JP5875208B2 - 画像表示体及び放射状凸レンズ集合体 - Google Patents

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Description

本発明は、画像表示体及び放射状凸レンズ集合体に関し、特に、放射状に配置した凸レンズを用いた画像表示体及び放射状凸レンズ集合体に関する。
観察者の視覚を利用することによって、視覚的効果を観察できる画像表示シートがある。特許文献1には、左眼用、右眼用の各画像を、短冊状切片に分割して並べることにより可変画像を観察する技術が開示されている。更に、本願出願人による特許文献2、3の技術がある。特許文献2には、凸レンズが一の方向Dxに並んだ凸レンズ集合体と、凸レンズの焦点面等に凸レンズに沿って置かれた要素画像により、モアレ網を画像として立体又は動画表示する技術が開示されており、特許文献3には、虚像のレンズの配列方向のサイズを縮小した虚像観察用画像を用いる技術が開示されている。
特開2010−044213号公報 特許第5071993号 特許第5224489号
従来技術による画像表示シートは、少なくとも一方向に配列されたレンズと、当該レンズの配列と同一方向の画像配列により形成されるものばかりであり、それ以外の基本構成を有する画像表示シートは存在していなかった。
本発明の目的は、このような背景技術に鑑み、新規の基本構成を有する凸レンズを用いて、視覚的効果を観察可能な画像表示体及び放射状凸レンズ集合体を提供することにある。
本発明の画像表示体は、複数の微細な凸レンズを有するレンズ層と、画像形成層により構成される画像表示体であって、前記レンズ層は、前記複数の凸レンズが所定ピッチ角で放射状に形成されており、前記画像形成層には、複数の前記凸レンズと作用して視覚的効果を現出させるための画像が、前記凸レンズのピッチ角と異なるピッチ角で放射状に形成されており、前記レンズ層は、前記画像形成層が前記凸レンズの焦点面に位置するよう所定の厚さを有し、前記凸レンズと前記画像に基づいて、前記凸レンズの凸形状を有する側から他の反射光学部材を介さずに視覚的効果を観察可能であることを特徴とする。
記視覚的効果は、前記凸レンズと前記画像に基づくモアレ現象による虚像であってもよい。
前記凸レンズは、前記複数の凸レンズが円形又は円弧状に放射状に配置される当該円の中心側から、前記レンズ層の外端部側まで、前記凸レンズの凸状部の頂点と、前記レンズ層の前記凸レンズを有しない側の面との距離が同一となるよう形成してもよい。
前記レンズ層は、前記複数の凸レンズが円形又は円弧状に放射状に配置される当該円の中心に、前記凸レンズを形成しない非形成部を有するよう構成してもよい。
前記レンズ層及び前記画像形成層は、前記複数の凸レンズが円形又は円弧状に放射状に配置される当該円の中心を軸として、相対的に回動可能であるか、又は、前記レンズ層及び前記画像形成層が共に回動可能に支持されるよう構成してもよい。
前記レンズ層は、第一のピッチ角で形成された前記凸レンズを含む円形又は円弧状の第一領域と、前記第一のピッチとは異なる第二のピッチ角で形成された前記凸レンズを含む第二領域であって、前記第一領域と同一の中心点を有し、半径の異なる円形又は円弧状の前記第二領域と、を有し、前記画像形成層の前記レンズ層の前記第一領域に対応する部分には、前記第一領域の前記凸レンズと作用して虚像を表示させる前記画像が形成されており、前記画像形成層の前記レンズ層の前記第二領域に対応する部分には、前記第二領域の前記凸レンズと作用して虚像を表示させる前記画像が形成されるよう構成してもよい。
前記画像形成層の前記レンズ層の前記第一領域に対応する部分には、前記第一のピッチ角と異なるピッチ角で前記画像が放射状に形成されており、前記画像形成層の前記レンズ層の前記第二領域に対応する部分には、前記第二のピッチ角と異なるピッチ角で前記画像が放射状に形成されるよう構成してもよい。
本発明の放射状凸レンズ集合体は、複数の微細な凸レンズからなる凸レンズ集合体と画像形成層により構成される画像表示体における、前記凸レンズ集合体であって、前記画像形成層は、前記凸レンズの焦点面に位置するよう所定の厚さからなり、前記画像形成層には、複数の前記凸レンズと作用して視覚的効果を現出させるための画像が放射状に形成されており、前記複数の凸レンズは、前記画像のピッチ角と異なるピッチ角で放射状に形成されており、前記画像を、前記凸レンズの凸形状を有する側から他の反射光学部材を介さずに観察することにより、視覚的効果が観察可能であることを特徴とする。
記視覚的効果は、前記凸レンズと前記画像に基づくモアレ現象による虚像であってもよい。
前記凸レンズは、前記複数の凸レンズが円形又は円弧状に放射状に配置される当該円の中心側から、前記放射状凸レンズ集合体の外端部側まで、前記凸レンズの凸状部の頂点と、前記放射状凸レンズ集合体の前記凸レンズを有しない側の面との距離が同一となるよう形成してもよい。
本発明の放射状凸レンズ集合体は、複数の微細な凸レンズからなる凸レンズ集合体であって、前記複数の凸レンズが所定ピッチ角で放射状に形成されており、前記凸レンズの凸形状を有する側から、前記凸レンズの凸形状を有しない側に配した画像を他の反射光学部材を介さずに観察することにより、前記凸レンズと前記画像に基づいて、視覚的効果を観察可能であって、前記画像が前記凸レンズの焦点面に位置するよう所定の厚さを有し、第一のピッチ角で形成された前記凸レンズを含む円形又は円弧状の第一領域と、前記第一のピッチ角とは異なる第二のピッチ角で形成された前記凸レンズを含む第二領域であって、前記第一領域と同一の中心点を有し、半径の異なる円形又は円弧状の前記第二領域と、を有することを特徴とする。
本発明の画像表示体によれば、複数の凸レンズを放射状に円形配置させるという新規な基本構成を有するレンズ層を用いても、凸レンズと画像に基づいて、凸レンズの凸形状を有する側から視覚的効果を観察可能とした。
本発明の放射状凸レンズ集合体によれば、複数の凸レンズを放射状に円形配置させるという新規な基本構成であっても、凸レンズと画像に基づいて、凸レンズの凸形状を有する側から視覚的効果を観察可能とした。
第一実施形態による画像表示体1の外観平面図である。 画像表示体1の要部拡大側面図である。 レンズ層2の説明図である。 画像形成層3の説明図である。 レンズ層2のA−A断面説明図である。 凸レンズ2aの説明図である。 レンズ層2のA−A断面説明図である。 レンズ層2のB−B断面、B−B断面、B−B断面の説明図である。 画像表示体1の使用状態を示す説明図である。 レンズ層5の説明図である。 レンズ層5のA−A断面説明図である。 レンズ層6の説明図である。 第二実施形態による画像表示体7の外観説明図である。 画像形成層9の説明図である。 第三実施形態による画像表示体12の外観平面図である。 レンズ層13の説明図である。 画像形成層14の説明図である。 画像表示体16の使用状態を示す説明図である。 レンズ層20の説明図である。 レンズ層20のA−A断面説明図である。 レンズ層20の要部拡大側面図である。 画像表示体21の外観説明図である。
<第一実施形態> 図1Aは、第一実施形態による画像表示体1の外観平面図、図1Bは画像表示体1の要部拡大側面図である。図2はレンズ層2の説明図であり、図3は画像形成層3の説明図である。
画像表示体1は、本発明の放射状凸レンズ集合体としてのレンズ層2と、画像形成層3を必須の構成として形成される。レンズ層2に形成された複数の凸レンズ2aと、画像形成層3に形成された複数の画像3aに基づいて視覚的効果の一例である虚像Vを観察することができる。なお、本実施形態では、紙等の画像形成媒体4に画像形成層3を形成した例について説明する。また、図面はレンズ層2の凸レンズ2a、画像形成層3の画像3aの構成を理解し易くするために凸レンズ2a及び画像3aの数を省略している。
放射状凸レンズ集合体としてのレンズ層2は、点Cを中心に複数の凸レンズ2aをピッチ角θLENSで放射状に円形配置して構成される。レンズ層2の材料は、従来から画像表示シートに用いられているレンズシートであれば特に限定されないが、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PP、PETG(グリコール変性ポリエチレンテレフタレート)、アクリル、アクリレート系樹脂などの透明な樹脂材料が用いられる。レンズ層2の凸レンズ2aのピント面は、画像形成層3にある。言い換えれば、画像3aに凸レンズ2aの焦点が合うように、レンズ層2は所定の厚みを有して構成されている。
レンズ層2と、画像形成層3を設けた画像形成媒体4は、中心Cを軸として互いに独立した回動が可能となるよう支持する。このとき、レンズ層2と画像形成層3とが互いに接触しないよう所定距離隔てて対向させ、隙間を空けて支持してもよい。観察者がレンズ層2の凸レンズ2aの凸形状を有する側から画像形成層3に形成された画像3aを観察できる程度に透明性を保ち、かつ、接触して又は接触させずに積層できればよい。凸レンズ2aが画像3aと作用して視覚的効果を観察できればよい。
レンズ層2は放射状に円形配置された凸レンズ2aの円の中心に非形成部2bを有する。なお、非形成部2bは、レンズ層2の中央の凸レンズ2aを形成しない部分であり、平坦化してもよく、凸状、凹状、波形状、斜面形状等であってもよく、或いは貫通孔としてもよい。貫通孔としてレンズ層2をくり貫いた場合には、レンズ層2はドーナツ形状となる。
図4Aは、図2に示すレンズ層2のA−A断面説明図であり、凸レンズ2aの凸部の頂点に沿った断面図である。図4Bは、レンズ層2のA−A断面から凸レンズ2aの凸形状を有する部分(以下、「凸状部」と言う。)のみを抜き出し図示した説明図である。図4Cは、レンズ層2のA−A断面説明図であり、凸レンズ2aの凸部と凸部の間の谷部に沿った断面図である。図4Dは、図2に示すレンズ層2のB−B断面、B−B断面、B−B断面の説明図であり、凸レンズ2aの凸部の地点2d、2d、2dにて凸形状を有する部分(凸状部)のみを抜き出し図示した説明図である。
凸レンズ2aの凸状部の頂点と、レンズ層2の凸レンズ2aを有しない側の面(以下、「レンズ層2の最低面」と言う。)との距離は、レンズ層2の中心C側から、レンズ層2の外端部2c側まで、同一距離Hとなるよう形成する。図4A中、凸レンズ2aの凸部と凸部の間の谷部に沿う線を、図4C中、凸レンズ2aの凸状部の頂点に沿う線を、夫々参考として破線で示す。当該谷部と、レンズ層2の最低面との距離は、レンズ層2の中心C側から、レンズ層2の外端部2c側に向かって、徐々に小さくなる。言い換えれば、レンズ層2の最低面から、谷部までの高さは、レンズ層2の外端部2c側の方が、非形成部2b側より低くなる。
凸レンズ2aの凸状部の高さは、レンズ層2の中心C側から、レンズ層2の外端部2c側に向かって、徐々に高くなるよう形成される。図4Bの例では、レンズ層2の外端部2c側は非形成部2b側より距離hだけ高くなる。
凸レンズ2aの各地点2d、2d、2dの高さの関係は、

地点2dの凸状部の高さR> 地点2dの凸状部の高さR> 地点2dの凸状部の高さR

である(図4D)。
画像形成層3は、絵柄、文字、模様等の画像3aが印刷又は転写等により形成された層である。画像形成層3は、点Cを中心に複数の画像3aをピッチ角θIMAGEで放射状に円形配置して形成される。画像形成層3の材料は特に限定されないが、例えば、従来公知のインキ材等が用いられる。インキ材は蓄光インキ、蛍光インキ等でもよい。
画像3aの形成方法は、凸レンズ2aと作用して虚像Vを観察することができれば、どのような画像でもよい。一例として、画像3aは、被観察対象である虚像Vの周方向のサイズを縮小した縮小画像を用いてもよい。周方向とは、凸レンズ2a及び画像3aが並ぶ放射状の方向である。他の例として、虚像Vのアニメーションの各フレーム画像であるフレーム成分画像でもよく、三次元物体を複数の方向から撮影して得た視差成分画像でもよい。なお、縮小画像に関しては、本願出願人による特許第5224489号に詳細に記載されており、フレーム成分画像及び視差成分画像に関しては、本願出願人による特許第5071993号に詳細に記載されているため、説明を省略する。
画像形成媒体4はレンズ層2の凸レンズ2aの凸形状を有しない側に設けられ、レンズ層2側に画像形成層3が形成される。画像形成媒体4の材料は、従来から画像表示シートに用いられている画像形成媒体であれば特に限定されないが、コート紙、合成紙、上質紙、中質紙、含浸紙、ラミネート紙、金属蒸着紙、印刷用塗工紙、記録用塗工紙等の紙、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリカーボネートフィルム等のプラスチックフィルム、金属箔、あるいはそれらの複合体等が用いられる。画像形成媒体4の材料は、画像表示体1に要求される強度や用途等に応じて適宜選択することができる。
本実施形態の例では、凸レンズ2aのピッチ角θLENSと、画像3aのピッチ角θIMAGEは異なる。画像3aのピッチ角θIMAGEが凸レンズ2aのピッチ角θLENSよりも小さい場合(ピッチ角θLENS>ピッチ角θIMAGE)には、観察者は、凸レンズ2aと画像3aに基づく虚像Vがレンズ層2の下方に沈んで立体的にみえる。一方、画像3aのピッチ角θIMAGEが凸レンズ2aのピッチ角θLENSよりも大きい場合(ピッチ角θLENS<ピッチ角θIMAGE)には、観察者は、凸レンズ2aと画像3aに基づく虚像Vがレンズ層2の上方に浮いて立体的にみえる。
図5は、画像表示体1の使用状態を示す説明図である。なお、図5中、理解し易くするため凸レンズ2a、及び、レンズ層2又は画像形成層3の回動による移動前の虚像Vを破線にて図示した。図5に示すように、レンズ層2の複数の凸レンズ2aと、画像形成層3の複数の画像3aによって発生するモアレ効果により、虚像Vを観察することができる。レンズ層2が回転すると、虚像Vも回転して見える。画像形成層3の回転によっても、虚像Vは回転して見える。図5において、レンズ層2を時計回りに回転させると、虚像Vは順方向である時計回りに回転し、レンズ層2を反時計回りに回転させると、虚像Vは順方向である反時計回りに回転する。画像形成層3を時計回りに回転させると、虚像Vは逆方向である反時計回りに回転し、反時計回りに回転させると、虚像Vは逆方向である時計回りに回転する。
虚像Vの数は、(式1)のように、放射状に並んだ凸レンズ2aの数と画像3aの数の差となる。

|凸レンズ2aの数 − 画像3aの数|=虚像Vの数・・・(式1)

凸レンズ2aが一周360個(ピッチ角θLENS=1度)形成されたレンズ層2と、画像3aが一周352個(ピッチ角θIMAGE=(360/352)度)形成された画像形成層3で構成すれば、虚像Vが8個(360個−352個=8個)観察できる画像表示体1を実現できる。図5は、凸レンズ2aの数と画像3aの数の差が「6」となるようなレンズ層2と画像形成層3を用いて、6個の虚像Vを観察した例である。
このように、画像表示体1は、所定ピッチ角θLENSで放射状に形成された複数の凸レンズ2aを有するレンズ層2と、複数の凸レンズ2aと作用して視覚的効果を現出させるための画像3aが形成された画像形成層3により構成され、レンズ層2は、画像形成層3が凸レンズ2aの焦点面に位置するよう所定の厚さを有するよう構成した。これにより、複数の凸レンズ2aを放射状に円形配置させるという新規な基本構成を有するレンズ層2を用いても、凸レンズ2aと画像3aに基づいて、凸レンズ2aの凸形状を有する側からモアレ現象による視覚的効果を観察可能とした。
放射状凸レンズ集合体としてのレンズ層2を、所定ピッチ角θLENSで放射状に形成された複数の凸レンズ2aを有し、画像3aが凸レンズ2aの焦点面に位置するよう所定の厚さを有するよう有するよう構成した。これにより、複数の凸レンズ2aを放射状に円形配置させるという新規な基本構成であっても、凸レンズ2aと画像3aに基づいて、凸レンズ2aの凸形状を有する側からモアレ現象による視覚的効果を観察可能とした。
また、複数の画像3aを凸レンズ2aのピッチ角θLENSと異なるピッチ角で放射状に並べた構成とすれば、観察したい虚像Vの数に応じて、凸レンズ2aと画像3aの数を適宜変更可能な画像表示体1を実現できる。
更に、レンズ層2及び画像形成層3は、中心Cを軸として相対的に回動可能に構成した。これによれば、観察者の目線が停止している状態でも、視覚的効果としての虚像Vを周方向に疑似的に変化させて見せることができる。
なお、画像表示体1では、レンズ層2と画像形成層3が相対的に回動可能に支持したが、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、レンズ層2と画像形成層3とを接触させて積層してもよい。画像形成媒体4及び画像形成層3の材料に応じて、周知の接着又は粘着などの方法を用いて行われる。例えば、ホイールの中央部等の回転体に画像表示体1を設置させれば、回転体の回転状態とは異なる回転状態を表す虚像Vを観察することができる。これにより、回転体の見かけの回転を制御することができる。
また、本実施形態では、画像形成媒体4に画像形成層3を形成したが、画像形成媒体4は必須の構成ではない。レンズ層2の凸レンズ2aを有する面と反対側の面に画像形成層3を直接形成してもよい
更に、複数の凸レンズ2aが円形に放射状に配置される当該円の中心に、凸レンズ2aを形成しない非形成部2bを有するよう構成した。これによれば、凸レンズ2aの無い非形成部2bに、レンズ層2を回転制御するためのギア等の回転制御手段(不図示)を取り付けやすくなる。
なお、画像形成層3の構成について複数の画像3aを放射状に並べた構成に限らず、例えば、砂目パターン、シボ状パターン、波状パターン、斑点模様等の種々の画像でもよい。虚像Vが現出する構成について説明したが、種々の画像が凸レンズ2aと作用することにより視覚的効果を現出させることができればよい。視覚的効果とは、本実施形態で説明したモアレ現象によるものに限らない。例えば、虚像の可視化又は不可視化、模様等の変化、立体化等であるが、用いる画像によって無限の視覚的効果が期待できる。
<放射状凸レンズ集合体の実施例>
放射状凸レンズ集合体としてのレンズ層2の実施例を示す。
直径 40mm
厚さ 0.4mm
非形成部2bの直径 40mm
凸レンズ2aのピッチ角θLENS 1度
凸レンズ2aの数 360個
凸レンズ2aの凸状部の曲率半径 0.2mm
<レンズ層の他の形態1> レンズ層が第一実施形態と異なる他の形態について説明する。第一実施形態のレンズ層2には非形成部2bを設けたが、非形成部を備えない構成について説明する。
図6Aは、レンズ層5の説明図、図6Bは、図6Aに示すレンズ層5のA−A断面説明図であり、凸レンズ5aの凸部の頂点に沿った断面図である。
レンズ層5は、複数の凸レンズ5aをピッチ角θLENSで放射状に配置して構成される。凸レンズ5aの凸状部の高さは、レンズ層5の中心C側から、レンズ層5の外端部5b側に向かって、徐々に高くなるよう形成される。図6A及び図6Bの例では、レンズ層5の外端部5b側は中心C側より距離hだけ高くなる。
以上、説明したように、中心に非形成部を備えないレンズ層5を用いてもよい。画像形成層は第一実施形態と同様の構成とすればよい。
<レンズ層の他の形態2> レンズ層の形状の他の例について説明する。第一実施形態のレンズ層2は、図2に示すように円形だが、本発明の画像表示体に用いられるレンズ層は、円形に限らずどのような形状でもよい。一例として正六角形のレンズ層について説明する。
図7は、正六角形のレンズ層6の説明図である。レンズ層6は、複数の凸レンズ6aをピッチ角θLENSで放射状に配置して構成される。複数の凸レンズ6aが円形に放射状に配置される当該円の中心に、凸レンズ6aを形成しない非形成部6bを有するよう構成した。凸レンズ6aの凸状部の高さは、凸レンズ2aと同様、レンズ層6の中心C側から外端部6c側に向かって徐々に高くなる。
このように、レンズ層6を正六角形とすることにより、複数のレンズ層6をハニカム構造で隙間なく敷き詰めて並べて使用することが可能となる。
<第二実施形態> 図8Aは第二実施形態による画像表示体7の外観説明図、図8Bは第二実施形態の画像形成層9の説明図である。なお、図8A中、理解し易くするためレンズ層8の凸レンズを点線にて図示した。
画像表示体7は、レンズ層8と、画像形成層9が形成された画像形成媒体10により構成される。画像形成媒体を用いる場合、第一実施形態ではレンズ層2と画像形成媒体4の形状を同一としたが、図8Aに示すように、レンズ層8の形状と画像形成媒体10の形状が異なるよう構成してもよい。レンズ層8と画像形成媒体10は、互いに重ね合せた際に、レンズ層8の各凸レンズに対して、画像形成層9に形成された各画像9aが対向するような位置に配置させる。図8A及び図8Bの例では、レンズ層8の中心C、具体的には、円形配置された凸レンズの当該円形の中心Cと、円形配置された画像9aの当該円形の中心Cが同一となるよう構成すればよい。
この構成によれば、例えば、画像形成媒体4をその四隅等の外縁で固定した状態で、レンズ層8を図8A中矢印で示すように画像形成層9に対して相対的に回動させやすくなり、虚像Vを安定的に観察可能な画像表示体7を実現できる。
<第三実施形態> 図9Aは第三実施形態による画像表示体12の外観平面図、図9Bは第三実施形態のレンズ層13の説明図、図9Cは第三実施形態の画像形成層14の説明図である。ここでは、複数種類の虚像を観察可能な画像表示体12について説明する。
画像表示体12は、レンズ層13と、画像形成媒体(不図示)に形成された画像形成層14が、中心Cを軸として互いに独立回動可能に積層される。画像表示体12は、虚像Voutを観察可能な領域と、虚像Vinを観察可能な領域とにより構成される。
レンズ層13は、点Cを中心に複数の凸レンズ13aを第一のピッチ角としてのピッチ角θLENS_outで放射状に円形配置する第一領域Soutと、点Cを中心に複数の凸レンズ13bを第二のピッチ角としてのピッチ角θLENS_inで放射状に円形配置する第二領域Sinを有する。複数の凸レンズ13aと複数の凸レンズ13bは、同一の中心点を有し、半径の異なる円弧上に円形配置される。
レンズ層13と画像形成層14を積層した際に、画像形成層14のレンズ層13の第一領域Soutと対応する部分には、複数の凸レンズ13aと作用して虚像Voutを表示させる画像が形成されている。図9Cの例では、複数の画像14aをピッチ角θLENS_outと異なるピッチ角θIMAGE_outで放射状に円形配置する。
そして、レンズ層13と画像形成層14を積層した際に、画像形成層14のレンズ層13の第二領域Sinと対応する部分には、複数の凸レンズ13bと作用して虚像Vinを表示させる画像が形成されている。図9Cの例では、複数の画像14bをピッチ角θLENS_inと異なるピッチ角θIMAGE_inで放射状に円形配置する。画像14aは、走る人を表す虚像Voutの周方向のサイズを縮小した縮小画像であり、画像14bは、飛行機の離着陸のアニメーションを表す虚像Vinのフレーム成分画像である。
この構成によれば、レンズ層13と画像形成層12を相対的に回動させることにより、複数種類の虚像を観察可能な画像表示体12を実現できる。図9Aの例では、凸レンズ13aと画像14aによる6個の虚像Voutと、凸レンズ13bと画像14bによる7個の虚像Vinを観察できる。
上述した例では、第一領域Soutと第二領域Sinのレンズ層13を一体形成したが、第一領域Soutと第二領域Sinのレンズ層を別個独立して回動可能に形成してもよい。図9Dは、画像表示体16の使用状態を示す説明図である。画像表示体16は、レンズ層17out及びレンズ層17in、画像形成層を有する画像形成媒体18により構成される。レンズ層17outとレンズ層17inは、点Cを中心にそれぞれ独立して回動可能である。この構成によれば、レンズ層17outとレンズ層17inを異なるスピードで回動させるができる。また、図9D矢印で示すように互いを別の方向に回動させることもできる。なお、図9Dの例では、画像形成媒体18を、第一領域Soutと第二領域Sinで共有したが、それぞれに独立した画像形成媒体を設けてもよい。
更に、第一領域と第二領域とを有するレンズ層13、17out、17inを用いた例について説明したが、3以上の領域を有するレンズ層を用いてもよい。この場合、各領域に対応する画像を用いることにより、各領域で異なる視覚的効果の観察が可能となる。
<レンズ層の他の形態3> 上述した各実施形態のレンズ層とは異なる他の形態について説明する。上述した各画像表示体で使用したレンズ層は、レンズ層に凸レンズを敷き詰めた構成とした。ここでは他の形状の凸レンズにより形成したレンズ層について説明する。
図10Aは、レンズ層20の説明図である。図10Bは、図10Aに示すレンズ層20のA−A断面説明図であり、凸レンズ20aの凸部の頂点に沿った断面図である。凸レンズ20aの凸部と凸部の間の間隙20bに沿う線を参考として破線で示した。図10Cはレンズ層20の要部拡大側面図である。
レンズ層20は、複数の凸レンズ20aをピッチ角θLENSで放射状に配置して構成される。凸レンズ20aの凸状部の頂点と、レンズ層20の最低面との距離が、凸レンズ20aの内側、すなわち、凸レンズ20aが放射状に配置される当該円の中心C側から外端部20c側まで、同一距離Hとなるよう形成する。つまり、凸レンズ20aを中心C側から外端部20c側まで同じ高さで構成する(図10B)。また、各凸レンズ20aの間には、間隙20bを有する(図10C)。
このような構成により、レンズ層20を、例えば、スクリーン印刷装置等の汎用の設備を用いて容易に形成することができる。スクリーン印刷装置等の汎用の設備を用いず、成型加工等によって、レンズ層20を形成してもよい。また、間隙20bは平坦化してもよく、画像形成層の画像と協動した視覚的効果を生じさせることができれば、凸状、凹状、波形状、斜面形状等であってもよい。
以上、図1乃至図10Cを用いて説明した各実施形態は、それぞれ組み合わせて構成することもできる。また、レンズ層と画像形成層を有する画像形成媒体との間に視覚的表現を妨げない任意の媒体を介在させてもよい。
また、各実施形態において凸レンズと画像を放射状に円形配置させたが、これに限定されず、円弧状に配置してもよい。図11は画像表示体21の外観説明図である。画像表示体11は、凸レンズを半円形配置させた放射状凸レンズ集合体としてのレンズ層22を用いる。レンズ層22と画像形成層は、円弧状の円の中心Cを軸として、相対的に、又は、共に、回動可能となるよう支持する。なお、図11中、理解し易くするため凸レンズ、及び、レンズ層22又は画像形成層の回動による移動前の虚像Vを点線にて図示した。
このように、放射状凸レンズ集合体としてのレンズ層と画像表示体の形状は、用途に応じて適宜設計変更可能である。
また、本実施形態では、画像形成層が凸レンズの焦点面に位置するよう構成しているが、本発明の画像表示体及び放射状凸レンズ集合体は、画像形成層が凸レンズの焦点面に正確に一致する構成に限定するものではない。画像形成層が凸レンズの焦点面付近にあって、多少のピントずれが生じても、視覚的効果を観察できればよい。
本発明の適用範囲は上記実施形態に限定されることはない。本発明は、視覚的効果を表現可能な画像表示体及び放射状凸レンズ集合体に対し、広く適用することができる。
1、7、12、16、21 ・・・画像表示体
2、5、6、8、13、17in、17out、20、22 ・・・レンズ層(放射状凸レンズ集合体)
2a、5a、6a、13a、13b、20a ・・・凸レンズ
2b、6b ・・・非形成部
3、9、14、18 ・・・画像形成層
3a、9a、14a、14b、22a ・・・画像
4、10 ・・・画像形成媒体
20b ・・・間隙
V,Vin、Vout ・・・虚像
θLENS、θIMAGE、θLENS_in、θLENS_out、θIMAGE_in、θIMAGE_out ・・・ピッチ角
out ・・・第一領域
in ・・・第二領域

Claims (11)

  1. 複数の微細な凸レンズを有するレンズ層と、画像形成層により構成される画像表示体であって、
    前記レンズ層は、前記複数の凸レンズが所定ピッチ角で放射状に形成されており、
    前記画像形成層には、複数の前記凸レンズと作用して視覚的効果を現出させるための画像が、前記凸レンズのピッチ角と異なるピッチ角で放射状に形成されており、
    前記レンズ層は、前記画像形成層が前記凸レンズの焦点面に位置するよう所定の厚さを有し、
    前記凸レンズと前記画像に基づいて、前記凸レンズの凸形状を有する側から他の反射光学部材を介さずに視覚的効果を観察可能であることを特徴とする画像表示体。
  2. 記視覚的効果は、前記凸レンズと前記画像に基づくモアレ現象による虚像であることを特徴とする請求項1に記載の画像表示体。
  3. 前記凸レンズは、前記複数の凸レンズが円形又は円弧状に放射状に配置される当該円の中心側から、前記レンズ層の外端部側まで、前記凸レンズの凸状部の頂点と、前記レンズ層の前記凸レンズを有しない側の面との距離が同一となるよう形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像表示体。
  4. 前記レンズ層は、前記複数の凸レンズが円形又は円弧状に放射状に配置される当該円の中心に、前記凸レンズを形成しない非形成部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像表示体。
  5. 前記レンズ層及び前記画像形成層は、前記複数の凸レンズが円形又は円弧状に放射状に配置される当該円の中心を軸として、相対的に回動可能であるか、又は、前記レンズ層及び前記画像形成層が共に回動可能に支持されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像表示体。
  6. 前記レンズ層は、
    第一のピッチ角で形成された前記凸レンズを含む円形又は円弧状の第一領域と、
    前記第一のピッチとは異なる第二のピッチ角で形成された前記凸レンズを含む第二領域であって、前記第一領域と同一の中心点を有し、半径の異なる円形又は円弧状の前記第二領域と、を有し、
    前記画像形成層の前記レンズ層の前記第一領域に対応する部分には、前記第一領域の前記凸レンズと作用して虚像を表示させる前記画像が形成されており、
    前記画像形成層の前記レンズ層の前記第二領域に対応する部分には、前記第二領域の前記凸レンズと作用して虚像を表示させる前記画像が形成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像表示体。
  7. 前記画像形成層の前記レンズ層の前記第一領域に対応する部分には、前記第一のピッチ角と異なるピッチ角で前記画像が放射状に形成されており、
    前記画像形成層の前記レンズ層の前記第二領域に対応する部分には、前記第二のピッチ角と異なるピッチ角で前記画像が放射状に形成されることを特徴とする請求項6に記載の画像表示体。
  8. 複数の微細な凸レンズからなる凸レンズ集合体と、画像形成層により構成される画像表示体における、前記凸レンズ集合体であって、
    前記画像形成層は、前記凸レンズの焦点面に位置するよう所定の厚さからなり、
    前記画像形成層には、複数の前記凸レンズと作用して視覚的効果を現出させるための画像が放射状に形成されており、
    前記複数の凸レンズは、前記画像のピッチ角と異なるピッチ角で放射状に形成されており、
    前記画像を、前記凸レンズの凸形状を有する側から他の反射光学部材を介さずに観察することにより、視覚的効果が観察可能であることを特徴とする放射状凸レンズ集合体。
  9. 記視覚的効果は、前記凸レンズと前記画像に基づくモアレ現象による虚像であることを特徴とする請求項8に記載の放射状凸レンズ集合体。
  10. 前記凸レンズは、前記複数の凸レンズが円形又は円弧状に放射状に配置される当該円の中心側から、前記放射状凸レンズ集合体の外端部側まで、前記凸レンズの凸状部の頂点と、前記放射状凸レンズ集合体の前記凸レンズを有しない側の面との距離が同一となるよう形成されることを特徴とする請求項8又は9に記載の放射状凸レンズ集合体。
  11. 複数の微細な凸レンズからなる凸レンズ集合体であって
    記複数の凸レンズが所定ピッチ角で放射状に形成されており、
    前記凸レンズの凸形状を有する側から、前記凸レンズの凸形状を有しない側に配した画像を他の反射光学部材を介さずに観察することにより、前記凸レンズと前記画像に基づいて、視覚的効果を観察可能であって、
    前記画像が前記凸レンズの焦点面に位置するよう所定の厚さを有し、
    第一のピッチ角で形成された前記凸レンズを含む円形又は円弧状の第一領域と、
    前記第一のピッチ角とは異なる第二のピッチ角で形成された前記凸レンズを含む第二領域であって、前記第一領域と同一の中心点を有し、半径の異なる円形又は円弧状の前記第二領域と、
    を有することを特徴とする放射状凸レンズ集合体。
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