JP5884685B2 - 電力変換装置 - Google Patents
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Description
円筒状パイプは、クランプの押さえ部とフレームのパイプ支持部とによって挟持されることで、フレームに押圧支持されている。
上記の電力変換装置において、フレーム内に配され、クランプによって固定される前の円筒状パイプは、寸法公差や組み付け時の位置のばらつきによる影響を受け、円筒状パイプがフレームのパイプ支持部からずれた位置に配される場合がある。円筒状パイプがパイプ支持部からずれた状態でクランプを組み付けた場合、円筒状パイプの位置が十分に補正されず、正しい固定位置からずれて配される場合がある。
該半導体モジュールを冷却すると共に、内部の冷媒流路に冷却媒体を導入又は排出する一対の筒状パイプを備えた冷却器と、
該冷却器を保持するフレームと、
上記筒状パイプを上記フレームと共に挟持することにより、上記筒状パイプを上記フレームに固定するクランプとを有し、
該クランプは、上記フレームに係合する一対の係合部と、該一対の係合部の間に形成され上記筒状パイプを押圧する押さえ部とを有しており、
上記フレームは、上記筒状パイプを支承するパイプ支持部と、上記係合部が係合可能な被係合部とを有しており、
上記クランプは、上記押さえ部が上記筒状パイプを上記フレームの上記パイプ支持部へ向かって押圧した状態で、上記一対の係合部が、それぞれ上記フレームの上記被係合部に係合することにより、上記筒状パイプを上記フレームに固定しており、
上記クランプは、上記押さえ部の両端からフレーム側へ向かって立設した一対の脚部を備え、上記係合部は、上記脚部の端部をフレームと反対側へ屈曲して形成されると共に、上記脚部に対して弾性的に変位できるよう構成されていることを特徴とする電力変換装置にある(請求項1)。
また、クランプをフレームに固定するにあたり、ボルトなどの締結用部品が不要となる。これにより、上記電力変換装置の部品点数を削減し、組み付けにかかる作業工数を低減することができる。
上記電力変換装置の実施例につき、図1〜図5を参照して説明する。
図1に示すごとく、電力変換装置1は、スイッチング素子を内蔵した半導体モジュール11と、半導体モジュール11を冷却すると共に、内部の冷媒流路に冷却媒体を導入又は排出する一対の筒状パイプ123、124を備えた冷却器12とを有している。また、電力変換装置1は、冷却器12を保持するフレーム2と、筒状パイプ123、124をフレーム2と共に挟持することにより、筒状パイプ123、124をフレーム2に固定するクランプ3とを有している。
フレーム2は、筒状パイプ123、124を支承するパイプ支持部24と、係合部31が係合可能な被係合部23とを有している。
クランプ3は、押さえ部32が筒状パイプ123、124をフレーム2のパイプ支持部24へ向かって押圧した状態で、一対の係合部31が、それぞれフレーム2の被係合部23に係合することにより、筒状パイプ123、124をフレーム2に固定している。
図1に示すごとく、冷却器12は、内部に冷却媒体を流通させる冷媒流路を有する複数の冷却管121を、所定の間隔を設けて積層配置すると共に、隣り合う冷却管121同士を、その長手方向の両端部において連結部122によって連結してなる。そして、積層方向の一端(前端)に配置された冷却管121における長手方向の両端部に、冷却媒体を冷却器12に導入又は排出するための一対の筒状パイプ123、124が接続してある。
隣り合う冷却管121の間には、半導体モジュール11が配置されており、半導体モジュール11は、その両主面から一対の冷却管121によって挟持されている。すなわち、複数の冷却管121と複数の半導体モジュール11とは交互に積層されている。
図2に示すごとく、パイプ支持部24は、一対のテーパ面に形成されており、このテーパ面には、パイプ支持部24と共にフレーム導入面241が形成されている。
押さえ部32は、板厚方向から見たとき、外形が略矩形状をなしており、自然状態において、平坦な板状をなしている。押さえ部32における長手方向に配された両端部には、一対の脚部33が配されている。
一対の脚部33の先端部には、それぞれ係合部31が形成されている。係合部31は、脚部33の端部から、一対の脚部33の外側方向で、かつフレーム2と反対側へ屈曲するように形成されている。係合部31は、脚部33に対して弾性的に変位できるよう構成されており、フレーム2に組付けた際に被係合部23と係合して配されている。
次いで、図3に示すごとく、凹溝部22の位置と脚部33の位置とを合わせながら、クランプ3を筒状パイプ123、124に被せるように配置する。
このとき、図4及び図5に示すごとく、押さえ部32は、筒状パイプ123、124と当接し、筒状パイプ123、124をパイプ支持部24に向かって移動させる。そして、押さえ部32によって押圧された筒状パイプ123、124は、一対のフレーム導入面241の一方に当接すると、フレーム導入面241に沿って移動し、正しい固定位置へと導かれる。
このとき、押さえ部32は、その両端部が中央部に対してパイプ支持部24側に向かって変形するように弾性変形をする。
以上により、筒状パイプ123、124は、パイプ支持部24に支承されつつ、クランプ3によってフレーム2に固定される。
電力変換装置1は、上記のごとく、クランプ3を用いて筒状パイプ123、124をフレーム2へと固定している。そのため、クランプ3の組み付け作業性を向上しつつ、筒状パイプ123、124を正しい位置に固定することができる。
また、従来の電力変換装置1において用いられていた、ボルトなどの締結用部品が不要となる。これにより、電力変換装置1の部品点数を削減し、組み付けにかかる作業工数を低減することができる。
本例は、実施例1の電力変換装置におけるクランプの係合部、及びフレームの被係合部の形状を変更した例を示す。
係合部310は、筒状パイプ123、124と直交する断面の形状が、半円状をなしており、脚部33の先端側において、外側に向かって突出するように形成されている。
被係合部230は、凹溝部22の内側面において、パイプ支持部24と反対側に配された内側面221に形成されている。被係合部230において、筒状パイプ123、124の軸方向と直交する断面の形状は、係合部310の外側面と対応した円弧状をなしており、係合部310と係合可能に構成されている。
その他の構成は実施例1と同様である。尚、本例に関する図面において用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り実施例1と同様の構成要素等を表す。
本例においても実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
11 半導体モジュール
12 冷却器
123、124 筒状パイプ
2 フレーム
23、230 被係合部
24 パイプ支持部
3 クランプ
31、310 係合部
32 押さえ部
Claims (3)
- スイッチング素子を内蔵した半導体モジュール(11)と、
該半導体モジュール(11)を冷却すると共に、内部の冷媒流路に冷却媒体を導入又は排出する一対の筒状パイプ(123、124)を備えた冷却器(12)と、
該冷却器(12)を保持するフレーム(2)と、
上記筒状パイプ(123、124)を上記フレーム(2)と共に挟持することにより、上記筒状パイプ(123、124)を上記フレーム(2)に固定するクランプ(3)とを有し、
該クランプ(3)は、上記フレーム(2)に係合する一対の係合部(31、310)と、該一対の係合部(31、310)の間に形成され上記筒状パイプ(123、124)を押圧する押さえ部(32)とを有しており、
上記フレーム(2)は、上記筒状パイプ(123、124)を支承するパイプ支持部(24)と、上記係合部(31、310)が係合可能な被係合部(23、230)とを有しており、
上記クランプ(3)は、上記押さえ部(32)が上記筒状パイプ(123、124)を上記フレーム(2)の上記パイプ支持部(24)へ向かって押圧した状態で、上記一対の係合部(31、310)が、それぞれ上記フレーム(2)の上記被係合部(23、230)に係合することにより、上記筒状パイプ(123、124)を上記フレーム(2)に固定しており、
上記クランプ(3)は、上記押さえ部(32)の両端からフレーム(2)側へ向かって立設した一対の脚部(33)を備え、上記係合部(31、310)は、上記脚部(33)の端部をフレーム(2)と反対側へ屈曲して形成されると共に、上記脚部(33)に対して弾性的に変位できるよう構成されていることを特徴とする電力変換装置(1)。 - 請求項1に記載の電力変換装置(1)において、上記クランプ(3)は、上記押さえ部(32)が弾性変形して上記筒状パイプ(123、124)を上記フレーム(2)の上記パイプ支持部(24)側に向かって押しつけた状態で配設されていることを特徴とする電力変換装置(1)。
- 請求項1又は2に記載の電力変換装置(1)において、上記パイプ支持部(24)は、一対のテーパ面上に形成されており、該テーパ面は、パイプ支持部(24)よりも外側へ延設されたフレーム導入面(241)を備えていることを特徴とする電力変換装置(1)。
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