JP5876136B2 - 内燃機関 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車、建設機械、工場設備あるいはその他の各種機械装置の駆動手段として利用可能な内燃機関に関する。
内燃機関については、従来、様々な構造、機能を有するものが提案されているが、本発明に関連するものとして、例えば、特許文献1,2記載の内燃機関がある。
特開平9−112289号公報 特開2002−4873号公報
特許文献1,2記載の内燃機関は、開閉弁の個数が多いだけでなく、それを開閉動作させる機構を必要とするので、構造が複雑である。また、特許文献1,2記載の内燃機関においては、燃料の爆発によって得られる出力の一部が複数の開閉弁の開閉動作を行うために消費されるので、エネルギ効率の悪化を招くことがある。
本発明が解決しようとする課題は、弁機構が少なく、構造が簡素であり、エネルギ効率の高い、内燃機関を提供することにある。
本発明の内燃機関は、軸心が円形をなすように連続する二つの筒状部材を、それぞれの軸心が二か所で直角に交差するように連結して形成されたメインシリンダと、それぞれの前記メインシリンダ内に180度間隔を保ちながら回転可能に配置された一対のメインピストンと、前記メインシリンダの交差部分の近傍に前記メインシリンダを連通する状態で設けられた通気経路と、前記メインシリンダの交差部分から均等に離れた位置にそれぞれ前記メインシリンダの軸心とその軸心とが互いに交差する状態で連結されたサブシリンダと、前記サブシリンダ内に回転可能に配置されたサブピストンと、前記通気経路に燃料を噴射する噴射手段と、前記メインピストンの回転と前記サブピストンの回転とを連動させる同期手段と、前記メインピストン及び前記サブピストンの回転力を取り出す出力手段と、を備えたことを特徴とする。
ここで、前記出力手段として、前記メインピストンの回転軌道と同心をなす状態で前記メインピストンと連動して回転可能に配置された円形のラックギアと、前記ラックギアと噛合して回転するギア部を有する出力軸と、を設けることが望ましい。
また、前記同期手段として、前記サブピストンの回転軌道と同心をなす状態で前記サブピストンと連動して回転可能に配置された円形のサブラックギアと、前記ラックギアの回転を前記サブラックギアに伝達する回転伝達機構を設けることが望ましい。
一方、前記メインピストンから排出される排気ガスを導入して回転力を発生する回転装置を設けることもできる。
本発明により、弁機構が少なく、構造が簡素であり、エネルギ効率が高い、内燃機関を提供することができる。
本発明の実施形態である内燃機関の概略構成を模式的に示す斜視図である。 図1に示す内燃機関の一部省略斜視図である。 図1に示す内燃機関を構成するメインピストン及び出力手段の概略構成を模式的に示す一部省略斜視図である。 図3に示すメインピストン及び出力手段の一部省略斜視図である。 図1に示す内燃機関を構成する同期手段の概略構成を模式的に示す斜視図である。 図1に示す内燃機関の動作原理を示す斜視図である。 出力手段に関するその他の実施形態を示す一部省略図である。 本発明のその他の実施形態である内燃機関を示す一部省略斜視図である。 図8に示す内燃機関を構成する副内燃機関に関するその他の実施形態を示す図である。
1,2,91,92 メインシリンダ
3,4 サブシリンダ
5,6,7,8,93,94 メインピストン
9,10 サブピストン
11,12,95,96 ラックギア
13,14 サブラックギア
15,16,17,18,19,20,23,24,25,26 ギア部
21,22 べベルギア
27,28 圧縮気移行管
29,30 副吸入気移行管
31,32 燃焼ガス移行管
50,51 噴射手段
60 出力手段
70 同期手段
71,72 回転伝達機構
71a,71b,72a,72b 回転軸
97,98 ピニオンギア
33 残留圧縮気移行管
100,200 内燃機関
101,102,103,104 回転装置
e,f 主吸気口
g,h 副吸気口
i,j 主排気口
k,l 副排気口
A,B,C,D,E,F 領域
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態である内燃機関100について説明する。図1〜図5に示すように、内燃機関100は、メインシリンダ1,2と、メインピストン5,6及び7,8と、圧縮気移行管27,28と、サブシリンダ3,4と、サブピストン9,10と、噴射手段50,51と、同期手段70(図5参照)と、出力手段60(図3参照)と、を備えている。
メインシリンダ1,2は、軸心が円形をなすように連続する形状を有する二つのリング状円筒部材を、それぞれの軸心が二か所で直角に交差するように連結して形成されている。メインピストン5,6及び7,8はそれぞれメインシリンダ1,2内にそれぞれ180度間隔を保ちながら軸心方向に沿って回転可能に配置されている。圧縮気移行管27,28は、メインシリンダ1,2の交差部分の近傍にメインシリンダ1,2を連通する状態で設けられている。サブシリンダ3,4は、メインシリンダ1,2の交差部分から均等に離れた位置に、それぞれメインシリンダ1,2の軸心と、サブシリンダ3,4の軸心とが互いに交差する状態で連結されている。サブピストン9,10は、サブシリンダ3,4内にそれぞれの軸心方向に沿って回転可能に配置されている。
噴射手段50,51は、圧縮気移行管28,27内へそれぞれ燃料を噴射する機能を備え、同期手段70(図5参照)はメインピストン5,6,7,8の回転とサブピストン9,10の回転とを連動させる機能を備え、出力手段60(図3参照)はメインピストン5,6,7,8の回転力を取り出す機能を備えている。
図1,図2に示すように、メインシリンダ1,2及びサブシリンダ3,4を形成する円筒部材の内径は全て同一であり、円形をなすメインシリンダ1,2の軸心の直径は互いに同一であり、円形をなすサブシリンダ3,4の軸心の直径は互いに同一である。また、サブシリンダ3,4の軸心の直径は、メインシリンダ1,2の軸心の直径より小さく設定されている。サブシリンダ3,4の軸心の直径は任意の大きさで良いが、本実施形態ではメインシリンダ1,2の軸心の直径の半分としている。また、サブシリンダ3,4は、メインシリンダ1,2が互いに交差する位置から均等離れた位置においてそれぞれメインシリンダ1,2と直交している。
図3,図4に示すように、出力手段60は、メインピストン5,6及び7,8の回転軌道とそれぞれ同心をなす状態でメインピストン5,6及び7,8と連動して回転可能に配置された円形のラックギア11,12と、ラックギア11,12と噛合して回転するギア部15,16を有する出力軸61,62と、を備えている。出力軸61,62は、それぞれべベルギア21,22が取り付けられ、これらのべベルギア21,22は互いに噛合した状態で配置されている。
図5に示すように、同期手段70は、サブピストン9,10の回転軌道と同心をなす状態でサブピストン9,10と連動して回転可能に配置された円形のサブラックギア13,14と、ラックギア11,12の回転をそれぞれサブラックギア13,14に伝達する回転伝達機構71,72を備えている。
回転伝達機構71は、ギア部17と一体的に回転する回転軸71a及びギア部23と、ギア部23と噛合するギア部24と一体的に回転する回転軸71b及びギア部18と、を備え、ギア部17がラックギア11に適切な角度を保った状態で噛合され、ギア部18がサブラックギア13に適切な角度を保った状態で噛合されている。
回転伝達機構72は、ギア部19と一体的に回転する回転軸72a及びギア部25と、ギア部25と噛合するギア部26と一体的に回転する回転軸72b及びギア部20と、を備え、ギア部19がラックギア12に適切な角度を保った状態で噛合され、ギア部20がサブラックギア14に適切な角度を保った状態で噛合されている。
図中において、メインシリンダ1,2及びサブシリンダ3,4はこれらを構成する円筒部材の肉厚を簡略化して表示し、メインピストン5,6,7,8とサブピストン9,10は外形を表示している。メインピストン5,6,7,8はドーナツ体を周方向に4等分した形状であり、それぞれが直交する際に各メインピストン5,6,7,8の端部が極力、ぎりぎりの所まで接近し、かつ、互いに接触することがないように、4等分より僅かに短く、両端部はテーパ状に尖った形状をなしている。一方、サブピストン9,10は、ドーナツ体を2等分にしたものより僅かに短い形状であり、両端部はそれぞれテーパ状に尖っている。
前述したメインピストン5,6,7,8及びサブピストン9,10は互いに接触することなく一定方向に回転し続けることができるように、以下に示すような状態に配設されている。
メインピストン5,6はメインシリンダ1内の外周軌道に沿って回転するリング状のラックギア11の内周側に180度間隔で対称をなすように固定されている。メインピストン7,8はメインシリンダ2内の内周軌道に沿って回転するリング状のラックギア12の外周側に180度間隔で対称をなすように固定されている。これにより、メインシリンダ1内を回転するラックギア11に固定されたメインピストン5,6と、メインシリンダ2内を回転するラックギア12に固定されたメインピストン7,8と、は互いに接触することなく、互いに交差した円形軌道上を回転することができる。
メインピストン5,6とメインピストン7,8とはメインシリンダ1,2に設けられた動力取出し用の開口部(図示せず)に配置されたピニオンギア部15,16によって一定周期で回転するように連結されている。また、ピニオンギア部15,16の出力軸61,62は、内燃機関100が作動する際の出力軸となる。
ラックギア11の内周に固定されたメインピストン5,6に対して、サブラックギア13の内側に固定されたサブピストン9がギア部17,18とギア部23,24を介して互いに交差して回転するように連結されている。メインピストン5,6とサブピストン9とが互いに接触せずに一定周期で回転することができるように、ギア部15,16,17,18の歯数は同じとするが、本実施形態では、メインシリンダ1,2の直径に対してサブリンダ3,4の直径を半分に設定しているため、ラックギア11に固定されたメインピストン5,6が1回転する間に、サブラックギア13に固定されたサブピストン9が2回転することになる。なお、べベルギア21,22及びギア部23,24,25,26の歯数も全て同じとしている。
一方、ラックギア12の外側に固定されたメインピストン7,8に対して、サブラックギア14の外側に固定されたサブピストン10が、ギア部19,20とギア部25,26を介して互いに交差して回転するように連結されている。これらについても、メインピストン7,8とサブピストン10とが互いに接触することなく一定周期で回転するように、ギア部15,16,19,20の歯数は同じとするが、本実施形態では、メインシリンダ1,2の直径に対してサブシリンダ3,4の直径を半分に設定しているため、ラックギア12に固定されたメインピストン7,8が1回転する間に、サブラックギア14に固定されたサブピストン10が2回転することになる。
なお、出力軸17,18及び回転軸71a,71b,72a,72bは、メインシリンダ1,2及びサブシリンダ3,4に設けられた開口部の軸受け(図示せず)によって回転自在に保持され、ギア部15,16,17,18,19,20,23,24,25,26の周囲は潤滑のためのオイル室であるケーシング(図示せず)で包囲されている。
ここで、図1及び図6に基づいて、図1に示す内燃機関100の動作原理について説明する。図6において、A,Bを付している部分はメインシリンダ1,2が互いに交差している領域であり、Eを付している部分はメインシリンダ1とサブシリンダ3とが交差している領域であり、Fを付している部分はメインシリンダ2とサブシリンダ4とが交差している領域である。また、Cを付している部分はメインシリンダ1において領域A,Bの中間に位置する領域であり、Dを付している部分はメインシリンダ2において領域A,Bの中間に位置する領域である。
前述したように、図1に示す内燃機関100において、メインピストン5,6はメインシリンダ1内を矢線方向に回転可能であり、メインピストン6,7はメインシリンダ2内を矢線方向に回転可能であり、サブピストン9,10はそれぞれサブシリンダ3,4内を矢線方向に回転可能である。また、図1,図6に示すように、回転中のメインピストン5,6とメインピストン7,8とが領域A,Bにて互いに接触することなく、領域A,Bを交互に通過できるように、それぞれの回転位相をずらして配置されている。同様に、回転中のメインピストン5,6(7,8)とサブピストン9(10)とが領域E(F)にて互いに接触することなく、領域E(F)を交互に通過できるように、それぞれの回転位相をずらして配置されている。
従って、メインピストン7,8は、その回転中により、メインシリンダ1内における領域A,Bを閉塞・開放する開閉弁機能を有し、メインピストン5,6は、その回転中により、メインシリンダ2内における領域A,Bを閉塞・開放する開閉弁機能を有する。同様に、メインピストン5,6及びサブピストン9は、それぞれの回転により、領域Eを閉塞・開放する開閉弁機能を有し、メインピストン7,8及びサブピストン10は、それぞれの回転により、領域Fを閉塞・開放する開閉弁機能を有する。
ここで、図6に基づいて、内燃機関100をディーゼルエンジンとして使用する場合の行程を空気の動きに沿って説明する。図6に示すように、メインシリンダ1の主吸気口eより吸気が行われると、このときサブシリンダ4において既に吸入されていた空気も、同時に押圧されながら、副吸入気移行管29を通じて強制的に送り込まれる。
吸入された空気はメインシリンダ1内の領域E−A間において圧縮され、その大部分が圧縮気移行管27に送り込まれて一時的に閉じ込められる。その後、領域Aにおいてメインピストン6,7が交互移動した後、圧縮気移行管27に閉じ込められていた圧縮空気がメインシリンダ2の燃焼部分へ送り込まれるが、噴射手段51から圧縮気移行管27に燃料が噴射されることにより、メインシリンダ2の燃焼部分で爆発的な燃焼が生じてメインピストン7が押圧され回転力が発生する。
燃焼中のガスが領域Dを通過すると、燃焼中のガスは燃焼ガス移行管32を通じて再びメインシリンダ1の副膨張室B−Eへ送られ、今度は、ここでメインピストン5を押圧する力により燃焼ガスの余力の分の回転力が得られる。このことの裏付けとしては、同容積の吸入気で燃料が同容積の燃焼室で燃焼した場合、必ず、その体積は数倍以上に大きくなることを利用したのがエンジンの原理であるが、ピストンが押されて容積が最大になっても、まだ、膨張する余地があるからである。
メインシリンダ2の領域A−D間において燃焼した燃焼ガスが領域A−D−B間を通過している間に、燃焼ガス移行管32を通じてメインシリンダ1の副膨張室である領域B−E間へ送り込まれて副膨張が行われることになる。その後、二つの空間である領域A−D−Bと領域B−Eに分散したそれぞれの燃焼ガスは、排気ガスとして、主排気口jと副排気口kより排出される。以上の動作により一つの行程が完了するが、この時点でメインシリンダ1の領域A−E間では、主吸気口eからの吸入とサブシリンダ4からの副吸入気移行管29を経由した送気も完了する。
一方、サブシリンダ4においては、メインシリンダ2で圧縮が行われているとき、即ち、メインンシリンダ2内のメインピストン8が領域Fを通過中にサブシリンダ4で吸気が行われて回転移動し、メインシリンダ2内にて次に来るメインピストン7が領域Fを通過しているときに、副吸入気移行管29より、サブピストン10によって押圧されながら強制的に送気が行われる。このとき、メインシリンダ1内のメインピストン6が領域Aを通過中であり、領域A−E間において吸気が行われているので、整合性はとれている。
前述と同様、メインシリンダ2の主吸気口fからの吸気と同時にサブシリンダ3に既に吸入されていた副吸入気の副吸入気移行管30による送気が領域A−F間で行われて圧縮され、圧縮気移行管28へ送り込まれる。そして、メインシリンダ1内の領域Aにおいてメインピストン5,7の交互移動後に、圧縮気移行管28に閉じ込められていた圧縮気が噴出口dからメインシリンダ1内へ送り込まれ、同時に噴射手段50からの燃料噴射が行われてメインシリンダ1内の領域A−C間において燃焼が行われ、メインピストン5を押圧して回転力が発生する。また、前述と同様、領域A−C−B間を移動中に燃焼ガス移行管31よりメインシリンダ2の領域B−F間に送られ、ここでの副膨張によってメインピストン8が押圧されて回転力が発生する。
その後、両者の燃焼ガスは、排気ガスとして、それぞれ主排気口iと副排気口lから排出される。このとき、領域A−F間においては、主吸気口fからの吸気と、サブシリンダ3からの送気も副吸入気移行管30を通じて完了する。
サブシリンダ3においては、メインピストン5が領域Eを通過しているとき、即ち、領域A−E間において圧縮が行われているときに副吸入口gより吸気が行われてサブシリンダ3内を回転移動し、メインシリンダ1内の領域Eに次のメインピストン6が来て、ここを通過するとときに、押圧されながら、強制的にメインシリンダ2の領域A−F間へ送り込まれる。また、そのとき、サブシリンダ3内では次の副吸入が始まっている。以上のような行程がそれぞれの領域で連続的に行われることにより内燃機関としての機能を発揮することができる。
本実施形態においては、図6に示すように、副吸入気移行管29,30のメインシリンダ1,2側への取付位置を、メインシリンダ1,2の吸気圧縮室のうち、それぞれメインシリンダ1,2とサブシリンダ3,4とが交差している領域E及び領域Fに近い位置としているが、その位置については、必要な個所に逆止弁を設けた上で、メインシリンダ1,2の吸気圧縮室のうち、それぞれメインシリンダ1,2同士が交差している領域Aに近い位置に変更することも可能であり、そうすることにより、副吸入気がメインピストン5,6,7,8に遮られている間に一旦圧縮されてから、メインシリンダ1,2の吸気が完了した場所へ強制的に送り込まれる結果、メインシリンダ1,2の吸入気は最終的に大きく増加され、内燃機関100の構造上の問題点となる必要圧縮比の確保が容易となり、さらに、吸気圧縮室内の気圧が高まることにより、燃焼ガスの減少を抑制する作用も高められる。ただし、この場合、副吸入気移行管29,30には逆止弁の設置を必要とする。
なお、燃料の噴射手段51,50は圧縮気移行管27,28にそれぞれ取り付けられ、ここを着火室としており、一時的に圧縮空気が閉じ込められた瞬間が燃料の噴射タイミングとなる。
このように、メインピストン5,6(7,8)が1回転する間に、4行程、即ち4回の燃焼が2か所で交互に行われるので、燃焼にバラつきなく、安定した周期で行われ、安定した回転が得られる。
また、メインシリンダ1とメインシリンダ2とが交差している領域A付近には、メインシリンダ1とメインシリンダ2とを連通する残留圧縮気移行管33が設けられている。この残留圧縮気移行管33は、圧縮気移行管27,28に閉じ込められる圧縮気以外に、圧縮するピストン7の先端部に存在する残りの圧縮気の一部を、交差する二つのピストン7,5同士の先端部の隙間からすり抜けて移動する直前に、ほんの僅かの時間(タイミング)ではあるものの、交差する一方の圧縮室へ移動させることができ、先に燃焼している燃焼ガスの一部が、移動しているピストン5の後端部とシリンダ1,2の交差部との隙間から吹き出してくる際に、その付近の気圧を事前に高めておく働きによって、吹き出してくる燃焼ガスの量を抑制することができ、エネルギの再利用をするための燃焼ガスの減少も抑制する働きがある。
この内燃機関100においては、往復運動が存在せず、一方向の回転運動によって駆動力が発生するので、振動や騒音が少なく、エネルギ効率が優れている。また、機械的な要因による最高回転数の制約も少なくなるので、高回転、高出力を得ることができる。燃焼中のガスが副膨張室に送り込まれて膨張力が利用されるので、エネルギ効率の向上に有効であり、排気音の低減を図ることができる。
以上の内容は、吸入気を圧縮することによって高温となった圧縮気に噴射手段50,51から燃料を噴射して燃焼させるディーゼルエンジンとして内燃機関100を機能させる場合の説明であるが、これに限定するものではない。即ち、ディーゼル燃料以外の液体あるいは気体の燃料を吸入気と混合して圧縮した後に電気スパークで点火して燃焼させる一般的なガソリンエンジンなどとして使用することもできる。この場合、吸気・圧縮室に空気の吸入が行われるときに同時に燃料も吸入するようにして混合気を作り、その混合気が圧縮されて圧縮気移行管によって燃焼室へ噴出されるときに点火装置によって点火して燃焼させる。
また、簡単に混合気とならない、液体や気体以外の燃料(例えば、粉末状の燃料)を使用する場合には、空気を吸入し、圧縮が行われた後、圧縮気移行管より燃焼室へ圧縮気が噴出される直前に、当該圧縮気が吹き込まれてくる場所に粉末状の燃料を注入するようにしておけば、燃焼室内で圧縮気と粉末燃料の混和が行われて拡散するので、その時点で適切な点火手段で点火すると燃焼が行われる。この場合、通常のディーゼルエンジンなどと比較して、燃焼が行われる時期が遅れるが、副膨張の仕組みによって、一定の回転力を発生させるとともに、これを維持することができる。
なお、ディーゼルエンジンとして使用する場合の圧縮気移行管に設置する逆止弁の位置は圧縮気移行管の入り口付近、即ち、圧縮室に近い位置としているが、ディーゼルエンジン以外のエンジンとして使用する場合は圧縮気移行管の出口付近、即ち、燃焼室に近い位置に設置する必要があることもある。また、点火装置の取付位置は圧縮気移行管若しくは燃焼室のいずれでも可能であり、これらの設置位置については必要に応じて適宜選択することができる。
次に、図7に基づいて、出力手段に関するその他の実施形態について説明する。図7(a)に示す出力手段においてはメインシリンダ91内に回転可能に配置されたメインピストン93の外周側にラックギア95を設け、メインシリンダ91の外周側の略全周にわたってラックギア95と噛合する複数のピニオンギア97が所定間隔ごとに配置されている。複数のピニオンギア97の配置間隔はラックギア95の長さ(メインピストン93の回転方向の長さ)より小さいので、メインピストン93が回転しているとき複数のピニオンギア97のうちのいずれかが噛合して回転しており、これによってメインピストン93の回転力をピニオンギア97を介して出力することができる。また、図7(a)に示すような出力手段は、前述した、サブシリンダ3,4及びサブピストン9,10においても同様に採用することができる。
図7(b)に示す出力手段においてはメインシリンダ92内に回転可能に配置されたメインピストン94の内周側にラックギア96を設け、メインシリンダ94の内周側の略全周にわたってラックギア96と噛合する複数のピニオンギア98がラックギア96の長さ(メインピストン94の回転方向の長さ)より小さい間隔で配置されている。従って、前述と同様、メインピストン94が回転しているとき複数のピニオンギア98のうちのいずれかが噛合して回転しており、これによってメインピストン94の回転力をピニオンギア98を介して出力することができる。また、図7(b)に示すような出力手段は、前述した、サブシリンダ3,4及びサブピストン9,10においても同様に採用することができる。
次に、図8,図9に基づいて、本発明のその他の実施形態である内燃機関200について説明する。内燃機関200は、図1に示す内燃機関100と、内燃機関100の燃焼室の燃焼ガス移行管31,32に連結されたタービン式の回転装置101とを備えている。
内燃機関100の場合、燃焼が開始して回転力が発生するのは、燃焼開始からメインピストン5,6(7,8)がそれぞれ90度回転する区間であり、排気開始までの残りの90度の区間は、位置関係が固定されたメインピストン5,6(7,8)同士の間に挟まれた気体が回転移動しているだけである。そこで、メインシリンダ1,2における前記回転移動区間に、燃焼ガスを外部へ流出させる気体流路を設け、その下流側を、前記燃焼ガスを利用して回転力を発生する回転装置に連結すれば、まだ膨張の余地を有する前記燃焼ガスを動力発生源として再利用することができる。
なお、前記燃焼ガスはメインピストン5,6(7,8)内を単純に移動しているだけなので、メインシリンダ1(2)から前記燃焼ガスを取り出しても、当該メインシリンダ1(2)内を回転するメインピストン5,6(7,8)の回転力や回転速度などが悪影響を受けることはない。
図8に示すように、燃焼ガス移行管31,32を外部の回転装置101などへ接続し、燃焼ガスを外部で使用する形態においては、内燃機関100の副膨張室への燃焼ガス移行管31,32の接続部分を閉じてしまうと、副膨張室の区間では負圧状態が発生する状況となり、内燃機関100の回転力の低下を招くなどの要因になる。このような不具合が生じないようにするためには、燃焼ガス移行管31,32が、内燃機関100の副膨張室に接続されるべき部分においては、使用形態や使用目的に応じて、以下の(1)〜(4)に示す形態のうちのいずれかを選択することができる。
(1)図8に示すように、開口部31a,32aを開放させ、外気を自由に取り込むことができるようにしておき、そこから空気が吸入されたら、その後、排気口k,lから排出される。
(2)外部の回転装置101へ取り出す燃焼ガスのうちの一部を、燃焼ガス移行管31,32から分岐させて内燃機関100の副膨張室へ送り込むことができるように配管を行っておき、内燃機関100の副膨張室の圧力が少なくとも負圧にならずに稼働できるようにし、副膨張室内へ送り込まれた燃焼ガスは、その後、排気口k,lより排出される。
(3)外部の回転装置101に取り込まれ、使用された燃焼ガスのうちの一部が内燃機関100の副膨張室内へ送り込まれるように、回転装置100の排気口101aの部分から配管を分岐させて設置し、その一方は回転装置101の排気管とし、もう一方を内燃機関100の副膨張室に接続し、回転装置101からの排気ガスの一部が副膨張室に送り込まれ、その後、排気口k,lより排出される。
(4)回転装置101の排気口101aを内燃機関100の副膨張室にダイレクトに接続し、回転装置101の排気ガスの全てが内燃機関100の副膨張室へ送り込まれるようにし、その送り込まれた排気ガスは、その後、排気口k,lより排出される。この形態は、内燃機関100の燃焼ガス移行管31,32の途中にそれぞれ回転装置101を設置した場合と同様になる。
前述した回転装置101は、一般の内燃機関である必要はなく、メインシリンダ1,2から排出された高温高圧の燃焼ガスを導入し、その膨張力を利用して回転力を発生する機能を有するものを採用することができ、燃料導入経路や点火装置なども不要である。従って、図9(a)に示す交差シリンダ型の回転装置102、図9(b)に示す移動ピストン型の回転装置103、あるいは図9(c)に示す多気筒レシプロ型の回転装置104などを採用することもできる。
これらの回転装置101,102,103,104は、当該回転装置101,102,103,104で発生する回転力を、主たる内燃機関100の回転力に付加するものではなく、内燃機関100とは別の回転力発生手段として利用することができるものである。なお、前記(1)及び(2)においては、回転装置101,102,103,104側に大きな負荷が加わり、これらの回転速度が急激に低下したり、回転停止したりした場合でも、主たる内燃機関100は何ら影響を受けることなく、ほぼ正常運転を継続することができ、前記(3)及び(4)においても、内燃機関100は停止することなく、およそ正常運転を継続することができる。
なお、図1〜図9に基づいて説明した内燃機関100,200は本発明を例示するものであって、本発明の内燃機関は前述した内燃機関100,200に限定されない。
本発明に係る内燃機関は、自動車、建設機械、工場設備あるいはその他の各種機械装置の駆動手段として様々な産業分野において広く利用することができる。

Claims (4)

  1. 軸心が円形をなすように連続する形状を有する二つの筒状部材を、それぞれの軸心が二か所で直角に交差するように連結して形成されたメインシリンダと、それぞれの前記メインシリンダ内に180度間隔を保ちながら前記軸心方向に沿って回転可能に配置された一対のメインピストンと、前記メインシリンダの交差部分の近傍に前記メインシリンダを連通する状態で設けられた通気経路と、前記メインシリンダの交差部分から均等に離れた位置にそれぞれ前記メインシリンダの軸心とその軸心とが互いに交差する状態で連結されたサブシリンダと、前記サブシリンダ内に前記軸心方向に回転可能に配置されたサブピストンと、前記通気経路に燃料を噴射する噴射手段と、前記メインピストンの回転と前記サブピストンの回転とを連動させる同期手段と、前記メインピストンの回転力を取り出す出力手段と、を備えたことを特徴とする内燃機関。
  2. 前記出力手段として、前記メインピストンの回転軌道と同心をなす状態で前記メインピストンと連動して回転可能に配置された円形のラックギアと、前記ラックギアと噛合して回転するギア部を有する出力軸と、を設けた請求項1記載の内燃機関。
  3. 前記同期手段として、前記サブピストンの回転軌道と同心をなす状態で前記サブピストンと連動して回転可能に配置された円形のサブラックギアと、前記ラックギアの回転を前記サブラックギアに伝達する回転伝達機構を設けた請求項2記載の内燃機関。
  4. 前記メインピストンから排出される排気ガスを導入して回転力を発生する回転装置を設けた請求項1〜3の何れかに記載の内燃機関。
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