JP5876357B2 - Rotary tiller - Google Patents
Rotary tiller Download PDFInfo
- Publication number
- JP5876357B2 JP5876357B2 JP2012081355A JP2012081355A JP5876357B2 JP 5876357 B2 JP5876357 B2 JP 5876357B2 JP 2012081355 A JP2012081355 A JP 2012081355A JP 2012081355 A JP2012081355 A JP 2012081355A JP 5876357 B2 JP5876357 B2 JP 5876357B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- apron
- tilling
- tillage
- elastic body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
Description
本発明はトラクタの後部に昇降可能に装着され、耕耘爪の回転動作が行われる耕耘部を備えるロータリ耕耘機に関する。 The present invention relates to a rotary cultivator including a cultivator that is attached to a rear portion of a tractor so as to be movable up and down and that rotates a cultivating claw.
従来、耕耘爪軸に装着された耕耘爪の回転動作により土を耕耘するロータリ耕耘機において、耕耘爪の回転動作が行われる耕耘部から飛散される土が、ロータリ耕耘機内部へ付着してしまうことの防止策として、土付着の抑止効果を有する弾性体カバーを耕耘部の上方を覆うシールドカバーに設けた構成が知られている。 Conventionally, in a rotary cultivator that cultivates soil by the rotation operation of the cultivating claw attached to the cultivating claw shaft, the soil scattered from the cultivating part where the cultivating claw is rotated adheres to the inside of the rotary cultivator. As a preventive measure, there is known a configuration in which an elastic body cover having an effect of suppressing soil adhesion is provided on a shield cover that covers the top of the tillage portion.
そして、耕耘部の後方を覆うとともにシールドカバーの後方に回転可能に接続されたエプロンにおいても、土付着を抑制するため、シールドカバーに設けた弾性体カバーをエプロンに向けて延伸させて、エプロンの耕耘部側の表面に当接させた構成が知られている(特許文献1)。 And even in the apron that covers the back of the tillage part and is rotatably connected to the back of the shield cover, in order to suppress soil adhesion, the elastic body cover provided on the shield cover is extended toward the apron, A configuration in which the surface is in contact with the surface of the tillage part side is known (Patent Document 1).
しかし、シールドカバーに設けた弾性体カバーをエプロンに向けて延伸させるとともにエプロンの耕耘部側に当接させた構成(特許文献1)においては、弾性体カバーをシールドカバーに固定する締結部材が耕耘部側に露出しており、耕耘部において巻き上げられた耕土が、その締結部材に多量に付着してしまう。 However, in the configuration (Patent Document 1) in which the elastic body cover provided on the shield cover is extended toward the apron and is brought into contact with the apron tillage part side, the fastening member that fixes the elastic body cover to the shield cover is A large amount of cultivated soil that is exposed on the part side and wound up in the cultivating part adheres to the fastening member.
この問題点に鑑み、我々は、シールドカバーの耕耘部側と、エプロンの耕耘部側とに、各々別の弾性体カバーを配設するとともに、エプロンの耕耘部側に配設された弾性体カバー(以下、「エプロンゴム」という)をシールドカバー側に延伸させて、シールドカバーの耕耘部側に配設されている弾性体カバー(以下、「シールドカバーゴム」という)の表面を部分的に覆わせ(重ね)る構成を提案した(特許文献2)。 In view of this problem, we arrange separate elastic body covers on the tilling part side of the shield cover and the tilling part side of the apron, respectively, and elastic body covers disposed on the tilling part side of the apron (Hereinafter referred to as “apron rubber”) is extended to the shield cover side to partially cover the surface of the elastic body cover (hereinafter referred to as “shield cover rubber”) disposed on the tillage part side of the shield cover. A configuration of overlapping (superimposing) was proposed (Patent Document 2).
より具体的に説明すると、この提案した構成においては、シールドカバーゴムをシールドカバーに固定している締結部材について、エプロンゴムの延伸された部分で覆うことで、その締結部材への土付着を防止することが可能となっている(特許文献2)。 More specifically, in the proposed configuration, the fastening member that fixes the shield cover rubber to the shield cover is covered with an elongated portion of the apron rubber to prevent soil adhesion to the fastening member. (Patent Document 2).
ここで、この特許文献2にて提案した構成においては、シールドカバーの耕耘部側と、エプロンの耕耘部側とに、各々別の弾性体カバーを配設し、さらに、エプロンの耕耘部側に配設された弾性体カバーを延伸させて、シールドカバーゴムをシールドカバーに固定している締結部材についても覆う構成としていることから、シールドカバーからエプロンに亘る耕耘部側への土付着を抑制する効果を得ることができる。
Here, in the configuration proposed in
ここにおいて、一般的なロータリ耕耘機においては、土面に対する耕耘深さが深い場合(以下、「深耕作業時」という)と、土面に対する耕耘深さが浅い場合(以下、「浅耕作業時」という)とにおけるエプロンの上下方向における位置変化により、エプロンゴムも上下方向に位置変化することとなり、このため、耕耘部において巻き上げられてエプロンゴムに衝突する耕土の飛散位置の相違により、均平性が安定しないことがあり、さらに高性能のものが求められていた。 Here, in a general rotary cultivator, when the plowing depth with respect to the soil surface is deep (hereinafter referred to as “deep plowing operation”) and when the plowing depth with respect to the soil surface is shallow (hereinafter referred to as “during shallow plowing operation”). )), The apron rubber also changes its position in the vertical direction. Therefore, due to the difference in the scattering position of the cultivated soil that is rolled up in the tillage section and collides with the apron rubber, The performance may not be stable, and higher performance has been demanded.
そこで本発明は、シールドカバーからエプロンに亘る耕耘部側への土付着の抑制効果を維持しつつ、深耕作業時などの耕耘深さの影響を受けることなく、耕耘部において巻き上げられた耕土の飛散位置を安定させ、エプロンにおける土面の均平効果を安定させることができるロータリ耕耘機を提供することを目的とする。 Therefore, the present invention maintains the effect of suppressing soil adhesion from the shield cover to the apron over the apron side, and is not affected by the tillage depth during deep plowing work, etc. An object of the present invention is to provide a rotary cultivator capable of stabilizing the position and stabilizing the leveling effect of the soil surface in the apron.
請求項1に係る発明は、耕耘爪の回転により耕耘作業を行う耕耘部と、前記耕耘部の上方を覆うシールドカバーと、前記耕耘部の後方を覆うとともに前記シールドカバーに回転可能に接続しているエプロンと、を有するロータリ耕耘機であって、前記シールドカバーの前記耕耘部側には、前方カバーと、当該前方カバーの後方に設けられるとともに前記シールドカバー側から前記エプロン側に延設される延設部材と、が配設されており、前記延設部材の前記耕耘部側には、後方カバーが配設されている。
The invention according to
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のロータリ耕耘機であって、前記後方カバーは、前記耕耘爪の回転の方向へ延びる自由端部を有しつつ前記延設部材に配設されている。
The invention according to
請求項3に係る発明は、請求項2に記載のロータリ耕耘機であって、前記前方カバーは前記シールドカバーに締結部材により固定されており、前記後方カバーが前記締結部材の前記耕耘部側を覆っている。
The invention according to
本発明によれば、シールドカバー側からエプロン側に延設された延設部材に後方カバーを配設したことで、深耕作業時であっても浅耕作業時であっても、エプロンの上下方向の位置変化の影響を受けることなく、後方カバーと耕耘部との距離間隔がほぼ一定に維持されるため、耕耘部において巻き上げられた耕土の飛散具合を安定させるとともに、エプロンにおける土面の均平効果についても安定させることができる。 According to the present invention, the rear cover is disposed on the extending member extending from the shield cover side to the apron side, so that the apron can be vertically moved during deep plowing work or shallow plowing work. The distance between the rear cover and the tillage part is maintained almost constant without being affected by the change in position of the soil, which stabilizes the scattering of the soil that is rolled up in the tillage part and leveles the soil surface in the apron. The effect can also be stabilized.
以下、本発明に係る耕耘爪が適用可能なロータリ耕耘機の実施の形態について、図1乃至図3を参照しながら説明する。
図1は、走行機体に牽引されるロータリ耕耘機について、走行機体の進行方向前方の斜め前方向から、ロータリ耕耘機を見た外観図である。
なお、ロータリ耕耘機10を牽引する走行機体の進行方向を「前方側」とし、走行機体の進行方向と反対側の方向を「後方側」と定義し、以下、説明していく。
Hereinafter, an embodiment of a rotary tiller to which a tilling claw according to the present invention is applicable will be described with reference to FIGS. 1 to 3.
FIG. 1: is the external view which looked at the rotary tiller from the diagonally forward direction ahead of the advancing direction of a traveling body about the rotary tiller pulled by a traveling body.
The traveling direction of the traveling machine body that pulls the
図1に示す通り、ロータリ耕耘機10は、トップマスト11と、2つのリンク連結部12とを備え、このトップマスト11及びリンク連結部12に対して、走行機体(図示省略)の3点リンクヒッチ機構(トップリンク及びロアリンク)が連結されて、昇降可能に走行機体に牽引される。
As shown in FIG. 1, the
そして、トップマスト11の下側には、ユニバーサルジョイント等(図示省略)を介して、走行機体のPTO軸(動力伝達軸)から動力が伝達される入力軸18が備わっており、入力軸18は、ギアボックス13に連結されている。
さらに、ロータリ耕耘機10の幅方向に向けて、ギアボックス13から伝動フレーム14と支持フレーム15が架設されている。
The
Further, a
このため、走行機体のPTO軸から伝達された動力は、ユニバーサルジョイント等を介して入力軸18及びギアボックス13に伝達され、ギアボックス13において、動力の伝達方向及び回転速度が変化されて伝動フレーム14の内部を挿通する伝動シャフトに伝達される。
For this reason, the power transmitted from the PTO shaft of the traveling machine body is transmitted to the
また、伝動フレーム14の先端部にはチェーンケース16が垂下する形で固定され、支持フレーム15の先端にはチェーンケース16に対向するサポートアーム17が固定されている。
Further, a
そして、チェーンケース16とサポートアーム17との間に耕耘爪軸6が軸回りに回転自在に架設されるとともに、チェーンケース16の内部においては、伝動フレーム14の内部の伝動シャフトと耕耘爪軸6との間に亘ってチェーンが張架されているため、そのチェーンを通じて伝動フレーム14の内部の伝動シャフトの動力が耕耘爪軸6に伝達される。
Further, the
ここにおいて、耕耘爪7の回転により耕耘を行う耕耘部9の上方には、シールドカバー1を有しており、本実施形態においてシールドカバー1には、カバースリット2が施されている。
Here, the
次に、ロータリ耕耘機10について、走行機体の進行方向後方の斜め後方向から見た外観図である図2を参照して、実施の形態を更に説明する。
図2に示す通り、シールドカバー1の後側方向には、シールドカバー1に上下回動可能にエプロン3が連結されており、エプロン3を備えることで、耕耘部9の後方が覆われることとなり、加えて、エプロン3の後方の端部が耕耘地面と接触することで、耕耘地面の整地が可能となっている。
Next, the embodiment of the
As shown in FIG. 2, the
そして、本実施形態において、エプロン3の後方の端部であって、耕耘地面と接触する部分には、土付着の防止効果を有する整地部材4が取り付けられており、この整地部材4が耕耘地面と直接接触することで、耕耘地面の整地が効果的に行える構成となっている。
And in this embodiment, the leveling
また、エプロン3にはエプロンスリット5が形成されており、そのエプロンスリット5を通して、エプロン3の後方の端部の下側に取り付けられている整地部材4を直視することができ、その整地部材4の露出によって外観性に優れた構成となっている。
Further, an
なお、本実施形態において整地部材4は、エプロン3の後方の端部の下側に取り付けられるとともに、後方末端部をエプロン3の後方の端部の上側に亘って回り込んで取り付けされており、この点においても外観性に優れた構成となっている。
そして、整地部材4の前方端部については、図示は省略するものの、ボルト等の締結部材により、エプロン3の内側面に接合される構成となっている。
In the present embodiment, the
And although illustration is abbreviate | omitted about the front end part of the leveling
次に、本実施形態におけるシールドカバー1、エプロン3及び耕耘部9の詳細な構成について、ロータリ耕耘機10の側方断面図である図3を参照しながら説明する。
ここにおいて、エプロン3は、シールドカバー1の後方側に、接続部19を介して回転可能に接続されている。
Next, detailed configurations of the
Here, the
図3に示す通り、本実施形態において、シールドカバー1における耕耘部9側には、弾性体カバー20a〜20cが配設され、いずれの弾性体カバーも、走行機体の進行方向の後方側の一端をネジ等の締結部材(図中前方側から締結部材23a、締結部材23b、締結部材23c)によりシールドカバー1の内側に固定されるとともに、他端を進行方向の前方側に向かって自由に延在させて保持されている。
As shown in FIG. 3, in this embodiment, elastic body covers 20 a to 20 c are arranged on the side of the
つまり、弾性体カバー20a〜20cは、締結部材(締結部材23a〜23c)によってシールドカバー1に各々が固定された位置から、耕耘爪7の回転の方向(図中R方向)へ向けて延びる自由端部を有している。
In other words, the elastic body covers 20a to 20c are free to extend in the direction of rotation of the tillage claw 7 (R direction in the figure) from the position where each of the elastic body covers 20a to 20c is fixed to the
また、エプロン3における耕耘部9側には、弾性体カバー22aが配設され、前方側の一端を締結部材25aによりエプロン3の内側に固定されるとともに、後方側の他端を締結部材25bによりエプロン3の内側に固定されて保持されている。
In addition, an elastic body cover 22a is disposed on the side of the
ここで、本実施形態においては、図3に示す通り、シールドカバー1に設けられるとともにシールドカバー1からエプロン3に延設する延設部材26を配設しており、さらに、延設部材26の耕耘部9側には弾性体カバー21aが配設されている。
Here, in the present embodiment, as shown in FIG. 3, an extending
そして、本実施形態に係る延設部材26は、締結部材23cにより前方側の一端をシールドカバー1の内側に固定され、後方側については、エプロン3の延びる方向にほぼ沿った方向に向けて屈曲するとともに自由端部としている。
The extending
また、弾性体カバー21aは、締結部材24aにより延設部材26の後方側に固定されており、その締結部材24aにより固定された位置から、耕耘爪7の回転の方向(図中R方向)へ向けて延びる自由端部を有している。
The
ここにおいて、通常の耕耘作業においては、耕耘部9によって跳ね上げられた土塊のうち、土付着を引き起こしやすい比較的大きい土塊が、耕耘部9の直ぐ後ろよりも、耕耘部9の後ろ上方に向けて飛散されることが多くなり、その後ろ上方に跳ね上げられた土塊により、接続部19への土付着が多くなってしまう。
Here, in normal tillage work, among the clumps raised by the
このため、本発明に係る延設部材26の具体的な構成としては、図3に示す通り、接続部19の耕耘部9側を覆って、耕耘部9よりも後方側に延設されるとともに、耕耘部9の後ろ上方に位置する構成とされている。
For this reason, as a concrete structure of the extending
また、延設部材26の長さについては、図3に示す通り、耕耘部9の後ろ上方に位置する構成を備えるとともに、少なくとも締結部材25aを覆う構成とすることで、締結部材25aへの土塊の衝突を防止でき、締結部材25aへの土付着を防止することができる。
Moreover, about the length of the extending
そして、耕耘部9によって跳ね上げられた比較的大きい土塊は、延設部材26を長くした場合には、エプロン3に配設されている弾性体カバー22aへ衝突する割合よりも、延設部材26へ衝突する割合が多くなり、このため、それら比較的大きい土塊を耕耘爪7の回転の方向に向けて流動させ、又は、耕耘部9へ跳ね飛ばすことで再度破砕されるようになり、土塊の砕土性能を向上させることができる。
そして、耕耘部9にて再び土塊が破砕されるため、破砕後の耕土による均平効果を得ることができる。
Then, the relatively large soil mass bounced up by the cultivating
And since the soil block is crushed again by the
また、深耕作業時や浅耕作業時を問わず、延設部材26を長くすることで、締結部材25aへの土付着を防止することはもちろん、延設部材26の裏側(上方)への土流れを大幅に抑制できるため、接続部19への土の流入を防止することができる。
In addition, by extending the extending
さらに、多くの土塊が延設部材26に衝突することで、その衝突によるエネルギーが延設部材26における振動エネルギーとなり、その振動によって弾性体カバー21aへの土付着を抑制するとともに、付着した土塊の土落としの効果も多く働くこととなる。
Furthermore, when a lot of soil blocks collide with the extending
一方、延設部材26を短くした場合であっても、締結部材25aを覆う位置まで延びていれば、締結部材25aに向けて飛散された耕土については、耕耘爪7の回転の方向に向けて流動させ、又は、耕耘部9へ跳ね飛ばすことで再度破砕されることとなり、砕土性能を向上させ、破砕後の耕土による均平効果を得ることができる。
また、延設部材26及び弾性体カバー21aの長さを短くすることができるため、製造に係るコストを低減することができ、全体的な重量も抑えることができる。
On the other hand, even if the extending
Moreover, since the length of the extending
なお、先述した通り本実施形態においては、シールドカバー1の耕耘部9側に弾性体カバー20a〜20cを配設しているものの、図3に示す構成は一例であり、同様の位置に配設される弾性体カバーを一枚構成としてもよく、枚数を限定するものではない。このため、シールドカバー1の耕耘部9側に配設される弾性体カバーについては、「前方カバー20」と総称し、以下、説明していく。
As described above, in the present embodiment, the elastic body covers 20a to 20c are disposed on the side of the tilling
同様に、延設部材26の耕耘部9側に配設される弾性体カバー21aと、エプロン3の耕耘部9側に配設される弾性体カバー22aとについても、その枚数を限定するものではないため、延設部材26の耕耘部9側に配設される弾性体カバー21aについては「後方カバー21」と総称し、エプロン3の耕耘部9側に配設される弾性体カバー22aについては「エプロンカバー22」と総称して、以下、説明していく。
Similarly, the number of the
また、本実施形態の詳細な構成については、図3に示す通り、弾性体カバー20bは締結部材23aの耕耘部9側を覆い、弾性体カバー20cは締結部材23bの耕耘部9側を覆う構成とされている。
そして、弾性体カバー21aは延設部材26及び締結部材23cの耕耘部9側を覆い、弾性体カバー22aは締結部材25aから締結部材25bに亘ってエプロン3の内側を覆う構成としている。
Moreover, about the detailed structure of this embodiment, as shown in FIG. 3, the
The
このことから、複数枚の弾性体カバーによって、シールドカバー1及びエプロン3の内側の大部分を覆うこととなり、耕耘作業の最中において、耕耘部9から飛散される土をシールドカバー1及びエプロン3に付着させてしまうことを大幅に抑制することができる。
For this reason, most of the inner sides of the
ここにおいて、本実施形態においては、取付部材1aを介して弾性体カバー20cをシールドカバー1に配設し、取付部材1bを介して弾性体カバー20bをシールドカバー1に配設する構成としている。
Here, in the present embodiment, the
より具体的には、弾性体カバー20aと、弾性体カバー20bと、弾性体カバー20cとの高さの位置関係に段階を設けるため、先ず、弾性体カバー20aは直接シールドカバー1に配設し、後方に向けて順に、少しの段差を有する取付部材1bを介して弾性体カバー20bを配設し、大きい段差を有する取付部材1aを介して弾性体カバー20cを配設している。
More specifically, in order to provide a step in the height positional relationship among the elastic body cover 20a, the
つまり、本実施形態においては、弾性体カバー20aと、弾性体カバー20bと、弾性体カバー20cとについて、互いに段差を設けることで、先述した通り、弾性体カバー20bについては締結部材23aの耕耘部9側を覆いやすくし、弾性体カバー20cについては、締結部材23bの耕耘部9側を覆いやすい構成としている。
In other words, in the present embodiment, the elastic body cover 20a, the
なお、この取付部材1a及び取付部材1bを用いることで、弾性体カバー同士の互いの高さの関係を備えて、他の弾性体カバーの締結部材を覆うこととした本構成は最良の形態であり、製造コストの削減や軽量化に基づく部材の省略を行う場合には、取付部材1a及び取付部材1bを設けることなく、弾性体カバー20b及び弾性体カバー20cをシールドカバー1に直接配設させる構成でもよい。
In addition, by using this
つまり、弾性体カバー20bを直接シールドカバー1に配設させるとともに締結部材23aを覆わせ、さらに、弾性体カバー21a(前側自由端部21b)を直接シールドカバー1に配設させるとともに締結部材23bを覆わせることで、先述した通り、シールドカバー1の耕耘部9側を覆うことができ、耕耘部9から飛散される土をシールドカバー1に付着させてしまうことを大幅に抑制することができる。
That is, the
このことから、取付部材1a及び取付部材1bを用いる構成(図3〜図5に示す本実施形態)は一例であり、本発明においては、これら取付部材を用いない構成としてもよく、また、この取付部材1a及び取付部材1bを用いた場合であっても、前後方向の位置関係、段差、設置個数を限定するものではない。
このため、この取付部材1a及び取付部材1bについては、「シールドカバー1」に含めて、以下、説明していく。
Therefore, the configuration using the mounting
For this reason, the mounting
なお、取付部材1a及び取付部材1bは、溶接や締結部材等によってシールドカバー1に固定されれば良く、その固定方法を問うものではない。
また、本実施形態における取付部材1a及び取付部材1bには、締結部材23b及び締結部材23cを貫通させる孔が施されており、弾性体カバーにおいて同様に施された孔とともに締結部材23b及び締結部材23cを貫通させて、弾性体カバーをシールドカバー1に配設することを可能としている。
Note that the
Further, the mounting
次に、浅耕作業時におけるロータリ耕耘機10の作業状態について、図4を参照しながら説明する。
ここで、浅耕作業時とは、図4に示す通り、耕耘部9の最下位置が土面(図中D)に対して浅くなり、エプロン3の最後端Eが耕耘部9の最下位置より僅かに高い位置となる状態をいう。
Next, the working state of the
Here, in the shallow tillage operation, as shown in FIG. 4, the lowest position of the tilling
このため、エプロン3がシールドカバー1に対して下側に回動した状態となり、エプロン3に配設されたエプロンカバー22及び締結部材25aは、延設部材26に近接した状態を維持しながら耕耘作業を行うこととなる。そして、耕耘部9において巻き上げられた耕土が、後方カバー21及びエプロンカバー22に衝突して、耕耘部近傍に落ちることとなる。
For this reason, the
次に、深耕作業時におけるロータリ耕耘機10の作業状態について、図5を参照しながら説明する。
ここで、深耕作業時とは、図5に示す通り、土面(図中U)の高さに対して、耕耘部9が深い位置まで落ち込むこととなり、その一方、エプロン3の最後端Eが土面(図中U)の位置まで押し上げられる状態をいう。
Next, the working state of the
Here, as shown in FIG. 5, when deep plowing is performed, the tilling
そして、エプロン3が押し上げられたことにより、エプロン3に配設されたエプロンカバー22及び締結部材25aは上方に移動して、延設部材26とは離れた状態を維持しながら耕耘作業を行うこととなる。
When the
ここにおいて、本発明に係る延設部材26及び後方カバー21は、図5に示す深耕作業時においても、エプロン3の押し上げ移動の影響を受けることがないため、図4に示した浅耕作業時の状態と同じく、耕耘部9との距離Kを一定に維持することができる。
Here, the extending
そのため、エプロン3が押し上げられて移動した作業状態であっても、耕耘部9において巻き上げられた耕土が、耕耘部9の後ろ上方を覆うとともに耕耘部9との距離を常に一定に維持する後方カバー21に衝突して、耕耘部近傍に落ちることとなる。
Therefore, even in the working state in which the
この結果、エプロン3の後端部Eが土面Dの位置にある状態(浅耕作業時)であっても、土面Uの位置までエプロン3の後端部Eが押し上げられている状態(深耕作業時)であっても、耕耘部9において巻き上げられた耕土の後方側への飛散具合が、常に安定される。
As a result, even if the rear end E of the
以上から、本発明に係る後方カバー21及び延設部材26を設けたことにより、深耕作業時であっても浅耕作業時であっても、エプロン3の上下方向の位置変化の影響を受けることなく、後方カバー21と耕耘部9との距離間隔がほぼ一定に維持されるため、耕耘部9において巻き上げられた耕土の飛散具合を安定させるとともに、エプロン3における土面の均平効果についても安定させることができる。
From the above, by providing the
なお、本発明に係る延設部材26については、図示は省略するものの、シールドカバー1の左右方向に向けて平板構成とした場合には、後方カバー21を固定する締結部材24aの配置位置のアレンジが可能となり、その場合には、後方カバー21の着脱行為も容易とすることができる。
そして、延設部材26を枠構成とした場合においては、ロータリ耕耘機10自体の軽量化を図ることができる。
Although not illustrated, the extending
And when extending
また、延設部材26を弾性体とすることで、耕耘部において巻き上げられた耕土が後方カバー21に衝突した際には、後方カバー21にて発生した振動エネルギーが、延設部材26にも効果的に伝わり、後方カバー21及び延設部材26に土が付着した場合であっても、この振動作用に伴う土落としの効果を得ることができる。
Further, by using the extending
そして、浅耕作業時や、耕耘を行わない移動時など、エプロン3がシールドカバー1に対して下側に大きく回動している場合であって、エプロン3に固定されている締結部材25aが延設部材26の上面に当接している際にも、延設部材26は自身の弾性力により湾曲し、この締結部材25aの度重なる接触による損傷を抑制することができる。
And the
この場合、エプロン3と延設部材26との間が塞がれるため、浅耕作業時であれば、シールドカバー1とエプロン3とを回転可能に接続する接続部19への土の侵入を防止することができる。
In this case, since the space between the
さらに、図示は省略するものの、他の実施形態として延設部材26の上面に圧縮可能な弾性部材を配設させる構成としてもよく、その場合、図5に示す深耕作業時であっても、その圧縮可能な弾性部材が延設部材26と締結部材25aとの間(延設部材26とエプロンカバー22との間)、又は、延設部材26とエプロン3との間に挟まった状態となり、エプロン3と延設部材26との間であって、シールドカバー1とエプロン3とを回転可能に接続する接続部19への土の侵入を防止することができる。
Further, although not shown in the drawings, as another embodiment, a compressible elastic member may be disposed on the upper surface of the extending
1 シールドカバー
3 エプロン
7 耕耘爪
9 耕耘部
10 ロータリ耕耘機
20 前方カバー(弾性体カバー20a、弾性体カバー20b、弾性体カバー20c)
21 後方カバー(弾性体カバー21a)
22 エプロンカバー(弾性体カバー22a)
26 延設部材
DESCRIPTION OF
21 Rear cover (
22 Apron cover (elastic cover 22a)
26 Extension member
Claims (6)
前記耕耘部の上方を覆うシールドカバーと、
前記耕耘部の後方を覆うとともに前記シールドカバーに接続している接続部を中心に回転可能なエプロンと、を有するロータリ耕耘機であって、
前記シールドカバーの前記耕耘部側には、前方カバーと、当該前方カバーの後方に設けられるとともに前記シールドカバーから前記エプロンまで延設される延設部材と、が配設されており、
前記延設部材の前記耕耘部側には、後方カバーが配設され、
前記後方カバーの後端部は、前記延設部材における前記接続部よりも後方部分に固定されているロータリ耕耘機。 A cultivating section that performs cultivating work by rotating the cultivating claws;
A shield cover covering the top of the tillage part;
An apron that covers the rear of the tillage part and is rotatable around a connection part that is connected to the shield cover, and a rotary tiller having:
Wherein the said tilling portion of the shield cover, a front cover, a extending member that extends with are provided in the rear of the front cover to the shielding cover or al the apron, but are arranged,
A rear cover is disposed on the tilling part side of the extending member ,
The rear end part of the said back cover is a rotary tiller fixed to the back part rather than the said connection part in the said extending member .
前記耕耘部の回転中心から見て、前記延設部材は前記締結部を覆うように配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のロータリ耕耘機。The rotary tiller according to any one of claims 1 to 5, wherein the extending member is disposed so as to cover the fastening portion as viewed from the rotation center of the tillage portion.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012081355A JP5876357B2 (en) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | Rotary tiller |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012081355A JP5876357B2 (en) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | Rotary tiller |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013208088A JP2013208088A (en) | 2013-10-10 |
JP5876357B2 true JP5876357B2 (en) | 2016-03-02 |
Family
ID=49526656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012081355A Active JP5876357B2 (en) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | Rotary tiller |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5876357B2 (en) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2539858C1 (en) * | 2013-10-07 | 2015-01-27 | Государственное научное учреждение Всероссийский научно-исследовательский институт овощеводства Российской академии сельскохозяйственных наук | Method of soil treatment and device for its implementation |
JP6731795B2 (en) * | 2016-06-10 | 2020-07-29 | 株式会社クボタ | Walk-behind management machine |
JP2019154350A (en) * | 2018-03-15 | 2019-09-19 | 小橋工業株式会社 | Implement |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5454845B2 (en) * | 2008-10-15 | 2014-03-26 | 小橋工業株式会社 | Rotary work machine shield cover |
-
2012
- 2012-03-30 JP JP2012081355A patent/JP5876357B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013208088A (en) | 2013-10-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4837948B2 (en) | Crushing work tool of plowing and leveling device and plowing and leveling device equipped with the same | |
JP5876357B2 (en) | Rotary tiller | |
JP6944184B2 (en) | Agricultural work machine | |
JP5918088B2 (en) | Roller device for crushing soil | |
JP6242007B2 (en) | Agricultural machine | |
JP6046904B2 (en) | Rotary tiller | |
JP2014064523A (en) | Clod breaking and ground leveling machine | |
JP5709297B2 (en) | Agricultural machine | |
JP6544825B2 (en) | Farm work machine | |
JP5055527B2 (en) | Extension ground leveling machine | |
JP2010172249A (en) | Soil loosening apparatus | |
CN203457511U (en) | Rotary tillage and bed shaping integrated machine | |
JP5863169B2 (en) | Agricultural machine | |
JP2019154350A (en) | Implement | |
JP2008161061A (en) | Power tiller | |
JP7290333B2 (en) | Puddling machine | |
JP7001253B2 (en) | Agricultural work machine | |
JP5015060B2 (en) | Agricultural machine | |
JP7368839B2 (en) | agricultural machinery | |
JP7470961B2 (en) | Agricultural machinery | |
JP2019017284A (en) | Agricultural machine | |
JP2017055668A (en) | Rotary tiller | |
JP6542093B2 (en) | Work machine | |
JP5737800B2 (en) | Agricultural machine | |
JP5419283B2 (en) | Agricultural machine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20140514 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20140526 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150108 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150914 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151006 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151202 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160105 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160121 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5876357 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |