JP5887522B2 - 煙式火災感知器 - Google Patents

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Description

本発明は、煙式火災感知器に関する。
従来、火災感知器(火災警報器を含む。以下同じ。)には、火災に伴って発生する煙の濃度を検出する煙式火災感知器と、火災による熱を検出する熱式火災感知器とがある。このうち、煙式火災感知器は、密閉された空間(検出空間)内に外気が導入され、発光素子から検出空間内に照射される光が外気中の煙粒子で散乱された散乱光を受光素子で受光し、その受光量により煙粒子の濃度を検出して火災を感知している(例えば、特許文献1参照)。
なお、特許文献1記載の従来例では、検出空間が火災感知器の本体内に収納されており、検出空間が本体の外に突出しているタイプの従来例(特許文献1の図12参照)と比較して、高さ方向に小型化されている。
特開2010−113666号公報
ところで、火災感知器は天井や壁に取り付けて使用されるのであるが、壁に取り付けて使用される場合、検出空間内に外気を流入させるための入口が検出空間の鉛直上側に配置される。そのため、煙粒子以外の異物(例えば、塵や埃など)が入口を通過して検出空間に進入しやすく、これらの異物が煙粒子と同様に光を散乱させてしまうことによって、火災の誤検出が生じる虞があった。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、塵や埃などの異物による誤検出の発生を抑制することができる煙式火災感知器を提供することを目的とする。
本発明の煙式火災感知器は、壁面に設置される本体と、当該本体内に設けられる検出空間と、当該検出空間内に外気を導入するための入口と、前記本体内において前記入口の鉛直上方に配置されて当該入口への異物の進入を阻止する複数の進入防止壁とを備え、前記複数の進入防止壁は、鉛直方向に沿って配置されるとともに、前記壁面の法線方向からみて水平方向に沿ってずれて配置され、且つ鉛直方向からみて前記入口全体と重なるように配置されることを特徴とする。
本発明の煙式火災感知器は、塵や埃などの異物による誤検出の発生を抑制することができるという効果がある。
本発明の実施形態を示し、(a)は正面断面図、(b)は側面断面図、(c)は一部省略した正面断面図、(d)は一部省略した側面断面図である。 同上の分解斜視図である。 同上を示し、(a)は前方から見た斜視図、(b)は後方から見た斜視図である。 同上の壁面に設置された状態の斜視図である。
以下、電波を通信媒体として相互に無線通信を行うワイヤレス通信型の住宅用火災警報器(住警器)に本発明の技術思想を適用した実施形態について説明する。但し、本発明の技術思想が適用可能な煙式火災感知器はワイヤレス通信型の住警器に限定されるものではなく、例えば、火災を感知しても警報音は鳴動せずに火災受信機などの警報装置に移報するだけの火災感知器を含む煙式火災感知器全般に適用可能である。
本実施形態の住警器は、図3に示すように扁平な円柱形状に形成された本体Aを備えている。本体Aは、図2に示すようにボディ1、前カバー2、後カバー3、取付ベース4で構成されている。但し、以下の説明では、図2において上下・左右・前後の各方向を規定する。
ボディ1は、円板状の中底10と、中底10の周縁より前後方向に突出する円筒形状の周壁11とが合成樹脂成形体として一体に形成されている。また、周壁11には、その円周方向に沿って一条の溝11bが設けられており、この溝11bを通じて外気がボディ1内に流入するようになっている。さらに、中底10には、センサ部5が挿通される略円形の挿通孔11cが中央近くに設けられ、後述する電池(リチウム電池)7を逃げるための矩形の挿通孔11dが右端に設けられている。
センサ部5は、略円筒形状に形成された合成樹脂製のハウジング50を有している。図1(a)に示すように、ハウジング50の内部が煙濃度を検出するための検出空間となっている。ハウジング50には、検出空間に光を照射する発光素子51と、検出空間に流入する煙粒子で散乱される光(散乱光)を受光する受光素子52とが、互いの光軸を検出空間の中心付近で交差させるように設けられている。また、散乱光がハウジング50の周壁で反射されて受光素子52に受光されることを防ぐため、ハウジング50内の検出空間には多数のラビリンス壁53が設けられている。さらに、ハウジング50の周壁の一部、具体的には、壁面に設置されたときに鉛直上方に位置する部位に、外気を検出空間内に導入するための入口54が開口している。図示は省略するが、この入口54は網状に形成されており、多数の網目を通して外気が検出空間内に導入されるようになっている。
上述したセンサ部5は、信号処理部6のプリント配線板60の後面側に実装される。信号処理部6は、センサ部5の発光素子51を発光させるとともに受光素子52の出力を信号処理(増幅やフィルタリング、レベル比較など)して火災発生の有無を判断するセンサ回路や無線信号の送受信を行う無線通信回路、全体の制御を行う制御回路、無線通信用のアンテナ61,62、電池7との接続用のコネクタ63,63などがプリント配線板60に実装されて構成されている。但し、図1及び図2では、プリント配線板60に実装される各回路の図示は省略している。
前カバー2は、周縁から中心に向かって前方に膨出した円板状の主部20と、主部20の周縁から後方に突出した外周壁21と、主部20の後面における外周壁21よりも内側から後方に突出した内周壁22とが一体に形成された合成樹脂成形体からなる。内周壁22は外周壁21よりも前後方向の高さが低くなっており、外周壁21との間に嵌合溝23を形成している(図1(b),(d)参照)。主部20の下部には円形の操作孔20Aが開口している。また、主部20の上部には、スピーカ9が取り付けられる円形の取付部20Bと、スピーカ9から鳴動される音(音波)を外部へ放射するための幅細の音孔20Cとが設けられている。さらに、主部20の後面には円柱状の3つのボス23が後方へ突設されており、これらのボス23には、後述する組立ねじ24と螺合する雌ねじ(図示せず)が埋設されている。
前カバー2には、操作部材8が取り付けられる。操作部材8は、プリント配線板60の前面に実装されている押釦スイッチ(図示せず)を押操作するためのものである。そして、この押釦スイッチが押操作されることにより、警報音を停止させるための操作入力が信号処理部6に受け付けられる。操作部材8は、円板状の押釦部80と、押釦部80の下端部分から後方に突出した連結片81と、押釦部80の後面上部から後方に突出した円柱状の操作リブ82と、連結片81の根元部分から左右方向に突設された軸部83とを有する合成樹脂成形体からなる。前カバー2の主部20における操作孔20Aの下側には、操作部材8の軸部83を回動自在に軸支する軸受け(図示せず)が設けられいる。そして、操作部材8は、押釦部80が前カバー2の操作孔20A内に収まるように軸部83が軸受けに軸支されて前カバー2に取り付けられる。また、連結片81の先端(後端)に引き紐84が連結されている。而して、押釦部80が前方から押操作されるか、あるいは引き紐84が下向きに引かれると、操作部材8が軸部83を支点に回動され、プリント配線板60に実装されている押釦スイッチが押釦部80の操作リブ82で押操作される。なお、前カバー2は、外周壁21と内周壁22との間に形成される嵌合溝23にボディ1の周壁11が嵌合されてボディ1に取り付けられる(図1(b),(d)参照)。
後カバー3は、円板状の主部30と、主部30の周縁より前方へ突出した周壁31とが一体に形成された合成樹脂成形体からなる。主部30の略中央部分には、センサ部5のハウジング50後端と嵌合する凹部32が設けられている。また、主部30の右端部には、電池7を収納して保持する、半円筒形状の電池ホルダ部33が前方に突設されている。さらに、主部30後面の周縁部分には、4つの結合爪34が所定の間隔を空けて後方へ突設されている。ここで、主部30の前面には、図1(a)に示すように溝11bから流入する煙粒子をセンサ部5の入口54に案内する複数条の案内壁35が前方へ突設されている。
而して、信号処理部6と操作部材8とスピーカ9が取り付けられた前カバー2の後面側にボディ1が被せられるとともに、ボディ1の後面側に後カバー3が取り付けられる。そして、3本の組立ねじ24が前カバー2のボス23に埋設されている雌ねじに螺合されることでボディ1と前カバー2と後カバー3とが結合される。なお、ボディ1と前カバー2と後カバー3とが結合されたものを器体と呼ぶことにする。
取付ベース4は、円板状の合成樹脂成形体からなる。取付ベース4の周縁部には、後カバー3の4つの結合爪34と個別に係脱自在に係合する4つの係合部40が設けられている。また、取付ベース4には、天井又は壁に取り付けるための取付ねじ(木ねじ)が挿通される2つの取付孔(第1取付孔41及び第2取付孔42)が形成されている。第2取付孔42は、取付ねじの頭部よりも直径が大きい円形の円形部42Aと、取付ねじの頭部と軸部の中間の幅寸法を有する円弧状の長孔部42Bとが一体に形成されている。一方、第1取付孔41は円形であって、取付ベース4の上部において壁掛孔43と一体に形成されている。したがって、第1取付孔41及び第2取付孔42に各別に挿通された取付ねじにより、取付ベース4が天井又は壁にねじ止めされる。
壁掛孔43は、取付ねじの頭部よりも直径が大きい円形の大径部43Aと、取付ねじの頭部と軸部の中間の直径を有する略長円形の小径部43Bとが一体に形成されている。つまり、予め壁に固定された取付ねじの頭部が大径部43Aを通して小径部43Bに移動させられることにより、小径部43Bの周縁が取付ねじの軸部に係止され、本体Aが壁に取り付けられる。
而して、壁(あるいは天井)に取り付けられた取付ベース4の前面側に器体が被せられ、この器体が時計回りに回動されると、取付ベース4の係合部40に後カバー3の結合爪34を係合し、取付ベース4と器体が結合されて本体Aが壁(あるいは天井)に設置される。
次に、本発明の要旨について説明する。図4は本実施形態の住警器が壁に設置された状態を示している。壁に設置された状態では、図4に示すように押釦部80が下方に配置され、引き紐84がほぼ鉛直方向に垂れ下がっている。このとき、センサ部5の入口54は、図1に示すように上側に位置しているので、ボディ1の溝11bから流入する塵や埃などの異物(以下、異物と略す。)が入口54から検出空間に進入したり、あるいは、入口54の網目を通過できない異物が堆積して検出空間への煙粒子の導入が妨げられるといった不具合の生じる虞がある。
そこで本実施形態では、図1に示すようにセンサ部5の入口54の上方に複数(図示例では3つ)の進入防止壁12が設けられている。これらの進入防止壁12は、左右方向に幅広となった角柱状であって、ボディ1の中底10後面より後方に向けて突設されている(図2参照)。ここで、3つの進入防止壁12のうち、上側の2つの進入防止壁12は左右方向に間隔を空けて並置され、下側の1つの進入防止壁12は、上側の2つの進入防止壁12の間の隙間と鉛直方向(上下方向)において重なる位置に配置されている。つまり、3つの進入防止壁12は、鉛直方向(上下方向)に沿って配置されるとともに、壁面の法線方向(前後方向)からみて水平方向(左右方向)に沿ってずれて配置され、且つ壁面と平行な方向(上下方向)からみて入口54を覆うように配置されている。なお、上側の2つの進入防止壁12の左右両端間の幅寸法d1は、センサ部5の入口54の幅寸法d2よりも大きく設定されている(図1(c)参照)。
このように本実施形態では、本体A内においてセンサ部5の入口54の鉛直上方に進入防止壁12が配置されているため、入口54への異物の進入や堆積を阻止することができ、その結果、塵や埃などの異物による火災の誤検出の発生を抑制することができる。しかも、本実施形態では、複数の進入防止壁12が上下方向に沿って配置されるとともに前後方向からみて左右方向に沿ってずれて配置され、且つ上下方向からみて入口54を覆うように配置されているので、検出空間内への煙粒子の進入が妨げられることがなく、火災の失報を防ぐことができる。
A 本体
5 センサ部(検出空間)
12 進入防止壁
54 入口

Claims (1)

  1. 壁面に設置される本体と、当該本体内に設けられる検出空間と、当該検出空間内に外気を導入するための入口と、前記本体内において前記入口の鉛直上方に配置されて当該入口への異物の進入を阻止する複数の進入防止壁とを備え、
    前記複数の進入防止壁は、鉛直方向に沿って配置されるとともに、前記壁面の法線方向からみて水平方向に沿ってずれて配置され、且つ鉛直方向からみて前記入口全体と重なるように配置されることを特徴とする煙式火災感知器。
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