証部52と、認証結果送信部53と、発行部55と、完了通知部57とを有する。
識別データ生成部51は、口座開設がされた口座番号(取引用データ)に対応する識別情報としてID(IDentifier)を生成する。
認証部52は、携帯情報端末1から受信したキャッシュカード機能(取引用発行データ)の発行要求に含まれるIDと、認証データ記憶部62に記憶されたIDとを用いて申込者(利用者)を認証する。
認証結果送信部53は、認証部52による認証結果を携帯情報端末1に送信する。
発行部55は、携帯情報端末1から受信した発行処理のコマンドによって、キャッシュカード機能の発行処理を行う。
完了通知部57は、携帯情報端末1から発行完了通知を受信したことで、口座番号を含む発行完了を口座開設サーバ7に対して通知する。
記憶部60は、制御部50が各種の処理を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部60は、認証データ記憶部62を有する。
認証データ記憶部62は、識別データ生成部51によって生成されたIDと、口座番号とを対応付けて記憶する。
次に、口座開設システム100の処理について説明する。初めに、口座申込からキャッシュカード機能の発行処理の流れについて説明する。図3は、第1実施形態に係る口座開設システム100での一連の処理を説明するための図である。図4は、第1実施形態に係る制御プログラム21に設定された複数の案内方法の例を示す図である。
図3の(#1)から(#7)までは、口座申込による口座開設のための処理である。
図3において、携帯情報端末1は、アプリ配信サーバ9−1から制御プログラム21をダウンロードして、記憶部20に記憶する(#1)。ダウンロードの方法は、例えば、インターネットのショッピングサイトのページから制御プログラム21をダウンロードしたり、Webサーバ8にアクセスしてそこからアプリ配信サーバ9−1を経由してダウンロードしたりするものである。なお、携帯情報端末1に予め制御プログラム21がインストールされている場合(プレインストール時)には、このダウンロードの処理は不要である。
次に、携帯情報端末1の受付部11は、申込者からの操作を受け付ける。携帯情報端末1のプログラム起動部12は、受け付けた操作がプログラム起動の操作であることに応じて、制御プログラム21を起動する。そして、携帯情報端末1の案内実行部13は、制御プログラム21に設定された複数の案内方法から優先順位の最も高い案内方法を選択して出力する。そうすることで、口座開設システム100は、口座申込処理を開始する(#2)。
図4(a)は、制御プログラム21に設定されている複数の案内方法と、優先順位とを示す。優先順位は、予め利便性が高かったり、携帯情報端末1の操作が容易であったりするものを上位に設定してある。この図4(a)の例では、優先順位の最上位の「1」のものは、申込者が携帯情報端末1を操作するだけで口座開設が行え、かつ、口座開設までにかかる期間が短い方法である。優先順位の「2」のものは、申込者が携帯情報端末1を操作するだけで口座開設が行えるものであるが、本人確認作業を銀行から委託された第三者等が行うものであるので、口座開設までにかかる期間が先の方法に比べてやや長いものである。優先順位の「3」と「4」のものは、申込者が携帯情報端末1を操作し、かつ、郵送により口座開設を行う方法である。優先順位の「3」のものは、申込者が携帯情報端末1を操作して必要項目を入力するものである。他方、優先順位の「4」のものは、最寄りの店舗を探して申込書を取りにいくものである。よって、優先順位の「3」のものの方が、「4」のものよりも利便性が高い。
図3に戻り、携帯情報端末1の案内実行部13は、制御プログラム21にしたがって順番に各案内項目を出力させる。
ここで、案内項目の一例を図4(b)に示す。まず、「1.」に示す説明によって、IC免許証3を申込者の手元に準備させる。その後、案内実行部13は、各案内項目を順番に出力させる。
そして、図3に示すように、申込者は、案内にしたがって準備したIC免許証3の情報を、携帯情報端末1に読み取らせる(#3)。
携帯情報端末1がIC免許証3を読み取れた場合には、携帯情報端末1は、本人確認サーバ4に対して通信する(#4)。
本人確認サーバ4の判定部41は、本人確認処理として判定処理を行い、本人確認サーバ4の送信部42は、判定結果情報を携帯情報端末1に送信する(#5)。また、判定結果情報が正当である場合に、本人確認サーバ4は、口座開設サーバ7に対して判定結果情報を送信し、口座開設処理を依頼する(#6)。
そして、携帯情報端末1は、判定結果情報を受信し(#5)、判定結果情報が正当である場合には、キャッシュカード機能の発行処理まで待機する。
口座開設サーバ7は、口座番号付与処理を行い(#7)、口座番号を付与する。口座番号付与処理は、口座番号を付与する前提として、申込者が口座開設をするのに適する者であるか否かの審査等の各種チェックを行う。
以上の処理により、口座開設システム100は、口座申込による口座開設を行うことができる。
次に、図3の(#8)から(#15)までは、携帯情報端末1にキャッシュカード機能を設定するための処理である。
口座開設サーバ7は、口座番号付与処理が終了すると、発行サーバ5に対して付与した口座番号を送信する(#8)。
発行サーバ5の識別データ生成部51は、識別データの生成処理を行い、受信した口座番号に対応するIDを生成する(#9)。生成されたIDは、携帯情報端末1に送信される(#10)。この発行サーバ5から携帯情報端末1への送信は、例えば、予め口座開設サーバ7に登録済の電子メールアドレスを、発行サーバ5が口座開設サーバ7から受信することで行う。
携帯情報端末1の発行要求送信部15aは、キャッシュカード機能の発行要求を発行サーバ5に対して行う(#11)。発行サーバ5の発行部55は、認証処理の後に発行処理を行うため、アプリ管理サーバ9−2への発行のための要求を行い、キャッシュカード機能の発行に必要な情報を書き込むことが可能かどうかの確認を行う(#12)。書き込み可能であれば、発行用アプリ22をアプリ管理サーバ9−2よりダウンロードし、携帯情報端末1のアプリ起動部16は、UIM1bにインストールした発行用アプリ22を起動して実行し、発行処理部17は、キャッシュカード機能に関連した情報をUIM1bに書き込む(#13)。
携帯情報端末1での発行処理が完了すると、携帯情報端末1の完了報告送信部18は、発行サーバ5に対して発行完了通知を送信する(#14)。そして、発行サーバ5の完了通知部57は、口座開設サーバ7に対して発行完了を通知する(#15)。
以上の処理により、口座開設システム100は、携帯情報端末1にキャッシュカード機能を設定できる。
次に、上述で説明した口座申込の案内の処理の詳細について説明する。図5は、第1実施形態に係る携帯情報端末1の口座申込の案内に関するフローチャートである。図6及び図7は、第1実施形態に係る携帯情報端末1のタッチパネル26での表示例を示す図である。
ここで説明する処理は、図3の(#2)から(#5)までに対応する携帯情報端末1の処理である。
図5において、携帯情報端末1の受付部11が申込者の申込に関する操作を受け付けたことに応じて、携帯情報端末1のプログラム起動部12は、記憶部20に記憶された制御プログラム21を起動させる。そして、ステップS11において、携帯情報端末1の案内実行部13は、最も優先順位の高い案内を実行して、その案内の最初の案内項目を出力させる。
ここで、最も優先順位の高い案内とは、図4(a)に示した例では、優先順位が「1」のものであり、最初の項目とは、図4(b)に示した例では、「1.」をいう。
ステップS12において、携帯情報端末1の受付部11は、申込者からの操作を受け付けたか否かを判断する。申込者からの操作を受け付けた場合(ステップS12:YES)には、制御部10は、処理をステップS13に移す。他方、申込者からの操作を受け付けていない場合(ステップS12:NO)には、制御部10は、引続きステップS12の処理を行い、申込者からの操作を待つ。
ステップS13において、携帯情報端末1の操作判断部14は、受け付けた操作が案内に適切なものであるか否かを判断する。例えば、「IC免許証3を準備してください。準備できたら「OK」を選択してください。IC免許証3がない場合には「キャンセル」を選択してください。」という案内がされた場合について説明する。受け付けた操作が案内に適切なものであるとは、申込者によって「OK」が選択された場合をいう。申込者によって「キャンセル」が選択された場合には、操作判断部14は、受け付けた操作が案内に適切なものではないと判断する。受け付けた操作が案内に適切なものである場合(ステップS13:YES)には、操作判断部14は、処理をステップS15に移す。他方、受け付けた操作が案内に適切なものではない場合(ステップS13:NO)には、操作判断部14は、処理をステップS14に移す。
ステップS14において、携帯情報端末1の案内実行部13は、次に優先順位の高い案内を実行して、その案内の最初の案内項目を出力させる。案内実行部13は、例えば、優先順位が「1」のものを実行していた場合には、優先順位が「2」のものを実行する。そして、制御部10は、処理をステップS12に移す。
ステップS15において、携帯情報端末1の制御部10は、口座申込処理を行う。口座申込処理とは、申込みに必要な情報を受け付けた場合に、口座申込みに必要な処理を行うことをいう。
ステップS16において、携帯情報端末1の制御部10は、実行していた口座申込処理が正常に終了したか否かを判断する。口座申込処理が正常に終了したとは、例えば、実行していた案内の最後の案内項目まで出力し、口座申込が完了した場合をいう。口座申込処理が正常に終了した場合(ステップS16:YES)には、制御部10は、本処理を終了し、キャッシュカード機能の発行処理に必要なIDを取得するまで待機する。他方、口座申込処理が正常に終了していない場合(ステップS16:NO)には、制御部10は、処理をステップS17に移す。
ステップS17において、携帯情報端末1の案内実行部13は、次に優先順位の高い案内を実行して、その案内の最初の案内項目を出力させる。その後、制御部10は、処理をステップS12に移す。
図6を参照して、図5で説明したステップS12からステップS17までの処理の一例を説明する。図6は、例えば、優先順位が「1」の案内であって、IC免許証3が手元に用意された状態で、案内実行部13がタッチパネル26に出力させる案内の例である。
まず、(a)において、携帯情報端末1は、PINの入力画面を出力する(ステップS15)。申込者によって2種類のPINの入力がされて「次へ」が選択された場合に、携帯情報端末1は、タッチパネル26に(b)に示す指示画面を出力する(ステップS15)。
申込者が携帯情報端末1をIC免許証3にかざすことで、携帯情報端末1は、ICチップ1aがIC免許証3のICチップ3aと通信し、入力されたPINと、ICチップ3aに記憶されているPINとが一致するか否かを照合する。そして、携帯情報端末1は、照合の結果、一致した場合には、ICチップ3aに記憶されている氏名、住所等の属性情報と、証明情報とを受信する。受信できたら、携帯情報端末1は、タッチパネル26に(c)に示す画面を出力(ステップS15)し、証明情報を本人確認サーバ4に送信する。他方、受信できなかったら、携帯情報端末1は、(d)に示すエラー画面を出力した上で、(f)に示す画面を出力する(ステップS16でNOが選択されたステップS17へ進む)。
IC免許証3から情報が受信できた場合には、携帯情報端末1は、本人確認サーバ4に証明情報を送信することで、本人確認サーバ4での判定結果を受信する。携帯情報端末1は、本人確認ができなかった場合には、(e)に示すエラー画面を出力した上で、(f)に示す画面を出力する(ステップS16でNOが選択されたステップS17へ進む)。
(f)は、口座申込用のWebページにおけるURLの画面である。これは、申込者に他の案内にて引続き口座申込を行わせるためのものである。ここで、申込者がそのURLを選択することで、携帯情報端末1は、口座申込用のWebページへ遷移する。
図6の例は、受け付けた操作が案内に対応していない場合に、携帯情報端末1が即時に他の案内を実行するものであった。しかし、図7の例のように、受け付けた操作が案内に対応していない場合であっても、携帯情報端末1は、少なくとも1回は申込者による操作のやり直しができるようにしてもよい。携帯情報端末1は、やり直してもなお操作が案内に対応していない場合に、他の案内を実行してもよい。
次に、キャッシュカード機能の発行処理について説明する。キャッシュカード機能の発行処理は、口座申込処理が正常に行われ口座番号が付与された後に実施される。図8は、第1実施形態に係る口座開設システム100でのキャッシュカード機能の発行処理のフローチャートである。
ここで説明する処理は、図3の(#9)から(#15)までに対応する携帯情報端末1及び発行サーバ5の処理である。
前提として、発行サーバ5は、口座開設サーバ7において付与された口座番号と、口座開設を依頼した携帯情報端末1の電子メールアドレスとを、口座開設サーバ7から受信したものとして説明する。
ステップS21において、発行サーバ5の識別データ生成部51は、口座番号に対応するIDを生成し、加えてパスワードを生成する。そして、発行サーバ5の認証データ記憶部62は、口座番号と、生成したIDと、パスワードとを対応付けて記憶する。
ステップS22において、発行サーバ5の制御部50は、生成したIDと、パスワードとを携帯情報端末1に送信する。一例として、IDと、パスワードとを電子メールの本文に記載して、IDに対応する口座番号の口座を開設した携帯情報端末1の電子メールアドレスに送信する。
ステップS41において、携帯情報端末1の制御部10は、IDと、パスワードとを受信する。
ステップS42において、携帯情報端末1の発行要求送信部15aは、キャッシュカード機能の発行を要求するために、発行サーバ5に対して取引用発行データの発行要求を送信する。一例として、電子メールの本文に発行サーバ5に対する発行要求用のリンクを設定することで行う。また、発行要求は、IDとパスワードとを含む。
ステップS23において、発行サーバ5の制御部50は、発行要求を受信する。
ステップS24において、発行サーバ5の認証部52は、ユーザ認証を行う。ユーザ認証は、受信したIDとパスワードとを、認証データ記憶部62に記憶されたデータと照合することで行う。
ステップS25において、発行サーバ5の認証結果送信部53は、認証部52による認証結果を携帯情報端末1に対して送信する。
ステップS26において、発行サーバ5の制御部50は、認証結果送信部53により送信した認証結果が認証できたものであるか(認証可か)否かを判断する。認証結果が認証できたものである場合(ステップS26:YES)には、制御部50は、処理をステップS27に移す。他方、認証結果が認証できなかったものである場合(ステップS26:NO)には、制御部50は、以降の処理を行うことなく、本処理を終了する。
ステップS43において、携帯情報端末1の制御部10は、認証結果を受信する。
ステップS44において、携帯情報端末1の制御部10は、受信した認証結果が認証できたものであるか(認証可か)否かを判断する。認証結果が認証できたものである場合(ステップS44:YES)には、制御部10は、処理をステップS45に移す。他方、認証結果が認証できなかったものである場合(ステップS44:NO)には、制御部10は、以降の処理を行うことなく、本処理を終了する。
ステップS45において、携帯情報端末1の制御部10は、アプリ管理サーバ9−2に対して発行用アプリ22のダウンロードを要求することで、アプリ管理サーバ9−2から発行用アプリ22をダウンロードして、UIM1bに記憶させる。
ステップS46において、携帯情報端末1のアプリ起動部16は、発行用アプリ22を起動して実行する。
ステップS47において、携帯情報端末1の発行処理部17は、発行処理の要求を発行サーバ5に対して送信する。これに応じて、携帯情報端末1と、発行サーバ5との間で発行処理が開始される。
発行処理として、ステップS27において、発行サーバ5の発行部55は、携帯情報端末1からの発行処理のコマンドを受信することで、取引用発行データを生成する。取引用発行データは、その携帯情報端末1の口座番号に対応し、その携帯情報端末1にキャッシュカード機能を備えさせるためのデータである。そして、発行部55は、生成した取引用発行データを携帯情報端末1に送信する。
ステップS48において、携帯情報端末1の発行処理部17は、取引用発行データを受信する。そして、発行処理部17は、その取引用発行データをUIM1bに書き込む。
ステップS49において、携帯情報端末1の完了報告送信部18は、発行処理の発行完了通知を発行サーバ5に対して送信する。その後、携帯情報端末1の制御部10は、本処理を終了する。
ステップS28において、発行サーバ5の制御部50が発行完了通知を受信することで、発行サーバ5の完了通知部57は、口座開設サーバ7に対してキャッシュカード機能の発行完了を通知する。その後、発行サーバ5の制御部50は、本処理を終了する。
このように、第1実施形態によれば、口座申込による口座開設に関して以下のような効果がある。
(1)口座開設システム100は、携帯情報端末1を用いて口座開設のための口座申込ができる。
申込者は、携帯情報端末1を用いて出力される案内にしたがって口座開設の申込ができる。
また、口座開設システム100は、複数の申込の案内を有することで、申込者の操作が案内に対応したものではない場合であっても、すぐに他の案内に誘導できる。よって、申込者が申込途中で断念することを防止でき、申込者の口座申込のモチベーションの高い状態を維持したままで、口座申込を行うことができる。銀行にとっては、顧客獲得に結びつけることができる。
(2)口座開設システム100は、複数の案内の優先順位が予め決まっており、優先順位の高い案内から順に実行するので、例えば、口座開設までの期間が短い案内を最優先に実行することで、銀行と申込者との双方にとって利便性が高いものから順番に案内できる。
(3)口座開設システム100は、操作が案内に対応したものではない場合に、他の案内として口座申込用のWebページに誘導できる。よって、Webページに記載の内容に沿って申込者が口座申込を行うことができる。
(4)口座開設システム100は、IC免許証3を用いて証明情報を受け付け、本人確認サーバ4で証明情報の正当性を判断することで、本人確認を行って、口座申込ができる。よって、本人確認作業を携帯情報端末1と、本人確認サーバ4と、IC免許証3とを用いて行うことができる。
(5)口座開設システム100は、入力された暗証情報が、IC免許証3に記憶された暗証情報に一致している場合に、IC免許証3に記憶されている証明情報と属性情報とを読み出すので、IC免許証3の読み出しを、申込者に限定できる。よって、口座開設システム100全体としてセキュリティ性が向上する。
また、第1実施形態によれば、キャッシュカード機能の発行に関して以下のような効果がある。
(6)口座開設システム100は、銀行の口座開設サーバ7から口座番号を受け付けることで、発行サーバ5と携帯情報端末1との間のコマンドの送受信によって、取引用発行データを生成して携帯情報端末1に記憶できる。取引用発行データは、キャッシュカードの機能を携帯情報端末1が備えるようにするためのデータであるので、携帯情報端末1をATMで用いることで、預金口座からの引き落とし等の処理をすることができる。
(7)口座開設システム100は、携帯情報端末1と発行サーバ5との間で通信ネットワークNを介して認証を行い、認証が成立した場合に取引用発行データを携帯情報端末1が受信して携帯情報端末1のセキュアな記憶媒体であるUIM1bに記憶するので、セキュリティが維持される。
(8)口座開設システム100は、口座開設の処理に引き続いて、携帯情報端末1にキャッシュカードの機能を入れるキャッシュカード機能の発行処理を、携帯情報端末1で行うことができる。よって、既存のキャッシュカードの発行と比較して、口座開設からキャッシュカード機能の発行までにかかる時間を短縮できる。
(9)口座開設システム100は、口座開設サーバ7に対して発行完了を通知するので、口座開設サーバ7を有する銀行は、携帯情報端末1にキャッシュカード機能が発行されたことを確認できる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、口座申込の案内において、優先順位が高いものであって、その携帯情報端末が有する装置で使用可能な案内を実行するものについて説明する。なお、以降の説明において、上述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
図9は、第2実施形態に係る携帯情報端末201の機能構成を示す図である。図10は、第2実施形態に係る制御プログラム221に設定された複数の案内方法の例を示す図である。
図9に示すように、口座開設システム200の携帯情報端末201は、制御部210に装置判断部219を有する。装置判断部219は、選択された案内に必要な装置を、携帯情報端末201が有するか否かを判断する。
また、携帯情報端末201は、記憶部220に制御プログラム221を有する。制御プログラム221は、図10に示すように、優先順位と案内方法との他に、対応する必須装置を有する。
次に、携帯情報端末201の口座申込の案内に関する処理について説明する。図11は、第2実施形態に係る携帯情報端末201の口座申込の案内に関するフローチャートである。
携帯情報端末1のプログラム起動部12は、記憶部220に記憶された制御プログラム221を起動させる。そして、ステップS211において、携帯情報端末201の案内実行部13は、最も優先順位の高い案内を選択する。図10に示す例では、優先順位が「1」の案内が選択される。
ステップS212において、携帯情報端末201の装置判断部219は、携帯情報端末201の装置を確認する。
ステップS213において、携帯情報端末201の装置判断部219は、確認した装置が、選択した案内に必要な装置の条件を満たすか否かを判断する。選択した案内に必要な装置の条件を満たす場合(ステップS213:YES)には、制御部210は、処理をステップS215に移す。他方、選択した案内に必要な装置の条件を満たさない場合(ステップS213:NO)には、制御部210は、処理をステップS214に移す。
ステップS214において、携帯情報端末201の案内実行部13は、次に優先順位の高い案内を選択する。図10に示す例では、優先順位が「1」の次の「2」の案内が選択される。そして、制御部210は、処理をステップS213に移す。
ステップS215において、携帯情報端末201の案内実行部13は、選択された案内を実行する。そして、制御部210は、本処理を終了する。
上述の処理を、図10の例で説明する。優先順位が「1」の判定において、携帯情報端末201がNFCを有していれば(ステップS213:YES)、ステップS215に進み、案内実行部13は、優先順位が「1」の案内を実行する。
他方、携帯情報端末201がNFCを有していなければ(ステップS213:NO)、ステップS214に進み、案内実行部13は、優先順位が「2」の案内を選択する。そして、装置判断部219は、携帯情報端末201がカメラを有しているか否かを判断する(ステップS213)。
このように、第2実施形態によれば、以下のような効果がある。
携帯情報端末201は、携帯情報端末201が有する種々の装置(NFC、カメラ等)に応じて、それらを用いて口座申込が行える最適な案内を選択して実行できる。よって、案内に応じた装置を携帯情報端末201が有さない場合には、口座開設システム200は、その案内を実行しないように制御できる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、例えば、携帯情報端末のUIMに記憶されたキャッシュカード機能が有効期限を有する場合に、有効期限の更新を行うものについて説明する。
図12は、第3実施形態に係る携帯情報端末301の機能構成を示す図である。
口座開設システム300の携帯情報端末301は、制御部310に更新要求送信部315bと、発行処理部317とを有する。
更新要求送信部315bは、キャッシュカード機能の更新要求を、発行サーバ5に対して送信する。キャッシュカード機能の更新要求は、IDと、パスワードと、更新前情報(例えば、口座番号)とを含む。
発行処理部317は、発行サーバ5との間で更新処理を行い、キャッシュカード機能の有効期限が延長された取引用発行データを受信してUIM301bに記憶する。発行処理部317の処理によって、携帯情報端末301は、キャッシュカード機能の有効期限を延長できる。
また、携帯情報端末301は、記憶部320に制御プログラム321を有する。
制御プログラム321は、更新処理を行うための各種機能を実現するためのプログラムである。
携帯情報端末301は、UIM301bに、更新用アプリ322を有する。更新用アプリ322は、制御プログラム321の実行によってアプリ管理サーバ9−2からダウンロードされるプログラムであり、発行処理部317での更新処理の機能を実現する。
このように、第3実施形態によれば、以下のような効果がある。
口座開設システム300は、取引用発行データが有効期限を有している場合に、発行スキームと同じ処理で有効期限の更新ができる。よって、既存のキャッシュカードのような、更新期限が近づくたびに新たなカードを郵送する等の手間を省くことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)各実施形態では、携帯情報端末は、ICチップとUIMとを有するものとして説明し、ICチップは、NFCの仕様により作成された集積回路を備えるものとして説明したが、これらに限定されない。ICチップとして、NFCの仕様により作成されたものでなくてもよい。また、UIMに代わるものとして、マイクロSDカード等の携帯情報端末から取り外し可能な記憶媒体であってもよいし、取り外しが不可のモジュールであってもよい。
(2)各実施形態では、携帯情報端末を、スマートフォンに代表される個人用の携帯コンピュータの機能を併せ持った携帯電話機として説明したが、これに限定されない。
(3)各実施形態では、IC免許証から情報を取得するものとして説明したが、これに限定されない。例えば、住民基本台帳やパスポート等であってもよい。
(4)各実施形態では、口座申込の案内としていくつかの案内方法を例示したが、これらに限定されない。
(5)各実施形態では、案内は文字によるものとして説明したが、これに限定されない。音声によるものであってもよいし、文字と音声との両方であってもよい。また、動画等による案内であってもよい。
(6)各実施形態では、口座申込処理が正常に終了し、口座番号が付与されたのに引き続いてキャッシュカード機能の発行処理を行うものを説明した。しかし、キャッシュカード機能の発行処理は、口座申込処理と連動しなくてもよい。例えば、既に開設済の口座に対しても行うことができる。
(7)各実施形態では、金融機関として銀行を例に説明したが、例えば、クレジットカード会社等であってもよい。その場合には、クレジットカード番号を付与し、クレジットカード機能を発行する。
(8)各実施形態では、Webサーバは、銀行システム内に所有するものとして説明したが、銀行が委託した第三者が有するものとしてもよい。
(9)第2実施形態では、携帯情報端末が有する装置に応じて案内を選択するものを説明したが、装置だけでなく、インストールされているアプリケーションプログラムを条件に追加して案内を選択するものであってもよい。
(10)各実施形態では、キャッシュカード機能の発行処理として、携帯情報端末にその機能を有するようなものとして説明した。しかし、ICカードにキャッシュカードの機能を有するもの(ICキャッシュカード)を発行してもよい。携帯情報端末とIC免許証とを使用してICキャッシュカードを発行する場合には、図3を利用して以下のように行う。図3(#9)の識別データ生成処理が終了した後、発行サーバは、携帯情報端末に対して必要に応じてメールを送る。その後、このデータを利用してカード製造工程(工場)で発行処理を行う。製造されたICカードは、工場から申込者に対して郵送する。郵送事業者は、本人へ郵送した場合に、その旨を郵送済データとして発行サーバに送付し、発行サーバは、それを銀行システムに配信する。
1,201,301 携帯情報端末
1a,3a ICチップ
1b,301b UIM
3 IC免許証
4 本人確認サーバ
4a 鍵情報記憶部
5 生成サーバ
7 口座開設サーバ
8 Webサーバ
9−1 アプリ配信サーバ
9−2 アプリ管理サーバ
10,40,50,210,310 制御部
11 受付部
12 プログラム起動部
13 案内実行部
14 操作判断部
15a 発行要求送信部
16 アプリ起動部
17,317 発行処理部
18 完了報告送信部
20,45,60,220,320 記憶部
21,221,321 制御プログラム
22 発行用アプリ
26 タッチパネル
28 通信I/F部
41 判定部
42 送信部
51 識別データ生成部
52 認証部
53 認証結果送信部
55 発行部
57 完了通知部
62 認証データ記憶部
100,200,300 口座開設システム
219 装置判断部
315b 更新要求送信部
322 更新用アプリ
N 通信ネットワーク

Claims (18)

  1. 携帯情報端末を使用した金融機関の口座開設のための口座申込システムであって、
    前記携帯情報端末は、
    口座申込のための複数の案内を制御部に実行させる制御プログラムを記憶した記憶部と、
    前記制御プログラムにしたがって、前記複数の案内から選択した一の案内を実行する案内実行部と、
    口座開設の申込者から前記一の案内に対応する操作を受け付ける受付部と、
    前記申込者から受け付けた前記操作が、前記一の案内に対応したものであるか否かを判断する操作判断部と、
    を備え、
    前記携帯情報端末の前記案内実行部は、前記操作判断部が、前記操作が前記一の案内に対応したものではないと判断した場合に、設定された順番に基づいて、前記複数の案内のうち前記一の案内とは異なる他の案内を選択して実行すること、
    を特徴とする口座申込システム。
  2. 請求項1に記載の口座申込システムにおいて、
    前記制御プログラムは、優先順位が予め設定された前記複数の案内を実行可能なものであり、
    前記携帯情報端末は、前記受付部からの操作に応じて前記制御プログラムを起動するプログラム起動部を備え、
    前記携帯情報端末の前記案内実行部は、
    前記プログラム起動部による起動に応じて、前記複数の案内のうち優先順位の高い前記一の案内を実行し、
    前記操作判断部が前記操作が前記一の案内に対応したものではないと判断した場合に、次に優先順位の高い前記他の案内を実行すること、
    を特徴とする口座申込システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の口座申込システムにおいて、
    前記携帯情報端末に対して通信ネットワークを介して接続され、金融機関の口座開設のための口座申込用のWebページを記憶したWebサーバを備え、
    前記携帯情報端末の前記案内実行部は、前記操作判断部が前記操作が前記一の案内に対応したものではないと判断した場合に、前記Webサーバに対して通信し、前記口座申込のための前記他の案内である前記口座申込用のWebページを出力させること、
    を特徴とする口座申込システム。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の口座申込システムにおいて、
    前記制御プログラムは、前記携帯情報端末が有する種々の装置に対応付けた前記複数の案内を前記制御部に実行させるものであり、
    前記携帯情報端末は、その携帯情報端末が前記装置を有するか否かを判断する装置判断部を備え、
    前記携帯情報端末の前記案内実行部は、前記装置判断部の判断に応じて、前記制御プログラムにしたがって、前記複数の案内から前記携帯情報端末で実行可能な前記一の案内を選択して実行すること、
    を特徴とする口座申込システム。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の口座申込システムにおいて、
    前記携帯情報端末に対して通信ネットワークを介して接続された本人確認サーバと、
    前記申込者が所持し、前記申込者を証明する証明情報が記憶された情報記憶媒体と、
    を備え、
    前記携帯情報端末は、
    前記情報記憶媒体に記憶された前記証明情報を、非接触通信を用いて読み出す読出部と、
    前記読出部が読み出した前記証明情報を、前記本人確認サーバに対して送信する送信部と、
    を備え、
    前記本人確認サーバは、
    鍵情報を記憶する鍵情報記憶部と、
    前記鍵情報記憶部に記憶された前記鍵情報を用いて、前記携帯情報端末から受信した前記証明情報が正当であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部による判定の結果を、判定結果情報として前記携帯情報端末に送信する送信部と、
    を備え、
    前記携帯情報端末は、前記判定結果情報を受信する受信部を備え、
    前記携帯情報端末の前記操作判断部は、受信した前記判定結果情報が正当ではない場合に、前記操作が前記一の案内に対応したものではないと判断すること、
    を特徴とする口座申込システム。
  6. 請求項5に記載の口座申込システムにおいて、
    前記携帯情報端末の前記受付部は、前記申込者による暗証情報の入力を受け付け、
    前記携帯情報端末の前記読出部は、前記受付部が受け付けた前記暗証情報と前記情報記憶媒体に記憶された暗証情報とが一致している場合に、前記証明情報を読み出すこと、
    を特徴とする口座申込システム。
  7. 金融機関の口座開設のための口座申込処理を実行するための制御プログラムであって、
    コンピュータに、
    口座申込のための複数の案内から選択した一の案内を実行する第1実行ステップと、
    口座開設の申込者から前記一の案内に対応する操作を受け付ける操作受付ステップと、
    前記申込者から受け付けた前記操作が、前記一の案内に対応したものであるか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにより前記操作が前記一の案内に対応したものではないと判断した場合に、設定された順番に基づいて、前記複数の案内のうち前記一の案内とは異なる他の案内を選択して実行する第2実行ステップと、
    を実行させるための制御プログラム。
  8. 請求項7に記載の制御プログラムにおいて、
    前記第1実行ステップは、優先順位が予め設定された前記複数の案内のうち優先順位の高い前記一の案内を実行し、
    前記第2実行ステップは、前記判断ステップにより前記操作が前記一の案内に対応したものではないと判断した場合に、次に優先順位の高い前記他の案内を実行すること、
    を特徴とする制御プログラム。
  9. 請求項7又は請求項8に記載の制御プログラムにおいて、
    前記第2実行ステップは、前記判断ステップにより前記操作が前記一の案内に対応したものではないと判断した場合に、このコンピュータに対して通信ネットワークを介して接続され金融機関の口座開設のための口座申込用のWebページを記憶したWebサーバに対して通信し、前記口座申込のための前記他の案内である前記口座申込用のWebページを出力させること、
    を特徴とする制御プログラム。
  10. 請求項7から請求項9までのいずれかに記載の制御プログラムにおいて、
    コンピュータに、前記複数の案内に対応付いた各々の装置をこのコンピュータが有するか否かを判断する装置判断ステップを実行させ、
    前記第1実行ステップは、前記装置判断ステップによる判断に応じて、前記複数の案内からこのコンピュータで実行可能な前記一の案内を選択して実行すること、
    を特徴とする制御プログラム。
  11. 請求項7から請求項10までのいずれかに記載の制御プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    前記申込者が所持する情報記憶媒体に記憶された前記申込者を証明する証明情報を、非接触通信を用いて読み出す読出ステップと、
    前記読出ステップにより読み出された前記証明情報を、このコンピュータに対して通信ネットワークを介して接続された本人確認サーバに送信する送信ステップと、
    前記本人確認サーバから前記証明情報の正当性に関する判定結果情報を受信する受信ステップと、
    を実行させ、
    前記判断ステップは、前記受信ステップにより受信した前記判定結果情報が正当ではないものである場合に、前記操作が前記一の案内に対応したものではないと判断すること、
    を特徴とする制御プログラム。
  12. 請求項11に記載の制御プログラムにおいて、
    前記操作受付ステップは、前記申込者による暗証情報の入力を受け付け、
    前記読出ステップは、前記操作受付ステップが受け付けた前記暗証情報と前記情報記憶媒体に記憶された暗証情報とが一致している場合に、前記証明情報を読み出すこと、
    を特徴とする制御プログラム。
  13. 金融機関の口座開設のための口座申込処理を実行する携帯情報端末であって、
    口座申込のための複数の案内を制御部に実行させる制御プログラムを記憶した記憶部と、
    前記制御プログラムにしたがって、前記複数の案内から選択した一の案内を実行する案内実行部と、
    口座開設の申込者から前記一の案内に対応する操作を受け付ける受付部と、
    前記申込者から受け付けた前記操作が、前記一の案内に対応したものであるか否かを判断する操作判断部と、
    を備え、
    前記案内実行部は、前記操作判断部が、前記操作が前記一の案内に対応したものではないと判断した場合に、設定された順番に基づいて、前記複数の案内のうち前記一の案内とは異なる他の案内を選択して実行すること、
    を特徴とする携帯情報端末。
  14. 請求項13に記載の携帯情報端末において、
    前記制御プログラムは、優先順位が予め設定された前記複数の案内を実行可能なものであり、
    前記受付部からの操作に応じて前記制御プログラムを起動するプログラム起動部を備え、
    前記案内実行部は、
    前記プログラム起動部による起動に応じて、前記複数の案内のうち優先順位の高い前記一の案内を実行し、
    前記操作判断部が前記操作が前記一の案内に対応したものではないと判断した場合に、次に優先順位の高い前記他の案内を実行すること、
    を特徴とする携帯情報端末。
  15. 請求項13又は請求項14に記載の携帯情報端末において、
    前記案内実行部は、前記操作判断部が前記操作が前記一の案内に対応したものではないと判断した場合に、通信ネットワークを介して接続され金融機関の口座開設のための口座申込用のWebページを記憶したWebサーバに対して通信し、前記口座申込のための前記他の案内である前記口座申込用のWebページを出力させること、
    を特徴とする携帯情報端末。
  16. 請求項13から請求項15までのいずれかに記載の携帯情報端末において、
    前記制御プログラムは、この携帯情報端末が有する種々の装置に対応付けた前記複数の案内を前記制御部に実行させるものであり、
    この携帯情報端末が前記装置を有するか否かを判断する装置判断部を備え、
    前記案内実行部は、前記装置判断部の判断に応じて、前記制御プログラムにしたがって、前記複数の案内からこの携帯情報端末で実行可能な前記一の案内を選択して実行すること、
    を特徴とする携帯情報端末。
  17. 請求項13から請求項16までのいずれかに記載の携帯情報端末において、
    前記申込者が所持する情報記憶媒体に記憶された前記申込者を証明する証明情報を、非接触通信を用いて読み出す読出部と、
    前記読出部が読み出した前記証明情報を、通信ネットワークを介して接続された本人確認サーバに対して送信する送信部と、
    前記本人確認サーバから前記証明情報の正当性に関する判定結果情報を受信する受信部と、
    を備え、
    前記操作判断部は、前記受信部が受信した前記判定結果情報が正当ではないものである場合に、前記操作が前記一の案内に対応したものではないと判断すること、
    を特徴とする携帯情報端末。
  18. 請求項17に記載の携帯情報端末において、
    前記受付部は、前記申込者による暗証情報の入力を受け付け、
    前記読出部は、前記受付部が受け付けた前記暗証情報と前記情報記憶媒体に記憶された暗証情報とが一致している場合に、前記証明情報を読み出すこと、
    を特徴とする携帯情報端末。
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