JP5877977B2 - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、磁気共鳴イメージング(以下、MRIという。)装置に係り、特に、複数撮像の実行制御に関する。
MRI装置は、被検体、特に人体の組織を構成する原子核スピンが発生するNMR信号を計測し、その頭部、腹部、四肢等の形態や機能を2次元的に或いは3次元的に画像化する装置である。撮像においては、NMR信号には、傾斜磁場によって異なる位相エンコードが付与されるとともに周波数エンコードされて、時系列データとして計測される。計測されたNMR信号は、2次元又は3次元フーリエ変換されることにより画像に再構成される。
ここで、MRI装置は、被検体を撮像空間に配置したまま、複数の一連の撮像(例えば、位置決め画像の撮像、T1強調画像の撮像、T2強調画像の撮像の3つの組み合わせ等)を順次行うことが多い。MRI装置は、実行する撮像シーケンスに応じて、種々の異なる画像が得られるからである。一連の複数の撮像は、プロトコルと呼ばれている。
特許文献1では、一つの撮像の実行の途中で中断した場合に、再計測を行なうことに関する技術が開示されている。具体的には、ハーフスキャン以外のMR計測中断時において、MR計測が終了した位相エンコード数が計測条件で指定された位相エンコード数の半分を少し超えている場合、計測タスクにて計測条件としてハーフスキャンが指定されたと自動的に判断し、ハーフスキャン法により画像再構成を行なうことを可能とするMRI装置が提供されている。
特許第3510901号公報
しかしながら、従来技術は、撮像の途中で中断した場合の画像再構成に関する技術が開示されているのみで、一連の複数の撮像の実行を一度中断した後、複数の撮像を再度実行することに関する技術は開示されていなかった。
上記の課題を解決するために、本発明は、被検体を収容する空間に均一な静磁場を発生させる静磁場発生手段と、前記静磁場へ重畳して傾斜磁場を発生させる傾斜磁場発生手段と、前記被検体へ照射する高周波磁場を発生させる高周波磁場発生手段と、前記被検体から発生するNMR信号を検出する検出手段と、前記検出されたNMR信号を画像化する画像化手段と、前記傾斜磁場発生手段と前記高週波磁場発生手段と前記検出手段と前記画像化手段とを制御する制御部を備えたMRI装置であって、
前記制御部は、複数の撮像を計画する計画部を備え、該計画部は、前記複数の撮像のいずれかが実行中に中止された後にも、撮像を再開するための計画を再設定する再設定部を備えている。
本発明は、1つの撮像が途中で中断した後に、少なくとも一つ以上の撮像を再度計画をたてて実行することに好適なMRI装置を提供することにある。
本発明に係るMRI装置の一例の全体概要を説明する図。 実施例1におけるCPU1のブロック図。 本発明の実施例1に係るMRI装置の動作を表す概念図。 本発明の実施例1おけるMRI装置の動作の一例を示すフローチャート。 ステップ39における表示例を示す図。 ステップ40におけるメニューバーの表示例を示す図。 ステップ41におけるメニューバーの表示例を示す図。 ステップ43におけるメニューバーの表示例を示す図。 実施例2におけるCPU1のブロック図。 本発明の実施例2おけるMRI装置の動作の一例を示すフローチャート。 順番を入れ替える際の画面を示す図。 ステップ54における表示画面を示す図。 ステップ54において撮像-Dを追加した結果を示す図。 実施例3におけるCPU1のブロック図。 本発明の実施例3おけるMRI装置の動作の一例を示すフロ−チャート。 本発明の実施例4おいて順番を入れ替える前の表示画面を示す図。 本発明の実施例4おいて順番を入れ替えた後の表示画面を示す図。
以下、添付図面に従って本発明のMRI装置の好ましい実施形態について詳説する。なお、発明の実施形態を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
最初に、本発明に係る被検体を収容する空間に均一な静磁場を発生させる静磁場発生手段と、静磁場へ重畳して傾斜磁場を発生させる傾斜磁場発生手段と、被検体へ照射する高周波磁場を発生させる高周波磁場発生手段と、被検体から発生するNMR信号を検出する検出手段と、検出されたNMR信号を画像化する画像化手段と、傾斜磁場発生手段と高週波磁場発生手段と検出手段と画像化手段とを制御する制御部を備えたMRI装置の一例の全体概要を図1に基づいて説明する。図1は、本発明に係るMRI装置の一実施例の全体構成を示すブロック図である。このMRI装置は、NMR現象を利用して被検体の断層画像を得るもので、図1に示すように、MRI装置は静磁場発生系2と、傾斜磁場発生系3と、送信系5と、受信系6と、信号処理系7と、シーケンサ4と、中央処理装置(CPU)8とを備えて構成される。
静磁場発生系2は、垂直磁場方式であれば、被検体1の周りの空間にその体軸と直交する方向に、水平磁場方式であれば、体軸方向に均一な静磁場を発生させるもので、被検体1の周りに永久磁石方式、常電導方式あるいは超電導方式の静磁場発生源が配置されている。
傾斜磁場発生系3は、MRI装置の座標系(静止座標系)であるX,Y,Zの3軸方向に傾斜磁場を印加する傾斜磁場コイル9と、それぞれの傾斜磁場コイルを駆動する傾斜磁場電源10とから成り、後述のシ−ケンサ4からの命令に従ってそれぞれのコイルの傾斜磁場電源10を駆動することにより、X,Y,Zの3軸方向に傾斜磁場Gx,Gy,Gzを印加する。撮像時には、スライス面(撮像断面)に直交する方向にスライス選択傾斜磁場パルス(Gs)を印加して被検体1に対するスライス面を設定し、そのスライス面に直交して且つ互いに直交する残りの2つの方向に位相エンコード傾斜磁場パルス(Gp)と周波数エンコード傾斜磁場パルス(Gf)を印加して、エコー信号にそれぞれの方向の位置情報をエンコードする。
シーケンサ4は、高周波磁場パルス(以下、「RFパルス」という)と傾斜磁場パルスをある所定のパルスシーケンスで繰り返し印加する制御部で、CPU8の制御で動作し、被検体1の断層画像のデータ収集に必要な種々の命令を送信系5、傾斜磁場発生系3、および受信系6に送る。
送信系5は、被検体1の生体組織を構成する原子の原子核スピンに核磁気共鳴を起こさせるために、被検体1にRFパルスを照射するもので、高周波発振器11と変調器12と高周波増幅器13と送信側の高周波コイル(送信コイル)14aとから成る。高周波発振器11から出力されたRFパルスをシーケンサ4からの指令によるタイミングで変調器12により振幅変調し、この振幅変調されたRFパルスを高周波増幅器13で増幅した後に被検体1に近接して配置された高周波コイル14aに供給することにより、RFパルスが被検体1に照射される。
受信系6は、被検体1の生体組織を構成する原子核スピンの核磁気共鳴により放出されるエコー信号(NMR信号)を検出するもので、受信側の高周波コイル(受信コイル) 14bと信号増幅器15と直交位相検波器16と、A/D変換器17とから成る。送信側の高周波コイル14aから照射された電磁波によって誘起された被検体1の応答のNMR信号が被検体1に近接して配置された高周波コイル14bで検出され、信号増幅器15で増幅された後、シーケンサ4からの指令によるタイミングで直交位相検波器16により直交する二系統の信号に分割され、それぞれがA/D変換器17でディジタル量に変換されて、信号処理系7に送られる。
信号処理系7は、各種データ処理と処理結果の表示及び保存等を行うもので、光ディスク19、磁気ディスク18等の外部記憶装置と、CRT等からなるディスプレイ20とを有する。受信系6からのデータがCPU8に入力されると、CPU8が信号処理、画像再構成等の処理を実行し、その結果である被検体1の断層画像をディスプレイ20に表示すると共に、外部記憶装置の磁気ディスク18等に記録する。
操作部25は、MRI装置の各種制御情報や上記信号処理系7で行う処理の制御情報を入力するもので、トラックボール又はマウス23、及び、キーボード24から成る。この操作部25はディスプレイ20に近接して配置され、操作者がディスプレイ20を見ながら操作部25を通してインタラクティブにMRI装置の各種処理を制御する。
先ず、本発明の実施例1を、図2〜図8を用い説明する。実施例1に係るMRI装置は、図2に示すCPU8の機能ブロック図によれば、制御部であるCPU8は、内部に各種計測を制御する計測制御部8aを備え、計測制御部8aは内部に複数の撮像を計画する計画部8bを備え、計画部8bは、内部に複数の撮像のいずれかが実行中に中止された後にも、撮像を再開するための計画を再設定する再設定部8cを備えている。
また、再設定部8cは、内部に中止時に撮像していた撮像を含めて撮像するかを判断する第1の判断部8dを備えている。また、再設定部は、内部に中止時に計画していた撮像を含めて撮像するかを判断する第2の判断部8eを備えている。また、撮像を再開する際のボタンがメイン部とオプション部から成り、オプション部を用いることにより、再開のプロトコルを選択できる。
図3は、本発明の実施例1に係るMRI装置の動作を表す概念図である。ただし、図3おいて(a)は、撮像中の動作を表す概念図、(b)は、撮像が停止した場合の動作を表す概念図、(c)は撮像が再開した場合の動作を表す概念図である。より具体的に図3(a)は、撮像中の例であり、撮像-A(26)が撮像中で、撮像-B(27)と撮像-C(28)の撮像が予定されていることが示されている。また、図3(b)は、撮像-A(29)を撮像している最中に撮像が停止され、撮像-B(30)と撮像-C(31)の撮像が予定されていることがCPU8に記録されたことを示している。また、図3(c)は、ユーザーの指示により、撮像を再開する様子を示したものである。
図4は、本発明の実施例1おけるMRI装置の動作の一例を示すフローチャートである。次に該フローチャートの各ステップを順に説明する。
(ステップ35)
操作者は、操作パネルの撮像開始のボタンを押下し、それと共に、計測制御部8aはプロトコルの最初の撮像を開始する。例えば、CPU8は、T1強調撮像を始める。
(ステップ36)
操作者は、ステップ35により入力した撮像(T1強調撮像)を開始した後、次に行なう少なくとも一つ以上の撮像の種類をMRI装置に入力する。ここでは、一つ以上の撮像の種類とは、T1強調撮像の後にT2強調撮像とFLAIR撮像の2種類の撮像を実行することとする。
(ステップ37)
操作者は、ステップ35により入力した撮像(T1強調撮像)を実行している最中に、その撮像の実行を中止する指令をMRI装置に入力する。
(ステップ38)
操作者は、ステップ37で実行の中止の指令を入力すると、MRI装置の状態がどのような撮像が実行中であり、どのような撮像が予定されていたかの撮像情報をCPU8はメモリ(図示せず。)に記録する。具体的に本実施例では、T1強調撮像が実行中であり、T2強調撮像とFLAIR撮像の実行が予定されていたことがメモリ(図示せず。)に記録される。
(ステップ39)
計測制御部8aは、ステップ38で記録した撮像情報をMRI装置のモニタに表示する。具体的には、T1強調撮像が実行中であり、T2強調撮像とFLAIR撮像の実行が予定されていたことを表示する。本ステップにおける表示例として図5のようなものが考えられる。ただし、図5では、実行中だった撮像と、撮像の実行が予定されていた撮像が区別されるように表示されていて、太枠で示されたものが、撮像が実行中だったものを示している。図5において、46a〜46cは、撮像-A〜撮像-Cの中で不要な撮像であるものがある場合には、画面上に表示されているチェックボックスなどを操作することにより簡単に撮像対象からはずすことができるようにするためのものであり、47a〜47cは、撮像- A〜撮像-Cはそれぞれ実行中あるいは予定されていたことを示している。また、48はスタートボタンである。
(ステップ40)
操作者は、撮像を再開するかを判断する。具体的には、スタートボタン48は図6のように、メイン部48a及びオプション部48bから成り、操作者はこれを用いる。ここで、スタートボタン48のメイン部48aは、ステップ37で撮像中止の指令を入力した時撮像中だった撮像(ここではT1強調撮像)のみを再開するためのものである。また、スタートボタン48のオプション部48bは、そこにカーソル49を近づけると、図6のように簡易な操作でメニューバーが表示され、該メニューバーを介して撮像を再開するか、終了するかを選択できるようになっている。具体的にはオプション部48b上に後述するカーソルを所定の時間以上滞在させた場合、あるいはカーソルでシングルクリックした場合、メニューバーが開かれる。49はカーソルであり、パソコン等で使われているものと同様のものである。50は、メニューバーであり、撮像を再開するか、撮像を終了するかを選択するためのものである。メニューバー上の文字のどちらかの上をシングルクリックすることによって、撮像を再開するか、終了する選択することができる。再開する場合は、ステップ41へ移行する。再開しない場合は、終了する(End)。
(ステップ41)
操作者は、再開をする際、ステップ37で撮像中止の指令を入力した時撮像中だった撮像(ここではT1強調撮像)を含めて再開するかを判断する。具体的には、図6におけるメニューバーの“撮像を再開する”という文字の部分をクリックすると、第1の判断部8dにより、図6で示されていたメニューバーが閉じて、図7で示されていたようなメニューバーが表示され、ステップ37で撮像中止の指令を入力した時撮像中だった撮像を含めて再開するか、次の撮像から再開するかを選択できるようになっている。含めて再開する場合はステップ43へ、次の撮像から再開する場合はステップ42へ移行する。
(ステップ42)
計測制御部8aは、ステップ37で撮像中止の指令を入力した時計画していた撮像だけ(ここでは、T2強調撮像とFLAIR撮像のみ)を撮像する。
(ステップ43)
操作者は、ステップ37で撮像中止の指令を入力した時計画(予約)していた撮像(ここでは、T2強調撮像とFLAIR撮像)を含めて再開するかを判断する。具体的には、図7におけるメニューバーの“撮像中だった撮像を含めて再開する”を選択すると、第2の判断部8eにより、図7で示されていたメニューバーが閉じて、図8で示されていたようなメニューバーが表示され、ステップ37で計画中止の指令を入力した時計画していた撮像を含めて再開するか、含めないで再開するかを選択できるようになっている。ステップ37で撮像中止の指令を入力した時計画していた撮像を含めて再開する場合は、ステップ45へ、含めて再開しない場合はステップ44へ移行する。
(ステップ44)
計測制御部8aは、撮像中に中止した撮像(ここではT1強調撮像)だけを再開する。
(ステップ45)
計測制御部8aは、撮像中に中止した撮像(ここではT1強調撮像)と、ステップ37で撮像中止の指令を入力した時計画(予約)していた撮像(ここでは、T2強調撮像とFLAIR撮像)を再開する。
本実施例によれば、撮像を停止した後再開する際、撮像や予約等していたすべての撮像の内、一部のみを再開して実行したい場合、すべてを再開したい場合等を選択して対応できる。
次に、本発明の実施例2を、図9〜図13を用い説明する。実施例2に係るMRI装置は、図9に示すCPU8の機能ブロック図によれば、再設定部8cは、実行の順番を入れ替える入れ替え部8fを備えている。また、再設定部8cは、計画部で計画した撮像以外に追加の撮像の計画を付け加える追加部8gを備えている。図10は、本発明の実施例2おけるMRI装置の動作の一例を示すフローチャートである。該フローチャートの各ステップを順に説明する。ただし、ステップ35からステップ44までは図4と同じであるので、図4と異なるステップ51〜55について説明する。
(ステップ51)
操作者は、ステップ39で図5で示した表示画面で示した順番から、撮像の順番を入れ替えるか判断する。入れ替えると判断した場合は、ステップ52へ、入れ替えないと判断した場合はステップ53へ移行する。
(ステップ52)
操作者が、ステップ52で図5で示した表示画面を操作すると、入れ替え部8fは、撮像の順番を入れ替える。具体的に図5で表示されている撮像のうち、検査の変更や、被検体の体調の変化などにより、撮像-Bを撮像Cの後に撮像したい場合、操作者は、マウスにより撮像-Cをドラッグし、撮像-Aと撮像-Bの間にドロップすることで、撮像順を容易に変更できる。例えば2番目に撮像予定であるT2強調画像の撮像と、3番目に撮像予定であるFLAIR画像の撮像の順番を入れ替えて、FLAIR強調画像の撮像を2番目の撮像予定とし、T2強調画像の撮像を、3番目の撮像予定とする。図11は、順番を入れ替える際に画面がどうなるかを示したものであり、撮像-Cのボックスをドラッグすると、入れ替え部8eにより、撮像-Aと撮像-Bの間が太くなり、挿入可能になることが示されている。(ここで、同じく図5で表示されている撮像のうち、撮像する時間が長く、待たせている患者が多いため今回は撮像-Cを不要と判断した場合等に、画面上に表示されているチェックボックスなどを操作することにより簡単に撮像対象からはずすことができても良い。)
(ステップ53)
操作者は、追加で計画(予約)したい撮像があるかを判断する。撮像を追加したい場合は、ステップ54へ、撮像を追加したくない場合はステップ55へ移行する。
(ステップ54)
操作者は、図12で示したような表示画面を操作することにより、追加したい撮像を入力する。具体的に操作者は、図12の画面で計画の追加ボタンを押すと、追加部8gは検査画面上に挿入する撮像の候補が別ウィンドウに表示し、マウスのドラッグアンドドロップ処理で別ウィンドウから持ってきて、図13のように挿入し、撮像を追加する。
図12にはまた、別ウィンドウに表示されるもののみならず、装置のデータベース内に保存されているタスク情報(撮像-Gから撮像-I)もすべて表示されている。これらすべてを検査画面上に表示しても良いし、しなくても良い。
マウスのドラッグアンドドロップ処理で別ウィンドウから追加したい撮像を挿入すると、図13のようになる。
図13は、撮像-Bや撮像-Cより高分解能の撮像である撮像-Dを入力した例である。
(ステップ55)
ステップ51からステップ54で調整した撮像の計画に従って、撮像を再開する。
本実施例によれば、撮像の順番を入れ替えたり、撮像を新たに追加したりすることができるので、撮像上の都合(短い時間の撮像を早めにやりたい等)により、撮像の順番を変えたり、疾患のある場所をより詳細に撮像したい等により追加の撮像の要望がある場合等に好適に対応できる。また、本実施例は削除ボタンを備え、削除ボタンをクリックすることにより、上述したチェックボックスがついていない撮像等を再開した時の撮像プロトコルから削除できるようにしても良いことは言うまでもない。
次に、本発明の実施例3を、図14〜15を用い説明する。
実施例3に係るMRI装置は、図14に示すCPU8の機能ブロック図によれば、再設定部8cは、ステップ37で撮像を中止した際、その中止の状況を記憶する記憶部8hを備えている。また、再設定部8cは、中止の状況を解析して、解析結果に応じて再開する際どのような再開の仕方をするかの候補を提示する提示部8iを備えている。
図15は、本発明の実施例3におけるMRI装置の動作の一例を示すフローチャートである。ただし、実施例3が、実施例1や実施例2と異なるところは、ステップ37で撮像を中止した際、その中止の状況を記憶する記憶部8hを備えるとともに、その中止の状況を解析して、解析結果に応じて再開する際どのような再開の仕方をするかの候補を提示する提示部8iを備えることである。次に該フローチャートの各ステップを順に説明する。
(ステップ56)
操作者は、ステップ37で撮像を中止した際、記憶部8hは撮像情報を記録するとともに、中止状況を記録する。中止状況とは、(A)被検者の容態が変化した場合、(B)MRI装置の持つ特有な問題である、閉所恐怖感により被検者が心理不安を感じた場合、(C)リアルタイムに映し出される画像により、表示された撮像の途中で、病変が見つかった場合等である。
(ステップ57)
CPU8は、ステップ56における中止状況が、何であったかを判別する。そして、(A)被検者の容態が変化した場合は、ステップ58へ移行する。また、(B)MRI装置の持つ特有な問題である、閉所恐怖感により被検者が心理不安を感じた場合は、ステップ60へ移行する。また、(C)リアルタイムに映し出される画像により、表示された撮像の途中で、病変が見つかった場合は、ステップ62へ移行する。
(ステップ58)
提示部8iは、ステップ37で撮像中止の指令を入力した時撮像中だった撮像(ここではT1強調撮像)を含めて被検者の容態が安定するまで操作者が待たせてから再開するプロトコルを提示する。
(ステップ59)
計測制御部8bは、ステップ37で計測中止の指令を入力した時計測中だった計測(ここではT2強調撮像)を含めて、被検体の状態が安定してから再開する。
(ステップ60)
掲示部8iは、被検体の心理不安が安定するまで操作者が待たせてから再開するプロトコルを提示する。
(ステップ61)
計測制御部8bは、数分たってから再開する。
(ステップ62)
掲示部8iは、高空間分解能での撮像で再開するプロトコルを提示する。
(ステップ63)
計測制御部8bは、高空間分解能での撮像で再開する。
本実施例によれば、撮像を中止した時その中止状況を記録するステップ及び手段を備え、その中止状況に応じて自動的に再開プロトコルを表示させたので、再開する時にその再開の設定の負担を軽減できる利点がある。ただし、ステップ58、60、62においてプロトコルを表示させるだけのみならず、表示させたプロトコルを操作者に承認させる手段を備えても良く、表示させたプロトコルに適宜微妙な変更を加える手段を備えても良いことは言うまでもない。
次に、本発明の実施例4を、図16及び図17を用い説明する。
実施例4は、血管を造影する撮像法であるTOF撮像法が複数の撮像法の一つに入っている例である。図16に示す例では、T1強調撮像とTOF撮像とT2強調撮像とFLAIR撮像が順に撮像される例である。ここで、造影MRIを用いてのT1強調撮像に、体動が生じて中断したとする。その場合TOF撮像はしばらく撮像できないため、実施例2のステップ51で示した手法により、順倍を入れ替え、TOF撮像が一番最後になるようにする。図17は、順番を並べ替えた結果である。本実施例では体動が生じたか生じないかに応じて、適切な撮像の順番を決められる利点がある。
本発明は、磁気共鳴イメージング装置に利用することができる。
48a メイン部、48b オプション部、49 カーソル、50 メニューバー

Claims (7)

  1. 被検体を収容する空間に均一な静磁場を発生させる静磁場発生手段と、前記静磁場へ重
    畳して傾斜磁場を発生させる傾斜磁場発生手段と、前記被検体へ照射する高周波磁場を発
    生させる高周波磁場発生手段と、前記被検体から発生するNMR信号を検出する検出手段
    と、前記検出されたNMR信号を画像化する画像化手段と、前記傾斜磁場発生手段と前記
    波磁場発生手段と前記検出手段と前記画像化手段とを制御する制御部を備え
    前記制御部は、複数の撮像を計画する計画部を備え、該計画部は、前記複数の撮像のい
    ずれかが実行中に中止された後にも、撮像を再開するための計画を再設定する再設定部を
    備え磁気共鳴イメージング装置において、
    前記計画部は、前記複数の撮像の実行の順番を計画し、前記再設定部は、該実行の順番
    を入れ替える入れ替え部を備えたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  2. 被検体を収容する空間に均一な静磁場を発生させる静磁場発生手段と、前記静磁場へ重
    畳して傾斜磁場を発生させる傾斜磁場発生手段と、前記被検体へ照射する高周波磁場を発
    生させる高周波磁場発生手段と、前記被検体から発生するNMR信号を検出する検出手段
    と、前記検出されたNMR信号を画像化する画像化手段と、前記傾斜磁場発生手段と前記
    高周波磁場発生手段と前記検出手段と前記画像化手段とを制御する制御部を備え、
    前記制御部は、複数の撮像を計画する計画部を備え、該計画部は、前記複数の撮像のい
    ずれかが実行中に中止された後にも、撮像を再開するための計画を再設定する再設定部を
    備えた磁気共鳴イメージング装置において、
    前記再設定部は、前記計画部で計画した撮像以外に追加の撮像の計画を付け加える追加
    部を備えたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  3. 被検体を収容する空間に均一な静磁場を発生させる静磁場発生手段と、前記静磁場へ重畳して傾斜磁場を発生させる傾斜磁場発生手段と、前記被検体へ照射する高周波磁場を発生させる高周波磁場発生手段と、前記被検体から発生するNMR信号を検出する検出手段と、前記検出されたNMR信号を画像化する画像化手段と、前記傾斜磁場発生手段と前記高周波磁場発生手段と前記検出手段と前記画像化手段とを制御する制御部を備え、
    前記制御部は、複数の撮像を計画する計画部を備え、該計画部は、前記複数の撮像のい
    ずれかが実行中に中止された後にも、撮像を再開するための計画を再設定する再設定部を
    備えた磁気共鳴イメージング装置において、
    前記再設定部は、前記中止時に撮像していた撮像を含めて撮像するかを受け付ける第1
    の判断部を備えたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  4. 前記再設定部は、前記中止時に計画していた撮像を含めて撮像するかを受け付ける第2
    の判断部を備えたことを特徴とする請求項3記載の磁気共鳴イメージング装置。
  5. 被検体を収容する空間に均一な静磁場を発生させる静磁場発生手段と、前記静磁場へ重
    畳して傾斜磁場を発生させる傾斜磁場発生手段と、前記被検体へ照射する高周波磁場を発
    生させる高周波磁場発生手段と、前記被検体から発生するNMR信号を検出する検出手段
    と、前記検出されたNMR信号を画像化する画像化手段と、前記傾斜磁場発生手段と前記
    高周波磁場発生手段と前記検出手段と前記画像化手段とを制御する制御部を備え、
    前記制御部は、複数の撮像を計画する計画部を備え、該計画部は、前記複数の撮像のい
    ずれかが実行中に中止された後にも、撮像を再開するための計画を再設定する再設定部を
    備えた磁気共鳴イメージング装置において、
    前記再設定部は、前記中止時に計画していた撮像を含めて撮像するかを受け付ける第2
    の判断部を備えたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  6. 前記中止時の中止状況を記録する記録部と、該記録部に記録された中止状況に応じて再
    開プロトコルを提示する提示部を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  7. 前記撮像を再開する際のボタンはメイン部とオプション部から成り、オプション部を用
    いることにより、再開するプロトコルを選択できることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
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