JP5873410B2 - 熱解析装置、熱解析方法及び熱解析プログラム - Google Patents
熱解析装置、熱解析方法及び熱解析プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5873410B2 JP5873410B2 JP2012204853A JP2012204853A JP5873410B2 JP 5873410 B2 JP5873410 B2 JP 5873410B2 JP 2012204853 A JP2012204853 A JP 2012204853A JP 2012204853 A JP2012204853 A JP 2012204853A JP 5873410 B2 JP5873410 B2 JP 5873410B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- heating element
- influence
- information input
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
Description
境界条件は、例えば図4(a)に示したように設定する。廃棄体の発熱条件については、例えば、初期発熱量及び発熱量の変動を適宜設定する。
各廃棄体による温度上昇量[℃]=ベースケース解析による温度上昇量[℃]×各廃棄体の初期発熱量[W]/ベースケースにおける初期発熱量[W]
上記の式は、ベースケース解析の温度上昇量に、対象廃棄体の初期発熱量とベースケースの初期発熱量との比を掛け合わせたものである。上記の式によって各廃棄体の温度上昇量を算出することで、廃棄体毎に異なる発熱量を考慮した温度評価を行うことができる。
硬岩竪置きケースのモデル(廃棄体1体の専有面積領域を対象とした側部断熱モデル)に対して本実施形態に係る熱解析を行い、緩衝材内部温度の経時変化を比較した。熱解析では100坑道×100廃棄体の配置とし、中央に設定された廃棄体の緩衝材内部温度を求めた。
発熱量の異なる複数廃棄体に対する本実施形態に係る熱解析の適用性を確認するため、15個の廃棄体をモデル化した3次元非定常FEM熱解析を実施し、その結果と本実施形態に係る熱解析との比較を行った。
硬岩竪置き式において、処分坑道3本に廃棄体5個ずつ埋設された系を対象にモデル化を行った。処分深度を1000m、廃棄体の定置密度は処分坑道離間距離=10m、処分孔間隔=4.44mとした。人工バリア仕様及び材料物性値はベースケース解析と同じとした。解析領域として1000m×1000m×1200mの範囲をモデル化した。解析メッシュ(総節点数=646,728、総要素数=648,748)の抜粋を図10(a)(b)(中央部分のみ)に示す。
ここで、表2に示される廃棄体の番号は、図13(a)の配置図に示すとおりであり、μは初期発熱量の平均値、σは初期発熱量の標準偏差である(廃棄体1本あたりの発熱量の経時変化の設定を示す図11参照。図11において横軸は配置からの経過時間(単位は年)、縦軸は廃棄体1本の発熱量(単位は[W])である。ここではμ=350[W]、σ=50[W]とした)。
上記FEM解析と同様の廃棄体の配置条件に対して本実施形態に係る熱解析(重ね合わせ計算)を行った。ケースAの解析結果の比較として、各廃棄体の緩衝材内側温度の経時変化を図12に、また、緩衝材最大温度に着目した比較を以下の表3にそれぞれ示す。
ケースBの解析結果の比較として、各廃棄体の緩衝材内側温度の経時変化を図13に、また、緩衝材最大温度に着目した比較を以下の表4にそれぞれ示す。
ケースCの解析結果の比較として、各廃棄体の緩衝材内側温度の経時変化を図14に、また、緩衝材最大温度に着目した比較を以下の表5にそれぞれ示す。
上記の各廃棄体の緩衝材内側温度の経時変化のグラフにおいて、凡例の上側がFEM解析結果であり、下側が本実施形態に係る熱解析結果である。これらの図表から、廃棄体発熱量の異なる複数廃棄体に対する本実施形態に係る熱解析(重ね合わせ計算)の結果は、FEM解析結果とほとんど差がなく、その適用性が確認された。
本実施形態に係る熱解析(重ね合わせ計算)の検証として、廃棄体12本のFEMモデルに対して本実施形態に係る熱解析を行い、結果を比較した。図15(a)及び図15(b)に本検証に用いた12本モデルを示す。12本モデルは、岩盤200内の坑道400に廃棄体300が12本並べられたモデルである。12本モデルは、対称性を利用した側部断熱モデルであり、12本毎に同じ発熱条件の廃棄体が対称性を保ちつつ無限に広がっている状態を仮定している。
これらより、本実施形態に係る熱解析による結果は、FEM解析結果を精度良く近似できていることがわかる。
・予め算出されたベースケース解析結果(時間毎の距離と温度上昇量とのデータ)
・評価点の座標
・岩盤の初期地温
・廃棄体総数、処分坑道数、坑道1本当りの処分孔数、処分坑道間距離、処分孔定置間隔
・各廃棄体の初期発熱量(決定論的に設定する場合)
・リアライゼーション数(確率論的に設定する場合)
・初期発熱量の平均値、標準偏差、上下限値(確率論的に設定する場合)
・アウトプットする評価点の数とその番号
1)目的
ガラス固化体受入れ時の確認や地下施設での廃棄体の定置に際して、各廃棄体の発熱量のばらつきをどのように取扱うべきかについて検討を行う。以下の説明は、本実施形態に係る熱解析とは異なり、廃棄体毎の発熱分布が対称性を保ちながら無限に広がる状況を仮定した評価モデルを用いた検討に基づくものである。当該検討でガラス固化体特性として発熱量の管理が重要であることが明らかになったため、発熱量の異なる複数廃棄体をモデル化した熱解析を行い、発熱量のばらつきの取扱方法に係る検討を開始した。発熱量のばらつきの取扱いに関しては、以下の表7に示す通り、廃棄体の配置方法及び設計の考え方の相違によって3つのパターンを考えた。
*)ガラス固化体製造時に発熱量の上限値が設けられることから、定置時(50年貯蔵後を想定)の発熱量にも自ずと上限値が存在する。
下記の2ケースにおける温度評価を行い、それぞれにおいて必要とされる廃棄体専有面積を算定し、両者の比較によって後者の効果を定量的に明らかにする。
・各廃棄体の発熱量の相違を考慮せずランダムに定置する場合
・各廃棄体の発熱量の相違を考慮して配置を工夫する場合
本検討では、評価モデル上考慮する全ての廃棄体において、それぞれの周囲の緩衝材の最高温度が100℃を超えないことを要件とする。
本検討では硬岩竪置きを対象とする。処分深度は1,000m(地表面温度を15℃、温度勾配を+3℃/100mと仮定し初期地温を45℃と設定)を基本に検討を実施する。但し、竪置き式の場合は岩盤の力学条件により廃棄体専有面積が決まるため、処分深度が浅く地温が小さい場合には、廃棄体発熱量のばらつきの存在が特に問題にならない場合があると予想される。そこで、そのような条件を明らかにしておくため、熱解析の線形性を利用し、処分深度1,000mの結果に基づき処分深度を変化させた場合の評価も実施する。
本検討では、複数廃棄体の発熱量のばらつきを考慮した温度評価として、発熱量の確率分布を仮定した、本実施形態の熱解析を用いたランダムサンプリングによるモンテカルロシミュレーションを実施する。モンテカルロシミュレーションのリアライゼーション数は10,000回とする。必要となる廃棄体専有面積の考え方について、本検討では10,000回の計算結果全てにおいて、モデル化した廃棄体の全てで緩衝材最高温度が100℃以下となることが必要条件であるものとする。つまり、緩衝材最高温度が100℃を超える廃棄体の存在する確率が1/10,000以下となるような専有面積を求めるものとする。
緩衝材温度を効率的に低減する観点からは、廃棄体専有面積(処分坑道間隔と処分孔間隔との積)を広げる際に、処分坑道間隔と処分孔間隔とを等方的に大きくするのが効果的であるが、本検討においてはコスト的な優位性に鑑み、処分孔間隔を固定して処分坑道間隔のみを大きくとることとする(図19参照)。
廃棄体発熱量の確率分布は正規分布であると仮定する。ここで、廃棄体がバッチ単位で製造されること(1バッチ=廃棄体約12本相当)を考慮すると、その製造時期等に応じて発熱量に違いが生じ、バッチ毎の特定(偏り)を有することが可能性としては考えられる。しかし、本検討においては、発熱量のばらつきは処分パネル全体で一様であると仮定する。つまり、全ての廃棄体の発熱量は同じ確率分布に従い、廃棄体発熱量の空間的な偏りは考慮しないものとする。
(a)解析手法
本実施形態に係る熱解析(「重ね合わせの手法」)を用いた近似的評価により、複数廃棄体の発熱量の空間的ばらつきを考慮した温度評価を行う。
本検討では図20に示す地下施設レイアウトの廃棄体配置を参考に、1パネル分の廃棄体を解析対象として取扱うものとする。即ち、処分坑道本数=27本、処分坑道1本当りの廃棄体本=247個、総廃棄体=6,669個(27×247)として検討を行う。但し、パネル形状については簡単のため長方形とする。
解析に使用する物性値を上記の表1に示す。
廃棄体初期発熱量の確率分布を正規分布と仮定し、以下のパラメータを考慮する。
初期発熱量の平均値は350[W]とする。
本検討では、初期発熱量の標準偏差を50[W]と設定する。
初期発熱量の上限値を430[W]と設定する。また、初期発熱量の下限値としては200[W](μ−3σ)を設定する。
緩衝材温度を効果的に低減できるような配置方法を考える場合、定置開始時に1パネル分の廃棄体が全て揃っているとすれば、緩衝材の最高温度をミニマムとすることを目的関数とした廃棄体の最適配置問題と考え、例えば「遺伝的アルゴリズム」や「焼きなまし法」などの最適化法を適用することも考えられる。
図21(a)に、1パネル分の廃棄体の発熱量の分布イメージを示す。図21(a)に示すとおり、廃棄体を発熱量の大きさに応じて2つのグループに分類し、発熱量の大きい方をグループ(A)、発熱量の小さい方をグループ(B)と呼ぶことにする。この方法は、処分坑道において廃棄体が以下の順序で定置され、常にグループ(A)と(B)の廃棄体が互いに隣り合うように管理する方法である(以下「2分割法」)。
(ai,biはそれぞれグループ(A),(B)から無作為に抽出された廃棄体)
また、処分坑道直角方向に隣り合う廃棄体についても、上記の順序となるよう配置上の考慮をするものとする。
上記の考え方を延長し、図21(b)に示すように廃棄体を発熱量の大きさに応じて4つのグループに分類し、発熱量の大きい方から順にグループ(A)、グループ(B)、グループ(C)、グループ(D)と呼ぶことにする。この方法は、処分坑道において廃棄体が以下の順序で定置され、発熱量の大きい廃棄体は常に発熱量の小さい廃棄体と隣り合うように管理する方法である(以下「4分割法」)。
a1→d1→b1→c1→a2→d2→b2→c2→a3→d3→b3→c3→…
…→ai→di→bi→ci→…
(ai,bi,ci,diはそれぞれグループ(A),(B),(C),(D)から無作為に抽出された廃棄体)
また、処分坑道直角方向に隣り合う廃棄体についても、上記の順序となるよう配置上の考慮をするものとする。
上記同様の考え方を延長し、図21(c)に示すように廃棄体を発熱量の大きさに応じて8つのグループに分類し、発熱量の大きい方から順にグループ(A)、グループ(B)、…、グループ(H)と呼ぶことにする。8分割法では、廃棄体の定置順序の一例として、以下の順序で定置されるよう管理する。
a1→h1→d1→e1→c1→f1→b1→g1→
a2→h2→d2→e2→c2→f2→b2→g2→…
…→ai→hi→di→ei→ci→fi→bi→gi→…
(ai,bi,…,hiはそれぞれグループ(A),(B),…,(H)から無作為に抽出された廃棄体)
また、処分坑道直角方向に隣り合う廃棄体についても、上記の順序となるよう配置上の考慮をするものとする。
解析における各廃棄体の発熱量の設定は、以下の方法による。ランダム配置の場合は、各ケースで仮定した発熱量の確率分布に従い、1リアライゼーションにつき6,669個のランダムサンプリングを行う。これらの発熱量を順番にQ1,Q2,…,Q6669とする。図22に示すように、パネル隅角部の廃棄体から順番に上記の発熱量Q1〜Q6669をそれぞれ各廃棄体に割り当てていく。
以下の表8に示す6ケースに対してモンテカルロシミュレーションを実施し、各ケースにおいて必要となる廃棄体専有面積を試行錯誤的に求める。
この時の処理は、図8を用いて説明した処理である。なお、S07における廃棄体の配置位置の再設定は、例えば、処分坑道間距離を0.5m増加させるというものである。また、廃棄体専有面積は、上述したように処分坑道間距離と処分孔間隔の積で算出することができる。
モンテカルロシミュレーションの結果の一例として、表8に示すケース1−Bの発熱条件で廃棄体配置を標準仕様で固定したケース(処分深度=1000m、廃棄体の初期発熱量の平均値=350W、標準偏差=50W、上限値=430W、処分坑道離間距離=10m、ランダム配置)における1万リアライゼーションの解析結果を図23に示す。図23は、各リアライゼーションにおける全ての廃棄体(6,669個)周囲の緩衝材のピーク温度の最大値を1万点プロットしたものである。
パネル端部の“除熱効果”が期待できる領域について、「除熱効果のない領域」に対してどの程度の発熱量の割増しを許容し得るか、その効果を定量的に検討する。ここでは上記(1)と同様、硬岩竪置き、処分深度1,000mのケースを対象とし、評価モデルも上記同様の1パネル分の廃棄体(27×247=6,669個、図25参照)を対象に検討を行う。ここでは、廃棄体発熱量を決定論的に配置して温度評価を行い、
・除熱効果が期待できる領域の範囲
・端部に置ける最大発熱量
を調べる。
Claims (6)
- 複数の発熱体が配置される領域における熱解析を行う熱解析装置であって、
前記領域及び単位個数の発熱体に関する情報を入力する単位情報入力手段と、
前記単位情報入力手段によって入力された情報に基づいて、前記単位個数の発熱体からの位置に応じた当該発熱体による温度の影響を算出するベースケース算出手段と、
前記領域における前記複数の発熱体が配置される位置及び発熱体個数を示す情報を入力する発熱体情報入力手段と、
前記ベースケース算出手段によって算出された前記影響、及び前記発熱体情報入力手段によって入力された情報によって示される発熱体が配置される位置から前記領域における所定位置である評価点までの距離に基づいて、当該発熱体の当該評価点での温度の影響を算出する温度影響算出手段と、
前記温度影響算出手段によって算出された各発熱体の前記評価点での温度の影響を加算する加算手段と、
前記加算手段によって加算された前記評価点での温度の影響を示す情報を出力する出力手段と、
を備え、
前記単位情報入力手段は、前記単位個数の発熱体に関する情報として前記単位個数の発熱体の発熱量を示す情報を入力して、
前記発熱体情報入力手段は、配置される発熱体の発熱量を示す情報を入力して、
前記温度影響算出手段は、前記単位個数の発熱体及び配置される各発熱体の各発熱量にも応じて当該配置される各発熱体の当該評価点での温度の影響を算出し、
前記発熱体情報入力手段は、前記発熱量の確率分布を示す情報を入力して、当該確率分布に応じて各発熱体の発熱量を決定する、熱解析装置。 - 前記発熱体情報入力手段は、各発熱体の発熱量に応じて、当該各発熱体の配置を決定する請求項1に記載の熱解析装置。
- 前記発熱体情報入力手段は、前記確率分布に応じて各発熱体の発熱量を複数、決定して、
前記温度影響算出手段及び前記加算手段は、前記発熱体情報入力手段によって決定された各発熱体の発熱量の複数の組毎に処理を行う、請求項1又は2に記載の熱解析装置。 - 前記加算手段によって加算された前記評価点での温度の影響が予め設定された条件を満たすか否かを判断して、満たしていると判断されたら前記出力手段による出力を実行させ、満たしていないと判断されたら当該評価点での温度の影響とは異なる前記複数の発熱体が配置される位置を示す情報を発熱体情報入力手段に入力して、当該位置に基づく前記評価点での温度の影響を再度算出させる判断手段を更に備える請求項1〜3の何れか一項に記載の熱解析装置。
- 複数の発熱体が配置される領域における熱解析を行う熱解析方法であって、
前記領域及び単位個数の発熱体に関する情報を入力する単位情報入力ステップと、
前記単位情報入力ステップにおいて入力された情報に基づいて、前記単位個数の発熱体からの位置に応じた当該発熱体による温度の影響を算出するベースケース算出ステップと、
前記領域における前記複数の発熱体が配置される位置及び発熱体個数を示す情報を入力する発熱体情報入力ステップと、
前記ベースケース算出ステップにおいて算出された前記影響、及び前記発熱体情報入力ステップにおいて入力された情報によって示される発熱体が配置される位置から前記領域における所定位置である評価点までの距離に基づいて、当該発熱体の当該評価点での温度の影響を算出する温度影響算出ステップと、
前記温度影響算出ステップにおいてによって算出された各発熱体の前記評価点での温度の影響を加算する加算ステップと、
前記加算ステップにおいて加算された前記評価点での温度の影響を示す情報を出力する出力ステップと、
を含み、
前記単位情報入力ステップにおいて、前記単位個数の発熱体に関する情報として前記単位個数の発熱体の発熱量を示す情報を入力して、
前記発熱体情報入力ステップにおいて、配置される発熱体の発熱量を示す情報を入力して、
前記温度影響算出ステップにおいて、前記単位個数の発熱体及び配置される各発熱体の各発熱量にも応じて当該配置される各発熱体の当該評価点での温度の影響を算出し、
前記発熱体情報入力ステップにおいて、前記発熱量の確率分布を示す情報を入力して、当該確率分布に応じて各発熱体の発熱量を決定する、熱解析方法。 - 複数の発熱体が配置される領域における熱解析を行う熱解析プログラムであって、
コンピュータを、
前記領域及び単位個数の発熱体に関する情報を入力する単位情報入力手段と、
前記単位情報入力手段によって入力された情報に基づいて、前記単位個数の発熱体からの位置に応じた当該発熱体による温度の影響を算出するベースケース算出手段と、
前記領域における前記複数の発熱体が配置される位置及び発熱体個数を示す情報を入力する発熱体情報入力手段と、
前記ベースケース算出手段によって算出された前記影響、及び前記発熱体情報入力手段によって入力された情報によって示される発熱体が配置される位置から前記領域における所定位置である評価点までの距離に基づいて、当該発熱体の当該評価点での温度の影響を算出する温度影響算出手段と、
前記温度影響算出手段によって算出された各発熱体の前記評価点での温度の影響を加算する加算手段と、
前記加算手段によって加算された前記評価点での温度の影響を示す情報を出力する出力手段と、
として機能させ、
前記単位情報入力手段は、前記単位個数の発熱体に関する情報として前記単位個数の発熱体の発熱量を示す情報を入力して、
前記発熱体情報入力手段は、配置される発熱体の発熱量を示す情報を入力して、
前記温度影響算出手段は、前記単位個数の発熱体及び配置される各発熱体の各発熱量にも応じて当該配置される各発熱体の当該評価点での温度の影響を算出し、
前記発熱体情報入力手段は、前記発熱量の確率分布を示す情報を入力して、当該確率分布に応じて各発熱体の発熱量を決定する、熱解析プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012204853A JP5873410B2 (ja) | 2012-09-18 | 2012-09-18 | 熱解析装置、熱解析方法及び熱解析プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012204853A JP5873410B2 (ja) | 2012-09-18 | 2012-09-18 | 熱解析装置、熱解析方法及び熱解析プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014059238A JP2014059238A (ja) | 2014-04-03 |
JP5873410B2 true JP5873410B2 (ja) | 2016-03-01 |
Family
ID=50615824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012204853A Active JP5873410B2 (ja) | 2012-09-18 | 2012-09-18 | 熱解析装置、熱解析方法及び熱解析プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5873410B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105092630B (zh) * | 2015-06-30 | 2018-09-04 | 厦门大学 | 一种锂离子电池电极材料热导率的分析和分类方法 |
JP2018128840A (ja) * | 2017-02-08 | 2018-08-16 | 富士通株式会社 | 発熱密度算出コンピュータプログラム、発熱密度算出方法及び情報処理装置 |
CN108776735B (zh) * | 2018-06-05 | 2022-06-17 | 温州大学 | 一种电子设备系统板热设计的优化方法 |
JP7145825B2 (ja) * | 2019-08-26 | 2022-10-03 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 使用済燃料の処理方法および使用済燃料の処理システム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06176113A (ja) * | 1992-12-09 | 1994-06-24 | Hitachi Ltd | 発熱物体内部の温度解析方法 |
JPH1082893A (ja) * | 1996-09-09 | 1998-03-31 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 放射性廃棄物処分施設及び該施設を用いた放射性廃棄物の地層処分方法 |
JP4990088B2 (ja) * | 2007-04-05 | 2012-08-01 | シャープ株式会社 | 熱伝導率計算方法、熱伝導率計算装置、熱伝導率計算プログラム、熱解析方法、熱解析装置および熱解析プログラム |
-
2012
- 2012-09-18 JP JP2012204853A patent/JP5873410B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014059238A (ja) | 2014-04-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5873410B2 (ja) | 熱解析装置、熱解析方法及び熱解析プログラム | |
Connor et al. | Probabilistic approach to modeling lava flow inundation: a lava flow hazard assessment for a nuclear facility in Armenia | |
Karlstrom et al. | Organization of volcanic plumbing through magmatic lensing by magma chambers and volcanic loads | |
Ciesla et al. | Thermal consequences of impacts in the early solar system | |
Girard et al. | Emulation and Sobol'sensitivity analysis of an atmospheric dispersion model applied to the Fukushima nuclear accident | |
Mella et al. | Modelling explicit fracture of nuclear fuel pellets using peridynamics | |
Tran et al. | Probabilistic models for uncertainty quantification of soil properties on site response analysis | |
Nievas et al. | Accounting for directionality as a function of structural typology in performance‐based earthquake engineering design | |
Arregui-Mena et al. | Spatial variability in the coefficient of thermal expansion induces pre-service stresses in computer models of virgin Gilsocarbon bricks | |
Lin et al. | Modeling spatial uncertainty of heavy metal content in soil by conditional Latin hypercube sampling and geostatistical simulation | |
Camata et al. | Reordering and incomplete preconditioning in serial and parallel adaptive mesh refinement and coarsening flow solutions | |
Buscheck et al. | Thermohydrologic behavior at an underground nuclear waste repository | |
Berenstein et al. | Universal quantum constraints on the butterfly effect | |
Smith | Earthquake hazard and risk assessment in New Zealand by Monte Carlo methods | |
Li et al. | On lateral mixing efficiency of lunar regolith | |
Fernández et al. | A 3D discretization procedure for the material point method (MPM) | |
Lee et al. | A nonlinear soil-structure interaction analysis technique based on seismic isolation design response spectrum for seismically isolated nuclear structures with rigid basemat | |
Miyagi et al. | Well placement optimization under geological statistical uncertainty | |
Steinbuch et al. | Mapping depth to Pleistocene sand with Bayesian generalized linear geostatistical models | |
Tejchman et al. | Modeling of bearing capacity of footings on sand within stochastic micro‐polar hypoplasticity | |
KR101040668B1 (ko) | 구획적 접근법을 이용한 고준위 방사성 폐기물처분시스템에서의 방사성핵종의 거동 모사 방법 | |
Yünsel | In-situ coal quality variability analysis by combining Gaussian co-simulation and a JavaScript | |
Ghader et al. | High‐order compact scheme for Boussinesq equations: implementation and numerical boundary condition issue | |
Ma et al. | A rational and realistic rock mass modelling strategy for the stability analysis of blocky rock mass | |
Ji et al. | Robust reliability‐based design approach by inverse FORM with adaptive conjugate search algorithm |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150205 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150724 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150804 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150828 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160112 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160115 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5873410 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |