JP5881863B2 - 電気通信回線内の障害を識別するための方法およびデバイス - Google Patents

電気通信回線内の障害を識別するための方法およびデバイス Download PDF

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Description

本発明は、電気通信回線内の障害を識別するための方法に関する。さらに、本発明は、電気通信回線内の障害を識別するための障害識別デバイス、および障害を識別するための方法を実施するようにプログラムされたコンピュータプログラム製品に関する。
デジタル加入者線(DSL)でシングルエンド線試験(SELT)を実行することが知られている。SELTは反射測定に基づく測定手順を含み、これにより、加入者線の導体ペア内の障害の位置を決定することが可能になる。一般に、障害は加入者線上を送信される信号を反射する。よって、障害の位置は、加入者線の単一の端点から障害まで、およびそのDSLの単一端点に戻るまでの、信号伝播時間を測定することにより決定することができる。しかし、SELTでは専用のテスト信号を加入者線上に送信する必要があり、SELTの実施中は、加入者線の通常の動作を中断しなければならない。したがって、SELTは、加入者線のテストを繰り返し行う場合や自動テストには、あまり適さない。
さらに、DSLシステムには、一般に、デュアルエンド線試験(DELT)のための手順が備わる。DELTは、DSLの異なる端点に接続された2つのノード、例えばアクセスノードおよび顧客構内設備(CPE)の一部であるノードにより実行される。DELTの結果は、加入者線の端点のノードから、例えば簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)を用いて、取り込まれ得る。
本発明の目的は、電気通信回線の通常動作を中断せずに回線に適用可能で、既存のDSLシステムまたは電力線通信(PLC)システムなどの既存のシステムとの接続において容易に実装可能な、電気通信回線内の障害を識別するための方法を提供することである。
この目的は、請求項1に記載される電気通信回線内の障害を識別するための方法、請求項12に記載される障害識別デバイス、および請求項15に記載されるコンピュータプログラム製品により解決される。
一実施形態によれば、電気通信回線内の障害を識別するための方法が提供され、この方法は、電気通信回線の伝達関数を特徴付ける第1の測定データを決定するステップを含み、この方法はさらに、伝達関数の振動の周期性間隔を少なくとも1つ検出するステップを含み、また、前記検出ステップの結果に応じて障害が識別される。一実施形態では、この方法は第1の測定データに応じて、少なくとも1つの周期性間隔を決定するステップ、および/または、決定された少なくとも1つの周期性間隔に応じて障害を識別するステップを含んでよい。この方法を実装するときは、電気通信回線の通常の動作を中断することなく測定データを取得すること、つまり、測定データの取得中にデータ送信を継続することができる。一実施形態では、測定データの取得ステップは、電気通信回線の接続先のネットワーク要素、例えばアクセスノードまたは顧客構内ノードから、測定データを取り込むステップを含む。一実施形態では、このネットワーク要素は、回線の動作中の一定のフェーズ中、例えば同期フェーズ中に測定を実施し、測定データを生成して格納してよい。別の実施形態では、測定データは継続的に生成および/または更新される。したがって、できる限り、データ送信の品質が、例えば加入者が気付く程度にまで低下する前に障害を検出するために、電気通信回線は、自動的に、かつ/または繰り返しチェックされる。
障害を識別するステップは、通信回線に障害があるかないかを検出するステップを含んでよい。一実施形態では、伝達関数が振動を示す場合に、障害が検出される。この方法では、伝達関数が振動を示さない場合は、回線に障害がないと決定してよい。
好ましい実施形態では、前記識別するステップは、伝達関数の振動の周期性間隔に応じて、電気通信回線内の障害の位置を推定するステップを含む。しかし、別の実施形態によれば、この方法は、周期性間隔に応じて障害を検出するが、障害の位置は推定しない。伝達関数内の周期性は、障害の位置における伝送モードの転換に起因する。少なくとも1つの周期性間隔は、電気通信回線の1つの端点から障害までの距離に依存する。よって、障害と端点との間の距離は、周期性間隔に応じて推定することができる。
障害の位置を推定することを目的として、推定した距離の測定を開始する点となる電気通信回線の端点を決定するために、一実施形態では、この方法は、伝送線路の端点での雑音レベルを特徴付ける第2の測定データを決定し、これら雑音レベルを相互に比較するステップを含む。
一実施形態では、障害の位置のみが推定される。別の実施形態では、位置が推定されるだけではなく、障害のタイプが決定される。このような実施形態では、識別するステップは、測定データ、好ましくは第1の測定データに応じて、障害のタイプを決定するステップを含む。
好ましくは、障害のタイプは、伝達関数の少なくとも1つの極値の位置に応じて決定される。一実施形態は、極値の少なくとも1つの位置を決定するステップを含んでよい。
特に、一定のタイプの障害は、伝達関数の振動の最大および/または最小の位置に応じて決定することができる。例えば、タイプを決定するために、以下の手法を適用できる。
− 直列抵抗は、開放(直列抵抗の特殊なケース)を含め、伝達関数の極小値が少なくとも実質的に、伝達関数の周期性間隔の倍数に相当する周波数に位置する場合に検出することができ、
− 開放を含めた直列抵抗はまた、伝達関数の極大値が少なくとも実質的に、周期性間隔の1/2の奇数倍に相当する周波数に位置する場合にも検出することができ、
− シャント抵抗は、短絡(シャント抵抗の特殊なケース)を含め、伝達関数の極小値が少なくとも実質的に、周期性間隔の1/2の奇数倍に相当する周波数に位置する場合に検出することができ、
− 短絡を含めたシャント抵抗はまた、伝達関数の極大値が少なくとも実質的に、伝達関数の周期性間隔の倍数に相当する周波数に位置する場合にも検出することができる。
本発明の実施形態には、上記の4つの手法の少なくとも1つ、およびこれらの手法の任意の組み合わせを適用することができる。
一実施形態では、障害タイプの決定ステップは、この伝達関数と障害のない電気通信回線の基準伝達関数との間の差が周波数につれて変動する場合に、静電容量を検出するステップを含む。
一実施形態では、前記障害タイプ決定ステップは、伝達関数と基準伝達関数との間の差の推移に応じて、直列静電容量とシャント静電容量とを区別するステップを含む。好ましくは、前記障害タイプ決定ステップは、差が周波数につれて減少する場合に直列静電容量を検出し、および/または、差が周波数につれて増加する場合に、シャント静電容量の形の障害を検出するステップを含む。
別の実施形態では、障害タイプ決定ステップは、伝達関数の振動の振幅が周波数につれて変動する場合に静電容量を検出するステップを含む。
一実施形態では、障害タイプ決定ステップは、伝達関数の振動の振幅の推移に応じて、直列静電容量とシャント静電容量とを区別するステップを含む。好ましくは、前記障害タイプ決定ステップは、伝達関数の振動の振幅が周波数につれて減少する場合に直列静電容量を検出し、および/または、第1の周波数範囲が第2の周波数範囲より低い周波数を含むときに、伝達関数の振動の振幅が第1の周波数範囲内の周波数につれて増加し、第2の周波数範囲内の周波数につれて減少する場合に、シャント静電容量を検出するステップを含む。例えば、最初に振幅が周波数につれて増加し、高い周波数においてゆっくりと減少し始める場合に、シャント静電容量を検出することができる。
別の実施形態によれば、電気通信回線内の障害を識別するための障害識別デバイスが提供され、このデバイスは、電気通信回線の伝達関数を特徴付ける第1の測定データを決定するよう構成されたコントローラを備え、このコントローラは、伝達関数の振動と、これらの振動の周期性間隔を少なくとも1つ検出するようにさらに構成されており、前記検出に応じて障害が識別される。
好ましい実施形態では、コントローラは、本発明、および本明細書に記載された実施形態による方法を実施するように構成、好ましくはプログラムされる。コントローラは、コンピュータであってよい。コントローラは、プロセッサおよび記憶素子を備えてよい。記憶素子は、コンピュータプログラムの実行中にプロセッサがこの方法を実施するようにプログラムされた、コンピュータプログラムを含んでよい。
一実施形態では、デバイスは、電気通信回線に接続されたネットワーク要素、好ましくは、アクセスノードもしくは顧客構内ノードの一部である。別の実施形態では、デバイスは、ネットワークに接続可能な局またはその一部である。アクセスノードは、DSLアクセスノードであってよい。顧客構内ノードは、例えば、DSLモデムであってよく、またはDSLモデムを含んでもよい。
一実施形態によれば、コンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品、好ましくは記憶媒体が提供され、このコンピュータプログラムは、コンピュータ上で実行されるときに、この方法を実施するようにプログラムされている。記憶媒体は、例えば光ディスクまたは磁気ディスク、半導体記憶装置などでよい。さらに、サーバを提供し、そのサーバからインターネットなどの通信ネットワーク経由でプログラムを取り込むことができるようにしてもよい。
下記に、本発明の例示的実施形態およびさらなる利点を図示し、詳細を記載する。
通信ネットワークを示す図である。 図1に示すネットワークの電気通信回線内の障害を識別するための方法を示すフローチャートである。 差動伝送モードおよびコモン伝送モードを含む電気通信回線に沿った信号経路を示す図である。 電気通信回線内に直列抵抗および開放がある場合の、電気通信回線の伝達関数を示すグラフである。 電気通信回線の導体とグランドとの間にシャント抵抗および短絡がある場合の、伝達関数を示すグラフである。 電気通信回線内に直列静電容量がある場合の、伝達関数を示すグラフである。 電気通信回線の導体とグランドとの間にシャント静電容量がある場合の、伝達関数を示すグラフである。
説明および図面は、本発明の原理を例示するだけのものである。よって、本明細書に明示的に記載または図示されてはいないが、本発明の原理を具体化し、かつ本発明の趣旨および範囲に含まれる、さまざまな装置を当業者は考案できるということが理解されよう。さらに、本発明に記載されるすべての例は、主として、発明者が提案する本発明の原理および概念の理解において読者を助け、技術を促進するための教示のみを明確に意図しており、そのような具体的に記載された例および条件に限定されないとみなされる。さらに、本発明の原理、様態および実施形態を記載する、本明細書のすべての記述は、それらの具体例とならび、それらの等価物を含むよう意図されている。
図1は、電気通信回線13を含む通信ネットワーク11を示す。電気通信回線13は、導電体15a、15bのペア15をもち、ペア15の第1の端点16は、アクセスノード17とも呼ぶ、ネットワーク11のネットワーク側の終端ノードに接続されている。ペア15の第2の端点18は、ネットワーク11のターミナル側の終端ノード19に接続されている。ターミナル側の終端ノード19は、ネットワーク11の顧客構内設備(CPE21)の一部であってよい。
図に示す実施形態では、電気通信回線13は、ADSL、VDSLなどのデジタル加入者線(DSL)である。したがって、アクセスノード17は、DSLアクセスマルチプレクサ(DSLAM)または別のタイプのDSLアクセスノードであってよい。ターミナル側の終端ノード19は、DSLモデムであってよく、またはDSLモデムを含んでもよい。ただし、本発明はDSLに限定されない。別の実施形態では、ネットワーク11は、例えば、電力線通信(PLC)のための電力ラインなどの異なるタイプの電気通信回線13を含む。
アクセスノード17は、ペア15の第1の端点16が接続されている第1のモデム回路23をもつ。さらに、アクセスノード17は、アクセスノード17の動作を制御するようになされた第1のコントローラ25をもつ。一実施形態では、第1のコントローラ25は、例えばマイクロプロセッサなどのプロセッサ27を備えたプログラム可能なコンピュータ、および半導体メモリなどの記憶素子29である。
ターミナル側の終端ノード19は、ペア15の第2の端点18が接続されている第2のモデム回路33をもつ。さらに、ターミナル側の終端ノード19は、第2のコントローラ31をもつ。第2のコントローラ31は、第1のコントローラ25と同じ基本構成でよい。つまり、第2のコントローラ31はプログラム可能なコンピュータであり、プロセッサ27および/または記憶素子29を備えてよい。
図に示す実施形態では、ペア15の少なくとも一部はバインダ35の一部であり、さらにペア37に平行に延在する。バインダ35は、導電性、好ましくは金属のシールド38を備えてよく、このシールド38は、図1に示すように接地されてよい。
さらに、ネットワーク11は、ノード17および19の少なくとも1つ、好ましくはアクセスノード17と通信できるように、例えば相互接続ネットワーク41を介してノード17および19の少なくとも1つに接続された、オプションの局39を備えてよい。局39は、第3のコントローラ43を備える。第3のコントローラ43は、第1のコントローラ25と同じ基本構成でよい。つまり、第3のコントローラ43はプログラム可能なコンピュータであり、プロセッサ27および/または記憶素子29を備えてよい。例示的実施形態では、局39は、サーバコンピュータ、パーソナルコンピュータ、PDAなどのハンドヘルドコンピュータまたは携帯電話などであってよい。
コントローラ25、31または43の少なくとも1つは、電気通信回線13内、特に導電体15aおよび15bのペア15内の障害を識別するための方法を実施するよう構成されている。この目的のためにコンピュータプログラムを備え、前記コンピュータプログラムの実行中に、コントローラ25、31または43の少なくとも1つがこの方法を実施するようにプログラムされていてよい。換言すれば、この方法は、アクセスノード17、局39、またはターミナル側の終端ノード19で実施されてよい。コンピュータプログラムは、少なくとも1つの記憶素子29に記憶されてよい。さらに、コンピュータプログラムは、光ディスクまたは磁気ディスク、半導体記憶媒体などの、あらゆるタイプのデータ記憶媒体に記憶されてよい。さらに、プログラムは、ネットワーク、好ましくはインターネットを経由した伝送で、サーバによって提供することもできる。
図2は、方法45の詳細を示す。方法45は、電気通信回線13、特にペア15に関する測定値を取り込む測定ブロック47を含む。例えば、測定ブロック47は、第1の測定データHlogの取り込みのためのステップ49を含んでよい。図に示す実施形態では、第1の測定データHlogは、ペア15の両端16と18の間の伝達関数の大きさを、好ましくは対数尺度で特徴付ける。例えば、第1の測定データHlogは、ペア15上を伝送される信号の異なる周波数にそれぞれが相当する、大きさの値を複数含んでよい。
さらに、測定ブロック47は、アクセスノード17および/またはターミナル側の終端ノード19から第2の測定データを取り込むステップ51を含んでよく、この場合、第2の測定データは、第1の雑音レベル値N1および第2の雑音レベル値N2を含む。第1の雑音レベル値N1は、ペア15の第1の端点16での雑音レベルを特徴付ける。第2の雑音レベル値N2は、ペア15の第2の端点18での雑音レベルを特徴付ける。
図に示す実施形態では、第1の測定データHlog、および/または第2の測定データN1、N2は、アクセスノード17およびターミナル側の終端ノード19によって行われるデュアルエンド線試験(DELT)手順を手段として生成される。ステップ49は第1の測定データHlogを取り込み、ステップ51は第2の測定データN1、N2を取り込む。特に、アクセスノード17およびターミナル側の終端ノード19とは異なるノード(例えば、局39)で方法45を実施する場合は、第1および/または第2の測定データHlog、N1、N2を相互通信ネットワーク41経由でそのノードに伝送するために、通信プロトコルを適用してよい。一実施形態では、通信プロトコルは簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)である。つまり、局39は、第1の測定データHlog、および/または第2の測定データN1、N2を、アクセスノード17からSNMPを使用して取り込んでよい。
一実施形態では、DELT手順は、回線13、ならびに第1および第2のモデム回路23、33の動作の一定のフェーズ、すなわち、第1のモデム回路23と第2のモデム回路23との相互同期が行われるフェーズ中に実行される。同期は、例えば、アクセスノード17もしくはCPE21の起動中、または第1のモデム回路23と第2のモデム回路33との間の接続が一時的に中断された後に行われてよい。アクセスノード17および/またはターミナル側の終端ノード19は、DELTの間に生成された第1の測定データHlog、および/または第2の測定データN1、N2を、後で方法45が取り込めるように、ローカルに格納してよい。
図2に示すように、ステップ49および51は、少なくとも部分的には並列に行われる。別の実施形態では、ステップ49および51は、互いに連続して実施される。
方法45は位置推定ブロック53を含み、このブロックはペア15に障害があるかどうか判定し、障害の位置を推定する。位置推定ブロック53は、測定ブロック47の後で実施されてよい。位置推定ブロック53のステップ55は、障害が検出されている場合は、障害の位置候補P1、P2を推定する。図に示す実施形態では、2つの位置候補P1、P2は、ノード17と19との間のペア15の伝達関数の周期性に応じて検出される。位置推定ブロック53のステップ57は、位置候補P1、P2の1つを、最終的に推定された障害の位置Pとして選択する。この目的で、ステップ57は、雑音レベルN1とN2を互いに比較し、この比較に基づいて、位置候補P1、P2のどちらを推定された位置Pとして選択すべきかを判断する。回線13の、他端よりも障害に近い位置にある端点での雑音レベルN1、N2は、回線13の他端での雑音レベルN2、N1よりも高くなる。したがって、ステップ57は、最も高い雑音レベルN1、N2をもつ回線13の端点16、18を決定し、その端点16、18に最も近い位置候補P1、P2を推定された位置Pとして選択する。
ステップ57を手段として、障害の位置は極めて正確に推定することができる。しかし、別の実施形態では、方法45はステップ57を含まず、位置推定ブロック53は位置候補P1、P2だけを決定し、位置候補P1、P2から最終的に推定される位置Pは選択しない。
図3は、障害59のある回線13の概略図である。L1は、回線13の第1の端点16と障害59との間の距離を表す。L2は、回線13の第2の端点18と障害59との間の距離を表す。L=L1+L2は、回線13、つまりペア15の全体の長さを表す。
図3に示される矢印は、異なる伝送モードに従って回線13上を送信される信号Vの異なる伝播経路に対応する。図3の上部に、差動モードDが示される。下部に、コモンモードCが示される。差動モードDでは、回線13の両端16、18は、終端抵抗Rにより終端処理される。信号Vは回線のペア15に差動モードDで供給される。図に示される実施形態では、回線13はコモンモードCでの適用は意図されていないので、図3の下部の回線13の部分は、開放されている。よって、コモンモードCで送信される信号は終端処理されない。
無傷の回線(障害がない)の場合は、信号Vは、第1の経路(矢印61)のみに沿って、回線13の第1の端点16(図3の左側)から直接、回線の第2の端点18(図3の右側)に差動モードDで伝播する。しかし、障害59があると、回線13内にモード転換を引き起こす。その結果、信号Vのエネルギーの一部が、差動モードDからコモンモードCに移転され、回線13の両端16、18に反射される。回線13はコモンモードCに関しては終端処理されていないので、回線13の両端16、18はコモンモード信号を反射する。障害59に到着したコモンモード信号は、少なくとも部分的に、相当する差動モード信号に転換しもどされ、回線の、終端処理された両端16、18に送信される。その結果、障害59によって、第1の端点16から、障害59を通り、第2の端点18を越え、障害59に戻り、回線の第2の端点18で終了する第2の経路(矢印63)が導入される。第3の経路(矢印65)は、第1の端点16から、障害59を通り、第1の端点16に戻り、もう一度障害59を通って、回線13の第2の端点18で終了する。
回線13の第2の端点18で受信される信号Vは、3つの異なる伝播経路61、63、65に沿って伝播される信号Vの重ね合わせに相当する。つまり、V=V1+V2+V3である。回線13の第2の端点18での信号は、フェーザを使用して下記のとおりに表せる。
Figure 0005881863
回線13の第2の端点18での信号は、下記のとおりに表せる。
Figure 0005881863
上記の式で、γおよびγは、それぞれコモンモードおよび差動モードの伝搬定数である。これらの定数の実数部は信号減衰に関し、虚数部は位相速度に関する。Tは、モード間を遷移する信号の振幅を表す係数である。したがって、合計信号の振幅は、振動関数(かっこにはさまれた第2項の振幅)により変調された減衰する指数関数(第1項の振幅)に存する。
次に、fが周波数、vが位相速度のとき、
Figure 0005881863
ということを利用して、2つの指数関数の、周波数で表した周期性は、下記のとおりに表せる。
Figure 0005881863
よって、Hlog振動の周期性を決定すると、2つの距離L1、L2が分かる。しかし、式VはL1とL2とで対称なためにL1とL2を交換しても結果に影響しないので、故障の位置について曖昧さが存在する。したがって、ステップ55では、L1およびL2の値に関する2つの可能な仮定に従って、2つの位置候補P1、P2を決定する。
図4は、障害がない場合の測定データHlogを、伝達関数の大きさの形で対数目盛内に示す(曲線67)。さらに、開放の形の障害59がある場合(曲線69)および500オームの直列抵抗の形の障害59がある場合(曲線71)の測定データHlogも示す。開放障害は、直列抵抗障害の特殊な場合と考えられる。障害59がある場合に決定された測定データHlogには、上記の振動がある。方法45のステップ55は、測定データHlogを分析することにより、これらの振動を決定する。図に示す例では、周期性がそれぞれΔf=1000kHzおよびΔf=333kHzである2つの振動が決定される。例えば上記の方程式を使用して、ステップ55は、ν=2×10m/sと仮定して、値L1=100mおよびL2=300mを計算する。
しかし、この解は一意ではない。L1=300mおよびL2=100mもまた、上記の方程式の有効な解である。このように、障害59には、2つの位置候補P1、P2が存在する。障害59は、第1の端点16から100m離れたP1または第1の端点16から300m離れたP2に位置し得る。上記のとおり、ステップ57は最も可能性の高い障害59の位置Pを、雑音レベル値N1、N2に基づいて、位置候補P1、P2から選択する。好ましくは、ステップ57は、雑音レベル値N1、N2を相互に比較して、2つの雑音レベル値N1、N2のうち最も高い雑音レベル値Nmaxを決定する。次に、ステップ57は、位置候補P1、P2のうち、端点16、18に最も近く、最も高い雑音レベル値Nmaxをもつものを、最も可能性の高い障害の推定位置Pとして選択する。
障害59の位置Pを決定するほかに、障害59の識別ステップには、障害59のタイプの決定ステップを含んでもよい。この目的で、方法45は、例えば位置推定ブロック53の後に実施できる分類ブロック73を含む(図2参照)。障害59のタイプ候補には、回線13の導電体15a、15bのうち1つの中の直列抵抗、導電体15a、15bとグランド38または他の導電体37との間のシャント抵抗、導電体15a、15b内の直列静電容量、および、導電体15a、15bとグランド38または他の導電体37との間のシャント静電容量が含まれ得る。
上記の方程式の係数Tは障害のタイプに依存する。純粋に抵抗性の故障では、Tは実数値となる。直列静電容量またはシャント静電容量などの容量性要素の故障では、係数Tの虚数部が0でなくなる。直列の障害ではTは負の値となり、シャント障害では、Tは正の値となる。
Tを正の実数と仮定すると、Vの第2項の極大値は、2つの指数関数が正の実数である場合、つまり、
Figure 0005881863
である場合に、発生する。
極大値が発生する周波数fmaxの条件は、
Figure 0005881863
である。
これは、正の実数値の係数Tについては、回線13の伝達関数の極大値が、周波数周期性Δf、Δfの倍数に相当する周波数fmaxに位置することを意味する。
同様に、Vの第2項の極小値は、2つの指数関数が負の実数であり、下記の周波数に相当する場合に発生する。
Figure 0005881863
これは、正の実数値の係数Tについては、伝達関数の極小値が、周波数周期性の1/2の奇数倍に相当する周波数に位置することを意味する。係数Tが負の場合は、極小値と極大値の位置は反転する。
静電容量性の障害の場合は、Tの虚数部は、周波数軸に沿った極大値の偏移に帰する2つの指数関数の位相偏移に相当する。よって、極大値の位置を手段として、静電容量性の障害を抵抗性の障害と区別することができる。
以下に、周波数目盛り内での伝達関数の極小値の絶対位置に応じて障害のタイプを決定するときに方法45が従う、例示的手法を記載する。分類ブロック73には、伝達関数の極小値を決定するステップ75がある。方法45によれば、ステップ75の後に、第1の分岐77が実施される。この第1の分岐77は、極小値の位置が少なくとも実質的に、周期性Δf、Δfの倍数に相当しているかどうか調べる。相当する場合(Y)は、方法45は、障害59が直列抵抗であることを検知する(ステップ78)。それ以外の場合(N)は、第2の分岐79が実施される。図4は、直列抵抗の場合の伝達関数69、71を示し、これを見ると、極小値は、周期性Δf=1000kHzおよびΔf=333kHzの倍数である周波数、例えば、333kHz、666kHz、1000kHz、1333kHz、1666kHz、2000kHzなどで発生することが分かる。
第2の分岐79は、極小値が少なくとも実質的に、周期性の1/2の奇数倍、つまりΔf/2およびΔf/2の奇数倍に相当しているかどうか調べる。相当する場合(Y)は、方法45は、ステップ81で、障害59が、導電体15a、15bとグランド38または他の導電体37との間のシャント抵抗であることを検知する。図5は、導電体15a、15bの1つでのグランドへの短絡の場合の伝達関数(曲線83)、および導電体15a、15bの1つとグランドとの間の抵抗性経路の場合の伝達関数(曲線85)を示す。極小値は、周期性Δf=1000kHzおよびΔf=333kHzの1/2の奇数倍である周波数、例えば、166.5kHz、499.5kHz、832.5kHz、1165.6kHzなどで発生する。
第2の分岐79が、極小値が少なくとも実質的に、周期性の1/2の奇数倍に相当することを検知しなかった場合(N)は、第3の分岐87が実施される。第3の分岐87は、障害59がない場合に、実際の伝達関数と伝達関数67との間の差δが周波数につれて減少するかどうか調べる。減少する場合(Y)は、直列静電容量の形の障害59がステップ89で検知される。それ以外の場合(N)は、導電体15a、15bとグランド38または異なる導電体との間のシャント静電容量の形の障害59が、次のステップ91で検知される。
図6は、導電体15a、15bのうち1つの中の直列静電容量の形の障害の場合の伝達関数を示す(曲線93)。直列静電容量のインピーダンスは周波数につれて減少するので、この伝達関数93と障害がない場合の伝達関数(基準伝達関数67)との間の差δは、周波数につれて減少する。
図7は、導電体15a、15bのうち1つとグランドとの間のシャント静電容量の形の障害の場合の伝達関数を示す(曲線95)。この伝達関数95と基準伝達関数67との間の差δは、周波数につれて減少しない。図に示す例では、伝達関数95と67との間の差δは、むしろ、周波数につれて増加する。したがって、方法45は、伝達関数93と67との間の差δおよび伝達関数95と67との間の差δの推移に基づいて直列静電容量とシャント静電容量とを区別することができる。
別の実施形態では、方法45は、伝達関数93、95の振動の振幅αの推移に応じて、直列静電容量とシャント静電容量とを区別する。直列静電容量の場合(曲線93)、振幅αは周波数につれて速く減少する。シャント静電容量の場合(曲線95)、振幅αは、最初に周波数につれて増加してから、高い周波数においてゆっくりと減少し始める。
図に示す実施形態では、伝達関数の極小値の位置が決定され、この位置に応じて、障害のタイプが決定される。しかし、他の実施形態では、極小値の位置の代わりに、または極小値の位置に加えて、伝達関数の極大値の位置が決定されてよく、極大値の位置に応じて障害のタイプが決定されてよい。特に、図に示す例示的方法45は、極大値に応じて障害のタイプが決定されるように、簡単に修正することができる。
要約すれば、本明細書に記載される方法、デバイス、およびコンピュータプログラム製品により、電気通信回線13内の障害59を、電気通信回線13の伝達関数内の振動周期性に応じて識別(検出、位置推定、および/または分類)することが可能になる。周期性は、DELTにより取得される第1の測定データHlogを使用して決定できるので、回線13の通常動作、例えば、データ送信などを中断することなく障害を識別することができる。したがって、障害59がないか定期的に回線13を調べることができる。障害59が識別された場合は、ネットワークオペレータは、回線13を修理するために、正しい場所に技術者を派遣することができる。その結果、迅速かつ経済的に障害59を除去することができる。

Claims (13)

  1. 電気通信回線(13)内の障害(59)を識別する(53、73)ための方法(45)であって、
    電気通信回線(13)の伝達関数を特徴付ける第1の測定データ(Hlog)を決定するステップ(49)と、
    伝達関数の少なくとも1つの周期性間隔(Δf、Δfを決定するステップ(55)と、
    伝達関数の少なくとも1つの周期性間隔に基づいて、電気通信回線内の少なくとも2つの目標の障害の位置(P1、P2)を推定するステップと、
    電気通信回線の端点(16、18)における雑音レベル(N1、N2)決定するステップと、
    電気通信回線の端点における決定された雑音レベルに基づいて、少なくとも2つの目標の障害の位置(P1、P2)のうちの1つを、電気通信回線内の障害として識別するステップを有する、方法(45)。
  2. 雑音レベル決定するステップが、電気通信回線(13)の端点(16、18)の各々での雑音レベルを特徴付ける第2の測定データに基づいて雑音レベルを決定する、請求項に記載の方法(45)。
  3. 1の測定データ(Hlog)に応じて、障害(59)のタイプを決定するステップ(73)を更に含む、請求項1又は2に記載の方法(45)。
  4. 障害(59)のタイプが、伝達関数の少なくとも1つの極値の位置に応じて決定される(73)、請求項に記載の方法(45)。
  5. 前記障害(59)のタイプを決定するステップ(73)が、
    伝達関数の極小値が、伝達関数の周期性間隔(Δf1、Δf2)の少なくとも1つの倍数に相当する周波数の近くに位置する場合に、直列抵抗開放のうちの少なくとも1つを検出するステップ(77)及び
    伝達関数の極小値が、周期性間隔(Δf1、Δf2)の少なくとも1つの1/2の奇数倍に相当する周波数の近くに位置する場合に、シャント抵抗又は短絡のうちの少なくとも1つを検出するステップ(79)を含む、請求項またはに記載の方法(45)。
  6. 前記障害(59)のタイプを決定するステップ(73)が、
    伝達関数の極大値が、伝達関数の周期性間隔(Δf1、Δf2)の少なくとも1つの倍数に相当する周波数の近くに位置する場合に、シャント抵抗短絡のうちの少なくとも1つを検出するステップ(77)と、
    伝達関数の極大値が少なくとも実質的に、周期性間隔(Δf1、Δf2)の少なくとも1つの1/2の奇数倍に相当する周波数に位置する場合に、直列抵抗開放のうちの少なくとも1つを検出するステップ(79)を含む、請求項からのいずれか一項に記載の方法(45)。
  7. 前記障害(59)のタイプを決定するステップが、
    伝達関数(93、95)と障害(59)のない電気通信回線(13)の基準伝達関数(67)との間の差(δ)が電気通信回線を介して伝送される信号の周波数につれて変動する場合に、静電容量を検出するステップを含む、請求項からのいずれか一項に記載の方法(45)。
  8. 障害(59)タイプ決定するステップが、
    伝達関数(93、95)と基準伝達関数(67)との間の差(δ)の推移に応じて、直列静電容量とシャント静電容量とを区別するステップを含む、請求項に記載の方法(45)。
  9. 障害(59)タイプ決定するステップ(73)が、
    差(δ)が周波数につれて減少する場合に、直列静電容量を検出する(87)ステップ、および、
    差(δ)が周波数につれて増加する場合に、シャント静電容量の形で障害を検出する(87)ステップを含む、請求項に記載の方法(45)。
  10. 障害(59)タイプ決定するステップが、
    伝達関数(93、95)の振動の振幅(α)が周波数につれて減少する場合に、直列静電容量を検出するステップ、および、
    幅(α)が、第1の周波数範囲内の周波数につれて増加し、第2の周波数範囲内の周波数につれて減少する場合に、シャント静電容量を検出するステップを含み、第1の周波数範囲が第2の周波数範囲より低い周波数含む、請求項に記載の方法(45)。
  11. 電気通信回線(13)内の障害(59)を識別するための障害識別デバイス(17、19、39)であって、デバイス(17、19、39)が
    電気通信回線(13)の伝達関数を特徴付ける第1の測定データ(Hlog)を決定し、
    伝達関数の少なくとも1つの周期性間隔(Δf1、Δf2)を決定し、
    伝達関数の少なくとも1つの周期性間隔に基づいて、電気通信回線内の少なくとも2つの目標の障害の位置(P1、P2)を推定し、
    電気通信回線の端点(16、18)における雑音レベル(N1、N2)決定し、
    電気通信回線の端点における決定された雑音レベルに基づいて、少なくとも2つの目標の障害の位置(P1、P2)のうちの1つを、電気通信回線内の障害として識別する、
    ように構成されたプロセッサを含む、障害識別デバイス(17、19、39)。
  12. デバイスが電気通信回線に接続されたネットワーク要素の一部でありネットワーク要素が、アクセスノード(17)、顧客構内ノード(19)、及びネットワークに接続可能な局(39)のうちの少なくとも1つである、請求項11に記載のデバイス(17、19、39)。
  13. コンピュータプログラムを含むコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、該コンピュータプログラムが、コンピュータに請求項1から10のいずれか一項に記載の方法(45)の各ステップを実行させる、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体
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