JP5868881B2 - 有用情報提示システム及び有用情報提示システムの制御方法 - Google Patents

有用情報提示システム及び有用情報提示システムの制御方法 Download PDF

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本発明は、有用情報提示システム及び有用情報提示システムの制御方法に関する。
従来、利用者が興味のある情報を身の回りから探索する探索サービスには、スマートフォン等の移動通信端末を用いて、GPSやWi-Fi等から取得した利用者の位置情報に基づいて情報を取得・提供するものがある(例えば、非特許文献1及び2参照)。このような位置情報に基づくサービスにおいては、取得できる情報が位置情報に紐付いている必要があるため、時々刻々と位置が変化する人や車等の対象に関する情報を取得することはできなかった。
また従来、移動通信端末等による映像中から特定の被写体を認識し、被写体の情報を取得・提供する探索サービスがある(例えば、非特許文献3及び4参照)。
Facebook、"Facebook Nearby"、[online]、[平成25年1月9日検索]、インターネット〈URL:http://newsroom.fb.com/News/555/Discover-New-Places-with-Nearby〉 Google play、"Field Trip"、[online]、[平成25年1月9日検索]、インターネット〈URL:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nianticproject.scout&hl=ja〉 Google mobile、"Google Goggles"、[online]、[平成25年1月9日検索]、インターネット〈URL:http://www.google.com/mobile/goggles/〉 日本リアルタイム、"SightFinder"、[online]、[平成25年1月9日検索]、インターネット〈URL:http://jp.wsj.com/japanrealtime/blog/archives/10743/〉
映像認識による探索サービスにおいて利用者が興味のある対象を探索するためには、利用者が「グルメ」や「甘い」といった興味のあるカテゴリ、概念等を予め設定し、被写体がその範囲内に該当するか否かを判断して探索を行う必要がある。しかしながら、従来の映像認識による探索サービスにおいては、利用者自らが探索対象を定義することができず探索可能な対象は固定的であったため、利用者が興味のある対象を探索できなかった。
従って、上記のような課題に鑑みてなされた本発明の目的は、利用者の周囲の映像中から利用者の興味のある対象を継続的に探索し、該対象に関する有用情報を利用者に提示することを可能にする有用情報提示システム及び有用情報提示システムの制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る情報提示システムは、
利用者端末と、サーバとを備える有用情報提示システムにおいて、
前記利用者端末は、リアルタイム映像を撮影して該リアルタイム映像を前記サーバに送信し、
前記サーバは、
前記リアルタイム映像と照合用情報とを照合して、前記リアルタイム映像から認識された情報のうち、該照合用情報に一致する特定情報を抽出し、
前記特定情報と分類照合用情報とを照合して前記特定情報に係る分類情報を作成して、該分類情報を前記特定情報に付加し、
所定の条件に応じて次に行う動作を定める照合判定ルール情報と前記特定情報とを照合して処理を継続するか否かを判断し、
処理を継続する場合、前記特定情報に係る関連情報を取得して該関連情報を前記特定情報に付加し、
前記特定情報に係る具体的内容を前記利用者端末に送信する、
ことを特徴とする。
また、本発明に係る情報提示システムの制御方法は、
利用者端末と、サーバとを備える有用情報提示システムにおいて、
前記利用者端末が、リアルタイム映像を撮影して該リアルタイム映像を前記サーバに送信するステップと、
前記サーバが、
前記リアルタイム映像と照合用情報とを照合して、前記リアルタイム映像から認識された情報のうち、該照合用情報に一致する特定情報を抽出するステップと、
前記特定情報と分類用情報とを照合して前記特定情報に係るカテゴリ情報を作成して、該カテゴリ情報を前記特定情報に付加するステップと、
所定の条件に応じて次に行う動作を定める照合判定ルール情報と前記特定情報とを照合して処理を継続するか否かを判断するステップと、
処理を継続する場合、前記特定情報に係る関連情報を取得して該関連情報を前記特定情報に付加するステップと、
前記特定情報に係る具体的内容を前記利用者端末に送信するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明における有用情報提示システム及び有用情報提示システムの制御方法によれば、利用者の周囲の映像中から利用者の興味のある対象を継続的に探索し、該対象に関する有用情報を利用者に提示することができる。
本発明の一実施形態に係る有用情報提示システムの全体の概要構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る利用者端末のブロック図である。 本発明の一実施形態に係る映像分配装置のブロック図である。 本発明の一実施形態に係る映像照合装置のブロック図である。 本発明の一実施形態に係る照合判定装置のブロック図である。 本発明の一実施形態に係る照合判定ルールデータベースの内容を示す図である。 本発明の一実施形態に係る選択要求を受信した場合の利用者端末を示す図である。 本発明の一実施形態に係る知識処理装置のブロック図である。 本発明の一実施形態に係る知識処理判定装置のブロック図である。 本発明の一実施形態に係る知識処理判定ルールデータベースの内容を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報提示制御装置のブロック図である。 本発明の一実施形態に係る履歴管理装置のブロック図である。 本発明の一実施形態に係るサルベージルールデータベースの内容を示す図である。 本発明の一実施形態に係る有用情報提示システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態の変形例に係る利用者端末1のブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施形態に係る有用情報提示システムの前提の概要構成を示すブロック図である。有用情報提示システムは、利用者端末1と、映像分配装置2と、映像照合装置(31、32)と、構成管理装置4と、照合判定装置5と、知識処理装置(61、62)と、知識処理判定装置7と、情報提示制御装置8と、履歴管理装置9と、コンテキスト管理装置10と、知識管理装置100とを備える。利用者端末1と、映像分配装置2、照合判定装置5、知識処理判定装置7、情報提示制御装置8及び履歴管理装置9とは、通信網を介して通信する。
利用者端末1は、リアルタイム映像を撮影し、該リアルタイム映像を映像分配装置2に送信する。また、利用者端末1は、利用者属性情報及び/又は状況情報を含むコンテキスト情報をコンテキスト管理装置10に送信する。ここで利用者属性情報とは、利用者又は利用者端末1の静的な属性に関する情報であり、例えば利用者の年齢、性別、出身地、住所、職業、趣味、障がい種別、利用者端末1の識別子、後述する利用者端末1の制御部15の識別子である。また、状況情報とは、動的に変化する状況に関する情報であり、時刻、現在地、移動速度、騒音、照度、端末処理能力、利用者端末状態、自動車等運転中、電車内等である。
映像分配装置2は、利用者端末1から受信したリアルタイム映像及びコンテキスト管理装置10から受信したコンテキスト情報を、映像照合装置(31、32)に分配する。
各映像照合装置(31、32)は、映像分配装置2から受信したリアルタイム映像と、照合用情報とを照合して有用情報を並列処理により抽出する。そして各映像照合装置(31、32)は、該有用情報を含む照合の結果に係る情報(以下、認識結果という。)を、照合判定装置5に送信する。
ここで照合用情報とは、リアルタイム映像に写る可能性がある所定の被写体を照合するための情報である。また照合用情報毎に、利用者属性情報及び/又は状況情報に応じた緊急度、重要度、又は関連度が定義される。例えば、工事現場など危険の所在を表す看板に係る照合用情報について、障がい者には高い緊急度が定義される。また、交通バリアフリー設備の所在を示すピクトサインに係る照合用情報について、高齢者には高い重要度又は関連度が定義される。
各映像照合装置(31、32)は、リアルタイム映像を構成する一つ以上の画像(各フレームあるいは連続するフレームの被写体の特徴)を認識する。また各映像照合装置(31、32)は、音声(被写体の音階、氏名を含む単語、話者など音素の特徴)を認識する。そして各映像照合装置(31、32)は、認識結果と照合用情報とを照合し、有用情報を抽出する。
構成管理装置4は照合用情報を蓄積している。当該照合用情報は、適宜更新及び削除される。例えば照合用情報である道路標識等が変更等された場合、構成管理装置4は、該照合用情報を変更して蓄積する。各映像照合装置(31、32)は構成管理装置4と通信し、自己が保有する照合用情報を更新する。なお図1においては簡便のため、映像照合装置32と構成管理装置4との通信のみ図示しているが、構成管理装置4は映像照合装置31とも通信する。
照合判定装置5は、各映像照合装置(31、32)から受信した認識結果に含まれる認識対象名と分類照合用情報とを照合して認識対象の属するカテゴリや概念を示す分類情報を作成し、認識結果に分類情報を付加した情報(以下、前処理情報という。)を作成する。また照合判定装置5は、照合結果に係る認識対象を過去に認識した回数を前処理情報に付加する。そして照合判定装置5は、前処理情報と照合判定ルール情報とを照合して、次に行う動作を決定する。照合判定装置5は、処理を継続する場合、前処理情報を含む判定の結果に係る情報(以下、認識判定結果という。)を、知識処理装置(61、62)に送信する。
ここで分類照合用情報とは、任意の対象物名と該対象物の属するカテゴリや概念とを対応させた情報である。例えば、対象物名「ハンバーグ」と「料理」及び「グルメ」のカテゴリとが対応し、対象物名「ケーキ」と「甘い」の概念とが対応している。分類照合用情報は、例えば、予め照合判定装置5に格納してもよく、又はインターネットを通じてシステムの外部から取得してもよい。また分類照合用情報は、例えば、表形式としてもよく、又はLinked Open Dataとしてもよい。
ここで図6を参照して照合判定ルールデータベース53について説明する。照合判定ルールデータベース53に蓄積される照合判定ルール情報とは、前処理情報に含まれる可能性がある所定の情報(トリガー)と照合判定装置5が次に行う動作(アクション)とを対応させた情報である。アクションは、例えば、前処理情報に重要度を示す情報を付加する動作や、認識判定結果を知識処理装置(61、62)に送信する(処理を継続する)動作、前処理情報を廃棄する(処理を中止する)動作等を含む。このようにして、照合判定装置5は自動的に処理の継続に関する判断を行うことができる。好適には、アクションは、認識対象の関連情報を取得するか否かを利用者に選択させる選択要求を利用者端末1に送信し、利用者端末1から取得要求を受信した場合、処理を継続する動作を含む。この場合利用者は、何れの知識処理装置(61、62)を用いて関連情報の取得を行うか選択して取得要求を送信してもよい。このようにして、照合判定装置5は利用者からの要求を待って(PULLで)処理の継続に関する判断を行うことができる。トリガーは、認識通し番号、映像照合装置名、認識対象名、重要度、画像中の認識対象の位置情報、認識回数、分類情報、選択可能な知識処理装置(61、62)の一覧、時間、場所、コンテキスト等を含む。また照合判定ルール情報は、例えば、xmlにより記述する。
また照合判定ルール情報は、利用者端末1を介して利用者により生成、更新、削除される。具体的には、利用者は利用者端末1を操作し、トリガーとして認識対象名や分類情報、認識回数等を入力し、対応するアクションを選択して照合判定装置5に送信し、照合判定装置5は受信した照合判定ルール情報を蓄積して格納する。このようにして、例えば、認識対象が事前に登録した商品であれば処理を継続させることや、「グルメ」に分類される認識対象であって過去に認識したことがある(認識回数が1回以上である)対象名であったら処理を中止させること、「甘い」の概念に分類される認識対象であったら選択要求を送信させること等、認識対象に応じて利用者が所望の動作を設定することができる。好適には、照合判定ルール情報は、利用者に加えて利用者以外の第三者又は外部アプリケーション等により生成、更新、削除される。
図1の説明に戻る。知識処理装置(61、62)は、照合判定装置5から認識判定結果を受信すると、認識判定結果に含まれる認識対象に係る関連情報を取得し、認識判定結果に関連情報を付加した情報(以下、知識処理結果という。)を、知識処理判定装置7に送信する。
ここで関連情報とは、例えば、認識対象に関する詳細な情報や、認識対象のクチコミ情報、認識対象を他のものに例えた情報等である。関連情報は、例えば、インターネットを通じてシステムの外部から認識対象を検索して取得する。なお好適には、各知識処理装置(61、62)は、それぞれ取得する関連情報の種類を分担する。例えば知識処理装置61は、認識対象に関する詳細情報を取得し、知識処理装置62は、認識対象に関するクチコミ情報を取得する等、関連情報の取得処理を分担してもよい。
知識処理判定装置7は、各知識処理装置(61、62)から受信した知識処理結果に含まれる情報と知識処理判定ルール情報とを照合して、次に行う動作を決定する。知識処理判定装置7は、処理を継続する場合、知識処理結果に係る情報を含む判定の結果に係る情報(以下、知識処理判定結果という。)を、情報提示制御装置8に送信する。
ここで図10を参照して知識処理判定ルールデータベース72について説明する。知識処理判定ルールデータベース72に蓄積される知識処理判定ルール情報とは、知識処理結果に含まれる可能性がある所定の情報(トリガー)と知識処理判定装置7が次に行う動作(アクション)とを対応させた情報である。アクションは、例えば、知識処理判定結果を情報提示制御装置8に送信する(処理を継続する)動作、知識処理結果を廃棄する(処理を中止する)動作等を含む。このようにして、知識処理判定装置7は自動的に処理の継続に関する判断を行うことができる。好適には、アクションは、知識処理判定結果に係る情報を取得するか否かを利用者に選択させる選択要求を利用者端末1に送信し、利用者端末1から取得要求を受信した場合、処理を継続する動作を含む。このようにして、知識処理判定装置7は利用者からの要求を待って(PULLで)処理の継続に関する判断を行うことができる。トリガーは、認識通し番号、映像照合装置名、認識対象名、重要度、画像中の認識対象の位置情報、認識回数、分類情報、知識処理装置選択フラグ、知識処理通し番号、知識処理装置(61、62)にて生成した認識対象の関連情報、時間、場所、コンテキスト等を含む。また知識処理判定ルール情報は、例えば、xmlにより記述する。
また知識処理判定ルール情報は、利用者端末1を介して利用者により生成、更新、削除される。具体的には、利用者は利用者端末1を操作し、トリガーとして重要度等を入力し、対応するアクションを選択して知識処理判定装置7に送信し、知識処理判定装置7は受信した照合判定ルール情報を蓄積して格納する。このようにして、例えば、重要度が高い情報については選択要求を送信させるようにし、有用情報の聞き漏らしや見落としを防ぎ、また所定の被写体の所在を意識していないような注意散漫な状態の利用者に対しても案内を着実に提示することができる。好適には、照合判定ルール情報は、利用者に加えて利用者以外の第三者又は外部アプリケーション等により生成、更新、削除される。
図1の説明に戻る。情報提示制御装置8は、知識処理判定装置7から知識処理判定結果を受信した場合、知識処理判定結果に含まれる有用情報を、利用者端末1に送信する。また情報提示制御装置8は、好適には知識処理判定結果を履歴情報として履歴管理装置9に格納する。また情報提示制御装置8は、知識管理装置100を参照し、有用情報に対応する具体的内容を取得する。具体的内容とは、有用情報自体、有用情報の詳細情報、又は有用情報に関連する情報を意味する。そして情報提示制御装置8は、履歴管理装置9から履歴情報の提示があった場合、当該履歴情報を具体的内容に含めて利用者端末1に提示(送信)する。
次に、本発明の一実施形態に係る有用情報提示システムの各部の詳細構成を図2〜図13により説明する。図2は、一実施形態に係る利用者端末1のブロック図を示す。利用者端末1は、セッション制御部11と、操作部12と、コンテキスト情報生成部13と、リアルタイム映像生成部14と、制御部15と、出力部16とを備える。
セッション制御部11は、映像分配装置2、照合判定装置5、知識処理判定装置7、又はコンテキスト管理装置10とのセッションの開始及び終了に係る制御をする。セッション制御の実現手段は、例えばSIPを用いた呼接続、WebSocketなどによるPUSH、XMLHttpRequestやCometなどによる疑似PUSH、HTTPなどによるPULL等による。当該セッションにより、利用者端末1は、映像分配装置2とリアルタイム通信を行う。操作部12は、好適にはタッチパネル、キーボード等により構成され、利用者による操作を受け付け、制御部15に当該操作に係る情報を渡す。
コンテキスト情報生成部13は、利用者属性情報及び/又は状況情報を含むコンテキスト情報を生成する。なお利用者属性情報は、利用者又はオペレータ等により予め登録された情報であり、コンテキスト情報生成部13は、当該情報をメモリ(不図示)から取得する。またコンテキスト情報生成部13は、各種センサ(不図示)を備え、動的に状況情報を生成する。
リアルタイム映像生成部14は、好適にはカメラ及びマイク(不図示)を備え、カメラにより被写体を撮影し、またマイクにより音声を取得してリアルタイム映像を生成する。リアルタイム映像生成部14は、生成したリアルタイム映像を、映像分配装置2に連続的に送信する。
制御部15は、利用者端末1に係る各種制御を行う。具体的には、制御部15は、操作部12への利用者の操作に基づき、セッション制御部11によるセッションを開始させる。
ここで図7を参照して、利用者端末1が照合判定装置5又は知識処理判定装置7から選択要求を受信した場合について説明する。制御部15は、照合判定装置5又は知識処理判定装置7から選択要求を受信し、該選択要求を出力部16に出力させる。この出力は、例えば、画像上にアイコンを重畳させる、音声にて選択させる等である。また制御部15は、操作部12への利用者の操作に基づき、照合判定装置5及び知識処理判定装置7に、有用情報に関する情報の取得要求を送信する。なお図7においては簡便のため、制御部15及び出力部16以外の構成要素は図示していない。
図2の説明に戻る。また制御部15は、情報提示制御装置8から具体的内容を受信すると、該具体的内容を、出力部16に出力させる。また制御部15は、好適には操作部12への利用者の操作に基づき、履歴管理装置9に、履歴情報の取得要求を送信する。
出力部16は、ディスプレイ、スピーカ、バイブレータ等により構成され、制御部15の制御に基づき、抽出完了通知、有用情報の具体的内容を映像、音声、振動等により出力(再生)する。例えば出力部16は、抽出完了通知をチャイムにより出力し、具体的内容を音声アナウンスで出力する。
図3は、一実施形態に係る映像分配装置2のブロック図を示す。映像分配装置2は、セッション制御部21と、メディア分配部22とを備える。
セッション制御部21は、利用者端末1とのセッションの開始及び終了に係る制御をする。当該セッションにより、映像分配装置2は、利用者端末1とリアルタイム通信を行う。
メディア分配部22は、利用者端末1から受信したリアルタイム映像を、映像照合装置(31、32)に分配する。またメディア分配部22は、コンテキスト管理装置10から制御情報としてコンテキスト情報を受信した場合、その時点におけるリアルタイム映像を、映像照合装置(31、32)に分配する。
またメディア分配部22は、コンテキスト管理装置10から受信したコンテキスト情報、及びリアルタイム映像のメディア形式や種類の少なくとも1つに基づき、適宜分配する先の映像照合装置(31、32)を増減する。例えば、利用者が高速で移動中の状況では取得要求が無い限り、看板内の図形を照合する映像照合装置(例えば映像照合装置31)のみを用いて、過大な処理を必要とする、看板に表記された文字を認識する映像照合装置(例えば映像照合装置32)は用いない。このようにメディア分配部22は、分配する先の映像照合装置(31、32)を増減することで、システム全体の処理量及び処理速度を増減し、システム全体の効率を上げる。
図4は、一実施形態に係る映像照合装置31のブロック図を示す。映像照合装置31は、メディア認識部311と、リファレンス管理部312と、メディア照合部313とを備える。映像照合装置32は、映像照合装置31と同一構成であるため説明は省略する。なお各映像照合装置(31、32)は、好適にはそれぞれ照合するメディアの種類を分担する。例えば映像照合装置31は、図形に係る照合処理を行い、映像照合装置32は、音声に係る照合処理を行う等、照合処理を分担してもよい。
メディア認識部311は、映像分配装置2から受信したリアルタイム映像を構成する画像や音声の特徴を認識する。そしてメディア認識部311は、認識した特徴に係る情報をメディア照合部313に渡す。
リファレンス管理部312は、抽出すべき有用情報を照合用情報として記憶する。またリファレンス管理部312は、構成管理装置4と通信し、自己が記憶している照合用情報を更新する。
メディア照合部313は、メディア認識部311が認識した特徴に係る情報と、リファレンス管理部312が記憶している照合用情報とを照合する。メディア照合部313は、当該照合に基づき照合用情報に一致する情報、すなわち有用情報を抽出する。そしてメディア照合部313は、認識結果を生成する。認識結果は、リアルタイム映像を生成した利用者端末1の識別子、利用者端末1の制御部15の識別子、映像照合装置(31、32)の識別子、合致した照合用情報の識別子(すなわち、抽出された有用情報の識別子)、当該情報が抽出された映像内の位置情報(例えば、画像内の看板・標識のピクセル位置)、当該情報に対応する被写体の位置情報(例えば、利用者端末1を原点とする看板・標識の3軸の位置座標と3軸の回転角度)を含む。そしてメディア照合部313は、認識結果を、照合判定装置5に送信する。
図5は、一実施形態に係る照合判定装置5のブロック図を示す。照合判定装置5は、前処理部51と、照合判定部52と、照合判定ルールデータベース53とを備える。
前処理部51は、過去の認識結果を記録しておくことで、認識結果が通算で何度目の認識であるかを判定する。また前処理部51は、認識結果に含まれている認識対象名と分類照合用情報とを照合して認識対象の属するカテゴリや概念を示す分類情報を作成する。そして前処理部51は、認識結果に分類情報を付加した情報(以下、前処理情報という。)を照合判定部52に渡す。
照合判定部52は、照合判定ルールデータベース53に蓄積される照合判定ルール情報に基づいて、前処理情報に係る次の動作を決定する。また照合判定部52は、利用者端末1に選択要求を送信する場合、利用者端末1から受信した取得要求に基づいて処理を継続する。また照合判定部52は、照合判定ルール情報又は利用者端末1からの取得要求に基づいて、照合判定結果を知識処理装置(61、62)に分配する。
図8は、一実施形態に係る知識処理装置61のブロック図を示す。知識処理装置61は、関連情報取得部611と、関連情報選択部612とを備える。
関連情報取得部611は、認識判定結果を受信した場合、認識判定結果に係る認識対象の関連情報を取得して関連情報選択部612に渡す。
関連情報選択部612は、取得した関連情報を認識判定結果に付加した情報(以下、知識処理結果という。)を、知識処理判定装置7に送信する。なお知識処理装置61は上述の構成に限られず、認識判定結果を入力し、出力として認識対象の情報が含まれていればよい。
図9は、一実施形態に係る知識処理判定装置7のブロック図を示す。知識処理判定装置7は、知識処理判定部71と、知識処理判定ルールデータベース72とを備える。
知識処理判定部71は、知識処理判定ルールデータベース72に蓄積される知識処理判定ルール情報に基づいて、知識処理結果に係る次の動作を決定する。また知識処理判定部71は、利用者端末1に選択要求を送信する場合、利用者端末1から受信した取得要求に基づいて処理を継続する。
図11は、一実施形態に係る情報提示制御装置8のブロック図を示す。情報提示制御装置8は、制御部81と、メディア変換部82とを備える。
制御部81は、情報提示制御装置8に係る各種制御を行う。具体的には制御部81は、取捨選択された一つ以上の有用情報の識別子に係る抽出結果の具体的内容を生成する。制御部81は、該具体的内容を生成する際に知識管理装置100を参照する。知識管理装置100は、有用情報に関係する情報を蓄積している。例えば知識管理装置100は位置及び時刻と対応付けて利用者周辺のイベントや設備の情報を予め蓄積している。例えば利用者端末1が駅入口の看板のリアルタイム映像を送信した場合、情報提示制御装置8の制御部81は、知識処理判定結果に含まれる被写体の位置情報に基づき、当該駅構内の情報(例えば、エスカレータやエレベータの運行情報)を知識管理装置100から取得する。このようにして制御部81は、単に当該駅・当該入口の看板が視野内にあることだけでなく、構内設備の所在・状態を含めた具体的内容を生成し、利用者端末1に情報をPUSHする。
そして制御部81は、当該具体的内容の生成が完了した場合、具体的内容に係る有用情報を履歴情報として履歴管理装置9に格納する。また制御部81は、履歴管理装置9から履歴提示があった場合、提示された履歴情報を具体的内容に付加する。また制御部81は、生成した具体的内容を、利用者端末1に提示する。
メディア変換部82は、制御部81の制御により、知識処理判定結果に含まれるコンテキスト情報に基づき、利用者端末1に送信するデータを、利用者属性情報に応じた最適なメディア形式に変換する。例えば、メディア変換部82は、利用者属性情報に画面表示の確認に適さないものが含まれる場合(例えば、利用者属性情報に“視覚障がい者”が含まれる場合)は文字列を読み上げるアナウンスの形式に変換する。同様に、メディア変換部82は、利用者属性情報に“外国人”が含まれる場合、利用者端末1に送信するデータを、当該外国人の母国語に翻訳したデータに変換する。
図12は、一実施形態に係る履歴管理装置9のブロック図を示す。履歴管理装置9は、管理部91と、履歴データベース92と、サルベージルールデータベース93とを備える。
管理部91は、情報提示制御装置8から知識処理判定結果を受信すると、履歴情報として履歴データベース92に蓄積して格納する。履歴情報は、例えば、認識通し番号、映像照合装置名、認識対象名、重要度、画像中の認識対象の位置情報、認識回数、分類情報、知識処理装置選択フラグ、知識処理通し番号、認識対象の関連情報、格納した時刻等を含む。また管理部91は、利用者端末1から履歴取得要求を受信した場合、履歴データベース92から履歴取得要求に係る履歴情報を読み出して情報提示制御装置8に提示(送信)する。また管理部91は、情報提示制御装置8から受信した知識処理判定結果とサルベージルールデータベース93に格納されているサルベージルール情報とを照合して、照合により定まる履歴情報を履歴データベース92から読み出す。そして管理部91は、読み出した履歴情報を情報提示制御装置8に送信する。
図13を参照して、サルベージルールデータベース93について説明する。サルベージルールデータベース93に蓄積されるサルベージルール情報とは、情報提示制御装置8から受信した知識処理判定結果に含まれる可能性がある所定の情報(トリガー)と履歴管理装置9が次に行う動作(アクション)とを対応させた情報である。アクションは、例えば、指定した履歴情報を履歴データベース92から読み出して情報提示制御装置8に送信する動作を含む。トリガーは、認識通し番号、映像照合装置名、認識対象名、重要度、画像中の認識対象の位置情報、認識回数、分類情報、知識処理装置選択フラグ、知識処理通し番号、知識処理装置(61、62)にて生成した認識対象の関連情報、時間、場所、コンテキスト等を含む。また照合判定ルール情報は、例えば、xmlにより記述する。
次に、本発明に係る有用情報提示システムについて、図14に示すフローチャートによりその動作を説明する。
はじめに利用者端末1のセッション制御部11は、利用者の操作部12の操作に基づき、映像分配装置2のセッション制御部21とのセッションの開始に係る制御をする(ステップS01)。当該セッションにより、利用者端末1は、映像分配装置2とリアルタイム通信を行う。
続いて利用者端末1のコンテキスト情報生成部13は、利用者属性情報及び/又は状況情報を含むコンテキスト情報を生成する。そしてコンテキスト情報生成部13は、当該コンテキスト情報をコンテキスト管理装置10に送信する(ステップS02)。
続いてコンテキスト管理装置10は、好適にはコンテキスト情報を映像分配装置2、照合判定装置5、及び知識処理判定装置7に送信する。続いてコンテキスト管理装置10は、利用者端末1から受信したコンテキスト情報を制御情報として、映像分配装置2、照合判定装置5、及び知識処理判定装置7に送信する(ステップS03)。
続いて利用者端末1のリアルタイム映像生成部14は、リアルタイム映像を生成する。そしてリアルタイム映像生成部14は、生成したリアルタイム映像を、映像分配装置2に送信する(ステップS04)。なお図14においては簡便のため、リアルタイム映像の初回の送信のみ図示しているが、リアルタイム映像生成部14は、リアルタイム映像を映像分配装置2に連続的に送信する。
続いて映像分配装置2のメディア分配部22は、利用者端末1から受信したリアルタイム映像を、映像照合装置(31、32)に分配する(ステップS05)。なお図14においては簡便のため、映像照合装置31のみを図示しているが、メディア分配部22は、映像照合装置32にもリアルタイム映像を分配してもよい。
続いて映像照合装置31は、受信したリアルタイム映像の映像照合を行う。具体的には映像照合装置31のメディア認識部311は、映像分配装置2から受信したリアルタイム映像を構成する画像や音声の特徴を認識する。そしてメディア認識部311は、認識した特徴に係る情報をメディア照合部313に渡す。そしてメディア照合部313は、メディア認識部311が認識した特徴に係る情報と、リファレンス管理部312が記憶している照合用情報とを照合する。メディア照合部313は、当該照合に基づき有用情報を抽出し、照合結果を生成する。続いてメディア照合部313は、生成した認識結果を、照合判定装置5に送信する(ステップS06)。
続いて照合判定装置5は、認識結果に含まれる認識対象名と分類照合用情報とを照合して前処理情報を作成する(ステップS07)。そして照合判定装置5は、前処理情報と照合判定ルール情報とを照合して次に行う動作を決定する。なお図14において示す動作例では、照合判定装置5は、認識対象の関連情報を取得するか否かを利用者に選択させる選択要求を利用者端末1に送信する(ステップS08)。
続いて利用者端末1は、利用者の操作部12を介する選択に基づき、認識対象に係る関連情報を取得する取得要求を送信する(ステップS09)。
続いて照合判定装置5は、認識判定結果を知識処理装置61に送信する(ステップS10)。なお図14においては簡便のため、知識処理装置61のみを図示しているが、照合判定装置5は、知識処理装置62にも認識判定結果を送信してもよい。
続いて知識処理装置61は、認識判定結果に含まれる認識対象に係る関連情報を取得する(ステップS11)。続いて知識処理装置61は、知識処理結果を知識処理判定装置7に送信する(ステップS12)。
続いて知識処理判定装置7は、知識処理結果と知識処理判定ルール情報とを照合して次に行う動作を決定する。なお図14において示す動作例では、知識処理判定装置7は、知識処理判定結果に係る情報を取得するか否かを利用者に選択させる選択要求を利用者端末1に送信する(ステップS13)。
続いて利用者端末1は、利用者の操作部12を介する選択に基づき、知識処理判定結果に係る情報を取得する取得要求を送信する(ステップS14)。
続いて知識処理判定装置7は、知識処理判定結果を情報提示制御装置8に送信する(ステップS15)。
続いて情報提示制御装置8は、受信した知識処理判定結果を履歴情報として履歴管理装置9に送信して格納する(ステップS16)。続いて情報提示制御装置8は、知識管理装置100を参照して生成した具体的内容を、利用者端末1に情報をPUSHする(ステップS17)。
また利用者端末1は、好適には利用者の操作部12を介する選択に基づき、履歴情報取得要求を履歴管理装置9に送信する(ステップS18)。
続いて履歴管理装置9は、受信した履歴情報取得要求に基づいて履歴データベース92から履歴情報を読み出す。そして履歴管理装置9は、履歴情報を情報提示制御装置8に提示(送信)する(ステップS19)。
続いて情報提示制御装置8は、受信した履歴情報を含めた具体的内容を、利用者端末1に提示(送信)する(ステップS20)。
続いて利用者端末1の出力部16は、具体的内容を映像、音声、振動等により出力(再
生)する(ステップS21)。例えば出力部16は、具体的内容を音声アナウンスにより
出力する。そして処理が終了する。
このように本発明によれば、利用者端末1がリアルタイム情報を映像分配装置2に送信し、映像照合装置(31、32)を用いてリアルタイム映像から有意な対象を認識し、照合判定装置5を用いて利用者が興味のある対象・概念に一致する認識対象を選択して処理を継続することで、利用者の周囲の映像中から利用者の興味のある対象を継続的に探索し、該対象に関する有用情報をPUSHで利用者に提示することができる。
また本発明によれば、知識処理判定装置7を用いて利用者が興味のある対象・概念に一致する認識対象を更に選択して処理を継続することで、利用者の興味のある対象に関する有用情報をより選択的に利用者に提示することができる。
また本発明によれば、照合判定装置5及び知識処理判定装置7が、認識対象に係る情報の取得要求を利用者端末1に送信し、利用者は、利用者端末1を介して取得したい有用情報を選択して取得要求を送信するため、利用者は取得する有用情報を自ら選択すること(PULL)ができる。
また本発明によれば、履歴管理装置9を用いて有用情報を履歴として蓄積することで、例えばある商品を認識したら過去の同じ商品を認識した際の履歴を提示することや、現在いる場所でセールが始まったら、過去のセール対象品を認識した際の履歴を提示すること、知らない人を認識したら、過去に認識した人の中から同じ所属の人の履歴を提示すること等が可能となる。
(変形例)
以下に、本発明による実施の形態の変形例について説明をする。図15は、実施の形態の変形例に係る利用者端末1のブロック図を示す。図2に示すブロック図と同一の構成については同一の符号を付し、説明は省略する。変形例に係る利用者端末1は、上述の一実施形態にかかる構成と比較して、映像認識システム17を備える点が相違する。
変形例に係る利用者端末1は、制御部15が、コンテキスト情報に基づいてリアルタイム映像の送信先を映像分配装置2又は端末内の映像認識システムの何れかに切り替える。例えば、コンテキスト情報に含まれる利用者端末1の位置情報に基づいて、外出中は映像分配装置2を使用し、家庭内では端末内の映像認識システム17を使用する。なおリアルタイム映像の送信先は、利用者が操作部12を操作して切り替えてもよい。
このように実施の形態の変形例にかかる有用情報提示システムによれば、例えば自宅等のプライベートな空間や、映画館や図書館等リアルタイム映像をネットワーク上に送信することがはばかられる場面において、利用者が意識することなく又は利用者の判断により、映像をネットワークに送信することを防ぐことができる。
本発明を諸図面に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。具体的には、映像分配装置2、照合判定装置5、知識処理判定装置7等の各機能を重畳させて1つの装置とすることも可能である。
なお、本発明による有用情報提示システムは、図1において2台の映像照合装置(31、32)を備える構成を例示したがこれに限られず、1台であってもよく、又は3台以上であってもよい。
なお、本発明による有用情報提示システムの構成要素は、各々個別のハードウェアとして構成した例を示しているがこれに限られず、各装置の機能を全て搭載した1台のサーバにより構成してもよく、また2台以上のサーバにより構成してもよい。
1 利用者端末
2 映像分配装置
31、32 映像照合装置
4 構成管理装置
5 照合判定装置
61、62 知識処理装置
7 知識処理判定装置
8 情報提示制御装置
9 履歴管理装置
10 コンテキスト管理装置
100 知識管理装置
11 セッション制御部
12 操作部
13 コンテキスト情報生成部
14 リアルタイム映像生成部
15 制御部
16 出力部
17 映像認識システム
21 セッション制御部
22 メディア分配部
311 メディア認識部
312 リファレンス管理部
313 メディア照合部
51 前処理部
52 照合判定部
53 照合判定ルールデータベース(DB)
611 関連情報取得部
612 関連情報選択部
71 知識処理判定部
72 知識処理判定ルールデータベース(DB)
81 制御部
82 メディア変換部
91 管理部
92 履歴データベース(DB)
93 サルベージルールデータベース(DB)

Claims (8)

  1. 利用者端末と、サーバとを備える情報提示システムにおいて、
    前記利用者端末は、リアルタイム映像を撮影して該リアルタイム映像を前記サーバに送信し、
    前記サーバは、
    前記リアルタイム映像と照合用情報とを照合して、前記リアルタイム映像から認識された情報のうち、該照合用情報に一致する特定情報を抽出し、
    前記特定情報と分類照合用情報とを照合して前記特定情報に係る分類情報を作成して、該分類情報を前記特定情報に付加し、
    所定の条件に応じて次に行う動作を定める照合判定ルール情報と前記特定情報とを照合して処理を継続するか否かを判断し、
    処理を継続する場合、前記特定情報に係る関連情報を取得して該関連情報を前記特定情報に付加し、
    前記特定情報に係る具体的内容を前記利用者端末に送信する、
    ことを特徴とする、情報提示システム。
  2. 前記サーバは、所定の条件に応じて次に行う動作を定める知識処理判定ルール情報と前記関連情報を付加した前記特定情報とを照合して処理を継続するか否かを判断し、処理を継続する場合、前記特定情報に係る具体的内容を前記利用者端末に送信することを特徴とする、請求項1に記載の情報提示システム。
  3. 前記照合判定ルール情報と前記特定情報との照合に基づいて処理を継続するか否かの判断は、前記サーバが自動的に判断すること、及び、前記サーバが選択要求を前記利用者端末に送信して前記利用者端末から取得要求を受信した場合、処理を継続すると判断することを含み、
    前記知識処理判定ルール情報と前記特定情報との照合に基づいて処理を継続するか否かの判断は、前記サーバが自動的に判断すること、及び、前記サーバが選択要求を前記利用者端末に送信して前記利用者端末から取得要求を受信した場合、処理を継続すると判断することを含む、
    ことを特徴とする、請求項2に記載の情報提示システム。
  4. 前記サーバは、前記関連情報を付加した前記特定情報を履歴情報として蓄積し、
    前記具体的内容は、前記特定情報とサルベージルール情報とを照合して定まる前記履歴情報を含む、
    ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に記載の情報提示システム。
  5. 利用者端末と、サーバとを備える情報提示システムにおいて、
    前記利用者端末が、リアルタイム映像を撮影して該リアルタイム映像を前記サーバに送信するステップと、
    前記サーバが、
    前記リアルタイム映像と照合用情報とを照合して、前記リアルタイム映像から認識された情報のうち、該照合用情報に一致する特定情報を抽出するステップと、
    前記特定情報と分類用情報とを照合して前記特定情報に係るカテゴリ情報を作成して、該カテゴリ情報を前記特定情報に付加するステップと、
    所定の条件に応じて次に行う動作を定める照合判定ルール情報と前記特定情報とを照合して処理を継続するか否かを判断するステップと、
    処理を継続する場合、前記特定情報に係る関連情報を取得して該関連情報を前記特定情報に付加するステップと、
    前記特定情報に係る具体的内容を前記利用者端末に送信するステップと、
    を含むことを特徴とする、情報提示システムの制御方法。
  6. 前記サーバが、所定の条件に応じて次に行う動作を定める知識処理判定ルール情報と前記関連情報を付加した前記特定情報とを照合して処理を継続するか否かを判断し、処理を継続する場合、前記特定情報に係る具体的内容を前記利用者端末に送信することを特徴とする、請求項5に記載の制御方法。
  7. 前記照合判定ルール情報と前記特定情報とを照合して処理を継続するか否かを判断するステップは、前記サーバが自動的に判断すること、及び、前記サーバが選択要求を前記利用者端末に送信して前記利用者端末から取得要求を受信した場合、処理を継続すると判断することを含み、
    前記知識処理判定ルール情報と前記特定情報とを照合して処理を継続するか否かを判断するステップは、前記サーバが自動的に判断すること、及び、前記サーバが選択要求を前記利用者端末に送信して前記利用者端末から取得要求を受信した場合、処理を継続すると判断することを含む、
    ことを特徴とする、請求項6に記載の制御方法。
  8. 前記サーバが、前記関連情報を付加した前記特定情報を履歴情報として蓄積するステップを更に含み、
    前記具体的内容は、前記特定情報とサルベージルール情報とを照合して定まる前記履歴情報を含む、
    ことを特徴とする、請求項5〜7の何れか一項に記載の制御方法。
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