JP5874120B2 - 乗馬用グローブ - Google Patents

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Description

本発明は、手綱のグリップ力を向上させる乗馬用グローブに関するものである。
手綱(たづな)は、頭絡の一部でハミに直接つながっており、乗馬する際に馬とコンタクトをとるための道具の一つである。馬の乗り手はこれを手に持って、左右の方向指示や止まれなどの合図を馬に与えることができる。手綱は小指と薬指の間をとおして、薬指、中指、人差し指の根元に掛け、親指と人差し指の間に挟んで前方へ余った部分を出すようにして持つ。このとき親指と人差し指はしっかり挟んで持ち、薬指側は力を入れずにゆったり柔らかく持つようにする。
そして、手綱を握るときには素手ではなく、グローブを使用するのが一般的である。
乗馬は乗り手が馬とコンタクトを取りながら、進行方向や速度を調整していくものであるため、乗馬専用に開発された乗馬用グローブもある。その一例として、手綱を通す人差指と薬指の部分に補強を加えた乗馬用グローブがある。また他の例として実用新案登録第3000371号広報(以下「特許文献1」という。)が挙げられる。この乗馬用グローブは、競馬騎手が馬の首に手綱を握った手をピタリと押し付けて走ることにより、グローブの親指を除く四指が摩擦で破れることを防ぐためにこの部分を補強したものである。
ただ、競馬と違い一般の乗馬では馬とのコンタクトは主に手綱で行われ、特許文献1の乗馬グローブでは手綱を握ることに関して効果はない。
このように従来の乗馬用グローブでは、親指と人差し指でしっかりと手綱を握ることができないため、手綱が乗馬用グローブの中を滑ることにより、グローブの掌部分の摩耗が激しかった。
そこで、親指と人差指の間で握り易くし、かつグリップ力を高めるために従来の手綱よりも太くして中に綿を詰め込んだ毛手綱と呼ばれる手綱が用いられる場合もある。
実用新案登録第3000371号広報
しかしながら、このような手綱側での工夫では、全ての馬の手綱に工夫をする必要がある。
そこで、本発明は手綱のグリップ力を高める乗馬用グローブを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、第1の本発明に係る乗馬用グローブは、親指袋部腹側に弾力性と滑り止め手段を有する素材を配した構造とした。
すなわち、第1の本発明は、乗馬用グローブであって、グローブ本体の親指袋部腹側に弾力性と滑り止め手段を有する素材からなるグリップ力向上部を備えたことを特徴とする乗馬用グローブである。
第1の本発明の乗馬用グローブは、親指袋部腹側にグリップ力向上部を備えているので、親指の腹で手綱をしっかりと捉えることができる。そのことにより、手綱が乗馬用グローブの中を滑ることがないので、乗馬用グローブの手のひら部分の摩耗が減少する。
弾力性を有する素材としては、天然ゴム、合成ゴム、ウレタン、圧縮ウレタン等があり、滑り止め手段としてこれらの表面に凹凸や突起を形成する。
さらに第2の本発明は、第1の本発明における弾力性と滑り止め手段を有する素材が、表面に凹凸が形成されたクロロプレンゴムであることを特徴とする乗馬用グローブである。クロロプレンゴムはクロロプレンの重合体で、弾性と耐久性がありダイビング用のウェットスーツの素材として使われている。この構成により乗馬用グローブのグリップ力と耐久性が向上する。
そして第3の本発明は第2の本発明において、クロロプレンゴムの厚さが2mm〜4mmであることを特徴とする乗馬用グローブである。使用実験の結果、クロロプレンゴムの厚さがこの範囲であればフィット感を犠牲にせず十分なグリップ力を得られることが分かったからである。
さらに第4の本発明は、第1〜第3の本発明の乗馬用グローブにおいて、人差指袋部と中指袋部の又の位置と、中指袋部と薬指袋部の又の位置にスリット状の穴を形成し、人差指袋部と中指袋部と薬指袋部と小指袋部の各々の背側を除く握りこぶし部に伸縮性素材を配したことを特徴とする乗馬用グローブである。これにより使用時において指が動きやすくなり、また手袋の中の熱を逃がすことができる。人差指袋部の背側と中指袋部の背側と薬指袋部の背側と小指袋部の背側に伸縮性素材が配されないのは、この部分にも伸縮性素材を配すると、手綱の影響で各指袋部が捻じれてしまうからである。
本発明の乗馬用グローブによれば、手綱のグリップ力において優れた効果を奏し得る。
本発明の一実施の形態に係る乗馬用グローブの掌側の平面図である。 同甲側の平面図である。 同使用時の説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
図1〜図3は発明の一実施例を示すものであって、図中、同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
先ず、図1と図2を用いて、本発明に係る乗馬用グローブの一実施例の構成を説明する。
この乗馬用グローブのグローブ本体10は、手の甲を覆う甲部40、甲部40の一部である握りこぶし部40a、手の掌を覆う掌部30、親指袋部20a、人差指袋部20b、中指袋部20c、薬指袋部20d、小指袋部20eから構成される。
甲部40には、握りこぶし部40aを取り囲むように縦、横ともに伸縮性のある裁断されたツーウェイニットが配され、親指袋部20a〜小指袋部20e及び掌部30と縫合される。
親指袋部20aを除く人差指袋部20b〜小指袋部20eは、背側に合成皮革を配し、別の合成皮革で作られた側部を介して掌部30と縫合される。掌部30も合成皮革が用いられる。人差指袋部20b〜小指袋部20eの背側に甲部40のツーウェイニットを延長して用いず、伸縮性のない別の合成皮革を配する理由は、人差指袋部20b〜小指袋部20eの背側にまで伸縮性のあるツーウェイニットを用いると、人差指袋部20b〜小指袋部20eが手綱に引っ張られて指の周りを回転するように捻じれてしまうからである。
親指袋部20aは、背側に合成皮革を配し、腹側のグリップ力向上部50と縫合される。グリップ力向上部50は厚さ2mm〜4mm程度の布状のクロロプレンゴムを用い、その表面に滑り止め手段として図示のとおりの凹凸が形成される。そしてグリップ向上部50は、掌部30と縫合される。
また、人差指袋部20b、薬指袋部20d、小指袋部20eにはそれぞれ合成皮革の表面にハニカム模様が形成された人差指補強部60、薬指補強部62、小指補強部64が上から縫合されている。
図2に示すとおり、甲部40には、面ファスナーで着脱できる装着ベルト70を備える。
また、人差指袋部20bと中指袋部20cの又の位置と、中指袋部20cと薬指袋部20dの又の位置には、スリット状の穴22が形成されている。このスリット状の穴22により使用時において指が動きやすくなり、また手袋の中の熱を逃がすことができる。
図3は、本発明の一実施例の乗馬用グローブを装着して手綱80を握っている様子を表している。手綱80が小指袋部20eと薬指袋部20dの間をとおして、薬指袋部20d、中指袋部20c、人差指袋部20bの根元に掛けられた後、親指袋部20aと人差指袋部20bの間に挟んで前方へ余った部分を出すようにして持たれている。このとき手綱80は親指袋部20aの腹側に設けられたグリップ力向上部50と人差指袋部20bに設けられた人差指補強部60の間でしっかりと挟まれ、薬指側は力を入れずにゆったり柔らかく挟まれている。
なお、人差指補強部60はグリップ力向上の必須の要素ではない。グリップ力向上部50は、クロロプレンゴムで構成され、その表面に図示のとおり凹凸が形成されているので、弾力と摩擦力があり、しっかりと手綱80を握ることができる。これにより手綱80の滑りが減少し、乗馬用グローブの掌側の摩耗も軽減される。
10 グローブ本体
20a 親指袋部
20b 人差指袋部
20c 中指袋部
20d 薬指袋部
20e 小指袋部
22 スリット状の穴
30 掌部
40 甲部
40a 握りこぶし部
50 グリップ力向上部
60 人差指補強部
62 薬指補強部
64 小指補強部
70 バンド部
80 手綱

Claims (1)

  1. 乗馬用グローブであって、グローブ本体の親指袋部腹側に弾力性と滑り止め手段を有する素材からなるグリップ力向上部を備え、人差指袋部と中指袋部の又の位置と、中指袋部と薬指袋部の又の位置にスリット状の穴を形成し、人差指袋部と中指袋部と薬指袋部と小指袋部の各々の背側を除く握りこぶし部に伸縮性素材を配したことを特徴とする乗馬用グローブ
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