JP5881789B2 - 船外機及び船外機の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、船外機及び船外機の製造方法に関する。
近年、船外機において、排気を清浄化するための触媒が搭載されるようになっている。例えば、特許文献1では、U字形の排気通路に触媒が配置されている。このU字形の排気通路は取り外し可能となっているため、U字形の排気通路を取り外すことによって、触媒を容易に取り出せるようにされている。また、特許文献2では、排気通路の途中に触媒室が形成されており、触媒室に触媒が配置されている。排気通路の一部は、排気通路カバーとして分割されており、排気通路の他の部分に着脱可能に取り付けられている。このため、排気通路カバーを取り外すことにより、触媒を容易に取り外せるようにされている。
特開2009−97371号公報 特開平9−49424号公報
しかし、全ての船外機に触媒が搭載されるとは限らず、同種のエンジンを搭載した船外機でも、排気の浄化性能を重視するか、重量などの他の要素を重視するかにより、触媒搭載の可否が決定される。例えば、排気の浄化性能を重視するのであれば、触媒搭載モデルが求められるが、重量を重視する場合には、触媒不搭載モデルが求められる。後者の場合、上記の特許文献1,2に記載された船外機のように触媒が取り外し可能であれば、触媒を取り外すことにより、触媒の重量相当分の重量を低減することができる。しかし、上記の特許文献1,2に記載された船外機では、メンテナンスなどのために一時的に触媒を取り外し可能となっているだけであり、触媒を取り外した状態でも排気管の構造は同一である。このため、触媒の重量相当分の重量を低減することは可能であるが、それ以上の重量を低減することは望めない。
また、触媒搭載モデルでは、触媒は排気管経路中に配置される。このため、触媒搭載モデルの排気管は、触媒不搭載モデルよりも複雑な形状となり、排気管の長さも長くなってしまう。従って、触媒搭載モデルから触媒を取り外しただけでは、重量の低減は十分ではない。このため、従来の船外機において、さらなる重量の低減を望む場合には、触媒搭載モデルと触媒不搭載モデルとに対して異なる排気管構造を採用しなければならず、共通のエンジンを利用することは困難である。
本発明の課題は、触媒搭載モデルと触媒不搭載モデルに共通してエンジンを利用することができ、触媒不搭載時の重量を触媒搭載時に比較して大幅に低減することができる船外機を提供することにある。
本発明の一態様に係る船外機は、エンジンと、排気マニホールドと、第4通路とを備える。エンジンは、複数のシリンダと、複数の排気ポートとを含む。複数のシリンダは、上下方向に並んで配置される。複数の排気ポートは、シリンダにそれぞれ接続される。排気マニホールドは、第1通路と、第2通路と、第3通路とを含む。第1通路は、複数の排気ポートに接続され、上下方向に延びている。第2通路は、第1通路に接続される。第3通路は、第1通路の下端部に接続される。第4通路は、排気マニホールドに接続され、排気マニホールドから外部に排出される排気が通る通路である。第1通路には、複数の第1開口が形成されている。複数の第1開口を介して第1通路と複数の排気ポートが接続される。第1通路は、最も下方のシリンダの排気ポートと接続される第1開口よりも下方まで延びている。第2通路には第2開口が形成されている。第3通路には第3開口が形成されている。第3開口を介して第3通路と第4通路とが接続されている。第2開口が第1蓋体に覆われることにより、第2通路に排気の流通を妨げる処理が施されている。
本発明の他の態様に係る船外機の製造方法は、エンジンと排気マニホールドと第4通路とを備える船外機の製造方法である。エンジンは、複数のシリンダと、複数の排気ポートとを含む。複数のシリンダは、上下方向に並んで配置される。複数の排気ポートは、シリンダにそれぞれ接続される。排気マニホールドは、第1通路と、第2通路と、第3通路とを含む。第1通路は、複数の排気ポートに接続され、上下方向に延びている。第2通路は、第1通路に接続される。第3通路は、第1通路の下端部に接続される。第4通路は、排気マニホールドに接続され、排気マニホールドから外部に排出される排気が通る通路である。第1通路には、複数の第1開口が形成されている。複数の第1開口を介して第1通路と複数の排気ポートが接続される。第1通路は、最も下方のシリンダの排気ポートと接続される第1開口よりも下方まで延びている。第2通路には第2開口が形成されている。第3通路には第3開口が形成されている。船外機の製造方法は、次の工程を備える。第1の工程では、第3開口を介して第3通路と第4通路とを接続する。第2の工程では、第2開口を第1蓋体で覆うことにより、第2通路に排気の流通を妨げる処理を施す。
本発明の一態様に係る船外機では、複数の排気ポートが第1通路に接続されている。このため、エンジンからの排気は第1通路において集合する。また、第1通路には、第2通路と第3通路とが接続されている。そして、第3通路が第4通路に接続され、第2通路は排気の流通を妨げる処理が施される。このため、第2通路が第4通路に接続される場合と比較して、排気通路の経路長を異ならせることができる。従って、触媒搭載モデルの船外機においては、第2通路を第4通路に接続することにより、触媒を搭載するために必要な経路長を確保することができる。また、触媒不搭載モデルの船外機においては、第3通路を第4通路に接続することにより、触媒搭載モデルと比べて、触媒の重量だけではなく短くなる排気通路の分の重量も低減される。また、第2通路が第4通路に接続される場合には、第3通路に排気の流通を妨げる処理が施される。逆に、第3通路が第4通路に接続される場合には、第2通路に排気の流通を妨げる処理が施される。このため、簡易な処理を施すだけで、触媒搭載モデルと触媒不搭載モデルとに共通のエンジンを利用することができる。以上のように、本態様に係る船外機では、触媒搭載モデルと触媒不搭載モデルに共通してエンジンを利用することができ、触媒不搭載時の重量を触媒搭載時に比較して大幅に低減することができる。
本発明の他の態様に係る船外機の製造方法では、複数の排気ポートが第1通路に接続されている。このため、エンジンからの排気は第1通路において集合する。また、第1通路には、第2通路と第3通路とが接続されている。そして、第3通路が第4通路に接続され、第2通路は排気の流通を妨げる処理が施される。このため、第2通路が第4通路に接続される場合と比較して、排気通路の経路長を異ならせることができる。従って、触媒搭載モデルの船外機においては、第2通路を第4通路に接続することにより、触媒を搭載するために必要な経路長を確保することができる。また、触媒不搭載モデルの船外機においては、第3通路を第4通路に接続することにより、触媒搭載モデルと比べて、触媒の重量だけではなく短くなる排気通路の分の重量も低減される。また、第2通路が第4通路に接続される場合には、第3通路に排気の流通を妨げる処理が施される。逆に、第3通路が第4通路に接続される場合には、第2通路に排気の流通を妨げる処理が施される。このため、簡易な処理を施すだけで、触媒搭載モデルと触媒不搭載モデルとに共通のエンジンを利用することができる。以上のように、本態様に係る船外機の製造方法では、触媒搭載モデルと触媒不搭載モデルに共通してエンジンを利用することができ、触媒不搭載時の重量を触媒搭載時に比較して大幅に低減することができる。
船外機の側面図。 船外機の背面図。 エンジンユニットの側面図。 図1におけるIV−IV断面図。 図1におけるV−V断面図。 図2におけるVI−VI断面図。 図3のVII−VII断面におけるシリンダブロックの端面を示す図。 触媒搭載型エンジンユニットの製造工程の一部を示す図。 触媒搭載型エンジンユニットの製造工程の一部を示す図。 触媒不搭載型エンジンユニットの製造工程の一部を示す図。 触媒不搭載型エンジンユニットの排気通路の構成を示す断面図。 他の実施形態にかかるエンジンユニットの排気通路の構成を模式的に示す図。 他の実施形態にかかるエンジンユニットの排気通路の構成を模式的に示す図。 他の実施形態にかかるエンジンユニットの排気通路の構成を模式的に示す図。 他の実施形態にかかるエンジンユニットの排気通路の構成を模式的に示す図。 他の実施形態にかかるエンジンユニットの排気通路の構成を模式的に示す図。 他の実施形態にかかるエンジンユニットの排気通路の構成を模式的に示す図。
(1)船外機の概略構成
図1は、本発明の一実施形態に係る船外機1を示す側面図である。図2は、本発明の一実施形態に係る船外機1を示す背面図である。図1及び図2に示すように、本実施形態に係る船外機1は、上部ケーシング2、下部ケーシング3、エキゾーストガイド部4、エンジンユニット5を有する。なお、理解の容易のために図1及び図2においては、上部ケーシング2を断面で示している。上部ケーシング2、下部ケーシング3、エンジンユニット5はエキゾーストガイド部4に固定されている。なお、エキゾーストガイド部4は、エンジンユニット5の支持や、エンジンユニット5からの排気を案内する機能を有するものであり、マウントケース或いはアダプタープレートなどと呼ばれるものに相当する。
エンジンユニット5は、上部ケーシング2内に配置される。エンジンユニット5は、エンジン6と、排気マニホールド7とを有する。図1に示すように、下部ケーシング3内には、ドライブシャフト11が配置される。ドライブシャフト11は、下部ケーシング3内において上下方向に沿って配置される。ドライブシャフト11は、エンジン6のクランク軸26に固定される。下部ケーシング3の下部には、プロペラ12が配置される。プロペラ12は、エンジン6の下方に配置されている。プロペラ12はプロペラボス13を含む。プロペラボス13の内部には、プロペラシャフト14が配置される。プロペラシャフト14は、前後方向に沿って配置されている。プロペラシャフト14は、ベベルギヤ15を介してドライブシャフト11の下部に連結される。
船外機1では、エンジン6により発生される駆動力がドライブシャフト11およびプロペラシャフト14を介してプロペラ12に伝達される。それにより、プロペラ12が正回転または逆回転する。その結果、船外機1が取り付けられた船体を前進または後進させる推進力が発生する。
また、船外機1は排気通路16を有している。排気通路16は、エンジン6からエキゾーストガイド部4内および下部ケーシング3内を通ってプロペラ12のプロペラボス13まで延びるように設けられる。エンジン6から排出された排気は、排気通路16からプロペラボス13の内部を通って、水中に排出される。排気通路16の構成については後に詳細に説明する。
(2)エンジン6の構成
図3は、エンジンユニット5を示す側面図である。図3に示すように、エンジン6は、シリンダブロック21とシリンダヘッド22とクランクケース23とを有する。
シリンダブロック21は、エキゾーストガイド部4の上に配置され、エキゾーストガイド部4に固定される。図4は、図1における船外機1のIV−IV断面図である。図4に示すように、シリンダブロック21は、4つのシリンダ21a−21dを有する。4つのシリンダ21a−21dは上下方向に並んで配置されている。
図3に示すように、シリンダヘッド22は、シリンダブロック21の後方に配置される。図5は、図1における船外機1のV−V断面図である。図5に示すように、シリンダヘッド22内には、吸気ポート24a−24dおよび排気ポート25a−25dが形成されている。吸気ポート24a−24dおよび排気ポート25a−25dはそれぞれ、シリンダ21a−21dに接続される。吸気ポート24a−24dは図示しない燃料供給装置に接続されている。排気ポート25a−25dは、側方へ延びており、後述する本体管部31の第1通路33に接続されている。
図3に示すように、クランクケース23は、シリンダブロック21の前方に配置される。クランクケース23内には、クランク軸26(図1参照)が配置されている。クランク軸26は上下方向に延びている。クランク軸26の下端部には、上述したドライブシャフト11の上端部が連結される。シリンダ21a−21d内に配置されたピストン(図示せず)の動きが、クランク軸26を介してドライブシャフト11に伝達される。
(3)排気通路16の構成
排気通路16は、排気マニホールド7と、後述する下部排気通路27とによって構成される。排気ポート25a−25dから排出された排気は、排気マニホールド7において集合して下部排気通路27へと流れる。下部排気通路27は本発明の第4通路に相当する。図3に示すように、排気マニホールド7は、本体管部31と、触媒ユニット32とを有する。
本体管部31は、シリンダヘッド22の側方に配置されており、シリンダヘッド22と一体的に形成されている。図6は、図2におけるVI−VI断面図である。図6に示すように、本体管部31は、第1通路33と、第2通路34と、第3通路35とを有する。第1通路33は、上述した複数の排気ポート25a−25dに接続される。第1通路33は、シリンダヘッド22の側方に配置され、上下方向に延びている。図5に示すように、第1通路33には複数の第1開口36a−36dが形成されており、各第1開口36a−36dを介して第1通路33と各排気ポート25a−25dが接続される。第1通路33は、排気ポート25a−25dから排出された排気を集合させる。
図6に示すように、第2通路34は、第1通路33に接続されている。図5に示すように、第2通路34と第1通路33との接続部は、複数のシリンダ21a−21dのうち最も上方に位置するシリンダ21aの上端と、複数のシリンダ21a−21dのうち最も下方に位置するシリンダ21dの下端との間に位置する。具体的には、第2通路34と第1通路33との接続部の上下方向における中央部は、第1通路33の上下方向における中央部よりも上方に位置している。より具体的には、第2通路34と第1通路33との接続部は、4つのシリンダ21a−21dのうち上から2番目のシリンダ21bと概ね同じ高さに位置している。図6に示すように、第2通路34は、第1通路33から前後方向に延びている。従って、第2通路34は、シリンダ21a−21dの各中心軸線と略平行である。また、第2通路34は、第2開口37を有する。第2開口37には、触媒ユニット32が接続される。
図5及び図6に示すように、第3通路35は、第2通路34よりも下方において第1通路33に接続されている。第3通路35は、第1通路33の下端部に接続されている。第3通路35は、前後方向に延びている。第3通路35の上下方向における中央部は、4つのシリンダ21a−21dのうち最も下方に位置するシリンダ21dの上下方向における中央部よりも下方に位置している。また、第3通路35は、第3開口38を有している。図6に示すように、下部排気通路27と第3通路35との間は、閉塞部41によって塞がれている。図7は、図3のVII−VII断面におけるシリンダブロック21の端面を示している。図7に示すように、本実施形態において、閉塞部41は、シリンダブロック21に含まれる壁部である。第3通路35の端部が閉塞部41と接合されることにより、第3開口38が閉塞部41によって塞がれる。なお、閉塞部41の周囲には、第3通路35を固定するための固定部42が形成されている。具体的には、固定部42はボルトが通されるネジ穴である。排気マニホールド7にも同様のネジ穴が設けられており、ボルトにより排気マニホールド7とシリンダブロック21とが固定される。これにより、第3開口38が閉塞部41によって塞がれる。
図6及び図7に示すように、閉塞部41には、連通路43が形成されている。連通路43は、閉塞部41を貫通しており、後述する第1下部通路51に連通している。従って、連通路43は、第3通路35と第1下部通路51とを連通させる。連通路43は、第3通路35の断面積及び第2開口37の断面積よりも小さい断面積を有する。このため、第2開口37と比べると第3開口38から排出される排気は極僅かとなっている。すなわち、閉塞部41及び連通路43によって、第3通路35に排気の流通を妨げる処理が施されている。なお、第1通路33内において発生した凝縮水は、連通路43を介して第1下部通路51へと流れる。そして、凝縮水は、下部排気通路27を通り、プロペラボス13を介して外部へ排出される。このように連通路43は、第1通路33内で発生した凝縮水を第1通路33から抜くための凝縮水抜き通路として機能する。
図3に示す触媒ユニット32は、シリンダヘッド22及びシリンダブロック21と別体に形成されている。触媒ユニット32は、本体管部31と別体の部品である。触媒ユニット32は、シリンダブロック21の側方に配置されている。触媒ユニット32は、シリンダヘッド22と本体管部31とに取り付けられる。図6に示すように、触媒ユニット32は、第2通路34と下部排気通路27とに接続されている。すなわち、第2通路34は、触媒ユニット32を介して下部排気通路27に接続されている。触媒ユニット32は、第2通路34から下方に延びている。従って、触媒ユニット32は、クランク軸26(図1参照)と略平行に配置されている。
図6に示すように、触媒ユニット32は、触媒部材44と、配管45とを含む。触媒部材44は、配管45内に配置される。触媒部材44は、排気を浄化する触媒を担持した触媒担体によって構成されている。触媒としては、例えば三元触媒が用いられる。触媒担体は、ハニカム構造を有する円筒状の部材からなる。図4に示すように、触媒部材44は、4つのシリンダ21a−21dのうち最も下方に位置しているシリンダ21dの下端部よりも上方に位置している。配管45は、触媒部材44を収納している。配管45は、排気通路16の一部を構成しており、排気通路16を通る排気は、配管45内の触媒部材44を通過することにより、浄化される。
図4及び図6に示す下部排気通路27は、排気マニホールド7から外部に排出される排気が通る通路である。下部排気通路27は、上述した排気マニホールド7と触媒ユニット32とに接続されている。下部排気通路27は、排気ポート25a−25dからの排気をエンジン6の下方へ導き、プロペラボス13を介して外部へ排気を排出する。下部排気通路27は、第1下部通路51と、第2下部通路52と、第3下部通路53(図1参照)とを有する。第1下部通路51は、シリンダブロック21内に形成されている。第1下部通路51は第1下部開口54を有する。第1下部開口54は、シリンダブロック21の側面の下部に形成されている。第1下部通路51は、第1下部開口54を介して触媒ユニット32に接続される。第2下部通路52は、エキゾーストガイド部4内に形成されている。第2下部通路52は、第1下部通路51と接続されている。図1に示すように、第3下部通路53は、下部ケーシング3内に形成されている。第3下部通路53は、第2下部通路52と接続されている。また、第3下部通路53は、プロペラボス13に接続されている。
本実施形態に係る船外機1では、エンジン6の排気ポート25a−25dからの排気は、排気マニホールド7の第1通路33において集合する。排気は、第1通路33から、第2通路34を通り、触媒ユニット32へ流れる。排気は触媒ユニット32において浄化される。排気は、触媒ユニット32から下部排気通路27へ流れる。排気は、下部排気通路27からプロペラボス13の内部を通り、外部へ排出される。
また、図3及び図4に示すように、触媒ユニット32は、排気中の酸素濃度を検出する第1酸素センサ55と第2酸素センサ56とを備えている。第1酸素センサ55は、排気通路16中において触媒部材44よりも上流に配置されている。具体的には、第1酸素センサ55は、配管45内において、触媒部材44の上方に配置されている。第2酸素センサ56は、排気通路16中において触媒部材44の下流に配置されている。具体的には、第2酸素センサ56は、配管45内において、触媒部材44の下方に配置されている。ただし、第2酸素センサ56は、配管45内において連通路43と触媒部材44との間に配置されている。すなわち、第2酸素センサ56は、排気通路16において、触媒部材44の下流であり且つ連通路43の上流に配置されている。第1酸素センサ55及び第2酸素センサ56からの検出信号は、図示しないECUに与えられる。ECUは、第1酸素センサ55及び第2酸素センサ56の検出値に基づいてエンジン6の制御を行う。
(4)エンジンユニット5の製造方法
次に、エンジンユニット5の製造方法について説明する。ここでは特に、エンジンユニット5において排気通路16の一部を構成するための工程について説明し、他の製造工程については説明を省略する。
まず、図8(a)に示すように、シリンダヘッド22がシリンダブロック21に取り付けられる。このとき、第3通路35の第3開口38が、シリンダブロック21の閉塞部41に接続される。これにより、図8(b)に示すように、第3通路35が閉塞部41によって閉塞される。すなわち、第3通路35に排気の流通を妨げる処理が施される。
次に、図8(c)に示すように、触媒ユニット32が、本体管部31とシリンダブロック21とに取り付けられる。ここでは、触媒ユニット32の配管45の上端が本体管部31の第2開口37に接続される。また、配管45の下端がシリンダブロック21の第1下部開口54に接続される。これにより、第2通路34が、触媒ユニット32を介して第1下部通路51に接続される。すなわち、第2通路34が、触媒ユニット32を介して下部排気通路27に接続される。
以上の工程により、上述した触媒ユニット32を備えるエンジンユニット5(以下、「触媒搭載型エンジンユニット5」と呼ぶ)が製造される。ここで、本実施形態に係る船外機1では、上述したエンジンユニット5の製造工程の一部を変更することにより、触媒搭載型エンジンユニット5と共通のエンジン6を用いて、触媒ユニット32を搭載しないエンジンユニット(以下、「触媒不搭載型エンジンユニット5’」と呼ぶ)を製造することができる。以下、触媒不搭載型エンジンユニット5’の製造工程について説明する。
まず、図9に示すように、シリンダブロック21の閉塞部41(図7参照)に相当する位置に、穴あけ加工が施される。なお、図9では、理解の容易のために、穴あけ加工が施された部分にハッチングを付している。ここでは、上述した連通路43よりも大きな開口面積を有する穴(以下、「第2下部開口61」と呼ぶ)がシリンダブロック21の閉塞部41に相当する位置に形成される。次に、図10(a)に示すように、シリンダヘッド22がシリンダブロック21に取り付けられる。このとき、第3通路35の第3開口38はシリンダブロック21の閉塞部41に相当する位置に接続されるが、この位置には第2下部開口61が形成されている。このため、第3開口38は、シリンダブロック21の第2下部開口61に接続される。これにより、図10(b)に示すように、第3通路35が、第1下部通路51に接続される。すなわち、第3通路35が、下部排気通路27に接続される。
次に、図10(c)に示すように、本体管部31の第2開口37に第1蓋体62が取り付けられる。これにより、第2開口37が第1蓋体62によって閉塞される。すなわち、第2通路34に排気の流通を妨げる処理が施される。また、シリンダブロック21の第1下部開口54に第2蓋体63が取り付けられる。これにより、第1下部開口54が第2蓋体63によって閉塞される。
図11は、触媒不搭載型エンジンユニット5’の排気通路の構成を示す断面図である。触媒不搭載型エンジンユニット5’を備える船外機1では、次のようにしてエンジン6からの排気が外部に排出される。エンジン6の排気ポート25a−25dからの排気は、排気マニホールド7の第1通路33において集合する。排気は、第1通路33から、第3通路35及び第1下部通路51を通り、第2下部通路52へ流れる。そして、排気は、図1に示す第3下部通路53及びプロペラボス13の内部を通り、外部へと排出される。なお、第3通路35は第1通路33の下部に接続されているため、第1通路33において発生した凝縮水は、第3通路35を通って下部排気通路27へ流れる。従って、触媒不搭載型エンジンユニット5’においても凝縮水のエンジン6への逆流が抑えられる。
(5)本実施形態に係る船外機1の特徴
本実施形態に係る船外機1では、排気を集合させる第1通路33が、第2通路34と第3通路35とに接続されている。このため、触媒ユニット32を介して第2通路34を下部排気通路27に接続することにより、触媒搭載型エンジンユニット5を製造することができる。また、第3通路35を下部排気通路27と接続することにより、触媒不搭載型エンジンユニット5’を製造することができる。従って、触媒搭載モデルの船外機1と、触媒不搭載モデルの船外機1との製造において、共通のエンジン6を利用することができる。また、触媒不搭載型エンジンユニット5’では、触媒搭載型エンジンユニット5と比べて、触媒部材44だけではなく配管45も含めた触媒ユニット32全体が省略される。このため、触媒不搭載タイプの船外機の重量を触媒搭載タイプの船外機1と比べて大幅に低減することができる。
触媒搭載型エンジンユニット5と触媒不搭載型エンジンユニット5’との製造において、共通のエンジン6を用いるために必要な加工は、蓋体62,63を取り付けること、及び、閉塞部41に穴を穿つことなどである。このため、触媒搭載型エンジンユニット5と触媒不搭載型エンジンユニット5’との製造においては、僅かな変更だけで共通のエンジン6を利用することができる。
触媒搭載型エンジンユニット5では、触媒部材44がエンジン6の側方に配置される。従って、触媒部材44を高い位置に配置することができるため、触媒部材44が被水することを抑えることができる。
触媒搭載型エンジンユニット5では、第1通路33において発生した凝縮水は、第3通路35及び連通路43を通って、下部排気通路27へ流れる。このため、凝縮水が第1通路33から排気ポート25a−25dへ逆流することが抑えられる。また、凝縮水が第2通路を通って触媒ユニット32へ流れることが抑えられるため、第1酸素センサ55が被水することが抑えられる。さらに、連通路43は、触媒部材44及び第2酸素センサ56よりも下流に位置する第1下部通路51に連通しているため、第2酸素センサ56が凝縮水によって被水することが抑えられる。これにより、第1酸素センサ55及び第2酸素センサ56の信頼性を向上させることができる。また、触媒部材44が被水することが抑えられるため、触媒部材44の劣化を抑えることができる。
(6)他の実施形態
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
シリンダの数は4つに限定されない。シリンダの数は3つ以下でもよい。或いは、シリンダの数は5つ以上でもよい。
本体管部31は、シリンダヘッド22と別体の部品であってもよい。また、本体管部31に含まれる第1通路33、第2通路34、第3通路35の一部或いは全てが、別体の部品であってもよい。
閉塞部41は、本体管部31に設けられてもよい。或いは、本体管部31及びシリンダブロック21と別体の部材が閉塞部41として第3通路35と第1下部通路51との間に配置されてもよい。
上記の実施形態では、第1下部通路51に連通する第1下部開口54がシリンダブロック21に設けられている。そして、触媒不搭載型エンジンユニット5’の製造時には、第1下部開口54が第2蓋体63によって閉じられる。しかし、図12(a)に示すように、触媒不搭載型エンジンユニット8’の製造時には、シリンダブロック21に第1下部開口54が設けられておらず、シリンダブロック21と一体の閉塞部41によって第1下部通路51が閉じられていてもよい。この場合、図12(b)に示すように、触媒搭載型エンジンユニット8の製造時に、シリンダブロック21の閉塞部41に相当する位置に穴あけ加工を施すことにより、第1下部開口54を形成する。そして、触媒ユニット32の下部開口が第1下部開口54に接続される。また、図12(a)に示す触媒不搭載型エンジンユニット8’において、第2通路34には、排気の流れが妨げられる処理が施される。例えば、上述した実施形態と同様に第1蓋体62によって第2通路34が閉じられる。また、図12(b)に示す触媒搭載型エンジンユニット8において、第3通路35には、排気の流れが妨げられる処理が施される。例えば、埋め栓64によって第3通路35が閉じられる。埋め栓64には、上述した連通路43と同様の凝縮水を抜くための連通路68が設けられる。なお、図12(a)は、触媒不搭載型エンジンユニット8’の排気通路の構成を模式的に示している。図12(b)は、触媒搭載型エンジンユニット8の排気通路の構成を模式的に示している。
上記の実施形態では、第1下部開口54がシリンダブロック21に形成されているが、第1下部開口54の位置はこれに限られない。例えば図13に示すように、第1下部開口54がエキゾーストガイド部4に形成されてもよい。すなわち、第1下部通路51ではなく第2下部通路52が第1下部開口54を有していてもよい。なお、図13(a)は、触媒不搭載型エンジンユニット9’の排気通路の構成を模式的に示している。図13(b)は、触媒搭載型エンジンユニット9の排気通路の構成を模式的に示している。この場合、図13(a)に示すように、触媒不搭載型エンジンユニット9’では、第3通路35は、第1下部通路51に接続される。また、図13(b)に示すように、触媒搭載型エンジンユニット9では、第2通路34は、触媒ユニット32を介して、第2下部通路52に接続される。また、図13(a)に示す触媒不搭載型エンジンユニット9’において、第2通路34には、排気の流れが妨げられる処理が施される。例えば、上述した実施形態と同様に第1蓋体62によって第2通路34が閉じられる。また、図13(b)に示す触媒搭載型エンジンユニット9において、第3通路35には、排気の流れが妨げられる処理が施される。例えば、埋め栓64によって第3通路35が閉じられる。埋め栓64には、上述した連通路43と同様の凝縮水を抜くための連通路68が設けられる。
上記の実施形態では、第1下部通路51が、シリンダブロック21内に形成されているが、シリンダブロック21と別体の部材に形成されてもよい。また、第1下部通路51は、第1通路33と別体の部材に形成されてもよい。図12及び図13に示すエンジンユニットの第1下部通路51についても同様である。
上記の実施形態では、第2通路34が第1通路33から前後方向に延びているが、図14に示すように、第1通路33から上方に延びてもよい。この場合、触媒ユニット32は、少なくとも一部がシリンダブロック21よりも上方に位置する配管32aを含む。図14(a)は触媒不搭載型エンジンユニット10’の排気通路の構成を模式的に示している。また、図14(b)は、触媒搭載型エンジンユニット10の排気通路の構成を模式的に示している。図14(a)に示す触媒不搭載型エンジンユニット10’において第2通路34には、排気の流れが妨げられる処理が施される。例えば、上述した実施形態と同様に第1蓋体62によって第2通路34が閉じられる。また、図14(b)に示す触媒搭載型エンジンユニット10において、第3通路35には、排気の流れが妨げられる処理が施される。例えば、埋め栓64によって第3通路35が閉じられる。埋め栓64には、上述した連通路43と同様の凝縮水を抜くための連通路68が設けられる。
上記の実施形態では、触媒ユニット32は、第1通路33より前方に位置しているが、図15に示すように、第1通路33より後方に位置してもよい。すなわち、触媒ユニット32は、シリンダヘッド22の側方に配置されてもよい。図15(a)は触媒搭載型エンジンユニット20の排気通路の構成を模式的に示している。また、図15(b)は、触媒不搭載型エンジンユニット20’の排気通路の構成を模式的に示している。図15(a)に示す触媒搭載型エンジンユニット20において第3通路35には、排気の流れが妨げられる処理が施される。例えば、詰め栓65によって第3通路35が閉じられる。詰め栓65には、上述した連通路43と同様の凝縮水を抜くための連通路69が設けられる。また、図15(b)に示す触媒不搭載型エンジンユニット20’において、第2通路34には、排気の流れが妨げられる処理が施される。例えば、上記の実施形態と同様に、第1蓋体62によって第2通路34が閉じられる。
上記の実施形態では、第2通路34と第3通路35とは第1通路33から同じ方向に延びているが、異なる方向に延びていてもよい。例えば、図16及び図17に示すように、第3通路35は第1通路33から前方に延びており、第2通路34は第1通路33から後方に延びていてもよい。図16(a)は、触媒搭載型エンジンユニット30の排気通路の構成を模式的に示す側面図である。図16(b)は触媒搭載型エンジンユニット30の排気通路の構成を模式的に示す平面図である。また、図17(a)は触媒不搭載型エンジンユニット30’の排気通路の構成を模式的に示す側面図である。図17(b)は触媒不搭載型エンジンユニット30’の排気通路の構成を模式的に示す平面図である。図16に示す触媒搭載型エンジンユニット30において、触媒ユニット32は、エンジン6と前後方向に並んで配置される。具体的には、触媒ユニット32は、シリンダヘッド22の後方に配置される。触媒ユニット32は、触媒搭載型エンジンユニット30の左右方向に延びている。触媒ユニット32は、シリンダブロック21の一方の側面に形成された第1下部開口71に接続される。また、第3通路35には、排気の流れが妨げられる処理が施される。例えば、蓋体66によって第3通路35が閉じられる。また、図17に示す触媒搭載型エンジンユニット30’において、第2通路34には、排気の流れが妨げられる処理が施される。例えば、蓋体67によって第2通路34が閉じられる。また、第3通路35は、シリンダブロック21に形成された第2下部開口72に接続される。第2下部開口72は、シリンダブロック21において第1下部開口71とは反対側の側面に形成される。
本発明によれば、触媒搭載モデルと触媒不搭載モデルに共通してエンジンを利用することができ、触媒不搭載時の重量を触媒搭載時に比較して大幅に低減することができる船外機を提供することができる。
1 船外機
6 エンジン
7 排気マニホールド
21a−21d シリンダ
25a−25d 排気ポート
27 下部排気通路(第4通路)
32 触媒ユニット
33 第1通路
34 第2通路
35 第3通路
36a−36d 第1開口
38 第3開口
56 第2酸素センサ
62 第1蓋体

Claims (8)

  1. 上下方向に並んで配置される複数のシリンダと、前記シリンダにそれぞれ接続される複数の排気ポートとを含むエンジンと、
    複数の前記排気ポートに接続され上下方向に延びる第1通路と、前記第1通路に接続される第2通路と、前記第1通路の下端部に接続される第3通路と、を含む排気マニホールドと、
    前記排気マニホールドに接続され、前記排気マニホールドから外部に排出される排気が通る第4通路と、
    を備え、
    前記第1通路には複数の第1開口が形成されており、
    複数の前記第1開口を介して前記第1通路と複数の前記排気ポートが接続され、
    前記第1通路は、最も下方の前記シリンダの前記排気ポートと接続される前記第1開口よりも下方まで延びており、
    前記第2通路には第2開口が形成されており、
    前記第3通路には第3開口が形成されており、
    前記第2開口と前記第3開口とは、前記排気マニホールドにおいて互いに離れて別々に配置されており、
    前記第3開口を介して前記第3通路と前記第4通路とが接続されており、
    前記第2開口が第1蓋体に覆われることにより、前記第2通路に排気の流通を妨げる処理が施されている、
    船外機。
  2. 前記第1蓋体は、最も上方の前記シリンダと最も下方の前記シリンダとの間に配置される、
    請求項1に記載の船外機。
  3. 前記第1蓋体は、最も上方の前記シリンダと最も下方の前記シリンダとの間の上下方向における中央部よりも上方に配置される、
    請求項2に記載の船外機。
  4. 前記第1蓋体は、最も上方の前記シリンダよりも上方に位置する、
    請求項1に記載の船外機。
  5. 前記エンジン及び前記排気マニホールドが配置される上部ケーシングと、
    前記上部ケーシングの下方に配置される下部ケーシングと、
    をさらに備え、
    前記第4通路は、前記上部ケーシングから前記下部ケーシングまで延びており、
    前記第4通路には、開口が形成されており、
    前記第4通路の開口と、前記第2通路の第2開口とは、共に前記上部ケーシング内に配置されており、
    前記第4通路の前記開口は、第2蓋体によって閉塞される、
    請求項1から4のいずれかに記載の船外機。
  6. 前記第1蓋体は、前記排気マニホールドに取り付けられ、
    前記第2蓋体は、前記排気マニホールドと異なる部材に取り付けられる、
    請求項5に記載の船外機。
  7. 前記第2通路は、前記第1通路から、前記第3通路と反対の方向へ延びている、
    請求項1から6のいずれかに記載の船外機。
  8. 上下方向に並んで配置される複数のシリンダと、前記シリンダにそれぞれ接続される複数の排気ポートとを含むエンジンと、複数の前記排気ポートに接続され上下方向に延びる第1通路と、前記第1通路に接続される第2通路と、前記第1通路の下端部に接続される第3通路と、を含む排気マニホールドと、前記排気マニホールドに接続され前記排気マニホールドから外部に排出される排気が通る第4通路と、を備え、前記第1通路には、複数の第1開口が形成されており、複数の前記第1開口を介して前記第1通路と複数の前記排気ポートが接続され、前記第1通路は最も下方の前記シリンダの前記排気ポートと接続される前記第1開口よりも下方まで延びており、前記第2通路には第2開口が形成され、前記第3通路には第3開口が形成されている船外機の製造方法であって、
    前記第3開口を介して前記第3通路と前記第4通路とを接続する第1の工程と、
    前記排気マニホールドにおいて前記第3開口と別々に離れて配置されている前記第2開口を第1蓋体で覆うことにより、前記第2通路に排気の流通を妨げる処理を施す第2の工程と、
    を備える船外機の製造方法。
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