JP5887027B2 - 地面係合軌道システム、軌道チェーンのリンク、及び方法 - Google Patents

地面係合軌道システム、軌道チェーンのリンク、及び方法 Download PDF

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Description

本開示は、地面係合軌道システム全般に係り、特に内部での凹凸化を遅延させるよう形成された軌道システムのリンクに係る。
種々の機械において、地面係合推進要素として軌道が利用されている。このような軌道は通常、複数の回転可能な軌道係合要素を備えており、軌道は、作動中、回転要素の周囲を移動する無限ループを形成する。このような軌道は典型的に、軌道シュー上にボルト留めされた、連結リンクの2つのチェーンを備える。このような機械及び関連の軌道アセンブリに対する要求は相当なものとなる可能性があり、動作環境は厳しい。機械の軌道は、多くの場合、作動中に非常に大きな機械的ストレス、ひずみ、及び磨耗に晒されるにも関わらず、数千時間という長い動作期間を提供する高いロバスト性を備えたものである。
機械軌道が晒される磨耗現象は典型的に、機械の使用方法、オペレータの経験、及び足元の状況と動作環境における基板物質との双方の結果として発生する。機械軌道の屋外でのサービス寿命は、数千時間〜1万時間近くまでの範囲で、このような要因に応じて変化し得る。機械の軌道要素は比較的高価であり、サービス提供によって支出と機械ダウンタイムが増えるため、技術者は、長い間、要素間の磨耗を低減及び管理するストラテジーを求めてきた。
このようなストラテジーの一例が、Massieonらによる米国特許第3,955,855号に教示されている。Massieonらは、高度耐磨耗性材料の係合軌道ローラの接触面を備えた軌道リンクを有する軌道型機械を開示している。高度耐磨耗性材料は、接触面の溝部内に冶金学的に接合された複合合金であってもよい。Massieonらは、ストラテジーの開発に成功したと主張しているが、常に改善の余地が有り、特に、材料の選択及び製造の経済性については改善の余地が残る。
一様態によると、機械の地面係合軌道システムは、回転可能な軌道係合要素と、前記回転可能な軌道係合要素の周囲に延び、第1及び第2の軌道チェーンと、前記第1及び第2の軌道チェーンに連結された複数の軌道シューを含む軌道とを備える。前記第1及び第2の軌道チェーンは各々、それぞれが内側と外側を有する複数の長尺リンクを有し、前記内側及び外側の間に連通する第1及び第2の軌道ピン孔部を規定する。前記長尺リンクはさらに、各々、前記複数の軌道シューのうちの1つと接触する平坦下面と、前記回転可能な軌道係合要素と接触する上方レール面とを有する。前記上方レール面は、犠牲磨耗材料で形成され、前記回転可能な軌道係合要素と接触することにより、結果として、前記上方レール面における凹凸化を遅延させる突出縦形状を有する。
他の一様態によると、機械の地面係合軌道システムにおける軌道チェーンのリンクは、内側及び外側を有し、第1のリンク本体端部に形成された第1の軌道ピン孔部と、第2のリンク本体端部に形成された第2の軌道ピン孔部とを規定する長尺リンク本体部を備える。前記第1及び第2の孔部は、各々、前記内側及び外側の間で連通し、前記長尺リンク本体部を前記軌道チェーン内の他の長尺リンク本体部と連結する軌道ピンを内部に受容するよう構成される。前記長尺リンク本体部はさらに、前記長尺リンク本体部にボルト留めされる軌道シューと接触する平坦下面と、前記軌道システム内の回転可能な軌道係合要素と接触する上方レール面とを有する。前記上方レール面は、犠牲磨耗材料で形成され、前記回転可能な軌道係合要素と接触することにより、結果として、前記上方レール面における凹凸化を遅延させる突出縦形状を有する。
さらに他の一様態によると、機械の地面係合軌道システムの作動方法であって、前記地面係合軌道システムの軌道を、複数の回転可能な軌道係合要素周囲に進行させるステップを備える。前記方法はさらに、前記軌道の第1及び第2の軌道チェーンにおけるリンクを、前記進行により、回転可能な軌道係合要素のうちの1つと係合させるように動かし、前記リンクの上方レール面各々、前記回転可能な軌道係合要素の前記1つと接触する突出縦形状を有するようにするステップを備える。前記方法はさらに、非凹凸状の磨耗パターンで、前記上方レール面を形成する前記リンクの犠牲磨耗材料を磨耗させるステップとを備える。
一実施形態に係る地面係合追跡システムを備えた機械の側面図である。 図1に示す軌道システムの一部の、2つの断面における部分断面図である。 一実施形態に係る軌道チェーンのリンクの等角図である。 図3のリンクの側面図である。 回転可能な軌道係合要素に接触する、図3及び図4に示すリンクの側面図である。
図1を参照すると、一実施形態に係る地面係合軌道システム14を備えた機械10が示されている。機械10は、軌道型トラクターとして示されているが、軌道型ローダー、半軌道型機械、又はその他の種々の機械のいずれかであり得る。軌道システム14は、従来のように、機械10のフレーム12の両側に配置された2つの個別の追跡システムのうちの1つであってもよい。軌道システム14はさらに、機械フレーム12に連結された軌道ローラフレーム13と、複数の回転可能な軌道係合要素16、18、及び20を備えてもよい。一実施形態において、回転可能な軌道係合要素16及び18は、軌道システム14の動作中、受動的に回転する、回転可能アイドラーを備え、要素20は、軌道システム14を駆動するスプロケットを備える。軌道システム14はさらに、機械10の全重量、若しくは、実質的に全重量を支え、且つ、軌道ローラフレーム13に搭載される複数の軌道ローラ23を備えてもよい。
軌道システム14はさらに、回転可能な各軌道係合要素16、18、及び20と軌道ローラ23の周囲に延びる軌道22を備えてもよい。要素16、18、及び20は各々、回転軸17、19、及び21を規定し、この軸は図示の通り並列に三角パターンに配置されてもよい。従って軌道22は、略三角形状を有する要素16、18、及び20の周囲に走行経路を規定してもよい。当業者は、図1に示す実施形態を「高駆動」追跡システムと理解するであろうが、本開示はこれに限定されるものでないことを理解されなければならない。以下の説明でさらに明らかにするとおり、軌道システム14は、独自の方法で既知の軌道システムと関連の磨耗の問題に対処するものであってもよく、従って従来の軌道のサービス寿命を延ばしてもよい。
軌道22は、第1軌道チェーン24と、図1においては軌道チェーン24で隠れている第2軌道チェーンと、第1軌道チェーン24及び第2の隠れた軌道チェーンに連結された複数の軌道シュー26とを備えてもよい。軌道シュー26は各々、従来の通り、1つ又は複数のグローサー(数に制限なし)を備えてもよい。第1軌道チェーン及び第2軌道チェーンはさらに、各々、複数の長尺リンク30を備ええてもよく、長尺リンクは各々、リンク本体部33を有する。各リンク本体部33は、軌道シュー26のうちの1つと接触した平坦下面40と、要素16及び18の1つと接触中であるか、若しくは、場合によっては、作動中、軌道22の進行により、これらの要素の1つと接触する上方レール面42とを備えてもよい。上方レール面42は、本明細書に詳述するとおり、犠牲磨耗材料で形成されてもよく、回転可能な軌道係合要素16及び18と、潜在的には軌道ローラ23と接触することにより、結果として、上方レール面42における凹凸化を遅延させる突出縦形状を有する。当業者は、各リンク30の上方レール面42がともに、アイドラー16及び18と軌道ローラ23とが搭載される2つの軌道チェーン内にレールを形成することを理解されるであろう。一方、駆動スプロケット20は、レール上ではなく、リンク30間で軌道22に接触してもよい。
さて図2及び図3を参照すると、第1の軌道チェーン24は、複数の軌道ピンを介して第2の軌道チェーン124と連結されてもよく、軌道ピンのうちの1つを、図2において参照符号68によって図示及び特定する。回転可能であるか、若しくは、固定の複数のブッシング70が、複数の軌道ピンの上に配置されてもよい。軌道22はさらに、ブッシング及び軌道ピンの各セットと関連付けられた複数の軌道シール72と、複数のスラストリング74とを備えてもよい。図2において、リンク30と、軌道チェーン124の相手方リンク130とは、互いに鏡像であることに留意されたい。従って、本開示では、鏡像の関係を考慮して、軌道チェーン24又は124のいずれかのリンクについて述べていることを理解しなければならない。各軌道チェーン内の各リンクは、同一であってもよいが、特定の実施形態においてはマスターリンクであってもよい。
図2及び図3にも示すとおり、リンク本体部33は、内側32及び外側34を備えてもよい。リンク本体部33はさらに、第1のリンク本体端部44に形成された第1の軌道ピン孔部と、第2のリンク本体端部46に形成された第2軌道ピン孔部38とを規定する。軌道ピン孔部36及び38は各々、内側32及び外側34の間で連通する。実際的な実装ストラテジーによると、第1の軌道ピン孔部36は、軌道ピンのうちの1つと干渉嵌合してもよく、第2の軌道ピン孔部38は、ブッシングのうちの1つと干渉嵌合してもよい。上述のとおり、上方レール面42と、軌道チェーン124の場合、上方レール面142とは、犠牲磨耗材料で形成されてもよい。実際的な実装ストラテジーによると、犠牲磨耗材料には、高周波焼き入れ又はその他の硬化プロセスによって形成された硬化材料60が含まれてもよい。リンク30及び130はさらに、各々、未硬化材料62を含んでもよく、第1の軌道ピン穴部36及び第2の軌道ピン孔部38は、上述の干渉嵌合の形成を困難にすることを避けるように、未硬化材料62で規定されてもよい。いずれにしても、本開示は、特定の材料、材料硬度、又はそれについての軌道アセンブリストラテジーに限定されるものでない。例えば、全体的又は部分的に干渉嵌合を利用する代わりに、他のピン保持ストラテジーを使用して、軌道ピンの端部を軌道リンクに連結してもよい。前述のとおり、ブッシングは、軌道ピン上を自在に回転してもよい。
種々のリンク設計が、本開示の文脈の範囲内であると考えられる。1つの実際的な実装ストラテジーによると、リンク30及び130はS字型であってもよいが、他の実施形態においては直線状であってもよい。当業者は、S字型リンクと直線状リンクとの差を熟知しているであろう。図示のとおりS字リンクの場合、孔部36及び38は、互いに横方向にオフセットしている。換言すると、内側から外側に向かって配置されていない。上方レール面42はさらに、上方から見ると実質的にS字型の幾何学性を有し、上方レール面42の中央部58が、第1端部54と、第一端部54から横方向にオフセットした第2端部56との間に延びるようにする。リンク30はさらに、内側32及び外側34の間で連通する第1ウィンドウ48と第2ウィンドウ50を規定する。第1のボルト孔部52と第2のボルト孔部53は、下面40から内側へ向かって伸び、第1ウィンドウ48及び第2ウィンドウ50とそれぞれ交差する。軌道システム14はさらに、リンク30のボルト孔部52及び53内に受容されて、軌道シュー50のうちの1つを対応するリンク30に取り付けるボルト64を備える。ナット66は、ウィンドウ48及び50内に配置され、ボルト66と係合されてもよい。
さて図4を参照すると、追加の幾何学属性を特定する、リンク30の側面図が示されている。前述のとおり、上方レール面42は、中央部58、第1端部54、及び第2端部56を有するように形成されてもよい。第1のリンク本体端部44及び第2のリンク本体端部46の間に延びた上方レール面42の突出縦形状を、図4に明らかに示す。図示の実施形態において、突出縦形状は、中央部58によって形成され、第1端部54及び第2端部56は各々、平坦で、中央部58によって形成された突出縦形状からなだらかに推移する線状縦形状を形成する。第1端部54及び第2端部56は、共通の平面内に配置されてもよく、下面40と平行であってもよい。図4のリンク本体部33の側面図は、外側34を示している。上方レール面42は、外側34から内側32に横方向に延びる均一の形状を有してもよい。従って、上方レール面42は、第1端部54、第2端部56、及び中央部58の各々において、線状横形状を有していると理解してもよい。そこで、図4の紙面と直交し、下面40及び上方レール面42の間を縦方向に延びる形状において、上方レール面42の形状は直線状であってもよい。
さらに、リンク本体部33の本体長さ200と、中央部の長さ204と、第1端部及び第2端部の長さ206とが図4に示されている。実際的な実装ストラテジーによると、中央部の長さ204は、互いに等しくてもよい端部の長さ206の和に比して大きくてもよい。中央部58はさらに、本体長さ200に比して大きい、均一な曲率半径202を規定してもよい。均一な曲率半径は、約500〜約1000mmであってもよい。より具体的には、均一な曲率半径202は、約800〜約900mmであってもよく、さらに具体的には、約857mm程度であってもよい。本明細書において使用する用語「約」は、文脈において、同一の有効桁数への丸めと理解しなければならない。従って、例えば、「約」500mmは450mm〜549mmを意味し、「約」857mmは856.5mm〜857.4mmを意味する。
中央部58はさらに、リンク本体部33の長手方向中央線300と一致する頂点59を備えてもよい。前述のとおり、第1端部54及び第2端部56は、共通平面内に配置されてもよい。第1端部54及び第2端部56と、共通平面とに対する頂点59の上昇は、約4mm〜約12mmであってもよく、より具体的には、約5mmであってもよい。下面40と頂点59との間の垂直方向距離212は、約60mm〜約240mmであってもよく、より具体的には、約190mmであってもよい。さらに、軌道ピン孔部38によって規定された縦軸39と、軌道ピン孔部36によって規定された縦軸37とが、図4に示されている。軸37及び39は、平行であってもよく、一実施形態において、軸37及び39の間の距離208は、約100mm〜約300mmであってもよい。
図面全体を参照し、特に図5を参照すると、リンク本体部33が回転可能な軌道係合要素16と接触した状態でリンク30が示されている。頂点59は、要素16と接触している様子が示されており、図示のリンクを含む軌道22の一部が要素16の周囲で包囲されている様子が表されている。要素16の周囲において軌道22を進行させている間、第1軌道チェーン24及び第2軌道チェーン124におけるリンクは、要素16と係合するように移動された後、軌道の進行の進捗に合わせて係合を解消するよう移動される。軌道22は、要素16の周囲を包囲する際、要素16に接近する直線状構成から曲線状構成へと推移し、軌道がその経路の周囲を移動する際、直線状構成に戻る傾向がある。要素18との係合及び係合解消は、実質的に同様に発生してもよい。曲線状構成と直線状構成との間の軌道22の推移の一部として、隣接のリンクの上方レール面42は、互いに僅かに接近してもよく、場合によっては離間してもよく、曲面に侵入する際、若しくは、曲面から退出する際に、軌道係合要素の外面に対してスライドしてもよい。この現象が観察されると、凹凸状パターンとなる上方レール面からの材料の磨耗を引き起こす。凹凸状パターンの磨耗は、機械が基板を走行する際、振動や隆起を引き起こし得る。換言すると、リンクの凹凸状表面が一旦深刻になると、乗り心地を粗くし、最終的にはオペレータの操作を不快にし、潜在的に機械の他の要素のサービス寿命にまで影響を及ぼしてしまう。そのため、軌道リンクの凹凸化は、多くの場合、軌道のサービス寿命を制限する要因となる。
本開示のとおり、突出縦形状を備えた上方レール面42を形成することにより、凹凸化を遅延させることができるため、軌道のサービス寿命を延ばすことができることを見出した。図5は、磨耗形状302を示しており、上方レール面42の縦形状がある程度の磨耗に晒された後、どのように現れるかを大まかに示している。一方で、もう1つの磨耗形状304は、軌道リンク30がそのサービス寿命の終わりに近づくように、より重度の磨耗に晒された上方レール面42において観察されるような、中央の凹凸化部306と外側の凹凸化部308とを示している。換言すると、軌道リンク30は、形状302に大まかに示すとおり、上方レール面42の突出縦形状が略直線状となるまで縮小し、形状304に大まかに示すとおり、後に磨耗がさらに凹凸となるようなパターンで磨耗すると予測することができる。いずれにしても、上方レール面42が凹凸状態に至るまでに要する時間は、従来の直線状の平坦なレール面の場合に比して、2倍以上長くなると考えられる。図5において、中央の凹凸化部306は、要素16等のアイドラーとの接触に応じて形成されるものと予測される一方で、外側の凹凸化部308は、少なくとも部分的に、軌道ローラとの接触によって形成されるものと予測される。形状304の鏡像として通常構成される上方レール面に、多数の凸部又は隆起を備えた複合突出形状を有する実施形態が考えられる。これら全般的ストラテジーのいずれにおいても、凹凸化を遅延させるように追加の磨耗材料を配置することにより、少なくとも最初は、非凹凸状の磨耗パターンに磨耗を進行させることができる。
上述のとおり、軌道リンクにおける上方レール面の凹凸化形状は、機械の乗り心地の滑らかさに影響を与えることが予測できる。同様に、過剰に急激に変化する半径を有するか、若しくは、対応するリンク本体部の端部から過剰に高く上昇する突出縦形状は、少なくとも材料がいくらか磨耗してしまうまで、乗り心地に悪影響を与えることが予測できる。本開示は、頂点の上昇及び突出形状を有する上方レール面について特に限定するものでなく、特定の寸法やその他の幾何学的なリンク属性について特に限定するものでないが、本明細書に開示の寸法範囲及び比率は、実装されて最初にサービス提供を行う際にも許容可能な滑らかな乗り心地と、軌道のサービス寿命の延長との双方を満足するものであると予測できる。したがって、図4の関連で説明及び検討した寸法及び比率は、滑らかな乗り心地と軌道のサービス寿命の延長との均衡を取ることのできる、実際的な実装ストラテジーであると理解してもよい。
本説明は、例示のみを目的とするものであり、いかなる意味合いにおいても本開示の幅を狭めるものでない。従って当業者にとって、本開示の完全かつ公正な範囲を超えることなく、本明細書に開示の実施形態に種々の修正が加えられてよいことは明らかであろう。添付の図面及び以下の請求項を検討することにより、その他の側面、特徴、及び利点が明らかになるであろう。

Claims (17)

  1. 機械(10)の地面係合軌道システム(14)であって、
    回転可能な軌道係合要素(16、20、23)と、
    前記回転可能な軌道係合要素(16、20、23)の周囲に延び、第1及び第2の軌道チェーン(24,124)と、前記第1及び第2の軌道チェーン(24、124)に連結された複数の軌道シュー(26)を含む軌道(22)とを備え、
    前記第1及び第2の軌道チェーン(24、124)は各々、それぞれが内側(32)と外側(34)を有する複数の長尺リンク(30、130)を有し、前記内側及び外側(32、34)の間に連通する第1及び第2の軌道ピン孔部(36、38)を画定し、
    前記複数の長尺リンク(30、130)はさらに、各々、前記複数の軌道シュー(26)のうちの1つと接触する平坦下面(40)と、前記回転可能な軌道係合要素(16)と接触する上方レール面(42、142)とを有し、前記上方レール面(42、142)は、犠牲磨耗材料(60)で形成され、前記回転可能な軌道係合要素(16、20、23)との接触から生じる前記上方レール面(42、142)における凹凸化を遅延させる凸状縦断プロファイルを有し、
    前記複数の長尺リンク(30、130)は各々、S字型を有し、前記上方レール面(42、142)が第1端部(54)と前記第1端部(54)から横方向にオフセットした第2端部(56)との間に延びる中央部(58)を有し、
    前記凸状縦断プロファイルは、前記中央部(58)によって形成され、前記第1及び第2の端部(54、56)は各々、平坦であり、前記凸状縦断プロファイルで推移する線形縦断プロファイルを形成する軌道システム(14)。
  2. 前記犠牲磨耗材料(60)は、硬化材料を含み、前記複数の長尺リンク(30、130)はさらに、未硬化材料と、前記未硬化材料で画定された前記第1及び第2の軌道ピン孔部(36、38)とを含む請求項1に記載の軌道システム(14)。
  3. 前記複数の長尺リンク(30、130)はさらに、各々、前記内側及び外側(32、34)の間に連通する第1及び第2のウィンドウ(48、50)を画定し、第1及び第2のボルト孔部(52、53)が前記平坦下面(40)から内側に向かって延びて前記第1及び第2のウィンドウ(48、50)と各々交差し、前記複数の長尺リンク(30、130)の各々において前記第1及び第2のボルト孔部(52、53)内に受容されて、前記複数の軌道シュー(26)の1つを対応の長尺リンク(30、130)に取り付けるボルト(64)をさらに備える請求項1に記載の軌道システム(14)。
  4. 前記上方レール面(42、142)は、前記第1及び第2の端部(54、56)及び前記中央部(58)の各々において、線形横プロファイルを有する請求項1に記載の軌道システム(14)。
  5. 前記回転可能な軌道係合要素(16)は、第1のアイドラー、第2のアイドラー、駆動スプロケット(20)と複数の軌道ローラー(23)を含み、
    前記軌道(22)は、前記第1のアイドラー、前記第2のアイドラー、前記駆動スプロケット(20)と前記複数の軌道ローラー(23)の周りに延在する走行路を画定し、
    前記第1のアイドラー、前記第2のアイドラーと前記駆動スプロケット(20)は、三角形状に配置された平行な回転軸を備えている請求項1に記載の軌道システム(14)。
  6. 前記第1の軌道チェーンにおける前記複数の長尺リンクは、前記第2の軌道チェーンにおける前記複数の長尺リンクの鏡像であり、
    前記第1の軌道チェーンと前記第2の軌道チェーンとを繋ぐ複数の軌道ピンと、
    前記複数の軌道ピンの上に配置された複数のブッシングと、を備えている請求項5に記載の軌道システム(14)。
  7. 前記第1及び第2の軌道ピン孔部(36、38)は各々、縦軸を画定しており、前記縦軸間の距離は、約100mm〜300mmであり、前記上方レール面(42、142)の中央部(58)は各々、対応する第1及び第2の端部(54、56)に対して約4mm〜約12mm上昇した頂点(59)を有し、前記平坦下面(40)と前記頂点(59)との間の垂直方向距離(208、212)は、約60mm〜約240mmである請求項5に記載の軌道システム(14)。
  8. 機械(10)の地面係合軌道システム(14)における軌道チェーン(24、124)のリンク(30、130)であって、
    内側(32)及び外側(34)を有し、第1のリンク本体端部(44)に形成された第1の軌道ピン孔部(36)と、第2のリンク本体端部(46)に形成された第2の軌道ピン孔部(38)とを画定する長尺リンク本体部(33)を備え、前記第1及び第2の孔部(36、38)は各々、前記内側及び外側(32、34)の間で連通し、前記長尺リンク本体部(30)を前記軌道チェーン(24、124)内の他の長尺リンク本体部(33)と連結する軌道ピン(68)を内部に受容するよう構成され、
    前記長尺リンク本体部(33)はさらに、前記長尺リンク本体部(33)にボルト留めされる軌道シュー(26)と接触する平坦下面(40)と、前記地面係合軌道システム(14)内の回転可能な軌道係合要素(16、20、23)と接触する上方レール面(42、142)とを有し、
    前記上方レール面(42、142)は、犠牲磨耗材料(60)で形成され、前記回転可能な軌道係合要素(16、20、23)との接触から生じる前記上方レール面(42、142)における凹凸化を遅延させる凸状縦断プロファイルを有し、
    前記長尺リンク本体部(33)はさらに、前記内側及び外側(32、34)の間で各々連通する第1及び第2のウィンドウ(48、50)を画定し、第1及び第2のボルト孔部(52、53)が前記平坦下面(40)から内側に向かって延びて前記第1及び第2のウィンドウ(48、50)と各々交差し、
    前記上方レール面(42、142)はさらに、第1端部(54)と、第2端部(56)と、凸状縦断プロファイルを形成し前記第1及び第2の端部(54、56)間に延びる中央部(58)と、を有し、
    前記第1及び第2の端部(54、56)は平坦で、共通平面内に配置され、前記平坦下面(40)と平行であるリンク(30、130)。
  9. 前記長尺リンク本体部(33)は、前記第1及び第2の端部(54、56)が互いに横方向にオフセットするようなS字型であり、前記上方レール面(42、142)は、第1端部(54)と、第2端部(56)と、前記中央部(58)において、線形横プロファイルを有している請求項8に記載のリンク(30、130)。
  10. 前記長尺リンク本体部(33)は、本体長さ(200)を有し、前記中央部(58)は、前記本体長さ(200)に比して大きい、均一な曲率半径(202)を規定する請求項9に記載のリンク(30、130)。
  11. 前記均一な曲率半径(202)は、約500mm〜1000mm程度である請求項10に記載のリンク(30、130)。
  12. 前記中央部(58)は、中央部長さ(204)を有し、前記第1及び第2の端部(54、56)は、等しい端部長さ(206)を有し、前記中央部長さ(204)は、前記端部長さ(206)の和に比して大きく、前記中央部(58)は前記長尺リンク本体部(33)の縦方向垂直中心線と一致する頂点(59)を有する請求項10に記載のリンク(30、130)。
  13. 前記第1の軌道ピン孔部(36)と前記第2の軌道ピン孔部(38)は各々、縦軸を画定しており、前記縦軸間の距離は、約100mm〜300mmであり、
    前記上方レール面(42、142)の中央部(58)は各々、対応する第1及び第2の端部(54、56)に対して約4mm〜約12mm上昇した頂点(59)を有し、平坦下面(40)と前記頂点(59)との間の垂直方向距離(208、212)は、約60mm〜約240mmである請求項9に記載のリンク(30、130)。
  14. 前記上昇は約5mm程度であり、前記平坦下面(40)と前記頂点(59)との間の距離は、約190mmである請求項13に記載のリンク(30、130)。
  15. 機械(10)の地面係合軌道システム(14)の作動方法であって、
    前記地面係合軌道システム(14)の軌道(22)を、複数の回転可能な軌道係合要素(16、20、23)の周囲に進行させるステップと、
    前記軌道(22)の第1及び第2の軌道チェーン(24、124)における長尺リンク(30、130)を、前記進行により、複数の回転可能な軌道係合要素(16、20、23)のうちの1つと係合させるように動かし、前記長尺リンク(30、130)の上方レール面(42、142)が各々、前記複数の回転可能な軌道係合要素(16、20、23)の前記1つと接触する凸状縦断プロファイルを有するようにするステップと、
    前記長尺リンク(30、130)は各々、S字型を有し、前記上方レール面(42、142)が第1端部(54)と前記第1端部(54)から横方向にオフセットした第2端部(56)との間に延びる中央部(58)を有し、
    前記凸状縦断プロファイルは、前記中央部(58)によって形成され、前記第1及び第2の端部(54、56)は各々、平坦であり、前記凸状縦断プロファイルで推移する線形縦断プロファイルを形成し、
    非凹凸状(306、308)の磨耗パターンで、前記上方レール面(42、142)に形成する前記リンク(30、130)の犠牲磨耗材料(60)を磨耗させるステップとを備える方法。
  16. それぞれが内側(32)と外側(34)を有する複数の長尺リンク(30、130)を有し、
    前記複数の長尺リンク(30、130)のそれぞれはさらに、各々、複数の軌道シュー(26)のうちの1つと接触する平坦下面(40)と、機械(10)上の複数の回転可能な軌道係合要素(16)と接触する上方レール面(42、142)と含み、
    前記上方レール面(42、142)は、犠牲磨耗材料(60)で形成され、中央部(58)に形成された凸状縦断プロファイルを有し、
    前記中央部(58)は、第1及び第2の端部(54、56)間に延び、
    前記第1及び第2の端部(54、56)は各々、平坦であり、前記凸状縦断プロファイルで推移する線形縦断プロファイルを形成する、軌道チェーン(24、124)。
  17. それぞれが内側(32)と外側(34)を有する複数の長尺リンク(30、130)を有し、
    前記複数の長尺リンク(30、130)のそれぞれはさらに、各々、複数の軌道シュー(26)のうちの1つと接触する平坦下面(40)と、機械(10)上の複数の回転可能な軌道係合要素(16)と接触する上方レール面(42、142)と含み、
    前記上方レール面(42、142)は、犠牲磨耗材料(60)で形成され、中央部(58)に形成された凸状縦断プロファイルを有し、
    前記中央部(58)は、第1及び第2の端部(54、56)間に延び、
    前記上方レール面の前記第1及び第2の端部(54、56)は、実質的に平坦である、軌道チェーン(24、124)。
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