JP5869605B2 - Game machine - Google Patents
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Description
本発明は、特別遊技を実行するか否かの判定に基づいて特別遊技を行う遊技機に関する。 The present invention relates to a gaming machine that performs a special game based on whether or not to execute a special game.
従来より、始動条件の成立に基づいて特別遊技を行うか否かの判定を行い、当該判定結果に基づいて、演出図柄を変動させてから停止させる遊技機が存在する(例えば、特許文献1)。 Conventionally, there is a gaming machine that determines whether or not to play a special game based on the establishment of a start condition, and stops after changing the effect design based on the determination result (for example, Patent Document 1). .
しかしながら、特許文献1に記載の遊技機では、演出図柄を単にスクロールさせる演出を行うものであり、演出図柄を用いてより興趣性を高めるという点においては改善の余地があった。
However, the gaming machine described in
それ故、本発明の目的は、演出図柄を用いて興趣性の高い演出を行うことが可能な遊技機を提供することである。 Therefore, an object of the present invention is to provide a gaming machine capable of performing a highly interesting performance using a performance symbol.
本発明は、上記の課題を解決するために以下の構成を採用した。 The present invention employs the following configuration in order to solve the above problems.
本発明に係る遊技機は、始動条件の成立に基づいて特別遊技を行うか否かの特別遊技判定を行う判定手段と、前記特別遊技判定の結果に基づいて、演出図柄表示手段において複数の演出図柄を変動させてから停止させる変動演出を行う演出制御手段と、を備え、前記演出制御手段は、前記変動演出において、前記演出図柄表示手段の第1の領域に停止させた演出図柄を用いて、前記第1の領域とは異なる第2の領域に停止する演出図柄を示唆する第1示唆演出を行うことが可能であるとともに、前記第1示唆演出によって示唆した演出図柄を前記第2の領域に停止させてから前記特別遊技が行われる期待度が通常よりも高いことを示す第1特定演出を行うことが可能であり、前記第1示唆演出によって示唆した演出図柄を前記第2の領域に停止させた後、前記第1特定演出を行わずに、前記第2の領域に停止させた演出図柄を用いて、前記第2の領域とは異なる所定の領域に停止する演出図柄を示唆する第2示唆演出を行うことを可能にし、前記第2示唆演出によって示唆した演出図柄を前記所定の領域に停止させてから前記期待度が前記第1特定演出よりも高いことを示す第2特定演出を行うことが可能であり、前記第1示唆演出は、前記期待度が互いに異なる複数の演出態様を含む。
The gaming machine according to the present invention has a determination means for performing a special game determination as to whether or not to perform a special game based on establishment of a start condition, and a plurality of effects in the effect symbol display means based on the result of the special game determination. comprising a Starring out control means performs change effect to stop after varying the pattern, the said Starring output control means, in the variation effect was stopped in the first region of the presentation pattern display unit director Using the symbol, it is possible to perform a first suggestion effect that suggests an effect symbol that stops in a second region different from the first region, and the effect symbol suggested by the first suggestion effect is It is possible to perform a first specific effect indicating that the degree of expectation that the special game will be performed is higher than normal after stopping in the second area, and the effect design suggested by the first suggestion effect is the first Stop in
本発明によれば、演出図柄を用いて興趣性の高い演出を行うことができる。 According to the present invention, it is possible to produce a highly interesting effect using the effect symbol.
以下、適宜図面を参照しつつ、本発明の遊技機の一実施形態に係るパチンコ遊技機1について説明する。
Hereinafter, a
[パチンコ遊技機1の概略構成例]
まず、図1〜図4を参照しつつ、パチンコ遊技機1の概略構成について説明する。ここで、図1は、一対の左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが左右に離間した状態となったパチンコ遊技機1の一例を示す概略正面図である。図2は、一対の左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが隣接した状態となったパチンコ遊技機1の一例を示す概略正面図である。図3は、パチンコ遊技機1の一部の一例を示す概略平面図である。図4は、図1における表示器4の拡大図である。図1および図2に例示されるように、パチンコ遊技機1は、入賞や判定に関する役物等が設けられた遊技盤2と、遊技盤2を囲む枠部材3とを備えている。枠部材3は、遊技盤2と所定の間隔を隔てて平行配置された透明なガラス板を支持しており、このガラス板と遊技盤2とによって、遊技球が流下可能な遊技領域10が形成されている。
[Example of schematic configuration of pachinko gaming machine 1]
First, a schematic configuration of the
遊技者がハンドル20を握ってレバー21を時計方向に回転させると、上皿28に溜められた遊技球が発射装置(不図示)へと案内され、ハンドル20の回転角度に応じた打球力で遊技領域10へと発射される。この遊技領域10には、不図示の遊技クギや風車等が設けられており、発射された遊技球は、遊技領域10における上部位置へと案内され、遊技クギや風車等に接触することでその移動方向を変化させながら遊技盤2に沿って落下する。なお、遊技球の発射は、遊技者が停止ボタン22を操作することによって一時的に停止される。
When the player grasps the
上皿28は、発射装置へ供給される遊技球および賞球を溜めるものである。上皿28の下方には、賞球を溜める下皿29が設けられている。下皿29と近接配置された取り出しボタン23を遊技者が操作すると、下皿29の下面の一部が開口されて、下皿29に溜まった遊技球が下皿29の下方に配置された不図示の箱に落下する。
The
遊技者がハンドル20を相対的に小さい回転角で回転させた状態を維持するいわゆる「左打ち」を行うと、遊技球が相対的に弱い打球力で打ち出される。この場合、遊技球は、矢印31に例示されるように遊技領域10における左側領域を流下する。一方、遊技者がハンドル20を相対的に大きい回転角で回転させた状態を維持するいわゆる「右打ち」を行うと、遊技球が相対的に強い打球力で打ち出される。この場合、遊技球は、矢印32に例示されるように遊技領域10における右側領域を流下する。
When the player performs a so-called “left strike” in which the
左打ちされた遊技球の通過経路には、入賞や判定に関する役物として、第1始動口11、第2始動口12、普通入賞口14、第1ゲート15、および電動チューリップ17が設けられている。また、右打ちされた遊技球の通過経路には、入賞や判定に関する役物として、第2始動口12、大入賞口13、第2ゲート16、および電動チューリップ17が設けられている。
In the passage path of the left-handed game ball, there are provided a
遊技領域10に打ち出された遊技球は、遊技盤2に沿って流下する過程で、第1始動口11、第2始動口12、大入賞口13、および普通入賞口14のいずれかに入球した場合に入賞する。これにより、入賞した箇所に応じた所定数の賞球が上皿28または下皿29に払い出される。なお、入賞しなかった遊技球は、排出口18を介して遊技領域10から排出される。
The game ball launched into the
第1始動口11は、常時開放されている始動口であり、第2始動口12は、普通電動役物としての電動チューリップ17が作動しているときだけ開放される始動口である。パチンコ遊技機1では、遊技球が第1始動口11を通過して入賞した場合、または遊技球が第2始動口12を通過して入賞した場合、遊技者にとって有利な大当たり遊技(特別遊技)を実行するか否かが判定され、その判定結果が後述する表示器4に表示される。
The
なお、以下の説明では、第1始動口11への遊技球の入賞を条件として実行される判定を「第1特別図柄判定」と呼び、第2始動口12への遊技球の入賞を条件として実行される判定を「第2特別図柄判定」と呼び、これらの判定を総称して「特別図柄判定」と呼ぶものとする。
In the following description, the determination executed on condition that a game ball wins the
大入賞口13は、特別図柄判定の結果に応じて開放される特別入賞領域である。大入賞口13の開口部には、大入賞口13を開閉するプレートが設けられ、当該プレートによって通常閉塞されている。これに対して、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」であることを示す所定の大当たり図柄が表示器4に停止表示された場合、上記プレートを作動させて大入賞口13を開放する大当たり遊技が実行される。このため、遊技者は、大当たり遊技中に右打ちを行うことで、大当たり遊技が行われていないときに比べてより多くの賞球を得ることができる。
The special winning
電動チューリップ17は、第2始動口12に近接配置されており、一対の羽根部材を有している。電動チューリップ17は、一対の羽根部材が第2始動口12を閉塞する閉姿勢(図1参照)と、第2始動口12を開放する開姿勢(不図示)とに姿勢変化可能に構成されている。
The
第2始動口12は、図1に例示されるように、電動チューリップ17によって通常閉塞されている。これに対して、遊技球が第1ゲート15または第2ゲート16を通過すると、賞球の払い出しは行われないものの、第2始動口12を開放するか否かが判定される。ここで、第2始動口12を開放すると判定された場合、電動チューリップ17の一対の羽根部材が規定時間開姿勢を維持した後に閉姿勢に戻る動作が規定回数行われる。このように、第2始動口12は、電動チューリップ17が作動していないときには遊技球が通過し難い状態であるのに対して、電動チューリップ17が作動することによって遊技球が通過し易い状態となる。なお、以下の説明では、第1ゲート15または第2ゲート16に対する遊技球の通過を条件として実行される判定を「普通図柄判定」と呼ぶものとする。
As illustrated in FIG. 1, the
普通入賞口14は、第1始動口11と同様に常時開放されており、遊技球の入賞によって所定個数の賞球が払い出される入賞口である。なお、第1始動口11等とは異なり、普通入賞口14に遊技球が入賞しても特別図柄判定や普通図柄判定が行われることはない。
The
[パチンコ遊技機1の演出手段の構成例]
図1に例示されるように、遊技盤2または枠部材3には、各種の演出を行うものとして、メイン液晶表示装置5、可動役物7、左サブ液晶表示装置8a、右サブ液晶表示装置8b、スピーカ24、および盤ランプ25が設けられている。また、枠部材3には、図1には示されていない枠ランプ37が内蔵されている。
[Configuration example of presentation means of pachinko gaming machine 1]
As illustrated in FIG. 1, a main liquid
メイン液晶表示装置5(以下「メイン液晶5」と略称することがある)は、演出画像を表示する画像表示装置であり、遊技者によって視認され易い位置に設けられている。メイン液晶表示装置5には、例えば、特別図柄判定の判定結果を報知する装飾図柄、予告演出などを行うキャラクタやアイテム、特別図柄判定が保留されている数だけ表示される保留表示画像等の各種表示オブジェクトを含む演出画像が表示される。なお、メイン液晶表示装置5は、EL表示装置等の他の画像表示装置によって構成されてもよい。
The main liquid crystal display device 5 (hereinafter may be abbreviated as “main
可動役物7は、遊技盤2に対して可動に構成されており、内蔵された発光素子(例えばLED)を発光させながら移動したり回転したりすることによって各種の演出を行う。盤ランプ25および枠ランプ37は、点灯または点滅のパターンの変更や発光色の変更等の光による各種の演出を行う。スピーカ24は、メイン液晶表示装置5で行われる表示演出と同期するように楽曲や音声、効果音等を出力して音による演出を行う。
The
左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8b(以下「サブ液晶8a,8b」と略称することがある)は、演出画像を表示する画像表示装置であり、メイン液晶5の前面側に配置されている。サブ液晶8a,8bとしては、メイン液晶5に比べて表示画面が小さいものが用いられ、メイン液晶5で行われる表示演出に関連する演出や、メイン液晶5に表示されない情報を表示するために使用される。例えば、左サブ液晶8aには第1特別図柄判定の保留数を示す数値や予告演出を行うキャラクタ等が表示され、右サブ液晶8bには第2特別図柄判定の保留数を示す数値や予告演出を行うキャラクタ等が表示される。左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bは、遊技者から視認されにくい退避位置から遊技者から視認されやすい出現位置まで進退自在に移動可能に構成されている。具体的には、図1に示すように、左サブ液晶表示装置8aが退避位置に配置される場合、メイン液晶表示装置5の視認性を妨げないようにメイン液晶表示装置5の左端に設けられた隙間スペース内に格納される。そして、左サブ液晶表示装置8aは、メイン液晶表示装置5の液晶画面と所定の間隔を隔てた状態で当該液晶画面に沿って左右方向に移動可能であり、上記退避位置から右方向(図示白抜き矢印方向)へ移動することによって遊技者から視認されやすい出現位置へ移動する。また、右サブ液晶表示装置8bが退避位置に配置される場合、メイン液晶表示装置5の視認性を妨げないようにメイン液晶表示装置5の右端に設けられた隙間スペース内に格納される。そして、右サブ液晶表示装置8bも、メイン液晶表示装置5の液晶画面と所定の間隔を隔てた状態で当該液晶画面に沿って左右方向に移動可能であり、上記退避位置から左方向(図示白抜き矢印方向)へ移動することによって遊技者から視認されやすい出現位置へ移動する。
The left sub-liquid
図2に示すように、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bは、互いに隣接された状態となってメイン液晶表示装置5の液晶画面と所定の間隔を隔てた前面側に配置された隣接位置まで移動することができる。上記隣接位置では、左サブ液晶表示装置8aの液晶画面と右サブ液晶表示装置8bの液晶画面とが隣接した状態となるため、これらの液晶画面を1つの液晶画面として機能させることができ、3つの液晶画面(メイン液晶表示装置5の液晶画面、左サブ液晶表示装置8aの液晶画面、右サブ液晶表示装置8bの液晶画面)単独または組み合わせることによって、様々な演出を行うことが可能となる。また、上記隣接位置は、メイン液晶表示装置5の液晶画面の左右中央となり、左サブ液晶表示装置8aおよび/または右サブ液晶表示装置8bが退避位置から隣接位置まで移動することによって、左サブ液晶表示装置8aおよび/または右サブ液晶表示装置8bと重なるメイン液晶表示装置5の視認性が妨げられることにもなる。
As shown in FIG. 2, the left sub liquid
なお、以下の説明においては、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bの配置位置の説明を簡単にするために、メイン液晶表示装置5の左右端にそれぞれ設けられた隙間スペース内に格納されて左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが退避する位置を「退避位置」と記載する。また、メイン液晶表示装置5の液晶画面の左右中央位置において左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが隣接して配置される位置を「隣接位置(あるいは合体位置)」と記載する。また、上記「退避位置」から上記「隣接位置」方向へ移動して左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bの表示画面全面が視認可能となる位置を「両端出現位置」と記載する。さらに、左サブ液晶表示装置8aと右サブ液晶表示装置8bとの間隔が相対的に狭い状態であって、上記「隣接位置」へ移動する際に直前に配置されることになる位置を「隣接直前位置」と記載する。
In the following description, in order to simplify the description of the arrangement positions of the left sub-liquid
[パチンコ遊技機1の操作手段の構成例]
図3に例示されるように、枠部材3には、遊技者が操作する操作手段として、演出ボタン26および十字キー27が設けられている。演出ボタン26は、遊技者が押下することによって操作情報を入力するための押ボタンである。十字キー27は、遊技者が選択操作を行うためのいわゆる十字キーである。パチンコ遊技機1では、演出ボタン26または十字キー27の操作に応じた演出が行われる場合がある。
[Configuration example of operation means of the pachinko gaming machine 1]
As illustrated in FIG. 3, the
[表示器4の構成例]
表示器4は、主に特別図柄判定や普通図柄判定に関する情報を表示するものであり、図4に例示されるように、第1特別図柄表示器41、第2特別図柄表示器42、第1特別図柄保留表示器43、第2特別図柄保留表示器44、普通図柄表示器45、普通図柄保留表示器46、および遊技状態表示器47を有して構成されている。
[Configuration Example of Display 4]
The
第1特別図柄表示器41は、第1特別図柄判定が行われると、図柄を変動表示してから第1特別図柄判定の判定結果を示す判定図柄を停止表示することによって第1特別図柄判定の判定結果を報知する。第2特別図柄表示器42は、第2特別図柄判定が行われると、図柄を変動表示してから第2特別図柄判定の判定結果を示す判定図柄を停止表示することによって第2特別図柄判定の判定結果を報知する。第1特別図柄表示器41および第2特別図柄表示器42には、判定図柄として、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」であることを示す大当たり図柄、または特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であることを示すハズレ図柄が停止表示される。
When the first special symbol determination is performed, the first
第1特別図柄保留表示器43は、第1特別図柄判定の保留数を表示する。第2特別図柄保留表示器44は、第2特別図柄判定の保留数を表示する。
The first special symbol hold
普通図柄表示器45は、普通図柄判定が行われると、図柄を変動表示してから普通図柄判定の判定結果を示す判定図柄を停止表示することによって普通図柄判定の判定結果を報知する。普通図柄保留表示器46は、普通図柄判定の保留数を表示する。遊技状態表示器47は、パチンコ遊技機1の電源投入時点における遊技状態を表示する。
When the normal symbol determination is performed, the
なお、以下の説明では、第1特別図柄表示器41に表示される図柄を「第1特別図柄」、第2特別図柄表示器42に表示される図柄を「第2特別図柄」と呼ぶとともに、これらを総称して「特別図柄」と呼び、普通図柄表示器45に表示される図柄を「普通図柄」と呼ぶものとする。
In the following description, the symbol displayed on the first
[パチンコ遊技機1の制御装置の構成]
以下、図5を参照して、パチンコ遊技機1の内部構成の一例について説明する。
[Configuration of control device of pachinko gaming machine 1]
Hereinafter, an example of the internal configuration of the
遊技盤2の裏面側には、上皿28または下皿29へと送り出される遊技球を溜めておく球タンクの他に、パチンコ遊技機1の動作を制御する制御装置が設けられている。図5に例示されるように、パチンコ遊技機1の制御装置は、各種判定やコマンドの送信といった遊技の進行を制御する遊技制御基板100、遊技制御基板100から受信したコマンドに基づいて演出を統括的に制御する演出制御基板130、画像や音による演出を制御する画像音響制御基板140、各種のランプや可動体による演出を制御するランプ制御基板150等から構成されている。なお、制御装置の構成はこれに限定されるものではなく、例えば上述した制御基板の少なくとも2つを組み合わせることによって1つの基板を構成してもよい。
On the back side of the
[遊技制御基板100の構成例]
遊技制御基板100は、CPU101、ROM102、およびRAM103を備えている。CPU101は、ROM102に記憶されたプログラム等に基づいて、判定や払い出し賞球数に関連する各種の演算処理を行う。RAM103は、CPU101が上記プログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記憶する記憶領域またはデータ処理などの作業領域として使用される。
[Configuration Example of Game Control Board 100]
The
遊技制御基板100には、第1始動口スイッチ111、第2始動口スイッチ112、電動チューリップ開閉部113、第1ゲートスイッチ114、第2ゲートスイッチ115、大入賞口スイッチ116、大入賞口制御部117、普通入賞口スイッチ118、および表示器4を構成する各表示器41〜47が接続されている。
The
第1始動口スイッチ111は、第1始動口11に遊技球が入賞したことを検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。第2始動口スイッチ112は、第2始動口12に遊技球が入賞したことを検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。電動チューリップ開閉部113は、遊技制御基板100からの制御信号に応じて、電動チューリップ17の一対の羽根部材に駆動伝達可能に連結された電動ソレノイドを作動させることによって、第2始動口12を開閉する。第1ゲートスイッチ114は、遊技球が第1ゲート15を通過したことを検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。第2ゲートスイッチ115は、遊技球が第2ゲート16を通過したことを検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。
The first
大入賞口スイッチ116は、大入賞口13に遊技球が入賞したことを検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。大入賞口制御部117は、遊技制御基板100からの制御信号に基づいて、大入賞口13を閉塞するプレートに駆動伝達可能に連結された電動ソレノイドを作動させることによって、大入賞口13を開閉する。普通入賞口スイッチ118は、遊技球が普通入賞口14に入賞したことを検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。
The big
遊技制御基板100のCPU101は、第1始動口スイッチ111、第2始動口スイッチ112、大入賞口スイッチ116、または普通入賞口スイッチ118からの検知信号が入力されると、遊技球が入賞した場所に応じた所定数の賞球の払い出しを不図示の払出制御基板に指示し、払出制御基板からの情報に基づいて、払い出す賞球の個数を管理する。
When the detection signal from the first
CPU101は、第1始動口スイッチ111からの検知信号が入力されたタイミングで取得情報としての各種乱数を取得し、取得した乱数を用いて第1特別図柄判定を実行する。また、第2始動口スイッチ112からの検知信号が入力されたタイミングで取得情報としての各種乱数を取得し、取得した乱数を用いて第2特別図柄判定を実行する。そして、大当たりであると判定した場合には、大入賞口制御部117を介して大入賞口13を開閉する。
The
また、CPU101は、第1ゲートスイッチ114または第2ゲートスイッチ115からの検知信号が入力されたタイミングで乱数を取得し、取得した乱数を用いて普通図柄判定を実行する。そして、第2始動口12を開放すると判定した場合、電動チューリップ開閉部113を介して電動チューリップ17を作動させることによって、第2始動口12を一時的に開放する。
In addition, the
また、CPU101は、表示器4を構成する各表示器41〜47に図4に基づいて上述した処理を実行させる。
Further, the
[演出制御基板130の構成例]
演出制御基板130は、CPU131、ROM132、RAM133、およびRTC(リアルタイムクロック)134を備えている。CPU131は、ROM132に記憶されたプログラムに基づいて、演出を制御する際の演算処理を行う。RAM133は、CPU131が上記プログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記憶する記憶領域またはデータ処理などの作業領域として使用される。RTC134は、現時点の日時(日付および時刻)を計測する。
[Configuration Example of Production Control Board 130]
The
CPU131は、遊技制御基板100から送信される特別図柄判定や普通図柄判定、大当たり遊技等に関する遊技情報に基づいて演出内容を設定する。その際、演出ボタン26または十字キー27からの操作情報の入力を受け付けて、その操作情報に応じた演出内容を設定する場合もある。CPU131は、設定した演出内容の演出の実行を指示するコマンドを画像音響制御基板140およびランプ制御基板150に送信する。
The
[画像音響制御基板140の構成例]
画像音響制御基板140は、図には示されていないが、統括CPU、制御用ROM、制御用RAM、VDP(Video Display Processor)、音響DSP(Digital Signal Processor)等を有して構成されている。統括CPUは、制御用ROMに記憶されたプログラムに基づいて、演出制御基板130において演出内容が設定された演出を表現する画像や音を制御する際の演算処理を行う。制御用RAMは、統括CPUが上記プログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記憶する記憶領域またはデータ処理などの作業領域として使用される。
[Configuration Example of Image Sound Control Board 140]
Although not shown in the figure, the image /
統括CPUは、演出制御基板130からのコマンドおよび制御用ROMに記憶されているプログラムに基づいて制御信号を生成してVDPおよび音響DSPに出力することにより、VDPおよび音響DSPの動作を制御する。
The overall CPU controls the operation of the VDP and the sound DSP by generating a control signal based on the command from the
図には示されていないが、VDPは、演出画像の生成に必要な素材データを記憶する画像用ROM、演出画像の描画処理を実行する描画エンジン、および描画エンジンによって描画された演出画像をメイン液晶表示装置5、左サブ液晶表示装置8a、および右サブ液晶表示装置8bにそれぞれ出力する出力回路を有している。描画エンジンは、統括CPUからの制御信号に基づいて、画像用ROMに記憶されている素材データを用いて、フレームバッファに演出画像を描画する。出力回路は、このフレームバッファに描画された演出画像を所定のタイミングでメイン液晶表示装置5、左サブ液晶表示装置8a、および右サブ液晶表示装置8bに出力する。なお、これらの液晶表示装置に演出画像を表示するためのシステムを構成する各要素(例えば、統括CPU、制御用ROM、制御用RAM、VDP、画像用ROM、描画エンジン、出力回路、フレームバッファ等)は、これらの液晶表示装置に対して1つ設けられてもいいし、液晶表示装置毎にそれぞれ設けられてもいいし、メイン液晶表示装置5に1つと左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bの組に1つとがそれぞれ設けられてもよい。
Although not shown in the figure, the VDP mainly stores an image ROM for storing material data necessary for generating the effect image, a drawing engine for executing the rendering process of the effect image, and an effect image drawn by the drawing engine. Output circuits are provided for outputting to the liquid
図には示されていないが、音響DSPには、楽曲や音声、効果音等に関する各種音響データを記憶する音響用ROMと、音響DSPによるデータ処理等の作業領域として使用されるSDRAMが接続されている。音響DSPは、統括CPUからの制御信号に対応する音響データを音響用ROMからSDRAMに読み出してデータ処理を実行し、データ処理後の音響データをスピーカ24へ出力する。
Although not shown in the figure, the acoustic DSP is connected to an acoustic ROM for storing various acoustic data related to music, voice, sound effects, etc., and an SDRAM used as a work area for data processing by the acoustic DSP. ing. The acoustic DSP reads the acoustic data corresponding to the control signal from the overall CPU from the acoustic ROM to the SDRAM, executes data processing, and outputs the acoustic data after the data processing to the
[ランプ制御基板150の構成例]
ランプ制御基板150は、図には示されていないが、CPU、ROM、およびRAMを備えている。ランプ制御基板150のCPUは、ROMに記憶されたプログラムに基づいて、可動役物7、盤ランプ25、枠ランプ37、第1ステッピングモータ38a、および第2ステッピングモータ38bの動作を制御する際の演算処理を行う。ここで、第1ステッピングモータ38aは、所定の駆動機構を介して左サブ液晶表示装置8aを上記退避位置と隣接位置との間で進退移動させるモータである。また、第2ステッピングモータ38bは、所定の駆動機構を介して右サブ液晶表示装置8bを上記退避位置と隣接位置との間で進退移動させるモータである。RAMは、CPUが上記プログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記憶する記憶領域またはデータ処理などの作業領域として使用される。
[Configuration Example of Lamp Control Board 150]
Although not shown in the drawing, the
ランプ制御基板150のROMには、発光パターンデータおよび動作パターンデータが記憶されている。ここで、発光パターンデータは、可動役物7、左サブ液晶表示装置8a、および右サブ液晶表示装置8bが備える発光素子、盤ランプ25、枠ランプ37等が備える発光素子のそれぞれの発光パターンを示すデータである。動作パターンデータは、可動役物7、左サブ液晶表示装置8a、および右サブ液晶表示装置8b等の可動体それぞれの動作パターンを示すデータである。
The ROM of the
ランプ制御基板150のCPUは、ROMに記憶された発光パターンデータの中から、演出制御基板130から受信したコマンドに対応する発光パターンデータをRAMに読み出して、可動役物7、左サブ液晶表示装置8a、および右サブ液晶表示装置8bが備える発光素子、盤ランプ25、枠ランプ37が備える発光素子の発光を制御する。また、ランプ制御基板150のCPUは、ROMに記憶された動作パターンデータの中から、演出制御基板130から受信したコマンドに対応する動作パターンデータをRAMに読み出して、可動役物7、左サブ液晶表示装置8a、および右サブ液晶表示装置8b等の可動体を動作させるモータの駆動を制御する。
The CPU of the
また、ランプ制御基板150のCPUは、演出制御基板130から受信したコマンドに左サブ液晶表示装置8aおよび/または右サブ液晶表示装置8bを移動させるコマンドが含まれている場合、当該コマンドに基づいて、第1ステッピングモータ38aおよび/または第2ステッピングモータ38bの回転を制御する。そして、第1ステッピングモータ38aの駆動力が所定の駆動機構を介して左サブ液晶表示装置8aへ伝達されることによって、左サブ液晶表示装置8aが上記退避位置から隣接位置への方向に移動したり上記隣接位置から退避位置への方向に移動したりする。また、第2ステッピングモータ38bの駆動力が所定の駆動機構を介して右サブ液晶表示装置8bへ伝達されることによって、右サブ液晶表示装置8bが上記退避位置から隣接位置への方向に移動したり上記隣接位置から退避位置への方向に移動したりする。このように本実施形態においては、第1ステッピングモータ38aおよび/または第2ステッピングモータ38bを駆動制御することによって、左サブ液晶表示装置8aおよび/または右サブ液晶表示装置8bを動作させるCPUが、左サブ液晶表示装置8aおよび/または右サブ液晶表示装置8bを移動させる駆動制御手段(可動画面動作制御手段)として機能している。
Further, when the command received from the
[遊技制御基板100によるメイン処理]
次に、図6を参照しつつ、遊技制御基板100によって実行されるメイン処理について説明する。ここで、図6は、遊技制御基板100によって実行されるメイン処理の一例を示すフローチャートである。遊技制御基板100は、電源投入時や電源断時等の特殊な場合を除く通常の動作時において、図6に示されている一連の処理を割り込みにより一定時間(例えば4ミリ秒)毎に繰り返し実行する。なお、図6以降のフローチャートに基づいて説明する遊技制御基板100の処理は、ROM102に記憶されているプログラムをCPU101が実行することによって行われる。
[Main processing by game control board 100]
Next, the main process executed by the
まず、遊技制御基板100のCPU101は、大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、変動パターン乱数、および普通図柄乱数の各種乱数を更新する乱数更新処理を実行する(ステップS1)。ここで、大当たり乱数は、特別図柄判定の結果が大当たりか、ハズレかを決定するための乱数である。図柄乱数は、特別図柄判定の結果が大当たりであった場合に、大当たりの種類(16R確変大当たり、10R通常大当たり等)を決定するための乱数である。リーチ乱数は、特別図柄判定の結果がハズレの場合に、リーチ有りの演出を行うか或いはリーチ無しの演出を行うかを決定するための乱数である。変動パターン乱数は、特別図柄が変動表示される際の変動パターン(変動時間)を決定するための乱数である。普通図柄乱数は、普通図柄抽選の当選または落選を決定するための乱数である。大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、変動パターン乱数、および普通図柄乱数は、予め定めれた範囲で変動し、このステップS1の処理が行われる毎に「1」ずつ加算される。なお、ステップS1において、上記各乱数が予め設定されている最大値に達した場合は、各乱数はリセットされる。
First, the
ステップS1に続いて、CPU101は、始動口スイッチ(SW)処理を実行する(ステップS2)。始動口スイッチ処理では、CPU101は、第1始動口スイッチ111又は第2始動口スイッチ112からの検知信号の入力の有無を監視して、ステップS1の処理によって適宜更新される各乱数(大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、及び変動パターン乱数)について、検知信号が入力された時点の値を取得して、RAM103に記憶する。この始動口スイッチ処理については、図7を参照して、後に詳述する。
Subsequent to step S1, the
ステップS2に続いて、CPU101は、ゲートスイッチ(SW)処理を実行する(ステップS3)。ゲートスイッチ処理では、CPU101は、ゲートスイッチ114、115からの検知信号の入力の有無を監視し、検知信号の入力があった場合、ステップS1の処理で更新された普通図柄乱数の値を取得して、RAM103に記憶する。このゲートスイッチ処理については、図8を参照して、後に詳述する。
Subsequent to step S2, the
ステップS3に続いて、CPU101は、特別図柄処理を実行する(ステップS4)。詳細は後述するが、特別図柄処理では、特別図柄判定の結果が大当たりであったか否か、大当たりであった場合の大当たりの種類(大当たり図柄)が判定される。また、CPU101は、ステップS2の始動口スイッチ処理で取得された乱数を用いて特別図柄判定を実行し、第1特別図柄表示器41または第2特別図柄表示器42に特別図柄を変動表示させてから特別図柄判定の結果を示す特別図柄を停止表示させる。特別図柄処理については、図9を参照して、後に詳述する。
Subsequent to step S3, the
ステップS4に続いて、CPU101は、普通図柄処理を実行する(ステップS5)。普通図柄処理では、CPU101は、ステップS3のゲートスイッチ処理で取得された普通図柄乱数を用いて普通図柄判定を実行し、普通図柄表示器45に普通図柄を変動表示させてから普通図柄判定の結果を示す普通図柄を停止表示させる。普通図柄処理については、図13を参照して、後に詳述する。
Subsequent to step S4, the
ステップS5に続いて、CPU101は、ステップS4の特別図柄処理における特別図柄判定で大当たりとなった場合に、大入賞口制御部117を介して大入賞口13を開閉する大入賞口処理を実行する(ステップS6)。大入賞口処理については、図14を参照して、後に詳述する。
Subsequent to step S5, the
ステップS6に続いて、CPU101は、電動チューリップ処理を実行する(ステップS7)。電動チューリップ処理では、CPU101は、ステップS5の普通図柄処理における普通図柄抽選に当選した場合に、電動チューリップ開閉部113を介して電動チューリップ17の一対の羽根部材を作動させる。電動チューリップ処理については、図16を参照して、後に詳述する。
Subsequent to step S6, the
ステップS7に続いて、CPU101は、遊技球の入賞個数の管理および入賞に応じた賞球の払い出しを制御する賞球処理を実行する(ステップS8)。具体的には、CPU101は、第1始動口11、第2始動口12、大入賞口13、および普通入賞口14の何れかに遊技球が入賞した場合、入賞した場所に応じた個数の賞球を払い出しする。例えば、CPU101は、第1始動口11または第2始動口12に遊技球が入賞した場合は、3個の賞球を払い出し、大入賞口13に遊技球が入賞した場合は10個の賞球を払い出す。
Subsequent to step S7, the
ステップS8に続いて、CPU101は、出力処理を実行する(ステップS9)。ステップS9の出力処理では、CPU101は、ステップS2の始動口スイッチ処理やステップS4の特別図柄処理、ステップS6の大入賞口処理等でRAM103にセットされた各種コマンドを演出制御基板130に送信する。
Subsequent to step S8, the
[遊技制御基板100による始動口スイッチ処理]
次に、図7を参照して、遊技制御基板100において実行される始動口スイッチ処理の詳細について説明する。ここで、図7は、図6のステップS2における始動口スイッチ処理の詳細フローチャートである。
[Start-up switch processing by game control board 100]
Next, with reference to FIG. 7, the details of the start port switch process executed in the
図7に示すように、ステップS201において、遊技制御基板100のCPU101は、第1始動口スイッチ111が「ON」になったか否か(第1始動口11に遊技球が入賞したか否か)を判定する。ここで、第1始動口スイッチ111が「ON」になったと判定した場合(ステップS201:YES)、RAM103に記憶されている第1特別図柄判定の保留数U1が、予めROM102に記憶されている第1特別図柄判定の最大保留数Umax1(例えば、4)未満であるか否かを判定する(ステップS202)。
As shown in FIG. 7, in step S201, the
CPU101は、保留数U1が最大保留数Umax1未満であると判定した場合(ステップS202:YES)、保留数U1の値を「1」加算した値に更新する(ステップS203)。そして、CPU101は、ステップS1の処理によって更新した各種乱数(大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、及び変動パターン乱数)の値を取得して、RAM103に格納する(ステップS204)。
When the
ここでは、第1始動口11に遊技球が入賞したことに応じて取得された各種乱数がRAM103に格納されることにより、ステップS203で保留数U1を増加させた保留玉に係る特別図柄判定の権利が、保留されることになる。詳細は後述するが、保留された特別図柄判定の権利は、ステップS4の特別図柄処理において消化されて、特別図柄が変動表示されて所定時間経過後に停止表示されることにより、当該特別図柄判定の結果が報知される。
Here, various random numbers acquired in response to the winning of a game ball at the
続いて、CPU101は、ステップS204でRAM103に格納された各種乱数に基づいて事前判定処理を実行する(ステップS205)。事前判定処理は、保留された特別図柄判定の権利についての判定処理であり、大当たりか否かや大当たりの種類、変動パターン等を判定して当該判定結果を示す事前判定情報を生成する処理である。その後、CPU101は、事前判定情報を含む保留コマンドをRAM103にセットする(ステップS206)。保留コマンドは、特別図柄判定が保留されたことを通知するためのコマンドであって、図6のステップS9における出力処理において演出制御基板130へと送信される。なお、ステップS205の事前判定処理では、ステップS204で取得された各種乱数がそのまま事前判定情報として生成されて、当該事前判定情報が保留コマンドに含められてもよい。
Subsequently, the
ステップS201で「NO」と判定した場合、ステップS202で「NO」と判定した場合、又はステップS206の処理を実行した場合、CPU101は、ステップS207の処理を実行する。ステップS207では、CPU101は、第2始動口スイッチ112が「ON」になったか否か(第2始動口12に遊技球が入賞したか否か)を判定する。ここで、第2始動口スイッチ112が「ON」になったと判定した場合(ステップS207:YES)、RAM103に記憶されている第2特別図柄判定の保留数U2が、予めROM102に記憶されている第2特別図柄判定の最大保留数Umax2(例えば、4)未満であるか否かを判定する(ステップS208)。
When it is determined “NO” in step S201, when it is determined “NO” in step S202, or when the process of step S206 is executed, the
CPU101は、保留数U2が最大保留数Umax2未満であると判定した場合(ステップS208:YES)、保留数U2の値を「1」加算した値に更新する(ステップS209)。そして、CPU101は、ステップS1の処理で更新した各種乱数(大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、及び変動パターン乱数)を取得して、RAM103に格納する(ステップS210)。
When the
そして、CPU101は、ステップS210の処理によってRAM103に格納された各種乱数を用いて、上記ステップS205の処理と同様に事前判定処理を実行し(ステップS211)、事前判定情報を含む保留コマンドをRAM103にセットする(ステップS212)。
Then, the
ステップS207で「NO」と判定された場合、ステップS208で「NO」と判定された場合、又はステップS212の処理が行われた場合、CPU101は、始動口スイッチ処理を終了して、ゲートスイッチ処理に処理を進める。
When it is determined “NO” in step S207, when it is determined “NO” in step S208, or when the process of step S212 is performed, the
[遊技制御基板100によるゲートスイッチ処理]
図8は、図6のステップS3におけるゲートスイッチ処理の詳細フローチャートである。図8に示されるように、CPU101は、ゲートスイッチ114からの検知信号(ゲートスイッチ114又は115が「ON」になったことを示すON信号)が入力されたか否かに基づいて、ゲートスイッチ114又は115が「ON」になったか否かを判定する(ステップS301)。
[Gate switch processing by game control board 100]
FIG. 8 is a detailed flowchart of the gate switch process in step S3 of FIG. As shown in FIG. 8, the
CPU101は、ゲートスイッチ114又は115が「ON」になったと判定した場合(ステップS301:YES)、RAM103に記憶されている普通図柄判定の保留数Gが、普通図柄判定の最大保留数Gmax(例えば、4)未満であるか否かを判定する(ステップS302)。
When the
CPU101は、保留数Gが最大保留数Gmax未満であると判定した場合(ステップS302:YES)、保留数Gを「1」加算した値に更新し(ステップS303)、この処理によって保留された普通図柄判定に使用される普通図柄乱数を取得して、RAM103に格納する(ステップS304)。なお、ステップS204において格納された普通図柄乱数に対して上記ステップS205と同様に事前判定処理が行われ、当該事前判定処理の結果が普通図柄の保留コマンドとして演出制御基板130に送信されてもよい。
When the
[遊技制御基板100による特別図柄処理]
次に、図9〜図12を参照しつつ、遊技制御基板100によって実行される特別図柄処理の詳細について説明する。ここで、図9は、図6におけるステップS4の特別図柄処理を示す詳細フローチャートである。図10は、図9のステップS407の大当たり判定処理の詳細を示すフローチャートである。図11は、図9のステップS408の変動パターン設定処理の詳細を示すフローチャートである。
[Special symbol processing by game control board 100]
Next, the details of the special symbol process executed by the
図9に示されるように、遊技制御基板100のCPU101は、例えばRAM103に記憶されている情報に基づいて、特別遊技中(大当たり遊技中)であるか否かを判定する(ステップS401)。ここで、特別遊技中であると判定された場合(ステップS401:YES)、CPU101は、特別図柄処理を終了する。
As shown in FIG. 9, the
CPU101は、特別遊技中ではないと判定した場合(ステップS401:NO)、特別図柄が変動表示中であるか否かを判定する(ステップS402)。ここで、特別図柄が変動表示中ではないと判定した場合(ステップS402:NO)、RAM103に記憶されている第2特別図柄判定の保留数U2が「1」以上であるか否かを判定し(ステップS403)、「1」以上であると判定した場合(ステップS403:YES)、保留数U2を「1」減算して保留玉を1だけ消化する(ステップS404)。
When the
CPU101は、保留数U2が「1」以上ではない(第2特別図柄判定が保留されていない)と判定した場合(ステップS403:NO)、RAM103に記憶されている第1特別図柄判定の保留数U1が「1」以上であるか否かを判定し(ステップS405)、「1」以上であると判定した場合(ステップS405:YES)、保留数U1を「1」減算して保留玉を1だけ消化する(ステップS406)。一方、CPU101は、ステップS405で保留数U1が「1」以上でないと判定した場合(ステップS405:NO)、客待ちコマンドをRAM103に設定して、図9に示す特別図柄処理を終了する。
When the
CPU101は、ステップS404またはステップS406の処理に続いて、大当たり判定処理を実行する(ステップS407)。以下、図10を参照して、大当たり判定処理について説明する。
The
図10に示すように、CPU101は、まず、大当たりか否かの判定を行う(ステップS431)。具体的には、CPU101は、図9のステップS404の処理に続いて大当たりか否かの判定を行う場合、ステップS404の処理で保留数U2を減算させた保留玉に係る大当たり乱数(ステップS2の処理でRAM103に格納された大当たり乱数)が、ROM102に予め記憶されている大当たり乱数の当選値と一致するか否かを判定する。これにより、CPU101は、第2特別図柄判定の結果が大当たりであるか否かを判定する。なお、遊技状態が高確率遊技状態である場合は、通常よりも大当たりと判定される確率が高い。一方、図9のステップS406の処理に続いて大当たりか否かの判定を行う場合、CPU101は、ステップS406の処理で保留数U1を減算させた保留玉に係る大当たり乱数(ステップS2の処理でRAM103に格納された大当たり乱数)が、ROM102に予め記憶されている大当たり乱数の当選値と一致するか否かを判定する。これにより、CPU101は、第1特別図柄判定の結果が大当たりであるか否かを判定する。
As shown in FIG. 10, the
ここで、特別図柄判定の結果が大当たりである場合(ステップS431:YES)、CPU101は、上述した大当たり乱数と一緒にステップS2の処理でRAM103に格納された図柄乱数に基づいて、図柄乱数判定処理を行う(ステップS432)。具体的には、CPU101は、ステップS2の処理でRAM103に格納された図柄乱数がROM102に予め記憶されている複数種の大当たりのそれぞれに割り当てられた乱数値のいずれと一致するかを判定することにより、大当たりの種類を判定する。そして、CPU101は、判定した大当たりの種類に応じた大当たり図柄を、設定情報としてRAM103に設定する(ステップS433)。
Here, when the result of the special symbol determination is a jackpot (step S431: YES), the
一方、ステップS431において大当たりでないと判定された場合(ステップS431:NO)、CPU101は、特別図柄判定の結果がハズレであることを表すハズレ図柄を、設定情報としてRAM103に設定する(ステップS434)。
On the other hand, if it is determined in step S431 that it is not a big hit (step S431: NO), the
ステップS433の処理、またはステップS434の処理の後、CPU101は、大当たり判定処理を終了して、図9の特別図柄処理に処理を戻す。
After the process of step S433 or the process of step S434, the
図9に戻り、ステップS407の大当たり判定処理に続いて、CPU101は、変動パターン設定処理を実行する(ステップS408)。以下、図11を参照して、変動パターン設定処理について説明する。
Returning to FIG. 9, following the jackpot determination process in step S407, the
図11に示すように、CPU101は、ステップS407の大当たり判定処理の結果が大当たりであったか否かを判定する(ステップS450)。CPU101は、ステップS407の大当たり判定処理において大当たりと判定した場合(ステップS450:YES)には、大当たり用の変動パターンテーブルをRAM103にセットする(ステップS451)。大当たり用の変動パターンテーブルには、変動時間が30秒、60秒、90秒、120秒等の変動パターンが記憶されている。
As shown in FIG. 11, the
一方、ステップS407の大当たり判定処理において大当たりでないと判定した場合(ステップS450:NO)、すなわち、ステップS407の大当たり判定処理においてハズレと判定した場合、CPU101は、リーチ乱数判定処理を行う(ステップS452)。リーチ乱数判定処理では、CPU101は、大当たり判定処理に使用された大当たり乱数と一緒にRAM103に格納されたリーチ乱数が、ROM102に予め記憶されている値と一致するか否かを判定する。当該判定結果に基づいて、CPU101は、リーチ演出を行うか否かを決定する(ステップS453)。そして、CPU101は、リーチ演出を行うと決定した場合(ステップS453:YES)にはリーチ用の変動パターンテーブルをセットする(ステップS454)。リーチ用の変動パターンテーブルには、変動時間が30秒、60秒、90秒、120秒等の変動パターンが記憶されている。CPU101は、リーチ演出を行わないと判定した場合(ステップS453:NO)にはハズレ用の変動パターンテーブルをセットする(ステップS455)。ハズレ用の変動パターンテーブルには、2秒、8秒等の変動パターンが記憶されている。
On the other hand, when it is determined that the jackpot determination process in step S407 is not a big hit (step S450: NO), that is, when it is determined that the game has been lost in the jackpot determination process in step S407, the
ステップS451、ステップS454、またはステップS455の処理の後、CPU101は、変動パターン乱数判定処理を行う(ステップS456)。具体的には、ステップS456において、CPU101は、セットした変動パターンテーブルを用いて、上述した大当たり乱数(ステップS407の判定処理で用いられた大当たり乱数)と一緒にステップS2の処理でRAM103に格納された変動パターン乱数に基づいて、変動パターンを選択する。
After the process of step S451, step S454, or step S455, the
このようにして、CPU101は、ステップS2で取得された変動パターン乱数と大当たりか否かによってセットした変動パターンテーブルとに基づいて、特別図柄の変動パターンを決定する。決定された変動パターンは、設定情報としてRAM103に設定される(ステップS457)。ステップS457の処理の後、CPU101は、図11に示す変動パターン設定処理を終了して、図9の特別図柄処理に処理を戻す。
In this way, the
図9に戻り、ステップS408の処理に続いて、CPU101は、ステップS407の処理で設定した図柄の設定情報、ステップS408の処理で設定した変動パターンの設定情報、パチンコ遊技機1の遊技状態を示す情報等を含む変動開始コマンドを生成してRAM103にセットする(ステップS409)。この変動開始コマンドは、特別図柄の変動表示に伴う演出の実行を指示するコマンドであって、図6のステップS9の出力処理が実行されることによって演出制御基板130へ送信される。
Returning to FIG. 9, following the process of step S <b> 408, the
ステップS409の処理に続いて、CPU101は、ステップS409の処理でセットした変動開始コマンドに含まれている設定情報に基づいて、特別図柄の変動表示を開始し(ステップS410)、変動時間の計測を開始する(ステップS411)。なお、特別図柄の変動表示は、ステップS407〜S409の処理がステップS404の処理に続いて行われた場合には第2特別図柄表示器42を用いて行われ、ステップS406の処理に続いて行われた場合には第1特別図柄表示器41を用いて行われる。
Subsequent to the process in step S409, the
CPU101は、ステップS402の処理で「YES」と判定した場合、またはステップS411の処理を実行した場合、ステップS411における変動時間の計測開始から、ステップS408の処理で設定された変動パターンに対応する変動時間が経過したか否かを判定する(ステップS412)。
When the
CPU101は、変動時間が経過したと判定した場合(ステップS412:YES)、特別図柄の変動表示が停止されることを通知する変動停止コマンドをRAM103にセットし(ステップS413)、ステップS410の処理で開始した特別図柄の変動表示を終了し(ステップS414)、計測した変動時間をリセットする(ステップS415)。これにより、第1特別図柄表示器41または第2特別図柄表示器42において、ステップS407の大当たり判定処理の判定結果に応じた図柄(大当たりの種類に応じた大当たり図柄やハズレ図柄)が停止表示され、特別図柄判定の結果が報知される。なお、ステップS413の処理でセットされた変動停止コマンドは、図6のステップS9の出力処理が実行されることによって演出制御基板130へ送信される。
When the
CPU101は、ステップS415の処理の後、停止中処理を実行する(ステップS416)。停止中処理の詳細については後述する。
After the process of step S415, the
ステップS401で「YES」と判定された場合、ステップS405で「NO」と判定された場合、ステップS412で「NO」と判定された場合、またはステップS416の処理が行われた場合、CPU101は、特別図柄処理を終了して、図6のステップS5の普通図柄処理を実行する。
If “YES” is determined in step S401, “NO” is determined in step S405, “NO” is determined in step S412, or if the process of step S416 is performed, the
[遊技制御基板100による停止中処理]
次に、図9のステップS416の停止中処理について説明する。図12は、図9のステップS416の停止中処理を示す詳細フローチャートである。
[Processing during stop by game control board 100]
Next, the stop process in step S416 in FIG. 9 will be described. FIG. 12 is a detailed flowchart showing the stop process in step S416 of FIG.
図12に示されるように、CPU101は、上記ステップS407の大当たり判定処理の結果に基づいて、特別図柄判定の結果が大当たりか否かを判定する(ステップS480)。そして、CPU101は、大当たりと判定した場合(ステップS480:YES)、RAM103に記憶されている大当たり遊技フラグを「ON」に設定する(ステップS481)。
As shown in FIG. 12, the
CPU101は、ステップS481の処理に続いて、RAM103に記憶されている補助遊技フラグ及び確変遊技フラグを「OFF」に設定する(ステップS482)。CPU101は、ステップS482の処理に続いて、オープニングを開始し(ステップS483)、オープニングコマンドをRAM103にセットする(ステップS484)。このオープニングコマンドは、大当たり判定処理の結果に応じて開始されるオープニング演出を演出制御基板130に行わせるためのコマンドであり、当該コマンドは、図6のステップS9の出力処理が実行されることによって演出制御基板130へ送信される。これにより、大入賞口13が開放されることを遊技者に報知するためのオープニング演出が行われる。
Following the processing of step S481, the
一方、CPU101は、大当たりでない(すなわち、ハズレ)と判定した場合(ステップS480:NO)、補助遊技フラグが「ON」に設定されているか否かを判定する(ステップS485)。ここで、補助遊技フラグが「ON」に設定されていると判定した場合(ステップS485:YES)、RAM103に記憶されている補助遊技残余回数Jを「1」減算し、当該Jを更新する(ステップS486)。補助遊技残余回数Jは、補助遊技状態(時短付き遊技状態ともいう)が維持される残りの特別図柄の変動回数(特別図柄判定の実行回数)を示し、大当たり遊技が行われた後に実行される遊技状態設定処理において設定される。遊技状態設定処理の詳細については後述する。
On the other hand, if the
ステップS486の処理に続いて、CPU101は、補助遊技残余回数Jが「0」であるか否かを判定する(ステップS487)。ここで、補助遊技残余回数Jが「0」であると判定した場合(ステップS487:YES)、CPU101は、補助遊技フラグを「OFF」に設定する(ステップS488)。
Subsequent to the process of step S486, the
ステップS488の処理を実行した場合、補助遊技フラグが「ON」ではないと判定した場合(ステップS485:NO)、又は補助遊技残余回数Jが「0」ではないと判定した場合(ステップS487:NO)、CPU101は、確変遊技フラグが「ON」に設定されているか否かを判定する(ステップS489)。
When the process of step S488 is executed, when it is determined that the auxiliary game flag is not “ON” (step S485: NO), or when it is determined that the auxiliary game remaining number J is not “0” (step S487: NO) ), The
確変遊技フラグが「ON」に設定されていると判定した場合(ステップS489:YES)、CPU101は、RAM103に記憶されている高確率遊技残余回数Xを「1」減算し、当該Xを更新する(ステップS490)。ここで、高確率遊技残余回数Xは、高確率遊技状態で特別図柄判定が行われる残りの回数を示し、大当たり遊技が行われた後に実行される遊技状態設定処理(後述する)において設定される。
When it is determined that the probability variation game flag is set to “ON” (step S489: YES), the
ステップS490の処理に続いて、CPU101は、高確率遊技残余回数Xが「0」であるか否かを判定する(ステップS491)。ここで、高確率遊技残余回数Xが「0」であると判定した場合(ステップS491:YES)、RAM103に記憶されている確変遊技フラグを「OFF」に設定する(ステップS492)。
Subsequent to step S490, the
ステップS492の処理が実行された場合、ステップS484の処理が実行された場合、確変遊技フラグが「ON」ではないと判定された場合(ステップS489:NO)、又は高確率遊技残余回数Xが「0」ではないと判定された場合(ステップS491:NO)、CPU101は、図12の停止中処理を終了する。
When the process of step S492 is executed, when the process of step S484 is executed, when it is determined that the probability variation game flag is not “ON” (step S489: NO), or the high probability remaining game count X is “ When it is determined that it is not “0” (step S491: NO), the
[遊技制御基板100による普通図柄処理]
次に、図13を参照しつつ、遊技制御基板100によって実行される普通図柄処理の詳細について説明する。図13は、図6のステップS5の普通図柄処理を示す詳細フローチャートである。
[Normal design processing by game control board 100]
Next, the details of the normal symbol processing executed by the
まず、遊技制御基板100のCPU101は、RAM103に記憶されている補助フラグが「ON」に設定されているか否かを判定する(ステップS501)。補助フラグは、普通図柄判定の結果が当りである場合に「ON」に設定されるフラグであり、電動チューリップ17を作動させる当たり遊技中であるか否かを示すフラグである。電動チューリップ17は、普通図柄判定の結果が当りである場合、所定のパターンで動作する。電動チューリップ17の動作パターンは、遊技機1の状態が補助遊技状態か否か(補助遊技フラグがONか否か)によって異なる。また、当たりの種類が長開放当たりか短開放当たりかで、電動チューリップ17の動作パターンは異なる。ここで、補助フラグが「ON」に設定されていると判定した場合(ステップS501:YES)、CPU101は、図13の普通図柄処理を終了する。
First, the
補助フラグが「ON」に設定されていないと判定した場合(ステップS501:NO)、CPU101は、普通図柄表示器45における普通図柄の変動表示中であるか否かを判定し(ステップS502)、普通図柄の変動表示中ではないと判定した場合(ステップS502:NO)、RAM103に記憶されている普通図柄判定の保留数Gが「1」以上であるか否かを判定する(ステップS503)。ここで、保留数Gが「1」以上ではないと判定した場合(ステップS503:NO)、CPU101は、図13の普通図柄処理を終了する。
If it is determined that the auxiliary flag is not set to “ON” (step S501: NO), the
CPU101は、保留数Gが「1」以上であると判定した場合(ステップS503:YES)、保留数Gを「1」減算した値に更新し(ステップS504)、普通図柄乱数判定処理を実行する(ステップS505)。具体的には、遊技球がゲート15又はゲート16を通過したことに応じて上記ステップS3の処理で取得された普通図柄乱数が、ROM102に記憶されている普通図柄乱数の当選値(補助遊技状態か否かにより異なる)と一致するか否かに基づいて、普通図柄判定の結果が当たりであるか否かを判定する(ステップS506)。なお、遊技状態が補助遊技状態である場合、普通図柄判定の結果が当たりとなる確率は通常よりも高い。
When the
CPU101は、普通図柄判定の結果が当たりではないと判定した場合(ステップS506:NO)、RAM103にハズレ図柄をセットする(ステップS507)。
If the
一方、CPU101は、普通図柄判定の結果が当たりであると判定した場合(ステップS506:YES)、CPU101は、普通図柄判定の当たりの種類が長開放当たりか否かを判定する(ステップS508)。ROM102には、普通図柄乱数の当選値として、当選後に第2始動口12を長開放することとなる長開放当たりの当選値と、第2始動口12を短開放することとなる短開放当たりの当選値とが設定されている。CPU101は、取得された普通図柄乱数に基づいて、長開放当たりか否かを判定する。なお、普通図柄判定の当落を決定するための普通図柄乱数(第1普通図柄乱数)とは別に、普通図柄の当たりの種類を決定するための乱数(第2普通図柄乱数)が設けられてもよい。この場合、第1普通図柄乱数に基づいて当たりか否かが判定され、当たりである場合に、第2普通図柄乱数に基づいて当たりの種類(長開放当たり、又は短開放当たり)が決定されてもよい。
On the other hand, when the
長開放当たりであると判定した場合(ステップS508:YES)、CPU101は、長開放当たり図柄をRAM103にセットする(ステップS509)。一方、長開放当たりでないと判定した場合(ステップS508:NO)、CPU101は、短開放当たり図柄をRAM103にセットする(ステップS510)。
When it determines with it being per long release (step S508: YES), CPU101 sets the symbol per long release to RAM103 (step S509). On the other hand, if it is determined that it is not per long release (step S508: NO), the
ステップS507の処理、ステップS509の処理、又はステップS510の処理に続いて、CPU101は、RAM103に記憶されている補助遊技フラグがONか否かに基づいて、パチンコ遊技機1の遊技状態が、補助遊技状態であるか否かを判定する(ステップS511)。
Following the processing in step S507, the processing in step S509, or the processing in step S510, the
CPU101は、補助遊技状態ではないと判定した場合(ステップS511:NO)、普通図柄表示器45において普通図柄を変動表示させる時間である普通図柄変動時間を例えば25秒にセットする(ステップS512)。逆に、補助遊技状態であると判定した場合(ステップS511:YES)、普通図柄変動時間を比較的短い値、例えば2秒にセットする(ステップS513)。このステップS512又はステップS513の処理によってセットされた普通図柄変動時間は、RAM103に一時的に記憶される。
If the
ステップS512又はステップS513の処理に続いて、CPU101は、普通図柄表示器45において普通図柄の変動表示を開始させ(ステップS514)、その変動表示開始からの経過時間の計測を開始する(ステップS515)。
Subsequent to the processing of step S512 or step S513, the
一方、CPU101は、普通図柄表示器45において普通図柄の変動表示中であると判定した場合(ステップS502:YES)、普通図柄の変動表示を終了させるか否かを判定する(ステップS516)。具体的には、ステップS513の処理によって計測を開始した経過時間が、上記ステップS512又はステップS513の処理で設定された普通図柄変動時間に達したか否かに基づいて、普通図柄の変動表示の終了タイミングになったか否かを判定する。ここで、終了タイミングになっていないと判定した場合(ステップS516:NO)、CPU101は、図13の普通図柄処理を終了する。
On the other hand, if the
CPU101は、普通図柄の変動表示の終了タイミングになったと判定した場合(ステップS516:YES)、普通図柄表示器45による普通図柄の変動表示を終了させる(ステップS517)。具体的には、CPU101は、上記ステップS507、ステップS509、又はステップS510の処理でセットした図柄を普通図柄表示器45に停止表示させる。これにより、普通図柄判定の結果が遊技者に対して報知される。
When the
ステップS517の処理に続いて、CPU101は、上記ステップS515の処理によって計測が開始された経過時間をリセットする(ステップS518)。そして、上記ステップS506と同様に、普通図柄判定の結果が当たりであるか否かを判定し(ステップS519)、当たりであると判定した場合(ステップS519:YES)、補助フラグを「ON」に設定する(ステップS520)。この補助フラグが「ON」に設定されることにより、電動チューリップ17が作動する。
Following the process of step S517, the
ステップS520の処理の後、ステップS516の処理でNOと判定した場合、またはステップS519の処理でNOと判定した場合、CPU101は、図13の普通図柄処理を終了する。 After the process of step S520, when it determines with NO by the process of step S516, or when it determines with NO by the process of step S519, CPU101 complete | finishes the normal symbol process of FIG.
[遊技制御基板100による大入賞口処理]
次に、図14を参照しつつ、遊技制御基板100によって実行される大入賞口処理の詳細について説明する。図14は、図6のステップS6の大入賞口処理を示す詳細フローチャートである。
[Large winning mouth processing by game control board 100]
Next, with reference to FIG. 14, the details of the special winning a prize opening process executed by the
図14に示されるように、遊技制御基板100のCPU101は、大当たり遊技フラグがONであるか否かを判定する(ステップS601)。ここで、大当たり遊技フラグは、上記ステップS481でONに設定されるフラグである。大当たり遊技フラグがONの場合(ステップS601:YES)、CPU101は、オープニング中か否かを判定する(ステップS602)。
As shown in FIG. 14, the
オープニング中であれば(ステップS602:YES)、CPU101は、オープニング時間が経過したか否かを判定する(ステップS603)。オープニング時間が経過していれば(ステップS603:YES)、CPU101は、大当たり判定処理の結果に応じて、大入賞口13の開放パターンを設定し(ステップS604)、設定した開放パターンで大入賞口13の開放制御を開始する(ステップS605)。具体的には、ステップS604では、CPU101は、大当たり図柄に基づいて、大当たり遊技のラウンド数、各ラウンドにおける大入賞口13の開放パターン(開放時間、開放回数、ラウンドの終了条件等)、ラウンド間のインターバル時間等を設定する。例えば、1のラウンドの終了条件は、例えば、大入賞口13の開放から30秒経過したこと、又は、そのラウンドにおいて遊技球が所定数大入賞口13に入賞したことの何れかである。ステップS605の処理の後、CPU101は、次にステップS607の処理を実行する。
If it is during opening (step S602: YES), the
一方、オープニング中でなければ(ステップS602:NO)、CPU101は、エンディング中か否かを判定する(ステップS606)。エンディング中でなければ(ステップS606:NO)、CPU101は、次にステップS607の処理を実行し、エンディング中であれば(ステップS606:YES)、次にステップS611の処理を実行する。
On the other hand, if the opening is not in progress (step S602: NO), the
ステップS607において、CPU101は、ステップS604で設定した開放パターンでの大入賞口13の開放制御が終了したか否かを判定する。判定結果が肯定の場合(ステップS607:YES)、CPU101は、大入賞口13の開放制御を終了する(ステップS608)。続いて、CPU101は、エンディングコマンドをRAM103にセットする(ステップS609)。ここでセットされたエンディングコマンドは、図6のステップ9の出力処理において演出制御基板130に送信される。演出制御基板130は、当該エンディングコマンドを受信したことに応じて、大当たり遊技が終了することを示すエンディング演出を実行する。次に、CPU101は、エンディング時間の計測を開始する(S610)。
In step S607, the
CPU101は、ステップS610の処理を行った場合、またはステップS606の処理でYESと判定した場合、予め設定されたエンディング時間が経過したか否かを判定する(ステップS611)。エンディング時間が経過していれば(ステップS611:YES)、CPU101は、遊技状態設定処理を実行する(ステップS612)。遊技状態設定処理の詳細については、後述する。ステップS612の遊技状態設定処理の後、CPU101は、大当たり遊技フラグをOFFに設定する(ステップS613)。
If the
ステップS601の処理でNOと判定した場合、ステップS603の処理でNOと判定した場合、ステップS607の処理でNOと判定した場合、ステップS611の処理でNOと判定した場合、または、ステップS613の処理を実行した場合、CPU101は、図14に示す大入賞口処理を終了する。
If NO is determined in the process of step S601, NO is determined in the process of step S603, NO is determined in the process of step S607, NO is determined in the process of step S611, or the process of step S613 When
[遊技制御基板100による遊技状態設定処理]
次に、図14のステップS612の遊技状態設定処理について説明する。図15は、図14のステップS612の遊技状態設定処理を示す詳細フローチャートである。
[Game state setting process by game control board 100]
Next, the gaming state setting process in step S612 of FIG. 14 will be described. FIG. 15 is a detailed flowchart showing the gaming state setting process in step S612 of FIG.
図15に示されるように、CPU101は、大当たりの種類が高確率遊技状態への移行を伴う確変大当たりか否かを判定する(ステップS630)。確変大当たりであった場合(ステップS630:YES)、CPU101は、確変遊技フラグをONに設定する(ステップS631)。続いて、CPU101は、高確率遊技残余回数XにXmaxを設定する(ステップS632)。ここで、Xmaxは予め定められた値であり、Xmaxとして非常に大きな値、例えば、10000が設定される。Xに非常に大きな値Xmaxが設定されるため、事実上、高確率遊技残余回数Xが0になるまでに、遊技機1は、次の大当たりとなる。
As shown in FIG. 15, the
ステップS632の処理の後、CPU101は、補助遊技フラグをONに設定する(ステップS633)。その後、CPU101は、補助遊技残余回数JにJmaxを設定する(ステップS634)。Jmaxは予め定められた値であり、Jmaxとして非常に大きな値、例えば、10000が設定される。
After the process of step S632, the
一方、確変大当たりでない場合(ステップS630:NO)、CPU101は、補助遊技フラグをONに設定し(ステップS635)、補助遊技残余回数Jに100を設定する(ステップS636)。
On the other hand, if it is not a probable big hit (step S630: NO), the
ステップS634の処理またはステップS636の処理を実行した場合、CPU101は、図15に示す遊技状態設定処理を終了する。
When the process of step S634 or the process of step S636 is executed, the
[遊技制御基板100による電動チューリップ処理]
次に、図6のステップS7の電動チューリップ処理の詳細について説明する。図16は、図6の電動チューリップ処理の詳細フローチャートである。
[Electric tulip processing by game control board 100]
Next, details of the electric tulip process in step S7 of FIG. 6 will be described. FIG. 16 is a detailed flowchart of the electric tulip process of FIG.
まず、遊技制御基板100のCPU101は、補助フラグが「ON」に設定されているか否かを判定する(ステップS701)。ここで、補助フラグが「ON」に設定されていないと判定した場合(ステップS701:NO)、CPU101は、電動チューリップ処理を終了する。
First, the
CPU101は、補助フラグが「ON」に設定されていると判定した場合(ステップS701:YES)、電動チューリップ17が動作中であるか否かを判定する(ステップS702)。ここで、電動チューリップ17が動作中ではないと判定した場合(ステップS702:NO)、CPU101は、補助遊技フラグがONか否かを判定することにより、パチンコ遊技機1の遊技状態が補助遊技状態であるか否かを判定する(ステップS703)。
When determining that the auxiliary flag is set to “ON” (step S701: YES), the
CPU101は、補助遊技状態ではないと判定した場合(ステップS703:NO)、上記ステップS509又はステップS510でセットした図柄に基づいて、長開放当たりか否かを判定する(ステップS704)。長開放当たりでないと判定した場合(ステップS704:NO)、CPU101は、電動チューリップ17の動作パターンとして、例えば第2始動口12を0.1秒間開放する動作を1回行う動作パターンをRAM103にセットする(ステップS705)。
If the
長開放当たりであると判定した場合(ステップS704:YES)、CPU101は、電動チューリップ17の動作パターンとして、例えば第2始動口12を5.6秒間開放する動作を1回行う動作パターンをRAM103にセットする(ステップS706)。
When it is determined that it is per long opening (step S704: YES), the
一方、CPU101は、補助遊技状態であると判定した場合(ステップS703:YES)、電動チューリップ17の動作パターンとして、例えば第2始動口12を1.8秒間開放する動作を3回行う動作パターンをRAM103にセットする(ステップS707)。
On the other hand, when the
CPU101は、ステップS705、ステップS706、又はステップS707の処理によって電動チューリップ17の動作パターンを設定した後、設定した動作パターンでの電動チューリップ17の動作を電動チューリップ開閉部113に開始させる(ステップS708)。
The
CPU101は、ステップS708の処理を実行した場合、または電動チューリップ17の動作中であると判定した場合(ステップS702:YES)、ステップS708の処理で開始された電動チューリップ17の動作が完了したか否かを判定する(ステップS709)。ここで、電動チューリップ17の動作が完了したと判定した場合(ステップS709:YES)、CPU101は、RAM103に記憶されている補助フラグを「OFF」に設定する(ステップS710)。
When the
ステップS701の処理でNOと判定した場合、ステップS709の処理でNOと判定した場合、またはステップS710の処理を実行した場合、CPU101は、電動チューリップ処理を終了する。 When it determines with NO by the process of step S701, when it determines with NO by the process of step S709, or when the process of step S710 is performed, CPU101 complete | finishes an electric tulip process.
[第1実施形態の遊技機の演出概要]
次に、図17〜図29を参照して、第1実施形態のパチンコ遊技機1における装飾図柄を用いた演出について説明する。図17は、第1実施形態に係るパチンコ遊技機1のメイン液晶5において表示される画像の一例を示す図である。
[Outline of the effects of the gaming machine of the first embodiment]
Next, with reference to FIGS. 17 to 29, an effect using the decorative symbols in the
図17に示すように、本実施形態のパチンコ遊技機1では、第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42に特別図柄が変動表示されている間に、メイン液晶5において装飾図柄を用いた変動演出が行われる。後述するように、本実施形態のパチンコ遊技機1には、予め複数の装飾図柄が記憶されており、各装飾図柄には、キャラクタの画像と数字とが含まれる。図17に示すように、左領域51aに表示される装飾図柄を左図柄、中領域51bに表示される装飾図柄を中図柄、右領域51cに表示される装飾図柄を右図柄51cということがあり、3つの装飾図柄を総称して装飾図柄51ということがある。装飾図柄51は、演出のための図柄であり、特別図柄の変動に応じて変動し、特別図柄の停止に応じて停止する。
As shown in FIG. 17, in the
また、メイン液晶5には、特別図柄判定の保留を示す保留画像521〜保留画像524が表示される。特別図柄の変動中に第1始動口11又は第2始動口12に遊技球が入賞すると、特別図柄判定が保留されてメイン液晶5に保留画像が表示される。図17では、特別図柄が変動中であり、4つの保留が存在していることが示されている。特別図柄が停止すると、図17に示す装飾図柄51も停止し、次の保留が消化されて保留画像521が消滅する。
On the main
図18は、第1実施形態に係るパチンコ遊技機1における装飾図柄51を用いた演出の流れを示す図である。図18は、1回の特別図柄の変動中に行われる装飾図柄51の変動演出の流れを示す。
FIG. 18 is a diagram showing a flow of effects using the
図18に示すように、特別図柄の変動に応じて、装飾図柄51がメイン液晶5において変動開始する(ステップAS10)。装飾図柄51の変動開始から所定時間経過すると、左図柄が停止する(ステップAS11)。すると、停止した左図柄を用いた所定の演出が行われる(ステップAS12)。具体的には、ステップAS12において、左図柄に含まれるキャラクタ画像を用いて、左領域51a以外の領域(具体的には、右領域51c)に対する所定の演出が行われる。
As shown in FIG. 18, the
左図柄を用いた所定の演出が行われると、当該所定の演出に応じた右図柄が停止する(ステップAS13)。次に、停止している左図柄が再変動し(ステップAS14)、停止している右図柄を用いた所定の演出が行われる(ステップAS15)。具体的には、ステップAS15において、右図柄に含まれるキャラクタ画像を用いて、右領域51c以外の領域(具体的には、左領域51a)に対する所定の演出が行われる。
When a predetermined effect using the left symbol is performed, the right symbol corresponding to the predetermined effect is stopped (step AS13). Next, the stopped left symbol is changed again (step AS14), and a predetermined effect using the stopped right symbol is performed (step AS15). Specifically, in step AS15, a predetermined effect is performed on an area other than the
次に、ステップAS15の所定の演出に応じて、左領域51aに当該所定の演出に応じた左図柄が再停止する(ステップAS16)。続いて、再停止した左図柄を用いた所定の演出が行われる(ステップAS17)。具体的には、ステップAS17において、左図柄に含まれるキャラクタ画像を用いて、左領域51a以外の領域(具体的には、中領域51b)に対する所定の演出が行われる。
Next, according to the predetermined effect at step AS15, the left symbol corresponding to the predetermined effect is stopped again in the
そして、ステップAS17の所定の演出に応じた中図柄が停止する(ステップAS18)。その後、他の演出(例えばリーチ演出)に発展し(ステップAS19)、特別図柄判定の結果に応じて(大当たりか否かに応じて)、装飾図柄51が停止して、特別図柄判定の結果が報知される(ステップAS20)。
Then, the middle symbol corresponding to the predetermined effect at step AS17 is stopped (step AS18). Thereafter, it develops to another effect (for example, reach effect) (step AS19), and according to the result of the special symbol determination (depending on whether or not it is a big hit), the
図19は、第1実施形態のパチンコ遊技機1に予め用意されている装飾図柄の種類の一例を示す図である。図19に示すように、本実施形態では、キャラクタAに対応する「4」図柄と、キャラクタBに対応する「7」図柄と、キャラクタCに対応する「8」図柄等が用意される。各装飾図柄には、それぞれに対応するキャラクタの画像と、数字とが含まれる。なお、ある数字に対応するキャラクタの画像は複数用意されており、装飾図柄が停止する位置に応じて複数のキャラクタ画像の中から1つの画像が用いられて、メイン液晶5に停止表示される。例えば、キャラクタAのキャラクタ画像は、左領域51aに停止される場合に用いられる画像と、中領域51bに停止される場合に用いられる画像と、右領域51cに停止される場合に用いられる画像とが用意される。
FIG. 19 is a diagram illustrating an example of types of decorative symbols prepared in advance in the
図20および図21は、図18に示す装飾図柄を用いた変動演出の一例を示す図である。図20は、図18のステップAS10〜ステップAS18の処理に対応する演出の一例を示す図である。また、図21は、図18のステップAS19〜ステップAS20の処理に対応する演出の一例を示す図である。 20 and 21 are diagrams showing an example of a variation effect using the decorative design shown in FIG. FIG. 20 is a diagram showing an example of effects corresponding to the processing of step AS10 to step AS18 of FIG. FIG. 21 is a diagram showing an example of effects corresponding to the processing of step AS19 to step AS20 of FIG.
図20では、特別図柄が変動開始した直後からのメイン液晶5において行われる演出が示されている。図20(A)に示すように、特別図柄の変動開始に応じて、3つの装飾図柄が変動開始する。装飾図柄51が変動開始してから所定時間経過すると、左領域51aに「8」図柄が停止する(図20(B))。「8」図柄には、キャラクタCの画像が表示されている。
FIG. 20 shows an effect performed on the main
次に、左領域51aに停止した「8」図柄のキャラクタCが、右領域51cに対して声を掛ける(図20(C))。例えば、キャラクタCがキャラクタAを呼ぶように、「Aさーん!」と声を掛ける。すると、右領域51cにキャラクタAを含む「4」図柄が停止する(図20(D))。ここで、図20(D)に示すように右領域51cに停止したキャラクタAが、キャラクタCに対して応答する演出が行われてもよい。
Next, the character C having the symbol “8” stopped in the
右領域51cに「4」図柄が停止した後、左領域51aに停止している「8」図柄が再変動する(図20(E))。その後、右領域51cに停止している「4」図柄に含まれるキャラクタAが、左領域51aに対して声を掛ける演出が行われる(図20(F))。例えば、キャラクタBを呼ぶように、キャラクタAが「あ、Bさん!」と声を掛ける。
After the “4” symbol stops in the
次に、左領域51aにキャラクタBを含む「7」図柄が停止する(図20(G))。そして、停止した「7」図柄に含まれるキャラクタBが、中領域51bに対して声を掛ける演出が行われる(図20(G))。例えば、キャラクタBが「Cさん、何の話?」のように声を掛ける。次に、キャラクタCを含む「8」図柄が中領域51bに停止する(図20(H))。
Next, the “7” symbol including the character B in the
ここで、図20(H)では、3つの領域51a〜51cに装飾図柄が停止しているが、これらの図柄は完全には停止しておらず、仮停止状態である。例えば、3つの装飾図柄は上下方向に微変動しており、特別図柄も第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42において変動中である。図20(H)の画像が表示された後、図21に示す演出が引き続き行われる。
Here, in FIG. 20H, the decorative symbols are stopped in the three
図21に示すように、図20(H)において3つの装飾図柄が仮停止した後、3つのキャラクタA〜Cを含む画像がメイン液晶5に表示されてリーチが成立したことを示す画像が表示される。そして、左右に「7」図柄が停止して、中図柄が変動中の状態となり、リーチ演出に発展する。リーチ演出では、画面が切り替わって、中領域51bに「7」図柄が停止することを遊技者に期待させる演出が行われる。そして、所定時間が経過すると、特別図柄判定の結果に応じて、中領域51bに装飾図柄が停止する。「7」図柄が中領域51bに停止して、3つの「7」図柄が揃うと大当たりとなり、「7」図柄以外の図柄が中領域51bに停止すると、ハズレとなる。
As shown in FIG. 21, after three decorative symbols are temporarily stopped in FIG. 20H, an image including three characters A to C is displayed on the main
以上のように、本実施形態では、ある領域に装飾図柄が停止した後、当該停止した装飾図柄を用いて他の領域に対する所定の演出が行われ、当該所定の演出に応じた図柄が他の領域に停止する演出が行われる。本実施形態では、このような演出が繰り返し行われて、大当たりに対する期待感を高める演出が行われる。 As described above, in the present embodiment, after a decorative design stops in a certain area, a predetermined effect is performed on another region using the stopped decorative design, and the design corresponding to the predetermined effect is different from the other. An effect of stopping in the area is performed. In the present embodiment, such an effect is repeatedly performed, and an effect that enhances the expectation for the jackpot is performed.
上述した一連の演出は、特別図柄判定の結果(大当たりか否か、変動パターン、リーチ演出の有無等)に基づいて行われ、当該特別図柄判定の結果によっては、他の演出に分岐する場合がある。図18(図20及び図21)に示す一連の演出が行われる場合は、特別図柄判定の結果が大当たりとなる期待度が高く、途中で分岐して別の演出が行われる場合は、期待度が比較的低くなる。 The series of effects described above are performed based on the result of the special symbol determination (whether it is a big hit, a variation pattern, the presence or absence of the reach effect, etc.), and depending on the result of the special symbol determination, it may branch to other effects. is there. When a series of effects shown in FIG. 18 (FIGS. 20 and 21) is performed, the expectation level that the result of the special symbol determination is a big hit is high, and when another effect is performed by branching on the way, the expectation level Is relatively low.
図22は、図18に示す一連の演出が分岐しながら行われる場合の演出の流れを示す図である。図22において図18と同じの処理については、同じ符号を付して説明を省略する。 FIG. 22 is a diagram showing the flow of effects when the series of effects shown in FIG. 18 is performed while branching. In FIG. 22, the same processes as those in FIG.
図22に示すように、図18のステップAS10〜ステップAS13と同様に、装飾図柄が変動開始して左図柄が停止し、左図柄を用いた所定の演出が行われた後、右図柄が停止する。次に、ステップAS14に分岐する場合と、ステップAS21に分岐する場合がある。例えば、ステップAS21では、左図柄が再変動せずに中図柄が停止してハズレを示す装飾図柄51が停止する場合がある。あるいは、中図柄が停止する前に、大当たりとなる期待度の低い演出が行われ、その後、ハズレとなるか、低い確率で大当たりとなる場合がある。
As shown in FIG. 22, as in steps AS10 to AS13 of FIG. 18, the decorative design starts to fluctuate, the left design stops, and after the predetermined effect using the left design is performed, the right design stops. To do. Next, there is a case where the process branches to step AS14 and a case where the process branches to step AS21. For example, in step AS21, the left symbol does not change again, the middle symbol stops, and the
ステップAS14に処理が分岐して、左図柄が再変動し、続くステップAS15において、右図柄を用いた所定の演出(右図柄のキャラクタが左領域51aに対して声を掛ける演出)が行われる。ステップAS15の後、ステップAS16に分岐する場合と、ステップAS22に分岐する場合がある。
The process branches to step AS14, and the left symbol re-varies. In subsequent step AS15, a predetermined effect using the right symbol (an effect in which the character of the right symbol calls the
例えば、ステップAS16では、ステップAS15の所定の演出に応じた図柄(声を掛けられたキャラクタに対応する装飾図柄)が左領域51aに停止するのに対して、ステップAS22では、別の図柄が左領域51aに停止してもよい。あるいは、ステップAS22では、ステップAS15の所定の演出に応じた図柄が左領域51aに停止しても、当該停止した左図柄のキャラクタを用いた所定の演出(ステップAS17における左図柄のキャラクタが中領域51bに声を掛ける演出)が行われない。そして、ステップAS22の後に、大当たりとなる期待度の低い演出が行われる(ステップAS23)。ステップAS23で期待度の低い演出が行われると、特別図柄判定の結果がハズレとなる可能性が高い。
For example, in step AS16, the symbol corresponding to the predetermined effect in step AS15 (decorative symbol corresponding to the character sung) stops in the
一方、ステップAS16では、ステップAS15の所定の演出に応じた左図柄が停止して、当該左図柄を用いた所定の演出(左図柄のキャラクタが中領域51bに声を掛ける演出)が行われる(ステップAS17)。ステップAS17の後、ステップAS18に分岐する場合と、ステップAS24に分岐する場合がある。
On the other hand, in step AS16, the left symbol corresponding to the predetermined effect in step AS15 is stopped, and a predetermined effect using the left symbol (an effect in which the character of the left symbol calls the
例えば、ステップAS18では、ステップAS17の所定の演出に応じた図柄(声を掛けられたキャラクタに対応する装飾図柄)が中領域51bに停止するのに対して、ステップAS24では、別の図柄が中領域51bに停止してもよい。あるいは、ステップAS24では、ステップAS17の所定の演出に応じた図柄が中領域51bに停止しても、当該停止した中図柄のキャラクタを用いた演出(例えば、図21に示すようなキャラクタCが「リーチだよ」という演出)は行われない。そして、ステップAS24の後に、期待度中の演出が行われる(ステップAS25)。ステップAS25で期待度中の演出が行われると、特別図柄判定の結果が大当たりとなる可能性は低い。しかしながら、ステップAS25の演出は、ステップAS23及びステップAS21の演出よりも期待度が高い。
For example, in step AS18, the symbol corresponding to the predetermined effect in step AS17 (decorative symbol corresponding to the character that is sung) stops in the
一方、ステップAS18に処理が分岐すると、ステップAS19の処理が行われて、期待度の高い演出が行われる。 On the other hand, when the process branches to step AS18, the process of step AS19 is performed, and an effect with a high expectation is performed.
このように、図18(図20及び図21)に示す一連の演出は各段階で別の演出に分岐する場合があり、図18に示す一連の演出が行われると、大当たりとなる期待度が高くなる。 In this way, the series of effects shown in FIG. 18 (FIGS. 20 and 21) may branch to different effects at each stage, and when the series of effects shown in FIG. Get higher.
すなわち、本実施形態では、ある領域(領域51a)に図柄が停止して、当該停止した図柄を用いて他の領域(領域51c)に対する所定の演出が行われ、当該所定の演出に対応する図柄が停止する。このような演出が繰り返し行われるにつれて、大当たりに対する期待度が高くなる。
That is, in this embodiment, a design stops in a certain region (
本実施形態では、3つの図柄が変動している状態から左領域51aにある装飾図柄が停止して所定の演出を行い、右領域51cに所定の演出に対応する装飾図柄が停止して、第1段階のチャンス状態(左領域51aに「8」図柄が停止して、当該図柄を用いた所定の演出に応じた「4」図柄が右領域51cに停止した状態)となる。その後、左領域51aの装飾図柄が再変動する。そして、右領域51cに停止した装飾図柄が所定の演出を行い、当該所定の演出に対応する装飾図柄が左領域51aに停止して、第1段階よりも期待度の高い第2段階のチャンス状態(右領域51cに「4」図柄が停止して、当該図柄を用いた所定の演出に応じた「7」図柄が左領域51aに停止した状態)となる。
In the present embodiment, the decorative symbol in the
このように、本実施形態では、上述した一連の演出の各段階の演出が行われるにしたがって、大当たりとなる期待度が高くなり、興趣性を向上させることができる。 Thus, in this embodiment, the expectation level which becomes a big hit becomes high and the interest property can be improved as the stage of each stage of the series of stages described above is performed.
次に、上述のような装飾図柄を用いた演出の他の例について説明する。図23は、装飾図柄を用いた変動演出の他の例を示す図である。 Next, another example of the effect using the decorative pattern as described above will be described. FIG. 23 is a diagram illustrating another example of the variation effect using the decorative design.
図20と同様に、特別図柄の変動開始に応じて、3つの装飾図柄が変動開始する(図23(A))。装飾図柄51が変動開始してから所定時間経過すると、左領域51aに例えば「8」図柄が停止する(図23(B))。「8」図柄には、キャラクタCの画像が含まれている。
Similarly to FIG. 20, the three decorative symbols start to change in response to the start of the special symbol change (FIG. 23A). When a predetermined time elapses after the
次に、左領域51aに停止した「8」図柄のキャラクタCが、例えば、右領域51cに所定の図柄が停止することを示唆する示唆演出を行う。例えば、左領域51aに停止した「8」図柄のキャラクタCは、右領域51cにキャラクタAが停止することを示唆するように、「Aさーん!」と声を掛ける(図23(C))。すると、右領域51cにキャラクタAを含む「4」図柄が停止する(図23(D))。
Next, the character C having the symbol “8” stopped in the
続いて、図23(E)に示すように右領域51cに停止したキャラクタAが、例えば「継続します」と言う。この右領域51cに停止したキャラクタAのセリフは、擬似連続予告演出(擬似連)が行われることを示す。ここで、「擬似連」とは、1回の特別図柄の変動において、装飾図柄51が擬似的に変動することを複数回繰り返す演出である。
Subsequently, as shown in FIG. 23E, the character A stopped in the
続いて、図23(F)に示すように、左領域51aおよび右領域51cに停止した図柄が再変動し、装飾図柄が擬似的に変動開始する(2回目の擬似変動開始)。
Subsequently, as shown in FIG. 23 (F), the symbols stopped in the
図23(F)の擬似変動開始後、所定の演出が行われる。当該所定の演出を経て、図23(G)に示すように、特別図柄の変動停止に応じて、最終的に特別図柄判定の結果を示す装飾図柄51が停止する。ここでは、特別図柄判定の結果がハズレであったことを示す装飾図柄が停止されている。
A predetermined effect is performed after the start of the pseudo variation in FIG. After the predetermined effect, as shown in FIG. 23 (G), the
なお、図23(F)と図23(G)との間の所定の演出として、図23(B)〜(E)に示す演出(擬似連)が複数回行われてもよい。また、図23(F)と図23(G)との間の所定の演出として、左右に同種の装飾図柄が停止した状態で、中領域において装飾図柄が変動するリーチ演出が行われてもよい。擬似連の回数が多いほど(擬似連が継続するほど)大当たりに対する期待度は高い。また、リーチ演出が行われることは期待度が高いことを示し、リーチ演出の種類によって期待度が異なる。 Note that the effects (pseudo-continuous) shown in FIGS. 23B to 23E may be performed a plurality of times as a predetermined effect between FIG. 23F and FIG. In addition, as a predetermined effect between FIG. 23 (F) and FIG. 23 (G), a reach effect in which the decorative symbol fluctuates in the middle region may be performed in a state where the same type of decorative symbol is stopped on the left and right. . The higher the number of pseudo-reams (the longer the pseudo-reams continue), the higher the degree of expectation for jackpot. Further, the fact that the reach effect is performed indicates that the degree of expectation is high, and the degree of expectation varies depending on the type of reach effect.
ここで、図23(C)において、左領域51aに停止した「8」図柄のキャラクタCが発するセリフの内容(示唆演出の内容)によって、特別図柄判定の結果が大当たりとなる期待度(大当たりとなる確率;信頼度)が異なる。
Here, in FIG. 23 (C), the expectation level that the result of the special symbol determination is a big hit (the big hit) depending on the content of the line (the content of the suggestive effect) generated by the character C of the “8” symbol stopped in the
図25は、示唆演出の内容に応じた期待度の違いを示す図である。図25に示すように、例えば、図23(C)において左領域51aに停止した「8」図柄のキャラクタCが図23(C)のように「Aさーん」と言った場合において右領域51cにキャラクタAを含む「4」図柄が停止した場合は、期待度は、例えば「20%」である。また、図23(C)において左領域51aに停止した「8」図柄のキャラクタCが「Bさーん」と言った場合において右領域51cにキャラクタBを含む「7」図柄が停止した場合は、期待度は、例えば「30%」である。
FIG. 25 is a diagram illustrating a difference in the degree of expectation according to the content of the suggestion effect. As shown in FIG. 25, for example, when the character C of “8” symbol stopped in the
なお、示唆する装飾図柄の種類が同じで、表示態様によって期待度が異なっていてもよい。例えば、右領域51cにキャラクタAを含む「4」図柄が停止することが示唆される場合において、例えば、その文字の色(「Aさーん」の文字の色)が赤の場合は、青の場合よりも期待度が高くてもよい。
In addition, the kind of decorative design to suggest may be the same and expectation may differ according to a display mode. For example, in the case where it is suggested that the “4” symbol including the character A in the
このように、所定の領域(左領域)に停止した装飾図柄を用いて、当該所定の領域とは異なる領域(右領域又は中領域)に所定の装飾図柄が停止することを示唆する示唆演出(「Aさーん」等のセリフ)が行われる。そして、示唆された装飾図柄が停止した後、特定の演出(例えば、擬似連)に発展する。特定の演出が行われると期待度が高くなる。また、本実施形態では、示唆演出の内容(左領域に対した装飾図柄のキャラクタが発するセリフの内容(停止する装飾図柄の種類等)、文字の色や形状、大きさ等であってもよい)によって、大当たりに対する期待度が異なる。 In this way, using the decorative symbol stopped in the predetermined region (left region), the suggestion effect suggesting that the predetermined decorative symbol stops in a region (right region or middle region) different from the predetermined region ( A line such as “A San” is performed. Then, after the suggested decorative design stops, it develops into a specific effect (for example, pseudo-ream). When a specific performance is performed, the degree of expectation increases. Further, in the present embodiment, the content of the suggestion effect (the content of the dialogue (such as the type of decorative design to be stopped) generated by the decorative symbol character for the left region, the color, shape, size, etc. of the character may be used. ), The degree of expectation for jackpots varies.
図23(C)において示唆された装飾図柄が停止しない場合もある。図24は、装飾図柄を用いた変動演出の一例を示す図であり、示唆された装飾図柄が停止しない場合の演出の一例を示す図である。 The decorative design suggested in FIG. 23C may not stop. FIG. 24 is a diagram illustrating an example of a variation effect using a decorative design, and is a diagram illustrating an example of an effect when the suggested decorative design does not stop.
図24に示すように、特別図柄の変動開始に応じて、3つの装飾図柄が変動開始する(図24(A))。装飾図柄51が変動開始してから所定時間経過すると、左領域51aに例えば「8」図柄が停止する(図24(B))。「8」図柄には、キャラクタCの画像が表示されている。
As shown in FIG. 24, the three decorative symbols start to change in response to the start of the special symbol change (FIG. 24A). When a predetermined time elapses after the
次に、左領域51aに停止した「8」図柄のキャラクタCが、例えば、右領域51cに所定の図柄が停止することを示唆する示唆演出を行う。例えば、左領域51aに停止した「8」図柄のキャラクタCは、右領域51cにキャラクタAが停止することを示唆するように、「Aさーん!」と声を掛ける(図24(C))。次に、右領域51cにキャラクタAとは異なるキャラクタ(例えば、キャラクタB)を含む「7」図柄が停止する(図24(D))。そして、中領域51bに装飾図柄が停止して、3つの同種の装飾図柄が揃わずにハズレが報知される(図24(E))。
Next, the character C having the symbol “8” stopped in the
このように、所定の領域(左領域)に停止した装飾図柄を用いて、当該所定の領域とは異なる領域(右領域又は中領域)に所定の装飾図柄が停止することを示唆する示唆演出(「Aさーん」等のセリフ)が行われる。そして、示唆された装飾図柄が停止せずに、示唆された装飾図柄とは異なる装飾図柄が停止した後、特定の演出(例えば、擬似連)に発展しない。特定の演出に発展しない場合は、多くの場合、その後にハズレを報知する演出が行われる。 In this way, using the decorative symbol stopped in the predetermined region (left region), the suggestion effect suggesting that the predetermined decorative symbol stops in a region (right region or middle region) different from the predetermined region ( A line such as “A San” is performed. And after the suggested decorative design does not stop and a decorative design different from the suggested decorative design stops, it does not develop into a specific effect (for example, pseudo-continuous). In the case of not developing into a specific effect, in many cases, an effect of notifying the loss is performed after that.
以上のように、図23に示す演出では、示唆演出によって示唆された装飾図柄が停止して特定の演出に発展し、大当たりに対する期待度が高くなる。この場合において、示唆演出の内容によって大当たりに対する期待度が異なる。一方で、図24に示すように、示唆演出によって示唆された装飾図柄が停止しない場合は特定の演出に発展しない。この場合の期待度は、示唆された装飾図柄が停止する場合よりも低く、大抵の場合はその後にハズレが報知される。このように、示唆演出の結果によって特定の演出に発展する場合と発展しない場合とがあることで、示唆演出によって示唆された装飾図柄が停止することを遊技者に期待させることができ、興趣性を向上させることができる。 As described above, in the effect shown in FIG. 23, the decorative design suggested by the suggestion effect stops and develops to a specific effect, and the degree of expectation for the jackpot increases. In this case, the degree of expectation for the jackpot varies depending on the content of the suggestion effect. On the other hand, as shown in FIG. 24, when the decorative design suggested by the suggestion effect does not stop, it does not develop into a specific effect. In this case, the degree of expectation is lower than the case where the suggested decorative pattern stops, and in most cases, the loss is notified after that. In this way, depending on the result of the suggestion effect, there are cases where it develops to a specific effect and there is a case where it does not develop, so that the player can expect that the decorative pattern suggested by the suggestion effect will stop. Can be improved.
なお、示唆演出によって示唆された装飾図柄が停止した後に特定の演出として擬似連が行われたが、他の演出が行われてもよい。例えば、擬似連に代えて又は加えて、リーチ演出が行われてもよい。すなわち、リーチ演出が行われる場合は、示唆演出によって示唆された装飾図柄が停止し、リーチ演出が行われない場合(例えばハズレを報知する演出が行われる場合)は、示唆された装飾図柄は停止せず、他の装飾図柄が停止する。また、示唆された装飾図柄が停止した後に、事前判定の結果に基づく演出が行われてもよい。事前判定の結果に基づく演出としては、通常の背景画像から特別な背景画像に切り替えられ、複数の特別図柄の変動にわたる連続演出が行われてもよい。また、事前判定の結果に基づく演出として、次以降の特別図柄の変動において大当たりとなることを期待させる特定の態様で装飾図柄51が停止されてもよい。
In addition, after the decorative design suggested by the suggestion effect is stopped, the pseudo-ream is performed as the specific effect, but other effects may be performed. For example, a reach effect may be performed instead of or in addition to the pseudo-ream. That is, when the reach effect is performed, the decorative symbol suggested by the suggestion effect is stopped, and when the reach effect is not performed (for example, when the effect of notifying the loss is performed), the suggested decorative symbol is stopped. Without other decorative designs stop. Further, after the suggested decorative design stops, an effect based on the result of the prior determination may be performed. As an effect based on the result of the prior determination, a normal background image may be switched to a special background image, and a continuous effect may be performed across a plurality of special symbols. In addition, as an effect based on the result of the prior determination, the
また、上記では例えば、最初に左領域51aに装飾図柄を停止させる場合について説明したが、他の実施形態では、最初に停止する位置は右領域51cでも中領域51bでもよい。最初に装飾図柄が停止する位置、及び/又は、最初に停止する装飾図柄の種類によって、大当たりに対する期待度が異なっていてもよい。例えば、装飾図柄が停止する順番(「左」「右」「中」の順、「右」「左」「中」の順等)によって期待度が異なるとともに、停止する装飾図柄の種類によって期待度が異なってもよい。例えば、「4」、「7」、「8」図柄が、「左」「右」「中」の順にそれぞれ停止した場合の方が、「7」、「8」、「4」図柄が、「右」「左」「中」の順にそれぞれ停止した場合よりも期待度が高くてもよい。
In the above description, for example, the case where the decorative pattern is first stopped in the
また、示唆演出では、装飾図柄が停止する領域及び装飾図柄の種類を示唆したが、他の実施形態では、停止する領域及び装飾図柄の種類のうちの何れか一方が示唆演出によって示唆されてもよい。 In the suggestion effect, the region where the decorative symbol stops and the type of the decorative symbol are suggested. However, in other embodiments, either the region where the decorative symbol stops or the type of the decorative symbol is suggested by the suggestive effect. Good.
また、上記実施形態では、示唆演出において停止する装飾図柄の種類が示唆された後、示唆された種類の装飾図柄(示唆図柄)が停止すると、特定の演出が行われた。他の実施形態では、示唆演出において装飾図柄が停止する領域及び停止する装飾図柄の種類が示唆された後、示唆された領域(示唆領域)とは異なる領域に示唆図柄が停止した場合も、特定の演出に発展してもよい。示唆図柄が示唆領域とは異なる領域に停止する場合は、示唆図柄が示唆領域に停止する場合よりも期待度は低く(あるいは、高く)てもよい。 Moreover, in the said embodiment, after the kind of decoration design to stop in a suggestion production was suggested, when the kind of decoration design (suggestion design) suggested was stopped, the specific production was performed. In another embodiment, after suggesting the area where the decorative design stops and the type of decorative design to be stopped in the suggestion effect, it is also possible to specify the case where the suggested design stops in a different area from the suggested area (suggested area). You may develop into a directing. When the suggestion symbol stops in a region different from the suggestion region, the degree of expectation may be lower (or higher) than when the suggestion symbol stops in the suggestion region.
また、上記実施形態では、示唆演出の内容(「8」図柄のキャラクタCのセリフの内容、文字の色や形状等の表示態様、示唆する装飾図柄の種類等)によって期待度が異なることとしたが、示唆演出の内容によって特定の演出の内容を示してもよい。例えば、「8」図柄のキャラクタCのセリフが青で表示された場合は、第1の特定の演出に発展し、セリフが赤で表示された場合は、第2の特定の演出に発展することを示唆してもよい。 In the above embodiment, the degree of expectation varies depending on the content of the suggestion effect (the content of the dialogue of the character C of the “8” symbol, the display mode such as the color and shape of the character, the type of decorative symbol to be suggested, etc.). However, the content of the specific effect may be indicated by the content of the suggestion effect. For example, when the line of the character C of the “8” symbol is displayed in blue, it develops to the first specific effect, and when the line is displayed in red, it develops to the second specific effect. May suggest.
また、図23に示す示唆演出は、図20に示す演出と同様に、複数回おこなわれてもよい。すなわち、例えば、左領域に停止した装飾図柄を用いて所定の装飾図柄が停止することを示唆する第1の示唆演出が行われ、第1の示唆演出の結果として当該所定の装飾図柄が停止する。次に、停止した装飾図柄を用いて所定の装飾図柄が停止することを示唆する第2の示唆演出が行われ、第2の示唆演出の結果として当該所定の装飾図柄が停止する。これにより、特定の演出に発展してもよい。 In addition, the suggestion effect shown in FIG. 23 may be performed a plurality of times, similar to the effect shown in FIG. That is, for example, a first suggestion effect that suggests that a predetermined decorative symbol stops using a decorative symbol stopped in the left region is performed, and the predetermined decorative symbol stops as a result of the first suggestive effect. . Next, a second suggestion effect that suggests that the predetermined decorative symbol is stopped is performed using the stopped decorative symbol, and the predetermined decorative symbol is stopped as a result of the second suggestive effect. Thereby, you may develop to a specific production.
また、例えば、左領域に停止した装飾図柄を用いて所定の装飾図柄が停止することを示唆する示唆演出が行われ、示唆された装飾図柄が停止しなかった場合、期待度の高い特定の演出とは異なる演出(期待度の低い演出)が行われてもよい。この場合において、特定の装飾図柄が停止することが示唆された場合は、当該特定の装飾図柄とは異なる他の装飾図柄が停止した場合であっても期待度の高い演出が行われてもよい。すなわち、複数の装飾図柄のうちの特定の装飾図柄の停止が示唆された場合は、その特定の装飾図柄が停止しなくても期待度の高い演出が行われてもよい。 In addition, for example, when a suggested effect suggesting that a predetermined decorative symbol is stopped using a decorative symbol stopped in the left area is performed, and the suggested decorative symbol does not stop, a specific effect with high expectation A production different from that (production with low expectation) may be performed. In this case, when it is suggested that the specific decorative design is stopped, a highly expected effect may be performed even when another decorative design different from the specific decorative design is stopped. . That is, when the stop of a specific decorative design among a plurality of decorative designs is suggested, a highly expected effect may be performed even if the specific decorative design does not stop.
また、示唆された装飾図柄が停止しなかった場合でも、当該示唆された装飾図柄と所定の関係にある装飾図柄が停止した場合は、その後に期待度の高い特定の演出が行われてもよい。例えば、キャラクタAとキャラクタBとが所定の関係にある場合、キャラクタAの図柄が停止することが示唆され、その後にキャラクタBが停止した場合は、特定の演出が行われてもよい。この場合において、キャラクタAの図柄が停止することが示唆された後に、キャラクタAの図柄が停止した場合は、キャラクタBの図柄が停止した場合よりも期待度が高く(又は、低く)てもよい。また、キャラクタAとキャラクタBとが所定の関係にある場合において、キャラクタAの図柄が停止することが示唆され、その後にキャラクタBが停止し、さらにその後キャラクタAが停止した場合は、期待度の高い特定の演出が行われてもよい。 In addition, even when the suggested decorative design does not stop, if the decorative design having a predetermined relationship with the suggested decorative design stops, a specific effect with a high degree of expectation may be performed thereafter. . For example, when the character A and the character B are in a predetermined relationship, the design of the character A is suggested to stop, and when the character B stops thereafter, a specific effect may be performed. In this case, after it is suggested that the design of the character A stops, the expectation may be higher (or lower) than the case where the design of the character B stops when the design of the character A stops. . Further, when the character A and the character B are in a predetermined relationship, it is suggested that the design of the character A is stopped, the character B is stopped after that, and then the character A is stopped. A high specific performance may be performed.
[第1実施形態における演出制御基板130による演出制御処理]
次に、上述した遊技制御基板100からの各種コマンドに基づいた演出制御の詳細について図26〜図27を参照して説明する。
[Production control processing by
Next, the details of the effect control based on the various commands from the
図26は、第1実施形態における演出制御基板130において行われる処理の詳細を示すフローチャートである。以下では、図26〜図27に示す処理を演出制御基板130が行うものとして説明するが、これらの処理の一部または全部は、演出制御基板130、画像音響制御基板140、およびランプ制御基板150の何れにおいて実行されてもよい。また、パチンコ遊技機1の電源が投入されると、演出制御基板130のCPU131は、図26に示す一連の処理を割り込みにより一定時間(例えば4ミリ秒)毎に繰り返し実行する。
FIG. 26 is a flowchart showing details of processing performed in the
演出制御基板130は、コマンド制御処理を実行する(ステップAS1001)。コマンド制御処理は、遊技制御基板100からの各種コマンドを受信したことに応じて、演出を制御する処理である。具体的には、演出制御基板130は、遊技制御基板100から遊技情報としてのコマンドを受信し、受信したコマンドに応じて、演出の内容を決定し、当該決定した演出を画像音響制御基板140及びランプ制御基板150に実行させるためのコマンドを生成する。そして生成したコマンドを画像音響制御基板140及びランプ制御基板150に送信する。また、演出制御基板130は、演出ボタン26や演出キー27に対する操作に応じたコマンド(次のステップAS1002)を送信する。このコマンドに応じて画像音響制御基板140及びランプ制御基板150は、所定の演出を実行する。このコマンド制御処理の詳細については、図27に基づいて後に詳述する。
The
ステップAS1001の処理に続いて、演出制御基板130は、操作受付処理を実行する(ステップAS1002)。具体的には、CPU131は、演出ボタン26や演出キー27が操作された場合にその操作に応じた操作コマンドを生成してRAM133に設定する。以上で、図26に示す処理は終了する。
Subsequent to the process of step AS1001, the
[演出制御基板130によるコマンド制御処理]
以下、図27を参照しつつ、演出制御基板130において実行されるコマンド制御処理について説明する。ここで、図27は、図26のステップAS1001におけるコマンド制御処理の詳細フローチャートである。
[Command control processing by effect control board 130]
Hereinafter, the command control process executed in the
まず、演出制御基板130は、遊技制御基板100から送信された保留コマンドを受信したか否かを判定する(ステップAS1301)。保留コマンドを受信したと判定した場合(ステップAS1301:YES)、演出制御基板130は、事前判定処理を実行する(ステップAS1302)。
First, the
ステップAS1302の処理では、演出制御基板130は、保留コマンドに含まれる情報に基づいて、事前判定を行い、当該事前判定の結果に基づいて演出の内容を決定して実行する。例えば、演出制御基板130は、受信した保留コマンドに係る特別図柄判定において大当たりとなるか否かを判定し、判定結果に応じて、受信した保留コマンドに対応する保留画像の表示態様を決定して保留画像をメイン液晶5に表示させる。
In the process of step AS1302, the
ステップAS1302の処理を実行した場合、又は、保留コマンドを受信していないと判定した場合(ステップAS1301:NO)、演出制御基板130は、変動開始コマンドを受信したか否かを判定する(ステップAS1303)。
When the process of step AS1302 is executed, or when it is determined that the hold command has not been received (step AS1301: NO), the
変動開始コマンドを受信した場合(ステップAS1303:YES)、演出制御基板130は、変動演出実行処理を実行する(ステップAS1304)。ここでは、演出制御基板130は、受信した変動開始コマンドに基づいて、特別図柄判定の結果が大当たりか否か、大当たりであった場合の大当たりの種類、変動パターン等を解析する。そして、演出制御基板130は、解析結果に基づいて、受信した変動開始コマンドに係る特別図柄の変動に伴って行われる変動演出の内容を決定して変動演出を開始する。
When the variation start command is received (step AS1303: YES), the
演出制御基板130には、複数の演出パターンが記憶されており、変動開始コマンドに含まれる変動パターンと、演出パターンを決定するための演出乱数とに基づいて、1の演出パターンを選択する。
The
図28は、特別図柄判定の結果が大当たりである場合の演出パターンの一例を示す図である。図28に示す演出パターンは、最終的に大当たりを報知する演出が行われる。 FIG. 28 is a diagram illustrating an example of the effect pattern when the result of the special symbol determination is a big hit. In the effect pattern shown in FIG. 28, an effect of finally notifying the jackpot is performed.
例えば、演出パターンP1は、図22に示す一連の演出の最終段階までを行った後、リーチAの演出を行う演出パターンであり、最終的に大当たりが報知される演出パターンである。また、演出パターンP2は、一連の演出の最終段階までを行った後、リーチBの演出を行う演出パターンであり、最終的に大当たりが報知される演出パターンである。また、演出パターンP3は、一連の演出の最終段階までを行った後、リーチCの演出を行う演出パターンであり、最終的に大当たりが報知される演出パターンである。また、演出パターンP4は、一連の演出の第2段階までを行った後、リーチCの演出を行う演出パターンであり、最終的に大当たりが報知される演出パターンである。演出時間は、リーチA、リーチB、リーチCの順で長い。図28に示す演出パターンの他にも、変動パターンに応じた多数の演出パターンが演出制御基板130に記憶されている。特別図柄判定の結果が大当たりである場合、図28の各演出パターンが選択される確率は、例えば、演出パターンP1が最も高く、以降、2番目に演出パターンP2、3番目に演出パターンP3が高い。
For example, the effect pattern P1 is an effect pattern in which the effect of reach A is performed after the final stage of the series of effects shown in FIG. Further, the effect pattern P2 is an effect pattern in which a reach B effect is performed after performing a final stage of a series of effects, and is finally an effect pattern in which a jackpot is notified. In addition, the effect pattern P3 is an effect pattern in which a reach C effect is performed after performing a final stage of a series of effects, and is finally an effect pattern in which a jackpot is notified. Further, the effect pattern P4 is an effect pattern that performs reach C after performing up to the second stage of the series of effects, and is an effect pattern that is finally notified of the jackpot. The production time is longer in the order of reach A, reach B, and reach C. In addition to the effect patterns shown in FIG. 28, a number of effect patterns corresponding to the variation patterns are stored in the
また、演出パターンP5は、図23に示す演出を行う演出パターンである。具体的には、左領域に装飾図柄が停止して当該装飾図柄が右領域に所定の装飾図柄(例えば「4」図柄)が停止することを示唆する示唆演出を行い、示唆演出の結果として所定の装飾図柄(「4」図柄)が停止する。その後に擬似連が行われる。演出パターンP5による演出では、同様の演出が行われて、擬似連が3回行われる。そして、3回目の擬似変動においてリーチに発展し、リーチ演出の結果として大当たりが報知される。図示はしていないが、遊技機1には、演出パターンP5の他にも、図23に示すような演出を行う演出パターンが複数用意されている。例えば、1回目の擬似変動では所定の装飾図柄が停止することを示唆する示唆演出が行われ、2回目の擬似変動では1回目とは異なる装飾図柄が停止することを示唆する示唆演出が行われるというように、擬似連の進行に応じて示唆演出の内容が異なるような演出パターンが用意されてもよい。
Further, the effect pattern P5 is an effect pattern for performing the effect shown in FIG. Specifically, a suggestion effect is performed to suggest that the decorative symbol stops in the left region and the predetermined decorative symbol (for example, “4” symbol) stops in the right region. The decorative symbol (“4” symbol) stops. Thereafter, a pseudo-ream is performed. In the production by the production pattern P5, the same production is performed and the pseudo-ream is performed three times. And it develops to reach in the third pseudo fluctuation, and the jackpot is notified as a result of reach production. Although not shown, the
一方、演出制御基板130には、特別図柄判定の結果がハズレである場合の複数の演出パターンが記憶されている。図29は、特別図柄判定の結果がハズレである場合の演出パターンの一例を示す図である。図29に示す複数の演出パターンは、最終的にハズレを報知する演出が行われる。
On the other hand, the
例えば、演出パターンP51は、図22に示す一連の演出の最終段階までを行った後、リーチAの演出を行う演出パターンであり、最終的にハズレが報知される演出パターンである。また、演出パターンP52は、一連の演出の最終段階までを行った後、リーチBの演出を行う演出パターンであり、最終的にハズレが報知される演出パターンである。また、演出パターンP53は、一連の演出の最終段階までを行った後、リーチCの演出を行う演出パターンであり、最終的にハズレが報知される演出パターンである。また、演出パターンP54は、一連の演出の第2段階までを行った後、リーチCの演出を行う演出パターンであり、最終的にハズレが報知される演出パターンである。図29に示す演出パターンの他にも、変動パターンに応じた多数の演出パターンが演出制御基板130に記憶されている。特別図柄判定の結果がハズレである場合、図28の各演出パターンが選択される確率は、例えば、演出パターンP51が最も低く、以降、2番目に演出パターンP52、3番目に演出パターンP53が低い。
For example, the effect pattern P51 is an effect pattern in which the effect of reach A is performed after the final stage of the series of effects shown in FIG. 22 is performed, and finally the loss is notified. Further, the effect pattern P52 is an effect pattern in which a reach B effect is performed after performing a final stage of a series of effects, and is finally an effect pattern in which a loss is notified. Further, the effect pattern P53 is an effect pattern in which a reach C effect is performed after performing a final stage of a series of effects, and is finally an effect pattern in which a loss is notified. Further, the effect pattern P54 is an effect pattern in which a reach C effect is performed after performing up to the second stage of a series of effects, and is finally an effect pattern in which a loss is notified. In addition to the effect patterns shown in FIG. 29, a number of effect patterns corresponding to the variation patterns are stored in the
また、演出パターンP55は、図24に示す演出を行う演出パターンである。具体的には、左領域に装飾図柄が停止して当該装飾図柄が右領域に所定の装飾図柄(例えば「4」図柄)が停止することを示唆する示唆演出を行い、示唆演出の結果として所定の装飾図柄(「4」図柄)が停止せず、擬似連に発展しない。そして、その後にハズレが報知される。図示はしていないが、遊技機1には、演出パターンP55の他にも、図24に示すような演出を行う演出パターンが複数用意されている。例えば、示唆演出の結果として示唆された装飾図柄が停止せず、その後にリーチ演出が行われる演出パターンが用意されてもよいし、示唆された装飾図柄が停止せずに、その後の所定のタイミングで擬似連に発展する演出パターンが用意されてもよい。なお、図29に示す演出パターンの演出と図28に示す演出パターンの演出とは、途中までは類似した演出を含むが、図29に示す演出パターンの演出では最終的にハズレが報知され、図28に示す演出パターンの演出では最終的に大当たりが報知される。これにより、図29に示す演出パターンの演出が行われても、最終的に結果が報知されるまでは大当たりの可能性があり、遊技者の期待感を高めている。
The effect pattern P55 is an effect pattern for performing the effect shown in FIG. Specifically, a suggestion effect is performed to suggest that the decorative symbol stops in the left region and the predetermined decorative symbol (for example, “4” symbol) stops in the right region. The decoration design (“4” design) does not stop and does not develop into a pseudo-ream. Then, the loss is notified. Although not shown, the
このように各演出パターンに選択される確率が定められることにより、一連の演出の最終段階までが行われた場合には、最終的に大当たりとなる確率が比較的高くなり、一連の演出の第1段階までしか演出が行われない場合には、最終的に大当たりとなる確率は比較的低くなる。 In this way, by determining the probability of being selected for each production pattern, when the final stage of a series of productions has been performed, the probability of eventually being a big hit becomes relatively high, and the first of the series of productions When the performance is performed only up to one stage, the probability of finally being a big hit is relatively low.
演出制御基板130は、変動パターンに基づいて、これらの演出パターンのうちから1の演出パターンを選択し、選択した演出パターンの演出を実行させるために、画像音響制御基板140に対してコマンドを送信する。画像音響制御基板140には、上述した一連の演出のための画像データが記憶されており、画像音響制御基板140は、演出制御基板130からのコマンドに応じて、メイン液晶5に画像を表示させる。これにより、上述した一連の演出が行われる。
The
図27に戻り、ステップAS1304の処理を実行した場合、又は、変動開始コマンドを受信していないと判定した場合(ステップAS1303:NO)、演出制御基板130は、変動停止コマンドを受信したか否かを判定する(ステップAS1305)。
Returning to FIG. 27, when the process of step AS1304 is executed, or when it is determined that the variation start command has not been received (step AS1303: NO), the
変動停止コマンドを受信した場合(ステップAS1305:YES)、演出制御基板130は、変動演出終了処理を実行する(ステップAS1306)。変動演出終了処理では、演出制御基板130は、例えばメイン液晶5に変動表示されている装飾図柄51を停止表示させて、変動演出を終了させる。
When the change stop command is received (step AS1305: YES), the
ステップAS1306の処理を実行した場合、又は、変動停止コマンドを受信していないと判定した場合(ステップAS1305:NO)、演出制御基板130は、オープニングコマンドを受信したか否かを判定する(ステップAS1307)。
When the process of step AS1306 is executed, or when it is determined that the change stop command is not received (step AS1305: NO), the
オープニングコマンドを受信した場合(ステップAS1307:YES)、演出制御基板130は、オープニング処理を実行する(ステップAS1308)。オープニング処理は、大当たり遊技が開始される際に行われるオープニング演出、および大当たり遊技中に行われる大当たり演出を決定する処理である。演出制御基板130は、大当たりの種類等に応じて、オープニング演出や大当たり演出の内容を決定し、これらの演出を画像音響制御基板140やランプ制御基板150に実行させる。
When the opening command is received (step AS1307: YES), the
ステップAS1308の処理を実行した場合、又は、オープニングコマンドを受信していないと判定した場合(ステップAS1307:NO)、演出制御基板130は、エンディングコマンドを受信したか否かを判定する(ステップAS1309)。
When the process of step AS1308 is executed or when it is determined that the opening command has not been received (step AS1307: NO), the
エンディングコマンドを受信した場合(ステップAS1309:YES)、演出制御基板130は、エンディング処理を実行する(ステップAS1310)。エンディング処理は、大当たり遊技が終了する際に行われるエンディング演出を決定する処理である。演出制御基板130は、エンディング処理の結果を示すコマンドを画像音響制御基板140やランプ制御基板150に送信してエンディング演出を実行させる。
When the ending command is received (step AS1309: YES), the
ステップAS1310の処理を実行した場合、又は、エンディングコマンドを受信していないと判定した場合(ステップAS1309:NO)、演出制御基板130は、図27に示す処理を終了する。
When the process of step AS1310 is executed, or when it is determined that the ending command has not been received (step AS1309: NO), the
以上のように、遊技制御基板100からのコマンドに基づいて、演出制御基板130による演出制御が行われる。本実施形態では、遊技制御基板100からの変動開始コマンドに基づいて、上述のような装飾図柄を用いた演出が行われる。
As described above, the effect control by the
具体的には、3つの領域において装飾図柄が変動している状態において、まず、第1領域(左)において装飾図柄が停止する。次に、停止した装飾図柄を用いて、第1領域とは異なる第2領域(右)に対する所定の演出が行われ、当該所定の演出に応じた装飾図柄が、第2領域に停止する。次に、第1領域に停止していた装飾図柄が再変動し、第2領域に停止している装飾図柄を用いて、当該第2領域とは別の領域(第1領域。第3領域でもよい)に対する所定の演出が行われる。そして、所定の演出に応じた装飾図柄が、第1領域に停止する。さらに、第1領域に停止した装飾図柄を用いて、第3領域(中)に対する所定の演出が行われ、所定の演出に応じた装飾図柄が、第3領域に停止する。 Specifically, in a state where the decorative symbols are fluctuating in the three regions, first, the decorative symbols are stopped in the first region (left). Next, a predetermined effect is performed on the second region (right) different from the first region using the stopped decorative design, and the decorative symbol corresponding to the predetermined effect stops in the second region. Next, the decorative symbol that has stopped in the first region is changed again, and the decorative symbol that has stopped in the second region is used to create a region other than the second region (the first region or even the third region). A predetermined effect is performed. And the decoration design according to a predetermined production stops in the 1st field. Furthermore, a predetermined effect for the third region (middle) is performed using the decorative symbol stopped in the first region, and the decorative symbol corresponding to the predetermined effect is stopped in the third region.
このような演出を行うことにより、装飾図柄を用いた演出を多様化させることができる。また、上記一連の演出は、大当たりとなる期待度(信頼度)によって途中で終了するため、一連の各段階の演出が行われることによって大当たりに対する遊技者の期待感を高めることができる。 By performing such an effect, it is possible to diversify the effect using the decorative design. In addition, since the series of effects are terminated in the middle depending on the expectation level (reliability) that is a big hit, the player's expectation on the big hits can be enhanced by performing the series of staged effects.
[変形例]
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下の形態であってもよい。
[Modification]
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, The following forms may be sufficient.
例えば、上記実施形態では、装飾図柄を用いた所定の演出として、装飾図柄に含まれるキャラクタが別のキャラクタに声を掛ける演出を行った。他の実施形態では、所定の演出はどのようなものでもよい。また、各段階における所定の演出は同様の演出であってもよいし、異なる種類の演出であってもよい。 For example, in the above-described embodiment, as the predetermined effect using the decorative design, the effect that the character included in the decorative design calls out another character is performed. In other embodiments, the predetermined effect may be any. Further, the predetermined effects at each stage may be similar effects or different types of effects.
また、他の実施形態では、装飾図柄の停止順序、停止位置、再変動する図柄の位置等は上記実施形態に限らず、どのようなものであってもよい。 In other embodiments, the stop order of the decorative symbols, the stop position, the position of the symbols that change again, etc. are not limited to the above-described embodiment, and may be anything.
また、上記実施形態では、特別図柄判定の結果が大当たりである場合に、大当たり図柄に応じて確変遊技状態に変化する遊技機を想定した。他の実施形態の遊技機では、大当たりとなった場合において、大当たり図柄に応じて所定の入賞口(V入賞口)が大当たり遊技中に開放し、遊技球が当該V入賞口に入賞した場合に、確変遊技状態に移行するように構成されてもよい。このような遊技機では、大当たり図柄の種類に応じて、大当たり遊技中にV入賞口が長開放か短開放し、長開放した場合には遊技球はV入賞口に入賞し、短開放した場合にはほぼ入賞しないように構成されている。そして、このような遊技機において、V入賞口が長開放する大当たりを予告する演出として、上記演出が行われてもよい。 Moreover, in the said embodiment, when the result of special symbol determination is a jackpot, the game machine which changes to a probability change game state according to a jackpot symbol was assumed. In the gaming machine of the other embodiment, when a big hit is made, when a predetermined winning opening (V winning opening) is opened during the big winning game according to the big winning symbol and the game ball wins the V winning opening. , It may be configured to shift to a probable gaming state. In such a gaming machine, depending on the type of jackpot symbol, the V prize opening is long open or short open during the jackpot game, and when the game is opened long, the game ball wins the V prize opening and short opens. It is configured not to win almost. In such a gaming machine, the above-described effect may be performed as an effect of notifying the jackpot that the V prize opening is long open.
また、上記実施形態において説明したパチンコ遊技機1の構成は単なる一例に過ぎず、他の構成であっても本発明を実現できることは言うまでもない。また、上述したフローチャートにおける処理の順序、設定値、判定に用いられる閾値等は単なる一例に過ぎず、本発明の範囲を逸脱しなければ他の順序や値であっても、本発明を実現できることは言うまでもない。
In addition, the configuration of the
また、上記実施形態では、本発明がパチンコ遊技機に適用された場合を例に説明したが、本発明は、例えばスロットマシン等の他の遊技機にも適用可能である。 In the above embodiment, the case where the present invention is applied to a pachinko gaming machine has been described as an example. However, the present invention is also applicable to other gaming machines such as a slot machine.
[第2実施形態の説明]
次に、図30〜図42を参照して、第2実施形態の演出について説明する。
[Description of Second Embodiment]
Next, effects of the second embodiment will be described with reference to FIGS. 30 to 42.
[各種予告演出について]
パチンコ遊技機1では、第1始動口11又は第2始動口12に遊技球が入賞すると、大当たり遊技を実行するか否かを判定する特別図柄判定が行われ、第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42において、特別図柄が変動表示された後に特別図柄判定の判定結果を示す判定図柄が停止表示される。これに対して、メイン液晶5では、特別図柄が変動表示されるのに伴って装飾図柄が変動表示され、判定図柄が停止表示されるのに伴って、装飾図柄が特別図柄判定の判定結果を示す態様で停止表示される。
[About various notice effects]
In the
このような図柄の変動表示中は、大当たりに対する信頼度を報知したり、或いは大当たりに対する期待感を遊技者に抱かせたりすることを目的として、各種の予告演出が行われる。第2実施形態におけるパチンコ遊技機1では、予告演出として、擬似連続予告演出、ステップアップ予告演出、群予告などが行われる。
During such symbol variation display, various notice effects are performed for the purpose of informing the player of the degree of reliability for the jackpot or giving the player a sense of expectation for the jackpot. In the
[擬似連続予告演出の一例]
図30は、第2実施形態の擬似連続予告演出について説明するための説明図である。擬似連続予告演出は、特別図柄の1回の変動表表示中に、装飾図柄が複数回変動表示されたように見せる演出であり、いわゆる「擬似連」と呼ばれるものである。
[Example of pseudo continuous notice effect]
FIG. 30 is an explanatory diagram for explaining the pseudo continuous notice effect of the second embodiment. The quasi-continuous notice effect is an effect that makes it appear as if the decorative symbol is displayed in a variable manner a plurality of times during the one-time variation table display of the special symbol, and is called a “pseudo-continuous”.
擬似連続予告演出が開始される前は、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8b(以下、サブ液晶8a,8b)が初期位置(両端出現位置)に配置されている。すなわち、パチンコ遊技機1を正面視した場合に、左サブ液晶8aがメイン液晶5の左側に位置すると共に、右サブ液晶8bがメイン液晶5の右側に位置している(図30(A)参照)。これに対して、擬似連続予告演出の開始に際して、左サブ液晶8aが右サブ液晶8bに近づく方向(図30における右方向)に移動すると共に、右サブ液晶8bが左サブ液晶8aに近づく方向(図30における左方向)に移動する(図30(B)参照)。その際、左サブ液晶8a及び右サブ液晶8bのそれぞれに例えば男性と女性のキャラクタが表示される。
Before the pseudo continuous notice effect is started, the left sub liquid
そして、両サブ液晶8a,8bが合体位置(隣接位置)まで移動することによって、左サブ液晶8a及び右サブ液晶8bがメイン液晶5の幅方向の中央部において当接する(図30(C)参照)。その際、図30(C)に例示されるように、メイン液晶5には、左サブ液晶8a及び右サブ液晶8bの合体を効果的に演出するエフェクト画像が表示される。そして、合体位置に配置された左サブ液晶8a及び右サブ液晶8bがそれぞれの初期位置に戻された後に、擬似連続予告演出が開始されることになる(図30(D)参照)。
Then, both the
図31は、擬似連続予告演出の流れについて説明するための説明図である。特別図柄の変動表示中に擬似連続予告演出が行われる場合、基本的な流れとしては、まず、図30に基づいて上述したような左サブ液晶8a及び右サブ液晶8bの合体演出を契機として、擬似1連目の装飾図柄の変動演出が開始される(図31(A)及び(B)参照)。そして、擬似連続予告演出が2連目に発展しない場合にはリーチとなり、リーチ演出が行われることになる(図31(C)参照)。
FIG. 31 is an explanatory diagram for describing the flow of the pseudo continuous notice effect. When the pseudo continuous notice effect is performed during the special symbol variation display, as a basic flow, first, with the combined effect of the left
図には示されていないが、メイン液晶5には、特別図柄が変動表示されていないときには、装飾図柄が横方向に3列表示されている。これに対して、特別図柄の変動表示が開始されるのと同時に、装飾図柄の変動表示が開始される。具体的には、左列の装飾図柄、中列の装飾図柄、及び右列の装飾図柄のそれぞれが、例えば1〜9の数字などが上から下へ移動して見えるようにスクロールを開始する。そして、スクロールの開始後、全ての装飾図柄が停止するのに先立って、左列と右列の装飾図柄が有効ライン上に仮停止する。その際、有効ライン上に同一の装飾図柄が停止表示された場合にはリーチが成立し、その後、有効ライン上に同一の装飾図柄が3つ揃うのではないかという期待感を遊技者に与えるリーチ演出が行われる。
Although not shown in the figure, when the special symbol is not variably displayed on the main
なお、第2実施形態においては、リーチ演出として、ロングリーチ演出及びSPリーチ演出の2種類が用意されている。 In the second embodiment, there are two types of reach effects: a long reach effect and an SP reach effect.
ロングリーチ演出は、本実施形態では、リーチ成立後、中列の装飾図柄のスクロール速度を徐々に低下させていくのに伴って、アニメのキャラクタが活躍する演出がメイン液晶5又はサブ液晶8a,8bにおいて展開されるリーチ演出である。このロングリーチ演出は、特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であり、特別図柄の変動時間が相対的に短い時間に設定された場合に行われ易い。このため、ロングリーチ演出は、大当たりに対する信頼度が相対的に低いリーチ演出である。 In the present embodiment, the long reach effect is an effect in which an animation character plays an active role as the scroll speed of the decorative symbols in the middle row is gradually reduced after the reach is established. It is the reach production developed in 8b. This long reach effect is easily performed when the determination result of the special symbol determination is “losing” and the variation time of the special symbol is set to a relatively short time. For this reason, the long reach production is a reach production with relatively low reliability for the jackpot.
SPリーチ演出は、本実施形態では、リーチ成立後、有効ライン上に中列の装飾図柄が停止するまでの間に、実写のキャラクタが活躍する演出がメイン液晶5又はサブ液晶8a,8bにおいて展開されるリーチ演出である。このSPリーチ演出は、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」である場合、又は特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であって特別図柄の変動時間が相対的に長い時間に設定された場合に行われ易い。このため、SPリーチ演出は、大当たりに対する信頼度が相対的に高いリーチ演出である。
In this embodiment, the SP reach effect is developed in the main
図31(B)に例示するように擬似1連目で擬似連続予告演出が終了した場合、ロングリーチ演出及びSPリーチ演出の少なくとも一方が行われることが確定することになる(図31(C)参照)。なお、擬似連続予告演出が擬似1連目で終了する場合には大当たりに対する信頼度が相対的に低いため、SPリーチ演出が行われる割合は低く、ロングリーチ演出が行われ易い。 As illustrated in FIG. 31B, when the pseudo continuous notice effect is completed in the first pseudo sequence, it is determined that at least one of the long reach effect and the SP reach effect is performed (FIG. 31C). reference). Note that when the pseudo continuous notice effect ends in the first pseudo sequence, since the reliability for the big hit is relatively low, the ratio of the SP reach effect is low, and the long reach effect is likely to be performed.
一方、擬似1連目の変動演出の終盤で図30に基づいて上述したのと同様の合体演出が行われると、擬似連続予告演出が擬似2連目に発展する(図31(D)及び(E)参照)。なお、図には示されていないが、メイン液晶5では何らかのストーリーの動画が再生されており、擬似連続予告演出が発展する毎にこのストーリーが展開していくことになる。擬似連続予告演出が3連目に発展しない場合、擬似3連目に発展しない場合と同様にリーチとなり、リーチ演出が行われることになる(図31(F)参照)。なお、擬似連続予告演出が擬似2連目で終了する場合には、擬似1連目で終了する場合よりも大当たりに対する信頼度が若干高いため、擬似1連目で終了する場合よりも、SPリーチが行われる割合が若干高い。
On the other hand, when a combined effect similar to that described above with reference to FIG. 30 is performed in the final stage of the fluctuating first-stage variation effect, the pseudo-continuous notice effect develops to the second pseudo-sequence (FIGS. 31D and 31D). E)). Although not shown in the figure, a moving image of a story is reproduced on the main
擬似2連目の変動演出の終盤で合体演出が行われると、擬似連続予告演出が擬似3連目に発展する(図31(G)及び(H)参照)。そして、擬似連続予告演出が4連目に発展しない場合にはリーチとなり、リーチ演出が行われることになる(図31(I)参照)。特別図柄判定の判定結果が「大当たり」である場合、又は特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であったとしても特別図柄の変動時間が相対的に長い時間に設定された場合に、擬似3連目に発展する。なお、擬似連続予告演出が擬似3連目に発展した場合、擬似4連目に発展しなとしても大当たりに対する信頼度が相対的に高いため、SPリーチ演出が行われ易く、ロングリーチ演出が行われたとしても、必ずSPリーチ演出に発展することになる。 When the coalescing effect is performed at the final stage of the fluctuating second-stage fluctuation effect, the pseudo-continuous notice effect develops to the third pseudo-sequence (see FIGS. 31G and 31H). Then, when the pseudo continuous notice effect does not develop for the fourth time, reach is performed and the reach effect is performed (see FIG. 31I). When the determination result of the special symbol determination is “big hit”, or even if the determination result of the special symbol determination is “lost”, the variation time of the special symbol is set to a relatively long time. It develops to the continuation. Note that when the pseudo-continuous notice effect develops in the pseudo third continuous, even if it does not develop in the pseudo fourth continuous, the reliability for the big hit is relatively high, so the SP reach effect is easily performed, and the long reach effect is performed. Even if it is broken, it will surely develop into SP reach production.
そして、擬似3連目の変動演出の終盤で合体演出が行われると、擬似連続予告演出が擬似4連目に発展する(図31(J)及び(K)参照)。この擬似4連目に発展する擬似連続予告演出は、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」である場合にしか行われないため、擬似4連目に発展すると必ずSPリーチ演出が行われて大当たりとなる(図31(L)参照)。 Then, when the coalescing effect is performed at the final stage of the fluctuating third-variation effect, the pseudo-continuous notice effect develops to the fourth pseudo-sequence (see FIGS. 31J and 31K). The pseudo-continuous notice effect that develops in the pseudo fourth series is performed only when the determination result of the special symbol determination is “big hit”. Therefore, when the pseudo fourth series develops, the SP reach production is always performed and the jackpot (See FIG. 31L).
なお、ここでは擬似連続予告演出がリーチ成立前に行われる場合について説明したが、リーチ成立後に擬似連続予告演出を行うようにしたり、或いは、リーチ成立前とリーチ成立後との両方で擬似連続予告演出を行うようにしたりしてもよい。 In addition, although the case where the pseudo continuous notice effect is performed before the reach establishment has been described here, the pseudo continuous notice effect is performed after the reach establishment, or the pseudo continuous notice is performed both before the reach establishment and after the reach establishment. An effect may be performed.
ところで、擬似連続予告演出は、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」である場合に相対的に高い割合で行われる。このため、装飾図柄の変動表示が開始されてから図30に基づいて上述した合体演出が行われなかった場合、遊技者は、擬似連続予告演出が行われないので「ハズレ」の可能性が高いと判断して、大当たりに対する期待感を失ってしまうおそれがある。また、擬似連続予告演出が合体演出からしか発展しないこととした場合、擬似連続予告演出がワンパターンになり、遊技が単調になるおそれがある。 By the way, the pseudo continuous notice effect is performed at a relatively high rate when the determination result of the special symbol determination is “big hit”. For this reason, if the combined effect described above based on FIG. 30 is not performed after the decorative symbol variation display is started, the player is not likely to be “lost” because the pseudo continuous notice effect is not performed. Judging from this, there is a risk of losing expectations for the jackpot. In addition, if the pseudo continuous notice effect is developed only from the combined effect, the pseudo continuous notice effect may be a single pattern and the game may become monotonous.
そこで、第2実施形態におけるパチンコ遊技機1では、サブ液晶8a,8bを用いた合体演出が行われた場合のみならず、後述するステップアップ予告演出によって擬似連続予告演出の実行が示唆された場合にも、図31(B)以降に基づいて上述した擬似連続予告演出を行うこととしている。
Therefore, in the
[ステップアップ予告演出の一例]
次に、図32及び図33を参照しつつ、メイン液晶5を用いて行われるステップアップ予告演出の一例について説明する。ここで、図32は、ステップアップ予告演出について説明するためのメイン液晶5の画面図である。図33は、ステップアップ予告演出の流れについて説明するための説明図である。
[Example of step-up notice effect]
Next, an example of a step-up notice effect performed using the main
ステップアップ予告演出は、擬似連続予告演出と同様に、特別図柄の変動表示中に行われる予告演出である。このステップアップ予告演出は、予め設定された所定ステップ数(本実施形態では「5」)を上限として所定ステップ数以下のいずれかのステップ数まで段階的に発展可能な演出である。 Similar to the pseudo-continuous notice effect, the step-up notice effect is a notice effect that is performed during the variable display of the special symbol. This step-up notice effect is an effect that can be developed stepwise up to a predetermined number of steps up to a predetermined number of steps (“5” in the present embodiment) set in advance.
ステップアップ予告演出が開始される前は、メイン液晶5にキャラクタなどが表示されておらず、背景画像が表示されている(図30(A)参照)。これに対して、ステップアップ予告演出の開始タイミングになると、まず、第1ステップの演出として、メイン液晶5において、バスが到着する様子を表す演出表示が行われる(図33(A)及び図32<SU1>の左図参照)。これに対して、第2ステップに発展しない場合には、第1ステップの演出表示の終盤において、到着したバスから誰も降車することなくバスが走り去る様子を表す演出表示が行われてステップアップ予告演出が終了する(図32<SU1>の右図参照)。このような場合、大当たりに対する信頼度が極めて低いため、リーチ演出すら行われずに変動演出が終了することになる(図33(B)参照)。
Before the step-up notice effect is started, no character or the like is displayed on the main
続いて、第2ステップに発展した場合、メイン液晶5において、到着したバスから女性のキャラクタが降車してバスが走り去る様子を表す演出表示が行われる(図33(C)及び図32<SU2>の左図参照)。これに対して、第3ステップに発展しない場合には、第2ステップの演出表示の終盤において、バスから降車したキャラクタ(以下「降車キャラ」と呼ぶ。)が誰も見つけられずに歩き去る様子を表す演出表示が行われてステップアップ予告演出が終了する(図32<SU2>の右図参照)。この場合も、ステップアップ予告演出が第1ステップで終了する場合と同様に大当たりに対する信頼度が極めて低いため、リーチ演出すら行われずに変動演出が終了することになる(図33(D)参照)。
Subsequently, when the second step is developed, an effect display is displayed on the main
続いて、第3ステップに発展した場合、メイン液晶5において、右側から男性のキャラクタが登場し、降車キャラが男性のキャラクタに歩み寄る様子を表す演出表示が行われる(図33(E)及び図32<SU3>の左図参照)。これに対して、第4ステップに発展しない場合には、第3ステップの演出表示の終盤において、男性のキャラクタが歩き去る様子を表す演出表示が行われてステップアップ予告演出が終了する(図32<SU3>の右図参照)。この場合、ステップアップ予告演出が第1ステップや第2ステップで終了するよりも大当たりに対する信頼度が若干高いため、リーチ演出が行われる(図33(F)参照)。ただし、ステップアップ予告演出が第3ステップで終了する場合には大当たりに対する信頼度が相対的に低いため、SPリーチ演出が行われる割合は極めて低く、大抵の場合、ロングリーチ演出が行われた後に「ハズレ」が報知されることになる。
Subsequently, when the third step is developed, a male character appears from the right side on the main
続いて、第4ステップに発展した場合、メイン液晶5において、降車キャラと男性のキャラクタとが互いに歩み寄る様子を表す演出表示が行われる(図33(G)及び図32<SU4>の左図参照)。そして、上限ステップである第5ステップに発展した場合、2人のキャラクタが笑顔で話し合っている様子を表す演出画像が拡大表示される(図33(H)及び図32<SU5>参照)。この場合、ステップアップ予告演出が第4ステップで終了するよりも大当たりに対する信頼度が若干高いため、SPリーチ演出が行われる(図33(I)参照)。ただし、このように第5ステップに発展したとしても大当たりに対する信頼度がそれほど高い訳ではないため、大抵の場合はSPリーチ演出が行われた後に「ハズレ」が報知されることになる。 Subsequently, in the case where the fourth step is developed, an effect display indicating that the getting-off character and the male character walk closer to each other is performed on the main liquid crystal 5 (see FIG. 33 (G) and the left figure of FIG. 32 <SU4>). ). Then, in the case of developing to the fifth step, which is the upper limit step, an effect image representing a state in which two characters are talking with a smile is displayed in an enlarged manner (see FIG. 33H and FIG. 32 <SU5>). In this case, the SP reach effect is performed because the reliability for the big hit is slightly higher than the step-up notice effect ends in the fourth step (see FIG. 33I). However, even if it develops to the fifth step in this way, the reliability for the jackpot is not so high, so in most cases, “losing” is notified after the SP reach effect is performed.
一方、第5ステップに発展しない場合には、通常パターンとしては、図には示されていないが、2人のキャラクタが互いに歩み寄った後にそのままステップアップ予告演出が終了する。すなわち、第3ステップまでしか発展しない場合に比べて大当たりに対する信頼度が高いことのみが報知されて、ステップアップ予告演出が終了する(図33(J)参照)。なお、この場合、少なくとも第3ステップまでしか発展しない場合に比べて大当たりに対する信頼度は若干高いため、必ずリーチ演出が行われる。 On the other hand, if it does not develop to the fifth step, the normal pattern is not shown in the figure, but the step-up notice effect is finished as it is after the two characters have walked together. That is, it is notified only that the reliability for the jackpot is higher than the case where only the third step is developed, and the step-up notice effect is ended (see FIG. 33J). In this case, since the reliability for the big hit is slightly higher than the case where only the third step is developed, the reach effect is always performed.
また、今回のステップアップ予告演出が終了してから装飾図柄の変動表示が終了するまでに擬似連続予告演出が行われる場合には、第4ステップの演出表示の終盤において、擬似連続予告演出が行われることを示唆する示唆演出が行われることがある(図33(K)、図32<SU4>の右図、及び図31(M)参照)。具体的には、本実施形態では、2人のキャラクタが「NEXT」と書かれたプレートを取り出す様子を表す演出画像が表示される。 In addition, when the pseudo continuous notice effect is performed from the end of the current step-up notice effect until the end of the decorative symbol change display, the pseudo continuous notice effect is performed at the end of the fourth step effect display. In some cases, a suggestive effect is suggested (see FIG. 33 (K), the right diagram of FIG. 32 <SU4>, and FIG. 31 (M)). Specifically, in the present embodiment, an effect image representing a state in which two characters take out a plate on which “NEXT” is written is displayed.
このようにしてステップアップ予告演出の第4ステップにおいて示唆演出が行われると、図31(A)に示されているサブ液晶8a,8bの合体演出が行われることなく擬似連続予告演出が行われることになる。
When the suggestion effect is performed in the fourth step of the step-up notice effect in this way, the pseudo continuous notice effect is performed without performing the combined effect of the
すなわち、通常は、サブ液晶8a,8bを用いた合体演出を契機とする擬似連続予告演出が行われるのに対して、示唆演出を含むステップアップ予告演出の後に擬似連続予告演出が行われる場合には、合体演出が行われることなく、ステップアップ予告演出における示唆演出を契機として擬似連続予告演出が行われることになる。
That is, normally, the pseudo continuous notice effect is performed after the step-up notice effect including the suggestive effect, whereas the pseudo continuous notice effect is performed after the combined effect using the
一方、今回のステップアップ予告演出が終了してから装飾図柄の変動表示が終了するまでに群予告の演出表示(図34参照)が行われる場合、第4ステップの演出表示の終盤において、群予告が行われることを示唆する示唆演出が行われることがある(図33(L)及び図32<SU4>の右下図参照)。具体的には、本実施形態では、2人のキャラクタが3体の雪だるまが表記されたプレートを取り出す様子を表す演出画像が表示される。 On the other hand, when the group notice effect display (see FIG. 34) is performed from the end of the current step-up notice effect to the end of the decorative symbol change display, the group notice is displayed at the end of the fourth step effect display. In some cases, a suggestive effect is suggested that suggests that the action will be performed (see the lower right diagram in FIG. 33L and FIG. 32 <SU4>). Specifically, in this embodiment, an effect image representing a state in which two characters take out a plate on which three snowmen are written is displayed.
群予告は、多数のキャラクタ(本実施形態では雪だるま)が画面上を横切って行くように見せる演出表示である。詳細な説明は省略するが、通常は、演出ボタン26の操作を促す演出表示に応じて遊技者がボタン操作の有効期間内に演出ボタン26を操作した場合に、この群予告の表示演出が行われることがある。これに対して、示唆演出を含むステップアップ予告演出の後に群予告の演出が行われる場合には、演出ボタン26の操作を促す演出表示が行われることなく、遊技者による演出ボタン26の操作とは無関係に、ステップアップ予告演出における示唆演出を契機として群予告の演出が行われることになる。
The group notice is an effect display that makes a large number of characters (snowmen in this embodiment) appear to cross the screen. Although detailed description is omitted, this group notice display effect is usually performed when the player operates the
このように、第2実施形態におけるパチンコ遊技機1において行われるステップアップ予告演出は、大当たりに対する信頼度を報知する機能と、他の演出(本実施形態では擬似連続予告演出や群予告)の実行を示唆する機能とを併せ持っている。
As described above, the step-up notice effect performed in the
パチンコ遊技機1では、示唆演出を含まないステップアップ予告演出を行うと決定された場合、特別図柄判定の判定結果に基づいて、最終ステップ数が設定される。本実施形態では、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」である場合や判定結果が「ハズレ」であっても特別図柄の変動時間が相対的に長い時間に設定された場合には、最終ステップ数が相対的に大きい値に設定される。一方、特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であって特別図柄の変動時間が短い時間に設定されるような場合には、最終ステップ数が相対的に小さい値に設定される。
In the
このため、遊技者は、ステップアップ予告演出が何ステップ目まで発展するかに基づいて、大当たりに対する信頼度をある程度は認識することが可能である。 Therefore, the player can recognize to some extent the reliability for the jackpot based on how many steps the step-up notice effect develops.
また、示唆演出を含むステップアップ予告演出が行われる場合には、遊技者は、ステップアップ予告演出が終了した後に行われる他の演出を事前に把握することが可能である。このため、遊技者は、実際に他の演出が行われるよりも前に、大当たりに対する信頼度をより明確に認識することができる。すなわち、示唆演出が行われない場合には、ステップアップ予告演出が何ステップ目まで発展するかを確認した後、実際に他の演出が行われるまでは、大当たりに対する信頼度を明確には認識することができないが、示唆演出が行われることにより、他の演出が行われていない段階で、ステップアップ予告演出が終了した後に行われる演出を認識できるため、早いタイミングで、大当たりに対する信頼度をより明確に認識することができる。 Further, when the step-up notice effect including the suggestion effect is performed, the player can grasp in advance other effects to be performed after the step-up notice effect is completed. For this reason, the player can recognize the reliability with respect to the jackpot more clearly before actually performing other effects. In other words, if no suggestion effect is performed, after confirming how many steps the step-up notice effect develops, until the other effect is actually performed, the reliability for the jackpot is clearly recognized Although it is not possible to recognize the effect that is performed after the step-up notice effect is completed at the stage where the other effect is not performed because the suggestion effect is performed, the reliability for the jackpot is increased more quickly. It can be clearly recognized.
また、本実施形態のように、他の演出が大当たりに対する信頼度が相対的に高いことを表す演出である場合、この他の演出が行われるまでは、遊技者が大当たりに対する期待感を抱き難いが、本実施形態におけるパチンコ遊技機1では、ステップアップ予告演出における示唆演出が行われた段階で、遊技者が他の演出としてどのような演出が行われるかを事前に把握することが可能であるため、遊技者に対してより早い段階で大当たりに対する期待感を抱かせることができる。
In addition, when the other effects are effects indicating that the reliability for the jackpot is relatively high as in the present embodiment, it is difficult for the player to have a sense of expectation for the jackpot until the other effects are performed. However, in the
また、上述したように、本実施形態におけるステップアップ予告演出は、大当たりに対する信頼度を報知する機能と他の演出を示唆する機能とを併せ持っているため、従来に比べて、より演出効果の高いステップアップ予告演出を行うことができる。また、示唆演出を含むステップアップ予告演出が行われた場合には、示唆演出によって実行が示唆された擬似連続予告演出や群予告が通常とは一部異なる態様で行われるため、示唆演出によって示唆された演出のバリエーションを増加させて、全体として極めて効果的な演出を行うことが可能である。 In addition, as described above, the step-up notice effect in the present embodiment has both the function of notifying the reliability for the jackpot and the function of suggesting other effects, and therefore has a higher effect than the conventional effect. A step-up notice effect can be performed. In addition, when a step-up notice effect including a suggestion effect is performed, the pseudo-continuous notice effect or group notice that is suggested to be executed by the suggestion effect is performed in a different manner from the normal, so the suggestion effect suggests As a result, it is possible to increase the variation of the produced performance and produce a very effective production as a whole.
なお、本実施形態では、示唆演出が行われるステップが第4ステップに固定されているため、示唆演出を含むステップアップ予告演出を行う場合には、第4ステップが最終ステップとなるように最終ステップ数が「4」に設定されるが、最終ステップ数は、示唆演出が行われるステップのステップ数とは異なるステップ数に設定されてもよい。すなわち、例えば第5ステップまで発展するステップアップ予告演出を行う場合に、途中の第4ステップにおいて示唆演出を行ってから第5ステップに発展させるようにしてもよい。 In the present embodiment, the step in which the suggestion effect is performed is fixed to the fourth step. Therefore, when the step-up notice effect including the suggestion effect is performed, the final step is such that the fourth step becomes the final step. Although the number is set to “4”, the final step number may be set to a step number different from the step number of the step where the suggestive effect is performed. That is, for example, when a step-up notice effect that develops up to the fifth step is performed, the suggestion effect may be performed in the fourth step, and then the fifth step may be developed.
また、示唆演出を行うステップは第4ステップに限定されるものではなく、例えば第5ステップなどの他のステップで示唆演出を行うようにしてもよい。 Further, the step of performing the suggestion effect is not limited to the fourth step, and the suggestion effect may be performed in another step such as the fifth step.
また、示唆演出が行われるステップは固定されず、任意のステップにおいて示唆演出が行われるように構成されてもよい。具体的には、特別図柄判定の結果に基づいてステップアップ予告演出の最終ステップ数が決定され、当該最終ステップ数に基づいて示唆演出をどのステップで行うかが決定されてもよい。 Moreover, the step in which the suggestion effect is performed is not fixed, and the suggestion effect may be configured to be performed in an arbitrary step. Specifically, the final step number of the step-up notice effect may be determined based on the result of the special symbol determination, and it may be determined at which step the suggestion effect is performed based on the final step number.
図35は、変形例としてのステップアップ予告演出の流れについて説明するための説明図である。図35において、図33と同様の部分については同じアルファベットを付し、説明を省略する。なお、図35において、上述した擬似連や群予告をまとめて「示唆演出」として表記する。 FIG. 35 is an explanatory diagram for describing a flow of a step-up notice effect as a modification. In FIG. 35, parts similar to those in FIG. In FIG. 35, the above-described pseudo-ream and group notice are collectively described as “implying effect”.
まず、変動開始時にステップアップ予告演出の最終ステップ数が決定され、当該決定された最終ステップ数に基づいて、示唆演出を行うステップが決定される。図35では、ステップアップ予告演出における全ての演出パターンが示されている。 First, the final step number of the step-up notice effect is determined at the start of variation, and the step for performing the suggestion effect is determined based on the determined final step number. In FIG. 35, all the effect patterns in the step-up notice effect are shown.
図35に示すように、第1ステップにおいて示唆演出(擬似連を示唆する演出、又は、群予告を示唆する演出)が行われる場合がある(図35(Z1))。第1ステップにおいて示唆演出が行われると、第2ステップに発展する場合もあれば(図35(C))、第1ステップでステップアップ予告演出が終了する場合もある(図35(B))。 As shown in FIG. 35, there may be a suggestion effect (an effect suggesting a pseudo-ream or an effect suggesting a group notice) in the first step (FIG. 35 (Z1)). When the suggestion effect is performed in the first step, the second step may be developed (FIG. 35C), or the step-up notice effect may be ended in the first step (FIG. 35B). .
また、第2ステップにおいて示唆演出が行われる場合があり(図35(Z2))、当該示唆演出の後に、第3ステップに発展する場合もあれば(図35(E))、第2ステップでステップアップ予告演出が終了する場合もある(図35(D))。 In addition, there is a case where the suggestion effect is performed in the second step (FIG. 35 (Z2)), and there is a case where the suggestion effect is developed to the third step (FIG. 35 (E)). The step-up notice effect may end (FIG. 35 (D)).
また、第3ステップにおいて示唆演出が行われる場合があり(図35(Z3))、当該示唆演出の後に、第4ステップに発展する場合もあれば(図35(G))、第3ステップでステップアップ予告演出が終了する場合もある(図35(F))。 In addition, there is a case where the suggestion effect is performed in the third step (FIG. 35 (Z3)), and there is a case where the suggestion effect is developed to the fourth step (FIG. 35 (G)). The step-up notice effect may end (FIG. 35 (F)).
また、第4ステップにおいて示唆演出が行われる場合があり(図35(Z4))、当該示唆演出の後に、第5ステップに発展する場合もあれば(図35(H))、第4ステップでステップアップ予告演出が終了する場合もある(図35(J))。 In addition, there is a case where the suggestion effect is performed in the fourth step (FIG. 35 (Z4)), and there is a case where the suggestion effect is developed to the fifth step (FIG. 35 (H)). The step-up notice effect may end (FIG. 35 (J)).
また、第5ステップにおいて示唆演出が行われる場合もあれば(図35(Z5))、第5ステップにおいて示唆演出が行われずに、ステップアップ予告演出が終了する場合もある。ステップアップ演出の最大ステップ数は「5」であるため、第5ステップでは、示唆演出が行われるか否かにかかわらず、ステップアップ予告演出は終了し、その後はSPリーチ演出が行われる(図35(I))。 In addition, there is a case where the suggestion effect is performed in the fifth step (FIG. 35 (Z5)), and the step-up notice effect may be ended without performing the suggestion effect in the fifth step. Since the maximum number of steps of the step-up effect is “5”, in the fifth step, the step-up notice effect is ended regardless of whether or not the suggestion effect is performed, and thereafter the SP reach effect is performed (see FIG. 35 (I)).
このように、ステップアップ予告演出の各ステップにおいて示唆演出が行われる場合があり、どのステップにおいて示唆演出を行うかは最終ステップ数に基づいて決定される。なお、示唆演出は、複数のステップにおいて行われてもよいし、単一のステップにおいてのみ行われてもよい。示唆演出が行われるステップの数が多いほど信頼度が高くてもよい。また、示唆演出として、擬似連を示唆する演出及び群予告を示唆する演出が、同じ又は異なるステップにおいて、行われてもよい。 As described above, the suggestion effect may be performed in each step of the step-up notice effect, and in which step the suggestion effect is performed is determined based on the number of final steps. Note that the suggestion effect may be performed in a plurality of steps or only in a single step. The reliability may be higher as the number of steps where the suggestion effect is performed is larger. Further, as the suggestion effect, the effect suggesting the pseudo-ream and the effect suggesting the group notice may be performed in the same or different steps.
また、示唆演出が行われるステップによって信頼度が異なってもよい。例えば、第Nステップで示唆演出が行われるよりも、第M(MはNより大きい正の整数)ステップで示唆演出が行われた方が信頼度が高く(又は低く)てもよい。また、示唆演出の内容には複数の種類があり、示唆演出の内容によって信頼度が異なってもよい。ここで、示唆演出の内容としては、例えば、示唆演出において表示される画像の種類や色、大きさ等であってもよい。 In addition, the reliability may be different depending on the step where the suggestion effect is performed. For example, the reliability may be higher (or lower) if the suggestion effect is performed in the Mth (M is a positive integer larger than N) step than the suggestion effect is performed in the Nth step. Moreover, there are a plurality of types of contents of the suggestion effect, and the reliability may be different depending on the content of the suggestion effect. Here, the content of the suggestion effect may be, for example, the type, color, size, and the like of the image displayed in the suggestion effect.
また、示唆演出によって、上記擬似連や群予告の他、他の予告演出(信頼度の高い特定の画像を表示する予告演出等)、リーチ演出の種類等が示唆されてもよい。 In addition to the pseudo-ream and group notice, other notice effects (such as a notice effect that displays a specific image with high reliability), the type of reach effect, and the like may be suggested by the suggestion effect.
[第2実施形態の演出制御基板130によるタイマ割込み処理]
パチンコ遊技機1の電源が投入されると、演出制御基板130のCPU131は、後述するタイマ割込み処理を行う周期であるCTC周期を設定する。そして、CPU131は、演出内容を決定するために用いられる演出乱数等を更新する乱数更新処理をCTC周期よりも短い所定周期で繰り返す。すなわち、CPU131は、パチンコ遊技機1が起動している間、所定周期で乱数更新処理を繰り返しつつ、CTC周期でタイマ割込み処理を繰り返す。
[Timer interrupt processing by the
When the power of the
以下、図36を参照しつつ、演出制御基板130において実行されるタイマ割込み処理について説明する。ここで、図36は、演出制御基板130において実行されるタイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。CPU131は、遊技制御基板100で行われるタイマ割込み処理と同様に、図36に例示されている一連の処理を一定時間(例えば4ミリ秒)毎に繰り返し実行する。なお、図36以降のフローチャートに基づいて説明する演出制御基板130で行われる処理は、ROM132に記憶されているプログラムに基づいてCPU131が発行する命令に従って行われる。
Hereinafter, the timer interrupt process executed in the
CPU131は、まず、遊技制御基板100からのコマンドに応じた処理を行うコマンド受信処理を実行する(ステップBS10)。このコマンド受信処理については、図37に基づいて後に詳述する。
First, the
ステップBS10の処理に続いて、CPU131は、演出ボタン26又は十字キー27からの操作情報の入力の有無に基づいて、演出ボタン26又は十字キー27が操作されたか否かを判定する(ステップBS11)。ここで、演出ボタン26又は十字キー27が操作されたと判定した場合(ステップBS11:YES)、その旨を通知するための操作コマンドをRAM133にセットする(ステップBS12)。この操作コマンドが画像音響制御基板140及びランプ制御基板150へ送信されることによって、演出ボタン26又は十字キー27の操作に応じた演出上の効果を実現するための処理が行われる。
Subsequent to the process in step BS10, the
CPU131は、演出ボタン26及び十字キー27がいずれも操作されていないと判定した場合(ステップBS11:NO)、又はステップBS12の処理を実行した場合、送信処理を実行する(ステップBS13)。具体的には、ステップBS10やステップBS12の処理によってRAM133にセットされたコマンドを画像音響制御基板140及びランプ制御基板150に送信する。このコマンド送信処理が行われることによって、画像表示や音声出力等による演出の実行が画像音響制御基板140に対して指示され、各種ランプの発光やサブ液晶8a,8bの動作による演出の実行等がランプ制御基板150に対して指示される。
If the
ステップBS13の処理に続いて、CPU131は、データ転送処理を実行する(ステップBS14)。具体的には、画像音響制御に関するデータが画像音響制御基板140から送信されるので、そのデータをランプ制御基板150に転送する。これにより、メイン液晶5、サブ液晶8a,8b、及びスピーカ24によって行われている演出と同期するように、盤ランプ25や枠ランプ37等の演出媒体による演出がランプ制御基板150によって制御される。
Following the process in step BS13, the
[演出制御基板130によるコマンド受信処理]
図37は、図36のステップBS10におけるコマンド受信処理の詳細フローチャートである。図37に例示されるように、CPU131は、まず、特別図柄の変動表示に伴う変動演出の実行中であるか否かを判定する(ステップBS101)。具体的には、例えば、遊技制御基板100から受信した変動開始コマンドに含まれている特別図柄の変動パターンを示す情報に基づいて特別図柄の変動時間を特定し、その変動開始コマンドを受信してからその変動時間が経過したか否かに基づいて、特別図柄の変動表示に伴う変動演出の実行中であるか否かを判定する。
[Command reception processing by effect control board 130]
FIG. 37 is a detailed flowchart of the command reception process in step BS10 of FIG. As illustrated in FIG. 37, the
CPU131は、変動演出の実行中ではないと判定した場合(ステップBS101:NO)、ステップS409(図9参照)の処理に応じて遊技制御基板100から送信された変動開始コマンドを受信したか否かを判定する(ステップBS102)。ここで、変動開始コマンドを受信していないと判定された場合(ステップBS102:NO)、ステップBS11に処理が進められる。
When determining that the variation effect is not being executed (step BS101: NO), the
CPU131は、変動開始コマンドを受信したと判定した場合(ステップBS102:YES)、上記乱数更新処理によって適宜更新される演出乱数について、遊技制御基板100から変動開始コマンドを受信した時点の値を取得してRAM133に格納する(ステップBS103)。そして、受信した変動開始コマンドを解析する(ステップBS104)。
If the
この変動開始コマンドには、上述したように、大当たり判定処理の判定結果を示す図柄の設定情報、この図柄の設定情報が第1特別図柄判定に係るものであるか或いは第2特別図柄判定に係るものであるかを示す入賞始動口情報、特別図柄の変動パターンの設定情報、パチンコ遊技機1の遊技状態を示す情報等が含まれている。したがって、変動開始コマンドを解析することによって、特別図柄判定の種類と結果を特定することができる。すなわち、大当たりであるか或いはハズレであるか、大当たりである場合にはその大当たりの種類が何であるかを特定することができる。また、変動パターンの設定情報に基づいて変動パターンがハズレ用の変動パターンであるか否かを特定することにより、リーチ有り演出とリーチ無し演出のどちらを行う必要があるのかを判断することができる。また、同じく変動パターンの設定情報に基づいて、特別図柄の変動時間を特定することができる。また、遊技状態を示す情報に基づいて、パチンコ遊技機1の現在の遊技状態を特定することができる。
In this variation start command, as described above, the symbol setting information indicating the determination result of the jackpot determination process, whether the symbol setting information relates to the first special symbol determination, or relates to the second special symbol determination It includes winning start information indicating whether it is a thing, setting information of a special symbol variation pattern, information indicating a gaming state of the
変動開始コマンドを解析すると、CPU131は、その解析結果に基づいて、装飾図柄の変動演出パターンを設定する変動演出パターン設定処理を実行する(ステップBS105)。この変動演出パターン設定処理については、図38に基づいて後に詳述する。
When the change start command is analyzed, the
次に、CPU131は、装飾図柄の変動表示中に実行する各種予告演出の内容を設定する予告演出パターン設定処理を実行する(ステップBS106)。この予告演出パターン設定処理については、図39に基づいて後に詳述する。
Next, the
ステップBS106の処理を実行すると、CPU131は、ステップBS105の処理で設定した変動演出パターンの変動演出の開始と、ステップBS106の処理で設定した予告演出パターンの予告演出の実行とを指示する変動演出開始コマンドをRAM133にセットする(ステップBS107)。この変動演出開始コマンドは、ステップBS13の送信処理によって画像音響制御基板140及びランプ制御基板150に送信される。これにより、演出制御基板130において演出パターンが決定された装飾図柄の変動演出や各種予告演出が、画像音響制御基板140及びランプ制御基板150によって実現されることになる。
When the process of step BS106 is executed, the
このステップBS107の処理に応じた変動演出は、第2特別図柄表示器42(又は第1特別図柄表示器41)において特別図柄の変動表示が開始されてから特別図柄判定の判定結果を示す判定図柄が停止表示されるまで行われる。 The variation effect corresponding to the process of step BS107 is a determination symbol indicating the determination result of the special symbol determination after the variation display of the special symbol is started on the second special symbol display 42 (or the first special symbol display 41). This is done until is stopped.
一方、CPU131は、変動演出の実行中であると判定した場合(ステップBS101:YES)、ステップS413(図9参照)の処理に応じて遊技制御基板100から送信された変動停止コマンドを受信したか否かを判定する(ステップBS108)。ここで、変動停止コマンドを受信したと判定した場合(ステップBS108:YES)、例えば特別図柄の変動表示に伴う変動演出の終了を指示する変動演出終了コマンドをRAM133にセットする(ステップBS109)。この変動演出終了コマンドは、ステップBS13の送信処理によって画像音響制御基板140及びランプ制御基板150に送信される。これにより、ステップBS107の処理に応じて開始された変動演出や予告演出が終了することになる。
On the other hand, if the
[演出制御基板130による変動演出パターン設定処理]
図38は、図37のステップBS105における変動演出パターン設定処理の詳細フローチャートである。ステップBS104の処理に続いて、CPU131は、図38に例示されるように、遊技制御基板100から受信した変動開始コマンドに含まれているリーチ演出に係る設定情報に基づいて、今回の特別図柄の変動表示に伴ってリーチ有り演出を行う必要があるか否かを判定する(ステップBS1051)。
[Variation effect pattern setting process by effect control board 130]
FIG. 38 is a detailed flowchart of the changing effect pattern setting process in step BS105 of FIG. Subsequent to the process of step BS104, the
CPU131は、リーチ有り演出を行う必要がないと判定した場合(ステップBS1051:NO)、装飾図柄の変動表示を開始してから終了するまでの変動演出パターンを設定する(ステップBS1052)。
When
ROM132には、リーチ演出を伴わない変動演出に関して、ハズレリーチ無し演出テーブルが記憶されている。このハズレリーチ無し演出テーブルには、例えば、3秒用、8秒用、18秒用、36秒用というように、遊技制御基板100において決定される変動パターン(変動時間)に対応する演出テーブルが複数設けられている。ステップBS1052において、CPU131は、これら複数の演出テーブルの中から、変動開始コマンドに含まれている設定情報に基づいて、1の演出テーブルを選択する。例えば設定情報に特別図柄の変動時間が3秒であることを示す変動パターンの設定情報が含まれている場合、3秒用の演出テーブルを選択する。
The
各演出テーブルにおいては、演出乱数と演出パターンとが対応付けられている。CPU131は、選択した演出テーブルに格納されている多数の演出パターンの中から、上述したステップBS103の処理で取得した演出乱数に対応する演出パターンを読み出すことによって、1つの演出パターンを選択する。これにより、リーチ演出を含まない変動演出の変動演出パターンが設定される。
In each effect table, an effect random number and an effect pattern are associated with each other. The
CPU131は、このようにしてステップBS1052の処理を行った場合、変動開始コマンドに含まれている判定図柄の設定情報に基づいて、第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42において判定図柄が停止表示されるのに伴ってメイン液晶5に停止表示させる装飾図柄を設定する(ステップBS1053)。
When the
一方、CPU131は、リーチ有り演出を行う必要があると判定した場合(ステップBS1051:YES)、上記ステップBS1052の処理と同様にリーチ有り演出用或いは大当たり用の演出テーブルを用いて、リーチ成立までの変動演出パターンを設定する(ステップBS1055)。
On the other hand, if the
ステップBS1055の処理に続いて、CPU131は、例えば遊技制御基板100から受信した変動開始コマンドに含まれている各種設定情報に基づいて、リーチ成立時に有効ライン上において左列及び右列に停止表示させるリーチ図柄を設定する(ステップBS1056)。なお、このリーチ図柄は、上記設定情報とは無関係に、演出乱数を用いた抽選処理を行ってランダムに決定するようにしてもよい。
Subsequent to the processing of step BS1055, the
ステップBS1056の処理に続いて、CPU131は、リーチ成立後の変動演出パターンを設定する(ステップBS1057)。具体的には、変動開始コマンドに含まれている各種設定情報に基づいて、ロングリーチ演出及びSPリーチ演出のどちらのリーチ演出を行うか、ロングリーチ演出を行う場合にはロングリーチを終盤でSPリーチ演出に発展させるか否か等を設定する。
Subsequent to step BS1056, the
このステップBS1057の処理が行われた場合、ステップBS1052の処理が行われた場合と同様に、上述したステップBS1053に処理が進められる。 When the process of step BS1057 is performed, the process proceeds to the above-described step BS1053 as in the case where the process of step BS1052 is performed.
[演出制御基板130による予告演出パターン設定処理]
図39は、図37のステップBS106における予告演出パターン設定処理の詳細フローチャートである。ステップBS105の処理に続いて、CPU131は、図39に例示されるように、ステップアップ予告演出を除く擬似連続予告演出や群予告などの各種予告演出に関する設定処理を行う(ステップBS1061)。具体的には、例えば、演出乱数と予告演出の演出パターンとが対応付けられたテーブルの中から、ステップBS103の処理で取得した演出乱数に対応する演出パターンを読み出すことによって、予告演出の演出パターンを決定する。詳細な説明は省略するが、このテーブルとしては、例えば、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」の場合に使用するテーブルと、特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であって変動時間が所定時間(例えば60秒)以上の場合に使用するテーブルと、特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であって変動時間が所定時間未満である場合に使用する演出テーブルとが個別に設けられており、遊技制御基板100から受信した変動開始コマンドに含まれている各種設定情報に基づいて選択したいずれかのテーブルを参照して、予告演出の演出パターンが決定される。
[Notification effect pattern setting processing by effect control board 130]
FIG. 39 is a detailed flowchart of the notice effect pattern setting process in step BS106 of FIG. Subsequent to the process of step BS105, the
このステップBS1061の処理では、予告演出に関して、具体的には以下のような内容を決定する処理が行われる。すなわち、擬似連続予告演出に関しては、まず、擬似連続予告演出を行うか否かが決定される。次に、擬似連続予告演出を行うと決定された場合、最終的に何連目まで発展させるかが決定される。そして、擬似連続予告演出の開始時にサブ液晶8a,8bを用いた合体演出を行うのか、或いはステップアップ予告演出から発展させるのかが決定される。すなわち、サブ液晶8a,8bの合体演出を契機として開始される通常パターンの擬似連続予告演出を行うのか、或いはステップアップ予告演出の第4ステップにおける示唆演出を契機として開始される変則パターンの擬似連続予告演出を行うのかが決定される。
In the process of step BS1061, the following contents are specifically determined for the notice effect. That is, regarding the pseudo continuous notice effect, it is first determined whether or not to perform the pseudo continuous notice effect. Next, when it is determined that the pseudo continuous notice effect is to be performed, it is determined to what number of stations will be developed finally. Then, at the start of the pseudo-continuous notice effect, it is determined whether to perform the combined effect using the
また、群予告の演出については、まず、群予告の演出を行うか否かを決定される。そして、群予告の演出を行うと決定された場合、遊技者による演出ボタン26の操作に応じて発生する通常パターンの群予告を行うのか、或いはステップアップ予告演出の第4ステップにおける示唆演出に応じて自動的に発生する変則パターンの群予告を行うのかが決定される。
As for the group notice effect, it is first determined whether or not to perform the group notice effect. When it is determined that the group notice effect is to be performed, the group notice of the normal pattern generated in response to the operation of the
ステップBS1061の処理に続いて、CPU131は、RAM133に記憶されているステップBS1061の処理による予告演出の設定情報に基づいて、今回の変動演出中に擬似連続予告演出を行う予告演出の演出パターンが設定されているか否かを判断する(ステップBS1062)。
Subsequent to the process of step BS1061, the
CPU131は、擬似連続予告演出を行う予告演出の演出パターンが設定されていないと判断した場合(ステップBS1062:NO)、予告演出の設定情報に基づいて、今回の変動演出中に群予告を行う予告演出の演出パターンが設定されているか否かを判断する(ステップBS1063)。
If the
CPU131は、群予告を行う予告演出の演出パターンが設定されていると判断した場合(ステップBS1063:YES)、又は擬似連続予告演出を行う予告演出の演出パターンが設定されていると判断した場合(ステップBS1062:YES)、予告演出の設定情報に基づいて、今回の変動演出中に行う擬似連続予告演出又は群予告の少なくとも一方が、変則パターンであるか否かを判断する(ステップBS1064)。
When
CPU131は、擬似連続予告演出又は群予告の少なくとも一方が変則パターンであると判断した場合(ステップBS1064:YES)、示唆演出を含むステップアップ予告演出の演出パターンを設定する(ステップBS1065)。
When
具体的には、擬似連続予告演出が変則パターンである場合、ステップアップ予告演出の第4ステップの終盤で図32<SU4>の右図に例示される擬似連続予告演出に係る示唆演出の演出画像がメイン液晶5に表示されるように、ステップアップ予告演出の演出パターンを設定してその設定情報をRAM133にセットする。
Specifically, when the pseudo continuous notice effect is an irregular pattern, the effect image of the suggestive effect related to the pseudo continuous notice effect illustrated in the right diagram of FIG. 32 <SU4> at the end of the fourth step of the step-up notice effect. Is set on the
また、群予告が変則パターンである場合、ステップアップ予告演出の第4ステップの終盤で図32<SU4>の右下図に例示される群予告に係る示唆演出の演出画像がメイン液晶5に表示されるように、ステップアップ予告演出の演出パターンを設定してその設定情報をRAM133にセットする。
If the group notice is an irregular pattern, the effect image of the suggestion effect related to the group notice illustrated in the lower right diagram of FIG. 32 <SU4> is displayed on the main
また、擬似連続予告演出と群予告との両方が変則パターンである場合、ステップアップ予告演出の第4ステップの終盤において、「NEXT」と書かれたプレート、及び3体の雪だるまが表記されたプレートの2つのプレートを取り出す様子を表す示唆演出の演出画像がメイン液晶5に表示されるように、ステップアップ予告演出の演出パターンを設定してその設定情報をRAM133にセットする。
If both the pseudo-continuous notice effect and the group notice are irregular patterns, at the end of the fourth step of the step-up notice effect, a plate written “NEXT” and three snowmen are written. The effect pattern of the step-up notice effect is set and the setting information is set in the
なお、擬似連続予告演出と群予告との両方が変則パターンである場合、例えば、第3ステップにおいて擬似連続予告演出に関する示唆演出を行うと共に第4ステップにおいて群予告に関する示唆演出を行うステップアップ予告演出の演出パターンを設定してその設定情報をRAM133にセットするようにしてもよい。
If both the pseudo continuous notice effect and the group notice are irregular patterns, for example, a suggestion effect related to the pseudo continuous notice effect in the third step and a suggestion effect related to the group notice in the fourth step are performed. May be set and the setting information may be set in the
一方、CPU131は、群予告を行う予告演出の演出パターンが設定されていないと判断した場合(ステップBS1063:NO)、又は擬似連続予告演出と群予告との少なくとも一方が変則パターンではないと判断した場合(ステップBS1064:NO)、擬似連続予告演出や群予告が行われるとしてもそれらが通常パターンで行われるため、示唆演出を含まないステップアップ予告演出の演出パターンを設定する必要がある。このような場合、示唆演出を含まないステップアップ予告演出に関して、以下のような処理が行われる。
On the other hand, when
すなわち、CPU131は、今回の変動演出中にステップアップ予告演出を行うか否かを決定する(ステップBS1066)。具体的には、例えば、ステップアップ予告演出を行うか否かを決定するための実行決定テーブルと、ステップBS103の処理で取得した演出乱数とに基づいて、ステップアップ予告演出を行うか否かを決定する。
That is, the
次に、CPU131は、ステップBS1066の決定結果に基づいて、今回の変動演出中にステップアップ予告演出を行うか否かを判断する(ステップBS1067)。ここで、ステップアップ予告演出を行わないと判断された場合(ステップBS1067:NO)、ステップBS107に処理が進められる。
Next, based on the determination result of step BS1066,
CPU131は、ステップアップ予告演出を行うと判断した場合(ステップBS1067:YES)、遊技制御基板100から受信した変動開始コマンドに含まれている判定図柄の設定情報に基づいて、今回の変動演出に係る特別図柄判定の判定結果が「大当たり」であるか否かを判断する(ステップBS1068)。
When the
CPU131は、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」であると判断した場合(ステップBS1068:YES)、当たり時最終ステップ数決定テーブルをROM132から読み出してRAM133にセットする(ステップBS1069)。一方、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」ではないと判断した場合(ステップBS1068:NO)、ハズレ時最終ステップ数決定テーブルをROM132から読み出してRAM133にセットする(ステップBS1070)。
When the
CPU131は、ステップBS1069の処理を実行した場合、又はステップBS1070の処理を実行した場合、最終ステップ数選択処理を実行する(ステップBS1071)。具体的には、RAM133にセットされている最終ステップ数決定テーブルにおいては、演出乱数と最終ステップ数とが対応付けられており、CPU131は、ステップBS103の処理で取得した演出乱数に対応する最終ステップ数を最終ステップ数決定テーブルから読み出すことによって、ステップアップ予告演出の最終ステップ数を決定する。
CPU131 performs the last step number selection process, when the process of step BS1069 is performed or when the process of step BS1070 is performed (step BS1071). Specifically, in the final step number determination table set in the
なお、本実施形態では、当たり時最終ステップ数決定テーブルを参照した場合には最終ステップ数が「4」や「5」に決定され易く、ハズレ時最終ステップ数決定テーブルを参照した場合には最終ステップ数が「1」〜「3」のいずれかに決定され易くなるように、それぞれの決定テーブルが予め規定されている。このため、大当たりに対する信頼度が相対的に高いほど、ステップアップ予告演出が上位のステップ(例えば第4ステップや第5ステップ)まで発展し、逆に大当たりに対する信頼度が相対的に低いほどステップアップ予告演出が上位のステップまで発展し難い。 In this embodiment, the final step number is easily determined to be “4” or “5” when referring to the final step number determination table for winning, and the final step number determination table is referred to when losing is referred to. Each determination table is defined in advance so that the number of steps is easily determined to be any one of “1” to “3”. For this reason, the higher the reliability for the jackpot, the more the step-up notice effect develops to a higher step (for example, the fourth step or the fifth step). It is difficult for the notice production to develop to the upper steps.
ただし、最終ステップ数の決定方法は上記の方法に限らず、以下のような決定方法を採用してもよい。すなわち、例えば、大当たりに対する信頼度が相対的に高いほど最終ステップ数が小さくなり、逆に大当たりに対する信頼度が相対的に低いほど最終ステップ数が大きくなるように、最終ステップ数を決定するようにしてもよい。また、大当たりに対する信頼度が相対的に高い場合には最終ステップ数が「2」又は「3」に決定され易く、逆に大当たりに対する信頼度が相対的に低い場合には最終ステップ数が「1」、「4」、又は「5」に決定され易いように、最終ステップ数を決定するようにしてもよい。 However, the determination method of the final step number is not limited to the above method, and the following determination method may be adopted. That is, for example, the final step number is determined such that the higher the reliability for the jackpot, the smaller the final step number, and conversely, the lower the reliability for the jackpot, the larger the final step number. May be. When the reliability for the big hit is relatively high, the final step number is easily determined to be “2” or “3”. Conversely, when the reliability for the big hit is relatively low, the final step number is “1”. ”,“ 4 ”, or“ 5 ”may be determined so that the final number of steps may be determined.
[画像音響制御基板140による画像音響制御処理]
図40は、画像音響制御処理の一例を示すフローチャートである。画像音響制御基板140は、電源投入時や電源断時等の特殊な場合を除く通常の動作時において、図40に例示されている一連の処理を一定時間(例えば33ミリ秒)毎に繰り返し実行する。
[Image Sound Control Processing by Image Sound Control Board 140]
FIG. 40 is a flowchart illustrating an example of the image sound control process. The image
図40に例示されるように、画像音響制御基板140の統括CPUは、まず、演出制御基板130から送信された変動演出開始コマンドを受信したか否かを判定する(ステップBS501)。ここで、変動演出開始コマンドを受信したと判定した場合(ステップBS501:YES)、受信した変動演出開始コマンドに含まれる情報、及びディスプレイリスト作成テーブルに基づいて変動演出の表示内容を設定し(ステップBS502)、その設定内容に基づいてディスプレイリストを作成する(ステップBS503)。
As illustrated in FIG. 40, the overall CPU of the image
画像音響制御基板140のVDPは、統括CPUによって作成されたディスプレイリストに基づいてCGROMから演出データを読み出し、読み出した演出データを用いて、メイン液晶5において行われる変動演出や各種予告演出、及びサブ液晶8a,8bにおいて行われる各種演出を実行するための描画処理を実行する。
The VDP of the image
統括CPUは、ステップBS503の処理を実行した場合、又は変動演出開始コマンドを受信していないと判定した場合(ステップBS501:NO)、演出制御基板130から送信された変動演出終了コマンドを受信したか否かを判定する(ステップBS504)。ここで、変動演出終了コマンドを受信したと判定した場合(ステップBS504:YES)、VDPに実行中の変動演出を終了させる変動演出終了処理を実行する(ステップBS505)。
When the general CPU executes the process of step BS503 or determines that the variable effect start command has not been received (step BS501: NO), has the variable CPU end command received from the
統括CPUは、ステップBS505の処理を実行した場合、又は変動演出終了コマンドを受信していないと判定した場合(ステップBS504:NO)、データ送信制御処理を実行する(ステップBS506)。具体的には、画像音響制御基板140において行われる画像音響制御に関するデータを演出制御基板130に送信する。
When the overall CPU executes the process of step BS505 or determines that the variable effect end command has not been received (step BS504: NO), the overall CPU executes a data transmission control process (step BS506). Specifically, data related to image sound control performed on the image
これに対して、演出制御基板130は、画像音響制御基板140から受信したデータをランプ制御基板150に転送する。これにより、メイン液晶5、サブ液晶8a,8b、及びスピーカ24によって行われる演出と同期するように、ランプ制御基板150によって各種演出動作などが制御されることになる。
On the other hand, the
なお、ここでは演出制御基板130から受信したコマンドに基づいてメイン液晶5及びサブ液晶8a,8bで行われる変動演出と予告演出の制御について説明したが、スピーカ24からの演出音の出力制御は、メイン液晶5又はサブ液晶8a,8bにおける変動演出と対応したものとなるため、ここでの詳細な説明は省略する。
Here, the control of the change effect and the notice effect performed in the main
[ランプ制御基板150によるランプ制御処理]
次に、図41を参照しつつ、ランプ制御基板150において実行されるランプ制御処理について説明する。ここで、図41は、ランプ制御基板150において実行されるランプ制御処理の一例を示すフローチャートである。ランプ制御基板150は、電源投入時や電源断時等の特殊な場合を除く通常の動作時において、演出制御基板130からのコマンド、及び演出制御基板130を介して画像音響制御基板140から送信される画像音響制御に関するデータに基づいて、図41に例示されている一連の処理を一定時間毎に繰り返し実行する。
[Ramp control processing by the lamp control board 150]
Next, the lamp control process executed in the
ランプ制御基板150のCPU(以下、ランプCPU)は、まず、演出制御基板130を介して画像音響制御基板140から送信された画像音響制御に関するデータを受信するデータ受信処理を実行する(ステップBS601)。ランプCPUは、このステップBS601の処理によって受信した画像音響制御に関するデータに基づいて、メイン液晶5やサブ液晶8a,8b、スピーカ24による演出と同期するように、盤ランプ25や枠ランプ37の発光やサブ液晶用モータ38a,38b(左サブ液晶8aの駆動源である第1ステッピングモータおよび右サブ液晶8bの駆動源である第2ステッピングモータ)の駆動を制御する。
First, the CPU of the lamp control board 150 (hereinafter referred to as the lamp CPU) executes a data reception process for receiving data relating to the image sound control transmitted from the image
ステップBS601の処理に続いて、ランプCPUは、演出制御基板130から送信された変動演出開始コマンドを受信したか否かを判定する(ステップBS602)。ここで、変動演出開始コマンドを受信したと判定した場合(ステップBS602:YES)、受信した変動演出開始コマンドに対応する発光パターンデータをROMから読み出してランプ制御基板150のRAM(以下、ランプRAM)にセットすることにより、盤ランプ25及び枠ランプ37の発光パターンを設定する(ステップBS603)。そして、セットした発光パターンデータに基づいて、盤ランプ25及び枠ランプ37の発光制御を開始する(ステップBS604)。
Subsequent to the process of step BS601, the lamp CPU determines whether or not the variable effect start command transmitted from the
ステップBS604の処理に続いて、ランプCPUは、変動演出開始コマンドに基づいて、サブ液晶8a,8bの動作が指示されたか否かを判定する(ステップBS605)。すなわち、擬似連続予行演出に伴うサブ液晶8a,8bの初期位置から合体位置への移動制御を今回の変動演出中に行う必要があるか否かを判定する。
Following the process of step BS604, the lamp CPU determines whether or not the operation of the
ランプCPUは、サブ液晶8a,8bの動作が指示されたと判定した場合(ステップBS605:YES)、受信した変動演出開始コマンドに対応する動作パターンデータをROMから読み出してランプRAMにセットすることにより、サブ液晶8a,8bの動作パターンを設定する(ステップBS606)。例えば擬似2連目まで発展する通常パターンの擬似連続予告演出が行われる場合には、サブ液晶8a,8bの合体演出が2回行われるので(図31(A)及び(D)参照)、サブ液晶8a,8bが初期位置から合体位置に移動してから初期位置に戻る動作を2回繰り返す動作パターンを設定する。また、例えば擬似2連目まで発展する変則パターンの擬似連続予行演出が行われる場合には、サブ液晶8a,8bの合体演出が擬似1連目から擬似2連目に発展する際に1回だけ行われるので(図31(M)、(B)、(D)、及び(E)参照)、サブ液晶8a,8bが初期位置から合体位置に移動してから初期位置に戻る動作を1回行う動作パターンを設定する。
When the lamp CPU determines that the operation of the
ランプCPUは、ステップBS606の処理を実行した場合、変動演出開始コマンドを受信していないと判定した場合(ステップBS602:NO)、又はサブ液晶8a,8bの動作が指示されていないと判定した場合(ステップBS605:NO)、ステップBS606の処理によってサブ液晶8a,8bの動作パターンがランプRAMに設定されているか否かを判定する(ステップBS608)。
The lamp CPU executes the process of step BS606, determines that it has not received the change effect start command (step BS602: NO), or determines that the operation of the
ランプCPUは、サブ液晶8a,8bの動作パターンが設定されていると判定した場合(ステップBS608:YES)、ステップBS601の処理によって画像音響制御基板140から受信した画像音響制御に関するデータに基づいて、サブ液晶8a,8bの動作タイミングであるか否かを判定する(ステップBS609)。具体的には、例えば図31(A)に示される合体演出と図31(D)に示される合体演出とを行う動作パターンデータがランプRAMにセットされている場合、画像音響制御に関するデータに基づいて、これら2つの合体演出のいずれかの開始タイミングになったか否かを判定する。
When the lamp CPU determines that the operation pattern of the
ランプCPUは、サブ液晶8a,8bの動作開始タイミングであると判定した場合(ステップBS609:YES)、サブ液晶8a,8bの動作制御を開始する(ステップBS610)。具体的には、サブ液晶8a,8bを初期位置から合体位置へと移動させ、所定時間(例えば2秒)が経過した後に初期値に戻す動作を実現するための第1ステッピングモータ38a及び第2ステッピングモータ38bの駆動制御を開始する。
When the lamp CPU determines that it is the operation start timing of the
ランプCPUは、ステップBS610の処理を実行した場合、サブ液晶8a,8bの動作パターンが設定されていないと判定した場合(ステップBS608:NO)、又はサブ液晶8a,8bの動作開始タイミングではないと判定した場合(ステップBS609:NO)、演出制御基板130から送信された変動演出終了コマンドを受信したか否かを判定する(ステップBS611)。
The lamp CPU executes the process of step BS610, determines that the operation pattern of the
ランプCPUは、変動演出終了コマンドを受信したと判定した場合(ステップBS611:YES)、ステップBS604の処理で開始した盤ランプ25及び枠ランプ37の発光制御を終了する(ステップBS612)。
If the lamp CPU determines that the change effect end command has been received (step BS611: YES), it ends the light emission control of the
[変形例における演出制御基板130による予告演出パターン設定処理]
次に、図35に示したステップアップ予告演出の演出パターンを設定する処理について説明する。図42は、変形例におけるステップBS106の予告演出パターン設定処理の詳細フローチャートである。
[Notification effect pattern setting processing by
Next, processing for setting the effect pattern of the step-up notice effect shown in FIG. 35 will be described. FIG. 42 is a detailed flowchart of the notice effect pattern setting process of step BS106 in the modified example.
まず、CPU131は、上記ステップBS1061と同様に、ステップアップ予告演出を除く擬似連続予告演出や群予告などの各種予告演出に関する設定処理を行う(ステップBS1161)。具体的には、CPU131は、擬似連続予告演出、又は、群予告演出を行うか否かを決定する。そして、擬似連続予告演出、又は、群予告演出を行うと決定した場合、CPU131は、決定した演出の詳細を設定する。
First, as in step BS1061, the
ステップBS1161に続いて、CPU131は、ステップアップ予告演出を行うか否かを決定する(ステップBS1162)。具体的には、CPU131は、変動開始コマンドに含まれている設定情報(大当たりか否かの情報、特別図柄の変動パターンの情報等)に基づいて、ステップアップ予告演出を行うか否かを決定する。
Subsequent to step BS1161,
ステップアップ予告演出を行わないと決定した場合(ステップBS1163:NO)、CPU131は、図42に示す処理を終了する。
If it is determined not to perform the step-up notice effect (step BS 1163: NO), the
一方、ステップアップ予告演出を行うと決定した場合(ステップBS1163:YES)、CPU131は、変動開始コマンドに含まれている設定情報(大当たりか否かの情報、変動パターンの情報等)に基づいて、ステップアップ予告演出の最終ステップ数を決定する(ステップBS1164)。例えば、特別図柄判定の結果が大当たりである場合は、最大ステップ数が決定されやすく、より高いステップ数が決定されやすい。ステップアップ予告演出は、この処理で決定された最終ステップ数まで行われる。
On the other hand, when it is determined to perform the step-up notice effect (step BS 1163: YES), the
続いて、CPU131は、示唆演出を行うか否かを判定する(ステップBS1165)。具体的には、CPU131は、次に示す処理を行う。すなわち、上記ステップBS1161において擬似連続予告演出又は群予告を行うと決定されていた場合、所定の抽選を行って当該抽選結果に基づいて、示唆演出を行うか否かを判定する。擬似連続予告演出又は群予告を行うと決定されていた場合、CPU131は、比較的高い確率(例えば、70%)で示唆演出を行うと判定する。一方、擬似連続予告演出又は群予告を行うと決定されていなかった場合、CPU131は、示唆演出を行わないと判定する。このようにして示唆演出を行うか否かが決定されることで、示唆演出は、その後に擬似連続予告演出又は群予告が確実に行われることを示す。
Subsequently, the
なお、示唆演出は、その後に擬似連続予告演出又は群予告が行われる可能性を示してもよい。この場合、ステップBS1165において、CPU131は、擬似連続予告演出又は群予告を行うと決定されていなかった場合でも、所定の抽選結果に基づいて、示唆演出を行うと判定する。例えば、示唆演出が、擬似連続予告演出が確実に行われることを示す場合は、示唆演出として、図32の<SU4>の右側に示すような「NEXT」と書かれたプレートが表示される。一方、示唆演出が、その後に擬似連続予告演出が行われる可能性を示す場合は、示唆演出として、「NEXT?」と書かれたプレートが表示されてもよい。この「NEXT?」と書かれたプレートがステップアップ予告演出において表示された場合は、その後に所定の確率(例えば、50%)で擬似連続予告演出が行われる。
The suggestion effect may indicate a possibility that a pseudo-continuous notice effect or a group notice will be performed thereafter. In this case, in step BS1165, the
示唆演出を行わないと判定した場合(ステップBS1165:NO)、CPU131は、図42に示す処理を終了する。
When it is determined that the suggestive effect is not performed (step BS1165: NO), the
一方、示唆演出を行うと判定した場合(ステップBS1165:YES)、CPU131は、ステップBS1164で決定した最終ステップ数に基づいて、示唆演出を行うステップを決定する(ステップBS1166)。ここでは、ステップBS1164で決定した最終ステップ数以下のステップが決定される。なお、示唆演出を行うステップが複数決定されてもよい。
On the other hand, when it is determined that the suggestion effect is to be performed (step BS1165: YES), the
ステップBS1166に続いて、CPU131は、示唆演出の内容を設定する(ステップBS1167)。具体的には、ステップBS1161で設定された演出の種類(擬似連続予告演出か群予告か)に応じて、示唆演出の内容(表示する画像の種類や表示態様、表示タイミング等)が決定される。以上で、図42に示す処理は終了する。
Subsequent to step BS1166,
このように、図42に示す予告演出パターン設定処理では、大当たりか否かの判定結果に基づいてステップアップ予告演出の最終ステップ数が決定される。そして、決定された最終ステップ数に基づいて、ステップアップ予告演出におけるどのステップで示唆演出を行うかが決定される。最終ステップ数に基づいて示唆演出が行われるステップが決定されるため、様々なステップで示唆演出を行うことができ、演出にバリエーションを持たせることができる。 Thus, in the notice effect pattern setting process shown in FIG. 42, the final step number of the step-up notice effect is determined based on the determination result of whether or not the big hit. Then, based on the determined number of final steps, it is determined at which step in the step-up notice effect the suggestion effect is performed. Since the step in which the suggestion effect is performed is determined based on the final number of steps, the suggestion effect can be performed in various steps, and the effect can have variations.
[第2実施形態の作用効果]
以上説明したように、第2実施形態によれば、擬似連続予告演出や群予告などの予告演出が実行される場合にはその旨がステップアップ予告演出によって事前に示唆されることがあるため、遊技者は、実際に予告演出が行われるよりも前に、ステップアップ予告演出が行われた時点で大当たりに対する期待感を抱くことができる。このため、遊技者は、図柄変動終了時までの遊技をより長く楽しむことができる。
[Effects of Second Embodiment]
As described above, according to the second embodiment, when a notice effect such as a pseudo-continuous notice effect or a group notice is executed, this may be indicated in advance by the step-up notice effect. The player can have a sense of expectation for the jackpot when the step-up notice effect is performed before the notice effect is actually performed. For this reason, the player can enjoy the game until the end of symbol variation for a longer time.
また、第2実施形態では、示唆演出を含むステップアップ予告演出が行われた場合には擬似連続予告演出や群予告などの予告演出の演出態様が通常とは異なる態様となる。このため、仮に示唆演出が行われた段階でどの予告演出の実行が指示さされたかが分からなかったとしても、予告演出が実行された際には、その予告演出の態様が通常とは異なっていることに基づいて、示唆演出によって示唆された予告演出がどの演出であるかを容易に把握することができる。また、予告演出のバリエーションが増えることになるため、予告演出の演出効果を高めることができる。 Further, in the second embodiment, when a step-up notice effect including a suggestion effect is performed, the effect aspects of the notice effect such as the pseudo continuous notice effect and the group notice are different from usual. For this reason, even if it is not known which of the notice effects is instructed at the stage where the suggestion effect is performed, when the notice effect is executed, the form of the notice effect is different from the normal Based on this, it is possible to easily grasp which notice effect is suggested by the suggestion effect. Moreover, since the variation of the notice effect increases, the effect of the notice effect can be enhanced.
[変形例]
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下の形態であってもよい。すなわち、上記実施形態では、示唆演出が行われる場合と行われない場合とで予告演出の態様が相異なる場合について説明したが、これら2つの場合において予告演出の態様が共通であってもよい。
[Modification]
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, For example, the following forms may be sufficient. That is, in the above-described embodiment, the case where the indication effect is different between the case where the suggestion effect is performed and the case where the suggestion effect is not performed is described, but the aspect of the notification effect may be common in these two cases.
また、上記実施形態では、ステップアップ予告演出によって、擬似連続予告演出の開始を示唆する場合について説明したが、例えば擬似1連目の変動演出の実行中に示唆演出を含むステップアップ予告演出を行うことにより、擬似1連目から擬似2連目に発展することを示唆するようにしてもよい。この場合、図31(D)に示されるサブ液晶8a,8bを用いた合体演出に代えて、上記の示唆演出を含むステップアップ予告演出を行うようにすればよい。
Moreover, although the said embodiment demonstrated the case where the start of a pseudo | simulation continuous notice effect was suggested by the step-up notice effect, for example, the step-up notice effect containing a suggestion effect is performed during execution of the pseudo | simulation 1st change effect. Thus, it may be suggested to develop from the pseudo first series to the pseudo second series. In this case, instead of the combined effect using the
また、上記実施形態では、メイン液晶5を用いてステップアップ予告演出を行う場合について説明したが、サブ液晶8a,8bを用いてステップアップ予告演出を行ってもよいし、メイン液晶5及びサブ液晶8a,8bの両方を用いてステップアップ予告演出を行ってもよい。また、スピーカ24を用いてステップアップ予告演出を行ってもよい。
Moreover, although the case where the step-up notice effect is performed using the main
また、上記実施形態では、説明を容易に行うために、ステップアップ予告演出、擬似連続予告演出、及び群予告がそれぞれ1種類である場合について説明したが、これらの各予告演出は、それぞれ複数種類のパターンが設けられていてもよい。 Further, in the above embodiment, in order to facilitate the explanation, the case where the step-up notice effect, the pseudo continuous notice effect, and the group notice are each one type has been described, but each of these notice effects has a plurality of types. The pattern may be provided.
また、上記実施形態では、本発明における所定演出が擬似連続予行演出や群予告である場合について説明したが、所定演出がこれら以外の演出(例えばカットイン予告)であってもよい。 Moreover, although the said embodiment demonstrated the case where the predetermined | prescribed effect in this invention was a pseudo | simulation continuous recreation effect or group notice, a predetermined | prescribed effect may be other effects (for example, cut-in notice).
また、上記実施形態において説明したパチンコ遊技機1の構成や各部材の動作態様は単なる一例に過ぎず、他の構成や動作態様であっても本発明を実現できることは言うまでもない。また、上述したフローチャートにおける処理の順序、設定値、判定に用いられる閾値等は単なる一例に過ぎず、本発明の範囲を逸脱しなければ他の順序や値であっても、本発明を実現できることは言うまでもない。また、上記実施形態で例示した画面図等も単なる一例であって、他の表示態様の画面であってもよい。
In addition, the configuration of the
[第3実施形態の遊技機の演出概要]
次に、図43〜図57を参照して、第3実施形態(以下「本実施形態」ということがある)のパチンコ遊技機1における演出について説明する。図43は、第3実施形態に係るパチンコ遊技機1において行われる演出の流れを示す図である。本実施形態のパチンコ遊技機1では、特別図柄判定の保留を示す保留画像の表示態様を変化させる保留先読み予告演出が行われる。保留先読み予告演出は、保留された特別図柄判定の権利に対して事前に大当たりか否か等の判定を行い、当該権利に係る特別図柄の変動が行われる前にその特別図柄判定の結果を予告する演出である。
[Outline of the effects of the gaming machine of the third embodiment]
Next, with reference to FIG. 43 to FIG. 57, an effect in the
図43に示すように、特別図柄が変動している間に保留入賞する場合がある(ステップCS10)。具体的には、第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42において特別図柄の変動中に、遊技球が第1始動口11に入賞すると第1特別図柄判定の権利が保留される。なお、遊技球が第2始動口12に入賞した場合においても、当該入賞に係る特別図柄判定(第2特別図柄判定)の権利は保留されて、後述する演出が行われてもよい。ここでは、第1始動口11への入賞に基づく保留についての演出について説明する。
As shown in FIG. 43, there is a case where a winning prize is held while the special symbol is fluctuating (step CS10). Specifically, the right of the first special symbol determination is withheld when a game ball wins the
保留入賞すると、この保留に対する事前判定が行われる(ステップCS11)。具体的には、遊技球が第1始動口11に入賞したときに取得された各種乱数(後述する大当たり乱数、図柄乱数、変動パターン乱数等)に基づいて、保留された特別図柄判定の権利が大当たりか否か、大当たりである場合の大当たりの種類(大当たり図柄)、保留された特別図柄判定の権利が消化されて当該権利に係る特別図柄の変動が行われるときの演出の内容、等が判定される。
When the winning is on hold, a pre-determination is made for this hold (step CS11). Specifically, the reserved special symbol determination right is based on various random numbers (a jackpot random number, a symbol random number, a variation pattern random number, etc. described later) acquired when the game ball wins the
ステップCS11に続いて、現在の特別図柄判定の保留数が、例えば2以上であるか否かが判定される(ステップCS12)。保留数が2以上である場合(ステップCS12:YES)、上記事前判定の結果に基づいて、保留先読み予告演出を行うか否かが判定される(ステップCS13)。具体的には、事前判定の結果に基づいて、乱数を用いた抽選を行うことにより、保留先読み予告演出を行うか否かが判定される。例えば、事前判定の結果、保留された特別図柄判定の権利が大当たりである場合、保留先読み予告演出を行うと判定される確率が高い。 Subsequent to step CS11, it is determined whether or not the current number of reserved special symbol determinations is 2 or more, for example (step CS12). When the number of holds is 2 or more (step CS12: YES), it is determined based on the result of the pre-determination whether or not the hold pre-reading notice effect is performed (step CS13). Specifically, based on the result of the prior determination, it is determined whether or not to perform the hold prefetch notice effect by performing a lottery using a random number. For example, as a result of prior determination, if the reserved special symbol determination right is a big hit, there is a high probability that it will be determined that the reservation pre-reading notice effect will be performed.
保留先読み予告演出を行うと判定された場合(ステップCS13:YES)、保留先読み予告演出が実行される(ステップCS14)。ここでは、複数の特別図柄の変動にわたる一連の演出が行われる。具体的には、保留先読み予告演出として、ステップCS10で保留された特別図柄判定の権利に対応する保留画像の表示態様を段階的に変化させる演出が行われる。より具体的には、保留先読み予告演出では、当該演出の開始からの特別図柄の変動回数に応じて、保留画像の表示態様が段階的に変化する。 When it is determined that the reservation pre-reading notice effect is to be performed (step CS13: YES), the reservation pre-reading notice effect is executed (step CS14). Here, a series of effects are performed over the variation of a plurality of special symbols. Specifically, an effect of changing the display mode of the reserved image corresponding to the right of the special symbol determination held in step CS10 in a stepwise manner is performed as the reserved pre-reading notice effect. More specifically, in the hold pre-reading notice effect, the display mode of the hold image changes stepwise in accordance with the number of changes in the special symbol from the start of the effect.
一方、ステップCS12でNOと判定された場合、又はステップCS13でNOと判定された場合、保留先読み予告演出は実行されない。 On the other hand, if it is determined NO in step CS12, or if it is determined NO in step CS13, the hold prefetch notice effect is not executed.
なお、ステップCS12の処理とステップCS13の処理は順序が逆であってもよい。 Note that the order of the process of step CS12 and the process of step CS13 may be reversed.
このように、本実施形態では、保留先読み予告演出は保留数が所定以上である場合に実行され、所定未満である場合は実行されない。本実施形態の保留先読み予告演出では、複数の特別図柄の変動にわたる一連の演出が行われる(詳細は後述する)。一連の演出では、保留画像の表示態様が段階的に変化される。保留数が所定以上無い場合は、一連の演出を行うための時間を確保することができないため、本実施形態では、保留数が所定以上である場合に一連の演出を行う。 As described above, in this embodiment, the hold prefetch notice effect is executed when the hold number is equal to or greater than a predetermined value, and is not executed when the hold number is less than the predetermined value. In the reserved pre-reading notice effect of the present embodiment, a series of effects over a plurality of special symbols are performed (details will be described later). In a series of effects, the display mode of the hold image is changed step by step. If the number of holds is not more than a predetermined value, it is not possible to secure time for performing a series of effects. Therefore, in this embodiment, a series of effects is performed when the number of holds is more than a predetermined value.
次に、図44から図48を参照して、本実施形態の保留先読み予告演出の一例について説明する。図44は、特別図柄の変動中に遊技球が第1始動口11に入賞して特別図柄判定の権利が保留される様子を示す図である。
Next, with reference to FIG. 44 to FIG. 48, an example of the hold prefetch notice effect of the present embodiment will be described. FIG. 44 is a diagram illustrating a state in which a game ball wins the
図44に示すように、特別図柄が変動している間、メイン液晶5には装飾図柄51が変動表示される。装飾図柄51は、特別図柄の変動に応じて変動し、特別図柄の停止に応じて停止する。装飾図柄51は、3つの領域51a、51b、51cに表示される装飾図柄によって構成され、例えば、同じ種類の装飾図柄が3つ揃った場合には、大当たりとなる。
As shown in FIG. 44, while the special symbol is fluctuating, the
メイン液晶5には、第1特別図柄判定の権利の保留を示す保留画像(521〜523)が表示される。図44(A)では、特別図柄が変動中であって、第1特別図柄判定の権利が3つ保留されている。なお、第2特別図柄判定の権利の保留を示す保留画像もメイン液晶5に表示される。また、メイン液晶5には、特別図柄の変動開始時に保留が消化される保留消化領域55が設けられる。
On the main
図44(B)に示すように、特別図柄の変動中に遊技球が第1始動口11に入賞してさらに1つの特別図柄判定の権利が保留されると、保留画像524が追加される。この保留入賞の際に事前判定が行われる。そして、変動中の特別図柄が停止してハズレが報知される(図44(C))。
As shown in FIG. 44 (B), when the game ball wins the
次に、図44に示す演出の後に行われる演出について、図45〜図48を参照して説明する。なお、図45〜図48の演出が行われている間、新たな保留入賞は無いものとする。図45は、図44に示す演出に続いて行われる演出の一例を示す図であり、保留先読み予告演出が行われる場合の1変動目の演出を示す図である。図46は、図45に示す演出に続いて行われる演出の一例を示す図であり、保留先読み予告演出が行われる場合の2変動目の演出を示す図である。図47は、図46に示す演出に続いて行われる演出の一例を示す図であり、保留先読み予告演出が行われる場合の3変動目の演出を示す図である。 Next, an effect performed after the effect shown in FIG. 44 will be described with reference to FIGS. 45 to 48. It is assumed that there is no new pending winning while the effects of FIGS. 45 to 48 are performed. FIG. 45 is a diagram showing an example of an effect performed following the effect shown in FIG. 44, and is a diagram showing an effect of the first change when a hold-ahead notice effect is performed. FIG. 46 is a diagram showing an example of an effect performed following the effect shown in FIG. 45, and is a diagram showing an effect of the second change when the reservation prefetch notice effect is performed. FIG. 47 is a diagram illustrating an example of an effect performed subsequent to the effect illustrated in FIG. 46, and is a diagram illustrating an effect of the third change in the case where the hold-ahead pre-notification effect is performed.
図45(A)に示すように、1回目の特別図柄の変動が開始すると、装飾図柄51が変動開始し、保留画像521が保留消化領域55に移動するとともに、他の保留画像522〜524も画面の右方向に移動する。すると、保留画像524の表示態様が変化する(図44(B))。例えば、保留画像524は、バス停を示す画像に変化する。なお、保留消化領域55に移動した保留画像521は、変動開始後の所定期間が経過すると消滅する。さらに所定時間が経過すると、1回目の特別図柄の変動が終了して、ハズレが報知される(図45(C))。
As shown in FIG. 45 (A), when the first special symbol variation starts, the
次に、図46(A)に示すように、2回目の特別図柄の変動が開始すると、装飾図柄51が変動開始し、保留画像522が保留消化領域55に移動するとともに、他の保留画像523〜524も画面の右方向に移動する。その後、メイン液晶5の画面には、バス53の画像が表示される(図46(B))。バス53は、画面上を移動しながら、バス停の画像である保留画像524まで到達し、保留画像524として、バス停の画像がバス53に変化する場合がある(図46(C))。すなわち、保留画像524の表示態様が、バス停の画像からバス53の画像に変化する。その後、2回目の特別図柄の変動が終了する。
Next, as shown in FIG. 46 (A), when the second special symbol variation starts, the
なお、図46(C)において、バス53が停止せずにバス停を通過する場合もある。この場合は、保留画像524はバス53の画像に変化せずに、バス停の画像のままとなる。すなわち、バス53が登場してバス停に向かって移動する演出は、保留画像524がバス53に変化するか否かを遊技者に期待させる演出である。
In FIG. 46C, the
次に、図47(A)に示すように、3回目の特別図柄の変動が開始すると、装飾図柄51が変動開始し、保留画像523が保留消化領域55に移動するとともに、保留画像524(バス53)が右方向に移動する。その後、3変動目の特別図柄の変動中に、バス53からキャラクタ54が降りる様子が表示される場合がある(図47(B))。
Next, as shown in FIG. 47 (A), when the third special symbol change starts, the
バス53からキャラクタ54が降りると、バス53は消滅してキャラクタ54に変化する(図47(C))。すなわち、保留画像524としてのバス53が、キャラクタ54に変化する。そして、3変動目が終了して4変動目が開始すると、保留画像524としてのキャラクタ54が、保留消化領域55に移動する。
When the
なお、図47において、キャラクタ54が登場しない場合もある。例えば、図47(B)のように、バス53からキャラクタ54が降りる様子が表示されなかったり、バス53からキャラクタ54が降りようとする様子が表示されるが、途中でキャラクタ54がバス53に戻り、結果的にバス53がキャラクタ54に変化しない場合がある。このように、バス53からキャラクタ54に変化しない場合は、大当たりとなる信頼度は比較的低い。
In FIG. 47, the
なお、保留画像524がバス53の画像からキャラクタ54の画像に変化するタイミングは、図47に示すように、当該保留画像524に対応する変動が開始する前に限らない。
Note that the timing at which the
図48は、図46に示す演出に続いて行われる演出の他の例を示す図であり、保留先読み予告演出が行われる場合の3変動目及び4変動目における演出を示す図である。 FIG. 48 is a diagram showing another example of the effect performed following the effect shown in FIG. 46, and is a diagram showing the effect at the third and fourth changes when the reservation pre-reading notice effect is performed.
図48(A)に示すように、3回目の特別図柄の変動が開始すると、装飾図柄51が変動開始し、保留画像523が保留消化領域55に移動するとともに、保留画像524(バス53)が右方向に移動する。その後、3変動目の特別図柄の変動中には、保留画像524には変化が無く、3変動目が終了する場合がある(図48(B))。
As shown in FIG. 48 (A), when the third special symbol variation starts, the
次に、図48(C)に示すように、4変動目の開始時に、保留画像524としてのバス53が保留消化領域55に移動し、その後、当該バス53からキャラクタ54が降りる様子が表示される場合がある。すると、保留画像524はキャラクタ54に変化する。所定時間経過すると、保留消化領域55のキャラクタ54は消滅する。
Next, as shown in FIG. 48C, at the start of the fourth change, the
以上、図44〜図47(又は図48)に示したように、本実施形態では、事前判定の結果に基づいて、保留画像の表示態様が特別図柄の変動に応じて段階的に変化する一連の演出が行われる。具体的には、一連の演出は複数の特別図柄の変動にわたって行われ、保留数が所定以上の場合に行われる。 As described above, as shown in FIGS. 44 to 47 (or FIG. 48), in the present embodiment, a series in which the display mode of the reserved image changes stepwise according to the change in the special symbol based on the result of the prior determination. Will be performed. Specifically, a series of effects are performed over a plurality of special symbols, and are performed when the number of reservations is greater than or equal to a predetermined number.
なお、保留画像は、事前判定の結果に基づいて、上述のように表示態様が段階的に変化する場合と、変化しない場合とがある。図49は、一連の演出における各段階の演出パターンを示す図である。 In addition, a pending | holding image may have a case where a display mode changes in steps as mentioned above based on the result of prior determination, and a case where it does not change. FIG. 49 is a diagram showing effect patterns at each stage in a series of effects.
図49に示すように、第1段階(図45に示す1変動目)の演出では、保留画像がバス停の画像に変化する。例えば、特別図柄の変動中に保留入賞した場合に、次の変動が開始されたことに応じて保留画像がバス停の画像に変化する。また、保留入賞した時点で当該入賞に係る保留画像がバス停の画像に変化してもよい。 As shown in FIG. 49, in the production of the first stage (first variation shown in FIG. 45), the reserved image changes to the image of the bus stop. For example, when a prize is held during a special symbol change, the hold image changes to a bus stop image in response to the start of the next change. In addition, the reserved image related to the prize may change to an image at the bus stop when the prize is held.
次の第2段階(2変動目)の演出では、バス53が出現した後にバス53がバス停に停止せずに通過する(又はバス53が出現しない)場合と、バス53が出現した後にバス53がバス停の画像である保留画像まで移動して停止する場合とがある。第2段階においてバス53が停止せずに通過すると、保留画像はバス停のままとなる。この場合、バス53からキャラクタ54が降りるか否かの演出である第3段階の演出へは進まない。一方、バス53がバス停に停止すると、保留画像はバス停からバス53に変化する。そして、第3段階の演出が行われる。
In the next second stage (second variation), the
第3段階(3変動目)では、保留画像がキャラクタ54の画像に変化しない場合と、保留画像がキャラクタ54に変化する場合とがある。保留画像がキャラクタ54の画像に変化した場合、その保留に係る特別図柄の変動において大当たりとなる信頼度(確率)が高いことを示す。本実施形態の遊技機1には、キャラクタ54が複数用意されており、登場するキャラクタの種類によって、信頼度が異なる。一方、保留画像がキャラクタの画像に変化しない場合は、保留画像はバス53のままであり、キャラクタ54に変化する場合よりも信頼度は低い。また、保留画像がバス停にしか変化しない場合は、信頼度は低い。なお、各段階における画像の色や模様によっても信頼度は異なる。
In the third stage (third change), there are a case where the reserved image does not change to the image of the
このような一連の演出の各段階において保留画像が変化するか否かは、事前判定の結果に基づいて予め定められる。すなわち、事前判定の結果に基づいて最終的な保留画像の表示態様、及び、それに至るまでの過程を決定し、特別図柄の変動に応じて、保留画像を段階的に変化させる。なお、各段階において保留画像を変化させるか否かを抽選によって決定してもよい。例えば、1変動目において保留画像を通常の画像からバス停の画像に変化させるか否かを抽選により決定し、バス停の画像に変化させた場合、2変動目においてバス停の画像をバス53の画像に変化させるか否かの抽選を行ってもよい。
Whether or not the reserved image changes in each stage of such a series of effects is determined in advance based on the result of the prior determination. In other words, the final display mode of the reserved image and the process up to that are determined based on the result of the prior determination, and the reserved image is changed step by step in accordance with the variation of the special symbol. Note that whether or not to change the hold image at each stage may be determined by lottery. For example, if it is determined by lottery whether or not to change the hold image from the normal image to the bus stop image at the first change and the bus stop image is changed to the bus stop image, the bus stop image is changed to the
また、上記一連の演出では特別図柄が1回変動することに応じて、1段階の演出が行われる例について説明したが、1回の変動において複数段階の演出が行われてもよいし、複数の特別図柄の変動のうちのどの変動で保留画像を変化させるかは任意に定められてもよい。例えば、1変動目では、保留画像がバス停に変化し、2変動目ではバス停からバスに変化せずに、3変動目においてバス停からバスに変化して、さらにバスからキャラクタに変化してもよい。また、1変動目では、保留画像がバス停に変化し、2変動目では変化せずに、3変動目においてバス停からバスに変化してもよい。 In addition, in the above series of effects, an example in which a one-stage effect is performed in response to a special symbol changing once has been described. However, a plurality of effects may be performed in one change. It may be arbitrarily determined which change among the special symbol changes to change the reserved image. For example, the hold image may change from the bus stop to the bus at the first change, the bus stop to the bus at the second change, the bus stop to the bus at the third change, and further from the bus to the character. . Further, the hold image may change to a bus stop at the first change, and may change from the bus stop to the bus at the third change without changing at the second change.
以上のような演出が行われることにより、保留画像の表示態様が段階的に変化することで、その保留画像に係る特別図柄の変動が行われる際の大当たりに対する遊技者の期待感を高めることができる。本実施形態では、保留数が所定以上の場合に上記一連の演出が行われるため、一連の演出を行うための時間を確保することができる。 By performing the effects as described above, the display mode of the reserved image changes step by step, thereby enhancing the player's expectation for the big hit when the special symbol related to the reserved image is changed. it can. In the present embodiment, since the series of effects is performed when the number of holds is greater than or equal to a predetermined number, time for performing a series of effects can be secured.
なお、保留入賞して事前判定を行う場合において、現時点の保留数が所定未満である場合、上記一連の演出によって保留画像が段階的に変化して最終段階の表示態様に変化(キャラクタ画像に変化)する代わりに、先読み対象の保留消化時に、保留画像が最終段階の表示態様に変化してもよい。 In addition, in the case of making a pre-judgment by making a reservation for holding, if the current number of holdings is less than a predetermined value, the holding image changes step by step by the series of effects and changes to the final display mode (changes to a character image). ), The hold image may be changed to the final display mode at the time of the hold-up of the prefetch target.
図50は、一連の演出が行われない場合において先読み対象の保留画像が変動開始時に最終段階の表示態様に変化する様子を示す図である。図50に示すように、保留が無い場合の特別図柄の変動中に遊技球が第1始動口11に入賞して1つの特別図柄判定の権利が保留された場合、当該保留に対して事前判定(先読み)が行われる。
FIG. 50 is a diagram illustrating a state in which the pre-read target reserved image changes to the final display mode at the start of variation when a series of effects is not performed. As shown in FIG. 50, when the game ball wins the
この場合、保留数は2以上ではないため上述したような保留画像が段階的に変化する一連の演出は行われない。しかしながら、この事前判定の結果が特定の結果である場合、次の特別図柄の変動開始に応じて保留画像が保留消化領域55に移動した後に、保留画像が通常の表示態様から最終的な表示態様(キャラクタの画像)に変化することがある。例えば、特定の結果とは、仮に保留数が2以上であったなら上記一連の演出が行われる(例えば、当該保留が大当たりであることや大当たりとなる信頼度の高い演出が行われる)と判定された場合である。
In this case, since the number of holds is not two or more, a series of effects in which the hold image changes in stages as described above is not performed. However, when the result of this pre-determination is a specific result, the reserved image is moved from the normal display mode to the final display mode after the reserved image has moved to the reserved
このように、保留数が所定以上でない場合であっても、保留消化時に保留画像が最終段階の表示態様に突然変化する場合がある。これにより、保留数が所定以上でない場合であっても遊技者に大当たりとなることを期待させることができる。 Thus, even if the number of holds is not equal to or greater than a predetermined value, the hold image may suddenly change to the final display mode at the time of hold digestion. Thereby, even if it is a case where the number of pending | holdings is not more than predetermined, it can be made to expect that a player will be a big hit.
以下、上述した画像を用いて保留画像を変化させる他の演出について説明する。 Hereinafter, another effect of changing the hold image using the above-described image will be described.
図51は、第3実施形態における他の演出を示す図であり、事前判定の結果に基づいて保留画像が変化する演出の一例を示す図である。 FIG. 51 is a diagram illustrating another effect in the third embodiment, and is a diagram illustrating an example of an effect in which the hold image changes based on the result of the prior determination.
図51(A)に示すように、保留画像521に係る特別図柄の変動に応じて、保留画像521が保留消化領域55に移動するとともに、装飾図柄51の変動表示が開始される。特別図柄の変動中に、例えば第1始動口11に遊技球が入賞すると、入賞に係る特別図柄判定が保留され、保留画像523としてメイン液晶5に表示される(図51(B))。このとき、図51(B)に示すように保留画像523は、事前判定の結果に基づいて通常とは異なる画像(バス停を示す画像)に変化する(通常の保留画像が表示されてからバス停の画像に変化してもよいし、入賞時にバス停の画像が保留画像523として追加表示されてもよい)。
As shown in FIG. 51 (A), the
続いて、特別図柄の変動中に、例えば画面の左端からバス53の画像が出現し、画面の右方向に向かって移動する(図51(C))。すなわち、バス53がバス停(保留画像523)に向かって移動する。そして、バス53が、バス停(保留画像523)に到着し、当該バス53が停止する(図51(D))。ここで、バス53は、特別図柄判定の保留を示す保留画像ではなく、単なる演出の一部としての画像であり、保留を示す保留画像523はバス停である。
Subsequently, during the change of the special symbol, for example, an image of the
次に、バス53からキャラクタ54が降りる様子が表示される(図51(E))。この時点では、キャラクタ54は、特別図柄判定の保留を示す保留画像ではなく、単なる演出の一部としての画像であり、保留を示す保留画像523はバス停である。バス53からキャラクタ54が出現すると、バス53は、図51(F)に示すように画面の右方向に移動に移動して画面から消える。なお、図51(E)において、バス53がキャラクタ54に変化してもよい。すなわち、バス53からキャラクタ54が出現すると、バス53は画面の右方向に移動せずに、画面から消えてもよい。
Next, a state where the
キャラクタ54がバス53から出現すると、キャラクタ54は、バス停(保留画像523)から遠ざかったり、バス停に近づいたりする(図51(F)及び図51(G))。このキャラクタ54がバス停に近づく演出は、バス停(保留画像523)がキャラクタ54に変化するか否かの演出であり、バス停(保留画像523)がキャラクタ54に変化することを遊技者に期待させる演出である。このような演出をここでは「変化煽り演出」という。
When the
そして、図51(F)及び図51(G)の変化煽り演出の結果、キャラクタ54がバス停(保留画像523)に近づき、バス停がキャラクタ54に変化する(図51(H))。この時点で、キャラクタ54は、特別図柄判定の保留を示す保留画像であり、バス停がキャラクタ54に変化した時点でバス停の画像は画面から消える。
51 (F) and 51 (G), the
保留画像としてのバス停がキャラクタ54に変化することは、その保留に係る特別図柄判定が大当たりである可能性が高いことを示す。すなわち、図49と同様に、保留画像としてのバス停よりもキャラクタ54の方が、大当たりに対する信頼度(期待度)が高い。なお、キャラクタ54には複数の種類があり、出現する(変化する)キャラクタ54の種類に応じて、大当たりに対する期待度が異なる。例えば、キャラクタ54aとキャラクタ54bの2種類があり、バス停がキャラクタ54bに変化した方が、キャラクタ54aに変化した場合よりも期待度は高い。
The change of the bus stop as the reserved image to the
このように、事前判定の結果に基づいて保留画像が変化する演出が行われる。具体的には、保留画像がオブジェクトA(バス停)に変化し、当該オブジェクトAに関連する他のオブジェクトB(バス)がオブジェクトA(バス停)に向かって移動する。そして、オブジェクトAとオブジェクトBとが所定の位置関係になった後、オブジェクトAからオブジェクトC(キャラクタ54)が出現する。そして、保留画像としてのオブジェクトAがオブジェクトCに変化する。 In this way, the effect that the reserved image changes based on the result of the prior determination is performed. Specifically, the hold image changes to object A (bus stop), and another object B (bus) related to the object A moves toward object A (bus stop). Then, after the objects A and B have a predetermined positional relationship, the object C (character 54) appears from the object A. Then, the object A as the reserved image changes to the object C.
図52は、第3実施形態における他の演出を示す図であり、保留画像が変化しない演出の一例を示す図である。 FIG. 52 is a diagram illustrating another effect in the third embodiment, and is a diagram illustrating an example of an effect in which the reserved image does not change.
図52(A)〜図52(F)については、図51(A)〜図51(F)と同様の演出である。すなわち、バス53からキャラクタ54が出現して、バス停(保留画像523)がキャラクタ54に変化するか否かの変化煽り演出が行われる(図52(F))。
52 (A) to 52 (F) are the same effects as FIGS. 51 (A) to 51 (F). That is, a
ここで、図52(G)に示すように、キャラクタ54は、バス停(保留画像523)からより遠ざかり、画面から消える。その結果、バス停(保留画像523)はキャラクタ54に変化しない(図52(H))。すなわち、図52では、保留画像がキャラクタ54に変化するか否かの変化煽り演出の後、保留画像はキャラクタ54に変化しない。この場合、保留画像523に係る保留の大当たりに対する期待度は、保留画像523がキャラクタ54に変化する場合よりも低い。
Here, as shown in FIG. 52 (G), the
以上のように、変化煽り演出によってバス停(保留画像523)がより期待度の高いキャラクタ54に変化することを遊技者に期待させることができる。
As described above, it is possible to cause the player to expect that the bus stop (holding image 523) is changed to the
なお、図51および図52で示した演出は、特別図柄判定の保留の数にかかわらず事前判定の結果に基づいて行われてもよいし、上記のように特別図柄判定の保留の数によってその実行が制限されてもよい。 The effects shown in FIG. 51 and FIG. 52 may be performed based on the result of the prior determination regardless of the number of special symbol determinations held, or depending on the number of special symbol determinations held as described above. Execution may be restricted.
また、図51および図52で示した演出では、バス53がバス停(保留画像)の位置に到達した場合に、バス53からキャラクタ54を出現させたが、バス53がバス停の位置に到達した場合に、バス53がキャラクタ54に変化してもよい。そして、当該キャラクタ54が、保留画像に変化するか否かの演出を行ってもよい。
51 and 52, when the
また、上述した演出において用いられる画像は他の任意の画像であってもよい。 Further, the image used in the above-described effect may be any other image.
また、図44〜図48、図51又は図52に示す事前判定の結果に基づく演出は、特定の条件が満たされているときだけ行われるようにしてもよい。ここで、特定の条件としては、例えば、RTC134が計時する日時に基づいてもよいし、電源投入からの経過時間に基づいてもよい。また、特定の条件は、現在変動中の特別図柄に係る特別図柄判定の結果に基づいてもよい。また、特定の条件が満たされている場合は、図52に示す演出(変化煽り演出の後に変化しない演出)の実行確率を特定の条件が満たされていない場合よりも高く(又は低く)してもよい。図51に示す保留画像がキャラクタ54に変化する演出は、保留に対する事前判定の結果が大当たりであったり、その保留に係る特別図柄の変動において期待度の高い演出が行われる場合に、所定の抽選の結果に応じて行われる。一方、図52に示す保留画像がキャラクタ54に変化しない演出は、保留に対する事前判定の結果がハズレであったり、その保留に係る特別図柄の変動において期待度の高い演出が行われない場合でも、所定の抽選結果に応じて行われる。特定の条件が満たされている場合は、上記所定の抽選において、図52(図51も)に示す演出を行うと判定する確率を高く(又は低く)することで、例えば、特定の期間においては、図52に示す演出の実行頻度を高く(又は低く)することができ、特定の期間において保留画像が変化するか否かを遊技者に期待させることができる。
Further, the effect based on the result of the prior determination shown in FIGS. 44 to 48, 51, or 52 may be performed only when a specific condition is satisfied. Here, the specific condition may be based on, for example, the date and time counted by the
[第3実施形態の演出制御基板130による演出制御処理]
次に、上述した遊技制御基板100からの各種コマンドに基づいた演出制御の詳細について図53〜図57を参照して説明する。
[Production Control Processing by
Next, the details of the effect control based on the various commands from the
図53は、第3実施形態の演出制御基板130において行われる処理の詳細を示すフローチャートである。以下では、図53〜図57に示す処理を演出制御基板130が行うものとして説明するが、これらの処理の一部または全部は、演出制御基板130、画像音響制御基板140、およびランプ制御基板150の何れにおいて実行されてもよい。また、パチンコ遊技機1の電源が投入されると、演出制御基板130のCPU131は、図53に示す一連の処理を割り込みにより一定時間(例えば4ミリ秒)毎に繰り返し実行する。
FIG. 53 is a flowchart showing details of processing performed in the
演出制御基板130は、コマンド制御処理を実行する(ステップCS1001)。コマンド制御処理は、遊技制御基板100からの各種コマンドを受信したことに応じて、演出を制御する処理である。具体的には、演出制御基板130は、遊技制御基板100から遊技情報としてのコマンドを受信し、受信したコマンドに応じて、演出の内容を決定し、当該決定した演出を画像音響制御基板140及びランプ制御基板150に実行させるためのコマンドを生成する。そして生成したコマンドを画像音響制御基板140及びランプ制御基板150に送信する。また、演出制御基板130は、演出ボタン26や演出キー27に対する操作に応じたコマンド(次のステップCS1002)を送信する。このコマンドに応じて画像音響制御基板140及びランプ制御基板150は、所定の演出を実行する。このコマンド制御処理の詳細については、図54に基づいて後に詳述する。
The
ステップCS1001の処理に続いて、演出制御基板130は、操作受付処理を実行する(ステップCS1002)。具体的には、CPU131は、演出ボタン26や演出キー27が操作された場合にその操作に応じた操作コマンドを生成してRAM133に設定する。以上で、図53に示す処理は終了する。
Subsequent to the process of step CS1001, the
[演出制御基板130によるコマンド制御処理]
以下、図54を参照しつつ、演出制御基板130において実行されるコマンド制御処理について説明する。ここで、図54は、図53のステップCS1001におけるコマンド制御処理の詳細フローチャートである。
[Command control processing by effect control board 130]
Hereinafter, the command control process executed in the
まず、演出制御基板130は、遊技制御基板100から送信された保留コマンドを受信したか否かを判定する(ステップCS1301)。保留コマンドを受信したと判定した場合(ステップCS1301:YES)、演出制御基板130は、事前判定処理を実行する(ステップCS1302)。
First, the
ステップCS1302の処理では、演出制御基板130は、保留コマンドに含まれる情報に基づいて、事前判定を行い、当該事前判定の結果に基づいて演出の内容を決定して実行する。事前判定処理については後に詳述する。
In the process of step CS1302, the
ステップCS1302の処理を実行した場合、又は、保留コマンドを受信していないと判定した場合(ステップCS1301:NO)、演出制御基板130は、変動開始コマンドを受信したか否かを判定する(ステップCS1303)。
When the process of step CS1302 is executed or when it is determined that the hold command has not been received (step CS1301: NO), the
変動開始コマンドを受信した場合(ステップCS1303:YES)、演出制御基板130は、変動開始処理を実行する(ステップCS1304)。ここでは、演出制御基板130は、受信した変動開始コマンドに基づいて、特別図柄の変動に伴って行われる演出を決定し、決定した演出を開始する。変動開始処理については後に詳述する。
When the change start command is received (step CS1303: YES), the
ステップCS1304の処理を実行した場合、又は、変動開始コマンドを受信していないと判定した場合(ステップCS1303:NO)、演出制御基板130は、変動停止コマンドを受信したか否かを判定する(ステップCS1305)。
When the process of step CS1304 is executed, or when it is determined that the change start command has not been received (step CS1303: NO), the
変動停止コマンドを受信した場合(ステップCS1305:YES)、演出制御基板130は、変動終了処理を実行する(ステップCS1306)。変動終了処理では、演出制御基板130は、例えばメイン液晶5に変動表示されている装飾図柄51を停止表示させて、変動演出を終了させる。
When the change stop command is received (step CS1305: YES), the
ステップCS1306の処理を実行した場合、又は、変動停止コマンドを受信していないと判定した場合(ステップCS1305:NO)、演出制御基板130は、オープニングコマンドを受信したか否かを判定する(ステップCS1307)。
When the process of step CS1306 is executed, or when it is determined that the change stop command has not been received (step CS1305: NO), the
オープニングコマンドを受信した場合(ステップCS1307:YES)、演出制御基板130は、オープニング処理を実行する(ステップCS1308)。オープニング処理は、大当たり遊技が開始される際に行われるオープニング演出、および大当たり遊技中に行われる大当たり演出を決定する処理である。演出制御基板130は、大当たりの種類等に応じて、オープニング演出や大当たり演出の内容を決定し、これらの演出を画像音響制御基板140やランプ制御基板150に実行させる。
When the opening command is received (step CS1307: YES), the
ステップCS1308の処理を実行した場合、又は、オープニングコマンドを受信していないと判定した場合(ステップCS1307:NO)、演出制御基板130は、エンディングコマンドを受信したか否かを判定する(ステップCS1309)。
When the process of step CS1308 is executed, or when it is determined that the opening command has not been received (step CS1307: NO), the
エンディングコマンドを受信した場合(ステップCS1309:YES)、演出制御基板130は、エンディング処理を実行する(ステップCS1310)。エンディング処理は、大当たり遊技が終了する際に行われるエンディング演出を決定する処理である。演出制御基板130は、エンディング処理の結果を示すコマンドを画像音響制御基板140やランプ制御基板150に送信してエンディング演出を実行させる。
When the ending command is received (step CS1309: YES), the
ステップCS1310の処理を実行した場合、又は、エンディングコマンドを受信していないと判定した場合(ステップCS1309:NO)、演出制御基板130は、図54に示す処理を終了する。
When the process of step CS1310 is executed, or when it is determined that the ending command has not been received (step CS1309: NO), the
以上のように、遊技制御基板100からのコマンドに基づいて、演出制御基板130による演出制御が行われる。
As described above, the effect control by the
[演出制御基板130による事前判定処理]
以下、図54のステップCS1302の事前判定処理の詳細について説明する。図55は、図54のステップCS1302の事前判定処理の詳細を示すフローチャートである。
[Preliminary determination processing by the production control board 130]
Hereinafter, the details of the preliminary determination process in step CS1302 of FIG. 54 will be described. FIG. 55 is a flowchart showing details of the advance determination processing in step CS1302 of FIG.
演出制御基板130は、まず、現在の保留数に1を加算する(ステップCS1321)。演出制御基板130は、第1特別図柄判定および第2特別図柄判定のそれぞれの保留数をRAM133に記憶しており、保留コマンドの受信に応じて保留数を1だけ増加させ、変動開始コマンドの受信に応じて当該保留数を1だけ減算させる。次に、演出制御基板130は、受信した保留コマンドを解析し(ステップCS1322)、解析結果に基づいて、事前判定を行う(ステップCS1323)。具体的には、演出制御基板130は、保留コマンドに含まれる情報に基づいて、この保留コマンドに係る特別図柄の変動において大当たりとなるか否か、大当たりの種類、変動パターン、特別図柄が変動する際の変動演出の内容等を判定する。
The
ステップCS1323に続いて、演出制御基板130は、保留数が2以上か否かを判定する(ステップCS1324)。保留数が2以上の場合(ステップCS1324:YES)、演出制御基板130は、一連の演出を実行するか否かを判定する(ステップCS1325)。具体的には、演出制御基板130は、ステップCS1323の事前判定の結果に基づいて、図45〜図47(又は、図51あるいは図52)に示した一連の演出を行うか否かを、乱数を用いた抽選によって判定する。
Subsequent to step CS1323, the
例えば、演出制御基板130は、受信した保留コマンドに係る保留が大当たりである場合、ハズレである場合よりも高い確率で一連の演出を実行すると判定する。なお、演出制御基板130は、受信した保留コマンドに係る保留よりも前に消化される保留に大当たりがある場合、一連の演出を行わないと判定してもよい。すなわち、今回の保留コマンドの受信よりも前に、既に大当たりとなる特別図柄判定の権利が保留されている場合は、今回の保留コマンドに係る保留画像を段階的に変化させる一連の演出を行わないようにしてもよい。
For example, the
一連の演出を実行すると判定した場合(ステップCS1325:YES)、演出制御基板130は、一連の演出における演出の内容を決定する(ステップCS1326)。具体的には、演出制御基板130は、事前判定の結果に基づいて、一連の演出のうちのどの段階までの演出を行うか、各段階における演出の詳細な態様等を決定する。本実施形態では、一連の演出の段階が進むほど大当たりに対する信頼度が高くなる。また、各段階における演出の態様によっても信頼度は異なる。ステップCS1326において、演出制御基板130は、事前判定の結果に基づいて、これら一連の演出の詳細な内容を決定してRAM133に記憶する。
When it is determined to execute a series of effects (step CS1325: YES), the
例えば、ステップCS1323の事前判定の結果、大当たりである場合には、ハズレである場合よりも最終段階まで演出を行うと判定される確率が高い。また、例えば、第1段階におけるバス停の画像の色や、第2段階において出現するバス53の色、最終段階のキャラクタ54の種類等が複数用意されている。演出制御基板130は、事前判定の結果に基づいて、これらの中から何れの画像を用いて各段階の演出を行うかを決定する。例えば、バス53の色が赤である場合は青である場合よりも信頼度は高い。
For example, if the result of the prior determination in step CS1323 is a big hit, the probability that it will be determined to produce the final stage is higher than in the case of a loss. Also, for example, a plurality of colors of the image of the bus stop in the first stage, the color of the
ステップCS1326に続いて、演出制御基板130は、一連の演出の段階を示す変数N(Nは正の整数)に0を設定するとともに、変数Mに保留数を設定する(ステップCS1327)。変数Mは、一連の演出が行われる期間(特別図柄の変動回数)を定める変数である。そして、演出制御基板130は、一連の演出が実行中で有ることを示す演出フラグFをONに設定する(ステップCS1328)。
Subsequent to step CS1326, the
一方、ステップCS1324において、保留数が2以上であると判定しなかった場合(ステップCS1324:NO)、演出制御基板130は、今回受信した保留コマンドに係る特別図柄の変動が開始される際の保留画像の表示態様を決定する(ステップCS1330)。具体的には、演出制御基板130は、ステップCS1323の事前判定の結果に基づいて、保留画像をキャラクタ54の画像に変化させるか否かを判定し、判定結果に応じて変動開始時の保留画像の表示態様を決定し、決定した表示態様を示す情報をRAM133に記憶する。
On the other hand, in step CS1324, when it is not determined that the number of holds is 2 or more (step CS1324: NO), the
ステップCS1328の処理を行った場合、ステップCS1325でNOと判定した場合、又は、ステップCS1330の処理を行った場合、演出制御基板130は、今回受信した保留コマンドに係る保留画像をメイン液晶5に表示させる(ステップCS1329)。以上で、図55の処理は終了する。
When the process of step CS1328 is performed, when it is determined NO in step CS1325, or when the process of step CS1330 is performed, the
[演出制御基板130による変動開始処理]
以下、図54のステップCS1304の変動開始処理の詳細について説明する。図56は、図54のステップCS1304の変動開始処理の詳細を示すフローチャートである。
[Variation start processing by effect control board 130]
The details of the change start process in step CS1304 of FIG. 54 will be described below. FIG. 56 is a flowchart showing details of the change start processing in step CS1304 of FIG.
図56に示すように、演出制御基板130は、変動開始コマンドを解析し(ステップCS1341)、変動開始コマンドに含まれる大当たりか否かの情報、大当たりの種類、変動パターン等に基づいて、特別図柄の変動に伴って行われる装飾図柄51等を用いた変動演出の内容を決定する(ステップCS1342)。
As shown in FIG. 56, the
そして、演出制御基板130は、決定した変動演出の実行を開始する(ステップCS1343)。具体的には、演出制御基板130は、決定した変動演出を実行させるためのコマンドを画像音響制御基板140やランプ制御基板150に対して送信することにより、変動演出を開始させる。
Then, the
次に、演出制御基板130は、保留表示制御処理を実行する(ステップCS1344)。保留表示制御処理は、上述した一連の演出を行うための処理であり、保留画像の表示態様を変化させる処理である。この表示制御処理の後、演出制御基板130は、図56に示す処理を終了する。
Next, the
[演出制御基板130による保留表示制御処理]
以下、図56のステップCS1344の保留表示制御処理の詳細について説明する。図57は、図56のステップCS1344の保留表示制御処理の詳細を示すフローチャートである。
[Holding display control process by effect control board 130]
Details of the hold display control process in step CS1344 of FIG. 56 will be described below. FIG. 57 is a flowchart showing details of the hold display control process in step CS1344 of FIG.
図57に示すように、演出制御基板130は、RAM133に記憶している保留数を1減算するとともに、表示中の保留画像を移動させる(ステップCS1351)。具体的には、今回の変動に係る保留画像を保留消化領域55に移動に移動させるとともに、その他の保留画像を右方向にシフトさせる。
As shown in FIG. 57, the
次に、演出制御基板130は、演出フラグFがONか否かを判定する(ステップCS1352)。演出フラグFがONである場合(ステップCS1352:YES)、演出制御基板130は、変数Nに1を加算するとともに、変数Mを1だけ減算する(ステップCS1353)。
Next, the
ステップCS1353に続いて、演出制御基板130は、第N段階の演出を行うか否かを判定する(ステップCS1354)。具体的には、演出制御基板130は、図55のステップCS1326において決定した演出の内容に基づいて、第N段階の演出を行うか否かを判定する。上述のように、どの段階までの演出を行うかについてはステップCS1326において既に決定されて記憶されている。
Subsequent to step CS1353, the
第N段階の演出を行うと判定した場合(ステップCS1354:YES)、演出制御基板130は、第N段階に応じた演出を実行する(ステップCS1355)。具体的には、演出制御基板130は、ステップCS1326において決定した演出の内容に基づいて、第N段階の演出を実行する。例えば、第1段階の演出では、演出制御基板130は、保留画像をバス停の画像に変更させるためのコマンドを画像音響制御基板140に対して送信することにより、保留画像を通常の画像からバス停の画像に変化させる。この場合において、ステップCS1326において決定した演出の内容に応じた画像を表示させる。また、例えば、第2段階の演出では、演出制御基板130は、バス53をメイン液晶5に表示させて、バス停の画像に停止させる演出を行う。
When it is determined that the Nth stage effect is to be performed (step CS1354: YES), the
ステップCS1355の処理を行った場合、又は、ステップCS1354でNOと判定した場合、演出制御基板130は、変数Mが0か否かを判定する(ステップCS1356)。変数Mが0と判定した場合(ステップCS1356:YES)、演出制御基板130は、演出フラグFをOFFに設定する(ステップCS1357)。これにより、保留画像を段階的に変化させる一連の演出は終了される。一方、変数Mが0でないと判定した場合(ステップCS1356:NO)、演出制御基板130は、図57に示す処理を終了する。
When the process of step CS1355 is performed, or when it is determined NO in step CS1354, the
一方、ステップCS1352でNOと判定した場合、演出制御基板130は、保留消化領域55に表示された保留画像の表示態様を変化させるか否かを判定する(ステップCS1358)。例えば、図55のステップCS1330において変動開始時の保留画像の表示態様としてキャラクタの画像が決定されている場合、演出制御基板130は、保留消化領域55の保留画像を変化させると判定する。
On the other hand, when it determines with NO by step CS1352, the
保留消化領域55の保留画像を変化させると判定した場合(ステップCS1358:YES)、演出制御基板130は、保留消化領域55の保留画像の表示態様を変化させる(ステップCS1359)。具体的には、演出制御基板130は、ステップCS1330において決定された表示態様に保留画像を変化させる。
When it is determined that the reserved image in the reserved
ステップCS1357の処理を行った場合、ステップCS1356でNOと判定した場合、ステップCS1358でNOと判定した場合、又は、ステップCS1359の処理を行った場合、演出制御基板130は、図57に示す処理を終了する。
When the process of step CS1357 is performed, when it is determined NO at step CS1356, when it is determined NO at step CS1358, or when the process of step CS1359 is performed, the
以上のように、本実施形態では、保留入賞に応じて事前判定を行い、保留数が所定以上の場合には、保留画像を段階的に変化させる一連の演出が行われる。保留数が所定未満の場合には、一連の演出を行う代わりに、保留消化の際に保留画像を最終段階の表示態様に変化させる。このような演出を行うことにより、一連の演出を行うための時間を確保しつつ、段階的に遊技者の期待感を高める演出を行うことができる。 As described above, in the present embodiment, prior determination is performed according to a pending winning, and when the number of pending is greater than or equal to a predetermined number, a series of effects that change the suspended image in stages are performed. When the number of holds is less than a predetermined value, instead of performing a series of effects, the hold image is changed to the final display mode at the time of hold digestion. By performing such an effect, it is possible to perform an effect that gradually increases the player's expectation while securing time for performing a series of effects.
また、保留数が所定未満である場合においても変動開始時に保留画像が最終段階の表示態様に変化するため、保留画像が途中で変化しない場合でも変動開始時に変化するかも知れないという期待感を遊技者に抱かせることができる。 In addition, even when the number of holds is less than a predetermined value, the hold image changes to the final display mode at the start of change, so even if the hold image does not change midway, there is a sense of expectation that it may change at the start of change. Can be held by a person.
[変形例]
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下の形態であってもよい。
[Modification]
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, The following forms may be sufficient.
例えば、上記実施形態では、上記一連の演出は、第1特別図柄判定の権利を示す保留画像を用いて行われたが、第2特別図柄判定の権利を示す保留画像を用いて行われてもよい。 For example, in the embodiment described above, the series of effects is performed using the reserved image indicating the right of the first special symbol determination, but may be performed using the reserved image indicating the right of the second special symbol determination. Good.
また、上記実施形態では、上記一連の演出は、複数の第1特別図柄の変動(第1始動口11への入賞に係る変動)にわたって行われたが、複数の第2特別図柄の変動にわたって行われてもよいし、第1特別図柄及び第2特別図柄を合わせた複数の特別図柄の変動において行われてもよい。 Moreover, in the said embodiment, although the said series of effects were performed over the fluctuation | variation of several 1st special symbols (variation which concerns on winning to the 1st starting port 11), it performed over the fluctuation | variation of several 2nd special symbols. You may be performed in the fluctuation | variation of the some special symbol which combined the 1st special symbol and the 2nd special symbol.
例えば、第1始動口11および第2始動口12の手前に遊技球を振り分ける部材を配置してもよい。1個目の遊技球が当該部材を通過した場合は第1始動口11に入賞し、次に2個目の遊技球が当該部材を通過した場合は第2始動口12に入賞するように、当該部材は構成されている。このような部材によって、遊技球が交互に第1始動口11および第2始動口12に入賞する。このような構成の遊技機において、例えば、保留数が5以上の場合に一連の演出を行ってもよく、5回の特別図柄の変動にわたって段階的に保留画像の表示態様を変化させてもよい。
For example, a member that distributes the game balls may be disposed in front of the
また、上記実施形態では、特別図柄が変動開始することに応じて段階的に保留画像の表示態様を変化させた。他の実施形態では、特別図柄が変動する間の時間経過に応じて保留画像の表示態様を変化させてもよい。 Moreover, in the said embodiment, the display mode of the pending | holding image was changed in steps according to the special symbol being started to fluctuate. In another embodiment, the display mode of the reserved image may be changed according to the passage of time while the special symbol changes.
また、上記実施形態では、保留数が所定以上の場合に一連の演出を行うこととした。他の実施形態では、特別図柄の変動時間が所定以上の場合に一連の演出を行うようにしてもよい。具体的には、複数の特別図柄の変動にわたって一連の演出を行う場合に、当該複数の特別図柄の総変動時間が所定以上であるか否かを判定し、所定以上である場合は一連の演出を行う。一方、総変動時間が所定未満である場合は一連の演出を行わないようにしてもよい。 In the above embodiment, a series of effects are performed when the number of holdings is greater than or equal to a predetermined number. In another embodiment, a series of effects may be performed when the variation time of the special symbol is greater than or equal to a predetermined value. Specifically, when performing a series of effects over the variation of a plurality of special symbols, it is determined whether or not the total variation time of the plurality of special symbols is greater than or equal to a predetermined value. I do. On the other hand, if the total variation time is less than a predetermined time, a series of effects may not be performed.
また、上記実施形態では、特別図柄判定の権利を示す保留画像をメイン液晶5に表示させた。他の実施形態では、保留画像の代わりに、他の表示(例えば、LED等)によって特別図柄判定の権利の保留を示してもよい。この場合において、上述のように、保留を示す保留表示を段階的に変化させてもよい。例えば、保留を示すLEDを点灯させ、LEDの色を変化させることで、保留表示の表示態様を変化させてもよい。
In the embodiment described above, the reserved image indicating the right to determine the special symbol is displayed on the main
また、上記実施形態では、特別図柄判定の結果が大当たりである場合に、大当たり図柄に応じて確変遊技状態に変化する遊技機を想定した。他の実施形態の遊技機では、大当たりとなった場合において、大当たり図柄に応じて所定の入賞口(V入賞口)が大当たり遊技中に開放し、遊技球が当該V入賞口に入賞した場合に、確変遊技状態に移行するように構成されてもよい。このような遊技機では、大当たり図柄の種類に応じて、大当たり遊技中にV入賞口が長開放か短開放し、長開放した場合には遊技球はV入賞口に入賞し、短開放した場合にはほぼ入賞しないように構成されている。そして、このような遊技機において、V入賞口が長開放する大当たりを予告する演出として、上記演出が行われてもよい。 Moreover, in the said embodiment, when the result of special symbol determination is a jackpot, the game machine which changes to a probability change game state according to a jackpot symbol was assumed. In the gaming machine of the other embodiment, when a big hit is made, when a predetermined winning opening (V winning opening) is opened during the big winning game according to the big winning symbol and the game ball wins the V winning opening. , It may be configured to shift to a probable gaming state. In such a gaming machine, depending on the type of jackpot symbol, the V prize opening is long open or short open during the jackpot game, and when the game is opened long, the game ball wins the V prize opening and short opens. It is configured not to win almost. In such a gaming machine, the above-described effect may be performed as an effect of notifying the jackpot that the V prize opening is long open.
また、上記実施形態において説明したパチンコ遊技機1の構成は単なる一例に過ぎず、他の構成であっても本発明を実現できることは言うまでもない。また、上述したフローチャートにおける処理の順序、設定値、判定に用いられる閾値等は単なる一例に過ぎず、本発明の範囲を逸脱しなければ他の順序や値であっても、本発明を実現できることは言うまでもない。
In addition, the configuration of the
また、上記実施形態では、本発明がパチンコ遊技機に適用された場合を例に説明したが、本発明は、例えばスロットマシン等の他の遊技機にも適用可能である。 In the above embodiment, the case where the present invention is applied to a pachinko gaming machine has been described as an example. However, the present invention is also applicable to other gaming machines such as a slot machine.
[第4実施形態の遊技機の演出概要]
次に、図58〜図76を参照して、第4実施形態のパチンコ遊技機1における演出について説明する。図58は、第4実施形態に係るパチンコ遊技機1において行われる演出の流れを示す図である。本実施形態のパチンコ遊技機1では、装飾図柄の動きによって以降に行われる演出の内容が異なる。
[Outline of the effects of the gaming machine of the fourth embodiment]
Next, with reference to FIGS. 58 to 76, an effect in the
図58に示すように、第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42において特別図柄が変動開始すると、メイン液晶5において装飾図柄が変動開始する(ステップDS10)。装飾図柄の変動開始から所定時間経過すると、装飾図柄が仮停止する(ステップDS11)。ここで、仮停止は、装飾図柄が完全には停止していない状態(例えば、上下方向に微変動している状態)であり、特別図柄も変動している状態である。
As shown in FIG. 58, when the special symbol starts to change in the first
ステップDS11において装飾図柄が仮停止した後、当該仮停止した装飾図柄が所定方向に回転する。例えば、装飾図柄が仮停止した後、当該仮停止した装飾図柄が停止位置において縦方向を軸として反時計回りに回転する場合がある(ステップDS12)。 After the decorative symbol temporarily stops in step DS11, the temporarily stopped decorative symbol rotates in a predetermined direction. For example, after the decorative symbol temporarily stops, the temporarily stopped decorative symbol may rotate counterclockwise around the vertical direction at the stop position (step DS12).
装飾図柄が反時計回りに回転すると、回転前とは異なる装飾図柄に変化して仮停止状態となる。その後、第1特定演出が行われる(ステップDS13)。具体的には、第1特定演出として、擬似連続予告演出(擬似連)が行われる。擬似連は、特別図柄の変動中に、装飾図柄を擬似的に変動させてから擬似的に停止(仮停止)させる擬似変動演出が複数回行われる演出である。 When the decorative symbol rotates counterclockwise, it changes to a decorative symbol different from that before the rotation and enters a temporary stop state. Thereafter, the first specific effect is performed (step DS13). Specifically, a pseudo continuous notice effect (pseudo sequence) is performed as the first specific effect. The pseudo-ream is an effect in which a pseudo-changing effect is performed a plurality of times during a special symbol variation, in which a decorative symbol is pseudo-variable and then is pseudo-stopped (temporarily stopped).
一方、ステップDS11において装飾図柄が仮停止した後、当該仮停止した装飾図柄が停止位置において前転する場合がある(ステップDS14)。 On the other hand, after the decorative symbol is temporarily stopped in step DS11, the temporarily stopped decorative symbol may be rotated forward at the stop position (step DS14).
装飾図柄が前転すると、回転前とは異なる装飾図柄に変化して仮停止状態となる。その後、第2特定演出が行われる(ステップDS15)。具体的には、第2特定演出として、リーチ演出が行われる。リーチ演出は、3つの装飾図柄のうち、同種の2つ装飾図柄が停止して1つが変動した状態で3つ目の同種の装飾図柄が停止することを遊技者に期待させる演出である。リーチ演出には、複数の種類が存在し、ステップDS15では、これら複数のリーチ演出のうちの何れかが実行される。 When the decorative symbol is moved forward, the decorative symbol is changed to a different decorative symbol from that before the rotation and a temporary stop state is set. Thereafter, the second specific effect is performed (step DS15). Specifically, a reach effect is performed as the second specific effect. The reach effect is an effect that causes the player to expect the third same type of decorative symbol to stop in a state where two of the three decorative symbols of the same type are stopped and one is changed. There are a plurality of types of reach effects, and in step DS15, one of the plurality of reach effects is executed.
また、ステップDS11において装飾図柄が仮停止した後、当該仮停止した装飾図柄が停止位置において縦方向を軸として時計回りに回転する場合がある(ステップDS16)。 In addition, after the decorative design temporarily stops in Step DS11, the temporarily stopped decorative design may rotate clockwise around the vertical direction at the stop position (Step DS16).
装飾図柄が時計回りに回転すると、第3特定演出が行われる。具体的には、装飾図柄が時計回りに回転すると、回転前と同じ装飾図柄にて仮停止状態となり、その後に本停止状態となる(ステップDS17)。より具体的には、ステップDS17において、所定の態様(後述するように、異なる種類であるが同色の図柄がそろったチャンス目)で装飾図柄が本停止する。ここでは、第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42において変動中の特別図柄も停止する。そして、次の特別図柄の変動が開始し、当該次の変動、又は、それ以降の変動において所定の演出に発展する(ステップDS18)。第3特定演出では、装飾図柄が所定の態様で停止することが複数回行われてもよい。
When the decorative design rotates clockwise, the third specific effect is performed. Specifically, when the decorative design rotates clockwise, the temporary stop state is set at the same decorative design as before the rotation, and then the final stop state is set (step DS17). More specifically, in step DS17, the decorative symbols are stopped in a predetermined manner (as described later, chances of different types but the same colored symbols). Here, the special symbol which is changing in the first
次に、図58に示す各演出について説明する。図59は、メイン液晶5において装飾図柄が仮停止してから反時計回りに回転し、その後に第1特定演出(擬似連)が行われる様子を示す図である。
Next, each effect shown in FIG. 58 will be described. FIG. 59 is a diagram illustrating a state in which the decorative design rotates temporarily counterclockwise after the decorative design is temporarily stopped in the main
図59に示すように、メイン液晶5には、装飾図柄51と、保留画像521〜522とが表示される。装飾図柄51は、特別図柄の変動に応じて変動し、特別図柄の停止に応じて停止する。装飾図柄51は、3つの領域51a、51b、51cに表示される装飾図柄によって構成され、例えば、同じ種類の装飾図柄が3つ揃った場合には、大当たりとなる。以下では、左領域51aに表示される装飾図柄を左装飾図柄、中領域51bに表示される装飾図柄を中装飾図柄、右領域51cに表示される装飾図柄を右装飾図柄という場合がある。
As shown in FIG. 59, the main
保留画像521および522は、特別図柄判定の権利の保留を示す画像である。保留画像521は、現在変動中の特別図柄が停止した後に消化される保留を示し、保留画像522は、保留画像521に係る変動が終了した後に消化される保留を示す。図59(A)では、特別図柄が変動開始した直後であって、第1特別図柄判定の権利が2つ保留されている。
The
装飾図柄51が変動開始してから所定時間経過すると、左領域51aに例えば「8」図柄が仮停止し、当該仮停止した左装飾図柄が縦軸周りに反時計回りに回転する(図59(B))。左装飾図柄が反時計回りに回転すると、回転後の左装飾図柄は、例えば、半円形の画像に変化する(図59(C))。
When a predetermined time elapses after the
次に、右領域51cにおいて例えば「5」図柄が仮停止し、当該仮停止した右装飾図柄が縦軸周りに反時計回りに回転する(図59(D))。右装飾図柄が反時計回りに回転すると、回転後の右装飾図柄は、例えば、半円形の画像に変化する(図59(E))。
Next, for example, the “5” symbol temporarily stops in the
その後、左右に仮停止した半円形の画像は、画面の中央に向かって移動し(図59(F))、2つの半円形の画像が接して円形の画像となる(図59(G))。ここで、円形の画像は、次の擬似変動が行われることを示す画像であり、2回目の擬似変動が行われることを示す画像である。 Thereafter, the semicircular image temporarily stopped to the left and right moves toward the center of the screen (FIG. 59 (F)), and the two semicircular images come into contact with each other to form a circular image (FIG. 59 (G)). . Here, the circular image is an image indicating that the next pseudo variation is performed, and is an image indicating that the second pseudo variation is performed.
そして、次に、3つの領域51a、51b、51cにおいて装飾図柄が再び変動を開始して、2回目の擬似変動が行われる(図59(H))。図59(H)に示すように、2回目の擬似変動が開始されても、保留画像521は消化されておらず(保留画像の数は2つのまま)、現在の特別図柄の変動は終了していない。
Then, in the three
図59(H)に示すように2回目の擬似変動が行われた後は、2回目の擬似変動において装飾図柄51が停止して特別図柄判定の結果が報知されてもよいし、2回目の擬似変動の後に装飾図柄51が擬似停止して、さらに3回目の擬似変動が行われてもよい。
After the second pseudo variation is performed as shown in FIG. 59 (H), the
このように、装飾図柄が仮停止した後で反時計回りに回転して別の装飾図柄に変化した場合、その後に擬似連続予告演出が行われる。 In this way, when the decorative symbol is temporarily stopped and then rotated counterclockwise to change to another decorative symbol, a pseudo continuous notice effect is subsequently performed.
図60は、メイン液晶5において装飾図柄が仮停止してから前転し、その後に第2特定演出(リーチ演出)が行われる様子を示す図である。
FIG. 60 is a diagram illustrating a state in which the decorative design in the main
図60(A)に示すように装飾図柄51が変動開始してから所定時間経過すると、左領域51aに例えば「8」図柄が仮停止し、当該仮停止した左装飾図柄が前方向に回転する(図60(B))。左装飾図柄が前方向に回転すると、回転後の左装飾図柄は、例えば、「ソ」図柄に変化する(図60(C))。
As shown in FIG. 60A, when a predetermined time elapses after the
次に、右領域51cにおいて例えば「5」図柄が仮停止し、当該仮停止した右装飾図柄が前方向に回転する(図60(D))。右装飾図柄が前方向に回転すると、回転後の右装飾図柄は、例えば、「タ」図柄に変化する(図60(E))。
Next, in the
その後、中領域51bにおいて例えば「3」図柄が仮停止し、当該仮停止した中装飾図柄が前方向に回転する(図60(F))。中装飾図柄が前方向に回転すると、回転後の中装飾図柄は、例えば、「ナ」図柄に変化する(図60(G))。これにより、3つの領域51a、51b、51cにおいて「ソ」、「ナ」、「タ」と書かれた装飾図柄がそれぞれ仮停止する。
Thereafter, for example, the “3” symbol is temporarily stopped in the
「ソ」、「ナ」、「タ」の3つの装飾図柄が仮停止した後、2つの同種の装飾図柄(例えば、「7」図柄)が左右に仮停止してリーチが成立する。以降、リーチ演出として、中領域51bに「7」図柄が停止することを遊技者に期待させる演出が行われる。すなわち、「ソ」、「ナ」、「タ」の3つの装飾図柄が仮停止したことはリーチ演出への発展を示唆する。
After the three decorative symbols “SO”, “NA”, and “TA” temporarily stop, two similar decorative symbols (for example, “7” symbol) temporarily stop to the right and left, and reach is established. Thereafter, as the reach effect, an effect that causes the player to expect the “7” symbol to stop in the
このように、装飾図柄が仮停止した後で前転して別の装飾図柄に変化し、「ソ」、「ナ」、「タ」の3つの装飾図柄が仮停止した場合、その後にリーチ演出が行われる。 In this way, when the decorative symbol temporarily stops and then changes to another decorative symbol, and if the three decorative symbols “So”, “Na”, and “Ta” are temporarily stopped, then reach production is performed. Is done.
図61は、メイン液晶5において装飾図柄が仮停止してから時計回りに回転し、その後に第3特定演出が行われる様子を示す図である。
FIG. 61 is a diagram illustrating a state in which the decorative design rotates temporarily in the main
図61(A)に示すように、装飾図柄51が変動開始してから所定時間経過すると、左領域51aに例えば「8」図柄が仮停止し、当該仮停止した左装飾図柄が縦軸周りに時計回りに回転する(図61(B))。左装飾図柄が時計回りに回転すると、回転後の左装飾図柄も回転前と同じ「8」図柄となって仮停止する(図61(C))。ここで、仮停止する「8」図柄は、エフェクトが加えられた図柄となる。
As shown in FIG. 61 (A), when a predetermined time elapses after the
次に、右領域51cにおいて例えば「6」図柄が仮停止し、当該仮停止した右装飾図柄が縦軸周りに時計回りに回転する(図61(D))。右装飾図柄が時計回りに回転すると、回転後の右装飾図柄も回転前と同じ「6」図柄となって仮停止する(図61(E))。ここで、仮停止する「6」図柄は、エフェクトが加えられた図柄となる。
Next, in the
その後、中領域51bにおいて例えば「4」図柄が仮停止し、当該仮停止した中装飾図柄が縦軸周りに時計回りに回転する(図61(F))。中装飾図柄が時計回りに回転すると、回転後の中装飾図柄も回転前と同じ「4」図柄となって仮停止する(図61(G))。ここで、仮停止する「4」図柄は、エフェクトが加えられた図柄となる。
Thereafter, for example, “4” symbol is temporarily stopped in the
このようにして3つの装飾図柄が仮停止した後、3つの装飾図柄は本停止する(図61(G))。ここでは、装飾図柄51は、完全に停止した状態であり、特別図柄も停止する。
In this way, after the three decorative symbols are temporarily stopped, the three decorative symbols are fully stopped (FIG. 61 (G)). Here, the
ここで、停止した「8」図柄、「4」図柄、「6」図柄の3つの装飾図柄は、すべて同色(具体的には、青色)の図柄であり、3つの図柄にはエフェクトが加えられる。また、3つの図柄の停止時において所定の音声が出力されてもよい。この3つの同色の図柄が揃ったことは、この特別図柄の変動においてはハズレであったことを示すが、次以降の特別図柄の変動において大当たりとなる期待度が比較的高いことを示す。 Here, the three decorative symbols of the “8” symbol, “4” symbol, and “6” symbol that are stopped are all the same color (specifically, blue) symbol, and the effect is applied to the three symbols. . Moreover, a predetermined sound may be output when the three symbols are stopped. The fact that these three symbols of the same color are aligned indicates that the special symbol has been lost, but the expectation of being a big hit in the subsequent special symbol variations is relatively high.
図62は、装飾図柄の種類および色と、それぞれの期待度を示す図である。図62に示すように、本実施形態では、全体や数字が青色の装飾図柄として、「2」図柄、「4」図柄、「6」図柄、及び、「8」図柄が用意されている。また、緑色の装飾図柄として、「1」図柄、及び、「5」図柄が用意されている。また、赤色の装飾図柄として、「3」図柄、及び、「7」図柄が用意されている。3つの同種(同じ数字)の図柄がそろって停止しなかった場合でも、これら同色の図柄が停止した場合は、その図柄の色に応じて次以降の特別図柄の変動において大当たりとなる期待度が高くなる。例えば、青図柄は期待度が低く、赤図柄は期待度が高い。 FIG. 62 is a diagram showing the types and colors of decorative symbols and the expected degrees of each. As shown in FIG. 62, in the present embodiment, “2” symbol, “4” symbol, “6” symbol, and “8” symbol are prepared as decorative symbols whose whole or numbers are blue. In addition, “1” symbol and “5” symbol are prepared as green decorative symbols. In addition, “3” symbol and “7” symbol are prepared as red decorative symbols. Even if the same three (same number) symbols do not stop, if these same color symbols stop, the expectation that will be a big hit in the variation of the following special symbols depending on the color of the symbol Get higher. For example, a blue symbol has a low expectation and a red symbol has a high expectation.
図61に戻り、3つの同色の図柄が停止した後、保留画像521が消化されて当該保留画像521に対応する特別図柄の変動開始に応じて、装飾図柄51が変動開始する(図61(H))。この場合において、メイン液晶5には、所定の色(例えば、青色)の枠画像53が表示される。これにより、同色図柄がそろってチャンス状態になっていることが報知される。
Returning to FIG. 61, after the three symbols of the same color are stopped, the
図61(H)に示す次の変動が終了すると、ハズレとなって枠画像53が消えてもよいし、この変動においてさらに同色図柄(例えば、赤色)がそろって停止してもよい。そして、さらに次の変動(保留画像522に対応する特別図柄の変動)では、所定の色(例えば、赤色)の枠画像53が表示されて装飾図柄51が変動して、所定時間経過後に、3つの同種の図柄(例えば、「7」図柄)がそろって大当たりとなる場合がある。
When the next change shown in FIG. 61H ends, the
このように、装飾図柄が仮停止した後で時計回りに回転し、第3特定演出が行われる。第3特定演出では、種類は異なるが3つの同色の図柄が本停止する(チャンス状態を示すチャンス目で停止する)。さらにその後の特別図柄の変動では、チャンス状態を示す枠画像53が表示され、所定の演出が行われる。
As described above, after the decorative design temporarily stops, it rotates clockwise, and the third specific effect is performed. In the third specific effect, three types of symbols of the same color, but different in type, are stopped (stops at the chance eye indicating the chance state). Further, in the subsequent special symbol fluctuation, a
第3特定演出は、複数の特別図柄の変動にわたって行われる演出である。図63は、複数の特別図柄の変動にわたって行われる第3特定演出を示す図である。 The third specific effect is an effect performed over the variation of a plurality of special symbols. FIG. 63 is a diagram showing a third specific effect performed over the variation of a plurality of special symbols.
図63に示すように、第3特定演出は、保留画像521に対応する特別図柄の変動、保留画像522に対応する特別図柄の変動、及び、保留画像523に対応する特別図柄の変動において行われる場合がある。具体的には、保留画像521に対応する特別図柄の変動において同色の図柄が本停止し、保留画像522に対応する特別図柄の変動において同色の図柄が本停止する。そして、保留画像523に対応する特別図柄の変動において所定の演出が行われて大当たりとなる場合がある。また、第3特定演出は、2回の特別図柄の変動において行われる場合もあり、1回目の特別図柄の変動において同色の図柄が本停止し、2回目の変動において枠画像53が表示されて所定の演出に発展する場合もある。
As shown in FIG. 63, the third specific effect is performed in the variation of the special symbol corresponding to the
なお、図61(G)において、3つの同色の図柄が仮停止して、さらにこれらの3つの図柄が再変動してもよい。すなわち、1回の特別図柄の変動において、上述のような3つの同色の図柄がそろう演出が行われた後に所定の演出が行われてもよい。具体的には、図61(G)において特別図柄は停止せずに装飾図柄51が仮停止し、図61(H)において装飾図柄51が再変動してもよい。
Note that in FIG. 61 (G), three symbols of the same color may temporarily stop, and these three symbols may be changed again. That is, in a single special symbol change, a predetermined effect may be performed after an effect in which the three same-colored symbols are aligned as described above. Specifically, the
図64は、同色の図柄が仮停止した後に再変動する様子を示す図である。図64(A)に示すように3つの同色の図柄が仮停止した状態では、特別図柄は変動中であり、3つの同色の図柄も、例えば上下方向に微変動している状態である。その後、図64(B)に示すように、装飾図柄51が再変動する(2回目の擬似変動を開始する)。この図64(A)及び図64(B)の演出が行われている間は、特別図柄は変動中であり、保留は消化されない。さらにその後に、3つの同色の図柄が擬似停止して3回目の擬似変動が行われてもよい。
FIG. 64 is a diagram showing a state in which the same-color symbols re-variate after being temporarily stopped. As shown in FIG. 64 (A), in the state where the three symbols of the same color are temporarily stopped, the special symbol is changing, and the three symbols of the same color are also slightly changing in the vertical direction, for example. Thereafter, as shown in FIG. 64 (B), the
以上のように、本実施形態では、装飾図柄が仮停止した後、当該装飾図柄が所定の方向に回転して別の装飾図柄あるいは同種の装飾図柄に変化する。そして、その後に様々な演出が行われる。このように、本実施形態では、装飾図柄の仮停止後の動作態様(変化態様)によって発展先の演出が異なり、装飾図柄の仮停止後の動作態様によって発展先の演出を示唆することができる。 As described above, in the present embodiment, after the decorative design temporarily stops, the decorative design rotates in a predetermined direction and changes to another decorative design or the same type of decorative design. After that, various effects are performed. As described above, in the present embodiment, the development destination effect differs depending on the operation mode (change mode) after the decorative symbol is temporarily stopped, and the development destination effect can be suggested by the operation mode after the decorative symbol is temporarily stopped. .
なお、図59〜図61では、2つあるいは3つの装飾図柄が回転する例について説明したが、3つの装飾図柄のうち、1つあるいは2つだけが回転する場合もある。この場合は、図59〜図61に示すような第1〜第3特定演出へは発展せず、異なる種類の3つの装飾図柄が停止してハズレとなる。例えば、図59において、左装飾図柄のみが回転して半円形の画像に変化し、次に右装飾図柄は回転せずにハズレとなる。また、例えば、図60において、左装飾図柄が前転して「ソ」図柄に変化し、右装飾図柄も前転して「タ」図柄に変化した後、中装飾図柄は前転しない場合がある。この場合は、「ソ」、「ナ」、「タ」の3つの図柄とならないため、そのままハズレとなる。 59 to 61, an example in which two or three decorative symbols rotate has been described. However, only one or two of the three decorative symbols may rotate. In this case, the first to third specific effects as shown in FIGS. 59 to 61 are not developed, and three different types of decorative symbols are stopped and lost. For example, in FIG. 59, only the left decorative symbol is rotated to change to a semicircular image, and then the right decorative symbol is lost without rotating. In addition, for example, in FIG. 60, after the left decorative design is changed to a “So” design and the right decorative design is changed to a “T” design, the middle decorative design is not forwarded. is there. In this case, since the three symbols “So”, “Na”, and “Ta” are not used, it is lost as it is.
図65は、第4実施形態の装飾図柄を用いた演出の流れの概要を示す図である。 FIG. 65 is a diagram showing an outline of the flow of effects using the decorative design of the fourth embodiment.
遊技制御基板100において特別図柄判定が行われると、特別図柄が変動し、所定時間経過後に停止する。特別図柄の変動開始時には、遊技制御基板100から演出制御基板130に対して特別図柄判定の結果を含む変動開始コマンドが送信され、演出制御基板130は、当該変動開始コマンドに基づいて複数の演出の中から何れかの演出を選択して実行する。
When the special symbol determination is performed on the
図65に示すように、例えば上述の第1〜第3特定演出の何れが行われる場合は、特別図柄の変動が開始されると、装飾図柄が所定の態様で動作する(時計回り、反時計回り、前方向に回転等)か否かの演出(図65では、「動作煽り演出」)が行われ、その後に装飾図柄が所定の態様で動作する。装飾図柄が所定の態様で動作すると、上述のように第1〜第3特定演出の何れかが行われる。例えば、装飾図柄が前方向に回転すると、上記第2特定演出が行われる。そして、第1〜第3特定演出の何れかが行われた後に、大当たり又はハズレが報知される。 As shown in FIG. 65, for example, when any of the first to third specific effects described above is performed, the decorative symbol operates in a predetermined manner when the change of the special symbol is started (clockwise, counterclockwise). (In FIG. 65, “motion effect production”) is performed, and then the decorative symbol operates in a predetermined manner. When the decorative symbol operates in a predetermined manner, one of the first to third specific effects is performed as described above. For example, when the decorative design rotates forward, the second specific effect is performed. Then, after any of the first to third specific effects is performed, a big hit or a loss is notified.
一方、上記第1〜第3特定演出の何れもが行われない場合は、図65に示すように、装飾図柄が所定の態様で動作するか否かの演出(動作煽り演出)が行われた後に装飾図柄が所定の態様で動作しない。このような場合は、その後にハズレが報知される。以下では、装飾図柄が所定の態様で動作するか否かの演出が行われた後に装飾図柄が所定の態様で動作しない場合について説明する。 On the other hand, when none of the first to third specific effects is performed, as shown in FIG. 65, an effect on whether or not the decorative symbol operates in a predetermined manner (motion effect effect) was performed. Later, the decorative symbol does not operate in a predetermined manner. In such a case, the loss is notified thereafter. Below, the case where a decoration symbol does not operate | move by a predetermined | prescribed aspect after the production | presentation of whether the decoration symbol operate | moves by a predetermined | prescribed aspect is performed is demonstrated.
ここで、装飾図柄が所定の態様で動作するか否かの演出を行った後に装飾図柄が所定の態様で動作せずにハズレが報知される演出を「動作無しハズレ演出」と称する。なお、図65に示すように、装飾図柄が所定の態様で動作するか否かの演出が行われずに単純にハズレが報知される場合があり、このような演出を「単純ハズレ演出」と称することがある。 Here, the effect in which the decorative symbol does not operate in the predetermined mode after performing the effect as to whether or not the decorative symbol operates in a predetermined mode is referred to as a “no-motion loss effect”. In addition, as shown in FIG. 65, there is a case where the losing is simply notified without performing an effect as to whether or not the decorative symbol operates in a predetermined manner, and such an effect is referred to as a “simple losing effect”. Sometimes.
動作無しハズレ演出には、図59〜図61のそれぞれに対応する演出がある。具体的には、図59に対応する「第1動作無しハズレ演出」、図60に対応する「第2動作無しハズレ演出」、図61に対応する「第3動作無しハズレ演出」がある。図59〜図61のそれぞれに対応する動作無しハズレ演出があるため、第1〜第3特定演出に発展することを遊技者に期待させることができ、大当たりを期待させることができる。 There are effects corresponding to each of FIGS. Specifically, there are a “first motion-less lost effect” corresponding to FIG. 59, a “second motion-less lost effect” corresponding to FIG. 60, and a “third motion-less lost effect” corresponding to FIG. Since there are no-action losing effects corresponding to each of FIGS. 59 to 61, the player can be expected to develop to the first to third specific effects, and a big hit can be expected.
図66は、図59に対応する第1動作無しハズレ演出の一例を示す図である。図67は、図60に対応する第2動作無しハズレ演出の一例を示す図である。図68は、図61に対応する第3動作無しハズレ演出の一例を示す図である。 FIG. 66 is a diagram showing an example of the first action-less loss effect corresponding to FIG. FIG. 67 is a diagram illustrating an example of the second motion-less loss effect corresponding to FIG. FIG. 68 is a diagram illustrating an example of the third motion-less loss effect corresponding to FIG.
図66に示すように、図59と同様、3つの装飾図柄が変動開始(図66(A))してから所定時間が経過すると、左領域51aに例えば「8」図柄が仮停止し、当該仮停止した左装飾図柄が縦軸周りに反時計回りに回転する(図66(B))。左装飾図柄が反時計回りに回転すると、回転後の左装飾図柄は、例えば、半円形の画像に変化する(図66(C))。
As shown in FIG. 66, as in FIG. 59, when a predetermined time elapses after the three decorative symbols start to change (FIG. 66 (A)), for example, “8” symbol is temporarily stopped in the
次に、例えば、右領域51cにおいて「5」図柄と半円形の画像とが合成された合成画像が画面の上方から下方にゆっくりと降下する表示が行われる(図66(D))。すると、当該合成画像が右領域の上下中央領域において、反時計回りか時計回りかのどちらかに回転するかのような演出が行われる(図66(E))。ここで、合成画像の右側は「5」図柄を縦軸回りに半回転させた画像であり、合成画像の左側は半円形の画像を縦軸回りに半回転させた画像である。合成画像が反時計回りに回転すると半円形の画像になり、時計回りに回転すると「5」図柄となる。
Next, for example, a display is performed in which the composite image obtained by combining the “5” symbol and the semicircular image in the
合成画像が反時計回りか時計回りかのどちらかに回転するかのような演出が行われた後、その演出の結果として、合成画像が反時計回りに回転せずに、時計回りに回転して「5」図柄に変化する(図66(F))。そして、3つの異なる種類の装飾図柄が停止(正確には仮停止後に本停止)してハズレが報知される(図66(G))。すなわち、図66に示す動作無しハズレ演出では、装飾図柄が反時計回りに回転することを期待させる演出(擬似連に発展することを期待させる演出)の後に、装飾図柄が反時計回りに回転せずにハズレが報知される(擬似連に発展せずにハズレとなる)。 After an effect is produced as if the composite image is rotated counterclockwise or clockwise, the composite image does not rotate counterclockwise, but rotates clockwise as a result of the effect. To “5” symbol (FIG. 66 (F)). Then, three different types of decorative symbols are stopped (exactly after the temporary stop), and the loss is notified (FIG. 66 (G)). That is, in the case of the lost-motion effect shown in FIG. 66, the decorative symbol is rotated counterclockwise after the effect that the decorative symbol is expected to rotate counterclockwise (the effect that the decorative symbol is expected to develop in a pseudo-continuous manner). Loss is reported (without becoming a pseudo-ream, it will be lost).
なお、擬似連に発展する場合は、図66(E)において合成画像が反時計回りか時計回りかのどちらかに回転するかのような演出が行われた後、合成画像が反時計回りに回転して半円形の画像になり、その後、図59のように擬似連に発展する。 In the case of development into a pseudo-continuous, after the effect is made as if the composite image is rotated counterclockwise or clockwise in FIG. 66E, the composite image is counterclockwise. Rotate to become a semicircular image, and then develop into a pseudo-continuum as shown in FIG.
このように、右装飾図柄が反時計回りに回転するか否かの演出の後に反時計回りにして擬似連に発展する演出(図59)と、右装飾図柄が反時計回りに回転して擬似連に発展するか否かを期待させてから右装飾図柄が反時計回りに回転しない演出(図66)と、が行われることで、遊技者の期待感を高めることができる。 In this way, after the effect of whether or not the right decorative design rotates counterclockwise, an effect (FIG. 59) that develops in a counter-clockwise and pseudo-continuous manner, and the right decorative design rotates counterclockwise and simulates An effect that the right decorative design does not rotate counterclockwise after the expectation of continuous development (FIG. 66) is performed, so that the player's expectation can be enhanced.
また、図67に示すように、図60と同様、3つの装飾図柄が変動開始(図67(A))してから所定時間が経過すると、左領域51aに例えば「8」図柄が仮停止し、当該仮停止した左装飾図柄が前方向に回転する(図67(B))。回転後の左装飾図柄は、例えば、「ソ」図柄に変化する(図67(C))。
As shown in FIG. 67, as in FIG. 60, when a predetermined time elapses after the three decorative symbols start to change (FIG. 67 (A)), for example, “8” symbol is temporarily stopped in the
次に、右領域51cにおいて例えば「5」図柄が仮停止し、当該仮停止した右装飾図柄が前方向に回転する(図67(D))。右装飾図柄が前方向に回転すると、回転後の右装飾図柄は、例えば、「タ」図柄に変化する(図67(E))。これにより、遊技者は、3つ目の中装飾図柄が前方向に回転してリーチ演出に発展することを期待することになる。
Next, in the
その後、中領域51bにおいて例えば「3」図柄が仮停止し、当該仮停止した中装飾図柄が前方向に回転せず(図67(F))、最終的に3つの異なる種類の装飾図柄が停止(正確には仮停止後に本停止)してハズレが報知される(図67(G))。
Thereafter, for example, “3” symbol is temporarily stopped in the
このように、中装飾図柄が前方向に回転するか否かの演出の後に前方向に回転してリーチ演出に発展する演出(図60)と、中装飾図柄が前方向に回転するか否かの演出の後に中装飾図柄が前方向に回転しない演出(図67)と、が行われることで、遊技者の期待感を高めることができる。 In this way, after the effect of whether or not the medium decorative symbol rotates forward, the effect that rotates forward to develop the reach effect (FIG. 60) and whether or not the medium decorative symbol rotates forward. After the production, the production (FIG. 67) in which the middle decorative symbol does not rotate forward is performed, so that the player's expectation can be enhanced.
また、図68に示すように、図61と同様、3つの装飾図柄が変動開始(図68(A))してから所定時間が経過すると、左領域51aに例えば「8」図柄が仮停止し、当該仮停止した左装飾図柄が時計回りに回転する(図68(B))。左装飾図柄が時計回りに回転すると、図61と同様に、エフェクトが加えられた「8」図柄となって仮停止する(図68(C))。
As shown in FIG. 68, as in FIG. 61, when a predetermined time elapses after the three decorative symbols start to fluctuate (FIG. 68 (A)), for example, “8” symbol temporarily stops in the
次に、右領域51cにおいて例えば「6」図柄が仮停止し、当該仮停止した右装飾図柄が縦軸周りに時計回りに回転する(図68(D))。右装飾図柄が時計回りに回転すると、エフェクトが加えられた「6」図柄となって仮停止する(図68(E))。
Next, for example, the symbol “6” temporarily stops in the
その後、中領域51bにおいて例えば「1」図柄が仮停止し、当該仮停止した中装飾図柄が時計回りに回転せず(図68(F))、最終的に3つの異なる種類の装飾図柄が停止(正確には仮停止後に本停止)してハズレが報知される(図68(G))。ここで停止される装飾図柄は、図61(G)のようにチャンス目ではなく、エフェクトも無い。すなわち、図68(G)の装飾図柄の表示態様は、第3特定演出に発展しないことを示す態様である。
Thereafter, for example, the “1” symbol is temporarily stopped in the
このように、中装飾図柄が時計回りに回転するか否かの演出の後に時計回りに回転して第3特定演出に発展する演出(図61)と、中装飾図柄が時計回りに回転するか否かの演出の後に中装飾図柄が時計回りに回転しない演出(図68)と、が行われることで、遊技者の期待感を高めることができる。 In this way, after the effect whether or not the medium decorative design rotates clockwise, the effect that rotates clockwise to develop into the third specific effect (FIG. 61), and whether or not the medium decorative design rotates clockwise. The player's expectation can be enhanced by performing an effect (FIG. 68) in which the medium decoration symbol does not rotate clockwise after the effect of “no”.
ここで、図69を参照して、上記第1特定演出、第2特定演出、第3特定演出の大当たりに対する期待度(信頼度)の違いについて説明する。 Here, with reference to FIG. 69, the difference of the expectation degree (reliability) with respect to the jackpot of the said 1st specific production, the 2nd specific production, and the 3rd specific production is demonstrated.
図69は、第1特定演出、第2特定演出、第3特定演出の期待度の一例を示す図である。図69に示すように、各特定演出の種類によって大当たりに対する信頼度(大当たりとなる確率)が定められる。 FIG. 69 is a diagram illustrating an example of the degree of expectation of the first specific effect, the second specific effect, and the third specific effect. As shown in FIG. 69, the reliability for the jackpot (probability of winning the jackpot) is determined by the type of each specific effect.
例えば、第1特定演出(擬似連)が行われる場合、擬似連の回数によって信頼度が異なる。例えば、擬似変動2回の擬似連では、図59(G)のように装飾図柄が反時計回りに回転して擬似連が継続することを示す画像が表示された後、2回目の擬似変動が行われ、その後、3回目の擬似変動が行われずに、大当たりか否かの結果が表示される。この場合、大当たりが報知される確率は、例えば、5%である。また、2回目の擬似変動が行われた後、図59(A)〜図59(G)に示す演出が再び行われて、3回目の擬似変動が行われ、その後に大当たりか否かの結果が表示される場合がある。この場合の信頼度は、例えば15%である。また、3回目の擬似変動が行われた後、4回目の擬似変動が行われ、その後に大当たりか否かの結果が表示される場合がある。この場合の信頼度は、例えば60%である。 For example, when the first specific effect (pseudo ream) is performed, the reliability varies depending on the number of pseudo reams. For example, in the case of the pseudo fluctuation with two pseudo fluctuations, the second pseudo fluctuation is displayed after the image indicating that the decorative symbol rotates counterclockwise and the pseudo continuous is continued as shown in FIG. 59 (G). After that, the result of whether or not a big hit is displayed without performing the third pseudo fluctuation. In this case, the probability that the jackpot will be notified is, for example, 5%. Further, after the second pseudo variation is performed, the effects shown in FIGS. 59A to 59G are performed again, the third pseudo variation is performed, and then a result of whether or not the big hit is made May be displayed. In this case, the reliability is, for example, 15%. In addition, after the third pseudo variation is performed, the fourth pseudo variation is performed, and then a result of whether or not the big hit is displayed may be displayed. The reliability in this case is, for example, 60%.
また、第2特定演出の信頼度は、例えば65%である。すなわち、第2特定演出が行われると、その後に大当たりとなる確率は65%である。 Further, the reliability of the second specific effect is, for example, 65%. In other words, when the second specific performance is performed, the probability of a big hit after that is 65%.
また、第3特定演出が行われる場合、停止する装飾図柄の色によって信頼度が異なる。例えば、青図柄が停止すると、その後に(次以降の特別図柄の変動において)大当たりとなる確率は1%であり、緑図柄が停止すると、その後に大当たりとなる確率は10%であり、赤図柄が停止すると、その後に大当たりとなる確率は25%である。 Further, when the third specific effect is performed, the reliability varies depending on the color of the decorative pattern to be stopped. For example, if the blue symbol stops, the probability of winning a jackpot after that (in the following special symbol changes) is 1%, and if the green symbol stops, the probability of subsequently winning a jackpot is 10%, and the red symbol When is stopped, the probability that it will be a big hit after that is 25%.
なお、上記第1〜第3特定演出が組み合わされて行われてもよい。例えば、第1特定演出として擬似変動3回の擬似連が行われた後、第2特定演出(リーチ演出)が行われてもよい。この場合の信頼度は、最も高い信頼度(すなわち、第2特定演出の信頼度)と同じであってもよいし、これら特定演出が組み合わされた場合は信頼度がより高くてもよい。例えば、第1特定演出として擬似変動4回の擬似連が行われた後に第2特定演出が行われた場合は、その信頼度は75%以上であってもよい。
Note that the first to third specific effects may be performed in combination. For example, the second specific effect (reach effect) may be performed after the pseudo-continuation of the
このような第1〜第3特定演出の信頼度が異なる場合において、第1〜第3特定演出に対応する第1〜第3動作無しハズレ演出の選択確率が予め定められる。 In the case where the reliability levels of the first to third specific effects are different, the selection probabilities of the first to third actionless loss effects corresponding to the first to third specific effects are determined in advance.
図70は、第1〜第3動作無しハズレ演出の選択率の一例を示す図である。図70に示すように、第1〜第3動作無しハズレ演出のそれぞれの選択率は、第3動作無しハズレ演出が最も高く、第2動作無しハズレ演出が最も低い。すなわち、第3動作無しハズレ演出は第1動作無しハズレ演出よりも高い確率で選択され、第1動作無しハズレ演出は第2動作無しハズレ演出よりも高い確率で選択される。このように、第1〜第3動作無しハズレ演出の選択率が異なるように予め定められることにより、各演出の出現頻度に違いが生じる。 FIG. 70 is a diagram illustrating an example of the selection rate of the first-third motionless loss effect. As shown in FIG. 70, the selection rates of the first to third losing effects without motion are highest in the losing effects without third motion and lowest in the losing effects without second motion. That is, the third motion-less lost effect is selected with a higher probability than the first motion-less lost effect, and the first motion-less lost effect is selected with a higher probability than the second motion-less lost effect. As described above, since the selection rates of the first to third motion-less loss effects are set differently, a difference occurs in the appearance frequency of each effect.
図69に示すように、第1〜第3特定演出のうち、第2特定演出の信頼度は最も高い。このため、第2特定演出に対応する第2動作無しハズレ演出の出現頻度は最も低い。すなわち、第1〜第3特定演出のうち、第2特定演出の信頼度が最も高いということは、第2特定演出はハズレの場合には最も選択され難く、出現頻度は最も低いことになる(大当たりの確率は、ハズレの確率と比べてかなり低く(例えば、1/300等)、殆どがハズレであるため)。このため、第2特定演出に対応する第2動作無しハズレ演出の出現頻度も最も低くなるように、第2動作無しハズレ演出の選択率が設定される。 As shown in FIG. 69, the reliability of the second specific effect is the highest among the first to third specific effects. For this reason, the appearance frequency of the second motion-less loss effect corresponding to the second specific effect is the lowest. That is, among the first to third specific effects, the highest reliability of the second specific effect means that the second specific effect is least likely to be selected in the case of a loss, and the appearance frequency is the lowest ( The probability of jackpot is considerably lower than the probability of losing (for example, 1/300, etc., and most are losing). For this reason, the selection rate of the second action-less lost effect is set so that the appearance frequency of the second action-less lost effect corresponding to the second specific effect is also lowest.
一方、図69に示すように、第3特定演出の信頼度は最も低く、出現頻度は最も高い。このため、図70に示すように、第3特定演出に対応する第3動作無しハズレ演出の出現頻度が最も高くなるように、第3動作無しハズレ演出の選択率が設定される。 On the other hand, as shown in FIG. 69, the reliability of the third specific performance is the lowest and the appearance frequency is the highest. For this reason, as shown in FIG. 70, the selection rate of the third action-less losing effect is set so that the appearance frequency of the third action-less losing effect corresponding to the third specific effect is the highest.
このように、特定演出の信頼度の高さと、動作無しハズレ演出の選択率の高さとは関連づけられる。上述した例では、信頼度が高い特定演出(出現頻度が低い)ほど、その特定演出に対応する動作無しハズレ演出の選択率(出現頻度)は低い。これにより、例えば、第2動作無しハズレ演出の出現を抑制することができ、頻繁には出現しない第2動作無しハズレ演出が行われると、第2特定演出が行われることに対する遊技者の期待感を高めることができる。 Thus, the high reliability of the specific effect is associated with the high selection rate of the no-motion loss effect. In the example described above, the selection rate (appearance frequency) of the no-action losing effect corresponding to the specific effect is lower as the specific effect (the appearance frequency is lower) with higher reliability. Thereby, for example, the appearance of the second action-less lost effect can be suppressed, and when the second action-less lost effect that does not appear frequently is performed, the player's expectation that the second specific effect will be performed Can be increased.
なお、特定演出の信頼度の高さと、その特定演出に対応する動作無しハズレ演出の選択率の高さとの関係は、上述したものとは逆であってもよい。例えば、信頼度の最も高い第2特定演出に対応する第2動作無しハズレ演出の選択率を最も高くしてもよい。すなわち、第2特定演出の出現頻度が最も低い一方で、その第2特定演出に対応する第2動作無しハズレ演出の出現頻度を最も高くしてもよい。また、第3特定演出の出現頻度が最も高い一方で、その第3特定演出に対応する第3動作無しハズレ演出の出現頻度を最も低くしてもよい。これにより、例えば、最も信頼度の高い第2特定演出が行われ難くても、第2動作無しハズレ演出を頻繁に出現させることができ、遊技者が飽きないようにすることができる。 It should be noted that the relationship between the reliability of the specific effect and the high selection rate of the no-motion loss effect corresponding to the specific effect may be opposite to that described above. For example, the selection rate of the second motion-less loss effect corresponding to the second specific effect having the highest reliability may be set to the highest. That is, while the appearance frequency of the second specific effect is the lowest, the appearance frequency of the second action-less loss effect corresponding to the second specific effect may be the highest. In addition, while the appearance frequency of the third specific effect is the highest, the appearance frequency of the third action-less loss effect corresponding to the third specific effect may be the lowest. Thereby, for example, even if it is difficult to perform the second specific effect with the highest reliability, the lossless effect without the second action can frequently appear, and the player can be prevented from getting bored.
なお、ここでは装飾図柄が所定の態様(反時計回り、時計回り、前周り)で動作するか否かの演出を行った後に、装飾図柄が所定の態様で動作しない場合は、第1〜第3特定演出の何れにも発展せず、ハズレが報知される場合について説明した。装飾図柄が所定の態様で動作しない場合であっても、その後に第1〜第3特定演出の何れかに発展して大当たりとなってもよい。また、装飾図柄が所定の態様で動作しない場合であっても、その後に第1〜第3特定演出とは異なる演出が行われ、大当たりになってもよい。 Here, after performing the effect of whether or not the decorative symbol operates in a predetermined manner (counterclockwise, clockwise, forward rotation), if the decorative symbol does not operate in the predetermined manner, the first to first A case has been described in which the development is not developed to any of the three specific effects and the loss is notified. Even if the decorative symbol does not operate in a predetermined manner, it may develop into one of the first to third specific effects thereafter and become a big hit. Further, even if the decorative symbol does not operate in a predetermined manner, an effect different from the first to third specific effects may be performed thereafter, resulting in a big hit.
以上のように、第4実施形態では、大当たりに対する期待度が高いことを示す第1特定演出と第2特定演出とを実行可能である。第1の演出(反時計回りで左装飾図柄が回転)を行った後に第1の態様で装飾図柄が動作(反時計回りで右装飾図柄が回転)し、その後に第1特定演出に発展する。また、第2の演出(左装飾図柄及び右装飾図柄が前転)を行った後に第2の態様で装飾図柄が動作(中装飾図柄が前転)し、その後に第2特定演出に発展する。また、第1の演出又は第2の演出を行った後に、第1の態様又は第2の態様で装飾図柄が動作しない場合もある。この場合において、第1の演出及び第2の演出のうちの一方の実行確率が他方よりも高く設定される。これにより、装飾図柄が第1の態様又は第2の態様で動作することに対する期待感を高めることができ、興趣性を向上させることができる。 As described above, in the fourth embodiment, it is possible to execute the first specific effect and the second specific effect indicating that the degree of expectation for the jackpot is high. After performing the first effect (the left decorative symbol rotates counterclockwise), the decorative symbol operates in the first mode (the right decorative symbol rotates counterclockwise), and then develops into the first specific effect. . In addition, after performing the second effect (the left decorative symbol and the right decorative symbol are forward), the decorative symbol operates in the second mode (the middle decorative symbol is forward), and then develops into the second specific effect. . Moreover, after performing a 1st effect or a 2nd effect, a decoration symbol may not operate | move by a 1st aspect or a 2nd aspect. In this case, the execution probability of one of the first effect and the second effect is set higher than the other. Thereby, the expectation with respect to operating a decoration design by the 1st aspect or the 2nd aspect can be raised, and interest property can be improved.
[第4実施形態の演出制御基板130による演出制御処理]
次に、上述した遊技制御基板100からの各種コマンドに基づいた演出制御の詳細について図71〜図75を参照して説明する。
[Production Control Processing by
Next, details of the effect control based on the various commands from the
図71は、第4実施形態の演出制御基板130において行われる処理の詳細を示すフローチャートである。以下では、図71〜図75に示す処理を演出制御基板130が行うものとして説明するが、これらの処理の一部または全部は、演出制御基板130、画像音響制御基板140、およびランプ制御基板150の何れにおいて実行されてもよい。また、パチンコ遊技機1の電源が投入されると、演出制御基板130のCPU131は、図71に示す一連の処理を割り込みにより一定時間(例えば4ミリ秒)毎に繰り返し実行する。
FIG. 71 is a flowchart showing details of processing performed in the
演出制御基板130は、コマンド制御処理を実行する(ステップDS1001)。コマンド制御処理は、遊技制御基板100からの各種コマンドを受信したことに応じて、演出を制御する処理である。具体的には、演出制御基板130は、遊技制御基板100から遊技情報としてのコマンドを受信し、受信したコマンドに応じて、演出の内容を決定し、当該決定した演出を画像音響制御基板140及びランプ制御基板150に実行させるためのコマンドを生成する。そして生成したコマンドを画像音響制御基板140及びランプ制御基板150に送信する。また、演出制御基板130は、演出ボタン26や演出キー27に対する操作に応じたコマンド(次のステップDS1002)を送信する。このコマンドに応じて画像音響制御基板140及びランプ制御基板150は、所定の演出を実行する。このコマンド制御処理の詳細については、図72に基づいて後に詳述する。
The
ステップDS1001の処理に続いて、演出制御基板130は、操作受付処理を実行する(ステップDS1002)。具体的には、CPU131は、演出ボタン26や演出キー27が操作された場合にその操作に応じた操作コマンドを生成してRAM133に設定する。以上で、図71に示す処理は終了する。
Subsequent to step DS1001, the
[演出制御基板130によるコマンド制御処理]
以下、図72を参照しつつ、演出制御基板130において実行されるコマンド制御処理について説明する。ここで、図72は、図71のステップDS1001におけるコマンド制御処理の詳細フローチャートである。
[Command control processing by effect control board 130]
Hereinafter, the command control process executed in the
まず、演出制御基板130は、遊技制御基板100から送信された保留コマンドを受信したか否かを判定する(ステップDS1301)。保留コマンドを受信したと判定した場合(ステップDS1301:YES)、演出制御基板130は、事前判定処理を実行する(ステップDS1302)。
First, the
ステップDS1302の処理では、演出制御基板130は、保留コマンドに含まれる情報に基づいて、事前判定を行い、当該事前判定の結果に基づいて演出の内容を決定して実行する。事前判定処理については後に詳述する。
In the process of step DS1302, the
ステップDS1302の処理を実行した場合、又は、保留コマンドを受信していないと判定した場合(ステップDS1301:NO)、演出制御基板130は、変動開始コマンドを受信したか否かを判定する(ステップDS1303)。
When the process of step DS1302 is executed, or when it is determined that the hold command has not been received (step DS1301: NO), the
変動開始コマンドを受信した場合(ステップDS1303:YES)、演出制御基板130は、変動開始処理を実行する(ステップDS1304)。ここでは、演出制御基板130は、受信した変動開始コマンドに基づいて、特別図柄の変動に伴って行われる演出を決定し、決定した演出を開始する。変動開始処理については後に詳述する。
When the change start command is received (step DS1303: YES), the
ステップDS1304の処理を実行した場合、又は、変動開始コマンドを受信していないと判定した場合(ステップDS1303:NO)、演出制御基板130は、変動停止コマンドを受信したか否かを判定する(ステップDS1305)。
When the process of step DS1304 is executed, or when it is determined that the change start command has not been received (step DS1303: NO), the
変動停止コマンドを受信した場合(ステップDS1305:YES)、演出制御基板130は、変動終了処理を実行する(ステップDS1306)。変動終了処理では、演出制御基板130は、特別図柄の変動に伴って行われる演出を終了する。変動終了処理については後に詳述する。
When the change stop command is received (step DS1305: YES), the
ステップDS1306の処理を実行した場合、又は、変動停止コマンドを受信していないと判定した場合(ステップDS1305:NO)、演出制御基板130は、オープニングコマンドを受信したか否かを判定する(ステップDS1307)。
When the process of step DS1306 is executed, or when it is determined that the change stop command has not been received (step DS1305: NO), the
オープニングコマンドを受信した場合(ステップDS1307:YES)、演出制御基板130は、オープニング処理を実行する(ステップDS1308)。オープニング処理は、大当たり遊技が開始される際に行われるオープニング演出、および大当たり遊技中に行われる大当たり演出を決定する処理である。演出制御基板130は、大当たりの種類等に応じて、オープニング演出や大当たり演出の内容を決定し、これらの演出を画像音響制御基板140やランプ制御基板150に実行させる。
When the opening command is received (step DS1307: YES), the
ステップDS1308の処理を実行した場合、又は、オープニングコマンドを受信していないと判定した場合(ステップDS1307:NO)、演出制御基板130は、エンディングコマンドを受信したか否かを判定する(ステップDS1309)。
When the process of step DS1308 is executed, or when it is determined that the opening command has not been received (step DS1307: NO), the
エンディングコマンドを受信した場合(ステップDS1309:YES)、演出制御基板130は、エンディング処理を実行する(ステップDS1310)。エンディング処理は、大当たり遊技が終了する際に行われるエンディング演出を決定する処理である。演出制御基板130は、エンディング処理の結果を示すコマンドを画像音響制御基板140やランプ制御基板150に送信してエンディング演出を実行させる。
When the ending command is received (step DS1309: YES), the
ステップDS1310の処理を実行した場合、又は、エンディングコマンドを受信していないと判定した場合(ステップDS1309:NO)、演出制御基板130は、図72に示す処理を終了する。
When the process of step DS1310 is executed, or when it is determined that the ending command is not received (step DS1309: NO), the
以上のように、遊技制御基板100からのコマンドに基づいて、演出制御基板130による演出制御が行われる。
As described above, the effect control by the
[演出制御基板130による事前判定処理]
以下、図72のステップDS1302の事前判定処理の詳細について説明する。図73は、図72のステップDS1302の事前判定処理の詳細を示すフローチャートである。
[Preliminary determination processing by the production control board 130]
Details of the pre-determination process in step DS1302 of FIG. 72 will be described below. FIG. 73 is a flowchart showing details of the advance determination process in step DS1302 of FIG.
演出制御基板130は、まず、現在の保留数に1を加算する(ステップDS1321)。演出制御基板130は、第1特別図柄判定および第2特別図柄判定のそれぞれの保留数をRAM133に記憶しており、保留コマンドの受信に応じて保留数を1だけ増加させる。
The
次に、演出制御基板130は、受信した保留コマンドを解析し(ステップDS1322)、解析結果に基づいて、事前判定を行う(ステップDS1323)。具体的には、演出制御基板130は、保留コマンドに含まれる情報に基づいて、この保留コマンドに係る特別図柄の変動において大当たりとなるか否か、大当たりの種類、変動パターン、特別図柄が変動する際の変動演出の内容等を判定する。
Next, the
ステップDS1323に続いて、演出制御基板130は、事前判定の結果に基づいて第3特定演出を実行するか否かを判定する(ステップDS1324)。具体的には、演出制御基板130は、今回受信した保留コマンドに含まれる変動パターン及び既に保留されている特別図柄判定の権利に対応する変動パターンに基づいて、今回受信した保留コマンドに係る特別図柄の変動を最終変動とする第3特定演出を行うか否かを判定する。なお、既に保留されている特別図柄判定において大当たりがある場合は、演出制御基板130は、第3特定演出を行うと判定しない。
Subsequent to step DS1323, the
第3特定演出を実行すると判定した場合(ステップDS1324:YES)、演出制御基板130は、第3特定演出の内容を設定する(ステップDS1325)。ここでは、演出制御基板130は、第3特定演出の実行期間(特別図柄の変動回数)と、当該実行期間における各変動においてどの色で装飾図柄を停止させるかを決定し、決定した演出内容をRAM133に設定する。これにより、例えば、今回受信した保留コマンドに係る特別図柄判定が大当たりである場合、直前の特別図柄の変動において赤色の装飾図柄が他の色の図柄よりも高い確率で本停止される。
When it is determined that the third specific effect is to be executed (step DS1324: YES), the
ステップDS1325の処理を行った場合、又は、ステップDS1324でNOと判定した場合、演出制御基板130は、今回受信した保留コマンドに対応する保留画像をメイン液晶5に表示させる(ステップDS1326)。以上で、図73の処理は終了する。なお、第3特定演出を実行しないと判定した場合(ステップDS1324:NO)、演出制御基板130は、第3特定演出を実行しないことを示す情報をRAM133に記憶する。
When the process of step DS1325 is performed, or when it is determined NO in step DS1324, the
[演出制御基板130による変動開始処理]
以下、図72のステップDS1304の変動開始処理の詳細について説明する。図74は、図72のステップDS1304の変動開始処理の詳細を示すフローチャートである。
[Variation start processing by effect control board 130]
Details of the change start process in step DS1304 in FIG. 72 will be described below. FIG. 74 is a flowchart showing details of the change start process in step DS1304 of FIG.
図74に示すように、演出制御基板130は、第3特定演出を行うか否かを判定する(ステップDS1331)。ここでは、演出制御基板130は、図73のステップDS1325において設定された第3特定演出の内容に基づいて、今回の特別図柄の変動に伴う変動演出として上記第3特定演出を行うか否かを判定する。
As shown in FIG. 74, the
第3特定演出を行うと判定した場合(ステップDS1331:YES)、演出制御基板130は、今回の変動が第3特定演出の最終変動か否かを判定する(ステップDS1332)。今回の変動が第3特定演出の最終変動でない場合(ステップDS1332:NO)、演出制御基板130は、図73のステップDS1325において設定された第3特定演出の内容に基づいて、装飾図柄51を変動させる変動演出を選択する(ステップDS1333)。これにより、図61(A)〜図61(G)に示す装飾図柄51を用いた演出が選択される。
When it is determined that the third specific effect is to be performed (step DS1331: YES), the
一方、今回の変動が第3特定演出の最終変動である場合(ステップDS1332:YES)、演出制御基板130は、今回受信した変動開始コマンドに含まれる変動パターンに基づいて、変動演出を選択する(ステップDS1334)。
On the other hand, when the current variation is the final variation of the third specific effect (step DS1332: YES), the
演出制御基板130には、複数の演出パターンが記憶されており、演出制御基板130は、これら複数の演出パターンのうちの何れかを遊技制御基板100からの変動パターンに基づいて選択する。
The
図76は、演出制御基板130に記憶される演出パターンの一例を示す図である。図76に示すように、演出制御基板130には、演出パターン1や演出パターン2等が記憶される。演出パターン1は、装飾図柄を反時計回りに回転させてから擬似連に発展し、その後に大当たりを報知する演出であり、図59に示す演出パターンである。演出パターン2は、装飾図柄を前転させてからリーチ演出に発展し、その後に大当たりを報知する演出であり、図60に示す演出パターンである。これら演出パターン1や演出パターン2は、最終的に大当たりを報知する演出であり、演出制御基板130には、これらと同様の演出であって最終的にハズレを報知する演出パターン101や演出パターン102も記憶されている。また、演出制御基板130には、装飾図柄を時計回りに回転させてから同色の図柄を停止させてハズレを報知する演出パターン103も記憶されている。演出パターン103は、図61に示す演出パターンである。これらの他にも演出制御基板130には多数の演出パターンが記憶されている。
FIG. 76 is a diagram showing an example of an effect pattern stored in the
また、演出制御基板130は、図76に示すように、図66〜図68に示した動作無しハズレ演出の演出パターンも記憶している。演出制御基板130は、所定の変動パターン(例えば、変動時間18秒)が遊技制御基板100において選択された場合、その変動パターンに応じた動作無しハズレ演出を実行する。例えば、演出制御基板130は、特別図柄判定の結果がハズレであって所定の変動パターンが選択されている場合は、所定の抽選を行い、抽選結果に応じて演出パターン201を選択し、上記第1動作無しハズレ演出を行う。これにより、装飾図柄が反時計回りに回転するか否かの演出が行われた後に、反時計回りに回転せずにハズレが報知される演出が行われる。
Further, as shown in FIG. 76, the
また、演出制御基板130は、特別図柄判定の結果がハズレであって所定の変動パターンが選択されている場合は、所定の抽選を行い、抽選結果に応じて演出パターン202を選択し、上記第2動作無しハズレ演出を行う。これにより、装飾図柄が前転するか否かの演出が行われた後に、前転せずにハズレが報知される演出が行われる。
In addition, when the result of the special symbol determination is lost and the predetermined variation pattern is selected, the
また、演出制御基板130は、第3特定演出を行わないと判定している場合であって所定の変動パターンが選択されている場合は、所定の抽選を行い、抽選結果に応じて演出パターン203を選択し、上記第3動作無しハズレ演出を行う。これにより、装飾図柄が時計回りに回転するか否かの演出が行われた後に、時計回りに回転せずに通常の装飾図柄が停止してハズレが報知される演出が行われる。
In addition, when it is determined that the third specific effect is not performed and the predetermined variation pattern is selected, the
なお、演出パターン201〜演出パターン203が選択される確率は、上述したように予め定められている(図70参照)。
In addition, the probability that the
このように、第1〜第3特定演出が行われる場合には、装飾図柄が所定の態様(反時計回り、時計回り、前転)で動作した後に第1〜第3特定演出が行われる。一方、第1〜第3特定演出が行われない場合には、装飾図柄が所定の態様で動作するか否かの演出が行われた後、所定の態様で動作せずにハズレが報知される場合がある。また、第1〜第3特定演出が行われない場合は、装飾図柄が単純に変動して停止する単純ハズレ演出が行われる場合がある。 As described above, when the first to third specific effects are performed, the first to third specific effects are performed after the decorative symbol operates in a predetermined manner (counterclockwise, clockwise, forward rotation). On the other hand, when the first to third specific effects are not performed, an effect indicating whether or not the decorative symbol operates in a predetermined mode is performed, and then a loss is notified without operating in the predetermined mode. There is a case. In addition, when the first to third specific effects are not performed, a simple lose effect in which the decorative symbol simply fluctuates and stops may be performed.
図74に戻り、ステップDS1333の処理を実行した場合、又は、ステップDS1334の処理を実行した場合、演出制御基板130は、選択した変動演出を開始させる(ステップDS1335)。具体的には、演出制御基板130は、選択した変動演出を実行させるためのコマンドを画像音響制御基板140やランプ制御基板150に対して送信する。
Returning to FIG. 74, when the process of step DS1333 is executed, or when the process of step DS1334 is executed, the
そして、演出制御基板130は、保留数を1だけ減算させるとともにメイン液晶5に表示されている1の保留画像を消滅させる(ステップDS1336)。以上で、図74に示す処理を終了する。
Then, the
[演出制御基板130による変動終了処理]
以下、図72のステップDS1306の変動終了処理の詳細について説明する。図75は、図72のステップDS1306の変動終了処理の詳細を示すフローチャートである。
[Fluctuation end processing by effect control board 130]
The details of the change end process in step DS1306 in FIG. 72 will be described below. FIG. 75 is a flowchart showing details of the change end processing in step DS1306 of FIG.
図75に示すように、演出制御基板130は、第3特定演出を実行中か否かを判定する(ステップDS1341)。第3特定演出を実行中である場合(ステップDS1341:YES)、演出制御基板130は、図73のステップDS1325において設定された第3特定演出の内容に応じて、装飾図柄を停止させる(ステップDS1342)。例えば、演出制御基板130は、今回の変動が第3特定演出の最終変動でない場合、ステップDS1325で設定された同色の装飾図柄を停止させる。
As shown in FIG. 75, the
一方、第3特定演出を実行中でない場合(ステップDS1341:NO)、演出制御基板130は、今回受信した変動停止コマンドに基づいて装飾図柄を停止させる(ステップDS1343)。以上で、図75の処理は終了する。
On the other hand, when the third specific effect is not being executed (step DS1341: NO), the
以上のように、第4実施形態のパチンコ遊技機1は、装飾図柄を仮停止させた後に装飾図柄を第1の態様で動作(反時計回りに回転)させて変化させ、その後に第1特定演出(擬似連)を実行する。また、パチンコ遊技機1は、装飾図柄を仮停止させた後に装飾図柄を第2の態様で動作(前転)させて変化させ、その後に第2特定演出(リーチ演出)を実行する。
As described above, the
このように、第4実施形態では、装飾図柄を仮停止させた後の装飾図柄の動作態様によってその後に行われる演出が異なり、仮停止後の装飾図柄の動作態様によりその後に発展する演出を示唆することができる。これにより、装飾図柄の動作に遊技者を注目させることができ、その後に発展する演出に注目させることができる。また、装飾図柄を用いた新規な演出を行うことができ、演出のバリエーションを多様化させてより興趣性を向上することができる。 Thus, in 4th Embodiment, the effect performed after that differs depending on the operation mode of the decoration symbol after temporarily stopping the decoration symbol, and suggests the effect that develops later depending on the operation mode of the decoration symbol after the temporary stop. can do. Thereby, a player can be made to pay attention to the operation | movement of a decoration design, and it can be made to pay attention to the effect developed after that. In addition, it is possible to perform a new production using decorative designs, and to diversify the variations of the production, thereby improving the interest.
[変形例]
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下の形態であってもよい。
[Modification]
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, The following forms may be sufficient.
例えば、上記実施形態では、装飾図柄を仮停止させた後に、当該仮停止した装飾図柄を変化させた。他の実施形態では、装飾図柄の仮停止前に装飾図柄を変化させてもよい。 For example, in the above embodiment, after temporarily stopping the decorative design, the temporarily stopped decorative design is changed. In another embodiment, the decorative design may be changed before the decorative design is temporarily stopped.
また、上記実施形態では、仮停止後の装飾図柄を回転させることにより他の図柄又は同じ図柄に変化させた。他の実施形態では、他の任意の方法で仮停止前後の装飾図柄を変化(動作)させてもよい。例えば、仮停止後の装飾図柄をモーフィングにより他の画像に変化させてもよい。 Moreover, in the said embodiment, it changed into another design or the same design by rotating the decoration design after a temporary stop. In other embodiments, the decorative symbols before and after the temporary stop may be changed (operated) by any other method. For example, the decorative design after the temporary stop may be changed to another image by morphing.
また、上記実施形態では、左装飾図柄、右装飾図柄、中装飾図柄の順で仮停止させたが、これらの図柄の停止順序はどのようなものでもよい。3つの図柄を同時に仮停止させてもよい。また、上記実施形態では、左装飾図柄、右装飾図柄、中装飾図柄の順で図柄を回転させたが、これらの図柄を回転させる順序はどのようなものでもよい。例えば、複数の装飾図柄(例えば3つの図柄)を同時に回転させて、その後に他の演出(第1特定演出や第2特定演出等)に発展させてもよい。例えば、図59において左装飾図柄及び右装飾図柄を同時に回転させて、擬似連に発展させてもよい。また、図61において、左装飾図柄、右装飾図柄、中装飾図柄の3つの図柄を同時に回転させて、同色の図柄を停止させてもよい。 Moreover, in the said embodiment, although it stopped temporarily in order of the left decoration design, the right decoration design, and the middle decoration design, what kind of stop order may be sufficient as these symbols. Three symbols may be temporarily stopped simultaneously. In the above embodiment, the symbols are rotated in the order of the left decorative symbol, the right decorative symbol, and the middle decorative symbol. However, any order may be used to rotate these symbols. For example, a plurality of decorative symbols (for example, three symbols) may be rotated at the same time and then developed into other effects (such as a first specific effect or a second specific effect). For example, in FIG. 59, the left decorative design and the right decorative design may be simultaneously rotated to develop a pseudo-continuous. In FIG. 61, three symbols of the left decorative symbol, the right decorative symbol, and the middle decorative symbol may be simultaneously rotated to stop the same color symbol.
また、他の実施形態では、発展先の演出は他の任意の演出であってもよい。 In other embodiments, the development effect may be any other effect.
また、上記実施形態において説明したパチンコ遊技機1の構成は単なる一例に過ぎず、他の構成であっても本発明を実現できることは言うまでもない。また、上述したフローチャートにおける処理の順序、設定値、判定に用いられる閾値等は単なる一例に過ぎず、本発明の範囲を逸脱しなければ他の順序や値であっても、本発明を実現できることは言うまでもない。
In addition, the configuration of the
また、上記実施形態では、本発明がパチンコ遊技機に適用された場合を例に説明したが、本発明は、例えばスロットマシン等の他の遊技機にも適用可能である。 In the above embodiment, the case where the present invention is applied to a pachinko gaming machine has been described as an example. However, the present invention is also applicable to other gaming machines such as a slot machine.
[第5実施形態の説明]
次に、図77〜図88を参照して、第5実施形態について説明する。
[Description of Fifth Embodiment]
Next, a fifth embodiment will be described with reference to FIGS. 77 to 88.
[第5実施形態の特徴的な演出]
ここで、第5実施形態において、特別図柄の変動中に行われる特徴的な演出について説明する。例えば、パチンコ遊技機1では、特別図柄の変動に合わせて、表示画面(例えば、メイン液晶表示装置5や左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bの表示画面)に複数(例えば、3つ)の装飾図柄画像を変動表示させた後に、当該抽選結果を示す装飾図柄画像を停止表示させることによって、大当たり抽選の結果が報知される。一例として、同じ装飾図柄画像が並ぶ(例えば、装飾図柄「7」が3つ縦または横に並ぶ)ように停止表示させることによって、抽選結果が大当たりであることが報知される。
[Characteristic production of the fifth embodiment]
Here, in the fifth embodiment, a characteristic effect performed during the variation of the special symbol will be described. For example, in the
装飾図柄画像を変動表示させた後に停止表示する場合、1つの装飾図柄画像(例えば、3つのうちの中央に位置する装飾図柄画像)を変動表示したままにして、他の装飾図柄画像(例えば3つのうちの両端に位置する装飾図柄画像)が先に停止表示される。そして、抽選結果が大当たりであることが報知されるためには、先に停止表示される装飾図柄画像が同じになることが条件となるため、同じ装飾図柄画像が先に停止表示されて最後の1つの装飾図柄画像が変動表示している状態となると、当該最後の1つの装飾図柄画像も他と同じ画像で停止表示されることを遊技者が期待する。このような装飾図柄画像の変動表示状態を用いた演出が、いわゆるリーチ演出であり、当該変動表示状態を長い時間続けて演出を発展させることによって当該時間中に大当たりとなるか否かを煽るような様々な演出が行われる。 When the decorative symbol image is variably displayed and then stopped and displayed, one decorative symbol image (for example, the decorative symbol image located at the center of the three) is left variably displayed and another decorative symbol image (for example, three The decorative design images located at both ends of the two are stopped and displayed first. Then, in order to be notified that the lottery result is a big hit, it is a condition that the decorative symbol image to be stopped and displayed first is the same, so the same decorative symbol image is first stopped and displayed. When one decorative symbol image is variably displayed, the player expects that the last one decorative symbol image is also stopped and displayed in the same image as the other. Such an effect using the fluctuating display state of the decorative design image is a so-called reach effect, and the effect is developed for a long time by using the fluctuating display state for a long time so as to indicate whether or not a big hit will be made during the time. Various productions are performed.
また、装飾図柄画像を変動表示させて完全に停止する前に、遊技者に変動が擬似的に停止したように見せかけて(以下、仮停止と記載する)変動表示を繰り返す演出(いわゆる、擬似連演出(擬似連続予告演出))が行われる。例えば、装飾図柄画像が仮停止した際の抽選結果が大当たりを示していない場合、遊技者は抽選結果にはずれたと感じて失望することになるが、実際は完全に停止しておらず再変動が開始されて演出を発展させることによって当該変動中に大当たりを獲得する期待度が高くなる。このような再変動を1変動の中で繰り返された場合にリーチ演出に移行して大当たりに当選する信頼度を高く設定しておくことによって、1変動中に再変動が繰り返されることで大当たりとなるか否かを遊技者がさらに煽られることになる。 Further, before the decorative symbol image is displayed in a variably displayed state and stopped completely, the player makes it appear that the change has stopped in a pseudo manner (hereinafter referred to as a temporary stop). Production (pseudo continuous notice production)) is performed. For example, if the lottery result when the decorative symbol image is temporarily stopped does not show a big win, the player will feel disappointed with the lottery result, but in reality it has not stopped completely and re-variation starts As a result, the expectation of winning the jackpot during the change increases. If such re-variation is repeated within one change, the transition to reach production and setting the reliability for winning the big hit is set high, and the re-variation is repeated during one change, so that The player will be further beaten as to whether or not.
[サブ液晶動作演出の説明]
以下、パチンコ遊技機1において、特別図柄の変動中に行われるサブ液晶動作演出について説明する。ここで、サブ液晶動作演出は、左サブ液晶表示装置8aおよび/または右サブ液晶表示装置8bを動作させる演出であって、特別図柄の変動中に発展先を示す演出(特定演出)が行われる場合、当該特定演出が開始されるタイミングまたはその前に当該演出を上記動作の態様によって示唆する演出である。例えば、サブ液晶動作演出は、左サブ液晶表示装置8aおよび/または右サブ液晶表示装置8bが移動または停止することによって行われ、左サブ液晶表示装置8aおよび/または右サブ液晶表示装置8bの動作態様によって演出の発展先を示唆するものとなる。一例として、発展先を示す特定演出としては、上述した擬似連演出やリーチ演出等が考えられ、これらの特定演出の種類によって異なる動作態様で左サブ液晶表示装置8aおよび/または右サブ液晶表示装置8bが動作制御される。以下の説明では、特定演出として擬似連演出が行われるサブ液晶動作演出の例と、特定演出としてリーチ演出が行われるサブ液晶動作演出の例とを用いる。
[Description of sub liquid crystal operation effects]
Hereinafter, in the
図77は、第5実施形態における擬似連演出が実行される場合に行われるサブ液晶動作演出の一例を示す図である。上記擬似連演出では、特別図柄が変動している途中となる所定のタイミングにおいて、擬似的に装飾図柄画像が仮停止して再変動する。 FIG. 77 is a diagram illustrating an example of the sub liquid crystal operation effect performed when the pseudo-continuous effect in the fifth embodiment is executed. In the above-described pseudo-continuous effect, the decorative symbol image is temporarily stopped and re-variable at a predetermined timing in the middle of changing the special symbol.
図77(A)では、装飾図柄の変動表示を開始する演出がメイン液晶表示装置5に表示されている。図77(A)に示した一例では、装飾図柄画像が変動している様子が左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bそれぞれに表示されるとともに、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが「退避位置」から遊技者が視認可能な「両端出現位置」へそれぞれ移動して、装飾図柄を変動表示に伴った演出が行われる。
In FIG. 77 (A), the main liquid
そして、装飾図柄の変動表示を行う演出が進むに連れて、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bは、装飾図柄画像が変動している様子を表示している状態で、「両端出現位置」から「隣接位置」への方向へそれぞれ移動する(図77(B))。
Then, as the effect of displaying the decorative symbols in a changing manner progresses, the left sub-liquid
さらに、装飾図柄の変動表示を行う演出が進むに連れて、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bは、同じ装飾図柄画像を仮停止して表示している状態で「隣接直前位置」にそれぞれ配置され、「隣接直前位置」で停止または「隣接位置」への移動速度を遅くする。これによって、パチンコ遊技機1の遊技者は、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが互いに隣接状態となる「隣接位置」まで移動するか、「退避位置」への方向へ戻るか煽られることになる。
Further, as the effect of performing the variable display of the decorative symbol progresses, the left sub-liquid
特別図柄が変動している途中となる所定のタイミングにおいて、擬似連演出が行われることが確定した場合(変動開始時に擬似連演出が行われると決定されていた場合)、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bは、「隣接直前位置」から「隣接位置」へそれぞれ移動し、左サブ液晶表示装置8aと右サブ液晶表示装置8bとが隣接した状態となる(図77(D))。ここで、「隣接位置」に配置されると、左サブ液晶表示装置8aの液晶画面と右サブ液晶表示装置8bの液晶画面とが隣接した状態となるため、これらの液晶画面を1つの液晶画面として機能させ、当該隣接した液晶画面に1つの演出画像(例えば、キャラクタ画像)が表示されて擬似連が確定したことが示される(擬似連が継続することが示される)。
When it is determined that the pseudo-continuous effect is performed at a predetermined timing in the middle of the change of the special symbol (when it is determined that the pseudo-continuous effect is performed at the start of the change), the left sub liquid
擬似連確定した後、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bは、「両端出現位置」まで移動して「隣接位置」への方向へそれぞれ移動を開始する(図77(E))。これに伴って、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bには、装飾図柄画像が再変動している様子が表示され、次の擬似的な図柄変動が開始されたことが示される。
After the quasi-continuous determination is made, the left sub-liquid
図78は、第5実施形態におけるリーチ演出が実行される場合に行われるサブ液晶動作演出の一例を示す図である。以下に説明する例では、特別図柄が変動している途中となる所定のタイミングにおいてリーチが確定したことが示された後、上記リーチ演出が行われる。 FIG. 78 is a diagram illustrating an example of the sub liquid crystal operation effect performed when the reach effect in the fifth embodiment is executed. In the example described below, the reach effect is performed after it is shown that the reach has been determined at a predetermined timing during which the special symbol is changing.
図78(A)では、装飾図柄の変動表示を開始する演出がメイン液晶表示装置5に表示されている。図78(A)に示した一例では、上述した擬似連演出の場合と同様にリーチ演出が実行される場合も、装飾図柄画像が変動している様子が左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bそれぞれに表示される。また、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが「退避位置」から遊技者が視認可能な「両端出現位置」へそれぞれ移動して、装飾図柄を変動表示に伴った演出が行われる。
In FIG. 78 (A), the main liquid
そして、装飾図柄の変動表示を行う演出が進むに連れて、リーチ演出が実行される場合も、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bは、装飾図柄画像が変動している様子を表示している状態で、「両端出現位置」から「隣接位置」への方向へそれぞれ移動する(図78(B))。
Then, as the effect of performing the variable display of the decorative symbols progresses, the left sub-liquid
さらに、装飾図柄の変動表示を行う演出が進むに連れて、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bは、同じ装飾図柄画像を仮停止して表示している状態で「隣接直前位置」にそれぞれ配置され、「隣接直前位置」で停止または「隣接位置」への移動速度を遅くする。これによって、パチンコ遊技機1の遊技者は、上記擬似連演出の場合と同様に、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが互いに隣接状態となる「隣接位置」まで移動するか、「退避位置」への方向へ戻るか煽られることになる。
Further, as the effect of performing the variable display of the decorative symbol progresses, the left sub-liquid
特別図柄が変動している途中となる所定のタイミングにおいて、リーチが確定(リーチ演出が行われることが確定)した場合(変動開始時にリーチ演出が行われると決定されていた場合)、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bは、「隣接直前位置」から「退避位置」へそれぞれ移動する(図78(D))。ここで、「退避位置」へ移動する際、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bには、それぞれ同じ装飾図柄画像が変動停止した状態で表示されてリーチが確定(リーチが成立)したことが示される。
When the reach is fixed (it is determined that the reach effect is performed) at a predetermined timing in the middle of the special symbol changing (when it is determined that the reach effect is performed at the start of the change), the left sub liquid crystal The
そして、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bそれぞれに停止表示されていた装飾図柄画像は、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが「退避位置」へ退避する前にメイン液晶表示装置5に移動して表示される(図78(E))。そして、メイン液晶表示装置5において、所定のリーチ演出の表示が開始される。
The decorative symbol image that has been stopped and displayed on each of the left sub-liquid
図77および図78から明らかなように、特別図柄の変動中に特定演出(擬似連演出、リーチ演出)が行われる場合、第1の特定演出が行われるか第2の特定演出が行われるかによって、異なる動作態様で左サブ液晶表示装置8aおよび/または右サブ液晶表示装置8bが動作する。具体的には、図77(A)〜図77(C)および図78(A)〜図78(C)に例示したように、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bは、何れの場合も「隣接直前位置」に配置されるまでは同様の動作態様で動作する。そして、図77(D)に示したように擬似連確定の場合に左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが「隣接位置」へ移動するのに対して、図78(D)に示したようにリーチ確定の場合に左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが「退避位置」へ戻る。このように、「隣接直前位置」に配置された後の左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bの動作によって、上記所定タイミングから行われる特定演出の種類を示唆(当該変動における演出の発展先を示唆)することができる。
As is clear from FIGS. 77 and 78, when a specific effect (pseudo-continuous effect, reach effect) is performed during the change of the special symbol, is the first specific effect or the second specific effect performed? Accordingly, the left sub liquid
また、特別図柄の変動中に特定演出が行われる場合、第1の特定演出が行われるか第2の特定演出が行われるかによって、左サブ液晶表示装置8aおよび/または右サブ液晶表示装置8bに異なる表示が行われる。具体的には、上述したように、特別図柄が変動している途中となる所定のタイミングにおいて、擬似連演出が行われることが確定した場合、左サブ液晶表示装置8aの液晶画面と右サブ液晶表示装置8bの液晶画面とを隣接させてこれらの液晶画面を1つの液晶画面として機能させ、当該隣接した液晶画面に1つの演出画像(例えば、キャラクタ画像)が表示されて擬似連が確定したことが示される。一方、特別図柄が変動している途中となる所定のタイミングにおいて、リーチが確定(リーチ演出が行われることが確定)した場合、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bは、「退避位置」へそれぞれ移動するとともに、それぞれ同じ装飾図柄画像が変動停止した状態で表示されてリーチが確定したことが示される。このように、第5実施形態では、可動画面の動作態様だけでなく、当該可動画面に異なる画像を表示することによって、上記所定タイミングから行われる特定演出の種類をさらに明確に示唆(当該変動における演出の発展先を示唆)することができる。
Further, when the specific effect is performed during the change of the special symbol, the left sub-liquid
図77に示した可動画面の動作と、その後の擬似連演出とは複数回行われることがある。図79は、擬似変動が3回行われた後にリーチ演出が行われる場合のサブ液晶表示装置の動作を示す図である。 The operation of the movable screen shown in FIG. 77 and the subsequent pseudo-continuous effects may be performed a plurality of times. FIG. 79 is a diagram illustrating the operation of the sub liquid crystal display device when the reach effect is performed after the pseudo variation is performed three times.
図79に示すように、特別図柄の変動開始に応じて装飾図柄が変動開始し、所定時間が経過すると、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bは、「両端出現位置」から「隣接直前位置」へそれぞれ移動する。左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが隣接直前位置にある状態では、メイン液晶表示装置5では所定の演出(例えば、キャラクタを用いた演出)が行われる。さらにその後、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが、「隣接直前位置」から「隣接位置」に移動して左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bに所定の画像が表示される。これにより、擬似連演出が継続することが報知される(2回目の擬似変動が行われることが遊技者に報知される)。
As shown in FIG. 79, the decorative design starts to change in response to the start of the change of the special design, and when a predetermined time elapses, the left sub-liquid
次に、2回目の擬似変動が開始すると、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bは、「両端出現位置」に戻る。1回目の擬似変動と同様に、2回目の擬似変動開始から所定時間が経過すると、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bは、再び「両端出現位置」から「隣接直前位置」へそれぞれ移動する。このサブ液晶が隣接直前位置にある状態では、上記と同様にメイン液晶表示装置5では所定の演出が行われる。さらにその後、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが、「隣接直前位置」から「隣接位置」に移動して左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bに所定の画像(図77(D)に示す画像)が表示される。これにより、擬似連演出が継続することが報知される(3回目の擬似変動が行われることが遊技者に報知される)。
Next, when the second pseudo fluctuation starts, the left sub liquid
3回目の擬似変動が開始すると、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bは、「両端出現位置」に戻り、同様に、3回目の擬似変動開始から所定時間が経過すると、再び「両端出現位置」から「隣接直前位置」へそれぞれ移動する。この場合も同様に、メイン液晶表示装置5では所定の演出が行われる。そして、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bは、「隣接直前位置」から「退避位置」にそれぞれ移動し(すなわち、サブ液晶は隣接位置に移動せず上記所定の画像も表示されない)、リーチが成立する。その後、リーチ演出が行われる。リーチ演出では、メイン液晶表示装置5において所定の動画を用いた演出が行われる。
When the third pseudo variation starts, the left sub-liquid
このように、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが、2回「隣接位置」に移動することで、3回の擬似連演出が行われる。なお、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが、3回「隣接位置」に移動することで、4回の擬似連演出が行われる場合もある。
As described above, the left sub liquid
なお、擬似連演出の回数が多いほど、大当たりに対する信頼度(期待度)が高くなる。逆に、擬似連演出が行われない場合は、信頼度は低く、擬似連演出の回数が少ない場合ほど信頼度は低い。第5実施形態では、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bを動作させることによって、擬似連演出が行われるか否か、あるいは、擬似連演出が継続するか否かを遊技者に期待させる演出が行われる。
Note that the greater the number of pseudo-continuous effects, the higher the reliability (expectation) for the jackpot. On the other hand, when the pseudo continuous effect is not performed, the reliability is low, and the reliability is lower as the number of the pseudo continuous effect is smaller. In the fifth embodiment, by operating the left sub liquid
図80は、擬似連に発展してリーチ演出が行われる場合と擬似連に発展せずにハズレが報知される場合とを示す図である。 FIG. 80 is a diagram illustrating a case where a reach effect is performed by developing into a pseudo-series and a case where a loss is notified without developing into a pseudo-series.
図80(A)に示すように、擬似連に発展する場合(2回目の擬似変動が行われる場合)は、上述のように、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが隣接直前位置に移動して、さらに隣接位置に移動するか否かを煽る演出が行われる。この左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが隣接直前位置にある状態では、メイン液晶表示装置5では所定の演出が行われる。その後、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bは、隣接位置に移動し、当該左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bには所定の画像が表示される。これにより擬似連演出が継続することが報知され、その後、2回目の擬似変動が行われる。
As shown in FIG. 80A, in the case of developing into a pseudo-series (when the second pseudo fluctuation is performed), as described above, the left sub-liquid
2回目の擬似変動においては、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが隣接直前位置から隣接位置に移動せず、リーチが成立してリーチ演出が行われる。なお、2回目の擬似変動において、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが隣接直前位置に移動して、さらに隣接位置に移動するか否かを煽る演出が行われた後、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bは隣接位置に移動せず、そのまま退避位置に移動し、ハズレが報知される場合もある。
In the second pseudo fluctuation, the left sub liquid
一方、擬似連に発展しない場合は、図80(B)に示すように、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが隣接直前位置に移動して、さらに隣接位置に移動するか否かを煽る演出が行われる。この左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが隣接直前位置にある状態では、メイン液晶表示装置5では所定の演出が行われる。その後、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bは隣接位置に移動せず、そのまま退避位置に移動する。この場合、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bには、上記所定の画像は表示されない。そして、メイン液晶表示装置5において装飾図柄がハズレの態様で停止してハズレが報知される。
On the other hand, if it does not develop into pseudo-continuous, as shown in FIG. 80 (B), whether or not the left sub liquid
このように、特別図柄判定の結果がハズレである場合は、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが所定の動作を行うか否かの演出(隣接位置に移動するか否かの演出)が行われた後、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bは所定の動作を行わない。
As described above, when the result of the special symbol determination is a loss, the effect of whether or not the left sub liquid
図81は、図80(B)に示す擬似連に発展せずにハズレが報知される場合の演出の一例を示す図である。 FIG. 81 is a diagram showing an example of an effect when a loss is notified without developing into the pseudo-continuous shown in FIG.
図81(A)では、装飾図柄の変動表示を開始する演出がメイン液晶表示装置5に表示されている。図81(A)に示した一例では、上述した擬似連演出やリーチ演出が実行される場合と同様に、装飾図柄が変動している様子が左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bそれぞれに表示される。また、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが「退避位置」から遊技者が視認可能な「両端出現位置」へそれぞれ移動して、装飾図柄を変動表示させる演出が行われる。
In FIG. 81 (A), the main liquid
そして、装飾図柄の変動表示の開始から所定時間経過すると、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bは、装飾図柄画像が変動している様子を表示している状態で、「両端出現位置」から「隣接位置」への方向へそれぞれ移動する(図81(B))。
Then, when a predetermined time has elapsed from the start of the decorative symbol variation display, the left sub-liquid
さらに、演出が進むに連れて、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bは、同じ装飾図柄を仮停止して表示している状態(又は装飾図柄を変動表示している状態)で「隣接直前位置」にそれぞれ配置され、「隣接直前位置」で停止または「隣接位置」への移動速度を遅くする(図81(C))。これによって、パチンコ遊技機1の遊技者は、上記擬似連演出又はリーチ演出の場合と同様に、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが互いに隣接状態となる「隣接位置」まで移動するか、「退避位置」への方向へ戻るか煽られることになる。
Further, as the production progresses, the left sub-liquid
続いて、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bは、「隣接直前位置」から「退避位置」へそれぞれ移動する(図81(D))。ここで、「退避位置」へ移動する際、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bには、それぞれ異なる装飾図柄が仮停止した状態で表示される。
Subsequently, the left sub-liquid
そして、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bそれぞれに停止表示されていた装飾図柄は、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが「退避位置」へ退避する前にメイン液晶表示装置5に移動して同種の装飾図柄が揃わずに3つの装飾図柄が停止してハズレが報知される(図81(E))。
The decorative symbols that have been stopped and displayed on the left sub liquid
このように、第5実施形態では、第1の演出(メイン液晶における所定の演出、1回目の擬似変動等)が行われた後に第2の演出(2回目の擬似変動等)が行われる際に、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bそれぞれ所定の位置に移動して、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bに所定の画像が表示されることがある。また、第1の演出が行われた後に第2の演出が行われる際に、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bそれぞれ所定の位置に移動せずに退避位置に戻る場合がある。左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bの動作態様(表示態様)によって大当たりに対する期待度が異なる。具体的には、サブ液晶が所定の位置に移動して当該サブ液晶に所定の画像が表示された場合の方が、所定の位置に移動しない場合よりも大当たりに対する期待度(信頼度)が高い。
Thus, in the fifth embodiment, after the first effect (the predetermined effect on the main liquid crystal, the first pseudo variation, etc.) is performed, the second effect (the second pseudo variation, etc.) is performed. In addition, the left sub liquid
図82は、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bを用いた演出の流れを示す図である。
FIG. 82 is a diagram showing the flow of effects using the left sub liquid
図82に示すように、装飾図柄の変動が開始し(ステップES10)、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8b(以下、「サブ液晶」)が両端出現位置に移動する(ステップES11)。その後、サブ液晶は隣接直前位置まで移動して(ステップES12)、そこで煽り演出が行われる(ステップES13)。ここで、「煽り演出」は、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが「隣接位置」まで移動するか、「退避位置」への方向へ戻るかを煽る演出である。
As shown in FIG. 82, the decorative pattern starts to change (step ES10), and the left sub-liquid
ステップES13のサブ液晶を用いた煽り演出の後、サブ液晶が退避位置に戻る場合がある(ステップES14)。サブ液晶が退避位置に戻ると、そのままハズレが報知されるハズレ演出か、又は、大当たりに対する期待度が低い低期待度演出が行われる(ステップES15)。低期待度演出が行われると、その後に大当たり又はハズレが報知されて演出は終了する。例えば、ステップES15で行われる低期待度演出としては、上述したリーチ演出(例えば、その後に発展しないノーマルリーチ演出)が行われる。 After the turning effect using the sub liquid crystal in step ES13, the sub liquid crystal may return to the retracted position (step ES14). When the sub liquid crystal returns to the retracted position, a lost effect in which the loss is notified as it is, or a low expectation effect with a low expectation for the big hit is performed (step ES15). If the low expectation degree effect is performed, then the jackpot or loss is notified and the effect ends. For example, as the low expectation degree effect performed in step ES15, the reach effect described above (for example, a normal reach effect that does not develop thereafter) is performed.
一方、ステップES13のサブ液晶を用いた煽り演出の後、サブ液晶が隣接位置に移動する場合がある(ステップES20)。サブ液晶が隣接位置に移動すると、当該隣接位置で所定の画像が表示され、その後、両端出現位置に戻って2回目の擬似変動が開始される(ステップES21)。続いて、サブ液晶は、再び隣接直前位置まで移動して(ステップES22)、そこで煽り演出が行われる(ステップES23)。 On the other hand, after the turning effect using the sub liquid crystal in step ES13, the sub liquid crystal may move to an adjacent position (step ES20). When the sub liquid crystal moves to the adjacent position, a predetermined image is displayed at the adjacent position, and then the pseudo fluctuation for the second time is started by returning to the both end appearance position (step ES21). Subsequently, the sub liquid crystal moves again to the position immediately before the adjacency (step ES22), and a turn effect is performed there (step ES23).
ステップES23のサブ液晶を用いた煽り演出の後、サブ液晶が退避位置に戻る場合がある(ステップES24)。サブ液晶が退避位置に戻ると、そのままハズレが報知されるハズレ演出か、又は、大当たりに対する期待度が低い低期待度演出が行われる(ステップES25)。低期待度演出が行われると、その後に大当たり又はハズレが報知されて演出は終了する。例えば、ステップES25で行われる低期待度演出としては、上述したリーチ演出(例えば、ノーマルリーチ演出)が行われる。なお、ステップES25では、ステップES15の場合よりもリーチ演出が行われる確率は高い。すなわち、ステップES15では、リーチ演出が行われずにハズレが報知される確率が高いが、ステップES25では、リーチ演出が行われる確率は比較的高い。また、ステップES25では大当たりに対する期待度はあまり高くないが、ステップES15よりは高い(例えば、ステップES25では1%、ステップES15では0.1%)。 After the turning effect using the sub liquid crystal in step ES23, the sub liquid crystal may return to the retracted position (step ES24). When the sub liquid crystal returns to the retracted position, a loss effect in which the loss is notified as it is or a low expectation effect with a low expectation for the big hit is performed (step ES25). If the low expectation degree effect is performed, then the jackpot or loss is notified and the effect ends. For example, as the low expectation degree effect performed in step ES25, the reach effect described above (for example, a normal reach effect) is performed. In step ES25, the probability that the reach effect is performed is higher than in step ES15. That is, in step ES15, there is a high probability that a loss will be notified without performing a reach effect, but in step ES25, the probability that a reach effect will be performed is relatively high. In step ES25, the degree of expectation for the jackpot is not so high, but is higher than in step ES15 (for example, 1% in step ES25 and 0.1% in step ES15).
一方、ステップES23のサブ液晶を用いた煽り演出の後、サブ液晶が再び隣接位置に移動する場合がある(ステップES30)。サブ液晶が隣接位置に移動すると、当該隣接位置で所定の画像が表示され、その後、両端出現位置に戻って3回目の擬似変動が開始される(ステップES31)。続いて、サブ液晶は、再び隣接直前位置まで移動して(ステップES32)、そこで煽り演出が行われる(ステップES33)。 On the other hand, after the turning effect using the sub liquid crystal in step ES23, the sub liquid crystal may move to the adjacent position again (step ES30). When the sub liquid crystal moves to the adjacent position, a predetermined image is displayed at the adjacent position, and then the pseudo fluctuation for the third time is started by returning to the both end appearance position (step ES31). Subsequently, the sub liquid crystal is moved again to the position immediately before the adjacency (step ES32), and the turning effect is performed there (step ES33).
ステップES33のサブ液晶を用いた煽り演出の後、サブ液晶が退避位置に戻る場合がある(ステップES34)。サブ液晶が退避位置に戻ると、大当たりに対する期待度が低期待度演出よりも高い中期待度演出又は高期待度演出が行われる(ステップES35)。ここで、中期待度演出は、低期待度演出よりも大当たりに対する期待度が高い演出であり、高期待度演出は、中期待度演出よりも期待度が高い演出である。中期待度演出又は高期待度演出が行われると、その後に大当たり又はハズレが報知されて演出は終了する。例えば、ステップES35で行われる演出としては、上述したリーチ演出(例えば、ノーマルリーチ演出の後にさらに発展したSPリーチ演出)が行われる。 After the turning effect using the sub liquid crystal in step ES33, the sub liquid crystal may return to the retracted position (step ES34). When the sub liquid crystal returns to the retracted position, the medium expectation degree effect or the high expectation degree effect in which the degree of expectation for the big hit is higher than the low expectation degree effect is performed (step ES35). Here, the medium-expected degree effect is an effect that has a higher expectation degree for the jackpot than the low-expected degree effect, and the high-expected degree effect is an effect that has a higher expectation degree than the medium-expected degree effect. If the medium expectation degree effect or the high expectation degree effect is performed, then the jackpot or the loss is notified and the effect ends. For example, as the effect performed in step ES35, the reach effect described above (for example, the SP reach effect further developed after the normal reach effect) is performed.
ここで、ステップES30においてサブ液晶が隣接位置に移動して、当該隣接位置において表示される画像の種類によって、ステップES35において行われる演出が異なる。 Here, the sub liquid crystal moves to the adjacent position in step ES30, and the effect performed in step ES35 differs depending on the type of image displayed in the adjacent position.
図83は、隣接位置においてサブ液晶に表示される画像とその後に行われる演出および期待度を示す図である。 FIG. 83 is a diagram showing an image displayed on the sub liquid crystal at the adjacent position, and subsequent effects and expectations.
図83に示すように、ステップES30においてサブ液晶が隣接位置に移動した後、当該隣接位置において画像Aが表示された場合は、その後のステップES35において、例えば、70%の確率で中期待度演出が行われ、30%の確率で高期待度演出が行われる。この場合において、その後に大当たりとなる期待度(信頼度)は、例えば、それぞれ20%、35%である。また、隣接位置において画像Bが表示された場合は、その後のステップES35において、例えば、40%の確率で中期待度演出が行われ、60%の確率で高期待度演出が行われる。この場合において、その後に大当たりとなる期待度(信頼度)は、例えば、それぞれ20%、35%である。 As shown in FIG. 83, if the image A is displayed at the adjacent position after the sub liquid crystal has moved to the adjacent position in step ES30, the medium expectation degree effect is produced with a probability of 70%, for example, in the subsequent step ES35. A high expectation effect is performed with a probability of 30%. In this case, the degree of expectation (reliability) that subsequently becomes a big hit is, for example, 20% and 35%, respectively. Further, when the image B is displayed at the adjacent position, in the subsequent step ES35, for example, the medium expectation effect is performed with a probability of 40%, and the high expectation effect is performed with a probability of 60%. In this case, the degree of expectation (reliability) that subsequently becomes a big hit is, for example, 20% and 35%, respectively.
また、隣接位置において画像Cが表示された場合は、その後のステップES35において、例えば、10%の確率で中期待度演出が行われ、90%の確率で高期待度演出が行われる。この場合において、その後に大当たりとなる期待度(信頼度)は、例えば、それぞれ30%、65%である。 Further, when the image C is displayed at the adjacent position, in the subsequent step ES35, for example, the medium expectation effect is performed with a probability of 10%, and the high expectation effect is performed with a probability of 90%. In this case, the degree of expectation (reliability) that subsequently becomes a big hit is, for example, 30% and 65%, respectively.
このように、隣接位置において表示される画像の種類によって、その後に行われる演出の種類が異なり、また、大当たりに対する期待度も異なる。画像Cが表示された場合は、高期待度演出が行われやすく、また、期待度も高い。なお、1回目のサブ液晶の隣接位置への移動の際(ステップES20)にも、図83に示す画像が表示され、画像の種類に応じて期待度が異なる。 Thus, depending on the type of image displayed at the adjacent position, the type of effect to be performed thereafter is different, and the degree of expectation for the jackpot is also different. When the image C is displayed, the high expectation degree effect is easily performed, and the expectation degree is high. Note that the image shown in FIG. 83 is also displayed when the sub liquid crystal moves to the adjacent position for the first time (step ES20), and the degree of expectation varies depending on the type of image.
図82に戻り、ステップES33のサブ液晶を用いた煽り演出の後、サブ液晶が再び隣接位置に移動する場合がある(ステップES40)。サブ液晶が隣接位置に移動すると、当該隣接位置で所定の画像が表示され、その後、両端出現位置に戻って4回目の擬似変動が開始される(ステップES41)。そして、その後は高期待度演出が行われる(ステップES42)。ステップES42の高期待度演出の結果として、大当たり又はハズレが報知される。上記と同様に、ステップES40において隣接位置でサブ液晶に表示される画像の種類に応じて、期待度が異なる。例えば、ステップES40においてサブ液晶に画像Aが表示された場合の期待度は例えば60%であり、画像Bが表示された場合の期待度は70%であり、画像Cが表示された場合の期待度は80%であってもよい。 Returning to FIG. 82, after the turning effect using the sub liquid crystal in step ES33, the sub liquid crystal may move to the adjacent position again (step ES40). When the sub liquid crystal moves to the adjacent position, a predetermined image is displayed at the adjacent position, and then returns to the both-end appearance position to start the fourth pseudo fluctuation (step ES41). Thereafter, a high expectation degree effect is performed (step ES42). As a result of the high expectation degree production at step ES42, a big hit or a loss is notified. Similar to the above, the degree of expectation varies depending on the type of image displayed on the sub liquid crystal at the adjacent position in step ES40. For example, the expectation when the image A is displayed on the sub liquid crystal in step ES40 is 60%, for example, the expectation when the image B is displayed is 70%, and the expectation when the image C is displayed. The degree may be 80%.
図82に示すように、サブ液晶が隣接位置に移動して擬似連が継続するほど大当たりに対する期待度が高く、高期待度演出が行われる確率が高くなる。また、上記のように隣接位置においてサブ液晶に表示される画像の種類に応じて期待度が異なる。このため、遊技者は、上記ステップES13、ステップES23、ステップES33の各段階の煽り演出において、サブ液晶が隣接位置に移動することについて期待するとともに、移動後(ステップES20、ステップES30、ステップES40)にサブ液晶に表示される画像がどの種類かについて注目しながら遊技を行うことになる。 As shown in FIG. 82, as the sub liquid crystal moves to the adjacent position and the pseudo-continuation continues, the degree of expectation for the big hit is higher, and the probability that a high expectation degree effect is performed increases. In addition, the degree of expectation varies depending on the type of image displayed on the sub liquid crystal at the adjacent position as described above. For this reason, the player expects the sub liquid crystal to move to the adjacent position in the turning effect at each stage of Step ES13, Step ES23, and Step ES33, and after the movement (Step ES20, Step ES30, Step ES40). A game is played while paying attention to what kind of image is displayed on the sub liquid crystal.
また、サブ液晶の動作態様によって期待度が異なっていてもよい。例えば、サブ液晶の動作態様としては、隣接位置に移動する回数であってもよいし、移動する位置、移動する速度等であってもよい。例えば、第1の位置まで移動した場合は、第2の位置まで移動した場合よりも期待度が高くてもよいし、第1の速度で移動した場合は、第2の速度で移動した場合よりも期待度が高くてもよい。また、横方向に移動した方が縦方向に移動した場合よりも期待度が高く(又は低く)てもよい。 Further, the degree of expectation may differ depending on the operation mode of the sub liquid crystal. For example, the operation mode of the sub liquid crystal may be the number of times of movement to an adjacent position, the position of movement, the speed of movement, or the like. For example, when moving to the first position, the degree of expectation may be higher than when moving to the second position, and when moving at the first speed, than when moving at the second speed May have high expectations. Further, the degree of expectation may be higher (or lower) when moving in the horizontal direction than when moving in the vertical direction.
以上のように、第5実施形態では、複数回にわたって繰り返し行われる擬似連演出を実行可能であり、擬似連演出が継続するほど大当たりに対する期待度が高くなる。擬似連演出が継続する際には、サブ液晶が所定の位置まで移動してサブ液晶に所定の画像が表示される。擬似連演出が終了する際には、サブ液晶は所定の位置まで移動しない。 As described above, in the fifth embodiment, it is possible to execute a pseudo-continuous effect that is repeatedly performed a plurality of times, and as the pseudo-continuous effect continues, the degree of expectation for the jackpot increases. When the pseudo continuous effect continues, the sub liquid crystal moves to a predetermined position and a predetermined image is displayed on the sub liquid crystal. When the pseudo continuous effect ends, the sub liquid crystal does not move to a predetermined position.
また、第5実施形態では、メイン液晶表示装置5及び/又はサブ液晶において第1の演出(メイン液晶での所定の演出、サブ液晶の隣接直前位置への移動と画像の表示、上記煽り演出等)が行われた後に第2の演出(ハズレ演出や低期待度演出、中期待度演出、高期待度演出等)が行われる場合において、第2の演出が行われる際に、サブ液晶が所定の位置まで移動して所定の画像が表示されることがある。第2の演出が行われる際に、サブ液晶が所定の位置まで移動して所定の画像が表示された方が、所定の位置まで移動しない場合よりも期待度が高い。
Further, in the fifth embodiment, the main liquid
このように、遊技盤2に対して移動可能なサブ液晶を用いた演出(サブ液晶を動作させたり、サブ液晶に画像を表示させたりする演出)を行うことにより、大当たりに対する期待を抱かせることができ、興趣性を向上させることができる。 In this way, by making an effect using the movable sub liquid crystal on the game board 2 (an effect of operating the sub liquid crystal or displaying an image on the sub liquid crystal), expecting a big hit Can improve interest.
なお、上述した説明では、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが「隣接位置」へ移動するか「退避位置」移動するかによって、上記所定タイミングから行われる特定演出の種類を示唆する例を用いたが、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bの動作態様はこれらの動作に限定されない。例えば、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが停止する動作態様と、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bがいずれかの方向へ移動する動作態様とによって、上記所定タイミングから行われる特定演出の種類を示唆してもよい。このように、遊技者によって見分けることが可能な異なる動作態様であれば、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bの動作態様はどのようなものであってもかまわない。
In the above description, the type of specific effect performed from the predetermined timing is suggested depending on whether the left sub liquid
また、上記所定タイミングから行われる特定演出の種類を示唆するための動作態様は、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bの一方の動作態様であってもよい。例えば、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bの一方が何れかの方向へ移動する動作態様と、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bの両方がそれぞれ何れかの方向へ移動する動作態様とによって、上記所定タイミングから行われる特定演出の種類を示唆してもよい。
Further, the operation mode for suggesting the type of specific effect performed from the predetermined timing may be one of the left sub liquid
また、上述した説明では、上記特定演出の一例として擬似連演出とリーチ演出とを用いたが、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bの動作態様によって示唆する特定演出は他の演出であってもよい。典型的には、上記特定演出は、特別図柄の変動中において行われる演出の発展先を示すものが考えられる。例えば、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bの動作態様によって、上記所定タイミングから行われるリーチ演出の種類を示唆してもよい。具体的には、大当たりに当選する可能性(信頼度)が異なる複数のリーチ演出(例えば、ノーマルリーチ、SPリーチ、SPSPリーチ等)に対して、当該リーチ演出が行われることが確定する前の上記動作態様によって、当該リーチ演出の種類が示唆されてもよい。この場合、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bの動作態様によって、大当たりに当選する可能性が一般的なリーチ演出より高いことを示す特別演出が行われるか否かが示唆される。例えば、上記特別演出は、一般的なリーチ演出(ノーマルリーチ演出)と比較して発生度が低く大当たりに当選する信頼度が高いものであり、遊技者は当該特別演出が行われることを期待する。このような特別演出が行われるか否かが上記動作態様によって煽られることになり、当該動作態様による演出を楽しむことが可能となる。
In the above description, the pseudo-continuous effect and the reach effect are used as an example of the specific effect, but the specific effect suggested by the operation mode of the left sub liquid
また、上記特定演出は、後述する事前判定処理に基づいて実行される演出であってもよい。例えば、特別図柄抽選を保留している権利に対して、当該抽選の当落や当該抽選に当選する可能性が高いことを示す関連演出を行うかどうかが事前に判定される。そして、上記事前判定結果に基づいて、現時点から特別図柄抽選を保留して当該事前判定された権利に対して特別図柄抽選の結果が示されるまでの間の複数変動に渡って相互に関連性を有する関連演出(例えば、ゾーン演出)が行われる。このような複数変動に渡って関連演出が行われる場合、当該関連演出が行われる場合と他の演出が行われる場合とによって、当該演出の実行が確定するタイミングまたはその前において異なる動作態様で左サブ液晶表示装置8aおよび/または右サブ液晶表示装置8bを動作制御してもかまわない。
Further, the specific effect may be an effect executed based on a prior determination process described later. For example, it is determined in advance whether or not to perform a related effect indicating that there is a high possibility of winning the lottery or winning the lottery with respect to the right that holds the special symbol lottery. And based on the prior determination result, the special symbol lottery is suspended from the present time, and the relevance is mutually related over a plurality of variations until the result of the special symbol lottery is shown for the predetermined right. Related effects (for example, zone effects) are performed. When a related effect is performed over a plurality of variations, the left of the operation is different depending on whether the related effect is performed or when another effect is performed, at a timing when execution of the effect is confirmed or before that. The operation of the sub liquid
[第5実施形態における演出制御基板130によるタイマ割込み処理]
以下、図84を参照しつつ、演出制御基板130において実行されるタイマ割込み処理について説明する。ここで、図84は、演出制御基板130において実行されるタイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。なお、演出制御基板130で行われる処理は、ROM132に記憶されているプログラムに基づいてCPU131が発行する命令に応じて行われてもよい。
[Timer interrupt processing by
Hereinafter, with reference to FIG. 84, the timer interruption process executed in the
パチンコ遊技機1の電源が投入されると、演出制御基板130のCPU131は、タイマ割込み処理を行う周期であるCTC周期を設定する。そして、CPU131は、演出内容を決定するために用いられる演出乱数や先読み演出実行乱数等を更新する乱数更新処理をCTC周期よりも短い所定周期で繰り返す。すなわち、CPU131は、パチンコ遊技機1が起動している間、所定周期で乱数更新処理を繰り返しつつ、CTC周期でタイマ割込み処理を繰り返すことになる。例えば、CPU131は、遊技制御基板100で行われるタイマ割込み処理と同様に、演出制御基板130のタイマ割込み処理を一定時間(例えば4ミリ秒)毎に繰り返し実行する。
When the power of the
図84において、CPU131は、遊技制御基板100からのコマンドに応じた処理を行うコマンド受信処理を実行し(ステップES1000)、次のステップに処理を進める。なお、ステップES1000で実行されるコマンド受信処理の詳細については、後述する。
In FIG. 84, the
次に、CPU131は、演出ボタン26または十字キー27からの操作情報の入力の有無に基づいて、演出ボタン26または十字キー27が操作されたか否かを判定する(ステップES1100)。そして、CPU131は、演出ボタン26または十字キー27が操作された場合、ステップES1200に処理を進める。一方、CPU131は、演出ボタン26または十字キー27が操作されていない場合、ステップES1300に処理を進める。
Next, the
ステップES1200において、CPU131は、演出ボタン26または十字キー27が操作された旨を通知するための操作コマンドをRAM133にセットし、ステップES1300に処理を進める。ここで、上記操作コマンドが画像音響制御基板140および/またはランプ制御基板150へ送信されることによって、演出ボタン26または十字キー27の操作に応じた演出上の効果を実現するための処理が行われる。
In step ES1200, the
ステップES1300において、CPU131は、送信処理を実行し、次のステップに処理を進める。例えば、CPU131は、上記ステップES1000や上記ステップES1200の処理によってRAM133にセットされたコマンドを画像音響制御基板140および/またはランプ制御基板150に送信する。このコマンド送信処理が行われることによって、画像表示や音声出力等による演出の実行が画像音響制御基板140に対して指示され、各種ランプの点灯や可動役物7や左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8b(すなわち、第1ステッピングモータ38aおよび第2ステッピングモータ38b)の動作による演出の実行等がランプ制御基板150に対して指示される。
In step ES1300, the
次に、CPU131は、データ転送処理を実行し(ステップES1400)、当該フローチャートによるタイマ割込み処理を終了する。例えば、CPU131は、画像音響制御に関するデータが画像音響制御基板140から送信されるので、そのデータをランプ制御基板150に転送する。これにより、メイン液晶表示装置5、左サブ液晶表示装置8a、および右サブ液晶表示装置8bやスピーカ24によって行われている画像音声演出と同期するように、可動役物7、左サブ液晶表示装置8a、および右サブ液晶表示装置8bや盤ランプ25等の演出媒体による動作やランプを点滅させることによる演出が、ランプ制御基板150によって制御される。
Next, the
[演出制御基板130によるコマンド受信処理]
図85は、図84の上記ステップES1000におけるコマンド受信処理の一例を示すフローチャートである。図85において、CPU131は、遊技制御基板100から送信された保留コマンドを受信したか否かを判定する(ステップES101)。そして、CPU131は、保留コマンドを受信した場合、ステップES102に処理を進める。一方、CPU131は、保留コマンドを受信していない場合、ステップES111に処理を進める。
[Command reception processing by effect control board 130]
FIG. 85 is a flowchart showing an example of command reception processing in step ES1000 of FIG. 85, the
ステップES102において、CPU131は、RAM133に記憶されている特別図柄判定の保留数に「1」を加算して更新し、次のステップに処理を進める。例えば、CPU131は、保留コマンド内の事前判定情報に含まれている入賞始動口情報に基づいて、第1特別図柄判定に係る保留コマンドであるか或いは第2特別図柄判定に係る保留コマンドであるかを判別し、その判別結果に基づいて、第1特別図柄判定に係る保留数または第2特別図柄判定に係る保留数を更新する。
In step ES102, the
次に、CPU131は、受信した保留コマンドに含まれている事前判定情報をRAM133の所定領域に格納する(ステップES103)。そして、CPU131は、先読み演出実行乱数を取得してRAM133に格納し(ステップES104)、次のステップに処理を進める。例えば、上記先読み演出実行乱数は、上述した乱数更新処理が行われる毎に「1」ずつ加算されて更新されており、CPU131は、保留コマンドを受信した時点で更新されている値を先読み演出実行乱数として取得する。
Next, the
次に、CPU131は、先読み演出を行うか否かを決定するための先読み演出抽選を実行するか否かを判定する(ステップES105)。そして、CPU131は、先読み演出抽選を実行する場合、ステップES106に処理を進める。一方、CPU131は、先読み演出抽選を実行しない場合、ステップES108に処理を進める。例えば、CPU131は、上記ステップES103の処理によってRAM133に格納された事前判定情報に基づいて、当該事前判定情報を含んでいた保留コマンドに対応する特別図柄判定の保留を抽選対象にするか否かを判定する。一例として、CPU131は、事前判定情報が大当たり用の変動パターンまたはリーチ用の変動パターンを示す情報を含んでいる場合には抽選対象にすると判定し、事前判定情報が当該情報を含んでいない場合には抽選対象としないと判定する。
Next, the
ステップES106において、CPU131は、先読み演出抽選を実行し、次のステップに処理を進める。例えば、CPU131は、上記ステップES104の処理で取得された先読み演出実行乱数が、ROM132に記憶されている先読み演出実行乱数の当選値のいずれかと一致するか否かに基づいて、先読み演出を実行するか否かを抽選する。
In step ES106, the
次に、CPU131は、上記ステップES106における抽選結果に基づいて、先読み演出を実行するか否かを判定する(ステップES107)。そして、CPU131は、先読み演出を実行する場合、ステップES109に処理を進める。一方、CPU131は、先読み演出を実行しない場合、ステップES108に処理を進める。
Next, the
ステップES108において、CPU131は、通常保留表示コマンドをRAM133にセットし、ステップES111に処理を進める。なお、RAM133にセットされた通常保留表示コマンドは、上記ステップES1300の送信処理によって画像音響制御基板140に送信される。そして、画像音響制御基板140の統括CPUは、通常保留表示コマンドを受信した場合、通常の表示態様の保留表示画像をメイン液晶表示装置5に新たに表示させる。
In step ES108, the
一方、ステップES109において、CPU131は、今回受信した保留コマンドに対応する保留表示画像の表示態様(例えば、色、模様、形状)を決定する。そして、CPU131は、当該表示態様による保留表示画像の表示を指示する特別保留表示コマンドをRAM133にセットし(ステップES110)、ステップES111に処理を進める。なお、RAM133にセットされた特別保留表示コマンドは、上記ステップES1300の送信処理によって画像音響制御基板140に送信される。そして、画像音響制御基板140の統括CPUは、特別保留表示コマンドを受信した場合、当該コマンドによって指示された表示態様の保留表示画像(例えば、通常の表示態様に対して、色、模様、形状等を変化させた保留表示画像)をメイン液晶表示装置5に新たに表示させる。
On the other hand, in step ES109, the
なお、本実施形態では、始動口入賞時に保留先読み演出を行うこととしているが、例えば、始動口入賞時には通常の表示態様の保留表示画像を表示させ、先に保留された特別図柄判定が消化された際に、その保留表示画像の表示態様を通常の表示態様から特別な表示態様に変化させるようにしてもよい。 In the present embodiment, the hold pre-reading effect is performed at the time of winning the start opening, but for example, when the start opening winning is made, a hold display image in a normal display mode is displayed, and the special symbol determination previously held is digested. The display mode of the hold display image may be changed from a normal display mode to a special display mode.
ステップES111において、CPU131は、特別図柄の変動表示に伴う変動演出の実行中であるか否かを判定する。例えば、CPU131は、遊技制御基板100から送信された変動開始コマンドに含まれている特別図柄の変動パターンを示す情報に基づいて特別図柄の変動時間を特定し、当該変動開始コマンドを受信してからその変動時間が経過したか否かに基づいて、特別図柄の変動表示に伴う変動演出の実行中であるか否かを判定する。そして、CPU131は、変動演出の実行中でない場合、ステップES112に処理を進める。一方、CPU131は、変動演出の実行中である場合、ステップES117に処理を進める。
In step ES <b> 111, the
ステップES112において、CPU131は、遊技制御基板100から送信された変動開始コマンドを受信したか否かを判定する。そして、CPU131は、変動開始コマンドを受信した場合、ステップES113に処理を進める。一方、CPU131は、変動開始コマンドを受信していない場合、上記ステップES1000におけるコマンド受信処理を終了し、上記ステップES1100に処理を進める。
In step ES112, the
ステップES113において、CPU131は、変動開始コマンドを解析し、次のステップに処理を進める。ここで、上記変動開始コマンドには、大当たり判定処理の判定結果を示す図柄の設定情報、この図柄の設定情報が第1特別図柄判定に係るものであるか或いは第2特別図柄判定に係るものであるかを示す入賞始動口情報、特別図柄の変動パターンの設定情報、パチンコ遊技機1の遊技状態を示す情報等が含まれている。したがって、変動開始コマンドを解析することによって、特別図柄判定の種類と結果を特定することができる。すなわち、大当たりであるか或いはハズレであるか、大当たりである場合にはその大当たりの種類を特定することができる。また、変動パターンの設定情報に基づいて変動パターンがハズレ用の変動パターンであるか否かを特定することにより、リーチ有り演出とリーチ無し演出のどちらを行う必要があるのかを判定することができる。また、変動パターンの設定情報に基づいて、特別図柄の変動時間を特定することができる。また、遊技状態を示す情報に基づいて、パチンコ遊技機1の現在の遊技状態を特定することができる。
In step ES113, the
次に、CPU131は、上記ステップES113における変動開始コマンドの解析結果に基づいて、変動演出パターン選択処理を実行し(ステップES114)、次のステップに処理を進める。
Next, the
図には示されていないが、ROM132には、特別図柄の変動表示に伴う変動演出に関して、大当たり演出テーブル、ハズレリーチ有り演出テーブル、およびハズレリーチ無し演出テーブルの少なくとも3つの演出テーブルが記憶されている。これらの演出テーブルの各々には、遊技制御基板100において決定される変動パターン(変動時間)に対応するテーブルが複数設けられている。例えば、大当たり演出テーブルには、60秒用、83秒用、120秒用、および160秒用のテーブルが設けられている。
Although not shown in the figure, the
CPU131は、これら複数のテーブルの中から、変動開始コマンドに含まれている設定情報に基づいて、1のテーブルを選択する。例えば、設定情報に「大当たり」を示す情報、変動時間が60秒である大当たり用の変動パターンを示す情報が含まれている場合、CPU131は、60秒用の大当たり演出テーブルを選択する。また、設定情報に「ハズレ」を示す情報、遊技状態が時短遊技状態であることを示す情報、変動時間が10秒であるハズレ用の変動パターンを示す情報が含まれている場合、CPU131は、10秒用のハズレリーチ無し演出テーブルを選択する。
The
上記演出テーブルにおいては、演出乱数と演出パターンとが対応付けられている。CPU131は、上述した乱数更新処理が行われる毎に更新される演出乱数について、変動開始コマンドを受信した時点の値を取得しておき、選択した演出テーブルに格納されている多数の演出パターンの中から、予め取得した演出乱数に対応する演出パターンを読み出すことによって、1つの演出パターンを選択する。 In the production table, production random numbers and production patterns are associated with each other. CPU131 acquires the value at the time of receiving a change start command about the production | generation random number updated whenever the random number update process mentioned above is performed, among many production | generation patterns stored in the selected production | presentation table. Thus, one effect pattern is selected by reading the effect pattern corresponding to the effect random number acquired in advance.
このような変動演出パターン選択処理が実行されることによって、上記ステップES114では、装飾図柄の変動態様、特定演出(例えば、リーチ演出、擬似連演出、関連演出)の有無、特定演出の種類、演出ボタン26を用いた演出の有無、サブ液晶動作演出の有無、背景画像の種類等の変動演出を構成する各演出の態様が決定される。
By executing such variation effect pattern selection processing, in step ES114, the decoration pattern variation mode, the presence or absence of a specific effect (for example, reach effect, pseudo-continuous effect, related effect), the type of specific effect, effect The aspect of each effect constituting the variable effect such as the presence / absence of the effect using the
次に、CPU131は、ステップES114の処理で選択した変動演出パターンの変動演出の開始を指示する変動演出開始コマンドをRAM133にセットし(ステップES115)、次のステップに処理を進める。ここで、上記変動演出開始コマンドは、上記ステップES114で決定された演出の態様で変動演出の実行を指示するものであり、上記ステップES1300の送信処理によって画像音響制御基板140およびランプ制御基板150に送信される。これにより、演出制御基板130において演出パターンが決定された変動演出が、画像音響制御基板140およびランプ制御基板150によって実現されることになる。なお、上記ステップES115の処理に応じた変動演出は、第1特別図柄表示器41または第2特別図柄表示器42において特別図柄の変動表示が開始されてから特別図柄判定の判定結果を示す判定図柄が停止表示されるまで行われる。
Next, the
次に、CPU131は、RAM133に記憶されている特別図柄判定の保留数を「1」減算して特別図柄判定の保留数を更新し(ステップES116)、上記ステップES1000におけるコマンド受信処理を終了し、上記ステップES1100に処理を進める。例えば、CPU131は、ステップES112の処理で受信したと判定した変動開始コマンドが第1特別図柄判定に係るものであるか或いは第2特別図柄判定に係るものであるかを判別し、第1特別図柄判定に係るものであると判別した場合には第1特別図柄判定の保留数を「1」減算し、第2特別図柄判定に係るものであると判別した場合には第2特別図柄判定の保留数を「1」減算する。また、図には示されていないが、上記ステップES116の処理に伴い、CPU131は、今回消化される特別図柄判定に対応する保留表示画像を消去するとともに、他の保留表示画像が表示されている場合にはその保留表示画像の表示位置をシフトさせる処理を画像音響制御基板140に実行させる。
Next, the
一方、ステップES117において、CPU131は、遊技制御基板100から送信された変動停止コマンドを受信したか否かを判定する。そして、CPU131は、変動停止コマンドを受信した場合、ステップES118に処理を進める。一方、CPU131は、変動停止コマンドを受信していない場合、上記ステップES1000におけるコマンド受信処理を終了し、上記ステップES1100に処理を進める。
On the other hand, in step ES117, the
ステップES118において、CPU131は、特別図柄の変動表示に伴う変動演出の終了を指示する変動演出終了コマンドをRAM133にセットし、次のステップに処理を進める。ここで、上記変動演出終了コマンドは、上記ステップES1300の送信処理によって画像音響制御基板140に送信される。これにより、上記ステップES115の処理に応じて開始された変動演出が終了することになる。
In step ES118, the
[画像音響制御基板140による画像音響制御処理]
以下、図86を参照しつつ、画像音響制御基板140において実行される画像音響制御処理について説明する。ここで、図86は、画像音響制御基板140において実行される画像音響制御処理の一例を示すフローチャートである。画像音響制御基板140は、電源投入時や電源断時等の特殊な場合を除く通常の動作時において、図86に例示されている一連の処理を一定時間(例えば33ミリ秒)毎に繰り返し実行する。なお、後述する説明においては、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bの動作態様によって示唆される特定演出の一例として、擬似連演出およびリーチ演出を用いる。なお、リーチ演出に発展しない場合の画像音響制御処理については図87を参照して説明する。
[Image Sound Control Processing by Image Sound Control Board 140]
Hereinafter, the image sound control process executed in the image
図86において、画像音響制御基板140の統括CPUは、演出制御基板130から送信された変動演出開始コマンドを受信したか否かを判定する(ステップES501)。そして、統括CPUは、変動演出開始コマンドを受信した場合、ステップES502に処理を進める。一方、統括CPUは、変動演出開始コマンドを受信していない場合、ステップES504に処理を進める。
86, the overall CPU of the image
ステップES502において、統括CPUは、受信した変動演出開始コマンドに含まれる情報およびディスプレイリスト作成テーブルに基づいて、変動演出の表示内容を設定する。そして、統括CPUは、上記ステップES502で設定した表示内容に基づいて、ディスプレイリストを作成し(ステップES503)、ステップES504に処理を進める。また、上記ステップES503において、統括CPUは、受信した変動演出開始コマンドにおいて、サブ液晶動作演出の実行が指示されている場合、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bの動作が表示内容と同期するように、サブ液晶動作演出の節目(例えば、図柄変動開始時、図柄再変動開始時、擬似連確定時、リーチ確定時)毎のタイミングを設定する。
In step ES502, the overall CPU sets the display contents of the variation effect based on the information included in the received variation effect start command and the display list creation table. Then, the overall CPU creates a display list based on the display contents set in step ES502 (step ES503) and advances the process to step ES504. In step ES503, if the execution of the sub liquid crystal operation effect is instructed in the received variation effect start command, the overall CPU displays the operation of the left sub liquid
ここで、ディスプレイリストは、メイン液晶表示装置5、左サブ液晶表示装置8a、および右サブ液晶表示装置8bに対して、それぞれフレーム単位で描画の実行を指示するためのコマンド群で構成されており、描画する画像の種類、画像を描画する表示装置、画像を描画する位置(座標)、表示の優先順位、表示倍率、回転角、透過率等の各種パラメータを含むものである。また、ディスプレイリスト作成テーブルは、上記ディスプレイリストを作成するために予め準備されたテーブルである。
Here, the display list is composed of command groups for instructing the main liquid
画像音響制御基板140のVDPは、統括CPUによって作成されたディスプレイリストに基づいて、CGROMから演出データを読み出す。そして、画像音響制御基板140のVDPは、読み出した演出データを用いて、変動演出を行うための描画処理を実行する。
The VDP of the image
ステップES504において、統括CPUは、サブ液晶動作演出中であるか否かを判定する。そして、統括CPUは、サブ液晶動作演出中である場合、ステップES505に処理を進める。一方、統括CPUは、サブ液晶動作演出中でない場合、ステップES511に処理を進める。例えば、統括CPUは、上記ステップES501で受信した変動演出開始コマンドに基づいて、現時点で行われている変動演出内容を取得し、当該変動演出内容に応じて上記ステップES504の判定を行う。 In step ES504, the overall CPU determines whether or not the sub liquid crystal operation effect is being performed. If the sub-liquid crystal operation effect is being produced, the overall CPU advances the processing to step ES505. On the other hand, if the sub CPU does not produce the sub liquid crystal operation effect, the overall CPU advances the process to step ES511. For example, the overall CPU obtains the content of the variation effect currently performed based on the variation effect start command received in step ES501, and performs the determination in step ES504 according to the content of the variation effect.
ステップES505において、統括CPUは、上記ステップES503で設定したタイミングに基づいて、装飾図柄画像の変動を開始するタイミング(図77(A)および図78(A)参照)または装飾図柄画像の再変動を開始するタイミング(図77(E)参照)であるか否かを判定する。そして、統括CPUは、装飾図柄画像の変動を開始するタイミングまたは装飾図柄画像の再変動を開始するタイミングである場合、ステップES506に処理を進める。一方、統括CPUは、装飾図柄画像の変動を開始するタイミングまたは装飾図柄画像の再変動を開始するタイミングでない場合、ステップES507に処理を進める。 In step ES505, the overall CPU starts the change of the decorative symbol image (see FIGS. 77A and 78A) or the re-change of the decorative symbol image based on the timing set in step ES503. It is determined whether it is a start timing (see FIG. 77E). Then, the overall CPU advances the process to step ES506 if it is the timing to start the variation of the decorative symbol image or the timing to start the re-variation of the decorative symbol image. On the other hand, if it is not the timing to start the variation of the decorative symbol image or the timing to start the re-variation of the decorative symbol image, the overall CPU advances the process to step ES507.
ステップES506において、統括CPUは、「退避位置」から「両端出現位置」へ移動させた後、「隣接直前位置」まで左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bをそれぞれ移動させる指示データを設定し、ステップES507に処理を進める。なお、当該指示データは、後述するステップES513におけるデータ送信制御処理において、画像音響制御に関するデータとして演出制御基板130に送信される。そして、当該送信データを受信することに応じて、ランプ制御基板150は、「退避位置」から「両端出現位置」へ左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bを移動させた後、「隣接直前位置」まで左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bをそれぞれ移動させる動作制御を行う(図77(A)〜図77(C)、図78(A)〜図78(C)、および、図81(A)〜図81(C)参照)。
In step ES506, the overall CPU moves instruction data for moving the left sub-liquid
ステップES507において、統括CPUは、上記ステップES503で設定したタイミングに基づいて、擬似的に装飾図柄画像の変動表示を仮停止させて再変動を行う擬似連が確定(図77(D)参照)したか否か(擬似連を継続するタイミングか否か)を判定する。そして、統括CPUは、擬似連が確定した場合、ステップES508に処理を進める。一方、統括CPUは、擬似連が確定していない場合、ステップES509に処理を進める。 In step ES507, the general CPU determines a pseudo-series that performs re-change by temporarily stopping the change display of the decorative symbol image based on the timing set in step ES503 (see FIG. 77D). Whether or not (it is time to continue the pseudo-ream). Then, when the pseudo CPU is confirmed, the overall CPU advances the process to step ES508. On the other hand, if the pseudo-ream is not fixed, the general CPU advances the process to step ES509.
ステップES508において、統括CPUは、「隣接直前位置」から「隣接位置」へ移動させた後、「両端出現位置」へ戻るように左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bをそれぞれ移動させる指示データを設定し、ステップES509に処理を進める。なお、当該指示データも、後述するステップES513におけるデータ送信制御処理において、画像音響制御に関するデータとして演出制御基板130に送信される。そして、当該送信データを受信することに応じて、ランプ制御基板150は「隣接直前位置」から「隣接位置」へ左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bを移動させた後(図77(D)参照)、「両端出現位置」まで左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bをそれぞれ戻す(図77(E)参照)動作制御を行う。
In step ES508, the overall CPU moves the left sub liquid
ステップES509において、統括CPUは、上記ステップES503で設定したタイミングに基づいて、装飾図柄画像の変動表示においてリーチが確定(図78(D)参照)したか否か(リーチ演出を開始するタイミングか否か)を判定する。そして、統括CPUは、リーチが確定した場合、ステップES510に処理を進める。一方、統括CPUは、リーチが確定していない場合、ステップES511に処理を進める。 In step ES509, the overall CPU determines whether or not reach has been determined (see FIG. 78D) in the decorative symbol image variation display based on the timing set in step ES503 (whether or not it is time to start reach production). )). Then, when the reach is determined, the overall CPU advances the process to step ES510. On the other hand, if the reach has not been determined, the overall CPU advances the process to step ES511.
ステップES510において、統括CPUは、「隣接直前位置」から「退避位置」へ左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bをそれぞれ戻す指示データを設定し、ステップES511に処理を進める。なお、当該指示データも、後述するステップES513におけるデータ送信制御処理において、画像音響制御に関するデータとして演出制御基板130に送信される。そして、当該送信データを受信することに応じて、ランプ制御基板150は「隣接直前位置」から「退避位置」へ左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bをそれぞれ戻す(図78(E)参照)動作制御を行う。
In step ES510, the overall CPU sets instruction data for returning the left sub liquid
ステップES511において、統括CPUは、演出制御基板130から送信された変動演出終了コマンドを受信したか否かを判定する。そして、統括CPUは、変動演出終了コマンドを受信した場合、ステップES512に処理を進める。一方、統括CPUは、変動演出終了コマンドを受信していない場合、ステップES513に処理を進める。
In step ES <b> 511, the overall CPU determines whether or not the variable effect end command transmitted from the
ステップES512において、統括CPUは、VDPに実行中の変動演出を終了させる変動演出終了処理を実行し、ステップES513に処理を進める。 In step ES512, the overall CPU executes a variation effect end process for ending the variation effect being executed in the VDP, and advances the process to step ES513.
ステップES513において、統括CPUは、データ送信制御処理を実行し、当該フローチャートによる処理を終了する。例えば、統括CPUは、上記ステップES506〜ステップES510の処理によって設定した指示データを含め、画像音響制御基板140において行われる画像音響制御に関するデータを演出制御基板130に送信する。このデータ送信に応じて、演出制御基板130は、上記ステップES1400の処理において画像音響制御基板140から受信したデータをランプ制御基板150等に転送する。これにより、メイン液晶表示装置5、左サブ液晶表示装置8a、および右サブ液晶表示装置8bやスピーカ24によって行われる演出と同期するように、ランプ制御基板150によって各種演出動作などが制御されることになる。
In step ES513, the overall CPU executes a data transmission control process and ends the process according to the flowchart. For example, the overall CPU transmits data related to the image sound control performed on the image
なお、上述では、演出制御基板130から受信したコマンドに基づいて液晶表示装置5で行われる変動演出の制御について説明したが、スピーカ24からの演出音の出力制御は、メイン液晶表示装置5、左サブ液晶表示装置8a、および右サブ液晶表示装置8bにおける画像表示と対応したものとなるため、ここでの詳細な説明は省略する。
In the above description, the control of the changing effect performed in the liquid
図87は、画像音響制御基板140において実行される画像音響制御処理の他の例を示すフローチャートである。なお、図86と同様の処理については、同じステップ番号を付して説明を省略する。図87では、擬似連演出の実行後、又は、擬似連演出が行われずに左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bが動作してハズレが報知される場合の演出における処理が示されている。
FIG. 87 is a flowchart illustrating another example of the image sound control process executed on the image
図87に示すように、ステップES507でNOと判定された場合、又はステップES508の処理が行われた場合、ステップES520の処理が行われる。 As shown in FIG. 87, when it is determined NO in step ES507, or when the process of step ES508 is performed, the process of step ES520 is performed.
ステップES520において、統括CPUは、上記ステップES503で設定したタイミングに基づいて、装飾図柄の変動表示においてハズレが確定(図81(D)参照)したか否か(ハズレを報知するタイミングか否か)を判定する。なお、図87に示す処理では、リーチ演出は行われずにハズレが報知されるため、ステップES503では、リーチ演出の代わりにハズレを報知するタイミングが設定される。 In step ES520, the general CPU determines whether or not the losing has been determined (see FIG. 81D) in the decorative symbol variation display based on the timing set in step ES503 (whether or not it is the timing to notify the losing). Determine. In the process shown in FIG. 87, since the reach is notified without performing the reach effect, in step ES503, the timing for notifying the lose is set instead of the reach effect.
ステップES520においてハズレを報知するタイミングと判定された場合(ステップES520:YES)、統括CPUは、「隣接直前位置」から「退避位置」へ左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bをそれぞれ戻す指示データを設定する(ステップES510)。これにより左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bは、「隣接直前位置」から「退避位置」へ移動する。そして、その後、変動演出終了コマンドを受信したことに応じて(ステップES511:YES)、統括CPUは、装飾図柄の変動表示を終了する(ステップES512)。
When it is determined in step ES520 that the timing for notifying is lost (step ES520: YES), the overall CPU moves the left sub-liquid
[ランプ制御基板150によるランプ制御処理]
以下、図88を参照しつつ、ランプ制御基板150において実行されるランプ制御処理について説明する。ここで、図88は、ランプ制御基板150において実行されるランプ制御処理の一例を示すフローチャートである。ランプ制御基板150は、電源投入時や電源断時等の特殊な場合を除く通常の動作時において、演出制御基板130からのコマンドおよび演出制御基板130を介して画像音響制御基板140から送信される画像音響制御に関するデータに基づいて、図88に例示されている一連の処理を一定時間毎に繰り返し実行する。
[Ramp control processing by the lamp control board 150]
Hereinafter, the lamp control process executed in the
図88において、ランプ制御基板150のCPUは、演出制御基板130を介して画像音響制御基板140から画像音響制御に関するデータを受信するデータ受信処理を実行し(ステップES601)、次のステップに処理を進める。ランプ制御基板150のCPUは、上記ステップES601の処理において受信した画像音響制御に関するデータに基づいて、メイン液晶表示装置5、左サブ液晶表示装置8a、および右サブ液晶表示装置8bやスピーカ24による演出と同期するように、各種演出手段(可動役物7、左サブ液晶表示装置8a、右サブ液晶表示装置8b等)を制御する。
In FIG. 88, the CPU of the
次に、ランプ制御基板150のCPUは、演出制御基板130から変動演出開始コマンドを受信したか否かを判定する(ステップES602)。そして、ランプ制御基板150のCPUは、変動演出開始コマンドを受信した場合、ステップES603に処理を進める。一方、ランプ制御基板150のCPUは、変動演出開始コマンドを受信していない場合、ステップES607に処理を進める。
Next, the CPU of the
ステップES603において、ランプ制御基板150のCPUは、受信した変動演出開始コマンドに対応する発光パターンデータをランプ制御基板150のROMから読み出してRAMにセットすることにより、可動役物7の発光素子、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bの発光素子、盤ランプ25の発光素子、および枠ランプ37の発光素子に対する発光パターンを設定する。そして、ランプ制御基板150のCPUは、セットした発光パターンデータに基づいて、これらの各発光素子の発光制御を開始し(ステップES604)、次のステップに処理を進める。
In step ES603, the CPU of the
次に、ランプ制御基板150のCPUは、変動演出開始コマンドに基づいて、サブ液晶動作演出の実行が指示されたか否かを判定する(ステップES605)。そして、ランプ制御基板150のCPUは、サブ液晶動作演出の実行が指示された場合、ステップES606に処理を進める。一方、ランプ制御基板150のCPUは、サブ液晶動作演出の実行が指示されていない場合、ステップES607に処理を進める。
Next, the CPU of the
ステップES606において、ランプ制御基板150のCPUは、サブ液晶動作演出用の動作パターンを設定し、ステップES607に処理を進める。例えば、ランプ制御基板150のCPUは、受信した変動演出開始コマンドに対応する左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bの動作パターンを示す動作パターンデータをランプ制御基板150のROMから読み出してRAMにセットすることにより、サブ液晶動作演出用の動作パターンを設定する。
In step ES606, the CPU of the
ステップES607において、ランプ制御基板150のCPUは、サブ液晶動作演出中であるか否かを判定する。例えば、ランプ制御基板150のCPUは、上記ステップES606でセットされた動作パターンによる左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bの動作が終了していない場合、サブ液晶動作演出中であると判定する。そして、ランプ制御基板150のCPUは、サブ液晶動作演出中である場合、ステップES608に処理を進める。一方、ランプ制御基板150のCPUは、サブ液晶動作演出中でない場合、ステップES614に処理を進める。
In step ES607, the CPU of the
ステップES608において、ランプ制御基板150のCPUは、上記ステップES601におけるデータ受信処理において、「退避位置」から「両端出現位置」へ移動させた後、「隣接直前位置」まで移動させる指示データを受信したか否かを判定する。そして、ランプ制御基板150のCPUは、上記指示データを受信した場合、ステップES609に処理を進める。一方、ランプ制御基板150のCPUは、上記指示データを受信していない場合、ステップES610に処理を進める。
In step ES608, the CPU of the
ステップES609において、ランプ制御基板150のCPUは、セットされている動作パターンに基づいた移動速度で、「退避位置」から「隣接直前位置」まで左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bをそれぞれ移動させる動作制御を行い、ステップES610に処理を進める。例えば、当該動作制御は、左サブ液晶表示装置8aの駆動源である第1ステッピングモータ38aおよび右サブ液晶表示装置8bの駆動源である第2ステッピングモータ38bそれぞれの回転方向、回転速度、および回転角度を制御することによって実現される(図77(A)〜図77(C)および図78(A)〜図78(C)参照)。
In step ES609, the CPU of the
ステップES610において、ランプ制御基板150のCPUは、上記ステップES601におけるデータ受信処理において、「隣接直前位置」から「隣接位置」へ移動させた後、「両端出現位置」へ戻る指示データを受信したか否かを判定する。そして、ランプ制御基板150のCPUは、上記指示データを受信した場合、ステップES611に処理を進める。一方、ランプ制御基板150のCPUは、上記指示データを受信していない場合、ステップES612に処理を進める。
In step ES610, whether the CPU of the
ステップES611において、ランプ制御基板150のCPUは、セットされている動作パターンに基づいた移動速度で、「隣接直前位置」から「隣接位置」へ移動させた後、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bを「両端出現位置」へそれぞれ戻す動作制御を行い、ステップES612に処理を進める。例えば、当該動作制御も、左サブ液晶表示装置8aの駆動源である第1ステッピングモータ38aおよび右サブ液晶表示装置8bの駆動源である第2ステッピングモータ38bそれぞれの回転方向、回転速度、および回転角度を制御することによって実現される(図77(D)および図77(E)参照)。
In step ES611, the CPU of the
ステップES612において、ランプ制御基板150のCPUは、上記ステップES601におけるデータ受信処理において、「隣接直前位置」から「退避位置」へ戻す指示データを受信したか否かを判定する。そして、ランプ制御基板150のCPUは、上記指示データを受信した場合、ステップES613に処理を進める。一方、ランプ制御基板150のCPUは、上記指示データを受信していない場合、ステップES614に処理を進める。
In step ES612, the CPU of the
ステップES613において、ランプ制御基板150のCPUは、セットされている動作パターンに基づいた移動速度で、左サブ液晶表示装置8aおよび右サブ液晶表示装置8bを「隣接直前位置」から「退避位置」へそれぞれ戻す動作制御を行い、ステップES614に処理を進める。例えば、当該動作制御も、左サブ液晶表示装置8aの駆動源である第1ステッピングモータ38aおよび右サブ液晶表示装置8bの駆動源である第2ステッピングモータ38bそれぞれの回転方向、回転速度、および回転角度を制御することによって実現される(図78(D)および図78(E)参照)。
In step ES613, the CPU of the
ステップES614において、ランプ制御基板150のCPUは、演出制御基板130から変動演出終了コマンドを受信したか否かを判定する。そして、ランプ制御基板150のCPUは、変動演出終了コマンドを受信した場合、ステップES614に処理を進める。一方、ランプ制御基板150のCPUは、変動演出終了コマンドを受信していない場合、当該フローチャートによる処理を終了する。
In step ES614, the CPU of the
ステップES615において、ランプ制御基板150のCPUは、上記ステップES604の処理で開始した発光制御および上記ステップES606でセットした動作パターンによる動作制御を終了させ、当該フローチャートによる処理を終了する。
In step ES615, the CPU of the
[第5実施形態の作用効果]
以上説明したように、第5実施形態によれば、特別遊技判定における一回の判定結果を報知する演出の途中となる所定のタイミングから異なる特定演出を実行する場合、実行する特定演出に応じて当該所定のタイミングまたはその前において異なる動作態様で可動画面の動作が制御される。したがって、可動画面の動作態様によって、特別図柄の変動中に行われる特定演出の示唆(当該変動における発展先の示唆)が可能となる。
[Effects of Fifth Embodiment]
As described above, according to the fifth embodiment, when a different specific effect is executed from a predetermined timing that is in the middle of an effect informing the determination result of one time in the special game determination, according to the specific effect to be executed. The operation of the movable screen is controlled in different operation modes at or before the predetermined timing. Therefore, it is possible to suggest a specific effect (a suggestion of a development destination in the change) performed during the change of the special symbol depending on the operation mode of the movable screen.
一例として、一対の可動画面の動作態様によって、上記特定演出を示唆してもよい。第1の例として、一対の可動画面が隣接するか互いに離間する方向へ移動するかによって異なる特定演出が実行されることを示唆してもよい。
第2の例として、一対の可動画面が停止する動作態様と一対の可動画面の少なくとも一方が移動する動作態様とによって、異なる特定演出が実行されることを示唆してもよい。第3の例として、一対の可動画面の一方が移動する動作態様と一対の可動画面の両方が移動する動作態様とによって、異なる特定演出が実行されることを示唆してもよい。このように、実行する特定演出に応じて、異なる動作態様で一対の可動画面の動作を制御することによって、一対の可動画面に表示する画像や情報に遊技者を注目させることができる。
As an example, the specific effect may be suggested by the operation mode of the pair of movable screens. As a first example, it may be suggested that different specific effects are executed depending on whether a pair of movable screens move adjacently or away from each other.
As a second example, it may be suggested that different specific effects are executed depending on the operation mode in which the pair of movable screens stop and the operation mode in which at least one of the pair of movable screens moves. As a third example, it may be suggested that different specific effects are executed depending on the operation mode in which one of the pair of movable screens moves and the operation mode in which both of the pair of movable screens move. In this way, by controlling the operations of the pair of movable screens in different operation modes in accordance with the specific effects to be executed, the player can be focused on the images and information displayed on the pair of movable screens.
また、上記特定演出としては、擬似連演出、リーチ演出、関連演出(例えば、ゾーン演出)等が考えられ、これらの特定演出のうち、どの特定演出が実行されるのかを可動画面の動作態様によって示唆することが可能となる。また、複数の擬似連演出がある場合に異なる擬似連演出が実行されることを可動画面の動作態様によって示唆してもいいし、複数のリーチ演出がある場合に異なるリーチ演出が実行されることを可動画面の動作態様によって示唆してもいいし、複数の関連演出がある場合に異なる関連演出が実行されることを可動画面の動作態様によって示唆してもよい。一般的に、これらの特定演出の間には、大当たりに当選する信頼度が異なる度合いに設定されている場合が多い。この場合、遊技者は、上記信頼度が高い特定演出が実行されることを期待するため、当該特定演出が実行されることを示唆する動作態様で可動画面が動作制御されることを期待する。したがって、遊技者は、可動画面の動作態様によって、遊技者自身が実行を希望する特定演出が実行されるか否かが煽られることになり、当該動作態様による演出を遊技者が楽しむことができる。 In addition, as the above-mentioned specific effects, pseudo-continuous effects, reach effects, related effects (for example, zone effects), etc. are conceivable, and among these specific effects, which specific effect is executed depends on the operation mode of the movable screen. It becomes possible to suggest. Further, it may be suggested by the operation mode of the movable screen that different pseudo-continuous effects are executed when there are a plurality of pseudo-continuous effects, or different reach effects are executed when there are a plurality of reach effects. May be suggested by the operation mode of the movable screen, or it may be suggested by the operation mode of the movable screen that different related effects are executed when there are a plurality of related effects. In general, there are many cases where the reliability for winning a jackpot is set to a different degree between these specific effects. In this case, since the player expects that the specific effect with high reliability is executed, the player expects the movable screen to be controlled in an operation mode that suggests that the specific effect is executed. Therefore, the player is asked whether or not the specific effect desired by the player himself / herself is executed depending on the operation mode of the movable screen, and the player can enjoy the effect according to the operation mode. .
[変形例]
なお、上記実施形態では、様々な変形例を既に説明しているが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、さらに以下の形態であってもよい。すなわち、上記実施形態では、図77に例示したように、擬似連確定時に一対の可動画面が隣接位置へ移動することによって擬似連演出が実行されることが示唆される。また、図78に例示したように、リーチ確定時に一対の可動画面が退避位置へ移動することによってリーチ演出が実行されることが示唆される。しかしながら、これらの動作態様で一対の可動画面を動作させるタイミングは、当該特定演出を行う特別図柄の変動中であれば、これらの特定演出が実行されることが確定した時点より前であってもかまわない。
[Modification]
In addition, although the said embodiment has already demonstrated various modifications, this invention is not limited to the said embodiment, Furthermore, the following forms may be sufficient. That is, in the above embodiment, as illustrated in FIG. 77, it is suggested that the pseudo-continuous effect is executed by moving the pair of movable screens to the adjacent positions when the pseudo-continuous is determined. Further, as illustrated in FIG. 78, it is suggested that the reach effect is executed by moving the pair of movable screens to the retracted position when the reach is determined. However, the timing for operating the pair of movable screens in these operation modes is even before the time when it is determined that these specific effects will be executed if the special symbol for performing the specific effects is changing. It doesn't matter.
また、メイン液晶表示装置5、左サブ液晶表示装置8a、および/または右サブ液晶表示装置8bへの表示と、左サブ液晶表示装置8aおよび/または右サブ液晶表示装置8bの動作とを同期させるために、画像音声制御基板140からランプ制御基板150へ所定の節目毎に指示データが送信されているが、他の方式によって当該同期が行われてもかまわない。例えば、上記実施形態で例示した指示データを送信する節目を、さらに細かくまたはさらに粗くしてもよい。一例として、「退避位置」、「両端出現位置」、「隣接直前位置」、および「隣接位置」それぞれに対して、当該位置から移動を開始するタイミングや当該位置へ到着するタイミング等を、上記指示データを送信する節目としてもかまわない。また、画像音声制御基板140からランプ制御基板150へ上記指示データを送信することなく、上記同期を確立してもかまわない。例えば、変動演出開始コマンドを受信した際に設定される動作パターンのみに基づいて、左サブ液晶表示装置8aおよび/または右サブ液晶表示装置8bを動作制御してもよい。この場合、上記動作パターンに基づいた動作制御が行われれば上記同期が確立されるように当該動作パターンを準備し、上記変動演出開始コマンドの受信を契機として当該動作パターンに基づいた動作制御を開始する。
The display on the main liquid
また、実行する特定演出に応じて、異なる動作態様で動作制御される可動画面は、一対の表示装置でなくてもよい。例えば、上記可動画面は、単一の可動画面でもよい。 Further, the movable screen that is controlled in different operation modes according to the specific effect to be executed may not be a pair of display devices. For example, the movable screen may be a single movable screen.
また、上記実施形態において説明したパチンコ遊技機1の構成、タイプ、各部材の動作態様等は単なる一例に過ぎず、他の構成、タイプ、動作態様であっても本発明を実現できることは言うまでもない。また、上述したフローチャートにおける処理の順序、設定値、判定に用いられる閾値等は単なる一例に過ぎず、本発明の範囲を逸脱しなければ他の順序や値であっても、本発明を実現できることは言うまでもない。また、上記実施形態で例示した画面図等も単なる一例であって、他の表示態様の画面であってもよい。
Further, the configuration, type, operation mode of each member, etc. of the
また、他の実施形態として、遊技制御基板100、演出制御基板130、画像音響制御基板140、およびランプ制御基板150においてそれぞれ実行される少なくとも一部を別の制御基板(別の制御部)で実行してもかまわない。例えば、遊技制御基板100において実行される処理の少なくとも一部を、演出制御基板130、画像音響制御基板140、およびランプ制御基板150において実行してもいいし、上記説明では登場しない他の制御基板(他の制御部)において実行してもよい。また、演出制御基板130において実行される処理の少なくとも一部を、遊技制御基板100、画像音響制御基板140、およびランプ制御基板150において実行してもいいし、上記説明では登場しない他の制御基板(他の制御部)において実行してもよい。また、遊技制御基板100、演出制御基板130、画像音響制御基板140、およびランプ制御基板150の一部または全部を一体に構成して、複数の制御基板(制御部)において実行される処理を1つの制御基板(制御部)に実行させるようにしてもよい。
In another embodiment, at least a part of the
以上、第5実施形態を詳細に説明してきたが、前述の説明はあらゆる点において本発明の例示に過ぎず、その範囲を限定しようとするものではない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。また、当業者は、本発明の具体的な実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。また、本明細書において使用される用語は、特に言及しない限り、当該分野で通常用いられる意味で用いられることが理解されるべきである。したがって、他に定義されない限り、本明細書中で使用される全ての専門用語および技術用語は、本発明の属する分野の当業者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。矛盾する場合、本明細書(定義を含めて)が優先する。 Although the fifth embodiment has been described in detail above, the above description is merely an example of the present invention in all respects and is not intended to limit the scope thereof. It goes without saying that various improvements and modifications can be made without departing from the scope of the present invention. It is understood that the scope of the present invention should be construed only by the claims. Moreover, it is understood that those skilled in the art can implement an equivalent range from the description of the specific embodiments of the present invention based on the description of the present invention and the common general technical knowledge. In addition, it is to be understood that the terms used in the present specification are used in the meaning normally used in the art unless otherwise specified. Thus, unless defined otherwise, all technical and technical terms used herein have the same meaning as commonly understood by one of ordinary skill in the art to which this invention belongs. In case of conflict, the present specification, including definitions, will control.
[変動パターンの一例]
次に、第1実施形態〜第5実施形態において示した演出を実行するための遊技制御部100から送信される変動パターンの一例について説明する。
[Example of fluctuation pattern]
Next, an example of a variation pattern transmitted from the
図89は、変動パターンの一例を示す図である。図89では、一部のみの変動パターンが例示されており、遊技制御部100は、図9のステップS408において、特別図柄判定の結果に基づいて、1の変動パターンを決定する。第1実施形態〜第5実施形態において示した演出は、決定された変動パターン(変動時間)に基づいて、実行される。
FIG. 89 is a diagram illustrating an example of a variation pattern. In FIG. 89, only a part of the variation pattern is illustrated, and the
例えば、第1実施形態において説明した演出のうち、1のパターンの演出は、変動パターンPa1が選択された場合に実行される。同様に、第2実施形態、第4実施形態、第5実施形態においてそれぞれ説明した演出を実行させるための変動パターンPb1、変動パターンPd1、変動パターンPe1等が予め用意されている。なお、第3実施形態において説明した演出は、事前判定に基づいて行われる演出であるため、特別図柄判定の実行時に選択された変動パターンに基づく特別図柄の変動に応じて行われない。しかしながら、第3実施形態において説明した演出は、事前判定(図7のステップS205、ステップS211)によって判定された変動パターンに基づいて、行われる。すなわち、大当たりを示す変動パターンや大当たりに対する期待度の高い演出を行わせる変動パターンが事前判定された場合、第3実施形態で説明した保留画像を変化させる演出が行われる。 For example, among the effects described in the first embodiment, the effect of one pattern is executed when the variation pattern Pa1 is selected. Similarly, a fluctuation pattern Pb1, a fluctuation pattern Pd1, a fluctuation pattern Pe1, and the like for executing the effects described in the second embodiment, the fourth embodiment, and the fifth embodiment are prepared in advance. In addition, since the effect demonstrated in 3rd Embodiment is an effect performed based on prior determination, it is not performed according to the fluctuation | variation of the special symbol based on the fluctuation pattern selected at the time of execution of special symbol determination. However, the effect described in the third embodiment is performed based on the variation pattern determined by the prior determination (step S205 and step S211 in FIG. 7). In other words, when a variation pattern indicating a big hit or a variation pattern causing a high expectation with respect to the big hit is determined in advance, the effect of changing the reserved image described in the third embodiment is performed.
以上のように、本発明に係る遊技機では様々な演出を実行可能であり、各演出は変動パターンに基づいて行われる。 As described above, the game machine according to the present invention can execute various effects, and each effect is performed based on the variation pattern.
[本発明に係る遊技機の構成とその作用効果]
以上説明したように、本発明に係る遊技機は以下のような構成であってもよい。なお、括弧書きは単なる例示にすぎない。
[Configuration of gaming machine according to the present invention and its effects]
As described above, the gaming machine according to the present invention may have the following configuration. The parentheses are merely examples.
一実施形態に係る遊技機は、始動条件の成立に基づいて特別遊技を行うか否かの特別遊技判定を行う判定手段と、演出図柄表示手段において複数の演出図柄を変動表示させてから停止表示させることにより、前記特別遊技判定の結果を報知する図柄演出制御手段と、を備え、前記図柄演出制御手段は、前記演出図柄表示手段の複数の領域において前記演出図柄の変動表示を開始させる変動開始手段と、前記変動開始手段によって前記演出図柄の変動表示が開始された後、前記演出図柄表示手段の所定の領域(左領域)に演出図柄を停止させる第1停止手段(図23(B))と、前記第1停止手段によって前記所定の領域に演出図柄が停止された後、当該第1停止手段によって停止された演出図柄を用いて、前記所定の領域とは異なる領域に停止する演出図柄を示唆する示唆演出を行う示唆演出制御手段(図23(C))と、前記示唆演出制御手段によって前記示唆演出が行われた後、前記示唆演出によって示唆された演出図柄を停止させる第2停止手段(図23(D))と、前記第2停止手段によって前記示唆された演出図柄が停止された後、特定演出を実行する特定演出制御手段と、を含み、前記示唆演出制御手段によって行われる示唆演出の内容に応じて、前記特別遊技が行われる期待度が異なる。 The gaming machine according to one embodiment displays a stop after displaying a plurality of effect symbols on a determination means for determining whether or not to perform a special game based on the establishment of a start condition, and on the effect symbol display means. And a symbol effect control means for notifying the result of the special game determination, and the symbol effect control means starts variation display for starting the variation display of the effect symbol in a plurality of areas of the effect symbol display means. And first stop means (FIG. 23 (B)) for stopping the effect symbol in a predetermined area (left region) of the effect symbol display means after the effect symbol change display is started by the means and the change start means. Then, after the effect symbol is stopped in the predetermined area by the first stop means, the effect symbol stopped by the first stop means is used to stop the effect symbol in the area different from the predetermined area. After the suggestion effect is performed by the suggestion effect control means (FIG. 23C) that performs the suggestion effect that suggests the effect design to be performed, the effect design suggested by the suggestion effect is stopped. A second stop means (FIG. 23D) and a specific effect control means for executing a specific effect after the suggested effect symbol is stopped by the second stop means, and the suggested effect control means The degree of expectation that the special game will be performed differs depending on the content of the suggestion effect performed by.
上記構成によれば、所定の領域に演出図柄を停止させ、当該停止された演出図柄を用いて所定の領域とは異なる領域に停止する演出図柄を示唆する示唆演出が行われる。そして、示唆された演出図柄が停止した後、特定の演出に発展する。この場合において、示唆演出の内容によって特別遊技が行われる期待度が異なる。これにより、示唆演出の内容(停止する演出図柄の種類や表示態様)によって遊技者の期待感を高めることができ、興趣性を向上させることができる。 According to the said structure, the suggestion effect which suggests the effect design which stops in the area | region different from a predetermined | prescribed area | region is performed using the effect | action symbol which stopped in the predetermined area | region. Then, after the suggested design stops, it develops into a specific production. In this case, the degree of expectation that the special game will be performed differs depending on the content of the suggestion effect. Thereby, the player's expectation can be enhanced by the content of the suggestion effect (the type and display mode of the effect symbol to be stopped), and the interest can be improved.
また、一実施形態の遊技機は、始動条件の成立に基づいて特別遊技を行うか否かの特別遊技判定を行う判定手段と、演出図柄表示手段において複数の演出図柄を変動表示させてから停止表示させることにより、前記特別遊技判定の結果を報知する図柄演出制御手段とを備え、前記図柄演出制御手段は、前記演出図柄表示手段の複数の領域において前記演出図柄の変動表示を開始させる変動開始手段と、前記変動開始手段によって前記演出図柄の変動表示が開始された後、前記演出図柄表示手段の所定の領域(左領域)に演出図柄を停止させる停止手段(図23(B))と、前記停止手段によって停止された演出図柄を用いて、前記所定の領域とは異なる領域に停止する演出図柄を示唆する示唆演出を行う示唆演出制御手段(図23(C))と、前記示唆演出が行われた後、当該示唆演出によって示唆された演出図柄を停止させ、その後に特定演出を実行する第1制御手段(図23(E)〜図23(G))と、前記示唆演出が行われた後、当該示唆演出によって示唆された演出図柄とは異なる演出図柄を停止させる第2制御手段(図24(D))と、を含む。 In addition, the gaming machine according to one embodiment stops the display after variably displaying a plurality of effect symbols on the determination means for determining whether or not to perform a special game based on the establishment of the start condition and the effect symbol display means. And a symbol effect control means for notifying the result of the special game determination by displaying the symbol effect control means, wherein the symbol effect control means starts a variation start for starting the variation display of the effect symbol in a plurality of areas of the effect symbol display means. And a stop means (FIG. 23 (B)) for stopping the effect symbol in a predetermined region (left region) of the effect symbol display means after the variation display of the effect symbol is started by the variation start means. Suggestion effect control means (FIG. 23 (C)) that performs an suggestion effect that suggests an effect symbol that stops in an area different from the predetermined area, using the effect symbol stopped by the stop means. After the suggestion effect is performed, the first control means (FIGS. 23E to 23G) for stopping the effect symbol suggested by the suggestion effect and then executing the specific effect, and the suggestion After the effect is performed, the second control means (FIG. 24D) for stopping the effect symbol different from the effect symbol suggested by the suggestion effect is included.
上記構成によれば、示唆演出によって示唆された演出図柄が停止した場合は特定演出が行われるのに対して、示唆された演出図柄が停止せず異なる図柄が停止する場合は特定演出は行われない。このため、示唆された演出図柄が停止するか否かについて遊技者の期待を高めることができる。 According to the above configuration, the specific effect is performed when the effect symbol suggested by the suggestion effect is stopped, whereas the specific effect is performed when a different symbol is stopped without stopping the suggested effect symbol. Absent. For this reason, a player's expectation can be raised about whether or not the suggested effect symbol stops.
また、一実施形態の遊技機は、始動条件が成立すると、遊技者にとって有利な特別遊技を実行するか否かを判定する特別遊技判定手段と、図柄表示手段に図柄を変動表示させてから前記特別遊技判定手段の判定結果を示す図柄を停止表示させる図柄表示制御手段と、前記図柄表示手段における図柄の変動表示中に、所定数のステップで構成される演出であって当該所定数のステップまで段階的に発展可能なステップアップ演出を実行可能なステップアップ演出制御手段と、前記ステップアップ演出とは異なる所定演出を実行可能な所定演出実行手段とを備え、前記ステップアップ演出制御手段は、前記特別遊技判定手段による判定結果に基づいて、前記ステップアップ演出のステップ数を決定するステップ数決定手段(図42のBS1164)と、前記ステップアップ演出の実行後に前記所定演出実行手段による所定演出が実行される場合に、前記ステップ数決定手段によって決定されたステップ数に基づいて、前記所定演出の実行を示唆する示唆演出を前記ステップアップ演出のいずれのステップにおいて行うかを決定する示唆ステップ決定手段(図42のBS1166)と、前記ステップ数決定手段によって決定されたステップ数まで前記ステップアップ演出を実行するとともに、前記示唆ステップ決定手段によって決定されたステップにおいて前記示唆演出を実行する実行手段(図42のBS1167)と、を含む。 In addition, the gaming machine of one embodiment, when the start condition is satisfied, the special game determination means for determining whether or not to execute a special game advantageous to the player, and the symbol display means variably displays the symbol, The symbol display control means for stopping and displaying the symbol indicating the determination result of the special game determination means, and an effect composed of a predetermined number of steps during the symbol variation display on the symbol display means, up to the predetermined number of steps Step-up effect control means capable of executing step-up effects that can be developed in stages, and predetermined effect execution means capable of executing a predetermined effect different from the step-up effect, wherein the step-up effect control means includes: Step number determining means for determining the step number of the step-up effect based on the determination result by the special game determining means (BS 1164 in FIG. 42). And when the predetermined effect is executed by the predetermined effect execution means after the execution of the step-up effect, based on the number of steps determined by the step number determination means, a suggestion effect suggesting execution of the predetermined effect is provided. The suggesting step determining means (BS 1166 in FIG. 42) for determining in which step of the step-up effect, the step-up effect is executed up to the number of steps determined by the step number determining means, and the suggesting step Execution means (BS1167 in FIG. 42) for executing the suggestion effect in the step determined by the determination means.
上記構成によれば、ステップアップ演出中のあるステップにおいて所定演出の実行を示唆する示唆演出を行うことができる。どのステップにおいて示唆演出を行うかをステップ数決定手段によって決定されたステップ数に基づいて決定することができる。 According to the above configuration, it is possible to perform a suggestion effect that suggests execution of the predetermined effect at a certain step during the step-up effect. In which step the suggestion effect is performed can be determined based on the number of steps determined by the step number determining means.
また、一実施形態の遊技機は、始動条件が成立すると、取得情報を取得する取得手段と、前記取得情報に基づいて、特別遊技を行うか否かの特別遊技判定を行う判定手段と、図柄表示手段に図柄を変動させてから停止させることにより、前記特別遊技判定の結果を報知する図柄制御手段と、前記取得手段によって取得情報が取得された場合、当該取得情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記取得情報に対応する保留画像を表示する画像表示手段と、前記画像表示手段に表示された保留画像を第1オブジェクト(バス停)に変化させる第1変化手段(図51(B))と、前記第1オブジェクトと関連する第2オブジェクト(バス)を前記第1オブジェクトに向かって移動表示させる第2オブジェクト移動手段(図51(C)〜図51(D))と、前記第2オブジェクト移動手段によって移動された第2オブジェクトが前記第1オブジェクトと所定の位置関係(第1オブジェクトと第2オブジェクトが重なる位置)になった後、前記第1オブジェクトを前記特別遊技が行われることに対する期待度に応じた画像(キャラクタ)に変化させる第2変化手段(図51(H))と、を備える。 In addition, the gaming machine of an embodiment includes an acquisition unit that acquires acquisition information when a start condition is established, a determination unit that determines whether or not to perform a special game based on the acquisition information, and a design A symbol control means for notifying a result of the special game determination by stopping the display means after changing the symbol; and when the acquisition information is acquired by the acquisition means, a storage means for storing the acquisition information; Image display means for displaying a reserved image corresponding to the acquired information stored in the storage means, and first changing means (FIG. 51) for changing the reserved image displayed on the image display means to a first object (bus stop). (B)) and second object moving means for moving and displaying the second object (bus) associated with the first object toward the first object (FIG. 51C). 51 (D)) and after the second object moved by the second object moving means has a predetermined positional relationship with the first object (position where the first object and the second object overlap), Second changing means (FIG. 51 (H)) for changing one object into an image (character) corresponding to the degree of expectation that the special game will be performed.
上記構成によれば、保留画像を第1オブジェクトに変化させ、当該第1オブジェクトと関連する第2オブジェクトが移動して第1オブジェクトと所定の位置関係になった後、保留を示す第1オブジェクトを期待度に応じた画像に変化させることができる。これにより、保留画像を変化させるための演出を行うことができ、興趣性を向上させることができる。 According to the above configuration, after the hold image is changed to the first object, and the second object related to the first object moves and becomes a predetermined positional relationship with the first object, the first object indicating the hold is changed. The image can be changed according to the degree of expectation. Thereby, the effect for changing a reservation image can be performed, and interest property can be improved.
また、一実施形態の遊技機は、始動条件が成立すると、取得情報を取得する取得手段と、前記取得情報に基づいて、特別遊技を行うか否かの特別遊技判定を行う判定手段と、図柄表示手段に図柄を変動させてから停止させることにより、前記特別遊技判定の結果を報知する図柄制御手段と、前記取得手段によって取得情報が取得された場合、当該取得情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された取得情報に対応する保留画像を表示する画像表示手段と、第1オブジェクト(バス)を前記保留画像(バス停)に向かって移動表示させる第1オブジェクト移動手段(図51(C)〜図51(D))と、前記第1オブジェクト移動手段によって移動された第1オブジェクトが前記保留画像と所定の位置関係になった後、前記第1オブジェクトから前記特別遊技が行われることに対する期待度に応じた第2オブジェクト(キャラクタ)を出現させる出現手段(図51(E))と、前記保留画像を前記出現手段によって出現された第2オブジェクトに変化させる変化手段(図51(H))と、を備える。 In addition, the gaming machine of an embodiment includes an acquisition unit that acquires acquisition information when a start condition is established, a determination unit that determines whether or not to perform a special game based on the acquisition information, and a design A symbol control means for notifying a result of the special game determination by stopping the display means after changing the symbol; and when the acquisition information is acquired by the acquisition means, a storage means for storing the acquisition information; Image display means for displaying a reserved image corresponding to the acquired information stored in the storage means, and first object moving means for moving and displaying the first object (bus) toward the reserved image (bus stop) (FIG. 51 ( C) to FIG. 51 (D)), and after the first object moved by the first object moving means has a predetermined positional relationship with the reserved image, the first object is moved. Appearance means (FIG. 51 (E)) that causes the second object (character) to appear according to the degree of expectation that the special game will be performed from the game, and the reserved image to the second object that appears by the appearance means. Changing means (FIG. 51H) for changing.
また、一実施形態の遊技機は、始動条件が成立すると、取得情報を取得する取得手段と、前記取得情報に基づいて、特別遊技を行うか否かの特別遊技判定を行う判定手段と、図柄表示手段に図柄を変動させてから停止させることにより、前記特別遊技判定の結果を報知する図柄制御手段と、前記取得手段によって取得情報が取得された場合、当該取得情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された取得情報に対応する保留画像を表示する画像表示手段と、第1オブジェクト(バス)を前記保留画像(バス停)に向かって移動表示させる第1オブジェクト移動手段(図51(C)〜図51(D))と、前記第1オブジェクト移動手段によって移動された第1オブジェクトが前記保留画像と所定の位置関係になった後、前記第1オブジェクトを前記特別遊技が行われることに対する期待度に応じた第2オブジェクト(キャラクタ)に変化させる第1変化手段(図51(E))と、前記保留画像を前記第1変化手段によって変化された第2オブジェクトに変化させる第2変化手段(図51(H))と、を備える。 In addition, the gaming machine of an embodiment includes an acquisition unit that acquires acquisition information when a start condition is established, a determination unit that determines whether or not to perform a special game based on the acquisition information, and a design A symbol control means for notifying a result of the special game determination by stopping the display means after changing the symbol; and when the acquisition information is acquired by the acquisition means, a storage means for storing the acquisition information; Image display means for displaying a reserved image corresponding to the acquired information stored in the storage means, and first object moving means for moving and displaying the first object (bus) toward the reserved image (bus stop) (FIG. 51 ( C) to FIG. 51 (D)), and after the first object moved by the first object moving means has a predetermined positional relationship with the reserved image, the first object is moved. First changing means (FIG. 51 (E)) that changes the game object to a second object (character) according to the degree of expectation that the special game will be performed, and the hold image is changed by the first changing means. Second change means (FIG. 51H) for changing to a second object.
上記構成によれば、第1オブジェクトを保留画像に向かって移動させ、当該第1オブジェクトと保留画像とが所定の位置関係になった後、保留画像を第2オブジェクトに変化させることができる。これにより、保留画像を変化させるための演出を行うことができ、興趣性を向上させることができる。 According to the above configuration, after the first object is moved toward the reserved image and the first object and the reserved image are in a predetermined positional relationship, the reserved image can be changed to the second object. Thereby, the effect for changing a reservation image can be performed, and interest property can be improved.
また、一実施形態の遊技機は、始動条件の成立に基づいて、特別遊技を行うか否かの判定を行う判定手段と、前記判定手段による判定の結果に基づいて、特別遊技が行われることに対する期待度が通常よりも高いことを示す、第1の特定演出(例えば、図58の擬似連)又は当該第1の特定演出とは異なる第2の特定演出(例えば、図58のリーチ演出)を実行可能な演出制御手段とを備え、前記演出制御手段は、演出図柄表示手段において演出図柄を変動開始させてから停止表示させるまでに、第1の演出(例えば、図59(B))を行った後に第1の態様で前記演出図柄を動作させ(反時計回り)、当該第1の態様で演出図柄を動作させた後に前記第1の特定演出を実行する第1制御手段と、前記演出図柄を変動開始させてから停止表示させるまでに、第2の演出(例えば、図60(B)〜(E))を行った後に前記第1の態様とは異なる第2の態様で前記演出図柄を動作させ(図60(F)の前転)、当該第2の態様で演出図柄を動作させた後に前記第2の特定演出を実行する第2制御手段と、前記演出図柄を変動開始させてから停止表示させるまでに、前記第1の演出又は前記第2の演出を行った後、前記第1の態様又は前記第2の態様で演出図柄を動作させない第3制御手段(図66、図67)と、を有し、前記第3制御手段は、前記第1の演出および前記第2の演出のうち、一方の実行確率を他方よりも高くして、前記第1の演出および前記第2の演出のうちの何れかの演出を実行する。 In addition, the gaming machine according to the embodiment is configured such that a special game is performed based on a determination unit that determines whether or not to perform a special game based on establishment of a start condition, and a determination result by the determination unit. A first specific effect (for example, pseudo-continuous in FIG. 58) or a second specific effect different from the first specific effect (for example, a reach effect in FIG. 58), which indicates that the degree of expectation for is higher than normal. The effect control means is capable of executing a first effect (for example, FIG. 59 (B)) from when the effect symbol display means starts changing the effect symbol until it is stopped. A first control means for operating the effect symbol in a first mode after being performed (counterclockwise), operating the effect symbol in the first mode, and executing the first specific effect; Stop display after the symbol starts to fluctuate Until the second effect (for example, FIGS. 60B to 60E) is performed, the effect symbol is operated in a second mode different from the first mode (FIG. 60F). ), The second control means for executing the second specific effect after operating the effect symbol in the second mode, and starting the change of the effect symbol until the stop display is performed. Third control means (FIG. 66, FIG. 67) that does not operate the effect symbol in the first aspect or the second aspect after performing the first effect or the second effect, 3 control means makes one execution probability higher than the other among the 1st production and the 2nd production, and produces either production of the 1st production and the 2nd production. Run.
上記構成によれば、第1の演出が行われた後に第1の態様で演出図柄が動作し、その後、第1の特定演出を実行する演出パターンと、第2の演出が行われた後に第2の態様で演出図柄が動作し、その後、第2の特定演出を実行する演出パターンとがある。また、第1の演出又は第2の演出について一方の実行確率を他方よりも高くして行い、その後、第1の態様又は第2の態様で演出図柄を動作させない演出パターンもある。このため、第1の演出又は第2の演出が行われた場合には、第1の特定演出又は第2の特定演出が行われることに対する期待を高めることができ、興趣性を向上させることができる。
According to the above-described configuration, after the first effect is performed, the effect symbol operates in the first mode, and then the effect pattern that executes the first specific effect and the second effect after the second effect is performed. There is an effect pattern in which the effect symbol operates in the
また、一実施形態の遊技機は、所定の始動条件の成立に基づいて、特別遊技を行うか否かの判定を行う判定手段と、前記判定手段による判定結果に基づいて、複数回にわたって繰り返し行われる特定演出(例えば、擬似連)を実行可能な演出制御手段と、演出画像を表示する少なくとも1つの可動画面と、前記可動画面を用いた演出を制御する可動画面制御手段とを備え、前記可動画面制御手段は、前記演出制御手段によって前記特定演出が継続される際には、前記可動画面を所定の位置(隣接位置)まで移動させるとともに当該可動画面に所定の画像を表示させ(図77、図79の擬似変動2回目、3回目の開始直前)、前記演出制御手段によって前記特定演出が終了される際には、前記可動画面を前記所定の位置まで移動させない(図79のリーチ成立直前)。 In addition, the gaming machine according to the embodiment repeats a plurality of times based on a determination unit that determines whether or not to perform a special game based on establishment of a predetermined start condition, and a determination result by the determination unit. A specific effect (for example, pseudo-ream), at least one movable screen for displaying the effect image, and a movable screen control unit for controlling the effect using the movable screen. When the specific effect is continued by the effect control device, the screen control means moves the movable screen to a predetermined position (adjacent position) and displays a predetermined image on the movable screen (FIG. 77, When the specific effect is ended by the effect control means at the second and third pseudo fluctuations in FIG. 79, the movable screen is not moved to the predetermined position (FIG. 7). Just before the reach established).
上記構成によれば、特定演出が継続される際に可動画面を移動させ、特定演出が終了される際には可動画面を移動させないようにすることができ、可動画面の動作によって特定演出が継続するか否かの期待感を高めることができる。 According to the above configuration, the movable screen can be moved when the specific effect is continued, and the movable screen can be prevented from moving when the specific effect is ended, and the specific effect is continued by the operation of the movable screen. The expectation of whether to do can be raised.
また、一実施形態の遊技機は、所定の始動条件の成立に基づいて、特別遊技を行うか否かの判定を行う判定手段と、前記判定手段による判定結果に基づいて、第1の演出(例えば、第5実施形態のサブ液晶が隣接直前位置にある状態でメイン液晶表示装置5で行われる所定の演出)および当該第1の演出の後に行われる第2の演出(リーチ演出や擬似連等の特定演出、あるいはハズレ演出)を実行可能な演出制御手段と、演出画像を表示する少なくとも1つの可動画面と、前記可動画面を用いた演出を制御する可動画面制御手段とを備え、前記可動画面制御手段は、前記可動画面を所定の位置まで移動させて当該可動画面に所定の画像を表示させる第1画面制御(図80(A)の隣接位置への移動)と、前記可動画面を前記所定の位置まで移動させない第2画面制御(図80(B)の退避位置への移動)と、を行うことが可能であり、前記第1の演出が終了して前記第2の演出が行われる際に、前記第2画面制御よりも前記第1画面制御が行われた方が、特別遊技が行われる期待度が高い。
In addition, the gaming machine of one embodiment, based on the establishment of a predetermined start condition, a determination means for determining whether or not to perform a special game, and a first effect (based on a determination result by the determination means) For example, a predetermined effect performed in the main liquid
上記構成によれば、第2の演出が行われる際に可動画面が所定の位置まで移動して当該可動画面に所定の画像が表示された場合には、可動画面が移動しない場合よりも期待度が高くなり、興趣性を向上させることができる。 According to the above configuration, when the movable screen moves to a predetermined position when the second effect is performed and a predetermined image is displayed on the movable screen, the degree of expectation is higher than when the movable screen does not move. Can be improved and interest can be improved.
1 パチンコ遊技機
2 遊技盤
4 表示器
5 メイン液晶表示装置
8 サブ液晶表示装置
10 遊技領域
11 第1始動口
12 第2始動口
13 大入賞口
15 第1ゲート
16 第2ゲート
17 電動チューリップ
24 スピーカ
26 演出ボタン
27 十字キー
38 ステッピングモータ
41 第1特別図柄表示器
42 第2特別図柄表示器
51 装飾図柄
521、522、523、524 保留画像
100 遊技制御基板
101、131 CPU
102、132 ROM
103、133 RAM
130 演出制御基板
134 RTC
140 画像音響制御基板
150 ランプ制御基板
DESCRIPTION OF
102, 132 ROM
103, 133 RAM
130
140 Image
Claims (1)
前記特別遊技判定の結果に基づいて、演出図柄表示手段において複数の演出図柄を変動させてから停止させる変動演出を行う演出制御手段と、を備え、
前記演出制御手段は、
前記変動演出において、前記演出図柄表示手段の第1の領域に停止させた演出図柄を用いて、前記第1の領域とは異なる第2の領域に停止する演出図柄を示唆する第1示唆演出を行うことが可能であるとともに、前記第1示唆演出によって示唆した演出図柄を前記第2の領域に停止させてから前記特別遊技が行われる期待度が通常よりも高いことを示す第1特定演出を行うことが可能であり、
前記第1示唆演出によって示唆した演出図柄を前記第2の領域に停止させた後、前記第1特定演出を行わずに、前記第2の領域に停止させた演出図柄を用いて、前記第2の領域とは異なる所定の領域に停止する演出図柄を示唆する第2示唆演出を行うことを可能にし、
前記第2示唆演出によって示唆した演出図柄を前記所定の領域に停止させてから前記期待度が前記第1特定演出よりも高いことを示す第2特定演出を行うことが可能であり、
前記第1示唆演出は、前記期待度が互いに異なる複数の演出態様を含む、遊技機。 A determination means for performing a special game determination as to whether or not to perform a special game based on the establishment of the start condition;
On the basis of the special game determination result, and a Starring output control means performs change effect to stop after varying the plurality of performance symbols in performance symbol display means,
It said Starring output control means,
In the fluctuating effect, using the effect symbol stopped in the first area of the effect symbol display means, a first suggestion effect that suggests an effect symbol that stops in a second area different from the first area is provided. A first specific effect that can be performed and indicates that the degree of expectation that the special game is performed after the effect symbol suggested by the first suggestion effect is stopped in the second area is higher than normal. Is possible and
After the effect design suggested by the first suggestion effect is stopped in the second region, the second design is performed using the effect design stopped in the second region without performing the first specific effect. It is possible to perform a second suggestion effect that suggests an effect design that stops in a predetermined region different from the region of
It is possible to perform a second specific effect indicating that the degree of expectation is higher than the first specific effect after stopping the effect symbol suggested by the second suggestion effect in the predetermined area,
The first suggestion effect is a gaming machine including a plurality of effect modes having different expectations .
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